変身
ブーストマークⅢレイズバックルを二つに分離したブーストマークⅨレイズバックルをデザイアドライバーの両側にセット。この際、『SET IGNITION』の音声と共にファンファーレが鳴る。
浮世英寿の目の前に円盤状のエフェクトが登場。円盤の取っ手を英寿が捻って蓋を開く事で「BOOST MARKⅨ」のロゴが展開される。それと同時に背後に機械的な造形の円盤と、キツネ型ロボット「レジェンドキュウビ」が出現する。
その後英寿が顔の横でフィンガースナップをした後にリボルブオンし、バックルのパーツが展開して青白い炎が飛び出す。
エントリーフォームの素体が形成されると同時に、英寿の周りに9本の光の柱を立てながらレジェンドキュウビが駆け上がってゆく。BOOST MARKⅨのロゴは一旦ブーストフォームマークⅢの上半身アーマーに変化し、すぐさま下半身に移動、変形する。
レジェンドキュウビの方は上半身のアーマーとマスクに変化し、光の柱達がねじるように英寿を囲み同時にアーマーが装着され、目が開かれるように複眼が現れる。最後に地面から現れたエネルギーがギーツテールナインを形成、背面に装着されて変身が完了する。
戦闘能力
数値はフィーバーブーストフォームすら上回り、令和ライダーの最強フォームとしても仮面ライダーゼロツーや仮面ライダークロスセイバーを凌駕。近年の最強フォームとしては類を見ないレベルの戦績を記録している。
特殊機能「ダイナマイトブーストタイム」を内蔵。変身後にブーストマークⅨバックルのブーストスロットルレバーを2回引くことで、一時的にすべてのアビリティを極限まで高める。ブーストタイムとダイナマイトブーストタイムの同時使用も理論上可能だが、劇中未使用。
ライダーシステムとしての異常なまでの高性能さに、変身している英寿自身のた戦闘センスと経験、創世の力が組み合わさったことにより、劇中ではほぼ無敗であった。
戦歴
それまでの形態では歯が立たず、それより更にスペックの上がったスエルの変身するゲイザーを圧倒して撃破。初登場かつスペックが全てにおいて格上のリガドを、最終的にほぼ一方的な展開で勝利している。
リガドの上位版であり本編のラスボスである仮面ライダーリガドΩともほぼ互角に立ち回り、最終的に優勢に持ち込んだ。初戦は相手の持つ時間逆行技「リバース」によって変身解除させられたが、再戦時はそのリバースを変身者たる英寿自身が神となった副次効果により無効化、一方的に蹂躙し変身者諸共完全撃破した。
破壊と創造の力
英寿がミツメから継承した「願いを実現する力」こと創造の力を発展させた能力。ギーツⅨはこの力を行使するための装備という側面が強い。
街中でどれだけ暴れて建造物や地面を破壊しても、次の瞬間には荘厳な鐘の音と共に一切の破壊跡のない綺麗な街並みに修復される風変わりな光景が展開される。
総じて「なんでもあり」な形態であり、グランドエンドを迎えた世界すらも創り変えられて新たな世界となった。
劇中での使用
重力を歪めて飛行、破壊した地面に敵を埋め込んだ後、地面を直して動きを封じる、エネルギーを増幅してマントを巨大化させて、超高層ビルを一撃で破壊して瞬時に修復している。最大本数まで使用すれば、ブジンソードクラスの実力者ですら身動きを取れなくさせる程の拘束力を持つ。
口元に指を当てて「しーっ…」と言った瞬間、周囲の動きが遅くなり(この時BGMが一瞬だけストップする演出がされている)、その隙にゲイザーに攻撃を仕掛けた。
特殊なバリヤーで敵を閉じ込める、青い板状の足場を生成する、階段を生成しながら地に下りる。一時的に壁を張って防御する、ブラックホールを作る、取り落とした武器を随時手元に移動させる。
足場の生成はかなり多用されており、初戦闘時は擬似的な空中歩行に使用したり、47話では生成後空中に浮かせることで、足場を狭め高速移動能力を持つ仮面ライダーリガドの強みを潰して圧倒した。
欠点
創世の力は理想を願う心や人々の幸福といった何らかのリソースが必要であるため、彼単独で行える事は大きく限られる。当初は世界法則である「幸福の総量」に縛られており限界があり、体力の消耗も多い。
最終話で英寿が人としての存在と引き換えに「創世の神」として転生した事で全ての制限がなくなり、文字通り何でもできるようになった。
最終決戦ではこの力でリガドΩに消去された景和達の変身能力を復活させ、さらに撃破されたスエルの再構築に割り込んでデータを上書き・消去するという形で決着をつけた。
活躍
第38話「慕情F:九尾の白狐!」
創世の女神が砕けデザイアグランプリのグランドエンドを完了、撤退しようとするスエル/ゲイザー。そこに創世の力で抗い記憶とデザイアドライバーを保持した状態の英寿が立ちはだかる。
ブーストマークⅢレイズバックルを分離・変形させブーストマークⅨレイズバックルをドライバーに装着、仮面ライダーギーツⅨに変身を遂げる。ゲイザーに完封勝利した。変身が解除されたスエルはヴィジョンドライバーを拾い上げてこの世界から撤退し、ギーツの新たな世界が誕生した。
寄生ジャマト
第39話「創世Ⅰ:俺のデザグラ」では人が突然変貌したポーンジャマト対処のために変身。2度ともブーストタクティカルビクトリーで瞬殺、2度目は排出された小さいボーンジャマトを狙撃して対処した。しかし、大量に出現したポーンジャマトに助けた祢音共々囲まれてしまう。
第40話「創世Ⅱ:タイクーン覚醒」では周囲のポーンジャマトを全滅させ、全員の救助に成功した。その後五十鈴大智が変貌したマーレラジャマトとの戦闘のために変身、タイクーン・ニンジャフォームとのタッグで戦う。
大智の口から「君(景和)のお姉さんはもう手遅れかもね」と語られた際、即座に景和を捜索へ行かせて大智を抑え込む。終始優勢だったが決着はつかず、大智に撤退された。
VSタイクーン
第42話「創世Ⅳ:女神完成 闇の刃」ではタイクーン・ブジンソードに敗れ人間態に戻った無防備な大智を斬ろうとする景和をギーツテールナインで拘束する形で制止。「タイクーン…、お前は、こんなことする奴じゃなかったはずだ!」と説得を試みるも振り切られる。
第45話「創世Ⅶ:願いのゆくえ」でついに直接対決。一進一退の攻防を繰り広げるが、元々英寿は「力では景和を変えられない」と判断しており、最初から本気ではなかった。最終的にはタイクーンの必殺を食らって変身解除させる形で戦いを放棄した。
その後の活躍
第43話「創世Ⅴ:その名はギャーゴ!」ではギャングライダーズ達から民間人を守るため、道長と共に変身。相手が武装したギャングとはいえただの人間であるため迂闊に手が出せず、仮面ライダーターボンによって破壊された柱を創世の力で修復するなどターボンと交戦していたバッファへの後方支援に回った。
その後、仮面ライダーブラーリ、プレミアムベロバと戦う仮面ライダーギャーゴを妨害しようとしたプレミアムケケラと交戦。レーザーレイズライザーを弾いた。第44話「創世Ⅵ:ネオン、かがやく」ではプレミアムケケラにやや優勢に立ち回り撤退に追い込む。
第47話「創世Ⅸ:ホンモノの仮面ライダー」では仮面ライダーリガドと対峙。当初はリガドの超高速移動に翻弄され、レイズバックルを絡めた格闘に追い込まれるも徐々に見切り始め、足場や武器を生成するなどして創世の力を使いこなして逆転。
