今回解説する仮面ライダーはバイスです。
「相棒、失敗を恐れるなって…ここで動かなきゃ、一生後悔するぞぉ?」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- バイス
- 概要
- 外見
- 性格
- 描写
- 実体化
- 目標
- 憑依
- 戦闘能力
- 一輝との関係
- 好きな食べ物
- 銭湯
- その他
- 謎
- 備考
- 中の人
- 仮面ライダーバイス
- 概要
- 外見
- 変身
- 戦闘能力
- 描写
- 性能
- 先行登場
- 備考
- 過去作との共通点
- 各形態一覧
- レックスゲノム
- スペック
- 概要
- 変身
- 性能
- 使用技
- 必殺技
- ガンバライジング限定技
- メガロドンゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 必殺技
- イーグルゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 必殺技
- マンモスゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 武装
- 必殺技
- プテラゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 飛行性能
- 初登場
- 必殺技
- ベース車両
- ライオンゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 必殺技
- ジャッカルゲノム
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 本体
- 走行性能
- 必殺技
- 劇中の活躍
- バディ成立
バイス
特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場キャラクターにしてもう1人の主人公。仮面ライダーバイスの変身者。一人称は「俺っち」。CVは木村昴
概要
五十嵐一輝の体に宿る『悪魔』で一輝と契約を結んでいる。一輝の仮面ライダーリバイへの変身に伴い仮面ライダーバイスに変身し、1人で2人の仮面ライダー・「仮面ライダーリバイス」として戦う。
元々は名無しの権兵衛で一輝の前に始めて現れた時も単に「悪魔」としか名乗らなかった。「バイス」という名前はジョージ・狩崎が名付けた変身形態である「仮面ライダーバイス」の名前を気に入り、そのまま流用して名乗っている。
外見
黒をベースにした体「バイスボディ」と、仮面ライダーを思わせる青い複眼「バイスアイ」、長く尖った耳と白いオールバックを持つ。髪の生え際はギザギザに隆起している。
口元は青いウレタンマスクを彷彿とさせる形状でその上からクラッシャーのような線が描かれている。『仮面ライダーセイバー』増刊号に先行登場した際にユーリに視認されると「悪魔なのにマスクをしてるなんて、変わった奴だなぁ…」と突っ込まれていた。
下半身は普段は存在せず、一輝の体から上半身が伸びている。バイスタンプを一輝に直接押印して実体化した際には、黒い両足と自身のアイデンティティである長い尻尾を生やした姿を取る。
性格
四六時中喧しくて馴れ馴れしい目立ちたがり屋。留まる所を知らない底抜けにハイテンションかつ陽気な性格。常に何かに驚いたりしてはオーバーリアクションを取り、一輝相手にも低レベルな冗談やちょっかいを出すなどのウザ絡みで遊んでいる。
自己顕示欲は戦いの最中でも表れており、技名を口にしたり、やたら決めポーズをしたがる。基本的に相棒である筈の一輝の言葉はロクに聞かない。加えてやたらと第四の壁を超えて視聴者に話しかけてくる一種のメタネタ要員でもある。
描写
本性は紛れもない悪魔そのもの。一輝とは常に牽制し合うかなり危うい関係を維持している。普段の馬鹿っぽい振る舞いに反し、悪魔らしく頭の回る狡賢さも備える。悪魔なため嘘がつけず、契約や自ら口に出した約束事は絶対。
そのため極力契約者の一輝に言質を取られないような言い回しを心がけてはその穴を突くような形で無軌道に暴れる。好戦的な性格も筋金入り。一輝が変身して戦わざるを得ない状況を作るべく、素行の悪い人間に悪魔を解放する凶行へ走るよう唆す工作もする。
実体化
一度実体化すれば普段の鬱憤を晴らすかの如く暴れ回り、敵だけでなく周囲の建物も余波で破壊するなど、時に余計な被害も出す。悪戯好きな面があり、何かしらの方法で実体化しては一輝を困らせる。
立ち退き要請に来た行政職員を必要以上に驚かして遊んだことも。彼を振り回す度にプロレス技を掛けられている。
目標
悪魔の性質上、現実世界への影響力は皆無。普段は一輝の体から離れられず彼以外には姿は見えず、声も聞かれず物に触れる事も出来ない。
本人はそんな現状を窮屈に思っており、自分だけの肉体を欲しがっている。一方、先行登場では変身状態で放屁し、周囲の人達をその臭さに悶絶させ気絶者も出した。
憑依
レックスバイスタンプを押印した物に憑依可能。第2話では自転車に憑依。大二が運転していたバイクを上回るスピードで一輝を爆走、デッドマンが暴れる現場に駆け付けさせた。
第4話ラストではガンデフォン50に憑依し一輝とコンタクトを取ろうとするが、一輝には見なかった扱いにされた。第5話ではガンデフォンや一輝のスマホに憑依。法廷ではガンデフォンを通して「名探偵バイス」と名乗り、真実の暴露をしたりした。
戦闘能力
実体化した際の戦闘能力は生身でも申し分ない。しかし、悪魔は宿主が死ぬと一緒に消滅してしまう為、現在一輝本人に直接危害を加えるような真似はしない。戦力としては頼れる。また、何だかんだで一輝の事はそれなりに気に入っている様子。
一輝との関係
一輝とは毎度喧嘩や彼からの説教が絶えないものの、互いの利害が一致した時には、ノリノリでコンビネーションを発揮する。乱戦の最中にガンデフォン50の銃口をリバイに向けてしまった際には非を認め、両手を合わせて頭を下げつつ真面目なトーンで謝罪した。
バイスなりに良し悪しの判別は出来る。また自己中一辺倒ではなく、常連客にコーヒー牛乳をサービスする一輝に対して「糖分のとり過ぎは危険だぜ?」と囁く等、本人なりに気を回す風なシーンある。
一輝の体から出現する時は基本的に背中からだが、先行登場の時に一輝の口から出現した際は、一輝の口が塞がらず呂律が悪くなった
好きな食べ物
本人曰く人間。第1話ではデッドマンズ襲撃のパニックの中で、家族が巻き込まれる事に焦る一輝を「愛しの母ちゃんを守る方法があるぜ!」「お前も見ただろ?あのバイスタンプを体に押して、俺っちをお前の体の外に出せ!そしたら俺っちがあいつらをぶっ飛ばしてやるよ!」などと唆してまんまと実体化。
だがいざ外に出るとデッドマンを数発殴ったあと、逃げ遅れた一輝の母・幸実を食い殺そうとした。仮面ライダーになっても隙あらば食人せんとする食い意地の悪さも見せる。
銭湯
宿主の影響なのか風呂に興味を抱いている。仮面ライダーに変身して実体化した上で銭湯に浸かるのでかなりシュール。毎度しあわせ湯に入りたがるが、一輝からは「悪魔のお前を神聖な家の湯に入れる訳にはいかない」といつも却下されている。
