今回解説する仮面ライダーはバースです。
伊達明
名前の読みはだてあきら。『仮面ライダーOOO』の登場人物。 年齢は30才。演じたのは岩永洋昭。鴻上会長に雇われており、仮面ライダーバースの装着者。
目次
- 伊達明
- 概要
- 外見
- 性格
- 面倒見
- 描写
- 医者として
- 変身ポーズ
- 感性
- 食事
- 過去
- 主な人間関係
- 火野映司
- 後藤慎太郎
- アンク
- ドクター真木
- 劇中の動向
- 序盤
- リタイア
- 再登場
- 本編外の活躍
- 『フォーゼ&オーズ』
- 『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』
- 『NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』
- 備考
- 中の人
- 後藤慎太郎
- 概要
- 服装
- 欲望
- 戦闘での活躍
- 映司との関係
- ネタキャラ
- バズーカ後藤
- 派生ネタ
- 劇中の動向
- 初登場
- 序盤
- バース
- 特訓
- 後半
- 変身
- 最終回付近
- 本編外の活躍
- 仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE
- その他
- 仮面ライダーバース
- スペック
- 概要
- 外見
- 変身
- 戦闘能力
- 特徴
- 性能
- 装備
- バースドライバー
- バースバスター
- ライドベンダー
- バースCLAWs
- ブレストキャノン
- ドリルアーム
- クレーンアーム
- キャタピラレッグ
- ショベルアーム
- カッターウィング
- CLAWsサソリ
- バース・デイ
- 概要
- コスト
- 活躍
- バースX
- 概要
- 変身
- 戦闘能力
- 活躍
- バースドライバーX
- その他変身者
- 火野映司
- 里中エリカ
- ライドベンダー隊の皆さん
- 玩具
- 客演
- 仮面ライダージオウ
- 共通点
- その他
- 仮面ライダーバース・プロトタイプ
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 活躍
- sic
- 仮面ライダーデス
- 概要
- 描写
- 外見
- 活躍
- 仮面ライダーリバース
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 武装
- 活躍
- ゲーム作品
- ガンバライド
- ガンバライジング
- バトライド・ウォーシリーズ
- シティウォーズ
- memory_of_heroez
- その他
伊達明
「さぁて、稼ぎますか! お仕事お仕事」
概要名前の読みはだてあきら。『仮面ライダーOOO』の登場人物。 年齢は30才。演じたのは岩永洋昭。鴻上会長に雇われており、仮面ライダーバースの装着者。
フライトジャケットを着こなし、刈り上がった頭とヒゲ面、セルメダルを大量に入れたミルク缶を肩に担いでいるのが特徴。相棒はゴリラカン。
16話にて初登場した。セルメダルの収集を会長から命じられており、ヤミーやグリードとの戦いもセルメダルの効率的な収集を目的に戦う。
恋愛には聡く、女心の機微に通じた一面もある。自分自身の芯は強く、美人(23-4話)や大量の札束(31話)の誘惑にも簡単に心を動かされたりすることはない。
主な人間関係
火野映司 / 仮面ライダーオーズ
中盤、鴻上生体研究所で同居。彼の研究室で寝泊まりしたり、研究室にコタツを持ち込んだり、研究室でおでんを作ってうっかりキヨちゃんを煮込んだりと、とにかくフリーダムな行動をする。
備考
バースとして戦っていた頃は、戦闘で稼ぐメダルより消費するメダルの方が多く、赤字であった。鴻上会長からもその点を指摘されてはいた。
ネタキャラ
最終回付近
概要 『仮面ライダーOOO』に登場する2号ライダー。 鴻上生体研究所が開発したスーツシステム。 名前の由来は「出生、誕生」を意味する「BIRTH」から。平成ライダーでは珍しい追加装備や強化フォームが一切登場しなかった2号ライダー。
鴻上ファウンデーションが開発した可変形型特殊モーターサイクル。カンドロイドを活用するための拠点と、高い機動性を有するビークルを一体化させるというコンセプトのもとに製作された。
バースCLAWs
胸部・背部・両肩・両肘・両膝・両足の10ヵ所に配置されている、武装拡張用ハードポイントを兼ねたエネルギー中継ユニット。
“CLAWs”は、「Cannon・Leg・Arm・Wing・ system」の頭文字を取ったもの。セルメダルを1枚投入してガシャポンすると、武装が転送されてきて使用できるようになる。
右手に装着するドリル型の近接格闘用ユニット。アーム先端に備わる「ブライトンビット」の高速回転によるピンポイント攻撃が可能で、ヤミーやグリードを削ってガリガリとセルメダルを剥ぎ取れる。
左手に装着される近接型格闘ユニット。ヤミーを片手で持ち上げて振り回す程のパワーを備えている。主に寄生型のヤミーを宿主から剥ぎ取る際に活躍する。
背中に装着する飛行型支援ユニット。ウィングの名前通り高速飛行できる。背部への装着によって時速300kmの高速飛行能力を与える。理論上では音速の突破も可能。飛行中はストロンジウム製の主翼「ソレントエッジ」そのものが標的を切り裂く刃となる。
CLAWs6種が合体して出来るサソリ型の自律機動メカ。バース本体の動きと連動して腕や尾を繰り出して戦う。また、水上移動も可能。
CLAWsの全ユニットを装着した形態。伊達曰く「とっておき」 。名前の由来は「誕生日(Birthday)」。この状態では常に頭部が発光している。
性格
かなり自由奔放で大雑把。フランクな人柄で、変人の真木にも気兼ねなく絡んでいた。伊達は当初陰で真木を「苦手」と評していたため、積極的な絡みは彼なりの打ち解け方であった模様。
面倒くさがりだが遊園地の遊具を楽しむなど、無邪気な一面も。反面、人生の厳しい部分を見てきたと思わしき達観した顔を見せる時も。仕事の報酬は「一億」。 仕事の話になると人差し指を立てて「こんだけ(一億)稼ぐ」と口にするのが常。
面倒見
欲望に対して非常にストレートな信念を持っており「自分を泣かせない」人物を好む。非常に面倒見の良い人物でもあり、当初は嫌いだと切り捨てていた映司をサポート。
バースになれなくて悩む後藤さんを指導したりしている。 人間性に優れているためか、一部(ドクターや里中)を除いて登場人物の大半からは慕われている。
描写