最後はスエルとの決着のように、ブーストタクティカルビクトリーを発動したギーツバスターをリガドに突き刺し、そこにブーストⅨストライクを叩き込み勝利した。
最終決戦
第48話「創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌」ではギロリの手引きのもとスエル/仮面ライダーリガドΩのもとへ辿り着いた英寿が変身。一進一退の攻防を繰り広げる。
鞍馬財閥の横槍によってリガドΩが弱体化した隙を突いてブーストタクティカルビクトリーを叩き込み、更にダイナマイトブーストタイムを発動してとどめを刺そうとするが、リガドΩが発動した「リバース」能力によって変身前まで時間が戻されてしまった。
最終話「黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!」終盤、マグナムブーストフォームからチェンジし爆炎の中から現れる。神となったことによりリバースを無力化。
そのままダイナマイトブーストタイムを発動。ブーストⅨビクトリーを今度こそ直撃させリガドΩを撃破、更に変身者であるスエルをも破壊した。
本編後の活躍
『ファイナルステージ』
終盤、仮面ライダージャマトゲイザー相手にマグナムブーストフォームからチェンジ。初登場時同様Trust・Lastをバックに優雅に戦闘。創世の力で配下のポーンジャマトらの動きを止めて攻撃を加える。この際、初登場以来の「シーッ…」で周囲の動き(とBGM)を止める力を披露した。
ジャマトゲイザーは英寿を取り込んで創世の力を得た存在なのだが、復活した英寿/ギーツⅨは特に弱体化した様子もなくほぼ一方的に相手を完封、最後はブーストⅨビクトリーで完全撃破した。
『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』
序盤、タイクーンらの援護に参戦。ポーンジャマトの大軍を余裕で蹴散らし、ジャマト世界樹に対しダイナマイトブーストタイムを発動。
このまま破壊してゲームクリアと思いきや、愉快犯たちの策略によって世界ごと英寿が4人に分裂する。映画のメインビジュアルに大きく映っていながらそのまま出番は終わり。
劇中で滅亡寸前にまで追い込まれた世界がエンディングでは元通りに修復されていることから、ギーツⅨの力も英寿の元に戻った様である。
『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』
「俺に殺られることが願いだったんだろ?叶えてやるよ」
釘宮リヒトがクロスウィザードを吸収し変貌したウィザードマルガムに対しガッチャード・スチームホッパーと同時変身。遅れて変身したバッファやヴァルバラドと共に4人でウィザードマルガムやその配下のジャマトやジャマトライダー達と戦う。
釘宮にはその力を危険視されており、重点的に拘束され身動きが取れない時間が続いたが、バッファとヴァルバラドの尽力により拘束が解け再び参戦。
ウィザードマルガムを抑えつつ変身が解けた道長と黒鋼スパナに向けられた攻撃をギーツテールナインで消していく。最後の1つは反応が遅れ消しきれなかったが、仮面ライダーマジェードの力により消滅。ウィザードマルガムもマジェードに撃破された。
ギーツキラー戦ではガッチャードが仮面ライダースターガッチャードへと進化したことで形勢が逆転した際にブーストフォームから変身。巨大化したギーツキラーの頭部にギーツバスターを突き刺しダイナマイトブーストタイムを発動、スターガッチャードとのダブルライダーキックでギーツキラーを撃破した。
備考
劇中ではほぼ敵の攻撃に関してはギーツバスターで殆ど防御しておりウィザードマルガム戦では一番攻撃の被弾が少ないほか、破壊されたオブジェクトを再生してウィザードマルガムの頭部を叩きつけた。
拘束そのものもヴァルバラドとバッファは一度で拘束をまともに受けているがギーツⅨだけ足場の拘束魔法陣を創世の力で無効化しているという相変わらずの破格の強さも見せ付けている。
アクション監督の藤田慧はパンフレットのインタビューにて、ギーツ/英寿は神様だから格は落とないようにするため、ウィザードマルガムの魔法の力に翻弄されるという面を強調しつつ道長とスパナの2人の友情を描く流れを踏まえた上で新たな戦士・マジェードに見せ場を持っていく(要約)というカタルシスに持っていったと語っている。
性能
頭部『ギーツⅨヘッド』
ヘッドマウントデバイス『ジンキクレスタ』は未来人の操るスーパー量子コンピューターの演算能力を遥かに凌駕する演算能力を持つ。
検査装置『Ⅸオーディットシグナル』が仮面ライダーの状態を常時モニタリングすることで稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断し、必要に応じて変身解除を実行する。
複眼『ギーツアイ・カムナ』の次元観測イメージセンサーは、「ダイナマイトブーストタイム」発動時の超加速の中でも通常と同等の安定した視界を確保。常人には見えないエネルギーの存在までも捉える。
耳『イリーナギーツイヤー』は「ダイナマイトブーストタイム」の発動により世界中の音も取得可能。口腔部『カンナギクラッシュ』は言葉に神秘的な力を持たせる。発言のみで対象を翻弄することも可能。
胴体
胸部拡張装備『カノミックエンジン』は破壊と再生を司り事象を加速させる超常的な機能を備え、「ダイナマイトブーストタイム」の発動を可能とする。
背中のマントはパーソナルアクセサリー『ギーツテールナイン』。事象の加速を具現化する。これにより物体を即座に破壊・修復する他、応用として自身のスピードを飛躍的に加速させる。
腕部
肩部拡張装備『ショガンデスティー』が超耐圧構造によりドライバーから供給される高次の出力を次元圧縮貯蔵することで「ダイナマイトブーストタイム」発動時に瞬間的に消費される超常的なエネルギー量をまかなっている。
腕部『シンギュギーツアーム』に高次の出力を受けることで常人の限界を遥かに超越した腕力を発揮する。手部拡張装備『イリーナブーストパンチャー』に青白く輝く高次の出力を加速放出し、打撃の破壊力を極限まで高めることが可能。
脚部
大腿部拡張装備『レッドコアレッグ』は使用者の力を極限まで純化することで各種アビリティを数十倍に高めて超常的な戦闘力と速度を使用者に与える「ブーストタイム」の連続発動を可能とする。
膝部拡張装備『ノーブルチャージャーN』がドライバーから供給されるエネルギーを加速・増幅し、超高密度に圧縮して供給する。これにより、瞬間的にブーストバックルの2倍以上の超パワーを片脚に集中させることも可能となる。
脚部増加装甲『Gモノクローマー』は柔軟性に優れた「レジェンドキュービマテリアル」により、防御力を高めると同時に超加速・超高出力を発揮する際の想像を絶する負荷を抑え込むなど、プレイヤーを強力にサポート・保護する。
脛部拡張装備『イリーナブーストキッカー』は青白く輝く高次の出力を加速放出し、打撃の破壊力を極限まで高めることが可能。さらに力場の展開により歩行可能領域を拡張することで上下左右の区別なく活動することが可能となる。
装備
ブーストマークⅨバックル
