今回解説する怪人は『仮面ライダー電王』のモモタロスです。
出典元:S.H.Figuarts (真骨彫製法) モモタロスイマジン レビュー! テレビの中からモモタロスがやってきました | 机上大使の仮面ライダー道楽ブログ (deskoftheriders.jp)
「俺は最初からクライマックスだぜ!」
目次
- モモタロス
- スペック
- 概要
- 性格
- 描写
- 台詞・名称
- 戦闘能力
- 鬼
- 良太郎との関係
- 出会い
- 信頼
- 兄貴分
- 他のイマジンとの関係
- ハナとの関係
- 備考
- 中の人
- その後
- 人気
- M良太郎
- 仮面ライダー電王 ソードフォーム
- 単独変身
- デンオウモモタロス
- デンライナーゴウカ
- スペック
- 概要
- 召喚
- バトルモード
- パワーアップ
- 劇中の活躍
- 『劇場版仮面ライダーキバ魔界城の王』
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『鬼ヶ島の戦艦』
- 『超・電王トリロジー』
- 『オールライダー対大ショッカー』
- 『MOVIE大戦2010』
- 『レッツゴー仮面ライダー』
- 『スーパーヒーロー大戦』
- 『仮面ライダーウィザード 特別編』
- 『仮面ライダー大戦』
- 『スーパーヒーロー大戦GP』
- 『超スーパーヒーロー大戦』
- 『平成ジェネレーションズ FOREVER』
- 『仮面ライダージオウ』
- EP39『2007:デンライナー・クラッシュ!』
- EP40『2017:グランド・クライマックス!』
- 最終決戦
- ゲーム作品
- ガンバライド
- ガンバライジング
モモタロス
『仮面ライダー電王』の登場人物。イマジンの一体。電王 ソードフォームに変身する。一人称は「俺」。CVは関俊彦。
スペック
身長:185.0cm
体重:102.0kg
特色/力:荒々しい剣戟、ケンカのような格闘術
概要
2007年1月28日、野上良太郎に一番最初に憑いたイマジン。良太郎が持っていた『桃太郎』の赤鬼のイメージを借りて実体化した。
格好良く戦う事が好きな暴れん坊。体の所々に「M」の字をあしらっている。敵イマジンのにおいに敏感。イマジンやその契約者を探す時に重宝される。
特異点である良太郎に偶然憑依してしまい、さらに良太郎が契約をかわそうとしなかったため、完全に支配することも実体化して独立することもできず、一蓮托生の関係になる。
性格
短気で好戦的、単純だが根は優しく、涙もろい。70年代のチンピラ、ヤンキーのテンプレ的な性格。イマジン嫌いのハナとはしょっちゅう言い争いになり、ハナのパンチで沈黙する(ウラタロスと喧嘩している時にも喰らう)。
口も悪いことからトラブルを招くことが多いが、一方で男気と人情味に溢れた側面もあり、リーダーシップも強い。
良識もある程度は弁えており、良太郎を気遣ったり、危機に誰よりも先に気づいたり、周囲を巻き込む戦い方はしなかったりなど責任感とポリシーも強い。
描写
ナオミの作ったコーヒーとプリンが大好物。唐辛子入りを飲むと眠ったり、ワサビ入りを飲むと天を指さすポーズをとりながら紳士的になったりする。カナヅチで泳ぐことができない。高所恐怖症。
愛理の寝間着姿を見て目を逸らす等、純情な面も見られる。人形のチワワにもびびって行動不能になるほど犬が苦手。着ぐるみにはいる時は狼の着ぐるみを着用。数を数える時、4が抜ける。
台詞・名称
「俺、参上!」、「最初から(最後まで)クライマックスだぜ!」を多用する。特にクライマックスという言葉は気に入っており、決めゼリフ以外でも多用している。他に多用する台詞は「行くぜ行くぜ行くぜー!!」など。
「モモタロス」という名前は良太郎によるもの。最初はセンスがないと文句を垂れていたが、次第に気にしなくなり、愛着を持つようになった。
戦闘能力
並のイマジン相手なら互角以上に渡り合うほど腕が立つ。武器は赤色の青竜刀・モモタロスォードを操る。二股になっている部分もあるイカした剣。名前が言いにくい。
剣戟が得意。攻め重視の攻撃スタイルを見せ、それまで抑えていた感情を爆発させるかのように大暴れする。