かなりちゃっかりしており、新コンボ登場などで盛り上がってるのをよそに収集していくので、視聴者からKY扱いされる事も。しかしその身体能力は高く、後藤が抑えきれなかったバースバスターの反動を物ともしない。
1000回記念放送の際には、記念映画撮影のために『伊達組』を結成。映画監督を勤めた。ノリノリでTシャツまで作成。バースのテーマ曲「Reverse/Re:birth」でも登場している。
発展途上国に医療学校を建てる願望を持っている。「医者が先に死んでしまっては誰も助けることができない」という戦場の医師としての信念を持つ。他者のために自身の命を平然と投げ出す戦い方さえしてしまう映司とは、対照的に描かれていた。
変身ポーズ
バースドライバーを腰に装着後、サソリセルメダルをコイントスの要領で真上に飛ばし、左手で掴み、「変身!」と言いドライバーに装着、ハンドルつまんで2回転させて変身する。
なお伊達・映司(と里中)は指でつまんでハンドル2回転で変身するのに対して、後藤は2回目以降手の平で一気に回転させて変身している。
シャチパンダヤミーを「可愛い」と言う、強奪した札束を往来でばらまくクロアゲハヤミーを見て「随分気前のいいヤミーちゃんだこと」と発言するなど、ジョークの利いた一面も見せる。
食事
おでんが好物。真木の研究室から砂漠まで環境を問わず、缶詰や鍋を持ち込むなどあの手この手で調達している。今でも行き付けの露店があるらしい。一方ケーキなどの甘い物は苦手。鴻上作製のケーキを平然と残して彼を唖然とさせたことがある。
かつては紛争地域など世界各国で活躍する医療チームに所属。各国を回って医療援助を行い、その傍らで自衛のために自らも戦っていたため「戦う医者」と呼ばれていた。だが、銃弾に倒れて帰国。左後頭部にまだ銃弾が残っている。
このことを知っているのは馴染みである藤田医師と真木だけであったが、後に鴻上、後藤にも知られることとなった。摘出手術は非常にリスクが高いことから、海外の闇医者に手術を依頼しようと考え、その費用を捻出するために、一億を稼ごうとしていた。
鴻上光生にスカウトされ、バースの装着者になった。過去に映司の事を目撃しており、映司の自分の事を蔑ろにする原因を見抜いた。
火野映司 / 仮面ライダーオーズ
プライベートで行きつけのおでん屋に誘うなど、それなりに友好的に接する反面、映司側から連携を提案された際には「(他人と連携するのは)嫌いだから」という理由で蹴る。
映司を「食えない奴」「自分を泣かせる奴」と称しており、一度はその無欲さを気味が悪いとまで評する等、他の作品の2号ライダー達みたいな露骨な対抗意識、敵愾心こそ初めからなかったものの『敵ではないが、完全な味方でもない』という微妙な距離感をとっていた。
しかし、度重なるコンボによる疲弊や無茶による負傷から世話を焼く事が多く、オーズの秘密が明かされてからはコンボの使用を制限するように諫める役割を担った。
後藤慎太郎
映司を「食えない奴」「自分を泣かせる奴」と称しており、一度はその無欲さを気味が悪いとまで評する等、他の作品の2号ライダー達みたいな露骨な対抗意識、敵愾心こそ初めからなかったものの『敵ではないが、完全な味方でもない』という微妙な距離感をとっていた。
しかし、度重なるコンボによる疲弊や無茶による負傷から世話を焼く事が多く、オーズの秘密が明かされてからはコンボの使用を制限するように諫める役割を担った。
後藤慎太郎
バースになれず悩む後藤と会話の機会を得た際に装着者としての指導を行った。 以降は彼を「後藤ちゃん」と呼びながら気にかける。「1億稼いだら後は任せる」とバースバスターの手解きをし、助手として同行させて戦闘時のバックアップを行わせた。
その為、後藤さんは伊達に依存しがちになったが伊達自身は後藤の成長を認めており、機会を得た際のバース装着を促した。
海外での生活が長かった為かカタカナが苦手な様で、アンコと名前を間違えては訂正させる絡みが多い。ヤミーを倒した際にはセルメダルを巡ってよくケンカしている。
伊達はコアメダルには興味は無いが、その世話焼きな性格故か、コアが奪われた時には奪還の手伝いを行う事もあった。ただしセルメダルの事は別で、やはりメダルの分配でアンクとケンカする。
中盤、鴻上生体研究所で同居。彼の研究室で寝泊まりしたり、研究室にコタツを持ち込んだり、研究室でおでんを作ってうっかりキヨちゃんを煮込んだりと、とにかくフリーダムな行動をする。
神経質かつ人付き合いをしない真木にとってはストレスの種であったが、真木は後に『私にあそこまで近づいてきたのは、姉以外にあなたが初めてでしたよ』という発言を残しており、決して嫌っていただけではないことがうかがえる。
劇中の動向
劇中の動向
序盤
第16話で初登場。ブレストキャノンで巨大グリード暴走態に致命傷を負わせる。以降、バースとしてヤミーと戦闘。第17話から20話にかけ、ヤミー由来のセルメダルを全て入手する。第24話で医者であることが明らかになる。
リタイア
第35話以降、銃弾による目眩や頭痛などの後遺症に苛まれる。第37話、38話では会長の依頼により、真木博士をグリードにしないために、グリード側に寝返るふりをした。だが目的はバレており、カザリ達に強襲される。伊達は後藤にバースドライバーを託した。
本人は鴻上会長からの危険手当てや後藤の育成報酬や退職金、真木博士からの前金を含めてきっちり一億を貯める事に成功。 頭の弾丸を抜くために「外国の闇医者の手術を受ける」ため、外国へと旅立った。
第46話で帰国。プロトバースを装着して後藤と共にガメル完全体と戦い、ガメルを倒した。最終回では後藤バース、里中と共に街に無数に湧いた屑ヤミーたちを迎撃していた。
帰国以降は帽子を被っているが、これは「開頭手術をしたので髪を剃っているし頭に手術痕も残っているだろう」という製作側の判断によるもの。
戦いが終わった後は海外で医師として活動している様子。また日本に帰国した際には比奈たちと共にクスクシエに来店しており、この際に初めて信吾と対面した。
本編外の活躍
『フォーゼ&オーズ』
隕石群落下に伴うポセイドンの出現に伴い、映司や後藤と共に招集をかけられ、交戦中の里中からその場でプロトバースのドライバーを受け取り変身する。飄々とした性格は変わらず、戦闘面でも非戦闘面でも頼れる兄貴分としての姿を見せる。
伊達のそっくりさん『ノブナガ』として登場。武神オーズと同盟を結んだ武将で、京都辺りを根城にしている。武力による天下統一を目指す。
ホンノウジ教会にて宿泊中、武神鎧武軍率いるヤミー軍団に襲われ、駆紋戒斗にタカコアメダルを預け、ヤミーたちを道連れに崩れゆく教会と運命を共にした。ランマルという女武将を従えており、彼女は戒斗率いる武神バロン軍に帰順した。
