【徹底解説】仮面ライダーゼロワン / 飛電或人【動画あり】-仮面ライダーラレツサバイブ (raretsusurvive.blogspot.com)
といった解釈を示している。
「人類とヒューマギアの未来は……俺が守る!」
目次
- 仮面ライダーゼロツー
- スペック
- 概要
- デザイン
- 変身
- 音声
- 装備
- 戦闘能力
- 性能
- 必殺技
- 平成ライダーとの差別化
- 余談
- 仮面ライダーアークワン
- スペック
- 概要
- 変身
- 外見
- 戦闘能力
- 特殊能力
- 使用アイテム
- アークドライバー ワン
- アークワンプログライズキー
- アークの概念
- 必殺技
- 立ち位置
- 本編未登場形態一覧
- シューティングウルフ
- 概要
- 特徴
- パンチングコング
- 概要
- 特徴
- ラッシングチーター
- 概要
- 特徴
- スパーキングジラフ
- 概要
- 特徴
- アメイジングヘラクレス
- 概要
- 特徴
- 余談
- スティングスコーピオン
- 概要
- 特徴
- ライトニングホーネット
- 概要
- 特徴
- ガトリングヘッジホッグ
- 概要
- 特徴
- エキサイティングスタッグ
- 概要
- 特徴
- クラッシングバッファロー
- 概要
- 特徴
- トラッピングスパイダー
- 概要
- 特徴
- ストーミングペンギン
- 概要
- 特徴
- スプラッシングホエール
- 概要
- 特徴
- アメイジングコーカサス
- 概要
- 特徴
- スカウティングパンダ
- 概要
- 特徴
- バーニングファルコン
- 概要
- シューティングウルフ
仮面ライダーゼロツー
「アーク、お前を倒す!」
Let’s give you power! ゼロツージャンプ!
「変身!」
ゼロツーライズ! Road to Glory has to Lead to Growin' path to change one to two!
仮面ライダーゼロツー!! It's never over.
「仮面ライダーゼロツー...!それが俺の名だ!」
スペック
身長:200.0cm
体重:102.1kg
パンチ力:62.0t
キック力:120.0t
ジャンプ力:ひと跳び200.0m
走力:100mを0.2秒(時速1800km)
概要
飛電或人が飛電ゼロツードライバーにゼロツープログライズキーを装填して変身した新たな仮面ライダー。第40話より初登場。ゼロワンの最強フォームにして別のライダー。平成ライダーの最強フォームとは一線を画すものとなっている。
或人曰く「人と人工知能が一つになる仮面ライダー」であり「ゼロワンを超えたゼロワン」。仮面ライダーと化した通信衛星アークを倒すための「最後の希望」でもある。
デザイン
金糸雀色に輝く仮面、真紅に輝く触覚と手甲、随所に輝く銀色の差し色を持つ容姿になっており、複眼部分はライジングホッパーと同じ眼を持つ。
平成ライダーの最終フォームと比べると圧倒的にシンプルな見た目となっている。襟元には風に靡く「02」という形にも見える真紅のマフラーの意匠が見える。
その姿はさながら仮面ライダー2号のようでもある。この意匠の残像が風にたなびくマフラーのようになる演出もある。
変身
ゼロツードライバーのバックルを展開。変身待機状態になるとベルトから「02」のエフェクトが飛び出す。ゼロツープログライズキーを起動すると衛星ゼア型のエネルギーが或人の頭上に展開してバリアのように正面に移動。
キーを挿し込むと、変身者とライダーシステムの接続プロセスにゼアが高度にデータ化した変身者の思考・記憶を挿入。人体と人工知能の相互作用を極大化する「ゼロツーライズ」を実行される。
イエローとレッド二体のバッタのライダモデルが現れて同化。最後に「02」のエフェクトがマフラーみたく首元に装着されることで変身が完了する。
音声
英文を意訳すると「力を授けよう/「栄光への道」は、ワンからツーへの「成長への道」から導くべし/終わりはしない」となる。
音声は「Road to Glory has to」と「Lead to Growin' path to」で韻を踏んでおり、似た単語を使用している上にリズムやアクセントも完全に同じ。また、何度も使用しているtoもtwoと掛けていると思われる。
戦闘能力
スペックはメタルクラスタホッパーどころかランペイジバルカンやアークゼロをも上回る。特に脚力が特出しており、キック力・ジャンプ力・走力は歴代ライダーでもトップクラス。
走力はこれまで作中最高だったアークゼロ(時速450km)の4倍。仮面ライダーネオ1号(145t)や仮面ライダークウガ アルティメットフォーム(100t)にも匹敵。前作のグランドジオウと比べてもキック力以外は上回っている。
演算能力
人工知能ゼアと一体化しているため、0.01秒毎に2兆通りもの予想から最適解を選び出して、変身者に伝える。アークゼロの1000倍近い演算能力を誇る。その精度はほぼ未来視の域に達している。
回避不能に見える状況下でも相手の攻撃を回避可能。現在行おうとした行動をキャンセルし、即座に別の行動を実行できる。
素早さ
最早ワープというレベルにまで昇華されている。演算能力と合わせて、どんな状況下でも相手の攻撃を回避し、あまつさえ今取ろうとした行動を即座に中止してまた演算を行い反撃するという格ゲーレベルの凄まじいまでの変幻自在ぶりも可能。
可能性を瞬時に切り替える事で「正面からパンチを食らわせつつ、背後からキックを放つ」という異次元の挙動すら可能。「個々の挙動に対して精密な予測と対応を行う」アークゼロを完全に出し抜く。
武器精製能力
ゼロツープログライズキーには小型化された「シャインシステム」や、アークゼロのように様々な武器や変身アイテムを生み出せる「ビームエクイッパー」を搭載。加工精度はゼロワンドライバーの「約222倍」である。
