【まどかの愛でレベル超越!】仮面ライダー風魔 / 南雲影成【忍と書いて刃の心】

2022年6月3日金曜日

悪のライダー 映画・Vシネ 仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーは風魔です。

「全ては私のシナリオ通りです…」
目次
  • 南雲影成
    • 概要
    • 行動
    • 彼の目的
    • 心変わり
    • 娘との再会
  • 仮面ライダー風魔
    • スペック
    • 変身
    • 概要
    • 装備
      • ゲーマドライバー
      • ハリケーンニンジャガシャット
      • 風魔双斬刀
      • ガシャコンバグヴァイザー
    • 戦闘能力
    • 忍者プレイヤー
      • スペック
      • 概要
      • 性能
    • 必殺技
  • 仮面ライダージオウ
  • 備考

南雲影成
 映画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』に登場する人物。仮面ライダー風魔の変身者。演者はCHEMISTRY堂珍嘉邦。名前の読みは『なぐも かげなり』。 

 概要

 外資系ゲーム会社「マキナビジョン」の幹部。基本的に無口かつ無表情。社長であるジョニー・マキシマも彼の真意を中々読めなかった様子。
 優秀なエンジニアであり劇中では描かれていないが、幻夢コーポレーションからハッキングでライダーガシャットとゲーマドライバーのデータを盗用。それらを元に新型バグスターウイルスやゲーマドライバー、ハリケーンニンジャガシャット一式を開発した。

 家族構成
 朱美と過去に結婚。娘の星まどかを授かった。しかし、彼女の生後間もなく離婚した。小学生になったまどかは、難病で苦しみ入院している。
 『娘は既に自身の事は覚えていないだろう』と南雲は思っていたが、まどかは彼が父親と気づいていた。気づいた理由は、影成が初めて病室でまどかと対面した際、彼が娘の事を想う父親としての笑顔を見せていたため。
 家族思いの彼が妻や娘と離れた理由についてスタッフから「インサイダー取引で逮捕されてしまい、まどかを犯罪者の娘という汚名から遠ざけるため」と明かされている。

 行動
 永遠の楽園を作り出す為に暗躍。ジョニーの命により、配下の忍者プレイヤーを使って新型バグスターウイルスを散布。バイオテロを引き起こす。
 その後自ら聖都大学付属病院を襲撃。永夢達の反撃をものともせず、ターゲットである難病を抱えた少女・星まどかにウイルスを感染させる。

 マキナビジョンの目的
 ジョニー・マキシマが超ゲムデウスマキナに変貌し、全知全能の力で世界を滅亡の運命へ導くこと。そのために新型バグスターウイルスを感染させた人々を仮想現実VR空間に閉じ込め「絶望から解放される永遠の天国」を作り出すことを望む。
 今回のパンデミックを引き起こし、ハリケーンニンジャのプレイヤーとして娘のまどかを選んだ。 まどかを利用して「特殊なガシャットロフィー」を精製・吸収した。

 彼の目的
 まどかはとても症例と治療実績の少ない脳腫瘍の小児ガンを患っており、長く生きられる状態ではなかった。それを知った影成は、彼女の心を救うために「マキナビジョン」へ就職。今回の騒動を引き起こした。
 余命残り僅かな娘の命をVR(仮想現実)空間の中で生き永らえさせ、彼女の心を救うのが目的。まどかの病気に関しては「手術が成功したとしても、その後も後遺症で苦しんでしまう可能性がある」として病気の回復は諦めていた。
 仮想世界に飛ばされた感染者たちに与えた役割を演じさせ、まどかが笑顔で過ごせるような偽りの世界を作り上げようとする。

 心変わり
 CRのライダー達の前に立ち塞がったが、一度目はエグゼイドクリエイターゲーマーに、二度目はスナイプとレーザーターボの連携に敗北。この敗北の中、ドクター達の言葉を受けた彼は自分のやっている事に対して次第に葛藤していくようになる。
 黎斗とパラドに力を抑え込まれていたゲムデウスXが活動を再開。駆けつけた永夢の口から、まどかの手術は成功したが、意識がVR空間に取り残されていると告げられる。

