今回解説する仮面ライダーはスナイプです。
「お医者さんごっこなんてやめて、ゲームを楽しもうぜ!」
目次
- 花家大我
- 概要
- 過去
- 医者として
- 目的
- ツンデレ
- 真実
- お化け
- 関連人物
- 仮面ライダースナイプ
- 概要
- 変身ポーズ
- 外見
- 装備
- ガシャコンマグナム
- スタンヘキサマント
- 各ゲーマー(形態)
- シューティングゲーマー・レベル1
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 必殺技
- シューティングゲーマー・レベル2
- スペック
- 変身
- 戦闘能力
- ビルドガシャット
- 必殺技
- コンバットシューティングゲーマー・レベル3
- スペック
- 変身
- 性能
- 必殺技
- ハンターシューティングゲーマー・レベル5/ドラゴンガン/フルドラゴン
- スペック
- 変身
- 性能
- フルドラゴン
- 必殺技
- シミュレーションゲーマー・レベル50
- スペック
- 概要
- 変身
- 性能
- リスク
- 必殺技
- 余談
- 仮面ライダークロノス(花家大我Ver.)
- スペック
- 概要
- 変身
- 性能
- 必殺技
- バグルドライバーⅡ版
- 概要
- 性能
- 備考
- プロトシューティングゲーマー・レベル1(プロトスナイプ)
- 概要
- 概要
- 負担
- 戦闘能力
- ゼビウスシューティングゲーマー
- 概要
- 外見
- 必殺技
- 『ガンバライジング』オリジナル形態
- シューティングゲーマー・レベル1
- 劇中の活躍
- 序盤
- 中盤
- 仮面ライダークロニクル編
- 飛彩との和解
- 最終決戦
- 最終回後
- 余談
- ガンバライジングでは
【初変身&初戦闘】
花家大我
『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。 名前の読みは『はなや たいが』。 仮面ライダーに変身する適合者の一人。仮面ライダースナイプの変身者。1987年11月27日生まれ。齢は29歳。血液型はAB+。 演者は松本享恭。
概要
とある廃病院を根城としている超一流の闇医者。黒髪に白髪の混じった髪型が特徴。第3話OP後の提供では「心の中も黒いが髪が一部白いのは仕様です。」と言われていた。
命を軽んじるような発言に対して激昂するなど、医者としての仕事に関しては相応の責任感と自身の技量への高いプライドを持っている。
患者は紹介のみ受け付けているがそれなりに彼の診察を求める者はいる模様。病院から見放された患者たちが大金を持って診察に来るため、それで生計を立てている。手術料などは要相談らしい。全うな医療現場を離れても腕は落ちていない。
性格
「仮面ライダーは自分1人で十分」との考えを持ち、他の仮面ライダーとの戦闘を肯定する。一匹狼タイプで挑発的・好戦的な言動が目立つ。
当初は身勝手にも見える行動が多かった。言動は荒いが根は真面目。患者を救えなかった過去に囚われ、自分一人で全てを背負いこもうとする。
バグスターの殲滅という意味では永夢達と目的は同じだが、彼は手段を選ばない。医師を恐れることでストレスを生むと永夢が見抜いた少年の患者に、あえて白衣を着て近づき、バグスターをおびき出した。
描写
先んじて仮面ライダーになっていただけあり、生身の状態でもバグスターウイルス(今作の戦闘員)を圧倒する高い戦闘能力も有する。会話の途中で「エアクオート」というジェスチャー(顔の横にピースサインを作り、指を数回曲げる動作)をすることがある。
自分と同じ仮面ライダーの変身者に対しては名前ではなく、変身後の名前で呼んでいる(宝生永夢→エグゼイド、鏡飛彩→ブレイブ、九条貴利矢→レーザーetc)。株取引で儲けているらしく、よく見ると大我のスマホやPCには株価の推移が映っている。
実はお化けが苦手。その理由は聖都大学付属病院の放射線科医だった頃、夜勤の時に一度だけ病院で見た事があり、それがトラウマとなり未だに夜の病院は慣れ無いらしい。
医者としての信念
医師免許を剥奪されてなお、闇医者として患者を救おうとすることを止めないため、命に対する責任感はかなり強い。良識や医者としての責任感も持ち合わせている。第13話では仮病が明らかな場面でも、文句を言いつつニコの検診をきちんと行った。
劇場版作品『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』では、敵との戦闘で重傷を負った他のライダー達を、同じくダメージを負った飛彩に代わって治療する。飛彩からも「無免許医と言えどもやはりドクターなんだな」と評された。
真実
ガシャットを奪おうとするのは「未来の無い自分だけが戦えばいい」という他人の未来を尊重するが故の行動であった。
憎まれ口を叩く理由は「自分は全てを失いもう何も失うものが無いのだから、周りに嫌われ恨まれるのも自分だけで十分」という信念があってのこと。他人に嫌われやすい憎まれ口を叩いていたのも、全ては患者や周りの人間を危険な戦いから遠ざけるため。
それ故に本心を語ることなく汚れ役を一手に引き受ける傾向もあって周りからは誤解されやすく、偽悪的な面も見受けられる。
秘密
第8話では「(仮面ライダーは)1人で十分なんだ。この俺1人で…」と誰もいない夜の病室で1人呟く。同話終盤では永夢と飛彩からガシャットを奪った際にライダーガシャットを使い続けることのリスクを示唆した。
第12話で消滅していく貴利矢が爆走バイクガシャットを永夢に託した際には奪う素振りを見せなかった。終盤で小さな子供の母親に対しては普通に敬語で話していた。
第20話ではガシャットギアデュアルβの負担により動けなくなった飛彩を自分の病院に収容・治療。レベル50の反動に苦しみつつもそれでも戦おうとする飛彩を「万全でない奴が戦ってミスを起こしたらどうするんだ」と一喝。「俺みたいになっちまうぜ」と諭していた。
過去
5年前(『【裏技】仮面ライダースナイプ エピソードZERO』)は聖都大学附属病院の放射線科の医師として働いていた。その才能は世界で稀少とされている癌の診断・治療を可能とするほどの実力を持つ。
外科治療と複合した世界初の放射線治療を完璧にこなすなど、名医として手腕を振るっており、 全国から患者が来るほどの人気を誇っていた。
当初は(友人である牧を除く)周囲に対して敬語で話すなど現在(2016年以降)とは180度異なる性格だった。後にCR所属の唯一の仮面ライダーとなる。ゼロデイ勃発以降は次々と現れるバグスターとたった1人で戦っていた。
どん底
グラファイトバグスターとの戦いに敗北。取り逃してしまい、結果的に鏡飛彩の恋人・百瀬小姫の命を奪うことになる。この出来事により変身に必要なアイテム全てを没収され、医師免許も失う。丁度バグスターが沈静化し始めていたこともあってかCRも追い出された。
自分に助けを求めていた患者、天才放射線科医だった自分、唯一ゲーム病を治せる存在だった自分、いつも支えてくれた友人、全てを失い、何処とも無く彷徨う彼の頭髪はプロトガシャットの副作用もあって白髪になった。
関連人物
宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド
若き研修医(後に小児科医)。彼の事は「天才ゲーマー」または「エグゼイド」と呼ぶ。 第3話にて初対面。彼の振る舞いを「お医者さんごっこ」と断じる。
同話にて彼に「どちらが速くリボルバグスターを倒せるか」と言う賭けを持ちかけて勝利し、マイティアクションXガシャットを奪い取った(第4話でレーザーに奪い返された)。
適合手術も受けずにエグゼイドに変身できる永夢に疑問を感じており、第14話では彼の血液をこっそり入手し分析して、ゲーム病患者である事を突き止めた。
告知しようとする飛彩に対して、「告知されたストレスでゲーム病が悪化するかも」と説き伏せる。体内に潜伏しているかもしれないバグスターを炙り出すためエグゼイドを攻撃する事にした。
中盤以降は彼の戦う姿勢を認める。「ガシャットを寄越せ」とは言うが、協力及び共闘の機会自体は増えて来ている。
ポッピーピポパポ / 仮面ライダーポッピー
明確な描写は無いが仮面ライダーとそのサポート役として共に活躍していた。5年前の事件を境に関係が悪化しており、向こうからは「あいつ」呼ばわりされている。
第3クールで彼女が洗脳されてバグスター側に付いた時は、大我は彼女を敵と見做して躊躇する素振りを見せずに倒そうとした。
その後、彼女が永夢の必死の説得でCR側に戻った時には、大我は「今度裏切ったら容赦しない」と警告こそしたものの、敵対心そのものは捨てた。
院長の息子であるエリート外科医。「アメリカ帰りのお坊ちゃん」または「ブレイブ」と呼んでいる。医療ミスをしたため彼からは相当憎まれていた。
「大切なモノ(恋人の百瀬小姫)を奪った」男として敵意を向けられている。ライダーの資格は無いとまで思われていた。
第3話では仕事に私情を持ち込まないはずの彼が患者そっちのけで大我に戦いを挑んだ。グラファイトが敗れた事で多少は蟠りが消えたのか、相変わらず不仲ではあるが二人だけで話し合ったり、共闘したりする機会も増えてきている。
後半
だが、飛彩にとって小姫の一件は自身の逆恨みであることを自覚しており、大我も彼女を救えなかったことを後悔し続けていた。
第34話で飛彩が檀正宗に従っている理由と本音を明かした際は、去り行く彼を強く止める事ができず「ずっと俺の事だけ恨んでりゃ良かったのに…!」と告げていた。「粗暴で厄介な闇医者」は飛彩にわざと恨まれる為のキャラ付けだと判明した。
