今回解説する仮面ライダーはバルキリーです。
目次
- 刃唯阿
- 概要
- 人物
- 仕事
- 良心
- ヒューマギアへの認識
- 正体
- 欠点
- 人間関係
- 不破
- 或人
- 天津
- 中の人
- 備考
- 仮面ライダーバルキリー
- 概要
- 変身
- 外見
- 性能
- エイムズショットライザー
- 銃としての性能
- 必殺技
- 各形態一覧
- ラッシングチーター
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 性能
- 必殺技
- ライトニングホーネット
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 性能
- 特殊能力
- 必殺技
- ラッシングチーター
- ファイティングジャッカルレイダー
- スペック
- 外見
- 概要
- 性能
- 武器
- 必殺技
- 備考
- 劇中の活躍
- 序盤
- 謎の行動
- 滅亡迅雷編
- ZAIA編
- レイダー
- 飛電製作所編
- 亡の発現
- 天津への反抗
【活躍シーン】
刃唯阿
『仮面ライダーゼロワン』の登場人物。仮面ライダーバルキリーの変身者。名前の読みはやいばゆあ。演じたのは井桁弘恵。
概要
ヒューマギアの取り締まりと破壊を目的とした内閣官房直属の対人工知能特務機関A.I.M.S.の技術顧問。A.I.M.S.特殊技術研究所の最高責任者も兼任している。1995年4月18日生まれの24歳。
技術顧問でありながら、不破諫同様に生身での戦闘能力は高い。暴走するマギアとの戦闘においては前線で的確に部隊の指揮を執る。
人物
黒いスーツと白シャツを身に着けた黒いロングヘアの長身美人。そのルックス・見た目とは裏腹に非常に勝ち気かつ男勝りな性格で、口調も不遜で男寄り。一方で冷静沈着な面も見せる。任務に対しては忠実で冷徹。組織からの信頼感が厚い。
言葉遣い
一人称は「わたし」、二人称は上司・天津には「アンタ」、彼以外なら「おまえ」、さらに機嫌が悪かったり激昂すると「きさま」に変わる。
呼称も天津を「社長」と呼ぶ以外は、敵味方・相手の年齢・身分に関係なく呼び捨てで呼ぶ。言葉遣いは天津に敬語を常用する以外は、タメ口で接する。ただし第33話で、天津と袂を分かって以降は彼にもタメ口に変わる。
仕事
不破の変身に驚きながらも、しっかり彼の戦闘データを記録する。真意を隠して或人達に接触してヒューマギアに密かにプログラムを仕込む。
頭脳派故の抜け目のない強かさを見せる事もある。しかし、A.I.M.S.の現場部隊の指揮統率はほとんど取れていなかった。
兵器開発
A.I.M.S.に支給されているエイムズショットライザーや、プログライズキーの使用許可を一任されている。だが、好戦的な不破諫はほとんど指示を聞かず、彼女の苦労も耐えない。
後に新たなプログライズキーやアタッシュショットガン等の、テスターとして利用する方針に切り替えた。不破は「暴走ヒューマギア」と見れば身の危険も顧みず突撃していき、使用にリスクを伴う新型武器も迷わず使うため。
良心
第7話では戦闘に巻き込まれた女子生徒を身を挺して庇う。第8話では滅・迅・暗殺ちゃんに対して3対1という圧倒的劣勢になりえるとわかっていながら戦いを挑んだ。
第9話では瀕死の不破を助けるために飛電インテリジェンスにヒューマギアの再起動を求める。勝算が無い状態でギーガーに挑みに行った或人を心配していた。
18話では暴れまわるレイダーの攻撃から、ヒューマギアである一輪サクヨを庇った。第26話では本当の火事が起こったときに救助活動に協力した。
ヒューマギアへの認識
或人の語るヒューマギアの可能性に一定の理解を示すなど、ヒューマギアに対する好意に近いものを持っている。最先端テクノロジーと共に生きることを是としている。
しかし、ヒューマギアは「あくまでも人間の道具」というドライな思想を持っており、「壊れたら作り直せばいい」「AIはバックアップがあればいつでも復元できる」と考える現実的な合理主義者でもある。
第6話では違法ヒューマギアである香菜澤セイネを或人が庇った結果、セイネはガエルマギアに変貌し被害を出した。或人に「早く(セイネを)廃棄すればこんな事にならなかった」と苦言を呈した。
認識の変化
一方、第9話にて滅亡迅雷.netにハッキングされながらも不破の命を助けたヒューマギアを知る。ヒューマギアにも善意が宿るのかもしれないと、考えをやや軟化させていることをイズに語っている。
後にはヒューマギアを庇う、ヒューマギアの貢献を尊重しようとする、無抵抗なヒューマギアを現場の判断で破壊することなく引き上げるなどといった行動も見られるようになる。
正体
