今回解説する仮面ライダーはエグゼイドです。
「もし、この世界にヒーローが存在するとすれば、彼らの事を言うんだろう。どんな逆境でも、決して諦めずに立ち向かい……人の命を救う。 そんなヒーローたちに、僕たちは守られている」
目次
- 宝生永夢
- 概要
- 医者としては
- 性格
- 怖い一面
- 天才ゲーマーM
- 戦闘能力
- 必殺技
- 過去
- 主な人間関係
- 備考
- 仮面ライダーエグゼイド
- 概要
- 外見
- 変身プロセス
- 性能
- 頭部
- 胴体
- 腕部
- 脚部
- 装備
- ゲーマドライバー
- キメワザスロットホルダー
- ガシャコンブレイカー
- ガシャコンキースラッシャー
- 各ゲーマー(フォーム)
- アクションゲーマー・レベル2
- スペック
- 概要
- 性能
- 戦闘能力
- 必殺技
- ダブルアクションゲーマー・レベルXX
- スペック
- 概要
- 能力
- 活躍
- 映画での活躍
- 必殺技
- マキシマムゲーマー・レベル99
- スペック
- 変身
- 性能
- 戦闘能力
- 離脱
- 必殺技
- ムテキゲーマー
- スペック
- 概要
- 変身
- 能力
- 活躍
- 必殺技
- アクションゲーマー・レベル2
- 先行登場
- アメトーーク
- 劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間
- ゴースト第50話(特別編)
【映画での活躍】
宝生永夢
「患者の運命は、俺たちが変える!」
特撮番組『仮面ライダーエグゼイド』の主役。仮面ライダーエグゼイドに変身するドクター。24歳。血液型はAB型。演じた俳優は飯島寛騎。
概要
聖都大学附属病院の研修医。患者に寄り添い、患者のことを第一に考える心優しい青年。治療のためには高い行動力を発揮。ドジも多いが決して気弱な性格ではなく『患者を救う』という芯の強さを持つ。そのためなら何を言われても引き下がることはない。
場合によっては他のドクターを挑発することで奮い立たせたりと、トガった性格のドクターたちに対しては時として大胆かつ豪胆な面も見せる場面も。スペックや洞察力は高く、バグスターがストレスによって増殖することを見抜いた。
性格
礼儀正しく、ほとんどの相手に敬語で接する。真面目で接しやすい人柄。必要ならどんな努力も厭わない努力家でもあり、ドクターの仕事に誇りを持っている。
たとえ患者が悪人であっても「医者として命を奪えない」と語る。数々の悪行を繰り返した悪の根源に対しても命を救えなかった事に涙した。ただ医者としては当然としても、戦士である仮面ライダーとしては甘い考えであり、飛彩や大我から一喝される事が多い。
ドクターの志
「患者が治っても笑顔にならないと意味がない」という信念を持つ。第1クール(第1話~第12話)では小児科、第2クール(第13話~第24話)では外科、第3クール(第25話~)では内科で研修していた。
首に下げているストラップは研修している科によって変わり、小児科では赤色、外科では青色(飛彩と同様のもの)、内科では橙色。
ライダーとして戦う最中でも患者の救出は忘れない。他のドクターライダーが「医療技術面以外では問題の多すぎる性格」「眼前の目的のために患者を放置するような局面も度々ある」ため、彼が変身を解除してでも救助に向かうこともある。
描写
医学的知識や技術に関しては未熟で理想が先走る面も多く、失敗も多かった。看護師に怒られたり患者の子供にバカにされることもある。
第1話では「ゲーム病」に感染した子どもを「電脳救命センター(CR)」の隔離病棟から大勢の人がいるゲームの発売・発表会場に勝手に連れ出し、仮野明日那からは「ドクター失格ね」と批判された。
溝口みずきのバスタオル姿を見ると動揺しながらも目を伏せて配慮したが、彼女の発言を勘違いして何かを期待するかのような満面の笑みを浮かべるなど、スケベな一面も見せた。
怖い一面
悪意に対してはかなり容赦ない。命を軽視する外道に対しては激昂し口調が荒れることもある。嫌なことに直面するとかなり嫌そうな「虚無の表情」を見せる。
戦いが激化していく中でも患者優先の根っこは決して揺るがないため、患者の治療のためなら誰に対しても一切手を抜かず容赦なく戦う様は、元来の強さもあってラスボスのような風格すら漂わせる。
天才ゲーマーM
正体はかつて「M」と呼ばれた天才ゲーマー。「M」の正体は世間に知られておらず、衛生省も当初は「M」の正体を把握していなかった。
数々のゲーム大会で優勝を果たす程の凄腕で、趣味でゲームをする場合でも達人級の腕前を誇る。また、発売中止になった物も含めてゲームに対しての知識が豊富。バグスター怪人のモチーフになったゲームの内容から的確な戦い方を類推できる。
Mの性格
ゲームを始めると人が変わり一人称が「僕」から「俺」に変化。上司にあたる明日那や鏡飛彩に対しても呼び捨て&タメ口になる大胆不敵な性格となる。
エグゼイドに変身して戦う時の人格もこちらであり、ライダーガシャットの起動スイッチを押す事で人格が変化する(このとき風になびいた前髪と不敵な笑みがアップで映ることもある)。この性格は過去に仕込まれたバグスターウイルスの影響である。
戦闘能力
初変身の際もライダーやバグスター関係の知識を一切持っていなかったにも関わらず、ゲーマーの技術を活かしてゲーマドライバーを初見で使いこなした。彼曰くゲームの説明書を読まないのがプレイングスタイル。
戦闘時の思考はゲーマーらしく、バグスターユニオンに対し「レベルが高い方がゲームで有利」という理由でレベルアップした(すぐに明日那に戻されたが)。
実力は極めて高く、卓越した体術でバグスターを圧倒する。映画では生身でバク転するなど身体能力はあるが、他のドクターや敵には劣り、生身での戦闘はほぼ負けている。
過去
物心が付く前に母を亡くし、医療器具開発責任者の父親もほとんど家に帰らず、転校続きから友達も一人も作れず、ゲームだけが孤独を癒やす手段だった。
当時まだ幼かった永夢は幻夢コーポレーション宛に「ぼくのかんがえたゲーム」のアイデアを記したファンレターを送っていた。それを読んだ黎斗がそのクオリティーに嫉妬。
ゲーム開発の天才と自負していたプライドを損ねられたように感じ、謝礼品のソフトに見せかけたバグスターウイルス入りのメディアを送る。永夢はバグスターウイルスに感染した。本当に欲しかったのは一緒に遊ぶ友達であり、ウイルスは体内でパラドに成長。
交通事故
16年前、8歳の頃、ゲンムコーポレーションから贈られた「マイティアクションC」の攻略に行き詰まった彼は人生に価値を見い出せなかった。
「自分はいてもいなくてもどうでもいい人間である」「自分が世界からいなくなっても誰も迷惑がかからない」「だからそんなどうでもいい人生をリセットしよう」と考え、自動車の前に身を乗り出して自殺を計った。
命の重さを理解していなかったため、ゲームのように人生をリセットしようとしていた。この件は長らくゲーム病の発症による交通事故と思われていた。
ゲームと合格
生死の狭間をさ迷うが、現在衛生省の大臣官房審議官を務める日向恭太郎に命を救われる。入院中に日向から「元気になったご褒美」としてワンダースワンの本体を貰った。この一件から医師を志す。
とはいえ本当に医者になれるのか悩み、ゲームに熱中することで逃避していた。この間にパラドは永夢の身体を乗っ取り、天才ゲーマーと呼ばれるまでにゲームの腕を上げていった。大会ではニコを下した。
ウイルスが育った頃を見計らって黎斗は財前に彼のウイルス採取手術を依頼していた。それによって永夢とパラドは分離し、永夢は自分自身を取り戻し現在へ至る。6年前の大学受験時に一念発起する。ゲームを封印して猛勉強した結果、医学部に現役合格した。
世界で最初の感染
全てのバグスターウイルスとライダーガシャットの根源ともいえる存在。6年前(ゼロデイの1年前)の時点で既に世界の誰より先にバグスターウイルスに感染していた。
そのため他のライダーと異なり、適合者になるための手術を受けていない。黎斗の計画に存在しないマイティブラザーズXXガシャットやマキシマムマイティXガシャットといった、新たなガシャットを生み出すなど超人的な能力を披露している。
更にバグスターウイルスを根絶するための鍵でもあり、人類で唯一バグスターのリプログラミングを行える存在。第14話ラストで大我が独自に行った血液分析の際にモニターに映し出された塩基配列は、ダブルアクションゲーマー同様オレンジとグリーンとなっていた。
必殺技
ライダークリティカルフィニッシュ
ガシャコンブレイカーに仮面ライダービルドガシャットをセットして発動。ブレードモードで刀身にエネルギーを集め、それを振り回して相手を切り裂く。
劇中では変身能力を失っていた永夢が生身の状態で使用。ネビュラバグスターの軍団を撃破した。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』にて披露。
主な人間関係
パートナー。仮面ライダーやバグスターの知識に疎い永夢の教育係。彼女の正体には結構前から気付いていた。第3クールで彼女が敵に回った時には衝撃を隠せず、攻撃することを躊躇っていた。
周囲が彼女を倒そうとしても永夢だけは、彼女を悪人では無いと信じ続けた。第28話にて彼女を救い出す。公式小説によると、彼女のような可愛い女性が好みのタイプ。
天才外科医。飛彩が帰国した際にはCRのドクターを辞めようとするが、患者への「在り方」で意見が食い違い残留。
患者をモノのように扱っているように見えた彼を「こんな人」呼ばわりしていた。「バグスターの撲滅」「患者を救う」目的は共通しているので当初から一応共闘している。
第2クールでは永夢が外科研修に入ったため、彼の指導医となった。第15話以降、理由を明かさず攻撃してきた彼との間に溝ができるが、第21話では協力して患者をオペ。
