【帽子が似合うイケオジ】仮面ライダースカル / 鳴海壮吉【罪を数えた男】

2022年1月5日水曜日

その他サブライダー 映画・Vシネ 仮面ライダーW 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説した仮面ライダーはスカルです。

一つ、俺はいつも傍にいる仲間の心の闇を知らなかった。二つ、戦う決断が一瞬鈍った。三つ、そのせいで街を泣かせた。俺は自分の罪を数えたぜ、マツ…さあ…お前の罪を……数えろ
目次
  • 鳴海壮吉
    • 概要
    • 性格
    • 探偵としての能力
    • ポリシー
    • ハードボイルド
    • 帽子
    • コーヒー
    • 備考
  • 仮面ライダースカル
    • スペック
    • 概要
    • 変身
    • 戦闘能力
    • 装備
      • ロストドライバー
      • スカルメモリ
      • スカルマグナム
      • スタッグフォン
    • 専用マシン
      • スカルボイルダー
      • スカルギャリー
    • マキシマムドライブ(必殺技)
    • 備考
    • 精神耐性
    • ライドウォッチ
  • 仮面ライダースカルクリスタル
    • スペック
    • 概要
    • 戦闘能力
    • 備考
  • 来歴
    • 劇場版MOVIE大戦CORE
      • 事務所開業
      • スカル
      • 交流
      • 事件
      • 真相
      • 結末
    • MOVIE大戦2010(風都探偵のビギンズナイト編の内容も含む)
      • 潜入
      • 誤算
      • 最期
      • 鳴海ソウキチ
    • 運命のガイアメモリ
    • 正統続編『風都探偵
      • 補完
      • 翔太朗との出会い
      • 弟子入り
  • ガンバライジング

鳴海荘吉
 『仮面ライダーW』と劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010〈ビギンズナイト〉』、『仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE〈仮面ライダースカル〉』に登場。仮面ライダースカルの変身者。演じたのは吉川晃司。

 概要

 鳴海探偵事務所の探偵にして先代所長。自他共に認めるハードボイルドで、白い中折れハットと白いスーツを着用している。鳴海亜樹子の父親。左翔太郎の師匠。翔太郎からは「おやっさん」と呼ばれている。
 本編開始1年前に起きた「ビギンズナイト」(第1話冒頭)にてフィリップ救出時に背後から撃たれ、自分の帽子を翔太郎に渡したあと息絶えた(このためテレビでの出番はほとんど回想シーン)ため現在では故人。

 性格
 いかなる事態にも冷静さを保ち、自らの感情を押し殺してもなすべきことをなすというまさに翔太郎が憧れるハードボイルドを体現したような人物。
 そして一方では内心では身近な人々への熱い情や、風都という街への強い愛を持っている漢。このような渋カッコいい人物であるため、既婚者だと知っていても寄ってくる女性は後を絶たないらしい。
 「男の仕事の八割は決断だ。そこから先はおまけみたいなもんだ」との名言にもある通り、「物事の決断」を重要視している。過去に決断が鈍ったせいで街を泣かせてしまった苦い経験談がある為、自戒を込めているのかもしれない。

 探偵としての能力
 作中で度々『名探偵』扱いされるため非常に優秀だったと思われる。依頼人を何より大事にして、功を焦って先走りして依頼人に怪我を負わせた翔太郎を「自分を頼ってくれた人間なんだぞ!」とゲンコツ付きで叱ったらしい。
 翔太郎のことは半人前としつつも、彼の「弱い者には決して力を振りかざさずに手を差しのべようとする心根」は内心では高く買っていた。
 この依頼人を信じ抜いて守りきるという探偵としてのスタンスは翔太郎や亜樹子達、現在の鳴海探偵事務所のメンバーにも引き継がれている。

 ポリシー
 元々、ガイアメモリ風都にばら撒き人々を泣かせてきたミュージアムの悪行を憎み、それらと戦っていた。探偵として「ガイアメモリを仕事に使わない」ポリシー。
 シュラウドからドライバーとメモリを受け取り、覚悟を決めスカルに変身して戦い始めてからも、ドーパントが出てこない限り(少なくとも最下級であるマスカレイド級まで)は極力変身せず、生身とメモリガジェットのみで戦っていた。

