目次
- 本郷猛
- 概要
- 改造手術
- 性格
- 描写
- 過去
- 仮面ライダースナックでの記述
- 目的
- 孤独な闘い
- 一文字隼人との関係
- 恋愛
- 後半
- 仮面ライダー1号
- 概要
- 描写
- 戦闘能力
- 専用マシン
- キック必殺技
- 腕部必殺技
- 投げ必殺技
- 多作品で使用
- 備考
- スーツアクター
- 各形態
- 旧1号
- スペック
- 概要
- 外見
- 変身
- 戦闘能力
- 弱点
- 性能
- タイフーン
- サイクロン号(旧サイクロン)
- 桜島1号
- 概要
- 活躍
- 改造サイクロン号
- 外部作品
- 新1号
- スペック
- 概要
- 外見
- パワーアップ
- 変身
- 戦闘能力
- 弱点
- 性能
- タイフーン
- 新サイクロン号
- 1号(通称ネオ1号)
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- ネオサイクロン号
- 備考
- 客演での活躍
- 『仮面ライダーV3』
- 『仮面ライダーX~ストロンガー』
- その後の昭和作品
- 『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』
- 『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 『MOVIE大戦 MEGAMAX』
- 『スーパーヒーロー大戦』
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- スーパーヒーロー戦記
- 『仮面ライダー1号』
- 活躍
- 備考
- 派生作品
- 仮面ライダー1971-1973
- 仮面ライダーSPIRITS
- 『ウルトラマンVS仮面ライダー』
- CMでの活躍
- ゲーム作品
- スーパーヒーロー烈伝
- ガンバライド
- ガンバライジング
- バトライド・ウォー創生
- ライダーレボリューション
- ぱちんこ仮面ライダー轟音
本郷猛
特撮ドラマ『仮面ライダー』の主人公。仮面ライダー1号の変身者。1948年8月15日生まれで改造時22歳。一人称は主に「俺」。相手に応じて「私」や「僕」を用いることもあった。演じたのは藤岡弘、。
概要
秘密結社ショッカーに改造されたバッタの改造人間であり、始まりの男。城南大学の若き生化学者。立花モータース所属の一流のバイクレーサーでもあり、数々の大会を制した。
IQ600でスポーツ万能の超人。序盤は科学者らしくブレザーを着用していた。新1号編からは服装も革ジャンなどのアクティブな衣裳になった。
改造手術
ショッカーに目を付けられ、拉致された後改造手術を受けバッタの能力を持つ改造人間にされる。本来であれば、忠実な幹部としてショッカーの征服活動に従事するはずだった。
しかし、恩師・緑川博士の助けもあって脳改造前に脱出することに成功する。以降、世界の平和を守るためにショッカーと戦うことを決意する。
人間でなくったことを度々苦悩。改造の影響で変身前でも人間業ではない怪力を発揮できるが、これが仇となって子供をあやす事も出来なくなった事を悔やんでいる。
性格
真面目な性格で熱さと冷静さを兼ね備える。また明朗かつ精悍。目上の老人を「君」呼ばわりしたり、言動のそこかしこにズレた部分が見られる。意外とユーモアのわかる所があり、シティウォーズではゼロワンのギャグの意図を理解し、冷静に解説し始めていた。
「みんなで授業キターッ!」で1号の姿でフォーゼと会話をするが、めちゃくちゃ話が長い。笑い方は藤岡弘、の「ハッハッハッハッ…」そのもの。
描写
改造人間になった哀しみに苦悩しながらも戦う。初期の頃は敵を騙して利用するなどの振る舞いも見せていた。ヨーロッパでの戦いを経て、戦士らしい顔つきにもなった。天才的な生化学者であるため、科学的な分析や他のライダー達のサポートも得意。
改造人間になった後もオートレースの世界グランプリ優勝の夢は捨てておらず、暇があれば、バイクの特訓にも励んでいる。ヨーロッパに滞在していた際も、現地でのオートレーサー相手に腕を研いていた。
過去
造船技師の父勇雄とピアノ教師の母弘子との間に生まれ育った。平凡な家庭ながら深い愛情で育てられたが17歳の時に父が事故死し、20歳の時に母が病死。天涯孤独となった。
途方に暮れていたところを立花藤兵衛が親身になってくれたことでオートレーサーを目指すようになった。
- 両親がいないが、寂しいと思ったことは一度もなく、幼少時代は明るく素直で動物好きな少年だった。生物学を専攻したのもそのため。
- 普段は朝5時に起きて必殺技の練習をし、9時になるとライダー本部に出かけ、何事もなければ夜7時からまた特訓をしている。
- 高校から大学時代にかけて、ボクシングの選手として活躍した。
- 藤兵衛は本郷の少年時代をよく知っている。彼によると、少年時代は両親がいなく一人きりだったが、動物好きで昆虫採集に夢中だった。
- 藤兵衛が、東京のある公園の地下に作ってくれた秘密基地を持っている。様々な計器があり、ここで特訓をしたり寂しい時はギターを弾いたりする。
- 小学校時代から理科や算数が得意で、成績はクラスで5番以内(ガリ勉ではない)。スポーツ好きで、クラスのまとめ役だった。
- 普通の人間に戻りたいが、ゲルショッカーを倒すためにその悲しみに耐えている。
- 人の命を大切に思っており、本当は怪人も殺したくない。
- 変身ポーズを取ることによって、両肩のスイッチが入って変身できる(第一のスイッチは右肩、第二のスイッチは左肩)。
- 少年時代はおねしょをして母親に怒られてお尻を叩かれたことがある。母は既に他界し、その形見のペンダントを肌身離さず持っている。少年時代のことは幸せそうに話す。
目的
打倒ショッカー以外に、これ以上自分のような改造人間が増やさない事も戦う目的の一つ。これは一文字も同様であり、当初は志郎をV3に改造する事を躊躇っていた。
しかしながら、次々と現れる仮面ライダーを共に戦う同志と考えているためか、よほどの悪人や壁として立ちはだかる状況でもない限り、好意的に接している。これは改造人間や非改造人間であっても変わらない。
孤独な闘い
ショッカーの存在を知る者は極わずかであり、警察にも取り合ってもらえず歯がゆい経験もする。強大な組織を相手に「ひとりで戦うしかない」と悲壮感すら漂わせていた。
しかし、もっとも身近な人物であり最初の協力者でもある立花の存在は大きく、彼との特訓によって新たな必殺技を編み出し、強敵を打ち破ったこともある。のちにはFBI捜査官の滝和也、同じく改造人間となった仮面ライダー2号こと一文字隼人など頼もしい仲間が増える。
ショッカーの行動が激化したのちは「少年仮面ライダー隊」や「アンチショッカー同盟」など一般の人々による対抗組織も現れ、彼らの存在が本郷を支える大きな力となった。
一文字隼人との関係
2号ライダー。本郷と同じくショッカーと正面から戦える存在。改造される以前からの知人で、オートレースに出場する本郷の写真を、一文字が取材撮影に来て知り合った。本郷は一時期日本の防衛を彼に任せてヨーロッパのショッカーと戦っていた。
のちにスイスから日本へ渡った死神博士とスノーマンを追って一時帰国。その後に南米のショッカーと戦うべく旅立った隼人に代わり、ふたたび日本の守備につく。
後半
海外での戦いで心身ともに成長した本郷は、すでに改造人間としての悩みも克服していた。よりパワーアップした新たな姿でショッカーを追い詰め、ショッカー首領が新たに立ち上げたゲルショッカーをも打倒するまで戦い抜いた。
