今回解説する仮面ライダーはレイです。
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「やぁ！久しぶりだねぇ…名護くん？」
目次
- 白峰天斗
- 概要
- 性格
- 描写
- 名護との関係
- 真実
- 備考
- 中の人
- 仮面ライダーレイ
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 開発経緯
- 性能
- 装備
- レイキバット
- ウェイクアップフエッスル
- ブリザードミスト
- ブロウニングショルダー
- ギガンティック・クロー
- 必殺技
- 備考
- 扱い
- 劇中の活躍
- 本編外の活躍
- TV版『モモタロスのまっかっか城の王』
- 『ネット版仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王』
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『仮面ライダーウイザード』
- 『仮面ライダージオウ』
- 漫画版
- 玩具
白峰天斗
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「君たちですか？我が3WAにあだなす輩は」
『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』の登場人物。仮面ライダーレイの変身者。天斗は「たかと」と読む。演じたのは山本匠馬。
概要
永き眠りから目覚めた謎のモンスター・レジェンドルガと交戦した紅渡と名護啓介の窮地を救った謎の青年。『素晴らしき青空の会』とは別の異種族討伐機関『3WA』(World Wide Wing Association)に所属するハンター。
サポートロボット『レイキバット』を伴い、同組織が開発した人造のライダーシステム、『仮面ライダーレイ』に変身する。
性格
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一人称は「私」。丁寧な物腰で話し、基本的に言葉遣いは丁寧だが、高飛車で冷淡な人柄のせいで礼儀正しいというよりも慇懃無礼といった方が相応しい。
非常にプライドが高く、自身の中で格下と見做した相手は露骨に軽視した態度を取る。キバの鎧の伝承者である渡に会って光栄の意を示した。
かつてファンガイアの侵攻を退けた渡の父・紅音也を英雄と称して尊敬している。だが音也が女性をナンパする様子を目の当たりにして幻滅していた。
描写
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上下共に白一色の服装に、顔を包み込む"伸びた長髪が特徴的な優美な雰囲気の持ち主。『爪』に拘りを持っており、暇な時は愛用の爪ヤスリで長く伸びた爪の手入れをしていることが多い。
レジェンドルガを殲滅するために独自に彼らを追討していたが、同じ目的を持つ青空の会と共同戦線を張ることになる。ただし、彼自身が青空の会の実力の程を軽んじていた為、情報交換以上の目だった協力はしていなかった。
名護との関係
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過去に3WAの同僚だったが、ドロップアウトして逃げるように脱退した名護のことは完全に見下している。青空の会の仲間の前で過去の黒歴史をバラして屈辱を味わわせるなど、陰湿でサディスティックな面を覗かせたことも。名護自身も白峰に明確な苦手意識を抱いており、唯一の天敵のような存在。
真実
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レイシステムは闇のキバの鎧やかつてのイクサのように変身時装着者の肉体に過度の負荷がかかる。そのため、彼はライダーの力を手にするためにレジェンドルガに身も心も売り渡し、既に人間をやめていた。
仲間意識は極めて低い。文字通り氷のような冷たい性格で、誤射を受けて抗議してきたガーゴイルレジェンドルガを何の躊躇いも無く惨殺している。
劇中では怪人態に変身したりレジェンドルガ特有の超能力を使うシーンはないが、気絶した麻生母娘(自己申告計80㎏)を両手に軽々とぶらさげてお持ち帰りするなど常人を超えた身体能力を披露していた。
備考
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作品内での扱いは空気気味で不遇。劇場版定番の『味方面してすり寄ってくる敵ライダー』枠にあたるが、「実は中の人がラスボスだった」グレイブや、「実は悲しい過去を背負っていた」というドラマ性のある歌舞鬼に比べると、人物像の掘り下げがろくになく、所属している3WAも含めてとにかく背景・設定が不透明。