仮面ライダージオウの最終回後日談。柔道の試合で怪我をしたゲイツの主治医として登場した。ゲイツを狙うカッシーン複数体が病院に出現したときはバースに変身してブレストキャノンで撃退した。
かつて海外で大怪我をしたことや、その後面白い仲間に出会ったことを話し、「人生は何があるかわからないから面白い」と語っていた。
備考
バースとして戦っていた頃は、戦闘で稼ぐメダルより消費するメダルの方が多く、赤字であった。鴻上会長からもその点を指摘されてはいた。
しかし本人は「デカく使わなきゃデカく稼げませんよ」と気にする様子もなかった。結局、バースとしての戦闘では一切稼げなかった。
実は終盤で死亡するか、恐竜グリードになってしまうかなどの陰惨な展開が考えられていたが、震災の影響で変更となった。そもそも明るい作品を目指しているのに、ドラマを必要以上に暗くしすぎる恐れがあったからである。
概要
鴻上ファウンデーション所属のライドベンダー第1小隊隊長。22歳。演じたのは君嶋麻耶。ファンからの愛称は5103。初期はライドベンダー隊の黒尽くめ衣装だった。
平成ライダーシリーズではライダー同士の対立が描かれることが多いが、珍しく主人公に最初から協力的である。
演じた岩永氏は『トミカヒーローレスキューフォース』にも石黒隊長役でレギュラー出演していた。そのためこの2人が一緒に描かれたイラストも見かけられる。また、藤田医師を演じているのは、『仮面ライダー剣』の金居/ギラファアンデッドを演じた窪寺昭氏である。
後藤慎太郎
「今なら自信を持って言えますよ。世界の平和は俺が守る!」概要
鴻上ファウンデーション所属のライドベンダー第1小隊隊長。22歳。演じたのは君嶋麻耶。ファンからの愛称は5103。初期はライドベンダー隊の黒尽くめ衣装だった。
かつては警察のエリートだったが「世界の平和を守る」という理念に賛同し、鴻上にスカウトされ警官を退職し鴻上ファウンデーションに入った。訓練でバイクに乗りながら的に百発百中当てる程の銃の腕前を誇る。
欲望
我欲よりもプライド優先する。光生からもその点を指摘されているが欲望を理性で抑えてでも己の矜持を貫く。欲に忠実な面々ばかりの本作の登場人物としては異彩を放っている。
戦うための力を当初から欲していたものの、セルメダルの輸送車に泉比奈を監禁した真木清人を糾弾した際、完成したばかりの仮面ライダーバースで懐柔されかけても、真っ向から拒否した。
描写
真面目な性格で、伊達明の印象によると「まだ日本に残っていた純粋な若者」。バッタヤミーの回ではヤミーの親の息子の相談に乗り、真意に気づかせるなど、人間としても大きく成長。伊達のジョークをうまく返したり、ユーモアも現れてきた。
オウムヤミーの生成者をアンクと疑っていたことを目を合わせないながらも詫びるなど、従来の頭の硬さやプライドの高さに改善が見られた(しかし、サポートに落ち着いた故に欲望も減ったと会長には評されている)。
第38話ではバースに仕掛けられていた自爆装置を外していたことを真木清人にドヤ顔で言い放った際「俺はマニュアルが大好きなんだ」という迷言を残している。
戦闘での活躍
後半ではバースに変身。初戦ではCLAWsをフル装備して、ウイングで飛び回りながらバースバスターを乱射。とどめのブレストキャノンでグリード3体を退けた。
他にも軍鶏ヤミーの自在に動く布をカッターウイングで切りオーズを助けたり、オーズすら苦戦した恐竜ヤミーであるアンキロヤミーをブレストキャノンで撃破した。
バースが壊れた際はバース・プロトタイプに変身したこともあった。アンクと離別し孤立した映司に最後まで協力し、支えとなるなど、二号ライダーに相応しい活躍を見せた。
映司との関係
鴻上の人間でないことや掴み所がないように見える性格、アンクをコントロールできていない状況から難色を示していた。当初は映司の名前を呼んでおらず、業務報告等の必要最低限時にしか彼の名前を発していない(それもフルネーム)。
第11・12話で映司の人となりを知り、かつ「世界を守ることを掲げながら、結果に繋がる行動を取れていない」と自覚してからは多少態度も軟化。第13話以降は映司を「火野」と呼ぶようになった。
ネタキャラ
当初こそクールな二枚目として映司達を監視していたが、映司のやり方に不満を抱く。最初はアンクに馬鹿にされたりロケットパンチを喰らったり、鴻上会長から白濁液をぶっかけられたり、ケーキに顔を突っ込んだりする程度だった。
バズーカ後藤
ネタキャラとしての個性を発揮。味方を巻き込む事に定評がある。 初登場時にはオーズに誤射。しかし謝らなかった。 その後も時にはオーズを助けるが、撃つ度オーズを巻き込むなど、誤射のイメージが定着。 誰が呼んだかバズーカ誤当。
ハリセン後藤、ストーン後藤、ターザン後藤など様々な後藤さんが誕生した。 一部のファンからは753、653に続いて5103の愛称で親しまれている。ちなみに携帯の待ち受けは地球。ネットムービーでのイメージアニマルはデンキウナギ。
本編の動向
第1話冒頭、グリード復活の報を聞き部下を連れて出撃。しかしショットガンではまったく歯が立たず、第1小隊は後藤を残し全滅する。当初は一般人の火野映司にオーメダルを預けて戦わせることに異を唱えており、映司やアンクと衝突することも多かった。
その後も会長の『プレゼント』を映司に届けたり、オーズにロケットランチャーを誤射、トライドベンダーに轢かれかける、アゲハヤミーに歯が立たなかったりと恵まれない場面が目立つ。
当初は「世界の平和を守る」事しか考えていなかった。 映司の考えを理解してからも振り切れず、プライドの高さゆえ変われない。
会長にもそれを指摘され、若干ふて腐れたがプライドを捨てようとは考えていない。だが映司やアンクとの接触を繰り返す中で、自分は世界を守っている気になっていただけで何もしていないと自覚していく。
セルメダル5,000枚の輸送任務の際、泉比奈を拉致したドクター真木を糾弾。完成したバースを盾に交渉を持ちかけられたが拒否。バースは伊達が所有することになる。
ヤミーを倒すバースや伊達と映司のやりとりを建物の柱の影から見ていたり、未練が残っていた。かといって真木に迎合することは己の矜持上許せることでもなかった。
自己嫌悪から己を虐める目的で走り込みを行い、クスクシエに迷いこむ。天国と勘違いして「一度死んだつもり」でバイトを始める。ちなみに年配の女性客にしかもてなかった映司とは対照的に、イケメンゆえ若い女性客に大人気となった。
特訓
最初のうちは沈んだ面持ちで過ごしていた。伊達明からバースバスターを貸し出されるが、反動に耐えられず、如何なる選択でも現状ではバースとして戦えない、後悔に苛まれていても現状が変わることはないという現実を知る。