第40話ではアークゼロの攻撃を防いだりゼロツードライバーを瞬時に生成。第41話ではプログライズホッパーブレードを生成して使用した。第42話ではプログライズホッパーブレードを生成。通常斬撃でアークマギアを元に戻した。
性能
頭部『ゼロツーヘッド』
顔面装甲『ゼロツーマスク』は「SPA」製。演算処理装置『ゼロツーアリスマティック』は戦闘中、人工知能ゼアが適合者の思考を抽出し、敵や周辺情報をラーニングすることで行動予測を行う。導き出された2兆通りもの攻撃や回避のパターンから約0.01秒で最適解を見つけ出して適合者に伝える。
この超高速ラーニングにより戦闘を優位に進められる。制御装置『ゼロツーシグナル』がシグナル伝達システムを制御。適合者とのマッチングや情報伝達ロス、不具合などをチェックしてゼロツーシステムの出力を最大化する。
認識装置
量子レーダーアンテナ『ゼロツーアンテナ』は光の現象を利用して情報を得る。電子的な妨害を避け、これまで探知困難であったステルス技術や電子戦装備を無効化する。あらゆる状況や環境下での情報収集及び空間認識が可能。
視覚装置『ゼロツーアイ』は方式の異なるイメージセンサーを複眼状に集合させたもの。画像処理と組み合わせることでサーモグラフィーやX線撮影をはじめとした多様な情報を抽出できる。さらに行動予測のシミュレーションを可視化可能。
全身
全身に纏うサイバネティックスパワードスーツ『クォンタムテクター』は人体と人工知能が一体となるための基幹装備として、ゼロツードライバーを中心とした量子ニューラルネットワークを構成する。
さらに波動力学を応用した人間強化システムと組み合わせることで各マニューバを高次元で効率化させ、理論上、人工知能の演算速度と同等の速度での行動を可能とする。
各部装甲はスーパーポジショニングアーマー、通称「SPA」製。2種の異なる装甲を重ね合わせることにより同時運用を可能とする。硬度・可塑性・密度を自在に変化させる特殊金属「飛電メタル」製装甲と、「ライダモデル」が変化した特殊装甲「クォンタムアーマー」のどちらか、もしくは両方の性質を利用して、理論上全ての攻撃を防げる。
胴体
次元量子跳躍装置『クォンタムリーパー』はゼアが予測する様々な可能性を同一世界上に展開させる。姿勢制御装置『ゼロツーストリーマ』は指向性を持たせた光を放つ際の圧力により、高速活動時などの姿勢を制御する光子スタビライザー。胸部装甲『ゼロツーブレスト』は「SPA」製。
腕部
上腕部装甲『ゼロツーショルダー』は量子工学の粋が集められた形状で、受けた衝撃や砲弾の運動エネルギーを分散させ、逸らして弾くことで無効化する。姿勢制御装置「ゼロツーストリーマ」の放出口を備え、高速活動時の姿勢を制御して立体的な挙動を可能とする。
赤い手及び前腕部装甲『ゼロツーグラブ』はSPA装甲に飛電メタルをガラス化させたメタルグラスコーティングが施された。強靱性・耐食性の向上、アークの流体金属などへの接触対策として、抗磁力の向上が重視されている。腕力増強装置「アップパンチャー」が装備され、適合者から超人的な力を引き出して62tものパンチ力を発揮する。
脚部
腿部装甲『ゼロツージャンパー』のSPA装甲には超跳躍装置「ゼロツージャンパー」を装備。適合者から超人的な力を引き出すと共に量子力場を操作することで、垂直飛びで200mもの跳躍力を発揮する。これによりキック技の破壊力を飛躍的に向上させる。
脛部装甲『ゼロツーストッパー』のSPA装甲には段階的減衰装置「ステップアブソーバー」を装備。ゼアのコントロールにより衝撃を段階的に吸収し、大幅に強化されたジャンプやキックを行う際に発生する大き過ぎる反動からくる自壊を防ぐ。
ブーツ『ゼロツーホッパー』はSPA装甲による防御力はもとより、キックの破壊力が飛躍的に向上。ゼアが予測する敵の弱点にピンポイントで攻撃をヒットさせるための高い命中精度を有している。必殺技発動時には歴代ホッパーライダモデルを集約・再構成した、ライダモデルの持つキック力を全開放することで、凄まじい破壊力を生み出す。
弱点
元々対アークゼロ用のシステムである都合上、基本的に攻撃手段が殴る・蹴るなどの直接格闘に偏っている為、単独では広域殲滅型の攻撃手段が無い。
ただし、必要ならばゼロツープログライズキーとゼロツードライバーの機能で新装備の生成が出来たり、既存の装備の出力調整の可能性を窺わせている。それらを用いる事で攻撃範囲や火力面、手数の問題はカバーは可能。
活躍
第40話で初陣。アークゼロの結論を予測しきり圧倒。「ゼロツービッグバン」アークゼロを初の単独撃破に追い込んだ。第41話では滅と共にアークゼロと戦闘。飛び回し蹴りを躱されても急制動してアークの攻撃を回避し反撃。
「アーク目掛けて走る」行動から「アークに吹き飛ばされた滅を助ける」行動に瞬時に変えた。プログライズホッパーブレードと滅のアタッシュアローとの同時攻撃で圧倒。最後は「ゼロツービッグバン」と「スティングディストピア」の同時攻撃で撃破した。
第42話ではアークマギア達をプログライズホッパーブレードで全員元の姿に戻した。第44話ではオルトロスバルカンと戦闘。終始圧倒し勝利するも、折れた爪の一撃でダメージを受けた。
映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
仮面ライダーエデン戦において再生能力に苦戦して初敗北。エデンの必殺技「エデンインパクト」は「地面から次々とナノマシンによる棘の柱を出現させて回避するゼロツーを追い詰め、移動範囲を狭めた後に閉じ込めて爆発させる」。
回避出来る可能性が無くなるまで物量で追い詰められ、打つ手がなかった。攻撃自体は耐えきったのだが、ベルトを剥がされて負けた。
装備
飛電ゼロツードライバー
