今回解説する仮面ライダーはゼロワンです。
「笑うなよ……! 何も分かってないくせに、人の夢を笑うんじゃねえよ!!」
目次
- 飛電或人
- 概要
- 人物
- 描写
- 過去
- 芸人として活動
- コンビ
- ギャグ
- ツッコミ
- 漫画
- 仮面ライダーゼロワン
- 概要
- ラーニング
- 変身
- ライダモデル
- 派生形態への変身
- 性能
- 戦闘能力
- 装備
- 飛電ゼロワンドライバー
- アタッシュカリバー
- 飛電ライズフォン
- ライズホッパー
- 主要形態
- ライジングホッパー
- スペック
- 変身
- 概要
- 特徴
- 性能
- 必殺技
- ライジングホッパー
- 強化形態
- シャイニングホッパー
- スペック
- 変身
- 性能
- 欠点
- 登場経緯
- 装備
- 必殺技
- シャイニングアサルトホッパー
- スペック
- 初登場
- 概要
- 描写
- 性能
- シャインシステム
- 必殺技
- メタルクラスタホッパー
- スペック
- 概要
- 外見
- 暴走
- 認証不能
- 性能
- メタルクラスタホッパープログライズキー
- プログライズホッパーブレード
- 必殺技
- プログライズホッパーブレードを使った必殺技
- 活躍
- リアライジングホッパー
- スペック
- 概要
- 変身経緯
- 変身シークエンス
- 性能
- 必殺技
- 備考
- シャイニングホッパー
- 仮面ライダー001
- 外見
- 変身
- 概要
- 活躍
- 欠点
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 社長就任
- 滅亡迅雷.netとの戦い
- お仕事対決
- 挫折
- 飛電製作所編
- 新ライダー製作
- ゼロツー始動
- アークワン変身
- 先行登場
- 中の人
- 備考
【初変身&初戦闘】
飛電或人
『仮面ライダーゼロワン』の主人公。仮面ライダーゼロワンの変身者。名前の読みはひでんあると。演じたのは高橋文哉。
概要
1997年5月1日生まれの22歳。身長176cm。血液型はO型。一人称は基本的には「俺」だが公的な場では「私」や「僕」も使う。ヒューマギアを世に生み出した功績を残した「飛電インテリジェンス」の創業者にして、同企業の初代社長・飛電是之助を祖父に持つ。
人物
「多くの人を笑顔にしたい」というのが夢。夢にかける情熱は人一倍大きく、これを貶す者には大きな怒りを見せる。「ヒューマギアは人類の夢」「人間の夢のマシン」と断言し、日常で接するヒューマギア各個体を単なる「モノ」ではなく人間と同等に扱う。
だが年相応の未熟さや経験不足は否めなく、秘書のイズや副社長の福添、A.I.M.S.側の不破や唯阿から度々甘さを指摘されている。
重役達を一言で黙らせたり、わからない事は部下にいい意味で頼りつつ大事な場面で自分がしっかりと責任を持つ。社長就任後の記者会見では堂々とした対応で、会社の信頼性を得る為の意向を語るなど、上に立つ者としてのカリスマ的素質を持ち合わせている。
描写
目覚まし時計を5個セットしたのに寝坊する、ライダーキックの勢いを殺しきれず足を挫いて着地に失敗するなど、結構ドジな面もある。学生時代のボロボロのジャージを普段着として着用している等、私生活はかなりだらしない。
食生活は「朝ごはんがお菓子」「昼に食べたいものは炭水化物のパワハラ」など将来の健康が心配になる代物。YouTube公式の変身講座によると、変身後の英語の音声に対して「これ最後なんて言ってるの?」と質問している場面があり、英語も苦手らしい。
物に愛着を持ちやすく、第1話では「急げ自転車〜!」と叫びながら爆走。プログライズキーもモチーフの動物+ちゃん付けで呼んでいる(例:フライングファルコン→「鳥ちゃん」、フレイミングタイガー→「虎ちゃん」)
過去
詳しい身の上は分かっていないが、物語開始時点で親族が全員亡くなっている。
幼少期はヒューマギアである「父親」・飛電其雄に育てられ、お父さんと呼び、実の親のように慕っていた。彼を笑わせるのが夢だった。
その後、爆発事故に巻き込まれて其雄を眼前で喪う。其雄が今際の際に残した言葉から「人を笑顔にする」ことを目標にお笑い芸人を目指すようになった。
ヒューマギアに対する考え方
ヒューマギアを人間同様の存在として見ることで「バックアップさえあれば復活できる」ヒューマギアの破壊による一時的な「死」を人間のそれと同様に重く考える。
暴走するマギアがサウザーに撃破されると悲しみ、怒りのままサウザーに襲いかかるなど、ヒューマギアのこととなると感情的になる。
第34話では、滅亡迅雷.netの幹部である『雷』こと宇宙野郎雷電のデータをヒューマギアプログライズキーに移して保存しており、この事から、例え敵であったとしても『人の都合で命を勝手に処分してはならない』と言う考えが垣間見える。
正体
彼がゼロワンであることは元々社内のトップシークレットだった。第4話にて会社の隠蔽体質を糾弾する不破諫に対し「自分は隠蔽などしない」と応える形で正体を明かした。マギアに襲われた一般人の前で変身する機会も多い。
第12話ではシャイニングホッパープログライズキー製造の時間稼ぎのため、「仕事着」と称して家宅捜査に来た警察官の前で変身し逃走。警察に追われる身となった。第28話では多くの民衆の前で変身した。
芸人として活動
ゼロワンになる以前は自称“爆笑ピン芸人のアルト”として活動。遊園地「くすくすドリームランド」で働いていた。
しかし笑いのセンスが致命的に乏しい。主にダジャレをネタにしたギャグを披露していたものの、勢い任せなだけで、あまりの寒さと面白味の無さから人気は皆無。
コンビ
超バトルDVD『カンガルーからナニが飛び出す?ソンナの自分でカンガルー! はい、或人じゃないと!!』では、かつてはコンビを組んで活動していたことが明かされた。
相方とはよく路上でお笑いの練習をしたりする日々を送り、いつも一緒にいる仲間と思っていたが、最後まで或人のギャグを認めることがないまま去っていったという。
ギャグ
ダジャレの後に「はい、アルトじゃーないと!」という決まり文句をつけて正面を指差すのが定番。その後、イズにギャグの内容を解説されるまでがお約束となっている。
エピソード毎にルーティンが披露されるとは限られておらず、その代わり或人自身の何気ない言動に偶々ギャグが成立したりリアクション芸を披露する場面がしばしばある。
このギャグは社長室のラボを開けるための暗証コードとしても使用されているらしい。現状彼のギャグで笑うのは不破諫だけ。ただし或人はまだそれを知らない)。
ツッコミ
腹筋崩壊太郎とギャグ対決を挑む。結果は敗北するが、太郎から「貴方はツッコミ向きです…ボケじゃない!」と適性を見出される。
第31話では祭田ゼットのボケに対してノリツッコミを行った。腹筋崩壊太郎の言葉は或人の芸風を広げる一助となったのかもしれない。
漫画
石墨超一郎原作の漫画「パフューマン剣」の大ファンであり、アニメも欠かさず見ているという。それ故に憧れの石墨がヒューマギアを奴隷の様にこき使って自分は何もしない癖に我が物顔で振る舞う人物であることを知った際にはひどく幻滅していた。
仕事への情熱を取り戻して再び自分で漫画を描くようになった際にはとても喜んでいた。ただ、新キャラモデルが自分では無くバルカンであったことには落胆していた。
中の人
演じる高橋文哉氏は2001年3月12日生まれであり、仮面ライダーシリーズ初の21世紀生まれの主人公である。或人の四歳下であり、歴代主人公における中の人との年齢差は、宝生永夢役の飯島寛騎氏との1位タイ。
備考
名前の元ネタはおそらくコンピューター用語の「hidden」と「alt」と思われる。前者は「隠された」、後者は"altanative"の略で「代わり」を意味する。誕生日である5月1日は令和元年の初日であり、令和ライダー1号に相応しい誕生日と言える。
マウスによるウインドウ操作 (GUI) を導入した最初の試作コンピューターの名前が"Alto"である。祖父の名前「コレノスケ」、父の名前「ソレオ」と併せて考えると「こそあど言葉」(これ、それ、あれ、どれ)もモチーフに含まれると思われる。母の名前も「カノ(あの)」となっていることが確認できる。
ダジャレの作者
「サムいギャグしか言えない売れない芸人」という役作りのため、「ギャグ指導」という肩書きで松竹芸能所属のピン芸人、ハッピー遠藤が監修に就いている。
これは大森P曰く「寒いギャグを考えるとどうしても駄洒落になる」という観点から、「20代限定」として芸人にオーディションをかけたということである。
仮面ライダーゼロワン
「お前を止められるのはただ一人! 俺だ!」
概要
或人が変身する、令和最初の仮面ライダー。外見は共通してシンプルかつスタイリッシュなデザインで、見る者に非常に動きやすそうな印象を与える。ライダーズクレストは「ゼロワン(ライジングホッパー)の顔」。
ラーニング
初めてベルトを装着した場合は、飛電インテリジェンスの保有する通信衛星「ゼア」に変身者の意識を無線接続。ゼアの思考回路の中に入ることで、人工知能と同じ思考速度を獲得できる。
これによって変身者はドライバー及びプログライズキー、ゼロワンの装備などの使い方を凄まじい速度で学習し、全く戦闘経験のない素人でもすぐさま変身と戦闘が可能な状態となる。
変身
ベルト右側にある認証装置「オーソライザー」にプログライズキーをオーソライズ(スキャン)し、キーのロックを解除する。
オーソライズ完了後、展開したプログライズキーをベルトのライズスロットにセットすることでベルト内部に配置された接続用端子「ライズポート」と接続し、ラーニングを開始。
変身者にセットしたプログライズキーに保存された生物のデータ「ライダモデル」を付加させることで、仮面ライダーゼロワンの各形態に変身(プログライズ)させる。
ベルト中心の照射成形機「ビームエクイッパー」には、各形態のモチーフとなっている生物のアイコンが浮かび上がる。
ライダモデル
変身の際はドライバーにセットしたプログライズキーにデータが保存されている「ライダモデル」型のロボが出現する。
このロボはかなりの重量があるらしく、ライジングホッパーの場合は待機中に跳ね回るために着地の度に周囲の地面が抉れてしまう。
派生形態への変身
