今回解説するライダーはサガです。
「貴様に王の判決を言い渡す。死だ」
目次
- 登太牙
- 概要
- 描写
- 過去
- 職業
- 人間への見方
- 備考
- 仮面ライダーサガ
- スペック
- 概要
- 変身
- 外見
- 戦闘能力
- 性能
- 頭部
- 胴体
- ◆武装
- ◇ジャコーダー
- ◇ウェイクアップフエッスル
- ◇サガークベルト
- 眷属
- ◇サガーク
- ◇マザーサガーク
- ◇ククルカン
- ◆必殺技
- 備考
- サソードとの共通点
- 仮面ライダーダークキバ
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 戦闘能力
- 負担
- その他の装着者
- ◇先代キング
- ◇紅音也
- 装備キバットバットⅡ世
- ダークキバットベルト
- フエッスル
- ウェイクアップフエッスル
- シールフエッスル
- ドランフエッスル
- ブロンフエッスル
- 必殺技
- 外伝作品の活躍
- 劇中の活躍
- 渡との不仲
- 反旗
- ダークキバ変身
- 最終決戦
- ◆シリーズ他作品での活躍
- ◇仮面ライダーディケイド
- ◇仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
- ◆ゲーム作品での活躍
- ◇仮面ライダーバトル ガンバライジング
- その他
【初戦闘】
登太牙
「どうしてみんな、僕から去っていくんだ!」
『仮面ライダーキバ』の登場人物。仮面ライダーサガの変身者。1986年生まれの21歳→22歳。生年月日は不明。演じたのは山本匠馬。
概要
第32話より登場。キング(バットファンガイア)と真夜(パールシェルファンガイア)との間に生まれた息子で、現代編のキング。ファンガイアではあるがファンガイア態は明かされなかった。
怒ると複数の蛇のようなオーラを出す。左手に黒い革手袋を着用しており、その下の掌と甲にそれぞれキングの紋章がある。他のファンガイアと異なり、血の色が青い。黒髪の持ち主。食べることは嫌いで、水しか口にしない。
描写
ほぼ生まれながらにしてキングとなった彼は、王としての威厳・実力もさることながら、ファンガイア一族を守るという使命感と責任感が強い。自らの行動や考えが最善である事を信じて疑わない。
気を許した相手には優しさを見せることも多い。紅渡と、フィアンセの鈴木深央への想いは格別だった。しかし想いの強さゆえか、強引すぎる一面もあり、ふたりとの心の距離は徐々に離れていった。
親しい者への愛情とそれ以外の者への非情さの二面性が深央や渡に理解されない。自分だけが責任をかぶればよいという傾向が強く、他者からの誤解は受けやすかった。
身勝手な面
深央の心中にある渡への想いや葛藤を全く察しようとしないなど、実際は親しい者への愛情表現さえも父親である先代のキング譲りの独善的なものである。皮肉にも太牙の思惑とは裏腹に渡や深央との間には少しずつ溝が深まる。
母親である真夜から中々キングとして認められない苛立ちも合わさる事で、次第に孤独感や焦燥感に苛まれるようになっていった。そんな状況に焦りを感じるようになってしまう。
過去
1986年、先代キングが力尽きる際、まだ赤ん坊だった彼の手にキングの紋章が浮かび、力が継承された。ビショップ曰く、歴代キングのなかでも1、2を争う強さだという。
キャッスルドラン内部でチェックメイトフォーのビショップ(スワローテイルファンガイア)の教育の下で育てられた。
その後、嶋の手により育てられた。モルモットでも見るかのように登太牙を見る嶋の視線と態度が、彼の人間に対する強烈な嫌悪を決定づける。