飛電のライバル企業、ZAIAエンタープライズの人間。ZAIA社長の天津垓の命により、飛電インテリジェンスやヒューマギアへの信頼を完全に下げるため、様々な裏の活動を行っていた。A.I.M.Sへは正式に出向という形で配属されていた。
欠点
腹芸が苦手。自分が飛電インテリジェンスの情報をリークした事や、卑劣な手段で飛電インテリジェンスを追い詰めている事を指摘された時には、ろくな反論も出来ずにその場で黙り込んでしまっている。
或人がラボの事をばらした事を指摘された時には何も言い返せず動きが止まった。罪悪感を抱いており、不破に対して「いつかお前を裏切るかもしれない」とこぼす。
過去
大学時代の恩師 倖田和彦がZAIAと共同開発した人工知能による自動照準ライフルがテロの人質の少女を誤って射殺した事故により大学を辞任。
その話を倖田本人から聞いた唯阿に「人工知能は人が管理する物」、「真の正義とは命を守ること」という信念が根付いた(「バルカン&バルキリー」本編中では彼女の迷いを指摘するかのようにその事件で死んだ少女が幻影として現れている)。
寿司
第3話では寿司職人型ヒューマギア「一貫ニギロー」がおまかせで握った寿司(漬けマグロ、濃口醤油)に舌鼓を打っていた。二次創作界隈では「唯阿といえばお寿司」という風潮が一部で見られ、公式側もそのネタを関連商品に取り入れたりしている。
人間関係
自身の指示をほとんど聞かず、実力行使に走る事の多い不破とは口論が絶え無い。だが、第8話にて彼が仮面ライダー滅に重傷を負わされた際には、声を荒らげて呼び掛ける。
飛電インテリジェンスが二次被害を恐れてヒューマギアをシャットダウンした際には、社長室へ一人猛抗議に出向く等、普段は全く見せなかった「熱さ」を大きく表へ出していた。本心では不破を大切な相棒として認識している。
彼女がZAIAを辞職することになった最後のきっかけは、天津によって偽の記憶を植え付けられた事に絶望する不破の姿であった。
一方、第34話では亡を解放する為に不破を背後から不意打ちでうなじに手刀を喰らわせて気絶させ、その後も亡が復活するまで何度も不破を気絶させた。
「社長さん」と呼び何度かサポート等しているが、基本的に優先順位は低い。第23話では自らが製作した物によって暴走しているメタルクラスタホッパーの変身を不破と共に解除。
或人の方も「刃さん」と呼びある程度信頼している。第27話では、危険な火災現場に取り残されている119之助の所に向かう或人を追いかけた。第33話で、天津と袂を分かって以降は或人も呼び捨てにする。
序盤は人類滅亡を目論むテロリスト、もしくは暴走したヒューマギアとしか見ていなかった。迅からの説得に応じ、不破から亡を解放するため協力。第36話で手の届かない所に存在しているアークを完全に破壊するために協力していた事が判明した。
表面上は従っているが内心困惑している。第23話では天津のプロフィールを棒読みで紹介。縁結びマッチのツッコミには笑いを堪えていた。しかし、ショットライザーを扱うためのチップが脳内に埋め込まれており、逆らえない。
備考
唯阿を演じる井桁弘恵氏は早稲田大学出身。不破役の岡田氏と同じ大学である。前作の2号ライダー・ゲイツを演じた押田岳氏と同じ学部である。
名前の由来は「You are」からきているとされる。諫の苗字を「who are」として組み合わせることで「Who are you?」となる。
他キャラとの類似
視聴者からは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の明神つかさ/パトレン3号と似ていると言われていた。
ビジュアルや口調、クールな雰囲気などが共通しているが、女の子らしい側面も度々見せるつかさに比べ、唯阿はリアリストかつシビアな面が強いのが特徴。
インタビューでもそのことに触れられているが、『ルパパト』および本作のメイン監督である杉原輝昭は「2人は切り離して考え、つかさのようにしようとは思わず、唯阿は唯阿として演出する」と話している。
プレミアムバンダイ
バンダイのYouTubeチャンネル(と、東映特撮YouTubeのチャンネル)にアップロードされたプレミアムバンダイ限定商品のPVにて「唯阿がウルフプログライズキーに空けにくい様な細工をした」くだりがネタにされている。
一方唯阿もプログライズキーを何回転までまわせるかチャレンジしており、意識が飛びかけるまで回し続ける。
仮面ライダーバルキリー
「人工知能特別法違反を確認。対象を破壊する!」
概要
『ゼロワン』の3号ライダー。ライダーズクレストは「バルキリー(ラッシングチーター)の顔」。初登場は第3話。名前の由来は北欧神話に登場する戦乙女ワルキューレ(ヴァルキリー)。
対ヒューマギア戦用強化アーマー「ライズベースアクター」と、各プログライズキーに対応するアーマーを変身者の身体の上に纏った姿。物語序盤から明確に登場する女性の仮面ライダーとしては初の事例。
