【天道のかわいい妹!】日下部ひより / シシーラワーム&天道樹花【仮面ライダーカブトのヒロイン!】

2021年12月9日木曜日

ヒロイン解説 仮面ライダーカブト 怪人解説

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 今回は『仮面ライダーカブト』のヒロインである日下部ひよりと天道樹花を解説します。
目次
  • 日下部ひより
    • 概要
    • 性格
    • 料理
    • 絵画
    • 過去
    • ネイティブ
    • 人物関係
      • 天道総司 / 仮面ライダーカブト
      • 天道樹花
    • 劇中の動向
      • 少年の疑念
      • 正体判明
      • 引きこもり
      • 最終章展望
    • 『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』
      • 死亡
    • 備考
  • シシーラワーム
    • スペック
    • 概要
    • 能力
    • 備考
  • 天道樹花
    • 概要
    • 性格
    • 過去
    • ワームへの認識
    • 人物関係
      • 天道総司
      • 日下部ひより
    • 樹花語録

日下部ひより
「初めてだ。人のためにサバ味噌つくったの」

 概要

 年齢18歳。一人称は「僕」。ネイティブの一体・シシーラワームの正体。演じたのは里中唯(7年前:藤井玲奈)。東京タワーにほど近く竹宮弓子が経営する洋食店「Bistro la Salle」のアルバイト店員で、加賀美新の同僚。
 ミステリアスな美少女。ボクっ子竹宮弓子から気にかけられている。ペットのオウムと暮らしている。特殊能力の持ち主無機物と会話が可能。バイクに話しかけて状態を把握した。ライダーベルトを触れるだけで修復した。

 性格
 他人とのコミュニケーションが不得手。積極的に関わろうとはしない。無愛想かつ乱暴な言葉遣いが目立つが、性格は優しい。強く頼まれると断れないお人好しな面もある。人混みも苦手。天道を待っている間に倒れてしまったこともある。
 彼女なりに周囲の人々を気にかけてもおり加賀美新が加賀美亮(擬態)の件で落ち込んだ際は、天道の家を訪ねて「なんとかしてやれ」と気遣ってもいた。

 料理
 ネイティブの感覚ゆえか料理の腕前は一流。料理にうるさい天道や剣が絶賛するほど。洋食よりも和食が好みなのか、賄いとして店のメニューにはない鯖味噌を作ることもある。料理は温かいものが好き。
 料理の腕前は弓子にも認められており、たびたび「店に出してみては」と打診されていた。だが、自信がないのかひよりは断っていた。しかし、しばしば自身の料理を褒める天道にも背を押され、のちに独自のレシピを考案するようになった。

 絵画
 絵を描くのが趣味。よく一人で愛用のスケッチブックに妖精の絵を描いており上手い。またスケッチに出かける際などに乗る愛用の自転車を大切にしている。しかし、誰か他人のために絵を描いたり料理をすることは当初ほとんどなかった。

 過去
 実は天道総司の妹。18年前、天道総司(当時は日下部姓)が3歳の頃、父親・日下部総一と身籠もっていた母親・日下部さとみがネイティブによって殺害・擬態された。
 その際に胎児までコピーされ、その胎児が生まれ人間「日下部ひより」として育てられた。7年前の渋谷隕石落下でネイティブの両親を失い天涯孤独の身となった。
 このとき奇妙なベルトを巻いた少年(7年前の天道総司)を目撃。以来、彼が両親の命を奪ったと思い込んでいる。

 ネイティブ
 両親から自身の正体については明かされておらず、ネイティブである自覚はなかった。実際に変貌を遂げるまで自分が人間だと信じ続けていた。オリジナルのひより(に当たる存在)は生まれることがなかったためコピー元の人格は存在しない。
 人間として生きてきたため人間に対する悪意や破壊本能なども有していない。ネイティブとしては極めてイレギュラーな存在である。

 人物関係

天道総司 / 仮面ライダーカブト
 ひよりの兄。ある日、露天の店員に声をかけられず立ち尽くしていたところ、見かねて会話に夢中な店員を咎めた天道総司と出会った。後日、来店した天道が店内に漂う香りから鯖味噌を注文。
 断ろうとしたひよりは弓子に後押しされて注文に応じ、初めて他人のために鯖味噌を作る。そして「美味い」と褒めた天道から「自身を持て」と言われ、これを機に彼との交流が始まった。
 以後、天道はひよりの賄い目当てによく来店。半分は彼女を見守る意味もあったと思われる。何かと自身を気にかける天道に少しずつ心を開いていった。

