【平成初のネタキャラ!】ズ・ゴオマ・グ【究極にかわいい? 仮面ライダークウガ】

2022年1月2日日曜日

仮面ライダークウガ 怪人解説

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 今回解説する怪人はズ・ゴオマ・グです。

ゴセゾガ ラブリスバ(俺を甘く見るな)ゴセバ(俺は)…!俺は…今に!」
目次
  • ズ・ゴオマ・グ
    • 概要
    • 外見
    • 太陽光
    • ネタキャラ
    • 関連人物
      • ラ・バルバ・デ
      • ゴ・ザザル・バ
      • ゴ・ガドル・バ
      • ン・ダグバ・ゼバ
    • 中の人
  • 怪人態
    • スペック
    • 概要
    • 戦闘能力
    • 弱点
  • ズ・ゴオマ・グ強化体
    • スペック
    • 概要
    • 強化経緯
    • 戦闘能力
  • ズ・ゴオマ・グ究極体
    • スペック
    • 概要
    • 進化
    • 戦闘能力
    • 客演
  • 劇中の活躍
    • 参戦
    • 従者
    • 偶然
    • 反逆
    • 究極
    • 最期
  • 漫画版
    • 描写
    • 活躍

ズ・ゴオマ・グ(人間態)
 『仮面ライダークウガ』の登場怪人の一体。初登場はEP:2「変身」。最序盤から長期に渡って登場し続け、同作を代表する敵キャラクターの一人。演じたのは藤王みつる。

 概要

 ズ集団の一人。バラのタトゥの女と共に終盤まで、敵であるグロンギ側のドラマの主要キャラクターとして物語を支えた。主にバルバの従者として雑用に勤しむ。古代では先代のクウガ変身したペガサスフォームのブラストペガサスに敗れた。
 劇中ではグロンギがどのようにして人間体から怪人体に変化するかがじっくりと描かれている珍しい例である。(他のグロンギは尺の都合上、一瞬で変化する)

 外見
 バルバによる召集を受け集団に加わって以降は、真夏でも厚手の黒いコートと帽子、更に蝙蝠傘により徹底防御している。この季節感の無い姿も良くネタにされる。とても怪しい姿なので早い段階で未確認生命体の人間体と認定されていた。
 初登場時に着ていた服は何故か変身時に破いてしまい、人間体に戻った際には全裸にシーツを巻いて物陰に潜まざるを得なくなるなどかなり情けない有様になっていた。顔色も非常に悪いが、日焼け止めでも塗っているのか否かも不明。

 太陽光
 コウモリの特性が強く反映されているのか、姿に問わず異常に太陽光や紫外線、ヘッドライトなどの強い光に弱い。陽光の下に晒されただけで短時間で火傷してしまう。この特性故に有利に戦いを進めていた状況でも撃退されてしまった場面も見られる。

 ネタキャラ
 役者の熱演の甲斐あって延命。ネタキャラとして活躍する。グロンギ語のセリフが一番自然など、全体的にファンから親しまれている。
 中盤以降、ゲゲルの順番を尋ねては、グロンギに見事なタイミングで張り倒されるという漫才のような掛け合いが時々行われた。ヒドイときはギノガに口づけされ毒胞子を注入されたこともある。重厚な物語の中でも一種の清涼剤として視聴者を和ませた。

 関連人物

ラ・バルバ・デ
 バラのタトゥの女。グロンギを率いる存在。「ゲゲル」の参加権を失ったゴオマを従者として使う。ゴオマは他のズ集団など、多くのグロンギ怪人達から見下されている。多少は便宜を計ってくれていた面も見受けられた。

ゴ・ザザル・バ
 「ゴ」集団のプレイヤー。馬鹿にされた恨みと強化態に成長し調子に乗ったことからかゲゲル中に接触。バルバの居場所を聞こうとしたが相手にされなかった。
 無理矢理聴こうと「ゲゲル」の邪魔をしたことでブチキレたザザルに一蹴された。なおその後人間達に法則をも見破られ、イライラの内に撃破された。シナリオ上でも完全な噛ませ扱いを受ける。

