【ユニクロ人気で復活!】仮面ライダーレーザー / 九条貴利矢【アドリブレベル6歳 動画あり】

2022年5月10日火曜日

4号ライダー 仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーはレーザーです。

「ノリノリで行っちゃうぜぇ!」
目次
  • 九条貴利矢
    • 概要
    • 描写
    • 過去
    • 関連人物
  • 仮面ライダーレーザー
    • 概要
    • 変身
    • 装備
  • 各ゲーマー(形態)
    • バイクゲーマー・レベル1
      • スペック
      • 概要
      • 必殺技
    • バイクゲーマー・レベル2
      • スペック
      • 概要
      • 性能
      • 余談
      • バイクゲーマ
      • 必殺技
    • チャンバラバイクゲーマー・レベル3
      • スペック
      • 変身
      • 性能
      • 必殺技
    • ハンターバイクゲーマー・レベル5/ドラゴンクロー
      • スペック
      • 変身
      • 性能
      • 必殺技
    • バイクゲーマー・レベル0
      • スペック
      • 概要
      • 外見
      • 性能
      • ビルドガシャット
      • 必殺技
    • プロトスポーツバイクゲーマー・レベル0
      • スペック
      • 変身
      • 外見
      • 戦闘能力
      • 必殺技
    • プロトコンバットバイクゲーマー・レベル0
      • スペック
      • 変身
      • 外見
    • 仮面ライダーレーザーX
      • スペック
      • 概要
      • 変身
      • 外見
      • 性能
      • 活躍
      • 必殺技
    • 『ガンバライジング』オリジナル形態
  • 劇中の活躍
    • 永夢との出会い
    • 永夢とのコンビ
    • 退場
    • 死後の活躍
    • 復活
    • CRへ帰還
  • 余談
ゴライダーでの登場】
九条貴利矢
 『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。仮面ライダーレーザーの変身者。演者は小野塚勇人(劇団EXILE) 。 

 概要

 監察医務院に務める腕利きの監察医。27歳。一人称は「自分」。1話終盤にて初登場。派手なアロハシャツの上に赤いレザージャケットを羽織ってサングラスをかけている
 血液型A型外見や普段の立ち居振る舞いからやや軽薄な印象を受けるが、CRのライダー達の様子を伺いつつ、自分の目的の為に利用すべく立ち回る。食えない言動を繰り返し、時に平気で嘘もつく怪しい男。その軽い態度と話術で相手を上手く乗せてしまう。

 描写
 バイクに変身するライダーのためか、「ノってる」「乗せられる」「悪ノリ」等の、「乗る」事に関する言い回しが多い。
 YouTube配信の情報番組『ポッピーピポパポの部屋』第11回では、見た目通りハワイ好きで、ロコモコも好んで食べるという。『仮面戦隊ゴライダー』第2話では、コーヒーは大量の砂糖とミルクを入れなければ飲めないことが判明した。

 本職
 監察医という、患者の死因を特定する役割の医師。患者を救おうという意思は薄い。一方で真実をいかなる手段を用いても解明する事に関しては人一倍熱心。
 本編では殆ど描写が無いが本業の監察医としての能力も中々に優秀らしく、普段はキチンと本業に勤しんでいる。実際、洞察力や情報収集能力の高さは本編でも遺憾なく発揮。
 他のライダー及び彼らの関係者に先駆けて「ゼロデイの秘密」や「仮面ライダーゲンムの本当の正体」に勘付いた。

 過去
 5年前、友人の藍原淳吾が謎の病気を発症した。貴利矢は衛生省から密かに入手した資料でそれが死に至る病「ゲーム病」であると知り、藍原へ告知した。
 だが、藍原は未知の病気と死への恐怖からパニックを起こして逃げ出してしまい、ショックで呆然自失のまま、交通事故に遭い死亡してしまった。
 彼の死はバグスターとは関係ないただの事故死として処理される。このことを深く後悔した貴利矢は「真実を伝えることが人生を狂わせることもある」という考えを持つに至った。
 3年前、監察医の業務中、バグスター関連の出来事を察知。ゼロデイについて調べる中で幻夢コーポレーションへと辿り着いた。ゼロデイの真実を黙認する代わりに黎斗からゲーマドライバーとライダーガシャットを入手した。

 復活後
 第35話でバグスターとして復活。レザージャケットが赤から黒に変わるなど装いが黒を基調としたものになり、チャラ男じみていた生前からは打って変わって言動共々ダークな雰囲気に変わっている。
 バグスターであるため、肉体の電子化によって神出鬼没に出現することができたり、電脳世界に侵入することも可能となっている。
 演じる小野塚氏へのインタビュー曰く、消滅することは最初から決まっていたが、復活することは決まってなかったとのこと。復活したのは視聴者からの復活への希望の声が大きかったらしい。

 関連人物

宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド
 小児科の研修医にして天才ゲーマー。永夢から見れば頼りがいのある兄貴分といった人物で、理解者の一人でもあった。当初彼のこと「名人」と呼称。後に永夢呼びに変化。
 一時は疑心暗鬼に陥っていたが、貴利矢の本心を知ってからは改めてコンビを組む。そんな貴利矢の死は永夢の心に暗い影を落とした。

出会い
 同僚の西脇からバグスターウイルスを切除するため、協力を仰いだ。利用するため一度コンビを組み、彼のついた「嘘」は永夢を怒らせた。
 第5話ではゲンムの偽の正体を信じこませた。第7話で彼がゲーム病患者に、ゲーム病が死に至る病であることを軽々しく教えた際には憤り、過去から来る言葉で彼を諭した。同話終盤では「少しは人を疑え」と忠告した。
 紆余曲折を経て彼を信じる事に決め、第11話では彼の窮地を救いコンビを再結成した。第12話では消滅間際、自身のドライバーとガシャットを永夢に渡し、彼に激励の言葉を贈った。

死後
 第23話でにて永夢は、腐敗したドライバーの代わりに貴利矢のドライバーを使用。彼が遺したリプログラミングシステムを取り入れたマキシマムゲーマーレベル99へと変身。不死身のゲンムを打倒し最終的に変身不能へと追い込んだ。
 第24話でも永夢はラッキーに共に戦う仲間が3人いると語っており、その1人に貴利矢を数えていた。第35話では復活してダークな雰囲気に変わった貴利矢と決別。しかし実際は二人の信頼関係は壊れておらず、第36話では抜群のコンビネーションを発揮した。

仮野明日那 / ポッピーピポパポ / 仮面ライダーポッピー
 登場当初から貴利矢について知っており、ゲーマドライバーやライダーガシャットを手に入れた経緯を快く思っていなかったのか、「あいつ」呼びされていた。
 しかし後の行動や真意から印象が変わったのか、12話にて倒れていた際は走って駆け寄り、間近で彼の死を看取った。貴利矢が幻夢コーポレーションに接触していたことは知っている様子。

 一見ヘラヘラしていて、部外者なのに首を突っ込んでくる貴利矢を「こいつの言葉に真実など1つもない」と嫌っている。5年前の藍原が亡くなった一件を調べたものの、その裏に秘められたバグスターの影には気づかず、ますます不信を高めている。
 第11話で一応誤解は解けた。第22話にて貴利矢の遺品を調べた際に彼が遺した「リプログラミング」のデータを発見。貴利矢の成果に賞賛を贈った。

 第4話で貴利矢が永夢のライダーガシャットを取り返すために勝負を挑んだ相手(ただし、永夢に貸しを作るのが目的)。彼がブレイブと戦っている最中に、貴利矢は隙を突いてホルスターに刺していたマイティアクションXガシャットを奪って永夢に渡した。
 消滅の際には見送られた。復活してCRに戻った第36話では、自分を避けて大我に隠れるニコを見るなり「え、なに?どういう関係!?」と面白半分に大我をからかっていた。

檀黎斗/仮面ライダーゲンム
 脅迫して変身アイテムを入手。邪険に扱われているわけではなく、盗まれたガシャットの情報を彼から教えられていた。偶然の目撃で仮面ライダーゲンムの正体を知ったが、ゲンム本人にそれを仄めかした瞬間、ゲンムレベル3に重症を負わされて。失神KO入院した。
 第8話で黎斗は貴利矢の前で正体を隠さずに変身して対決。戦闘の末に永夢に纏わる謎を聞かされ、調査を始める切っ掛けとなった。第11話にて彼の正体を暴く。第12話では彼の罠に嵌り重傷を負い、ライダーバトルの末に彼に命を奪われる。