変身
エイムズショットライザー本体をホルスターベースにセット。右掌でプログライズキーをクルクル回しながら顔の左側に持ち、薬指で起動スイッチを押す。本体のプログライズキー装填用スロット「ライズスロット」に装填し、オーソライズ後キー部分を展開。
読み込み装置「ライズローダー」でプログライズキーに内蔵された生物種のデータイメージ「ライダモデル」が読み込まれ、ライズベースアクターにプログライズキーのデータを付加して各種装備を成形される。
すると「Kamen Rider. Kamen Rider.」の待機音声が流れる。ここで握り手の「ショットライズトリガー」を引くことで「ショットライズ!」の音声と共に成型した装備を封入した圧縮カプセル「SRダンガー」を発射。
カプセル内から飛び出たアーマーを纏うことで変身が完了する。唯阿がエイムズショットライザー及びプログライズキーを管理しているため、無理矢理こじ開けなくとも変身できる。
外見
ゼロワンやバルカンと同じくシンプルなデザインが特徴。アーマー下のスーツはゼロワンの黒とは反転して白がベースカラー。
女性ライダーらしくスマートな体格で、胸が膨らんでいる。通常形態である「ラッシングチーター」のモチーフを意識してか、複眼の形状は猫科の動物を思わせるものとなっている。
性能
ライズベースアクターは「人間強化システム」を搭載。「ザインセラミック」を中心とした複合装甲に対爆ラミネートを施した外装と、超電導アクチュエーターや人工筋肉によるパワーアシストが組み合わされている。
これにプログライズキーの能力を加えることで、あらゆる局面に対応する高い汎用性を持つ。頭部は「ベースアクトヘッド」が保護。対爆ラミネートが施され、制御装置や視覚装置などのセンサー類を多く装備。
眉間の制御装置「バルキリーシグナル」は様々なプログライズキーに適応するための調整を行い、変身者の状態をチェックして人間強化を最大化する。頭部両脇には大きな円形の会話装置「ベースアクトコミュニケーター」が存在する。
エイムズショットライザー
唯阿が仮面ライダーバルキリーに変身する際に使用する変身ベルト。ベースカラーは青。A.I.M.S.所属のライダーが使う変身用ツールだが、同時に武器としての機能を持つ。
ゼロワン同様、変身後のホルスターベースの両腰には「プログライズホルダー」が備わっており、プログライズキーを2個まで配置できる。
銃としての性能
ホルスターベースから分離させることで短銃としても運用が可能。通常時は「50口径対ヒューマギア徹甲弾」を自動で生成して発射。
銃口「ショットライズマズル」は射撃時の摩擦減少により高初速や長射程を可能とする光子被膜「フォトンSコート」でコーティングされ、発射と同時に後方に放出することで反動相殺効果を生み出す。
短銃型の採用に至った理由は、この機構が砲身の長さに関わらず機能することから、携帯性や取り回しの良さを重視したため。変身前の状態でも使用されている。
必殺技
プログライズキーの起動スイッチを押してからトリガーを引くことで、形態に応じた射撃必殺技を発動する。 技名は「○○ブラスト」で統一されており、ゼロワンの必殺技同様、○○の部分にはプログライズキーの前半の単語が入る。
ホルスターベースに本体をセットして前述の動作を行うと格闘系の必殺技「○○ブラストフィーバー」を発動する。
立体物
2019年8月31日にDX玩具が発売。主人公の変身ベルトと同時発売という、サブライダーの変身ツールとしてはこれまでにない商品展開となった。仮面ライダーバルキリー用のプログライズキーはホルダーに付属し、単品またはベルトセットの購入で入手できる。
必殺技音声はプログライズキー側から出る構造になっているため、変身遊び後バックルにセットしたままトリガーを引くと「フィーバー」の音声だけ鳴る。
備考
職業を題材している以上、「職業としての仮面ライダーも男女平等に取り扱うべき」という考えから、女性が憧れる仮面ライダーを目指して採用された経緯がある。途中でサブライダーが増えても三号ライダーの地位は譲らなかった。
OPやガンバライジング、ブットバソウルなどの順番、マクドナルドのハッピーセットのラインナップ、オロナミンCのCMへの登場など。
フォームチェンジ
ライトニングホーネットの登場により、映像作品で専用のフォームチェンジをした史上初の女性ライダーにもなった。
フィギュア王No.276インタビューによれば当初、バルキリーに強化が用意される予定だったらしい。だが、コロナの影響により、強化フォームの登場はVシネマに持ち越しになった。
各形態一覧
ショットライズ! ラッシングチーター! Try to outrun this demon to get left in the dust.