不満が爆発したある日、彼はファンガイアの力を使って彼を襲撃。嶋の背中に大きな傷を負わせた。幼少の頃の紅渡と会っており、彼にとっての初めての親友となった。しかし、突然彼の前から行方をくらました。
職業
表向きの顔は巨大投資企業「D&P」の若社長。革新的な発明をした技術者への投資を行う。だが実は幹部全員がファンガイアで占められている。
裏では人類を進化させる新技術を「人間の進化(ファンガイアにとっての脅威の発生)の抑制」という使命の元に葬るべく、投資を求めてきた科学者などを密かに抹殺していた。
ただし、人間の進化に繋がるとしてもファンガイアへの転用の価値があるなど、自分達の利益になるなら投資をすることもある。
裏切り者や敵対者には容赦なく裁きの鉄槌を下す。抹殺対象が人間なら配下のファンガイアに任せるが、抹殺対象がファンガイアである場合のみ自ら出向き、サガに変身して粛清する。
人間への見方
基本的に家畜・食料としか見ていない。幼少期にいじめっ子から救い親友となった渡だけは温かく接していた。再会した時は喜びあっていた。しかし渡が弟(異父兄弟)であることが判明。以降は彼を一族に迎え入れ、共に人間を管理しようと誘いかけるようになる。
人間の可能性を信じて『共存』という方法を提案する渡の案を無視。彼を自分の右腕として従わせようとして、渡との関係は決定的に決裂する。
無理矢理一族に迎える為にビショップに命じ、渡のなかにあるファンガイアの血を活性化させ、親しい人間達との仲を壊そうとした。だがその策略が、結果的に、渡がファンガイアでもなく人間でもない、自分らしく生きることを決意させてしまった。
備考
演者の山本氏は劇場版では白峰天斗を演じているが、公式でTV版とはパラレル扱いになっているため、ただのそっくりさんという認識でよい。
撮影時期が近かったのか渡役の瀬戸氏は「大牙くん」と呼ぶシーンを「白峰さん」と間違えて呼んだとか。ガンバライジングの描写を見るに紅音也を呼び捨てでもなければ「義父さん」ではなく、『音也さん』と呼んでいる様子。
仮面ライダーサガ
「僕のものになれ、渡」
スペック
身長:205cm
体重:110kg
パンチ力:12t
キック力:35t
ジャンプ力:ひととび90m
走力:100mを2秒
概要
『仮面ライダーキバ』の3号ライダー。ファンガイア族がチェックメイトフォーの一角で、全ファンガイアの頂点に君臨する「キング」のために太古の昔に造った「運命の鎧」。
三種類存在する王の鎧の中で最も初期に造られたため、専用武器はジャコーダー1つ、所持するウェイクアップフエッスルも1つだけと必要最小限しかない。他種族の殲滅用のダークキバに対し、こちらは裏切り者の抹殺が目的。
腹部に巻き付いたサガークに、ジャコーダーを挿して変身の意思を伝える。引き抜くことでウロボロスを模した円盤「マンダテーブル」が回転。太牙の魔皇力を極限まで覚醒させることでサガへと変身が完了する。
外見
モチーフはヘビ。基本カラーは銀、複眼は青。キバ、ダークキバとは異なり、ファンガイアの特徴でもあるステンドグラス状の装飾が多分に見られ、神々しい。
デザインはキバ(キバフォーム)の生物的デザインとは対照的にヨーロッパ風ゴシック建築を取り入れているとの事。
本来ならファンガイアのキングである太牙は闇のキバの鎧もしくは黄金のキバの鎧を継承するはずだったが、母親である真夜が前者を実質的に封印、後者を異父弟に託していたために代用としてサガの鎧を使用していた。
戦闘能力
蛇の力を内包。フエッスルを使用せずとも眷属であるヘビ型のモンスターを使役できる。使用されている魔皇石は一つのみだが、レア度が段違いで、キバエンペラーフォームと同等以上の力を持つ。渡がザンバットソードを手に入れると圧倒された。