復活後
 第35話では自分を一度始末した彼を、永夢たちCRが味方に就けてることを非難。第36話でCRに戻ると「永夢の判断を信じる」と共闘関係になるも、黎斗のこれまでの行いは許さないと告げた。
 第42話ではゲムデウスウイルスの抗体を作り出すため、彼のライフが4になるまで戦闘。自身も感染してしまうが最終的に黎斗に助けられた。
 第44話のレベル1での決戦ではゲンム/黎斗と連携して超ゲムデウスを撹乱。「いくぞ、神」と黎斗をのせた上でなんとダブルライダーキックを披露
 抜群のコンビプレーを見せた。この時“神”と呼ばれて「よく言った」と簡単に乗せられた黎斗に対して「ハッ、チョロいな」と呟くコミカルな一面も見られた。

藍原淳吾
 医科大時代の友人。5年前に死亡。貴利矢にゲーム病に感染していると告知されたことで、死への恐怖からパニックになりその場から逃走し事故に遭い死亡してしまった。バグスターを知るきっかけとなった人物だが、最終的に彼の後を追うかのように自身も死亡。

日向恭太郎
 16年前に事故に遭った永夢の手術を担当した元医師で衛生省の役人。貴利矢は彼が行ったその手術内容に疑問を抱いていたが、最終的に彼を疑う事は止めた様子。

西脇嘉高
 同僚で友人である男性。莉子と言う妹がいる。彼がゲーム病になり妹がバグスターに連れ去らわれた事が貴利矢が他の仮面ライダーに接触する切っ掛けになった。第4話におけるモータスバグスターの宿主でもある。貴利矢が故人となった事は知らない。

 黎斗の父親で幻夢コーポレーション現社長。第34話で貴利矢を生き返らせた。プロトガシャットを取り返すため、自らの意思で彼の左腕として付き従っていた。
 36話では彼から10本のプロトガシャットとハイパームテキガシャットを奪い返した。第38話では黎斗と共に戦うが、正宗がオペの失敗を飛彩命じていたことを知ると「それがアンタのやり方ってわけ!」と激怒した。

西馬ニコ
 彼女の登場とすれ違うタイミングで退場。バグスター化後に初対面。プロゲーマー「N」としてか「クロニクル攻略に最も近いライドプレイヤー」としてかは不明だが、かねてより噂は聞いていた模様。
 ハイパームテキ初登場時には、そのあまりの強さに一緒になってはしゃぎ回ったが、CRで改めて挨拶したときはよそよそしい態度で返された。彼女と大我の「患者と医者」にしては異常に近い距離感が気になっていた。

八乙女紗衣子
 アナザー・エンディングで登場した再生医療を研究する女医。食事に誘って欲しそうな様子を見せたり、人差し指を口に添えられると初々しい姿を出すなど何かと意識している。
 彼女がきっかけで永夢が負傷すると態度が一転。彼女の身の回りを探り、正体を見事に暴いた。その後も彼女の行方を追い、ピンチを救うことに。失意に落とされた彼女の首に、職員証を掛けエールを贈る。
 最終的には、今まで相手にされていなかった彼女からウインクを貰えるように。トリロジーから3年後の小説で、デートに誘われたことを皆に報告し、「恋のレースは自分が一番独走状態でしょ」と言うほど仲は良好。

 ファンからの評価
 各々様々なものを抱えているが故に性格的に問題のある奇人変人が揃っている今作のサブライダーたち。その中で貴利矢は「態度は軽いし嘘もつくけど、根は真面目で優しい人格者」であるということで、ファンから結構な人気を獲得していた。
 直前には永夢からの誤解も解けて、ようやく真の意味で共闘出来る仲間がと思われた矢先に起きた後述の悲劇は、多くのファンに衝撃と悲しみを与えた。

 貴利矢ショック
 第12話で九条貴利矢が退場した際には、多くのファンがショックを受けた。前半ではポッピーピポパポがクリスマス仕様でジングルベルを歌うなど、いかにもクリスマス回という雰囲気であり、ギャップがショックを倍加。多くのファンが貴利矢ロスに陥った。
 12話に予告編において退場が示唆。前話から「主人公との和解及び共闘」、「重大な真実を掴み、主人公たちに告げようとする」「黒幕キャラを脅す」など死亡フラグを乱立していた。結果、貴利矢はゲンムゾンビゲーマーレベルXに変身した檀黎斗の前に殺された。

 #なんできりやすぐ死んでしまうん
 公式ハッシュタグ。初出は第12話放送後の2016年12月25日朝、東映公式ニュースによるツイート。視聴者の中で困惑と反感が生まれ、「これが人間のすることか!」「神経を疑う」「頭沸いてる」といった怒りのツイートが多数投稿された。
 一方で、「所詮は著作物。マジギレはおかしい。」「叩かれるようなことじゃないのに」「頭沸いてると言う方がおかしい」などの意見も多数見られた。中には「視聴者がネタキャラで騒いでいることに公式が食いついた」という内容のツイートもあった。
 最終的にこの問題に対して東映側は謝罪。該当ツイートは削除され、謝罪文は数ツイートにも及んだ。仮面ライダーシリーズに注目するTwitterユーザーが多いことと、Twitterのバカ発見器っぷりを端的に表した。

退場の余韻
 有料サービスの東映ファンクラブ限定で「仮面ライダーレーザー メモリアルTシャツ」の受注開始を発表したが、前面のレーザーレベル3のドット絵の下に大きく描かれていた言葉は「GAME OVER」
 第14話のOPでは彼の姿が消滅しており、他のライダーに差し替えではなく存在していた場所にノイズだけが残っていると言う演出は、ますます視聴者のトラウマをえぐった模様。第25話以降の新OP映像でもこの演出が引き続き採用された。
 東映HPによると(スタッフ側で)一番彼の消滅に焦ったのは、リプログラミングを作品に取り入れようと提案していた医療監修の林昇甫氏だったとか。

仮面ライダーレーザー
 概要

 破壊妨害何でもアリのレースゲーム「爆走バイク」をイメージした仮面ライダー。レベル1は他のライダーと似たような姿だが、レベル2になるとバイクそのものに変身する。
 過去にはバイクに変形するライダーや人型に変形するバイクもいたが、バイク形態がメインフォームなライダーはこれが初。
 エグゼイドを始め他のライダーは専用バイクを所持しない為、レーザーは史上初の仮面ライダーでありながら主人公ライダーの専用バイク、という不思議なポジションに位置する。

 変身
 ガシャットのスイッチを押してゲームエリアを出現させる。そしてターンしながらガシャットを構え半回転させた後、ゲーマドライバーに挿入。目の前に来たパネルを蹴り上げて選択して変身する。エナジーアイテムの入れ物はトロフィー。初登場は第4話。

 性能

視覚機能
 視覚センサー『アイライトスコープ』を装備。ハイスピードカメラ並みの撮影機能や、夜間戦闘用の発光装置を持つ。ミクロサイズのバグスターウイルスの観察も可能。
 フェイスバイザー『バトルレースゴーグル』が衝撃や汚れから視覚センサーや頭部全面を守る。表面に塗布された耐爆メタルコーティング剤によって十分に強度が高められており、決して割れない。

その他
 頭部を保護するヘルメットスパイクライドヘルム』は耐爆メタルコーティング剤が表面に塗布されており、通常戦闘に耐えうる十分な強度を持つ。レースゲーム「爆走バイク」のプレイヤーキャラクターがイメージ。
 頭部スパイク『シグナリアクトスパイク』は鋭いトゲを利用した頭突きで敵に痛撃を与える。周囲の動体反応を捕捉・識別。自動的に追跡マーカーをセットする。内部モニターのレーダーマップには捕捉した敵や味方、エナジーアイテムの位置などが表示される。
 吸気装置『エアフレッシュガード』は取り込んだ空気から有害物質を除去。変身者の健康を守る。余剰に取り込んだ空気を利用して、スーツ内部の温度や湿度を最適な状態に保つ。内部には圧縮エアも蓄えられているため、水中での長時間活動も可能。

胴体
 胸部を銀色のプロテクター『メックライフガード』が保護。急所に受けたダメージを全身に分散させて、内部中枢に深刻なダメージが行かない。残存体力が少ない程プロテクターの防御力が上昇。管理モジュール『エクスコントローラー』がデバッグモードへの移行や特殊技の発動時のシステムを制御。
 胸部に体力ゲージ『ライダーゲージ』が表示される。残存体力を可視化しており、ゲージが尽きると死ぬ。他のライダーと協力して戦う際は、ゲージの多い者が率先して前へ出る、瀕死のライダーに回復アイテムを優先取得させるなど、お互いのゲージを確認することで安全かつ効果的な戦術が可能となる。