ゼロツー専用の変身ベルト。ゼロワンドライバーに新たなアタッチメントが装着されたようなビジュアルだが、改良発展型と言える完全新規のベルト。反応炉「ゼロツーライズリアクター」により変身者と人工知能ゼアの相互作用を極大化し、余剰エネルギーをフォトンとして貯蔵する事で反応速度を劇的に増加させる。
オーソライザーの機能も健在。各種プログライズキーをスキャンする事で6段階の出力上昇が可能だが、上げ幅がゼロワンドライバーと比べて8割増しになっている。
開発経緯
飛電ゼロワンドライバーを奪われ、衛星ゼアがアーク=仮面ライダーアークゼロに乗っ取られた上、ゼロワン自体が元々対滅亡迅雷.netを前提としており、アークゼロに対応するには頭打ちであった。
打倒アークゼロを掲げて或人が設計。イズの内部に保存されていたバックアップのゼアを起動させる為、アークゼロとの次の接触とその結果についての連続シミュレーションを敢行。
結果、数億通りの試行の末にようやくゼアが起動、イズのセントラルメモリーを変化させる形でプログライズキーが、そのキーからドライバーが生成され完成した。
DX玩具版
ゼロツープログライズキーに「ゼロツードライバーユニット」が付属。DXゼロワンドライバーの可動部分を取り外し、本体右側のコネクト部にユニットを接続する形でゼロツードライバーが完成する。
ただし、ドライバー本体のギミックの都合上、劇中でドライバーを装着した時の「ゼロツードライバー!」の音声は存在しない。この状態でも他のプログライズキーを装填出来、必殺技音声や変身音を流す事は可能。「プログライズ」などの一部音声は流れなくなる。
ゼロツープログライズキー
ゼロツーに変身するための新型プログライズキー。アビリティは「ゼロツージャンプ」。内部には歴代のホッパーライダモデルを集約・再構成したライダモデルを内蔵している。プログライズキーに通信衛星ゼアを合体させたような外見。
ゼア自身が変身者を判別して認証する為にオーソライズを行う必要がなく、スイッチを押すだけで自動的にキーモードへと移行する。
性能
キー左部分のレンズ状のパーツ「セントラルゼア」には人工知能となったゼアを格納。レンズ部分を「ビームエクイッパー」として使用する事で、最大で50㎤ほどの物質の構築が可能。
シャインシステムを小型化した左端部「サテライトモジュール」からバリアを張るなどゼアの独自判断による防衛行動も出来、これにより初登場時に或人の危機を救っている。
その他の用途
これ自体が大量のデータを保存する記録媒体であり、セントラルゼアの機能によりデバイスの精製やデータのやり取りも可能と、変身以外にも結構な汎用性を持つ。『ファイナルステージ』ではサウザー課に一時的に貸し出され、不破と唯阿の変身用チップのデータ復旧に使われている。
DX玩具
過去の最強フォーム関連アイテムと同様、主人公の各種台詞が収録されている。また、こちらはゼロツードライバー本体と異なり、『ゼロワン』における大半のベルト系DX玩具としっかり連動可能。
ゼロワンドライバーでの音声遊びも難なく可能。また、アークドライバーゼロとサウザンドライバー(こちらは認証モードにしないままキーを展開すれば違和感なく遊べる)以外の他のベルトとの連動も違和感無く可能。
必殺技
ドライバーのキーを押し込んで発動。技のモーションはシャイニングホッパーの「シャイニングメガインパクト」に近い。トドメに敵を蹴り込む際に大きく「02」の数字が表れる。
アークの乗っ取りからヒューマギアを引き剥がす力も持つ。第40話では雷からアークを引き剥がした上でさらに攻撃を加えている。カットインの文字はゼロワンとは違う新たなフォント。
『REAL×TIME』では発動と同時に超高速移動をすることでアバドン軍団を蹴散らした。ガンバライジングでは光と共にゼアの内部に移動して相手の位置をラーニングし、ロックオンした相手に上空からライダーキックを放つ。ゼロワンと同じフォントが使用されている。
ゼロツーカバンストラッシュ
「REAL×TIME」にて使用。アタッシュカリバーにゼロツープログライズキーを装填して発動する。オレンジ色の衝撃波を飛ばした。再生されてしまったとは言えエデンの片腕を丸ごと消し飛ばす威力を見せた。
ライダーパンチ
シティウォーズで使用。仮面ライダー2号を彷彿とさせるポーズで右腕にエネルギーを貯め、ジャンプパンチを放つ。
オーソライズ×ビッグバン
ガンバライジング限定技。「ゼロツービッグバン」とバルカンの「ランペイジオールブラスト」、バルキリーの「ダッシュラッシングブラスト」、仮面ライダー迅の「バーニングレイン」、仮面ライダー滅の「スティングカバンシュート」との同時攻撃。
平成ライダーとの差別化
最強フォームで名前が別のライダーになる、ベルトそのものが新型にバージョンアップされる、初期形態のアレンジに収まるシンプルなデザインなど、前例のない要素が多い。「令和の新しいスタイル」の象徴と言える。
公式はこのデザインについて
「ゼロワンという工業製品のフルモデルチェンジ、新製品感を大事にしたデザイン」「大袈裟では無いけれど見るからに先代より速そう、強そう、というビジュアルを大事にした」といった解釈を示している。
備考
仮面ライダーゼロツーの情報が公開される少し前2020年5月23日に放送されていたドラえもんで「仮面ライダーゼロワン」のパロディとして「カメライダーゼロツー」というものが登場していた。先行して2020年6月1日にバンダイから情報が公開された。
前作の最強フォームであるグランドジオウの初登場はEP40。仮面ライダーゼロツーも第40話であるため同率の遅い登場となる。初変身をした7月26日はゼロワンが初登場した劇場版ジオウから一周年の日。ゼロワン登場から丁度一年経っての登場となる。
仮面ライダーアークワン
アークドライバー!
