「お見せしよう、仮面ライダー!!」
目次
- 一文字隼人
- 概要
- 外見
- 性格
- 身体能力
- 改造手術
- 描写
- 過去
- 仮面ライダー2号
- 概要
- 変身
- 描写
- 戦闘能力
- タイフーン
- 必殺技
- ライダーパンチ
- キック必殺技
- 投げ技など
- 1号との協力技
- 1号以外との協力技
- 誕生経緯
- 備考
- 各形態
- 旧2号
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 改造サイクロン号
- 新2号
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 新サイクロン号
- マスクの色
- 劇中の活躍
- 二号ライダー編
- ダブルライダー
- 再登場
- ゲルショッカー編
- 最終回
- 客演での活躍
- 『仮面ライダーV3』
- 『仮面ライダーX~ストロンガー』
- 『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』
- 『スーパー1、ZX』
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 『MOVIE大戦 MEGAMAX』
- その後
- 漫画での活躍
- 原作漫画版
- 仮面ライダー1971-1973
- 仮面ライダーSPIRITS
- 漫画『仮面ライダー11戦記』
- 小説『S.I.C. HERO SAGA』
- その他
- ゲーム作品
- ガンバライジング
- バトライド・ウォー創生
- ぱちんこ仮面ライダー轟音
- テレビゲーム
- コンパチヒーロー
一文字隼人
『仮面ライダー』の登場人物。仮面ライダー2号の変身者。1949年10月10日生まれ。演じたのは佐々木剛。
概要
世界中を回っているフリーのカメラマン。撮影技術はロンドン美術大学写真学部で学んだ。当初は「女は撮らない」と主張して「モデルに使ってほしい」というマリの頼みも断っていた。
オートバイの腕も一流だがレーサーだった本郷には及ばず、立花からは素人扱いされることもあった。スイスに渡った仮面ライダー1号に代わって日本のショッカーと死闘を繰り広げた。
外見
本郷猛よりも背が低く若々しく感じる。服装は初登場時着ていたツナギや紺や茶揃えや革ジャンなど、結構ワイルド系でオシャレ。またハンチングやテンガロンハットなど帽子を被っている事が多い。
性格
陽気で気さく。明るく誰に対しても親しみやすい。社交的で特に子供好きでユーモラス。神出鬼没で気障な一面もある。
だが、報道をも超えた悪に対する怒りや悲しみは本郷と同等かそれ以上である。心の底では改造人間の苦悩を抱えており、周囲にはそれをおくびにも出さない強い男。
身体能力
柔道六段に空手五段の武闘派実力者。ショッカー戦闘員相手なら、変身せずとも互角以上に戦える。戦闘中の「右手を突き出して左手を額の前で掲げる」構えは拓殖大学の型。
『柔道一直線』の撮影時に拓大柔道部の学生たちに手伝ってもらっていた関係から使用されていた。当時は各大学の柔道部にそれぞれ独特の構えがあり、有識者であれば一文字の構えが拓大のものと理解できるという。
改造手術
一文字の能力及び本郷の知人で会ったことにに目を付けたショッカーに捕まる。「仮面ライダー」を抹殺する為の「更なる男」として本郷と同じバッタの改造人間にされてしまう。
しかし、脳改造前に本郷に助け出され脱出に成功。本郷と同じく人類の自由と平和の為にショッカーと戦う事を決意。仮面ライダー2号を名乗り、本郷にとって頼もしい盟友となる。
描写
当時は戦士として未熟だった。第31話でアリガバリに敗北した際に弟のように可愛がる少年・五郎を負傷させてしまい、落ち込んでいた。
しかし藤兵衛からの叱咤・激励をバネに滝との特訓に励み、ライダー卍キックを得てアリガバリを倒す。戦歴を積み重ねることで、日本の平和を守る正義の戦士としての自覚を強め、成長していった。
過去
イギリスのロンドンにて、外交官の博之 とその妻スミの間に生まれる。父の職業柄、日本国外で多く過ごし、6か国語に精通する。両親は1971年の飛行機事故で他界している。
本郷猛とはお互いに改造される以前からの知り合い。オートレースに出場する本郷の写真を、一文字が取材撮影に来て知り合った。
平山による短編では、 風見志郎やFBIにスカウトされる前の滝和也とも面識があったとされ、本郷・一文字・風見・立花藤兵衛・滝がパリ・ダカール・ラリーで顔を合わせ、後に待ち受ける運命も知らずに語り合った。
仮面ライダー2号
概要
1号と同じバッタの改造人間。「2号ライダー」または「一文字ライダー」という呼ばれ方をする。日本で一番最初に変身ポーズを決めたヒーロー。「力の2号」の異名を持つ。
同じ仮面ライダーである仮面ライダー1号とはテレパシーでの交信が可能で、何千km離れていても通じ合っている。
変身ポーズ
両腕を右に向けて水平に揃えて伸ばしてから、頭の上を通過させるように回して身体の左側へ反転させ、力こぶを作るように立てる。