変身していない状態でも必殺技「エクストリームスラッシュ」(俺の必殺技 モモタロスバージョン)が使用可能。左右から相手を斬りつけ、最後に縦に斬る攻撃で、レオソルジャーを真っ二つにしたこともある。
鬼
自分のことを鬼扱いされるとそのたびに否定する。『超・電王』、『仮面ライダーディケイド』の響鬼の世界(ディエンドに召喚させられたコピーモモタロス)。後者は響鬼の世界の鬼達を気持ち悪がってすらいる。
良太郎との関係
出会い
イマジン本来の使命「歴史を変えてイマジンの未来を創る」を無視し、『かっこよく戦いたい』と良太郎達に協力。自ら進んでイマジンと戦う。
最初は良太郎が特異点(イマジンの好き勝手に出来ない)と知ってショックを受けていたが、電王としてイマジンと戦えるので「こっちの方が面白そう」と気にしなくなった。
最初は良太郎の意識がない間に身体を乗っ取り、やりたい放題だった。良太郎との関係性はギクシャクしていた。だが、人に迷惑をかけたため良太郎を怒らせて身体に入れなくなってしまう。
そのままイマジンと戦闘し、ピンチでも決してモモタロスを呼ばない良太郎の根性により、彼を認め、無闇に暴れなくなった。戦いを重ねることで良太郎の心の強さを知り、やがてふたりは強固な信頼関係で結ばれていく。
兄貴分
良太郎とは兄弟のように強い絆で結ばれている。その一直線な性格から良太郎の悩みや葛藤を打ち消し彼を前進させることもある。良太郎に姉・愛理のことを隠し事されてた時には子供のように拗ねた。
それでもライナーフォームとして戦う良太郎を叱咤激励したりと、兄貴らしさをみせる。他の3人を率先して引っ張ったりする兄貴分的な面も強い。
未来を守ることはモモタロスたちの消滅に繋がり、その狭間で良太郎が悩んでいたときには、体を張って良太郎を説得。「今」という時間を守るために、一緒に戦いたいと願い出て、お互いに運命を共にする覚悟を固めた。
他のイマジンとの関係
ウラタロス、キンタロス、リュウタロス加入後も強気な態度を貫くが、逆に振り回されることもしばしば。仲間を見た目や元の名前をもじった変なあだ名で呼ぶ。
ウラタロスは「カメ(公)」、キンタロスは「クマ(公)」、リュウタロスは「(ハナタレ)小僧」(時々「リュウタ」)、デネブは「おデブ」、ジークは「手羽野郎」、テディは「天丼」。敵のアルマジロイマジンを「ザリガニ野郎」と呼んだこともある。
ウラタロス達とは最初こそ不仲で「出ていけ」と喧嘩していたが、次第に仲間意識が強まった。普段は喧嘩ばかりなのにウラタロス達が消滅した時には悲しみ、復活した時は隠れて嬉し泣きした。
ハナとの関係
調子に乗っては制裁を受けているため、全く頭が上がらない。ハナ(コハナ)のことを「ハナクソ女(コハナクソ女)」と呼ぶが、その度に強烈な一撃を返される。
威勢は良いが実力的には一番下だと他の3人には思われており、ハナのリストラ勧告では全員一致で最有力候補とされた。
備考
脚本の靖子やパイロット監督の田崎竜太氏曰く、モデルは俳優の寺島進。田崎は第1話のアフレコ時、モモタロス役の関俊彦氏に、かつて関が演じたアニメ『炎の転校生』の主人公、滝沢昇のような感じで演技して欲しいと依頼したとの事である。
2014年に行われた『僕たちの好きな「仮面ライダー」怪人ランキング』では10位を獲得。善玉怪人筆頭の意地を見せつけた。
中の人
関俊彦氏はこの時点でかなりのキャリアを重ねたベテラン声優だったが、意外にもこの電王が特撮初出演。また、モモタロス役以外で特撮での出演に縁がなく、参加経歴が一切ない。
同現場のノウハウがまったくないのにも関わらず、関氏は不慣れな特撮へのアテレコに加え、野上良太郎を演じる佐藤健氏が演じやすいようとガイドボイスも収録。序盤はあれにこれにと仕事を振られて大変だったという。
その後
「他にもレギュラーで声優が参加する」と最初から聞いていた関氏は「早く来てくれ」と思っていたそうで、4タロスが揃ってからはかなり楽になったとか。しかし4タロス以外にもイマジンが増えるにつれて、自分の出番が減っていくのは寂しかったとのこと。
関氏が声を演じるにあたり、それまで「怖いおじちゃん」だと思っていた甥が憧れの眼差しで見るようになったとの逸話も。
人気
恐ろしげな外見に反した愛嬌のある性格で大人気となり、電王のヒットの一因となった。電王本編終了後もその人気は衰えず、平成ライダーシリーズの案内人のような立場でちょくちょく露出を続けている。