檀黎斗/仮面ライダーゲンム
かつての自分に仮面ライダーとしてバグスターと戦うことを依頼してきた腹黒CEO。ゼロデイ以降も彼とはちょくちょく会っていたらしい。
彼が社長を務める幻夢コーポレーションが5年前の大惨事である「ゼロデイ」を引き起こしたプロトガシャットを破棄せずに所有していることは把握している。しかし、大我は黎斗がゲンムであった事など彼について知らない点も多かった。
実際には彼こそがゼロデイの首謀者であり、大我の人生を狂わせた張本人でもある。正体発覚後は一際強烈な敵意を向けられていた。
復活後
第22話で彼がゲーム病を患い助けを求めた時、大我だけは悪人でも治療をしようとする永夢や飛彩を非難し、第23話にて2人が「ドクターとして彼の命までは奪わない」と言う方針を定めた際にも大我は諸悪の根源である黎斗の危険性を危惧し徹底的な排除を主張した。
彼がバグスターとして復活した際には掴みかかる程の嫌悪感をみせて反発していた。しかし、気に食わない相手とはいえ、バグスターに対抗できる必要な人物に変わりない為、彼を利用する姿勢で渋々接する事にした。
九条貴利矢 / 仮面ライダーレーザー
永夢のガシャットを巡って戦った監察医。彼がゲームオーバーとなった際は永夢が託されたガシャットに手を出すことなく、その消滅を静かに見守った。
ポッピーピポパポの部屋第11話では篠宮氏の「レーザーレベル2に乗ってみたい?」という質問に対して、「ガシャットだけよこせ」と相変わらずの大我節を発揮した(ちなみに飛彩は「必要ない」とのこと)。
パラド / 仮面ライダーパラドクス
バグスターの幹部。初対面時に「一番強く一番多くのゲームをクリアする仮面ライダーは誰か」と言う賭けを大我にけしかけた。
ちなみにパラドは最古参のライダーである大我の事を評価しており、第21話で相打ちとは言え初めて自分を変身解除に追い込んだ彼を「流石経験値が違うな」と評した。
グラファイト
パラドと行動を共にする幹部バグスター。5年前の戦いで敗れてしまい、その結果ゲーム病の患者であった「百瀬小姫」の命を救えなかった。その因縁から、グラファイトに対してだけは怒りを露わにしていた。
第3話で再び会合した際には強い敵意を持っており、グラファイトを見つけると積極的に攻撃を仕掛けている。グラファイトからは「生ける屍」と言われていた。
第10話の戦闘で他のライダーと協力して倒されたが「仮面ライダークロニクル」の完成により復活して第26話で再び対面。大我に「自分のレベルまで勝ち上がって来い」と挑発の言葉を投げかけた。
西馬ニコ
突如大我の前に現れた少女。18歳ながら年収1億を稼ぐ天才ゲーマー『N』。6年前に格闘ゲームの大会の決勝戦で永夢と対戦し敗北したことから一方的に敵視するようになり、彼を倒すように持ち掛ける。
勝手に診察室に出入りして入院されるなど、彼女の自由奔放な振る舞いには大我も困惑気味。第15話でゲーム病を患ってしまった彼女の為に、自らの意志で永夢に勝負を挑んだ。
ゲーム病や仮面ライダーの戦いのことで一喝し、彼女のゲーム病が完治してからは彼女から一方的に「私の主治医」認定される。以降は気が合うようで合わないコンビのような関係になっている。第20話では一緒に遊園地に行っていた。
中盤以降
第27話ではコミュニケーション不足もあって仲違いする。自らを「もはや何も失うものが無い男」と評し、誰から嫌われ恨まれ蔑まれようと、命がけの戦いで未来を使い潰すような貧乏くじは自分1人が引けばいいと、己が胸に秘めていた覚悟をニコに明かす。
そんな彼を気にかけ「私の主治医=医者」として認めてくれる彼女の事を、大我は内心「嬉しい」と思っていた。同話ではこれからゲーム病に侵される危険を伴いながらもバグスターとの戦いに身を投じる覚悟を決めた彼女を何回でも治療して見せるとの覚悟を決めた。
本編以降
ニコにも懐かれ良好な関係を築くに至り、彼女が高校を卒業後は事務のアルバイトとして雇う。「ブレイブ&スナイプ」では些細な出来事から喧嘩をしてニコを解雇する。
その後、ゲーマーとして渡米するが主治医と患者として良好な関係に戻り、大我の為に幻夢コーポレーションの株主特権を使いバンバンタンクガシャットを残している。
その際に風邪を引いた時にはすぐに来いと言われてるが3年後にニコが風を引いた時には本当にアメリカまで往診に行っている。
牧治郎
病理医の同僚であり5年前の友人。大我の腕を称賛しており、「天才に誤診をさせる訳にはいかない」と病理医として彼のサポートを担当している。
大我と共にバグスターウイルスの発見に関わっており、仮面ライダーの適正試験も彼と共に受けたが満点とまではいかなかった。また、「天才」である大我にどこか嫉妬している。
共にCRにスカウトされるも、適合手術を受けてはいない。その後、現在自分が請け負っている仕事を理由に仮面ライダーへの変身を拒否した大我を「天才の自分の手にも負えないモノに対してビビっているだけ」と非難。
後に自身を顧みない大我を止める為にスナイプに変身しようとするが消滅し、大我の心に大きな傷を残す。
『ゲンムVSレーザー』にて大我がゾンビゲーマーを倒した事でバグスターとして復活し、大我に大我が今までやって来た事が正しかった事は自分がここにいる事が証拠だと語った。
備考
白髪が混じっている黒髪や闇医者と言う設定から彼のキャラ造形には「ブラック・ジャック」の影響があると思われていたが、東映公式にて否定されている。最初は大我の髪を白くする予定は無かったり、衣装合わせの過程で髪を全部白くする案もあったらしい。
当初は「茨戸大我」という名称が考えられていたものの、パラドと被ってしまうために、バンダイから届いた衣装がバラと虎をモチーフにしていた事にちなんで「花家大我」という名称に決定したとのこと。
仮面ライダースナイプ
「ミッション、開始!」
概要
花家大我が変身する仮面ライダー。ガンシューティングゲーム「バンバンシューティング」のプレイヤーキャラクターをイメージした仮面ライダー。「バンバン」シリーズのガシャットで変身する。
エナジーアイテムはドラム缶。 対応する雑魚バグスターウイルスは迷彩服に銃を装備した軍隊風の姿となる。「スナイプ(snipe)」とは、「狙う」という意味を持つ言葉である。
変身ポーズ
拳銃に見立てた ガシャットを左手に持ち、前に向けてスイッチを押してゲームエリアを展開。右手に持ち替えたガシャットでガンプレイ(引き金に指を入れて銃を回転させるアレ。ガンスピンとも言う)を行う。
その後、顔の横にガシャットを構えて「変身」と叫んでから更にガンプレイを行い、ドライバーにセット。正面のパネルを撃つようにして選択・変身する。
外見
メインカラーはディープブルー。蛍光グリーンのパーツが映えるデザイン。右目を覆うような前髪状の照準補正用パーツ「ヒットライドヘアー」と、マフラーのような長いマント「スタンヘキサマント」、メットに刻まれた「STG」の文字が特徴。
頭部のモチーフはタクティカルヘルメット。赤い目のようなパーツは非展開状態の単眼鏡ナイトビジョンゴーグルに形状が近い。ナイトビジョンゴーグルの脱落防止のためのバンジーゴムらしきデザインもなされている。
戦闘能力
ガシャコンマグナムを利用した高速精密射撃を得意とする。至近距離での射撃も多用する。長らく仮面ライダーとして活動しただけあって経験値は他のライダーより抜きん出ており、フルドラゴンの暴走やレベル50の負荷をものとしなかった。
性能
頭部『SNヘッド-STG2』
視覚機能
視覚センサー『アイライトスコープ』はハイスピードカメラ並みの撮影機能や、夜間戦闘用の発光装置を持つ。ミクロサイズのバグスターウイルスの観察も可能。
フェイスゴーグル『レッドアサルトゴーグル』が衝撃や汚れから視覚センサーを守る。表面に塗布された耐爆クリアコーティング剤によって十分に強度が高められており、決して割れない。
右目を『ヒットライドヘアー』が保護。ガンシューティングゲーム「バンバンシューティング」のプレイヤーキャラクターをイメージした形状。
表面に塗布された耐爆コーティング剤によって必要以上に強度が高められている。各部のセンサーとガシャコンマグナムの照準システムを同期し、精密射撃をサポートする。
その他
索敵センサー付きのヘルメット『スニークライドメット』が頭部を保護。周囲の動体反応を捕捉・識別。自動的に追跡マーカーをセットする。内部モニターのレーダーマップには捕捉した敵や味方、エナジーアイテムの位置などが表示される。
聴覚センサー『センダーイヤー』は周囲の雑音を遮断。必要な音だけが聞こえる。秘蔵通信機能で特定の相手と会話できる。吸気装置『エアフレッシュガード』は取り込んだ空気から有害物質を除去。変身者の健康を守る。
余剰に取り込んだ空気を利用して、スーツ内部の温度や湿度を最適な状態に保つ。内部には圧縮エアも蓄えられているため、水中での長時間活動も可能。
全身
ボディスーツ『シューティングギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。敏捷性とコントロール精度が重視されており、装着者の技量に応じたテクニカルな戦闘が可能。
胸部に体力ゲージ『ライダーゲージ』が表示される。残存体力を可視化しており、ゲージが尽きると死ぬ。
他のライダーと協力して戦う際は、ゲージの多い者が率先して前へ出る、瀕死のライダーに回復アイテムを優先取得させるなど、お互いのゲージを確認することで安全かつ効果的な戦術が可能となる。
腕部『SNグロウスアーム』
レベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」を搭載。各動作の速度と精度が高められており、ガシャコンマグナムを利用した高速精密射撃が得意。
肩部は『タクティカルアンブレイカー』が保護。全身を覆うように装甲強化剤を噴射し、一定時間防御力を引き上げられる。
拳を覆う強化グローブ『コマンドファイトグローブ』はグローブ表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。バグスターウイルスにパンチを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
脚部『SNグロウスレッグ』
レベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」を搭載。瞬発力に優れ、急激な方向転換やバックステップ、高速ローリングによる緊急回避行動が可能。
バトルシューズ『コマンドファイトシューズ』は行動音を抑え、敵から身を隠すための消音装置が用意。一定時間、ほぼ無音で走れる。バグスターウイルスにキックを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
装備
ゲーマドライバー
本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。バグスターウイルスへの対抗を目的とした医療機器の一種。2つのスロットを持ったゲーム機にも似た形状で、カラーリングはマゼンタと蛍光グリーン。
ベルト中央の発光パネル『ハイフラッシュインジケーター』には仮面ライダーや装填中のライダーガシャットをイメージしたグラフィックが表示される。コマンドメニューや攻撃時のエフェクト等を空中投影する。
変身
普段はバックルの状態で携帯し、腹部に当てることでベルト『フィッティングバインド』が出現し装着される。
ベルトの長さは装着者の体型に合わせて自動的に調整される。装着者から吸収した生体エネルギーを利用して、ドライバーの各システムを稼働させるためのエネルギーを生み出している。
左にある『メインガシャットスロット』の内ドライバー中央寄りのスロットにライダーガシャットを挿入すると、挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、変身プログラムなどを自動的に実行してレベル1に変身する。
レベルアップ
ドライバーの『アクチュエーションレバー』を右に開くことで装填中のライダーガシャットに組み込まれた強化プログラムが実行され、レベル2に変身する。逆にレバーを戻すことでレベル1に戻ることも可能。
外側のスロットに2本目のライダーガシャットを挿入してレバーを開くと、能力強化や新たな装備の実体化が行われて、レベルアップする。レバーを閉じた後、ドライバーからライダーガシャットを抜き取ることで、変身が解除される。
性能
データ実体化装置『GDハイパーモジュール』がライダーガシャットに記録されているデータを元に、スーツや武器などをゲームエリア内に実体化させる。
データ通信装置『GDアップデーター』はドライバーの性能向上を図るため、戦闘データなどを開発会社のデータサーバに自動転送する。システム不具合を解消する修正パッチなどは、自動的にダウンロード・インストールされる。
内部機能を保護する外装パーツ『アウターガードケース』は成形加工しやすい軽量かつ高強度の素材が使用されており、表層には耐水性、耐熱性、耐衝撃性を高めるコーティング剤が塗布されている。熱暴走を防ぐためのクーラーユニットを搭載。
危険性
ドライバーを扱うためには適合手術を受け、微量のバグスターウイルスを投与して体内にバグスターウイルスの抗体を作る必要がある。人間の遺伝子を持つことも必須。
適合者の判別機能により装着者が適合者と認められた場合のみドライバーの機能が発動する。適合者であれば他のライダーの使っていたドライバーも使える。適合者でなくても一応装着だけは出来る。
適合者以外が使っても変身できず、ゲーム病のようになり死ぬ。バグスターのように人間の遺伝子を持たない者は、ダメージは受けないが使えない。
扱い
重要な部分はブラックボックス化されており、一時は開発者の黎斗が離反及び死亡した事で新造どころか修復も困難な貴重品になっていた。復活した新檀黎斗がCRと協力体制を結び直した事で修復が可能になった。
現在劇中に登場しているドライバーの数は6基。その内永夢が最初に使用していた1基が戦闘によって使用不能となっていたが、後に黎斗によって修復されている。
開発にはゲーム会社「幻夢コーポレーション」の檀正宗と檀黎斗、大手医療機器メーカー「メディクトリック」の宝生清長らが関わっている。
キメワザスロットホルダー
左腰に備え付けているホルダー。下部の『サブガシャホルダー』に2つライダーガシャットをセットして携帯可能。最上部の『キメワザスロット』上部のボタン『ホルダースイッチ』を押すと、ゲームエリアのステージをセレクトできる。
セレクトすると違う場所にワープするため、自分とバグスターを移動させたりその場から緊急脱出することも可能。後者の場合変身を解除するとそのエリアからはじき出され元の場所に戻る。
性能
『コネクトチャージャー』がキメワザスロットホルダーとゲーマドライバーを繋ぐ。ドライバーとのデータ連動をリアルタイムで行うと同時に、システムの稼働に必要なエネルギーを受け取っている。
制御装置『クリティカルディスチャージャー』が技の出力や挙動を自動的に制御し、命中率を引き上げる。ボディスーツの強化リミッターを解除し、身体能力を限界以上に強化することで技の威力を底上げする。
必殺技
『キメワザスロット』に挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。『ホルダースイッチ』を押すことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動。
さらにもう一度ボタンを押すことで、ホルダーに搭載された強撃破砕システム「ストライクオルタネーター」が作動し、ライダーガシャットの特性に応じた強力な必殺技が発動する。必殺技がヒットすると、『会心の一発!』という音声が流れる。
ガシャコンマグナム
スナイプが使用する銃型のガシャコンウェポン。モード変更装置『モードトランサー』が武器各部のボタン入力に従い、ハンドガンモードとライフルモードを切り替える。ハンドガンモードへの変形は上部の丸いボタンを押すことで実行される。
持ち手『EXPグリップ』は激しい戦闘においても高い安定性を発揮できるよう、重心バランスを自動調整する機能を備えている。使用者の戦闘能力に応じてシステムデータを更新し、武器性能を向上させる。
ハンドガンモード
「バ・キューン!!」
基本形態。ターゲットの内部で炸裂する光弾を放つ。銃撃装置『ハンドガンエリミネーター』はターゲットの内部で炸裂する光弾を放ち、バグスターウイルスなどを無力化できる。
取り回しやすく、連射性に優れているため、狭い場所や近距離での戦いにおいて高い威力を発揮する。Bボタンを押す事でガトリングの如き高速連射を可能とする。
ライフルモード
「ズ・キューン!」
コントロールパネル「アタックラッシュパッド」上のAボタンを押すと、スコープ「サイドスコープレンズ」付きのライフルモードに変形する。連射はできない代わりに、射程と威力においてはハンドガンモードを大きく上回る。
チャージショット一発の威力はハンドガンモードの銃弾50発分。着弾時の強烈な爆風で複数体の敵を一気に吹き飛ばせる。Bボタンを押す事でマルチロックオンからの超威力のフルチャージショットを放つ。
照準装置『サイドスコープレンズ』はターゲットとの距離に応じてスコープ倍率の自動調整を行う。スナイプの各センサーと連動して照準補正を行い、命中精度を高める。
必殺技発動
使用するライダーガシャットのスロットに挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。
その後、引き金『ガシャコントリガー』を引くことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動し、その特性を付加した強力な武器必殺技が発動する。
扱い
スナイプの最高レベルの形態が両手のふさがるシミュレーションゲーマーのため、他のガシャポンウェポン(スパロー除く)と比べると、大我の変身回数の多さに反して出番は少ないといえるが、それでも要所要所で登場・活躍し存在感を見せている。
第37話では大我が生身で使用。第41話ではライドプレイヤーニコがグラファイトに引導を渡すために使用。第43話では仮面ライダークロノスに変身した大我が武器として選択して召喚している。
スタンヘキサマント
足につくほど長いマフラーのようなマント。表層は電磁コーティングされた六角形のセルパーツで覆われており、薄く軽量ながら高い防御力を備える。帯電状態のマントを自身の体に巻きつけ、体当たりで周囲の敵をスタンさせることも可能。
レベル1では使用せず、レベル2・5(ドラゴンガン)時の装備となるが、どこに収納しているのだろうか。一応扱いとしてはシールドだが、実弾よりもエネルギー弾に対する防御力が高いのかもしれない。
各ゲーマー(形態)一覧
シューティングゲーマー・レベル1
「俺と同じゲームのバグスターか。肩慣らしに丁度いい…」
バンバンシューティング!