第22話では「消えていった人達の無念を晴らす」という永夢の思いへの共感を示すなど、関係が改善されつつある。
第24話では「頼りになる3人の仲間」の1人として彼を数えている。第33話では彼の「消滅した恋人と再会したい」と言う望みを肯定したが、同話終盤にて彼は檀正宗に付きCRを離反。だが第38話で戻ってきた彼と共にクロノスを撃破する。
元CRのドクター及び元仮面ライダー。永夢の行いを「お医者さんごっこ」と呼び、ガシャットを追い求める姿に対立。しかし第16話でニコにした説教を聞いて彼なりの決意を感じ取った。
ゲンムを殺すことに永夢が否定した際には、ニコと共に反論していた。第24話では「頼りになる3人の仲間」の1人として彼を数えている。3クール目以降は仮面ライダークロニクルを止めるために本格的に共闘。
監察医。大我に奪われたガシャットを取り戻す代わりに協力を要請してきた。第4話では運転手がいないと真価が発揮出来ない彼とコンビを組んでバグスターを退治。騙されたときには怒りを隠せなかった。
その後紆余曲折を得て彼は「永夢を信じる」事を決意してコンビを再結成、ゲンムを圧倒した。同時にゲンムの正体が発覚し、第7話での誤解も解けた。第12話で彼が消滅時にゲーマドライバーと爆走バイクガシャットを託される。
第13話では貴利矢の死を引きずり、彼を殺したゲンムに怒りをぶつけた。死を乗り越えてからは彼の無念を背負って進み続けることを誓う。第23話では彼から託されたゲーマドライバーと遺されたリプログラミングシステムがゲンム打倒の鍵となった。
第24話では「頼りになる3人の仲間」の1人として彼を数えている。第34話で仮面ライダーレーザーターボとして復活し、正宗に付き従う彼を見て衝撃を受ける。だがこれは正宗を欺くための演技であり、第36話では抜群のコンビネーションを見せた。
檀黎斗(新檀黎斗)/仮面ライダーゲンム
第5話にて初顔合わせ。ガシャットを盗んだ男はどんな理由があれゲーム病の患者であり、失われていい命など無いと言う主張を彼にぶつけた。そんな永夢を彼は「患者の心を自分に写し取る水晶」と例え、思いが踏みにじられる時が来ると諭した。
第11話にて正体を発覚。彼に対する挑戦とも取れる発言を残した。以降も挑発を受け続けその度に退けてきた。第21話で永夢をエグゼイドの装着者に推薦したのは彼である事が判明。第22話では彼こそが永夢がゲーム病に感染した元凶である事が判明した。
同話ではゲーム病を発症した彼を憎しみを堪えて治療するが、優しさは裏切られる。第23話で不死の能力を無効化して撃破。しかし最後まで命を奪おうとはしなかった。結局は救えず消滅してしまったことに意気消沈し、1人涙を流した。
新檀黎斗
第31話では命に対する向き合い方から対立。だが身を挺してポッピーを守った姿を見て若干見方が変わる。「一生許す気はない」とハッキリ宣言し、犬猿の仲ながらパラドクス戦では息の合ったコンビネーションで彼を圧倒した。
彼に対するスタンスは変わらず、仮面ライダークロニクルを終わらせて生きて罪を償わせることである。
ただ、第33話でクロノスの対処方法を双方が思い付いた時には意気投合した。一応味方サイドに付いたこともあって、「天才ゲーマー」と「天才ゲームクリエーター」としては仲の良い一面を見せる事もある。
第34話では腐敗して使用不可能になっていた永夢のゲーマドライバーが黎斗によって修復。永夢の顔には自然と笑顔が浮かんでいた。だがそもそも腐敗させたのは黎斗。
日向恭太郎
16年前に重傷を負った永夢を助けた元医師で衛生省の役人。永夢からは命の恩人かつ、医師として目指すべき存在として尊敬されている。
第9話にてバグスターウイルスに侵され、CRで治療を受ける。第10話ではグラファイトが消滅したことで完治した。第23話で黎斗を止めるように指示。戦いが終わり黎斗を救えず意気消沈する彼に「誇りを持て」と諭した。
敵対するバグスターの幹部であり、永夢に感染したバグスター。永夢と戦うことに何より執着している。他のライダーを全てライダー名で呼ぶパラドがただ1人本名で呼ぶ。
第28話では、ポッピーを救おうと必死になり自分に真剣に向き合わない永夢の態度に業を煮やしたのか遂にパラドが自身の体を乗っ取る。
第29話で全ての秘密が彼から語られた。第39話でニコがゲムデウスに感染。治療に必要なガシャットロフィーゲットを入手するべく、容赦なく消滅させる。
だが、直前でパラドのデータをセーブしており、マイティブラザーズXXガシャットからパラドを復元させる。「命の大切さ」をパラドに教え込み、心からの謝罪を受け入れてクロノス打倒のため共闘する。
第21話で初対面。黎斗の過去とゼロデイの真相を知ろうとした。第32話以降は仮面ライダークロニクルの運営を通して全人類の命を管理しようとする彼と対立。命を尊ばない姿勢、人を従わせるための非道な策などから「お前それでも人間かよ」と罵倒するほど。
第36話で変身したムテキゲーマーの力で初めてクロノスに土をつけた。だがそれ以降変身能力の元であるパラドを狙われ、第39話では策により自らパラドと戦わざるを得ない状況に。
備考
名前の由来は当初、患者の笑顔を取り戻すを信条とする人物設定のため「笑む」からの着想であったが、最終的に「宝箱から生まれた永遠の夢」から宝生永夢となった。永夢はその夢を具現化させているため、「幻の夢」を社名に戴く幻夢コーポレーションと対になる。この他に『ゲーム』にも掛けていると思われる。
演じた飯島寛騎氏は放送開始時20歳であり(1996年8月16日生まれ)、永夢の4歳下である。平成ライダーの主人公では最も役と中の人との年齢差が大きい。(歴代主人公全体では、飛電或人役の高橋文哉氏とのタイ記録)
仮面ライダーエグゼイド
「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」
概要
宝生永夢が変身する仮面ライダー。この場合「M」が主人格となり、決め台詞や決意表明を叫んでから変身する。マイティアクションXの主人公「マイティ」がモチーフ。
主なエナジーアイテムはチョコブロック。対応する雑魚バグスターウイルスはパティシエ風となり、調理器具などを装備している。
メインカラーはピンク。トゲトゲした髪のような形状をした頭部がトレードマーク。従来のライダーとは異なり、マンガやゲームのキャラクターのようなキリッとした瞳がバッチリ存在しており、暗闇で発光する。目は巨大なゴーグルやバイザーが保護。
変身
右手にガシャットを構え機動スイッチを押すと、どこからともなく風が吹き出て「M」の人格となる。
そしてガシャットを突き出した後腕を大きく回し、ガシャットを半回転させ左手に持ち代え勢い良くドライバーに挿入する。直後にパネルが出現するので、目の前に来たら右手を突き出して選択する。
能力
アクションゲームをモチーフとしているため、軽やかな動きで敵を翻弄する戦法を得意とする。ゲーマドライバーには最大2本のライダーガシャットを装填することができ、その種類によってレベルや戦闘能力、ゲーマと呼ばれる強化武装が変化。
ゲームエリア内に出現する「エナジーアイテム」を取得することで戦いを有利に進められる。永夢はゲーマーらしく、アイテムメダルを使ってのパワーアップも積極的に行う。
性能
頭部『EXヘッド-ACT〇』
〇にはレベル名等が入る。
視覚機能
視覚センサー『アイライトスコープ』はハイスピードカメラ並みの撮影機能や、夜間戦闘用の発光装置を持つ。ミクロサイズのバグスターウイルスの観察も可能。
フェイスゴーグル『ダイナミックゴーグル』が衝撃や汚れから視覚センサーを守る。表面に塗布された耐爆クリアコーティング剤によって十分に強度が高められており、決して割れない。
その他
索敵装置『リアクトシグナル』が周囲の動体反応を捕捉・識別。自動的に追跡マーカーをセットする。内部モニターのレーダーマップには捕捉した敵や味方、エナジーアイテムの位置などが表示される。
聴覚センサー『センダーイヤー』は周囲の雑音を遮断。必要な音だけが聞こえる。秘蔵通信機能で特定の相手と会話できる。吸気装置『エアフレッシュガード』は取り込んだ空気から有害物質を除去。変身者の健康を守る。
余剰に取り込んだ空気を利用して、スーツ内部の温度や湿度を最適な状態に保つ。内部には圧縮エアも蓄えられているため、水中での長時間活動も可能。
胴体
ボディスーツ『アクションギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。常人離れした身体能力をもたらす。運動能力と反応速度を重視した調整が施されており、装着者の技量がそのまま戦闘力として反映される。
胸部に体力ゲージ『ライダーゲージ』が表示される。残存体力を可視化しており、ゲージが尽きると死ぬ。他のライダーと協力して戦う際は、ゲージの多い者が率先して前へ出る、瀕死のライダーに回復アイテムを優先取得させるなど、お互いのゲージを確認することで安全かつ効果的な戦術が可能となる。
肩部は『マルチアンブレイカー』が保護。全身を覆うように装甲強化剤を噴射し、一定時間防御力を引き上げられる。
四肢
腕部『EXグロウスアーム』、脚部『EXグロウスレッグ』にレベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」が搭載。
レスポンスが良く、攻撃の出が早いため、素早い攻撃で畳みかけられる。瞬発力に優れており、高い走力を活かして相手との距離を一気に縮め、素早く攻撃を仕掛けられる。
拳を覆う強化グローブ『クイックファイトグローブ』表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。バグスターウイルスにパンチを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