剣状のジャコーダーロッドによるスピーディーなフェンシングスタイルと、鞭状のジャコーダービュートで標的を捕縛し叩きつけるパワフルな戦法を使い分ける。あらゆる距離での戦いに対応が可能。
性能
頭部『サガ・ペルソナ』
様々な情報収集器官装置が集約するマスク。キバのペルソナのベースともなっているため共通部分がいくつか見られる。防御、情報収集などの能力はキバのそれと同等。
ヘビの意匠をもったサガ・ペルソナの補強フレーム『バイパーフレーム』はルシファーメタル製。装着者の頭部をより堅牢に保護する。
内部には無数のナノマシンが循環しており、ペルソナに破損部分が発生した場合は、瞬時にこのフレームを通り、ナノマシンによって補修されるシステムが組まれている。
ファンガイアの体組織に酷似しているステンドグラス状のパワーグラス『エターナルグラス』は胸部にあるエターナルラングと対となったパーツ。
太牙の体内から放出される魔皇力を随時蓄え、装着者が万が一危険な状態に陥っても、ここから生命維持に必要なエネルギーを供給し、装着者を守る。
感覚器官
巨大な視覚増幅装置『ダークレンズ』は前方200度、遠方距離300mの視覚情報を得る。真の闇の中でも視覚情報を得ることが出来る他、敵の弱点を探す事に貢献する透視能力を持ち、敵のウイークポイントに技を確実にヒットさせられる。
犬の嗅覚並の検知能力をもつ嗅覚増幅装置『ワイルドノーズ』は人の100万倍を超える嗅覚を得た。逃走したファンガイアの足跡も、この嗅覚で魔物臭をかぎ分けて追跡可能。
聴覚増幅装置『ダークフォン』は装着者の意志によりその感度を調節でき、最大感度にあげれば2km先の針の落下音さえも聞き分けることができる。
鋭く研ぎ澄まされたルシファーメタルで作られた金属牙『バイパークラッシャー』は1.2tの顎力を持ち、直径8cmほどの鋼鉄玉を瞬時にかみ砕ける。
大気清浄装置を内蔵。あらゆる毒素を分解浄化する。真空の状態でも、その空間に存在する物質から呼吸に必要な物質を精製し、取り込む。
魔皇石
チャクラにマウントされた赤い魔皇石は「禁断の実」と呼ばれる最初に発見された魔皇石。キングスクラウンと呼応することで、太牙の中の眠れる魔皇力を極限までに引き出し、増幅させる力。
ルシファーメタルのフレームは、放射線状のリブをもつことによって魔皇力の余剰エネルギーを分散させ、本体を守る。
魔石「ファングストーン」で作られたサガの王冠『キングスクラウン』はキング専用の鎧である事を示す、王冠をその意匠としている。
ダイアモンドに匹敵する硬度を持ち、なおかつ魔皇石と同等のパワー増幅力を持つ。額中央に配置されている紅の魔皇石と呼応し、サガのパワーを極限までに高めることに貢献している。
全身
魔皇石の中でも最も貴重とされる漆黒の魔皇石は、キバの鎧右脚にある宙・水・地の魔皇石3つ分に匹敵する増幅力をこのひとつで担ってしまうほど強力な石。極めて貴重な石で、ファンガイアのキング伝承者のみが受け継ぐといわれている。
インナースーツ『ドランメイル』はガオーラドランの表皮製。あらゆる極寒、灼熱の環境に対応し、装着者のアクションにとって、常にベストコンディションの状態を提供する。
『デュナミスカテナ』がサガのアクションをサポートする。サガの意思を先読みして意思を持つが如く伸縮し、サガの運動能力を数倍にも高めている。
胴体
頭部から胸を守るルシファーメタル製の襟状アーマー『バイパーカラー』の内側にはパワー増幅のためのルシファーゴールドが蒸着加工されている。目に見えないシャドウベールを生成し、サガの上半身を強靭なバリアで保護している。
ファンガイアの体組織に酷似しているステンドグラス状の胸アーマー『エターナルラング』は太牙の体内から放出される魔皇力を随時蓄え、装着者が万が一危険な状態に陥っても、ここから生命維持に必要なエネルギーを供給し、装着者を守る。