ゴ・ガドル・バ
 「ゴ」最強の存在。強化された筈のゴオマを易々と退けた実力者。

 「ン」の称号を持つグロンギ最強の存在。ゴオマの反逆も全ては「整理」から逃れる為。

 中の人
 演者の藤王みつるは日本の俳優、ダンサー、振付師として活動。1996年に映画『人間の翼 最後のキャッチボール』に主人公の兄・石丸藤吉を演じた際、ゴ・ガメゴ・レ役の酒井一圭本田耕一役で共演した
 クウガ15周年記念のラジオ内でオダギリジョーは「一番好きな未確認生命体」としてズ・ゴオマ・グを挙げている。特に藤王みつる演じる人間体の役回りが面白いとのこと。

ズ・ゴオマ・グ(怪人態)
「ガギツバ クウガ…ジガギヅ シザバ(あいつはクウガ…久し振りだな)」

 スペック

種族:グロンギ族(コウモリ種怪人)
呼称:未確認生命体:第3号(B群2号)
身長:206cm
体重:167kg
特色/力:鋭いキバとツメ、飛行能力、吸血

 概要
 コウモリの能力を持つグロンギ。哺乳類がモチーフだが、ダの名を持つ怪人(サイなど)ではなく鳥類のグロンギ怪人(フクロウコンドルなど)同様、グの名を持つ。人造人間キカイダーでも使われたイソップ童話卑怯なコウモリ」の影響だろうか。
 未確認生命体:第1号のズ・グムン・バと同様、復活直後より行動を開始していたと推察される。夜行性である為に活動が遅れたと思われる。登場時点ではグロンギ全体で「ゲゲル」の体制が整っていなかった段階であり、ゴオマが先走って好き勝手に動き回っていただけ

 戦闘能力
 両腕に備えた翼により空中を時速120kmで飛行可能。東京-長野間(350km以上の距離)も一晩で往復できる。明かりの一切無い暗闇でも自由に活動できる。頭頂にある器官から周囲に超音波を発し、反射させた音波を頭部の大きな耳で捉え周囲の環境を把握している。
 武器は鋭い爪と牙。爪で獲物の身体にガッチリと食いこませるコウモリなので天井にぶら下がる事が出来、この能力は人間体の状態でも使用可能。生物の生き血を好む吸血用の鋭いキバ一晩に牛一頭や人間5人の血を平らげてしまうなど、結構な大食漢である。

 弱点
 飛行時には超音波を発し続けている特性が知られてからは科警研が開発した探知機で居場所を特定されるようになってしまい、時には超音波発生装置によって攪乱されてしまうなど、弱点となってしまった場面も多い。
 中盤ではガルメのゲゲル時に再起を賭けてクウガに挑んだがまったく敵わずバダーが割り込んだ隙に再び逃走するハメになる。

ズ・ゴオマ・グ強化体
ゴセパ・ゴセパ(俺は、俺は)……手に入れたんだ、ダグバの力を!!」

 スペック

身長:208cm
体重:198kg
特色/力:鋭いキバとツメ、飛行能力

 概要
 ゴオマが体内に強引に取り込んだ「闇の力」により強化された姿。腹部には、ダグバのゲドルードの破片を取り込んだ傷跡が残されている。飛行能力などはそのままに、素の身体能力が飛躍的に強化された。
 「ゴ」に匹敵する戦闘能力を得た他、陽光の下でも活動出来る。一目で分かる長くふり乱した頭髪を始め胸や大腿部など全身の体毛が伸びた。人間態でもコートを脱ぎすて筋骨隆々な肉体を見せる。肌の色も自然になった。

 強化経緯
 偶然にもダグバのバックルの欠片を入手。バックルの欠片を取り込めば力を得られるが、それをするとバルバやダグバに目を付けられてしまう。無謀な賭けは避け、「もしもの時の保険」として御守のようにバックルの欠片を懐にしまっていた。
 だが実力者のゴ・バダー・バが戦死。ダグバによる見込みの無い下位集団の「整理」が始められる。ダグバ”の影に抗うべく、「ン」のバックルの欠片を体内に取り込んで強化態へと変貌した。