仮面ライダー1号
概要
バッタの能力を持った改造人間。「1号ライダー」とも呼ばれ、人によっては「本郷ライダー」という呼び名まである。バッタの能力と技の多彩さから「技の1号」の異名を持つ。
当初は単に「仮面ライダー」であり、2号の登場後に識別の意味で「1号」と呼ばれるようになった。同じ仮面ライダーである仮面ライダー2号とはテレパシーでの交信が可能で、何千km離れていても通じ合っている。
描写
元々運動能力が優れていた本郷の身体の約8割を、機械とバッタの生態移植で改造してある。皮膚や骨格や筋肉や内臓も大半が人工の物。
神経細胞も能力強化が施されている。生身部分は全く改造されてない脳の他は、心臓の一部や肉体の部分部分が僅かに残っているのみである。
戦闘能力
頼れるのは身体能力のみ。基本的にはパンチやキック、投げ技などを駆使して戦う。鍛えて強くなることで数々の必殺技を編み出してはショッカーを葬ってきた。
専用の武器は持たないが武器の使用に長ける。第一話の時点で戦闘員から武器を奪って戦っているのである。蜂女との戦いではサーベルを奪って見事な斬り合いを演じている。
専用マシン
ライダーの名の通り専用の高性能オートバイを使用する。劇中では複数のサイクロン号に跨って活躍した。
テレビ作品中では製作者は語られておらず、書籍などでも以下のように諸説ある。『キャラクター大全』2書では藤兵衛・緑川・ショッカーの3説を挙げて詳細は不明としている。
- 立花藤兵衛が製作。これに対し、後述の新サイクロン号が藤兵衛の初めて手掛けたライダーマシンであるとする文献もある。
- 緑川博士が製作。ショッカーからの脱走用に密かに準備していた。
- 緑川博士の設計に基づき、ショッカー科学陣が製作。仮面ライダーとの連動をコンセプトとしていた。
キック必殺技
ライダーキック
モチーフになったトノサマバッタの持つ強靭な脚力を活かし、空中へ大きくジャンプ。そして片足でキックを繰り出す。代表的な必殺技。当初は両足蹴りだった。跳び上がった相手に空中で決めるパターンもある。
桜島1号時代のゲスト出演時には新怪人の強固な装甲に破壊力が足りず、単独で放ったキックを跳ね返されるケースが数回あった。新1号は戦車すら破壊できる。
電光ライダーキック
トカゲロンの必殺シュートを打ち破るべく、立花との特訓で新たに習得した技。前方宙返りをして体をひねり、両足を揃えてキックを放つ。
ライダーキックの倍の威力があり、ヒットの瞬間には電光のように光る。トカゲロンのボールを蹴り返して、トカゲロンと再生怪人軍団を爆破四散させた。『仮面ライダーSPIRITS』の第1部第1話では、新1号の姿で披露している。
PlayStation 2ソフト『仮面ライダー 正義の系譜』では1号の最強技として設定されている。ゲーム作品では本当に電撃を纏うこともしばしばある。
ライダースクリューキック
体をきりもみ回転して飛び上がり、前方宙返りさせて威力を増大し、踏みつけるように両足でライダーキックを放つ。
障害物を破壊するのに用いたライダークラッシャー、衝撃を吸収する材質の部屋に閉じ込められた際にマフラーを併用して危機を逃れたスクリューキックといった派生バージョンも存在。
ライダーニーブロック
上空へ投げた敵に向かってジャンプし、落下中に下から膝蹴りを叩き込む。主なヒットポイントは敵の脇腹。モスキラスに対しては弱らせる程度であったが、直後にライダーダブルキックを決める布石となった。
同種の技に、空中へと投げ飛ばした怪人の横腹に自分もジャンプして上方から膝蹴りを打ち込むライダーニーブロックの改良技・ライダードロップキックが存在する。シラキュラスを倒した。
ライダー反転キック
空中をジャンプした後、柱や壁などを蹴って三角飛びの要領で方向を修正。加速して威力を増した飛び蹴りを叩き込む。攻撃のタイミングをずらすことで、後方など予想外の方向から攻撃できる。
敵の弱点(サソリトカゲスなど、主に背中)を攻撃したりするために用いられる。原作漫画版では、ベルトの風車から風圧を発生させて敵の意表を突くと共に、威力を増す逆風(バックウィンド)キックという発展形の技を披露した。
ライダー稲妻キック
ライダー反転キックの強化版。壁や岩肌を複数回稲妻状に蹴ったのちに加速した両足ライダーキックを敵に叩き込む。強固な装甲を持つハリネズラスを倒した。
『正義の系譜』では反転するたびに脚に稲妻のようなエネルギーを帯びる。コンパチヒーローシリーズでは電撃を纏う。
ライダー月面キック
空中で月面宙返りを決めて回転力を上げたのちにキックを繰り出す。攻撃するチャンスが少ない、鳥類をベースにしたゲルショッカー怪人との戦いで使った。
ゲーム『スーパー特撮大戦2001』や『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では、1号の最強技に設定されている。
ライダーポイントキック
敵の弱点に破壊力を一点に集中させ、ピンポイントで放つライダーキック。イソギンジャガーの変身装置を破壊して元の人間に戻した
腕部必殺技
ライダーパンチ
基礎必殺技の一つ。強力な鉄拳を相手に喰らわせる。技名を呼称せず、相手に連続でパンチを浴びせることも多い。新1号は100㎜の鉄骨をも曲げる。
フィニッシュブローの趣きが強い2号に対して、繋ぎ技として使われる事が多い。ライスピでは旧1号の時点で戦車砲を捻じ曲げていた。
ジャンプした後に前方宙返りをして敵に喰らわせるライダーパンチは、フライングライダーパンチと呼ばれる。
ライダーチョップ
基礎必殺技の一つ。怪人を弱らせた後、手の人工筋肉にパワーを集中させ、渾身の手刀を上段から叩き込む。主に敵の部位を破壊する際に使われる。
直径10センチの鉄棒をへし折る威力。死神カメレオンを葬った。予備動作は大きいが、弱っていた死神カメレオンは避けられなかった。必殺技としての使用は1回のみ。
ライダー反転パンチ
ライダーパンチを浴びせて、反転ジャンプし二撃目のライダーパンチでフィニッシュする。チョップで同様の動作で放つライダーダブルクラッシャーチョップも存在する。
ライダーフライングチョップ
胸の前で手刀をクロスさせ、上空へ蹴り上げた敵に向かってジャンプ。両手の手刀によるクロスチョップを放ち、敵にトドメを刺す。クモライオンを葬った。
投げ必殺技
ライダー投げ
敵を背後から掴んでジャンプし、空中から後方へ投げ落とす。ライダー返しやきりもみシュートと比べると知名度は低め。
第1話の対蜘蛛男戦では呼称が無いがそれらしき技を使用。背後に回り込んで組み付いたまま跳び上がり、回転しながら後方に投げ落とした。第2話の対蝙蝠男戦では呼称され、マンションの屋上から投げ落とした。
ライダー返し
相手を抱えてジャンプしたのち、空中で体を捻って背負い投げのように投げ落とす。敵の突進力も威力にプラスされる。改造コブラ男を撃破した。ショッカー大幹部怪人のガラガランダやイソギンチャック、セミミンガなどを弱らせて他の必殺技に繋げた。
背負い投げや体をひねった反動で投げ落としたり、ダブルライダーの連携としてツープラトン使用も可能。ライダーキックとの合わせ技は「ライダーハンマーキック」と呼ばれる。
ライダーシザース
ジャンプしたのち空中で体をひねりながら両足で空中の敵の首を挟み込み、1回転させてから地上へ叩きつける。第3話のさそり男戦で初使用された。
ライダースクリューブロック
敵の腕を掴んで振り回し、ジャイアントスイングのように敵の腕を取って大きく振り回し、周囲の木などにぶつける。バラランガを撃破した。