スーツなので、加齢による顔の変化はないし、声も声優なのでこれまた変化が少ない。長年にわたって出演し続けるにはうってつけのキャラだと言えよう。
平成ライダーシリーズ劇場版のブルーレイのCMに「宣伝隊長」として抜擢。「ディスク」を「ディスコ」と間違えて、矢沢永吉のCMのパロディを披露したり「ブルーレイ」が何なのか知らなかったりと、おバカっぷりは健在であった。
M良太郎
「りょうちゃんです!」
モモタロスが憑依した良太郎。瞳が赤くなり、髪が逆立ち、赤色のメッシュが入る。常に眉間に皺を寄せている険しい表情の無頼漢風となる。
また、若干マッチョになる。よりパワータイプと思われるK良太郎の時にはそんなことにならないのに。オープニングでは黒いレザーに赤いインナーのパンクな格好。ただし憑依が解けると似合わない。
勢い良く動いたりするとメッシュがぴょこぴょこ跳ねる。ちなみに、第3・4話では変身前と憑依直後を除いて声も全て佐藤健氏が演じている。後のエピソードに慣れている人からすればかなりの違和感。
仮面ライダー電王 ソードフォーム
「行くぜ行くぜ行くぜー!」
モモタロスが憑依した赤を基調としたフォーム。全フォームの中で最も出番が多く、実質的に電王の基本フォームとなっている。しかし、出番が多いのが災いし、デネブに目立ちすぎだと注意された事も。
闘い方はチンピラの様に落ち着きなく、力と勢いでごり押しするタイプ。武器はデンガッシャーソードモード。必殺技は「エクストリームスラッシュ」。フルチャージし、デンガッシャーの剣先を飛ばしての遠隔斬撃する。
単独変身
最終回で良太郎との契約を完了した後は、デネブや他の敵イマジン同様完全に実体化。デンオウベルトとライダーパスで直接ソードフォームに変身できるようになった。
これと同時に、良太郎は単独でライナーフォームの必殺武器を使いこなせるようになった。電王の世界の影響か、ディケイドの劇場版各作品に登場する電王はいずれもモモタロスが単独で変身している。
デンオウモモタロス
ディケイドのファイナルフォームライドによって、電王(in小野寺ユウスケ)が変形した姿。電王の変形した痕跡は無く、どこからどう見ても我々の知るモモタロスである。尚、変形の際にはイマジンの姿になる為か、憑依されている人間がPON!と飛び出す。
元々電王のファイナルフォームライドはデンオウデンライナーであったが、カードの効果が上書きされて今に至る。
電王の世界で初使用され、2度目はディエンドが響鬼の世界で、3度目は劇場版で使用された。変形については本人曰くちょっとくすぐったいどころか、結構痛いらしい。
デンライナーゴウカ
スペック
全長:1号車 27.35m、2~4号車 各25m
全幅:3.38m
全高:1号車 4.49m、2~4号車 各3.65m
概要
物語の最初から出ている赤いデンライナー。白のボディカラーに赤い目の車両。モチーフは新幹線。普段は食堂車を始め日常用その他諸々の長い車両と連結している。
時の旅人を乗せた旅客車と連結して運行しており、モモタロスたちも普段は車両のひとつである食堂車でくつろいでいる。また、お風呂のある車両も存在するなど設備も充実していて生活空間として困らない模様。
召喚
仮面ライダー電王への変身資格を持つ者がライダーパスをかざすことで任意に召喚が可能。またそれ以外の者でも、乗車用のチケットやパスを持っている状態で、時間が並んだ瞬間(例:11時11分11秒)に手近な扉を開くことで搭乗できる。
緊急停車レバーを引けば、強制的に運行を止めることもできる。なお電王はあくまでも運転資格を持っているだけで、車両に関する全権はあくまでもオーナーにある。そのためオーナーに乗車拒否を言い渡された者は、誰であっても降車させられてしまう。
バトルモード
ギガンデスのような巨大な敵と戦う際には先頭から4両目までを切り離して攻撃に参加する。1号車はデンライナー全体の制御車であり、マシンデンバードの格納庫でもある。
2〜4号車の屋根が変形してそれぞれ犬、猿、雉をモチーフにした攻撃を加える。また、
1両目には4連装砲の「ゴウカノン」、2~4両目に犬型の2連装巨大ボール発射装置「ドギーバーク」、猿型の爆弾投擲装置「モンキーボマー」、雉型ミサイル「バーディーミサイル」がついている。イメージは「桃太郎」の三匹の家来から。