「滅……。イズを破壊して、心は痛まなかったのか?少しも苦しいと思わなかったのか!?……俺はお前を許さない……!変身!!」
アークワン! シンギュライズ! 破壊・破滅・絶望・滅亡せよ……コンクルージョン・ワン……! アークワン!
スペック
身長:199.9cm
体重:100.1kg
パンチ力:54.2t
キック力:104.4t
ジャンプ力:ひと跳び93.6m
走力:100mを0.6秒
概要
アークドライバー ワンとアークワンプログライズキーを用いて変身した姿。初登場は『仮面ライダーゼロワン』第42話「ソコに悪意がある限り」。
実質的なラスボスに当たり、仮面ライダーゼロツーの様に仮面ライダーアークゼロから派生したライダーである。変身音声は意訳すると「結論は一つ」といったところ。
変身
アークドライバーゼロにアークワンプログライズキーをセットして変身。「アークドライブコア」内でライダモデルとロストモデルを対消滅させる。
さらに人間の悪意を加えることでより高純度のエネルギーを取り出す「シンギュライズ」によって、半壊した衛星アーク型のビジョンが出現。流体金属による素体と、半壊した通信衛星アークを象った3Dのライダモデルが出現し、アークのモデルが素体をすり潰すように高速回転。
スーツとアーマーを形成・装着する事で変身が行われる。初変身時にはキーを起動すると同時にアークドライバーが出現し変身していた。
外見
ゼロワンを模した装甲を纏ったアークゼロというべき容姿をしている。不気味なフォルムを持ちつつも、ゼロワン・ライジングホッパーに近いヒロイックさを兼ね備えている。
ボロボロのデザインだった上半身部分が白い装甲に覆われ、仮面ライダーらしいフォルムになっている。頭部アンテナは左右非対称ながら左側の長さが増えており、マスクを装着した事でミスマッチ感はある程度軽減されている。
ゼロワンに似ながらも「色」を失ったその姿は骸骨や亡霊にも見え、単なる「悪意」に留まらないあらゆる人間の負の感情が仮面ライダーの形をとったような痛ましくも恐ろしい見た目。
戦闘能力
アークゼロをさらに上回るスペックを持つが、ゼロツーには及ばない。特にジャンプ力と走力で大きく差をつけられている。演算能力についても進化前から変わらず「億」単位のままであり、ゼロツーの「兆」には及ばない。
敵の攻撃を可能な限り予測能力で避けるゼロツーとは対照的に、敵の攻撃をそのまま受け止め、スパイトネガによるカウンターに重きを置く。後ろから撃たれたバルカンやバルキリーの攻撃を振り返る事なく全て避けきったり、滅のスティングディストピアを初動で潰して発動させなかった。
特殊能力
基本的な機能はアークゼロと同じ。変身者の「悪意」を力に変換し悪意の波動「スパイトネガ」を生み出せる。ただのパンチに爆発的なエネルギーをこめ、通常のマギアを爆散させる。
スパイトネガの射出はアークワンの意思で自由にコントロールできる。触れた相手に直接悪意を流し込むカウンター攻撃としても利用可能。劇中ではサウザンドジャッカーによるジャックライズでデータを奪われそうになった所をスパイトネガを逆流させてジャッカーを破壊した。
変身者の悪意以外の感情を鎮静化させ、意識をネガティブな面に集中させる。人間・ヒューマギアを問わず自我を持つ存在を一方的に攻撃する。引力と斥力を操る能力も持ち、敵の自由を完全に奪ったりある程度の飛行も可能。
活躍
第42話で初陣。人類滅亡のため蜂起した滅達とそれを迎撃する不破達、滅をアークにさせまいと乱入した迅の前に飛来。衝撃波で一掃した。その後はバルカン・バルキリー・迅は無視し、滅とマギアのみと戦った。
第43話ではランペイジバルカン、バルキリー、サウザーと交戦。攻撃をいなすが反撃は最小限に。サウザンドジャッカーでデータを奪おうとしたサウザーを返り討ちにしてサウザンドライバーを破壊。不破と唯阿の脳内チップのデータを抹消することで変身不能に至らしめた。
滅と集結したマギア達との戦闘では、群がるマギア達を蹴散らしながら滅を集中攻撃。最大レベルの「パーフェクトコンクルージョン」を放ち、割り込んできた迅を殺害した。第44話では滅アークスコーピオンと戦いドライバーを壊された。
性能
大本はアークゼロとほぼ同様だが、いくつかの機能が変更・オミットされている。
頭部「アークワンヘッド」
右目の「エクリプスアイ」と左目の「アークワンフェイスビジョン」で、あらゆる映像媒体から視覚的情報を入手する。
捻じ曲がった左側のアンテナ「アークワンフェイスアンテナ」は各種電子機器へのハッキングを行う。人間の脳波に干渉する機能はない。
額の「アークシグナル ワン」は変身者の精神に干渉し、悪意以外の感情を鎮静化する事で意識を集中。変身者の身体が常に最大の機能を発揮するようにシステムを調整する。
これにより、人間もヒューマギアも関係なく、自我を持つ存在を一方的に攻撃する。変身を解除してもこの影響はある程度残留する。ライダーシステムを破壊しない限り、悪意の侵食が延々と続く。
胴体
胸部アーマー「デウスエクスパイト」には「X」字に交差する赤いライン「エクスレッドポジション」が走っており、ここから悪意の波動「スパイトネガ」を衝撃波のように放つ事で攻撃出来る。
インナースーツ「シュレーディングテクター」は流体金属を封入。柔軟性を維持したまま装甲の堅牢さを発揮する。生命維持機構は極端なまでに削り落とされている。