 まどかの本心
 まどかの本当の願いは「徒競走で1位になる事」でも「家族と共にお弁当を食べる事」でもなく、「自分の父親=影成が笑顔になる事」であった。
 その為にまどかは自らVR空間に留まり続けていた事を知らされる。それを知った影成は、レーザーバイクゲーマーレベル2に乗って、まどかの眠る病室に駆けつけた。

 娘との再会
 まどかの本当の願いに気付いてやれなかった事を謝罪。妻と共に意識の戻らないまどかの手を握りながら必死に呼びかけ続ける。
 そして「生きていてほしい」という本心を口にする。その結果、呼びかけに応えるかのように、まどかは無事に意識を取り戻した。家族三人は現実の世界で笑顔を交わす。事件解決後は病室にて、妻や娘と共に穏やかに過ごしている。

仮面ライダー風魔
「天国を汚す者は排除する…!」

マキマキ!竜巻!ハリケーンニンジャ!!

 スペック

身長:205.0cm
体重:99.2kg
パンチ力:76.2t
キック力:84.5t
ジャンプ力:ひと跳び72.0m
走力:100mを1.3秒

 概要
 基本フォーム名は「ニンジャゲーマー」。平頭巾や忍者袴、手裏剣などの見た目と由来となった戦国時代の忍者集団「風魔」の名前の通り忍者がモチーフ。
 歌舞伎の白頭も取り入れている他、スーツ「ニンジャギアスーツ」の色は紺のメタリックと白をベースにオレンジのアクセントが効いたものとなっている。

 変身
 ゲーマドライバーにハリケーンニンジャガシャットをセットし、レバーを開いて変身を行う。劇中では挿入後すぐにレバー操作したためレベル1には変身していない。
 そもそもレベル1に変身可能かどうかも不明。ガシャットの出自が他のライダーとは異なるため、キャラクターセレクトが存在しない。

 戦闘能力
 忍者をモチーフとしていることもあって、軽い身のこなしと背部に装備された『風魔双斬刀』による二刀流や、両腕「FUグロウスアーム」と、両脚「FUグロウスレッグ」に装備された刃『タイフーンスライサー』による接近戦を仕掛ける。
 ほぼ同様の能力を持つ戦闘員忍者プレイヤー」を無数に使役し、数と忍術を活かした連携攻撃で敵を翻弄する。
 レベルはクロノスやムテキゲーマーと同じく存在せず、レベルを超越した存在である可能性が高い。戦闘能力は高く、レベル2程度では相手にすらならない程の強さを持つ。

 特殊能力
 『シャドーファイトグローブ』の両掌を合わせることで、新種のバグスターウイルスを含んだ光の手裏剣を生成できる。それを投げることで、命中した人間やバグスターを無差別に昏睡させ、その精神をVR(仮想現実)空間に引きずり込める。

 性能

頭部『FNヘッド-NIN
 『シノビライドヘルム』が頭部を保護。表面に塗布されたステルスコーティング剤の効果で敵に捕捉され難く隠密性が高い。忍者アクションゲーム「ハリケーンニンジャ」のプレイヤーキャラクターがイメージ。
 頭部装甲『カシラノハチガネ』は変身者の意思を忍者プレイヤーに伝送し、自在に操る。吸気装置『マンジストール』は取り込んだ空気から有害物質を除去することで、変身者の健康を守る。排気の際にはほとんど熱を発生させないため、他のライダーよりも隠密性に優れている。
 索敵装置『レンジシヘアー』は感熱・動体反応に優れ、暗闇でも日中と同等の索敵能力を維持する。視覚センサー『アイライトスコープ』はハイスピードカメラ並みの撮影機能、夜間戦闘用の発光装置を搭載。ミクロサイズのバグスターウイルスを観察可能。