装備

ゲーマドライバー
 本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。バグスターウイルスへの対抗を目的とした医療機器の一種。2つのスロットを持ったゲーム機にも似た形状で、カラーリングはマゼンタ蛍光グリーン。
 ベルト中央の発光パネル『ハイフラッシュインジケーター』には仮面ライダーや装填中のライダーガシャットをイメージしたグラフィックが表示される。コマンドメニューや攻撃時のエフェクト等を空中投影する。

変身
 普段はバックルの状態で携帯し、腹部に当てることでベルト『フィッティングバインド』が出現し装着される。
 ベルトの長さは装着者の体型に合わせて自動的に調整される。装着者から吸収した生体エネルギーを利用して、ドライバーの各システムを稼働させるためのエネルギーを生み出している。
 左にある『メインガシャットスロット』の内ドライバー中央寄りのスロットにライダーガシャットを挿入すると、挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、変身プログラムなどを自動的に実行してレベル1に変身する。

レベルアップ
 ドライバーの『アクチュエーションレバー』を右に開くことで装填中のライダーガシャットに組み込まれた強化プログラムが実行され、レベル2に変身する。逆にレバーを戻すことでレベル1に戻ることも可能。
 外側のスロットに2本目のライダーガシャットを挿入してレバーを開くと、能力強化や新たな装備の実体化が行われて、レベルアップする。レバーを閉じた後、ドライバーからライダーガシャットを抜き取ることで、変身が解除される。

性能
 データ実体化装置『GDハイパーモジュール』がライダーガシャットに記録されているデータを元に、スーツや武器などをゲームエリア内に実体化させる
 データ通信装置『GDアップデーター』はドライバーの性能向上を図るため、戦闘データなどを開発会社のデータサーバに自動転送する。システム不具合を解消する修正パッチなどは、自動的にダウンロード・インストールされる。
 内部機能を保護する外装パーツ『アウターガードケース』は成形加工しやすい軽量かつ高強度の素材が使用されており、表層には耐水性、耐熱性、耐衝撃性を高めるコーティング剤が塗布されている。熱暴走を防ぐためのクーラーユニットを搭載。

危険性
 ドライバーを扱うためには適合手術を受け、微量のバグスターウイルスを投与して体内にバグスターウイルスの抗体を作る必要がある。人間の遺伝子を持つことも必須。
 適合者の判別機能により装着者が適合者と認められた場合のみドライバーの機能が発動する。適合者であれば他のライダーの使っていたドライバーも使える。適合者でなくても一応装着だけは出来る。
 適合者以外が使っても変身できず、ゲーム病のようになり死ぬバグスターのように人間の遺伝子を持たない者は、ダメージは受けないが使えない。

扱い
 重要な部分はブラックボックス化されており、一時は開発者の黎斗が離反及び死亡した事で新造どころか修復も困難な貴重品になっていた。復活した新檀黎斗がCRと協力体制を結び直した事で修復が可能になった。
 現在劇中に登場しているドライバーの数は6基。その内永夢が最初に使用していた1基が戦闘によって使用不能となっていたが、後に黎斗によって修復されている。
 開発にはゲーム会社「幻夢コーポレーション」の檀正宗と檀黎斗、大手医療機器メーカー「メディクトリック」の宝生清長らが関わっている。

キメワザスロットホルダー
 左腰に備え付けているホルダー。下部の『サブガシャホルダー』に2つライダーガシャットをセットして携帯可能。最上部の『キメワザスロット』上部のボタン『ホルダースイッチ』を押すと、ゲームエリアのステージをセレクトできる。
 セレクトすると違う場所にワープするため、自分とバグスターを移動させたりその場から緊急脱出することも可能。後者の場合変身を解除するとそのエリアからはじき出され元の場所に戻る。

性能
 『コネクトチャージャー』がキメワザスロットホルダーとゲーマドライバーを繋ぐ。ドライバーとのデータ連動をリアルタイムで行うと同時に、システムの稼働に必要なエネルギーを受け取っている。
 制御装置『クリティカルディスチャージャー』が技の出力や挙動を自動的に制御し、命中率を引き上げる。ボディスーツの強化リミッターを解除し、身体能力を限界以上に強化することで技の威力を底上げする。

必殺技
 『キメワザスロット』に挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。『ホルダースイッチ』を押すことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動。
 さらにもう一度ボタンを押すことで、ホルダーに搭載された強撃破砕システム「ストライクオルタネーター」が作動し、ライダーガシャットの特性に応じた強力な必殺技が発動する。必殺技がヒットすると、『会心の一発!』という音声が流れる。

ガシャコンスパロー
 レベル3およびレベル0で使用する弓矢型のガシャコンウェポン。割り当てはギリギリチャンバラガシャットおよびプロトギリギリチャンバラガシャットに付随する。
 グリップ部分はバイクハンドルがモデル。基本形態の弓モードと分割した鎌モードの2つのモードがある。名前の由来は「すぱっ(鎌で切る音)」+「アロー(弓)」だろうか。

弓モード
「ズ・ドーン!!」

 ガシャコンスパローの基本形態。射撃装置『アローエリミネーター』から優れた貫通力を持つ光の矢を発射する。バグスターウイルスなどを射抜き、無力化できる。
 Bボタンを押す事でチャージ攻撃を行う。接続装置『スパローコネクター』が鎌モードから弓モードへ移行する際に2つのパーツを繋ぎ、攻撃システムを同調させる。

鎌モード
「ス・パーン!!」

 『アタックラッシュパッド』のAボタンを押す事で、武器が二つに分割して変形する形態。刃『スパットエリミネーター』が斬撃と共に光刃の渦をつくり出し、周囲のバグスターウイルスなどを分解・無力化できる。
 グリップ『EXPグリップ』が衝撃吸収装置によって武器の挙動を安定させ、攻撃精度を高める。使用者の戦闘能力に応じてシステムデータを更新し、武器性能を向上させる。

必殺技
 スロット『ガシャットスロット』に挿入されたライダーガシャットのデータを瞬時に読み取り、いつでも必殺技を発動できるよう全身各部に指示を送る。
 その後、トリガー『ガシャコントリガー』を引くことでライダーガシャットに組み込まれた強攻プログラムが起動し、その特性を付加した強力な武器必殺技が発動する。

備考
 過去作におけるカリスアローおよびワイルドスラッシャーにコンセプトが近め。使い勝手が良いのか第12話にてレーザーが倒されゲンムにギリギリチャンバラガシャットもろとも奪われたあとは、第23話までゲンムゾンビゲーマーレベルXの武器として使用された。
 その後は長らく使用者がいなかったが、第36話で檀正宗からプロトギリギリチャンバラガシャットを譲られたレーザーターボが使用。だが第40話のラストで正宗が発動したリセットの影響で「仮面ライダークロニクル」のゲーム進行状況が巻き戻される。
 プロトギリギリチャンバラガシャットが正宗の手元に戻り、再びガシャコンスパローが使用不可能になった。本編後は永夢からギリギリチャンバラガシャットを返却されたようで、トゥルー・エンディングアナザー・エンディングでは貴利矢に使われる使用されている。
呪い?
 作中でこの武器を使用した九条貴利矢檀黎斗、そしてライドプレイヤーは全員ゲームオーバーとなり消滅している人間はゲームオーバーとなっている。
 このから、「この武器、もはや呪われているのではないか…?」とネット上でまことしやかに言われていた。しかし、その後ライドプレイヤー以外はそれぞれ新檀黎斗仮面ライダーレーザーターボとして本編に復活したことから、名誉を回復しつつある。

 備考
 過去作でもバイクやライダーマシンの扱いが悪かったり影が薄いと言った例はあったが、今作ではレーザー以外のバイクはCR専用バイクのみ。医者という職業柄もあり主要キャラクターがバイクに乗る描写がほとんどなかった。
 サブライダーでありながらエグゼイドのライダーマシンという立場もあり、「平成ジェネレーションズFOREVER」にもバイクゲーマーレベル2が登場。
 本作ではジオウビルド以外の作品のサブライダーはレーザーを除いて登場しない。ちなみに短いとはいえ変身音が流されたのは山口恭平監督のこだわり。

各ゲーマー(形態)一覧

 バイクゲーマー・レベル1
「懺悔してもらおうか、ライダー全員に対して。それと―――ゼロデイで死んだ自分の友達にな……」

爆走バイク! ガシャット! レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?アイム ア カメンライダー!!
スペック

身長:181cm
体重:184kg
パンチ力:7.7t
キック力:11.5t
ジャンプ力:ひと跳び30.5m
走力:100mを7.6秒

概要
 ゲーマドライバーに爆走バイクガシャットをセットして変身する形態。レベル2の特性上、この形態で実体化したバグスターや他のライダーと戦う機会が多かった。だが、怪人化したバグスターやレベルアップしたライダー相手には分が悪い。