身体の鍛え方が足りなかったために、バースの変身者に選ばれなかったことが発覚。鍛える為に伊達から予備のバースバスターとバースの使用マニュアルを託される。服装も私服になった。その後、伊達との射撃特訓により、バースバスターを使いこなせるようになる。
戦闘でも伊達のアシストをするなど徐々に活躍が増えていく。バッタヤミーとの戦いで正義のあり方を考え直した結果プライドを捨て、コスプレ接客もこなすようになった。
後半
第28話ではアンク曰く「石頭」でカザリを伊達から引き離し、バースCLAWSサソリによるカザリ撤退につなげた。オウムヤミー戦では無実だったアンクを疑った事を謝罪する。
今後の戦いのため、鴻上ファウンデーションに戻る事を決意。その為ならば土下座も辞さない宣言。会長秘書である里中エリカの補佐を開始。以前は拒否していたケーキ処理も進んで取り組むようになった。
第33話では暴走したプトティラコンボをわざと自分に引き付け、近くにいたカザリを狙わせて、オーズのスタミナ切れを狙った。34話では変身前の映司に襲い掛かるフクロウヤミーを、ターザンロープを利用したキックで温室のガラス窓をぶち破って吹っ飛ばした。
第35話から頭痛による苦戦が目立ってきた伊達バースを心配し戦いをやめるよう進言するも反対され衝突・敵対。伊達は敵側より離反するも致命傷を負う。
38話で伊達からバースを引き継いで変身。グリード3体を退けた。アンク曰く「伊達より酷い」。 以降は手術のため戦線離脱した伊達さんに代わり、上司の里中さんと新コンビを結成。衣装も専用の戦闘服ジャケットを着用するようになった。
最終回付近
最終局面ではプロトバースを入手して帰ってきた伊達とコンビを組む。ダブルブレストキャノンでガメルを撃破した。最終回では大量に出現するヤミーの群れを伊達、里中と共に殲滅した。全てを終わらせ、空より落下する映司のもとへカッターウイングで駆けつける。
「もうなんでも一人で背負い込むのはやめろ!俺たちがいる!俺たちの手を掴め!」と言い、伸ばした腕を掴んで彼を助ける。かつて辛く映司にあたっていた後藤は変わり、命の恩人となったのだった。共に仲間達の元へと還っていった。 最終回後は警察へ復職した。
本編外の活躍
本編に先駆けてバースが登場。変身者は後藤。仮面ライダーアクセルとプテラノドンヤミーとの戦いに乱入。アクセルとバースが共闘してプテラノドンヤミーを撃破した。その他蘇った直後に暴れるノブナガから鴻上会長を守った。
備考
後藤がバースになったのはテレビシリーズでは6月でその頃のオーズのメダルを合わせても辻褄が合わない。そもそもプロデューサーとメインライターの小林靖子との雑誌での対談内で脚本が出来上がったのは本編1・2話の映像が完成する前と発言。パラレル確定である。
ただし、講談社キャラクター文庫の『小説 仮面ライダーオーズ』では後藤さんが映画でバースに変身したことに触れており、少なくとも同小説では映画の内容もTVシリーズ正史に折合している模様。
『MOVIE大戦MEGAMAX』では未来からの仮面ライダーポセイドン襲来を受け、一時バースとして戦う。『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では変身後のみだが仮面ライダーバースの声を本人が担当している。
『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』では幻影としてライダーリングをウィザードとフォーゼに託した。(あくまで幻影の為君島麻耶が演じている訳ではない)
仮面ライダーバース「さぁて…お仕事開始だ!」
仮面ライダーバース「さぁて…お仕事開始だ!」
スペック
身長:199cm
体重:92kg
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを5秒
概要 『仮面ライダーOOO』に登場する2号ライダー。 鴻上生体研究所が開発したスーツシステム。 名前の由来は「出生、誕生」を意味する「BIRTH」から。平成ライダーでは珍しい追加装備や強化フォームが一切登場しなかった2号ライダー。
オーズが「コアメダルの力を制御する」仕様なのに対し、バースは「セルメダルの力を最大限解放する」仕様で、汎用性が高い。 デザインモチーフはカプセルベンダーマシンおよび甲殻類。基調色は黒で、リセプタクルオーブは緑、その周辺のフレームは緑。
変身 オーズと違いツールによる変身システムなため、誰でも変身が可能。MOVIE大戦COREで信長・後藤慎太郎・初代正装着者の伊達明、夏の劇場版で火野映司、ネットムービーで里中エリカ。変身者の内部描写がよく描かれたのも特徴で、装着している設定を表している。
セルメダルは属性を持たないため、メダルごとの属性の優劣が生まれるオーズとは異なり、複数の属性を持つヤミーにも安定して対抗できる。
コアメダルを持つグリードにはやや不利だが、セルメダルを大量に剥ぎ取ることで副次的なダメージを与えたり、バース・デイなど高出力形態を使用すれば対抗できる。
伊達明はバースバスターとプロレス技主体の戦闘スタイルで戦う。後藤慎太郎はCLAWsユニットを主体とした戦闘スタイルで戦う。
なぜか自爆装置を完備していた。離反したドクター真木によって危うく発動しかけたが、あらかじめマニュアルを熟読していた5103によって解除されており起動する事はなかった。
武装の使用に随時セルメダルの補充が必要なので、安定した運用のためサポート役がつくことが推奨される。 初代コンビは装着者:伊達明、サポート:後藤慎太郎。二代目コンビは装着者:後藤慎太郎、サポート:里中エリカ。
武装の使用に随時セルメダルの補充が必要なので、安定した運用のためサポート役がつくことが推奨される。 初代コンビは装着者:伊達明、サポート:後藤慎太郎。二代目コンビは装着者:後藤慎太郎、サポート:里中エリカ。
性能
頭部『バースヘルムード』
口『バースインテーク』が装着者にエアーを供給。高性能のフィルター機能を持ち、自然界に存在する有毒ガスと、人類が創り出した毒素の大部分を無毒化する。センサー『ハウンドノーズギア』で大気中の化学成分分析を行う。有毒ガスや、幻覚作用のある成分の有無を判定可能。
シールド奥のカメラアイ『Uフラッシャー』はRGBカメラ、赤外線、地磁気センサー等、複数の視覚センサー群を搭載。各種の視覚情報は、分析・統合された後にマスターサーバーへと伝達される。「Universal(汎用)」の意味を持つ。
『マスターサーバー』が装着者の脳波から思考や意思を読み取り、敵に関するデータの分析や情報処理、身体機能の監視といった戦闘サポートを行う。複雑なプログラム制御が必要な武装ユニットのコントロール時は、腕部と脚部に存在するコミュニケーターと連携し、並列処理を行う。