また、レイが敗れてからも大ボスである仮面ライダーアークが控えているため、同じくこの映画ではやや蚊帳の外気味なポジションの名護さんにあてがう前座の中ボス・かませ犬でしかないと彼の存在意義を疑うような批評も少なくない。
中の人
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演じた山本匠馬は後にTV版で現代篇のキング・登太牙／仮面ライダーサガも演じた。しかし『キバ』のＴＶ版と劇場版は背景設定がそれぞれ異なるパラレル作品であり、白峰と太牙も関係は無い。なお、彼が変身する仮面ライダーレイのスーツアクター、永徳氏も同様にTV版では仮面ライダーサガのスーツアクターを担当している。
仮面ライダーレイ
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「レイキバット！ 行こうか、華麗に激しく！！ 変身！！」
スペック
身長：205cm
体重：87kg
パンチ力：17t
キック力：8t
走力：100mを5秒
ジャンプ力：ひと跳び30m
体重：87kg
パンチ力：17t
キック力：8t
走力：100mを5秒
ジャンプ力：ひと跳び30m
概要
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秘密組織・3WAが独自に開発したライダーシステムを白峰が装着した姿。変身時には冷気の余波で周囲に雪が舞う。イエティがモチーフ。レイキバットが白峰の腰に出現したベルトに取り付くことで、システムが装着され変身が完了する。
黒地に純白の外殻、ブルーの複眼と黄金の差し色など、ノーブルな雰囲気の彩色だが、毛皮や鉤爪、幾重にも巻かれた鎖など野性的なパーツが特徴的。装着者の白峰同様、優雅さの裏に凶暴性の隠れた『敵か味方かわからない』不穏さを醸し出す。
戦闘能力
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冷気属性の攻撃を駆使した戦闘を得意とする。特に上半身の力が強化されており、純粋な腕力は怪力に特化したキバのドッガフォームすら凌駕する。スピードも高く、瞬発力を利用した奇襲・強襲に向く。
劇中では主に不意打ちで活躍した。カテナを解放する前は力強いパンチやダイナミックな廻し蹴りを多用した「華麗で激しい」スタイルで戦う。
ギガンティック・クロー展開後は獰猛な戦いぶりに変貌。野獣のような唸り声を上げながら一方的かつ徹底的に相手を爪で八つ裂きにする。ブリザード・ミストによる足止め効果も相まって凶悪なまでの初見殺し効果を誇る。
開発経緯
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当初は灼熱の力を使うタイプ、光の力を使い、闇の力を無効化するタイプなど、様々な属性を持つライダーシステムが3WAで研究開発されていた。しかし、冷気属性に特化したこのレイだけが開発に成功。対レジェンドルガ討伐戦闘服として採用された。
開発コンセプトはファンガイアの持つ技術の結晶たる『キバの鎧』を解析し、人類の持つ科学技術で再現すること。その過程でファンガイアを始めとする13魔族のデータも取り入れられ、特に3WAが秘密裏に捕獲したギガント族(イエティクラス)の個体のデータは武装や外観に強く反映されている。
上半身
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頭部『レイ・ペルソナ』の額に人造魔皇石を持つ。内部には毛細血管の様な接続端子が無数に配置され、装着者である天斗の頭脳と接続。レイスーツの機能を自分の意のままに使いこなせる。
体毛状に見える胸のヘアー『センサーヘアラング』は、ナノレベルの直径をもつマイクロファイバーの束であり、非常に優れた環境計測器官。
周囲の温度、湿度、酸素濃度などを瞬時に計測し、その奥にあるパワードラングによって、その状況に応じた快適なスーツコンディションを造りだす。
レイ・ペルソナの後頭部にも同じセンサーヘアが設けられ、周囲の状況を手にとる様に天斗に伝えることに一役かっている
全身
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全身に纏う『ブリザードメイル』はパーフェクトシンセティックと呼ばれる究極の強化合成繊維でつくられ、灼熱と極寒、あらゆる環境下でも快適に活動可能。しなやかかつ強靭。キバのドランメイルを人工的に再現したもので、その強度もドランメイルに匹敵する。
エネルギー流動経路『ブラッドベッセル』がレイキバットをコアとし、そこで生成されたエネルギーをレイスーツの全身に行き渡らせる。
