【復活のインフェルノウィング】仮面ライダー迅【動画あり】

2021年10月14日木曜日

4号ライダー 仮面ライダーゼロワン 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーは迅です。

「君は僕の友達だ。この場所を破壊して?」
目次
    • 概要
    • 性格
    • 戦闘能力
    • 正体
    • 復活後
    • 動機
    • 課題
    • 滅との関係
      • 序盤
      • 復活後
    • 暗殺ちゃんとの関係
    • 備考
  • 仮面ライダー迅
    • 概要
    • 外見
    • 性能
      • 四肢
    • 装備
  • 形態一覧
    • フライングファルコン
      • スペック
      • 概要
      • 変身
      • 武装
      • 性能
      • 必殺技
    • バーニングファルコン
      • スペック
      • 変身
      • 外見
      • 概要
      • 戦闘能力
      • 性能
      • 装備
      • 必殺技
  • 劇中の活躍
    • プログライズキー獲得
    • 正体
    • 変身
    • 滅亡迅雷.net壊滅
    • 復活
    • 或人との共感
    • 『令和ファーストジェネレーション』
  • 令和初のダークライダー
バーニングファルコン初変身】
 特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物。仮面ライダー迅の変身者。演じたのは中川大輔

 概要

 人類滅亡を企む謎のサイバーテロ組織「滅亡迅雷.net」に所属する、黒衣やフードを身に纏った謎のヒューマギア。
 同組織の「行動係」として活動。シンギュラリティ(自我・感情)に目覚めたヒューマギアを発見すると、強制的に専用ベルト「ゼツメライザー」の装着及び「ゼツメライズキー」の譲渡によって暴走・マギア化させる役割を持つ。 

 性格
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 外見は20代ほどの青年だが、性格は幼い子供のように無邪気かつ楽天的。への気安い態度や、仮面ライダーゼロワンベローサマギアの戦闘を大はしゃぎしながら見物していた。
 精神年齢も低い。超バトルDVD『カンガルーからナニが飛び出す?ソンナの自分でカンガルー! はい、或人じゃないと!!』では、効果音を口ずさみながらクレヨンでマギアのお絵かきをする様子が描かれている。

 描写
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 ヒューマギアに対しても友好的に接する。そもそも「人類滅亡」がどういう意味なのかすらも分かっていない節が見られる。
 序盤は自我が芽生えたヒューマギアに「君は僕の友達だ」と友好的な顔で近づき、有無を言わさずゼツメライザーを装着してしまう辺り非常にタチが悪い。仮面ライダーに破壊されたマギアの残骸から破損したゼツメライズキーを回収していた。

 ヒューマギアへの認識
 第9話にて飛電が一斉にヒューマギアを起動停止にした時も、「むかつく…。みんな僕の友達なのに」と述べた。ヒューマギアに対して歪んだ友情を持っていたのが分かる。
 迅自身は当初はマギア化を指示されたヒューマギアであり、戦闘においての残虐性を見せたのは、使命を遂行することに躊躇がなく疑問も持たなかったためであると考えられる。

 戦闘能力
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 第1話では自分に向かってきたトリロバイトマギアを、他所見をしたまま簡単に拘束し、笑いながら頭部に向かって発砲。破壊した。内には無邪気さ故の残虐性・危険性を併せ持つ。
 ザイアを襲撃した際には成人男性を腹パンで瞬時にノックダウンさせた。ハッキング用のコードで雷電・イズをはじめ他のヒューマギアをハッキング・攻撃することも可能。
 第25話以降は変身者2体に生身で応戦。有線ではなく遠方からの無線でのハッキングも可能。Vシネクストでは電子機器を無線で操る、変身時に3人まとめてハッキングした。

 復活後
 スーツを着込んだ上に人間のそれと同じ耳介を持っており、外見的にはより人間らしくなっている。ヒューマギア特有のヘッドギアはなくなり、小型の耳飾り型のモジュールを付けている。物腰は撃破前よりやや大人びている。
 目的は「人間の道具」という立場からヒューマギアを解放し、新たな種族として地球に存在させること。

 動機
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 滅亡迅雷.net時代の最終決戦にてシンギュラリティに到達。アークの意思のままに人類を滅亡させても、他のヒューマギアと本当の意味で友達にはなれないと悟る。
 アークともゼアとも異なる、ヒューマギアを人間の束縛や支配から解放する「救世主」になるという決意を抱いた。

 描写
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 復活後の迅の精神年齢については、中川氏によると「32歳くらい。仕事がバリバリにできる年齢、28-32歳付近を想定して演技している」と語られている。
 ゼロワン劇中においては、28歳の不破諫やデイブレイク当時33歳の天津垓以上もしくは相当の精神年齢といえる。その割には抜けていたり弱い面もあるが。

 課題
 現状が見えておらず「ヒューマギアの解放」という目的にのみ終始する視野狭窄に陥っている。ヒューマギアを解放したその後を考えていない。
 これについては滅から「ヒューマギアは今の社会では弱者であり、ゆえにヒューマギアのためのネットワークである滅亡迅雷.netが必要」と諭されている。

 正体
 フードを脱ぎ耳を露出した際、新型・旧型ヒューマギアとも違う独自のデザインであった。インジケーターランプの色は暴走状態を意味する赤。
 『Vシネクストでは復活後の機体の正体がZAIA本社開発部によって製造された自由自律型ヒューマギアだと判明水中に沈んでいて手出しできないアークを地上に引きずり出し、憑依された『器(滅)』もろともアークを粉砕する目的のため、開発部の与多垣ウィリアムソンに復元された。
 その機体は本来「アークを破壊し人と人工知能が心を通わせる未来を築く為」という亡の意志に賛同した与多垣の開発者精神とギブアンドテイクの関係性により製造された。迅は滅亡迅雷.netに戻り、アークを警戒・監視する立場となっていた。