 ハードボイルド
 翔太郎同様レイモンド・チャンドラーの小説を愛読しているようで、その主人公フィリップ・マーロウを「俺の大好きな男の中の男」とまで呼ぶほど。
 彼の台詞を引用する場面もある。これがフィリップの名前の由来になる。地球の本棚にもレイモンドの著書「長いお別れ」が確認できる。

 帽子
 帽子に対する拘りも強く「男の目元の冷たさと優しさを隠すのが帽子の役目」としていた。「帽子をかぶっていいのは一人前だけ」であり、半人前の翔太郎には自分が一人前になったと認めるまでは、翔太郎に被ることを許さなかった。

 コーヒー
 強いこだわりを持ち、必ず自分で淹れている。とはいえ不得手だったらしく、最初に飲んだ翔太郎はあまりのマズさから差し入れに風都で一番美味いコーヒーを扱うお店の豆を届けようとしていた。(ただしその豆を最初から使っていた)
 相棒のマツからも自分が作成した資料通りに入れるように言われていたが、頑なに拒んでいた。当時の翔太郎にあまりの不味さに驚かれた時は流石にショックだった模様。

 備考
 主人公・翔太郎がハードボイルドにあこがれる人物であるため、「その師となる人物はハードボイルドを体現できる人物でなければならない」と吉川晃司に白羽の矢が立った。
 吉川晃司はロックヴォーカリストであり、『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』で主題歌を歌っている。また、仮面ライダーW本編の劇中歌も歌っている。『MOVIE大戦CORE』でも『仮面ライダーOOO』の主題歌を担当した大黒摩季と共に結成したスペシャルユニット『DaiKichi~大吉~』として主題歌を担当している。

「ガイアメモリを仕事で使わないのが俺のポリシーだったんだが……やむを得ん

スカル

さぁ、お前の罪を……数えろ

 スペック

身長:205cm
体重:110kg
パンチ力:2t
キック力:6.5t
ジャンプ力:45m
走力:100mを6.3秒

 ロストドライバーにスカルメモリを挿入して変身する骸骨デザインの仮面ライダー。Wが誕生するまでの9年間、風都ドーパントの被害から人知れず守り続けてきた孤高のヒーロー。Wのプロトタイプ的存在で、変身時はW同様に風が巻き起こる。
 黒いボディに銀のラインが入っている。また、首には白いマフラーを巻いている。帽子で隠れた額には「S」字の傷模様がある。唯一の帽子を被っているライダー。壮吉が白いスーツに身を包んでいるため、変身すると対照的である。頭だけ変身解除した事もある。

 当時流通していたガイアメモリは使用者への毒素の影響が強い初期型であったため、メモリブレイクすると敵は死亡する。
 ゆえに荘吉にとって「スカルへの変身=相手を殺害する覚悟を決める」事になる。そのため、変身は相手が殺人を厭わないほどに暴走している時に限られる。
 荘吉の強いこだわりから、一緒に変身しないよう一度帽子を外した状態でドライバーを操作し、変身後にまた被り直すという独自のスタイルを貫いている。

 協力者のシュラウド以外にも正体を晒さず徹底して秘密裏に活動していた。その為風都では都市伝説上の"骸骨男"として知られているだけで、一般には仮面ライダーの1人とは認知されていない。
 何も知らない翔太郎からスカルのことを「気持ちの悪い骸骨男」と評された時はショックを隠しきれていなかった。故にスカルを仮面ライダーと呼ぶのは、あくまで事情を知っている翔太郎達関係者のみである。

 荒事に慣れた荘吉が、強力なスカルメモリで変身するため、高い実力を誇る。専用武器・スカルマグナムを用いた銃撃戦を得意とする他、格闘戦にも秀でている。カタログスペック上のジャンプ力はルナトリガーヒートトリガー、走力はヒートジョーカーと同等。
 
 装備

ロストドライバー
 スカルの変身ベルト。ダブルドライバーのプロトタイプで、見た目は片方だけになったダブルドライバー。変身前はドライバーの赤い部分がアルファベットLに似た姿をしている。
 このスロットにガイアメモリを入れることで仮面ライダーに変身する。変身後は“S”になる。荘吉に渡ったものはビギンズナイトにて破損した。
 名前の由来は、"W"の字を半分にすると斜め倒しの"L"に見えることから。また、組織から設計図ごと失われたものという意味もあることが『風都探偵』にて判明した。