佐々木氏はポーズの意図を「横の流れが水面で縦の流れが火柱」と語っている。第14話での最初の変身シーンでは佐々木が手順を間違えたものが、そのまま放映されている。
変身
ポーズをとると、腹部のベルト『タイフーン』中央のシャッターが開く。ジャンプによって風車ダイナモが回転。風力を胸部のコンバーターラングで変換したエネルギーがベルト側部のエナージ・コンバーターに蓄積。
同時に起動した体内の小型原子炉から供給されるエネルギーが、全身の改造人工筋肉に行き渡ると変身が完了する。
描写
基本的なスペックは1号と同じ。常人を大きく超えた身体能力と、鋭敏な感覚を備えている。1号の改造設計図に改良が加えられており、1号より新型タイプになる。
一文字が格闘能力や筋力面で本郷を上回っていたため、本郷の時より強化された人工筋肉を移植されていて、その分1号より機械的な改造箇所が若干少ない。
戦闘能力
通称の通り、豪力を活かした戦闘スタイルで敵に立ち向かう。1号以上のパワーで戦う。基本的にはパンチやキック、投げ技などを駆使して戦うが、武器を使用することも多い。
戦闘員から奪った棒や刃物、フェンシングの刀、落ちている木の棒など、何でも使いこなす。モグラング戦では、奪った武器による二刀流の殺陣で相手を追い詰めている。
タイフーン
ショッカー科学陣が一文字隼人の体内に埋め込んだ、仮面ライダー2号への変身ベルト。中央の『風車ダイナモ』がエネルギーの源となる風圧を受ける。旧1号よりも巨大化したため、変身ポーズとジャンプだけで変身できる。
左サイドの『サイクロン誘導装置』は離れた位置からでもサイクロン号をコントロールできる。酸素供給装置『アクアラング』により水中でも長時間行動できる。
右サイドの『エナージ・コンバーター』が胸部のコンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積。
エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。エネルギーの最大蓄積量が増加し、残量によってはジャンプせず変身可能。
必殺技
ライダーパンチ
2号の代表的必殺技。頭部めがけて時速200kmの拳を打ち込む。カニバブラーやトリカブトにとどめを刺した。ゾル大佐の変身態である大幹部怪・狼男相手には、空中からダイビングすることで威力を増して放ち、葬った。
水木一郎の楽曲「11ライダー大賛歌」でも「俺は2号だ2号ライダー 手加減しないぞこのパワー 木端微塵にライダーパンチ」と謳われている。
キック必殺技
ライダーキック
最も多用された必殺技。上空にジャンプし、宙返りを経た後に怪人めがけて蹴りこむ。後期ショッカー怪人やゲルショッカー怪人はかなり強化されているので、必ずしも「一撃必殺」とは言えなくなっている。
『X』や『スカイライダー』での客演時には、「2号ライダーキック」や「ライダー2号キック」と呼称することがある。
ライダー回転キック
通常のライダーキックに前転のパワーが加わり、破壊力を増した蹴り。ハエ男を倒した。
ライダー卍キック
ライダーキックを破るアリガバリ対策として滝和也との特訓を経て習得した。空中で卍を描くようなポーズで体を捻り、強化されたライダーキックを浴びせる。PS2ゲーム『正義の系譜』では2号の最強技に設定されている。
投げ技など
ライダー返し
投げ技系では敵を抱えてジャンプしたのち、空中で体を捻って背負い投げのように投げ落とす。ダブルライダーの連携として、ツープラトン使用も可能。
ライダー二段返し
空中回転を加えて敵を地面に向かって投げ飛ばすライダー返しの強化版。ナメクジラを撃破した。
大車輪投げ
バックブリーカーで相手の背をへし折ってから投げ飛ばす。
ライダー反転スクリュー返し
『スカイライダー』第40話で使用。高速できりもみ回転し、拘束具を振り払う脱出技。オカッパ法師のカッパ巻きから脱出する際に使用
ライダーきりもみシュート
1号が編み出した強力な投げ技。相手を錐揉み回転させて真空状態にする。空中からコマのように回転させつつ投げ落とす。エイドクガーを倒した。
ライダー放電
エイキング戦で流された高圧電流を逆に流し返した。これ以後、自らの意志で電気エネルギーを放てるようになった。指先から電撃を放って沼に潜んだヒルゲリラを感電させた。
サイクロンアタック
『正義の系譜』で使用された技。サイクロン号に跨り、猛スピードのまま空中の敵に突っ込む。作中では空中へ逃げたドクガンダーを轢き殺した。ちなみに似た事をウルトラマンVS仮面ライダーで1号がサソリガドラスに行なっている。
1号との協力技
ライダーダブルキック
1号と2号が同時にジャンプして空中で前方宙返りをした後、ライダーキックを行う。タイミングが難しく、相手を戦意喪失にさせてから合図で呼吸を合わせて放つことが多かった。
当初は互いに「ライダーキック」と呼称して放っていたが、イソギンチャック戦から「ライダーダブルキック」と呼称。2人のキック力の5倍の威力を持つ。
ライダー1号・2号単独での撃破が困難とされる強力怪人に使われた。イソギンチャック戦までは両足で蹴っていたが、それ以降は片足で蹴っている。
ライダーダブルチョップ