戦闘能力
 両手に銃撃装置兼打撃武器「フロントアームドユニット」「リアアームドユニット」を装備。銃撃や高速回転するタイヤによる打撃を行う。イクのパーツを利用したドリフト攻撃が可能。
 「フロントアームドユニット」は小口径の光弾を連射して敵を牽制できる。「リアアームドユニット」は帯電した散弾を発射して敵を足止め可能。どちらも高速回転するタイヤで打撃攻撃を行い、敵の装甲を削り取れる。

性能

胴体
 頭部『LZヘッド-BIK1』の機能はレベル2と同様。ボディスーツ『エントリーギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。常人離れした身体能力をもたらす。
 また、分離パルス発生装置「パルスプリッター」を内蔵。攻撃と同時に分離パルスを叩きこみ、バグスターユニオンを解体。感染者と分離できる。

腕部
 『ファーストライクアーム』は衝撃吸収に優れた柔らかい素材で、攻撃を受けてもダメージを緩和できる。拳は大型グローブ『コモンビッググローブ』が覆う。
 パンチの命中率が高く、その重さから高い衝撃ダメージを与える。バグスターウイルスにパンチを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。
 肩部は『コモンアンブレイカー』が保護。常にエア噴射を行うことで体感重量を減らす。全身を覆うように装甲強化剤を噴射し、一時的に防御力を引き上げられる。

必殺技

爆走クリティカルストライク
 キメワザスロットホルダーに爆走バイクガシャットをセットして発動。第44話ではエグゼイド、ブレイブ、スナイプ、ゲンムと同時にキックを放ち、檀正宗ゲムデウスを分離させた

 バイクゲーマー・レベル2
「二速!」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!!
スペック

全長:222cm
重量:144kg
馬力:150.5ps(110.7kw)
最高時速:278km/h

概要
 ドライバーは座席「レーザーシート」の前に移動。バイクゲーマーの名の通り、バイクの姿となり乗り手無しでもゲームエリア中を疾走、爆走、激走しまくる。 
 レベル1からのレベルアップやレベル1に戻ること、および変身解除は自分の意思でもできるが、レベル2からのレベルアップや必殺技の発動は搭乗するライダーに行ってもらう必要がある。

変身
 ドライバーのレバーを右に開くことで変身。レベルアップ時は弾丸道路のような空間でアームドユニットのタイヤで爆走、ジャンプしながらレベル1のボディを分離してアームドユニットとボディが合体しレベル2の形態になる。

能力
 単独での走行も可能。バランス制御ユニット『セーフスタビライザー』は搭乗者がいなくても安全に走行できるよう、車体の速度を抑え、バランスを自動制御する。
 一定の速度を超えて走行する際は自動制御機能を停止させる必要があり、機能停止と同時にバランスも制御できなくなるため、搭乗者が必要。最高速度で10kmを走行すると全力で100mを走り切るくらいの体力を消費する。

性能

頭部
 カウルパーツ『バイクギアカウル』の表面には耐衝撃メタルコーティング剤を塗布。通常戦闘に耐えうる十分な強度を備える。最高速度で岩壁に衝突しても破壊されない。
 ハンドル『バクソウハンドル』には車体前方からの攻撃に備え、高強度のハンドガードを設置。通常のバイクと同様の機能を備える。変身者の意思でハンドル操作をロックし、搭乗者による操縦を拒否できる。

センサー類
 視覚センサー兼ヘッドライト『アイライトスコープ』はハイスピードカメラ並みの撮影機能や、夜間走行用の発光装置を搭載。強力なハイビームで敵を眩惑させられる。
 『シグナリアクトスパイク』が周囲の動体反応を捕捉・識別。自動的に追跡マーカーをセットする。内部モニターのレーダーマップには捕捉した敵や味方、エナジーアイテムの位置などが表示される。

バイク機能
 エンジンユニット『LA2-ER』が変身者の体力を稼働エネルギーに変換。タイヤ『アクティブライドタイヤ』は天候や路面状況に合わせてトレッド形状などを変化させ、オンロード、オフロードに関わらず快適な走行を実現する。
 ライディングシート『レーザーシート』は搭乗者の体型や体重に合わせてシートの形状や硬さを自動調整。快適な座り心地を実現する。

必殺技

爆走クリティカルストライク
 キメワザスロットホルダーに爆走バイクガシャットをセットして発動。マフラーから強力な炎を放出する。第4話ではモータスバグスターを撃破した。
 『【裏技】ヴァーチャルオペレーションズ』第4話ではシミュレーション内でゲンムに発動してもらった。だが、発動直前にゲンムが離れてしまい、勢い良く壁にぶつかった。

爆走クリティカルフィニッシュ
 エグゼイドがガシャコンブレイカーに爆走バイクガシャットをセットして発動。 敵に接近してブレードモードで連続で回転斬りを浴びせる。

備考
 単独では扱い辛いガシャットを黎斗から渡された理由に関して、脚本の高橋悠也氏や黎斗役の岩永徹也氏の解釈では「黎斗を脅迫してゲーマドライバーとガシャットを手に入れようとした事に対する嫌がらせ」との事。

バイクゲーマ
 爆走クリティカルストライクを発動する要領で他のライダーのキメワザスロットホルダーに爆走バイクガシャットを装填することで、ゲーマとして召喚し搭乗することも可能。
 このときはドライバーを装備しておらず、アイライトスコープからは瞳が消えている。エグゼイドとレーザーターボが搭乗した。

「三速!」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!! アガッチャ ギリ・ギリ・ギリ・ギリ!チャンバラ!!

「ようやく人型になれたぜ!」
スペック

身長:205cm
体重:151.5kg
パンチ力:15.2t
キック力:16.6t
ジャンプ力:ひと跳び34.2m
走力:100mを4.1秒

概要
 レベル2の状態からドライバーのレバーを閉じ、ギリギリチャンバラガシャットを左のスロットに挿してレバーを開き変身する形態。ギリギリチャンバラで召喚した「チャンバラゲーマ」と合体することでレベルアップする。 初登場は第7話。
 他のライダーから1段階遅れで通常の人間体型になる。そのため、レベル1からこの形態に直接レベルアップすることも多い。他のライダーのレベル3が各部に装甲を纏う形式であるのに対し、レーザーはチャンバラゲーマがそのまま腕部と脚部になる。

戦闘能力
 戦闘力と防御力がレベル1から大幅に上昇。分離したバグスターとも単体で戦えるようになった。パワー強化を重視した調整が施されている。
 重厚な鎧型の装甲によって高い防御力も獲得した。ガシャコンスパローを使って弓モードでの遠距離戦や、鎌モードで接近戦を仕掛けて攻撃する。ボディに備わったエア噴射装置を利用して高速回転による連続攻撃も可能。

性能

頭部「LZヘッド-CH-BIK3」
 攻撃強化装置『リミッターブレード』はこれまでに受けたダメージを自身の攻撃に上乗せし、放てる。ライダーゲージが2%以下の状態で一度だけ使用可能。
 追加装甲『カブトクロガネイト』は高性能の衝撃吸収装置を搭載。戦闘ダメージが変身者に及ばぬよう頭部を保護する。

全身
 ボディスーツ『バクソウギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。常人離れした身体能力をもたらす。調整はパワー強化を重視。
 背面のエンジンユニットを利用して、体力と引き換えに全能力を底上げできる。装甲部分には耐衝撃メタルコーティング剤が塗布されており、防御力が十分に高められている。
 腕部や脚部に装着された黒と金の鎧『ヨロイクロガネイト』は防刃性に優れ、敵の物理攻撃を安全に受け止められる。「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力と防御力を飛躍的に上昇させる。

腕部『LZグロウスアーム』
 レベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」が搭載。各動作のパワーと精度が高められており、ガシャコンスパローを利用した急所攻撃を得意とする。
 肩部を『ケンブクロガネイトアーム』が保護。エア噴射を利用した姿勢制御装置を搭載。空中でも素早く受け身を取れる。ガシャコンスパローを装備した状態で全身を高速回転させ、竜巻のように敵を切り刻むことも可能。
 拳を覆う強化グローブ『スピンファイトグローブ』はグローブ表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。バグスターウイルスにパンチを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。

脚部『LZグロウスレッグ』
 レベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」を搭載。瞬発力に優れ、高速ステップを利用したフェイント攻撃や回転攻撃を繰り出せる。
 バトルシューズ『スピンファイトシューズ』の足裏にエア噴射装置を搭載。装備重量に関わらず一定の運動速度を維持可能。バグスターウイルスにキックを叩きこむと同時に駆除プログラムを流し込み、より高いダメージを与える。