クラゲウルフに対して使用したライダースイング、フクロウ男に対して使用したライダーハンマーなどの派生技も存在。
ライダーヘッドクラッシャー
ライダーシザースの発展技。空中で敵の頭部を両足で挟み、固定したまま地面へ叩きつける。または怪人の頭部に飛びついて肩車のような体勢になり、足の力で頭をホールド。全身の反動のみで空中に持ち上げ、回転が増した後方空中回転投げで頭部を地面に叩きつける。
どちらも敵の脳天を砕く。新1号の技でライダーきりもみシュートと並び、もっとも威力がある。毒トカゲ男やジャガーマンを倒した。ジャガーマンは崖下に投げ飛ばした。。これとは別に頭突き技としてのヘッドクラッシャーも存在する。
ライダーローリング
うつ伏せにした敵を担いで回転し、飛行機投げの要領で敵を投げ飛ばす
ライダー背面ジャンプ
敵に肩車をさせるかのように飛び乗って全身の反動のみでジャンプし、敵の頭部を地面に叩きつける。地獄車のような体制で敵を投げる技である。
ライダーきりもみシュート
最強技。相手を掴んでジャンプしたのち、空中でコマのように回転させつつ投げ落とす。敵はグルングルンと激しく回転しながらぶっ飛んでいき、回転の衝撃で受け身が取れずに地面に叩きつけられ大爆発する。
高速回転によって真空状態が作り出されている説がある。サイギャング戦で初使用し、カミキリキッド(テレビ版)、ギリザメス、ウニドグマ、クラゲウルフ、大幹部であるイカデビルをも倒した。ガニコウモルには通じなかったが、直後に体当たりで倒した。
多作品で使用
ライダー大風車三段キック
ライダー風車とライダーキックの合わせ技と思しき技。敵の眼前で風車のように高速回転し、ライダーキックを3連続で繰り出す。コブラ男を破った。漫画版で使用した。
ライダードロップキック
空中高く飛び上がり、両足ストンプを浴びせる。ロストヒーローズで使用。
2号との協力技
ライダーダブルキック
1号と2号が同時にジャンプして空中で前方宙返りをした後、ライダーキックを行う。タイミングが難しく、相手を戦意喪失にさせてから合図で呼吸を合わせて放つことが多かった。
当初は互いに「ライダーキック」と呼称して放っていたが、イソギンチャック戦から「ライダーダブルキック」と呼称。2人のキック力の5倍の威力を持つ。
ライダー1号・2号単独での撃破が困難とされる強力怪人に使われた。イソギンチャック戦までは両足で蹴っていたが、それ以降は片足で蹴っている。
本編外の活躍
『仮面ライダーX』第27話では1号とXが「ライダーダブルキック」の呼称で使用。再生ヒュドラーや再生死神クロノスを撃退した。
『仮面ライダー』第51話のサブタイトルや『仮面ライダーBLACK RX』の10人ライダーの特訓時では「ダブルライダーキック」と呼称していた。
ライダーダブルチョップ
1号と2号で同時にライダーチョップを放つ技。最終話で巨大な岩に向かって放ち、そこに同化して隠れて弱っていたヒルカメレオンに致命傷を与えつつ見つけた。
ライダー返し(ライダー投げ)
ライダー返しを2人で行う。イソギンチャックを投げ飛ばした。
ライダー車輪
超吸引力のあるイソギンチャック戦で使用。一気に敵の足元に入り込み、互いの足首を掴み、前転しながら相手に急接近し、攻撃を加える。接近戦に持ち込んだ。
『柔道一直線』の地獄車をイメージしており、放送当時の書籍ではこちらの名称で記述しているものもある。
ライダー車輪(対ショッカーライダー用)
2号と組み合って共に敵軍の周りを高速で走り回り、揚力を生み出した後にジャンプ。平衡感覚を失った敵を同時に飛び上がらせ衝突して爆散させる。ガンバライドでは2号と共に車輪を組み上げて体当たりし、ダブルライダーキックを放つ。
ヘッドクラッシャー
1号のライダーヘッドクラッシャーとは別の技。2人で肩を組んで突進し、ダブルライダーの頭突きにより強固な壁も破壊する。第98話で敵アジトから脱出する時に使用。
ライダーハンマー突き/ ライダーハンマーキック
互いに別の怪人を抱えてジャンプし、空中で怪人の脳天を衝突させる技。『仮面ライダー対ショッカー』で使用。資料により名称が異なるが、いずれにせよ1号が単独で放つ「ハンマーキック」とはまったく別の技である。
ライダー投げ
二人がかりで敵を投げ飛ばす技。再生ムカデタイガーに使用。
ライダー全エネルギー放出
『仮面ライダーV3』第2話で使用。2号と腕を交差して、全エネルギーを開放・合成して、敵の動きを封じるだけでなく、飛行も可能となる。カメバズーカを太平洋上に運び、原爆の脅威から東京を救った。
2号以外との協力技
ライダートリプルパワー
『仮面ライダーV3』第34話で使用。1号・2号の乗る2台の新サイクロン号の上にV3が立ち、体当りする。
ライダートリプルキック
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で登場。2号と3号との合体技。
映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』では、1号・2号のライダーダブルキックとV3のV3キックを連続で発動。書籍『仮面ライダー大全集』ではこれをライダートリプルキックに当たるものと解釈している。
Xライダースーパーファイブキック
映画『五人ライダー対キングダーク』で登場。跳躍したXライダーを1号、2号、V3、ライダーマンが4人のライダーが順繰りで前方へ放り投げ、通常のXキックを上回る威力を生み出す。
ライダーシンドローム
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で使用。仮面ライダー1号から仮面ライダーZXまでの10人ライダーの力を結集させた技。円陣を組み、右手を輪の中心に向けてエネルギーを放出し、中心部から破壊パワーを放つ。
ライダー車輪(対ショッカーライダー用)
本来は2号との合体技・協力技。漫画『仮面ライダーSPIRITS』第3部では、立花の呼びかけで、復活したショッカーライダー相手に、2号と交信したZXと共に使用。滝和也はこの技について「絶妙のタイミング」が必要と語っている。
備考
企画段階では「スカルマン」という髑髏モチーフのヒーローだったが、スポンサーから大不評であり没。
しかしこれを諦めきれなかった石ノ森御大が「それほどドクロのイメージが離れないなら、造形の似たバッタではどうか」と提案されてこれを承諾。「仮面ライダーホッパーキング」という初期案から、前半だけを取って「仮面ライダー」と命名された。
スーツアクター
放送当時はスーツアクターという概念が稀薄で、仮面ライダー1号のスーツアクターは藤岡弘、が担当していた。マスクから髪の毛が出ていたり首元が見えていたりするが、これは後のリメイク版でもしっかり再現されている。
解説で用いられている写真のスーツでもキッチリ髪の毛と首元が出ており、現在の東映公式では「そういうデザイン」という解釈となっている模様。
10話の撮影中に藤岡弘、が大怪我してしまう。それにより本郷猛をショッカーの海外拠点を叩きにいくという名目で退場させることに。そして急遽生まれたのが一文字隼人/仮面ライダー2号である。
各形態
旧1号
スペック
身長:180cm
体重:70kg
ジャンプ力:一跳び15.3m
走力:時速30km(100mを12.5秒)
概要
最初に改造された姿。黒いボディに真っ赤な眼の黒いヒーローである。赤い正義のマフラーを巻いている。活動エネルギーは風。