1号と2号で同時にライダーチョップを放つ技。最終話で巨大な岩に向かって放ち、そこに同化して隠れて弱っていたヒルカメレオンに致命傷を与えつつ見つけた。
ライダー返し(ライダー投げ)
ライダー返しを2人で行う。イソギンチャックを投げ飛ばした。
ライダー車輪
超吸引力のあるイソギンチャック戦で使用。一気に敵の足元に入り込み、互いの足首を掴み、前転しながら相手に急接近し、攻撃を加える。接近戦に持ち込んだ。
『柔道一直線』の地獄車をイメージしており、放送当時の書籍ではこちらの名称で記述しているものもある。
ライダー車輪(対ショッカーライダー用)
1号と組み合って共に敵軍の周りを高速で走り回り、揚力を生み出した後にジャンプ。平衡感覚を失った敵を同時に飛び上がらせ衝突して爆散させる。ガンバライドでは1号と共に車輪を組み上げて体当たりし、ダブルライダーキックを放つ。
ヘッドクラッシャー
1号のライダーヘッドクラッシャーとは別の技。2人で肩を組んで突進し、ダブルライダーの頭突きにより強固な壁も破壊する。第98話で敵アジトから脱出する時に使用。
ライダーハンマー突き/ ライダーハンマーキック
互いに別の怪人を抱えてジャンプし、空中で怪人の脳天を衝突させる技。『仮面ライダー対ショッカー』で使用。資料により名称が異なるが、いずれにせよ1号が単独で放つ「ハンマーキック」とはまったく別の技である。
ライダー投げ
二人がかりで敵を投げ飛ばす技。再生ムカデタイガーに使用。
ライダー全エネルギー放出
『仮面ライダーV3』第2話で使用。1号と腕を交差して、全エネルギーを開放・合成して、敵の動きを封じるだけでなく、飛行も可能となる。カメバズーカを太平洋上に運び、原爆の脅威から東京を救った。
1号以外との協力技
ライダートリプルパワー
『仮面ライダーV3』第34話で使用。1号・2号の乗る2台の新サイクロン号の上にV3が立ち、体当りする。
ライダートリプルキック
映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で登場。1号と3号との合体技。
映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』では、1号・2号のライダーダブルキックとV3のV3キックを連続で発動。書籍『仮面ライダー大全集』ではこれをライダートリプルキックに当たるものと解釈している。
Xライダースーパーファイブキック
映画『五人ライダー対キングダーク』で登場。跳躍したXライダーを1号、2号、V3、ライダーマンが4人のライダーが順繰りで前方へ放り投げ、通常のXキックを上回る威力を生み出す。
ライダーシンドローム
『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で使用。仮面ライダー1号から仮面ライダーZXまでの10人ライダーの力を結集させた技。円陣を組み、右手を輪の中心に向けてエネルギーを放出し、中心部から破壊パワーを放つ。
ライダー車輪(対ショッカーライダー用)
本来は1号との合体技・協力技。漫画『仮面ライダーSPIRITS』第3部では、立花の呼びかけで、復活したショッカーライダー相手に、2号と交信したZXと共に使用。滝和也はこの技について「絶妙のタイミング」が必要と語っている。
誕生経緯
番組スタート直後、撮影中に藤岡弘、が事故を起こして入院する。番組の存続にも関わるアクシデントをスタッフは2号ライダーの登場で乗り切った。
だが佐々木氏は隼人役を引き受けた当時大型二輪の免許を持っておらず、そのため1号の特徴だった「バイクで走りながら風を受けて変身する」というプロセスが使えなかった。
そのため「ポーズをとって変身する」という代案で対処。これがヒーロー性を強調し子供たちに大人気になった。令和ライダーまで続く伝統となった。しかし、佐々木剛自身は「免許を所持していなかったから変身ポーズが加わったと説明は受けていない」と述べている。
備考
ちびまる子ちゃんは一文字派である。『ウルトラマンタロウ』第52話「ウルトラの命を盗め!」に客演したウルトラマンジャックの手袋とブーツが赤くなっていたのは二号(新)の新衣装を意識したと言われている。
当初は三浦友和氏が候補に挙がっていたのだ、所属事務所に断られたために幻のものとなった。もし実現していたらその後の『仮面ライダー』の歴史も含め、どのような事になっていただろうか……
各形態
旧2号
「私は本郷猛に代わって日本を守る、仮面ライダー!」
スペック
身長:172cm
体重:65kg
ジャンプ力:一跳び15.0m
体重:65kg
ジャンプ力:一跳び15.0m
概要
『仮面ライダー』第13話から52話にかけての姿。ベルトは帯が赤く風車の部分にはシャッターが追加されている。変身の際にこのシャッターが開き風車が回る。
視覚は常人の3倍、聴覚は40倍にも達する。全身の筋力は常人の10倍もあり、優れた脚力によって垂直方向へ15mもジャンプできる。
外見
姿は旧1号とほぼ同じだが、旧1号とは異なる深紅の目と銀色のクラッシャー(牙)が特徴。マスクの中央や腕や脚に白いラインが走る。色は緑と黒で旧1号により若干明るめ。