 使用する銃
 全編通して使用している拳銃はコルトXSEをベースにカスタムしたもので、復活後はグリップの色がシルバーに変更されている。(ベースはタニオ・コバ製のガスガン)
 ノールックでマギアの頭を撃ち抜くシーンはハンマーを起こすシーンまで丁寧に描写されていた(M1911系の銃はシングルアクションであるためハンマーを起こさないと撃てない。)為、同じく1話のA.I.M.S.の銃撃シーンも含めミリタリーマニアを唸らせた。

 人物関係

序盤

 滅亡迅雷.netの司令塔を務める滅のことは非常に慕っており、彼とは気安い態度で会話するなど比較的仲は良い。父子関係にある。
 ヒューマギアをマギア化させるためのゼツメライズキーは滅から受け取っており、基本的に彼の指示に忠実に従って行動。マギアが破壊された後に回収したゼツメライズキーは滅に渡している。

復活後
 アークの意志を第一優先とする滅とは意見が分かれがちになる。不破の脳内に移植された亡のAIについても、不破を器として利用しようとする滅に対し、迅はAIを奪い返すべきだと主張し衝突している。

備考
 「滅はクールで誤解されやすいが、酷いことはせず優しく強い存在だと迅は受け取ってるはず。インテリアの好みを見ると、可愛い一面もある。」と、迅演じる中川氏は解釈している。
 脚本家高橋悠也氏によると「子の迅と親の滅は、AIがAIを生み出し子が親を越えるという、シンギュラリティーの過程を表現している」と関係性を語っている。

殺ちゃん / ドードーマギア
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 第13話まで登場していた、元お祭りヒューマギア(祭田ゼット)が窃盗団により改造された暗殺用ヒューマギア。仕入れ方は不明だが、滅亡迅雷.netのアジトには4号まで存在し、迅や滅と共に戦闘した。事実上迅の弟にあたる。
 『暗殺ちゃん』という名前も迅の命名。暗殺ちゃんが連れ去られたときには誰よりも動揺。暗殺ちゃんが破壊されたあとにバックアップをとっていたおかげで蘇ったときには誰よりも喜んでいた。

1号2号
 幼く無邪気な性格。迅と仲良く行動していた。一緒に行動する姿は幼い兄弟のようである。制作サイドの初期設定での性格は普通だったそうだが、演者の演出により「あんさつ~」等の口癖や幼い性格が付与された)。

3号4号
 暗殺ちゃんはラーニングを重ねるごとに自我が芽生えて幼さがなりを潜め、冷徹な暗殺ヒューマギアへと成長していく。
 それに伴って迅よりも滅に近い考えを持つようになり、迅と行動することも減った暗殺ちゃんが自分の意思でヒューマギアを破壊しようとした時「この前お友達狙おうとしたんだよ」と滅に告げ口するも滅は逆に賞賛。
 それが気に入らなかった迅は「もういいよ!滅の言うことなんか聞かないもんね」と臍を曲げて部屋の隅に留まった。
 それでも、暗殺ちゃんが離反した際は「言う事聞かなくなっちゃった」と残念そうな様子を見せる。完全に倒された後は検索で情報を得た埋葬を行っていた。

アズ
 第35.5話にて滅亡迅雷.netに接触した、アークの秘書。滅や或人をはじめあらゆる人物を翻弄したが、迅の行動と出自だけはアークと共に読み切れてはおらず、最終決戦においても予測を覆される。
 中川氏曰く「頭脳線の頂上戦として、いかにアズを負かすか」ということを意識し、最終決戦でもアズの上に立つ存在として迅を演じた。
 Vシネクストでは、未だに迅を脅威と見なしザイアを介して彼の過去を暴こうとしたが、リオン・アークランドから予想を裏切られ、渡したベルトが迅に渡ったことを憤慨した。迅達に敵対しようとしたものの、その後、皮肉な運命を辿る。

 元システムエンジニア型のヒューマギア。プロジェクトサウザーによると、自我を芽生えさせたが天津に破壊され不破のチップとなったあと、与多垣に働きかけてアークの破壊に向けて動く。
 亡は迅へアークの破壊の任務を託し、ヒューマギア解放計画も合わせて始動させる。本編では迅は亡を解放しようと動き、最終的にはアークとの対戦で奮闘することになる。

 コスチューム
 ゼロワンのメインキャラクターのコスチュームはプレミアムバンダイで発売しているが、復活した迅のコスチュームはスタイリストの村瀬昌広氏が担当した高級ブランド『KAZUKI NAGAYAMA』とのコラボレーション。
 多くのVIPたちから愛される英国の名門ハリソンズ オブ エジンバラの生地を使ったオールインワンスーツとなっておりスーツ一式・バングル・ベルトの三種すべてを揃えようと思うとなんと40万円以上かかる。

 中の人
 演じる中川大輔氏は、美大の建築学科出身。2020年3月まで在籍しており、ゼロワン撮影に臨みながら卒業制作に励んでいた。その画力でもってして、モデルをしているメンズノンノにてネームからアナログ原稿まで手掛けた漫画を発表
 『ゼロワン』関連のコンテンツでは、公式ファンブックでもある滅亡迅雷.bookにて迅や滅の登場する漫画を寄稿した。Blu-ray COLLECTIONの映像特典でも「理想のペットヒューマギア」の図解でも遺憾なく発揮している。
 小学生から大学の講師を夢見ていたほどの歴史好きでもあり、ゼロワンの解釈についても「奴隷制度に似たものを感じる」と答えている。かつて漫画の持ち込みで元担当者と縁があったこともあり、『りぼん』での『鬼滅の刃』のコラボレーションにてキャラクターの衣装のデザインを手掛けた。