87チタンをベースとした超合金・スノーホワイトメタル製の『ブリザードアーマー』はキバをベースとしており、外衝撃に強く、そして紙の様に軽い。理論上、対戦車砲の直撃を食らっても破壊する事は不可能。
四肢
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両腕のスノーホワイトメタル製のカテナが、ギガンティック・クローを過剰なまでに凝縮収納している。
掌『ブリザードハンド』に無数に開口したブリザードホールがあり、レイキバットが生成したブリザードミストを噴出することで、マイナス200℃という、絶対零度に近い冷気を発射することが出来る。
スノーホワイトメタル製の膝アーマー『シルヴァ・ニーアーマー』は強烈な脚力を利用しての膝蹴りは、重戦車の装甲版さえも打ち砕く。裏側には耐衝撃ジェルが仕込まれ、打撃時のキックバックを限りなくゼロに近く緩和する。
キック時の破壊力を数十倍にも高めるパワージェネレーター『パワードアンクレット』はくるぶし部に2つの人造魔皇石をもつ。この人造魔皇石の効果によって、レイは常人を遥かに越えたキック力とジャンプ力を発揮することができる。
装備
レイキバット
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「ええいどけどけぃ！ 凍えるぜ…COOL！」
レイシステムの中枢ともいえる、3WAが技術の粋を結集し開発した超高性能ロボットシステム。CVは若本規夫。基調は白。
レイ自体がキバを模倣した人造ライダーであるが故に、そのパワージェネレーターとなるベルトもキバット族を模したコウモリ型ロボットとなっている。名前は『レイのキバット』にして『冷気の蝙蝠(バット)』からか。
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非常に優れた自立型コンピュータを搭載。レイの変身端末である他、戦闘中にアドバイスを与える参謀メカの役割も果たす。性格はクールで自信家。雪の様な冷静さと情熱を併せ持った性格にインプットされている。掌サイズなのに強い。
「でぇえいっ！」「っはあああっ！！」などとドスの利いた掛け声と共に繰り出す。魔界城への案内としてカフェ・マル・ダムールに乗り込んで来た際、キバットを一撃でダウンさせた。ウイングチョップや体当たりはキバさえキリキリ舞いさせるほど。
戦闘時
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レイのバックルに留まった状態からスーツを流動するエネルギーを制御しつつ、ブリザード・ミストを発射する。
ウェイクアップフエッスルを吹き鳴らすことでレイの両腕のカテナを解放させる役割も担う。生物のように振舞うが機械なので、白峰には逆らえない忠実な下僕。
備考
劇中ではCV：若本以外の個性をアピールできず不遇。アークの変身ツールである『アークキバット』とは同じ『メカキバット』を素体としている(声も一緒)。しかし、アークキバットの背景が全く語られていないので両者の関係や、共に3WAに開発されたのかどうかは不明。
玩具
限定盤トイとして発売。1体のメカキバットにアークキバットとレイキバットの2種類の外装を換装することで聴くことのできる電子音声が変化し、それぞれのベルトを再現する。
キバットに比べてプレイバリューは大幅ダウン。キメ台詞である「行こうか、華麗に激しく！」が聴けない。一方、劇中では聴けない「俺に任せておけばｧ、すべての問題は解決するぜ…」というやたら頼りになりそうなボイスは超カッコイイ。
ウェイクアップフエッスル
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レイの持つ唯一のフエッスル。銀地に黄金の『鍵』の意匠がエングローブされている。素体であるメカキバットが同じためか、アークの持つウェイクアップフエッスルとも同じもの。
ただし、レイキバットとアークキバットがそれぞれ使用した場合、流れる電子音は異なる。玩具で、キバやイクサの変身ベルトに使用すると、劇場版の宣伝関連のボイスが聴ける。
ブリザードミスト
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バックル部のレイキバットが口から吐く冷凍弾幕。マイナス200度の極低温であり、命中すればたちどころに相手を凍結させ、その自由を奪い取る。設定上はレイの掌に無数に開口したブリザードホールからも発射可能。ただし、かなり便利そうなのに劇中未使用。
ブロウニングショルダー
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両肩にマウントされた鉤爪の生えたショルダーパット。天斗の意思で鉤爪をひとつひとつ自在に動かすことが出来る、いわば戦闘用のマニピュレーター。