手袋とブーツは旧1号のそれとよく似た深緑色。マスクから髪の毛ははみ出していない。このスタイルはあまりにも暗すぎた1号ライダーのリニューアル案として考えられたもの。
性能
頭部
『超触覚アンテナ』はあらゆる電波や音波を捉える。周囲4kmまで索敵可能な危険探知機『Oシグナル』は半径100m以内に敵怪人が近づくと、彼らが放出する特殊な波長をとらえ、ランプが点滅する。
複眼の探知装置『Cアイ(キャッツアイ)』は人間よりも広い視覚を持つ。赤外線放射機能により暗闇をも見通す。ズーム機能で物体の細部を見られる。
常人の40倍の聴力を誇る集音装置『超聴覚器』は周囲4kmの音を聞き分ける。顎状の切断装置『クラッシャー』は鋼鉄の鎖をも噛みちぎる。
胴体
体内の熱を放出するラジエーターの機能も有する胸部『コンバーターラング』は風車ダイナモから送られた風力をエネルギーに変換し、エナージ・コンバーターに蓄積。同時に体内に埋め込まれた動力源『超小型原子炉』が起動。
身体全体に張り巡らされている『人工筋肉』は超小型原子炉より送られるエネルギーが体内を通過することで強化される。格闘能力に長けた一文字隼人が改造されたことで、全身の筋量は1号を上回っている。
改造サイクロン号
スペック
全長:2400mm
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:500馬力
全高:1500mm
重量:280kg
最高時速:400km/h
最高出力:500馬力
ベース車:ホンダCB350
概要
高い機動性を備えた仮面ライダーの専用マシン。本郷が日本を守る一文字に託したバイク。カウルとボティが2つのパーツに分かれている。
日本を離れた本郷もヨーロッパで同型のマシンを使用。日本の防衛を再開したのちは新サイクロン号が完成するまで本機に搭乗していた。客演時に使うこともある。
性能
出力、ジャンプ力、機動性がアップ。より小回りや派手な戦闘走行が可能になった。引き続き垂直の壁面を登れる。遠隔操作による無人走行が可能。
遠隔操作によりボディ部からロープを射出可能。マフラーから七色の煙幕「サイクロンレインボー」を噴射できる。
新2号
「ショッカーめ、たとえ目が見えなくとも、断じて貴様らには負けん!」
スペック
身長:172cm
体重:65kg
ジャンプ力:一跳び35.0m
走力:100mを1.5秒
体重:65kg
ジャンプ力:一跳び35.0m
走力:100mを1.5秒
概要
72話にて地獄大使の海底基地建造を食い止めるため帰国して初登場。1号と同じくパワーアップした姿。技の威力は以前の3倍。同じく強化された新1号よりもパワーは上。
時速190kmでの疾走する。更なる特訓によってパワーアップしたと語られているが、明確な設定ではないので不明である。再改造を受けたとする説もある。
外見
新1号と同様の姿と配色。マスクも新1号とお揃いのライトグリーンが基本。手袋とブーツは赤くなり力強さを表している。横のラインは一本線。
性能
頭部
『超触覚アンテナ』はあらゆる電波や音波を捉える。危険探知機『Oシグナル』は周囲4kmまで索敵可能。半径100m以内に敵怪人が近づくと、彼らが放出する特殊な波長をとらえ、ランプが点滅する。ほかの仮面ライダーとのテレパシー機能も有する。
複眼『Cアイ(キャッツアイ)』は人間よりも広い視覚を有し、赤外線放射機能により暗闇をも見通す。ズーム機能で物体の細部を見られる。
常人の40倍の聴力を誇る集音装置『超聴覚器』は周囲4kmの音を聞き分ける。『クラッシャー』は鋼鉄をも粉々に噛み砕く鋭い牙を持つ。
胴体
体内の熱を放出するラジエーターでもある胸部『コンバーターラング』は風車ダイナモから送られた風力をエネルギーに変換し、エナージ・コンバーターに蓄積。同時に体内に埋め込まれた動力源『超小型原子炉』が起動。
身体全体に張り巡らされている『人工筋肉』は超小型原子炉より送られるエネルギーが体内を通過して強化される。また、特殊合金製の関節やマイクロコンピューターを内蔵。
新サイクロン号
スペック
全長:2100mm
全高:1200mm
重量:220kg
最高時速:500km/h(ブースター使用時は600km/h)
全高:1200mm
重量:220kg
最高時速:500km/h(ブースター使用時は600km/h)
ジャンプ力:50m
最高出力:700馬力(ブースター使用時は800馬力)
最高出力:700馬力(ブースター使用時は800馬力)
ベース車:スズキ・ハスラー
概要
新1号用の新サイクロン号と同型。一文字隼人が複製した。今までのサイクロンの全ての能力を凌駕する。。
普段は通常のオンロードバイクだが、一文字が変身すると搭載されている自動可変装置が作動。自動的に新サイクロン号本来の姿へ変形する。
性能
電波探知機は200km先の障害物を感知できる。『赤外線ヘッドライト』からはCアイ(キャッツアイ)のみ見られる赤外線を放射。暗闇でも1km先まで昼間のように明るく照らし出す。
姿を消した怪人の感知も可能。ライト周辺のカラーは初期はホワイトだったが、ブルーに変更されている。空気を送り出す『水中ジェット』により水上を滑走する「サイクロン・サーフィン」が可能。