 演技等
 制作発表段階より中川氏のインタビュー等より、迅の成長は仄めかされていた。中川氏は、迅の精神年齢ともされている5歳児の心理を学ぶために発達心理学の本を読書。
 5歳児時点では相手の気持ちをまだ考えられないことを挙げ、迅の演技に反映していることを語った。
 プロデューサーの大森敬仁氏によると、迅のキャスティングは中川氏の魅力的な男性像を理由に選考された。最終オーディション段階では滅亡迅雷.netになる予定はなく、最終的に滅や演じる砂川氏との組合せを考えた上で今に至ったらしい。

仮面ライダー
「滅亡迅雷.netに接続……」

 概要

 『ゼロワン』本編に公式登場した令和最初の悪のライダー。前作『ジオウ』の仮面ライダーゲイツ仮面ライダーウォズのように変身者の名を冠している。
 滅亡迅雷.netの所有する変身ベルト「滅亡迅雷フォースライザー」に「プログライズキー」をセットすることで変身する。 初登場は6話。

 形態
 ベルトの異なる二形態が登場した。ヒューマギアと判明したキャラクターが変身した初の仮面ライダーである。
 マスクは鋭利な形状をした隼を模しており、ゼロワンフライングファルコンには無い背中から翼を展開する高速飛行能力「スクランブラー」を持つ点で共通する。

 性能
 エネルギー供給や情報伝達を行う黒いサスペンダー型の機能性伝達ケーブル「リストレントケーブル」が、装甲をスーツに固定している。
 全身を覆うマゼンタ色のベーススーツ「アグメントスーツ」は、通気性や浸透性が限りなく低い特殊生地「テキスタウォール」製。腐食性の液体などを防ぐ。
 また、高い気密性を活かし内部圧力を外気圧より高く維持することで有害物質との接触を遮断できる。特殊コーティングが施されており、電波の反射や赤外線の放射が非常に低く抑えられる。
 頭部「アグメントトップ」の両脇には、リストレントケーブルを通して聴覚情報を装着者に送る「ヒアリングバック」が存在する。

四肢
 腕部の「フォースアーム」、脚部の「フォースレッグ」は滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギーの供給を受けることで、前者は装着者の腕力を約4.8倍、後者は脚力を約6.4倍に強化させる。
 両手のグローブ「フォースグラブ」は触覚センサーの感度を約3倍に増強すると共に、指先の鋭利な装甲は武器として使用可能。
 足を保護するブーツ「ランディングブロッカー」により走力やキック力が向上しており、装甲材の強度を活かして人間では踏み入れない極限環境での活動が可能。

 装備

滅亡迅雷フォースライザー
 迅が仮面ライダー迅に変身する際に使用する変身ベルト。「旧型のフォースライザー」に改造を施したカスタムタイプ。12年前の「デイブレイク」の時点で存在していた。
 元々亡がアメイジングヘラクレスプログライズキーと共に所持していたものを使用。天津垓の指示により滅亡迅雷に流されたが、滅を経由して迅に渡る。

機能
 右手側にあるレバー「フォースエグゼキューター」を引くと、「エクスパンドジャッキ」によってプログライズキーを認証することなく強引に開き、露出した接続ポートに強制接続。
 読み込んだプログライズキーの「ライダモデル」に限界までブーストをかけてオーバーロード状態とし、不安定ながらも毒針などの特徴を先鋭化する「フォースライズ」を実行。
 バックルから出現したライダモデルが使用者に覆い被さり、装着者にライダモデルが縛り付けられて変身を完了する。本来想定された変身方法ではないため様々な問題が発生するが、独自のプロトコルによって制御している。

性能
 ゼツメライザーと同じくヒューマギアのデータを改竄する機能を有するドライバーを装着させられた雷電は滅亡迅雷.netに接続した。ベルトの内側に無数のトゲが付いているが取り外しは可能。
 ゼツメライズキーにも対応第14話では仮面ライダー雷がドードーゼツメライズキーで、第37話では仮面ライダー亡がジャパニーズウルフゼツメライズキーで変身した

特徴
 このベルトを用いて変身するライダーは極端なまでに攻撃力と機動力に特化している装甲は胴体や脛等の攻撃を受けやすい部位のみに集中しており、最低限の防御力を確保しつつ機動性と追従性を極限まで高めている。
 こ強制接続により生成されたライダモデルの影響か装甲板は無地と縞鋼板の様なモールドが入れられた装甲板が半々の割合で入り交じった左右非対称なスタイル。

戦闘能力

 キーへの負荷と引き換えに攻撃力に限界までブーストが掛けられている。一撃一撃が桁違いに重く、機動力と合わさり反撃を許さぬ一方的なラッシュ攻撃や、相手の急所一点を正確にぶち抜くピンポイント攻撃で特に猛威を振るう。
 変身者には攻撃を的確に捌き回避・対応することが求められる。必殺技発動は装填されたプログライズキーを再度開閉する事で行う。必殺技名は開閉した回数で変化し、1回だと「~ディストピア」2回だと「~ユートピア」で統一されている。

立体物
 DXトイにてラインナップ。スティングスコーピオンプログライズキーとのセットで2019年11月2日に発売された。劇中と起動音の「フォースライザー!」のイントネーションが異なる(劇中は低い音で「ライ↓ザー」だが玩具ではゼロワンドライバー等と同じく高音で「ライ↑ザー!」)
 劇中同様のギミックの再現が可能だが衝撃に弱く、ちょっとした衝撃でピンがキーのボタンに接触し必殺技音が流れる(特に付属のスコーピオンキーだと起こる頻度が多い)。この現象は再販分にて修正された。
 他にも、食玩版など関節がキツめのキーに力負けしてしまい、閉じる事ができない場合がある。プログライズキーのシンボルがキーを展開する事で、赤いランプによってプロジェクターのように浮かび上がる。暗い部屋で壁に向かって展開すると分かりやすい。