「ハイブリッドライズ」時は、基本形態「ライジングホッパー」のアーマーがスライドするように展開。空いたスペースに新しく転送されてきたロボが分離・変形したアーマーが装着される形で成される。
展開時にはゼロワンのマスク部分も左右に開いているのだが、その下にはヒューマギアの骨格とよく似た黒い素体部分が露出している。
性能
身に纏う黒地のパワードスーツ「ライズアーキテクター」に各プログライズキーに対応する能力を秘めたアーマーを装着する。
ライズアーキテクターは靭性に優れた特殊繊維「ヒデンヘキサファイバー」と、軟質金属繊維「ヒデンアモルファスライン」を素材とした交織生地で、非常にしなやかな動きが可能。
電磁誘導を応用した人間強化システムを搭載。装着者の身体能力が活性化され、超人的な力を引き出せる。スーツ内部には防弾・衝撃吸収性に優れた非ニュートン流体の一種である液体装甲「n-NA」を封入。柔軟性を保ちつつ敵の攻撃に対応できるように守りを固める。
戦闘能力
サウザーとバトルレイダーをライジングホッパーで翻弄したり、片落ち気味だったシャイニングアサルトでサウザーと互角に立ち回ったり、潜在能力は非常に高い。
ラーニングによって一度はサウザーをも倒した滅を、対して苦戦せず追い詰めた。ZAIA編では連続して苦戦。メンタルが弱っているときは実力をあまり発揮できていない。
装備
飛電ゼロワンドライバー
或人が仮面ライダーゼロワンに変身する際に使用するベルト。近い将来にヒューマギアが暴走することを予見した飛電是之助の判断により、暴走したヒューマギアへの対抗手段として、通信衛星「ゼア」に搭載されているAI「ザット」を通じて開発された。
第1話でイズから受け取って以降、普段はバックルの状態で或人が携帯している。ライジングホッパー同様に蛍光イエローと黒がベースカラー。
ヒューマギアをコントロールするための「新時代セキュリティシステム」が組み込まれている。使用権限があるのは「飛電インテリジェンスの社長」に限られる。両腰には「プログライズホルダー」が備わっており、プログライズキーを2個まで配置できる。
必殺技
装填したプログライズキーを再度押し込むことで、形態に応じた必殺技を発動する。技名は「○○インパクト」で統一されており、○○にはプログライズキーの前半の単語が入る。
発動前に別のプログライズキーをあらかじめオーソライズすることにより、技の威力を高めることができる。 最大で6段階まで高めることができ、それぞれ○○の後に「ビット」「バイト」「キロ」「メガ」「ギガ」「テラ」が付く。
アタッシュカリバー
剣型アタッシュウェポン。ベースカラーは、ライジングホッパー同様に蛍光イエローと黒。第7話では仮面ライダーバルカンも使用している。
アタッシュケース型の「アタッシュモード」から下半分を開くことで刀身「カリバーキル」が展開し、剣型の「ブレードモード」となる。 頑丈な外装「ACシールド」によって握り手の辺りがガードされている。
必殺技
刀身を折り畳むことでエネルギーをチャージし、再度展開して握り手にある「アタックトリガー」を引くことで、 カリバーキルにエネルギーを流入させてエネルギーチャージ攻撃「カバンストラッシュ」を発動する。
後部の「ライズスロット」にプログライズキーをセットすることで、キーの能力の一部を付加したカバンストラッシュが発動する。
事前に刀身を畳んでエネルギーをフルチャージさせている場合、より強力な必殺技「カバンダイナミック」となる。ベルトでの必殺技と同じく、装填したキーの前半の単語が技名に追加される。
立体化
DXトイにてラインナップ。2019年8月31日に変身ベルトと同時に発売された。劇中同様のアタッシュモードからの展開に斬撃音と必殺技ギミックが再現されている。
可動フィギュア関連では「装動シリーズ」はアタッシュ、ブレード共に登場し、シャイニングホッパーではプログライズキーの刺さったブレードモードも収録された。
「S.H.Figuarts」では一般販売のバルカンにブレードモードが付属。「RKFシリーズ」はライジングホッパーやハイブリッドライズVerに付属せず、メタルクラスタホッパーにて初の付属となった。
飛電ライズフォン
ゼロワン専用の携帯端末。一般用の物とは別に存在する飛電インテリジェンスの社長専用の黒い機体で、後述のライズホッパーを呼び出すアプリを有する。
ライズホッパー
スペック
全長:2.53m
乾燥重量:148.6kg
馬力:145.2ps (106.8kw)
最高時速:291km/h
概要
ゼロワン専用のバイク。 専用の飛電ライズフォンを飛電ゼロワンドライバーでオーソライズすることで衛星軌道上の通信衛星ゼアから射出され、地上で変形してバイクとなる。
地上に射出されたバイクは自力でゼアに戻れないので飛電宇宙開発センターの宇宙飛行士が宇宙まで運んで戻される。使用頻度が多いほど飛電宇宙開発センターの負担が増えるため、第14話では私用で呼び出したことに対して激怒された。
主要形態
「ラーニング完了」
飛び上がライズ!ライジングホッパー! A jump to the sky turns to a rider kick.
スペック
身長:196.5cm
体重:87.0kg
パンチ力:8.4t
キック力:49.0t
ジャンプ力:ひと跳び60.1m
走力:100mを4.1秒
生物モチーフ:バッタ
変身
バッタのデータイメージを保存した「ライジングホッパープログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセット。
するとバッタ型ロボが現れ、各パーツ毎に分離。ライズアーキテクターにアーマーとして装着される。して変身した形態。
概要
ゼロワンの基本形態で、アーマーカラーは蛍光イエロー。J以来、主人公としては久しぶりにバッタがモチーフになった仮面ライダーである。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「空への跳躍はライダーキックへと変わる」。
特徴
バッタのデータによってジャンプ力やキック力に優れる、特にジャンプ力は近年の平成ライダーの中間フォームのスペックに迫る高さ。一方でパンチ力の値は低く、素早く動きつつアタッシュカリバーで攻撃する戦法を多用している。
性能
頭部
「アーキテクターヘッド」に黄色いマスク型の顔面装甲「ホッパーマスク」が装着。位相・波長を変化させることで指向制御を行う「ホッパーアンテナ」、サーモグラフィーやX線撮影など多様な情報を抽出する赤い複眼「ホッパーアイ」を装備。
顔面を防護すると同時にバッタの機能を再現して装着者の能力を拡張している。ホッパーアイは丸い形状だが、ホッパーアンテナの装備位置の関係か、若干吊り上がった鋭い目付きに見える。
眉間の菱形の制御装置「ゼロワンシグナル」は様々なプログライズキーに適応するためのシグナル伝達システムを制御する役割を持つ。
胴体
胸部装甲「ホッパーブレスト」は前面を保護する装甲としての機能だけでなく、呼吸器「ライジングラング」や聴覚装置などを内蔵している。バッタの腹部と4本の節足を表したような見た目である。
脚部
バッタの長い2本の脚を表した装甲「ホッパーレッグ」、「ホッパーグリーブ」、「ホッパーブーツ」を装着。ホッパーレッグには跳躍装置「ライジングジャンパー」が装備。高いジャンプ力を生み出している。
ホッパーブーツはジャンプに特化。ヌープ硬度8200の硬さを持つ合金「ヒデンアロイ」製の装甲と、ホッパーレッグの機能と合わせることでキックの破壊力と防御力を大幅に向上させている。
必殺技
ライジングインパクト
ゼロワンの使用するライダーキック。高速で敵に接近して連続攻撃で空へ打ち上げ、トドメに強力な飛び蹴りを叩きこむ。一撃でマギアの胴体を貫通し破壊した。
ジャスティスツインスラッシュ
ソーシャルゲーム『シティウォーズ』オリジナル技。キラメイレッドと共に斬撃を飛ばし攻撃する。同作のレジェンドウォーズコラボを記念して実装された。
ライジングタイムブレーク
劇場作品『仮面ライダー_令和_ザ・ファースト・ジェネレーション』にて披露した、ジオウとのダブルライダーキック。事前の戦闘で敵の身体に突き立ったままになっていたアタッシュカリバー目掛けて同時にキックを放ち、敵を貫く。
黄色い「ライジングインパクト」が表示された後、「インパクト」部分がジオウの文字色であるピンクの「タイムブレーク」に置き換わり完成する。なお、同名称は本編未登場のゼロワンアーマーの必殺技名でもある。
ガンバライジング
ジェネレーションボックス収録のジオウ・ゼロワンのバースト技に採用されており、技名はそこから。また、ゼロワンの方は表面の技「ロッキングカバンストラッシュ」と合わせて劇中再現が出来るようになっている。
カバンストラッシュ
一度アタッシュモードに戻し、再度ブレードモードに展開することで発動。逆手に持ったアタッシュカリバーを振るい、黄緑色の衝撃波を飛ばす。フレイミングタイガー時は炎の斬撃を飛ばす。
ライジングカバンストラッシュ
アタッシュカリバーにライジングホッパープログライズキーを装填することで発動。刀身から蛍光イエローのエネルギーを発しつつ跳躍し、上段から斬撃を放つ。さらに敵の腹部に刃先を押し付け、勢いよく両断する。
バイティングカバンストラッシュ
アタッシュカリバーにバイティングシャークプログライズキーを装填することで発動。刀身先端に無数のサメ歯状のエネルギー刃を生成し、鞭のように振り回して広範囲を薙ぎ払う。
ロッキングカバンストラッシュ
アタッシュカリバーにロッキングホッパーゼツメライズキーを装填することで発動。『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』にて使用。これが勝利の鍵となった。
メタルライジングカバンダイナミック
メタルクラスタホッパープログライズキーを装填して発動。クラスターセルを纏った斬撃を放つ。アタッシュモードに戻して攻撃を防ぐと共にフルチャージを行った状態で装填した。技名演出はなかった。
ゼロツーカバンストラッシュ
ゼロツープログライズキーを装填して発動。劇場版「REAL×TIME」にて使用し、エネルギーを纏った斬撃を繰り出す。
「分かった…。見ててくれ…イズ、ワズ!」
The rider kick increases the power by adding to brightness! シャイニングホッパー! When I shine, darkness fades.