腕部
両手「アークワンガントレット」にビームエクイッパーを搭載。武器の生成も引き続き可能な他、ここからスパイトネガを放てる。両肩のアーマー「アークワンショルダー」は粒子加速器がオミットされて防御と刺突に特化。
鉤爪「スパイトネイル」は大腿部の「アークワンキュイス」から供給されるエネルギーによって引力と斥力をコントロールし、あらゆる敵の自由を奪い取る。
使用アイテム
アークドライバー ワン
CV:速水奨
専用の変身ベルトで、アークドライバー ゼロの発展型。アークワンプログライズキーの起動と同時に元々のドライバーを包み込み、変異する形で誕生した。本作において唯一日本語で変身音声が流れるドライバー。
待機形態ではアークドライバー ゼロと同じ見た目だが、シンギュライズと共に装甲「デウスアーマー」が反対側に倒れて変形し、左右対称の白いドライバーになる。
性能
機能はアークドライバー ゼロとほぼ同じ。中枢部の「アークドライブコア」にはアークの概念=心に芽生える悪意のデータが宿っている。アークゼロの時のように変身者を直接操作する事は出来ない。
「シンギュライズリアクター」は、人間の悪意を利用して新たなシンギュラリティに達する「シンギュライズ」を実行するため。
「アークローダー」は起動スイッチとしての機能が撤廃され、変身状態で押す事で必殺技の発動に必要な悪意のラーニングレベルを選択する。ラーニングレベルは1から順に「悪意」「恐怖」「憤怒」「憎悪」「絶望」「闘争」「殺意」「破滅」「絶滅」「滅亡」の10段階が設定されている。
アークワンプログライズキー
マリスラーニングアビリティ!
アズが第35.5話で滅亡迅雷のシンギュラリティテストに使用していたプログライズキー。本来ライダモデルが描かれている部分はICチップ型の「アークスペック」となっており、ZAIAスペックと同じ要領で変身者と接続し、データをやり取りする。認証機能が全く存在せず、ライズスターターを押すだけで起動状態に入る。
性能
左側のアークワンの頭部を模したパーツ「アークオブゼム」はデータの記録媒体。シンギュラリティに至り、自我を得たヒューマギアのビッグデータと人類の悪意の歴史に関するデータが保存されている。
これはシンギュライズの際に、アークワンの左目を模したレンズ「キャタリストレンズ」を通じてドライバーのシンギュライズリアクターに干渉し、新たな技術的特異点に達するための悪意のデータとして送信される。
立体物
プレミアムバンダイからアークドライバーとアークワンプログライズキーが発売。DXゼロワンドライバーをベースにはしているものの、外見やギミック、膨大なセリフ量など最早面影がない程に多数の変更がなされている。
アークゼロ、アークワン共に劇中でのシーンを再現できる他、互換性のあるプログライズキーをセットする玩具オリジナルの組み合わせも可能。アークドライバーゼロの状態では、ゼロワンドライバーと同じ位置にオーソライズさせられる。
台詞の量や完成度はぶっちゃけCSMレベル。ただし、ゼロワンドライバーと違ってスキャン時にドライバー側が反応しない為、オーソライズ時のスキャンが行いにくい。アークドライバー本体にはアークと或人、アークワンプログライズキーには或人とアズのセリフが多数収録されている。
武器
アークゼロ同様武装の製造能力も持つ。プログライズホッパーブレードはクラスターセルを用いた攻撃・防御機能が健在。最終回では大量の武装を次々と生成しアークスコーピオンと激闘を繰り広げた。アタッシュカリバーの二刀流なども披露。
アークの概念
アークは本体が宿った衛星ゼアを雷に破壊されて消滅。公式サイトでは「変身者に芽生えたアークがその心に宿っている」と記述されている。アークワンが保有するそれは「アークと呼ばれるナニカを定義するデータ」だと考えられる。
アズの「アーク様は、滅びることのない神様になったの」「神様って心に宿るものでしょ? 大いなる悪意が生まれた時、アーク様は再び蘇る」と説明されており、「悪意=アーク」という図式ができており、“変身者”は己の心に宿った悪意(アーク)によってアークワンの力を得、そしてアークそのものとなったと言える。
必殺技
パーフェクトコンクルージョン
キーを押し込むことで発動。ドライバー上部の「アークリローダー」を押しこむことで「悪意」「恐怖」「憤怒」「憎悪」「絶望」「闘争」「殺意」「破滅」「絶滅」「滅亡」の10段階の悪意を貯めこみ、ラーニングレベルに応じて必殺技の威力を変える。直訳だと「完璧な結論」、転じて「唯一の結論」。
ラーニング5
赤黒いエネルギーを放出しつつ自身に収束させた後、全方位へスパイトネガを放出して周囲を殲滅する。レベルとしては半分ながらバルカン・バルキリー・滅・迅の4人をまとめて変身解除へと追い込んだ。
ラーニングエンド
空中に飛び上がり、赤黒いエネルギーを収束させてライダーキックを叩き込む。劇中では「絶滅」までチャージした後、滅の放ったスティングディストピアを赤いエネルギーを込めたパンチで迎撃した後に放っている。滅を庇った迅諸共吹き飛ばし、高スペックを誇る迅バーニングファルコンを一撃で破壊した。
文字演出
アークゼロのものに近いが、さらにノイズが増えている。画面いっぱいに表示される時には文字が「倥」「螺」「儡」「蟆」などの漢字に一瞬変化しては元に戻ったりを繰り返す。