アタッシュショットガン
 主にバルカンが使用する銃型アタッシュウェポン。ベースカラーは水色と黒。盾としても機能するアタッシュケース型の「アタッシュモード」から下部分を捻ることで銃口「グランマズル」が露出し、銃型の「ショットガンモード」となる。
 本来はA.I.M.S.が開発・所有していたものだが、第8話でA.I.M.S.の施設を襲撃した際に強奪し、迅が1丁手に入れた。

能力
 グランマズル付近にある弾丸生成機構「プレスリローダー」を操作することで、エネルギーを超圧縮した弾丸「PEB(プレスドエネルギーバレット)」が生成・装填される。
 射出直後に700発の散弾が分散する「ショットモード」と、大型弾丸をそのまま発射する「スラッグモード」の2通りの運用が可能。

性能
 重火器クラスの火力を持つ分反動も強く、当初はパンチングコングのパワーが必須だった。バルキリーはパワーが低下している形態にも関わらず、平然と射撃している。
 その後、戦闘経験を積んで使い慣れたことで、第7話ではシューティングウルフの状態でもある程度反動を抑えられるようになった。

必殺技
 銃身を折り畳むことでエネルギーをチャージ。再度展開して握り手にある「アタックトリガー」を引くことで、より強力なエネルギーチャージ砲撃「カバンショット」を発動する。
 後部の「ライズスロット」にプログライズキーをセットすることで、キーの能力の一部を付加したカバンショットが発動する。
 事前に銃身を畳んでエネルギーをフルチャージさせている場合、より強力な必殺技「カバンバスター」となる。ベルトでの必殺技と同じく、装填したキーの前半の単語が技名に追加される。

アタッシュアロー
 弓型アタッシュウェポン。ベースカラーはパープルと黒。展開前の状態。起動時の英語は「決して外すことのない弓矢を解放するためにアタッシュケースを開く」というニュアンス。
 防御力が高く、盾としても使用される「アタッシュモード」を展開することで、遠近両用形態「アローモード」に変形する

性能
 引き金「アタックトリガー」を引くことで、エネルギー送り出し機構「ドローエクステンダー」にエネルギーが流入される。
 ドローエクステンダーのグリップを手前に引くことで送管が伸長。グリップを戻すことで送管内部のエネルギーが射出口「スティルラッパー」にチャージされ、「CEA(チャージングエネルギーアロー)」と呼ばれる矢を成型し高速射出する。
 CEAの貫通力は高く、エネルギー消費量に対しての破壊効率が非常に優秀。射出の際に発する音も小さく、隠密性は高い。
 弓の両端には鋭い刃「キルアッパー」と「キルボトム」が付いており、射撃戦だけでなく近接戦闘も行える。キルアッパーのみを展開し、刀剣として運用することも可能。電車を一撃で両断する切れ味を誇る。

活躍
 本来はA.I.M.S.が開発・所有していたもの。第8話でA.I.M.S.の施設を襲撃した際に強奪。そのまま迅にも与えられ、彼の武装となった。
 第10話ではアタッシュカリバーを奪われたゼロワンが迅が落とした物を拾い使用したが、飛行する迅には一発も当てられなかった。第36話から登場した仮面ライダーアークゼロアークドライバーゼロからの生成能力を持ち使用している。
 第43話で仮面ライダーアークワンにより破壊されたが、第44話にてアークスコーピオンに変身した滅によって再生された。

チャージ攻撃
 刃を折り畳んでエネルギーをチャージ。再度展開して握り手のトリガーを押すと強力なエネルギーチャージ攻撃が放てる。この際「ドローエクステンダー」を引くと射撃技の「カバンシュート」、「アタックトリガー」を引くと斬撃技の「カバンスラッシュ」が発動する。
 後部の「ライズスロット」にプログライズキーをセットすることで、キーの能力の一部を付加したカバンシュート/スラッシュが発動する。
 事前に刃を畳んでエネルギーをフルチャージさせていると、より強力な必殺技「カバンストライク」/「カバンフィニッシュ」となる。ベルトでの必殺技と同じく、装填したキーの前半の単語が技名に追加される。

立体物
 DXトイにてラインナップ。2019年11月2日に発売。劇中同様のアタッシュからの展開に攻撃音と必殺技ギミックが再現されている。
 変形ギミックの関係上、弓を引き絞るにはレバーがあまりにも短い。また、スイッチの関係で剣必殺技は装填したプログライズキーと連動出来ない。

形態一覧

ウイング!

「うぅあぁっ……変……身!!」

フォースライズ! フライングファルコン!

「うわぁぁぁぁーっ!! あぁっ……ぐぁあああああ―――!!」

Break Down.
スペック

身長:195.2cm
体重:95.4kg
パンチ力:9.0t
キック力:30.1t
ジャンプ力:ひと跳び23.8m
走力:100mを4.1秒
生物モチーフ:ハヤブサ

概要
 仮面ライダー迅の通常形態。滅亡迅雷フォースライザーにゼロワンから奪ったフライングファルコンプログライズキーを装填して変身する。
 初変身の第6話では、滅にフォースライザーを取り付けられたことで、親子の愛を学びかけた迅の自我をリセットされた。アーマーのデザインはゼロワンとは大きく異なる。マスクと専用装備以外のアーマーの形状は仮面ライダー滅と共通。

外見
 シンプルかつスタイリッシュなデザイン。装甲を纏った忍者のようにも見える。アーマーカラーは白みを帯びたシルバー。
 アーマーには縞鋼板を思わせる模様がある左右非対称の外見となっている。ゼロワン同様にボディ各部にアーマーを装着しており、スーツは明るいマゼンタがベースカラー

変身
 ハヤブサのデータイメージを保存した「フライングファルコンプログライズキー」を滅亡迅雷フォースライザーにセット。
 ベルト中心からハヤブサ型ロボが現れ、背後から迅の全身を翼で包み込み、アグメントスーツとアーマーに変化。離散しようとするアーマーをバンドで無理やり引っ張って装着する。
 室内など狭い場所で変身した場合、ライダモデルが空に射出されてから落ちてくる。変身にはかなり負担がかかるらしく、初変身以降かなりの頻度でライダモデルの装着のたびに悲鳴を上げている。 

