今回解説する仮面ライダーはリバイです。
「お前を外に出したからこんな事になってるんだっ…! それで罪の無い人々が傷付くなら、俺は二度と変身しない。この力は人を、家族を守る為のものだ!!」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 五十嵐一輝
- 概要
- 描写
- 度胸
- 過去
- 家族仲
- 謎
- 備考
- 仮面ライダーリバイ
- 概要
- 外見
- 変身
- 変身エフェクト
- リミックス変身
- 装備
- リバイスドライバー
- オーインバスター50
- ガンデフォン50
- 先行登場
- 備考
- 主要フォーム一覧
- レックスゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 性能
- リバイスレックス
- レックスバイスタンプ
- 必殺技
- バリッドレックスゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- バリバリッドレックス
- 性能
- 必殺技
- 備考
- ボルケーノレックスゲノム
- スペック
- 概要
- 変身
- 戦闘能力
- 性能
- 必殺技
- 分離能力
- 仮面ライダーリバイス
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 性能
- サンダーゲイルバイスタンプ
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 初変身
- バディ結成
- マグマと氷のバランス
- ボルケーノの真価
【初変身】
五十嵐一輝
『仮面ライダーリバイス』の主人公。仮面ライダーリバイの変身者。年齢22歳。演じたのは前田拳太郎。
概要
銭湯「しあわせ湯」を営む五十嵐家の長男。一人称は「俺」。「湧いてきたぜ!」が口癖で決め台詞は「一気に行くぜ!」。正義感が強く、自らを「日本1のお節介」と称するほどの世話焼きで無欲な性格。
家族愛が強く、どんな無理難題でも「兄ちゃんに任せとけ!」と笑顔で引き受けてしまう。弟や妹に良い事があると自分のことのように喜ぶ。
性格
正義感に篤く理不尽は許せない好漢。前園仁志曰く「うざいけど熱い」。一番嫌いな言葉は「諦めろ」。若干仕切り屋。「大二の晴れ舞台を観に行って欲しい為ながらも、さくらが「空手の稽古がある」」と知ると「たまには休めよ」と言っていた。
礼儀正しい面もあり、前作『仮面ライダーセイバー』増刊号に先行登場した際には先輩ライダーである神山飛羽真と富加宮賢人に対して敬語を使っていた。
特徴
趣味・特技は銭湯の掃除、釣り、サッカー。好物は唐揚げ、カレーライス、コーヒー牛乳。漢検・英検共に3級で、銭湯安全入浴アドバイザーの資格持ち。
実は機械音痴。記憶喪失状態の門田ヒロミの為に思い出ムービーを作っていた最中に、編集データをうっかり消してしまった。このことをさくらに説教され、「私は編集データを消してしまいました。」というプラカードを首から掛けられ、正座させられた。
第6話ではバイスの「あの弁護士、お前と同じ顔をしていた」発言から敵契約者のトリックを見抜く、第7話では契約者候補の男子生徒の人数のズレと井戸端会議によって、チーター・デッドマンの真の契約者に気付く等、地頭その物は良く機知に優れる。
服装
Tシャツやトラックパンツをメイン(「ダサ過ぎないジャージスタイル」がコンセプト)に、冬の時期にはMA-1やCPOジャケットといったミリタリー系のアウターを羽織る。
前作の主人公とは逆のカジュアル系の服装(放送時のトレンドを反映して、オーバーサイズ寄りなのは共通)を好む。なおトップスには「しあわせ湯」や「契約書」からインスパイアしたオリジナルロゴ(アイテム毎に異なる)が入っているのが特徴。
サッカー
特技にしてアマチュアのサッカー選手だった。いくつものトロフィーを獲得する程の腕前だった。小学生時代はU-15や全国少年サッカーで優勝&MVP受賞、高校時代は全日本で優勝など、プロも夢ではなかった。現在はサッカーから離れて家業を優先している。
だが体はまだ覚えているようで、劇中ではキックは勿論、リフティングやスライディングの冴え渡る足運びを生身で披露する。それ故に身体能力も高く、生身でもギフジュニア程度であればかなり戦える。仕事前にはご休憩コーナーに額縁入りで飾られているあの「キング」の特大ブロマイドへの挨拶を欠かさない。
共感能力の欠落
他人の心境や感情が理解出来ず、それらを推し量る能力にも欠けている。家族など気心の知れた相手には悪い意味で無遠慮かつ負の感情に非常に鈍い。第14話でもサーベルタイガー・デッドマンとなった工藤康に指摘された。
同時に「お前、本当は人の気持ちが分からないんだろ?」「勝手に人助けをして自分の欲求を満たしてるだけだ!周りにいる敗者の心が見えていないんだよ……!教えてやるよ。お前は日本一のエゴイストだ!」と非難されている。
大二相手には特にその傾向が強くなり、コーヒーが飲めず辛い物も苦手な彼を躊躇なくからかう。番組のラストでは、視聴者のイラストを褒めつつさりげなく大二をディスっていた。37話以降の大二の行動を40話での直接対決まで明石に騙されているだけと思っていた。
自分勝手
実質的に家長の立場に就いているからか、独善的な節も散見され、自分の目から見て「下位の存在」や「信用におけない存在」には、容赦ない言動もちらほら。総じて、よくも悪くも「長男」にアイデンティティを委ねすぎていると言える。
第8話ではバイスの真面目な忠告を完全無視した結果、母の退院を祝う家族旅行が台無しとなる。それを咎められた際には押し黙るしかなかった。
第9話で大二=カゲロウの殲滅命令が下り、戦闘中でも集中しきれていない状況でカゲロウから「自分が生まれたのは他者に認められたい=仮面ライダーになればそれが叶う未来を一輝が大二から奪ったせい」と残酷な事実を突きつけられる。
その他描写
歴代の主人公達に比べると戦いにおける命のやり取りに関してシビア。降参を求める最後の警告に応じなかったカメレオン・デッドマンを、直前に葛藤を見せたとはいえ、倒せば消滅することを承知の上で必殺技を喰らわせ撃破している。
シスコンやブラコンの気が有り、てれびくん超バトルDVD 『コアラVSカンガルー!!結婚式のチューしんで愛をさけぶ!?』では、妹のさくらが結婚すると想像するだけで、耐えられないと涙声で言うなど、(テレビ本編でないとはいえ)キツめのシスコンを披露している。
度胸
自身の身に宿る悪魔のバイス/仮面ライダーバイスと契約し1人で2人の仮面ライダー・「仮面ライダーリバイス」として戦っている。
仮面ライダーになった当初バイスの他を省みない放埒ぶりから、周囲に被害を及ぼした事実を知った際は、契約時バイスに「人間を襲わないこと」を誓わせる為に自分の命ですら駆け引きの材料に使う等、自己犠牲をも厭わない。
フェニックスの仮面ライダーとして正式に活動を開始してからは、銭湯の常連である伊良部正造(ぶーさん)からの情報提供を受けて行動している。
過去
18年前元太に再び憑依したベイルが彼の私怨からしあわせ湯の火災事故を起こす。「自分を裏切った元太の大切なもの(家族)を皆殺し」にすべく、元太の制御さえ振り切って暴れ回るベイルに対し、幼い一輝は何も出来ずに立ち尽くすほかなかった。
そんな時一輝から生まれたのがバイスだった。一輝とバイスは「バイスが一輝の代わりに家族を守る。その代わり、一輝からその記憶は消える」という契約を交わす。内容を口外しないことで合意した結果、契約が成立。バイスがベイルから五十嵐家を守っていた。
バイスの姿が見える前から彼の声が聞こえていたのはこのため。これは他の悪魔を宿す人間には見られない事である。傍から見ると彼が独り言を言っているようにしか見えず、新堂倫太郎から「あなたは普通のホモ・サピエンスではないのですか?」と言われていた。
契約の代償
契約はその場限りのものではなくその後もずっと生きていた。家族を守るためにバイスの力を行使する度、一輝の思い出が家族全体から少しずつ消滅していたのである。
ベイルの事件のように用途を限定して力を借りる場合はピンポイントでその際の記憶がなくなるが、「家族を守るためにバイスの力を借りリバイスに変身して世界を守る」と闘う度にその記憶がランダムで失われていく。
記憶
一輝と一緒に過ごした記憶が本人だけでなく家族からも消えており、要所要所で家族写真から彼の姿が消えていく。この情報は契約の一端で自分で気づくまで秘匿されており、契約は解除不能である。家族以外であれば記憶は消えない。
第39話では第8話での温泉旅行の一件、第43話では五十嵐家の記念日に家族全員ですき焼きを食べることを完全に忘却。
度重なる戦いの中でそのペースが早くなっていることも示唆された。しかし、それでも尚一輝は家族のため、世界の人々のために仮面ライダーに変身することを決意した。
バイスとの関係
苦手なことはバイスの無責任な行動。バイスの尻尾を掴む癖があるらしい。気遣いは苦手なのか、言動は往々にして非常にストレート。自身の身に宿るバイスの破天荒かつ無責任な行動には手を焼いており、時には激しい口調で咎める事も。