「お前じゃ勝てない。俺を超えられるのは只一人……俺だ!!」
スペック
身長:192.2cm
体重:90.2kg
パンチ力:18.3t
キック力:58.9t
ジャンプ力:ひと跳び70.0m
走力:100mを2.3秒
生物モチーフ:バッタ
概要
飛電ゼロワンドライバーとシャイニングホッパープログライズキーを使って変身した姿。いわゆる中間フォームに該当するが、登場以降は最初からこの形態に変身する事が多い。
実質新たな基本フォームのように使用されている。変身前後の英文音声は「輝くほど強くなる。それがライダーキック!」・「俺の輝きで闇を消す」。
変身
ライジングホッパーの発展系として開発された「シャイニングホッパープログライズキー」を用いて変身。オーソライズしたキーを高く掲げたところに通信衛星ゼアからの光が照射され円形のゲートが出現。
それを開くとライジングホッパーのものよりも一回り巨大で金色に輝くシャイニングホッパーのものに乗ったライダモデルが二体一組で出現する。
「変身」のコールの後に或人の背後から現れたデータネットが跳ね回るライダモデルをキャッチし、その後モデルが各部の装甲や装備に変形して装着される。
外見
或人に合わせ最適化された「ライダモデル」により、アンダーアーマーにあたる「ライズアーキテクター」が「シャイニングアーキテクター」に変化。さらに左右の背部にはバッタの後ろ脚を模した推進器「シャイニンググラディエーター」が追加されている。
性能
頭部
新たにマスク部の左右側面にシャイニンググラディエーター同様のバッタの脚を模したアンテナが装着。額には「シャイニングアリスマティック」という超高速演算装置を搭載。
視覚情報等から相手の一挙一動を常にラーニングし、次に取る行動を予測して瞬時に約25000通り程の対処パターンを選出。同時に約0.01秒という速度で最適解を導き出す。
胴体
或人に併せて最適化されたライダモデルにより、柔軟性と弾性に優れ装着者の動きをほぼ完璧にトレースする「シャイニングアーキテクター」にグレードアップ。
両肩にはバッタの脚を模した推進器「シャイニンググラディエーター」を装備。ジャンプの補助のみならず残像を残して瞬間移動したとしか思えない凄まじい機動力を発揮させる。
欠点
シャイニングアリスマティックを通して或人の脳に干渉し、人体が本能的に肉体に掛けているリミッターを解放してその潜在能力を引き出すことで可能にしているが、反動もかなり大きい。
ドードーマギアとの決着後はイズの介助なしには自力でまともに動けないほどの酷い筋肉痛に苛まれていた。イズはこれを「力の前借り」と称している。
登場経緯
ドードーマギア改を倒すために作成。しかし初戦では敗北する。或人の成長スピードが凄まじすぎたために、ライジングホッパーの約1.8倍程度のスペックしか発揮できていなかったためだ。
だが、或人の手元にある各プログライズキーに蓄積された戦闘データと、ワズのセントラルメモリーにあるゼロワンのデータを組み込んで完成した。ドードーマギア改との決戦でそのスペックをフルに発揮。一方的に打ち破った。
装備
シャイニングホッパープログライズキー
シャイニングジャンプ!
第12話にて製造されたプログライズキー。カラーはライトゴールド。ライズモニターの部分がバッタ型のレリーフである「ライダレリーフ」に、SPシンボルがシャイニングホッパーの顔をピクトグラム化した「シャイニングホッパークレスト」になっている。
これまでのプログライズキーとは若干異なる形状とデザイン。側面部には拡張スロットが設けられている。第1話の飛電ゼロワンドライバーと同様に何やら意図があって製造された模様。完成の連絡を受けたイズが高速移動でラボへ向かい、ダイナミックに或人にお届けした。
完成
当初は製造されたもののデータが不十分であり、ゼロワンに変身する飛電或人の潜在能力に追従しきれていなかった。バイティングシャーク、フレイミングタイガー、フリージングベアー、ブレイキングマンモス、ワズ・ナゾートクが保有する戦闘データを加えることでようやくキーとして完成に至った。
立体物
DXトイにてラインナップ。劇中同様のギミックが再現されていて、ブーストパーツによる機能拡張が可能。ガシャポンプログライズキーシリーズにラインナップ。
通常のプログライズキーの形状となっているため、仕様が一部変更されている他、機能拡張スロットが設けられていない。
オーソライズバスター
第14話のドードーマギア改との戦いの中、何らかの「危機」を察知した衛星ゼアが作り上げたアタッシュウェポン。イズにより或人の下に届けられた。
プログライズキーや飛電ゼロワンドライバーと連携することで、「ライダモデル」の能力を付加した様々な攻撃を行うことができる。武器としてはゼロワン用に開発されたものだが、バルカンの手に渡って使われることも多い。
性能
銃型のガンモードの銃身を開くことで刀身「アックスキル」となり、持ち手である「ABハンドルリンカー」を真っ直ぐに伸ばすことで斧型のアックスモードに変形する。描かれた「ホッパークレスト」はエネルギーを加速・増幅する機能がある。
立体物
DXトイにてラインナップ。劇中同様のギミックが再現されている。また、オーソライズバスターにシャイニングホッパープログライズキーとアサルトウルフプログライズキーが同梱したセット版も販売される。
必殺技
シャイニングインパクト
黄色い稲妻のようなエネルギーを纏って飛び蹴りを叩き込み、吹き飛んだ相手を回し蹴りで追撃する。第13話で初使用。ガンバライジングでは分身を作り出して同時キックする。
シャイニングメガインパクト
第13話でライジングホッパープログライズキーを4度オーソライズして発動。超高速移動で相手を翻弄しながらラッシュを仕掛けて空中に打ち上げていき、シャイニンググラディエーターの出力を全開にしたライダーキックを叩き込んでトドメを刺す。ガンバライジングでは分身を4体作り出し、各方向からキックを繰り出し、本体がトドメのキックを浴びせる
バスターダスト
オーソライズバスター・ガンモードにプログライズキーをセットして発動する。第16話ではフリージングベアープログライズキーを使用し、ホッキョクグマの頭部を模した青いエネルギー弾を放った。
プログライズダスト
オーソライズバスター・ガンモードにプログライズキーをバスターオーソライズして発動する。第14話ではライジングホッパープログライズキーを使用。黄緑色の稲妻のようなエネルギーを帯びた砲弾を放った。
ゼロワンダスト
オーソライズバスター・ガンモードを飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動する。黄色いバッタを模したエネルギー弾を放つ。
ゼロワンバスターボンバー
オーソライズバスター・アックスモードにプログライズキーをセットした後に飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動。
第17話ではバイティングシャークプログライズキーを使用。相手を挟み込むように無数のサメ歯状のエネルギー刃を生成し、敵を噛み砕く。
出番
アサルトグリップが登場から1か月近くで複製されたことで、シャイニングホッパーの出番が激減。シャイニングアサルトホッパーに席を奪われた。第34話で久々に登場。滅が使役した多数のトリロバイトマギアを瞬殺した。
この時は「農業用ハウスの敷地内であり飛び道具をむやみに使えない」という不利な状況であり、シャイニングホッパーはスピードにおいてシャイニングアサルトホッパーを上回る。よって「二次被害を出せない場所において多数の相手と戦う」状況に適している。
フィギュア化
強化形態だが商品化に恵まれないという面ではあまり恵まれていない。この形態を飛ばしてシャイニングアサルトホッパーが収録される事が多い、ゼロワン初の本格的なアクションゲーム『memory_of_heroez』にも登場せず。
シャイニングアサルトホッパー
戦闘能力
「人間とヒューマギアの未来は、俺が守る!」
Warning, warning, this is not a test! ハイブリッドライズ! シャイニング!アサルトホッパー! No chance of surviving this shot.