胴体
 ボディスーツ『ニンジャギアスーツ』は高速戦闘に特化した調整が施されており、変身者の動作を補助・強化することで、常人離れした身体能力をもたらす。また、表層には耐刃性に優れたメタル炭素繊維が編み込まれている。
 胸部装甲『カクレライフガード』は内部中枢に深刻なダメージを負わないよう、急所に受けたダメージを全身に分散させる。残存体力が少ない程プロテクターの防御力が上昇する。腕部と脚部の銀色のガードパーツ『シノビルドガード』は熱攻撃にさらされると耐熱性が上昇するなど、受けたダメージに応じてパーツの構造を組み換え、耐久性を高める。

腕部『FNグロウスアーム』
 レベルや戦闘経験に応じて攻撃力や防御力を上昇させる機能「ゲインライザー」を搭載。高められた腕力により、風魔双斬刀を利用した強力な斬撃を繰り出す。
 肩部装甲『オンミツショルダー』は真空層の生成により空気抵抗を軽減させ、あらゆるアクションを高速化する。内部にはマキビシを収納。
 拳を覆う強化グローブ『シャドーファイトグローブ』はグローブ表面を通じてガシャコンウェポンとのデータ通信を行い、攻撃システムの連動と最適化を実行する。

脚部『FNグロウスレッグ』
 「ゲインライザー」を搭載。高められた脚力により超高速回転蹴りが可能。両手・両足に装備された刃『タイフーンスライサー』が格闘攻撃の与ダメージを上げる。体を高速回転させ、周囲の敵を切り刻める。
 バトルシューズ『シャドーファイトシューズ』は軽量さと静穏性を重視。内蔵のジャイロ機構と吸着力を自在に変化できるソールの組み合わせは、壁や天井など行動範囲を三次元的に広げた。

 装備

ゲーマドライバー
 風魔への変身に用いるベルト。幻夢コーポレーションのサーバーにハッキングしたデータを元に制作した。
 他のライダーでは変身や移動ができないVR空間にステージセレクトで移動する機能を持つが、影成がドライバーを開発した際に追加したものなのか、ハリケーンニンジャガシャットによるものなのかは不明である。
 『小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~』では経緯は不明だが、黎斗Ⅱが所持しておりゲンムへの変身に使用された。

ハリケーンニンジャガシャット
 ゲーマドライバーと同様に影成がハッキングで盗用した技術で作ったガシャット。ベースカラーは紺と白で、モチーフのゲームジャンルは忍者ゲーム。
 幻夢コーポレーションからデータを盗用した為、ラベル部分には幻夢のロゴマークが入っていない正真正銘の不正なガシャットである。

特殊効果
 新型バグスターウイルスに感染させた人間やバグスターの意識を取り込み、ゲームの世界を体感させる。人間が意識を取り込まれると記憶を失い、特定の役割にあてがわれている。
 一方バグスターが取り込まれた場合は、意識をVR空間に閉じ込められるだけで記憶までは失わない。影成の目的の関係上、ゲームを終える=退去する正規の手段が実装されていない。

備考
 『仮面ライダークロニクル』のシステムを一部引き継いでおり、内部のゲームをクリアする事でガシャットロフィーを生み出し、それを集める事でラスボスを誕生させる。
 ジョニーとしてはこちらの役割の方が本命。風魔の見た目やコンセプトが忍者なのは単に社長のジョニーが日本の文化、特に忍者が好きだと言う理由から。

風魔双斬刀
 風魔の主武装である忍者刀で、二本一組で使用する。刀身は「フジヤマメタル」と呼ばれる金属を鍛えて出来ており、竜巻や炎を纏っての斬撃を放つ事も出来る。
 未使用時は背面に収納されており、その姿はさながら巨大な手裏剣を背負っているようにも見える。ガシャットスロットはないため、ガシャコンウェポンではないと思われる。

ガシャコンバグヴァイザー
 ゲンムやグラファイトも使用したパッド型のガシャコンウェポン。詳しい描写はないがテレビシリーズ第41話にてジョニーがグラファイトが使っていたゲムデウスウイルス混入の物を彼の死後に回収したため、それを影成に譲渡したと思われる。
 劇中では変身前に使用。ハリケーンニンジャガシャットをセットしてまどかにウイルスを感染させ、彼女の意識をVR空間に閉じ込めた。