 戦闘能力
 強化されており、「ゴ」であるゴ・ザザル・バとも互角以上に戦える様になった。赤のクウガをもパンチで圧倒。それでも流石にゴ・ガドル・バとの一騎打ちでは簡単に打ちのめされた。
 強引な強化の影響からか肉体の変化に関するコントロールが儘ならず、ダグバの居場所を知るべく襲撃したバラのタトゥの女にも嘲笑を受ける。

ズ・ゴオマ・グ究極体
「ダグバが来るまで…何人死ぬかな?」

 スペック

身長:211cm
体重:227kg
特色/力:鋭いキバとツメ、飛行能力

 概要
 禍々しい姿と化した完成形態。頭髪は人間・怪人問わず真っ白になった。肌が光沢のある漆黒に変化。肩や脹脛から伸びたカッター上の突起や膝に現れた紋様、全身に走る血管のような筋など、後の黒のクウガやダグバと共通する意匠を持つ。
 だが左右対称で完璧な姿をしているダグバや黒のクウガとは違い、部分的に崩れて歪になった左右非対称の姿。デザイナー曰く「結局は借り物の力では長持ちしない証」とのこと。例え生き延びても自滅は早かったのかもしれない。

 進化
 ガドルに敗北。嘲られながらも挑もうとするが突如、激しい苦痛に襲われ已む無く逃亡。ガドルの追跡を振り切りなんとか逃げ延びる。
 ところが急激な肉体の変化に伴う想像を絶する苦痛に倒れ伏す。それでもゴオマは怨念とも呼ぶべき執念を以て、それに耐え抜き、遂に「闇の力」を制するのである。

 戦闘能力
 鎧の様に変化した皮膚はタイタンソードの刺突が刺さらず、斬りつけられた部位も即座に修復してしまう。マイティキックを軽々と撥ね除ける程の身体能力を発揮。この時点での進化のレベルは「金の力」を得た雄介に匹敵する。警官隊を虐殺し、クウガすら退けた。

 客演
 『仮面ライダーディケイド』以降の映像作品では全て究極態が登場している。MOVIE大戦2010』ではスーパーショッカーの怪人として登場した。恐らく蝙蝠男の代役と思われる。
 『仮面ライダーフォーゼ』では第2話のネット映像に究極体が登場。バヂスザインと共にクウガマイティフォームと戦っていた。時期は不明だが、本来この姿でバヂスやザインと戦うことはありえない為、クウガ完結後と思われる。
 仮面ライダーウィザード』では魔宝石の世界の住人として登場。仮面ライダーWを空から襲撃しようと試みるが、ジョーカーエクストリーム返り討ちにされ空中で爆散した。

劇中の活躍

 参戦
 復活直後、ゲゲルの開始に先立って長野から東京へと赴き、長野市内のサン=マルコ教会のホセ神父を殺害して成り代わる。休業状態にした教会を根城にし夜な夜な市内各所へ出没しては吸血活動をしていた。
 程なくして目撃情報から教会を突き止めた一条刑事、彼を助けにきた雄介=クウガと交戦。乱入したグムンが戦闘を引き継いだものの、5時ごろ、夜明けが来たことで自身は逃走を余儀なくされ、結果として根城を失ってしまった。

 従者
 バラのタトゥの女と接触。好き勝手に動き回ったうえ悪びれもしない態度を取ると軽く制裁された。他のズの面々と同じくバラの花びらを受け取り「ゲゲル」の資格を持つ集団に加わった。彼らと共の東京へとその活動場所を移す。
 以降は仲間達に虐げられつつバラのタトゥの女の従者として働かされる日々を過ごす。ゲゲルの資格はゴオマがゲゲル開始前に無用な殺人を犯した罪で剥奪されていた。本来なら処刑されてもおかしく無い所を生かされている為ある意味周りの対応は緩い。