バイスには基本的に困らされる場面が多い為か、何かと喧嘩しがち。だがバイスが自分自身の悪魔なのもあって、利害が一致すれば抜群のコンビネーションを披露する場面が多い。
家族仲
家族という概念に対して「愛情に満ちた幸福な共同体」という認識を持っている。しかし、絶妙にその理想像と噛み合わず、すれ違い気味の身内に対して無意識の苛立ちのようなものがある模様。
夢を諦めた事に大して多少なりとも後悔があるらしい。母の幸実に「銭湯は家族で守れるけど、世界はあんたしか守れないのよ」と言われた際には愛想笑いを浮かべていた。
バイスが騒がしくする度に叱る姿を周囲に訝しげに見られても、ごまかす事はあっても、謝罪の言葉を掛ける事はない。父の元太に「ふざけんな!」と言ったことも。
備考
名前の由来は五十周年より。口癖の「湧いてきたぜ!」は、風呂が沸くと掛けているものと思われる。「一気に行くぜ!」は自身の名前とかかけていると推測される。
天涯孤独や、両親が既に他界、もしくは存命の設定であっても作中未登場の事が多い仮面ライダーシリーズの主人公においては珍しく、両親とも健在で登場している。
第1話においてヒロミが変身に失敗し、それを見た大二が恐怖心から変身出来なくなるという描写は、本作のキャストオーディションで大勢の人が落選していったのを見たメインライターの木下半太氏が「仮面ライダーになりたくてもなれない人は大勢いる」という事を痛感した事で本編に落とし込もうとして取り入れられたもの。
仮面ライダーリバイ
「俺が…家族を守るッ!」
概要
一輝がリバイスドライバーにバイスタンプをセットして変身した仮面ライダー。基本形態はレックスゲノム。バイスがそれと連動して変身する仮面ライダーバイスとのコンビである仮面ライダーリバイスの片割れ。
リバイという名前は旧約聖書に登場する「リヴァイアサン」と、「結びつける」という意味を持つヘブライ語「レヴィ(Levi)」が由来。
「悪」や「罪」などの意味を持つ相方の「バイス」と合わせて、「リバイス(Revice / 悪を修正する)」となる。「勝手に暴れるバイスを制御しつつ戦う」ため変身し、時にやり過ぎるバイスを(物理的に)抑えつつ戦っている。
外見
スタイリッシュでライダーのモチーフを全面的に押し出した容姿。ライダーとバイスタンプの生物のモチーフをうまく掛け合わせたデザインをしている。ピンクを基調に青竹色と紫色をアクセントに配した派手なカラーリングが目を引く。
レックス以外の各形態は最強生物とレジェンドライダーがモチーフになっているが、傾向としてリバイはシルエットが、バイスはカラーリングが原典のライダーに寄せられている。
変身
大切な家族を守るため自身の身に宿る悪魔・バイス/仮面ライダーバイスと契約している。一人で二人の仮面ライダー・「仮面ライダーリバイス」として戦っている。
リバイに変身する際はファミコンのソフトにするようにスタンプに息を吹きかけてからリバイスドライバーへセットする。息を吐きかけることでリバイの反応速度が12%程向上する。
変身エフェクト
判子型のオーラに包まれてバイスが憑依し、インクのようなものが注がれてスーツ「リバイゲノミックスーツ」を形成、実体化したバイスが変身すると共に自身も変身完了する。変身中には一輝とバイスが会話するLINEのトーク画面のようなものが展開する
このリバイゲノミックスーツはリバイスドライバーから送られた様々な生物種の遺伝子情報が再構築されてできており、そこから送り込むエネルギーで変身者の身体能力を上昇させる。
性能
全身に纏う強化スーツ『リバイゲノミックスーツ』がバディアップと同時に展開。変身ベルト「リバイスドライバー」から供給される生物種の遺伝子情報を再構成する。
そして能力化した形状で装着することで変身者を仮面ライダーリバイへと変える。変身者の運動能力は数十倍に高められる。
リミックス変身
リバイとバイスが合体した姿。両者の全身が組体操の様に組み合い、各部のパーツが展開する事で、モチーフとなった生物を模したフォルムへと変化する。
リミックスにより生物種の遺伝子情報を扱う限界値を規定した「ゲノムリミット」を超えてモチーフとなった動物の野性を引き出す。人間と悪魔、バイスタンプの力といったリバイスシステムのすべてを一体とすることで完成する。
装備
リバイスドライバー
CV:藤森慎吾
概要
悪魔崇拝組織デッドマンズに対抗するべく、政府特務機関フェニックスが開発した変身ベルトにして「リバイスシステム」の中枢。
各種バイスタンプを押印式情報入力装置「オーインジェクター」に押印し、装填スロット「バイスタンプゴースロット」にセット。すると「人の体内に潜む悪魔」と、人の遺伝子に刻まれた生命の記憶「ゲノム」を融合、能力として具現化させる。
これを戦闘用の装甲に変化・装着することで仮面ライダーに変身させる。この時に悪魔の方は、変身と同時にドライバーが実行する「バディアップ」によって一時的に分離、仮面ライダーに変身した状態で実体化する。悪魔との適合率が低いと変身出来ず内に秘めた悪魔をデッドマンとして生み出してしまう。
機能
変身後にセットしたバイスタンプを2回倒す事で必殺技を発動させる。人の姿ではゲノムの力を完全には発揮出来ないため、悪魔側と協力して生物本来のフォルムに近い状態に再変身する「リミックス変身」を行う事でその真価を発揮する。
悪魔の行動をある程度抑制出来る。腰に装着するだけでも、使用者の体を離れた悪魔を吸引するかのように使用者の体内に戻せる。ベルト「バディバインド」には「バイスタンプホルダー」を左右一基ずつ装備。それぞれバイスタンプを1個セット可能。
入手経緯
元々は弟の大二が使用する事を前提としていた(大二が分隊長に選ばれたのもそのため)が、その上司の門田ヒロミが勝手に変身しようとして失敗。
さらにレックス・デッドマンを生み出す所を目撃した事で恐怖する。ドライバーとレックスバイスタンプを手放した際に、ジョージ・狩崎の助言を受けた一輝が回収・使用した。
このドライバーによって発動するライダーキックはデッドマンを撃破した際、悪魔獣と契約者を分離する作用があり、開発者の狩崎によれば同様のプロセスで悪魔を分離出来た事例が既にある模様。
立体物
DX玩具が2021年8月7日に先行発売。お絵描きボードの要領でスタンプを押し当てればそれぞれのスタンプ毎の絵柄が浮き出る。
「バッタバイスタンプ」と「HENSHIN BELT HISTORY」がセットになった「DXリバイスドライバー 仮面ライダー50周年スペシャルセット」が発売。令和の主役ライダーのベルトとしては初の名前に漢字が使われていない変身ベルト。
オーインバスター50
概要
『仮面ライダーリバイス』に登場するライダーウェポン。普段はスタンプ状の「オーインスタンプ」という形を取っているが、リバイが自身の肉体に押印する事で実体化する。名前の由来は「押印」から。1つしかないため、リバイとバイスの2人で共有して使う。
持ち方により斧の「アックスモード」と銃の「ガンモード」を使い分ける。一輝は当初モード切替を知らずにアックスモードのみを使用。第2話で敵に弾き飛ばされたオーインバスターをキャッチした際、たまたまガンモードのトリガーを引いたことで気づいた。
オーインスタンプ
携帯用形態。リバイスのライダーズクレストに酷似した図柄が描かれたスタンプ。仮面ライダーリバイの押印を受けてオーインバスター50を出現させる。押印箇所はどこでもよく、第1話では左手に押して召喚している。
アックスモード
刃『50エッジ』は毎秒50万回にも及ぶ超高速スタンピングを行い高周波を発することで、あらゆるものをバターのように容易く切り裂ける。
刃全体にゲノムパワーフィールドを形成することで様々な形状に変化する。引き金『アックスバストリガー』で操作し、攻撃対象が承認されると安全装置が解除され、攻撃を行う。
ガンモード
銃口『50マズル』は最大で毎秒50万発の50口径ゲノムパワー光弾を発射するスタンピング連射や、射出後50発に分散して複数の標的を同時に追うことができるブレイクホーミング光弾など、さまざまな射撃パターンを使い分けることができる。
引き金『ガンバストリガー』で操作し、攻撃対象が承認されると安全装置が解除され、攻撃を行う。
性能
押印式情報入力装置『オーインジェクター』はオーインスタンプの押印による攻撃方法の変更やバイスタンプの特殊情報伝達コード「バイスタンプコード」の押印による入力を受けて様々な生物種の力を受信する。
バイスタンプ装填用スロット『バイスタンプスロット』は「オーインジェクター」に押印したバイスタンプをセットすることで ゲノム承認シークエンスへと移行。バイスタンプの能力を加えた必殺技を発動可能とする。
入力解除装置『イレイサーポンプ』を引くと押印式情報入力装置「オーインジェクター」への入力を解除して、スタンプバイ状態からデフォルトの状態に戻す。
必殺技
銃口部分のオーインスタンプを取り外し、スタンプ台「オーインジェクター」に押印する事で必殺技を発動出来る。また、各種バイスタンプで押印することによる対応した必殺技を放てる。
オーイングストライク
スタンプバイ! オーイングストライク!
