今回解説する仮面ライダーはデュランダルです。
「マスターへの反逆は重罪」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 神代凌牙
- 概要
- 描写
- 狂信
- 正義感
- 義理
- 硬い面
- シスコン
- 女装
- 仮面ライダーデュランダル オーシャンヒストリー
- スペック
- 概要
- 性能
- 頭部
- 胴体
- 腕部
- 脚部
- 装備
- 時国剣開時
- ロイヤルソードオブロゴスバックル
- オーシャンヒストリーワンダーライドブック
- 必殺技
- 備考
- 初の兄妹ライダー
- 劇中の活躍
『仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダーデュランダルの変身者。一人称は「俺」。演じたのは庄野崎謙。
概要
第28章「記す過去、描く未来。」より登場。サウザンベースに所属するマスターロゴス直属の剣士で、神代家の現在の当主にして神代玲花の実兄。妹の玲花と同じくマスターロゴスに忠誠を誓っており、彼の命令を忠実にこなす。
自らにも厳しい鍛錬を課しており、自身の強さと一族で継いできた“世界を守る”というソードオブロゴスの信念に絶対の意思を持つ。
基本的に寡黙な性格で感情を表に出さないところが冷酷さを更に演出している。ただし、能力を破られたり奇襲を受けるなど、思わぬ不意打ちを食らうと激昂する。
妹以上にマスターロゴスに狂信。命令の遂行のためなら人質を取ったり、背後から斬りつける等手段を選ばない。
本来の組織の理念からは反する全知全能の書の復活を目論んでいることに対しても「マスターならその力を清く正しく使うだけ、我々が正義だ」と全く疑問にすら思っていない。
正義感
組織の一員として世界を守るためならば手段を選ばないスタンス。例え忠誠を誓うマスターロゴス本人の意志や言動でも、あまりに筋が通っていない場合は強く反論。
「世界を守るという役割」を放棄していると判れば粛清の対象にする。「ソードオブロゴスサーガ 後編」では、玲花からの報告を受けてもしもの事があれば、粛清も考えていた事が明かされた。
硬い面
マスターロゴスと交戦中、加勢に来てくれた飛羽真と倫太郎を逆に攻撃してしまった。協力を拒まず受け入れた妹と比べると柔軟性に劣る。
とはいえ正論で説得された場合にはそれを受け入れる事もある為、使命の達成が絡む場面では全く融通が利かない訳では無い。
39章では傷の手合てをしてくれた飛羽真達に礼を言い、驚かれた。しかし飛羽真らに「ハッキリもう一回」とネタにされると「気安く話しかけるな!」と素直ではない様子を見せた。そんな兄の様子を見ていた玲花はご満悦の表情を見せていた。
義理
相手が誰であろうとも借りは返す。その為ならば身体を張った行動も厭わない。他人から善意を受けると気恥ずかしそうに礼を述べる。
ノーザンベースの剣士達と共闘するようになってからは、口では突き放す様な事を言いながらも、妹以外にも自分から歩調を合わたり、発破をかけるなどの仲間意識を伺わせる。別世界とは言え純粋におもてなしをされた際には感謝して素直にお辞儀していた。
シスコン
戦隊コラボ回で玲花が敵に誘拐されると、茫然自失状態に陥った。ゴミ捨て場に突っ込んでゴミ袋を蹴飛ばしたり、半狂乱で暴れ回った末にトラロープに絡まってヒコボシワルドを取り逃がしたり、いつもの冷静さが消えていた。
「妹を失う事など考えられない」と弱音を零す一幕もあった。ガオーンから「妹ちゃんの事、大 好きなんだね!」と言われて、「好きとかではない。俺達は幼い頃からずっと一緒だった。玲花を失う事など…考えられない」と打ち明けている。
女装
『機界戦隊ゼンカイジャー第20カイ 映画公開記念合体スペシャル「剣士と界賊、兄の誓い。」』にて披露。敵の性質を用いて誘き出す為にゼンカイジャーの面々が思いついた作戦に乗る形で行った。
ピンクチャイナを身に纏い、未処理のスネ毛、ぶっとい二の腕、スリットからはトランクスがチラ見状態と全力ゼンカイのインパクトであった。
仮面ライダーデュランダル オーシャンヒストリー
「私は神代凌牙。またの名を、仮面ライダーデュランダル」
オーシャンヒストリー! 界時逆回! 時は…時は…時は時は時は時は!我なり! オーシャンヒストリー!! オーシャン、バッシャーン!!