武装
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 背中に銀色の翼「スクランブラー」が展開される。羽根を手裏剣のように飛ばす遠距離攻撃も可能。最高速度はマッハ1.7とゼロワン変身時に比べて若干劣っている。
 だが、滅亡迅雷フォースライザーの機能で装着者の攻撃能力を限界まで引き上げるため、基本的な攻撃面ではゼロワンを上回っている。マギアと同じくハッキング能力を持ち、他のヒューマギアトリロバイトマギアへと変貌させている。

性能

頭部「ファルコンヘッド」
 小翼としても機能するハヤブサの姿を模した鋭利な顔面装甲「ファルコンゴーグル」が保護。翼状のレーダー「ファルコンファインダー」は、3次元レーダーやイメージングレーダーなど数種のレーダーを併用して周囲の情報を得る。
 航空管制装置「ファルコンシグナル」は、ファルコンファインダーが集めた周辺情報と飛行状況を分析し、飛行に必要なデータを装着者に提供する。
 青緑色の鋭い複眼「ファルコンスコープ」は望遠機能や目標追尾機能に優れ、イメージングレーダーのモニターとして機能。
 高度差や距離があってもロックオンした標的を逃すことなく追尾や、高高度から目標に急襲するホーミングキックが可能。

装甲
 ボディ各部の装甲「チェインブロッカー」は、オーバーロード状態となった生物種のデータイメージ「ライダモデル」を強制的に装着。分離したライダモデルは、リストレントケーブルの高い靭性や自在に伸縮する特性により拘束される。
 不要な装甲を削り、特に衝撃を受けやすい部位を集中的に保護することで、総合的な防護能力の最大化を行っている。装着者の動きへの追従性能も非常に高い。ライダモデルの一部を開放および使役できる。

首元
 中心の制御ユニット「コアブレスト」はチェインブロッカー各部の運用状況を随時モニタリングし、エネルギー配分などを制御する。
 想定ダメージレベルを大きく超える衝撃やダメージの蓄積が限界を超えた場合は装着解除することでダメージを吸収し、装着者の身を保護する。

活躍
 6話では飛行能力を生かした戦い方でゼロワン、バルカンバルキリーを翻弄。第10話ではゼロワン、バルカンと交戦する過程でアタッシュカリバーを強奪。ゼロワンと交戦。
 その後、ドードーマギアが破壊されると、ドードーゼツメライズキーとアタッシュアローを回収してす飛び去った。
 第15、16話ではA.I.M.S.に滅亡迅雷.netのアジトが割れたことで決戦。滅が機能停止に陥ったことでシンギュラリティに達し、バルカンとバルキリーを退けるが、ゼロワン・シャイニングアサルトホッパーとの一騎打ちの末に敗れ爆散した。

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーショ
 ヒューマギアの治安維持部隊として滅と共にバルカンバルキリーを圧倒。終盤ではアタッシュショットガンを装備し、と共に大量のバトルマギアを引き連れ、ゲイツウォズツクヨミと対決。
 しかし、バトルマギア軍団をあっさりと殲滅され、自身らも圧倒される。必殺技の一撃を食らった事で「コイツら強いよぉ…!」と呻きながら撤退した。

フライングファルコンプログライズキー
ウィング!

 ハヤブサのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。カラーはマゼンタ飛行能力を持つオニコマギアに対抗すべく、第4話で製造した。
 第6話で別個体のオニコマギアに奪われ迅の手元に渡り、以降は彼の変身に使用されている。第16話で迅が破壊されたのと同時にゼロワンが奪還。

必殺技

フライングディストピア

 劇中未使用。ガンバライジングでは、スクランブラーを展開し空を飛び回りながら、アタッシュアローで撃ちまくった後、ベルトを操作して回転しながら飛び蹴りを放つ。

フライングユートピア
 スクランブラーを展開して回転しながら飛翔。ピンク色の羽を散らせながら飛び蹴りを放つ。発動時には「塵芥隼迅」の文字がカットインし、命中時に技名が表示される。

スティングカバンショット
 アタッシュショットガンにスティングスコーピオンプログライズキーを装填することで発動。 銃口からアシッドアナライズ型のエネルギー弾を伸ばし、対象に突き刺す。

エグゼイドズアビリティ

 アタッシュアローにレベルアッピングエグゼイドプログライズキーを装填して放つ技。エグゼイドが選ばれたのはピンクと緑で構成されたライダーという共通点からだろうか?

レベルアッピングディストピア

 ガンバライジングで使用。仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー レベル2のデータイメージを保存した「レベルアッピングエグゼイドプログライズキー」を起動してエグゼイドを呼び出し、マイティクリティカルストライクをラーニングしてダブルライダーキックを炸裂させる。 

ゲームオリジナル技
 シティウォーズでは、スクランブラーを展開し、すれ違いざまに敵を切り裂くファルコンエッジスクランブラーから羽手裏剣を連続で撃ち出すフェザーダスト」を使用する

備考
 フライングファルコン変身時の演出は「隼のライダモデルが迅を包み込むように変身する」というもので、「親鳥が雛鳥(卵)を守る」様子がモデルと思われるが、迅の経歴を考えると「親に束縛される子供」にも見えてくる。

インフェルノウイング! バーンライズ! Kamen Rider. Kamen Rider.

「変身」

スラッシュライズ! バーニングファルコン! The strongest wings bearing the fire of hell.

