今回解説する仮面ライダーはエスパーダです。
「飛羽真は大切なものを無くしてるんです。これ以上、あいつから何も奪わせはしない…だから、俺が守るんです」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 富加宮賢人
- 概要
- 性格
- 責任感
- 人物関係
- 神山飛羽真
- 仮面ライダーカリバー
- 備考
- 仮面ライダーエスパーダ
- 概要
- 性能
- 頭部
- 胴体
- 装備
- 聖剣ソードライバー
- 雷鳴剣黄雷
- ソードライバー必冊ホルダー
- ガトライクフォン
- ライドガトライカー
- 備考
- 各形態
- ランプドアランジーナ
- スペック
- 概要
- 性能
- ランプドアランジーナワンダーライドブック
- 必殺技
- 備考
- ランプドヘッジホッグ
- スペック
- 概要
- 性能
- ニードルヘッジホッグワンダーライドブック
- 必殺技
- ゴールデンアランジーナ
- スペック
- 概要
- 性能
- トライケルベロスワンダーライドブック
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 序盤
- 死亡
- 死の謎
- 再登場
- 玩具
富加宮賢人
特撮番組『仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダーエスパーダの変身者。演じたのは青木瞭。名前の読みはふかみやけんと。一人称は俺。
世界を創造した「大いなる本」=世界の均衡を守る組織「ソードオブロゴス」のノーザンベースの所属する剣士の1人で、神山飛羽真の幼馴染。年齢24歳。
雷の聖剣「雷鳴剣黄雷」に選ばれた。須藤芽依やタッセルが「イケメン」と口にする程、端正な顔立ちの持ち主。好きな本のジャンルは童話。
第3章で初登場し、ブックゲートから空飛ぶ絨毯に乗って現れた。飛羽真は賢人の事を忘れてしまっている様子だったが、直ぐに思い出した。
ソードオブロゴスの仲間である倫太郎に比べると、フランクな言動を見せる人付き合いの良いタイプ。緋道蓮からは「賢人君」と呼ばれ、尊敬の念を抱かれている。ソフィアや尾上亮にはしっかり敬語を使って話す礼儀正しい人物だが、少々仕切り屋な面がある。
初めて「ファンタジック本屋かみやま」に来店した際、芽依が持ってきたエクレアを真っ先に頬張った後、勝手に他のみんなに配りだした。飛羽真曰く「そうやって何でもかんでも仕切るところは君の……良いところだ。昔から変わってない!」との事。
描写
第3話では組織からわざわざ本屋に来た理由を倫太郎に問われた際、エクレアに話題を移した。第5話では飛羽真が賢人を心配し声をかけた際に2人の昔の思い出を話し出した。
15年前に飛羽真とルナが喧嘩した際2人の仲を取り持つ等、賢人なりの優しさから周りを気遣う配慮が見られる。飛羽真同様に絆や約束を重んじる。
本質は倫太郎と同様に真面目な人間。再会した飛羽真の記憶と自分の記憶に幾つかの齟齬があると分かった後、ソフィアにそれを報告した際に神妙な面持ちになっていた。
かつては父親の隼人を尊敬していたが、現在は父が闇の剣士・仮面ライダーカリバーとなって組織を裏切った事に強い責任感を抱いており、息子の自分が決着をつける心構えでいる。しかし、責任感のあまり周囲に相談せずに一人で抱え込む。
実際にカリバーと相対した際は我を忘れて挑みかかった。責任感の重さに潰されかねない危うさを秘める。度々その点を尾上から指摘され、心配されていると同時に「親子揃って頑固だねぇ…!」と評された。
熱くなると意固地になって仲間さえ突き放す。問題を抱え込みがちな悪癖があり、それが結果として周囲に心配をかけたり、味方を巻き込んで劣勢に陥る場面も少なくない。
人物関係