母ミツメから受け継いだ創世の力で生み出したブーストマークⅢバックルが秘められた力を解放した形態。使用時には分離させて運用する。バックルの一部にある狐の顔が展開することでIDコアは完全に隠れる形となる。
生み出した高次の出力により超常的な戦闘力とスピードに加えて事象の加速までを可能とし、破壊と再生を司る神のごとき力を使用者にもたらす。
性能
「デザイアドライバー」にセット後、入力装置『ブーストスロットルレバー』を引くことで起動装置『マークIXエグゾースト』の九本の排気口を同時開放することで起動する。
起爆装置『マークⅨイグニッションコーン』「デザイアドライバー」にて高次の出力を生み出す特殊点火装置を有する。『ダイナマイトブーストリアクター』は「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
立体化
2023年6月3日に発売。劇中通りのギミックを再現している。マークⅡと違いマークⅢでは反対側のスロットに干渉しないので、他の大型バックルを装填してデュアルオンも可能。
音声ギミックのない側がマークⅢとして認識され、この状態でマグナムレイズバックル等他の大型バックルを装填すると、通常のブーストレイズバックルと同じ挙動となる。
音声ギミックのある側はデザイアドライバーからの音声はないが、同じくバックル側に音声が依存するフィーバースロットレイズバックルやコマンドキャノンバックルとは別の認識ピンとなっており、マークⅢ側と併用すると両側が真っ赤に光る。
ブースト系統はレバーを複数回操作しても変身が可能なのだが、マークⅨも例に漏れずブーストスロットルレバーを2回以上押し込んでも変身音が鳴る。2回目以降はレバー操作音が変更される点も今までと同じ(この場合デザイアドライバー側は必殺技入力と認識するため多色発光になる)。
過去作との違い
近年の最強フォーム変身アイテムとしては非常に珍しく、主人公の台詞が一切収録されていない。これはシフトトライドロン以来の仕様となる(シフトトライドロンにも泊進ノ介の台詞こそないものの、システムボイスとは別にベルトさんの台詞がいくつか収録されていた)。
台詞がないためか音声ギミックのある側に変身前から押せるボタンがなく、レバーも変身待機状態にしなければ展開しない。
人気
ギーツⅨの人気の高さ、出荷数の少なさが合わさり、すぐに入手困難になった上に高額転売まで発生。さらに映画『4人のエースと黒狐』では仮面ライダーギーツワンネスへの変身のために原型であるブーストマークⅢレイズバックルが使用されることになり、これらのことから再販を求める声が非常に多かった。
8月18日にブーストマークⅡレイズバックルと共に、異例となるプレミアムバンダイでの再販が決定、8月25日から受注開始した。しかし、このプレバン再販も3日足らずで(一旦)売り切れてしまい、最終話でギーツⅨが大立ち回りを見せたことも起因してか最終話放映翌日には在庫切れとなっていた。
一時その状態が続いたがその後在庫が補填されて再び予約可能となり、そして予約終了前に在庫切れとまたしても異例の事態になった。
ギーツバスターQB9
ブースマークⅨレイズバックルの拡張武装。見た目はマグナムシューター40Xに似ており紅白。荷電粒子砲を備えた「レールガンモード」と、剣撃や銃撃を同時に行う「ブレードモード」の2パターンの運用が可能となっている。手放しても創世の力ですぐさま呼び戻せるため、取り回しもよい。
拡張スロット『ホップアップアセンブル』への各種レイズバックルのセットにより、拡張武装を召喚してギーツバスターQB9との連携運用を行う。
武装としての既成概念の枠を超え、超常的なレベルにまで到達させることができる。その臨界点は未知数とされる。ブーストマークⅨバックルのセットにより必殺技「ブーストタクティカルインパクト」の発動が可能となる
レールガンモード
電磁射出装置『スターカタパルト』は上下に分かれた刀身を電極とする荷電粒子砲により、バスターリボルバーが生成した特殊エネルギーマテリアルを射出する。その威力は非常に高く、ギーツがこれまで苦戦してきたドミニオンレイを一撃で軽々と吹き飛ばす程。
弾倉『バスターリボルバー』がドライバーから供給される高次の出力を内部の超高速回転により高密度に圧縮して、さまざまな特殊エネルギーマテリアルを生成。さまざまな特殊攻撃が可能。入力装置『インプットリガー』が各種攻撃の起点となる。
刀身部分が基部と平行になる形態であるため、レイズバックルホルダーにマウントされる際は必ずこの状態となる。
ブレードモード
刀身『QB9ブレード』はバスターリボルバーが生成した特殊エネルギーマテリアルにより特殊斬撃を可能とする刃を展開することで「ブレードモード」となり、長剣による斬撃と射撃の同時運用を行う。
砲身『QB9マズル』はさまざまな特殊エネルギー弾を撃ち分ける機構を持ち、最も得意とする連射に至っては1分間に90万発の発射が可能となっている。
エネルギー過給機『ブーストチャージャー』を引くことで弾倉「バスターリボルバー」のエネルギー密度を急激に上昇させるブーストチャージが実行され、必殺技「ブーストタクティカルビクトリー」の発動が可能となる。
活躍
一振りで連結攻撃を仕掛けてきたドミニオンレイをゲイザー本体ごと吹き飛ばし、ブーストチャージ時はドミニオンレイ全機を軽々貫いた他、リガドの身体すら貫通している。
英寿はこの貫通性能とギーツⅨの身体スペックを合わせて活用、ブーストタクティカルビクトリーからのブーストⅨストライクの流れで二度も運営ライダーを打ち破っている。
劇中での仮面ライダーゲイザーとの戦いではブレードモードで連射している。流石にレールガンモードには劣るもののその威力は非常に高く、仮面ライダーリガドでさえ喰らえば後退りするほど。
立体化
2023年6月3日にDX玩具が発売。リデコ元のマグナムシューターと異なり、レジェンドバックルも個別認識する。マグナムシューターの実質上位モデルなのでプレイバリューは非常に高いが、装填時とバックルの起動時の音声が同じなので2回同じ音声が鳴る。
マグナムシューター時にはあったバックル起動時のSEも無くなっている、連動必殺技の音声は全く変わらない等の違いがあるので、レジェンドバックルはともかく、『ギーツ』独自のバックルの方は人によってはマグナムシューターの方が連動は楽しく感じるかもしれない。
このプレイバリューの高さから、発売当日(ギーツⅨ登場前日)から少しの間はかのブーストマークⅨレイズバックルよりも売れていた。劇中で行われていたブレードモードでの銃撃は残念ながら再現不可。
必殺技
ブーストナインストライク
BOOST Ⅸ STRIKE.
ブーストマークⅨレイズバックルのブーストスロットルレバーを1回引くことで発動。青い高次エネルギーを纏って格闘攻撃を放つ。
初使用時には仮面ライダーゲイザーのバリアをパンチで破壊し、後述のブーストタクティカルビクトリーで他のバリアを破壊した後、最後のバリアに突き刺さったギーツバスターQB9を蹴り込み、ブラックホールを生成してそこに叩き込んで撃破した。
第47話では後述のブレードモードの後に発動。超高速で蒼炎と稲妻を纏った飛び蹴りを放った。この時もギーツバスターを蹴り込んでいる。
ブーストナインビクトリー
DYNAMITE BOOST TIME BOOST Ⅸ VICTORY.