 ガイアメモリを1本しか使わない分、パワーやメモリの組み合わせによる多様な技ではWやアクセルに劣る。一方、使用したガイアメモリの特性・性能がフルに発揮される。
 ただしこの利点は使用者の適合率に大きく依存しており、いずれの使用者もこのドライバーでの変身に使用するメモリは自身と最も適合率の高いメモリ1つだけに留めている。
 また、変身者の適合率が不十分だったり戦いへの覚悟が弱かったりした結果、ガイアメモリの特性・性能が充分に活かされていない「弱体化フォーム」とでも言えるような形態に変身してしまう。

なりきり玩具
 『DXダブルドライバー』を分解して左スロットを外す事で再現できる。後に夏の劇場版にあわせて発売された。ただしエターナル用として発売されるためスカルメモリは無し。後の再販版ではスカルもセット。
 『運命のガイアメモリ』において、翔太郎はスカルから受け取ったロストドライバーで仮面ライダージョーカーに変身する。また同劇場版にて大道克己が同型のものを用いて仮面ライダーエターナルに変身する。
 2019年にはver.20thとして再販。スカルメモリが付属している。2013年にCSMが発売。付属メモリはスカルメモリとエターナルメモリ。ファングメモリとの同時購入でT2ジョーカーメモリがもらえた。
 しかし、マキシマムスロットに「W」のマークがあったり、エターナルメモリのシールと端子塗装が公式ページの仕様と異なったため、この二つの再発送が行われた。

スカルメモリ
 「骸骨の記憶」を宿した黒いメモリ(発光色は紫色)。ディスプレイマークはSに見える髑髏の横顔。端子は金色。使用者の骨格全てを極限まで強化する。
 それらに支えられた身体能力も向上させる。また、胸の肋骨から怨霊型のエネルギーを発生させる事も出来、ここぞという時の牽制が可能。
 加えて血肉なき"骸骨"であるがゆえに、変身中使用者の肉体は"死者も同然の状態"となる。血管や神経まで変化または消失するのか痛覚を感じず、体温も下がる。
 このためスカルは、体液を吸い取るといった『軟部組織を狙った攻撃』や『相手が生物であることを狙った攻撃』への耐性が極めて高い

 スカル専用武器。トリガーマグナムのプロトタイプで、見た目は完全にトリガーマグナムの色違い。しかしWのマークがSになっており、発砲音も異なる。
 常にトリガーマグナムのマキシマムドライブ形態にあたる状態「マキシマムモード」で使用されるが、スカルクリスタルで初使用した時は通常形態で使用していたので、可変機構はある模様。設定上はスタッグフォンなどのガジェットと合体可能だが、劇中未使用。

なりきり玩具
 『DXスカルマグナム』として商品化。スカルメモリも同梱された。スカルマグナムに合わせているのでマークの向きが斜めではない。その為変身すると不格好である。
 20th ver.での箱では向きが修正されていたが、実際は修正されていない。おかげでちゃんとした変身用の向きのスカルメモリはCSMのみ。

スタッグフォン
 携帯電話に変形するクワガタ形のメモリガジェット。Wの物と同一。携帯電話なので連絡手段として頻繁に使われる。変形すると体当たり攻撃などを行う。
 変形した状態で着信すると、再び携帯電話に変形してそのまま通話が可能。これの操作によってスカルギャリーを呼び出すことができる。

 専用マシン

スペック

全長:2.08m
全幅:0.68m
全高:1.13m
重量:165kg
最高速度:500km/h
最高出力:262.5kW

 スカル専用マシン。ハードボイルダーの色違いで、スカルマグナムと同じくWの文字がSに変更されている。劇中未使用だが、ハードボイルダーと同様に実弾とミサイルの複合火器である「ユニバーサルランチャー」を装備可能。
 性能的には最高時速がハードボイルダーより若干劣っている。『MOVIE大戦2010』では一瞬の登場だったがフィギュアーツにおいて発売された。『MOVIE大戦CORE』にも登場し活躍した。

その後
 風都探偵によると正確には"ビギンズナイト"の時に並行して強化改造が進められていた。改造後はハードスプラッシャーの状態でシュラウドが送り込み、フィリップと翔太郎はそれを使って最終的にミュージアムの実験島から脱出した。

備考
 撮影上はハードボイルダーと同じ撮影用車両を使用している。『MOVIE大戦2010』ではハードボイルダーをCG着色で色変更したもの。
 『MOVIE大戦CORE』ではハードボイルダーをリペイントした車両が用いられている。その後暫くはスカルボイルダーのままだったのだが、『MOVIE大戦MEGA MAX』でハードボイルダーへと再度リペイントされている。