バトルシューズ『クイックファイトシューズ』がエア噴射による滞空や落下タイミングの調整、二段ジャンプなど、アクロバティックな動きを可能にする。バグスターウイルスにキックを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
装備
ゲーマドライバー
本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。バグスターウイルスへの対抗を目的とした医療機器の一種。2つのスロットを持ったゲーム機にも似た形状で、カラーリングはマゼンタと蛍光グリーン。
ベルト中央の発光パネル『ハイフラッシュインジケーター』には仮面ライダーや装填中のライダーガシャットをイメージしたグラフィックが表示される。コマンドメニューや攻撃時のエフェクト等を空中投影する。
変身
普段はバックルの状態で携帯し、腹部に当てることでベルト『フィッティングバインド』が出現し装着される。
ベルトの長さは装着者の体型に合わせて自動的に調整される。装着者から吸収した生体エネルギーを利用して、ドライバーの各システムを稼働させるためのエネルギーを生み出している。
左にある『メインガシャットスロット』の内ドライバー中央寄りのスロットにライダーガシャットを挿入すると、挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、変身プログラムなどを自動的に実行してレベル1に変身する。
レベルアップ
ドライバーの『アクチュエーションレバー』を右に開くことで装填中のライダーガシャットに組み込まれた強化プログラムが実行され、レベル2に変身する。逆にレバーを戻すことでレベル1に戻ることも可能。
外側のスロットに2本目のライダーガシャットを挿入してレバーを開くと、能力強化や新たな装備の実体化が行われて、レベルアップする。レバーを閉じた後、ドライバーからライダーガシャットを抜き取ることで、変身が解除される。
性能
データ実体化装置『GDハイパーモジュール』がライダーガシャットに記録されているデータを元に、スーツや武器などをゲームエリア内に実体化させる。
データ通信装置『GDアップデーター』はドライバーの性能向上を図るため、戦闘データなどを開発会社のデータサーバに自動転送する。システム不具合を解消する修正パッチなどは、自動的にダウンロード・インストールされる。
内部機能を保護する外装パーツ『アウターガードケース』は成形加工しやすい軽量かつ高強度の素材が使用されており、表層には耐水性、耐熱性、耐衝撃性を高めるコーティング剤が塗布されている。熱暴走を防ぐためのクーラーユニットを搭載。
危険性
ドライバーを扱うためには適合手術を受け、微量のバグスターウイルスを投与して体内にバグスターウイルスの抗体を作る必要がある。人間の遺伝子を持つことも必須。
適合者の判別機能により装着者が適合者と認められた場合のみドライバーの機能が発動する。適合者であれば他のライダーの使っていたドライバーも使える。適合者でなくても一応装着だけは出来る。
適合者以外が使っても変身できず、ゲーム病のようになり死ぬ。バグスターのように人間の遺伝子を持たない者は、ダメージは受けないが使えない。
扱い
重要な部分はブラックボックス化されており、一時は開発者の黎斗が離反及び死亡した事で新造どころか修復も困難な貴重品になっていた。復活した新檀黎斗がCRと協力体制を結び直した事で修復が可能になった。
現在劇中に登場しているドライバーの数は6基。その内永夢が最初に使用していた1基が戦闘によって使用不能となっていたが、後に黎斗によって修復されている。
開発にはゲーム会社「幻夢コーポレーション」の檀正宗と檀黎斗、大手医療機器メーカー「メディクトリック」の宝生清長らが関わっている。
キメワザスロットホルダー
左腰に備え付けているホルダー。下部の『サブガシャホルダー』に2つライダーガシャットをセットして携帯可能。最上部の『キメワザスロット』上部のボタン『ホルダースイッチ』を押すと、ゲームエリアのステージをセレクトできる。
セレクトすると違う場所にワープするため、自分とバグスターを移動させたりその場から緊急脱出することも可能。後者の場合変身を解除するとそのエリアからはじき出され元の場所に戻る。
性能
『コネクトチャージャー』がキメワザスロットホルダーとゲーマドライバーを繋ぐ。ドライバーとのデータ連動をリアルタイムで行うと同時に、システムの稼働に必要なエネルギーを受け取っている。
制御装置『クリティカルディスチャージャー』が技の出力や挙動を自動的に制御し、命中率を引き上げる。ボディスーツの強化リミッターを解除し、身体能力を限界以上に強化することで技の威力を底上げする。
必殺技
『キメワザスロット』に挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。『ホルダースイッチ』を押すことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動。
さらにもう一度ボタンを押すことで、ホルダーに搭載された強撃破砕システム「ストライクオルタネーター」が作動し、ライダーガシャットの特性に応じた強力な必殺技が発動する。必殺技がヒットすると、『会心の一発!』という音声が流れる。
ガシャコンブレイカー
マイティアクションXガシャットに登録されたハンマー型のガシャコンウェポン。ガシャットの所持者の意志に応じて出現する。ゲーム「マイティアクションX」でも主人公のマイティが使用する。
ハンマーモードとブレードモードの2タイプを使い分けて戦う。コントロールパネル『アタックラッシュパッド』のBボタンを連打した後にガシャコントリガーを引いた後に攻撃すると、ボタン連打回数に応じた連続攻撃が発動する。
ハンマーモード
「バ・コーン!」
出現時の状態。モード変更装置『モードトランサー』の白いボタンを押すことで変形する。打撃装置『ハンマーエリミネーター』に接触したバグスターウイルスなどを、超高圧の衝撃波で分解・無力化する。
ブレードモード
「ジャ・キーン!」
コントロールパネル「アタックラッシュパッド」上のAボタンを押すことで変形。劇中ではこちらの形態が主に使われる。
刃『ブレードエリミネーター』は斬撃に沿って無数のレーザーワイヤーを展開し、バグスターを分解・無力化する。グリップ『EXPグリップ』は攻撃スピードを重視した軽量設計。使用者の戦闘能力に応じてシステムデータを更新し、武器性能を向上させる。
必殺技
スロット『ガシャットスロット』に挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。
その後、トリガー『ガシャコントリガー』を引くことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動し、その特性を付加した強力な武器必殺技が発動する。
ガシャコンキースラッシャー
マイティブラザーズXXガシャットに対応したブレード型のガシャコンウェポン。ダブルアクションゲーマー及びマキシマムゲーマー、ムテキゲーマー時に使用する。
第14話で初登場。攻撃装置には殺菌効果を持つ特殊な光を照射する装置「レイステリライザー」を搭載している。
中央のコントロールパッド『アタックラッシュキーパッド』に緑・オレンジ・黄色それぞれ3つずつ計9つのキーとそれを囲むように3つのエンターキーが備わる。
グリップ『EXPグリップ』は武器のモードに合わせて重心バランスを自動調整し、攻撃時の挙動を安定させる。使用者のレベルに応じて出力リミッターを解除し、武器の威力を上昇させる。
ブレードモード
「ジャジャジャッキーン!」
緑色のエンターキー「BLADE」を押して起動する剣形態であり基本状態。刃『ブレードエリミネーターGKS』に接触したバグスターウイルス等を分解・消滅させることが可能。長大な光刃を形成し、斬撃で周囲の敵を一掃することもできる。
アックスモード
「ズパパパーン!」
橙色のエンターキー「AXE」を押して起動する斧形態。刃『アックスエリミネーターGKS』は攻撃時に発生する衝撃閃光波でバグスターウイルス等を消滅させることが可能。破砕力に優れており、敵の装甲を一撃で打ち砕くことができる。
ガンモード
「ズキュキュキューン!」
黄色のエンターキー「GUN」を押して起動する銃形態。銃撃装置『ガンエリミネーターGKS』の光弾やビーム照射によってバグスターウイルス等を消滅させることが可能。射程、威力、連射性が高いため、敵の位置や数に関係なく、あらゆる状況に対応できる
強攻撃
エンターキーでモード選択後に同色のアタックキーを三回以上押し、もう一度同じエンターキーを押してグリップにある「ガシャコントリガー」を操作して発動。
(例:「GUN」を押した後に9つキーの内の"黄色いキー"を3回押して再度「GUN」)ガシャットに依存しない強力な攻撃を放つ事ができる。
必殺技
スロット『D-ガシャットスロット』に挿入されたガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。
その後、トリガー『ガシャコントリガー』を引くことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動し、その特性を付加した強力な武器必殺技が発動する。
マイティブラザーズXXガシャットやマキシマムマイティXガシャットのようなデュアル系列のガシャットだけではなく、通常のガシャットを2本挿しすることでそれらの特性を組み合わせた必殺技を使える。
主要ゲーマー(フォーム)一覧
アクションゲーマー・レベル2
「ゲームの説明書を読まないのが、俺のプレイングスタイルだ! 見てろ、天才ゲーマー「M」のプレーをな! 大変身!」
ガッチャーン! レベルアップ! マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!!