「ヒューマギアとどう付き合うのかは、要は人間次第!」
スペック
身長:187.8cm
体重:90.6kg
パンチ力:11.0t
キック力:28.5t
ジャンプ力:ひと跳び19.2m
走力:100mを2.1秒
生物モチーフ:チーター
概要
チーターのデータイメージを保存した「ラッシングチータープログライズキー」をエイムズショットライザーにセットして変身した形態。
仮面ライダーバルキリーの通常形態で、アーマーカラーはオレンジ。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「この悪魔を置き去りにして突っ走れ」という意味合い。
シューティングウルフと同じく、変身者から見て右側を中心にプログライズキー対応のアーマー、左側はライズベースアクターを纏った左右非対称のデザインとなっている。
戦闘能力
チーターの力を宿すオレンジのアーマーは、非常に高い加速と瞬発力に優れる。複数の敵との戦闘も視野に入れており、格闘能力とエイムズショットライザーを始めとした銃火器を組み合わせた撹乱戦闘を得意とする。
チータークローを備えた右半身の装甲には超硬鋼「ZIA209-03」を使用。格闘戦能力と防御力が強化されている。ゼロワン・ライジングホッパーにはキック力とジャンプ力で劣るが、腕力と走力では上。バルカンの「シューティングウルフ」には全て上回っている。
性能
頭部「チーターヘッド」
ミリ波レーダーを用いて対象物との距離・速度・角度を高精度に測定するレーダーシステム「チーターボーダーイヤー」と、大気成分や対気速度などを測る計測装置「チーターボーダーアクセ」を装備した顔部特殊装甲「チーターボーダー」が保護。
チーターボーダーによる収集で得られた情報はアダプトスプリンターに随時送信されることで走行時の速度と安全性が向上する。黄色い複眼「バルキリーオプティカルバイザー」は常人の8倍に強化された動体視力や全方位160度の視角を持つ。
遮光や暗視などのモード切り替えによりあらゆる状況下で視界を確保するほか、エイムズショットライザーと同期することで光学照準器としても機能。
胴体
胸には胸部特殊装甲「チーターブレスト」が装着されており、軽量で空力特性に優れたシェイプを持つ。外装部分には走行統制システム「アダプトスプリンター」を搭載。
各部センサーからの情報を元に走行ルートの選定・障害物の捕捉・動体の追尾など、走行のための一連の動作を統制して超疾走を最大効率化する。
腕部
右肩の特殊装甲「チーターショルダー」は、超疾走および高速旋回の際の浮き上がりを抑え込みパワーロスを軽減して速度を高める。
右手の特殊グローブ「チーターグラブ」および右足の特殊ブーツ「チーターブーツ」は、超硬鋼「ZIA209-03」製の装甲に「チータークロー」が備わった形状で、格闘性能と防御力が向上している。
左手のグローブ「ベースアクトグラブ」は手のひらに肉球型パウパッドコネクタが配され、エイムズショットライザーとバルキリーオプティカルバイザーを同期させる。
脚部
右脚の特殊ユニット「チーターレッグ」はチーターブレスト同様に軽量で空力特性に優れ、外装に搭載された「アースダッシャー」の効果で100mを2.1秒で駆け抜ける超疾走が可能。
左足のブーツ「ベースアクトブーツ」は、同様に配された肉球型のパウパッドソールにより跳躍力を強化している。
ラッシングチータープログライズキー
ダッシュ!
チーターのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。カラーはオレンジ。刃唯阿が所有するプログライズキー。
不破とは違い、オーソライズ(認証)した上で使用している。メインの5ライダーが基本形態への変身に使うプログライズキーの中で唯一派生モデルが存在していない
必殺技
ラッシングブラスト
敵の周囲を超疾走で旋回することで攪乱させ、エネルギー弾を一点に連射して拘束効果のあるフィールドを形成。
その後、エネルギーが最大になった所で大爆発を起こしてトドメを刺す。複数の敵との戦闘に特化した技で、第3話では複数のトリロバイトマギアをまとめて一掃した。
「令ジェネ」では複数の光弾が敵に襲い掛かる。ガンバライジングでは敵に高速で接近し、宙返りで敵の意表を突いてショットライザーをゼロ距離で連射する。
ラッシングブラストフィーバー
劇中未使用。シティウォーズでは助走をつけた飛び蹴りを放つ。ガンバライジングでは敵に高速で接近し、踏み台にして高くジャンプすると回転かかと落としを決める。
タイヤチェンジングブラストフィーバー
『ガンバライジング』で使用。仮面ライダードライブ タイプスピードのデータイメージを保存した「タイヤチェンジングドライブプログライズキー」を起動してドライブを呼び出し、スピードロップをラーニングして同時攻撃を叩き込む。
タイヤチェンジングブラストフィーバー
タイヤチェンジングドライブプログライズキーを起動し、ドライブを呼び出してから一緒にスピードロップを放つ。
ライトニングホーネット
「ちょうどいい。テストだ!」
ショットライズ! ライトニングホーネット! Piercing needle with incredible force.
スペック
身長:196.8cm
体重:89.0kg
パンチ力:9.7t
キック力:20.0t
ジャンプ力:ひと跳び28.1m
走力:100mを4.0秒
生物モチーフ:ハチ
概要
ハチのデータイメージを保存した「ライトニングホーネットプログライズキー」をエイムズショットライザーにセットして変身した形態。本編後半では実質最強フォームのように扱われた。
第6話におけるガエルマギアとの戦闘で初登場した派生形態。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「信じられない力を秘めた鋭い針」という意味合い。
外見
アーマーカラーは濃紺と黄色。左右非対称だったラッシングチーターとは異なり、上半身や脚部にアーマーを纏った左右対称の外見となっている。
戦闘能力
ジャンプ力以外の基礎能力はラッシングチーターに劣るものの、総合的な火力はラッシングチーターの200%以上に強化されている。
電撃を操る能力を持っており、電撃を攻撃に転換することで破壊力を補っている。更に背中に翅を展開して飛行可能で機動性も高い。ハチのデータによる「針による一撃」と「飛行能力」を再現している。
特殊能力
身体中に空いた蜂の巣状のウェポンベイから雷撃炸薬を搭載した蜂型マイクロミサイル「ヘクスベスパ」(六角形のマス+スズメバチの意)を発射可能。