「変身!」
レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?アイム ア カメンライダー!!
スペック
身長:178cm
体重:138.5kg
パンチ力:7.7t
キック力:11.5t
ジャンプ力:ひと跳び30.5m
走力:100mを7.6秒
概要
ゲーマドライバーにバンバンシューティングガシャットをセットして変身する形態。髪が逆立ったりとんがったりしていない分、身長が一番低い。
他のライダーとスペック上の差はほぼ無いが、エグゼイドと同等かそれ以上の身軽な動きでターゲットに素早い攻撃をかける。
この形態のみの固有の能力として、弾丸に変身して体当たりをする能力がある。 中々強力な必殺技であり、この能力を使う為にレベル1に咄嗟に戻る事もあった。
性能
胴体
頭部『SNヘッド-ACT1』の機能はレベル2と同様。ボディスーツ『エントリーギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。常人離れした身体能力をもたらす。
また、分離パルス発生装置「パルスプリッター」を内蔵。攻撃と同時に分離パルスを叩きこみ、バグスターユニオンを解体。感染者と分離できる。
腕部
『ファーストライクアーム』は衝撃吸収に優れた柔らかい素材で、攻撃を受けてもダメージを緩和できる。拳は大型グローブ『コモンビッググローブ』が覆う。
パンチの命中率が高く、その重さから高い衝撃ダメージを与える。バグスターウイルスにパンチを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
肩部は『コモンアンブレイカー』が保護。常にエア噴射を行うことで体感重量を減らす。全身を覆うように装甲強化剤を噴射し、一時的に防御力を引き上げられる。
必殺技
弾丸体当たり(正式名称不明)
全身を弾丸状のエネルギーで包み、回転したまま相手に突っ込む体当たり技。使用した大我曰く、「威力は抜群だが諸刃の剣」らしい。
本人の弁通り、第5話ではレベルは不明だが、因縁の強敵であるグラファイトの放った激怒竜牙をこの技で真っ向から打ち破った。ただしその後、勢いが殺されるため、グラファイトに迎撃されて明後日の方向へ叩き落とされた。
第44話ではゲムデウスウィルスを檀正宗から分離させる為にレベル1へ変身した際に、久しぶりに使用。大我が多くの経験を積んだ為か、あるいはLV50の反動に慣れた為か、特に危なげなく普通に使用している
バンバンクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにバンバンシューティングガシャットをセットして発動。第44話ではエグゼイド、ブレイブ、レーザー、ゲンムと同時にキックを放ち、ゲムデウスと檀正宗を分離させることに成功した。
「第弐戦術!」
ガッチャーン! レベルアップ! ババンバン!バンババン!(イェア!)バンバンシューティング!!
スペック
身長:199.5cm
体重:98.5kg
パンチ力:6.6t
キック力:13.5t
ジャンプ力:ひと跳び37.9m
走力:100mを3.7秒
概要
ゲーマドライバーのレバーを右に開くことで更に変身する形態。周囲のターゲットに乱射しつつアーマーをパージ。
その後ガンダムのラストシューティングと同じように上空へと発砲してレベル2へと変身する。初変身時にはガシャット基板柄のパネルをローリングで通り抜けていた。
戦闘能力
スピードではエグゼイド、パワーではブレイブに劣るものの、逆を言えば両者の短所を補った形態と言える。キック力に関してはブレイブと並んで高い威力を持っているのも特徴。ガシャコンマグナムを拳銃、ライフルに切り替え、標的を片っ端から撃ち抜いていく。
性能
胸部を銀色のプロテクター『メックライフガード』が保護。急所に受けたダメージを全身に分散させて、内部中枢に深刻なダメージが行かない。
残存体力が少ない程プロテクターの防御力が上昇。管理モジュール『エクスコントローラー』がデバッグモードへの移行や特殊技の発動時のシステムを制御。
腕部と脚部に銀色のガードパーツ『メックビルドガード』を装着。熱攻撃にさらされると耐熱性が上昇するなど、受けたダメージに応じてパーツの構造を組み換え、耐久性が高まる。
ビルドガシャット
映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』では、 並行世界合体装置エニグマの影響でゲーマドライバーが作動しなくなった際、天空寺タケルから渡された仮面ライダービルドガシャットと併用。
そして一時的とはいえ変身に成功。ブレイブ、レーザーターボ、ゴーストと共にネビュラバグスターの軍団と戦った。
必殺技
バンバンクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにバンバンシューティングガシャットをセットして発動。空中に飛び上がってキックを放つ、オーソドックスなライダーキックと思われる。『【裏技】ヴァーチャルオペレーションズ』第2話にてシミュレーション内で使用。
バンバンクリティカルフィニッシュ
ライフルモードのガシャコンマグナムにバンバンシューティングガシャットをセットして発動。反動で大きく後退してしまうほどの射撃により、相手を一撃で打ち抜く。第3話ではエネルギーを一直線に撃ち出してリボルバグスターを撃ち抜いた。
ジェットクリティカルフィニッシュ
ガシャコンマグナムにジェットコンバットガシャットをセットして発動。ハンドガンモードから大量のミサイルを発射する。
第10話ではライフルモードから強力なエネルギー弾を発射した。第15話では複数の敵をロックオンし、追尾型のミサイルを発射して敵を一気に殲滅した。
バンバンクリティカルフィニッシュ(バンバンタンク)
ガシャコンマグナムにバンバンタンクガシャットをセットして発動。巨大戦車の幻影を背にしてエネルギー弾を撃ち込む。
バンバンタンクガシャットの特性上、不死身のゲンム・レベルXを倒す事が可能。『【裏技】仮面ライダースナイプ エピソードZERO』、及びVシネマ『ゲンムVSレーザー』にて披露された。
ガンバライジング限定技
『ラピッドファイアシューティング』は敵をロックオンし、ガシャコンマグナムの弾が切れるまで連射し、敵を蜂の巣にする。『スナイプワンショット』はガシャコンマグナムを敵に足元に発射して注意を逸らし、バンバンクリティカルフィニッシュでトドメを刺す。
コンバットシューティングゲーマー・レベル3
「フッ…。医師免許の無い俺に、人を救う義務も責任も無い。第参戦術!」
ジェット!ジェット!イン・ザ・スカイ!ジェット!ジェーット!ジェットコンバ~ット!!
スペック
身長:201.5cm
体重:126kg
パンチ力:14t
キック力:15.4t
ジャンプ力:ひと跳び46m
走力:100mを4秒
概要
レベル2の状態からゲーマドライバーのレバーを閉じ、ジェットコンバットガシャットを左のスロットに挿してレバーを開き変身する形態。
ジェットコンバットで召喚した「コンバットゲーマ」をアーマーとして上半身に装着することでレベルアップする。 初登場は第8話。
性能
頭部が「SNヘッド-CO-STG3」に強化。フェイスバイザー「フライトバイザー」は照準マークやレーダーマップ、高度や速度などを表示する。
酸素マスク「エアマスクガード」が取り込んだ空気を利用してスーツ各部の圧力を調整。激しい空中戦闘による変身者への負担を減らす。右目を覆っていた「ヒットライドヘアー」が上を向く。
胸部に攻撃力増幅装置『レイドコックピット』、防御力増幅装甲『ガードエアロノーズ』を装着。腕部と脚部に搭載された「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力や防御力を飛躍的に上昇させる。
飛行能力
背面に飛行ユニット『エアフォースウィンガー』を装着。翼面で周囲の力場をコントロールし、空中を自在に移動できる。翼の基部は武装コンテナとなっており、小型ミサイルやチャフ、信号弾などを発射できる。
肩部の推進装置『スラストリーマー』はエネルギー推進剤を利用した急加速や急旋回、滞空時の姿勢制御などを行う。最大出力で加速する、数秒で2,200km/hの最高速度に達する。
武器
両脇に二丁のガトリング砲『ガトリングコンバット』を装備。ガシャコンマグナム ハンドガンモードの銃弾40発分の威力を持つ炸裂光弾を高速で連射する。最大発射速度は毎分5,400発となっており、わずかな時間で周囲の敵を一掃できる。
必殺技
ジェットクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにジェットコンバットガシャットをセットして発動。ガトリングの連射と同時に小型ミサイルを一斉に発射して敵のいる範囲をまとめて爆破する。ガトリング連射のみのパターンもある。
ガンバライジングでは「コンバット・スカイウォー」の名前で登場。発射するのはガトリングのみになっている他、背景が荒野になり、画面が割れる特殊演出が見られる。
ゲキトツクリティカルフィニッシュ
ガシャコンマグナムにゲキトツロボッツガシャットをセットして発動。ハンドガンモードからロボットアクションゲーマーレベル3の左腕アーム・ゲキトツスマッシャーを模したエネルギー弾を撃ち出す。第9話でエグゼイドを攻撃した。
ジェットクリティカルフィニッシュ
ガシャコンマグナムにジェットコンバットガシャットをセットして発動。ライフルモードから強烈なエネルギー弾を撃ち出す。
ハンターシューティングゲーマー・レベル5(ドラゴンガン)
「第伍戦術!」
ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!スナイプ!!