スペック
身長:205cm
体重:97kg
パンチ力:5.7t
キック力:10.2t
ジャンプ力:ひと跳び43.1m
走力:100mを3.2秒
概要
ゲーマドライバーのレバーを右に開くことで更に変身する形態。これでようやく今までのライダーと同じ頭身をした姿になった。本格的にバグスター駆除のために戦う。
レベルアップ時には変身音に合わせてジャンプ・キックを行い、レベル1のボディを分離しレベル2の姿になりながら決めポーズを取って着地する。
戦闘能力
レベル1と比較すると機動性が大幅に向上。エア噴射による滞空や落下タイミング調整、二段ジャンプなど、スピーディーかつアクロバットな動きで格闘戦を仕掛ける。自慢のジャンプ力で高所からパンチやキックを叩き込む。
反面パワーは下がる。ガシャコンブレイカーのハンマー・ブレード両モードを用いて、勢い良く敵をぶっ叩いたり切り裂いたりする。
性能
胸部を銀色のプロテクター『メックライフガード』が保護。急所に受けたダメージを全身に分散させて、内部中枢に深刻なダメージが行かない。
残存体力が少ない程プロテクターの防御力が上昇。管理モジュール『エクスコントローラー』がデバッグモードへの移行や特殊技の発動時のシステムを制御。
腕部と脚部に銀色のガードパーツ『メックビルドガード』を装着。熱攻撃にさらされると耐熱性が上昇するなど、受けたダメージに応じてパーツの構造を組み換え、耐久性が高まる。
必殺技
マイティクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにマイティアクションXガシャットをセットして発動。右足にエネルギーを収束して敵に連続でキックを浴びせる。第1話で初披露した。
最終回では普通のライダーキックとして使用。ライダーレボリューションでは連続で敵にキックを放ち、ラストに敵を蹴り上げる。
マイティクリティカルフィニッシュ
ガシャコンブレイカーにマイティアクションXガシャットをセットして発動。ハンマーモードではエネルギーを纏わせた後跳躍して、頭上から敵を殴りつける。
第2話で初披露したが、発動途中でブレイブが先に相手を倒してしまい不発。第5話では空中から繰り出し地面を叩き、発生させた衝撃波で敵を撃破した。
ブレードモードでは刀身にエネルギーを纏わせた後、頭上に構えて高速に回転して敵に突進し、鋭い斬撃を連続で喰らわせる。第3話で使用。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』第7話にゲスト出演した際はシシレッドのレグルスインパクトと同時に発動。ピンク色の斬撃を飛ばしてスペースイカデビルを撃破した。
マイティタドルクリティカルフィニッシュ
第9話にて恩人の日向を助けようと躍起になり、タドルクリティカルフィニッシュを発動しようとしたブレイブからガシャコンソード・氷剣モードを強奪して使用。
氷の道を作って敵のところまで接近し、凍らせた敵を二刀流で斬り刻む。撃破後はガシャコンソードを放り投げている。
爆走クリティカルストライク
キメワザスロットホルダーに貴利矢から受け継いだ爆走バイクガシャットをセットして発動。レーザーと共に発動していた時とは違い、バイクゲーマー・レベル2をゲーマとして召喚する。ただし元のレーザーとは違い、ドライバーを装備しておらず、アイライトスコープからは瞳が消えている。
爆走クリティカルフィニッシュ
第7話で使用。ガシャコンブレイカーにレーザーから借りた爆走バイクガシャットを装填して発動し、レーザーレベル2のドリフト走行に合わせたで連続回転斬りでコラボスバグスター(ギリギリチャンバラ)を撃破した。
特別な必殺技
ガンバライジングクリティカルフィニッシュ
ネットムービー『仮面ライダーゲンム』にて披露。ガシャコンブレイカーにガンバライジングガシャットをセットして発動。
クウガからエグゼイドまでのライダーズクレストが融合してガンバライジングのロゴ型エネルギーに変化。それをガシャコンブレイカー・ハンマーモードで撃ち飛ばし、敵に激突させる。
ガンバライジング
出現したレーンの上に召喚した「GANBARIZING」カードをセットすることでライダーズクレストが円形に出現。
ガシャコンブレイカー・ハンマーモードにガンバライジングガシャットをセットすることで、ライダーズクレストが収束して「GRZ」マーク(ガシャットヘンシン4弾からはガンバライジングロゴ)に変化。
ハンマーモードで打って相手を拘束した後に上空から打撃、フィニッシュ後は足元の「GRZ」マークと共にポーズを決める。ガシャットヘンシン3弾にてガンバライジングガシャットをスキャンするとこちらの技になる。
太鼓の達人クリティカルストライク
キメワザスロットホルダーに太鼓の達人ガシャットをセットして発動。ネットムービー『仮面ライダーゲンム』にて披露。
ガンバライジングガシャットで召喚された響鬼の放つ「鬼棒術・烈火弾」を『太鼓の達人』をプレーする要領で曲に合わせながらマイバチで受け止めつつ、巨大火球に収束させて一気に打ち返す。
劇中では『エグゼイド』主題歌「EXCITE」を「おに」のフルコンボでクリアした。ちなみに同曲はアーケード版『太鼓の達人』にも収録されている。
ガンバライジング
エグゼイドのみパックアクションゲーマーで使用する。流れる曲は他の必殺技と同じく「EXCITE」。
譜面に合わせて太鼓を叩き「ドン」の音符を次々と相手に撃った後、強打で「ドン(大)」の音符型ビームを放ちフルコンボとなる。ガシャット以外で発動できるカードも数枚あり、1枚はタイトルロゴおよびどんちゃんとかっちゃんが一緒に描かれている。
ダブルアクションゲーマー・レベルXX
ガッチョーン!
「だ~~~い変身!」
ガッチャーン! ダブルアーップ! 俺がお前で!お前が俺で!(ウィーアー!)マイティ!マイティ!ブラザーズ(ヘイ!) XX !!