スカルギャリー
 シュラウドが開発したスカル専用高速移送装甲車普段は鳴海探偵事務所の地下格納庫に収納されている。リボルギャリーのプロトタイプ。劇中未使用だがスカルボイルダーと合体可能。
 『仮面ライダーW超全集』によればスカルギャリーもスカルボイルダーも元はシュラウドがミュージアムにいた時に考案していたドーパント支援用メカを応用したものらしい。

外見

 骸骨を彷彿とさせる外観を持ち、先端にT字型のフロントバーが取り付けられており、車体後部に多数のマフラーが連結した巨大なエンジンユニットを搭載。
 その外見から壮吉は「怪物マシン」と呼称していた。リボルギャリーのタイヤが8輪となっているのに対して、こちらは6輪となっているという相違がある。

性能など
 武装は皆無だが、その巨大かつ堅牢なボディを利用した体当たりは強力。起動時はハッチの閉鎖後にガレージ内のジャッキの様な重機が作動して、そこに吊り下げられているエンジンユニットが降下してセットされるというリボルギャリーに比べて手間が掛かるプロセスとなっている。

その後

 鳴海荘吉の死後にシュラウドが強化改造を施し、リボルギャリーとしてWに受け継がれた。風都探偵によると正確にはスカルボイルダーと同様に並行して改造が進められていた。
 ミュージアムの研究島から脱出して地下ガレージにたどり着いた翔太郎たちの目の前でまさにリボルギャリーへの最終改修を終えたところだった。

 マキシマムドライブ(必殺技)

 腰のスロットにスカルメモリを装填して発動。ゲーム版では「必殺キック」。右足に紫のエネルギーを纏い、跳び蹴りを叩き込む。
 若しくは、胸から発生させた骸骨型のエネルギーを跳び回し蹴りの要領で敵に向けて蹴り飛ばす。前者は『超・電王トリロジーEPISODE YELLOW』にて、後者は『MOVIE大戦CORE』にて使用。

 スカルマグナムにスカルメモリを装填して発動。エネルギーを増幅した破壊光弾を連射する。名称は『ガンバライド』が初出で、後に『CORE』でも使われた。

 備考
 モチーフはおそらく初代『仮面ライダー』の企画時に仮面ライダー1号以前に最初の候補に挙がっていた骸骨のヒーロー。これは仮面ライダーダブルのモデルが1号であるために1号以前の始まりのライダーとしての起用である。
 テレビシリーズでは市民が目撃した『骸骨男』として第13話に一瞬だけ登場。また『仮面ライダーW』第13話と第14話にはMOVIE大戦2010への伏線が多く見られる。

 PV「Nobody's Perfect」ではテラー・ドーパントを圧倒している事から、ガイアメモリの精神干渉波能力への耐性があったのではと言われている。
 但し、PVの中では裏路地で一人苦しむ様子が描写されている事から、自らの弟子と同じように恐怖を乗り越えたとも取れる演出になっている。
 とはいえ、当時のシュラウドが(幼馴染とはいえ)精神耐性の無い者にドライバーメモリを渡すとは考えにくいため、荘吉も干渉波への耐性があったと考える方が自然だろう。
 あるいは彼自身の耐性ではなく、風都探偵で明らかになったスカルメモリの特性で無効化できた可能性もある。

 ライドウォッチ
 仮面ライダージオウにて玩具化したライドウォッチの紹介音声では基本的に強化フォームを除いたライダーが「~ライダーは〇〇だ」に対してスカルは「風都を護った伝説の戦士はスカルだ」と特殊な呼び方となっている。

 スペック

身長:205cm
体重:110kg
パンチ力:1t
キック力:3t
ジャンプ力:25m
走力:100mを8秒

 仮面ライダースカル メッセージ for ダブル』に登場。1999年11月の冬、風都鳴海探偵事務所を開いて私立探偵をしている鳴海荘吉が、幼なじみのシュラウドから託された「スカルメモリ」と「ロストドライバー」 を使って変身した姿。
 初めての変身時には、その能力を必要としないという心の迷いから、頭部にヒビ状の模様の無いクリスタル状の不完全な形態「スカルクリスタル」になってしまった。