スペック
身長:197.1cm
体重:103.7kg
パンチ力:27.1t
キック力:67.7t
ジャンプ力:ひと跳び78.8m
走力:100mを2.9秒
生物モチーフ:バッタ
初登場
滅が敗れて機能停止し、迅が率いる滅亡迅雷.netの前に不破が戦闘不能に陥る。或人は「アサルトウルフキー」から「アサルトグリップ」を取り外し、「シャイニングホッパープログライズキー」に接続。変身した。
変身の際にゼロワンの頭上にライダモデルが浮遊。音声と共に流れるアラートのような待機音の中、その場で各部パーツに分離・人型の外骨格に変形。被さるように装着される。
概要
飛電ゼロワンドライバーにシャイニングアサルトホッパープログライズキーを装填して変身するゼロワンの中間フォーム。変身前と後の英語音声の意訳は「警告、警告、これは試験ではない!」・「この一撃から生き残る術はない」。
描写
変身前のラーニングで或人とゼアがリンクした際には、シャイニングホッパープログライズキーが設計当初からアサルトグリップとの併用を考慮していたかのようなホログラムが映し出された。起動時にキーと或人を通してゼアとアークがリンクし合うかのような現象が起きている。
戦闘能力
「ゼア」の力であるシャイニングホッパーに「アーク」の力であるアサルトグリップが組み合わさったことでスペックが向上。
スタイルもアサルトウルフのようなダークブルーの装甲が追加装着されたことで全体的にかなりマッシブな形になっている。
スペックは後から登場するメタルクラスタホッパーに劣るが、特殊装置によりスピード、機動力の面では大きく上回っている。またスペックが上のサウザー相手でも、このスピードを利用した戦闘法なら互角に渡り合える能力を発揮する。
性能
胸部の補助装置「オービタルユナイト」によって肉体への負担を極限まで抑えたまま、シャイニングホッパーの超高速移動や演算能力を維持。更なる延長化に成功。シャイニングホッパーとアサルトウルフに存在するデメリットがそれぞれ大幅に軽減されている。
特殊な高速動作を可能にする推進器「シャイニンググラディエーター」が肩と腕部にも追加され、肩部分に搭載されている「SAホッパーショルダー」によりシャイニングホッパーを遥かに上回る特殊高速機動を発揮する。
同様の措置をされている腕部の「SAホッパーガントレット」がパンチの高速化・威力増加させる。発光粒子を圧縮・加速して打ち出す遠距離武装「グラディショット」が搭載されており、「オービタルユナイト」により高い命中精度を誇る。
シャインシステム
内蔵された戦闘補助機能。複数の青いエネルギー波動弾「シャインクリスタ」を展開可能。シャインクリスタは或人の脳波とリンクさせてコントロール可能。
全方位からレーザーを放つオールレンジ攻撃や、結集させて強固なシールドにするなど様々な状況に対応できる攻防一体型の装備となっている。 シティウォーズではオービタルユナイトから光弾を発射する。
かなり使い勝手が良いのか、後にサウザーもサウザンドジャッカーでコピーしてからは多用。ただし、サウザーの場合は防御に使用した時に限り、かなりの確率で相手に破られている。
シャイニングアサルトホッパープログライズキー
ハイパージャンプ!
変身強化プログライズキー「シャイニングホッパープログライズキー」に「アサルトグリップ」を装着した特殊なプログライズキー。カラーはシャイニングホッパープログライズキーと同様ライトゴールド。オーソライズ時の音声が「オーバーライズ」に変化した。
もともとアサルトグリップは一つしかなかっため、使用するにはアサルトグリップを不破の所有するアサルトウルフプログライズキーから付け替える必要があり、第16話でアサルトグリップを不破に奪われてからは使用不能だった。第18話で通信衛星ゼアがアサルトグリップを複製したため、再度使用可能になった。
立体物
DXトイにて、シャイニングホッパープログライズキーとアサルトグリップで再現可能。ガシャポンプログライズキーシリーズにラインナップ。シャイニングホッパーと同様に通常のプログライズキーの形状となっている。
必殺技
シャイニングストームインパクト
アサルトグリップのボタンを押し、プログライズキーを押し込むことで発動。全身に黄緑と青い稲妻状のエネルギーを纏いながら超高速で移動し、渾身の飛び蹴りを放つ。
第16話で初使用。迅のフライングユートピアに打ち勝った上で迅を撃破する威力を持つ。ガンバライジングでは先に光球で敵を拘束する。
バスターボンバー
オーソライズバスター・アックスモードにプログライズキーをセットして発動する。第16話ではライジングホッパープログライズキーを使用。バッタのライダモデルを模したエフェクトが浮かび上がる回転斬りを放った。
ゼロワンダスト
オーソライズバスター・ガンモードを飛電ゼロワンドライバーでゼロワンオーソライズして発動する。黄色いバッタを模したエネルギー弾を放つ。第22話で使用。第25話ではスキャン後にオーソライズバスターをバルカン・アサルトウルフへ貸与した。
ゲーム作品
シティウォーズ
元旦より開催されたニューイヤーフェスで初登場。2020年最初のBCとなった。しかし、必殺技の「ゼロワンボンバー」の当たり判定が限定的過ぎた為「史上最弱のフェス限」と称される程だった。なお2カ月後のアップデートにて、大幅な上方修正が掛かり汚名返上した。
『memory_of_heroez』
ゼロワン初の本格的なアクションゲーム。強化形態の一つとして登場。シャインクリスタや高速移動で攻撃する戦闘スタイル
立体物
ソフビ人形「ライダーヒーローシリーズ」にて、先行登場。RiderKicksFigureシリーズにて、先行登場。首周りの可動が少々難があるが、大胆なアクションを取らせることができる。後に装動でも発売されたが、顔が少し似ていなかった。
メタルライズ!
「ぐあぁっ! ぐうっ、うぅ、うわっ……ギャアアアアアアア―――ッ!!」
Secret material! 飛電メタル! メタルクラスタホッパー!! It's high quality.