「俺はお前だ!」
「僕はあなた…!」
「「超キョウリョクプレーでクリアしてやるぜ!!」」
スペック
身長:206cm
体重:98.9kg
パンチ力:32.3t
キック力:40.6t
ジャンプ力:ひと跳び66.6m
走力:100mを2秒
※本編パラメータによれば攻撃・防御・クリティカルはRの方が高く、素早さと器用さはLの方が上の様子。
概要
レベルXの状態でゲーマドライバーのレバーを閉じ、再度開くことで変身する第2強化形態。初登場は第13話。1人で2人の仮面ライダー。全身各部の機能によって耐久力と体力が底上げされたため、ライダーゲージは3本に増加している。
永夢の人格を持つオレンジを基調とした「XX R」と、Mの人格を持つ青緑色を基調とした「XX L」に分裂する。この姿の原形は永夢が小さい頃に考えた二人組のヒーローのアイデアを模している。
XX L
エグゼイドから見て右側。人格は「M」で一人称は「俺」。主に戦闘を担当する。ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「シャカリキスポーツ」「爆走バイク」の二つ。
パラドが体内に居る状態だと、こちらにパラドが変身する。 その性質を利用して体内のパラドを強制的に分離させる事も可能。41話ではパラドクスへのフォームチェンジもした。
XX R
エグゼイドから見て左側。人格は「永夢」で一人称は「僕」。患者の救助やRのサポートなどを行う。ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「マイティアクションX」「ゲキトツロボッツ」の二つ。
ガシャコンウェポンであるキースラッシャーは1本しかなく、召喚もRの方からしか出来ないため、片方に渡す・渡してもらうを繰り返しながら戦う。『ガンバライジング』や本編ガシャコンブレイカーと同時召喚する事で解決している。
戦闘能力
それぞれがレベルX相当の能力を持つ。息の合った連携攻撃などで敵を攻撃する。2人の協力プレイによってレベルXXとしての真価を発揮する。
連携強化装置「スマッシュリンカー」を搭載しており、同時攻撃を成功させることで、数秒間だけ全能力が通常時の2倍にまで上昇する。
初変身時は人格の分裂による混乱と、「ゲンムとの戦闘〈R〉」と「バグスターの討伐(ゲーム病の治療)〈L〉」のどちらを優先するかで揉み合いになり、同一人物なのに喧嘩を始めた。二人が『俺はお前で 僕はあなた』と双方の人格を肯定した事で混乱が解けた。
性能
頭部『EXヘッド-DOU-XX/R(L)』
フェイスゴーグルが『コープバトルゴーグル』に強化。相方の視界を投影し、状況をリアルタイムで把握できる。
思考共有装置『バトルコミュニケーター』に聴覚センサーや音声通信機能を搭載。相方と思考を共有することで、複雑な連携を用いた高速戦闘を可能にする。
胴体
肩部に装着されたシールド発生装置『R(L)-フェイスアンブレイカー』から目には見えない特殊な光線バリアを発生させ、敵の侵入や攻撃を防げる。
ボディスーツが『D-アクションギアスーツ』、ガードパーツが『D-メックビルドガード』プロテクターが『D-メックライフガード』、管理モジュールが『エクスキーパッド』。
肩が『ブラザーアンブレイカー』、グローブが『エクスファイトグローブ』、シューズが『エクスファイトシューズ』に強化された。
初登場
『平成ジェネレーションズ』にて本編に先駆けて先行登場。 財前美智彦=ゲノムスが永夢をゲームの世界へと追放するため、ゲーマドライバーにマイティアクションXガシャットとプロトマイティアクションXガシャットを同時挿入。
プロトガシャットのバックファイアで苦しむ永夢だったが、突如永夢は眼がオレンジと青緑に発光。2つのガシャットがマイティブラザーズXXガシャットへと変貌。永夢をダブルアクションゲーマーレベルXXに変身させた。
なおこの際にはレベルXを経由せず、永夢の状態からアクションゲーマー・レベル2を経て、マイティブラザーズXXのパネルを通過。レベル2が二分割してレベルXXに変身していた。変身した記憶も覚えていなかった。
本編の活躍
平成ライダーの中でも珍しく非常に重要なポジションの中間フォーム。第13話ではそれまで圧倒的だったゲンムゾンビゲーマーレベルX相手に互角以上に戦った。
第14話では協力プレイによってゲンムとアランブラバグスターを同時に倒すなど、以降は味方陣営の最高戦力として活躍することになる。だが元々のガシャットが危険なこともあってか、永夢は当初変身解除後に猛烈な頭痛に襲われた後、気絶してしまっていた。
その後の活躍
第29話以後は天才ゲーマーMとしての力と人格がなくなったため使用不可に。第40話で前回の戦いで取り込んだパラドを復活させるためにマイティブラザーズXXガシャットを使用して変身した。この戦い以後はパラドと和解したため再び変身できるようになった。
第41話の戦闘では、パラドを体内に受け入れた直後に永夢が変身。前回の檀正宗のリセットにより失っていた天才ゲーマー「M」の力を取り戻す。
同時にクロノスの攻撃をレベルXXに変身することで素早く躱し、パラドと分離。隙を見て双方レベル99に変身した。
映画
「1人で2人の仮面ライダー」から「2人で1人の仮面ライダー」「2人で2人の仮面ライダー(普通)」への運用に切り替わっている。
映画『トゥルー・エンディング』ラスト・『平成ジェネレーションズFINAL』冒頭のエグゼイド・パラドクス対ビルド戦では、最初2人ともバグスターウィルス戦から引き継いでのダブルアクションゲーマーだった。
必殺技
マイティダブルクリティカルストライク
ゲーマドライバーのレバーの開閉で発動。二人で連続攻撃を行い、レベルXに戻って相手を空中に打ち上げる。
その後、再び分裂してRが左足、Lが右足にエネルギーを収束させ、ダブルライダーキックを食らわせる。本人たちも認めるオーバーキル。
映画『平成ジェネレーションズ』にて初披露した際はR、L共に右足にエネルギーを収束させ、 「ライダーキック!」の掛け声と共にL、Rの順で交互に飛び蹴りを叩き込んだ。
マイティブラザーズクリティカルフィニッシュ
ガシャコンキースラッシャーにマイティブラザーズXXガシャットをセットして発動。ブレードモードではX状に交差するエネルギー刃を飛ばし、敵を斬り裂く。
この時キースラッシャーがもう1本出現する。『ガンバライジング』ではXX Lが召喚したガシャコンブレイカーのマイティクリティカルフィニッシュと同時に発動する。
ライダーレボリューションではガンモードとアックスモードで連続攻撃を繰り出し、すれ違いざまにX字に切り裂く。
アクションロボッツクリティカルフィニッシュ
マイティアクションXガシャットとゲキトツロボッツガシャットをスロットにセットして発動。 二人で構えたガシャコンキースラッシャー・ガンモードから強力なビーム弾を繰り出す。
マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
ガシャコンキースラッシャーにマキシマムマイティXガシャットをセットして発動。レベルXX Lがガンモードで一度使用した。
マキシマムゲーマー・レベル99
「俺の運命は…俺が変える!」
マキシマムマイティX !
「マックス大変身!」
マキシマムガシャット! ガッチャーン! レベルマーックス! 最大級のパワフルボディ!ダリラガーン!ダゴズバーン! 最大級のパワフルボディ! マキシマムパワー!エーックス!!