スペック
身長:199.5cm
体重:118.5kg
パンチ力:19t
キック力:25t
ジャンプ力:ひと跳び49m
走力:100mを2.7秒
概要
レベル2の状態からゲーマドライバーのレバーを閉じ、仮想ドラゴナイトハンターZガシャットを左のスロットに挿してレバーを開き変身する形態。
事前にガシャットで「ガン」を選択し、ドラゴナイトハンターZで召喚した「ハンターゲーマ」を左腕と左足に装着することでレベルアップする。初登場は第10話。
ドラゴナイトハンターZガシャットを複数人で使用した際の形態であり、単独で使用・変身した形態(フルドラゴン)よりも戦闘能力が向上している。
性能
左腕に電磁キャノン砲「ドラゴナイトガン」を装備。圧縮した金属を超高速の弾丸として射出する。射線上のバグスターウイルスなどをまとめて破壊できる。
左肩と左足にはそれぞれ「ショルドドラゴアーマー」「レッグドラゴアーマー」が装着され、防御力などが強化されている。
前者は内部の電磁強化装置がドラゴナイトブレードとドラゴナイトガンの威力を高める。後者はエア噴射装置が体感重量を軽減し、運動速度を引き上げる。
必殺技
ドラゴナイトクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにドラゴナイトハンターZガシャットをセットして発動。左腕のドラゴナイトガンから黄緑色のエネルギー弾を連射する。『ガンバライジング』では電磁エネルギーをチャージして射線上に地面を揺さぶる威力のビームを放つ。
シューティングアクションゲーマー・レベル5(フルドラゴン)
「第伍戦術!」
ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター! Z!!
スペック
身長:206.5cm
体重:157kg
パンチ力:18.2t
キック力:24.4t
ジャンプ力:ひと跳び48.7m
走力:100mを2.8秒
概要
ゲーマドライバーにバンバンシューティングガシャットと、本物のドラゴナイトハンターZガシャットを使って変身した姿。変身者がスナイプであることと暴走しなかったことを除けば、おおよその外見と能力はエグゼイドと同じ。
レベル5の全武器を使用できる為、戦術の幅が広がっている。初登場は第16話。火炎放射で複数体のバグスターウイルスを一気に焼き尽くした。暴走しなかった理由は演じた松本氏曰く「経験値の差」とのこと。
性能
頭部『SNヘッド-HU-ACT5』をヘルメット『ホーンドラゴヘルム』が保護。ゲーム「ドラゴナイトハンターZ」に登場する、ドラゴンの装備がモチーフ。
頭部前方の角「トップドラゴホーン」でバグスターウイルスを突き刺し、駆除プログラムを流し込んで大ダメージを与える。
胸部は分厚い多重装甲『チェストドラゴメイル』が保護。物理ダメージを吸収する。表面装甲を自動修復して戦闘ダメージによる防御性能の低下を防ぐ。
背面シールドウィング『ゲイルドラゴウィング』を装備。全身を覆うように翼を広げ、エネルギー攻撃によるダメージを防ぐ。短時間であれば飛べる。
腕部と脚部の『メックドラゴガード』が全身各部の「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力と防御力を飛躍的に上昇させる。
追加武器
頭部に攻撃装置『ドラゴナイトファング』を装備。鋭い牙と強靭な顎の力を利用して、敵を容易く噛み砕ける。高熱の炎を噴射し、周囲の敵を焼き尽くすことも可能。
尻尾の「ウィップドラゴテイル」を叩きつけての攻撃も可能。さらにリンク機能によって戦闘能力も上昇している。右腕に電磁ブレード『ドラゴナイトブレード』を装備。斬撃に沿うように切断光刃を放ち、周囲のバグスターウイルスなどを分解・無力化する。
必殺技
ドラゴナイトクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにドラゴナイトハンターZガシャットをセットして発動。頭部から炎、両腕の武装からエネルギー弾を一斉に発射する。
『ガンバライジング』では咆哮を上げて頭部からビームを放った後に両腕から放つビームを重ね合わせ超威力のビームで攻撃する。
シミュレーションゲーマー・レベル50
「扱えるさ、今の俺なら。第伍拾戦術!」
スクランブルだ!出撃発進バンバンシミュレーションズ!発進!!
「ミッション、開始……」
スペック
身長:200cm
体重:160.4kg
パンチ力:60.6t
キック力:70.7t
ジャンプ力:ひと跳び53m
走力:100mを2.3秒
概要
ゲーマドライバーにガシャットギア デュアルβを装填して変身する強化形態。仮面ライダースナイプとしての最強形態。
後述の「クロノス」を除けば、通常使用できる最大レベルであり、終盤の大我は専らこのレベルで戦っていた。初登場は第20話。終盤まで長きに渡り出番が多い形態であった。
変身
ガシャットギアデュアルβのダイヤルを右に回してバンバンシミュレーションズを選択。「シミュレーションゲーマ」を召喚後、ドライバーにセットする。
そしてレバーを開きレベル2の姿になってから、ゲーマをアーマーとして上半身に装着することでレベルアップする。強力な砲撃能力を持つ。
戦闘能力
長射程と高火力、そして連射能力によって空中地上関係無く砲撃する様は圧巻の一言である。接近戦でも装甲による殴打やパンチがわりにゼロ距離砲撃をぶちかます。
遠距離偏重型と言うわけではなく、距離を選ばない破壊力と制圧力が持ち味である。両腕の砲台は取り外しが可能らしく、第44話では両腕の砲台を取り外してからバンバンシューティングガシャットを起動している。
リスク
出典元:S.H.Figuarts仮面ライダースナイプ シミュレーションゲーマー レベル50 レビュー! 男の大好きてんこ盛り! | 机上大使の仮面ライダー道楽ブログ (deskoftheriders.jp)
胸部を保護するアーマー「バトルシップアーマー」に戦闘能力強化システム「エンハンスギアベータ」を搭載。
ブレイブ ファンタジーゲーマー・レベル50同様、戦闘に関わる全機能のリミッターを強制解除し、変身者の負担と引き換えに強大な力をもたらす。大我も初変身時は一瞬苦しんだが、ものの数秒で克服している。
性能
頭部「SNヘッド-SLG50」に装備されている帽子型の追加装甲「コマンダーガードキャップ」には「STG」と書かれたエンブレム「シューターエンブレム」がある。
滞空ブースターと自動迎撃システムを搭載した両肩の4基の砲撃ユニットをコントロールする機能や、戦闘シミュレーションを行う。「アイライトスコープ」の左目部分にレーダーを表示させることで多数の敵に砲撃することが可能。
武器
計10門もの砲塔を備える。両肩に砲撃ユニット「スクランブルガンユニット」を装着。対バグスター用の特殊砲弾やミサイル、魚雷など、状況に応じた特殊弾を大量に発射できる。
滞空ブースターと自動迎撃システムを搭載しており、4基のユニットで敵を包囲し、激しい砲撃を加えられる。艦載機型ユニットを放って遠隔操作することも可能。
両腕には主砲となる砲撃ユニット「オーバーブラストキャノン」を装着。連射可能な高威力の長射程砲を搭載。両腕のユニットを連結して強力なチャージショットを放てる。甲板部分は耐爆コーティング装甲で覆われており、ライダーゲージ2本分のダメージに耐えられる。
必殺技
バンバンクリティカルファイヤー
ゲーマドライバーのレバーを閉じ再度開くことで発動。敵を捕捉した後、全砲門から一斉砲撃を行って粉砕する。両腕のオーバーブラストキャノンを連結させ、球体状の火炎弾を発射するパターンもある。
肩からの砲撃や連射の有無、砲撃が弧を描いてホーミングなどのバリエーションも存在する。第21話では必殺技を繰り出す仮面ライダーパラドクスに向かって球状に集めたエネルギーを放つことで、相打ちながら初めて変身解除に追い込んだ。
第23話ではエネルギーを右足に収束させた状態でライダーキックを繰り出した。第43話ではエネルギーが収束した両腕の砲台をゲムデウスクロノスの腹部に押しつけ、零距離射撃を炸裂させた。
ドレッドノートブラスター
ガンバライジングガシャットヘンシン5弾で使用。レーダー機能で敵を索敵し、スクランブルガンユニットとオーバーブラストキャノンから砲撃と艦載機を放つ。直後はツバ部分を触るという、正に艦長とでも言うべき姿である。
ちなみに使用時にはフィールドが大海原に変化し、スナイプが水上を滑るような演出が取られている。使用後の決め台詞は『ミッションコンプリート』。
備考
どう見ても歴史上の軍艦の力を宿した女の子を操るゲームに登場しそうな見た目だったため、初変身時は「艦これゲーマー」や「スナイプ提督」等、ネットではちょっとした話題になった。あちらもシミュレーションゲームである。実際、シミュレーションゲーマーライドウォッチの解説も「戦艦を纏いし提督!」だった。
2017年9月に刊行されたフィギュア王No.236のインタビューにて、スタッフが公式に「(モチーフの要素として取り入れたのが)女の子が戦艦を着込む流行りのビジュアルである」と明言した。同インタビューによると軍艦をモチーフにする事が決定する前には、戦車をモチーフとする案もあったらしい。
「俺の体の中には、5年間耐えた分のウイルスの抗体がある。クロノスだろうが、何だろうが……この俺がなってやる!」
ライダークロニクル!! アガッチャ! 天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!!