天道樹花
 総司の義理の妹。総司を通じて交流していく。料理を振る舞うようになり、日常的に天道の料理を口にしている樹花からも「お兄ちゃんと同じ優しい味」と評されていた。

 劇中の動向

少年の疑念
 天道と加賀美のライダーベルトを目にする。二人のどちらかが7年前に目撃した少年ではないかと疑念を抱く。ただ、二人が本気で自身を気にかけていることもあり、真実を確かめたいと考え始めた。
 天道や加賀美とともに立入禁止の渋谷「エリアX」へ踏み込む。二人の変身を目撃した以外に収穫はなかったが、天道と加賀美が「マスクドライダー計画」の秘密の一端に触れることになった。

正体判明
 間宮麗奈に付きまとわれてシシーラワームとして覚醒。自身が人間ではないと知って大きなショックを受ける。ZECTの幹部である三島正人の指示を受けた影山瞬に狙われる。
 すると、天道はひよりを倒したと装って彼女を守ろうと画策。ここでひよりの過去も明かされる。天道を信じようとしたひよりだが、彼が立ち聞きしていた加賀美を連れ出した隙にまたもや麗奈が出現する。

引きこもり
 再び訪れたエリアXにて、因われていた擬態天道総司と接触。その瞬間、三島がテストしていたハイパーゼクターの暴走に巻き込まれ、擬態天道とともに時空の彼方にある異世界へと飛ばされる。
 思い悩んだ末、ひよりは元の世界にワームである自分の居場所はないと考え、擬態天道と一緒にそこへ留まることにする。のちに一時的に元の世界へ戻っても、帰還する意志はないと天道に告げて帰還。
 しかし、時空の彼方へ迎えに現れた天道から、彼が戦うのは相手がワームだからではなく、人間に危害を加えるからだと告げられる。人間として暮らす決意を固めた彼女は、差し出された彼の手をとって元の世界へと戻ってきた。

最終章展望
 根岸との対決を決意した天道により、サルでのシェフデビューを強引に決められ、弓子にも後押しされてデビューメニューの試作を始めた。
 のちに天道が姿を消すと、不在の彼に代わって樹花の食事も作りつつ料理の試作を続行。戦いが終わったのち、自身が考案した「ひよりみランチ」を完成させた。性格も今までより明るいものとなっていた。

 『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』
 天道総司の妹。地球に巨大隕石が落下した7年前、兄とともに建物の崩落に巻き込まれ、そのまま生き別れとなった。現在では西宮弓子が経営する洋食店「ビストロサル」で働いており、1年ほど前から秘密機関ZECTに所属する加賀美新と付き合っている。
 隕石落下の影響で不治の病に侵されており、かかりつけの医師からは余命わずかと宣告されている。余命については周囲に打ち明けておらず、加賀美にプロポーズされた際は嬉しいと感じながらも断っていた。

死亡
 ハイパーゼクターを捜して旅をしていた天道がサルに来店。ひよりは天道が兄だとは気づかなかったが、彼はひと目でひよりが妹と察する。のちにワームに襲われた際も天道に助けられている。
 その際、余命の件を天道と加賀美に知られたが、ショックを受けてなお「家族に」という加賀美を受け入れ、サルでの挙式を決めた。
 しかし、加賀美がZECTに呼び出されている間にひよりの容態が急変。駆けつけた天道から兄だと明かされ、彼を立会人として加賀美と病室で挙式。直後に力尽きて息を引き取った。

 備考
 ひよりの正体は企画当初からの決定事項だった。東映公式によれば種類まで決定しており、本作OPに登場する羽や妖精のイラストもその伏線。なお作中ひよりが描いている妖精のイラストは仮面ライダー555海堂直也を演じた唐橋充が手掛けている。
 無機物と会話ができる(第1話)、ライダーベルトを触れるだけで修復する(第9話)といった特殊能力や、間宮麗奈ことウカワームのひよりに対する「お前を調べさせてもらう」という発言(第26話)もその伏線である

シシーラワーム
 スペック

身長:216.0cm
体重:115.0kg
特色/力など:擬態、クロックアップ、機械などの修復能力、砂鉄砲、テレパシー

 概要
 カゲロウの特性を持つネイティブ第31話にて判明したほかのネイティブと違い、細身で女性的な見た目をしている。ひよりは人間として育ち、穏やかな性格のため、自分の意思でネイティブの姿に変化したことはほとんどなかった。