『仮面ライダー図鑑』では便宜上この姿が基本形態、新1号が強化形態という扱いになっている。後続作品では新1号がデフォルトという扱いが多いため、珍しいパターンと言える。
外見
黒に近い濃紺のヘルメットに灰色のクラッシャー(牙)、ピンク色の目。どことなく野暮ったい印象を受ける。襟足からは髪の毛がこぼれており、まさに『仮面』のヒーローだった。
手袋とブーツも新1号の煌めくような銀色とは真逆の深緑色であり、放送当時の特撮ヒーローとしては異例のダークな雰囲気の姿であった。
変身
腹部に埋め込まれているベルト状の装具・タイフーンは、風圧を受けると出現し、中央の風車ダイナモが高速で回転。風力を胸部のコンバーターラングで変換したエネルギーがベルト側部のエナージ・コンバーターに蓄積される。
同時に起動した体内の超小型原子炉から供給されるエネルギーが、全身の改造人工筋肉に行き渡ると変身が完了する。自らの意志で変身する場合、サイクロン号を高速走行させて受ける風圧を利用し、風車ダイナモを高速回転させる。
爆弾の爆発で生じる爆風や高所からの落下による風圧も利用できるため、変身によってたびたび危機を脱することもあった。
戦闘能力
視覚は常人の3倍、握力は10倍、聴覚は40倍。ジャンプ力は水平方向へ約49mも跳べる。皮膚は銃弾をも跳ね返すほか回復力も通常の10倍で、怪我や催眠ガスなどからの回復が非常に速い。
弱点
変身時や変身状態の維持には風車ダイナモを回転させる必要がある。そのため密閉空間など、風圧の無い場所では変身できない。
変身した状態で閉所に閉じ込められた場合も、早急に脱出しない限り、やがて変身が解除されてしまう。パンチやキックの破壊力にも限界があり、厚さ1mを超えるコンクリート製の壁は破壊するのが難しい。
性能
頭部
『超触覚アンテナ』は4km四方の電波をキャッチできる。電波通信にも使用できる。危険探知機『Oシグナル』は半径100m以内に敵怪人が近づくと、彼らが放出する特殊な波長をとらえ、ランプが点滅する。
複眼の探知装置『Cアイ(キャッツアイ)』は常人の3倍の視力を持つ。赤外線を放射し、暗闇でも敵の動向をキャッチできる。常人の40倍の聴力を誇る集音装置『超聴覚器』は周囲4kmの音を聞き分ける。顎状の切断装置『クラッシャー』は鋼鉄の鎖をも噛みちぎる。
胴体
胸部『コンバーターラング』は風車ダイナモから送られた風力をエネルギーに変換し、エナージ・コンバーターに蓄積。同時に体内に埋め込まれた動力源『超小型原子炉』が起動。
身体全体に張り巡らされている『人工筋肉』は超小型原子炉より送られるエネルギーが体内を通過することで強化される。この筋肉は訓練によって進化する。標的を掴んで離さない指『ライダーグリップ』は常人の10倍以上の握力を有する。
タイフーン
ショッカー科学陣が本郷猛の体内に埋め込んだ、仮面ライダー1号への変身ベルト。中央の『風車ダイナモ』がエネルギーの源となる風圧を受ける。
風を受けることで内部の風車が回転し、その風力を胸部のコンバーターラングに送る。左サイドの『サイクロン誘導装置』は離れた位置からサイクロン号をコントロールできる。
右サイドの『エナージ・コンバーター』が胸部のコンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積。エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。
サイクロン号
スペック
全長:2400mm
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:200馬力
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:200馬力
ベース車:スズキ・125
概要
ジェットエンジンが搭載された高性能マシン。1号が最初に使用していたバイク。形成されるカウルはかなり頑丈。水中航行も可能。
本郷がヨーロッパへ渡る際に一文字隼人こと仮面ライダー2号へと託した。ゴースターに敗れて洗脳された本郷が一文字に不意打ちをかけたのが本編最後の出番だった。
変形機能
普段はカウルがない状態で使用しているが、左ハンドル上部のスイッチを操作するとカウルが付いた状態へと変形。最高時速400kmでの高速走行が可能になり、本郷はこの風圧を利用して変身していた。
常用バイク形態の方がショッカーとのモトクロス戦には有利なため、2つの形態を瞬時に使い分けて戦った。しかしオンロード型のバイクゆえダート走行やアクションが出来ない。
性能
『エア・インテーク』は変身する際、空気を取り入れるべくオープンする。『赤外線ヘッドライト』は夜でも前方を昼間のように明るく照らす。200馬力の『プルトニウム原子炉』を内蔵。原子力エンジンを搭載する。
左右6本の『ジェットノズル』により、最高時速400kmの高速走行を実現する。フロントフォーク内の『電磁スプリング』で30mのジャンプが可能。
特殊素材で作られた『特殊粘着タイヤ』は垂直なビルの側面をも走行可。ハンドル中央のスイッチ操作によるコンピュータ制御による全自動走行システムを搭載。設定された目的地まで無人で自動走行する。
必殺技
搭乗したサイクロン号をジャンプさせ、空中で体当たりを仕掛けるサイクロンクラッシャーを繰り出せる。第11話ではゲバコンドルを倒した。
桜島1号
概要
『仮面ライダー』第40話~41話、第51・52話、劇場版『仮面ライダー対ショッカー』に登場。スーツが新調されて外見は黒っぽい。目もピンクではなく深紅である。初登場回のロケ地である湯之平の桜島にちなんでこう呼ばれている。
ビデオ作品『仮面ライダー メモリアル』によれば「ヨーロッパ時代の第二形態」であり、「戦闘経験を積み重ねる事によって肉体が変化した」と解説されている。
活躍
日本を一文字隼人/仮面ライダー2号に任せていた時期にヨーロッパから何度か帰国し、死神博士の配下の怪人をダブルライダーの連携で撃破した。2号のように変身ポーズを取って変身する仕組みに変わっており劇場版で披露している。
この形態以降、首元や髪の露出が無くなり、完全に全身がスーツに覆われた。初登場となったロケ場所にちなんで桜島1号と呼ばれる。
改造サイクロン号
スペック
全長:2400mm
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:500馬力
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:500馬力
ベース車:ホンダCB350
概要
高い機動性を備えた仮面ライダーの専用マシン。本郷が日本を守る一文字に託したバイク。おもに一文字隼人が使用した。カウルとボティが2つのパーツに分かれている。
日本を離れた本郷もヨーロッパで同型のマシンを使用。日本の防衛を再開したのちは新サイクロン号が完成するまで本機に搭乗していた。客演時に使うこともある。
性能
出力、ジャンプ力、機動性がアップ。より小回りや派手な戦闘走行が可能になった。引き続き垂直の壁面を登れる。遠隔操作による無人走行が可能。
遠隔操作によりボディ部からロープを射出可能。マフラーから七色の煙幕「サイクロンレインボー」を噴射できる。
外部作品
漫画『新仮面ライダーSPIRITS』では、回想シーンにてヨーロッパで戦っていた本郷が戦いの経験を積むたびに進化した姿(時系列は40話以前)として登場。ゲーム「仮面ライダー正義の系譜」では2周目以降はこの姿か新1号の姿でプレイするか選べる。