パワーアップ
イスルギ、レッコウ、イカズチと連結し、更なるパワーアップを果たす。ゼロライナーとの連結も可能。電王自身がパワーアップするにつれて車体にも変化が生じる。
クライマックスフォームへの変身時には車両全体が炎をまといつつ黄金に輝くクライマックスモードとなった。
劇中の活躍
『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』
モモタロスの出番はないが、演者の関俊彦氏本人が三条という刑務官を演じ、名前を聞かれた時に「俺?三条」と答えるシーンがある。
良太郎に代わって「電王の世界」の主人公として活躍。世界の崩壊と時間の歪みの影響により自分の記憶を失くし実体化できないでいた。士やユウスケに入って、そのまま電王に変身したりした。
名前が大事だという旨を語っており、名前を思い出してファイナルフォームライドで電王からモモタロスの姿になった。終盤では敵と勘違いされて、クウガにキックされた。
『鬼ヶ島の戦艦』
オニ一族に襲われている人を助けようとしたものの、逆にオニ一族の仲間と間違われてしまった。また、門矢士に憑依しディケイドにも変身した。あまりしっくり来なかったようだが、ライドブッカーソードモードの使い心地は気に入っていた。
『超・電王トリロジー』
暴走するデンライナーを2010年5月に繋ぎ止めておくための工事でぎっくり腰を患う。とある時間に一人取り残され4ヶ月もホームレス生活を送る羽目になる。
足を怪我してまともに戦闘に出られなくなったり、良太郎やウラタロスらと共に時間警察から脱出する際に一人だけパラシュートが開かずに落下してしまうなど、4体のイマジンの中で最も不憫な立場に立たされた。
『EPISODE BLUE』冒頭では戦闘中に足を負傷し戦闘不能になった。『EPISODE YELLOW』では、『ディケイド』シリーズでの関係から唯一海東大樹と面識があった。
『オールライダー対大ショッカー』
アギトの津上翔一とBLACKの南光太郎の後に士に激励の言葉を送った。なお、「俺、参上!」の決め台詞を一回失敗している。
その時は決め台詞を途中まで言うが、何故か戦闘員の一人がカメラの方を向きながらポーズを取っていた。漫画版では、海東大樹と共にショッカー戦闘員に変装し悪の怪人に紛れ込んでいた。
『MOVIE大戦2010』
ライダー大戦に巻き込まれて消滅していたが、士の死によって復活。その後はスーパーショッカーと戦っていたディケイド達の救援として他のリ・イマジネーションライダー達と共に駆けつけ、毒トカゲ男をすれ違い様にデンガッシャーで斬り倒してからドラスとの戦いに手を貸した。
『レッツゴー仮面ライダー』
1971年の世界で仮面ライダー1号、仮面ライダー2号のダブルライダーやNEW電王とともに浜名湖のショッカー本部を襲撃するも、逆にデンライナーを破壊される。
ショッカー怪人カメバズーカの砲撃によるデンライナー爆発の影響で左腕だけになってしまう。アンクと同じように泉信吾の体に憑依する(右腕はアンク、左腕と人格はモモタロスになった)。
歴史修復の後に全身復活しソードフォームに変身、他のイマジンとともにクライマックスフォームにもなる。また、グリードでないにもかかわらず体内からコアメダル「イマジン」が出てきた。
『スーパーヒーロー大戦』
プリンを盗んだ海東大樹を追って登場。デンライナーでジョーたちをゴレンジャーの時代である1976年に連れて行く。
モモタロスたちは当初戦隊とライダーの戦いに加わっていなかったが、最終決戦で獣拳戦隊ゲキレンジャーと共に大ショッカー、大ザンギャック(ショッカー・ザンギャック連合)と戦っている。
『仮面ライダーウィザード 特別編』
電王リングで電王ソードフォームとして召喚され、関俊彦ボイスで喋った。士本人も登場したディケイドを除けば唯一の中身本人。
全員が最強フォームと化すシーンでは、実質モモ単体でライナーフォームにも変身し、俺参上ポーズを取るライナーフォームという貴重な映像となった。本来イマジンが憑けなくなった良太郎単独フォームのはずなのだが。
『仮面ライダー大戦』
他のイマジンや良太郎を差し置いて自分一人でバダンや昭和ライダーとの戦いに挑む。しかし、シャドーラインのクライナーの突撃を受けてデンライナーごと吹っ飛ばされる。