握力は9tにもおよび、対峙した敵を絶対拘束可能。さらに爪は伸縮自在で鋼鉄の槍のように前方の敵をぶち抜ける。劇中未使用。
ギガンティック・クロー
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両腕のカテナによって厳重に封印されている、手甲と一体化した巨大な鉤爪。キバの右脚のヘルズゲートと原理はほぼ同じ。内部に巨大な人造魔皇石を3発仕込んでいる。
凄まじい破壊力を持つ。ペルソナに接続された天斗の脳波をキャッチしたレイキバットのウエイクアップコールによって拘束が解かれて出現する。
キバと違って一度封印を解除すれば人造魔皇石のパワーをフルドライブさせた状態で永続的に戦闘が可能。本気を出す際は変身して速攻でウェイクアップし、このクローを展開させた状態をデフォルトとして戦闘を行う。
必殺技
ブリザードクロー・エクスキュージョン
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ブリザードミストで相手の足元を氷結させたあとに、蒼白い冷気を纏ったギガンティック・クローで、連撃を加えてバラバラに引き裂く。威力は28t。
備考
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デザイナー曰く、コンセプトはキバ＝『牙』に対する『爪』のライダー。これは変身前でも徹底しており、白峰の髪型もレイのマスクと同じ『鋭い爪の生えた両手で顔を包み込む』シルエットとなっている。
レイキバットのモチーフは『雪だるま』。バックル部に留まってひっくり返っても違う顔に見えるようなデザインされている。最初期の劇場版情報では、『ユキバット』という名称だった。
扱い
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劇中で登場したのは3連の人造魔皇石がはめ込まれた青い手甲だが、企画段階では魔皇石が露出しておらず、金色のエングローブが施された黒い手甲も別の案としてデザインされていた。クロー部分の造型も異なり、ボツ案では爪というよりも厚みのあるブレードが3枚並んでいるといった感じである。
主人公らと敵対した悪のライダーではあるが、実はレイの殺害スコアはどさくさに紛れて始末したガーゴイルレジェンドルガのみである。
劇中の活躍
初登場
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マミーレジェンドルガとメデューサレジェンドルガの猛攻に苦戦する紅渡と名護啓介の前に現れ、2体を撤退に追い込んだ復活したレジェンドルガを討伐するため、一時素晴らしき青空の会と協力しレジェンドルガ達と闘う。
中盤、レジェンドルガの王「ロード」に協力することを選んだ。レジェンドルガの襲撃を退けた紅親子に不意討ちする。
最期
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キバを一方的に叩きのめし、レジェンドルガと闘う麻生ゆりと恵を気絶させてレジェンドルガの本拠地・魔界城に連れ去る。レイキバットを遣わし人質の麻生親子を餌に紅渡ら青空の会の戦士たちを魔界城へと向かわせる。
恵イクサと戦うが、途中で味方のガーゴイルレジェンドルガに誤射。逆上して掴みかかってきたガーゴイルを惨殺する。最期は名護イクサと戦闘。イクサと恵の連携攻撃に圧倒され、イクサジャッジメントで斬られて戦死した。
本編外の活躍
TV版『モモタロスのまっかっか城の王』
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劇場版公開に先駆けての宣伝として、キバ本編終了後に挟まれたミニドラマ。全3話。イマジンズがフリーダムにメタネタを垂れ流す。第2話のラストでは、イマジンズの乗ったデンライナー(と称されたギンジロー号)を高架橋の上から不敵に見下ろして「フフフ…」と笑う。
第3話では地下駐車場でイマジンズを襲撃。イマジンズがゴーオンジャーの名乗りをパロディするバタバタをやってる隙にリュウタロスを捕獲した。
吹雪に紛れてリュウタもろともワープした。攫われたはずのリュウタロスは貸し切り状態の映画館で無邪気に劇場版キバ＆ゴーオンジャーを楽しんでいた。
『ネット版 仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王』
劇場版と連動してネット配信されたスピンオフムービー。映画やTV本編とは全く繋がりの無い、『キバの登場人物を使ったコント映像』。原作ではクールでよそよそしい白峰も妙にイキイキとした表情を見せてくれる。
第1回『紅渡の裏の顔？！』では青空の会と馴れ合う気は無い、とツンデレ臭い態度を取りながら、渡とジンジンの漫才やマジックショーを大人しく見物。