「俺のレベルはマキシマム……。レベル99だ!!」
スペック
マキシマムゲーマ装着時
身長:256㎝
体重:256㎏
パンチ力:99t
キック力:99t
ジャンプ力:ひと跳び99m
走力:100mを0.99秒
脱着時
身長:205㎝
体重:97.0㎏
パンチ力:99.0t
キック力:99.0t
ジャンプ力:ひと跳び99m
走力:100mを0.99秒
概要
ゲーマードライバーにマキシマムマイティXガシャットを装填して変身する中間フォーム。初登場は第23話。
「M」の人格の際にはスイッチを起動後、手をXのポーズで交差させる変身ポーズでガシャットを挿入。29話〜36話での通常の「永夢」の人格ではマイティアクションx、マイティブラザーズxxと同じポーズでガシャットを挿入する。
ドライバーにセットしてレバーを開くことでレベル2の姿になると同時に、 巨大な「マキシマムゲーマ」を召喚、エグゼイドの頭部が象られた「アーマライドスイッチ」を押すことでゲーマがエグゼイドを格納し変形、レベルアップが完了する。
初変身経緯
レベルX の力を手に入れた檀黎斗に対抗するため、貴利矢が遺したシステムがデータとして入った新型ガシャットを第22話で作成。だが大我が使用しても起動しなかった。
飛彩が分析した結果、バグスターの遺伝子を書き換える力『リプログラミング』を持つ新型ガシャットは以前マイティブラザーズXXを生み出した永夢なら使える、と判断する。
ガシャットを受け取った永夢が変身を試みるも失敗。ゲンムのガシャコンスパローの攻撃から永夢を庇った飛彩が彼を激励する。すると貴利矢が託した思いを再び立ち上がる。
目を赤く発光させた永夢は体内のバグスターウイルスが活性化。ブランク状態だった新型ガシャットは『マキシマムマイティアクションX』ガシャットに変化した。
戦闘能力
平成ライダー最強クラスのクウガ・アルティメットフォームにさえキック力以外全て勝り、そのキック力も1t差と僅差。走力も群を抜いており、第24話ではモータスバグスターレベル20のバイクを楽々と追い抜いた。レーザー・レベル2よりも速い。
巨大な見た目通り、肉弾戦を主体としたパワフルな戦い方が得意。防御力にも優れている。見た目に似合わず機動性・俊敏性にも秀でており、敵に素早く接近して攻撃を仕掛ける。手足は伸縮自在なので攻撃範囲も広い。
パワースラスターによる飛行も可能。ガシャコンウェポンはダブルアクションゲーマー同様ガシャコンキースラッシャーを使用する。
離脱
緊急時はガシャット側面の「EXシュートスイッチ」を押す事で、 アーマーライドスイッチが元の状態に戻り、射出装置「EXベイルアウター」により外部にエグゼイドが射出。
射出されたエグゼイドは姿こそレベル2と同じだが、 スペックはレベル99相当を維持。身軽に戦いたい場合には積極的に射出しており、マキシマムゲーマが空気になっている。
その際マキシマムゲーマは自動稼働状態になる。2Pキャラの様にエグゼイドを援護してくれ、ダブルアクションゲーマーの強みも受け継いでいる。
リプログラミング
マキシマムゲーマー最大の特徴である特殊システム。リプログラミングとは遺伝子研究にまつわる立派な医学用語であり、初期化または再プログラム化を意味する。
コンピュータのリプログラミングともダブルミーニングとなっており、攻撃対象のバグスターウイルスの能力を自由に追加・削除・書き換えることができる。
リプログラミングは他フォームでもガシャコンウェポンによる必殺技で使用出来るが、マキシマムゲーマーは自身の通常攻撃にリプログラミング効果を付与出来る。
活躍
第23話では不死身のゾンビゲーマーレベルXやそのバグスターウイルスをリプログラミングし不死性を剥奪、攻略を可能にし撃破した。さらに黎斗の体内のバグスターウイルスの抗体をリプログラミングし、変身をも不可能にした。
第28話では仮面ライダーポッピーをリプログラミングし、洗脳を解く事に成功。だがこれにより黎斗がかけていた「宿主の記憶」の封印も解けた。
同じレベルを持つパーフェクトノックアウトゲーマーレベル99の登場以降は仮面ライダークロノス等の強敵が増えたため、苦戦・敗北が多くなった。
第33話では新黎斗がクロノスのポーズを破って必殺技でリプログラミングを試みるが、ブレイブの突然の裏切りにより不発に終わる。なぜかレベル50のただの斬撃に防がれた。
映画の活躍
『超スーパーヒーロー大戦』では当時のエグゼイドの最強戦力だった事もあってライダー側の最後の切り札として登場。巨大化のエナジーアイテムの効果により何と戦隊ロボサイズにまで巨大化と言うシリーズ初のパターンを編み出した。
劇中では首領の操縦する首領専用モライマーズロボを相手にフタゴキュータマにより2体になったキュウレンオーと共闘。
激闘の末に、2体のキュウレンオーに大気圏へ放り投げられた上にオリオン号の棍棒で地表に打ち返された事で隕石の如し加速スピードを得た「マキシマムクリティカルブレイク」と2体のキュウレンオーが放った「キュウレンオーダブルメテオブレイク」により勝利した。
後日談である『仮面戦隊ゴライダー』の最終決戦時にエグゼイドの最強戦力として登場。一度はトーテマの力を得た事によりトーテマ外装態に変貌したゲンムに打ち負けるが、変身解除にまでは至らず、ゴライダーとの共闘によりゲンムとトーテマに勝利した。
性能
上半身
頭部は『EXヘッド-MAX99』に強化。強化装甲スーツ『マイティパワードスーツ』は変身者の動作を補助・強化。
これまでの戦闘データから生み出された特殊なコーティングが施されており、バグスターからの攻撃への高い防御性能を持つ。ガードパーツが『ヘビーメックガード』に強化。
胸部
制御装置『ブレストシグナル』が全身各部の出力調整を行い、いかなる状況でも最大限のパフォーマンスを発揮できる。エグゼイドが強化アーマーから射出された際は、オートモードへと移行し、自律的に戦闘をサポートする。
『マイティフェイスガード』が保護。表面に塗布された耐爆クリアコーティング剤によって十分に強度が高められており、100t以下の攻撃を安全に受け止められる。
スキャニング装置『アイライトスキャナー』も搭載。周囲の全バグスターウイルスを瞬時に解析してリプログラミングを円滑に進める。
四肢
腕部・脚部の『EXストロングアーム&レッグ』は重機並みのパワーを発揮可能。伸縮機構を利用して遠く離れた敵も攻撃できる。
拳の『リビルドファイトナックル』表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。
シューズの『リビルドファイトブーツ』はパワースラスターが内蔵されており、高速移動や連続空中ダッシュを行える。どちらも攻撃時にリプログラミングを実行し、バグスターウイルスの能力を書き換えられる。
必殺技
マキシマムクリティカルブレイク
ゲーマドライバーのレバー開閉で発動。リビルドファイトナックルで地面を殴りつけ衝撃で相手を空中へ浮かせたあと、そこへライダーキックを叩きつける。
リプログラミングの効果があり、人間のライダー相手なら命中さえすれば抗体を無効化して変身不能に出来る。パラドクス・レベル99戦では単なる飛び蹴りで披露。しかしパーフェクトノックアウトクリティカルボンバーに打ち負けた。
本編外の描写
『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』では、ショッカー首領三世/大蜘蛛第首領の駆るビッグモライマーズロボに使用。フタゴキュータマの力で2体に分裂したキュウレンオーの支援を受け大気圏外までジャンプ後、 オリオン号のバッティングにより隕石のごとく加速し、超強力なキックで止めを刺した。
『ガンバライジング』では拳を地面にぶつけて発生させた衝撃波で相手に攻撃した後、 ダッシュ移動で地面を滑って相手に近づき、エネルギーを纏い大きくなった右手でパンチする。
マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
ガシャコンキースラッシャーにマキシマムマイティXガシャットをセットして発動。 ガンモードではエネルギー弾を発射し、ブレードモードではそのまま切りつけたり、巨大なエネルギー刃を飛ばす。
挿し直しを挟まずガンモードでの砲撃→ブレードモードでの斬撃と言うコンボも可能。 どちらも命中させることでリプログラミングシステムの効果を発揮できる。そのためバグスターユニオンに対しても攻撃が通る。
ゴライダーバズーカ with エグゼイド
ゴライダーの腰のベルトにあるタイフーンから発する風のエネルギーを吸収し、強力なエネルギーの弾丸を放つ。
ゴライダーハリケーン
ゴライダー版ゴレンジャーハリケーン。『仮面戦隊ゴライダー』ではマキシマムゲーマーレベル99も参加しており、オーバーヘッドキックでエンドボールを叩きこんだ。
ムテキゲーマー
「勝負だクロノス!天才ゲーマーMの力を…見せてやる!」
ハイパームテキ! ドッキーング!
「ハイパー…大・変・身!」
パッカーン! ムゥゥテェェキィィィ! 輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー! ハイパームテキエグゼーイド!!