幼馴染。15年前に”ある事件”に遭遇し、今はその時の記憶を失っている。賢人は「俺の責任、俺が背負うべき罪」と感じつつも、「記憶を失っている方が幸せかもしれない」と複雑な思いも抱いている。
幼い頃は飛羽真と共に「自分達が童話の世界に入って旅をする」というごっこ遊びをして楽しんでおり、再開後も『銀河鉄道の夜』を題材に、2人でその遊びに興じていた。
裏切りの剣士。正体は彼の父親の富加宮隼人。15年前の事件に影響を与えている事から、父親の不始末は息子の自分が付けようと考えている。
しかし、現在のカリバーは別人。15年前に飛羽真を助け、カリバーと対峙していた筈の先代の炎の剣士・上條大地であり、隼人は既に大地が殺していた。
恐らく名前の由来は童話作家の宮沢賢治。第3章で飛羽真との思い出の本として『銀河鉄道の夜』が挙がっていた。発表会時点では名前と変身するライダーは明かされていた一方で、ライダーとしての姿は明かされていなかった。
仮面ライダーエスパーダ
「これで話は終わりだ」
概要
ソードオブロゴスに所属する富加宮賢人が「聖剣ソードライバー」に「ワンダーライドブック」をセットし、バックルから「雷鳴剣黄雷」を引き抜く事で変身する。本作の三号ライダー。ライダーとしての登場順は、仮面ライダーバスターの次となる4番目。
第4章にて初登場し、カリバーの攻撃からセイバーとブレイズを守った。名前の由来はポルトガル語で刀剣を意味する「エスパーダ」から。
戦闘能力
「雷の剣士」であり稲妻を用いた華麗な剣技で戦う。セイバーやブレイズと対比してフェンシングの動きを取り入れたアクションを用いる。
最大の特徴として、直線状に稲妻のような瞬間移動で相手をすれ違いざまに斬りつけ、その後雷鳴のように遅れて斬撃音が鳴る。飛羽真からは「流れるような剣技のブレイズに対して、直線的で素早い技が多い」と評されている。
性能
頭部『エスパーダヘルム』
ソードローブと同様に「ライトマスク」「ミッドマスク」「レフトマスク」に分かれている。眩い眼差し『サイプラズマバイザー』は暗闇の中でも眼光鋭く悪を貫き、対象を痺れさせる。
頭頂部には聖剣に選ばれた証『ソードクラウン』を設置。エスパーダと聖剣の状態を調整し、両者のパワーバランスの調整や緊急時の変身解除などを行う。これ自体が鋭い切れ味を持つ刃であり、戦闘に用いることもできる。
聖剣「雷鳴剣黄雷」に選ばれし者が全身に纏う甲冑『ソードローブ』は聖剣の覚醒と同時に装着され、変身者に剣技の向上・身体能力の増強・特殊能力の発動といった闘うための力を授ける。
変身者の剣技に強く作用する右半身「ライドライト」は神獣系、変身者の身体能力を増強する中央部「ライドミッド」は動物系、変身者による特殊能力の発動に強く作用する左半身「ライドレフト」は物語系のワンダーライドブックとそれぞれ特に相性が良い。
四肢
腕部『ライドアーム』は強固な防御力と様々な動作への柔軟な追従性を獲得。これは「ソードローブ」の外装が「ページアーマー」と呼ばれる積層装甲で、鍛え上げられたプレートアーマーを何重にも重ねて形作られているため。
脚部『ライドレッグ』は「ソードローブ」の中央部分「ライドミッド」の特性により 走力やジャンプ力、キック力など脚力全般が大幅に増強。必殺技発動時には、凄まじい稲妻を纏わせることでキックの破壊力を大幅に上昇させる。
装備
聖剣ソードライバー&雷鳴剣黄雷
CV:大塚明夫、坂本英三(ソードライバーのみ)
概要
エスパーダに変身するためのベルト及び専用武器。選ばれし者だけが手に出来る聖なる武具。物語開始当初から所持している。
バックルが鞘になっており、各種ワンダーライドブックを装填してから雷鳴剣黄雷を引き抜いて変身する。ワンダーライドブック装填部と外装にはそれぞれワンダーワールドの文字で「KOKONIHONWOSASHICHIKARAWOKAIHOU(ここに本を差し力を解放)」「SEIKENWOHIKINUKE(聖剣を引き抜け)」と書かれている。