必殺技

ギリギリクリティカルフィニッシュ
 ガシャコンスパローにギリギリチャンバラガシャットをセットして発動。弓モードでは大型のピンクの矢と、無数の黄色い小型の矢を発射。先にピンク色の矢を当てて怯ませた隙に、待機させた小型の矢を、回し蹴りによる衝撃で一斉に向かわせる。
 鎌モードではそれぞれの刀身にエネルギーを収束し、すれ違い様に斬り裂く。第12話ではゲンムレベルXの特殊機能により完全に無効化され、ガシャットがセットされたまま強奪。挙句レーザー自身にその牙を剥き、その死因の一つになった。

零式・弩弓一閃
 ガンバライジング限定技。ガシャコンスパロー鎌モードで敵をX字に切り裂き、吹っ飛んだ敵に弓モードで殴打。さらにクリティカルフィニッシュを発動。エネルギーを纏わせてゼロ距離で矢を発射する。

ライダーキック
 『仮面戦隊ゴライダー』にて使用。足に黄色のエネルギーを集めて放つキック技。ギリギリクリティカルストライクなのか、それとも単なるライダーキックなのかについては不明。

食玩
 食玩「装動ステージ4」では、ただの再録では止まらずディテールアップパーツが付属されたり瞳無しのシールが収録されていたりと至れりつくせり。更にパッケージ裏に「レーザーよ永遠なれ」とメッセージが入っている。
 食玩「装動ステージ5」では、レーザー用の<ゲームオーバー版>のステッカーが付属しており【GAME OVER】のシーンを再現することが可能となっている。

「五速!」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!! アガッチャ ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!レーザー!!
スペック

身長:202cm
体重:155kg
パンチ力:19t
キック力:25t
ジャンプ力:ひと跳び49m
走力:100mを2.7秒

概要
 レベル1の状態からドライバーのレバーを閉じ、仮想ドラゴナイトハンターZガシャットを左のスロットに挿してレバーを開き変身する形態。
 事前にガシャットで「クロー」を選択し、ドラゴナイトハンターZで召喚した「ハンターゲーマ」を両腕と両足に装着することでレベルアップする。レベル3と同様にゲーマと合体することで等身大の人間サイズになる。 初登場は第10話。

戦闘能力
 全ての性能でチャンバラバイクゲーマーレベル3を大きく上回る。レーザーLv2の都合上、他の3ライダーと異なり右腕にドラゴナイトブレード、左腕にドラゴナイトガンを装備。
 両足に装備された「ドラゴナイトクロー」による重く鋭いキックを繰り出す。遠近問わず戦闘を行う事が出来る。

性能

全身
 頭部は『LZヘッド-HU-BIK5』に進化。腕部と脚部の『メックドラゴガード』が全身各部の「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力と防御力を飛躍的に上昇させる。
 肩部を「ショルドドラゴアーマー」が保護。分厚い多重装甲で物理ダメージを吸収。内蔵した電磁強化装置が装備の威力を強化する。
 脚部アーマー『レッグドラゴアーマー』が分厚い多重装甲で物理ダメージを吸収。脚部を保護する。体感重量を軽減し、運動速度を引き上げるエア噴射装置を搭載。

武装
 右腕に電磁ブレード「ドラゴナイトブレード」を装備。斬撃に沿うように切断光刃を放ち、周囲のバグスターウイルスなどを分解・無力化する。
 左腕に電磁キャノン砲『ドラゴナイトガン』を装備。圧縮金属を超高速で撃ち出し、射線上のバグスターウイルスなどをまとめて破壊できる。
 バトルシューズ『ドラゴナイトクロー』の足裏にエア噴射装置が内蔵。装備重量に関わらず一定の運動速度を維持可能。爪でバグスターウイルスを突き刺し、駆除プログラムを流し込んで大ダメージを与える。

必殺技

ドラゴナイトクリティカルストライク
 キメワザスロットホルダーにドラゴナイトハンターZガシャットをセットして発動。両腕のドラゴナイトブレード、ドラゴナイトガンから青と黄緑色のエネルギー刃を連続で飛ばす。
 『ガンバライジング』ではシグナリアクトスパイクとドラゴナイトクローで攻撃した後に両腕を重ねて光の刃を生成し相手を薙ぎ払う。

「ゼロ速。変身」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!!
スペック

身長:202.0cm
体重:98.0kg
パンチ力:23.0t
キック力:29.0t
ジャンプ力:ひと跳び52.1m
走力:100mを2.1秒

概要
 バグスターとして復活した貴利矢が、ゲーマドライバーに2本目の爆走バイクガシャットをセットしてからレバーを開いて変身するレーザーの新たなる基本形態。
 このフォーム以降、名前が『仮面ライダーレーザーターボ』に改められている。初登場は第34話「果たされしrebirth!」ラスト。檀正宗の左腕として彼の窮地を救った。

外見
 イメージは「爆走バイク」のプレイヤーキャラクターバイクがメインフォームのレベル2とは異なり人型。
 レベル5と同型の頭部「LZTヘッド-BIK0」に、ゲンム・レベル0に類似した黒地にシルバーラインのスーツ「ターボギアスーツ」を持っている。外装が減った分体重も大幅に減少。変身時はレーザーと同様にパネルを蹴って選択・変身する。

戦闘能力
 同じ人型形態のレベル3、レベル5と比べると、機動力を重視し、貴利矢が得意とするキックを中心としたスピード中心の肉弾戦を得意とする。
 能力値はゲンム・レベル0同様レベルテン相当。レーザーを意思を持たない完全な自身のバイクとして搭乗して戦う事も可能。
 「プロトライフガード」により、プロトガシャット使用時はレベルエックスをも上回る力を獲得している。プロトガシャットを使用した際のスペックはレベルX(エックス)以上レベルX-0未満。


特殊能力
 アルファ版限定の試作機能が移植されており、特殊なゲームエリア「アンチバグスターエリア」の形成が可能。接触したバグスターウイルスの活動を抑制する。初登場した第34話ではゲムデウスのウイルスすら無力化した。

武器
 レベル3と同様にガシャコンスパローを使用。但し当初は所持しておらず、プロトギリギリチャンバラガシャットを手に入れてから使用。
 レベル1の時から「胸部に描かれていながら初期装備ではない」という流れは変わっていない。プロトギリギリチャンバラから出力したガシャコンスパローも、そのままでレベル99に有効打を与えられるほどに威力が増している。

ビルドガシャット
 映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』では、並行世界合体装置エニグマの影響でゲーマドライバーが作動しなくなった際、天空寺タケルから渡された仮面ライダービルドガシャットを併用。
 一時的とはいえ変身に成功。ブレイブ、スナイプ、ゴーストと共にネビュラバグスターの軍団と戦った。

性能

全身
 頭部は『LZTヘッド-BIK0』に強化。ボディスーツ『ターボギアスーツ』が変身者の動作を補助・強化。常人離れした身体能力をもたらす。運動速度とパワーを重視した調整が施されており、敵に反撃の隙を与えずに猛攻を加えることが可能。
 胸部を保護する銀色のプロテクター『プロトライフガード』はプロトガシャットの力を引き出す特殊機能を搭載。追加装備などの性能を強化する。

四肢
 四肢の名称が『LZTグロウスアーム』『ターボファイトグローブ』『LZTグロウスレッグ』に変化。肩部装甲『マルチアンブレイカー』から全身を覆うように装甲強化剤を噴射し、一定時間防御力を引き上げる。
 腕部と脚部に装着された銀色のガードパーツ『メックビルドガード』は熱攻撃にさらされると耐熱性が上昇するなど、受けたダメージに応じてパーツの構造を組み換え、耐久性を高める。
 バトルシューズ『ターボファイトシューズ』はエア噴射による急加速や急停止、空中ダッシュなど、アクロバティックな動きが可能。接触したバグスターウイルスに抑制プログラムを流し込み、その活動を抑え込む。

必殺技

ギリギリクリティカルフィニッシュ
 ガシャコンスパローにプロトギリギリチャンバラガシャットをセットして発動。鎌モードで紫色のリング状カッターを飛ばす中距離攻撃。
 第36話ではマキシマムゲーマーレベル99を変身解除させた。プロトガシャットの仕様で「ギリギリクリティカルフィニッシュ」の音声が無い。

フライングターボリッパー
 シティウォーズオリジナル技。ガシャットをガシャコンスパローにセットして発動。車輪のような形状の黒いエネルギー刃を放つ。装填したガシャットはプロトギリギリチャンバラかプロトシャカリキスポーツと思われる。

 プロトスポーツバイクゲーマー・レベル0
「爆速!」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!! アガッチャ シャカリキ!メチャコギ!ホット!ホット!シャカ!シャカ!コギ!コギ!シャカリキスポーツ!!
スペック