走行性能
『プルトニウム原子炉』でホイールを駆動する。金属繊維が織り込まれた『磁気繊維タイヤ』は磁力を発することで垂直な壁をも走行する「サイクロン・トライアングル」が発動する。ウイングとブースターの併用により最大50mジャンプできる。
『姿勢制御三次元ジャイロ』が車体の傾斜や速度を検出。5km以内なら仮面ライダーの脳波をキャッチすることで無人走行が可能。『自動可変ハンドル』はウイングを展開すると連動して伸縮。常に最適のポジションで操作可能。
超加速
最高時速を600kmに上昇させる加速用ブースター『ジェットノズル』からのジェット噴射により標的を吹き飛ばす「サイクロン・ハリケーン」を繰り出せる。ブースター用の燃料が『燃料タンク』に入っている。
『主タービン』に加速ブースターとホバー用強化エンジンのタービンを縦に搭載。『エア・インテーク』が取り入れた空気を『送気ダクト』がブースターの燃焼室に送る。『エア・インテーク』は水中潜行時にはシャッターが閉じられる。
ノズルには後送走行時にブレーキを掛けた際にスムーズに減速を行うためのパラシュートを展開させる「パラシュート・カプセル」を装填。レーダー撹乱機能を有した七色の煙幕「サイクロン・レインボー」も噴射可能。
攻撃性能
『カウリング』に高周波振動装置を内蔵。体当たりでコンクリートの分厚い壁をも突き破る「サイクロンアタック」を放つ。
時速100km以上で走行する際、自動的に安定翼が展開する。その長さや角度はコンピューター制御により、状況に応じて常に最適な状態を保つ。特殊鋼でつくられており、大木をも切り倒す「サイクロン・カッター」としての使用も可能。
マスクの色
1号との差別化のため、マスクの色がころころ変わる。『仮面ライダーV3』劇場版、『仮面ライダーX』劇場版ではダークグリーン。
映像作品では『仮面ライダーストロンガー』から『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』までと漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではブラック。
オールライダー対大ショッカー、『レッツゴー仮面ライダー』、『仮面ライダー大戦』及び前日譚である『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』、『スーパーヒーロー大戦GP』では1号と同じライトグリーンだったが、『MOVIE大戦MEGAMAX』、『スーパーヒーロー大戦』に登場した際にはブラックだった。
劇中の活躍
二号ライダー編
ショッカーの別計画を追ってヨーロッパへ渡った本郷から日本を任され、立花藤兵衛や滝和也に自身の正体を明かして協力を求め、本格的にショッカーとの戦闘を開始。
ショッカー日本支部を強化すべく着任したゾル大佐が立案した数々の作戦を阻止し、激闘の末に彼の正体であった狼男をも撃破した。
ダブルライダー
本郷が死神博士とスノーマンを追って一時帰国したのちは、しばしば彼と共闘。死神博士の作戦をことごとく阻止する。第41話では死神博士の洗脳によって操られた1号と不本意ながら戦う。
だがテレパシーによる暗示をかけ、正気に戻した後、ゴースターを本郷とともに倒した。死神博士が南米へ更迭されると、隼人もこれを追って日本を離れた。
再登場
第72・73話の南紀編で再登場。南米から送り込まれたモスキラスを追って帰国した際、新2号にパワーアップした姿で登場した。本郷と協力してショッカーと戦い、吸血モスキラスやシオマネキングを倒した。
以降もしばしば帰国し、本郷と頻繁に共闘。事前に連絡を行いつつ帰国する本郷とは対照的に、一文字の場合は何の前触れもなしに帰国するが、それによって本郷らの危機を救ったこともあった。
ゲルショッカー編
ショッカー首領がゲルショッカーを設立。ショッカーライダーが出現した第93話で再び帰国。ショッカーライダー(No.1)が1号ライダーになりすましていたことを見破る。本物の1号と共闘しショッカーライダー6人組を倒した。
また、アンチショッカー同盟の命令で、ゲルショッカー首領の正体が記録されたコンピューターテープを届けた。エイドクガーの計画も阻止するなど、重要な局面で来援。
最終回
ヒルカメレオンの策略によって変身不能状態に陥っていた本郷、捕虜となって改造手術を施される直前だった藤兵衛やライダーガールズたちを、間一髪の登場で救う。
その後、本郷とのコンビネーションでヒルカメレオンを撃破。首領の卑劣な罠も乗り越えて藤兵衛らを救出させ、ゲルショッカーを全滅させる。そして、本郷らとともに、ショッカーの全滅の任を終えてFBI本部に帰還する滝を見送った。
客演での活躍
- 『仮面ライダーV3』
- 第1・2話ではデストロンのアジトで罠にかかった自分と1号を捨て身で救った志郎の勇気を認め、1号とともに志郎に改造手術を施し、仮面ライダーV3として復活させる。
- その後、原子爆弾を身に付けたカメバズーカから日本を救うため、1号とともに太平洋上の空で大爆発に巻き込まれて消息不明となり、テレパシーでV3に日本を託す。