銃モード時にオーイングスタンプをオーインジェクターに押印して発動。50マズルからオーインスタンプの印面を模した砲撃を放つ。
オーイングスラッシュ
スタンプバイ! オーイングスラッシュ!
斧モード時にオーインジェクターにオーインスタンプを押印する事で発動。オーインバスター50を振るうと共に50エッジからオーインスタンプの印面を模した3枚の斬撃を飛ばして攻撃する。
スタンピングスラッシュ
スタンプバイ! 必殺承認! Here We Go!Here We Go! ○○!スタンピングスラッシュ!
アックスモード時の必殺技。オーインバスターのオーインジェクターに各種バイスタンプを押印後、バイスタンプスロットに装填する事で発動。装填した各種バイスタンプの能力に応じた斬撃を放つ。
○レックスバイスタンプ
大切断型の斬撃攻撃。相手の頭上目掛けて振り下ろすと同時に、50エッジにT-レックスの頭骨を模したエフェクトを発生させ、相手を嚙み砕く。
〇ボルケーノスタンピングスラッシュ
ボルケーノバイスタンプを用いたアックスモードの必殺技。斧に炎を纏わせて斬り裂く。
〇ローリングスタンピングスラッシュ
ローリングバイスタンプを用いたアックスモードの必殺技。ローリングバイスタンプをセット後にローラーを回転させ、電光石火の如く接近して切り裂く。
スタンピングストライク
ガンモード時の必殺技。オーインバスターのオーインジェクターに各種バイスタンプを押印後、バイスタンプスロットに装填する事で発動。装填した各種バイスタンプの能力に応じた砲撃を放つ。
○レックスバイスタンプ
50マズルからT-レックスの頭骨を模した光弾を放ち、相手を食らい尽くす形で粉砕する。
〇ローリングスタンピングストライク
ローリングバイスタンプを用いたガンモードの必殺技。銃口にエネルギーを込めて、巨大なレーザーを放つ。
立体物
DX玩具が2021年09月04日に発売。価格は4,730円(税込)。劇中通りガンモードとアックスモードで遊べ、それぞれのモードで発光と攻撃音が発動する。
スタンプ台自体がスイッチになっているため、押印しなくても必殺技音声が流れ、こちらもバイスタンプ毎に絵柄が変わる仕組みになっている。
ガンデフォン50
『仮面ライダーリバイス』に登場する携帯電話型のデバイス。武器として使用可能で、オーインバスター50と共にリバイスがメインウェポンとして使っている。
勿論携帯電話としても使用可能で、五十嵐大二が使用している。名前の由来はそのまま「GunでPhone」。
オストデルハンマー50
リバイスシステムの一環として政府特務機関フェニックスのジョージ・狩崎により開発された。接触した物体の特性やバイスタンプに保存されている遺伝子情報を読み取り、攻撃に転用できる。ライトブルーとイエローというお菓子のようなポップなカラーの武器。
大口径・超硬質の『オストデルヘッド』は打突武器としてとてつもない破壊力を生み出す。押印式情報入力装置『イタダキインジェクター』で対象物を叩くと瞬時にその組成を読み取り、疑似エネルギー体を生成できる。
性能
引き金『オストデルトリガー』は攻撃対象が承認されると安全装置が解除され、攻撃を行う。操作装置『オストデルノック』を強く押し込むことでコマンドが入力される。
1度押し込んだ後に押印式情報入力装置「イタダキインジェクター」で読み込んだ対象のデータを、再度押すことでロックする。グリップ『オストデルゴーグリップ』をリバイスが握ることでリバイスドライバーからのエネルギーが供給。
必殺技
ストップトレ印オストデルクラッシュ
レッツイタダキ! フミキリ!イタダキ! ストップトレ印!オストデルクラッシュ!
フミキリのイタダキ必殺技。詳細は不明。
メッチャキュー印オストデルクラッシュ
レッツイタダキ! 掃除機!イタダキ! メッチャキュー印!オストデルクラッシュ!
掃除機のイタダキ必殺技。詳細は不明。
スプラッシュレ印オストデルクラッシュ
レッツイタダキ! ドリンク!イタダキ! スプラッシュレ印!オストデルクラッシュ!
ドリンクのイタダキ必殺技。詳細は不明。
エレメント印オストデルクラッシュ
レッツイタダキ! ネイチャー!イタダキ! エレメント印!オストデルクラッシュ!
ネイチャーのイタダキ必殺技。自然界の物質を叩いて発動。バイスが第8話で使用した際には岩を叩いて使用し、岩石を模したエネルギー体を空中に複数生成。それをぶつけて仮面ライダーエビルを攻撃した。
第14話ではリバイ バリッドレックスゲノムがバリッドシールドを叩いて使用し、氷でできた巨大なハンマーを生成してサーベルタイガー・デッドマン フェーズ2を攻撃した。
ドライブ印オストデルクラッシュ
レッツイタダキ! 車!イタダキ! ドライブ印!オストデルクラッシュ!
車のイタダキ必殺技。ドリフトの勢いで高速回転しながら相手にハンマーを叩きつける。
リバイスラッシャー
オストデルハンマーのヘッドを90度動かして立て、同時に内側から剣先を展開し、合体準備状態に変形させたオストデルハンマー50とオーインバスター50を連結器『50コネクト』で強固に連結。同時にエネルギーバイパスを形成した合体武器。
ハンマー側の柄にある「5」の模様と、オーインバスターのウインドウ部分で「50」を形成している。攻撃力は単独での運用を遥かに上回る。バイスタンプに保存された生物種の力を得て攻撃方法を自在に変化できる。
攻撃性能
一点の曇りなく研ぎ澄まされた超硬刃『50スラッシュエッジ』はオーインバスター50が発するゲノムパワーフィールドにより長剣が形成。押印式情報入力装置「オーインジェクター」に入力された生物種の力を得て様々な特性を付加できる。
副刃『アックスエッジ』はカウンターなどの2次攻撃を担っている。『オストデルヘッド』内部のゲノムパワートランスが稼働し、リバイスから供給されるエネルギー出力を一気に引き上げて攻撃力に変換する。
性能
引き金『スラッシュバストリガー』は攻撃対象が承認されると安全装置が自動で解除され、各種攻撃を発動させる。グリップ『アックスバスグリップ』を握ってリバイスドライバーからエネルギーを供給。
必殺技
リバイバイスラッシュ
スタンプバイ! Here We Go!Let's Go!Here We Go!Let's Go! リバイバイスラッシュ!