スペック
身長:215.9cm
体重:127.2kg
パンチ力:58.9t
キック力:99.6t
ジャンプ力:102.3m(ひと跳び)
走力:1.5秒(100m)
体重:127.2kg
パンチ力:58.9t
キック力:99.6t
ジャンプ力:102.3m(ひと跳び)
走力:1.5秒(100m)
概要
第29章より登場。時国剣界時とオーシャンヒストリーワンダーライドブックを使って変身した姿。物語「オーシャンヒストリー」の力を宿す。
聖剣の力により時間を操り、外から見るとクロックアップさながらの超高速の行動が可能。機動力はもとより攻撃力も尋常ではなく高い。通常攻撃でブレイズを変身解除させるほど。
変身
カイジソード状態の時国剣界時にある装填スロット「カイジシェルフ」にワンダーライドブックを装填し、カイジスピアの状態に組み替える事で行われる。
それぞれカイジソードの状態に組み替える際には「剣 刻 !」、カイジソードからカイジスピアの状態に再度組み替える際には「槍時刻!」の音声が流れる。
戦闘能力
全体的にパワーを重視したシンプルな構造。スペックは登場時点で主人公最強フォームだったエレメンタルプリミティブドラゴンすら上回る。
一方サーベラと異なり、デュランダル本体に目立った特殊能力はない。攻撃方法自体は単純な物理攻撃に偏るため、エレメンタルプリミティブドラゴンや最光シャドーなど特殊な防御能力を持つ相手には決定打に欠ける。
性能
頭部・デュランダルヘルムオーシャンヒストリー
『オーシュノーケルマスク』は長時間潜行を可能とする呼吸器は、高負荷領域などで、その力を発揮する。角の感覚器『フィンセンス』は海洋生物類の持つ感覚器をレーダーとして利用可能。
頭頂部の聖剣に選ばれた証『ソードクラウン』がデュランダルと聖剣の状態を調整。両者のパワーバランスの調整や緊急時の変身解除などを行う。厳格な眼差し『ディープバイザー』は深海でも視界を保ち、定めた標的を逃がさない。
胴体
聖剣「時国剣界時」に選ばれし者がまとう甲冑『ソードローブ』で全身を覆う。聖剣の覚醒と同時に装着され、変身者に剣技の向上・身体能力の増強・特殊能力の発動といった、闘うための力を授ける。
特にワンダーライドブック「オーシャンヒストリー」とのシンクロ率が最も高く、その特性を余す事なく各部へ伝達・反映させる。胸部装甲『シーデュエルソナー』は悠久の時を経て大海に刻まれた記憶と力を変身者にもたらす。
腕部・ライドダイブアーム
強大な腕力を発揮する。肩部『ブランキアショルダー』は大気中の水分を自在に操れる。グローブ『ライドダイブグローブ』の先端は海洋生物類の歯のように鋭く研ぎ澄まされ、ダメージを負った場合は、新たなものと入れ替わる。
聖剣と剣士の甲冑「ソードローブ」をつないで、聖剣の力や読み込んだワンダーライドブックの能力を伝える能力伝道路としても機能する。
脚部・ライドダイブレッグ
高負荷領域でも、自在に移動できる強大な脚力を生み出す。ブーツ『ライドダイブベクター』は海洋生物類の持つ強力な力をもたらし、さらに高負荷領域や悪路でも、あらゆる地形に対応できる能力を持っている。
界時抹消
時国剣界時の刀身を分割して時間を抹消。「シーデュエルソナー」により時間の流れと無関係な特殊な空間に使い手が移動する。
その際の特殊な空間は深海の様に音も光も遅れて届く為、使い手は時間の流れをゆっくりと見極めながら浮上する場所を選べる。敵味方問わずに時国剣界時の効果を発動した範囲内に巻き込まれた者は時間の記憶を持たない。
欠点
特殊空間内は高負荷が掛かる為、本人も自由に動ける訳では無い。その空間内では相手に攻撃できない。デュランダルの攻撃が基本的に背後に回っての不意打ちなのはこのため。