スロットは使用者から見て右から「ライトシェルフ」「ミッドシェルフ」「レフトシェルフ」の計3つが設けられ、棚(シェルフ)として最大3冊までワンダーライドブックをセット可能。
ワンダーライドブックから引き出した力は、バックルに内蔵されたエネルギー生成器「ワンダージェネレーター」により「ワンダフルエナジー」へと変換される。
そしてバックル下部にある金色の3本の能力伝道路「ライドスペルライン」を通じて聖剣に伝えられ、ソードローブ及びエスパーダヘルムに様々な能力を与える。
ワンダーライドブックから引き出した力は、バックルに内蔵されたエネルギー生成器「ワンダージェネレーター」により「ワンダフルエナジー」へと変換される。
そしてバックル下部にある金色の3本の能力伝道路「ライドスペルライン」を通じて聖剣に伝えられ、ソードローブ及びエスパーダヘルムに様々な能力を与える。
攻撃性能
叡智を宿した刀身『イカズチソウル』は聖剣ソードライバーや先端の「シンガンリーダー」からワンダーライドブックに綴られたあらゆる伝承を学び取り、具現化できる。
聖なる雷によって幾星霜に亘り鍛え上げられた白銀の刃『キデンジン』は稲妻を帯びるほどに切れ味が増す。
聖なる雷の源『雷鳴剣黄雷エンブレム』より「聖なる雷」を生み出して、生命に活力を与え、闇に潜む悪を射抜く。中心部にはエスパーダを表す紋章が彫り込まれている。
その他機能
柄『ソードグリップ』を握る者を雷鳴剣黄雷が見定めて仮面ライダーエスパーダを選出する。各所攻撃におけるスターターである引き金『イカズチトリガー』は剣士の操作を受けて雷鳴剣黄雷がその意思を読み取り「雷鳴剣黄雷エンブレム」で聖なる雷を発生させる。
速読器『シンガンリーダー』とワンダーライドブック裏表紙にある速読用特殊金具「スピリーダ」と接触させることで、心眼による速読を行う。これによりワンダーライドブックに綴られたあらゆる伝承の力を一時的に聖剣に宿せる。
各種必殺技発動方法
必殺技 | 発動方法 |
ライダーキック | ソードライバーに納刀した状態でイカズチトリガーを2回引く。 |
聖剣ソードライバー抜刀技 | イカズチトリガーを1回引いてソードライバーから抜刀する。 |
ワンダーライドブックリード技 | シンガンリーダーにワンダーライドブック裏表紙の特殊金具を接触させてイカズチトリガーを引く。 |
ワンダーライドブックプッシュ技 | ソードライバーにセットされたワンダーライドブックのページを押し込む。 |
ソードライバー必冊ホルダー抜刀技 | イカズチトリガーを引いて必冊ホルダーから抜刀する。 |
ソードライバー必冊ホルダー
ソードライバー左右にあるワンダーライドブック携行用ホルダー。右側に2冊・左側に1冊を収納出来る。左側は代わりに雷鳴剣黄雷を納刀する事も可能。抜刀時に研磨され、切れ味が増す。
右側の必冊ホルダーにはライダー文字で『こちら側には本2冊入ります』、左側には『本でも剣でも入りますよ』と彫られている。
ガトライクフォン
出典元:【レビュー】 DXガトライクフォン (shishioh.info)
出典元:【レビュー】 DXガトライクフォン (shishioh.info)
概要
ソードオブロゴス所属の仮面ライダー達が所有するスマートフォン。ワンダーライドブックのシステムを応用した質量変換機構「ガトライクコンプレスト」を搭載。
ビークルの小型化及び携帯、高度な通信機能を利用できる。外装「ガトライクバーディン」は聖なる文字を刻んだ事で剛性が極限まで高められ、非常に頑丈。
その他機能
カメラ機能「ガトライクカメラ」は撮影や他の機器と連動可能で、取得した情報はソードオブロゴス本部にも送信出来る。
ディスプレイの「ガトライクモニター」には一般的なスマートフォンのように様々なアプリが表示され、修練の為のメニューを始め、仮面ライダーとして欠かせないものを入れるなど自由にカスタマイズが出来る。
ライドガトライカー!!