 能力
 テレパシーを使える他、人間体の姿の時にも顕現させていた壊れた機械を触れただけで直せる。武器は砂鉄砲。
 設定上は背中からはカゲロウのような2対の羽が伸び、飛行することも可能。成虫のワームと同じく、共通の一定時間のみ可能な超高速移動「クロックアップ」も発動可能。

 備考
 名前の由来はカゲロウを意味する「sisyra」から。天道を演じた水嶋ヒロが、カブト放送終了後に執筆した小説のタイトルがKAGEROUだったりする。
 『仮面ライダーディケイド』のカブトの世界ではリ・イマジネーションのカブト/ソウジの妹であるマユの正体。原典同様自分がワームであることを知らなかった。

天道樹花
「おばあちゃんが言ってたの。『そばにいないときは、もっとそばにいてくれる。』って」

 概要

 天道総司の義理の妹。年齢13歳。聖華学園中等部2年A組。バドミントン部所属。演じたのは奥村夏未世の中で唯一天道をヘコませることができる貴重な存在。『カブト』のストーリーの清涼剤的存在。
 自宅を掃除しつつを往き、を慈しむ少女」と兄の自己紹介を真似るお茶目な一面も見せていた。「おばあちゃんは言っていた」と兄同様格言を言うこともある。

 性格
 性格は明るく活発で天真爛漫ひよりがツンデレ気質のヒロインなのに対し樹花はお兄ちゃん大好きっ子で、妹キャラ好きに人気がある。
 本編では天道家の朝のシーンを中心に登場。食べることが好きで、兄の作る朝食が何よりも楽しみ。毎日の天道が作ってくれる食事に「今日もお兄ちゃんの料理おいしいね!ぐー!」など言って天道を喜ばせている。
 毎回趣向を凝らしてその美味しさを表現する。毎朝きっちり感想を述べているのは、樹花なりの感謝の表れなのかもしれない。

 過去
 3歳のとき、両親を失った総司が母方の祖母の家に引き取られて天道家に入る。樹花はその数年後に誕生した。血の繋がりこそないが天道とは実の兄妹同然といえる。
 7年前、渋谷に隕石が落下した際は天道に助けられた。以降「困ったときはいつも兄が助けに来てくれる」と2度と怖い思いはさせないと約束してくれた兄を信じている。

 ワームへの認識
 天道がカブトの資格者だったこともあり、岬祐月(擬態)や風間大介(擬態)に狙われたほか、学園の理事長がワームと結託していた関係でワームに擬態されてもいた。
 しかし、天道や加賀美らの活躍もあって、樹花はまったく気づかぬまま難を逃れる。ワームについては対ワーム秘密組織「ZECT」の存在が公にされる終盤まで知らず、仮面ライダーついては最後まで存在を知らぬままだった。

 人物関係

天道総司
 現在では広い自宅で総司と二人暮らしをしながら学生生活を送っている。頭脳明晰な兄に勉強を見てもらっているお陰で成績は学年トップ。全国模試の順位発表でもたびたび1位を獲得していた。
 兄と祖母のことを誰よりも崇拝している。しかし兄のナルシストぶりにはやや呆れている。優秀な天道を尊敬し、世話になっている自分は幸せだと感じている。
 一方、いつも自宅にいる天道を心配し、学校へ行くなり働くなりした方がよいのではと考えてもいた。性格故に友達のいない天道を案じており、加賀美新が家に訪れた際は兄が友達を連れて来たのは初めてだと喜んでいた。

日下部ひより
 天道が味の秘訣を知りたいと自宅に招いた日下部ひよりとも知り合う。彼女をさん付けで呼んでいた。彼女の心が天道から離れそうになった際は一緒に昼食をと強く誘い、天道の料理を通じて彼女の心を繋ぎとめてもいる。
 最終決戦から1年後のエピローグでは「ひよりお姉ちゃん」と呼んでおり、(事情を知ったかまでは定かではないが)ひよりと姉妹になった模様。

 樹花語録
  • どうせ食べるなら、最初に最高の物を食べなさい。
  • そばに居ない時は、もっとそばに居てくれる。
  • 小さな親切を受けたら、大盛りで返しなさい。
  • 料理は人から人へ受け継がれ、その味は人と人をも結ぶ。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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