また銭湯繋がりでコーヒー牛乳にも憧れを持っており、変身講座で狩崎が飲んでいた時は羨ましがっていた(こちらも一輝に「お前にはまだ早い」と飲ませてもらえないようである)。
その他
4話でのコング・デッドマンの説得等のシリアスなシーンでは、しっかりと場に合わせてシリアスな雰囲気を出しており、意外と空気も読める。
第5話ではテレビ番組にもハマり始めたようで「ふ」でタイトルが始まるどこぞの刑事ドラマのような口調で証拠探しに協力。途中でドラマ名を口にしようとして一輝に遮られた。
謎
バイスは他の悪魔やデッドマンと比べて異質な面が多い。他の個体に比べて自我が滅茶苦茶強い。第1話時点で、宿主となる人物に明確に接触していたのはバイスだけ。
他の悪魔達がバイスタンプでデッドマンとして実体化した際には、言葉も話さず本能のままに暴れ回るだけだが、バイスは他のデッドマンと戦う事や、幸実を食べるという目的意識の下に動いている。
悪魔がデッドマンとして実体化する際の姿は、使われたバイスタンプの種類に依存するが、バイスは実体化前の要素を色濃く残した姿で実体化している。一輝から前触れもなく突然姿を現した事について問われると「ひ・み・チュ♡」とはぐらかした。
備考
主人公に憑依する事で力を与える、「悪魔」と呼ばれている、主人公と頻繁に衝突するなど、歴代仮面ライダー(特に平成ライダーシリーズ)における人外の相棒キャラの複合キャラのような存在。ある意味仮面ライダー50周年記念作品のキャラクターに相応しい。
バイスの好物は人間だが、現時点で彼が狙いを定めた獲物は一輝の母・幸美と弟・大二。幸実に対して後に「美味そう」と口にするなど、人間なら誰でもいいという訳ではない。
一輝の家族を狙って食い殺そうとしている節がある。その為、「実は一輝は“家族なんて居なければよかったのに”という思いを奥底に抱えているのでは?」という考察もある。
中の人
CVを務める木村氏は過去に『動物戦隊ジュウオウジャー』のボウリンゲンや、本作と同じく望月卓氏がチーフプロデューサーを務めた『宇宙戦隊キュウレンジャー』で各アイテム音声とナレーションを務めた経験があるが、仮面ライダーシリーズは本作が初出演となった。
仮面ライダーバイス
概要
バイスが変身する仮面ライダー。名前は「悪」や「罪」などの意味を持つ英語「vice」から。また「vice」には「副」を意味する接頭語も兼ねており、相方のリバイと合わせて「悪を修正する」という意味を持つ「リバイス(Revice)」となる。
変身
バイス自身そのままでは物を持つ事すら不可能なため、彼自身の意思で変身する事は不可能。一輝がリバイに変身すると、バイスは一旦一輝に吸収されたあと変身・実体化が行われる。現実世界への干渉も可能になる。
一輝はこの特性を利用して人間に襲い掛かろうとするバイスを引き戻す、バイスに制裁を加えるために実体化させるといった応用も見せた。
外見
仮面ライダーでありながら変身前の素顔が露出しているバイスの素体「バイスボディ」にヘルメット「ゲノメット」や各種装甲、ベルトを装着させたかのような容姿。
ゲノメットや各種装甲には縫い目のようなディティールがあり、まるでバイスが布製の着ぐるみを着ているかのような印象を与える。
ヘルメットの装着時でも素体の髪の生え際が見えている為にヘルメットの動物の牙のようにも見え、「バイスがその動物に食べられている」ような雰囲気もある。
戦闘能力
全体的にマッシブな見た目通り、闇のパワーを帯びた力強い格闘戦を得意とする。自我や意識を持つのもあってか並のデッドマンより遥かに強い。
目立ちたがりでハイテンションな性格もあってか、ラリアットやボディプレス等豪快なプロレス技も多用。両腕の実体化を一時的に解除して物体の内部に突っ込んだり、どんな攻撃もすり抜ける他、両脚は形態を変える事で空中を浮遊する事も可能。
描写
メタ全開の言動や演出も相変わらずで、必殺技で敵を倒した際にはカメラに向けて爆発までのカウントダウンをする。一輝/リバイも気分によってはバイスのカウントに合わせてポーズを取ったりする。
性能
頭部
悪魔専用のヘルメット『ゲノメット』はバイスタンプに応じて性質が変わる。装着することで変身が完了する。目『バイスアイ』の視力は人間の単位に当てはめると8.6程度。
人間には見ることのできない悪魔の存在などを捉える。首元の悪魔的カッコ良さの象徴であるマフラー『バイスマフラー』が風にはためく。
胴体
一輝との契約により実体化した悪魔の体『バイスボディ』は人間とは比較にならないほど頑健な上に柔軟性が高い。戦闘時のダメージも気分によるところが大きいのではないかと言われている。
ベルト『バディバックル』がリバイスドライバーからの力の供給を受けて、強大なエネルギーと様々な生物種の能力を変身者に授ける「ゲノムレシーバー」を内蔵している。
その他
胸部装甲『ゲノブレスト』の押印式情報入力装置「オーインジェクター」にバイスタンプを直接押印さると単独でゲノムチェンジが可能。
腕部『バイスアーム』は一時的に実体化を解除することで、あらゆる攻撃を回避し、物質の内部に手を入れられる。脚部『バイスレッグ』は形態を変化させて空中浮遊が可能。
前腕部装甲『ゲノブレイサー』脛部装甲『ゲノレガース』は悪魔の腕力に対応バイスタンプの力を加えて剛腕化あるいは剛脚化させる。これらは使用するバイススタンプが変わると名称が変わる。
先行登場
『スーパーヒーロー戦記』ではアスモデウスが率いる怪人軍団とヒーローたちの激闘に乱入。飛羽真を驚愕させる。
リバイとの連携でアスモデウスを巨大化するところまで撃破し、あとは先輩ライダーとスーパー戦隊に任せて去った。同時上映された映画『仮面ライダーリバイス』に先行登場。
増刊号「新たなページが、開くとき、」にも先行登場。セイバー&エスパーダVSバッタ・デッドマンの戦闘に乱入。
最後はレックスゲノムからメガロドンゲノムにゲノムチェンジし、「メガロドンスタンピングフィニッシュ」で滅多斬りにしたが、とどめはセイバーとエスパーダに譲った。
備考
仮面ライダーではかなり珍しい作品タイトルと異なる名前を持つ主役ライダー(テレビ作品以外では仮面ライダーアマゾンズがある)。足の裏には「0」と書かれており、ダブルライダーキックの際リバイの「5」と並んで「50」を表す。
過去作との共通点
声優が演じた仮面ライダーとしてはエボル・キルバス、オーマジオウ、仮面ライダーアークゼロ、デザストが変身した仮面ライダーファルシオンと、5作連続となった。
最初から味方キャラとしてはタロスズが変身する仮面ライダー電王以来。前作のファルシオンに続く「人間態を持たない怪人が変身するライダー」でもある。
一人が二人になる要素はダブルアクションゲーマーに似ているが、あちらと異なりバイスにはリバイが使用しているベルトを装着していないという違いがある。
各形態一覧
レックスゲノム
レックス! Come on!レ・レ・レ・レックス! バディアップ! オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング! 仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!