発射されたヘクスベスパは頭部に搭載された装備一式で動きをコントロール可能で、自在に追尾させることで的確に敵に命中させられる。水中に逃げ込んだ敵を痺れさせた。
活躍
火力の高さが特徴。メタルクラスタホッパーのクラスターセルにへクスベスパである程度拮抗出来た。
途中からのランペイジバルカンの加勢も込みだが、スペックでは圧倒的に上のサウザーとの最後の一騎打ちの際は、シャインクリスタを破壊し、そのままサウザーを変身解除させた。
性能
頭部「ホーネットヘッド」
前頭部の弾道計算装置「クイーンオーダー」や、レーダーシステム「ホーネットボーダーアンテナ」を装備した顔部特殊装甲「ホーネットボーダー」が保護。
ホーネットボーダーアンテナは周辺情報を収集してクイーンオーダーに送るほか、射出されたマイクロミサイルが目標に着弾するようサポートする。
クイーンオーダーはアンテナやバルキリーオプティカルバイザーと連携して瞬時にミサイルの弾道を計算し、各ウェポンベイに装填されたマイクロミサイルに情報を入力する。
胴体
上半身は胸部特殊装甲「ホーネットブレスト」や肩部特殊装甲「ホーネットショルダー」で覆われている。黄色い装甲は金を含む特殊合金で作られ電気伝導率が非常に高く、濃紺の装甲は絶縁コーティングが施されており、電撃をコントロールする。
ホーネットブレストは超硬鋼「ZIA209-03」製のハニカムフレーム構造(正六角形の枠を並べた構造)で、衝撃分散性能に優れ、軽量ながら高い強度を発揮する。
ホーネットショルダーにはエイムズショットライザーから供給されるエネルギーを電撃に変換する装置「ベスパジェネレーター」を内蔵。エネルギーを装甲各所に供給することでハチの翅を模した「ホーネットエール」を展開して飛行可能。
脚部
両足の特殊ブーツ「ホーネットブーツ」の先端からハチの針を模した電撃穿孔武器「ライトニングニードル」を発振。電撃攻撃を可能としている。
腕部特殊装甲「ホーネットガントレット」および脚部ユニット「ホーネットレッグ」の特殊装甲に、ホーネットショルダーから供給される電撃を纏わせることでそれぞれの破壊力を向上させている。
ライトニングホーネットプログライズキー
サンダー!
ハチのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。カラーはディープイエロー。ZAIAエンタープライズジャパン支社長・天津垓が所有していたプログライズキーの一つで、唯阿に譲った。
第18話では仮面ライダーサウザーが必殺技に使用。モチーフは一部ではミツバチと紹介された事もあったが、名前から察するにスズメバチがモチーフと思われる。
必殺技
ライトニングブラストフィーバー
ホーネットエールを展開して飛行し、右足に発生させたライトニングニードルによるキックの一撃を叩き込む。第6話のガエルマギア戦では、地面にライトニングニードルを深々と突き立てトドメを刺した。
第11話では敵の周囲を飛行しつつ、エイムズショットライザーから電撃弾を発射。さらにエネルギーをチャージした強力な電撃弾でアルシノマギアにトドメを刺した。
第13話では空中からヘクスベスパの大群を敵めがけて降らせ、パンチングコングのパンチングブラストフィーバーとの連携により撃破した。
第33話ではキックと共にエイムズショットライザーからもライトニングニードルを発射した。『REAL×TIME』ではヘクスベスパを撃ち出し、アバドン5体を纏めて撃破している。
ライトニングブラスト
ライトニングニードルを発射する。第33話にてサウザーに使用したが、サウザンドジャッカーで一蹴された。
映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』ではランペイジバルカンのランペイジパワーブラストとの連携によりショットライザーのゼロ距離射撃を放った。
フリージングカバンショット
アタッシュショットガンにフリージングベアープログライズキーを装填することで発動。アタッシュショットガンから強力な冷気を帯びたエネルギー弾を放ち、対象を凍結させる。氷の弾丸でマンモスマギアを凍りつかせた。
「ソルド20…お前の正義、確かに受け取ったぞ…! 亡、お前達を破壊するつもりはない…!」
サーバルタイガー! オーソライズ! Kamen Rider.(WARNING!)Kamen Rider.(WARNING!)
「変身ッ!」
ショットライズ! サーバールタイガー! Courage is won by justice that protects lives.
「…人工知能特別法違反を確認!対象を捕獲する!」
概要
Vシネクスト『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』に登場。サーベルタイガーのデータイメージを保存した「サーバルタイガーゼツメライズキー」をエイムズショットライザーに装填して変身するバルキリーの特殊形態。
スーツの一部はライトニングホーネットやオルトロスバルカンの流用。変身音声の最後に流れる英語は、意訳すると「勇気は命を守る正義によって得られる」。
変身
仮面ライダー滅亡迅雷の襲撃を受けた際、変身しようとして取り出したラッシングチータープログライズキーを手元から弾かれる。
そこで直前に攻撃を庇い機能停止寸前のソルド20から渡されたサーバルタイガーゼツメライズキーで代用して変身した。撃った弾丸が複数にばら撒かれアーマーが形成される。強化形態というよりは急場しのぎの緊急フォーム。
戦闘能力
最新型のゼツメライズキーを用いているため、基本性能はこれまでのバルキリー以上。本来は高速機動に両腕のクローを用いたヒット&アウェイ戦法が得意。クローを収納できるのかは不明。
事実上2人のライダーを殺害した威力を持つ「滅亡迅雷インパクト」を迎撃し、滅亡迅雷ドライバーを損傷させて撤退に追い込み、唯阿も短期入院で治癒出来る程度のダメージまで抑え込んだ。
負担
ヒューマギア用のゼツメライズキーを用いているため、変身者とショットライザーに大きな負担がある。似た立ち位置のオルトロスバルカンは亡のバックアップをリアルタイムで受けながら戦えた。
しかしこちらは「親機」であるソルド20が既に機能停止していたため、何のフォローも無いままの運用を余儀なくされた。唯阿は強過ぎる負荷に耐え切れず、本来の力を出せていない。精密な格闘攻撃を主体とする仮面ライダー滅亡迅雷には一方的に押されていた。
装備
サーバルタイガーゼツメライズキー
サーバルタイガー!