- 第21話で窮地に陥っていたV3に自分と1号の健在をテレパシーで悟らせた。第33・34話ではアメリカから一時帰国し、V3に協力してデストロン怪人と戦った。劇場版では四国で1号やV3とともにデストロン再生怪人軍団と戦った。
- 『仮面ライダーX~ストロンガー』
- 『5人ライダー対キングダーク』ではパリから帰国し、Xライダーや他のライダー(1号、V3、ライダーマン)とともにGODと戦った。『仮面ライダーX』第33話では人質にされて高所から落とされた藤兵衛を間一髪で救った。
- 『仮面ライダーストロンガー』第38話にてインドから帰国。1号ライダーとともにストロンガーを助ける。マシーン大元帥に苦戦するも1号やストロンガーの支援、囚われていたV3やライダーマンの解放で形勢は逆転する。
- 『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
- 遊園地の仮面ライダーショーを子どもたちを連れて見にきていた藤兵衛のもとに本郷、志郎、結城丈二とともに現れる。
- 彼らや、遅れて駆け付けた敬介やアマゾン(山本大介)、茂とともに、そのショーに紛れていた再生奇怪人と戦い、黒幕である暗黒大将軍を倒した。
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』
- 歴代ライダーの中でも数多く登場し、洋の相棒のように互いに深く親交。ブランカの面々とも親交が深く、7人ライダーの中で唯一、がんがんじいと面識を持つ。第27・28話ではヒルビランや怪人II世部隊と交戦。筑波洋を特訓した。
- 劇場版でも怪人II世部隊と戦い、格闘戦で相手を倒していく。第36・37話でキギンガーを追ってアマゾンから帰国し、スカイライダーと共闘。連携技でドラゴンキングを倒す。
- 終盤
- 第39・40話では知り合いのポリネシア人女性・キレーダの宝石争奪を巡って帰国。剛腕を活かしてウニデーモンの武器である棍棒を粉砕し、ライダーキックで撃退した。
- 第53話で大首領の日本侵略の情報を得て、アラスカから帰国。第52話で先に帰国していたストロンガーやスカイライダーとともに、魔神提督を倒す。
- 第54話でライダー集結時には、ストロンガーとともにライダーを代表する形で活躍。8人ライダーの力を結集させて大首領を大気圏外に運んだ後、宇宙の果てに散った。
- 『仮面ライダースーパー1、ZX』
- 『仮面ライダースーパー1』の劇場版では人工衛星を利用して地球に帰還。ドグマ復讐兵団と戦った。決戦後は、他のライダーと共に外国に旅立った。
- 『仮面ライダーZX』 / 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではバダンの野望を追ってほかのライダーとともに帰国。
- 彼らやZXとともにバダンの怪人軍団を倒す。10人ライダーの協力技・ライダーシンドロームでバダンの大幹部・暗闇大使に大きなダメージを与えた。
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 第41話から最終回に登場。南米でクライシス帝国と戦っていた。11人ライダーのサブリーダー格となっている。
- アリゾナでの特訓時はスカイライダーの相手をしていた。戦闘時に霊界怪人ガイナニンポーが1号に化けていたが、その正体を見破ることはできなかった。
- 『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 物語終盤にて大ショッカーの軍勢に苦戦するディケイドとディエンドを救う為に 2号用の新サイクロンに乗り歴代ライダー達と共に駆けつける。
- 戦闘員や怪人達を倒していき、大ショッカーの幹部怪人ガラガランダをRXとカブトの攻撃で怯んだ隙に1号とのライダーダブルキックで撃破する。大ショッカーの野望を打ち砕いた。この時の声は藤本たかひろが担当。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 仮面ライダー生誕40周年記念作品にメインの仮面ライダーで登場。1971年に1号と共にショッカーと戦っていたが、歴史改変により誕生したショッカーグリードに敗れて洗脳されてしまい、ショッカー最強の怪人としてオーズ達の前に立ちはだかる。
- 終盤人々の思いによって復活した歴代ライダー達と共に戦う。1号と共にショッカーグリードに再戦し必殺のライダーダブルキックでリベンジを果たした。
- 岩石大首領戦では新サイクロンに搭乗し仮面ライダーの40年の思いを結集させたオールライダーブレイクでショッカーの野望を打ち破った。2号の声を佐々木剛氏本人が演じ話題となった
- 『MOVIE大戦 MEGAMAX』
- 伝説の7人ライダーとして登場。1984年に放送された仮面ライダーZX特番の客演以来、およそ27年ぶりに黒いマスク仕様となっている。声は藤本たかひろが担当。
- 『幕開け 戦え! 伝説の七人ライダー』では1号と同じくサイクロン号に乗って登場。1号と共に戦う。力強い剛腕で敵を打ち砕く。終盤ではガメルと戦い、ライダーパンチで倒す。