「ミッション…開始!!」
スペック
身長:205.0cm
体重:101.1kg
パンチ力:110.0t
キック力:120.7t
ジャンプ力:ひと飛び96.0m
走力:100mを0.96秒
概要
ゲーマドライバーに仮面ライダークロニクルガシャットを二本挿入して変身した姿。公式的には大我の最強フォームと扱われている。初登場は第43話。
無理矢理変身した形なため、ドライバーも含めてクロノス本来の力を引き出せず、ゲーム病により心身にも負担がかかっている。起動スイッチであるバグルドライバーを持たないためポーズは発動不可。後にファイナルステージでも変身した。
変身
檀正宗に連れ攫われたニコの窮地を救うために変身。クロノスへの変身にはあらゆるバグスターウイルスの抗体が必要だが、5年間ウイルスに耐え続けた体で変身を強行。抗体が形成されつつあり、西馬ニコを守るという主治医としての覚悟が変身を可能にした。
患者から回収したものと『仮面ライダークロニクル』をクリアした西馬ニコの仮面ライダークロニクルガシャットの2本を使う。変身時は通常のクロノスと同様時計を模したエフェクトが頭上に現れ、自身の前に1~12の順に丸く並ぶ。
戦闘能力
仲間たちのガシャコンウェポンを駆使して戦う。完全適合版クロノスと比べて基本的な性能は変わらない。だが一部の装備の性能がダウンしている。時間経過での防御力上昇が無くなり、攻撃が命中するたびに各攻撃力が上昇する機能も上昇値が半分にダウンした。
性能
頭部『CRヘッド』
5本のブレードアンテナは索敵装置『ブレードクラウン』。ゲームエリア内の全ての動体反応を捕捉・識別し、自動的に追跡マーカーをセットする。内部モニターのレーダーマップには捕捉した敵の位置や、その残存体力などが表示される。
頭部を保護するパーツ『マスターライドヘアー』表面に塗布された耐爆コーティング剤によって必要以上に強度が高められており、決して折れることはない。
視覚センサー『アイライトスコープ』、聴覚センサー『センダーイヤー』、吸気装置『エアフレッシュガード』はスナイプと同様。フェイスゴーグル『レッドアサルトバイザー』が『ダイナミックゴーグル』に変化。
全身
ボディスーツ『クロノギアスーツ』はバグスターウイルスを利用して変身者の動作を補助・強化し、驚異的な身体能力をもたらす。運動能力と反応速度を重視した調整が施されており、装着者の技量がそのまま戦闘力として反映される。
胸部に組み込まれた特殊装置『サンクションズエフェクター』にゲームエリア内の時間の流れを制御するシステム「タイムエグゼキューター」が組み込まれている。
腕部と脚部に装着されたガードパーツ『ハンドレッドガード』表面に塗布された耐爆コーティング剤によって十分に強度が高められており、100t以下の攻撃をほぼ確実に受け止める。
胴体
胸部を保護する黒色のプロテクター『ライブガード』は内部中枢に深刻なダメージを負わないよう、急所に受けたダメージを全身に分散させる。
胸部に配置された管理モジュール『エクスコントローラー』は特殊技発動時のシステム制御やエグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザーのガシャコンウェポンの実体化を行う。
腕部『CRアーム』
攻撃力や防御力を最大限まで強化する機能「ゲインオーバライザー」を搭載。レスポンスが良く、攻撃の出が早いため、素早い攻撃で畳みかける戦法に適している。
肩部を保護する装甲『クロノショルダー』はゲームエリア内の時間が停止した状態でも自由に動けるよう、自身を周囲の空間から隔絶する機能を備えている。
拳を覆う強化グローブ『セイヴァーグローブ』表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。攻撃が命中する度にパンチ力が5%上昇する。
脚部『CRレッグ』
攻撃力や防御力を最大限まで強化する機能「ゲインオーバライザー」を搭載。瞬発力に優れており、高い走力を活かして相手との距離を一気に縮め、素早く攻撃を仕掛けられる。
バトルシューズ『セイヴァーシューズ』はエア噴射による滞空や落下タイミングの調整、三段ジャンプなど、アクロバティックな動きを可能にする。攻撃が命中する度にキック力が5%上昇する。
必殺技
ライダークリティカルクルセイド
キメワザスロットホルダーに仮面ライダークロニクルガシャットをセットして発動。公式サイトでの表記は「クリティカルクルセイド」。
足元に時計盤のエフェクトを出現させ、針の回転に見立てた反時計周りの後ろ回し蹴りを叩き込む。ゲムデウスクロノスのクリティカルクルセイドと打ち合ったが、押し負けた。
備考
玩具版での読み上げ音声は「ライダークリティカルストライク」だが、同じ技の打ち合いを強調するためか後半がバグルドライバーⅡ仕様に変更されている。
なお、プレミアムバンダイ限定アイテムの「DX仮面ライダークロニクルガシャット ライドプレイヤーver.」、及び「DX仮面ライダーエグゼイド メモリアルフィニッシュガシャットセットⅡ」内の「DX仮面ライダークロニクルガシャット メモリアルフィニッシュver.」では、読み上げ音声が劇中同様「ライダークリティカルクルセイド」に変更されている。
バグルドライバーⅡ版
「変身……!」
ガシャット!
「ぐあぁぁっ……ぐぅ……俺はドクターだ! 患者も、ブレイブの恋人も! 俺が救う!! うおおおお―――ッ!!」
バグルアップ! 天を掴めライダー!(ウォー!)刻めクロニクル! 今こそ時は、極まれりィィィ!!(ウォー!)
スペック
身長:205.0cm
体重:101.0kg
パンチ力:110.0t
キック力:120.7t
ジャンプ力:96.0m(ひと跳び)
走力:0.96秒(100m)
概要
Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&スナイプ』に登場。ポッピーピポパポから奪ったバグルドライバーIIに、仮面ライダークロニクルガシャットを装填して変身した。
檀正宗の消滅から3年後(2020年)、大我は仮面ライダークロノスの力で百瀬小姫を復元するために、その変身条件である「全種類のバグスターに対する完全な抗体」を手に入れるという孤独な戦いを続けていた。変身できたとはいえ完全に適合している訳では無い。
戦闘能力
完全体であるため、ポーズや消滅者の管理・復元能力などクロノスの力を行使可能。戦闘時はガシャコンマグナムとガシャコンソードを使用した。性能は正宗のクロノスと同一。上記の大我クロノスよりも強化されている。
胸部プロテクター『ロングライフガード』は時間経過と共にプロテクターの防御力が上昇する。強化グローブ『セイヴァーファイトグローブ』、バトルシューズ『セイヴァーファイトシューズ』は攻撃が命中する度に威力が10%上昇する。
副作用
以前よりも多くの抗体を獲得していたが、バグルドライバーⅡに仮面ライダークロニクルガシャットを装填した途端に、大量のバグスターウイルスに苦しみのたうちまわった。
ラヴリカ戦ではその高いスペックでも倒し切れず、体の負担により変身解除してしまう(しかし、管理者権限によってラヴリカの洗脳を解き、それが後を引き継いだレガシーゲーマーの勝利に繋がった為、彼の行動は決して無意味ではなかった)。
備考
ガンバライジングではゲーマドライバー版を「仮面ライダークロノス(大我)」、バグルドライバーII版を「仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー(大我)」と呼称し区別している。
仮面ライダープロトスナイプ プロトシューティングゲーマー・レベル1
出典元:【食玩WEEKLYエグゼイドvol.16】新年早々、装動がアツい!「STAGE5」詳細速報&ゲンム ゾンビゲーマーレビュー - バンダイ キャンディ スタッフ BLOG (hateblo.jp)
「それを聞いたら尚更頑張らなきゃ行けないな」
バンバンシューティング!