第32話ではユーリが囮になって効果の範囲外に避難した飛羽真に瞬間移動じゃないと見極められた。第34章では背後に回って攻撃される事をブレイズタテガミ氷獣戦記に予測されて、範囲攻撃で対策された。
装備
時国剣界時
デュランダルが使用する時属性の聖剣。11本の聖剣の中でも特別な剣士にしか扱えない高難度とされる聖剣。入力装置『カイジスプリッター』を押すと刀身が分離。上下を入れ替えることで長剣から三又槍に変形する。
長剣モードで刀身を外し、トリガーを引くことで「界時抹消!」と流れて時間が止まり、刀身を戻してトリガーを引くと「再開時!」と流れて時間が戻る。
性能
刃の『時国剣界時エンブレム』は聖なる時を刻み、正確な時の運航を守る役割を持つ。中心部にはデュランダルを表す紋章が彫り込まれている。
引き金『カイジトリガー』は剣士が操作することで時国剣界時がその意思を読み取り、各種攻撃におけるスターターの役割を果たす。
『カイジシェルフ』にワンダーライドブックを収める。ブックから力を引き出して聖剣に伝える他、剣士の甲冑「ソードローブ」に様々な能力をもたらす。
モードチェンジ
剣型の『カイジソード』と槍型の『カイジスピアー』の二形態がある。カイジソードの幾星霜を経て研ぎ澄まされた金色の刀身『ジカイエッジ』は時の経過と共に切れ味が増す。
カイジスピアーの三叉の刃『トライデッジ』は刺突力に優れ、伸縮することで銛としても使用可能。柄『デリートヒルト』はカイジソードとカイジスピアの両モードでの攻撃力を最大化する握りとなるように設えられている。
ロイヤルソードオブロゴスバックル
仮面ライダーデュランダルへの変身に使用する装備の一つ。甲冑「ソードローブ」を展開する他、聖剣からワンダーライドブックの力を受けてエネルギーの生成や様々な能力を乗せるための制御を行う。
左側にはワンダーライドブック携行用ホルダー『ソードオブロゴスバックル』をマウント。聖剣を納刀する他、ワンダーライドブックを一冊収納できる。
オーシャンヒストリーワンダーライドブック
『この群青に沈んだ命が、今をも紡ぐ刻まれた歴史…』
大いなる本から分割された『オーシャンヒストリー』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「生物」。カラーはブラックとホワイト。
1ページ目のストーリーページには『レーダーに感知された海洋生物(イルカ、クジラ、亀、マンボウ、エイ、アンモナイト、タツノオトシゴ)』が描かれている。2ページの右端のテキストには『海の歴史の力が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
必殺技
オーシャン一刻斬り(おーしゃんいっこくぎり)
必殺時刻! オーシャン一刻斬り!
時国剣界時の剣形態「カイジソード」で発動する剣技必殺技。対象に水を帯びた斬撃を放つ。仮面ライダー最光 エックスソードマンの「エックスソードブレイク」と同等の威力を持ち、打ち合いになった際には相殺した。
技名はセイバー系統では珍しく、基本的にはカリバーのように聖剣から流れる電子音声がそのまま技名となっている。
オーシャン三刻突き(おーしゃんさんこくぎり)
必殺時刻! オーシャン三刻突き!
槍形態「カイジスピア」で発動する槍技必殺技。なぜか公式サイトでは「おーしゃんさんこくぎり」と振り仮名が誤記されている。
第43章では槍の柄で地面を叩いて渦潮の壁を発生させカリュブディスメギドの放ったピラニアを呑み込み、斬撃を放った。映画公開記念合体SPでは、矛先に水を纏わせ回転する斬撃を放つ。初の技名を言った。
一時一閃(いちじいっせん)
一時一閃!