「マジかよ…決まったぜ!」
身長:199.8cm
悪魔百 烈恐竜拳
概要
体重:92.2kg
パンチ力:8.5t
キック力:29.9t
ジャンプ力:29.6m(ひと跳び)
走力:3.7秒(100m)
パンチ力:8.5t
キック力:29.9t
ジャンプ力:29.6m(ひと跳び)
走力:3.7秒(100m)
概要
リバイスドライバーとレックスバイスタンプで変身する基本形態。バイスタンプと同じくT-レックス(ティラノサウルス)がモチーフ。有名恐竜映画のビジュアルのような爬虫類然とした雄々しいティラノをモデルとしている。
変身
派生形態と異なりレジェンドライダーのモチーフは含まれないため、変身音声はリバイス独自のもので決め台詞のもじりはない。変身音声の元ネタは「押印」と「承認」から来ているようでリズム自体も「押韻」したものと思われる。
「Owing」には「借りている」という意味があり、バイスタンプや契約した悪魔から力を得ている事を表しているとおもわれる。
性能
頭部『レックスゲノメット』
レックスバイスタンプの力を受けて変化。これを装着することで仮面ライダーへの変身が完了し、様々な能力の向上や火炎攻撃などの特殊攻撃が可能。
目『レックスゲノメットアイ』は左右それぞれが広い視野角を持ち「バイスアイ」と合わせ4つの目を自在に操ることで索敵能力を飛躍的に向上させる。
鼻『レックスゲノメットノーズ』は匂いから周辺状況を判別できるほどの鋭い嗅覚を持ち、リバイのサポートに役立てる。
胴体
胸部装甲『レックスゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をT-レックスの戦士とする。
尻尾『レックスゲノテール』は悪魔との融合バランスを司る「ゲノムシフト」を部分的に生物種側に振り切ることでT-レックスのような巨大な尻尾へと変化し、敵を一網打尽にする。バイスのアイデンティティでもあり敏感で繊細な一面も持つ。
四肢
腕部が『レックスバイスアーム』に変化。肩部『レックスゲノショルダー』の左右に大型のシールドを装備。自身やバディも守る。前腕部装甲が『レックスゲノブレイサー』に変化。悪魔の爪にT-レックスの牙の硬度と鋭さを与え、戦闘での使用が可能。
脚部が『レックスバイスレッグ』に変化。脛部装甲が『レックスゲノレガース』に変化。変身ベルト「リバイスドライバー」の操作を受けて足裏にエネルギーを高密度に収束。
必殺技「レックススタンピングフィニッシュ」が発動可能となる。これによりデッドマンを契約解除できる。
使用技
悪魔式スクリュードライバー
相手を上下逆さまに抱えてジャンプし、そのまま急降下して地面に叩きつける。
クラウチングスタートからの猛ダッシュで相手に近づいた後、連続パンチを見舞い、アッパーでフィニッシュする即興技。演出はアニメ版『北斗の拳』のパロディ。
必殺技
レックススタンピングフィニッシュ
レックス! スタンピングフィニッシュ
リバイがリバイスドライバーを操作する事で共に発動。足裏に巨大なスタンプの押印部分を象ったエネルギーを纏い、2人揃って跳び蹴りを繰り出す。
ガンバライジングオリジナル技
レックスインパクト
リバイがバイスを敵の斜め上目掛けえてジャイアントスイングの要領で投げ飛ばし、レックスバイスタンプを起動させるとともにバイスが縦に回転、敵の目前の地面へ着地すると、敵の上からティラノサウルスの足型の衝撃波が落下し、爆発を起こす。
レックスフィニッシュ
所謂ダブルライダーキック。レックススタンピングフィニッシュの簡易版。
- レックススピリットフィニッシュ
- レックスコンビネーション
メガロドンゲノム
メガロドン! Come on!メ·ガ·ロ·ド·ン! バディアップ! 潜るドンドン!ヨーイドン!ドボン!メガ·ロ·ドン~! 通りすがりのハハハハンター!