スペック
全長:2.64m
乾燥重量:421.6kg
馬力:132.3ps(97.3kw)
最高時速:223km/h
概要
ソードオブロゴス所属の仮面ライダー達が所持するライダーマシン。ガトライクフォンを変形・巨大化させる形で召喚する。トライク(3輪バイク)でクラシックカーのような優雅かつ、どこか愛嬌のあるデザイン。戦車以上の性能を誇る。
動力機関「SOL3000-N」はワンダーライドブックに記載された未知の無公害動力源を再現したもの。ハンドル『ガトライクブライド』は車体の制動やスピードコントロールに加えて搭載武器の操作を片手のみで行える。
車輪『ガトライクスペルウィール』は一定の速度に達するとトレッドパターンに刻まれた聖なる文字が発現。腐食が進んだ悪路も取り込まれることなく走破できる。
攻撃性能
聖なる文字を装甲に刻むことで車体の剛性が極限まで高い装甲『ガトライクバーディン』は搭載武器の攻撃力と合わせて戦車以上の性能を持つ。
前部には聖なる力を込めた銀弾を最高で毎秒200発連射するガトリング砲「ガトライクシューター」と、聖なる光を収束させて放射するビーム砲「ガトライクラディエーター」が備えられ、攻撃力は非常に高い。
前部には聖なる力を込めた銀弾を最高で毎秒200発連射するガトリング砲「ガトライクシューター」と、聖なる光を収束させて放射するビーム砲「ガトライクラディエーター」が備えられ、攻撃力は非常に高い。
スーツアクターの中田氏は主要ライダーの代役や仮面ライダーマッドローグ等のダークライダーを主に担当してきたが、初めから味方側である主要ライダーを担当するのは初である。初めから味方の戦士を演じるのは『動物戦隊ジュウオウジャー』のタスク獣人体/ジュウオウエレファント以来3年半ぶり。
ライダーとしての登場順では、仮面ライダーバスターの次となる4番目になるが、変身者としては賢人の方が先に登場している事や公式ポスターでの位置、キャストクレジットの順番、主人公との関係性から本作の3号ライダーとなる。
変身前の演者である青木氏も2020年10月25日配信のインターネット番組「ウラ仮面ライダー」にて、3号ライダーはエスパーダであると語っている。変身前後を演じる役者2人の身長差は約13㎝もある。
各形態
黄雷抜刀! ランプドアランジーナ! 黄雷一冊! ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!
「奴らが何をしようが……俺に迷いはない!」
スペック
身長:217cm
体重:98.3kg
パンチ力:9.8t
キック力:18.5t
ジャンプ力:ひと跳び20.4m
走力:100mを4.6秒
体重:98.3kg
パンチ力:9.8t
キック力:18.5t
ジャンプ力:ひと跳び20.4m
走力:100mを4.6秒
ランプドアランジーナワンダーライドブックをレフトシェルフにセットして変身する基本形態。物語「ランプのアランジーナ」の力を宿す。
メインカラーは白、及び金色。三日月のようなゴーグルアイと『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』の『アラジンと魔法のランプ』を彷彿とさせる左肩のランプが特徴。雷鳴剣黄雷による素早い剣術と、雷による攻撃技で戦う。
性能
頭部『エスパーダヘルム ランプドアランジーナ』左側のマスク「アランジーナマスク」により、「ランプドアランジーナ」の変幻自在な力を自在に操れる。
神秘のオーラをたたえた左半身の装甲『スファーラムメイル』は魔を封じ邪悪な攻撃を消滅させる。左腕を包むように展開した「アルカナシェード」が受けた攻撃をヒラリと払う。
左肩のランプ型の装甲「ランプドボールド」はランプの魔人「ランプドアランジーナ」を召喚する事で戦闘の補助を行う。左肩全体をよく見ると、ランプの蓋から魔人が目を覗かせている造形になっている。
左腕「スプレンディガント」は体を軟質化することで超人的なアクションを可能とし、華麗なテクニックを披露する。
ランプドアランジーナワンダーライドブック
『とある異国の地に、古から伝わる不思議な力を持つランプがあった…』
大いなる本から分割された、『ランプドアランジーナ』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「物語」。カラーはイエロー。
朗読の続きは、『生物を纏いし魔人の輝きは、雷光をも凌駕する』。1ページのストーリーページには『魔法のランプ』が描かれている。2ページの左端のテキストには『不思議なランプが聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
必殺技
トルエノ・デストローダ
必殺読破! 黄雷抜刀! アランジーナ一冊斬り! サンダー!
聖剣を納刀した状態でトリガーを引き、再度抜刀することで発動する剣技必殺技。雷鳴剣黄雷の刀身に稲妻を纏い、目に見えぬほどの速度で居合い斬りを放つ。一般的な居合と異なり、すぐさま2撃目を放つ。
斬撃の後、落雷が発生して切り裂いた相手を追撃する。技名はスペイン語で「雷の破壊者」といった意味合い。
アランジーナ・ワンダー(仮称)
ランプドアランジーナ!
ドライバーのワンダーライドブックを押し込み発動。雷鳴剣黄雷から黄色い三日月形のエネルギー刃を飛ばす。またはランプドボールドからランプドアランジーナを召喚し、相手を掴み上げると同時に電流による攻撃を見舞う。
アランジーナ・ディアブロー
必殺読破! アランジーナ一冊撃! サンダー!
