今回は『仮面ライダーゼロワン』より2号ライダーである仮面ライダーバルカン シューティングウルフとアサルトウルフの戦闘シーンと、その回のストーリー解説を行います。
「ヒューマギアは人を傷つける!人類の敵だ!! 一つ残らずぶっ潰す!!」
ショットライズ! シューティングウルフ! The elevation increases as the bullet is fired.
スペック
身長:197.2cm
体重:95.6kg
パンチ力:10.5t
キック力:27.0t
ジャンプ力:ひと跳び16.2m
走力:100mを2.9秒
生物モチーフ:オオカミ
概要
オオカミのデータイメージを保存した「シューティングウルフプログライズキー」をエイムズショットライザーにセットして変身した形態。仮面ライダーバルカンの通常形態。変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「弾丸を放ち更なる高みへ」となる。
アーマーカラーは青。左右対称のゼロワンと違い、変身者から見て右側を中心にプログライズキー対応のアーマー、左側はライズベースアクターを纏った左右非対称のデザインとなっている。
戦闘能力
オオカミのデータによって高い俊敏性を誇る。ジャンプ力とキック力以外はゼロワンの通常形態である「ライジングホッパー」を上回っている。
2km先の標的を撃ち抜くほどの超精密射撃を可能にする射撃統制システムを搭載。諫自身の射撃の腕前も合わさって銃撃戦を得意とする。
必殺技は『シューティングブラスト』。エイムズショットライザーから放った弾丸を青いオオカミ型のエネルギーに変化させ、敵の四肢を拘束。その後、フルチャージしたエイムズショットライザーから大型のエネルギー弾を発射してトドメを刺す。
「笑いなんていらねえんだよ!俺に必要なのは……怒りだ!! デイブレイクのあの日から!俺は怒りで今日まで生きてきた!! 滅亡迅雷.netをぶっ潰す!それが俺のォ……! 全てだぁあああああああああああああッ!!」
レディーゴー!アサルトウルフ! No chance of surviving.
「本当の『怒り』がどういうものか……教えてやるよ!」
スペック
身長:199.7cm
体重:119.6kg
パンチ力:25.7t
キック力:57.8t
ジャンプ力:ひと跳び32.4m
走力:100mを2.0秒
生物モチーフ:オオカミ
概要
滅亡迅雷.netが開発したオオカミのデータイメージを保存した「アサルトウルフプログライズキー」をエイムズショットライザーにセットして変身した仮面ライダーバルカンの強化形態。変身時には、カプセルの炸裂と共にオオカミの幻影が飛び込んでくる。
変身音声の最後に流れる英語は、直訳すると「生き残る術などない」。アーマーカラーは暗い青。全身を重装甲で覆い銃火器で武装した殺意の塊のような物騒極まりない外見が特徴。ボディスーツのベースカラーは浅葱鼠色。
戦闘能力
シューティングウルフとパンチングコングの長所を掛け合わせたようなフォーム。新たに全身に備えられた重火器により戦闘能力が大きく向上した。強化された高い耐久力と運動能力が武器。
必殺技は『マグネティックストームブラストフィーバー』。狼の頭部のようなエネルギーを右足に形成し、空中で回転しながらキックを叩き込む。蹴りのフォームとしてはギャレンの「バーニングスマッシュ」に近い。
第2話 AIなアイツは敵?味方?
シューティングウルフVSクエネオマギア
AIのリーディングカンパニーである飛電インテリジェンスの代表取締役社長となった或人のもとに、A.I.M.S.(エイムズ)というAI犯罪の捜査を行う特務機関の不破諫(ふわ いさむ)と刃唯阿(やいば ゆあ)が訪ねてくる。
遊園地でヒューマギアが暴走した事件について、飛電インテリジェンスが隠し事をしているというのだが―――。
第4話 バスガイドは見た!アンナ真実
パンチングコングVSオニコマギア
あ
或人とイズはデイブレイクタウンを案内するバスガイドツアーに参加していた。ツアーの案内役であるバスガイドヒューマギア・アンナの職場視察のためだ。デイブレイクタウンといえば、かつてヒューマギア運用実験都市だった場所だ。
ヒューマギアを制御する為の通信衛星打ち上げプロジェクトなどの事業が行われたその都市では、12年前に大規模な爆発事故が発生したという。
それが原因で、今では立ち入り禁止区域となり、跡地は湖のような場所になっている。そんな中、ツアーに参加する少年が周囲の友人に囃し立てられ始める。
「事故の犯人、こいつの親父!」
その言葉に或人はひっかかって―――。
第7話 ワタシは熱血ヒューマギア先生!