スペック
身長:180cm
体重:70kg
ジャンプ力:一跳び25.0m
走力:100mを1.5秒
概要
本郷猛が再改造を受けてパワーアップした姿。第53話から登場。後年の客演でも基本的にこの姿で出演しており、最もポピュラーな姿であり仮面ライダー1号と言った時に恐らく最も多くの人がイメージすると思われる姿でもある。
V3の頃に一時期黒っぽいマスクになった以外は基本ライトグリーンで固定されており、頻繁にマスクの色の変わる新2号と比べるとデザインは安定している。
外見
マスクの色がかなり明るくなり、顔正面の中央部が銀色に変化。腕や体の側面に銀色のラインが2本入ったほか、口元のクラッシャー、グローブ、ライダーシューズも銀色になり、タイフーンのベルト帯が仮面ライダー2号と同じ赤に変化した。
パワーアップ
死神博士にわざと捕まって再改造手術を受けるが、本郷は自己催眠によって意識を保ち続けており、脳改造される前に脱出したという説が最有力。スーパー特撮大戦2001では2号共々わざわざその過程まで描かれていた。
その他の説として、スカイライダーのように「特訓して真の力に覚醒したから」という考えもある。ダイジェストビデオ「仮面ライダーメモリアル」では改造筋肉の発達による自己進化と説明されていた。
変身
変身ポーズ後に「ライダー、変身!」の掛け声発する。その後ジャンプして得る風力のみで風車ダイナモが回転し始め、変身できるようになった。より能動的な変身が可能。
「極上空間」によれば変身ポーズは歌舞伎の見栄と眠狂四郎の円月殺法を元に編み出された。右腕を上に掲げ、左腕を胸に合わせる構えは、旧1号時代に放送前の撮影会で用いられた構えと、第10話以降ライダーファイトのポーズとして取り入れられていた構えが元。
前者は擬闘の高橋一俊が子供が真似をしやすいポーズとして、風呂場で体を洗う仕草から発想したものである。
戦闘能力
視力や聴力に変化はないが運動能力は大幅にアップ。時速240kmでの疾走や25mに達する垂直ジャンプが可能。腕や脚による攻撃の威力も以前の4倍に上昇している。
戦闘は徒手空拳がほとんど。48の強力な必殺技で戦い抜いた。腰部の両側にあるエナージ・コンバーター側面のパワースイッチを操作して「ライダーパワー」を発動すれば、一瞬ではあるがパワーを最大まで引き出せる。
弱点
ジャンプもできないほど狭い密閉空間は苦手。また、人間から変身する際、人間である本郷でも仮面ライダーでもない0.5秒の無防備な状態があり、この瞬間にタイフーンの風車ダイナモを止められると動けなくなってしまう。
性能
頭部
『超触覚アンテナ』はあらゆる電波や音波を捉える。危険探知機『Oシグナル』は周囲4kmまで索敵可能。半径100m以内に敵怪人が近づくと、彼らが放出する特殊な波長をとらえ、ランプが点滅する。ほかの仮面ライダーとのテレパシー機能も有する。
複眼『Cアイ(キャッツアイ)』は人間よりも広い視覚を有し、赤外線放射機能により暗闇をも見通す。ズーム機能物体の細部を見られる。
常人の40倍の聴力を誇る集音装置『超聴覚器』は周囲4kmの音を聞き分ける。『クラッシャー』は鋼鉄をも粉々に噛み砕く鋭い牙を持つ。
胴体
体内の熱を放出するラジエーターでもある胸部『コンバーターラング』は風車ダイナモから送られた風力をエネルギーに変換し、エナージ・コンバーターに蓄積。同時に体内に埋め込まれた動力源『超小型原子炉』が起動。
身体全体に張り巡らされている『人工筋肉』は超小型原子炉より送られるエネルギーが体内を通過して強化される。また、特殊合金製の関節やマイクロコンピューターを内蔵。
多種多様な技を繰り出せ、破壊力は旧1号の4倍にパワーアップした。標的を掴んで離さない指『ライダーグリップ』は常人を遥かに超える握力を有する。
タイフーン
ショッカー科学陣が本郷猛の体内に埋め込んだ、仮面ライダー(新1号)への変身ベルト。再改造により形状やカラーリングが変化。ベルトの帯が赤くなった。
性能
中央の『風車ダイナモ』がエネルギーの源となる風圧を受ける。旧1号よりも巨大化したため、変身ポーズとジャンプだけで変身できる。左サイドの『サイクロン誘導装置』は離れた位置からでもサイクロン号をコントロールできる。
右サイドの『エナージ・コンバーター』が胸部のコンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積。エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。エネルギーの最大蓄積量が増加し、風のないところでも変身できる。
新サイクロン号
スペック
全長:2100mm
全高:1200mm
重量:220kg
最高時速:500km/h(ブースター使用時は600km/h)
全高:1200mm
重量:220kg
最高時速:500km/h(ブースター使用時は600km/h)
ジャンプ力:50m
最高出力:700馬力(ブースター使用時は800馬力)
最高出力:700馬力(ブースター使用時は800馬力)
ベース車:スズキ・ハスラー
概要
本郷猛、立花藤兵衛、滝和也の3名が共同開発した新1号専用マシン。後に新2号用のバイクも開発された。今までのサイクロンの全ての能力を凌駕する。第68 - 98話、映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
普段は通常のオンロードバイクだが、本郷が変身すると搭載されている自動可変装置が作動。自動的に新サイクロン号本来の姿へ変形する。
性能
電波探知機は200km先の障害物を感知できる。『赤外線ヘッドライト』からはCアイ(キャッツアイ)のみ見られる赤外線を放射。暗闇でも1km先まで昼間のように明るく照らし出す。
姿を消した怪人の感知も可能。ライト周辺のカラーは初期はホワイトだったが、ブルーに変更されている。空気を送り出す『水中ジェット』により水上を滑走する「サイクロン・サーフィン」が可能。
走行性能
『プルトニウム原子炉』でホイールを駆動する。金属繊維が織り込まれた『磁気繊維タイヤ』は磁力を発することで垂直な壁をも走行する「サイクロン・トライアングル」が発動する。ウイングとブースターの併用により最大50mジャンプできる。
『姿勢制御三次元ジャイロ』が車体の傾斜や速度を検出。5km以内なら仮面ライダーの脳波をキャッチすることで無人走行が可能。『自動可変ハンドル』はウイングを展開すると連動して伸縮。常に最適のポジションで操作可能。
超加速
最高時速を600kmに上昇させる加速用ブースター『ジェットノズル』からのジェット噴射により標的を吹き飛ばす「サイクロン・ハリケーン」を繰り出せる。ブースター用の燃料が『燃料タンク』に入っている。
『主タービン』に加速ブースターとホバー用強化エンジンのタービンを縦に搭載。『エア・インテーク』が取り入れた空気を『送気ダクト』がブースターの燃焼室に送る。『エア・インテーク』は水中潜行時にはシャッターが閉じられる。
ノズルには後送走行時にブレーキを掛けた際にスムーズに減速を行うためのパラシュートを展開させる「パラシュート・カプセル」を装填。レーダー撹乱機能を有した七色の煙幕「サイクロン・レインボー」も噴射可能。
攻撃性能
『カウリング』に高周波振動装置を内蔵。体当たりでコンクリートの分厚い壁をも突き破る「サイクロンアタック」を放つ。
時速100km以上で走行する際、自動的に安定翼が展開する。その長さや角度はコンピューター制御により、状況に応じて常に最適な状態を保つ。特殊鋼でつくられており、大木をも切り倒す「サイクロン・カッター」としての使用も可能。