納刀状態の聖剣のトリガーを2回引いて発動するライダーキック技。対象に向かって雷撃を纏ったライダーキックを繰り出す。第9章にて使用された。また、直撃した際には本のページがめくられていくようなカットインが入る。
ガンバライジングではランプを擦り、剣の雨を降らせ、相手を捕縛した後に閃光のごとき速さでライダーキックを放つ。「ディアブロ」はスペイン語で「悪魔」を意味する。恐らく技名全体でランプの魔人のことを指すのだろう。
習得必殺技
雷鳴剣黄雷の刀身にワンダーライドブックをスキャンすることで技を学習させ発動。1冊で習得一閃、2冊で習得二閃、3冊で習得三閃となる。同時に、読み上げ音声も「ふむふむ…」から「なるほどなるほど…」に変わる。
〇トライケルベロス
刃先から電撃を帯びたトライケルベロスを発射する。
〇ドライブ警察24時
ドライブの力を借りてターンスラッシュを放つ。ガンバライジング限定技。
ゲーム限定技
シティウォーズで使用。剣先から稲妻を放射する。
シティウォーズで使用。聖剣に電撃を纏わせ、唐竹割りを見舞う。
シティウォーズで使用。聖剣に電撃を纏わせ、回転斬りを放つ。
元ネタは「アラジンと魔法のランプ」だが、アラジンはアラビアンナイトに数えられながら、中国が舞台。ライダー名や必殺技名がスペイン語、変身者は日本人と構成要素の国籍に統一感が皆無。
ランプドヘッジホッグ
黄雷抜刀! トゲ!トゲ!ランプドヘッジホッグ! 黄雷二冊! キュキュッと擦ると現れた、その魔神への願いとは、チクチクの鎧だった!
スペック
身長:217cm
体重:106.6kg
パンチ力:12.8t
キック力:24.7t
ジャンプ力:ひと跳び23.2m
走力:100mを4.4秒
体重:106.6kg
パンチ力:12.8t
キック力:24.7t
ジャンプ力:ひと跳び23.2m
走力:100mを4.4秒
概要
ランプドアランジーナワンダーライドブックをレフトシェルフに、ニードルヘッジホッグワンダーライドブックをミッドシェルフにセットして変身する派生形態。物語「ランプドアランジーナ」と生物「ニードルヘッジホッグ」の力を宿す。
第6章から登場。ハリネズミの頭部を模した胸部のレリーフが特徴で、棘を駆使した技を使ったより攻撃的な戦闘を得意とする。
性能
頭部『エスパーダヘルム ランプドヘッジホッグ』はミッドマスクが「ニードルヘッジホッグマスク」に変化。
頭髪のように逆立った装甲「ニードルブロンド」で身の危険を敏感に察知可能。攻撃時に敵に仕込んだ棘を操作して内側からダメージを与える。
ライドミッドが「ニードメイル」に変化。前垂れ状の装甲部に備えた無数の棘を逆立てての攻撃や防御に加え、全身を包み込んで棘状の球体と化す。
胴体
胸部装甲「ヘッジホッグブレス」は変身者にハリネズミの棘を利用した攻守一体の能力を与える。右腕「ライドアーム」は「ニードルヘッジホッグ」の力が付与された事で、新たな必殺技を放てる。
脚部の「ディグソルト」はハリネズミ同様の穿孔力を変身者に与え、地面に穴を開けて地中深く潜る事も可能。
『この弱肉強食の大自然で、幾千もの針を纏い生き抜く獣がいる…』
大いなる本から分割された、『ニードルヘッジホッグ』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。 ジャンルは「生物」。カラーは蛍光イエロー。アヴァロンへと導く13冊のうちの1冊。富加宮賢人が所持していた。
ブックの朗読の続きは、『小さなその身は神獣と出会い、電撃走る物語をつむぐ』。1ページのストーリーページには『針を逆立てるハリネズミ』が描かれている。2ページの右端のテキストには『幾千の針を纏ったネズミが聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
必殺技
トルエノ・ミル・ランザ
必殺読破! 黄雷抜刀! ヘッジホッグ!アランジーナ! 二冊斬り! サ・サ・サンダー!
雷鳴剣黄雷を一度バックルに納め、イカズチトリガーを引いた後に再度抜刀して発動。聖剣を掲げると、大量の針を纏ったランプの魔神を召喚。
魔神が一斉に針を放つと同時にジャンプし、空中の敵に居合い斬りを放つ。さらに落下に合わせて落雷と共に縦斬りを放ってトドメを刺す。第8話では落下斬りのみ使用。技名の「ミル・ランザ」はスペイン語で「千の槍」という意味合い。
アランジーナ・ワンダー(仮称)
ランプドアランジーナ!