- その後
- 『スーパーヒーロー大戦』では7人ライダー共々ゴーカイレッドがゴーカイチェンジしたレッドワンに敗れ時空の狭間に消される。終盤で他のライダーや戦隊と復活し大ショッカー、大ザンギャックと戦った。
- 『スーパーヒーロー大戦Z』『仮面ライダー大戦』『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』にも登場。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では仮面ライダー3号に倒されたが、密かにショッカー首領の電子頭脳に意識を移植し生き延びた。ライダーロボが動き出した際には1号と共に新たな身体を得て復活し、ショッカーライダーの洗脳を解いた。
- 漫画での活躍原作漫画版PART4「13人の仮面ライダー」でショッカーライダーの一員として初登場。新聞記者に扮して本郷抹殺を命令される。しかし味方の誤射で脳を負傷して記憶を取り戻し、洗脳が解けた一文字はショッカーライダーを全滅させる。死んだ本郷の代わりに「仮面ライダー2号」として戦うことを決意するのだった。本郷は脳だけ取り出されて本郷邸で生きており、常にOシグナルで通話できる。二人で一人の仮面ライダーなのだ。セリフ回しも軽妙洒脱で、「イエース仮面ライダーだ!」「その泡はてめぇがかぶってろ! 臭いからな!」「天麩羅にでもなってやがれ!」など、どことなく平成ライダーっぽい言動を見せることもある。海沿いの村出身という設定。後半PART5「海魔の里」では故郷である水底村に帰郷したが、村はショッカーに支配されていた。両親や里の人間たちもショッカーに操られてしまい、やむを得ず水底村を舞台にショッカーと激闘を繰り広げた。PART6「仮面の世界(マスカー・ワールド)」では、かつてカメラマン時代に知り合った女性・順子に一途に想いを寄せてしまう自身の愚かさを悔やむ。サイボーグとして復活した本郷やFBI捜査官の滝二郎とともにショッカーの巨大計画を阻止した。仮面ライダー1971-1973アンチショッカー同盟に所属するもうひとりの仮面ライダー。厳密には一文字隼人その人ではなく、日系ペルー三世の外人で、「ハヤト」という名も偽名である。改造手術を受けた本郷のもとに突然現れる。軽いイメージの喋り方が特徴的。新宿でチンピラに改造人間としての力を発揮してしまった本郷の前に再び現れ、自身も「S.M.R」の実験体だったことを明かす。ショッカーの暗躍を知り、ジャーナリストとして追っていたが、そのためにショッカーに目を付けられてしまい、本郷よりも先にS.M.Rとして改造手術を施される。しかし改造手術の失敗で寿命が短い。S.M.Rの完成体になることを目されていた本郷を助けるために維持させ、ショッカーの作戦で改造細胞が暴走した本郷を止めるために、S.M.Rとして激突する。最期は自らの意思で正気に戻り、ショッカーと戦う覚悟を固めた本郷に、サイクロンとショッカーと戦う名前である「仮面ライダー」、自身が常に巻いていたマフラーを与えて息を引き取る。仮面ライダーSPIRITS「仮面ライダースーパー1」の続編であり、基本的にはTV版の一文字と同じ人物。服装もほぼ同じ。怒りのスイッチが入ったり、興奮状態になると顔に手術痕の傷が浮かびあがり、それを他人に見られるのを嫌う。第1部では革命軍と政府軍の戦争が相次ぐ東南アジアの国家「ガモン共和国」で子供の笑顔を撮るためにボランティア活動を行い、戦争をデモンストレーションの道具としてしか見ていない悪の怪人を叩きのめした。後に他のライダーと合流し、バダンとの戦いに挑む。第三部では京都でZX、滝和也と協力して蘇ったゲルショッカーの野望を打ち砕き、デルザー軍団の大暴れで廃墟と化した東京ではスーパー1とのタッグで鋼鉄参謀を撤退に追いやる。「新仮面ライダーSPIRITS」導入部では、原作第13話と14話の間をつなぐミッシングリンクとして、ショッカーに改造される前の一文字が登場。本郷の旧1号時代と一文字が改造される前日談の2号誕生編が描かれている。一文字と同じく1号を抹殺するため死神博士に改造されたショッカーライダー(姿は旧2号と同じ)も登場しダブルライダーと死闘を繰り広げた。ちなみにに本編での新2号は新1号と区別を付けるために黒いマスク仕様になっている。漫画『仮面ライダー11戦記』全体的に副将として活躍。至近距離からのカウンター気味のライダーキックで、再生ヒルカメレオンを下している。1号がネオキングダークに閉じ込められ、後輩たちがドクトルGの搭乗する機体に苦戦している際に「真打ち」を名乗って登場し、罠にはめて自滅させた。小説『S.I.C. HERO SAGA』出典元:その825 S.I.C. 仮面ライダー新2号 (東映ヒーローネット限定) - S.I.C.シリーズ (fc2.com)「MASKED RIDER EDITION -Missing Link-」『仮面ライダー』での2号登場の前日譚となる作品。12体目のショッカーライダー(13体目のライダー)として登場。本郷によってその洗脳を解かれ、仮面ライダー2号となった。