1号(通称ネオ1号)
スペック
身長:219cm
体重:219㎏
パンチ力:100t
キック力:145t
ジャンプ力:一跳び20メートル
走力:100メートルを3.5秒で走る
ジャンプ力:一跳び20メートル
走力:100メートルを3.5秒で走る
概要
映画作品『仮面ライダー1号』にて披露した、新たな1号の姿。2016年3月27日放送の『仮面ライダーゴースト』第24話にも登場。
固有の正式呼称はなく「ネオ1号」、「リメイク1号」、「リブート1号」、「ノバ1号」等とファンからは呼ばれている。パンフレットによると、長年の戦いによるダメージや肉体の不具合、低下した機能を本郷本人が自分自身に補修や強化改造を施して至った姿とのこと。
外見
旧来のスリムな形態とは真逆の、筋骨隆々としたフォルムが特徴的。手足はモスグリーンの装甲に覆われ、複眼は赤、マスクは黒。本郷猛の帰還という事もあって桜島1号を意識したカラーパターンとなっている。
肩や前腕部には装甲が付いている。装甲を1号に重ねていった結果というアプローチで、背中は臀部まで背骨がつながっており、伸びた襟足は鉄兜を意識している。
戦闘能力
必殺技はライダーパンチとライダーキックを使用。格闘の際、手足に風のオーラを纏う。カタログスペックも平成の最強フォーム並みに底上げされた。
ショッカー戦闘員のナイフを通さない強靭なボディ、強靭な四肢によるパワーを誇る。力技といっても単純に力任せに敵をねじ伏せるというよりは技の精度やキレは活かしたまま、更に強力なパワーが加わった。
活躍
本郷自身の経験と精緻な格闘技能も合わさって、最新鋭技術によって改造されたノバショッカーの強敵怪人とも互角以上に渡り合う。劇中でもショッカー戦闘員、ノバショッカー戦闘員、ショッカー怪人を圧倒した。
ゴーストとスペクターと地獄大使が同時に挑んでも敵わなかったウルガアレクサンダーをも単身で対等以上に渡り合い、撃破或いは撃破寸前まで追い詰めている。
タイフーン
変身ベルト。空気中の元素を光の風車が回って取り込むことで変身する。強力であるがゆえに変身前には絶対開けてはならないと、過剰にごついカバーとなった。
施錠中を示す赤いアラートが両サイドに点灯しており、変身ポーズを入力することで緑に点灯が変わり、ベルトの機能が開放される。周りの元素を取り込んでいるものとして、変身時だけでなく常時ベルトの風車が光っている。
ネオサイクロン号
仮面ライダー1号にて、立花レーシングクラブ跡地で眠っていたスーパーマシン。製作者は立花藤兵衛。従来のサイクロンよりも力強いフォルムが特徴的で、各種スペックも新サイクロン号をも大きく凌駕する。
そのパワーは凄まじく、単なる吶喊で瓦礫を容易く粉砕し、ノバショッカー戦闘員やウルガアレクサンダー、バッファルをも軽々と吹っ飛ばす程。詳細は不明だが、サイクロン号を藤兵衛が強化改修したマシンとの事。
備考
映画『1号』の完成披露イベントでは藤岡弘、氏自らがこの新しい1号のスーツに入って登場。まさしく本人という出来栄えであった。体格に定評のある岡元氏がスーツアクターに起用されているのもこれを見越してなのかもしれない。
客演での活躍
『仮面ライダーV3』
ショッカー最後の怪人ガラガランダを倒し、後継組織であるゲルショッカーを滅ぼした後は2号と共にゲルショッカーの残党を追っていた。しかし二人をかばって大学の後輩である風見志郎がデストロンに瀕死の重傷を負わされる。
ダブルライダーは協力してその基地の有り合わせの機材と手術道具で彼を仮面ライダーV3に改造。彼の命を救うが、核爆弾を内蔵した怪人・カメバズーカを2号と共に太平洋上に運び、爆炎の中に消えた。しかし生きており、オーストラリアでデストロンと戦った。
同時期の動向
劇場版で帰国。デストロンのキバ一族と戦った。その後すぐに日本を離れ、海外のデストロンと戦う。HEROSAGA『仮面ライダー #99』によればダブルライダーはデストロンに追われていた元ショッカー怪人ヒドラーゲンに助けられたという設定になっている。
『RIDERMAN ANOTHER AFTER』ではV3の報せを受けて2号と共にプルトンロケットの爆破で重傷を負ったライダーマンを救助している。
『仮面ライダーX~ストロンガー』
『仮面ライダーX』では劇場版の際に来日。コウモリフランケンの野望を打ち砕いた。『仮面ライダーアマゾン』には未登場。
『仮面ライダーストロンガー』では最終回直前の38話にて訪日。デルザー軍団の東京壊滅計画を打ち砕くためライダーたちと協力して岩石大首領と戦った。この時、マシーン大元帥に「動けば仲間の命はない!!」などととんでもないことを言っている。
その後の昭和作品
『仮面ライダー(新)』ではネオショッカーの怪人に苦しめられるスカイライダーに他のライダー共々壮絶な猛特訓を行った。最終回でネオショッカー大首領と相打ちになり宇宙に消えた。『仮面ライダースーパー1』では劇場版で2号と共に登場。地獄谷5人衆と矛を交えた。
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではバダンの陰謀を打ち砕くために帰国。強敵バラロイドとヤマアラシロイドを葬り去った。『仮面ライダーBLACKRX』にも最強怪人グランザイラスを倒すために登場している。ややオマヌケなキャラになっていた。
『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』
本郷猛を演じた藤岡弘、が警視総監役としてゲスト出演。氷川誠らG3ユニットの面々とたまたま同席していた津上翔一に「今の俺に出来ないことを君たちがやってくれ」と二人の後輩ライダーに激励の言葉を送った。藤岡氏によると本郷猛本人と見ていいとの事。
『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
終盤、大ショッカーの軍勢に苦戦するディケイド等を救うため、新サイクロンに乗って歴代ライダーと共に駆けつける。
敵を蹴散らし、ブラックRXとカブトの攻撃で怯んだ隙に2号とのライダーダブルキックでガラガランダを倒した。この作品以降は滅多なことがない限りは稲田徹が声を当てている。
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
仮面ライダー生誕40周年記念作品にメインの仮面ライダーで登場。1971年に2号と共にショッカーと戦っていたが、歴史改変により誕生したショッカーグリードに敗れて洗脳されてしまい、ショッカー最強の怪人としてオーズ達の前に立ちはだかる。
終盤、人々の思いによって復活した歴代ライダー達と共に戦う。2号と共にショッカーグリードに再戦し必殺のライダーダブルキックが炸裂、見事リベンジを果たした。この映画では1号の声を藤岡弘、本人が演じている。
『MOVIE大戦 MEGAMAX』
伝説の7人ライダーとして登場。声は稲田徹が担当する。【幕開け 戦え! 伝説の七人ライダー】の冒頭にサイクロン号に乗って登場。
東ヨーロッパA国で、2号と共にダスタードと戦う。華麗な蹴りで相手を翻弄する。後半ではRナスカドーパントと戦い、ライダーキックで倒す。
『スーパーヒーロー大戦』
栄光の7人ライダーと共にゴーカイレッドに消された。その後はディケイドのカメンライド姿として登場。実は死んでおらず終盤では大ショッカー、大ザンギャックと戦った。『スーパーヒーロー大戦Z』では最終決戦時のみ登場。