 忍者プレイヤー
スペック

身長:199.6cm
体重:97.1kg
パンチ力:61.7t
キック力:71.6t
ジャンプ力:ひと跳び57.0m
走力:100mを2.2秒

概要
 風魔配下の戦闘員。「ゲーマドライバーを装備していない」「複眼が一つ目」などの違いを除けば、外見は風魔に酷似している。言葉は発さない。
 変身者がいるわけではなく、性質は戦闘員としてのバグスターウイルスに近い。これを活かした人海戦術が強力。致命傷を受けると青い光の粒子となって消滅する。

性能
 頭部『NINプレイヤーヘッド』を『シノビヘルム』が保護。忍者アクションゲーム「ハリケーンニンジャ」のNPCキャラクターがイメージ。
 頭部装甲『イシンハチガネ』の内部に組み込まれた小型の通信装置で仮面ライダー風魔からの指令を受け取る。受信範囲は半径10キロメートルにも及び、風魔と離れていても連携作戦を実行できる。
 大型の単独視覚センサー『タンガンライトスコープ』はNPCならではの機械的効率を優先。視野角は240度。感熱・赤外線など各モードに切替えることができ、夜間戦闘用の発光装置も搭載。
 頬装甲『サルボオガード』に高性能の衝撃吸収装置を搭載。大きく露出したタンガンライトスコープを保護する。ボディースーツ『スプリットギアスーツ』は戦況に応じて自身のコピー体を自動生成する。分身後の個体能力はオリジナルの8割程度。

武装
 ライドウェポンに似た小太刀『ゲニンウェポン』とマキビシを用いる。風魔同様、新種のウイルスが仕込まれた光の手裏剣も操る。刀身を新型バグスターウイルスで覆い、攻撃対象の意識を「マキナビジョンが作り出した仮想現実の世界」へと飛ばすことができる。

戦闘能力
 軽い身のこなしで壁や天井に張り付いたり、高速移動や分身しての連続攻撃が武器。まきびしを撒いて相手の動きを封じられる。忍者のようなトリッキーかつアクロバティックな身体能力を持つ。
 スペックはレベル50相当。劇中でもCRのライダー達をことごとく撃破・昏睡状態に追い込み集まれば仮面ライダーポッピーやゲンム レベルX-0を撃破できるなど、戦闘員としてはかなり高い能力を誇る。

 必殺技

ハリケーンクリティカルストライク
 キメワザスロットホルダーにハリケーンニンジャガシャットをセットして発動。風魔双斬刀を高速で回転させ、そこから発生させた強力な紺・オレンジ2色の竜巻で敵を吹き飛ばす。 

 備考
 彼のメインウェポンである風魔双斬刀は、2年後に意外な形で流用される事になった。名前の元ネタは戦国時代の相模国で暗躍した忍者集団、風魔党。主家である後北条氏北条氏康の時代から主家滅亡の間まで仕え、猛威を振るったという。

『仮面ライダージオウ』
 EP44にてスウォルツ/アナザーディケイドに召喚される形で登場。G4・レイ・ダークゴーストと共にグランドジオウとゲイツリバイブに襲い掛かった。
 EP46で再びジオウ達の前に現れ、ゲイツリバイブやウォズギンガファイナリーと対決。最後はG4と共にウォズギンガタイヨウフォームのバーニングサンエクスプロージョンを喰らい敗北・消滅した。

ガンバライジング
 ビルド放送時開始と同時に始まったボトルマッチ1弾よりSRの一枚として正式参戦。しかしエグゼイドライダーの中ではかなり不遇。一切のボイスがなく、代役も使われない。
 劇中では忍者刀を駆使した戦闘したが、刀による攻撃を一切行わない。表面の必殺技が下位技の共通モーション。バースト技はドライブ タイプスピードシャドーの流用。
 ボトルマッチ5弾の『エグゼイドオールゲーマーズキャンペーン』にてCPとして再録。しかしボイスや必殺技に変更はなし。
 セイバー放送中に稼働したズバットバットウ2弾では再びSRで収録。劇中の必殺技「ハリケーンクリティカルストライク」と武器「風魔双斬刀」が実装された。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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