四肢
肘アーマー『バロッキングエルボーアーマー』、ブレスレット『バロッキングブレス』、肩部装甲『バロッキングアーマー』、膝アーマー『バロッキングニーアーマー』、脚力増幅器『バロッキングアンクレット』は貴重な魔石・ファングストーン製。
ファングストーンは魔皇石にも匹敵する魔皇力の増幅能力をもち、その強度もダイアモンドとほぼ同等の硬度を持つ。サガ腕力やキック力、ジャンプ力等を数十倍にも高めている。
足裏『魔斬口』はサガの力をウエイクアップさせ、必殺技である<スネーキングデスブレイク>を発動させる際、敵へインパクトする瞬間に、強大な増幅魔皇力を放出するエネルギー口。
装備
ジャコーダー
変身用キーにして、サガ専用のリコーダー型汎用武器。外見はシンプルな白い縦笛。剣状の「ジャコーダーロッド」と、鞭状の「ジャコーダービュート」の2形態を持ち、サガの意思に呼応して自在に変形可能。名前の由来は「蛇+リコーダー」。
直接攻撃の他にも、魔皇力を電撃のように走らせ攻撃に使うことが可能。変身しなくとも武器としての使用自体は可能。
最初に作られた覚醒笛であり、ジャコーダーから笛としての機能のみを切り離したのがフエッスルになる。つまりジャコーダーは全てのフエッスルの起源である。
ジャコーダーロッド
ロッド剣形態。高速の刺突といったフェンシングスタイルを執る。パワージェネレーター『デュナミステーブル』はキーグリップを通じて得たサガの魔皇力を増幅し、ジャコーダーに凄まじい破壊力をもたらす。
赤い刀身『バイパートング』はブラッディアイアンという一種の形状記憶合金製。キーグリップをとおして得たサガの意志を受け、多種の用途に変質する。
ジャコーダービュート
ムチ形態。牽制・捕縛に重用。持ち手『キーグリップ』を握る事でサガの神経と接続し、2種類のモードを切り替える事ができる。
柄『コブラハンマー』は恐るべき強度を持つルシファーメタル製。強烈な打撃ハンマーとしても使用でき、近接戦闘時には非常に有利な武器として使用できる。打撃を行った際には、先端から瞬間的に魔皇力を対象に注ぎ込み、破壊する。
ウェイクアップフエッスル
仮面ライダーサガが必殺技「スネーキングデスブレイク」を発動する際、サガークが吹き鳴らす白いフエッスル。ジャコーダーから必殺技起動キーとしての役割を抜き出し、後のフエッスルの体系を作り出した。
サガークベルト
サガークが太牙をファンガイアの王として認識したあと、腰に巻き付く際に変化した変身ベルト。表面には、互いの尾を食い合う2匹の蛇の意匠が2組刻まれた「マンダテーブル」があり、これはサガークの動力である生体エンジンの一種。
ベルト側面の『ジャコーダースロット』にジャコーダーを挿入すると、覚醒エネルギーをサガの身体に送り込む。
サガークの牙の部分『サガークジョー』はフエッスルのスロットにもなっており、ここにウエイクアップフエッスルを挿入するとサガの魔皇力が全解放され、必殺技が発動可能になる。
性能
シルヴァテンタクルの内側に納められた装着用のベルト『ホールディングベルト』。はガオーラドランの革でできており、耐久性は非常に高い。
サガークの活動エネルギーを生む一種の生体エンジン兼、エネルギースタビライザー『マンダ―テーブル』は変身時や必殺技時などに高速回転。
強烈な魔皇力の余剰エネルギーを分散し、サガのエネルギーを安定させる。その他、コミュニケーション器官も兼ねており、ここに手を触れることでサガークと意思疎通を行える。
眷属
サガーク
スペック
幅:260mm
体重:972g
パンチ力:0.8t
飛行最高速度:65km/h