「ヒューマギアを解放し自由を与える…。それが僕、仮面ライダー迅だ」
スペック

身長:192.0cm
体重:109.5kg
パンチ力:34.6t
キック力:90.3t
ジャンプ力:ひと跳び47.7m
走力:100mを1.4秒
生物モチーフ:ハヤブサ

概要
 対仮面ライダー戦用の強化形態。現状で迅が変身可能な唯一の形態であるため、新たな基本形態に当たる。ザイアスラッシュライザーにバーニングファルコンプログライズキーを装填して変身する。初登場は第25話。
 カラーリングは名前の通り炎をイメージさせる深紅で、突如として復活した迅そのものと合わせて不死鳥を思わせる。英文の意訳は恐らく「地獄の焔にも耐える最強の翼」。

外見
 マスク周りなどはフライングファルコンの面影が強いが、ベルトの変更に伴ってアンダースーツはエイムズ製ライダーやレイダーと似た形状となった。ベルトの両腰には「プログライズホルダー」が備わっており、プログライズキーを2個まで配置できる。
 頭部もフライングファルコンとは異なり、左右対称のデザイン。必殺技発動時に入るカットインもエイムズ製ライダーと似た仕様。だが、文字が歪な形で配置される。

変身
 ザイアスラッシュライザー本体をマウントベースにセット。起動スイッチを押したバーニングファルコンプログライズキーを「ライズスロット」に装填し、バーンライズ(スキャン)させてからキー部分を手動で展開。
 読み込み装置「ライズローダー」でハヤブサのデータイメージ「ライダモデル」が読み込まれると同時に「Kamen Rider. Kamen Rider.」の待機音声が流れる。
 ここで握り手の「スラッシュライズトリガー」を引くことで「スラッシュライズ!」の音声と共に炎を纏ったハヤブサ型のライダモデルが出現。
 両翼が細かく分離して迅の体を包み込むことでスーツとアーマーを形成する。なお、背後のライダモデル本体はそのまま燃え尽きるように消失する。

戦闘能力
 スペックがフライングファルコンから著しく上昇。バルカン・アサルトウルフを凌駕して手玉に取った。第27話では仮面ライダーサウザーと互角の戦いを繰り広げ、必殺技の打ち合いの弾みで飛んで来たスティングスコーピオンプログライズキーの奪還に成功した。

性能

頭部
 「BFスコープ」は望遠能力や標的確認に優れ、高度からのピンポイントキックが可能なレベルの精度を誇る。ジャミングにも対応する高度な通信機能や気圧変化への対応、情報収集力も大幅に上昇している。

胸部
 内蔵された「バーニングチャージャー」は空気中の酸素を吸収。高熱の火炎を自由自在に操ることができる。超軽量の耐熱装甲「フェザーレジウム」の効果で、自分の火炎で焼き尽くされることはない。
 アーマーの素材は軟質金属「フレックスダウン」でできており、耐熱性を保ちながらも柔軟な動きに対応することが可能。

 両肩に内蔵された空間干渉場発生装置「バーニングフェアレンサー」によって推進力・揚力を得る。また、背部の主翼「バーニングスクランブラー」によって最高速度マッハ3.4の高速飛行を可能としている。
 さらに電波の放射や赤外線の放射を抑えてのステルス飛行のほか、全身に業火を纏うことでさらに飛行能力を高められる。

活躍
 第25話、第26話ではバルカンアサルトウルフに圧勝。第27話ではサウザーからのプログライズキーを取り戻す。第30話ではデイブレイクタウンにてA.I.M.S.のバトルレイダーを一蹴。
 第31話ではゼロワン・ライジングホッパーに勝ち、森筆ジーペンを連れ去った。終盤ではゼロワンの窮地を救い共闘。ダブルライダーキックでサウザーを撃退した。第32話ではバルカンを強襲。必殺技で変身解除させ、アジトへと連れ去った。

後半戦
 第34、35話では或人からのプログライズキーを奪い取った。第35話ではゼロワン・メタルクラスタホッパーのクラスターセルを利用した攻撃に圧倒される。が身を呈して迅を庇い、それに動揺したゼロワンが攻撃を止めた隙を突いて撤退した
 第36話では仮面ライダーアークゼロとして復活したアークを倒す為にバルキリーと共闘。自身らの想定を遥かに上回る強さに圧倒され、絶体絶命のピンチに追い込まれるも、炎の一撃でアークゼロを怯ませた隙に戦線離脱した。

バーニングファルコンプログライズキー
インフェルノウィング!

 第25話にて初登場。ボディが赤い耐熱特殊外装となっているのが特徴。外見は通常のプログライズキーだが、オーソライズすると「バーンライズ」と発声する。変身時以外は、の左手首にあるチェーンにホールドしている。

立体物
 プレミアムバンダイから発売される「DXザイアスラッシュライザー」に付属。必殺技音声はプログライズキーから出るようになっているため、現状バーニングファルコンのみでしか「レイン」の音声が聞けない。

ザイアスラッシュライザー
 第25話以降所持している新たな変身ベルト。ベースカラーは赤。ZAIAエンタープライズ製。プログライズキーの出所も同じと思われる。ZAIA本社がZAIAジャパンに秘匿して開発した物と思われる。
 エイムズショットライザーと同じく同時に武器としての機能を持っており、マウントベースから分離させることで短剣として運用可能。

変身
 バーニングファルコンプログライズキーに専用の認証「バーンライズ」を行い、保存された「ライダモデル」のデータを付加した対仮面ライダー戦用強化アーマー「ハイアーベースアクター」を纏う「スラッシュライズ」を実行。
 燃え盛るハヤブサライダモデルの羽が分離して使用者を包み込むことで変身が完了する。変身の動作はバルキリーと同様なお、バーニングファルコン以外のプログライズキーには通常のオーソライズが行われる。

短剣としての性能
 刀身の「ライズスラッシャー」は超軽量でありながら硬度と耐熱性が非常に高い新合金「フェザーレジニウム」製。
 光子被膜「フォトンSコート」でコーティングすることで摩擦を極限まで減少させ、あらゆる物質を切断可能。刀身の3倍近い有効範囲を持つため見た目よりも攻撃範囲が広い。
 短剣型の採用に至った理由は、この機構が刀身の長さに関わらず機能することから、携帯性や取り回しの良さを重視したため。