通信衛星アークを覆うように回路図のエフェクトがあるのも特徴。発動後しばらくは、歩く度にエネルギーの跡が残るようで、アークワンに破壊されたマギアの破片はこのノイズに溶かされるような描写がある。
その他
ファイナルストラッシュ
生成したプログライズホッパーブレードの刀身にクラスターセルを纏わせ、銀色の斬撃を放つ。他にも劇中ではアタッシュカリバーやアタッシュショットガンも生成した。
オールコンクルージョン
ガンバライジングオリジナル技。瞬獄殺の如く相手を暗闇に包み、連続打撃を浴びせた後、相手の背後にどこからともなく現れ、そこからパーフェクトコンクルージョン(ラーニングエンド)同様に赤黒いエネルギーを纏った蹴り上げを腹部へ叩き込んで止めを刺し、空中へと打ち上げて爆散させる。
立ち位置
公式サイトではゼロワンの派生ライダーとして扱われているが、OPでゼロツーは登場したがアークワンは登場しなかったりするなど、あくまでも公式でのゼロワンの最強フォームは仮面ライダーゼロツーである。これで或人の変身するライダーが劇場版を含めて4人となり、更に記録を更新した。
備考
実質誘導された形だったとはいえ、主人公が自らの意思で闇堕ちし、あまつさえラスボスポジションに就くのは今までのライダーシリーズでも前代未聞の出来事であり、或人役の高橋氏の演技やイズの破壊と併せて衝撃を受けた視聴者は少なくなかった。
そのためか、アークの声を担当した速水奨氏のオールアップは41話時点で伏せられ、42話放送後に明かされた(ベルトのシステムボイス自体は引き続き速水氏の物)。
路線変更前の設定
劇場版公開後の公式Twitterの発言や、製作陣への雑誌インタビューによれば、当初のアークゼロの設定は、ゼロツーに敗北した後別個体のヒューマギアに宿り、様々な人間をラーニングして行くことで進化した姿のはずだった。最終的な変身者は滅で「ゼロツー対アークワン」の構図になる予定だった。
ガンバライジングのフレーバーテキストで「ゼロワンに立ちはだかる」と紹介されていたり、変身演出ではアークゼロから変身していたり、児童誌の先行情報や特写では「ゼロツー対アークワン」という構図が掲載されていた。
変更後の処置
TV本編では収録話の短縮などもあってか設定・ストーリーが大きく変更されたらしく、これらの内容は実現しなかった。コロナ禍の影響で街での撮影が困難になり人間をラーニングしていくという描写がしづらくなってしまった。
またその展開では或人が抱えているものがあまりにも薄っぺらく、ただ単調な善意の塊として良い事を言うだけで、滅との対決も最終的に説得で終わってしまうと懸念された。
善悪を逆転させるという意義も込めて或人がアークワンの変身者となった。劇場版でも登場が予定されており、彼の代役としてアズが抜擢された。
本編未登場形態一覧
シューティングウルフ
撃ちまくまくりスティ!シューティングウルフ! The elevation increases as the bullet is fired.
概要
オオカミのデータイメージを保存した「シューティングウルフプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは青、複眼の色は赤。変身音声の最後に流れる英語は、「弾丸を放ち更なる高みへ」。
特徴
オオカミのデータにより、格闘技の攻撃速度や命中精度が向上。アタッシュカリバーの斬撃を「ファングバレッツ」という蒼いオオカミへと変化させる能力を持つ。ファングバレッツを連続で放ち、群れを成して一斉に突撃させることも可能。
パンチングコング
剛腕GOGO!パンチングコング! Enough power to annihilate a mountain.
概要
ゴリラのデータイメージを保存した「パンチングコングプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは黒、複眼の色は黄色。変身音声の最後に流れる英語は、「山すら吹き飛ばすほどの怪力」。
特徴
ゴリラのデータにより、変身者の腕力と防御力が向上。各部にパワーユニットが装着されており、怪力を活かした格闘戦を得意とする。
全身の装甲を右腕に集中させることで巨大な拳「マキシムコンガー」を形成し、超強力なパンチを放つことも可能。
ラッシングチーター
スピーディーナンダー!ラッシングチーター! Try to outrun this demon to get left in the dust.
概要
チーターのデータイメージを保存した「ラッシングチータープログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーはオレンジ、複眼の色は青。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「塵さえ置き去りにするこの悪魔を追い越してみろ」という意味合い。
特徴
チーターのデータにより、変身者の走力と反応速度が向上させている。特に走力は著しく上昇しており、最高時速189km/hものスピードで疾走することが可能。
反応加速装置「ハイリアクレーター」の機能によって対象の動きが止まって見えるほどの超高速戦闘を可能としている。
スパーキングジラフ
Muscle Voltage!スパーキングジラフ! Bursting sparks fly at full force.