概要
本編では第6話の回想シーンで初登場。『エグゼイド』Blu-ray COLLECTION収録の『【裏技】仮面ライダースナイプ エピソードZERO』にて詳細が描かれた形態。
ゲーマドライバーにプロトバンバンシューティングガシャットを装填して変身した形態。正確にはスナイプとは別の仮面ライダーである。
頭部が灰色を基調としたカラーリングとなっており、「ヒットライドヘアー」が黒色になっていることを除くと外見的な特徴は通常のシューティングゲーマー・レベル1と同様。対バグスター医療戦士としての「仮面ライダー」としては原初の存在であると思われる。
戦闘能力
後に開発される正規品より強力だが身体への負担が大きいプロトガシャットを用いて変身する為、同じくプロトガシャットを用いて変身するゲンム同様に能力は若干上回っていると推測される。
5年前の大我はこの形態でバグスターユニオンを相手に立ちまわる。ガシャコンマグナムでの射撃と本編でもレベル1のスナイプが用いた弾丸体当たりを必殺技とした戦闘スタイルが特徴。
しかしグラファイトでの戦闘では、プロトガシャットの負荷で大我の身体は限界に近づいており、変身はできたものの満足に戦うことはできず敗北。小姫は消滅した。
負担
プロトガシャットを用いている影響で身体への負担は相当激しい。作中の描写でもガシャットによる身体的な負担で苦しんでいた。適合者である大我でさえ吐血や失神などに苦しんでいた。ついには変身前の動作すら出来なくなるほどのダメージを受けていた。
変身し続けると寿命を削る可能性が高いと思われる。なお、黎斗は大我にプロトガシャットの負担を与えて、バグスターの完全体を生み出そうと目論んでいた。
ゼビウスシューティングゲーマー
「試させてもらおう、『ゼビウス』」
ガンガン撃墜だ!ガスト・ノッチ!ガスト・ノッチ!バンバンハイスコア!ゼ・ビ・ウ・ス!!
スペック
身長:201.5cm
体重:129.0kg
パンチ力:76.5t
キック力:76.5t
ジャンプ力:76.5m(ひと跳び)
走力:0.765秒(50m)
概要
ネットムービー『仮面ライダーゲンム』PART.II「レジェンドゲーマー・ステージ」に登場。レベル2の状態からゲーマドライバーのレバーを閉じ、ゼビウスガシャットを左のスロットに挿してレバーを開き変身する形態。
ゼビウスをプレイする感覚で戦闘を行うことが可能。戦闘中は左上にスコアが表示され、敵に攻撃をヒットさせることで加算されていく。ゲームエリア内に出現した仮面ライダーフォーゼを撃退し、最終スコア999万9990点(カンスト)を叩き出した。
外見
ゼビウスにおける主役機ソルバルウを模したアーマーが特徴的。コンバットシューティングゲーマー・レベル3と似た姿だが、装甲の色が青とライトグレーに変化している。
他の差異は胸部装甲「イル・ドークトアーマー」のみで、ガトリング砲「ガトリングザッパー」や背中のウイング「ソルバルウィング」はそのまま装備されている。また、胸部の「レイドソルバルウ」には大出力のスパリオ弾ブラスターも搭載されている。
性能
頭部『SNヘッド-XEV-STG』
フェイスバイザー『ガスト・ノッチバイザー』はレーダーマップやスペシャルフラッグの位置、高度や速度といった情報を表示する。表面に塗布された耐爆クリアコーティング剤によって十分に強度が高められており、決して割れない。
吸気装置『エアマスクガード』は取り込んだ空気を利用してスーツ各部の圧力を調整し、激しい空中戦闘による変身者への負担を減らす役割を持つ。
胴体
胸部の防御力増幅装置『イル・ドークトアーマー』はイル・ドークト製のソルバルウの装甲を再現することで、地球上の兵器では破壊できない程の防御力を獲得した。テレポートを利用した緊急脱出装置も搭載されている。
胸部に装着された攻撃力増幅装置『レイドソルバルウ』は腕部や脚部に搭載された「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力を飛躍的に上昇させる。大出力のスパリオ弾ブラスターを搭載しており、地上の敵を短時間で殲滅可能。
武装
2門のガトリング砲『ガトリングザッパー』からゼビウス軍の兵器をも破壊可能な「スパリオ弾」を生成し、高速で連射する。最大発射速度は毎分7,650発となっており、わずかな時間で周囲の敵を一掃することが可能。
肩部に装着された補助推進装置『スラストリーマー』はエネルギー推進剤を利用した急加速や急旋回、滞空時の姿勢制御などを行う。
背面に装着された飛行ユニット『ソルバルウィング』は超能力を蓄積・増幅・放射する特殊な物質「イル・ドークト」が素材。ソルバルウと同等の飛行挙動を再現できる。
必殺技
ゼビウスクリティカルストライク
キメワザスロットホルダーにゼビウスガシャットをセットして発動。その場で滞空し、ガトリングザッパーとスパリオ弾ブラスターを乱射する。『【裏技】仮面ライダーゲンム』にて披露。仮面ライダーフォーゼを撃破した。
『ガンバライジング』オリジナル形態
プロトシューティングゲーマー・レベル2
ババンバン!バンババン!バンバンバンバンシューティング!
「プロトバンバンシューティングガシャット」で変身。全身のカラーリングが灰色になっている。
『エピソードZERO』の時点ではバグスターウイルスはまだ『バグスターユニオンを形成後、撃破されると患者から分離する』という性質を持たなかったため、レベル1形態しか登場していない。
プロトコンバットシューティングゲーマー・レベル3
「プロトジェットコンバットガシャット」で変身。コンバットゲーマのカラーリングが灰色になっている。例外的にガンバライジングでも追加装甲が無いグラフィックになっている(ゲンム・プロトスポーツアクションゲーマーもスピンオフ通り追加装甲が無い)。
これは作中に登場したレーザーターボ・プロトコンバットバイクゲーマーは頭部に追加装甲が装着されていないため。
プロトハンターシューティングゲーマー・レベル5(ドラゴンガン)
「プロトドラゴナイトハンターZガシャット」で変身。ハンターゲーマのカラーリングが灰色になっている。
劇中の活躍
序盤
第2話終盤にて檀黎斗と接触。彼に「新しいゲームの開発費の支援」として株取引で稼いだ大金を渡し、その見返りにゲーマドライバーとバンバンシューティングガシャットを入手して仮面ライダーに返り咲いた。
当初の目的は「ライダーガシャットを全10本揃え、全てのバグスターをぶっ潰す力を手に入れる」事。ゲーム病患者を救う事よりもガシャットを優先している。第8話では飛彩と永夢を本気にさせるため、患者の命と直結しているバグスターを人質に取った。
かつてCRに所属していた事や幻夢コーポレーションと面識がある事を自分の武器として活用しており、『【裏技】ヴァーチャルオペレーションズ』第2話においては、無人のCRに容易く侵入したり、同社の秘密を盾にして脅迫するような言動も取っている。
中盤
2クール目に入ってからはガシャットを奪おうとせずに黎斗を止めるためCRと共闘。その中で彼の戦う覚悟が垣間見えるなど、徐々に人間性が明らかになっていった。
第20話ではバーニアバグスターの再活性化を聞いて無理に出撃しようとした飛彩を制止。説得した上でガシャットギアデュアルβを持って行くなど、飛彩を守ろうとする面が見られた。その後シミュレーションゲーマーへの変身を果たした。
仮面ライダークロニクル編
飛彩が裏切り、復活した貴利矢が敵に回る中で、永夢の協力者となって共に戦う場面が増え、「仮面ライダークロニクル」を終わらせることにも真摯に向き合った。
本来の真面目で思いやりと責任感のある人間性が判明した事と、永夢の周りに問題児が増えたおかげで番組当初のアウトローぶりは鳴りを潜め、一番マトモな協力者となった。
負傷
第37話ではブレイブがパラドクスと対決する中、自身は因縁に決着をつけるべくレベル99に「超絶進化」したグラファイトと再戦する。しかし40以上ものレベル差を埋めることはできず、変身解除されてしまう。
それでも生身のままガシャコンマグナムを使い必死に立ち向かう。「お前が今向いてる先は過去じゃない、未来だ!恋人との未来だけを考えて、前に進んでりゃ良いんだよ!!」と彼と小姫の幸せを後押しする言葉を投げかける。
しかし、グラファイトの強力な一撃を腹に受け、喀血するほどの重傷を負った。明日那の診断によると臓器破損と全身打撲が見られており、心臓にも損傷が見られたらしい。