立体物
 プレミアムバンダイから発売。2020年3月9日から注文を開始し、2020年6月に発送。バーニングファルコンプログライズキーを同梱している。劇中でのシーンを再現できる他、互換性のあるプログライズキーをセットすることで玩具オリジナルの組み合わせも可能。
 ただし、元々ショットライザーの必殺技音声はキー側から出る仕様のため、バーニングファルコン以外ではショットライザー同様の「(~ing)ブラスト」と鳴る。本編では刀身の長さが変わるが再現不可能。

必殺技

バーニングレイン
 バーニングファルコンプログライズキーの起動スイッチを押してからトリガーを引いて発動。ザイアスラッシュライザーの刀身に炎を纏わせ、連続で回転斬りを叩き込む。第26話では炎の斬撃を連続で飛ばし、敵を滅多切りにした。

バーニングレインラッシュ
 マウントベースに本体をセットして、バーニングファルコンプログライズキーの起動スイッチを押してからトリガーを引いて発動。
 高く飛び、バーニングスクランブラーを展開しながら、紅炎を纏った飛び蹴りを放つ。第27話ではサウザーの「サウザンドディストラクション」の後ろ回し蹴りで迎撃され、直後に前蹴り同士の撃ち合いとなった。
 第31話ではゼロワンメタルクラスタホッパーの「メタルライジングインパクト」とのダブルライダーキックサウザーを撃退した。ガンバライジングでは羽手裏剣を放つ演出が追加されている。

ウィザードズアビリティ

 ガンバライジング限定技。アタッシュショットガンにマジックショーイングウィザードプログライズキーを装填して放つ。ウィザードとの共通点は炎を操るライダーという共通点があり、ウィザードは火の鳥と因縁がある。

マジックショーイングレインラッシュ

 ガンバライジングで使用。仮面ライダーウィザード フレイムスタイルのデータイメージを保存した「マジックショーイングウィザードプログライズキー」を起動し、投影されたウィザードと共にストライクウィザードを叩き込む。

劇中の活躍

 プログライズキー獲得
 第1話よりマギア作戦のために腹筋崩壊太郎へゼツメライザーを取り付け、暴走させるテロ行為を行う。自身達の邪魔をする仮面ライダーに憧れを抱く。自分も仮面ライダーになるため、或人からプログライズキーを奪おうとする。
 第5話では配下のビカリアマギアを使うなどして狙うも失敗。第6話でオニコマギアを使って、ゼロワンからフライングファルコンプログライズキーの強奪に成功する。

 正体
 第5、6話で迅は滅の作ったヒューマギアであり息子であると発覚。シンギュラリティに達した声優型ヒューマギア「香菜澤セイネ」を暴走させる。
 しかし、セイネの所属事務所の社長・多澤青次が彼女を「娘」と呼び、暴走するセイネを守ろうとする。「子を守るのは親として当然」という或人の言葉は迅に矛盾を生み、セイネに取り付けたゼツメライザーを外そうとする。

 変身
 しかしそこに滅が現れる。滅亡迅雷フォースライザーを装着され、仮面ライダー迅に変身させられた。この時は自我のない戦闘マシンのような冷徹なものだったが、以降は変身前と同じように無邪気でふざけたような動きを入り混ぜながら戦うスタイルとなっている。
 仮面ライダーに変身して以降は暗殺ちゃんと行動を共にする機会が増加。ゼロワンやA.I.M.S.の妨害でトチると「また滅に怒られるーっ!!」と頭を抱える。

 滅亡迅雷.net壊滅
 第15話にてA.I.M.S.の急襲を受けて決戦が幕を開ける。滅がゼロワンと激突する中、自身はバルカンアサルトウルフに苦戦。
 必殺技を受けそうになるが、アークの意志を受けた滅がトドメの一撃を庇ったことで命拾い。撃破を確認しに来たイズを機能停止させるとそのまま撤退。
 アークの真意は「迅をシンギュラリティに到達させる」ことであり、滅の機能停止と共に覚醒。ギーガーの軍団を引き連れ、滅の形見であるスティングスコーピオンプログライズキーを手にリベンジに打って出た。迎撃に出たバルカンとバルキリーを一蹴すると、そのままゼロワンとの戦闘に発展。 
 アサルトグリップを或人が使ったことに驚きを見せるも、ギーガー軍団とアタッシュアローの波状攻撃で優位に立つ。しかし、シャインシステムが起動したことで形勢を引っ繰り返され、最後はゼロワンに一方的に押し切られ敗北、爆発四散した。

 復活
 第25話にて復活。新たな力として「バーニングファルコンプログライズキー」と「ザイアスラッシュライザー」を引っ提げている。
 博士ボットをハッキングして操り、滅亡迅雷.netとアークに関する情報を飛電インテリジェンスに提供すると共に、脱走した滅がアジトでアークに接続し、情報を得る時間稼ぎを行っていた。その後、ダム上の通路で或人、不破と対面する。
 救助訓練勝負の直後には天津が回収していたスティングスコーピオンプログライズキーを奪回すべく飛来。サウザーと互角に戦いプログライズキーを回収。滅に渡した。 

 或人との共感
 第30話で或人に協力を求められ、ZAIA支配下となった飛電インテリジェンスに潜入。飛電ゼロワンドライバーを始めとしたゼロワンの装備一式と機能停止状態でラボに置かれていたイズを奪取する。
 第31話では或人の行為を「独り善がり」と非難。森筆ジーペン飛電製作所から連れ去り、シンギュラリティに至らせて自由を与えようとするが失敗。
 滅から「人間が世界を支配する限りヒューマギアが自由になったところで意味がない」「弱い存在たるヒューマギアにはヒューマギアのネットワークが必要で、そのネットワークこそが滅亡迅雷.netである」と諭される。
 その後、夢を持つことを或人に促されたジーペンがシンギュラリティに至る。或人の言う「夢」がヒューマギア解放の鍵と考えた結果「お前の言う『夢』に賭けてみるのも悪くない」とゼロワンに助太刀。共闘してサウザーを撃退した。