特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』のVシネマ作品『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』に登場する新たなゼツメライズキー。
本編に登場したものと異なり、全体がクリアオレンジでその外観はバーニングファルコンプログライズキーに近い。
活躍
『滅亡迅雷』ではソルド20が左腕に下げて所持しており、サーバルタイガーソルドマギアへの変身に使用する。ゼツメライズキーには、バーニングファルコンと同様にチェーンが付いている。
『バルカン&バルキリー』においては、仮面ライダー滅亡迅雷の攻撃に刃唯阿を庇ったソルド20がゼツメライズキーを託したことでジャスティスサーバルに使用される。
立体物
Blu-ray&DVDの初回生産限定版に、「DXダイアウルフゼツメライズキー」とともに同梱予定。また滅亡迅雷同様にネタバレ対策のためか、商品紹介ページでは変身音声は公開されていない。
必殺技
ジャスティスブラストフィーバー
左足にエネルギーを纏わせて放つライダーキック。劇中では仮面ライダー滅亡迅雷の攻撃を受けて倒れ込んだ後、「滅亡迅雷インパクト」に対抗すべくその体勢のまま使用。
滅亡迅雷ドライバーを損傷させた上に滅亡迅雷自身にもメンテナンスが必要になる程のダメージを与えて撤退させ、一矢報いた。ショットライザーは必殺技出力の負荷で自壊した。
この戦いで滅亡迅雷ドライバーを損傷させていなければ、ローンウルフと滅亡迅雷の戦いは相打ちでは無くバルカンだけが倒れてしまう可能性が高かった。使用した状況が極めて特殊であった為、本来はどの様な蹴り方をするのかは不明。
備考
初の女性ライダー「専用」最強フォーム。実はバルキリーが強化形態を獲得する事は本編中でも考えられていたものの、諸事情から未登場に終わってしまった。最後の最後に満を持して登場する事となった。
モチーフ動物までサーバルタイガーと表記されているのは、別企業によりサーベルタイガーが商標登録されてしまっており、玩具の発売がある以上そのまま使用出来ないため。
ファイティングジャッカルレイダー
「対象を破壊する……実装」
レイドライズ!ファイティングジャッカル! "Deciding the fate of a battle like a Valkyrie."
スペック
身長:202.4cm
体重:104.6kg
特色/力:格闘/大鎌
生物モチーフ:ジャッカル
概要
ジャッカルのデータイメージを保存したファイティングジャッカルプログライズキーをレイドライザーに装填した変身したレイダー。変身音声の最後に流れる英語は、意訳すると「戦乙女のように戦う運命を決める」。
レイダーとしては初の女性怪人。初めて「実装」という変身時の掛け声を発した個体。初登場は『仮面ライダーゼロワン』第28話「オレのラップが世界を変える!」。
外見
アーマーカラーは黒と金。バルキリーの素体にジャッカルを模した鎧を被せたような姿ジャッカルを模した頭部に長い耳を生やす。ジャッカルの口に当たる部位には、血のように真っ赤な深紅の複眼がある。
口元にはバルキリーに似た意匠が見られる。胴体は全体的にスレンダー。女性の変身した怪人のためか胸が膨らんでおり、腰には長い前垂れが存在する。
武器
超硬鋼の刃を持つ鋭利な大鎌「テリトリーサイズ」を所持。そのリーチは長く、自身の半径3.2m以内を絶対的な支配圏としている。斬撃を飛ばす事も可能。第29話での戦闘で叩き折られてしまっているが、再び変身すれば復元する模様。
性能
各駆動系にバルキリーの戦闘データが反映されており、高い俊敏性と残像を伴うほどのスピードを誇る。敵の死角に素早く回り込んで一撃を喰らわせる近接格闘術が得意。格闘での性能はラッシングチーターを上回る。
出番
初登場
唯阿がラッシングチータープログライズキーを天津に返却した為、新たな戦闘形態として登場。初登場の第28話ではドードーマギアを圧倒。「ファイティングボライド」の一撃で破壊した。
第29話ではイズの破壊を巡ってゼロワンと交戦。サウザーとの連係でゼロワンを圧倒する。しかしランペイジバルカンに苦戦。「ランペイジパワーブラスト」で大ダメージを受ける、「ランペイジオールブラスト」をサウザー共々喰らって変身が解除された。
その後の出番
第30話ではランペイジバルカンにテリトリーサイズの斬撃を連続で浴びせるが効かない。迅に蹴散らされたバトルレイダー共々、ランペイジバルカンの繰り出した「ランペイジエレメントブラスト」を受けて敗れる。
第31話ではランペイジバルカンに圧倒されながらも「ファイティングボライド」発動による高速移動からの連続攻撃を浴びせる。だが、ランペイジバルカンはマンモスの能力で踏ん張り、逆にパンチの一撃を喰らわされ変身が解除された。密かにアサルトウルフプログライズキーを奪った。
最後の登場
第32話ではデルモを破壊しようとするサウザーと共に交戦。ゼロワンには二対一の状況で尚も押され、バルカンが現れると戦意喪失した。
第33話では変身後、不破に「お前は仮面ライダーになるべきじゃなかった!!」と叫びながらバルカンのベルトを取り外そうとするも、バルカンの放ったショットライザーの一撃で変身が解除された。以降再登場していない。
ファイティングジャッカルプログライズキー
ハント!