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
昭和ライダーのリーダーとして登場。藤岡弘、氏が声の出演以外で、38年ぶりに本郷猛を演じる。ショッカーやバダンが滅んだ後も、ずっと悪と戦い続けてきたという設定。衣装は世界各地でボランティアを長年続けてきた藤岡の私物である。
活躍
村雨良と組んでバダンを誘き出し『メガ・リバース計画』を阻止する為、平成ライダー達と大バトルを繰り広げる。また、平成ライダー達と対立した理由は他に、死者に対する考え方や優しさの向け方の違いに端を発するもので、彼らの壁となって喝を入れる事にあった。
描写
当初、仲間の犠牲者が出ているにも拘わらず、怪人と化した初瀬亮二を殺せなかった葛葉紘汰を「ひよっこ」と断じた。
『鎧武』のメインライターであった虚淵氏がその教えの意図を分かっていたのかどうかは定かでないが、結果終盤で紘汰は皆を守る為に友人だった者を殺す道を選ぶことになる。
バダンが平成15ライダーロックシードを所持していたのに対し、こちらは何故か昭和15ライダーロックシードを所持していた。出所は不明だが本郷なら1から作った可能性も考えられる。
『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル』
映画『仮面ライダー大戦』の前日談。2号やV3とともに登場。「平成ライダーと手を組むことはない」と発言しているが、その真意は映画まで明かされない。
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
全編を通じて2号とともに行動。1973年2月10日、ショッカーを壊滅させるが、直後現れた仮面ライダー3号に倒される。しかし、倒された際に密かにショッカーの電子頭脳に自分たちの意識を移植していた。
ショッカーに支配された2015年の世界では、電子頭脳が変形したライダーロボを利用して新たな身体を得て復活。ショッカーライダーの洗脳を無効化した。
同じくライダーロボから脱出した3号や他のライダーとともにショッカーに立ち向かった。ライダーロボを破壊されて歴史改変マシンの効果が無効になり、消滅する3号に別れを告げた。
『仮面ライダー1号』
45年ぶりの主演映画。当然、演者は藤岡弘、氏で企画としても関わっている。新1号から更に進化した、新たな1号に変身する。TVシリーズの頃とは性格が変わっておらず優しさも健全ではある。
これは原作者の石ノ森章太郎が、かつて「本郷猛のその後が見たいなら、今の藤岡君を見るといい。あれがその後の本郷だよ」と語ったことが根拠の一つとなっているらしい。
活躍
海外を転々としながら平和のために戦っていた。既に亡くなっている立花藤兵衛の孫・立花麻由がノバショッカーに狙われたことから、彼女を守るために日本へ帰国する。
度重なる戦いの結果、改造人間の限界を迎えており、劇中で敵の攻撃によって死亡。だが、火葬される中、ベルトのタイフーンが起動し、取り込んだ炎のエネルギーによって死から蘇った。
備考
仙人に「一番初めに誕生したライダー」と紹介された。1号以外のライダーはゴーストとスペクター以外この世界に存在しない扱いのように見える。
だが作中で仙人がショッカーについて説明する際には、「歴代ライダー」という台詞が存在はしているため、2号~ドライブも設定上存在する。
派生作品
仮面ライダー1971-1973
TV版とは似て非なる世界で戦う姿が描かれている。本作では原作のように後輩達は一切登場せず、西暦2009年でも仮面ライダーは本郷猛唯一人である。
仮面ライダーSPIRITS
『スーパー1』終了後の設定で登場。世界各地を飛び回っていたという設定。主人公ではないためあまり出番は多くないが、存在感は抜群。10人ライダーのリーダーとして活躍し、卓越した頭脳と磨き抜かれた技で、悪の野望を打ち砕く。
一文字と同様、顔に漫画版での物とよく似た手術跡が浮かび上がる場面がある。旧1号時代を番外編として描かれている。自身と同じ改造人間達と戦う苦悩や一文字を助け仲間にした後悔など、本郷の心情を知る内容となっている。
『ウルトラマンVS仮面ライダー』
初代ウルトラマンと共演し巨大化した。元々、本作品自体『ウルトラマン』のような「巨大ヒーローと怪獣が戦う作品」にしようという案もあったという。
しかし、石森は等身大ヒーローにこだわり、敵キャラクターも人間形態としてタイツ主体で造形され、徹底して怪獣とは差別化する方向で、「怪人」と呼称された。トカゲロンが怪獣の容姿なのはライダーが巨大化する名残。
漫画『仮面ライダー 11戦記』
ガイストと戦う11人の仮面ライダーのリーダーとして活躍。テレパシーを使わずとも、一文字と以心伝心の仲であり、南光太郎はその境地に達しようとする。ネオキングダークの3号機に乗り込むという大胆な面も見せる。
終盤では捕われて、ジェネラルシャドウの細胞から生まれたクローンに1号を模倣したメカ構造を与えた「ガイストライダー」を作られる。
ガイストライダーは単独の戦闘力に加え、クローン同士ゆえに連係に優れる強敵だったが、救出された本郷は後輩たちに合同技ライダーサザンクロスキックを生み出すヒントを与え、逆転のきっかけを作る。
その後はエネルギーが尽きた状態ながらも、相手の力を利用するジュードーバスターで変身したジェネラルシャドウを下す。シャドウが死ぬ際に「最後のプレゼント」として起こした風圧でエネルギーを回復し、大首領との決戦に臨む。
小説『仮面ライダーEVE』
原作漫画の後日談。ショッカーとの戦いの後も、様々な悪の組織と戦闘。その過程で激しく消耗したため、再び脳髄のみの状態となって研究所内で眠りに就く。それ以降は、かつて共にショッカーと戦ったFBI捜査官の滝二郎が影武者を務めたこともある。
蘇ったショッカー首領との戦いを前に、ライダーマン=結城丈二の協力で脳を機械の身体に移植し復活。9人のライダーと共にガイボーグ=門脇純に「ライダーシンドローム」で力を与え、彼を仮面ライダーガイアへと覚醒させた。戦いの後、自分が再び目覚める必要が無いことを願いながら、再度眠りに就いた。
CMでの活躍
1999年~2000年に流れていたオートレースCMでは藤岡弘、本人という役回りで登場。毎回血が騒いで仮面ライダー1号に変身してオートレース会場に向かうのだが、そこに到るまでのストーリーが何ともガンギマリなのである。
- パリ観光を楽しんでいたらフランス人が『ウィ(了承しました)』を連呼するので、血が騒いでしまう。
- 歯の治療中に、ドリルの音で血が騒いでしまい、あわや怪我をしそうになる。
- 電車内で座っていた藤岡は流れ行く景色の中にオートレースの看板を見付けてしまい、血が騒いでしまう。
- 高級レストランにてブイヤベースを見た藤岡は『ブイヤベース…オートゲーム』と連想ゲームを始めてしまい、血が騒いでしまう。
- 滝行をして無心になろうとしていた所に、虚無僧の吹く楽器の音に体が反応してしまい、やっぱり血が騒いだ。
- オートレースの特番にゲストで出演した所、またしても血が騒いでしまう。
- 血が騒いでオートレース会場に向かうと人混みの中をバイクで駆け抜ける危険運転をしたり、警備員に追いかけられたり、挙げ句の果てにはレースに乱入して観客の血まで騒がせる。
他にも上野樹里が自宅を警護するように7人ライダー共々頼まれたり、寺田心に5-56をあげるとサイクロン号型の自転車がありえない速さまで加速する。