ブーストマークⅨレイズバックルのブーストスロットルレバーを2回引き、「ダイナマイトブーストタイム」に移行。その後レバーをもう1度引くことで発動。青い高次エネルギーを纏ってキック攻撃を放つ。
第48話の本編初使用時にはリガドΩのリバースによる時間逆行能力によって不発。『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』はジャマト世界樹を一撃で木っ端微塵に破壊。しかしメラにリセットされた。最終話でリガドΩに直撃させて決着をつけた。
ブーストタクティカルビクトリー
BOOST CHARGE BOOST TACTICAL VICTORY
ギーツバスターQB9のレバー「ブーストチャージャー」を引いて発動。ブレードモードではギーツバスターの刀身に青い高次エネルギーを纏った斬撃を放つ。
初使用時は、発生させた青い円形のエネルギーを刀身に纏わせたギーツバスターを敵に投擲。ゲイザーの5枚重ね張りしたバリアを次々に貫通し、ドミニオンレイ本体すら破壊した。第47話では格上の仮面ライダーリガドの身体すら貫通している。
ガンモードでは銃口部分に青い高次エネルギーをチャージし、強力な光弾として放つ。初使用時は創世の力でジャマトを黒い結晶体に閉じ込め、身動きを封じたところに至近距離から叩き込んだ。
ブーストタクティカルインパクト
DYNAMITE BOOSTER MARK Ⅸ DYNAMITE BOOSTER BOOST TACTICAL IMPACT
ギーツバスターQB9のスロットにレイズバックルを装填して発動。劇中未使用.ゲーム作品『ガンバレジェンズ』ではレールガンモードで使用。
ブーストマークⅨレイズバックルをギーツバスターのスロットに入れ、青く光るギーツテールナインで飛翔して敵に青い弾丸を発射する。
立体化
プレミアムバンダイ限定商品として「リボルブチェンジフィギュア PB06 仮面ライダーギーツⅨ&ブーストフォームマークⅢセット」にて初の立体化が発表。ボーイズトイフィギュアで仮面ライダーの最終形態が立体化となるのは仮面ライダーゼロツー以来である。
ブーストフォームマークⅢ・ギーツⅨ共に他のライダーとも互換性があり、マスク部分を取り外して他のライダーの物に換装するだけで他ライダー版ギーツⅨが完成。また、パーツの組み替えで他のレイズバックルを使用したデュアルオン形態にも換装可能。
作例では仮面ライダーメリーがギーツⅨ、仮面ライダーレターが上半身がギーツⅨ、下半身がアームドプロペラとなった形態が確認できる。2023年8月には「CONVERGE KAMEN RIDER 26」にてタイクーン、ナーゴ、バッファと共に一般店舗で発売予定。
食玩フィギュアでは他にも「装動 仮面ライダーガッチャード→1←&装動仮面ライダーギーツ」にてブジンソードと共に商品化され、プレミアムバンダイにて「プレミアムエディション」と呼ばれる豪華塗装版も予約された。プレミアム版は、販売締切を待たずして準備数が完売した。
備考
ギーツは狐モチーフなだけに「最強フォームは九尾の狐になる」と多くの視聴者は事前に予想していた。令和過去3作の最強フォームと同様、名称の後ろにフォーム名が付かない。
最強フォームに変身アイテムではない専用武器が付くのは、仮面ライダーウィザード インフィニティースタイルのアックスカリバー以来である。
複眼
変身完了後に眼のカバーが展開するという、正しく「開眼」とも言える演出で現れる、渦巻くような独特の見た目はデザイナーの田嶋秀樹氏いわく「有無を言わさぬ上位の威圧感と狂気性を孕んだ眼力」を表現する為に織り込んだとの事。
フィギュア王No.310での山下貴斗氏のインタビューによると、「目がモチーフの未来人達はこれまでずっとギーツ達を覗いていたが、ギーツが逆に未来人達を見つめ返している。ゾッとするような眼光で敵を睨む様を想像して描いた」とのこと。
ブーストフォームマークⅢ
「忘れて、たまるか……ッ!! うぅぁあああああ――――ッ!!」
SET BOOST MARKⅢ READY FIGHT.
スペック
身長:205.2cm
体重:87.6kg
パンチ力:55.9t
キック力:119.1t
ジャンプ力:143.3m(ひと跳び)
走力:1.2秒(100m)
概要 母である創世の女神を救おうと奮戦するも仮面ライダーゲイザーに敗れた浮世英寿が怒りを爆発させた結果、ブーストマークⅢレイズバックルがデザイアドライバーから生えてくるかのように誕生。
ブーストマークⅢバックルをデザイアドライバーに装填して変身した特殊形態。第37話・第38話に登場。デザグラ運営が用意した形態ではなく、英寿自身の力によって新たに作られたバックルで変身したイレギュラーな存在である。
スエルは「創世の力を継承していたのか…」と発言しており、女神=母から受け継いだ創世の力で英寿が新たに生み出した力である。
バックルが独りでに起動し、黒く禍々しい尾の様なオーラを地面から噴き上げながらギーツから伸びる3本の赤い炎の様な尻尾が周囲を薙ぎ払う。ギーツⅨへの過渡期に当たる状態であり、早々にあちらが解禁されたために一度きりの登場となった。
外見
全身の変化が大きかったブーストフォームマークⅡとは違い、全体的にブーストフォームを純白に塗り替えたような姿をしている。印象はマグナムフォームにも近い。
また、上部マスクの形状に変化は無く、装甲は通常の大型バックル使用時同様上半身のみに展開される。ブーストフォームで腕部のバイクマフラーだった部分は、狐の尾を思わせる形状に変化している。
戦闘能力
性能はこれまでのフォームから更にパワーアップし、これまで最高数値を誇っていたフィーバーブーストフォームをパワーの面で初めて上回った。
限定的ながらブーストフォームマークⅡ以上のパワーを発揮することができ、このエネルギーを応用することで背中の尻尾を使用した飛行も可能。機動力も非常に高く、マークⅡやレーザーブーストフォーム以上。
空間破壊
固有の最大の特徴。周囲の空間を破壊する力。炎のエネルギーを結集させた尾の一振りで仮面ライダーゲイザーのドミニオンレイをまとめて撃墜するほどの攻撃力を発揮する。余波で空間を削り取り、ゲイザーに勝利した。
だがこの形態では能力を順当に制御出来ない。創世の力が本来備えている「破壊」と「創造」の権能のうち破壊の力しか発揮出来ない。英寿の意識こそあれど暴走してしまい、地上へ落下した英寿は気絶した。
スエルは「その力(=創世の力)は自らの意思で操れるものではない忌まわしき力」と語っている他、その後英寿が邂逅した狐面の男はこのフォームを「全てを破壊する力」と称している。
近年の暴走フォームでは珍しく、暴走中の行動に変身者の意思が反映されている(英寿の「母を助けたい」という一心で母のもとへ一直線に向かっている)。しかし、行動こそ己の意思とはいえ一直線に進むにおいて必要のない破壊行動を行っている。
性能
頭部『ブーストギーツヘッドマークⅢ』
ヘッドマウントデバイスは『ギーツクレストギア』、『オーディットシグナル』、耳『ギーツイヤー』は同様。
複眼『スパークゴールドギーツアイ』は「ブーストタイム」発動時の超加速の中でも通常と同等の安定した視界を確保する超高性能イメージセンサーを備える。また、各種情報を基に、より遠距離の標的補足を高速化することで対応速度を向上させている。
口腔部『ブーストクラッシャーマークⅢ』は超高速戦闘下でも、しっかりと呼吸を確保し、クリアな会話を実現する機能を有する。
胴体
胸部拡張装備『レッドコアチェスター』は使用者の力を極限まで純化することで各種アビリティを数十倍に高めて超常的な戦闘力と速度を使用者に与える「ブーストタイム」の連続発動を可能とする。