取り外したオーインスタンプ、またはバイスタンプをスタンプ台「オーインジェクター」に押印して発動。押印した各々のスタンプに応じた斬撃を放つ。
○ジャッカルバイスタンプ
第8話で使用。50スラッシャーエッジに黄色のエネルギーを纏わせ、相手を直接斬り付ける。
〇マンモスリバイバイスラッシュ
マンモスバイスタンプを用いた必殺技。第15話で使用。発動した氷の剣で連続攻撃を仕掛ける。
〇ボルケーノリバイバイスラッシュ
ボルケーノバイスタンプを用いた必殺技。第18話で使用。発動した炎の大剣で敵を斬り裂く。バイスが生成した長大な氷の刃による滅多切りとの合わせ技を食らわせる。
〇ブラキオバイスタンプ
第22話で使用。50スラッシャーエッジにマゼンタ色のエネルギーを纏わせ、巨大化させた刀身で敵を切り裂く。
第22話で使用。50スラッシャーエッジにマゼンタ色のエネルギーを纏わせ、巨大化させた刀身で敵を切り裂く。
〇ローリングリバイバイスラッシュ
ローリングバイスタンプを用いた必殺技。第30話で使用。リバイスが使用し、稲妻を纏った斬撃を敵に放つ。
第37話冒頭ではレックスゲノムが使用し、バイスが持つリバイスラッシャーにリバイが押印しバイスは黒いエネルギーを纏い斬撃、リバイはローリングバイスタンプで近接攻撃するというコンビである事を活かした攻撃をした。
先行登場
『スーパーヒーロー戦記』と同時上映された映画『仮面ライダーリバイス』に先行登場。仮面ライダーゼロワン以来の夏映画の登場である。
『スーパーヒーロー戦記』本編では、アスモデウスが率いる怪人軍団とヒーローたちが激闘を繰り返していたところに登場し、飛羽真も驚愕していた。
バイスとの見事なコンビネーションでアスモデウスを巨大化するところまで撃破した。先輩ライダーとスーパー戦隊に任せてこの場をあとにした。
後日談・増刊号「新たなページが、開くとき、」にも先行登場。セイバー&エスパーダVSバッタ・デッドマンの戦闘に乱入。
最後はレックスゲノムからメガロドンゲノムにゲノムチェンジし、「メガロドンスタンピングフィニッシュ」で滅多斬りにしたが、とどめはセイバーとエスパーダに譲った。
備考
変身する派生形態によって変身待機音が変わる珍しいタイプのライダー。主役ライダーにクラッシャーがむき出しになっているのは鎧武以来8年ぶりのこと。足の裏には「5」と書かれており、ダブルライダーキックの際バイスの「0」と並んで「50」を表す。
主要フォーム一覧
リバイスドライバー! レックス!
「ハァー…」
Come on! レ・レ・レ・レックス! Come on! レ・レ・レ・レックス!
「変身!」
バディアップ! オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング! 仮面ライダー!リバイ!バイス!リバーイス!!
スペック
身長:198.2cm
体重:93.6kg
パンチ力:8.9t
キック力:32.1t
ジャンプ力:28.2m(ひと跳び)
走力:3.8秒(100m)
パンチ力:8.9t
キック力:32.1t
ジャンプ力:28.2m(ひと跳び)
走力:3.8秒(100m)
概要
レックスバイスタンプをリバイスドライバーに押印して変身する基本形態。ティラノサウルスのパワーを宿した形態変身音声の元ネタは「押印」と「承認」。
「Owing」には「借りている」という意味があり、バイスタンプや契約した悪魔から力を得ている事を表している。派生形態と異なりレジェンドライダーのモチーフは含まれないため、変身音声はリバイス独自のもので決め台詞のもじりはない。
外見
歯を剥き出しにして威嚇しているようなギザ歯状のクラッシャーと真紅の複眼による悪人染みた面構えが特徴。基本形態だけに非常にシンプルでスマート。ティラノサウルスの顔を模しつつも仮面ライダーとしての側面を押し出したデザインになっている。
ピンクと水色のカラーリングはジョージ・狩崎の好み。仮面ライダーローグ、仮面ライダーエデンに続く「頭部に飾りのない仮面ライダー」である(両目と一体化する形でV字のアンテナはあるが、非常に短く顔の一部と化している)。
戦闘能力
「リバイスシステム」専用に開発され、レックスバイスタンプに組み込まれた「R因子」の恩恵により出力バランスが最も良い。その力を活かした徒手空拳スタイルで戦う。
脚部を肥大化させてティラノサウルスの脚部へと変形・脚力強化可能。リバイがバイスタンプを操作する事でバイスの口から火炎放射を行える様になる。
性能
頭部『レックスリバイヘッド』
頭部装甲『レックスリバイトップ』が頭部を保護。レアメタル「アストメタルム」を主材とした強固な装甲を卵型の形状にすることで衝撃を効率良く逃がす。
額の調整器『リバイスシグナル』がバディを組むバイスとの出力やタイミングを調整。連携の精度を向上させる。
複眼『レックスリバイアイ』はハンターの目ともいえる肉食恐竜の動体視力と広い視野角により、どんな小さな標的の動きでも的確に捉える。口腔部『レックスリバイクラッシャー』は呼吸効率に優れ、低酸素下でも通常時と同程度の酸素を取り込める。
胴体
胸部『レックスエンブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、変身者をT-レックスの戦士とする。レックスバイスタンプに組み込まれたR因子は、リバイスシステム専用に開発されたもので、最も出力バランスが優れたレックスゲノムを基本としてる。
腕部『レックスリバイアーム』
T-レックスの強靭さを加えて強化。グローブ『レックスリバイグローブ』はT-レックスの強靭な顎の力が握力に現れ、大木を握り潰すほどの力を発揮する。
肩部『レックスリバイショルダー』は隕石から極稀に採取されるレアメタル「アストメタルム」が主材。強化スーツ「ゲノミックスーツ」により、生物種の遺伝子情報を能力化した形状に変形。あらゆるものを弾く。
脚部『レックスリバイレッグ』
「リバイゲノミックスーツ」の構成バランスを司る「ゲノムシフト」を部分的に生物種側に振り切ることでT-レックスの脚に酷似した形状となり、圧倒的な破壊力を生み出す。
ブーツ『レックスリバイブーツ』は走行に特化した恐竜が持つ「アークトメタターサル」と呼ばれる構造が再現され、走力を飛躍的に向上させている。
変身ベルト「リバイスドライバー」の操作を受けてソール面にエネルギーを高密度に収束することで、必殺技「レックススタンピングフィニッシュ」が発動可能となる。これによりデッドマンを契約解除可能。
リバイスレックス
バディアップ! 必殺!繰り出す!マックス!レックス!
仮面ライダーリバイ レックスゲノムと仮面ライダーバイス レックスゲノムがリミックス変身し、T-レックスの野性を引き出した姿。体勢は組体操の「サボテン」によく似ているが、リバイが前傾になってバイスが状態を起こしている。
結果、リバイの尻にバイスの顔面が密着している。この体勢には流石のバイスも『俺っちこっちかよぉ!?』と不服そうにしていた。大柄な外見に反して猛スピードで走る、大きくジャンプする等機動力は高い。
性能
頭部『リバイスレックスヘッド』はハンターのような動体視力と広い視野角を持つ目で、小さな標的の動きでも的確に捉える。強靭な顎はあらゆるものを粉砕する。体は『リバイスレックスボディ』。
尻尾『リバイスレックステール』は走行時のバランスを取るスタビライザー。障害物を一気に排除する広範囲攻撃にも使用できる。
四肢
腕『リバイスレックスアーム』の研ぎ澄まされた爪で掴まれた対象は、決して逃れられない。
脚『リバイスレックスレッグ』は最大の脚力と尻尾の反動を活かした大ジャンプを行い、全体重を乗せたキックによりあらゆるものを踏み潰す必殺技「レックススタンピングフィニッシュ」を放つ。
レックスバイスタンプ
レックス!
白亜紀を生きた恐竜の王者「ティラノサウルス」の力と令和ライダー3作目の主人公の片割れ「仮面ライダーリバイ」の意匠をモチーフにしたバイスタンプ。カラーはリバイのマスク部分がパープル、レックス部分がマゼンタとなっている。
必殺技
レックススタンピングフィニッシュ
バディアップ! レックス!スタンピングフィニッシュ!
レックスバイスタンプを2回連続で倒して発動。足裏に巨大なスタンプを象ったエネルギーを纏い、2人揃って跳び蹴りを繰り出す。
第4話ではリバイ単独で発動し、フェーズ2となったコング・デッドマンと契約者の分離に成功している。リバイスレックス時には尻尾の反動を利用して大ジャンプし、エネルギーを纏ったリバイスレックスレッグに全体重を乗せて相手を押し潰す。
レックスインパクト
『ガンバライジング』限定技。リバイがバイスを敵の斜め上目掛けえてジャイアントスイングの要領で投げ飛ばし、レックスバイスタンプを起動。
同時にバイスが縦に回転、敵の目前の地面へ着地すると、敵の上からティラノサウルスの足型の衝撃波が落下し、爆発を起こす。
その他ガンバライジング限定技
レックスフィニッシュは所謂ダブルライダーキック。レックススタンピングフィニッシュの簡易版と言ったところ。「レックススピリットフィニッシュ」、「レックスコンビネーション」も存在する。
バリッドレックスゲノム
バリッドレックス! バリバリ! バリバリCome on!バリッドレックス!
「変身!」
バリバリィアップ! My name is!仮面ライダー! リバ・バ・バ・バイ!リバイ!リバイ! リバ・バ・バ・バイ!リバイ!