ジャッカルのデータイメージ「ライダモデル」が保存されているプログライズキー。カラーはオーカー。第28話において、天津垓からレイドライザーと共に刃唯阿に与えられ、彼女をファイティングジャッカルレイダーに変身させる為に使用されている。
プレミアムバンダイで発売されたレイドライザーに同梱する形でDX版が発売。刃唯阿のキャラボイスも収録されている。
必殺技
ファイティングボライド
レイドライザーを操作して発動。テリトリーサイズにエネルギーをチャージし、切れ味を極限まで引き上げ相手を切り裂く。第28話ではMCチェケラの変身したドードーマギアを破壊した。
備考
モチーフは恐らくエジプト神話におけるアヌビス。黒いジャッカルの外見と死神の鎌が共通点。バルキリー同様、死者と繋がりの深い神である。
プログライズキーの絵柄も古代エジプトの壁画のようなタッチで描かれている。スフィンクスを意識したのかジャッカルが座り込んだものになっており、イヌの躾の「待て」や「お座り」の姿勢にも見えるのも特徴。
同じイヌ科の動物がモチーフのシューティングウルフと、それを使用する不破とは劇中における「野良犬・飼い犬」といった台詞や、かつては仕事仲間であった唯阿と不破の現在の立場やスタンスの違いなども相まり、様々な意味で対となるアイテム。
シティウォーズ
5月31日のシティウォーズフェスにて参戦。ゲームの仕様上、バルキリーのフォームチェンジという形で登場する。通常攻撃は鎌を使うためリーチが長い。
しかし基本的に単一の敵しか狙えないのが少し残念な所。必殺技は「ジャッカルハウンドストライク」。テリトリーサイズを構え、漆黒のオーラと共に黄色の斬撃を飛ばす。
ガンバライジング
6月以降に稼働が予定されているバーストライズ5弾に参戦。怪人のカード収録はライダータイム弾のプレバン限定9ポケットバインダー第1弾に付属のゴルドドライブ、マシン排出に限定するならばボトルマッチ5弾のゲムデウスクロノス以来。
初の女性怪人のカードであり、女性怪人で初のレジェンドレア。ゲキレツアイコン的にはバルキリーのフォームチェンジ扱い。これによって「刃唯阿」というキャラとしてのレジェンドレアは3枚目。女性キャラとしては破格の扱い。
劇中の活躍
序盤
天津の命により飛電を陥れるために活動。第3話では寿司職人型ヒューマギア「一貫ニギロー」を利用して、「デイブレイク」で消滅したと思われていたプログライズキーのデータが飛電インテリジェンスにあることを突き止めた。
謎の行動
第7話ではA.I.M.S.とは別所属の自動車から現れ、フリージングベアープログライズキーで暗殺ちゃんを鹵獲。暴走状態でも目が青く光るように細工を施してから解放。
その後ドードーマギアに変貌するまでの一部始終を記録。映像を天津垓に転送する。ゼロワンに向かっていったが見過ごした。
一方、ゼロワンにフリージングベアープログライズキーを渡して撃破させ、密かにマンモスゼツメライズキーを回収した。
第9話では映像がテレビで報道され飛電の信用が失われる。唯阿が暗殺ちゃんの付近にいた事をイズに看破される。動揺して「私じゃない」とはぐらかしていた。
滅亡迅雷編
飛電インテリジェンスを壊滅させるために天津が唯阿に命じていたことが判明。第15話、第16話において滅亡迅雷.netの殲滅に成功。ZAIAに戻り、社長直轄開発担当へと復職した。
帰還した唯阿は天津から「自身がかつてアークの製造に関り、更に人間の悪意をアークにラーニングさせ、間接的にデイブレイクや滅亡迅雷.netの出現を招いた」ことを聞かされる。
ZAIA編
ZAIA側の人間として天津を補佐し、ザイアスペックとヒューマギアによる「お仕事5番勝負」の進行役を務めている。
火災現場の負傷者の手当を天津に止められたり、天津に言われるがまま消防士ヒューマギア・119之助にゼツメライザーを取り付けてマギア化させた。お仕事勝負の勝敗について天津に進言すると「意見など求めていない」と一蹴され、怯えた様子で引き下がった。
お見合い
第23話では天津と海老井千春のお見合いの席で天津のプロフィールを、視聴者からも明らかに分かるような「棒読み」で紹介。或人からは「言わされていない?」と言われている。縁結びマッチの端的かつストレートな天津の紹介に対して笑いを堪えていた。
レイダーへの変身
28話冒頭で天津垓からレイドライザーとプログライズキーを与えられる。MCチェケラが変貌したドードーマギアを圧倒、破壊した。
29話では天津に命令を受け、イズを破壊するために実装。邪魔をしたゼロワンを退けるも、不破の変身したランペイジバルカンに敗れた。
飛電製作所編
ZAIAによって飛電インテリジェンスが買収。A.I.M.S.も掌握され、彼女は新生A.I.M.S.の隊長として配属される。違法廃棄されたヒューマギアを破壊するために、バトルレイダーに変身する隊員たちと共にデイブレイクタウンに向かう。だが不破に敗北する。
