【俳優は性別不安定!】仮面ライダー亡【動画あり】

2021年10月18日月曜日

その他サブライダー 仮面ライダーゼロワン 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーは亡です。

「私は、何者なんだ…?」
目次
    • 概要
    • 過去
    • 黒フードの人物
    • シンギュラリティポイント
    • 備考
    • 余談
  • 仮面ライダー亡
    • スペック
    • 概要
    • 変身
    • 外見
    • 戦闘能力
    • 性能
      • アンダースーツ
      • 頭部
      • 胴体
      • 四肢
      • 通信装置
    • 武装
    • 装備
      • 滅亡迅雷フォースライザー
      • ジャパニーズウルフゼツメライズキー
    • 必殺技
  • 劇中の活躍
    • 『プロジェクト・サウザー』
    • 道具の苦悩
    • レイドライザー配布
    • 覚醒
    • 分離
    • アーク復活
    • 存在意義の悩み
  • 余談
バルカンとの共闘】
 特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場するヒューマギア。仮面ライダー亡の変身者。演じたのは中山咲月

 概要

 人類滅亡を目論むヒューマギアによるサイバーテロリスト集団・滅亡迅雷.netに所属するヒューマギア。滅や雷と同様、旧世代型ヒューマギアである。
 高度なハッキング能力を備えている。正式な名前が判明するまでは不破諫から「亡(ボウ)」と呼ばれていた。

 過去
 元はシステムエンジニア型ヒューマギアだったが、デイブレイク後に天津垓に回収された。それまでの記憶を消された上で天津の部下として兵器開発を担当していた。
 記憶消去に伴って天津に従うよう強力なプログラミングが施されており、機械的に振る舞っていた。滅亡迅雷.netとZAIA双方の指示でスパイとして動く彼女だったが、滅や天津に翻弄される中で自分が何者であるかについて疑念を抱くようになっていく。

 黒フードの人物
 第17話の終盤より登場した謎の人物。女性の声で話すが、正体は不破。不破の脳内に埋め込まれた亡の人工知能チップが顕在化した姿。
 天津の命令に従い、一般人に対するレイドライザーの授与や、滅亡迅雷.netの命令により滅の脱走の手引きなどを行っていた。
 第20話では不破が後を追跡すると、不気味な声が聞こえノイズが走り、不破の視界が揺らぐなどホラー映画さながらの演出がされていた

 描写
 アズによると、亡が自我に目覚めたきっかけは、不破によって「夢」を教えられ、滅を助けると決意した事によって意識した「ヒューマギア」らしい。
 第32話の戦闘では仮面ライダーと敵幹部が同じ体を使って戦闘。ライダー史上初、しかも極めてイレギュラーなケースである。
 変身シーンは不破と亡が入れ替わるように変身し、サウザーとの戦闘もアサルトウルフと亡が入れ替わるように戦ったり、不破が亡に語りかけながら戦う演出が行われた。

 備考
 中性的な容姿の亡だが、設定上性別は存在しない。「男性型でも女性型でもない」「性別が設定されていない」との事であり、ヒューマギアでは初の事例。しかし便宜上三人称では『彼女』と称される。
 演じる中山氏も中性的な容姿・言動からジェンダーレスモデルとして知名度を上げている人物であり、亡に打ってつけの配役と言える。

ジャパニーズウルフ!

「変身」

フォースライズ! ジャパニーズウルフ! Break down……

「アークが復活し、仮面ライダーになりました。よろしく伝えろと…」
 スペック

身長:191.5cm
体重:94.2kg
パンチ力:26.2t
キック力:51.6t
ジャンプ力:ひと跳び33.7m
走力:100mを2.0秒

 概要
 亡がアークから与えられた新しい滅亡迅雷フォースライザーにジャパニーズウルフゼツメライズキーを装填して変身する仮面ライダー。
 元々、亡はデイブレイク前から存在しており、既に滅亡迅雷フォースライザーを所有していた。そのフォースライザーは、「私が使うより」という理由で、滅に託され、ある人物の変身に使われていた。その後、第37話にて本編に登場した。