スペック
身長:196.5cm
体重:110.7kg
パンチ力:44.8t
キック力:93.0t
ジャンプ力:ひと跳び102.9m
走力:100mを1.2秒
生物モチーフ:バッタ
概要
或人が天津により飛電ゼロワンドライバーにメタルクラスタホッパープログライズキーを装填されて変身させられた強化形態。当初は暴走形態の位置づけだったが、後に制御した。
英文の意味は「極秘素材」・「これぞ、高品質」。極秘という点は、イズが本形態の名前を知っていた関係から「飛電インテリジェンスにおいて存在が秘匿されていた」という意味と、飛電メタルという素材が「秘伝の素材」であるという意味合いもあるからと思われる。
外見
全身が鈍い白銀に輝く金属質な見た目。頭部や肩などが鋭利な形状に変化した。銀色の装甲に蛍光イエローの複眼と全身に駆け巡るエネルギーライン兼特殊装甲「MCHライナー」を持ち、造形や配色も前形態のシャイニングアサルトホッパーと比べ非常にシンプル。これまでのフォームと異なりライジングホッパーの意匠は用いられていない。
変身
バッタの大群で構成されたサバクトビバッタを模したライダモデルが出現。一度巨大バッタになった後分散し、或人の体を蝕むように身体に纏わり付く。これが素体部分に吸着・変形して装甲を形成する。
天津垓に無理やり変身させられた初変身時に至っては、暗黒のオーラが終始漂い、更には変身時のバッタの大群の中に漆黒の個体が多数混じり、禍々しさがより一層強調されている。
暴走
変身者の意志では一切制御できない。プログライズの時点で強制介入プログラム「プリズメントチェイン」が起動し、ゼロワンドライバーの認証システムを改竄。
変身と同時に通信衛星アークに接続し、或人の意識を人間への悪意に満ちたアークの内部領域に隔離してしまう。この状態のゼロワンは終始無言のまま目に付いた対象を片っ端から攻撃。攻撃を受けてもほとんど反応を示さずに行動し続ける。
自我
変身中の或人は衛星アークに接続された状態になり、アークの滅亡の意志(おびただしい数の「滅」「亡」「暗」「殺」「戦」「争」「悪」「憎」「死」「獄」「愚」「蔑」「凶」「邪」「虐」「痛」「怨」「恨」という負の感情を連想させる禍々しい書体の18種類の漢字と人間の悲鳴)に晒され苦しむ。
変身者の自我はそのまま保たれており、自分が暴走しているのを自分の意志で止められぬ様子を見せられながら、アークの意志それ自体にも苛まれ続ける
認証不能
プリズメントチェインによってドライバーのシステムが改竄された結果、他のプログライズキーを一切認証しなくなる。
折り畳まれたメタルライザーがオーソライザーを塞いでしまうため、この形態への変身中は他のキーとの併用は不可能となる。
変身解除
悪意のデータを保護するための断熱コーティングがなされており、自分から変身解除できないように、悪意に満たされたデータ空間に変身者の意識を幽閉する為、破壊は困難。
第22話では生身の天津に対し攻撃を加えようとした所を、「これ以上は流石にヤバい」と不破に無理矢理ベルトを剥ぎ取られた事で、第23話では不破と協力した唯阿にキーを引き抜かれてようやく変身が解除された。
戦闘能力
中間フォームながらも近年の最終フォームと同等かそれ以上のスペックを持つ。キック力はシャイニングアサルトホッパーのほぼ1.3倍、パンチ力は2倍近くにまで上がっている。前作のジオウトリニティさえも上回るという破格のスペックを持っている。
クラスターセル
装甲には硬度・可塑性・密度を自在に変化させる相転移制御特殊金属「飛電メタル」を使用。攻撃時には無数の小さなバッタを模した「クラスターセル」に変形。ゼロワンから変幻自在に分離して縦横無尽に飛び回る。その為、攻撃時は素体が丸出しになる。
「クラスターテンペスト」によりクラスターセルが集合して自動で攻守を行う。敵味方関係なく襲いかかる。
威力
あらゆる分子を分解する。仮面ライダーやレイダーの装甲をあっさりと食い取る。全身を覆いつくされれば変身者をもボロボロにする。空中で集合すれば最強の矛にも盾にもなる。
ダイナマイティングライオンレイダーを一瞬にして戦闘不能にし、とっさに回避したアサルトウルフも腕部装甲を破壊された。それまで他を圧倒していたサウザーを通常攻撃だけで変身解除に追い込んだ。
その他
反応速度も並みではなく、フェイントに防御を使わされてもあっさり本命の攻撃に対応できる。サウザーがサウザンドジャッカーを投げつけてセルを使わせた上で背後に回っても、即座に盾を再形成して攻撃を防ぎきった。
サウザーがこのクラスターセルを破るためにサウザンドブレイクでこれまでコピーしてきた全てのライダモデルをぶつける必要があったことからも、その防御力の高さが窺える。
格闘性能
第23話では格闘戦もした。クラスターセルを操作している間は移動していない(背後の相手に向き直った程度)。相手を踏みつけたりと粗暴且つ機械のごとく正確で冷徹な戦闘スタイルを取る。
ただし、これらの戦闘パターンはやや機械的かつ単純な行動しかできないために応用力に欠ける。アサルトウルフにはオーソライズバスターを奪われた挙げ句、攻撃を防いでいる間に変身解除されていた。
戦闘能力
第24話にてプログライズホッパーブレードの入手によって暴走を克服。これ以降、或人本人の優れたポテンシャルも相まって更にクラスターセルの使い方の幅が広がった。
従来の使い方に加えて刃に変換して斬撃の威力を増強したり、刃の部分を飛ばしたり刃先から手裏剣のごとく飛ばしたり、果ては空中に足場を作り出したりと多彩な戦術を見せている。
かつて暴走時に一度敗れたライダモデル総出のサウザンドブレイクに対しては大部分をクラスターセルで防御しつつ捌けない分は自力で相殺してイズとデルモを守りきった。
暴走時よりも明らかに大量のクラスターセルを使うことが度々あるが、以前のように素体が丸出しになる描写は少なくなっている。
連携
格闘能力も或人の意思によって動かせるようになった分ほかのライダーとの連携も可能となっており、劇中ではランペイジバルカンやサウザーと組んでアークゼロと対決している。
メタルクラスタホッパープログライズキー
飛電メタルズアビリティ! エブリバディジャンプ!
第22話にて初登場。カラーはメタルシルバー。天津がサウザンドジャッカーで吸い取ったシャイニングアサルトホッパーのデータを利用し「ゼロワンの能力を封じる禁断のプログライズキー」として唯阿に命じてアークの技術を使って作らせたプログライズキー。
変身
オーソライズしてキーを展開し、ドライバーに装填してプログライズした後、左に突き出した認証プレート「メタルライザー」を倒してオーソライザーに被せる「メタルライズ」を行って変身する三段認証式になっている。
起動時のアビリティ名は当初は「飛電メタルズアビリティ!」であったが、第24話での変身時には「エブリバディジャンプ!」に変化している。
立体物
DXトイにてラインナップ。シャイニングホッパープログライズキーと同じくCMにて先行登場を果たした。劇中同様のギミックが再現されている。プレートを90度ほど傾ければ他のプログライズキーを認証でき、ビット~テラライズした強化必殺技を発動させられる。
隠し音声
オーソライズした状態で差し込んでから折りたたまれていない状態で必殺技発動動作をすると(「エラーインパクト!」という謎音声の後)「Time is Almost Up, Try Again」という隠し音声が鳴りもう一度変身待機音が鳴り始める。
訳すると「そろそろ時間です、もう一度」意訳すると「接続がタイムアウトになりました、再施行して下さい」となる。
プログライズホッパーブレード
概要
第24話「ワタシたちの番です」にて、設計・製造された武器。メタルクラスタホッパーの悪意を制御するべく、イズが主導を取って作り出した。
ヒューマギア達の善意のデータと飛電メタルのデータ、そしてライジングホッパープログライズキーに記録されているゼロワンのデータを併せる事で衛星ゼアに開発させた。展開したライジングホッパープログライズキーを剣にしたような形状となっている。
描写
初使用時にはクラスターセルをエネルギー増殖炉「メタルブリードリアクター」に吸収、一旦小型ライダモデル「リトルクラスタ」に統合した後、アーマーを再構成する事でメタルクラスタホッパーを或人の手でも制御出来る様にした。
或人の意識を悪意に埋め尽くされたアークの仮想空間から強制切断させ、元通りゼアに接続させて保護。初登場以降は変身時に自動で手元に出現する様になった。「無害な存在に書き換える」物だった様で、手を放しても暴走しない。
性能
クリアブルーの刀身「ブレードマーカー」がクラスターセルを操作するマーカーとして機能。刀身にクラスターセルを纏わせて威力を高めたり、クラスターセル自体を斬撃として飛ばすことができる。透明度が非常に高く、そのままでも高層ビルを一撃で両断する切れ味を誇る。
柄に設けられた連結装置「ライズコンバイナー」を介してアタッシュカリバーと「ドッキングライズ」(=接続)可能。発動可能な必殺技の種類が変化する。
データ復元
内蔵された「プログレストレーター」には大量のヒューマギアのバックアップデータが保存されており、この武器で撃破したマギア及びアークマギアは瞬時に書き換えられたデータを復元され、元の姿に戻る。これは完全に想定外の機能だったらしく、天津はおろか使用者である或人自身も驚いていた。
立体物
DXトイにてラインナップ・劇中同様のギミックが再現されている。仕様上、ブレードをメタルクラスタホッパープログライズキーにスキャンする遊びは普通のプログライズキーやゼロワンドライバーでもスキャンが可能になっている。アタッシュカリバーと合体させた状態はCSMブレイラウザーより長い全長約75cmになる。
公式の使い方では無いがアタッシュショットガン、アタッシュアローとも接続が可能。ただし、アタッシュアローは短い刃の部分は折り畳みしないと接続不可。アタッシュショットガンは接続状態でショットガンモードとして使おうとすると変だが、アタッシュモードのままだと、大剣の様な遊び方が可能(これはアタッシュカリバー、アローも同様)。また、アタッシュアローは強化された弓の様な遊び方が出来る。
オーソライズバスター、サウザンドジャッカーとは部分的に引っかかるため接続不可能。ショットライザーとフォースライザーにもキーの部分は接続できるが、非常に遊びにくい。
必殺技
メタルライジングインパクト
プログライズキーを押し込んで発動するライダーキック。分離したクラスターセルを変形させて擬似的な分身を生成し、それをコントロールして跳び蹴りを叩き込ませる。
複数の相手に同時に攻撃でき、初使用時はそれぞれガエルマギアとサウザーに対してキックを放っている。第30話では飛び蹴りをした分身体が迎撃された直後、そのセルを使って円錐を形作り、そこに飛び込む形の飛び蹴りを放ってサウザーを撃破。
第31話では仮面ライダー迅・バーニングファルコンの「バーニングレインラッシュ」とのダブルライダーキックでサウザーを撃退した。この時はクラスターセルを盾型に形成してサウザーの迎撃をかわし、円錐状に再形成しつつ突撃した
第39話では仮面ライダーサウザーとの普通の飛び蹴りでのダブルライダーキックで、仮面ライダーアークゼロを撤退させている。
ゲームでの演出
ガンバライジングではプログライズホッパーブレードを指揮棒にクラスターセルを敵に嗾しかけ、トドメに二回本命の超低空ライダーキック:メタルライジングインパクトを浴びせる。
シティウォーズではクラスターセルの群体と共にライダーキックを決める。さながら星屑のようにクラスターセルが煌めくのが特徴的。
バスターボンバー
オーソライズバスター・アックスモードにプログライズキーをセットして発動する技。第24話でブレイキングマンモスプログライズキーで発動。
マンモスの脚を模したエネルギー体を生成し、オーソライズバスターの動きに合わせて標的を踏み潰させる。もしくはオーソライズバスターからマンモスの牙を模した銀色のエネルギー刃を発射する。
オンステージングインパクト
ガンバライジングで使用。仮面ライダー鎧武 オレンジアームズのデータイメージを保存した「オンステージング鎧武プログライズキー」を起動して鎧武を呼び出し、無頼キックをラーニングしてダブルライダーキックを叩き込む。
プログライズホッパーブレードを使った必殺技
プログライジングストラッシュ
持ち手の「キックオントリガー」を5回以上連続で引き、「フィニッシュライズ」することで発動。刀身に形成したクラスターセルの斬撃を飛ばして攻撃する。
刀身にクラスターセルを形成したまま直接相手を斬り裂くことも可能。アークマギアから元に戻す際は主にこの技で戻していた。
ファイナルストラッシュ
メタルクラスタホッパープログライズキーに認証させ、「ファイナルライズ」することで発動する。刀身に形成したクラスターセルをトゲのような形状に変化させ、敵の頭上から雨のように発射する。またはクラスターセルを纏わせ斬りつける。
ギガントストラッシュ
アタッシュカリバーと接続して「ドッキングライズ」し、トリガーを引くことで発動する。現時点では未使用。後に『REAL×TIME』で初使用。ドッキング状態でホッパーブレード側にクラスターセルを纏わせ相手を切り裂く。
アルティメットストラッシュ
アタッシュカリバーと接続し、メタルクラスタホッパープログライズキーに認証させて「アルティメットライズ」することで発動する。
巨大なクラスターセルの斬撃を飛ばし、さらに黄緑色のエネルギーの斬撃を2連続で放ってトドメを刺す大技。
オンステージングカバンストラッシュ
ガンバライジングで使用。オンステージング鎧武プログライズキーをアタッシュカリバーにセットし、二刀流で斬撃を叩き込む。
ゲーム作品
ガンバライジングではバーストライズパックでの先行登場を経て、バーストライズ4弾にて正式登場。カードナンバーはトップバッター。パラレルバージョンもある。
スキャン演出では劇中での初変身のように一瞬目が赤く発光している。次弾のバーストライズ5弾でもレジェンドレアで収録。此方はメモリアルフィニッシュであり、バースト技に「アルティメットストラッシュ」が搭載されている。『memory_of_heroez』では強化形態の一つとしてこの形態も登場。
「絶対に乗り越えられる…『心』があるって分かったんなら! だって、俺達は…『仮面ライダー』だろ?」
ジャンプ! オーソライズ! プログライズ! イニシャライズ! リアライジングホッパー! A riderkick to the sky turns to take off toward a dream.