 偶然
 「ゲゲル」の資格が「」から「」に移行。それでも諦めず、同じく血気に逸ってゲゲルの権利を求めるズ・ザイン・ダを嘲る一幕もあった。
 バルバの指示で「ゲリ・ザギバス・ゲゲル」に向けた「ゴ」の専用装備「バグンダダ」制作のための発掘を行う。飛行能力を活かして東京から長野・九郎ヶ岳遺跡周辺へと移動し、そこで古代の発掘マシーンを使って遺物を回収。
 そのまま東京へと舞い戻る、という往復作業を繰り返していた。発掘作業の途中、古代に破損して失われていた「ン」のバックルの欠片を入手する。

 反逆
 「ゲリ・ザギバス・ゲゲル」が開始される。ゴオマは欠片を隠し持っていた。「究極の力」の根源に至る道を得たのである。並行して「ゴ」による「ゲリ・ザギバス・ゲゲル」が開始された。
 欠片を隠し持ち続けていたが、ダグバによる「整理」が迫ると、自らの生存が危ぶまれる。ダグバに反逆するため、欠片を取り込んで強化態になる。

 究極
 力を乗りこなしたことで究極体への覚醒を遂げる。ダグバに見せつけるように千葉県流山市で民間人を殺害。流山署の警官隊の包囲も壊滅させてダグバ暗殺のため茨城県へと移動(ダグバも呼応するかのように、福島県から茨城県で粛清しながら南下している)。
 その後も、力を誇示するかのように警官隊を蹂躙。美浦村では駆けつけたクウガを圧倒。一条薫による超音波での妨害をも強引に排除。マイティキックカラミティタイタンをまったく寄せつけない強さを見せた。

 最期
ダグバ!ジャデデジャス(やってやる)!……ババサズ・ボソグ(必ず殺す)!!

 山の彼方から突如、唸り声とも取れる異常な音が鳴り響き、が到来。ダグバの気配を感じ取り、クウガと一条を殺さずに雄叫びを挙げ、声の方向である森に飛び去る。突如として起こる稲妻。暗闇の中、探索に向かう五代と一条。
 探索する一条の右手に、一滴の赤い雫が落ちる。2人が樹上に目を向けると、そこには人間態のゴオマが、血を滴らせた姿があった。
 ゴオマは糸が切れた人形のように突如地に落ちるも、その体が二度と動くことはなかった。ダグバを殺そうと必死になっていた彼は、一瞬でダグバに粛清されたのだ。
 爆発せず残ったゴオマの死体は警察に回収・解剖され、結果クウガとグロンギ怪人は本質的には全く同じ存在だと判明。そのデータは神経断裂弾の開発に大きく貢献した。

漫画版
 グムン没後に行動を開始。「2日で20人の若いを殺す」というゲゲル挑戦夜な夜な女性を襲って殺害していた。
 原作とは異なり、血を吸って殺害した相手をゾンビとして操れる(ただし、日光を浴びると消滅する)。初代仮面ライダーにおける蝙蝠男のオマージュか。コウモリのは任意で収納できるようになっており、格闘時には閉じている。

 描写
 原作以上にコミカル度が増し、マゾヒストのようなキャラ付けにされた。基本的にバカ。人間体は沢渡桜子の通っていた教会で神父を務めていた真鍋という男を殺して成り代わった際のもの。

 活躍
 桜子さんを襲撃するものの、先代の意思を次いでクウガに変身した五代雄介に追い払われてしまい、ゲゲルの資格を失う。以降原作同様下っ端生活を送る。
 バルバの腰巾着としてそれなりに出番は多かった。強制的に完全体にさせられ、筋肉モリモリに膨れ上がって暴走しグロンギを抜けたがるメ・ガリマ・バの粛正に向かうも、首を刎ね飛ばされ敗北。
 だが生きており、後に沖縄にて一条の前にバルバのお供として再登場。全身に縫合のような跡があり全快とはいかなかったようだが。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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