「目がサメるとはこの事!」
スペック
身長:206.5cm
体重:88.7kg
パンチ力:9.7t
キック力:26.8t
ジャンプ力:37.8m(ひと跳び)
走力:4.7秒(100m)
概要
リバイスドライバーとメガロドンバイスタンプで変身する派生形態。現在は絶滅している史上最大の古代ザメ「メガロドン」と「仮面ライダーディケイド」がモチーフ。映画『リバイス』および『セイバー』増刊号にて先行登場し、本編には第6話から登場した。
外見
仮面ライダーディケイドの要素が色濃いリバイに対してこちらはメガロドンの要素が強く、ゲノメットはディケイドの頭部にメガロドンの要素を組み合わせたような形状。
基本的な部分はレックスゲノムと共通だが、両肩と両腕・両脚の装甲はマゼンタをベースにホワイトのアクセントが配置されており、ディケイドライバーを思わせるカラーリングになっている。
性能
頭部『メガロドンゲノメット』
メガロドンバイスタンプの力を受けて変化。悪魔に超一流の泳力を与える。目『メガロドンゲノメットアイ』は水中で発光することで光の届かない深海でも活動可能。水が入っても痛くない。
ヒレ『メガロドンゲノメットフィン』はスリット状のプレートにより遊泳時に発生する周囲の渦を減少させ、スピードを向上させる。臭覚器を備え、水の中に微量に含まれる匂いもかぎ分ける。
鋭く硬い歯『メガロドンゲノメットトゥース』は頭突きの破壊力を向上。破損しても、損傷部分を切り離して新たな刃を再装填して攻撃力を維持する。
胴体
『バイスマフラー』は眩しい日差しの下、波と戯れ潮風にはためく姿はバイスがカナヅチである事を忘れさせる。胸部装甲『メガロドンゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をメガロドンの戦士とする。
尻尾『メガロドンゲノテール』は遊泳中に高速回転させることで、ブタの尻尾に由来する船舶のスクリューと同様の働きをする。
四肢
腕部が『メガロドンバイスアーム』に変化。肩部『メガロドンゲノショルダー』は浮力を発生させることで浮き輪のような機能を果たす。前腕部装甲は『メガロドンゲノブレイサー』に変化。遊泳中にひとかきしただけで驚くほど前に進むことができる。
脚部が『メガロドンバイスレッグ』に変化。脛部装甲が『メガロドンゲノレガース』に変化。泳力が高まったことで、超一流のスイマーやダイバーを軽々と凌駕するパフォーマンスを発揮する。
必殺技
メガロドンスタンピングフィニッシュ
メガロドン! スタンピングフィニッシュ!
リバイがバイスタンプを2回倒して発動。特別予告映像ではリバイスで息を合わせ、ダブルライダーキックを繰り出している。『セイバー』増刊号では謎の高速移動からの腕の刃で縦横無尽に敵を何度も斬り刻んだ。
イーグルゲノム
イーグル! Come on!イ・イ・イ・イーグル! バディアップ! 荒ぶる!高ぶる!空駆け巡る!イーグル!イーグル! お前の羽を数えろ!
「俺っちカッコよ過ぎて、飛んでっちゃいそ~!」
スペック
身長:200.0cm
体重:84.3kg
パンチ力:7.2t
キック力:22.3t
ジャンプ力:56.1m(ひと跳び)
走力:5.1秒(100m)
体重:84.3kg
パンチ力:7.2t
キック力:22.3t
ジャンプ力:56.1m(ひと跳び)
走力:5.1秒(100m)
リバイスドライバーとイーグルバイスタンプで変身する派生形態。第2話から登場。大型の猛鳥「鷲」と「仮面ライダーダブル」をモチーフとしている。
右側の緑の装甲が悪魔の行動速度を向上。風の如き素早い動きで対象を翻弄する。左側の黒い装甲が悪魔の格闘力を向上。バディの切り札となるべく、活躍の機会を伺う。
外見
仮面ライダーWの要素が色濃いリバイとは対照的に、鷲の意匠を前面に押し出した姿。追加装甲の右半分が緑、左半分がガンメタルになっている。
肩部装甲「イーグルゲノショルダー」の縫い目にもW要素が散見される。サイクロンジョーカーと言うよりもナスカスカルやアナザーWのような印象も受ける。
性能
頭部『イーグルゲノメット』
イーグルバイスタンプの力を受けて変化。行動速度を向上させる緑の装甲により頭の回転が速くなり、格闘力を向上させる黒い装甲は頭を石のように固くして、頭突きを得意とする。額の触覚は悪魔が相乗りした証「イーグルゲノメットフィーラー」。
目『イーグルゲノメットアイ』が鷲の視力を用いて高高度から悪魔を発見。くちばし『イーグルゲノメットビーク』は硬度を活かして頭部を守るバンパー。頭突きの破壊力も高める。
胴体
『バイスマフラー』は鷲の力を得て翼状に変化。いつもより余計にはためいている。悪魔の浮遊能力を飛行に昇華させる。
胸部装甲『イーグルゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔を鷲の戦士とする。『バイスボディ』は変身によりキュッと引き締まり、鳥肌が立つほど雄々しい。
尻尾『イーグルゲノテール』は鷲の力により敏感で繊細な特徴が強化され、風見鶏のような風向計としても役立っている。
四肢
腕部は『イーグルバイスアーム』に変化。肩部は『イーグルゲノショルダー』。前腕部装甲が『イーグルゲノブレイサー』に変化。
羽ばたくことで上空からの落下速度を調節できる。脚部は『イーグルバイスレッグ』に、脛部装甲は『イーグルゲノレガース』にそれぞれ変化した。
必殺技
イーグルスタンピングフィニッシュ
イーグル! スタンピングフィニッシュ
リバイスイーグルへのリミックス変身時に発動。突風を起こして敵を巻き上げ、緑と紫の風をまといながら高速回転し、そのまま相手に突撃して貫く。
マンモスゲノム
マンモス! Come on!マ・マ・マンモス! バディアップ! 巨大なキバ持つ!陸のボス!マンモス! はなっからクライマックスだぜ!