ある日恐竜の玩具の電池の差込口が錆びて困っている寺田心に5-56をあげるとおもちゃが動いたどころか、口から冷凍ガスを発射して戦闘員を追っ払う。
秘密基地建設の資金調達の為に宝くじで一発逆転を試みたイカデビル軍団にライダーキックをかまし、販売員に「大丈夫ですか?」と声をかけたところ、逆に「逆にあの人たち大丈夫かしら?」と言われてしまう。
『S.I.C. HERO SAGA』
「MASKED RIDER EDITION SPECIAL EPISODE -脱出-」
緑川博士を主人公として描いているため、本郷の心情は描かれないが、緑川博士の本郷に対する信頼などは見て取れるようになっている。
「MASKED RIDER EDITION -Missing Link-」
ショッカーの罠にはまりながらも一文字の洗脳を解き、仮面ライダーにすることに成功している。
「MASKED RIDER EDITION -ここより永遠に-」
パワーアップのために死神博士に捕らえられるが、ショッカー首領にその計画を暴かれる。その後、真意に対して一つの推測を立て、ショッカー首領にパワーアップを許させる。
しかし、その際の会話の内容(ショッカー首領がB26暗黒星雲の為政官であること)などの記憶は消されてしまっている。
「MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-」
プルトンロケットを破壊したことで瀕死の重傷を負っていたライダーマン=結城を助け、神ステーションでサイボーグ手術をすることで応急処置を行う。
「MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-」
『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』と同じ世界線。1971年4月3日の本郷がネガタロスと電王の騒動に巻き込まれた結果、2008年の藤兵衛に助けられ、改造人間にならなかった歴史が造られる。
その後、ショッカー首領からの攻撃から2008年の藤兵衛を庇って負傷し、一度は心肺停止状態となった。だが、オーナーが連れてきた、岩石大首領を倒してきたばかりの7人ライダーの1人である新1号の決断により、旧1号に改造・蘇生された。
その後は新1号と旧1号という夢の共演が行われる。ここで登場した1号・2号はS.I.C.ではなく、FIRST版やNEXT版に基づいたMOVIE REALIZATION寄りのデザインとなっている。
ゲーム作品
PSゲーム『仮面ライダー』
ストーリーモードでライダーモードを選択した場合、テレビ版の流れ同様に一文字とともに悪と戦う。
ショッカーモードを選択した場合、選択したショッカー(もしくはゲルショッカー)の怪人(プレーヤー)が、ほかの怪人を倒し、強化改造され最強怪人とされた上で、本郷と一文字を倒している。
PSゲーム『仮面ライダーV3』
テレビ版の流れと同じ活躍。本作品はV3を主人公としているため、登場回数も少ないが、一定条件を満たすと、1号を主人公としたストーリーモードも登場する。
デストロン側を選んだほうでは、プレーヤーの選んだデストロン怪人(もしくはデストロン首領)に倒されてしまうこととなる。イージーライダーキックなど、ゲームオリジナルの技も使用している。
スーパーヒーロー烈伝
旧1号が登場。2号は最初から新2号の状態で登場するが、1号は最後まで旧1号のまま。新1号はOPムービーでキカイダー、アカレンジャーとチームを組んで戦闘員達を退けるシーンのみ登場する。
V3編やRX編など後のシリーズをベースにしたストーリーも旧1号で戦えるという夢のような仕様であった。その姿はさながら姿が酷似した仮面ライダー3号が戦っているようにも見える。時代設定の違う変身忍者嵐と共闘できる。
コンパチヒーローシリーズ
『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』では、時間を止めて敵の動きを封じる。地獄大使が仲間になるため共闘を見られる。また、アポロガイストとの対決も実現している。
『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では、光太郎の大先輩として登場するが、それほど目立った活躍はない。『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』では、牢屋に閉じ込められていたところを助けられる。
その他古いTVゲーム
『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では「一文字を救出した際に足を負傷して一時離脱する」「ハヤタ(ウルトラマン)とアミーゴに行く」など、それまでの作品のオマージュが見られる。
『スーパー特撮大戦2001』では傷ついて倒れていたジロー(キカイダー)を修理する。PS2ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』では『仮面ライダーアギト』が同一の世界観に統合され、仮面ライダーアギト=津上翔一と共演。
この作品の本郷はショッカーと闘っているころなので、時間を越えて交信した大学の後輩である志郎がV3になっていたことに驚いている。
ガンバライド
新1号として参戦。1弾から参戦し、SRで収録。005弾で新必殺技が追加されLRで収録。006弾、03、シャバドゥビ1弾でSRで収録されている。
ガンバライジング
1弾から新1号がSRで参戦。その後は低レアに落ち着いていたがナイスドライブ3弾のマシンライドキャンペーン、ナイスドライブ4、6弾のトリプライドキャンペーンで高レアとして返り咲いた。
バッチリカイガン4弾では映画公開に合わせてSRに返り咲いた。それに伴い3月26日より藤岡弘、本人のボイスに差し替えられた。ガシャットヘンシン1弾では45周年記念でLRで収録された。
映画「仮面ライダー1号」の1号は映画特典の魂のトリプルパック第2弾でプロモーションカードで収録。バッチリカイガン5弾ではSR、バッチリカイガン6弾ではLRT(バーストすると仮面ライダーゴーストオレ魂にチェンジ)で収録されている。
バトライド・ウォー創生
新1号がプレイアブルキャラクターとして登場。声は藤岡氏。原作一話を再現したステージのみ旧1号を使用できる(技・能力に変化は無い)。
パンチ、キックを得意とする格闘スタイル、投げを得意とする投げ技スタイルの二つを切り替えられるのが特徴(平成ライダーのフォームチェンジに該当する)。
攻撃中にもほとんど隙無く切り替えられるので、二つのスタイルの技を絡めながらコンボをつないでいくことができ、「技の一号」の名に恥じないキャラとなっている。
特殊要素
変身前の本郷が操作できる。能力や技は心もとないが超必殺技ゲージが溜まりやすく、いつでもライダーの姿に変身できる。一度変身するとステージクリアまで本郷猛の姿に戻る事は出来ない。
『本郷猛の状態でレッドシャドームーンを倒す』と言うトロフィーがあり、レベルとフィギュアの組み合わせによって、達成可能である。撃破するとトロフィー「強すぎた本郷猛」を獲得できる。
ライダーレボリューション
ゴーストと面識があり、ゴーストを『タケル君』と呼んでいない事から時系列は『仮面ライダー1号』の後の1号と思われる。姿は新1号のままでネオ1号は登場しない。
仮面ライダーTHEFIRSTの2号、仮面ライダーTHENEXTのV3との掛け合いが見られるが、残念ながらTHEFIRST版の1号との掛け合いはない。