 変身
 フォースライザーを腰に装着後、左手でキーを起動。そこから手を離して右手でキャッチし、ライザーに装填する(「亡」の文字を描くような形である)。吹雪のようなエフェクトを纏いながら変身する。
 これらの動作を正面を見据えながらノールックで行うため、演者の中山氏は成功率を不安視している模様。

 外見
 フォースライザーで変身する他のライダーと同じく、ベーススーツに最低限のアーマー、そして釣り上がった眼という共通の特徴を備えている。
 スーツカラーは黒で、アーマーの色はホワイトシルバー。 アーマーのパーツ構成や後述の各部名称・性能は、同じくゼツメライズキーで変身する雷と共通する箇所が多い。また、変身時にロストモデルが出現しない点も同様。

 戦闘能力
 ニホンオオカミのデータによって俊敏性と接近戦能力が強化。単独での敵地潜入や破壊工作といった隠密行動を得意とする。
 亡自身は元々エンジニア型であり、かつハッキングによる情報収集や機械の制御といった電子戦が主任務であったため、素の戦闘能力は滅や雷ほど高くはない。
 ライダーシステムとしての性能自体は滅 スティングスコーピオンより一回り上程度で、サウザーとの戦いではアークゼロとコンビで立ち回っている。

 活躍
 第37話では爪捌きによって、天津の服だけをズタズタに切り落とし彼をパンツ一丁にした。その後工事現場にて滅、、アークゼロと共にサウザーと交戦。
 高速攻撃で果敢に攻め立てたり、ジャッキングブレイクでアークゼロ諸共氷漬けにされたりと一進一退の攻防を繰り広げる。一瞬の隙を突かれてサウザンドジャッカーにキーのデータを吸収され、ジャッキングブレイクで滅と雷もろとも薙ぎ倒される。
 アークゼロとサウザーが戦っている間に復帰し、ライダーキックを叩き込んで雷と滅、アークゼロが大技を叩き込む隙を作った。第39話ではデイブレイクタウンに来た或人の隙を突いて、彼と同行する迅を確保。これが本編最後の変身だった。

 性能

アンダースーツ
 全身を覆う黒いベーススーツ「ラザロテックスーツ」は特殊生地「テキスタウォール」製で通気性や浸透性が限りなく低い。
 腐食性の液体などを防ぎ、高い気密性を活かし内部圧力を外気圧より高く維持することで有害物質との接触を遮断できる。雷と同様に絶縁性にも優れており、ハッキングを主任務とする亡に合わせて電気的な誤作動を防止する。

頭部『ニホンオオカミヘッド
 高速戦闘のための視覚・聴覚の強化装置を装備した顔面装甲「ニホンオオカミゴーグル」が保護。右側に位置する拡張聴覚装置「ニホンオオカミイヤー」は音紋追跡に特化しており、半径7km以内であれば最大16のターゲットを同時に捕捉可能。
 アンテナの白い記憶装置「クレストサーバ」はデータの一括管理・保存を行う。 内部に格納されたデータは独自の暗号化を施されている。もしこの部分が亡本体から物理的に切断されるか、 亡が撃破された場合には機密保持のため、格納データが全て破壊される。
 青い複眼「ニホンオオカミスコープ」は遮光や暗視などのモードの切り替えにより、あらゆる状況において視界を確保可能。 電波など本来は目に見えない電磁的な動きや流れを把握することで、仕掛けられたトラップなどを看破できる。
 頭部両脇の「ヒアリングバック」は後述のリストレントケーブルを通して聴覚情報を装着者に送る。眉間に制御ユニット「ニホンオオカミシグナル」を搭載。ライダーシステムの運用状況を随時モニタリングし、エネルギー配分などを制御する。
 想定ダメージレベルを大きく超える衝撃やダメージの蓄積が限界を超えた場合は装着解除することでダメージを吸収し、装着者の身を保護する。 

胴体
 胸部装甲「メインブロッカー」はオーバーロード状態となった絶滅生物種のデータイメージ「ロストモデル」を強制的に装着させたもの。低観測性(ステルス性)に優れた構造を持ち、ニホンオオカミのロストモデルの性能を反映して高い俊敏性も獲得している。
 分離したロストモデルは、機能性伝達導線「リストレントケーブル」の高い靭性や自在に伸縮する特性により拘束される。背面から伸びる2本の「エクストラケーブル」が新たに追加されたことで、様々な外部機器との有線接続が可能。 