刀身を引き抜き、スイッチを押すことで発動する軽必殺技。第46章にて初使用。水流を回転するリング状の斬撃として放つ。
一時的に時間や空間を操り、自身や他のものを別の地点へと移動させる。刀身を再度差し込み、スイッチを押すことで姿を現し、基本的には敵の背後から斬撃を浴びせる。
備考
名前の由来は『ローランの歌』という叙事詩に登場する聖剣・デュランダル(「不滅の刃」を意味する)と思われる。
デュランダルはトロイア戦争において槍としてヘクトールに使われたとも言われており、槍に変形するギミックはその逸話からだと思われる。
デュランダルは海神を思わせる姿だが、トロイア戦争では海神はヘクトールから見て敵陣営であるギリシャ側に属している。
初の兄妹ライダー
仮面ライダーサーベラと合わせて、「仮面ライダーシリーズ初の兄妹ライダー」として紹介された。一応、共演こそしていないがアルゴス/仮面ライダーダークゴースト(仮面ライダーエクストリーマー)とアリア/仮面ライダーダークネクロムPという前例がある(ただし、ダークネクロムPは量産型のライダーである為、共に専用ライダーとして見た場合は今回が初となる)。
兄と弟のライダーであれば(異父兄弟だが)紅渡/仮面ライダーキバと登太牙/仮面ライダーサガ、(仮面ライダーダークキバ)海東純一/仮面ライダーグレイブと海東大樹/仮面ライダーディエンド、呉島貴虎/仮面ライダー斬月と呉島光実/仮面ライダー龍玄などがいる。
劇中の活躍
初登場
第28話でマスターロゴスの招集により謁見の間に聖剣を携えて登場。兄の登場に妹の玲花は頬を緩ませた。第29話ではマスターロゴスの本性を知り激昂する倫太郎を粛清すべく変身。変身解除に追い込む。
直後タッセルが残した光の道を使ってサウザンベースに乗り込んできた飛羽真と交戦。エレメンタルプリミティブドラゴンの能力に不利を感じ取ると、倫太郎を人質に火炎剣烈火とワンダーライドブックを引き渡すよう要求して奪う。
倫太郎を殺そうとするがユーリに阻まれる。飛羽馬の背中を斬り付け妨害するが、最光・エックスソードマンとエレメンタルドラゴンを使ったブレイズの反撃に遭い取り逃がす。
能力の種
第32章ではマスターロゴスの命を受けてノーザンベースに襲来。玲花と共に聖剣とワンダーライドブックを奪おうとする。自身はセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンと最光 エックスソードマンと交戦。
時間を抹消する能力を最大限に生かして圧倒。しかし飛羽真の観察眼で「時間を抹消して、自身はその影響を受けない特殊空間内を移動している」という能力の原理を見破られ、特殊空間から出た瞬間を狙われて一撃を受ける。
能力が破られたことに静かな怒りを燃やしてセイバーに襲いかかるが、マスターロゴスに撤退命令を受ける。命令は承諾しつつもその前にセイバーを始末しようとするが、マスターロゴスによって強制的に退却させられた。
離反
第35章ではマスターロゴスがバハトの封印を解いたり、自分達の聖剣と本を無理矢理回収。不信感を抱く。第36章で離反。マスターロゴス粛清に乗りだす。飛羽真達の共闘要請を初めは拒否したが、互いに争い合っている場合では無いと説得されて共闘。
第39章では玲花と共にサウザンベースに侵入。ソロモンに負傷させられるも、目的であったワンダーライドブックの奪還に成功。
ストームイーグル、西遊ジャーニー、ニードルヘッジホッグ、トライケルベロス、ジャッ君と土豆の木、ブレーメンのロックバンドに加えて自身のブックゲートを飛羽真に渡し、借りを返した。
強力な味方
第40章ではソロモンブレイクで操られ、玲花を助けにやってきた尾上と大秦寺と交戦。自らを斬るよう懇願するも、大秦寺に「剣士なら自分の心でねじ伏せてみろ!」と諭され、玲花を斬る一歩手前で踏み留まる。ソロモンの支配に抗ってみせた。