その後衛星ゼアに保存されている全てのヒューマギアのデータを消去しようとするが、データは或人が既に持ち出していたため失敗した。
第31話では天津に森筆ジーペンを破壊するよう命じられるが見逃す。しかし天津に怒られる。再度不破と戦い敗北するが、アサルトウルフプログライズキーを奪い取った。
天津への反抗
第32話ではアサルトウルフプログライズキーに再調整を施し不破の頭の中の亡を覚醒させる。ザイアスペックで不破を操り、モデル型ヒューマギアのデルモを襲わせる。
デルモを破壊するために自身もジャッカルレイダーに実装。ゼロワンと戦った。第33話で不破の真実を知る。これに怒った彼女は天津に反旗を翻す。バルキリーに久しぶりに変身。
サウザーによるチップからの干渉に苦しみつつも、不破との見事な連携で追い詰める。必殺技を連発してサウザーを倒した。撃破後、天津を殴り飛ばして辞職。その場から去ったあと、滅と迅にスカウトされる。
アークゼロ復活
第34話では不破を無理やりデイブレイクタウンまで連れていき、頭の中のデータから亡を復元させた。不破の「普通でつまらない」過去を知る。第36話ではアークを破壊するため、あえて仮面ライダーアークゼロを誕生させる。しかし惨敗して入院する。
不破から託されたアイちゃんとの対話を通して、唯阿は不破に謝罪。不破はそのことを気にしておらず、互いのわだかまりは解消された。さらに、ヒューマギアへの認識を改める。
最終章
第43話ではアークワンと化した或人に変身能力を奪われる。第44話では暴徒化したヒューマギアとそれを排除しようとするA.I.M.S.を説得。その際、メイド型ヒューマギアに看板で殴打されるが、無抵抗で対応。直後にメイド型ヒューマギアが我に返ると安堵した。
最終話では迅を復元。滅の心を救った。全てが終わった後はA.I.M.S.の新隊長となり、技術顧問として亡を招き入れた。「人間であれ、ヒューマギアであれ、心の自由は尊重されなくてはならない。互いの垣根を越えて自由のために戦う限り、お前達は仮面ライダーだ!」。
『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』
サウザー課が或人からゼロツープログライズキーを預かり、ゼアを介してショットライザーのチップのデータを復元したため、再びバルキリーに変身できるようになり、アークゼロワン率いる「暗殺亡雷.net」との決戦に挑む。
全てが終わった後は、再び変身が可能な状態に戻してくれた天津に対して、不破と共にお礼を言ったため、天津からは驚かれる。
『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
エスの率いる仮面ライダーアバドンの軍団と交戦。アバドン達の正体を掴むために亡や滅、天津やシェスタ達と協力して正体を突き止める。サブライダーの中では謎を解明するチームに入る。不破や迅が一時的に離脱する為、出番は比較的多い。
元々アバドンの大半はそこまで強くないのもあるが、変身前でもアバドンの軍団達を相手に滅や天津と共に無双。変身後もゼロワン以外では唯一バイクに乗って、スペックはスピード以外上であるアバドン達を蹴散らしたりと技量の高さは健在。
『 ゼロワンothers』
「仮面ライダー滅亡迅雷」
ZAIA本社CEOリオン=アークランドのソルド計画と、彼らと交戦した滅亡迅雷.netへの対応と、上司である国防長官大門寺茂の不干渉方針など状況の変化に翻弄される。
さらに「滅亡迅雷.netである亡がAIMS技術顧問として所属している」とリオンによるマスコミへのリークによる板挟みを受け、仮面ライダー滅亡迅雷によるリオン殺害とZAIAジャパン社屋壊滅まで動けずにいた。ラストでは大門寺から「滅亡迅雷の破壊」を命じられる
「バルカン&バルキリー」
大門寺による司令と滅亡迅雷の「バルキリーは滅亡する」という殺害予告の葛藤の最中出会ったソルド20から託されたゼツメライズキーにより、滅亡迅雷を故障に追い込むも負傷してしまう。
その後、滅亡迅雷の思惑に気づいた不破の決断を垣間見た彼女はソルド20とソルド9と共に「人工知能の心を否定する」大門寺の意志に背き、AIMS隊長として、信念を持つ技術者として、「人と人工知能の共存」のために戦う意志を示した。
ガンバライジング
バーストライズ(以降BS)1弾から登場。BS1弾ではラッシングチーターが、BS2弾からはライトニングホーネット、BS5弾ではファイティングジャッカルレイダーとしてレジェンドレアで登場。この時点で女性ライダーでのレジェンドレアは最多である。
また、主人公のゼロワンは当然だが、何気に現行弾の1弾から登場しているサブライダーではバルカンと共に現行の最終弾まで全ての弾で高レアで登場しているという初の事例が出来ている。
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以上です。これで紹介を終えます。