概要
ファンガイアの王を守護するため太古に作られた人工生命体。ファンガイア族の間に伝承する「命宿すゴーレム」の生成法にのっとり造られているため、失われた古代ファンガイア語を話す。変身時には辛うじて「変身」「ウェイクアップ」が聞き取れる。
大牙はサガークとは幼少期から一緒にいたこともあり、意思の疎通が出来る。UFOみたいな外見だが一応『蛇』がモチーフ。とぐろを巻いた蛇を象っており、ヘビを模した造形をいたる箇所に確認できる。
性能
サガークの力を増幅させる蒼い魔皇石を通じてサガのパワーコントロールを担う。目『サガ―クアイ』は上空1000mから地上のアリをも識別できる超視力の他、厚さ3mの鉛の壁の向こうを透視でき、更には光源の無い真の闇の中でも視界を確保する。
黄金の牙『サガ―クジョー』から超音波を発し、音波ナイフで厚さ1mの鉄板を瞬時に分断する。脚『シルヴァテンタクル』は触覚器官となっている。8本の脚で適格者の腰を認識するため、太牙以外の者をサガに変身させる事はない。
玩具
平成ライダー初の「光る!回る!」変身ベルトだが、起動と同時に変身待機音が鳴るし、フエッスルは2種類しか認識しない。付属のフエッスルの認識ボタンはイクサナックルの使い回しと、いまいち遊びにくい。
ちなみに、玩具のキバットとイクサベルトには、本来サガ用フエッスルで使う予定だった未使用音声が収録されている。
マザーサガーク
スペック
全高:430.0cm
重量:2860.0kg
特色/力:大量のサガークを操る
概要
第41話に登場するサガーク族の巨大な人工モンスター。巨大なサガークを黒くしたような外見をしている。底部に触手状の足があり、どことなくクラゲっぽい。自在に飛行し、触手を武器に戦う。ファンガイアを一撃で葬り去るほどに強力な破壊光線を発射する。
登太牙によって召喚され、内包している1000体のサガークで仮面ライダーキバ エンペラーフォームに攻撃を仕掛けるが、瞬く間に全滅させられてしまう。自らも攻撃を行うものの、最期はキバ エンペラーフォームの「ファイナルザンバット・斬」を受けて爆散した。
ククルカン
スペック
身長:2135.0cm
体重:480.0kg
特色/力:飛行能力
概要
六枚の翅と頭飾りを持った、全長200メートル越えのコブラのような怪物。背中の羽による飛行能力のほか、頭部の王冠からエネルギー弾を連射可能。
キングに献上するために捕獲されたコブラ型モンスターを改造したもので、サガーク同様幼少期から太牙のしもべとなっている。そのためか、フエッスルではなくサガの指笛によって召喚される。サガに変身していなくても自在に呼び出すことが出来る。
太牙がキバの力を見極めるために呼び出され、彼の指示でキバに襲いかかる。覚醒して飛翔態へとフォームチェンジしたキバ相手にドッグファイトを繰り広げる。最終的に競り負け下半身をバラバラにされ『ブラッディストライク』を受け爆散した。
必殺技
スネーキングデスブレイク
サガークにウェイクアップフエッスルを差込み「ウェイクアップ」のコールとともに吹くことで発動。上空にキバの紋章を出現させ、ジャコーダーを相手に突き刺し貫く。
上空に浮かび上がった皇帝の紋章にジャンプしてビュートを絡め、とどめにジャコーダーを爪弾いて、宙吊りになった相手に魔皇力を注ぎ込んで木端微塵に粉砕する
通称、必殺仕事人。破壊力は40t。一連の動作を行わずとも出来、突きささずに縛り上げて魔皇力を流し込むパターンも。
後年のゲーム等で再現する場合は突き刺すのがアウトなのか、巻きつけて吊り上げるパターンのみとなっている。太牙が変身したダークキバも使用。
その他