肩部拡張装備『ノーブルチャージャーS』がドライバーから供給されるエネルギーを加速・増幅し、超高密度に圧縮して供給。ブーストバックルの2倍以上の超パワーを片腕に集中させる。
四肢
腕部増加装甲『Gモノクローマー』の柔軟性に優れた「レジェンドキュービマテリアル」により、防御力を高めると同時に超加速・超高出力を発揮する際の想像を絶する負荷を抑え込むなど、プレイヤーを強力にサポート・保護する。
腕部拡張装備『ピュアブーストパンチャー』は自然発火するほどの超高密度エネルギー放出による打撃の超高速化により破壊力を飛躍的に上昇させる。さらに放出した超高密度エネルギーによる物理攻撃も可能。必殺技「ブーストグランドストライク」を発動する。
ブーストマークⅢバックル
継承した「創世の力」によって、生み出された特殊なレイズバックル。グランドエンドを決行しようと目論むスエルによって創世の女神=ミツメが破壊される光景を目の当たりにした浮世英寿の叫びに呼応するかのように突如として無から誕生した。
「運営が全てを創造・管理し、例外は存在しない」とされていたライダーシステムの最初の例外であり、ニラムは「存在するはずがない」と驚愕していた。
バックル2個分の厚みを持つ為、上や左右から見るとかなり歪に大きい。この状態はどことなくブーストレイズバックルを思わせるが、ブーストバックルの意匠はマークⅡよりも更に減っている。誕生経緯も相まって初見では最早ブースト系列のバックルには見えない。
性能
使用者の各種アビリティを数十倍に高める特殊な機能を備え、既存のブーストバックルを遥かに凌駕する戦闘力と速度を生み出す。
起動装置『トライアングルエグゾースト』はドライバーにセット後、入力装置『ブーストスロットルマークⅢ』をバイクのスロットルのようにグリップを絞ることでコマンド入力を行い三本の排気口を同時開放することで起動する。
各排気口の出力の調和により安定的に超高出力を引き出している。『ハルモニアブーストリアクター』がドライバーの反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
仮面ライダーギーツワンネス
「力よりも、知恵よりも、運よりも、強いものが俺にはある…いや、俺達にはあるからだ! 何よりも強いのは……心だ。俺達がバラバラに願うなら世界の滅亡は止められないかもしれない…でも、皆で一つになって願う心があれば、俺達皆でなら叶えられる…俺達皆で…理想の世界を…!!」
「俺達で作り替えよう……この世界を!」
ONENESS RAISE BUCKLE!
「変身!!」
ALL AS ONE, GEATS ONENESS.READY…FIGHT!
スペック
身長:205.2cm
体重:105.5kg
パンチ力:60.9t
キック力:133.3t
ジャンプ力:150.1m(ひと跳び)
走力:1.0秒(100m)
概要
『映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』で登場した劇場版フォーム。仮面ライダーギーツワンネスコアIDを装填したデザイアドライバーに、ワンネスカード(特殊なライドケミーカード)を挿入したワンネスレイズバックルとブーストマークⅢレイズバックルをセットして変身する特殊形態。
力・知恵・運の全てを奪われた心の英寿が、打倒クロスギーツのために奮起して変身。仲間達の思いを継ぎ、クロスギーツ/メラの野望に立ち向かう。
本来はワンネスバックルのみで変身する形態だが、変身時の英寿はメラによって力・知恵・運を分離させられて大幅に弱体化していたため、これを補うためにブーストマークⅢバックルを併用している。
外見
英寿一人ではなく全員の力を合わせた形態である事が視覚的に表現されている。上半身にはタイクーン・バッファ・ナーゴ・パンクジャック・ケイロウ・ロポのライダーズクレストが配置。カラーリングもグラデーションになっている。
複眼は虹色に染まっているスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの衣装で着用しているスカーフの様な意匠があるのも特徴的。
各部にはジーニアスフォームのようなカラフルなラインが配置され、そのラインは最終的に胸部に集中している。その胸部にはワンネスカードが飾られている。
下半身はブーストマークⅢバックルを使用しているため、それをリボルブオンしたギーツⅨと同じものとなっている。ただしマークⅢ時は半円だった腹部の造型は、ギーツⅨと同じ真楕円になっている。
戦闘能力
武器はギーツバスターQB9を使用。数値はブーストフォームマークⅢ以上ギーツⅨ未満。パンチ力以外はブジンソード以上、相対するクロスギーツとはほぼ互角。
神の力の大半を奪われ、英寿本人の力の4分の1しか残っていないにもかかわらずデザイアドライバーで変身するライダーとしては第2位に食い込むレベルの高い身体スペックを誇る。
奪われた力を仲間達の想いの力で補い、更にマークⅢでブーストをかけた結果かなり高水準な数値になっている。創世の力や空間破壊の力は持たないが、安定性・安全性はむしろマークⅢ単体より向上している。
活躍 ブジンソードですら歯が立たなかったクロスギーツと(最初は劣勢ながらも)真っ向から戦える戦闘力も備えている。力も知恵も運も足りないため、最初は英寿らしからぬ泥臭い戦い方で敵に敢然と応戦するファイトスタイルを用いていた。
ギーツワンネスの最大の強みは人々の想いを力に変える能力にある。これまで共に戦ってきた仲間達は当然、ギーツの勝利を信じるオーディエンスの声援まで力に変換し、次第に創世の力の大半と神殺しの力を持つクロスギーツを圧倒。
更に継戦に伴って英寿の戦闘センスが取り戻されるかの如く、動きのキレも物凄い速度で向上していった。戦えば戦う程オーディエンスや仲間との共鳴で力を増していく、ギーツⅨとはまた異なる強さを秘めた姿と言える。
装備
仮面ライダーギーツワンネスコアID
仲間達の願いを受け仮面ライダーギーツコアIDが変化した新たなライダーコアID。同時にワンネスレイズバックルも生成されている。その力によって仮面ライダークロスギーツによる世界滅亡から浮世英寿とツムリを守った。
立体物
映画『4人のエースと黒狐』の入場者特典として先着30万人に配布。劇場にて上映直前に入手する形となるアイテムだが、出演者にしてオタク筆頭でもある鈴木福さんらがSNSにて、「ギーツワンネスのIDコアは、すぐに取り出せるところに持っておいてね!」と意味深な告知を投稿している。
映画のコレクターズエディションブルーレイの限定予約版にサウンドコアIDが付属。英寿・景和・祢音・道長・ツムリの台詞を収録している。
サウンドコアIDの御多分に漏れず通常より分厚くなっているためにデザイアドライバーにセットした状態だとそのままではDXブーストマークⅨレイズバックル(玩具版ブーストマークⅢレイズバックル)が装填できない。
1度マークIXを分離後、分離した手前側のレバーだけを開いた状態にし、その片側だけを装填する事により劇中のベルトの見た目を再現可能。干渉部分が無いため装填可能はもちろんボイスも鳴らせる。
ワンネスレイズバックル
ライドケミーカードを装填できる、赤いレイズバックル。カード装填後押し込むことで、英寿に集った願いの力が発動する。端的に言えばリアクターパーツに四角いパーツが繋がっただけの簡素な見た目をしている。
立体物はDXガッチャードライバーの早期購入特典として配布された。この手の配布アイテムとしては珍しくDXアイテム。
ワンネスカード