頭上から唐突に降ってきた金ダライの直撃を受けたり、渡の消失マジックを目の当たりにして本気で驚愕したりしていた。
第3回『名護啓介の裏の顔？！』では3WA時代のヘタレな753を知る唯一の人間という立場から、あらゆる手段を使い彼をいじり倒す。のっけからカフェ・マル・ダムールに来訪し、753にコーヒーを淹れさせたうえに一口飲んで「変わりませんね、この味。…最高にマズイ！」と笑顔で酷評。
- 過去に753からもらったガラクタ(鉄道模型)を返却、『753は熱狂的鉄道ヲタである』という新事実を暴露
- 753が同期の女性隊員に宛てた大量のラブレターを持参、恵(753の未来の嫁である)に声に出して読ませる
- 753が訓練の厳しさに耐えられず泣いてしまったことを暴露
- しかも偶々撮影した泣きッ面の写真まで大公開。「…ネガもあるんですけどねー。」
- その写真をプリントしたオリジナルＴシャツを常時着用していることをアピール。
753のプライドをズタボロにした挙句、逆上して襲ってきた753を当て身一発で返り討ちにし、Ｔシャツ姿で颯爽と帰っていった・
第4回『カフェ・音也・ダムール』ではマル・ダムールをメイド喫茶やら歌声喫茶に改造しようとする音也に脇から鋭い批評とツッコミを入れ、30人前のアイスコーヒーの予約が入ったのに氷が無いという状況を救うべく変身。音也諸共にマイナス200度のブリザード・ミストを30個のカップに噴きつけ、悠然と帰っていった。
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「555の世界」が舞台となった第10話で、仮面ライダーディエンドに召喚された。同時に劇場版『響鬼と七人の戦鬼』に登場するライダー、歌舞鬼も召喚された。この2体は劇場版限定ライダー、味方として登場するが、中盤で本性を顕し敵対、人外といった共通点がある。ラッキークローバーを相手に戦うが、ディメンションシュートの糧にされた。
ストーリー冒頭の「ライダー大戦」ではディケイド打倒の為集まった各世界のライダーの中に紛れ込んでおり、ひっそり画面の脇でちっさく爆発四散している。
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スピンオフネットムービー、『ネット版 仮面ライダーウィザード イン マジか！？ランド』の『魔法使いを探せ！！』コーナーの17話に『もこもこの魔法使い』として登場。
しかし、ソラにキバの劇場版にしか出てないマイナーなライダーディスられる。さらに同じく冷気属性の魔法を使う「白の魔法使い」マジマザーが出現した隙に、白い魔法使い本人とやけに親しげに並んで歩き去っていった。
EP44にてスウォルツ／アナザーディケイドに召喚された。G4・ダークゴースト・風魔と共にグランドジオウとゲイツリバイブに襲い掛かった。EP46ではゲイツリバイブやウォズギンガファイナリーと対決。
最後はゲイツリバイブ剛烈の「のこ切斬」でダークゴースト諸共吹き飛ばされ敗北・消滅した。ジオウ本編にはキバやイクサが登場してない為、ジオウに登場した唯一のキバ系統のライダーである
漫画版
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児童向け漫画誌『テレまんがヒーローズ Vol.2』に掲載された漫画版『魔界城の王』では徹頭徹尾味方キャラである通称・『きれいな白峰さん』として登場。裏切ることなくアークとの最終決戦にも参加する。尺の都合か名護との過去については「昔の同僚だよ」の一言でさらっと済まされている。
レジェンドルガに苦戦するキバとイクサの前に現れ、ブリザードエクスキューションでレジェンドルガを撤退に追い込む。単行本『スーパーヒーローズ 1巻』ではカフェ・マル・ダムールに集まったところで出番が終わる。作者は特撮漫画でお馴染みの藤沢真行氏で、演者によく似せてスッキリしたイケメンに描かれている。
玩具
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ソフビ『ライダーヒーローキバシリーズ』にてEXナンバーとして発売されている。また、『装着変身』は仮面ライダーアークとのセット商品として魂ウェブ商店とB★SHOPにて受注販売された。
『S.H.Figuarts』への橋渡し的なキバシリーズの装着は、最後の作品ということで当時の最新技術を詰め込んでおりクオリティが高く、仕様もフィギュアーツに極めて近い(装着させるパーツが少なくマスクの中の素顔も無い)。
レイも細かいディテールがこだわって作られており、可動の方も申し分ないなど良好な商品に仕上がっている(難点はギガンティッククローが取れやすいこと)。
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以上です。これで紹介を終えます。