概要
キリンのデータイメージを保存した「スパーキングジラフプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは黄色に近いオレンジで、複眼の色は青。英語の意味は「破裂する火花が全力で飛ぶ」。
特徴
キリンのデータによって変身者の首周りと体幹を強化し、格闘の威力を高めている。胸部装甲に内蔵された大容量のバッテリーは全身各部と直結しており、打撃に電撃を纏わせて追加ダメージを与えられる。頭部の2本の角を電極とし、頭突きと同時にスパークさせて攻撃する。
玩具版はトイザらス限定で、飛電ゼロワンドライバーを装着して来店することで購入できるキャンペーン品として販売されていた。
アメイジングヘラクレス
荒い!強い!硬い!アメイジングヘラクレス! With mighty horn like pincers that flip the opponent helpless.
概要
ヘラクレスオオカブトのデータイメージを保存した「アメイジングヘラクレスプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは黄緑、複眼の色はオレンジ。英語の意味は「相手を無力に反転させるはさみのような強大な角を持つ」。
特徴
ヘラクレスオオカブトのデータによって変身者の腕力と脚力を高め、さらに大胸筋を限界まで強化することで凄まじいパワーを発揮できる。
頭部の角「ハーキュリーホーン」は装着者の意思に応じて長大化する特性があり、巨大な敵であっても一振りで投げ飛ばすほどの力を秘めている。
余談
イラストが公開されると、「正面図がブレイドにしか見えない」「カラーリングと横顔はガタキリバにも見える」とSNS上で話題に。ただし変身音声はどちらかというとジオウに忠誠を誓う3人目のライダーである。
スティングスコーピオン
Dangerous warning!スティングスコーピオン! Stung with fear by the power claws.
概要
サソリのデータイメージを保存した「スティングスコーピオンプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは紫色、複眼の色は黄色。英語の意味は「力の爪に恐れて刺された」。
特徴
サソリのデータによって高度な耐毒装備と抗体精製能力を持つ。毒を用いる相手との戦闘で真価を発揮し、その毒性を打ち消す強力な解毒剤を瞬時に精製できる。パンチを打ち込むと同時に解毒剤を過剰投与し、体内バランスを強制的に崩壊させて撃破することが可能。
ライトニングホーネット
ラララ!雷鳴!雷電!電撃!ライトニングホーネット! Piercing need le with incred ib le force.
概要
ハチのデータイメージを保存した「ライトニングホーネットプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは黄色、複眼の色は紫。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「信じられない力を秘めた鋭い針」という意味合い。
特徴
ハチのデータにより、急加速・急停止を駆使した空中戦を得意とする。 ハニカム構造となっている胸部装甲はウェポンベイとして機能し、雷撃を放ちながら対象を追尾するマルチロックミサイルを発射できる。
右足にハチの腹部を模した装甲が備わり、バルキリーと同じく爪先にライトニングニードルを展開できる。右足を軸としてきりもみ回転しながら急降下し、対象の中枢部を破壊するドリルキックを得意技としている。
ガトリングヘッジホッグ
Unstoppable rapid shots!ガトリングヘッジホッグ! Infinite spines shoot towards the enemy.
概要
ハリネズミのデータイメージを保存した「ガトリングヘッジホッグプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは緑色、複眼の色は濃いオレンジ。英語の意味は「無限の棘が敵に向かって撃つ」。
特徴
ハリネズミのデータにより、各部の装甲にわずかに触れただけでもダメージを与える鋭いトゲ「ペイニードル」が生えている。
体を丸めることで「ヘッジボーラー」という形態となり、高速回転しながら飛び込んで全身のトゲを全方位に連射することも可能。
エキサイティングスタッグ
Sharpness twin blades!エキサイティングスタッグ! Razor sharp blades will cross paths.
概要
クワガタムシのデータイメージを保存した「エキサイティングスタッグプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは橙色、複眼の色は黄緑。英語の意味は「剃刀の形状をした刃が小道を横断する。
特徴
クワガタムシのデータによって外骨格型の強化装置を装備しており、防御力と腕力が高められている。胸部から角型のブレード「シザースタッガー」を展開し、対象を切断する攻撃を得意とする。
変身者が窮地に陥った場合は闘争本能を引き出す「エキサイティングモード」へと移行。怒れるクワガタムシのような猛攻で状況を打破し、勝利と生存を確実なものとすることができる。
クラッシングバッファロー
Powerfull Rush!クラッシングバッファロー! This charge attack will send you flying.
概要
バッファローのデータイメージを保存した「クラッシングバッファロープログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは赤、複眼の色は水色。英語の意味は「この突撃攻撃はお前を飛ばす」。
特徴
バッファローのデータにより、分厚い装甲に覆われた脚部が凄まじい突進力を発揮する。足先には強靭な蹄が備わり、一撃で対象を粉砕するほどのローキックを放つ。
頭部には超硬度の角「バルクラッシャー」を装備。これを突き出しながら突撃する戦法を得意とし、厚さ20mの岩盤をも容易く粉砕できる。
トラッピングスパイダー
Impossible to escape!トラッピングスパイダー! No one can escape its web.