「世界は、俺達が整える!」
スペック
身長:200.0cm
体重:118.7kg
パンチ力:31.2t
キック力:62.5t
ジャンプ力:56.8m(ひと跳び)
走力:2.6秒(100m)
体重:118.7kg
パンチ力:31.2t
キック力:62.5t
ジャンプ力:56.8m(ひと跳び)
走力:2.6秒(100m)
概要
レックスバイスタンプを読み込ませたバリッドレックスバイスタンプを、リバイスドライバーに押印して変身する強化形態。初登場は第13話。一輝達の足元が氷漬けになり、巨大な卵が降ってきて一輝を包む。
それがバイスのパンチなどによって割れると(殻は一部飛び散ったままになる模様)、変身が完了する。バイスが一輝の中にいた場合は、通常通りの変身シークエンスとなる。
元々「悪魔の力に頼らないゲノムへの変身」を目指して開発された事とジャッカルゲノムの当初のビジュアルを「ダサい」と貶された事に対するジョージ・狩崎の嫌がらせで、バイスはレックスゲノムのまま。
外見
レックスゲノムのイメージカラーであるピンクはほぼ消滅。代わりにもう一つのイメージカラーである水色が前面に押し出されている。
ベースはゲノムチェンジ各種の様なパープル。その上から『ドラゴンボール』の戦闘服の様な鋭角的なアーマーを着込んでいる容姿となっている。
戦闘能力
瞬時に凍らせる強烈な冷気を身に纏った格闘を繰り出せる他、盾を生成したり氷柱を飛ばせるなど応用性が豊富。口や肩から吹雪を噴射できる。
初登場回ではダイオウイカ・デッドマンとウルフ・デッドマンのギフテクス2体を軽く圧倒。一般のフェーズ2級以上の力を持ったサーベルタイガー・デッドマンにも完勝。 デッドマンズベースにもリミックス召喚能力をフルに使ってほぼ単独撃破を成し遂げた。
『ビヨンド・ジェネレーションズ』ではセンチュリーの助力ありとはいえギフと同格と見られる最強の悪魔ディアブロに有効なダメージを与えていた。第17話でもギフテリアンを蹴りの一撃で難なく吹き飛ばした。
バリバリッドレックス
第37話にてギフデモス化した御子柴朱美を救いつつ、ギフの細胞を入手するためにジョージ・狩崎がバリッドレックスバイスタンプに強化改造を施した結果、誕生した形態。
氷の力が強化された上にバイス側もバリッドレックスゲノムに変化。スペックの上昇に加えて2人が氷の力で統一されているため、相手を凍らせて動きを止める事に特化している。
なお、こちらの場合はレックスバイスタンプではなくサンダーゲイルバイスタンプをバリッドレックスバイスタンプに読み込ませてから変身する。
性能
頭部『BRリバイヘッド』
温度が下がるにつれて強度が高まる「コールドアストメタルム」製の強固な頭部装甲『BRリバイトップ』を卵型にして衝撃を効率良く逃がす。超伝導状態で発生したマグネティックフィールドによる電磁加速により、行動速度を引き上げる。
調整器『BRリバイシグナル』が10種のゲノムの力を調整。相反する能力の取捨選択などを行うことで各モーションを最適化。さまざまな攻撃の効果を最大化させる。
口腔部『BRリバイクラッシャー』外気を取り込む際に温度調節を行い極限温度環境下でも変身者の呼吸器系を守る。極低温の突風を吹き出してあらゆるものをモノを凍結させる。
感覚器官
データ収集装置『BRリバイブロウ』が対象との間合いや射撃攻撃の着弾点などの計測や攻撃・回避を行うタイミングなどを予測する。
複眼『BRリバイアイ』は暗視能力と動体視力に優れ、暗闇の中でも周囲の動体反応を捕捉・識別できる。レーダーやデータ収集装置からの予測結果などを視覚化して膨大な情報を簡潔に取得できる。
全身
強化スーツがバリバリィアップと同時に展開される『ゲノダイナミックスーツ』に進化。極限温度環境でも活動可能。変身者の運動能力が数十倍に高める。
胸部『バリッドレックスエンブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、変身者を10種のゲノムの力を合わせ持つ戦士とする。
バリッドレックスの凄まじい力は膨大なエネルギーを必要としており、バイスタンプから生み出すエネルギーに加えて周囲が凍て付くほどの熱エネルギーを各部の装甲表面から吸収する。
臨界温度に達することで超伝導状態となり、急激にエネルギー効率を高めるマグネティックフィールドを発生させる。これにより、単独での全リミックス同時発動を実現している。
腕部『BRリバイアーム』
あらゆる武器を使いこなす技量を備える。グローブ『BRリバイグローブ』のチャージ機構に蓄えたパワーを一気に開放して圧倒的なパンチ力を生み出す。両手で形成した空間の中心部を極低温化して圧縮エネルギーを電磁放射できる。
強固な肩部装甲『BRリバイショルダー』は温度が下がるにつれて強度が高まる「コールドアストメタルム」製。エアインテークで強制吸入した空気から強烈な風を発生する。
脚部『BRリバイレッグ』
驚異的な泳力を備え、しなやかさと俊敏性を活かして複雑な地形も軽々とクリアする高い機動力を発揮する。ブーツ『BRリバイブーツ』はT-レックスが持つ強力な脚力とキック力を再現している。
リバイスドライバーの操作を受けてソール面にエネルギーを超高密度に収束することで、必殺技「フィニフィニフィニッシュ」が発動可能となる。これによりデッドマンを契約解除することができる。
バリッドレックスバイスタンプ
バリバリ! バリッドレックス!
レックスからブラキオまでの狩崎お気に入りの10種のバイスタンプの遺伝子情報を一つに集約させたバイスタンプ。カラーはベース部分がワインレッド、レックス部分がブルー、卵部分がシルバーとなっている。
10種のバイスタンプを読み込み、リバイスドライバーへ押印することで変身する。DXガンデフォン50でのバイス先生によるバイスタンプ講座では「新しいリバイスをご覧あれ!」。
外見
基本状態ではティラノサウルスの手足が飛び出た卵。使用時にはT-レックスの尻尾を模ったスイッチ「アクティベートクラッカー」を押した後、上部に設けられた読み取り装置「バリッドスキャナー」にレックスバイスタンプを押印して読み込ませる事で起動。
リバイスドライバーに押印・装填してレバー操作を行うと、外装「バリッドレックスバイスタンプボディ」に造形された遺伝子濃縮用特殊容器「リボーンシェル」が卵の殻の如く上下に割れて展開。
T-レックスを機械化させたような「バリッドレックスレリーフ」が露出する。スタンプのがらもこれまでとは違い、ティラノサウルスの全体像ではなくティラノサウルスの頭蓋骨となっている。
経緯
様々な危惧から『悪魔の力を用いないゲノム』として狩崎が開発。10種のバイスタンプで発動したリミックス変身の戦闘データを入れ込む形で進められていた。
だが、レックスバイスタンプのデータを何度入れ込んでも99%の数値で止まり、何故か起動しなかった。しかし、デッドマンズによるフェニックスベース襲撃の折、一輝が『バイスを信頼したこと』によってデータ入力が完了10種のバイスタンプの力を取り込み起動した。
必殺技
フィニフィニフィニッシュ
バ・バ・バリ!バ・バリ!バリバリバリ! バリッドレックス!フィニフィニフィニッシュ!
バリッドレックスバイスタンプを2回倒して発動。空中に錐揉みジャンプして、強烈な冷気で相手を凍らせ飛び蹴りを放つ。第14話ではエグゼイドのような空中連続蹴りを披露。
発動時には冷気で空が暗くなる演出が入る他、キックのヒット時に一時停止してアップのリバイが映る特殊カットインが入る。バイスの方は、避けようとする敵を軌道上に追いやる、必殺技の妨害を防ぐ等サポートを行う。
活躍
第15話ではバイスのバリッドシールドを踏み台にして飛び、ライブとジャンヌと共にトリプルライダーキックを叩き込んだ。第16話では召喚したリバイスレックスと共に飛び蹴りを放った。『ビヨジェネ』では両手から冷気を放ち相手を凍らせた。
ガンバライジングでは徒手空拳を絶え間なく繰り出して相手を空中へ吹き飛ばした後、バリッドシールドを踏み台代わりにして自身も高く飛び上がる。
バイスが放り投げたバリッドシールドを利用して軌道を変更し、続けざまに跳躍したバイスと共にクロスカウンターの要領で同時に飛び蹴りを放つ。
バリバリスタンプフィーバー
バ・バ・バリ!バ・バリ!バリバリバリ! 〇〇! リボーン!〇〇! バリバリ!スタンプフィーバー!