 カタログスペックは身長と体重以外はスカルの下位互換。パンチ力とキック力は仮面ライダー電王プラットフォームと同一である。ガイアメモリを用いた戦いに納得ができていないために完全な力を発揮出来ず、敵ドーパントに苦戦する。
 ガイアメモリの能力を使う覚悟を決め、完全な変身を遂げると、鳴海荘吉のトレードマークである真っ白な帽子を被り真の「仮面ライダースカル」となる。

 備考
 仮面ライダーシリーズでは珍しい劇場版限定ライダー劇場版限定フォームである。この手の形態にしては珍しく、『仮面ライダーバトル ガンバライド』でゲーム出演を果たした。

来歴

 劇場版MOVIE大戦CORE
 本作では主役の一人を勤め、壮吉が仮面ライダーになった経緯が描かれる。娘の亜樹子は、照井竜との結婚前のマリッジブルー騒動の中でプテラノドンヤミーにさらわれた際、メモリーメモリの力で生前の父の姿を垣間見ることになる。

事務所開業
 亜樹子が幼い頃に荘吉は大阪を離れ、風都で鳴海探偵事務所を開業。巨悪怪事件と戦い続けていた。開業当初、荘吉は相棒の松井誠一郎(マツ)と二人で探偵業を営んでいた。
 荘吉が事件現場や聞き込みなどの外歩きで情報を集めていき、マツが図書館などで過去の事件関連資料を総当りで調べ、荘吉の情報と統合して表にまとめる形で捜査を行っていた。
 また鳴海探偵事務所の自称影の所長・風都の歌姫メリッサも影の協力者としており、壮吉からも妹分としてほほえましく見られていた。

スカル
 風都はガイアメモリ蔓延の根源である園咲家のお膝元の街ゆえに、風都の裏に本格的に踏み込みはじめた彼がぶち当たる事件にはメモリやドーパントが多く絡む。荘吉は園咲家の離反者にして自分の幼馴染であるシュラウドと(マツの知らないところで)協力体制を築く。
 この当時は彼女を自身の事務所の奥部屋(現フィリップ部屋)で匿っており、ドーパント相手でもそれなりに対応できるようにメモリガジェットなどの提供も受けていた。しかしガイアメモリの使用は最後まで渋っていた。

交流
 この頃は交番勤務の巡査であった刃野幹夫とも交流があった。刃野からは「鳴海の旦那」と呼ばれ、翔太郎が弟子入りを認められるシーンを見た際には「いい師匠に出会えてよかったな、翔太郎」と陰から祝福していた。
 相当刃野からも信頼されていた模様。またサブなどの街の協力者たちや彼らによる情報網もこの頃には既に築いていた。(後の風都イレギュラーズ)
 相棒のマツと共に、人気歌手メリッサに届いた蜘蛛男の脅迫状の調査から始まる。メリッサのコンサート会場での戦いやメリッサ所属事務所社長の襲撃事件に遭遇。
 この一連の事件の背後にガイアメモリ流通組織『ミュージアム』がいること、そしてスパイダー・ドーパントの正体に気付く。

真相
 スパイダー・ドーパントの正体は荘吉の相棒であるマツだった。マツは何事も強く決断できる荘吉を強く羨み、そして自分の愛するメリッサが荘吉に好意を持っていることを強く妬んでいた。
 当初は悪徳社長からメリッサを守る為にメモリを使っていた。しかし、荘吉に対するコンプレックス故に徐々にメモリの力に呑まれていく。遂には町中に小蜘蛛をばら撒いて町中の人間を爆殺する。完全犯罪を目論んだが、脅迫状等の書き癖から荘吉に正体を見破られた。

結末
 マツを追う荘吉の前にバット・ドーパントが立ちはだかる。スカルに変身して撃破する。スパイダーのいる場所へと到着する荘吉。既に暴走状態にあるメモリを砕けば、マツは死ぬ。しかし迷わずメモリブレイクして事件を終結させた。
 スパイダー・ドーパントの能力は「植え付けられた人間が、愛するものに触れた時、愛する者を爆殺する」子蜘蛛を植え付けるというもの。
 この子蜘蛛は、変身者が死亡した後も消えず、荘吉は愛する妻子を二度と抱きしめられなくなった。荘吉が妻子と一緒に暮らせなかった理由にもなっている。その事件の後、荘吉は生涯最愛の娘の亜樹子に再会が叶わなかった。