また、トッキュウジャーとの合体でもガブティラレッシャーにロボの頭担当を奪われてしまった。そして何故かデンライナー・ゴウカが二つに増えた。
『スーパーヒーロー大戦GP』
出てくるも目立った活躍は無し。電王は歴史改変によりショッカーライダーにされてしまい、更に歴史改変ビームで完全消滅してしまった。その後、歴史が修復され復活した。
『超スーパーヒーロー大戦』
作品内のゲーム『超スーパーヒーロー大戦』内でのトーナメント戦にて、名前が“モモ”タロスである事からチームエグゼイドのメンバーのピンク枠としてセレクトされた。候補としてはトッキュウ5号(烈車戦隊トッキュウジャー)も挙がっていたがモモタロスが却下した)。
トーナメント決勝戦ではモモ繋がりで、チームゲンムの一員であるモモレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー)と対決。しかし戦闘中、攻撃されて泣き出した彼女に慌てて謝るモモタロスだったが、隙を突かれて急所を蹴られるなど不憫であった。
ポスターには立ち位置的にも扱い的にも主人公格の1人のハズのアムや他のゴライダーのメンバーよりも大きく映ってはいるものの、扱いは他のメンバーと大差ない。
『平成ジェネレーションズ FOREVER』
最初は電王ソードフォームとして登場。別空間から転送されてきたアナザー電王にいきなり蹴りを入れる。アナザー電王を「俺のくせに弱い」と評し一緒に転送されてきた戦闘員軍団も一蹴する。
だが、キンタロスに「お前のクライマックスは長すぎる」と電王(良太郎)の憑依権を取られた。自らを「愛と正義のタイムパトロール」と名乗ったU良太郎に異を唱えた。最終決戦には再度ソードフォームで登場し、市民に襲い掛かっていた戦闘員軍団と闘った。
『仮面ライダージオウ』
EP39・40にて他の3体のイマジンと共に登場した。
EP39『2007:デンライナー・クラッシュ!』
序盤は明光院ゲイツに憑依。ライドウォッチの使い方を知らなかった事から、ツクヨミに協力して貰う形でゲイツリバイブ剛烈に変身している。いつもの口上を行った際、ジカンジャックロー・のこモードの回転した刃に手を当ててしまい軽く自滅していた。
さらにゲイツに憑依した状態のままで常盤ソウゴがジオウトリニティに変身。トリニティ時の意識空間である「クロックオブザラウンド」に一緒に入り、その状態を「てんこ盛りのようなもんか?」と発言している。
EP40『2017:グランド・クライマックス!』
ゲイツによって身代わりにされたウォズにも憑依。モールイマジンとの戦いでウォズギンガファイナリーに変身した。
なお、何故かミライドウォッチは初見で使い方を理解していた。ただし、モモタロスの喋り方を「口が腐る」と恥ずかしがったウォズにより、戦闘中に憑依を無理やり解除されている。
電王ライドウォッチを持っており、一度は渡すも、ソウゴが最低最悪の魔王になると聞かされると没収した。だが、後に侑斗が認めた事で再び譲渡した。
最終決戦
ウォッチ継承後は電王の力が失われて単独では変身できなかったため、グランドジオウに召喚してもらったソードフォームに憑依し、そこからクライマックスフォームに変身。ゼロノスと共にモールイマジン軍団を殲滅した。
最終的にはソウゴのことを認めたものの、「良太郎ほどじゃあない」と評価。ちなみに、この時モモタロスは置き去りにされてしまっている(ソウゴはオーマジオウに呼び寄せられ、デンライナーの仲間たちはおそらく先に行ってしまっていると思われる)。
ゲーム作品
ガンバライド
9弾にて初のイマジン及び非仮面ライダーとして参戦。高レアリティは9-015LR。コウゲキは600であるものの体力ベスパグループ。
スキル発動はゼンエイ指定仲間同調タイプだが、11弾になるまで同属性のスキルが発動できるベスパが居なかった。後にP-193 キカイダーというモモタロスのスキルをフルで発揮してくれるベストパートナーが現れた。
ガンバライジング
ガシャットヘンシン4弾にて放送10周年に合わせてLRで参戦。バースト後は電王ソードフォームになる。バースト演出は必見。
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以上です。これで紹介を終えます。