ランプドアランジーナワンダーライドブックを押し込み発動。黄色い魔法の絨毯を召喚し、それに乗って飛行する。
ヘッジホッグ!ふむふむ!習得一閃!
シティウォーズで使用。聖剣にニードルヘッジホッグワンダーライドブックをリードさせて発動。電撃を纏った針を複数召喚し、エスパーダの号令に合わせて敵に発射する。
ニードルヘッジホッグ! トライケルベロス! 黄雷抜刀! ランプの魔人が、真の力を発揮する! ゴールデン!アランジーナー!! 黄雷三冊!稲妻の剣が光り輝き、雷鳴が轟く!
スペック
身長:217cm
体重:120kg
パンチ力:18.8t
キック力:34.6t
ジャンプ力:ひと跳び33.6m
走力:100mを4.1秒
体重:120kg
パンチ力:18.8t
キック力:34.6t
ジャンプ力:ひと跳び33.6m
走力:100mを4.1秒
ランプドアランジーナワンダーライドブックをレフトシェルフに、ニードルヘッジホッグワンダーライドブックをミッドシェルフに、トライケルベロスワンダーライドブックをライトシェルフにセットして変身する強化形態。第10章から登場。
神獣「トライケルベロス」、生物「ニードルヘッジホッグ」、物語「ランプドアランジーナ」の力を宿す。
相性が良いワンダーライドブック同士3冊で成立した「ワンダーコンボ」と呼ばれる形態。全身を金色に輝く鎧で覆った最強フォームさながらの容姿が大きな特徴で、各々のワンダーライドブックが齎す各種能力が大幅に強化されている。
ポジション
エスパーダに強化フォームがないため、劇中ではクロスセイバー・タテガミ氷獣戦記と共闘するなど実質的な最強フォームとして運用されている。
ガンバライジングのレジェンドクロスキャンペーンでは全員最強フォーム、最強フォームがなければ基本フォームのライダーが出ていたのだが、エスパーダはこのゴールデンアランジーナであった。
活躍
初登場にていきなりストリウスからの不意打ちにより変身解除された。その後は敵であるカリバーが強化フォームを手にし、全く勝てなくなる。本編での単独戦闘は戦闘員戦を除けば全戦全敗。
第40章で賢人がエスパーダに復帰した際にはクロスセイバー、ブレイズ・タテガミ氷獣戦記とのコンビネーションで格上の仮面ライダーソロモン相手にも互角に立ち回った。直後にソロモンに操られても強い精神力で抗ってみせており、名誉挽回を成し遂げた。
頭部「エスパーダヘルム ゴールデンアランジーナ」はライトマスクが「トライマスク」に変化。他者の生命力を目視出来るようになっている。
ライドライトが「カテーナメイル」に変化。マント「カテーナクローケ」はあらゆる攻撃を防ぎ、広げて相手を捕縛可能。
胴体
右肩「トライケルベロスボールド」は神獣「トライケルベロス」の力を宿し、三重にも及ぶ攻撃技と鉄壁の防御で変身者の身を護る。
ケルベロスを模した籠手を備えた右腕「ケルベロスブレーサー」は変身者の攻撃を三連技へと強化して放つ。ワンダーコンボが成立した事で腕力も上昇。左腕及び脚部も「スプレンディブレーサー」「ディグレガート」に変化。腕力と脚力が更に上昇した。
トライケルベロスワンダーライドブック
『かつて冥界の入り口に、三つの頭を持つ恐ろしい番犬がいた…』
サウザンベースが保有しているワンダーライドブックの一冊。大いなる本から分割された、『トライケルベロス』の伝承を封じ込めているワンダーライドブック。ジャンルは「神獣」。
カラーはダンディライアン。ブックの朗読の続きは、『冥界に潜む生物の物語は、黄金の雷をこの世に打ち込む』。1ページのストーリーページには『鎖に繋がれたケルベロス』が描かれている。2ページ目の左端のテキストには『三つ首の番犬が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
動向
第10章にて神代玲花から富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダに託された。第13章で賢人が闇の力に飲み込まれ消失。
第14章からは緋道蓮/仮面ライダー剣斬が所持することになる。さらに、ブレイズ・キングライオン大戦記がキングライオンブースターに使用している。
必殺技
必殺読破! 黄雷抜刀! ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!サ・サ・サ・サンダー!