衛星通信アンテナ『ソリッドシールド』が内部のUフラッシャーを保護。バースのマスターサーバーと鴻上ファウンデーション及び生体研究所の基幹サーバーとの接続を行う。バースの聴覚センサー『マルチバンドエコー』は3万Hzまでの超音波を検知可能。声紋パターンの照合といった分析能力も備えている。
頭部前面を保護するフェイスガード『プロテクトマター』は鴻上ファウンデーションが開発したストロンジウム合金製。セルメダルのエネルギーを流すことで、通常の倍の硬度を得る。首の『セルエナジーケーブル』がバースドライバーで生み出されたエネルギーを、バースヘッドメタルへと送る。
全身
防護スーツ『セルティックアーマー』が保護。カーボンナノチューブ製の人工筋肉を、アラミド樹脂によりコーティングした。防弾ベスト等、軍用ボディアーマーの300%以上の防御性能を誇る一方、極めて軽量であり装着者の動きを制限しない。
アーマーに埋め込まれたセルエナジーケーブルは、セルメダルより抽出したエネルギーを、バースドライバーから全身のリセプタクルオーブへと循環させる。
胸部
『アブソービングブレスト』はコンバーターラングを内蔵。平常時には各リセプタクルフレームで利用されなかった余剰エネルギーを蓄積・増幅しており、緊急時には蓄積したエネルギーを放出し、バースのエネルギーダウンを防ぐ。
『ブレストフレーム』が胸部武装ユニット接続に使用。リセプタクルオーブを取り囲む金属外装は、鴻上ファウンデーションが開発したストロンジウム製。ユニットをマウントするのと同時に敵の攻撃から装着者を保護する装甲ともなる。
バースドライバーから全身に巡らされたエネルギー経路の中継ユニット『リセプタクルオーブ』。は半球形のシールドで保護。内部には武装パーツへエネルギーを供給する連結用コネクタが存在する。
肩部関節を保護する『ショルダーフレーム』は武装ユニットを接続する為のハードポイント。前腕部を保護する『アームフレーム』は主に近接戦闘用のユニットを装着する。
手首の『リストコミュニケーター』が腕部武装ユニットの動作を制御する。頭部のマスターサーバーと同期することで、装着者の意思のまま自由自在にユニットを制御する。
脚部
大腿部を保護する『サイドレッグフレーム』、脚部を保護する『フロントレッグフレーム』は武装ユニットを接続する為のハードポイント。主に機動力や脚力強化ユニットを装着する。『バーステックガード』が膝を保護。衝撃吸収を補助する。
足首の『アンクルコミュニケーター』が脚部武装ユニットの動作を制御。頭部のマスターサーバーと同期することで、装着者の意思のまま自由自在にユニットを制御する。足部を保護する『バーステックブーツ』は特殊なセラミックと樹脂の複合装甲となっており、軽量ながら50m程度の高さから落下した場合でも、衝撃を吸収または拡散する。
セルメダルを一枚投入し、右側のハンドルレバーを回転させると、中央のセルメダル抽出システム「セルリアクター」を守る「トランサーシールド」が開き、変身が完了する。
オーズドライバーの様に変身者(装着者)を特定することがないため、十分な体力さえあれば変身者を問わない。モデルはガシャポン。この際の変身動作は人により違っている。実はこれ自体が意志を持ったロボット。小説「バースの章」では主人公を務める。
バースバスター 鴻上ファウンデーションの開発した遠距離武器。外見はグレネードランチャーに近い。反動が大きいため片手で支え、片手でトリガーを引く撃ち方が推奨される。
バースバスター 鴻上ファウンデーションの開発した遠距離武器。外見はグレネードランチャーに近い。反動が大きいため片手で支え、片手でトリガーを引く撃ち方が推奨される。
装填したセルメダルのエネルギーを抽出して撃ち出す。エネルギー弾の威力と弾速はバースの意思で自由自在に調節可能。 威力は大したものではない。変身せずとも使えるが反動が大きく、鍛えていないと吹っ飛ばされる。
補充
弾切れした場合、普段はフォアグリップになっているセルバレットポッドでメダルを掬い、銃床上部に接続して装填する。セルメダル1枚につき複数回の射撃が可能。
メダルが入った状態のセルバレットポッドを銃口に接続することで、エネルギーを全解放する「セルバースト」が発射可能になる。
複数個数
伊達が最初から持っていて後藤の訓練用に譲られた物と、後にドクター真木から伊達が新しく貰った物の二挺が存在する。
装着者交代後は後藤と里中の二人が使っており、こちらはかなり反動が少ない。最終話では後藤、伊達、里中が同時に使う姿から三挺目が確認された。
装着者交代後は後藤と里中の二人が使っており、こちらはかなり反動が少ない。最終話では後藤、伊達、里中が同時に使う姿から三挺目が確認された。
概要
第6話でアンクにセルメダルを出すよう強要された鴻上光生は、ライドベンダーの変形機能が停止したせいでオーズが困惑する光景を見せ、逆にアンクを脅して取得したメダルの6割を供出させる約束を交わした。
しかし鴻上の意志次第でメダルシステムを沈黙させられるというのはハッタリであり、実は後藤が陰からリモコンで変形機能を一時停止させていただけだった。
- マシンベンダーモード
- スペック全長:2124mm
全幅:925mm
重量:260kg(カンドロイド積載時) - カンドロイド活用拠点形態。自動販売機のような形状をしており、各所に設置されている。セルメダルを投入してボタンを押すことで、選択したカンドロイドがドロイドシューターから排出される。
セルメダル投入後にマルチTaSセンサーをタッチすることで生体認証が行われ、適格者として認識されるとマシンバイクモードへ変形させられる。 - マシンバイクモード
- スペック全高:1125mm
全長:2320mm
全幅:920mm
重量:260kg(カンドロイド積載時)
最高出力:395kw
最高速度:610km/h - 概要
ビークル形態。O型8気筒のオーエンジンを搭載しており、セルメダルから生成されたエネルギーで走る。円形のフロントカウルストロンジウムスクリーンには、AIファウンデーションアイが内蔵されている。
使用者は仮面ライダーオーズと仮面ライダーバース。アンクや里中が運転したこともあった。また鴻上ファウンデーションには特殊部隊ライドベンダー隊が存在しており、後藤慎太郎はもともと第一ライドベンダー隊の隊長を務めていた。
撮影用車両のベース車種はホンダのシャドウファントム。ストロンジウムスクリーンの形状はオースキャナーがモチーフ。