「俺、バイスです」
身長:197.5cm
体重:105.8kg
パンチ力:12.9t
キック力:33.3t
ジャンプ力:16.9m(ひと跳び)
走力:4.3秒(100m)
体重:105.8kg
パンチ力:12.9t
キック力:33.3t
ジャンプ力:16.9m(ひと跳び)
走力:4.3秒(100m)
リバイスドライバーとマンモスバイスタンプで変身する派生形態。第3話から登場。巨大な牙を持つ象の類縁「マンモス」と「仮面ライダー電王」をモチーフとしている。
今までと変わらず格闘戦だが、マンモスの形態だけあってグレイシャシールドを構えての突進や吹っ飛ばし攻撃が得意。地面を踏みつけることで、敵を空中に吹っ飛ばせる。
外見
仮面ライダー電王の要素が色濃いリバイとは対照的に、マンモスの意匠を前面に押し出した姿となっている。他の形態に比べるとレジェンドライダー側の要素も強い。
ソードフォームの電仮面をモデルにしたゲノメット「マンモスゲノメット」は電仮面がマンモスの耳になったようなパーツが複眼の上に存在。そこからキバ型のパーツが前方に伸びており、「Oシグナル」を模したものも存在する。
性能
頭部『マンモスゲノメット』
マンモスバイスタンプの力を受けて変化。バイスのボルテージを急上昇させることで最初からクライマックスの戦闘力を弾き出す。牙『マンモスゲノメットホーン』は上からの攻撃に頭で合わせて、カウンター攻撃をお見舞いできる。
大きな耳と一体となった目『マンモスゲノメットアイ』は聴覚情報を視覚化して捉える。悪魔の聴覚も鋭敏に研ぎ澄まされたものの、肝心な事は聞いていない。
胴体
泣く子がいれば『バイスマフラー』でその涙を拭く。胸部装甲『マンモスゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をマンモスの戦士とする。
尻尾『マンモスゲノテール』はマンモスの力により、手で物を扱うような器用さが与えられている。先端をフック状にすることで、釣りにも利用可能。
四肢
腕部が『マンモスバイスアーム』に変化。肩部『マンモスゲノショルダー』は前腕部の巨大なシールドを派手に扱うために小ぶりなサイズ。強い衝撃を吸収する機構を内蔵。
脚部が『マンモスバイスレッグ』に変化。脛部装甲が『マンモスゲノレガース』に変化。500tを超える重量物を支えることが可能となり、どんな攻撃にも屈することは無い。
武装
変化した前腕部装甲『マンモスゲノブレイサー』に。巨大な盾「グレイシャシールド」を左右に装備。2つを合わせることでぶ厚い氷河の如きディフェンス力を発揮する。
必殺技「マンモススタンピングフィニッシュ」発動時には、リバイからのエネルギーチャージを受けて赤く輝き、12枚の分身体を放出・操作できる。
必殺技
マンモススタンピングフィニッシュ
マンモス! スタンピングフィニッシュ
リバイがリバイスドライバーを操作して発動。リバイがブーメランを高速で投擲すると同時に、バイスが両腕を地面に突き立て、グレイシャルシールドを地面から大量に召喚。敵を囲い込む。
ブーメランはバリケードの中で乱反射を起こして縦横無尽に飛び回る刃で敵を切り刻む。その後、召喚していたグレイシャシールドの分身をすべて重ねて相手を押し潰す。
プテラゲノム
プテラ! Come on!プ・プ・プテラ! バディアップ! 上昇気流!一流!翼竜!プテラ! Flying by! Complete!
「はい、到着でございま~す!」
全高:175.1cm
体重:93.6kg
限界高度:150m(ひと跳び)
最高速度:210km/h
体重:93.6kg
限界高度:150m(ひと跳び)
最高速度:210km/h
リバイスドライバーとプテラバイスタンプで変身する派生形態。第4話から登場。翼竜の代表的存在「プテラノドン」と「仮面ライダーファイズ」をモチーフとしている。基本的には人型な他の形態と異なり、前後4つのローターで飛行するホバーバイク。
リバイがこの上に搭乗して移動手段として用いる。テレビ朝日公式サイトによれば「バイスボディがプテラノドンの力を全身で表現した結果、仮面ライダーとしての重要な要素たるバイクに変化した」とされている。
外見
バイスのゲノムチェンジは生物側のモチーフが強調されるが、こちらはかなりプテラノドンに寄せられている。ハンドル部分が翼を広げたプテラノドン、バイスの顔はハンドルの下に付いている。
ファイズ要素は胸部を模した機首の模様やプロペラの加工パーツに「フォトンストリーム」を思わせる赤色のラインが走る程度。
性能
頭部『プテラゲノメット』プテラバイスタンプの力を受けて変化。熱さに弱いため、冷却効果が高いスマートな形状となることで、冷静なブレインを維持している。
背部『プテラゲノスパイン』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、プテラノドンの滑空能力を最大化する形態へと変化させる。
飛行性能
四隅に振り分けられたローター『プテラゲノベクター』による推力偏向で姿勢制御を行う。空中での自由自在な挙動が可能。激しい回転を生み出すなどして攻撃にも転用できる。
主回転翼『プテラゲノフローター』はスタンバイ状態からの急速離陸やホバリングによる長時間滞空を行う。前部にはフォトンを利用した光弾を射出する「プテラキャノン」を備え、遠距離からでも対象を攻撃可能。
短編映画『仮面ライダーリバイス』に先行登場。この時はリバイがプテラバイスタンプをバイスの胸部に直接押印する事で変形させていた。
バイクでのみの活躍と非正規の変身プロセスも相まって初見では仮面ライダーファイズをモチーフにしたフォームである事はおろかフォームチェンジの一種だと看破する事すら難しかった。
必殺技
プテラスタンピングフィニッシュ
プテラ!スタンピングフィニッシュ!
リバイスプテラの状態で使用。バイスのホイール部分から出力されたフォトンの翼を刃とし、高速回転しながら体当たりする。さらにリバイが超加速して吹き飛ばされた敵に迫り、強烈な回し蹴りで追撃する。
ベース車両
A.L.I. Technologiesが開発したXTURISMOであり、本当にホバーバイクとして、2022年前半にエンジン型限定モデルで販売が開始される。すでにユーチューブの公式アカウントで動画も出ている。
同社の代表取締役である片野大輔氏は「今回、ご提供させて頂いているホバーバイク”XTURISMO”を活用した作品で、少し先だけれども確実に来る未来を、子供たちにも、小さいころから夢見ていた大人にも想像して頂ければ幸いだと考えております。」とのコメントを寄せている。
ライオンゲノム
ライオン! Come on!ラ・ラ・ライオン! バディアップ! ガオーン!ゲットオン!野獣の王!ライオン! 見ててください!俺の雄叫び!
「ニャオ!」
スペック
身長:198.1cm
体重:89.9kg
パンチ力:12.1t
キック力:28.7t
ジャンプ力:23.2m(ひと跳び)
走力:3.0秒(100m)
概要
ライオンバイスタンプを使用してゲノムチェンジする派生形態。第5話から登場。百獣の王「ライオン」と「仮面ライダークウガ」をモチーフとしている。変身直後にはバイスがクウガの変身ポーズを取る。スペック上では走力に秀でている。
外見
「ゲノメット」の見た目は一般的な西洋的なライオンというよりは東洋でのイメージ(唐獅子)のライオンに近く、鬣もあまり目立たない。
「ライオンゲノメットクラウン」を付けた姿はまるでご当地ヒーローのようである。肩部の「ライオンゲノショルダー」や腕部のアーマーはマイティフォームをイメージし赤い。
性能
頭部『ライオンゲノメット』
ライオンバイスタンプの力を受けて変化。悪魔のプライドが頂点に達する。目『ライオンゲノメットアイ』は周囲5キロをテリトリーとし、広範囲に状況を捉える。
三鍬形『ライオンゲノメットクラウン』の中央には霊石が填められており、強大なパワーの乱用を防ぐために悪魔の心を見極め、ライオンゲノムのパワーを開放する。リバイとの連携を強化して、集団行動を高効率化する。
胴体
『バイスマフラー』のリバイと並び風にはためく姿は、まさに獅子に牡丹。胸部装甲『ライオンゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をライオンの戦士とする。
『バイスボディ』は部分的な形状変化により巨大な小判を出現させるなど、豊富な表現方法を持つ。尻尾『バイスゲノテール』は全身にライオンのしなやかさを追加。猫じゃらしのようにゆらゆらと揺らしてデッドマンの注意を引き付ける。
四肢
腕部が『ライオンバイスアーム』に変化。肩部『ライオンゲノショルダー』はタックルなどの肉弾攻撃に炎を纏わせることで自らを火球と化し、あらゆる邪悪を退ける。
変化した前腕部装甲『ライオンゲノブレイサー』は悪魔の爪に炎を纏わせ赤熱化させ、あらゆるものを溶断可能。
脚部が『ライオンバイスレッグ』に変化。変化した鋭利な脛部装甲『ライオンゲノレガース』は膝蹴りをはじめとした格闘技の破壊力を高め、キックに牙のような鋭さを加える。
必殺技
ライオンスタンピングフィニッシュ
ライオン!スタンピングフィニッシュ!