雷鳴剣黄雷を一度バックルに納め、イカズチトリガーを引いた後に再度抜刀して発動。凄まじいまでの電撃を纏った雷鳴剣黄雷で相手を一刀両断する。
映画『不死鳥の剣士と破滅の本』では、加速移動を伴った雷の斬撃により前方の複数の敵を怯ませた後、背後の相手に無数の棘状のエネルギーを発射した。ガンバライジングでは巨大な電磁球を作り出して敵を拘束、トドメに一閃を浴びせる。
活躍
第10章ではセイバー・クリムゾンドラゴンの「爆炎紅蓮斬」とブレイズ・ファンタスティックライオンの「ハイドロ・ボルテックス」と同時に発動。
しかしカリバーとの鍔迫り合いの中でストリウスの襲撃に遭い、攻撃を喰らった全員は変身解除させられてた。第11章では「トルエノ・デストローダ」のように雷速の居合い斬りとして放ったが、カリバー・ジャオウドラゴンの「月闇必殺撃」で返り討ちにされた。
必殺読破! ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊撃! サ・サ・サ・サンダー!
納刀状態の聖剣のトリガーを2回引いて発動。設定上存在するライダーキック技。シティウォーズでは、雷のエネルギーを纏った3本の針とともに飛び蹴りを放つ。第40章にてようやく使用。右足に稲妻を纏った高速の飛び蹴りを放つ。
トルエノ・デル・ヴィエント
猿飛忍者伝! 必殺読破! 黄雷抜刀! ケルベロス!ヘッジホッグ!猿飛佐助!三冊斬り!サ・サ・サ・サンダー!
最終章にて仮面ライダー剣斬から借り受けた猿飛忍者伝ワンダーライドブックをレフトシェルフに装填してから雷鳴剣黄雷をドライバーに戻し、トリガーを一回引き抜刀して発動。黄金色の風を帯びた高速機動から雷の斬撃を四方八方から立て続けに叩き込む。
劇中では剣斬の「疾風剣舞 雷二連」と共に放ち、最後は真正面から放つ斬撃のごり押しでロード・オブ・ワイズ クオンを撃破した。名前は「疾風の雷」を意味する。
アタケ・デ・レランパゴ
テレビマガジン2021年2月号に掲載された必殺技。ダッシュして敵に突撃し、雷鳴剣黄雷を突き立てる技。名前はスペイン語で「電撃」の意味。
ケルベロス・ワンダー
トライケルベロス!
本編未登場。ガンバライジングでは小型の電磁球を3つ作り出して敵に放つ。
習得必殺技
ニードルヘッジホッグ
雷鳴剣黄雷の刀身にワンダーライドブックをスキャンすることで技を学習させ発動。1冊で習得一閃、2冊で習得二閃、3冊で習得三閃となる。
同時に、読み上げ音声も「ふむふむ…」から「なるほどなるほど…」に変わる。刀身を振るってハリネズミの針を無数に飛ばす。
「俺には、魔法が使えなかった……でも、絶対にお前を助ける!」
月光黄雷抜刀!
「変身!」
月華が闇を照らし出す千と一つの物語アラビアーナナイト! SPARKLE NIGHT!
スペック
身長:217.0cm
体重:123.0kg
パンチ力:36.2t
キック力:68.3t
ジャンプ力:71.5m(ひと跳び)
走力:1.4秒(100m)
概要
Vシネクスト『深罪の三重奏』に登場。アラビアーナナイトワンダーライドブックと聖剣ソードライバー・雷鳴剣黄雷を使用し変身する、エスパーダの最強形態。この形態への変身に呼応し、雷鳴剣黄雷は月光雷鳴剣黄雷へと変化した。
カラーは闇夜を思わせるネイビーと、月の光を彷彿とさせる濃淡が異なる2色のゴールド。ホワイトが基調だった従来のエスパーダとは一線を画すデザイン。ゴールドも高級感が増しており、イエローに近かった従来のエスパーダとは別格。
外見
カラーを除けばエスパーダの正当進化と言う印象が強い。額から延びる角のような雷のパーツが特徴。全身にはクロスセイバーやファンタスティックライオンのように星の意匠が施されている。
マスクは新造。満月や三日月を思わせる滑らかな造形になっている。首から下はプリミティブドラゴンのリペイントと思われる。肩マントは存在せず、代わりに腰マントを装備。
戦闘能力
ゴールデンアランジーナからさらに強化。エックスソードマンやプリミティブドラゴン以上の優れた能力値となった。
数多の戦いで剣士としての経験を積んできた賢人の実力と所々にアクロバティックが動きを織り混ぜた剣裁で、出番こそ短かったがファルシオン・アメイジングセイレーンを一方的に撃破してしまう程の活躍を見せた。
アラビアーナナイトワンダーライドブック
『とある千の夜に紡がれる罪と魔法の物語!』
アラビアーナナイトの伝承が封じられているワンダーライドブック。ある人を助けたい思いから、ランプドアランジーナワンダーライドブックが変化した。エモーショナルドラゴンと同じく3人の音声となっている。
必殺技
アラビアーナナイト必殺斬り(仮称)
必殺読破! 月光黄雷抜刀!アラビアーナナイト必殺斬り!