「滅、お前を止められるのはただ一人……! 俺だ!!」
スペック
身長:196.5cm
体重:87.0kg
パンチ力:59.1t
キック力:114.7t
ジャンプ力:ひと跳び165.7m
走力:100mを0.5秒
生物モチーフ:バッタ
概要
『仮面ライダーゼロワン』としての最終形態。最終話「ソレゾレの未来へ」で初登場した。外見はほぼライジングホッパーと変わらない。
「本当の強さとは心の強さ」という父からの言葉で憎しみを乗り越えた飛電或人が、飛電ゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライズver.で変身する。
所謂「最終回限定フォーム」の一つだが、リアライジングホッパーはあくまで基礎フォームの最終決戦仕様という位置づけ。
変身経緯
滅との最後の激突の最中、或人は悪意を振り切り、乗り越えた。それに呼応するかのようにライジングホッパープログライズキーが「ライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライズver.」に変化。
ゼロツードライバーを介してゼアが再生産したゼロワンドライバーに使用して変身した。変身音声の最後に流れる英語を意訳すれば「空へライダーキックを決め、夢に向かって飛べ」。
変身シークエンス
ゼアの補助無しで、緑と白の光の粒子が或人の身体を包み、或人の右側から徐々にライジングホッパーの姿を投影する様にして形成する。
変身音声の途中に挟まれる「イニシャライズ」とは、主にハードウェアを初期状態にしてから改めて使用する意味。悪意から解き放たれ、また『1』からやり直すという或人の決意を表している。
性能
外見と同様、各種機能面もライジングホッパーと同じ。キーに備わった新機能「リアライズ」によって、生成したライダモデルを一度量子分解。再度ドライバーに反応させる事で限界を超えた超高出力を発揮させている。
ゼロツーに迫る程の基礎スペックに強化され、効力が大幅に向上。ドライバーへの負荷も大きくなる為、出力全開での稼働時間はライジングホッパーより短い。その超高出力によって、高速移動時のエフェクトに黄色に加え青色が加わる。
ライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライズver.
ジャンプ!
ライジングホッパープログライズキーが変化した新たなプログライズキー。カラーリングはゼロツープログライズキーに似ており、起動音声の発音にもエコーが掛かり、ゼロツードライバーの待機音のインストと思われる音声が追加されている。
インベイディングホースシュークラブプログライズキーを更新して、レジェンドライダープログライズキーも含む全プログライズキーの中で最長の名称となっている。名称にもある通り、あくまでもライジングホッパーという扱いとなっている。
立体物
「DXメモリアルプログライズキーセット SIDE 飛電インテリジェンス」でメモリアルver.のライジングホッパープログライズキー、イズプログライズキーとセットで発売。
必殺技
リアライジングインパクト
ベルトのプログライズキーを押し込んで発動。青と蛍光イエローの光の軌跡を描く超高速移動で相手を翻弄しつつ接近。蹴りでの猛ラッシュを浴びせてから最後は出力全開のライダーキックを叩き込む。
立体物
魂ネイション2020特別開催記念商品としてS.H.Figuartsが2020年11月6日〜9日の3日間限定でプレミアムバンダイにて販売。一般販売されたライジングホッパーのリカラーアイテムで、変身直後の輝きをイメージし黄色のアーマー部をクリアパーツ化。
その上から塗装、黒のスーツ部もアーマーから光が漏れたようなグラデーション塗装がされており、通常のライジングホッパーと差別化されている。プログライズキーのバッタが描かれたクリアブルーの台座も付属。
備考
ネーミングは本作の主題歌「REAL×EYES」(読み方はリアライズ)に引っ掛けたもの。リアライズ(実現する・理解する)とリライズ(再び昇る)を掛けた上で現在分詞のリアライジングというシャレになっている。
アークゼロの出した「二度とゼロワンに変身できない」という結論に加えて、ゼアの「これ以上ゼロワンを強化するのは難しい」という結論も塗り替えて乗り越えた姿でもある。
「皆、ゴメン……やっぱりコレしか、思いつかなかった……!」
ヘルライズ! オーソライズ!
「変身!!」
プログライズ! Hells energy as destroy the world. HELL RISING HOPPER! HEAVEN or HELL it doesn't matter.
スペック
身長:197.1cm
体重:106.9kg
パンチ力:60.7t
キック力:116.3t
ジャンプ力:176.61m
走力:100mを0.4秒
生物モチーフ:バッタ
体重:106.9kg
パンチ力:60.7t
キック力:116.3t
ジャンプ力:176.61m
走力:100mを0.4秒
生物モチーフ:バッタ
映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』にて、エスが世界を破壊するために作り出した「ヘルライズプログライズキー」を強奪・認証して変身した劇場版限定フォーム。
変身音声の英語を意訳すれば「世界を破壊する程の地獄のエネルギー」「天国も地獄も関係ない」。変身中は余剰エネルギーによりありとあらゆる体液が沸騰させられ、ショック死寸前の筆舌に尽くし難い苦痛に苛まれ続ける。
どこからともなく流体状のバッタのライダモデルが降り注ぐ。アークワンとメタルクラスタホッパーを足したような不気味なエフェクトと共に、ライダモデルを生成。
或人の体に捻じ込み、溢れ出たモデルを変換してスーツとアーマーを形成し変身する。内部空間の或人は「壊す…壊す…」と悲痛なうめき声を出しながら血塗れの拳を振るう。
フォルムはシャイニングアサルトホッパーと同一だが、カラーリングと細部のデザインが異なる。黒をベースに赤いラインが血走るようにして走る。複眼の色は白。
胸部の「オービタルユナイト」に当たる部分には地球を図像化したシンボルが描かれており、口部にも赤いラインが追加された結果、クラッシャーのようにも見える。
戦闘能力
スペックはリアライジングホッパー以上ゼロツー未満。ヘルライズプログライズキーがもたらす圧倒的パワーもあって、純粋な戦闘力は最強クラス。世界を破壊する力を持つとされる。
あらゆる物体を隔離する閉鎖空間「ヘルライズ空間」を展開し、この空間の外縁部から外界を連鎖的に崩壊させられる。ただし全く制御出来ない。クラスターセルやシャインシステムのような遠距離攻撃手段を持っておらず、徒手空拳で戦う。
ヘルライズ!ヘルズホッパーズアビリティ!