身長:202.0cm
体重:105.2kg
パンチ力:69.7t
キック力:79.2t
ジャンプ力:ひと跳び68.1m
走力:100mを1.3秒

概要
 レベル0(バイク)の状態からドライバーのレバーを閉じ、プロトシャカリキスポーツガシャットを左のスロットにセットして再度レバーを開き変身する形態。
 召喚した「プロトスポーツゲーマ」をアーマーとして上半身に装着することでレベルアップする。初登場は第35話。

外見
 追加装甲は黒と灰色を基調としたカラーリング。頭部「LZTヘッド-P-SP-BIK0」に「シャカリキメット」が装着されていない。
 それ以外はてれびくん超バトルDVD『【裏技】仮面ライダーレーザー』に登場したゲンム・プロトスポーツアクションゲーマーと酷似している。

戦闘能力
 肩部に投擲武器『トリックフライホイール』を装備。投擲して攻撃する戦法が得意。使用時はホイール表面が鋭利な刃に変形し、高速回転と共に標的を切断する。敵に直撃すれば体力を大きく削れる。他にも高速で移動することも可能。 
 ゲムデウスワクチン、そしてドクターマイティXXガシャットを開発するために、仮面ライダーゲンム ゾンビアクションゲーマー レベルX-0と協力して死闘を繰り広げた。

性能
 頭部が『LZTヘッド-P-SP-BIK0』に強化。胸部の攻撃力増幅装置『レイドアンプリファー』、防御力増幅装甲『ガードアンプリファー』「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力や防御力を飛躍的に上昇させる。

必殺技

シャカリキクリティカルストライク
 キメワザスロットホルダーにプロトシャカリキスポーツガシャットをセットして発動。トリックフライホイールを取り外してブーメランのように投げつける。第35話ではゲンムレベルX-0をゲームオーバーさせた。

爆走クリティカルストライク
 爆走バイクガシャットをキメワザスロットホルダーにセットして発動。エグゼイドと同じように瞳のないレベル2を召喚し搭乗、前輪にエネルギーを集中させながら突撃する。第42話ではゲンムレベルX-0のライフを削った。
 『ガンバライジング』ではトリックフライホイールで相手を上空に吹き飛ばしてガトリングコンバットで追撃した後、通常形態に戻り爆走バイクガシャットをセット、落下してくる相手に回し蹴りを決める。
 4人が同時に必殺技を発動するキャンペーンカードのキメワザチェインカードではレベル2で助走した後にレベル0になり、回転蹴りを決める。

 プロトコンバットバイクゲーマー・レベル0
「爆速…変身」

ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ! 爆走! 独走! 激走! 暴走! 爆走バイク!! アガッチャ ぶっ飛び!ジェット!ドゥ・ザ・スカイ!フライ!ハイ!スカイ!ジェットコンバ~ット!!
スペック

身長:202.0cm
体重:125kg
パンチ力:70.6t
キック力:80.9t
ジャンプ力:ひと跳び62.9m
走力:100mを1.8秒

概要
 レベル0の状態からドライバーのレバーを閉じ、プロトジェットコンバットガシャットを左のスロットにセットして再度レバーを開き変身する形態。初登場は第35話。
 召喚した「プロトコンバットゲーマ」をアーマーとして上半身に装着することでレベルアップする。頭部「LZTヘッド-P-CO-BIK0」にフェイスバイザー「フライトバイザー」および酸素マスク「エアマスクガード」が装着されていない点がスナイプと異なる。

戦闘能力
 ガトリング砲『ガトリングコンバット』を装備。ガシャコンマグナム ハンドガンモードの銃弾60発分の威力を持つ炸裂光弾を高速で連射する。最大発射速度は毎分6,000発。
 仮面ライダースナイプ コンバットシューティングゲーマー レベル3のガトリング砲よりも連射速度が上昇している。わずかな時間で周囲の敵を一掃することが可能。高い機動力と空中からの掃射を武器とする。

性能
 頭部が『LZTヘッド-P-CO-BIK0』に強化。胸部の攻撃力増幅装置『レイドコックピット』、防御力増幅装甲『ガードエアロノーズ』「ゲインライザー」の制御プログラムを書き換え、攻撃力や防御力を飛躍的に上昇させる。
 肩部の推進装置『スラストリーマー』がエネルギー推進剤を利用した急加速や急旋回、滞空時の姿勢制御などを行う。最大出力で加速した場合、数秒で2,500km/hの最高速度に達する。
 背面の飛行ユニット『エアフォースウィンガー』が翼面で周囲の力場をコントロール。空中を自在に移動できる。翼の基部は武装コンテナとなっており、小型ミサイルやチャフ、信号弾などを発射できる。

必殺技

ジェットクリティカルストライク
 劇中未使用。シティウォーズでは、コンバットシューティングゲーマーレベル3と同様な爆撃を放つ。

 仮面ライダーレーザーX
「決着をつけようぜ。クリスマスのあの日、一度はお前に敗れた…。フッ、このガシャットで・・・・・・・な」

ギリ・ギリ・ギリ・ギリ!(ウォー!)チャンバラ!!(ウォー!)
スペック

身長:205cm
体重:151.5kg
パンチ力:92.2t
キック力:95.1t
ジャンプ力:ひと跳び94.7m
走力:100mを0.7秒

概要
 Vシネマ仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVSレーザー』に登場。仮面ライダーレーザーの最大レベル。
 二度目の消滅を迎えた正宗から託されたバグルドライバーIIに、クリスマスでのゲンム・レベルX戦における意趣返しとして選んだギリギリチャンバラガシャットをセットして変身する。 

変身
 クロノスと同じく、ガシャットが浮遊した後、回し蹴りで蹴り付けることで自動的にドライバーに装填される。Vシネマ限定の形態としては珍しく、既存のアイテムで組み合わせたフォームとなっている。

外見
 見た目こそチャンバラバイクゲーマー・レベル3だが、ベルトがバグルドライバーIIに変化。それに従って、各種装甲はターコイズブルーを基調としたカラーリングの「カブトアオハガネイト」「ヨロイアオハガネイト」「ケンブアオハガネイト」に変化した。さらに青紫色の禍々しい炎のような模様が各所に浮かび上がっている。

戦闘能力
 素のスペックはレベル99やレベル100と同等。ただし、正宗と違ってバグルドライバーIIを扱う為に必要なウイルスへの完全な抗体を持たないため、貴利矢への負担も大きい。武装は同じくガシャコンスパローを使用。
 非常に特殊な形態である為、続編の「マイティノベルX」では登場しなかった。貴利矢が人間に戻った事によりバグルドライバーⅡがそもそも使用不可能だったと思われる。

特殊能力
 「ゲンムの持つ能力をリセットして、初期化させる」能力が備わっている。正宗が消滅する間際に「息子を止めなければ」という思いでバグヴァイザーIIに特殊機能「モータルリセッター」を遺したため。
 貴利矢本人も「ゲンム攻略専用のレーザー」と認識している。なお、この能力を発動するとレーザーX自身の戦闘スペックも初期化され、レベル0の状態に変化する。

活躍
 劇中ではゲンムにやや苦戦気味だったが、ゲンムとの必殺技の打ち合いで初期化能力を発動、ゴッドマキシマムゲーマを消滅させた。その後の殴り合いでライダーゲージが0になる。
 檀黎斗は消滅、貴利矢はゴッドマキシマムゲーマーの特殊なリプログラミング機能により人間として転生出来、生き残った。

性能
 基本的な機能はチャンバラバイクゲーマーと同様。ボディスーツ『エキサギアスーツ』はバグスターウイルスを利用して変身者の動作を補助・強化。
 驚異的な身体能力をもたらす。運動能力と反応速度を重視した調整が施されており、装着者の技量がそのまま戦闘力として反映される。
 拳を覆う強化グローブ『エンドファイトグローブ』、バトルシューズ『エンドファイトシューズ』からは自身のライダーゲージを消費する特殊なパンチ及びキックを繰り出し、敵のゲージを同じ分だけ削り取れる。

必殺技

クリティカルクルセイド
 バグルドライバーIIのBボタンを2回押して発動。右足にターコイズブルーのエネルギーを集中させて飛び蹴りを放つ。構えは完全にクリムゾンスマッシュ。Vシネマ『ゲンムVSレーザー』で披露。