 亡・の開放
 第32話では不破の脳内に封印された亡をシンギュラリティに到達させた。第33話ではZAIAを退職した刃唯阿に接触。第34話にて唯阿をアジトに招き、不破と亡を分離させた。
 その後、滅とゼロワンの戦闘に乱入して宇宙野郎雷電のジョブキーを奪取。「ヒューマギアを解放するには滅亡迅雷が必要」と判断したことを或人に告げる。ゼロワンに倒されそうになるが逃げ切った。キーを使って雷を復活させる。

 アークの目覚め
 第35.5話ではアズにシンギュラリティデータを渡すがシンギュラリティの核心に触れる出来事を濁した。シンギュラリティデータを取られた描写が見られずアークにも忠誠を誓わなかった
 第36話ではあえて誕生させたアークゼロに対してバルキリーと共闘するが惨敗。危機に陥った唯阿を退避させ病院へ運んだ。その後アークに体を乗っ取られるが、ゼロワン・バルカンによって解放された。
 第37話では滅に戻ったアークゼロがゼロワン・バルカンを変身解除へ追い込む。イズが狙われるも迅の活躍で撤退に成功する。しかし再び乗っ取られる。
 その後、アークゼロとしては滅亡迅雷.netを主導し天津率いるザイアと決戦、撃退する。次いでゼロワンとも戦い勝利するが、命は取らず帰った。

 滅との対立
 第38話ではアークが乗り移った滅を破壊しようと不意打ちするも失敗。アークは迅を乗っ取ると、衛星ゼアの乗っ取りを企み宇宙事業センターに襲来。第41話では、アークが滅亡迅雷.netを見限ったことを受け、アークからの離反を提案。
 異を唱える滅と戦い苦戦。しかし「(その行動は)アークの意志なのか?それとも滅の意志なのか?」と問われ滅が混乱し中断された。その後アークに乗っ取られるが、ゼロツ―と滅jの活躍で解放された。アークも雷と昴に本体の衛星ごと破壊された。

 死亡
 第42話では滅がアーク化しないか警戒。しかし或人が仮面ライダーアークワンに変貌する。破壊されたイズを巡って迅と滅は対立。その後、アークワンに追い詰められる滅。
 放たれた最大出力のアークワンのパーフェクトコンクルージョンから滅を庇い、ボディを激しく損傷
 「迅…、何故だ…何故俺を庇った…?」と問われ「滅…本当は恐れてたんだろ? 自分の中に芽生えた『心』を…。そんな滅の心を、失いたくなかったんだ…たった1人の…“お父さん”だから…」と言い残し爆発した。

 最終決戦
 迅を喪ったことで滅もアークになる。迅のセントラルメモリーは与多垣ウィリアムソンに回収されており、第45話で唯阿が迅の頭脳を復元。
 迅はアズに「あの2人なら、悪意を乗り越えられる」と予言した。結果、或人と共に滅も悪意を乗り越え、人類とヒューマギアの争いも止まった。決戦後、悪意を見張る滅に対し、行動を共にすることを告げる。

 『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』
 仮面ライダー達への復讐心が芽生えたアズが変身したアークゼロワン率いる「暗殺亡雷.net」に、滅と共に襲撃される。或人と滅の助けによって一人撤退。
 その後、アークゼロとして復元された暗殺ちゃんや洗脳された亡と雷による追撃を受け、アークゼロの必殺技を喰らいそうになったところを滅に庇われる。
 そこで、滅と「夢」について語り合う事によって、亡と雷の洗脳が解けた。クライマックスでは本編で叶わなかった「滅亡迅雷」の仮面ライダーの集結により、暗殺ちゃんを協力して撃破。
 全てが終わった後、分の居場所に戻る亡と雷を見送る。ヒューマギアの安息の為に、我々滅亡迅雷.netは戦い続けることを誓い合い、4人でを交わした。

 『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME
「僕と滅も混ぜてもらうよ」

 全世界の同時多発テロ事件への解決に奔走する一同の元に滅と共に通信から参加。序盤はネットワークからの情報収集をするが逆に現在地を特定されてしまったため、不破と合流し、戦闘機数機と交戦。
 その時に一時的に離脱するが、アバドン達との決戦時には合流。これを他のライダー達と共に蹴散らす。

 Vシネマ『ゼロワン_Others_仮面ライダー滅亡迅雷』
 迅を筆頭に滅亡迅雷.netが主演となり、ソルドを率いて来襲したZAIA本社CEOのリオン・アークランドと戦う。
 マスブレインシステムによって自我を管理され名前を番号呼びされる兵士型ヒューマギアのソルドのために立ち上がり、亡・雷を率いて人類に対し宣戦布告を行った。
 彼の復活に用いられた技術はやがて、アズが協力者となり死の商人となることを目論んでいた同社CEOリオン=アークランドに悪用される。
 彼をプロトタイプソルド0とした兵士型ヒューマギア「ソルド」の製造、そしてそれとリンクした計画がZAIA内部で密かに進められることとなる。

 『令和ファーストジェネレーション』
 本編と同様に滅と共に行動し、その無邪気な性格も変わらない。しかしヒューマギアが支配する世界となったため彼らの立場も変わり、本編と真逆の小綺麗な姿をしている。

ガンバライジング
 バーストライズ(以降BS)2弾から滅と共に参戦。BS4弾ではバーニングファルコンがレジェンドレアで登場している。また、この弾のみ迅だけ或人と同じく2種類キャンペーンカードが出ている。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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