「ジャコーダーブレイク」はジャコーダーロッドで3回切り裂き、敵を爆破させる。「ジャコーダーストレンジ」はジャコーダービュートを敵の首に巻き付け、壁にたたきつけた後、魔皇力と思われる赤い稲妻状エネルギーを流し込む。
「ジャコーダーフルスラッシュ」はジャコーダーロッドで素早く3回切りつけた後、エネルギーを充填させた刃で一気に切り裂く。いずれもガンバライジングにて使用。
備考
スネーキングデスブレイクは本来「釣り上げた敵を振り子の要領で揺らし、ライダーキックでぶっ飛ばす」という技だった。サガの初期設定では宇宙人が作成したライダーという事を想定した為、名残としてUFOっぽさがある。
47話終盤にて、太牙が闇のキバを手にしてからはジャコーダーのみ継続登場になってしまい、サガーク共々出番は終了。その後については触れられていない。しかし、本編の実質後日談である『仮面ライダーキバ ファイナルステージ』では再びサガに変身している。
サソードとの共通点
- 剣型の武器を用いて戦う
- 毒を持った生物がモチーフ
- 変身者が怪人(サソードはワーム/サガはファンガイア)
- 怪人種族の頂点に君臨した事がある(サソードはワームのボスを洗脳する事でワーム軍団の頂点に立った/サガはチェックメイトフォーのキング)
- 変身者を演じた役者の名字が『山本』
- 名前が『サ』で始まる。
「俺は新しい力を手に入れた…。そう…闇のキバだ!」
ガブッ!
スペック
身長:205cm
体重:112kg
パンチ力:20t
キック力:35t
ジャンプ力:一飛び250m
走力:100mを1.2秒
キック力:35t
ジャンプ力:一飛び250m
走力:100mを1.2秒
概要
キングの座を一時奪われた後、真夜に鎧の譲渡を迫るも拒絶され、彼女を一蹴。直後、キバットバットⅡ世にその強い憎しみと悲しみを認められ、鎧を授けられる。
初変身は第47話。新たなキングを決めるため、紅渡との決闘へ臨んだ。サガ装着時に使用していたジャコーダーを引き続き武器として使用するが、肝心のサガークの行方は不明。
必殺技
紋章(ロイヤルパニッシュメント)
地面や空中に、紋章(「黄金のキバ」の必殺技使用時に出てくるものと同型)を模した緑色の結界(エネルギー場)を作り出し相手の動きを封じたり挟み込んで相手を攻撃する。
バットファンガイアすら対応できない攻撃速度や威力の高さを持ち、再生ファンガイアを巨大な紋章で一掃するなど、使い勝手もよく、非常に強力な技。最終回でダークキバと共に紋章を合体させて発動した事からエンペラーでも使用できると推測される。
バットファンガイアすら対応できない攻撃速度や威力の高さを持ち、再生ファンガイアを巨大な紋章で一掃するなど、使い勝手もよく、非常に強力な技。最終回でダークキバと共に紋章を合体させて発動した事からエンペラーでも使用できると推測される。
スネーキングデスブレイク
元々はサガの必殺技だが、太牙がジャコーダーを所持したままダークキバに変身したために使用可能。最終回ではエンペラーフォームのエンペラームーンブレイクとの合体攻撃でバットファンガイア・リボーンを倒している。
劇中の活躍
渡との不仲
結婚式中に自分に重傷を負わせた深央を庇う。騙して嶋にファンガイアの力を移植し、サンゲイザーファンガイアに変貌させる。太牙との決闘に臨んだ嶋は行方不明になるが、実は助けていた。彼の根底にある優しさからくる行動は度々見られた。
終盤では渡と明確に対立。さらに渡との恋を望んだ深央が暴走。泥沼の戦いの果てに、太牙への情も捨てきる事ができなかった深央はキバの攻撃から太牙を庇い、その身に必殺技を受けて、重症を負う。
一連の一部始終を見ていたビショップが、掟に反した深央の粛清とキバの戦意喪失を目論み、深央を謀殺。事情を知らない太牙は、渡との仲違いが決定的になる。