四肢
 腕部装甲「アームストレンジャー」が腕力やパンチ力を強化。 脚部装甲「レッグストレンジャー」が 走力やキック力を強化。装甲材の強度を活かして人間では踏み入れない極限環境での活動を可能とする。
 腕部の「フォースアーム」、脚部の「フォースレッグ」は滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギーの供給を受けることで、前者は装着者の腕力を約4.8倍、後者は脚力を約6.4倍に強化させる。
 両手のグローブ「フォースグラブ」は触覚センサーの感度を約3倍に増強すると共に、指先の鋭利な装甲は武器として使用可能。

通信装置
 首周りの複合通信装置「ハウリングエコー」が多数のレーダーや通信機器、センサー類の同時運用を行う。様々な外部機器に無線接続し、ハッキングによる操作や、ありとあらゆる情報の掌握を可能とする。
 亡の特殊な電磁波制御能力を活かして対象が利用する電磁波の種類を解析し、レーダー波や通信のかく乱、センサー類への欺瞞や標的の誤認を誘うなど、電子的な攻撃が得意。

武装
 両腕のアームストレンジャーから展開される「ニホンオオカミノツメ」。四枚刃で構成された巨大な接近戦用の武装
 ハウリングエコーによって対象の索敵を掻い潜り、強化された俊敏性によって距離を詰め、この装備で攻撃する。初登場時には垓への宣戦布告として、この爪で垓の服のみを細断した。

 装備

滅亡迅雷フォースライザー
 亡が仮面ライダー亡に変身する際に使用する変身ベルト。「旧型のフォースライザー」に改造を施したカスタムタイプ。12年前の「デイブレイク」の時点で存在していた。
 元々亡がアメイジングヘラクレスプログライズキーと共に所持していたが、天津垓の指示により滅亡迅雷に流され、滅を経由して迅に渡った。

機能
 右手側にあるレバー「フォースエグゼキューター」を引くと、「エクスパンドジャッキ」によってプログライズキーを認証することなく強引に開き、露出した接続ポートに強制接続。
 読み込んだプログライズキーの「ライダモデル」に限界までブーストをかけてオーバーロード状態とし、不安定ながらも毒針などの特徴を先鋭化する「フォースライズ」を実行。
 バックルから出現したライダモデルが使用者に覆い被さり、装着者にライダモデルが縛り付けられて変身を完了する。本来想定された変身方法ではないため様々な問題が発生するが、独自のプロトコルによって制御している。

性能

 ゼツメライザーと同じくヒューマギアのデータを改竄する機能を有するドライバーを装着させられた雷電は滅亡迅雷.netに接続した。ベルトの内側に無数のトゲが付いているが取り外しは可能。
 ゼツメライズキーにも対応第14話では仮面ライダー雷がドードーゼツメライズキーで、第37話では仮面ライダー亡がジャパニーズウルフゼツメライズキーで変身した

特徴
 このベルトを用いて変身するライダーは極端なまでに攻撃力と機動力に特化している装甲は胴体や脛等の攻撃を受けやすい部位のみに集中しており、最低限の防御力を確保しつつ機動性と追従性を極限まで高めている。
 こ強制接続により生成されたライダモデルの影響か装甲板は無地と縞鋼板の様なモールドが入れられた装甲板が半々の割合で入り交じった左右非対称なスタイル。

戦闘能力
 キーへの負荷と引き換えに攻撃力に限界までブーストが掛けられている。一撃一撃が桁違いに重く、機動力と合わさり反撃を許さぬ一方的なラッシュ攻撃や、相手の急所一点を正確にぶち抜くピンポイント攻撃で特に猛威を振るう。
 変身者には攻撃を的確に捌き回避・対応することが求められる。必殺技発動は装填されたプログライズキーを再度開閉する事で行う。必殺技名は開閉した回数で変化し、1回だと「~ディストピア」2回だと「~ユートピア」で統一されている。