使用者は仮面ライダーオーズと仮面ライダーバース。アンクや里中が運転したこともあった。また鴻上ファウンデーションには特殊部隊ライドベンダー隊が存在しており、後藤慎太郎はもともと第一ライドベンダー隊の隊長を務めていた。
撮影用車両のベース車種はホンダのシャドウファントム。ストロンジウムスクリーンの形状はオースキャナーがモチーフ。
バースCLAWs
胸部・背部・両肩・両肘・両膝・両足の10ヵ所に配置されている、武装拡張用ハードポイントを兼ねたエネルギー中継ユニット。
“CLAWs”は、「Cannon・Leg・Arm・Wing・ system」の頭文字を取ったもの。セルメダルを1枚投入してガシャポンすると、武装が転送されてきて使用できるようになる。
この状態からさらに二枚入れる事によりセルバッシュモードになり、セルメダルのパワーを限界まで引き出し必殺技を放つことができる。
ブレストキャノン 胸部に装着する遠距離砲撃用ユニット。バースの最強武器。攻撃力は高いが自身を砲台にするため機動力が下がる。メダルを入れた枚数に比例してパワーが上がる。しかしその間ほぼ身動きが取れないのでサポートが必須。
セルバッシュモードを起動することで、ブレストキャノンからメダルのエネルギーを増幅。「サラマンダランチャー」から強力なビーム「ブレストキャノンシュート」を発動できる。威力は折り紙付きで直撃すれば完全体のグリードでも大きく吹っ飛ぶ。
ブレストキャノン 胸部に装着する遠距離砲撃用ユニット。バースの最強武器。攻撃力は高いが自身を砲台にするため機動力が下がる。メダルを入れた枚数に比例してパワーが上がる。しかしその間ほぼ身動きが取れないのでサポートが必須。
セルバッシュモードを起動することで、ブレストキャノンからメダルのエネルギーを増幅。「サラマンダランチャー」から強力なビーム「ブレストキャノンシュート」を発動できる。威力は折り紙付きで直撃すれば完全体のグリードでも大きく吹っ飛ぶ。
右手に装着するドリル型の近接格闘用ユニット。アーム先端に備わる「ブライトンビット」の高速回転によるピンポイント攻撃が可能で、ヤミーやグリードを削ってガリガリとセルメダルを剥ぎ取れる。
削りながら攻撃によって散らばったセルメダルを吸い寄せる機能付き。進化したカザリとの戦闘で破損したが、ドクター真木に直される。その後は攻撃力とセルメダル吸着力がパワーアップした。
右腕に装着する中距離支援用ユニット。アームから射出するワイヤー付きフック「シュプリンガーハーケン」と肩部ウインチで構成される。ウインチ巻き上げで引き寄せた相手への連続打撃、フックを射出して建物の壁を登れる。
右腕に装着する中距離支援用ユニット。アームから射出するワイヤー付きフック「シュプリンガーハーケン」と肩部ウインチで構成される。ウインチ巻き上げで引き寄せた相手への連続打撃、フックを射出して建物の壁を登れる。
撃ち出したフックとワイヤーで相手の動きを封じたり、ばら撒かれたセルメダルを一気に回収することも可能。オーズが倒したヤミーのセルメダルを根こそぎかっさらった。
ドリルと合体させて遠距離から一方的にフルボッコという極悪コンボも披露している。プロトバースではターザンキックにも利用。
字のごとくキャタピラの足。近接型格闘及び移動支援用ユニット。脚部のキャタピラベルト「ヘイズクローラー」の回転による高速での移動や悪路走破、壁面走行が可能。
字のごとくキャタピラの足。近接型格闘及び移動支援用ユニット。脚部のキャタピラベルト「ヘイズクローラー」の回転による高速での移動や悪路走破、壁面走行が可能。
重量を活かした強力なキックやストンピングも駆使。蹴りの要領で回転するキャタピラを押し付けてガリガリとヤミーやグリードからセルメダルを削り取る。無限軌道部でヤミーの体を削るようにしてセルメダルを吸着することができる。
左手に装着される近接型格闘ユニット。ヤミーを片手で持ち上げて振り回す程のパワーを備えている。主に寄生型のヤミーを宿主から剥ぎ取る際に活躍する。
相手を掴み締め上げるだけでなく、大型クロー「バーミリオンバケット」で直接殴りつけてメダルを大きく削り取る攻撃もできる。
背中に装着する飛行型支援ユニット。ウィングの名前通り高速飛行できる。背部への装着によって時速300kmの高速飛行能力を与える。理論上では音速の突破も可能。飛行中はストロンジウム製の主翼「ソレントエッジ」そのものが標的を切り裂く刃となる。
ウィングはブーメランとしても利用できる。ドリルアームによって遠隔操作も可能。伊達は使用せず。あらかじめマニュアルを熟読していた後藤が、グリード三体を相手に使った。
初登場でいきなり、アンクに「伊達より酷い」とまで言わせた予測不可能な三次元機動とスピードで圧倒するという大活躍を見せた。最終話でも大活躍。本編における後藤バースの最初と最後を見事に飾ってくれた。
CLAWs6種が合体して出来るサソリ型の自律機動メカ。バース本体の動きと連動して腕や尾を繰り出して戦う。また、水上移動も可能。
自律戦闘プログラムを搭載しているため単独でも動作する。分散・再合体することで奇襲攻撃も行える。七色の光線を放ち敵を粉砕する。カザリを圧倒した。
だが起動にセルメダル1,000枚が必要。仮面ライダー1000回記念の回にて登場し活躍。37話でも大量のセルメダル回収の為に登場した。 劇場版にも登場。
だが起動にセルメダル1,000枚が必要。仮面ライダー1000回記念の回にて登場し活躍。37話でも大量のセルメダル回収の為に登場した。 劇場版にも登場。
概要
CLAWsの全ユニットを装着した形態。伊達曰く「とっておき」 。名前の由来は「誕生日(Birthday)」。この状態では常に頭部が発光している。
全ユニットを同時使用するためあらゆる局面に対応できる万能形態で、カザリ・ガメル・メズールの3人を圧倒する強大な戦闘能力を誇る。
燃費が悪く、変身にセルメダルを6枚消費する。変身までに時間が掛りすぎるため単独で使うには難しい。後藤が使用した際にはカッターウイングを利用して変身の隙を補った。まさに「でかく使ってでかく稼ぐ」を地で行く形態。
バースの最強形態だが、装備の都合上棒立ちアクションしか出来ない為テレビでの活躍は2回(伊達さん、後藤さんで一回ずつ)しかなかった。
26話で初登場。ブレストキャノンからの砲撃とクレーン+ドリルアームの攻撃でオウムヤミーを吹き飛ばし、オーズシャウタコンボのオクトバニッシュへ繋げた。
38話ではカッターウィングで飛び回りながらユニットを装着。ブレストキャノンでカザリ・ガメル・メズールの3人をまとめて吹き飛ばし、コアメダル数枚を奪った。
バースX
「見切り発車で行きますよ。変身!」
エビ!カニ!サソリ! カポーン ババッババース!バッバッバッバース!X!ソカビ!