リバイがバイスタンプを2回倒して発動。リバイスライオンの状態で敵に組み付き、嚙みつき・引っ掻きで攻撃しながら引きずり回して爆破する。第6話ではリバイスライオンの状態で光を纏って体当たりした。
ジャッカルゲノム
ジャッカル! Come on!ジャ・ジャ・ジャ・ジャッカル! バディアップ! テクニカル!リズミカル!クリティカル!ジャッカル! ノンストップでクリアしてやるぜ!
スペック
全長:91.4cm
体重:3.6kg
概要
ジャッカルバイスタンプを使用してゲノムチェンジする派生形態。第7話から登場。イヌ科の肉食動物「ジャッカル」と「仮面ライダーエグゼイド」をモチーフとしている。スケートボード。
元々は人型の筈だったがバイスが狩崎の目の前で「ダサい」と不満を口にしたため、機嫌を損ねた狩崎によってバイスタンプ譲渡前にスケボー型に改設計された。
外見
人型では無く見た目は普通のスケートボード。上面には他のゲノムチェンジ同様レジェンドライダーと生物の顔を合わせたゲノメットを被ったバイスの顔が描かれている。感情表現の際はこのゲノメットが表情を変える。下面には本来の人型のイラストが描かれている。
性能
頭部『ジャッカルゲノメット』ジャッカルバイスタンプの力を受けて変化。悪魔の頭部を極薄に圧縮する。胸部装甲『オーインジェクター』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をジャッカルの戦士とする。
本体
『バイスボディ』は突然の路線変更により、開発者であるジョージ・狩崎のマイブームを大胆に取り入れたことでスケートボードとなった。
リバイスドライバーからの力の供給を受けて、強大なエネルギーと様々な生物種の能力を変身者に授ける「ゲノムレシーバー」を内蔵。
ジャッカルの牙のように鋭利な外周部『ジャッカルゲノエッジ』が体当たりの破壊力を大幅に向上。足回りを引っ込めた雪上仕様の際には、方向転換の起点ともなる。
走行性能
車軸『ジャッカルゲノトラック』は悪魔の意志で方向転換を行う。走行時の衝撃を吸収するサスペンションは、ジャッカルの持つ跳躍力を備え、大ジャンプも行える。
車輪『ジャッカルゲノウィール』は悪魔の脚力にジャッカルの能力を加えた驚異的な加速により、わずか数秒でトップスピードに到達する。
必殺技
ジャッカルスタンピングフィニッシュ
ジャッカル!スタンピングフィニッシュ!
バイスタンプを2回倒して発動。リバイスジャッカルの状態でバイスの下面で敵を踏みつける。
コングゲノム
コング! Come on!コン・コン・コング! バディアップ! アーム!ストロング!戦いのゴング!鳴らせ!コング! ドラミングキター!
スペック
身長:207.3cm
体重:121.5kg
パンチ力:20.1t
キック力:17.9t
ジャンプ力:20.1m(ひと跳び)
走力:4.1秒(100m)
パンチ力:20.1t
キック力:17.9t
ジャンプ力:20.1m(ひと跳び)
走力:4.1秒(100m)
概要
コングバイスタンプを使用してゲノムチェンジするバイスの派生形態。初登場は第8話。凄まじい腕力を持つ「ゴリラ」と「仮面ライダーフォーゼ」をモチーフとしている。
足先までマッシブになった巨体が特徴。ゴリラを模した「ゲノメット」は他のゲノムチェンジに比べて頭部全体を覆うほど大きく、身体のシルエットも横に広いため宇宙服を着ているようにも見える。
変身音声
ゴリラの腕力と宇宙飛行士のニール・アームストロングを掛けた非常に秀逸な音声。彼は人類で初めて月面に降り立った人物であり、活動拠点が月面にあるフォーゼとはとてもマッチしている。
この人物が残した言葉「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。」もフォーゼの挿入歌「Giant Step」の元ネタ。「ドラミングキター!」は「宇宙キター!」とゴリラのドラミングが元ネタになっている。
性能
頭部『コングゲノメット』
コングバイスタンプの力を受けて変化。悪魔の闘争本能を高める。目『コングゲノメットアイ』は遠距離攻撃に特化した調整が施され、遠くの悪魔を捉える。
出力調整弁『コングゲノメットバルブ』は溢れるパワーにより悪魔の力が暴走しないよう制御し、余剰エネルギーを排出する。
胴体
『バイスマフラー』はタオルではないため、負けそうになった時に投げても許してもらえない。胸部装甲『』コングゲノブレストはシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をゴリラ(コング)の戦士とする。
『バイスボディ』は溢れるパワーを蓄えて、一回りほど大きくなった。尻尾『コングゲノテール』はゴリラ(コング)の力が加えられたことで、第3のパンチと謳えるほどの打撃力を備えたカウンター攻撃用の隠し玉。
腕部『コングバイスアーム』
太くたくましくなった腕には膨大なパワーが込められている。パワーの大きさにつれて大きく膨み、最大になるとその力を一気に開放する。
肩部『コングゲノショルダー』は衝撃吸収。剛腕が生み出す破壊的な攻撃力による自壊を防ぐ。最大の力を込めたパンチを遠慮なく繰り出せる。
前腕部装甲『コングゲノブレイサー』はロケットのように射出できる。リバイコングゲノムとの連携により、必殺技「コングスタンピングフィニッシュ」を発動できる。
脚部『コングバイスレッグ』
太くたくましくなった脚は、人間とは比較にならないほど頑健な上に柔軟性が高く、戦闘時のダメージを吸収できる。
脛部装甲『コングゲノレガース』は前腕部の「コングゲノブレイサー」で地面を突きながら進む「ナックルウォーキング」と呼ばれる四足歩行は、森林などの直線的な挙動が難しい状況で絶大な効果を発揮する。
必殺技
コングスタンピングフィニッシュ
コング!スタンピングフィニッシュ!