外観
赤と黒が基調。アサルトグリップを装着したプログライズキーの特徴を残しながらもデザインを一新している。元で言うアサルトグリップに当たる部分は禍々しい形状になり、本体と一体化しているため脱着は不可能。
マークはネットワークともひび割れともつかぬ紋様。「SPシンボル」に当たる箇所には簡略化された地球が描かれている。キーを展開して現れる断面で、「ライダレリーフ」に相当する箇所にはエスの率いる教団の紋章の中心部が彫り込まれている。
概要
エスが奪い取ったゼロツープログライズキーをサウザンドジャッカーに装填する事で通信衛星ゼアのデータをジャック。続けて装填したブランクのプログライズキーに確保したデータを集積して完成させた。
ライダモデルは記録されていない。代わりにひたすら莫大なエネルギーを内包している。大元のキーから火力だけを抜き取って極大化したもの。
しかしキー自体もそのエネルギーに耐えきれておらず、火花を放っている。一度でも起動すると停止は不可能であり、起動後は独特のタイマー音が鳴り響く。
目的
世界を破壊するためのプログライズキー。サウザンドジャッカーとの連動で人間社会を壊滅させようとした。サウザンドジャッカーに装填して放たれる「サウザンドブレイク」が齎す衝撃波で周囲一帯を壊滅させられる。
立体物
2020年11月25日からプレミアムバンダイにて予約開始。劇場版限定フォームのアイテムでありながら3次受注まで行った。劇中の或人の台詞も収録されている。
アサルトグリップに該当する部分は最初から取り外し出来ない様に設計されており、無理に外そうとすると確実に壊れる。グリップのスイッチを押すとタイマーの音声が鳴るが、キーのスイッチを押すと、作中の欠陥仕様のタイマーが鳴らずに完成品の様な遊びも可能。
相性と相手のからくりの問題もあるとは言えゼロツーですら敗北した仮面ライダーエデンを圧倒する。このキーを破壊するため、或人はエスからキーを強奪。ドライバーで認証して無理やり変身。
ドライバーに装填されたヘルライズプログライズキーを立て続けに殴りつけて破壊を試みた。つまり自滅するための形態。しかし、結局この力によるプログライズキーの破壊は叶わず、乱入してきたゼロツーによって制止されると同時に変身解除した。
世界を滅亡させるだけのエネルギーがそのまま変身者に跳ね返って来るが、同時に即時の肉体再生も並行して行われる。
その結果、変身中の或人は攻撃動作の度に肉体のどこかしらが粉砕され、その都度修復されてはまた壊れた。特に右腕は変身が解除されても全体が血だらけになるほどの傷を負っていた。
必殺技
キーを押し込んで発動。エネルギーを拳に集約してライダーパンチを叩き込む。キーの破壊を必死で止めに来たエデンを振り払い、自爆同然の威力で使用した。シティウォーズではドス黒いエネルギーを纏ったライダーキックを叩き込む。
立体物
アクションフィギュアでは9月21日発売の「装動セイバーbook1」に収録。『セイバー』版装動からの変更点には対応しておらず、あくまでも「装動ゼロワン」からの出張。フィギュアの仕様も『ゼロワン』基準。
装動版シャイニングアサルトホッパーとは違って腹筋パーツが再現されており、シャイニングアサルトホッパーやシャイニングホッパーの腹部に付け替えられる。夏に映画が公開できた場合に合わせた発売スケジュールゆえ、発売日が映画の公開日よりだいぶ早かった。
「“ゼロツードライバー”。これが俺の夢の証……。人と人工知能が、共に歩んでゆく証だ!」
ゼロツードライバー!
「アーク……お前を倒す!」
Let's give you power! Let's give you power! ゼロツージャンプ!
「変身!」
ゼロツーライズ!
「やってやるよ! 父さんを超えて、ホントのゼロワンになる!! 変身!!」
ジャンプ! フォースライズ! ライジングホッパー! A jump to the sky turns to a rider kick.Break Down.
「叶えてみせる……俺の夢を! 父さんを止められるのはただ一人!俺だ!!」
スペック
身長:196.8cm
体重:92.1kg
パンチ力:9.1t
キック力:52.6t
ジャンプ力:ひと跳び63.6m
走力:100mを3.4秒
生物モチーフ:バッタ
体重:92.1kg
パンチ力:9.1t
キック力:52.6t
ジャンプ力:ひと跳び63.6m
走力:100mを3.4秒
生物モチーフ:バッタ
概要
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』に登場した劇場版限定ライダー。本編冒頭、アナザーゼロワンことウィルとの戦いで或人は飛電ゼロワンドライバーを奪われる。
ゼロワンに変身できなくなったところ、父親の其雄から渡された「フォースライザー」と手元に残っていた「ライジングホッパープログライズキー」を使って変身した。読みは「ゼロゼロワン」で、基本形態の名称は「ライジングホッパー」。
外見
ゼロワン ライジングホッパーと滅亡迅雷.netのライダーを折衷したような姿。スリムなゼロワンと比較してがっしりした体格かつ、メカニカルな見た目になっている。
スーツカラーとアーマーカラーは黒一色で、胸部のアーマーは仮面ライダー迅および滅のものと共通の形状となっている。マスク形状はゼロワンと酷似。複眼は滅亡迅雷のライダーやマギアに近い六角形。
変身
ベルト中心からは黒ずんだバッタのライダモデルが出現する。ドライバーを操作すると、飛び出たライダモデルからアーマーのパーツが分離。
周囲を取り囲み旋回→残った部分が無数の黒いバッタに分解され、或人に群がってスーツを形成。旋回するアーマーを誘導して装着し、変身が完了する。
スペックはゼロワン以上。アンダースーツの機能によって近接格闘力が強化。高速移動しながら対象に破壊エネルギーを叩き込む。衝撃を受けやすい部位を集中的に保護する事による総合的な防御力が向上されている。
ただし、フォースライザーがヒューマギアの使用を前提とした設計となっている関係上、装着や必殺技発時に或人自身が激痛に苛まれる。性能を最大限に引き出せるかどうかは或人の資質によるなど、ゼロワンよりもピーキー。最初はイズから渡された別のアタッシュカリバーを使用していたが、アナザーゼロワンに奪われた後は徒手空拳で戦った。
玩具再現
「DXメモリアルプログライズキーセット SIDE 飛電インテリジェンス」収録のライジングホッパープログライズキー(メモリアルver.)には劇中準拠の効果音や或人の各種台詞が収録されているが、001用の変身時の効果音が映画本編準拠のものとなっている。
変身後に起動ボタンを押すと決め台詞が流れる。DX飛電ゼロワンドライバーと連動させた場合と異なり、ライダモデル出現音や、技名のカットイン時の効果音が省略され、必殺技の効果音も通常のDXライジングホッパープログライズキーと同様。
必殺技
ライジングディストピア
四肢から赤黒い蒸気を噴出させつつ、超高速移動を行う。電子基板のような軌跡を引いて駆動し、1型の「ロッキングスパーク」とスピード対決を繰り広げた。
ライジングユートピア
右脚にエネルギーを収束し、渾身の飛び蹴りを叩きこむ。なお、技名の演出は1型やフォースライザーを使用する滅亡迅雷.netのライダーと異なり、通常のゼロワンと同様のパターンとなっている。
オーズズアビリティ(タトバシンギングカバンストラッシュ)
アタッシュカリバーにタトバシンギングオーズプログライズキーを装填し、相手を切り裂く。オーズとはバッタの力を操るライダーや劇場版にて歴史改変で怪人の支配する世界に迷い込んだという共通点がある。
タトバシンギングユートピア
ガンバライジングで使用。仮面ライダーオーズ・タトバコンボのデータイメージを保存した「タトバシンギングオーズプログライズキー」を起動してオーズを呼び出し、タトバキックをラーニングしてダブルライダーキックを叩き込む。
備考
アナザーゼロワン誕生の影響で改変された歴史で変身した(=他作品の介入が原因で生まれた存在)為、同映画に登場した1型と違い、本来のゼロワンの歴史には登場しないライダー。劇中では演出上、プログライズキー側の変身音の音量を控えめにされたり省略させられた。
アンダースーツはヘルブロスの改造であり、下半身の膝や太腿部分に名残が見受けられる。この001のスーツは後にブラッドスタークや仮面ライダーマッドローグらのスーツと組み合わせて仮面ライダー雷のスーツに改修された。
劇中の活躍
社長就任
ピン芸人「アルト」として遊園地で活動していたがクビになる。急逝した祖父・飛電是之助の遺言により唐突にAI企業「飛電インテリジェンス」の二代目社長に任命された。
当初は辞退するも、ヒューマギアの暴走を止めるために就任を決意。イズから飛電ゼロワンドライバーを受け取り仮面ライダーゼロワンに変身。暴走を鎮圧させた。
滅亡迅雷.netとの戦い
「ヒューマギアが人類を滅ぼす存在でなく、人類の夢であること」を証明すべく奮闘。苦悩しながらも、ハッキングされたヒューマギアを破壊していく。