 『ガンバライジング』オリジナル形態
プロトバイクゲーマー ・レベル1
 「プロト爆走バイクガシャット」で変身。全身のカラーリングが灰色になっている。

プロトチャンバラバイクゲーマー ・レベル3
 「プロトギリギリチャンバラガシャット」で変身。チャンバラゲーマのカラーリングが灰色になっている。

プロトハンターバイクゲーマー・レベル5(ドラゴンクロー)
 「プロトドラゴナイトハンターZガシャット」で変身。ハンターゲーマのカラーリングが灰色になっている。

劇中の活躍

 永夢との出会い
 第1話にてバグスター出現地と化した『マイティアクションX』発表イベント会場に足を踏み入れてから、第2、3話とエグゼイド達の戦いを観察していた。
 第4話で永夢の前に姿を現し、コンビを組む。どさくさに紛れて、大我から永夢のマイティアクションXガシャットを奪い返した。その後はエグゼイドと協力してモータスバグスターをレースゲームで下す。バグスターの肉体=検体が残った。
 以降、基本的には「バグスターの謎を解明する」ことを目的に、CRや幻夢とはつかず離れずの距離感を保ちながら独自に行動している。

 黎斗との因縁の始まり
 第4話終盤、バグスターの正体を調べようとするが、現れたゲンムによってバグスターを完全に消滅させられて証拠隠滅を許した。挙句、レベル3へとレベルアップしたゲンムに手も足も出ず、敗北を喫した。
 第5話にて変身現場を目撃したことでゲンム=黎斗だと気づく。CRの面々には嘘の情報を伝える一方でゲキトツロボッツガシャット争奪戦を利用してゲンムに挑み彼の秘密を暴こうとする。
 だが挑発のつもりで本人の前で話したため、彼の怒りを買い必要以上にボコボコにされて病院送りとなる。その後『【裏技】ヴァーチャルオペレーションズ』第4話にて黎斗にシミュレーションという名の嫌がらせを受けてしまう。

 永夢とのコンビ
 第7話では入院先で病室が一緒だった男性がゲーム病に感染。再びCRと関わる回復後は疑心暗鬼の永夢と再度手を組んで、ギリギリチャンバラガシャットが刺さったコラボスバグスターを撃破。ガシャットを入手する。
 直後にゲンムが現れた際には、永夢達の信用を得るために「こいつの正体は檀黎斗だ」と宣言し、レベル3に変身。戦いの末黎斗を変身解除までに追い込んだ。
 しかし、咄嗟にパラドが入れ替わったことで目論見が崩れ去り、友人との過去の件も含めて永夢達に嘘つきの烙印を押されてしまい、ますます孤立を深めていった。

 怪しい審議官
 第8話ではゲンムとの一騎打ち中、永夢が適合手術を受けていないことを知る。第9話では過去に宝生永夢と接点がある日向恭太郎を疑い、接触。また、彼の助手を務めた看護師に話を聞くが、誰からも信頼されていた恭太郎の真実に驚かされる。
 その後は永夢の呼びかけによりブレイブ、スナイプとの協力プレイでグラファイトを倒すなど、徐々に戦友とも呼べるような間柄となっていく。

 ハンターゲーマー制御
 第11話ではトドメを刺そうとしたゲンムの攻撃から、フルドラゴンに変身して暴走したエグゼイドを庇う。指針が不安定になっていた彼をい叱咤。永夢の暴走を止めた。「恭太郎を信じる永夢を信じる」ことを決意。
 共に戦う道を選び永夢と和解。再びコンビを結成し、他のライダー二人と共にゲンムを撃破した。直後にゲンムが自ら、自分が檀黎斗であると明かす。
 貴利矢の言葉が事実であったことがライダーたちやポッピーに証明された。この一件をきっかけに「名人」と呼んでいた永夢を初めて「永夢」と名前で呼ぶ。同話にてゲンムの正体が発覚したため、第7話で生まれてしまった周囲からの誤解も解けた。

 ゾンビの魔力
 第12話で改めて永夢に自身の過去と本心を語る。刑務所で服役している黎斗の父親で幻夢コーポレーション前社長の檀正宗と面会。
 黎斗の目的と「16年前の永夢と黎斗の接点」や「ゲーマドライバーの適合手術を受けていない永夢が仮面ライダーに変身できる理由」を知る。そこで得た「真実」を伝えようと永夢達を招集するも黎斗に先を越されてしまう。
 黎斗はデンジャラスゾンビガシャットを条件に、秘密を公言しないよう貴利矢に交渉する。しかし彼は応じずそのガシャットを強奪。
 レーザーに変身するとドライバーにセットしたが、ガシャットが拒絶反応を起こし、ライダーゲージが一気に削られた。全ては黎斗の計算であり、初めから自分にとって不都合な真実を知りすぎた貴利矢を消すつもりだったのだ。

 最期
「忘れんなよ…お前が笑顔でいる限り、お前はお前だ!お前の運命は永夢…お前が変えろ!」

 瀕死になりながらもレベル3に変身して黎斗に立ち向かうが、黎斗の変身したゲンムレベルXに苦戦。ギリギリチャンバラガシャット』と『ガシャコンスパロー』を奪われた末、必殺技「クリティカルエンド」の直撃を受けて敗北する。
 ライダーゲージがゼロになったことで、ゲーム病患者の様に彼の身体は粒子と化していく。最期は遅れて駆けつけてきた永夢たちに看取られながら、自身のゲーマドライバーと爆走バイクガシャットを永夢に託す。
 彼へ激励の言葉を贈った後、ドライバーから発せられた「GAME OVER(ゲームオーバー)」の音声と同時に永夢、飛彩、大我、明日那が見つめる中で消滅・死亡した。

 死後の活躍
 貴利矢の死は一般的には秘匿されており、世間では「失踪」として扱われている。第21話で登場した男性刑事は彼の事を行方不明扱いしていた他、第22話冒頭で久しぶりに登場した友人の西脇も「貴利矢とはしばらく連絡が取れていない」と言う認識だった。
 貴利矢は黎斗の野望を打ち砕く鍵として永夢が適合手術を受けずに仮面ライダーに変身出来る真の理由」、「16年前に黎斗と永夢には接点があったこと、「ゼロデイの真相」、「リプログラミングシステム」等数多くのデータを自身のPCに残していた。
 それらによって飛彩と大我の協力の元、「マキシマムマイティXガシャット」が完成。それを受け取った永夢が黎斗を再起不能にまで追い込む形で完全勝利する。
 貴利矢が死してなお仲間たちに託した希望が、自分を死に至らしめた黎斗の野望を最終的に打ち砕く形となったのであった。

 復活
 第34話終盤でクロノスの力により、バグスターとして復活。第35話では永夢たちに正体を明かした。黎斗と永夢に容赦なく攻撃する。
 自身を蘇らせてくれた正宗に恩義を感じ「この世界のルールを変えた」として『仮面ライダークロニクル』にも肯定的な発言を見せる。かつてすべてを託しながら『仮面ライダークロニクル』でのプレイヤーの消滅を止められなかった永夢に対し「期待外れ」と酷評。「ドクターはもう必要ない」と言い放っている。
 当初、永夢や大我は正宗によるプログラムのせいだと判断。エグゼイド・レベル99にリプログラミングされ、本来の彼に戻ったかに思われたが、実は自分の意志で正宗に従っていた。そしてある一言を永夢に囁き、彼を激昂させる。

 正宗を欺く嘘
 だがこの時囁いていたのは「自分のウソに乗れ」という言葉だった。永夢が貴利矢を殴り飛ばし「そっちがその気なら、こっちも乗ってやるよ!」と言ったのも彼の嘘に付き合うための永夢の演技だった。
 二人の信頼関係は決して壊れておらず、二人で正宗とついでにパラドをノせていたのだった。その後、ヤラせでエグゼイドを倒し、その報酬としてハイパームテキガシャットを得てエグゼイドに渡しクロノス撃破の一助を担う。

 CRへ帰還
 永夢らの元に帰還。衣装も悪そうな黒服から生前着ていたアロハシャツに赤のレザージャケットに戻った。新黎斗に関しては未だに許してはいないものの、自身が残したリプログラミングが彼を倒したことでお相子とし「永夢の判断を信じる」として納得している。
 第37話では消滅した人達のデータをプロトガシャットから取り出す為にガシャット内のゲーム世界へポッピーと共に潜入するなど、バグスターとしての能力をフルに活かしている。ただし、プロトガシャット自体にロック機能があったため失敗。

 ムテキゲーマーの弱点
 第38話では永夢のムテキゲーマーへの変身能力を守るため、新檀黎斗と共にクロノスからパラドを守る。クロノスが飛彩に手術を失敗させるように指示していたことを知ると、病院へ向かい、その内容をニコらに知らせた。
 手術の成功後、目を覚ました大我に対して中々前に出ようとしない飛彩の背中を押し、彼をからかっていた。第40話で檀正宗にゲーマドライバーとライダーガシャットを奪われる。第40話ラストで正宗が発動したリセットによって戻ってきた。