月光雷鳴剣黄雷のトリガーを押し込み抜刀して発動。周辺が三日月の月夜になり、稲妻の如き速さで斬撃を放つ。
アラビアーナナイト必殺撃(仮称)
アラビアーナナイト必殺読破! アラビアーナナイト必殺撃!
ベルトに装填されたアラビアーナナイトワンダーライドブックのページを2回押し込んで発動するライダーキック技。劇中未使用。
備考
名前の由来はアラビアンナイト+騎士(ナイト)だと思われる。アラビアンナイトは千夜一夜物語という邦訳通り、毎晩シェヘラザードが王に聞かせ続けた物語群という設定であり、これが月光要素につながったと考えられる。
ちなみに、ランプドアランジーナのモデルになったアラジンと魔法のランプはアラビアンナイトに数えられていない物語だったりする。
劇中の活躍
カリバーと戦っては負け続けていた。第11章では私情でカリバーに拘っていることを倫太郎に指摘される。同話ではカリバージャオウドラゴンに敗北。自分を庇った倫太郎が負傷する。
第12章では仮面ライダーカリバー/上條大地と単身激突。返り討ちに遭い意識不明に陥り、闇黒剣月闇の力で命を侵蝕される。
第13章で意識を取り戻してノーザンベースから脱走、エスパーダに無理やり変身してゴブリンメギドとの戦いに乱入するも、ジャオウドラゴンの一撃を受け止め切れず変身解除され戦闘不能に陥る。
最終的にカリバーはドラゴニックナイトによって退けられたが、闇黒剣月闇は手に入らず、闇の力に飲まれて消滅した。
死の謎
消滅の際に両目が赤く光っている。戦場から離れた森の中、なぜかカリバーの手を離れて地面に突き刺さった闇黒剣月闇からは謎の叫び声が響いていた。なお役者がクランクアップしていないため、確実に再登場する。
再登場
第24章からはカリバーに変身して復活。突然闇からカリバーが出現。最光・エックスソードマンと共にセイバーの暴走を止めた。その後闇へと姿を消した。
第25章では飛羽真は制的にプリミティブドラゴンに変身、意識を乗っ取られる。仲間達に襲い掛かる。そこに闇からカリバーが出現。
カリバーはセイバーの攻撃を受けた際、セイバーに自身の闇を流すことで相打ちとなり双方の変身が解除。カリバーの変身者が賢人だと発覚した。
雷の剣士 再誕
最終的には飛羽真によって未来が次々と変化した事と、隼人の魂との邂逅を経た事で飛羽真を信じる道を選び、それに伴って仮面ライダーエスパーダとして復帰した。
第39章では桃太郎に扮して仲間になるよう誘いに来た飛羽真たちに対して、アドリブで"参謀のキジ"役を演じ返した。ノーザンベースの仲間たちにも温かく迎えられる。
装いもかつて着ていた服装に戻り(カリバー時に着ていた白いタートルネックシャツはそのまま)、芽依のピンバッジも受け取った。その後、蓮を説得に向かうが「自身の求める強さは何なのか見極める」と決意した彼の心を動かせなかった。
最終決戦
第40話では闇黒剣月闇をユーリに渡した。ワンダーワールドにいるルナを守るべくエスパーダに変身。クロスセイバーとタテガミ氷獣戦記と連携し、遥か格上のソロモンにゴールデンアランジーナで大立ち回りを演じた。
オムニフォースによる干渉で体の自由を奪われた際もそれに抗い、父親を誑かしたマスターロゴスには「恨む価値も無い」と切り捨て心身ともに追い込み、彼の持つ雷鳴剣黄雷を覚醒させ、フィーチャリングセイバーへと繋いでみせた。
最終回後、飛羽真が消えた後は、ファンタジック本屋かみやまを引き継ぐ。メギドとの決戦から1年後には、自身の意思でファンタジック本屋かみやまにて飛羽真の手助けをする道を選んだ。8年後では翻訳家となり婚約者も出来て、結婚式を控えていたが…。