バリッドレックスバイスタンプのバリッドスキャナーに各種バイスタンプを押印・読み込ませて発動。リバイの体温が臨界温度に達する事により「マグネティックフィールド」が発生。
独立した分身を実体として顕現させる事が出来る。各種バイスタンプを押印することで、リミックス変身形態が実体化する。顕現中もリバイとバイスは普通サイズのままで現存しており、そのまま2人の等身戦士と一つの巨大戦力で個別に戦う事が可能。
複数のスタンプを読み込ませれば複数のリミックスを同時に実体化可能。それらを融合させられる。併用するほど顕現できるサイズは小さくなり、後者の場合は等身大にまで縮む。
○ブラキオバイスタンプ
巨大リバイスブラキオを召喚し、リバイスブラキオヘッドで相手を打ち据えたり、リバイスブラキオレッグによる踏み付け攻撃を行う。第13話で使用。
巨大リバイスブラキオを召喚し、リバイスブラキオヘッドで相手を打ち据えたり、リバイスブラキオレッグによる踏み付け攻撃を行う。第13話で使用。
○コングバイスタンプ+カマキリバイスタンプ+ジャッカルバイスタンプ
リバイスカマキリをベースにリバイスコングレッグ(前腕部)とリバイスジャッカルレッグ(バイス ジャッカルゲノム)を集約させてパワーとスピードを増強。
リバイスカマキリをベースにリバイスコングレッグ(前腕部)とリバイスジャッカルレッグ(バイス ジャッカルゲノム)を集約させてパワーとスピードを増強。
等身大に縮小した状態から目にも止まらぬ速さで切り掛かり、止めに腕力を増大させたリバイスカマキリフォアレッグで対象を叩き切る。第14話で使用。
○レックスバイスタンプ+プテラバイスタンプ+ブラキオバイスタンプ
リバイスレックスをベースに青いフォトンの翼とリバイスブラキオヘッドを集約させた状態から、リバイスブラキオヘッド型のエネルギーで相手を叩き付ける。
リバイスレックスをベースに青いフォトンの翼とリバイスブラキオヘッドを集約させた状態から、リバイスブラキオヘッド型のエネルギーで相手を叩き付ける。
同時に上空まで吹き飛ばし、自身も飛行しつつ体当たりと共にフォトンの翼による斬撃をお見舞いする。第16話で使用。
第15話では浮上したデッドマンズベースを破壊すべく、10種全てのバイスタンプを3回に分けて発動。卵を模したカプセルが卵パックから続々と出現し割れてから召喚された。猛攻を掛けた後、ダメ押しとばかりに眩い光を放つ。
そしてリバイスレックス・リバイスマンモス・リバイスブラキオ・リバイスプテラ、リバイスイーグル・リバイスメガロドン・リバイスカマキリ、リバイスジャッカル・リバイスライオン・リバイスコングで総攻撃を仕掛けた他、一斉に飛び蹴りを放った。
ガンバライジング技
バリッドレックスフィニッシュ、バリッドクラッシュボレー、レックスフィニッシュを使用。リバイが敵を連続攻撃で宙に飛ばし、バイスのシールドを踏み台に敵の上方へ跳躍。
するとバイスがシールドを投げて飛び上がり、リバイも投げられたシールドを蹴って機動を変える事で、交差する様なダブルライダーキックを叩き込む。
備考
名前の由来は恐らく卵が割れる効果音「バリっと」と「正当な」を意味する英単語「valid」からだと思われる。1号ライダーの中間フォーム枠を氷属性のフォームが務めるのは史上初。
「ととのえる」といった決め台詞から、モチーフの1つとしてサウナ(水風呂)が使われていると推測される。ちなみにリバイスドライバーの声を担当している藤森慎吾氏は大のサウナ好きで、特にサウナに入った後の水風呂に拘りがあることで有名。
ボルケーノレックスゲノム
ボルケーノ! コンバイン! バリ!Fire!Come on!ボルケーノ! バーストアップ! オニアツーイ!バリヤバーイ!ゴンスゴーイ! パネェツヨイ!リバイス!We are!リバイス!
「一緒に行くぜ!」
スペック
身長:203.8cm
体重:113.8kg
パンチ力:40.1t
キック力:75.1t
ジャンプ力:61.9m(ひと跳び)
走力:2.2秒(100m)
概要
ボルケーノバイスタンプとバリッドレックスバイスタンプを合体させ、リバイスドライバーに押印して変身する。仮面ライダーリバイの強化形態。初登場は第17話。スーツにはファイヤーパターンが描かれている。
バリッドレックスゲノムでレックスゲノムのピンクが消え去ったが、今回はさらに水色もほぼ消滅。パープルが中心のカラーで、差し色はイエロー。一応クラッシャーが水色である。顔の造形や色合いはクウガのライジングフォームを彷彿とさせる。
変身
素体のみとなったリバイが再び卵に包まれると同時に、その周囲に灼熱のマグマが発生。卵内部で煮えたぎった液体が身体に定着する事で、変化した炎のスーツとアーマーが装着される。そして砕け散った卵の殻が、実体化したバイスに全て纏わりつく。
それが氷のアーマーへと変化。同時に彼の側は極寒の氷雪に包まれて、一輝はボルケーノレックスゲノム、バイスはバリッドレックスゲノムへの変身が完了する。
戦闘能力
数値スペックはこの時期の強化フォームとしては破格。単体でもリミックス発動時と同等とされる程の凄まじい力を持つ。マグマエネルギーを活用した強烈な火炎攻撃を得意。
マグマのように燃え滾るリバイ・ボルケーノレックスゲノムの火炎攻撃と氷山の様に凍えるバイス・バリッドレックスゲノムの凍結攻撃による波状攻撃が基本。
ライダーキック以外の攻撃技でも人間とデッドマンの分離が可能。更には通常倒されると消滅してしまうフェーズ3のデッドマンとの契約解除もできる。ウルフ・デッドマン ライオットのような強敵も圧倒する。
第21話ではデモンズのバッタスコーピオンデモンズレクイエムを直に喰らっても尚変身解除に至らず、防御力も相応に強化されている。フェーズ3級の力を持つギフテリアン(TRUE)相手にも比較的善戦しており、能力はともかく性能自体は決して低くない。
副作用
両者のバランスが一方に偏ると偏ったほうがダメージを受ける欠点があり、これまで以上に二人のバディとしてのコンビネーションが重要視される。
実際にこのフォームを扱うための仮想シミュレーションにおいて、バイスは全身氷漬けになり尻尾が取れる、一輝は突然発火して全身火だるまになる事態に見舞われた。
第18話冒頭では一輝がオルテカへの怒りで我を忘れて単身突っ込もうとした結果、全身が炎に焼かれて重傷を負ったこのデメリットは完全に克服することができず、第29話でも体が焼けそうになったため、即座に仮面ライダーリバイスに変身して難を逃れている。
性能
頭部『ボルリバイヘッド』
バーンアストメタルム製の強固な頭部装甲『ボルリバイトップ』は温度が上がるにつれて強度が増す。卵型の形状が衝撃を効率良く逃がして頭部を保護。
角のデータ収集装置『ボルリバイブロウ』は対象との間合いや射撃攻撃の着弾点などの計測や攻撃・回避を行うタイミングなどを予測する。
複眼『ボルリバイアイ』は暗視能力と動体視力に優れ、暗闇の中でも周囲の動体反応を捕捉・識別できる。レーダーやデータ収集装置からの予測結果などを視覚化することで、バディとの情報共有を行う。
調整器『リバイスシグナル』はバディを組む仮面ライダーバイスとの出力やタイミングの調整を行い、連携の精度を向上させる。
口腔部『ボルリバイクラッシャー』は外気を取り込む際に温度調節を行い極限温度環境下でも変身者の呼吸器系を守る。呼吸で得る酸素を高濃度化して体の隅々まで浸透させることで疲労回復速度を爆速化する。
全身
強化スーツ『エラプトゲノダイナミックスーツ』がバーストアップと同時に展開され、リバイスドライバーから供給される遺伝子情報を再構成。能力化することで変身させる。極限温度環境でも活動可能。
肩部『ボルリバイショルダー』に円筒状の装置「ボルケティックシリンダー」を備え、マグマエネルギーを集中・圧縮することで、火山の大噴火と同等の超高密度エネルギーを発生させる。
上半身
胸部『ボルケーノレックスエンブレスト』は燃え盛る炎と共に刻まれた固有能力により、沸き上がる力を爆発させるマグマの戦士とする。単体でもリミックス発動時と同等の強大な力を持つ。
相反するバディの力を完璧にシンクロさせることでその力は数倍に高まり、ライダーキック以外でもデッドマンの契約解除が可能となる。マグマエネルギーを供給して変身者の身体能力を爆発的に高める。
姿勢安定板『ボルケーノスタビライザー』はマグマエネルギーを展開した「ボルケティックフィールド」により、姿勢を安定させ、爆速ダッシュや爆速飛行が可能。
四肢
腕部『ボルリバイアーム』にはマグマ弾を射出する射出口を備え、肘の鋭いブレードを高熱化することで、あらゆる物を溶断可能。グローブ『ボルリバイグローブ』はマグマエネルギーによりパンチを超高熱化させ、パンチ力に爆発的な破壊力を与える。
脚部『ボルリバイレッグ』各部の装甲は、受けた衝撃を熱エネルギーに変換することでダメージを極小化する。ブーツ『ボルリバイブーツ』はリバイスドライバーの操作を受けて強大なエネルギーをソール面に収束。
バディが寸分の狂いもなく同時に放つ必殺技「ボルケーノフェスティバル」を発動する。これにより発生した対消滅により、フェーズ3のデッドマンまでも契約解除する。
ボルケーノバイスタンプ
ボルケーノ!