彼がゼロワンであることは社内のトップシークレットだが、会社の隠蔽体質を否定するため第4話にて不破の前で変身した。戦いの中で次々と新たな姿に覚醒。最終的に一度は滅亡迅雷を壊滅させた。
お仕事対決
ZAIAからの買収を巡るお仕事五番勝負編では企業人として、仮面ライダーとしてアークマギアやレイダー、人間の悪意に立ち向かう。
政治力が高く自社のPRと相手のイメージダウンのために手段を選ばない天津垓に苦戦。サウザーに戦力的に負けていたこともあって劣勢が続いている。
メタルクラスタホッパーを制御可能になってからは戦力面で上回る。新型セキュリティによってアークマギア化による暴走もストップし、売り上げの回復にも繋がっている。
挫折
ヒューマギア自治地区の再興を否決され、5番勝負に敗北する。飛電インテリジェンスはZAIAの子会社として買収。或人は退社した。
その後は、不法投棄されたヒューマギアを、一人で回収・保護して回っていた。迅の活躍もありイズとゼロワンドライバーを取り戻す。
社長ではなくなっていたためゼロワンに変身できなかったが、イズがネット手続きで企業。或人を社長とする飛電製作所を立ち上げる。更にゼアが或人をゼロワンとして認めたことで再び変身権限を獲得する。
飛電製作所編
或人はヒューマギア自身の意志を尊重するようになる。再起動させた後はまずヒューマギア自身がどうしたいのかを確認している。その姿勢は滅亡迅雷の面々に影響を与えていき、単純な敵対関係ではなくなる。
基本的な業務は、ヒューマギアプログライズキーを使ったヒューマギア派遣サービス。新たな人工知能としてアイちゃんを製作。人間とヒューマギアとの共存の形が一つではない事を示した。
或人自身も自分で作り上げた会社に愛着を持ったようで、天津打倒のため飛電インテリジェンスに戻る事を誘われた際も「自分にも守らなきゃいけない会社があるから」と断った。
アークゼロの復活
通信衛星アークが仮面ライダーアークゼロとして復活したことを知り、。不破とともにアークゼロの破壊へと訪れるが、アークゼロの破壊力と悪意に惨敗する。人間を超えた人工知能の暴走の恐ろしさを前に、ヒューマギアとの共存という夢に疑問を抱く。
しかし、かつての副社長に鼓舞され覚悟を決める。圧倒的な能力差で人類滅亡の計画を着々と進めるアークゼロに対して、ヒューマギアと人類、双方の仮面ライダーの力を合わせることで食い下がろうとするものの圧倒される。
新ライダー製作
第39話でゼロワンではアークに勝てないとゼアに教えられ、ゼロツーの開発に乗り出す。第40話で完成した。『アークゼロとの次のコンタクトとその結果』の膨大な量のシミュレーションをイズが行い、その結果、イズと直結・保存されていたゼアのバックアップが再起動する。
イズのセントラルメモリーとヒューマギアモジュールをビームエクイッパーとして使用し、ゼアを内包したゼロツープログライズキーと、専用デバイスの飛電ゼロツードライバーが出来上がる。
ゼロツー始動
雷を変身者としてアークゼロが襲来。飛電製作所が吹き飛ばされる。或人は仮面ライダーゼロツーに変身。アークゼロを撤退に追い込んだ。
第41話では迅を乗っ取ったアークと対決。迅の抵抗、滅と共闘等有利な点もあり、有利に立ち回る。「ゼロツービッグバン」と「スティングディストピア」の同時攻撃を放ち、アークを撃破した。
アークワン変身
第42話では滅を止めようとしたイズが滅に壊される。或人はイズを失った悲しみをアズに付け込まれる。アズからアークワンプログライズキーを渡され、アークワンに変身。滅に復讐するため動く。
第43話では不破、唯阿、天津の変身能力を奪った。その後滅を圧倒し、乱入してきた迅を破壊した。第44話で不破はオルトロスバルカンに変身して或人に挑むが敗北。
だが「お前の夢は何なんだよ!?」と怒鳴りつけられた事で心が揺らぎ、ゼロツープログライズキーに宿るゼアの意志に、どうすればいいのか問いかけ内部空間に接続する。そこに現れたのは父・其雄だった。
ソレゾレの未来図
其雄に道を示される。さらに新たなゼロワンドライバーを生成。アークワンと滅の戦いでは、滅がアークドライバーを破壊。或人はわざと倒されることで、悪意を断ち切った。
その後、変異したライジングホッパープログライズキーを使い、ゼロワン リアライジングホッパーに変身。滅を倒すが、破壊はしなかった。悪意のぶつかり合いは双方が刃を収める形で決着。人とヒューマギアの全面戦争は回避された。
エピローグでは、以前のイズと全く同じ姿に作られた新たな秘書型ヒューマギアを起動した。「大丈夫!どれだけ時間がかかっても教えるから。俺達の思い出も、夢も、心も…俺の100兆個のギャグもな!」とイズの復元を誓った。
『ゼロワン ファイナルステージ』
アズの変身した仮面ライダーアークゼロワンや、彼女が組織させた「暗殺亡雷.net」と戦闘。前半は天津にゼロツープログライズキーを貸していたため、メタルクラスタホッパーで戦った。
暗殺ちゃんの変身したアークゼロと互角以上に戦えていたが、そこにアークゼロワンが出現。圧倒される。滅がアークの再来に不安に駆られていた所でゼアに接続。滅と夢について語り合い、それぞれ決戦の場に向かう。
最終決戦
終盤では不破からゼロツープログライズキーを返却して貰いゼロツーに変身。ゼロツーの予測はアークゼロワンを遥かに上回り圧倒する。「ゼロツービッグバン」をアークゼロワンに倒すが、アズの破壊には至らなかった。そして映画に続く。
『REAL×TIME』
飛電に挑戦を仕掛けてきたシンクネットのリーダーである仮面ライダーエデン/エスと熾烈な戦いを繰り広げる。1時間の内にエデンと三回も交戦。
終盤ではイズの変身したゼロツーと共に、仮面ライダールシファーと決戦を繰り広げ、世界を救った。今作の或人は不死身っぷりがとにかく目立つ。
- エデンvsゼロツー戦でベルトを剥ぎ取られて敗北。その後すぐにゼロワンドライバーを取り出して第2ラウンドを始めようとするが、エスに吹っ飛ばされビルを3軒ブチ抜く程ぶっ飛ばされるもアンダースーツが形成されていたので無事だった
- その後のエデンvsゼロワン(メタルクラスタホッパー)戦では飛蝗にナノマシンを喰らわせる事で再生を阻害して優位に立つ。この後、世界を滅ぼすパワーを持つヘルライズプログライズキーの攻撃にクラスターセルでギリギリまで防御していたが直撃。変身解除とものに掴まらないと歩けないほどのダメージを負う
- エデンvsゼロワン(ヘルライジングホッパー)戦では道連れ覚悟でエデンに特攻し、攻撃の度に骨が砕け、再生を繰り返す程の攻撃を行う
- vsルシファー戦では生身でアタッシュカリバーを壁に突き刺さる程の強さでぶん投げる。さらにその後変身した状態でルシファーと対等に渡り合う。
- その際変身したリアライジングホッパーは一時的な超強化な為変身者にも相応の負担が掛かるはずだが、平然と戦闘をこなす。相方と抜群のコンビネーションを魅せる
『ゼロワン_Others 滅亡迅雷』
『REAL×TIME』の1年後、ヒューマギア事業の更なる海外進出に向け、グローバルな衛星間通信を可能とする新型衛星:ウィア(WE'RE)初号機の打ち上げに参加。
宇宙野郎昴を含めた宇宙飛行士ヒューマギア2名と共に、約1週間に渡るミッションの遂行に精を出していた。しかし、或人が地球にいない1週間の間、新たなる脅威が迫る。
『スーパーヒーロー戦記』
同じ令和ライダーであるセイバーとの初共演。今作では「八犬伝」の世界に登場しているためか服装が着物に変更されているが、パーカーや服装の色など所々に本編の面影を残しつつ和風にアレンジされたものとなっている。
ラプター283を救出するためにゼロワンに変身して怪人軍団と対決。リュウコマンダー、ワシピンクらと共にライダーワルドを撃退する。
その後は一度仲間たち共々アスモデウスの策略によって消滅するが、青年と飛羽真の尽力によって復活。アスモデウスの野望を阻止した。
この時点の時系列は不明だが、映画劇中ではジオウと久し振りに会って嬉しそうに話している場面もあるので、少なくとも『令ジェネ』より後の或人と思われる。
先行登場
「祝え! 新時代の幕開けとなる令和の象徴! その名も“仮面ライダーゼロワン”!」
『劇場版仮面ライダージオウ Over_Quartzer』にて登場。ウォズの祝辞と共に姿を現し、その姿を観衆の中からソウゴが呆然と眺めるシーンがトレーラーに写っている。
劇中ではソウゴが見た「ジオウの放送が終わり、新しいライダーが始まる夢」の中で登場。決戦の後、生き残っていた仮面ライダーゾンジスの前に現れ、近接戦闘で圧倒した後フライングファルコンにチェンジしてトドメを刺した。
役割
彼が現れることが出来たのは、ソウゴがオーマジオウが存在する未来の力を受け継いだことでソウゴがオーマジオウとして君臨する未来=ジオウの放送が続く未来が消え、令和ライダーへとバトンが受け渡されたためだと思われる。
このシーンの撮影時は情報解禁前だったため、現場ではキカイダー01が登場していた(ウォズの祝辞もキカイダーのものになっていた)という。
─────────────────────
以上です。これで紹介を終えます。