反旗
深央に直接的なトドメの一撃を放ったのはビショップだった。それを知ると烈火の如く激怒。ビショップに激しい暴行を加えて追放。逆恨みと怒りを爆発させたビショップから謀反を起こされる。新たなキングを擁立する計画を実行された。
「D&P」社員達や他の支配下だったファンガイアからも次々に反旗を翻される。「D&P」社長の座を追われ、次から次に自身の命を狙ってくるファンガイア達に心も身体も追い詰められる。さらに突如豹変した渡に「キング」の称号を奪い取られる。
ダークキバ変身
渡に敗北したことで、彼の周囲からは次々と人が離れてしまった。何もかも失い、絶望の底に突き落とされた果てに、真夜に手をかけ、ダークキバへの変身資格を手にする。
渡に母に手をかけた事を伝えた末に、2人は一対一の決闘に至る。実力は拮抗し、中々決着がつかない。
そこへ駆けつけた嶋から、渡の性格の豹変やキングの称号を奪った目的がすべて『キングの座を欲するファンガイア達から太牙を守る為の芝居』であった事を知らされる。
最終決戦
一方、イクサに敗北したビショップは自身のライフエナジーを使って先代キングを復活させていた。二人の前に再生バットファンガイアが現れるが協力して撃破。
その後、無事であった母 真夜から諭された2人は和解の意図を込めて、殴り合いに興じることで、兄弟の絆を取り戻した。
先代キング(+ビショップ)との戦いの後、一度は失った「D&P」社長の座を取り戻し、「ファンガイアと人間の共存」に方針を変え、これを実現すべく奔走。新たな一歩を歩み始めた。
その後は渡と名護、未来から来た甥の正夫と共にネオファンガイアに立ち向かう。正夫から「おじさん」と呼ばれた時はショックを受けたようで、しばし呆然としていた。
シリーズ他作品での活躍
第14話:『電王の世界』でディエンドが召喚。先に召喚していたサソードと共に電王・ソードフォームを追い詰めていた。
第30話:『キバの世界』の仮面ライダーとして登場。『ブレイドの世界』の仮面ライダーや『響鬼の世界』の仮面ライダーと戦う。
必殺技のスネーキングデスブレイクで轟鬼と天鬼を抹殺してアスム/響鬼も抹殺しようとするが海東に邪魔され、最期は響鬼のカウンターによる音撃を受けて撃破された。海東が援護しなければサガ一人で「響鬼の世界」は壊滅していた。
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
『ディケイド完結編』にて『キバの世界』の復活シーンでワタルの前にイクサと共に登場。ホントにただ出て来るだけなのでハッキリ言えばモブ。キバの映画に登場していなかったので、サガとしては初の映画出演となった。
ゲーム作品での活躍
仮面ライダーバトル ガンバライジング
ナイスドライブ第二弾で登場。事実上の前作になるガンバライドではSPカードのみの参戦だったため、ようやくの登場となる。初登場ながらレアリティはSR止まりだが、1番目にカードを出せばAP増加という強力なアビリティを持つ。
キバとイクサとチームを組むとチームボーナス『鎧の三重奏』が発動する。更にND3弾で参戦した仮面ライダー王蛇とチームを組むとチームボーナス『王の蛇!』が発動する。
その他
仮面ライダー ライダージェネレーションでは残念ながらデルタ共々、ディエンドのパシリとしてしか登場しない。
仮面ライダー 超クライマックスヒーローズでは最終作に、不遇枠と噂されたキバ勢から新規キャラとしてついに参戦。必殺技の再現度は高いが、慣れてくるとあまりにも長すぎる演出がうざくなってくるとの評判。
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以上です。これで紹介を終えます。