一文字隼人の叛乱時、他のショッカーライダーたちにヘルメットを外すと爆破する改造が施された。「MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-」『V3』の後日談となる作品。プルトンロケットの破壊で傷付いたライダーマンを、1号 = 本郷とともに神ステーションで改造する。その後、新しい身体を得たライダーマンの戦いを見守る。「MASKED RIDER X EDITION -ゼウスの息子-」『X』の後日談となる作品。タイガーネロとの戦いの後、キングダークの最終決戦を前に敬介たちとは別行動を取っていたが、実は呪博士の動向を探っていた。「MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-」『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』と『仮面ライダー』から『ZX』までが同じ世界という世界線。岩石大首領に変身したネガタロスと当時のショッカー首領と戦う仮面ライダー電王を助けるために、ほかの7人ライダーとともにオーナーに連れられて1971年4月3日へ行く。その他『仮面ライダーEVE』原作漫画の後日談。ショッカーの巨大計画阻止に成功してからも戦い続けており、バダンを壊滅させて以後は音信不通だった。ショッカー残党の暗躍を悟ると南米から帰国し、滝と再会。最初はガイボーグである謎の少年・門脇純を、ショッカーの真の生命体だと疑っていた。終盤では、藤兵衛の依頼で帰国したライダーマンと協力し、ビッグマシンと戦った。ライダーマンと合流した際には、かつての戦いで甦った本郷を思い浮かべており、影でよく見えなかったため、再び本郷が駆けつけたのかと思い込んでいた。最後は歴代ライダーとともに、ライダーシンドロームで純を仮面ライダーガイアとして甦らせた。変身体のデザインは旧2号のままである。ネット版レッツゴー仮面ライダー牡羊型A型のキミは仮面ライダー2号だ! 劇中ではイメチェンという事で黄色のマフラーに変えるも、ショッカーライダーに間違われ、戦闘員一家にサインをねだられていた。ちなみに本物のショッカーライダーはグローブとブーツまで黄色である。君だけの運命のライダーを探せではソウルフレンドが仮面ライダーダークキバ(蝙蝠男からの連想か?)、デビルライダーが仮面ライダードレイク(同じトンボモチーフで役者が同じV3がリメイク版においては当初は敵だったからだろうか)。恋人にはW(2号はWのオマージュ元の一人なので納得のいく人選ではある。)、結婚には仮面ライダーライア(2号が戦った怪人にエイキングいたからだろうか。また、リメイク版はライアと同じ高野八誠氏が演じている。)が挙げられている。ゲーム作品ガンバライジング1号と共に1弾から参戦していたがこちらは低レア。その後も低レア続きと何かと不遇であったが、ナイスドライブ4、6弾のトリプライドキャンペーンでの待望の高レア収録でよくやく日の目を見ることができた。バトライド・ウォー創生プレイアブルキャラとして参戦(新2号)。「力の2号」の名前通り、豪快で強力な技を持つ。技の発動時にタイミングを合わせ追加入力すれば威力が強化されるという特徴がある。ぱちんこ仮面ライダー轟音自らの力の限界を悟った本郷猛が新生ショッカー出現に備えて制作していたライダーベルトを力堂シュンが装着して変身した2代目2号が登場。マシンは旧サイクロン号で、デザインは新2号をベースに仮面ライダーTHEFIRSTの2号よりも原典の面影を大幅に残す形でリ・デザインされている。この時点での一文字隼人の動向は不明。テレビゲーム『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では地獄車というオリジナルの技が登場。『スーパー特撮大戦2001』では途中から登場。再改造をするか選択できる。PSゲーム『仮面ライダー』/PSゲーム『仮面ライダーV3』ではテレビシリーズの流れに沿って活躍。ストーリーモードで怪人側を選んだ場合、プレーヤーの選んだ怪人に倒される。PS2ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』では第5章前半・1972年1月の世界を舞台に、復活したゾル大佐の罠に落ちた本郷を助けるために登場。サポートライダーで唯一操作可能。コンパチヒーローシリーズ『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』では、南光太郎=仮面ライダーBLACKにライダー回転キックを伝授する。ネオショッカーのロケット発射を阻止して死亡したかと思われていたが、実は間一髪組織を裏切ったモグラ獣人によって救われていた。『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』では、物語開始以前に敵のアジトに潜入していたが、消息を絶つ。その後、ライダーの敵(ライダー・キラー)として立ち塞がる。
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