狩崎がフェーズ3以降のデッドマンに対抗すべく秘密裏に開発していたバイスタンプ。バリッドレックスバイスタンプと組み合わせて、リバイ・ボルケーノレックスゲノム&バイス・バリッドレックスゲノムに強化変身するためのバイスタンプ。
イエローとパープルがベースカラー。炎のクリアパーツが付いている。バリッドレックスバイスタンプと合体させたときにティラノサウルスが火を吹いているように見える。炎の下にはイエローの加熱ノブがあり、変身時にはこれを回す。
立体物
DXトイにて、2021年12月28日に発売。セット版ではDXバリッドレックス&ボルケーノバイスタンプも発売。DXガンデフォン50でのバイス先生によるバイスタンプ講座では「俺っちも本領発揮!」とのこと。
第16話における初登場シーンでは、他にホワイトレオバイスタンプやケツァルコアトルスバイスタンプも映っている。
必殺技
ボルケーノフェスティバル
ボ・ボ・ボル!ボ・ボル!ボ・ボルケーノ! ボルケーノフェスティバル!
ボルケーノバイスタンプと合体させたバリッドレックスバイスタンプを2回倒して発動。2人揃って跳躍し、空中を飛び回りながら、炎と氷のダブルライダーキックを放つ。または炎と氷で拳のラッシュを仕掛ける。
ガンバライジングではバリッドシールドで足元を凍らせ、交互から炎と氷のクロスボンバーを喰らわせる。そしてベルトを操作しダブルライダーキックを放つ。
フェーズ3・ギフテクスの悪魔との分離・契約解除が可能だが、リバイとバイス二人の必殺技をクリーンヒットさせる必要があるため、妨害などで片方の技が不発に終わった場合はただの必殺技になってしまう欠点もある。
リバイスボルケーノ(正式名称不明)
ボ・ボ・ボル!ボ・ボル!ボ・ボルケーノ! ボ・ボ・ボル!ボ・ボル!ボ・ボルケーノ! バーストリミックス! バーストアップ! 必殺!スゲェの!パネェの!ボルケーノ!!
ボルケーノバイスタンプを1回倒した後、アクティベートノックを押して再度倒す事で発動。頭部が炎に包まれ、それ以外の全身が氷でできたリバイスレックスを召喚して体当たり攻撃をけしかける。
分離能力
敵を殺すのではなく人間に戻してから罪を償ってほしいという一輝としてはようやく待ち望んだ形態と言えるがこの形態が実用段階に入った頃には既にギフテクスの面々も半数近くが死亡していた。
更に、タイミングが悪いことに組織が再編された新生デッドマンズ内ではボルケーノの能力が事実上意味をなさない怪人ギフテリアンが出現。分離能力も劇中では現時点で2回しか使われる事が無かった。
通常のギフテクスやギフテリアンを相手にするだけならばバリッドレックスでも充分対処出来ていただけに、作られたコンセプトと戦況が噛み合わなかったのはある意味一輝にとってもボルケーノにとっても不幸であったとしか言い様がない。
サンダーゲイル! Come on! サンダーゲイルGO! Come on! サンダーゲイルGO!
「ハッ!ハァーッ…! フッ!フッ!ハアッ!ハアーッ……ハアッ!!」
一心同体!居心地どうだい? 超ヤバイっす!轟雷と嵐でニュースタイル! 仮面ライダー!リ・バーイス!! サンダーゲイルッ!アーメイジングッ!!
「俺達は悪魔じゃない…!“リバイス”だ!」
スペック
身長:204.3cm
体重:98.9kg
パンチ力:69.8t
キック力:136.3t
ジャンプ力:88.4m(ひと跳び)
走力:1.2秒(100m)
パンチ力:69.8t
キック力:136.3t
ジャンプ力:88.4m(ひと跳び)
走力:1.2秒(100m)
概要
リバイスドライバーにサンダーゲイルバイスタンプを押印し、五十嵐一輝とバイスが文字通り一心同体となって合体変身する超強化形態。ジャックリバイスの暴走問題を完全に克服しつつ出力の向上を実現した。
初登場は第28話。モチーフは風神・雷神、そして仮面ライダー1号及び仮面ライダー2号の風車が回る変身ベルト「タイフーン」だと思われる。初変身時には1号の変身ポーズを彷彿とさせる演出が入った。
外見
ベースであるジャックリバイスは左半身側が刺々しい左右非対称な見た目だったが、この形態では右半身も鋭角化した左右対称となっている。
上からアーマーを追加したような容姿。黒と銀のジャックリバイスから打って変わって青にマゼンタに黄色と色とりどりなカラフルなデザイン。
初変身時にはジャックリバイスの漆黒の装甲を力ずくで引き剝がす事で、その下から蛍光イエローを基調に、仮面ライダーリバイのパーソナルカラーであるピンクとコーラルブルーのラインが施されたカラフルなアーマーが隆起された。
スペックはジャックリバイスやホーリーライブ以上。キック力は歴代最強クラスの仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーや仮面ライダーグランドジオウをも凌ぐ。瞬間移動と見紛う程の高速戦闘が可能。ローリングバイスタンプは引き続き武器として使用する。
東映公式サイトの「ジョージ・狩崎のゲノムラボラトリー Vol.28」にて「もはやリバイスシステムの完成形と言っても過言ではないだろう」と豪語するほど。
性能
頭部『リバイスヘッド』
頭部装甲『サンダーゲイルトップ』はレアメタル「アストメタルム」を主材とした強固な装甲に加え、ディフレクターシールドが施されており、受ける衝撃を最極小化して頭部を保護している。
アンテナ『ハイアンゲイラー』がバイスの持つ超感覚を増幅し、機械的なレーダーでは捉えることのできない事象までもキャッチする。さらに豪雷と嵐を意のままに操る機能を備え、各種攻撃に最適な出力に調節する。
複眼『リバイスアイ』は肉食恐竜の動体視力、広い視野角に電磁的要素をプラスさせることで、どんな小さな標的の動きでも的確に捉える。これまで捉えることの難しかった高次元的存在に対しても低確率だが視覚化可能。攻撃の命中率を更に高めている。
口腔部『リバイスクラッシャー』は亜光速時でも無理なく呼吸でき、疾風迅雷の激しい消耗を補う。得る酸素濃度を効率良く高める。
全身
胸部『サンダーゲイルエンブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、変身者を疾風迅雷の戦士とする。加えて、これまでバディで運用してきたリバイスの力が集約されたことにより、一騎当千の力を発揮する。
強化スーツ『ゲノミックリバイスマテリア』は「リバイスドライバー」から供給される生物種の遺伝子情報と、特殊なバイスタンプからの追加情報を具現化させることで、リミックス発動時に近い状態で五十嵐一輝とバイスをひとつにして、凄まじい力を発揮する。
特殊推進装置『プラズストリーマ』があらゆる抵抗を受け流し行動加速度を瞬時に高める。発生させたプラズマの最大出力時には、激しい閃光が確認されるのみでリバイスの姿を捉えることは困難となる。
四肢
腕部『リバイスアーム』は豪雷の力により電気的信号伝達速度が亜光速化し、攻撃に対する反応速度が著しく向上。グローブ『サンダーゲイルグローブ』の豪雷の力を宿したパンチの一閃はあらゆるモノを撃ち貫く。その拳圧は竜巻を発生させ、対象を捕縛可能。
脚部『リバイスレッグ』は嵐のように全てをなぎ払う踏破力を発揮する。周囲に風を留めることで滞空時間を操作し、飛行ともいえるようなロングジャンプが可能。
ブーツ『サンダーゲイルブーツ』は「リバイスドライバー」の操作を受けてソール面へエネルギーを高密度に集束させることで、必殺技「爆爆リバイストライク」が発動可能となる。その破壊力は、これまでのゲノムをはるかに凌駕する。
サンダーゲイルバイスタンプ
ジョージ・狩崎がリバイ及びバイスのパワーアップ用に開発していた専用バイスタンプ。カラーはイエローとショッキングピンクで、外装部「レックスダーミス」はこれまでのバイスタンプと異なり、T-レックスの頭部が稲妻を放つ扇風機を咥えたような形状。
内部はレックスバイスタンプをベースに、ドラドタイフーンで取り込んだ豪雷と嵐の力をレックスの遺伝子情報に混ぜ込むことで極めて高い戦闘能力を発揮する。
使用
使用時には上部の起動スイッチ「アクティベートプッシュ」を押して扇風機状のパーツ「ドラドタイフーン」を回転させてアクティブ状態へと移行。
それと連動してスタンプ内部に保存されたT-レックスの遺伝子情報に轟雷と嵐の力を組み合わせる事により、そこから生み出される凄まじい力を以てリバイスへの変身及び各種能力を発動させる。
印面の「TGゲノミックスタンパー」には、極めて高い戦闘能力の適切な運用や融合変身に伴う特殊契約を安定して行うために、契約者を選定するパーソナライズ機能を搭載。
開発経緯
第26話よりクロウバイスタンプと共に調整前の未完成の状態で初登場。理論上はクロウバイスタンプ同様に宿主と悪魔のどちらかあるいは両方の消滅の可能性があった。しかし、ジャックリバイスが覚醒に近づいたギフに支配された。
これを機に「裏を返せば両者共に生き残る、それどころか2人なら必ず何か奇跡的な現象を起こせる」可能性に賭けた狩崎が使用を決断。
自身も仮面ライダーデモンズに変身してホーリーライブ、仮面ライダージャンヌと共同戦線を張る形でジャックリバイスにこれを押印。
そして一輝が内面世界で己自身との戦いを乗り越えると共にバイスをギフから解放し、真のバディとなった事でドラドタイフーンに稲妻型のパーツが追加され、リバイスへの変身が可能となった。
必殺技
爆爆リバイストライク
爆風爆雷GO! 爆風爆雷GO! 爆爆リバイストライク!