「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
スペック
身長:217㎝
体重:119.0㎏
パンチ力:128.0t
キック力:128.0t
ジャンプ力:ひと跳び128m
走力:100mを0.128秒
概要
ゲーマドライバーにマキシマムマイティXガシャットとハイパームテキガシャットを装填して変身した最終フォーム。初登場は第36話「完全無敵のGAMER!」。いかなる敵が現れようとも、変身者の心が折れない限り決して負けることはない。
クロノス同様レベルが設定されていない形態。カラーリングは黄金がベース。基本的に永夢が戦うときは仕事(患者の治療)の場合が多く、ムテキゲーマーにも特にデメリットがないため、変身可能な場合は大抵真っ先に変身する。
変身
「ハイパードッキングジョイント」によりゲーマドライバーにセットされたマキシマムマイティXガシャットに隣接する形で合体。ハイパームテキガシャットの上部スイッチを押すことでカバーが開き作動。
ムテキガシャットで生成された粒子がマキシマムゲーマ内部に送り込まれ、黄金のアーマーを生成。黄金に光ったマキシマムゲーマーレベル99から射出されたエグゼイドが黄金の星を纏うことで変身完了する。
独特の変身ポーズは永夢役の飯島氏が考案した、ムテキの「ム」をイメージしたもの。セレクトで天に手をかざしているのはオープニング「EXCITE」の終盤の永夢が腕を上にあげてエグゼイドに変身するシーンが元ネタだ。
パターン
直接変身時は、マキシマムマイティXを挿しドライバーを開けた後、変身ポーズをとってハイパームテキをマキシマムマイティXと合体。二つのスイッチを押した後右腕を掲げてレベル99に変身。その後射出され黄金の星を纏い着地する。
短縮直接変身時は永夢が黄金の星を纏って変身する。パラドとの同時変身の際にはアクションゲーマーがマキシマムゲーマに格納されると共にムテキ化、マキシマムゲーマがキャストオフのようにはじけ飛ぶというプロセスを踏んだ。
「ガシャットエングレイブ」が開いてゲーマドライバーのディスプレイ部を覆い、 上部にはムテキゲーマーのグラフィック、下部にはマキシマムゲーマのグラフィックが表示される。
初変身経緯
檀正宗の変身する仮面ライダークロノスに対抗する為に様々な策を使うも、その先を行く正宗に対して新檀黎斗は、攻略方法を用意していないクロノスを攻略する為に「完全無敵のガシャット」としてハイパームテキガシャットを開発した。
それを使おうとする永夢だが、天才ゲーマーMの力を失っていたために失敗。そこで永夢はポッピーを通じてパラドを呼び出す。
以前に新黎斗と行った「クロノスのバグルドライバーⅡにバグスターとして入り込む」攻略法のためにポッピーのバグヴァイザーⅡに入るよう依頼。
パラドはクロノス攻略後の決着を条件に承諾する。永夢はクロノスを前にバグヴァイザーⅡを体に突き刺し、パラドを自身に注入、再融合して天才ゲーマーMの力を取り戻す。
復活した「M」はマキシマムゲーマーに再変身、正宗をノせていた貴利矢からハイパームテキガシャットを受け取り起動に成功。クロノスはすかさずポーズをかけるが、時を止めてもムテキガシャットはそのまま動き続け、黄金の最強ゲーマーが誕生した。
戦闘能力
仮面ライダークロノスに対抗するべく作られたため、身体能力はクロノスの完全上位互換。全スペックでクウガのアルティメットフォームを凌駕している。特に足の速さはすさまじく、素の状態で平成ライダー歴代3位の速さである。
さらに余剰エネルギーをチャージした発光強化粒子「スパーキングリッター」を全身を覆うように放出することで一定時間戦闘能力が上昇。 変身時と全身発光時はパンチ・キック力を含めたすべての能力が2倍にまで上昇する。
ポーズ中でも自由に動け、制限時間も存在しない。ワープが可能でカイデンバグスターの剣術を避けたり、逃げようとしたパラドクスを捕獲した。
活躍
文字通り無敵。それまで伝説の仮面ライダーとして猛威を振るっていた仮面ライダークロノスを常に圧勝した。
唯一クロノスが対抗手段とされて檀正宗により思考ルーチンを書き換えられてクロノス以上の戦闘能力となった最強のラスボス「ゲムデウス」にも負けなかった。
現在まで、ファイナルステージに登場したムテキゲーマー抗体であるゲムデウスムテキ以外には設定通り一切ダメージを受けていない。
正宗はムテキゲーマーとの真っ向勝負を避け、永夢に感染しているバグスターであるパラドを倒して永夢の変身能力を奪う等、間接的な対処を強いられた。
映画『平成ジェネレーションズFINAL』
平行世界・『仮面ライダービルド』の世界の住人である最上魁星からもその力を危惧され、他のゲーマーライダー共々無力化しようともしていた。
最上の計画を知った葛城巧も計画の阻止の切り札として自身の開発していたビルドではなく、ムテキゲーマーの力を頼りにしていた。
バイカイザーとの高速戦闘においてハイパーライドヘアーを振り回して直接斬撃。ビルド・ラビットタンクスパークリングフォームのスパークリングブレードと共に繰り返し放つことでバイカイザーを追い詰めている。
小説『マイティノベルX』
リプログラミング攻撃が効いている。ムテキゲーマーではなく変身者たる永夢に作用したリプログラミングは有効だったのかもしれない。しかし一方で「あらゆる攻撃を無効化」するとも公式サイトに記載されており、詳細は不明。
ゲンム ゴッドマキシマムゲーマー レベルビリオンに対しては、互いに決め手に欠ける(ゴッドマキシマムゲーマーはバフではないためスペック勝負では勝てないと思われる。
数十年単位の勝負になるため、寿命がある分、ムテキゲーマーが不利と、永夢が判断している。また黎斗側も戦いを回避し、ガシャットを強奪し変身を防いだ。
描写
パラドが消滅してしまうと永夢が仮面ライダーの変身能力を失ってしまうため、そこが唯一無二の弱点になっている。同じムテキゲーマーの力を持った攻撃を防ぐことは出来ない。
第40話ラストで檀正宗が発動させたリセットによって「仮面ライダークロニクル」のゲーム進行が巻き戻された影響で、一度はハイパームテキガシャットが消失し、ムテキゲーマーへの変身が不可能となってしまう。
しかし、第41話で黎斗がハイパームテキガシャットを再開発した事でムテキゲーマーの力が復活。この時に新機能として「セーブ機能」を搭載された事で、クロノスの発動したリセットを完全に無力化する事に成功した。
性能
頭部『EXヘッド-MTK』
後頭部から複数伸びる伸縮自在の刃『ハイパーライドヘアー』は 頭部を激しく振り回すことで黄金の竜巻を起こして周囲を切り裂く。クロノスとの戦闘では身体を拘束し地面に叩きつけた。
頭頂部から伸びる「ハイパーライドブレード」は敵の戦闘システムに干渉して攻守に影響を及ぼす全ての機能を停止させる。視覚センサー『ホログラムアイライト』や保護ゴーグル『ヴァーテックスゴーグル』、索敵装置『リアクトクリスタル』に強化。
胴体
ボディスーツ『ムテキギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。驚異的な身体能力をもたらす。過去の戦闘データを踏まえた調整が施されており、装着者の技量に合わせて反応速度が引き上げられる。
全身各部を保護する黄金のアーマー『EXムテキアーマー』に全身機能を管理する装置を内蔵。必殺技発動時の完全無敵状態を再現・維持する。敵の攻撃は全て無効化されるため、ダメージを受けない。
腕部や脚部に装着された星形のガードパーツ『アルティメックガード』が攻撃時の衝撃や反動を吸収。変身者への負荷を最小限に抑える。
発光強化粒子「スパーキングリッター」の流れを管理し、余剰分をハイパーライドヘアーに貯蔵。オーバーフローによる自壊を防ぐ。
四肢
肩部『スパーキングショルダー』は特殊フィールド発生装置。自身とゲームエリアを隔てる遮断フィールドを展開。ポーズなど敵の特殊能力による影響を防ぐ。ゲームエリア内に時空の歪みを発生させ、任意のポイントにショートワープが可能。
腕部及ぶ脚部『EXコンプリートアーム&レッグ』は攻撃性能が極限まで高められており、高威力かつ視認不可能な高速攻撃を連続で叩き込む。その能力は、エナジーアイテムによってパワーやスピードを最大強化した状態に匹敵する。
拳を覆う強化グローブ及びバトルシューズ『ヴィクトリーファイトグローブ&シューズ』表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、その威力を10倍に引き上げる。
エア噴射による滑空や落下タイミングの調整、無限ジャンプなど、アクロバティックな動きを可能にする。攻撃判定などを自動調整する機能を備えており、任意で攻撃を多段ヒットさせることも可能。
必殺技
ハイパークリティカルスパーキング
ハイパームテキガシャット上面のスイッチを2度押して発動。第36話ではスパーキングリッターを纏った状態で瞬間移動の如き超高速移動を駆使し連続キックを相手に叩きこみ撃破する。クロノスを圧倒した。
セーブ機能が出た回では、リセットの影響が回避され狼狽するクロノス目がけて画面外から奇襲をかけた。第37話ではガシャコンキースラッシャー・ブレードモードにエネルギーを纏わせて連続斬りつけ、カイデンを撃破。
いずれも技を放ち終わった直後は相手にダメージが無く、時間差で相手の全身から無数の当たり判定「HIT!」「GREAT!」「PERFECT!」が炸裂し一斉に敵にダメージが入る。
ドクターマイティクリティカルフィニッシュ