仮面ライダーガッチャードのキーアイテム、ライドケミーカードの1種。玩具版の名称は「仮面ライダーギーツ(ワンネスVer.)」。ワンネスレイズバックルに装填して使うもので、レベルナンバーは「EX」。
カードイラストにはギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ、パンクジャック、ロポ、ケイロウが描かれている。
ちなみに裏面にはスチームホッパーのマスクが描かれているが、劇中では変身ポーズのカードを裏返す動きをコマ送りにしてようやく確認できる程度には隠されている。
劇中では、ガッチャードが仮面ライダーケイロウに譲渡したブランクのライドケミーカードが、浮世英寿の勝利を信じる仲間達の想いで変化し誕生。ツムリの手でワンネスレイズバックルと共に英寿に託された。
必殺技
ワンネスビクトリー
ONENESS VICTORY
ワンネスバックルを再度押し込むことで発動。タイクーン、ナーゴ、バッファ、パンクジャック、ケイロウ、ロポのライダーズクレストを通過しながら飛び蹴りを浴びせた後、回し蹴りでトドメを刺す。
巨大化したクロスギーツを地面に叩き落とし、地面に着弾する直前にジャマト世界樹の方へ回し蹴りを叩き込み、ジャマト世界樹やアジト共々粉砕する程の威力を持つ。
備考
「ワンネス」は、「全ては1つであること、その感覚」の意味がある。ワンネスカードは先行出演した仮面ライダーガッチャードがケイロウに渡したブランクのライドケミーカードが、仮面ライダー達の意志を受けて変化したもので、ツムリによりバックルごと英寿に託されている。このため、仮面ライダーシリーズでは史上初となる「2つの作品のアイテムで変身する仮面ライダー」となっている。
ゾンビフォーム
SET ZOMBIE READY FIGHT
「目には目を、ゾンビにはゾンビを…ってな。見逃すなよ、このサプライズムーブ」
スペック
身長:205.2cm
体重:92.0kg
パンチ力:2.8t
キック力:6.0t
ジャンプ力:6.0m(ひと跳び)
走力:8.2秒(100m)
概要
ゾンビバックルをデザイアドライバーの右側に装填して、上半身に装甲を纏い変身した形態。ゾンビブレイカーを巧みに扱った白兵戦を得意とする。
ドライバーのリボルブアンロックを押した後、リボルブシフターを回転させることで下半身に装甲を纏う。初変身となる第3話では変身時の回転を利用して移動する事により、仮面ライダーダパーンの攻撃をかわしている。その後も攻撃力を活かして優位に立ち回った。
必殺技
ゾンビストライク
ZOMBIE STRIKE
ゾンビバックルのウェイキングキーをひねって発動。左手を地面に叩きつける事でバーサークローを模した無数のエネルギー体が相手の足下から出現し、足首を掴んで動きを封じる。第4話で大量のゾンビジャマトの動きを止め、ナーゴの必殺技をアシストした。
下半身
第3話では地面から多数の墓石型のエフェクトを発生させて相手を取り囲んだ後、そのエフェクトを右足に集中させて回し蹴りを叩き込み、バーサークローによる斬撃で止めを刺す。ダパーンに使用した。墓石エフェクトには攻撃対象の名前が記される。
タクティカルブレイク
POISON CHARGE TACTICAL BREAK
ゾンビブレイカーのデッドリーポンプを上部に移動させて「ポイズンチャージ」した後、インプットリガーを引く事で発動。ゾンビブレイカーを振るうと共に「poi-zom」をまき散らし、眼前の相手を溶解させる。第3話ではゾンビジャマトを同時に複数撃破した。
ニンジャフォーム
SET NINJA READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:81.6kg
パンチ力:2.7t
キック力:5.8t
ジャンプ力:20.2m(ひと跳び)
走力:5.3秒(100m)
概要
ニンジャバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。初変身は第7話。景和を焚きつけて手に入れたニンジャバックルで変身した。ラスボスに猛攻を加えて缶を蹴る隙を作った。
ニンジャデュアラーはシングルブレードを使う。第9話では分身の術でナイトジャマトを適当に叩き、缶の位置を探り当てた。ドライバーのリボルブアンロックを押した後、リボルブシフターを回転させることで下半身に装甲を纏う。
必殺技
ニンジャストライク
NINJA STRIKE
ニンジャバックルのクナイスターターを引いてから押し込み直すことで発動。
第9話で上半身で使用。分身で攪乱しつつサボテンナイトジャマトに登り、体内の缶=弱点の位置を見つけるのに使った。第7話では下半身でラスボスの缶を蹴り飛ばすも、キャッチされてしまった。
タクティカルスラッシュ
ROUND 1 TACTICAL SLASH
ニンジャデュアラーのシュリケンラウンダー1回転後、トリガーを引くことで発動。第8話ではニンジャバックルを目当てに攻撃してきたバッファに使用。上空に浮かび、刃から放った緑色の竜巻でバッファを捕らえて車の上に叩きつけた。
タクティカルフィニッシュ
ROUND 1・2・3 FEVER TACTICAL FINISH
ニンジャデュアラーのシュリケンラウンダー3回転後、トリガーを引くことで発動。第7話では無数の分身と共に刃に火・水・土・風のエネルギーを纏わせ突撃、ナイトジャマトを上から見て十字になるような残光を残してダメージを与えた。
モンスターフォーム
SET MONSTER READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:88.8kg
パンチ力:8.8t
キック力:18.5t
ジャンプ力:6.5m(ひと跳び)
走力:7.7秒(100m)
概要
モンスターバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。初変身は第9話。今のところは上半身のみ。その後第12話ではフィーバースロットバックルで「MONSTER」を引き当てて変身した。英寿もブーストフォームからスペックの劣るこの形態を優先してチェンジすることもあった。
活躍
モンスターバックルは缶を呑み込んでしまったサボテンナイトジャマトに対抗する切り札としてデザイアグランプリ運営より配られた3つのタマゴのうち、浮世英寿が持っていたものから孵化した。
英寿はタマゴのうちから「あれがお前の倒すべきラスボスだ」「自分の使命を自覚しろ」と語りかける英才教育を行っていた。
最終的に仮面ライダーバッファの覚悟を見せつけられたことで、ナイトジャマトの一撃を英寿は卵でガード。すると眩い光と共に卵は割れ、一発逆転の切り札として誕生した。
サボテンナイトジャマトの撃破後はまぶたが閉じてしまい、英寿は変身解除。そっと撫でてあげるのだった。
必殺技
モンスターストライク
MONSTER STRIKE
モンスターレイズバックルの帽子部分を2回押し込むことにより発動。第9話では右腕のモンスターグローブに星型のエネルギーを集め巨大な腕の幻影を作って伸ばし、巨大化したサボテンナイトジャマトを殴り飛ばして一発KOした。
パワードビルダーフォーム
SET CREATION DEPLOYED POWERED SYSTEM GIGANT ○○ READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:128.6kg
パンチ力:5.9t
キック力:12.2t
ジャンプ力:4.8m(ひと跳び)
走力:9.0秒(100m)
概要
デザイアドライバーにパワードビルダーバックルを装填して変身する形態。初登場は第18話。『MOVIEバトルロワイヤル』のシーカーと違いギガントコンテナバックルは使用していないが、ギガントバックルは腰ホルダーに装備しているため問題なく使える。