和解
第38話では彼の手術ができるのは飛彩しかいないと告げられる。それにより灰馬が飛彩に連絡を入れて呼び戻す。
しかし、この時の飛彩は正宗から「大我の手術を失敗させなければ小姫のデータを抹消する」と脅迫を受けており、小姫と大我のどちらを救うべきか揺れ動いている状態だった。
迷いを抱えたまま執刀する中、これまで大我から投げかけられてきた激励が脳裏に過った事で迷いを振り切る。小姫を失う事を覚悟に大我の手術を成功させた。
その後、意識が回復した大我は飛彩から花家先生と呼ばれた上で今までの恨み節を謝罪され、大我も飛彩を自分の命の恩人だと称し、彼に感謝の意を告げる。
クロノスへの変身
第43話では仮面ライダークロニクルのクリアに一番近いプレイヤーであるニコの抹殺を目論んだゲムデウスクロノスによってニコがゲームエリアに連行される。
彼女を助けるため、CRが患者から回収した仮面ライダークロニクルガシャットの内の1本を使い、ゲムデウスクロノスとニコがいるゲームエリアに潜入。
ニコの仮面ライダークロニクルガシャットも使ってゲーマドライバーで仮面ライダークロノスに無理やり変身する。
ゲムデウスクロノスに挑むもスペック差、無理やり変身したことによる体への負担によりクロノスの力を完全には使いこなせず、必殺技同士の対決で押し負け、変身が解けた。
最強の医療チーム
「たとえ免許がなくたって、俺はドクターでありたいんだ…!」と本音を明かす。ニコを守るため、ゲムデウスクロノスに食らいつこうとする。そこへ檀黎斗神によるチートコードを利用してゲームエリアに永夢と飛彩が駆けつける。
『ドクターは多くの患者の命を預かっている身』『患者の命を救うためにも、自分達ドクターこそ生き抜く責任がある事を忘れてはいけない』と永夢に諭された彼は、仲間達と共にチーム医療をこなす事を決意。
永夢から受け取った白衣をその身に纏い、『ゲムデウス並びにクロノスの切除手術』を開始、ゲムデウスクロノスとの決戦に挑んだ。
最終回
後日談では特別措置としてゲーム病専門医としての活動が認可され、廃病院で活動を始めた様子が描かれている。現実の医師免許は剥奪されると極一部の例外を除いて再発行されないため、それを考慮した描写だと思われる。
『【裏技】仮面ライダースナイプ エピソードZERO』
第1話 運命のtrigger
ある日、自分が担当した患者「菱沼紗々美」の体内から新種のウイルス「バグスターウイルス」を一般の医療機器で発見。相談を受けた同僚「牧 治郎」と共にCRへ徴集され、様々な検査を受ける。
その検査の実態がゲーム病を治療するドクターである「仮面ライダー」の適合者探しだと知らされ、身体検査やVR検査で優れた成績を叩き出した事で適合者になる様に要請される。
ところが、放射線科医としての役目を理由に着任を拒否した。自分の代わりにスナイプへの変身を名乗り出た牧は、変身を試みた結果、吐血して倒れた。
第2話 戦友にbarrel
倒れた牧の代わりに大我はスナイプに変身、バグスターを撃破する。だが副作用により牧と同じように体に異変が発生。牧が倒れた後、そのことを黎斗に問い詰めた大我。
彼が自分の代わりに変身しようとしたこと、牧は適性が低く本来はサポートとしてCRに配属されたこと、そのため適合手術を受けていなかったことを知る。大我は自分のせいで牧が倒れてしまったことに責任を感じ、適合手術を受けることを決意した。
ある日、患者の百瀬小姫からウイルスを切除するため変身しようとして倒れる。目覚めた直後に変身しようとして、自身を案じる牧と揉める。揉み合いの結果、ゲーム病に感染していた牧は過度のストレスを受けて消滅した。
第3話 壊れたsafety
衛生省は後任のドクターを探す方針となり、大我の変身を禁止、放射線科医に専念せよと宣告。逆らえば最悪の場合医師免許取消という状況になる。
だが小姫を救うため、黎斗からゲーマドライバーとガシャットを取り戻し、グラファイトに挑む。しかし敗北。小姫は駆け付けた飛彩の目の前で消滅。
大我自身も「衛生省の命令を無視して独断で治療を行った」「放射線科医の仕事を放棄するほどゲームそのものへの依存が極めて顕著である」として医師免許取消の処分となった。
黎斗がバグスターウイルスの散布を一時中断したことでゲーム病は沈静化。役目を失い、医師免許も失った大我はCRも追い出された。
第4話 不滅のreload
医師免許剥奪から5年経ち、闇医者稼業をしていた大我は、患者のヤクザから「バケモノ」の存在を聞かされる。そして大我は黎斗の元に行き、バグスターウイルスの再活性化と新たな仮面ライダー、「エグゼイド」の話を聞かされる。
バグスターウイルスの事件が終わっていなかったこと、自分と同じようにライダーになろうとしているドクターの話を聞き、大我の闘志が再び燃え上がる。
『仮面ライダーエグゼイド トリロジーアナザーエンディング』
「ブレイブ&スナイプ」
ライダークロニクル騒動後、クロニクルガシャットを使い、クロノス変身のための抗体を自分の体で作るという無茶な行動を度々起こしていたことが判明。
ラヴリカバグスターの復活とそれによる感染者を救うため、復元し洗脳された百瀬小姫を救うために、ポッピーから奪ったガシャコンバグヴァイザーⅡで仮面ライダークロノスに変身。
クロノスの消滅者管理能力で、小姫の洗脳を解いた。ラヴリカとの戦闘中、完全に適合しきれていないためか、苦しみながら変身解除してしまうが、後から来た飛彩によりラヴリカは倒された。
小姫は結局は消滅するが、彼女と飛彩の心は救われ、ラヴリカに感染した患者も救われる。その後、ラヴリカに感染した患者、ルーク・キッドマンとのゲーム対決のために渡米するニコを笑顔で送っていった。
「ゲンムvsレーザー」
黎斗が繰り出した「ゾンビクロニクル」によるパニックの中、大我はニコから小星作経由で託されたバンバンタンクガシャットを使い、ゾンビゲーマーの大群に立ち向かった。
全ての元凶の黎斗への怒り、かつての自分の無力さ、患者を救うドクターの使命、守るべきものの笑顔、自分の中で沸く感情を背負い、バンバンタンクガシャットをマグナムに差し込む。引鉄を弾き、ゾンビゲーマー一体を撃破した。
変身解除し、くたびれた様子でベンチに座る大我の隣に、「ゾンビクロニクル」の報酬で復活した牧が座っていた。牧の姿を見て、これで前に進めると歩き出した大我は、牧から白衣を託される。その白衣を着て、大我はドクターとして、また一歩歩き始めた。
ガンバライジング
番組開始と同時にガシャットヘンシン1弾よりレベル1とレベル2が参戦。LRのライダータイプはジャマー。LRの表アビリティは自身の必殺を強化しつつボウギョ半分のデメリットが痛いが、相手チーム全体のAPを-10(合計-30)するという強力なもの。
バースト後は自身の必殺の超強化に加え、ゲキレツアイコンのAPを+100、更にゲキレツアイコンに止めれば相手のライジングパワーを大幅に削れる。銃ライダーなので他のライダー達とアイコンを合わせられないのが難点。
ガシャットヘンシン2弾ではコンバットシューティングゲーマー レベル3がLR、ハンターシューティングゲーマー レベル5がCPで参戦。ガシャットヘンシン4弾ではシミュレーションゲーマー レベル50がLRで参戦。
これまでガシャットスキャンのみだったハンターシューティングゲーマーレベル5のフルドラゴンがRでカード化された。プロモーションカードでゼビウスシューティングゲーマーが参戦。ボトルマッチ3弾にて大我バージョンのクロノスも参戦した。
エグゼイド系ライダー専用システムであるガシャットスキャンチャンスやブットバソウルとの連動、ゴースト系ライダー同様ゲキレツアイコンの『ゲキガシャアタック』による追加攻撃など、現行ライダーとしての活躍に期待できる。
同じく肩のマントを付けているマヨラーなライダーとチームを組むと『雄々しき肩マント』、名前の読みが同じファンガイアのキングとチームを組むと『孤高の存在タイガ』。
オレンジを被るライダーとチームを組むと『ロックオン!』(変身音声繋がり)、レモンを被るライダーとチームを組むと『ホワイトメッシュ』(変身前の髪色つながり)、というチームボーナスが発生する。
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以上です。これで紹介を終えます。