概要
仮面ライダーバースの強化形態。後藤慎太郎がバースドライバーXに「エビ(新造)」「カニ(新造)」「サソリ(新造)」のコアメダルを装填して変身する。
初登場はVシネクスト『復活のコアメダル』。本来は鴻上ファウンデーションの試作機としてまだ開発実験段階であったが、戦況の悪化に伴って後藤が持ち出してきた。通常のバースと比較するとカラフルかつマッシブな体型となっている。
変身
コアメダルを使用しているためか、変身時には通常のバースと似たようなエフェクトに加えてメダルのエフェクトも確認できる。
これまでのセルメダルを重視した設計であったバースとは根幹からコンセプトが異なるが、後に未来のオーズのコンボ形態となるビカソコンボのメダルが使われていることも考えると、一応データとしては生かされたのだろう。
変身音声も今まで無機質で機械的な音声であったバースと比べるとむしろオーズのような若干ユニークな変身サウンドに変わっている。
ビカソコンボでの変身だが音声では「ソカビ」となっている。新造前の黒いコアメダルの「サソリ」「カニ」「エビ」の順番に由来する。
戦闘能力
基本的な機能自体は仮面ライダーバースと同様。バースバスターなどの従来の武装は問題なく使用可能。スペックは不明だがバースから強化されていると推測できる。バース・デイと比べて機動力も増している。
最大の差異はシステムの使用に伴うのがセルメダルからコアメダルに変更されたこと。従来のCLAWsユニットと同様、装填したコアメダルに対応した武器を使用できる。
劇中ではカニ(新造)コアメダルをドライバーの1番上に来るよう再度装填することで、腕に巨大なキャノン砲「カニアーム」を装備していた。これまでと同様にCLAWsを使用できるのかは不明。
活躍
伊達の変身したバースと共に仮面ライダーゴーダと交戦。時間稼ぎを行った。本編では急造の試験機という都合や、相手が悪かったことも相まって、初登場なのにパッとした戦果を残せなかった。
とはいえ、カニアームによる攻撃で相手にある程度ダメージを与えてはいる。最後まで強制変身解除されなかった。
バースドライバーX
後藤慎太郎が仮面ライダーバースXへの変身時に使用する、腰部装着型能力増幅デバイス。仮面ライダーポセイドン時空転移事件で破壊された一台目のバースドライバーに代わるアップデートモデルで、鴻上ファウンデーションが後藤用に開発したもの。
コアメダルを装填することで、スペリオルフェイスに刻まれた生物の能力を武器として使役することができる。
その他変身者
火野映司
WONDERFUL 将軍と21のコアメダルで披露。江戸時代にコアメダルを奪われた状態で飛ばされてしまい、現れた鵺ヤミーに対し偶然同時に飛ばされていたバースドライバーを使い変身した。構えや戦闘スタイルはオーズの時のままだが、CLAWsユニットは使えている。
ネットムービーALLSTARS 21の主役とコアメダルにて披露。変身後のみの登場。本編の変身者2人を説教し、反抗してきた2人を生身で圧倒。
挙句ベルトを没収して変身し、ようやくバースに変身できた後藤のプライドを叩き折った。後に『HEROSAGA WIZARD EDITION』で正式着用者に選ばれた。
その他
MOVIE大戦COREでは信長が変身。格闘・バースバスター・CLAWsユニットを使いこなす、理想的な戦闘スタイルをとった。
HEROSAGAでは量産されたバースにライドベンダー隊の面々が変身。だが未来からやって来た仮面ライダーポセイドンにショッカー戦闘員の如く蹴散らされる。
商品
バースバスターはセルメダル3枚が付き、バースドライバーと共に発売した。劇中通りにマガジンにセルメダルをセットしバスターに補充する遊びが可能。
発射したメダルは下部のマガジンに再装填されるので、セルメダルが沢山無くても十分に遊べる。またマガジンを銃口に連結し発射するセルバーストもしっかり再現可能。
専用EDテーマ(処刑用BGM)として、伊達明・後藤慎太郎の二人が歌う 「Reverse/Re:birth」 があり、5103のバース初変身と一緒に初披露された。
第29話で仮面ライダーディエンドによって仮面ライダーアクセルと共に召喚され仮面ライダーウォズと交戦。バースバスターの射撃でウォズを苦戦させた。
ウォズがゲイツライドウォッチを取り返すと仮面ライダーゲイツも参戦。フューチャーリングシノビの時間縛りの術でアクセル共々動きを封じられ、そこにゲイツのタイムバーストを喰らい消滅した。
共通点
登場回がブレイド編である事から、ブレイドやギャレンと同じ会社員が変身する仮面ライダー繋がりで召喚されたものと思われる。
共に召喚されたアクセルとはMOVIE大戦COREやMOVIE大戦アルティメイタムなどで共闘した事があり、変身者が後藤と同じ警察官である点、永徳氏がスーツアクターを担当したライダーである点も共通している。
仮面ライダーバース・プロトタイプ
スペック
身長:199cm
体重:92kg
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを5秒
第44話の戦いで大きな損傷を受けたバースドライバーを修理中の後藤さんが第45話で使用したバースの試作品。元々はデータ計測用の実験モデル。
バースドライバーが完成したことを受け、実戦データの収集と、バースドライバーの実地検証を目的とした戦闘訓練が繰り返された。
所々埋め込まれているカプセルの周りに赤色の線が入っているのとUフラッシャーの発光色が赤から緑に変わっている点が異なる。
赤い線はデータ収集用のマーカーであり、装着中の全映像データとシステムの稼働状況データのモニタリングが開発者達によって行われていた。
理論上の性能はオリジナルのバースと同等。バースバスターに加えてCLAWsユニットはクレーンアームとブレストキャノンのみ使える。
第46話以降は復帰した伊達が使用。MOVIE大戦MEGAMAXのオーズパートでも帰国した伊達が使用。しかし仮面ライダーポセイドンに破壊され、そのまま廃棄処分された。『スーパーヒーロー大戦』ではバースと共に怪人軍団相手に戦った。
CLAWsユニットを装着できない左肩の形状が異なり、プロトタイプ用のバースバスターはストック付きの二連銃身となっている。
仮面ライダーデス
概要