ジャマーボール対決では足場を生み出して空中を移動したり、タイクーンのためにギガントブラスターで遠方から足場を作るといった活躍を見せている。
第19話ではいつの間にか入手していたマグナムシューター40Xバックルをパワードビルダーバックルに装填し、マグナムシューターを使用している。第28話でもジャマトを蹴散らした。使用する武器が重量級のものばかりのため小回りの利くタイプの敵とは相性が悪く仮面ライダーグレア2戦ではヒュプノレイとの連携攻撃に苦しめられた。
必殺技
ギガントストライク
GIGANT STRIKE
ギガントバックルを装填したパワードビルダーバックルのレバーを倒し、再度引いて発動。第28話にてギガントソードバックルを装填した状態で、ギガントソードから赤い斬撃を放った。
アームドウォーター
SET ARMED WATER READY FIGHT
「すいーどうー、かーん(水道管)!」
概要
ウォーターバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。初変身は2話。常連優勝者である彼がこのバックルを知らなかった事から、どうやら装備品には時折更新がかけられている模様。
第2話では威力不足に驚きつつも機転を効かせて戦った。第3話でもジャマト達を一気に倒した。単体では今のところ上半身のみ。
必殺技
ウォーターストライク
WATER STRIKE
ウォーターバックルの蛇口ハンドルを捻って発動。レイズウォーターの出力を最大限に高めた放水攻撃を行う。第3話では分厚い鉄の扉にレイズウォーターを突き刺して発動。
隣の部屋を大量の水で満たした。レイズウォーターを引き抜いて扉を破壊して鉄砲水を引き起こして大量のゾンビジャマトとナーゴを一網打尽にした。
アームドシールド
SET ARMED SHIELD READY FIGHT
シールドバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。第3話で使用。今のところは上半身のみ。必殺技はシールドバックルのエンブレムを押し込んで発動する「シールドストライク」。劇中未使用。
アームドアロー
SET ARMED ARROW READY FIGHT
アローバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。第4話にて、デザイアグランプリのゲームマスターが閲覧していた過去の映像内で変身している姿が確認できる。放送前に公開された制作発表動画内のアームドアローの紹介映像で変身しているほか、DX・SG玩具のパッケージにも登場している。
今のところは上半身のみ。必殺技はアローバックルのレバーを引っ張る事で発動する「アローストライク」。劇中未使用。
アームドハンマー
SET ARMED HAMMER READY FIGHT
ハンマーバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。アームドアローと同じく過去の映像内で変身している姿が確認できる他、WEBで公開されている変身講座の動画でも変身している。
今のところは上半身のみ。必殺技はハンマーバックルの上面を押し込んで発動する「ハンマーストライク」。劇中未使用。
デュアルオン形態
ブーストマグナムフォーム
SET SET DUAL ON GET READY FOR BOOST & MAGNUM READY FIGHT
ブーストバックルをデザイアドライバーの右側、マグナムバックルを左側に装填して変身した形態。マグナムブーストフォームとは逆に、上半身はブーストフォーム、下半身はマグナムフォームの装甲で構成されている。
記念すべきギーツの初デュアルオンだが、登場直後速攻リボルブオンされた。第24話にてようやく本格的な登場を果たしたのが、テレビ朝日公式サイトのフォームリストに追加されることはなかった。
コラボCM『赤いぎーつね』では基本この形態で登場している。やはり上半身が赤い方が赤いきつねのイメージが保てるからだろう。
アームドウォーターブースト
SET SET DUAL ON BOOST ARMED WATER READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:85.6kg
パンチ力:23.4t
キック力:58.5t
ジャンプ力:78.0m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
概要
ウォーターバックルをデザイアドライバーの右側、ブーストバックルを左側に装填して変身した形態。初変身は第2話。上半身がアームドウォーター、下半身がブーストフォームと同一。
必殺技はウォーターバックルの蛇口ハンドルを捻る、もしくはブーストバックルのハンドルを捻る事で発動する「ウォーターブーストビクトリー」。
ブーストバックルのハンドルを2回捻ってブーストタイムへ移行後、ウォーターバックルの蛇口ハンドルを捻る、もしくはブーストバックルのハンドルを捻る事で発動する「ウォーターブーストグランドビクトリー」。どちらも劇中未使用。
ブーストアームドウォーター
SET SET DUAL ON BOOST ARMED WATER READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:85.6kg
パンチ力:23.4t
キック力:58.5t
ジャンプ力:78.0m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
概要
ブーストバックルをデザイアドライバーの右側、ウォーターバックルを左側に装填して変身した形態。ブーストバックルの圧倒的な性能と英寿の戦闘能力が組合わさっているため、通常のアームドウォーターのそれを遥かに上回るスペックを持つ。
第2話では投げ捨てる形で木に突き刺して固定、足で引き金を引き格闘戦を行いながら同時に水流弾を浴びせるというトリッキーな戦法を見せた。しかし、レイズウォーターが微妙に使い辛いためかすぐさまリボルブオンでバックルを入れ換えてしまった。
必殺技
ブーストウォータービクトリー
BOOST WATER VICTORY
ブーストバックルのハンドルを捻る、もしくはウォーターバックルの蛇口ハンドルを捻る事で発動。劇中未使用。
ブーストウォーターグランドビクトリー
BOOST WATER GRAND VICTORY
ブーストバックルのハンドルを2回捻ってブーストタイムへ移行後、ブーストバックルのハンドルを捻る、もしくはウォーターバックルの蛇口ハンドルを捻る事で発動。
巻き上げた水をギーツモードのブーストライカーに飲ませ、前に展開したエグゾーストテールから放出された水流に乗って炎を纏ったライダーパンチを叩き込む。第2話では頭領ジャマトを撃破した。
アームドハンマーマグナム
SET SET DUAL ON MAGNUM ARMED HAMMER READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:83.3kg
パンチ力:2.4t
キック力:5.8t
ジャンプ力:8.6m(ひと跳び)
走力:7.5秒(100m)
概要
ハンマーバックルをデザイアドライバーの右側、マグナムバックルを左側に装填して変身した形態。初登場は第6話。ナーゴのハンマーバックルを借り、マグナムフォームの状態からリボルブオンしつつ変身した。ナーゴと共に残り4体のトランプジャマトを倒した。
必殺技