ゼロワン&バルカンVSマンモスマギア&ドードーマギア
ある中学校に呼び出された或人。なんでも教師でバスケットボール部の顧問のヒューマギアをリセットして欲しいのだという。
或人が向かった先の中学校には、何故かA.I.M.S.(エイムズ)の姿も。どうやらAIなのに“熱血教師”になってしまったというヒューマギアが問題視されているようで―――。
第10話 オレは俳優、大和田伸也
シューティングウルフVSドードーマギア
病院でのヒューマギアの暴走の一件でイメージが落ちてしまった飛電インテリジェンス。その汚名を返上するべく、新しいドラマプロジェクトを立ち上げる。
俳優ヒューマギアを主演にすえて、イメージアップを図ろうというエグゼクティブプロデューサーこと副社長・福添の発案だ。主演を支えるのは大御所俳優である大和田伸也。
「最高。絶対に台詞を忘れない!」と、ヒューマギアを表面的には認める大和田だが、果して、人工知能とのお芝居合戦は上手くいくのだろうか―――?
第14話 オレたち宇宙飛行士ブラザーズ!
アサルトウルフVS仮面ライダー雷
飛電インテリジェンスの社長室に宇宙飛行士の兄弟が怒鳴り込んできた!
或人がやってしまったある行為が、宇宙で衛星ゼアの管理をしていた宇宙飛行士ヒューマギアの雷電の逆鱗に触れたのだ。雷電は弟の昴と共に或人を飛電の宇宙開発センターに連れていく。そこに、なぜかA.I.M.S.と滅亡迅雷.netが次々現れて―――。
第15話 ソレゾレの終わり
アサルトウルフVS仮面ライダー滅
仮面ライダー雷との戦いの末、滅亡迅雷.netのアジトがデイブレイクタウン付近にあることを突き止めたA.I.M.S.は、ついに掃討作戦を実行する。
アークの知能が目醒めたことで、今まで以上の力を手に入れた滅亡迅雷もまた、真っ向からA.I.M.S.との戦いに立ち向かう。そんな中、或人は雷電という兄貴的な存在を失った宇宙飛行士型ヒューマギアの昴を連れて、飛電家のお墓を訪れていた。
ヒューマギアであり父親代わりの其雄の一部も眠っているそのお墓の前で、ヒューマギアの遺志に想いをはせる或人。そんな或人のもとに“滅亡迅雷.net掃討作戦”開始の一報が入る。それは、人間VSヒューマギアの最終決戦の幕開けを意味していた。
第16話 コレがZAIA(ザイア)の夜明け
シャイニングホッパー&アサルトウルフVSベローサマギア&ドードーマギア
バルカンが使用していたアサルトウルフの力を借りて、アサルトシャイニングホッパーへと奇跡の変身を遂げたゼロワン。滅亡迅雷.netの最後の砦となる迅との戦いが幕を開けた。迅はなぜ、“人類を滅ぼす”という使命を持つようになったのか?
迅に破壊されかけたイズのその後は? そして、ゼロワンVS迅の戦いの行方は―――? 其々の終わりと始まりが交錯する!
仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション
バルカン&バルキリーVSアナザーゼロワン
「…夢を忘れず、戦え」
或人が目覚めるとそこは、いつもの日常ではなく人工知能搭載ロボ・ヒューマギアに支配された世界だった…!
社長の座もヒューマギア・ウィルに奪われ、ヒューマギアたちの人間抹殺が激化する最中、現れたのは仮面ライダーの記憶を失くし、学生として過ごしていたはずのソウゴ・ゲイツ・ツクヨミ、そしてそこにはウォズの姿も。
元いた世界を取り戻すべくソウゴたちとともに12年前にタイムトラベルした或人を待ち受けていたのは、仮面ライダー1型なる兵器を開発しヒューマギアを守るために戦う父親ヒューマギア・其雄と、謎のタイムジャッカー・フィーニス。
何故、其雄は仮面ライダー1型になったのか。フィーニスの本当の狙いとは一体――。そして世界のゆがみはどうなってしまうのか!? ゼロワン誕生に隠された、親子の“夢”の物語がいま始まる――。
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以上です。これで紹介を終えます。