立体物
 DXトイにてラインナップ。スティングスコーピオンプログライズキーとのセットで2019年11月2日に発売された。劇中と起動音の「フォースライザー!」のイントネーションが異なる(劇中は低い音で「ライ↓ザー」だが玩具ではゼロワンドライバー等と同じく高音で「ライ↑ザー!」)
 劇中同様のギミックの再現が可能だが衝撃に弱く、ちょっとした衝撃でピンがキーのボタンに接触し必殺技音が流れる(特に付属のスコーピオンキーだと起こる頻度が多い)。この現象は再販分にて修正された。
 他にも、食玩版など関節がキツめのキーに力負けしてしまい、閉じる事ができない場合がある。プログライズキーのシンボルがキーを展開する事で、赤いランプによってプロジェクターのように浮かび上がる。暗い部屋で壁に向かって展開すると分かりやすい。

ジャパニーズウルフゼツメライズキー
 新たなフォースライザーと共にアークから渡された新たなゼツメライズキー。変身に使用。 仮面ライダーへの変身が前提なのか、プレートには「MAGIA」の字はない。
 狼の絶滅種であるニホンオオカミのデータイメージを保存しており、形式そのものは従来型のゼツメライズキーと同じ。
 仕様そのものはロッキングホッパーに近く、変身時にキー名のコールがある。ゼロワンドライバー用に「Awakening the instinct of a beast long lost.(失われた野生の力が目覚める)」という音声があるなど、通常のプログライズキーと混ぜたような仕様。

 必殺技

ゼツメツディストピア
 滅亡迅雷フォースライザーのレバーを一回引いて発動。高速で相手に接近して連続蹴りを叩き込む。初使用時には音声ミスのせいか、スティングディストピアと鳴っていた。尚、現時点ではカットインが表示されていない。

ゼツメツユートピア
 滅亡迅雷フォースライザーのレバーを二回引いて発動。ファイナルステージにて使用。ニホンオオカミノツメで斬撃を放つ。ここで初めてカットインが表示された。

 備考
 スーツは恐らくマッドローグの改造。手足、特に足の部分は色を塗り替えたと分かる程、そのまま元の造形が残っている。元々、仮面ライダー雷登場辺りからファンによって、存在が予想されていた。
 使用するキーは「亡に何かと関わりのあるアサルトウルフプログライズキーではないか?」と予想されていた。第36話放送直後のネット上では、亡の使用するキーが考察された。
 不破がメインで使うキーのモチーフで、オオカミ+絶滅動物と言う連想から「ニホンオオカミかダイアウルフのどちらか」と予想された。その他、既存キーの可能性も模索され、同じ白ということでネオヒ説なども上がった。

劇中の活躍

 『プロジェクト・サウザー
 飛電或人の祖父にして飛電インテリジェンス先代社長の飛電是之助の死亡に伴い、滅と迅はヒューマギアのハッキングによるテロ行為「マギア作戦」を開始。
 亡はサウザーの変身ベルト・ザイアサウザンドライバー完成のため、滅亡迅雷が用いる8つのゼツメライズキーのデータ収集を命じられていた。
 それと同時に滅亡迅雷.netが生み出すマギアに対抗すべく、仮面ライダーゼロワンや、仮面ライダーバルカンと仮面ライダーバルキリーの戦闘データをも集積し、8つのプログライズキーのデータ収集も同時に熟していく。
 天津によって亡は滅亡迅雷フォースライザーを受け取る。それを滅に渡す際、人間への反逆を持ちかけられ、自身の存在意義に苦悩するようになる。ちなみにこのフォースライザーは滅を通して迅の下に渡る。 

 道具の苦悩
 天津に「役に立たなくなった道具は切り捨てる」と言われて不信感を抱く。その後、亡は滅にアメイジングヘラクレスプログライズキーを手渡し、更に開発中のギーガーの存在をリークする。
 この事は盗聴器を通して天津の耳にも入っていた。そのため、ZAIAに戻った亡は天津に撃たれて機能停止した。同時期に、滅に敗れた不破が救急搬送された。天津の命により、亡のデータが不破の脳内に埋め込まれることになる。

 レイドライザー配布
 第17話終盤からは「謎のフードの人物」として登場。自らを「人類を導く者」と称しており、まるで亡霊の様に神出鬼没に出現しては、 ZAIAに与する専門家達にレイドライザーとプログライズキーを渡してレイダーに仕立て上げてる。
 第18話では1人自室で悩み苦しむ立花蓮太郎を見つめる不気味な視線が描かれた第20話ではスプラッシングホエールレイダーである新屋敷達巳を監視する不破の目の前に現れ、彼を現場から遠ざける様に仕向けるような行動を取る