リバイがコングバイスタンプを2回倒して発動。前腕に装備された「コングリバイパンチャー」及び「コングゲノブレイサー」を相手に向けてロケット射出する。
カマキリゲノム
カマキリ! Come on!カ・カマキリ!
「変身!」
バディアップ! いざ無双斬り!俺が横切り!カマキリ! 俺たちオンステージ!
スペック
身長:207.6cm
体重:97.2kg
パンチ力:14.0t
キック力:15.7t
ジャンプ力:22.5m(ひと跳び)
走力:3.8秒(100m)
体重:97.2kg
パンチ力:14.0t
キック力:15.7t
ジャンプ力:22.5m(ひと跳び)
走力:3.8秒(100m)
概要
カマキリバイスタンプを使用してゲノムチェンジする派生形態。初登場は第9話。モチーフは鎌のような腕を持つ「カマキリ」と「仮面ライダー鎧武」。
変身音声の「俺たちオンステージ!」の元ネタはオレンジアームズの変身音声「花道、オンステージ!」。カマキリは見方によっては二刀流に見えるため、二刀流で戦う鎧武とはかなり親和性が高い。
外見
ビス留めされた肩アーマーや、カマキリの翅のような腰マント、デフォルメされたカマキリのような顔が特徴的。基本カラーリングや足の形状はオレンジアームズを踏襲。
カマキリの目が「リバーサルアーム」、額が「パルプアイ」を模しているという秀逸な作りになっている。
性能
頭部『カマキリゲノメット』
カマキリバイスタンプの力を受けて変化。悪魔を武術の達人に変える。触角『カマキリゲノメットロッド』はダウジングを応用して悪魔の直感を強化。格闘戦での回避率が大幅に向上する。
目『カマキリゲノメットアイ』は広い視野で動くモノを複数同時に捉える。暗視装置を持ち、暗闇でも対象を捕捉する。
胴体
『バイスマフラー』で口元を隠すことで、いかにも武術の達人だという雰囲気を出せる。胸部装甲『カマキリゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をカマキリの戦士とする。
『バイスボディ』はダンスなどでビートに乗るほどにテンションがアップし、それに伴って各種能力を向上させる。尻尾『カマキリゲノテール』はカマキリの力により斧のような形状になり鋭利な切れ味と強敵に立ち向かう勇気を生み出す。
四肢
肩部『カマキリゲノショルダー』は風船のように膨らませて巨大化することで、あらゆる攻撃を弾き返してバディを守る。腕部『カマキリバイスアーム』に変化。
前腕部装甲『カマキリゲノブレイサー』を最大限に活かした徒手空拳を繰り出す。脛部装甲『カマキリゲノレガース』の脚部を覆う羽「カマキリゲノキルト」により、華麗に舞うような足捌きを披露する。
必殺技
カマキリスタンピングフィニッシュ
カマキリ!スタンピングフィニッシュ!
カマキリバイスタンプを2回倒して発動。
ブラキオゲノム
ブラキオ! Come on!ブ・ブ・ブラキオ! バディアップ! 最大! 最長! 最古で最強! ブラキオー! 祝え!長き王の誕生を!
スペック
身長:209.1cm
体重:127.3kg
パンチ力:16.9t
キック力:41.6t
ジャンプ力:15.9m(ひと跳び)
走力:5.4秒(100m)
パンチ力:16.9t
キック力:41.6t
ジャンプ力:15.9m(ひと跳び)
走力:5.4秒(100m)
概要
ブラキオバイスタンプを使用してゲノムチェンジする派生形態。第10話より登場。巨大植物食恐竜「ブラキオサウルス」と「仮面ライダージオウ」をモチーフとしている。
変身音声の「最大!最長!最古で最強!」はオーマジオウの変身音声「最高!最善!最大!最強王!」、「祝え!長き王の誕生を!」は各種メディアやオープニングで使われていた台詞「祝え!新たなる王の誕生を!」がそれぞれ元ネタ。
外見
タイムマジーンに近くコングゲノムのようにごつい装甲を纏っている。こちらにもやはり「クロックブレードA」を模したパーツが存在す、アーマーにマゼンタのラインが走っている。
性能
頭部『ブラキオゲノメット』
ブラキオバイスタンプの力を受けて変化した。なんかいける気がするようになる。目『ブラキオゲノメットアイ』は周囲をすべて見渡せる360度の視界を持ち、バディや敵の位置を的確に掴める。装飾『ブラキオゲノメットハンズA』により少し先の未来が分かる気がする。
全身
『バイスマフラー』は首に幾重にも巻かれているため少し分かり難いが、見た目よりもはるかに長い。胸部装甲『ブラキオゲノブレスト』にシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔をブラキオサウルスの戦士とする。
悪魔の体『バイスボディ』は溢れるパワーを蓄えて、一回りほど大きくなったスーパーヘビー級のビックボディ。肩部『ブラキオゲノショルダー』は硬度や特性が異なるアーマーを幾重にも重ねて纏うことで、あらゆる攻撃を退ける圧倒的な防御力を誇る。
尻尾『ブラキオゲノテール』はブラキオサウルスの力が加えられたことで、バイスの回転と共にあらゆるものをなぎ倒す鉄柱のような破壊力を発揮する。
四肢
腕部『ブラキオバイスアーム』は膨大なパワーが込められ、大きさと重量が大幅に増大。前腕部装甲『はリバイからのマゼンタ色に輝く波動の供給を受けて、空間を揺らすほどのパンチを繰り出せる。
太くたくましくなった脚部『ブラキオバイスレッグ』は人間とは比較にならないほど頑健な上に柔軟性が高く、戦闘時のダメージを吸収できる。
脛部装甲『ブラキオゲノレガ-ス』はリバイスドライバーの操作を受けて足裏にエネルギーを高密度に収束することで、必殺技「ブラキオスタンピングフィニッシュ」を発動可能。
必殺技
ブラキオスタンピングフィニッシュ
ブラキオ!スタンピングフィニッシュ!