サンダーゲイルバイスタンプのアクティベートプッシュを押した後、スタンプ本体を2回倒して発動。色とりどりのスパークを放ちながら、強烈な電撃を纏ったライダーキックで相手を粉砕する。
第28話ではパンチの動作から放たれた赤黒い竜巻でアノマロカリス・デッドマンを打ち上げて拘束した後、飛び上がると同時に稲妻を纏った体当たりを仕掛け、そのまま急降下しながら飛び蹴りを食らわせて止めを刺した。
第29話では向かってくるギフテリアン(TRUE)へのカウンターとして、左足での上段蹴りを決めた。ガンバライジングではローリングバイスタンプで何度も殴りつけて吹き飛ばし、回転しながら飛び蹴りを放つ。
必殺爆風爆雷スタンピングフィニッシュ
爆風爆雷GO! 爆風爆雷GO! ビリビリミックス! リバイスアップ! 必殺!爆風!爆雷!スタンピングフィニッシュ!!
サンダーゲイルバイスタンプのアクティベートプッシュを押してスタンプ本体を倒す動作を2回連続で行う事で発動。目にも止まらぬ速さで跳躍し、稲妻を纏ったリバイバイスラッシャーによる唐竹割りと、すれ違いざまの斬撃を連続で決める。30話にて幻想空間内で使用。
ライトニングトルネード
○○!チャージ! ライトニングトルネード!
ドライバーから外したサンダーゲイルバイスタンプに各種バイスタンプを読み込ませた後、サンダーゲイルバイスタンプのアクティベートプッシュを押して発動。第37話ではマンモスバイスタンプ使用。目にも止まらぬ速さで電撃と赤い風を纏ったパンチを叩き込む。
ローリングスタンピングスラッシュ
オーインバスター50にローリングバイスタンプを押印して接続した後、ドロウローラーを数度回転させて発動。目にも止まらぬ速さで突進しつつ、電撃を纏ったオーインバスター50・アックスモードを振るってすれ違いざまに相手を両断する。
ローリングライダーパンチ
リバイバイスラッシャーの50スラッシャーエッジでローリングバイスタンプのドロウローラーを数度回転させて発動。稲妻を纏ったローリングバイスタンプで相手を殴りつける。
ローリングリバイバイスラッシュ
リバイバイスラッシャーにローリングバイスタンプを押印して発動。マゼンタとイエロー2色の稲光が発生する程の超高速移動する。
そこから斬撃を立て続けに繰り出して相手を翻弄した後、全身を輝かせながら目にも止まらぬ速さで稲妻を纏ったリバイバイスラッシャーによる滅多切りを浴びせる。
ペインティングフィニッシュ
ローリングバイスタンプの「エナジーバイスキャナー」にサンダーゲイルバイスタンプを読み込ませ、そこから取り出したエナジーを攻撃力に変換して発動。
ローリングバイスタンプから炎と雷の属性を付加した竜巻を放って相手を上空まで吹き飛ばした後、縦横無尽に動き回りながら様々な属性の力を纏った連続パンチを叩き込み、急降下しながら繰り出す電撃パンチで止めを刺す。
「沸いてきたぜ!」
ギファードレックス! ギファードレックス!
「ハァー…」
ビッグバン!Come on! ギファードレックス! ビッグバン!Come on! ギファードレックス!
「変身!!」
アルティメットアップ!
劇中の活躍
初変身
フェニックスに所属する弟・五十嵐大二の分隊長任命式の際に家族(+銭湯の客)総出で応援に来たのだが、そこにデッドマンズが襲撃を掛け、会場は大混乱に陥ってしまう。
家族を守るため、自身の身に宿る悪魔「バイス」と契約し、偶然手にしたリバイスドライバーを用いて仮面ライダーリバイに変身する。
ところが、第1話でバイスが幸実を襲おうとした事が尾を引いていた為、完全には信用出来ないままの状態であり、意地でもバイスを実体化する事を拒んでいた。
バディ結成
第13話ではバイスが「ちょっと位信頼してくれたって良いじゃん!」と不満をこぼす。実体化出来ずともギフジュニアと戦おうとする姿勢を見て思い直す。
元太の「心配するのは簡単、でも信頼するのは勇気が要るね~」と言う言葉、共に戦うバイスは自分の言う事を聞いてくれ、常に自分と寄り添える存在である。気が付けば無意識に悩みを相談したりと徐々に打ち解けて行った事を見つめ直す。
幸実の「アンタが信じる道を行けば良いのよ」と言う言葉を思い出し、バイスを信じる。この「1%の信頼」によりバリッドレックスバイスタンプが完成した。
マグマと氷のバランス
第15,16話ではバリッドレックスゲノムの力を持ってしてもフェーズ3に進化したデッドマンを分離できず、宿主である人間を殺さざるを得なくなる。打開策として狩崎からボルケーノバイスタンプを託されるも、ギフテリアンは誕生時に宿主が死んでいた。
それを生み出す=人の命を躊躇なく弄ぶオルテカに怒りを爆発させた結果、バイスとのパワーバランスが崩れ、ボルケーノバイスタンプを制御しきれず全身を業火に焼かれる。
一命は取り留めたものの、自力で歩行することすら困難な状態になり、狩崎からも「次にボルケーノを使えば、一輝自身が耐えきれず死ぬかもしれない」と宣告された。
ボルケーノの真価
一輝はバイスに「いつからか自分に興味が持てなくなり、誰かに興味を持ってもらうことでしか自分でいられなくなっていた」、「そんな自分のためにバイスを危険な目に付き合わせるのが申し訳ない」と自分から本心を吐露。
だが、バイスは「自分に興味がないなんて嘘」、「俺はお前から生まれた悪魔、ならば元々俺達は1つ」、「自分に興味がないのなら、そんな俺を気にかけるのはなぜだ」、「一輝が狩ちゃんの提案を断った時、俺も全く同じこと考えてた」と返す。
心からバイスを信じることを決めた一輝は、バイスの制止を一蹴すると、レックスバイスタンプを直接押印し、彼を実体化。バイスを「相棒」と呼び、ボルケーノレックスゲノムへと変身。完全に制御し、暴れ回るフリオの分離を成し遂げた。
19話ではオルテカの罠を見破り窮地に陥ったヒロミを救出。戦いたいヒロミの意志を汲んでサポートした。この時、キックの威力を調整してオルテカを倒した上でヒロミからデモンズドライバーを弾いて救うという器用な事をしている。
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以上です。これで紹介を終えます。