概要
クモのデータイメージを保存した「トラッピングスパイダープログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは紫、複眼の色は黄色。英語の意味は「誰もその蜘蛛の巣からは逃れられない」。
特徴
クモのデータにより、無音での壁面移動を可能にするといった奇襲に適した機能を多数搭載している。戦闘時は両手両足から展開される4本の刺突アーム「アラークネ」を自在に操り対象を攻撃。
装甲各部の隙間から電磁拘束ワイヤー「カラミティテリトリー」を射出して罠を張り巡らせることも可能。領域に侵入した敵は確実に捕縛され、ワイヤーを流れる特殊電流により行動不能となる。
ストーミングペンギン
Spining Cyclone!ストーミングペンギン! The winds are at his command.
概要
ペンギンのデータイメージを保存した「ストーミングペンギンプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは水色、複眼の色は濃い黄緑。英語の意味は「風は彼の指揮下にある」。
特徴
両肩の羽を模した流線型の装甲や、両足の水かきのような装甲などでペンギンの能力を体現している。
搭載された推進装置「ピングストム」により、水中を高速で移動することが可能。地上戦においてはカテゴリー3のハリケーンに匹敵する最大風速の暴風を放ち、対象を吹き飛ばす。
スプラッシングホエール
King of the sea!スプラッシングホエール! An aqua current that encompasses everything around it.
概要
クジラのデータイメージを保存した「スプラッシングホエールプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは濃紺、複眼の色は黄緑。英語の意味は「周囲のすべてを包含する水流」。
特徴
クジラのデータにより、放水ユニットや超音波を利用した攻撃機能を備えている。必殺技発動時は大気中の水分を利用した巨大なクジラの尾「ギガンカイトス」を形成。大地が波打つほどの衝撃を勢いよく対象に叩きつけ、標的に大ダメージを与えられる。
アメイジングコーカサス
When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. Presented by ZAIA.
概要
コーカサスオオカブトのデータイメージを保存した「アメイジングコーカサスプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは金、複眼の色は紫。英語の意味は「5つの角が交差するとき、黄金の兵士サウザーが生まれる。提供はZAIA」。
特徴
コーカサスオオカブトのデータにより、強化装甲は表層を覆う硬化樹液コーティングで防御力と艶が高められている。
戦闘時は内部に蓄えられた硬化樹液を利用し、3本の巨大な角「ビートライズホーン」を形成。対象を角でホールドし、凄まじいパワーで圧壊させることが可能。
スカウティングパンダ
There is nothing unknown to his eyes.
概要
パンダのデータイメージを保存した「スカウティングパンダプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。アーマーカラーは白、複眼の色は黒。英語の意味は「彼の目に知らないものはない」。
特徴
偵察行動と武器の扱いに主眼をおいた機能を備え、対象のあらゆる情報を収集・分析して戦闘などに役立てる。
敵から鹵獲した銃などの使用方法を瞬時にラーニングして使いこなすことも可能。装甲内部には高出力レーザー銃や笹型の監視ユニット、敵施設破壊用の無音爆竹なども格納されている。
バーニングファルコン
Revive like phoenix!バーニングファルコン! The strongest wings bearing the fire of hell.
概要
ハヤブサのデータイメージを保存した「バーニングファルコンプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは真紅、複眼の色は青緑。形状はフライングファルコンと似ているが、各所に羽のようなクリアパーツが追加されるなど細部に変化が見られる。変身音声の英語を意訳すれば「不死鳥の如く蘇れ」「地獄の業火をもたらす最強の翼」。
特徴
戦闘時は腕部を1800℃にまで加熱し、超高熱の手刀で標的を溶断する。また、背中から燃え滾る炎の翼を展開しての高速突撃も得意とする。必殺技発動時は全身から灼熱の炎を噴出させ、高高度からの急降下によって一撃で爆散させる。
ファイティングジャッカル
ハント! オーソライズ! プログライズ! Critical finishing swing! ファイティングジャッカル! Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.
概要
ジャッカルのデータイメージを保存した「ファイティングジャッカルプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーは黄土色、複眼の色は赤。変身音声の英語を意訳すれば「致命的な最後の一振り」「戦乙女のように戦いの運命を決める」。
特徴
両手足の爪「デッドエングレイブ」と専用の大鎌「テリトリーサイズ」を用いた高速の接近戦を得意とする。ジャッカル型のサポートユニット「ジャッカルテット」を実体化させて使役する。
光学操作システムによって自らの姿を黒い幻影と化し、相手を視覚的に攪乱するなど、文字通り敵を狩ることに特化している。テリトリーサイズには暴走プログラムによって狂ったマギアを鎮静・正常化するという、プログライズホッパーブレードのような機能が追加されている。
インベイディングホースシュークラブ
ハード! オーソライズ! プログライズ! The stern military soldier! インベイディングホースシュークラブ! Heavily produced battle armor equipped with extra battle specifications.
概要
カブトガニのデータイメージを保存した「インベイディングホースシュークラブプログライズキー」を飛電ゼロワンドライバーにセットして変身した形態。
アーマーカラーはグレー、複眼の色は赤。変身音声の英語を意訳すれば「厳格な軍事兵士」「量産型戦闘装甲に追加戦闘機能を追加」。
特徴
カブトガニ由来の高い防御力で接近し、多彩な蹴り技を駆使した激しい接近戦や干潟における奇襲戦を得意とする。ダメージを負った際は脱皮のように装甲をパージし、より強固で分厚い装甲を再生成することができる。
また、装甲各部には鋭いトゲが備わっており、右足先にはカブトガニの尾剣を模した刃状の蹴撃装置「フォッシルボーン」を装備。必殺技発動時は各部のトゲから噴射する青い特殊な液体で敵の外装を化石のような状態に変化させ、鋭いキックで粉砕する。
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以上です。これで紹介を終えます。