バイスタンプを2回倒して発動。
備考
ゲノムチェンジは韻を踏んだ変身音が特徴的だが、言葉のはじめで韻を踏んでいるのはブラキオゲノムが初。なお「最長(サイチョー)」「最強(サイキョー)」「ブラキオー」と他の形態同様に語尾でも韻を踏んでいる。
リバイ・バリッドレックスゲノム
変化はなし。本来は悪魔に頼らないリバイ単独でのシステム運用を想定して作られたため、バイスの強化をそもそもコンセプトの時点で視野に入れていなかったため。
一方で、バイスも狩崎の仕返しに負けじとリバイの変身の際辺りに散らばった卵の殻を(即興で)接着剤でくっ付けて自作した、リバイの顔を模した巨大な水色の盾を装備している。しかも接着剤でくっ付けたにしてはやたら強度が高い。
バリッドレックスゲノム
ボルケーノ! コンバイン! バリ!Fire!Come on!ボルケーノ! バーストアップ! オニアツーイ!バリヤバーイ!ゴンスゴーイ! パネェツヨイ!リバイス!We are!リバイス!
スペック
身長:199.8cm
体重:126.3kg
パンチ力:31.8t
キック力:58.2t
ジャンプ力:59.6m(ひと跳び)
走力:2.4秒(100m)
概要
リバイがボルケーノレックスゲノムに変身するとバイスはバリッドレックスゲノムへ変身。バリッドシールドはそのまま、水色のアーマーを装備。肩部などには卵の殻の意匠が見られる。リバイ・ボルケーノレックスゲノムと対をなす氷の戦士。
戦闘能力
リミックス発動時に比肩する出力、ライダーキック以外での契約解除などボルケーノレックスと一部共通の能力が搭載されている。
ジョージ・狩崎のゲノムラボラトリーによると防御のスペックがかなり高いらしく、ジョージは「バリッドシールドを手放さないままでは防御がオーバースペック(要約)」と語っている。
性能
頭部『バリッドゲノメット』
バリッドレックスバイスタンプの力を受けて変化。氷を自在に操る力を獲得する。温度が下がるにつれて強度が高まる「コールドアストメタルム」の強固な装甲は、超伝導状態で発生したマグネティックフィールドによる電磁加速により、行動速度を引き上げる。
目『バリッドゲノメットアイ』は左右それぞれが広い視野角を持ち、バイスアイと合わせ4つの目を自在に操ることで索敵能力を飛躍的に向上させる。レーダーやデータ収集装置からの予測結果などを視覚化することで、バディとの情報共有を行う。
鼻『バリッドゲノメットノーズ』は匂いから周辺状況を判別可能。対象との間合いや射撃攻撃の着弾点などの計測や攻撃・回避を行うタイミングなどを予測することで仮面ライダーリバイのサポートに役立てている。
調整器『リバイスシグナル』はバディを組む仮面ライダーリバイとの出力やタイミングの調整を行い、連携の精度を向上させる。
全身
ボルケーノバイスタンプでの契約により実体化した悪魔の体『バリバリバイスボディ』はいつもとは比較にならないほど頑健な上に柔軟性が高く、バディとしての本領を発揮する。
尻尾『バリバリゲノテール』はカチンコチンに凍ると非常に折れやすくなる。しかしバリッドレックスゲノムのパワーにより、すぐに元に戻る。
上半身
胸部装甲『バリッドレックスゲノブレスト』はシンボルマークと共に刻まれた固有能力により、悪魔を仮面ライダーリバイ ボルケーノレックスゲノムと対を成す氷の戦士とする。
単体でもリミックス発動時と同等の強大な力を持つ。相反するバディの力を完璧にシンクロさせることでその力は数倍に高まり、ライダーキック以外でもデッドマンの契約解除が可能となる。
温度が下がるにつれて強度が高まるコールドアストメタルム製の強固な肩部装甲『バリバリゲノショルダー』にエアインテークが備えられ、強制吸入した空気から強烈な風を発生可能。
四肢
実体化の際に10種のゲノムの力を得て超活性化した腕部『バリバリバイスアーム』、脚部『バリバリバイスレッグ』はリバイ バリッドレックスゲノムと同等の力を発揮。
前腕部装甲『バリバリゲノブレイサー』は冷気や氷を自由自在に操り、あらゆるものを凍結可能。大気中の水分から絶対零度の武器「バリッドウェポン」を瞬時に作成できる。
脛部装甲『バリバリゲノレガース』はリバイスドライバーの操作を受けて強大なエネルギーをソール面に収束。
バディが寸分の狂いもなく同時に放つ必殺技「ボルケーノフェスティバル」を発動する。発生した対消滅により、フェーズ3のデッドマンまでも契約解除する。
バリッドシールド
ディフェンスユニット『バリッドシールド』はマグネティックフィールドを用いて変身者の周囲に浮遊させ、結合と分離を使い分けることで様々な展開を行う。戦況に即した防御陣形をアクティブに構築する。左右どちらでもマウント可能。
現状では何らかの理由で分離に不具合が生じている。エネルギーを超高密度に収束することで、防御範囲の拡大やライダーキックにも匹敵する攻撃力を生み出す。
必殺技
フィニフィニフィニッシュ
バリッドレックス!フィニフィニフィニッシュ!
17話にて使用。リバイがボルケーノバイスタンプを取り外して、バリッドレックスバイスタンプを2回操作することで発動。バイスがバリッドシールドに冷気を吹きかけ、氷の刃を生成して敵を斬り裂く。
劇中の活躍
バディ成立
物語開始前から一輝に囁き続けてきたが、第1話で姿を現す。五十嵐一家も参観に来ていたフェニックスの入隊式にデッドマンズが襲撃。
混乱の中、リバイスドライバーとバイスタンプを手にした一輝と共に仮面ライダーに変身。デッドマンを倒した事で、以後一輝と不思議なバディを組む事になる。
第2話ではその無軌道っぷりが祟って一輝を本気で怒らせる。変身直後に「しあわせ湯」の浴場でボコボコにされた。また、一輝はメガロドン・デッドマンとギフジュニアの群れに対して変身せずに生身で挑んで傷を負う。
その状態で「死ぬまでこのまま戦い続けてやるよ…。お前を道連れにしてな!」と脅迫されて降参。「分かったよ!俺っちの負けだ!!」「俺っちは、一輝の言う事を……守ります!」と宣誓し、その指示に従って戦っていく羽目になった。
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以上です。これで紹介を終えます。