 覚醒
 第32話では唯阿の策略によって、不破の中の亡の人格が復活。ザイアスペックを装着した唯阿にコントロールされる。
 イズとデルモを破壊しようとしたが、乱入して来た迅に変身解除させられる。その後迅や或人に「ヒューマギアだって夢を見ていい」と説得を受ける。「ゼロワンを潰せ」とサウザーに命令されるが反抗。ヒューマギアの夢を叶えたいとして、サウザーを圧倒した。

 分離
 第34話では唯阿によって不破と亡が分離させられる。用意されていた第4世代型ヒューマギアの素体にデータがダウンロードされ、ヒューマギアとして完全に復活する。
 亡はザイアスペックをハッキングし、装着者を暴走させると言う大惨事を引き起こした。しかし、不破に説得されると暴走を止める。
 病室に滞在し、不破の過去を語った。その後、サウザー及びZAIAの私兵達と戦う仮面ライダー滅とゼロワンの元に現れ、滅の夢を叶える為に滅亡迅雷.netに協力する事を宣言した。

 アーク復活
 第36話では滅らと共にアークを復活させる。しかし復活時に起きた衝撃により壁に頭を打ちつけて破損。雷の手により、アークの多次元プリンターで修復され、第37話で完了。アークからフォースライザーと新たなゼツメライズキーを与えられる。
 アークの命を受け、天津垓と接触仮面ライダー亡へと変身し、宣戦布告する。アーク等と共にZAIAと共同で行動したAIMSの部隊に勝利した。

 存在意義の悩み
 アークが滅亡迅雷.netを無視し、独自で人類滅亡を開始。自分達の存在意義を見失い始める。不破の前に現れ、自分の存在意義を見出だせない苦悩を吐露する亡に、不破は「お前ならもう分かっているだろう」と返答した。
 アークが破壊された後、滅が『ヒューマギアの安息を目指す聖戦』を人類に宣戦布告する中、と同様に滅亡迅雷側には就かずに、人類との共存寄りの中立と言う立ち位置に収まる。

 オルトロスバルカン
 44話では迅の喪失を雷と共に暫し憂う中、混乱を止めるために不破と共に或人の暴走を止めようと動く。説得に意味がないと見ると、ジャパニーズウルフゼツメライズキーを不破に手渡す。不破はオルトロスバルカンへと変身。
 しかし、ゼロツーに一撃を見舞うことしかできなかった。それでも、或人がゼロツーに変身した事で、意識をゼロツードライバーゼアへ向けさせ、或人が亡き父と再会する奇跡も生む切っ掛けになった。

 最終決戦後
 全てが終わった後は、刃唯阿の紹介からA.I.M.S.の新たな技術顧問に就任。その際の隊員の一人の反応から察するに、まだ人類とヒューマギア双方の確執は健在のようだ。
 だが、ヒューマギアを一方的に管理する立場だったA.I.M.Sという組織にヒューマギアである亡が加わったのは大きな前進といえるだろう。

 『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』
「ヒューマギアの夢を…私は信じる!」

 仮面ライダー達への復讐心が芽生えたアズが変身したアークゼロワンが復活させた暗殺ちゃんに雷と共に呼び出されて洗脳され「暗殺亡雷.net」の構成員にされる。洗脳後は滅と迅を襲撃し、一人逃げた迅を追う。
 その後迅を追撃し、アークゼロの必殺技を喰らいそうになった迅を滅が庇う。そこで、滅と迅が「夢」について語り合う事によって、洗脳が解け、本編では叶わなかった「滅亡迅雷」の仮面ライダーの集結により、暗殺ちゃんを協力して撃破する。
 滅の「誓え…例え離れていようと、ヒューマギアの安息の為に、我々滅亡迅雷.netは戦い続けることを…」に宣誓。全てが終わった後は、雷と共に自分の居場所に戻るが、この時に4人で誓いの拳を交わした。

 『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME
 今回は変身せず。特殊ガスの影響により人間が動くには制限がある為、対策なしでも動ける要員として、事件の解明の為に唯阿をシェスタと共にサポートに徹する。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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