『小説仮面ライダーオーズ』の第2部「バースの章」に登場する、恐竜系成長ヤミーの一種。伊達から『バースドライバー』を引き継いだ後藤(&実は意思を持っていたらしい『バースドライバー』)の非力な自分達の葛藤が繁栄して、さらにドクター真木がバースドライバーにセルメダルを投入して生み出された。
描写
最終目的は“世の中の力という力を消滅させる”こと。巨大な建設機器や戦車、スーパーコンピューターや巨大な発電機など、強大な力を振るう存在を片っ端から襲い、破壊する習性を持っている。名前の由来は死を意味する「DEATH(デス)」。恐竜系ヤミーで唯一一言も喋るシーンが存在しない。
描写
バースを黒くして生物的にしたようなフォルム。ヤミーとしてはかなり異色。仮面ライダー=空想上の存在と言う事で、ユニコーンヤミーと同じ幻獣系のヤミーなのかもしれない。
能力の詳細は不明だが、劇中ではカンドロイドをセルメダルに還元している。 最期は後藤が変身した仮面ライダーバースの『ブレストキャノンシュート』を諸に食らい消し飛ばされて消滅した。
スペック
身長:不明
体重:不明
パンチ力:5t
キック力:12t
ジャンプ力:ひと跳び80m
走力:100mを4.5秒
概要
「HERO SAGA KAMEN RIDER WIZARD EDITION -魔法使いの弟子-」に登場。鴻上ファウンデーション作の生体強化スーツシステムで、プロトバース、バースの後継機にあたる。
装着者は伊達。黒い部分が赤くリペイントされ、アーマーは金色。リセプタクルオーブは青に変色。頭部にトサカが付属している。
汎用性特化のバースと異なりこちらは完全な戦闘力特化。戦闘力はおよそ1.5倍。負担が激増したため戦闘可能時間は15分。経過すると自動で変身が解除される。無理にそれを過ぎると変身者の体が上下に千切れるらしい。
武器はバース時代のCLAWsを後継する左腕のハサミ、腰にぶら下げたスタビライザーの刃、背面から伸びるハサミ型の主砲。主砲は伸びた先を逆手に持って使用する。なお、サイガのジェットパックに似ている。
活躍
活躍
グリードやヤミーと段違いの速度でセルメダルを細胞に変換するポセイドンと対決。メダルから生成される攻撃を無効化される相性の悪さから初陣では苦戦する一方だった。
バースドライバーに輪島繁が作り出した不良品のポセイドン用コアメダルを入れることで、奈良瞬平が活躍するためのウィザードリングの誕生を支援し、仮面ライダーウィザード(黒)へと変身することに貢献した。
ゲーム作品
003弾でバースがLRで参戦。制作時期の関係で、この時点では声を声優が演じている。005弾でバース・デイがLRで参戦。通常はバースで、必殺技使用時のみバース・デイに変身する。また、声が撮り直され伊達さんボイスとなった。
03で仮面ライダーバース・プロトタイプがSRで参戦。中の人は伊達さん。同時に、バース及びバース・デイの声が後藤さんのものになった。
ナイスドライブ6弾より伊達バースがLR枠の一つとして参戦。必殺技『ブレストキャノン』も実装。テクニカルタイプで表面は二番目指定でカードを出すとコウゲキとバーストゲージがアップ、更にタイリョク回復。バースト後はボウギョとひっさつを大幅に上げ更にカウンター発生率を超絶アップさせる。
バッチリカイガン1弾ではブレストキャノンがN落ち。次弾では後藤バースがSRで参戦。必殺技は『ブレストキャノン』だが、セルメダルの入れ方などに変更点がある。伊達さんのプロトバースもSRで参戦。
必殺技は『ブレストキャノン』で、ノーマールバースとはセリフが違う。バース・デイはプレミアムバンダイ限定のバインダー付録にて参戦。但しメカニカル扱いの為ムービーのみの登場である。
伊達バースと後藤バースで組むと『バース・リバース』、そこにオーズが加わると『無限の絆』のチーム称号が発生。伊達バースorプロトバースに限りオーズとチームを組むと『嫌いじゃないゼ』、仮面ライダーXと組むと『戦う医者』、仮面ライダーエグゼイドと組むと『医者と研修医』、仮面ライダーブレイブと組むと『海を越えた医師』の称号が発生する。
無印より伊達明verのみがプレイアブルキャラクターとして存在。原作と同じく豪快なプロレス攻撃が得意。ドロップキック、ボディアタック、バックドロップなどを駆使する。攻撃を当てていくことでセルメダルが蓄積。消費することでバースCLAWsによる攻撃が可能。
「ショベルアーム」は敵のガード、スーパーアーマーを無視して発動できる投げ技。セルメダルの消費があるとはいえ、レベルアップによる「セルメダル取得量上昇」のスキルと合わせればボスを一方的に攻撃できる。
「創生」より一部の敵にバリアが採用されたが、バースバスターによる連射がバリア破壊と相性が良い性能になっている。後藤慎太郎verは三作目「創生」においてもNPC、アシスト専用キャラとしてすら採用されていない。
後藤バースと伊達バース(プロトタイプ)が参戦。通常攻撃では、後藤バースはバースバスターによる射撃攻撃を、伊達バースはプロレス技を使った格闘攻撃を使用する。特に伊達バースは5発目のスライディングを決めた際必ず敵を怯ませることが可能。
必殺技は共通の「ブレストキャノンシュート」。後藤バースから伊達バースへのBT時には「ダブルブレストキャノンシュート バース(後藤)TAG」を使用可能。後藤バースのBCとしてバース・デイも登場済み。
近年の据え置き型ゲームでは基本的に伊達のバースだけしか出ることが無かったが、今回は本編後通り一貫して後藤が変身したバースのみ登場。
伊達はプロトバースのみと言う珍しいことになっている。後藤の変身するバースがバースCLAWsを使い分ける為、プロレス技で差別化されている。ただし、参戦が最終決戦の一歩手前と非常に遅いのがネックか。
『ロストヒーローズシリーズ』では伊達verがアシストキャラとして登場。『ライダージェネレーション』では1作目では伊達バースが参戦。2作目では後藤がバース、伊達がプロトバースで参戦。
『ライダーレボリューション』では後藤バースが頭の硬さとマニュアル好きを発揮。魔法を操る白い魔法使いに対しては対策方法がないならただ倒す事だけを考えるという脳筋っぷりを見せており、彼からは「魔法対策マニュアルが無いからか?」と皮肉られていた。
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以上です。これで紹介を終えます。
以上です。これで紹介を終えます。