マグナムハンマービクトリー
MAGNUM HAMMER VICTORY
ハンマーバックルのレリーフを押し、マグナムバックルのリボルバーを回転させてトリガーを引く事で発動。第5話ではレイズハンマーをナーゴのジャンプ台として利用させた後、トランプジャマトに左脚でキック。
同時にアーマードガンからリボルバー型のエネルギーを込めて強力な射撃を発射する。そのままホルダーに装備した状態のマグナムシューター・ライフルモードから極太レーザーを発射し、ジャマトを一掃した。
ビートブーストフォーム
「ナーゴ、こいつを借りるぞ!」
SET SET DUAL ON BEAT & BOOST READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:89.8kg
パンチ力:2.2t
キック力:58.5t
ジャンプ力:78.0m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
概要
デザイアドライバーの右側にビートレイズバックルを、左側にブーストレイズバックルをセットして変身する形態。初変身は第11話。外見はビートフォームとブーストフォームを融合させた姿。
ジャマトライダーを倒すためギーツ・ブーストフォームがナーゴのビートレイズバックルを借りて変身。ビートアックスのタクティカルサンダーで周囲のジャマト諸共一掃するが、再生されてしまった。
アームドドリルマグナム
スペック
身長:205.2cm
体重:83.3kg
パンチ力:1.8t
キック力:5.8t
ジャンプ力:8.6m(ひと跳び)
走力:7.5秒(100m)
概要
マグナムフォームの状態でフィーバースロットレイズバックルのスロット「???」を引いたことでランダムにドリルを引き出した形態。いわゆる「ハズレ装備」であるためか英寿にはさっさとまたスロットを引かれてフィーバーマグナムフォームへとチェンジされた。
ゾンビブーストフォーム
SET SET DUAL ON ZOMBIE & BOOST READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:98.5kg
パンチ力:2.8t
キック力:58.5t
ジャンプ力:78.0m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
概要
デザイアドライバーの両側にゾンビレイズバックルとブーストレイズバックルをセットすることにより変身した形態。初登場は第15話。道長から受け取ったゾンビバックルを使い、ブーストフォーム、マグナムブーストフォームに続く形で変身した。
ゾンビフォームとブーストフォームを融合させた姿。上半身は紫、下半身は赤の装甲で構成されている。ゾンビのパワーに加えて、脚部のマフラーで火を噴き出して加速させることで突進力を高めることが可能。
戦闘能力
ゾンビフォームをベースにほぼ全ての性能が向上しており、キック力には通常のゾンビフォームから10倍近くにまでアップしている。
ゾンビフォームの欠点であった走力もブーストバックルのパワーで3倍近く向上したことで、よりアグレッシブな近接戦闘が可能となった。格闘能力も性能が上がったため、爪を用いた飛び掛かり戦法なども見せている。しかし、パンチ力はゾンビフォームと同値。
必殺技はゾンビブーストビクトリーとゾンビブーストグランドビクトリー。劇中未使用。
パワードビルダーブーストフォーム
SET CREATION DEPLOYED POWERED SYSTEM GIGANT BLASTER READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:135.1kg
パンチ力:5.9t
キック力:58.5t
ジャンプ力:78.0m(ひと跳び)
走力:2.7秒(100m)
概要
デザイアドライバーにパワードビルダーバックルとブーストレイズバックルを装填して変身した形態。初登場は第17話。
容姿は、パワードビルダーフォームとブーストフォームを融合させた姿。下半身にブーストフォームが実装されたことでパンチ力以外の性能が大幅に向上している。
キック力は通常のパワードビルダーフォームから5倍近くにまでアップしている(ブーストレイズバックルが他のバックルと比べても非常に高い性能という実情もあるが)。
活躍
第17話の学園ゲームで、ブーストフォームからリボルブオンして変身。校長ジャマトを撃破するため、ギガントブラスターで一から校長室を造るという斜め上の方法で呼び寄せることに成功。その後、ギガントハンマーで取り巻きの不良ジャマト達をいなしていった。
ブーストタイム発動時には、ブースト側が解放した莫大なエネルギーによって各アーム及び武器を巨大化させる。
必殺技
ギガントストライク
BOOST TIME GIGANT STRIKE
ギガントバックルを内蔵したパワードビルダーバックルのレバーを閉じた後ブーストレイズバックルのハンドルを続けて2回捻ることによりブーストタイムに移行、パワードビルダーバックルを開いて発動。バックルの使用上、デュアルオンしても『STRIKE』となる。
第17話ではギガントソードで発動、ブーストタイムの能力で巨大化したギガントソードを両肩から炎を纏ったサブアームで持ち一刀両断する。
マグナムニンジャフォーム
「忘れ形見は使わせてもらうぞ、タイクーン」
SET SET
「変身」
DUAL ON NINJA MAGNUM READY FIGHT
スペック
身長:205.2cm
体重:85.8kg
パンチ力:2.4t
キック力:5.8t
ジャンプ力:20.2m(ひと跳び)
走力:5.3秒(100m)
概要
マグナムバックルをデザイアドライバーの右側、ニンジャバックルを左側に装填して変身した形態。上半身はマグナムフォーム、下半身はニンジャフォームと同一。ニンジャバックルの能力で走力とジャンプ力が通常のマグナムフォームよりも向上している。
第29話の闘牛ゲームで、第一ラウンドで敗北した景和が残したニンジャバックルを使って変身した。マグナムシューターの射撃を交えつつ、相手の足を両脚で挟んで転ばせるなどしなやかな俊敏な身のこなしでビショップジャマトを手玉に取った。
本編でブーストやフィーバースロット、強化形態用以外の大型バックル同士で変身する形態は何気にこのフォームが初めてだったりする。
必殺技
ニンジャマグナムビクトリー
NINJA MAGNUM VICTORY
ニンジャバックルのレバーを引き、押し込んで発動。第29話で使用。ビショップジャマトに風のエネルギーを纏った回し蹴りを放ったが回避された……と思いきや、2発目を時間差で命中させた。風の力がある程度持続するからこその、百戦錬磨の英寿だからこそフルに能力を発揮できる上級技と言える。
ニンジャマグナムフォーム
REVOLVE ON
スペック
身長:205.2cm
体重:85.8kg
パンチ力:2.7t
キック力:5.8t
ジャンプ力:8.6m(ひと跳び)
走力:7.5秒(100m)
概要
ニンジャバックルをデザイアドライバーの右側、マグナムバックルを左側に装填して変身した形態。マグナムニンジャフォームの装甲が上下入れ替わっている。
第29話でマグナムニンジャフォームからリボルブオンした際、ビショップジャマトの頭を手足で挟み、隠れていた古代魚ジャマトに叩きつけて表に引きずり出すという離れ業を披露した。この後すぐにブーストフォームマークⅡにチェンジされた。
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以上です。これで紹介を終えます。