 ゲムデウスワクチン
 第41話ではゲムデウスがパンデミックを起こす。それを止めるため、第42話で黎斗にゲムデウスウイルスを注入。抗体を作ろうとする。
 途中黎斗のせいでゲムデウスウイルスに感染し、克服ができずに苦しむが、抗体が完成した黎斗によって命を救われる。そして抗体から黎斗はドクターマイティXXガシャットを完成させる。ところが、貴利矢は彼をバグヴァイザーⅡに吸引し衛生省に引き渡した。
 ラストで日向審議官直々にCRへの就任を依頼されこれを受諾。レザージャケットの代わりに白衣を羽織り、正式にCR所属のドクターとなった。

 打倒ゲムデウス
 第43話では、正宗がゲムデウスクロノスに強化された影響で、黎斗に治療されたはずのゲムデウスウイルスのゲーム病が再発。更にパンデミックが拡大した事でバグスターウイルスの姿に変異した。
 第44話ではバグスターウイルスの姿でブレイブを襲撃するが、我が身を犠牲にしたポッピーがドクターマイティXXガシャットのゲムデウスワクチンを町中に広めた事で元の姿に戻った。
 超ゲムデウスとの決戦では他の四人と共にレベル1に変身。協力プレーで形勢を逆転。パラドが足止めする隙に5人でライダーキックを放ち、ゲムデウスと正宗を分離した。

 最終決戦
 最終話では他のライダーたちと協力してクロノスを撃破、仮面ライダークロニクルを終結させた。その後、クロニクル終結後の記者会見で永夢が「消滅者のデータも命」と発言。
 その救うべき消滅者の中に自身の名前も含まれていた事から「まだまだ死ねないな」と嬉しそうに呟いている。
 衛生省から幻夢コーポレーションと協力してバグスターウイルスの新薬を開発するための予算が下りたため、病理学の知識を活かし新薬の開発を開始。大株主となったニコの推薦で幻夢コーポレーションの新社長となった小星作と連携している。

 てれびくん超バトルDVD 【裏技】仮面ライダーレーザー
 貴利矢が残したPCからメッセージと宝探しゲーム「爆捜トレジャー」が見つかる。メッセージを見つけた飛彩と永夢がゲームクリアに挑む。まず飛彩がプレイするとレーザーレベル1がナビキャラとして登場、テンプレ的な対応をする。速攻でゲームオーバー。
 続いて永夢がプレイするも宝へ続く扉から何故かゲンムが出現、永夢もゲームオーバーになってしまう。
 その際、レーザーに「名人」と呼ばれたことが引っかかり再度チャレンジすると、実はレーザーはただのナビキャラではなく、ゲームに侵入した貴利矢だったことが明らかに。

 ゲンムとの闘い
 貴利矢は「爆走トレジャー」が仮面ライダークロニクルのプロトタイプであり、プロトガシャットのデータがその中にあることを明かす。
 永夢はレーザー1人ではセキュリティプログラムであるゲンムを突破出来なかったことを見抜き、久しぶりにコンビを復活、共にゲンムに挑む。
 ゲンムはプロトシャカリキスポーツガシャットでプロトスポーツアクションゲーマーレベル0にレベルアップして立ちはだかるが、レーザーとのコンビネーションで翻弄。
 さらに永夢の力で「コンビ復活ver.」に変化したプロト爆走バイクガシャットでバイクアクションゲーマーレベル0となってついに撃破する。

 結末
 レーザーがプロトガシャットを持ち逃げ。そのままゲームクリア。貴利矢を「プログラムとは思えない動きだった」と怪しむ飛彩にポッピーは「永夢の中の貴利矢のイメージがバグスターウイルスと結びついて生み出されたのかも」と推察したが、永夢は本当の貴利矢が会いに来たのだと信じることにした。
 スタッフロール後、背景がバグったゲーム世界に立つ、黒ジャケットの貴利矢の姿があった。その手にはプロト爆走バイクガシャット、そして「そろそろ乗り頃だな」と笑みを浮かべながら呟いて。

 劇場版『トゥルー・エンディング
 本編終了後、CRのドクターとして活動している。仮面ライダー風魔忍者プレイヤーの聖都大学附属病院襲撃事件を運よく逃れ、残された黎斗と共に事件の真相を知るべく調査を開始。小星作からマキナビジョンジョニー・マキシマの情報を入手した。
 忍者プレイヤーの手裏剣でゲーム病に感染した人々の意識が仮想現実の世界に囚われていることを見抜き、マキシマの元へ向かう。しかし南雲影成にウイルスを投与され彼も仮想現実の世界に囚われた。
 バグスターゆえに役割を演じさせられることは回避し、人々を助けるべく仮想現実の世界にやってきた永夢と合流、情報を共有。
 追ってきた風魔とクリエイターゲーマーの戦いを見守り、クリエイターゲーマーの力で無事に脱出に成功。現実の肉体は雨が降る野外に放り出されていた。

風魔との戦闘
 事件を起こした真意を語る影成と永夢のぶつかり合いの中、突如として出現したマキシマがゲムデウスマキナへと変貌。他のライダーたちと共に立ち向かうも全く歯が立たず一撃で変身解除させられる。
 黎斗とパラドの行動で力を封じ込まれたゲムデウスマキナが去り、力を取り戻すまでのわずかな時間の中、影成の娘であるまどかの緊急手術に向かった永夢・飛彩・明日那を見送った貴利矢は不完全なうちにゲムデウスを倒そうとする大我の後を追う。
 立ち塞がった風魔を、大我とともに交戦。手術に挑んでいるまどかのことを伝え彼女の元に行こうとしない影成に「父親失格だな!」と告げ、スナイプとの同時攻撃で撃破した。

決着
 時既に遅くゲムデウスはある程度力を取り戻し行動を再開、立ち向かうもののやはり敵わずにゲームオーバー寸前まで追いつめられる。だが手術を終えたブレイブのレベル100の力で助けられる。
 その後戦線を離れ、永夢の説得を受けた影成の元にレーザーレベル2で駆け付け、彼をまどかの元まで送り届けた。その後ゲムデウスは永夢によって倒された。
 最終決戦後、リプログラミングに関する新たな論文を纏めている。また明日那との会話からバグスターウイルスのワクチンの開発に成功しているようだ。

 Vシネマ『トリロジーアナザー・エンディング レーザーVSゲンム』
 本編から2年後。黎斗が監獄から脱走。最後のゲーム「ゾンビクロニクル」発動により、世界は未曽有のパニックに包まれた。騒動の背後に居た再生医療センター研究員・八乙女紗衣子に違和感を覚えていた。
 事態を嗅ぎまわっていた貴利矢は、その裏に居た黎斗にいち早く辿り着く。消滅した筈の正宗から「嘘のない」願いを託された貴利矢は、神に等しい力を手に入れたゲンムレベルビリオンに挑む。
 紗衣子に感染者の未来を託し、永夢に自身の「白衣」を預け、自らの命を捨てた貴利矢は、誰もプレイしなくなってしまった「ゾンビクロニクル」に、唯一挑む。

最終決戦
 正宗の想いを受け、互いに相討ちとなる。両者ともライダーゲージが0となった。だが黎斗も貴利矢を理解していたのか、ゴッドマキシマムマイティの力により、ゴッドマキシマムを打ち破った貴利矢は人間としての再生が始まっていた。
 互いに救い救われる関係となった紗衣子にも、貴利矢に対しては思う所があったようだ。しかし貴利矢は一瞬、土管と黎斗の幻影を目撃する。彼が本当に消滅したのかはぼかされたまま、物語は終わる。

ガンバライジン
 本編に先駆けてガシャットヘンシン1弾よりLR枠の1つとしてレベル1が参戦。アビリティはラウンド3までゲキレツアイコンの追加に加え、テクニカルゲージスピードをダウンさせる。バーストアビリティは必殺の超強化に加えてライジングパワーを+10させ更に相手のテクニカルゲージスピードを超アップさせる。
 バイク形態で戦うのは無理があるため、レベル2にはバースト必殺技使用時のみ変身する仕様になっている。ガシャットヘンシン2弾はチャンバラバイクゲーマー レベル3がLRで、ハンターバイクゲーマー レベル5がCPで参戦している。
 エグゼイド系ライダー専用システムであるガシャットスキャンチャンスやブットバソウルとの連動、ゴースト系ライダー同様ゲキレツアイコンの「ゲキガシャアタック」による追加攻撃が可能。
 同じくバイクに変形し質問を拒否するライダーと組むと『バイクに変身』、車に乗る刑事のライダーと組むと『ノッてきた!』、バイクモチーフのお調子者ライダー(似た者同士?)と組むと『笑顔の裏に隠した過去』のチームボーナスが発生する。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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