ガシャコンキースラッシャー・ブレードモードにドクターマイティXXガシャットを装填して発動。刀身にワクチンを纏わせて敵を切り裂くと同時に体内に流し込み、ウイルスを無力化するとともに敵を弱体化させる。第42話で初披露。
ゲムデウスに使用し、ワクチンで無力化・弱体化させると同時にゲムデウスウイルスによるパンデミックを食い止めた。
本来キースラッシャーに挿した場合、クリティカルフィニッシュはキースラッシャー側のみの音声だが、ドクターマイティXXガシャットの場合のみガシャット側も「クリティカルフィニッシュ」と発声するため、3者の音声が同時に鳴り響く。
マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
マキシマムマイティXガシャットをガシャコンキースラッシャーにセットして発動。リプログラミングの銃撃を放つ。ゲムデウスクロノスの抗体のリプログラミングを試みるも、デウスランパートで防御されてしまった。第43話で使用。
先行登場
アメトーーク
2016年8月4日に放送された『仮面ライダー芸人』に、エグゼイド・レベル1が登場した。地上波としては初めて姿が発表された。収録当時はまだ情報が解禁されていなかったのか、その姿と動きを見て出演者一同は唖然としたりツッコミを入れたりした。
2016年8月6日より公開された『仮面ライダーゴースト』の劇場版オリジナル作品タケル達が敵の拠点である塔に向かう途中、ダークネクロムB率いる眼魔軍団に襲われた際にエグゼイド・レベル2が現れた。
格闘ゲームや某配管工などどこかで見たことがあるようなアクションを見せた。エフェクト等も本編と異なる。タケルは第50話にてエグゼイドらしき存在が描かれた絵を見た際に「こいつ、どこかで」と発言。ここでの出会いはあまり覚えていなかったようだ。
声は飯島寛騎本人が担当しているが、エンドロールではネタバレを防ぐために「???」と表記されている。
ゴースト第50話(特別編)
スペクターやネクロムと交戦した自身に姿が似ている黒いライダー(ゲンム)と間違われ、ゴーストと交戦してしまう。
しかし、「人の想いを繋ぐ」ために戦うタケルは謎の敵「バグスター」から「人の命を救い、世界の運命を変える」ために戦う彼の想いに気付き誤解が解ける。素顔で対面はしなかったが、戦いの後に想いを通わせたため、エグゼイドのゴースト眼魂が誕生する。
劇中の活躍
初変身
自身が担当する少年がバグスターウイルスに感染してゲーム病を発症した。本来は仮面ライダーの適合者候補ではなかったが、明日那の持っていたライダーシステム一式を勝手に使用してエグゼイドに変身。バグスターを撃退する。
本来の適合者は外国に出張中の飛彩が予定されていたが、それを待ちきれなかった明日那が天才ゲーマー「M」を探していた。永夢を適合者と認めたのは彼女の独断によるもので、永夢=天才ゲーマー「M」というのも全くの偶然だった。
CRでの活動
当初はバグスターから人々を救うという重大な使命を前に「自分にできるのか」と迷い、飛彩がCRに来た際にはCRにドクターは2人もいらないと言われCRを辞めようとも考える。
だが彼の「患者と関わらず、ただオペをするだけ」という考えに疑問を抱き、CRと小児科を兼任。ゲーム病に苦しむ患者の笑顔を取り戻すため、バグスターとの壮絶な戦いを繰り広げる。
第15話では永夢がバグスターを研究しようとする財前の実験台にされ、偶然にもゲーマドライバーの適合者になっていたことが判明。
永夢本人は「ゲームの全国大会前に徹夜続きで練習したせいで熱を出し、16年前に自分が手術を受けたときのような夢を見た」という形で当時のことを認識しており、ゲーム病の自覚はない。
ドクターの意思
第17話では善良なバガモンを倒した黎斗の言葉から自分の身体に疑いを抱き始める。第18話ではパラドに反逆された黎斗がその意趣返しとして永夢がバグスターウイルスに感染している事を堂々と暴露。ゲーム病の症状が著しく進行。気絶してしまう。
パラドが永夢を乗っ取ったことで、第19話では消滅を免れる。一時、患者をいたわる心を無くし、「M」としてゲームを楽しむだけの性格に変貌。だが飛彩の叱咤と、身体を張った行動を見て本来の性格を取り戻す。
第20話ではゲーム病を恐れてエグゼイドへの変身をためらっていたが、今度は大我から「ビビって戦えないならガシャットを置いて去れ。自分の身だけ守って笑ってろ」と言う言葉を受け、逆に奮起。恐れを乗り越えて変身した。
天才の行方
第29話でのパラドとのマイティブラザーズでの一戦以降、リプログラミングにより永夢の「天才ゲーマーMとしての力」が失われた。
第36話ではそのことでハイパームテキガシャットの起動に失敗。新檀黎斗が行った方法でクロノスのポーズを無効化し撃破するようパラドを説得しバグヴァイザーⅡに潜ませる。
しかしそれはゲーマー「M」の力を取り戻すための嘘であった。目論見通りもう一度パラドと融合することで「M」の人格が復活。ムテキゲーマーへの変身を成功し、クロノスに一泡吹かせた。第39話、ニコはゲムデウスのゲーム病を発症。治療のためパラドを倒した。
『仮面ライダーエグゼイド トリロジーエンディング』
全3部に登場。『ゲンムVSレーザー』にて、永夢がレベルビリオンになったゲンムを相手にムテキゲーマーで立ち向かおうとしたが、貴利矢に「ドクターのお前にあいつの命は奪えない」と断じられたため、仮面ライダーエグゼイドには変身しない。
『仮面ライダージオウ』
EP03「ドクターゲーマー2018」
聖都大学附属病院に所属する小児科医として登場。アナザーエグゼイドが生み出した「誰もクリアできないゲーム」について調査していたが、いつからか行方がわからなくなり、病院では無断欠勤扱いとなっていた。
ただ行方不明になる前に「誰もクリアできないゲーム」の特殊コマンドをドイツ語で書いたメモを残していた。それを使ってソウゴとゲイツはゲームの世界にやって来る。
そこでジオウとゲイツがアナザーエグゼイドを倒した後、永夢が現れ、エグゼイドに変身。突然2人に向かって襲い掛かる。
EP04「ノーコンティニュー2016」
時間を停止して現れたタイムジャッカー・オーラがアナザーエグゼイドを復活させた影響で変身が解けた永夢はライダーとしての記憶を失う。
ソウゴ達からアナザーライダーについての詳細を知ると彼等から協力を求められるが、「僕のやるべき事は、君達とは根本から違うから」と協力を拒否。どこかに立ち去ってしまう。再度ゲームエリアに潜入した永夢はアナザーエグゼイドを発見する。
彼に呼びかけられたアナザーエグゼイドは変身を解き、飯田の姿に戻る。飯田の息子であるケイスケは今も病院で苦しんでおり、永夢は父親が傍にいる事でケイスケが生きる力を取り戻せるよう、飯田をゲームエリアから連れ戻す為に行動していたのだ。
ケイスケの死が近付いている事に焦った飯田は再びアナザーエグゼイドとなり、その場から姿を消してしまう。ソウゴはケイスケの治療を医者である永夢達に任せ、自分はアナザーエグゼイドを止めに行くと宣言。
それを聞いた永夢は、何故か持っていたというエグゼイドライドウォッチを取り出し、「持ち主が現れた時に返そうと思っていた」と告げてソウゴに託す。
2016年での戦い
アナザーエグゼイドを倒すべくエグゼイド第2話の時間に飛んだゲイツは、アランブラバグスターを撃破しているこの時代のエグゼイドとブレイブを発見。
永夢と飛彩に事情を説明するが、この時点では2人はゲイツの話を信用していなかった。しかしこの時代でアナザーエグゼイドが誕生した事により、この時代の永夢にも歴史改変の影響が起こり始める。
その後、ジオウとゲイツがアナザーエグゼイドと対峙する中、駆けつけた永夢もエグゼイドに変身して加勢するが、歴史改変の影響で力を保てず、途中で変身が解ける。
ジオウがエグゼイドアーマーの力を引き継いでアナザーエグゼイドを撃破した後、ソウゴは永夢にケイスケの病気について話し、天才外科医である飛彩に治療して欲しいと依頼。その際に「未来で俺と永夢を繋げてくれる物」として彼からブランクウォッチを託された。
ガンバライジング
映画特典カードやバッチリ金ピカカードの先行登場を経て、ガシャットヘンシン1弾より本格参戦。レベル1、レベル2共にCP、LRで登場。
LRのアビリティは1番目にカードを出すと必殺威力の強化に加え、昨年に引き続きAP+20持ち(加えてバーストゲージアップ)である。バースト後は必殺の超強化に加え相手のライダーガッツ率を大幅に下げる。
玩具連動システムであるガシャットスキャンチャンスを使用可能。表面がマキシマムゲーマー、ムテキゲーマーのカードを使用(またはガシャットスキャンチャンスでフォームにレベルアップ)すれば固有システムのマキシマムチャンス、ムテキチャンスを発動できる。
チームボーナス
エグゼイド系ライダー3枚をチームに入れると『ウィーアー仮面ライダー!』、皆の笑顔を守るライダーとチームを組むと『マイティキック!』、明日のパンツでどこまでも行けるメダルのライダーと組むと『メダルでパワーアップ』。
運命を決める隕石のライダーと組むと『イカした髪型!』、同じく医者であり(映画での話だが)同じ変身の掛け声で変身するエックスなライダーと組むと『大変身!X!』、同僚の甘党のライダーと組むと『サイバーレスキュー!』。
同じ姿をした黒いエグゼイドと組むと『黒き映し身』、全ての始まりであるライダーと組むと『仮面ライダー45周年』、アバターライダーと組むと『アイムアゲームライダー!』のチームボーナスが発生する。
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以上です。これで紹介を終えます。