第43章では玲花に付き添われ、芽依に礼を言った。その後、ストリウスのアジトに潜入。飛羽真、玲花と共にカリュブディスメギドと対峙、時国剣界時の能力を巧みに活かして玲花との抜群のコンビネーションを見せた。
コラボ回
映画公開記念合体SP 特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
ノーザンベースに侵入してきたゾックス・ゴールドツイカーを賊と判断し玲花と共に取り押さえる。直後、飛羽真がオリヒメワルドの短冊に「大事な宝がなくなってしまう」と書いたことでワンダーライドブックが消失。怒って飛羽真に斬り掛かろうとしていた。
事件解決後、監視としてゾックスを尾行。しかしハグをされて戸惑う隙にオーシャンヒストリーワンダーライドブックごと逃げられる。クロコダイオーで立ち去ろうとするゾックスにしがみつき、玲花共々ゼンカイジャーの世界に渡る事となる。
機界戦隊ゼンカイジャー第20カイ 映画公開記念合体スペシャル「剣士と界賊、兄の誓い。」
ゼンカイジャーの世界に到着早々、ゾックスと交戦。通りすがりの介人達がゾックスの仲間だと知ると彼らをも「粛清対象」とみなし時刻剣界時を振り回して襲い掛かる。そこにヒコボシワルドが乱入。玲花が拉致される。
茫然自失状態に陥るが女装姿でおびき出し作戦に参加。途中、焦りから介人達に食って掛かる。介人からは「だからこそ今はポジティブシンキング」ジュラン達からは「相手はもう守られてるだけの子供じゃない。共に戦う仲間として信じてやれ」と諭される。
変身
冷静さを取り戻した凌牙は今出来得る最善の策として、再びおびき出し作戦に参加する。そして遂にヒコボシワルドをおびき出す。妹を助けたいと言う思いに共感したゾックスにオーシャンヒストリーを返却されると、ゼンカイジャーの面々と共にて変身する。
ジュランに「こういう時はバシッと名乗らねえと。ちょっとで良いからやってみ?」と勧められると「俺の名は神代凌牙。又の名を仮面ライダーデュランダル…俺を怒らせるな!」と名乗った。
決戦
自身はヒコボシワルドと交戦。自力で脱出した玲花、マジーヌの加勢、初登場のスーパーツーカイザーの活躍もあって圧倒。
最後はスーパーツーカイザーと共に最大威力の必殺技を同時に叩き込み、ヒコボシワルドを撃破した。解決後、介人達と笑顔で接する等、大分態度は軟化。だが送り役を押し付けられて悪態をつくゾックスに対しては何時もの厳しい態度だった。
最終決戦
終盤ではロード・オブ・ワイズ ディアゴとの戦いで致命傷を負うが、ユーリの治療が間に合った事で生還。1年後に倫太郎と剣を交え、今までの所業を詫びて彼を次代のマスターロゴスに推薦。
しかし倫太郎から今一度組織のあり方を見直すべきだと言われて考えを改め、ソードオブロゴスのマスター制を廃止し、評議員制に切り替えた。須藤芽依に気があるような素振りを時折見せていたが、真偽のほどは不明。
『仮面ライダーセイバー スピンオフ ソードオブロゴスサーガ 後編』
玲花がいじめられていたとあらばすぐに飛んでくる程、幼い頃の玲花にかなり甘かった。「(玲花には)神代家の使命とは関係ない、自分の人生を歩んで欲しかった」という想いを秘めていた。
だが、継承者が長年存在しなかった煙叡剣狼煙に彼女が選ばれてからは、神代家の名に恥じないよう、マスターロゴスを守護するものとして厳しく接するようになった。
それでも優しさは健在。「剣士たるもの、鍛錬の後にはリフレッシュが必要だ」と休憩の際には茶を入れ、クッキーを用意する。
玲花がクッキーを食べ過ぎるような事があれば、「それ以上食べると、先程の鍛錬の意味がない!」とカロリーを正確に口にしながらクッキーを取り上げる。ちなみに菓子は「菓子」ではなく、「お菓子」と呼ぶお上品な一面も。
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以上です。これで紹介を終えます。