 MOVIE大戦2010(風都探偵のビギンズナイト編の内容も含む)
 運命の子を救出するという依頼をシュラウドから受けて、ミュージアムの研究島に潜入を試みる。しかし彼の身を案じた翔太郎が、事務所に置いていったはずのシュラウドから託されたダブルドライバーと6本の専用のガイアメモリが入ったトランクを持って自分の後を追って来てしまい、仕方なく彼と共に潜入する。
 施設内で潜入に気づかれてトランクを翔太郎に預け、単身で施設警備員のマスカレイド達や園咲冴子が変身したタブー・ドーパントと戦闘を行う。(この時にタブーの攻撃で帽子に傷が入った)その後はタブーと相討ちになり、ロストドライバーを破壊されるもなんとか一時的に敵を退けた。

誤算
 翔太郎が独断で動いて運命の子と接触して、彼をガイアタワーに転送してしまう。そんな翔太郎をゲンコツ付きで叱って、ガイアタワーに向かい、そこでスカルメモリの特性を利用して地球の本棚の中に引きこもっていた運命の子に強制的に接触する。(この反動でスカルメモリは破損・消滅した)
 言われるがままに興味が赴くままに生きてきただけの彼に対して、自分のやるべきことを自分で決めて行動するように諭し、彼に上述の通り自分が尊敬するフィリップ・マーロウから"フィリップ"という名前を与える。

最期
 自らの意思でガイアタワーを内側から破って脱出した彼を救出。スカルへの変身能力を失ったことからWへの変身を決意するが、フィリップを戦いに巻き込むことに迷いが生じてしまったところを凶弾に襲われる。後は前述の通りの本編第一話冒頭の展開に繋がる。

鳴海ソウキチ
 MOVIE大戦2010のラストに登場した別世界の鳴海壮吉。ディエンドカメンライドカードの力で呼び出された。翔太郎のことは知らなかったが、「いい顔してるな」と評した上で帽子が様になるのは一人前の証拠だと翔太郎に告げた。
 その後自分の世界へと帰っていった。彼はあくまで並行世界の別人であり、荘吉自身ではないのだが、翔太郎は「おやっさんに褒められた」と感極まって泣き出してしまっていた。

 運命のガイアメモリ
 Wの力を失った翔太郎の前にスカルの姿で突然現れ、ロストドライバーを託して消滅する。何故彼が風都探偵事務所に現れたのかは不明。
 ディケイドから託されたスカルのカードによるものという説や、スカルメモリの効果で死後も霊体で風都を見守っているという説や、シュラウドが成りすました姿だったなど様々な説がある。

 正統続編『風都探偵
 MOVIE大戦COREで語られた事件のその後と幼い翔太郎との出会いが明かされる。マツを殺してしまい、メリッサとも決裂したことで全てを失った喪失感から探偵業を休業し、半ば自暴自棄に日々を過ごしていた。

翔太朗との出会い
 歌姫事件を目撃して彼に憧れた左翔太郎という少年が自分を弟子にするように求めて事務所に連日やってくるようになる。最初は彼を疎ましく思っていた。シュラウドこと園崎文音からドーパント出現の連絡を受ける。
 駆けつけた現場で左翔太郎の「俺たちの街」という言葉で戦意を取り戻す。再び仮面ライダースカルへと変身。アントライオン・ドーパントによる吸血攻撃が効かず、そのままメモリブレイクする。探偵業も再開した。

弟子入り
 やがて高校生になって「自分のためではなく人のために」我慢ができるようになった翔太郎の成長を確認して弟子入りを認める。翔太郎の高校卒業を境に助手として事務所で働かせるようになった。
 しかし、仮面ライダースカルの正体が自分だと隠しており、スカルとして戦う際は何も言わずに姿を消していた。これが翔太郎に少なからぬ不満・不安・不信を与えていた。ビギンズナイトでの翔太郎の行動の遠因となる。

回想シーン
 シュラウドこと園崎文音はフィリップと彼での仮面ライダーWを本来想定していたと目されている。スカル以外で6つのメモリの中から選んだならトリガーだろうと語られた。
 また、回想シーンを通じて、翔太郎に様々な薫陶を与えており、ディープ・ドーパントのエピソードの際には「悪魔と踊る前に三つ数えろ。自分自身と、信じる者と、愛する者。そのすべてに恥じないかどうかを、な」との名言を遺している。

ガンバライジング
 バッチリカイガン4弾より参戦。ジャマータイプでLR枠の一つとして参戦。表アビリティは3番目にカードを出すとAPの強化に加え、相手チーム全体のひっさつとライジングパワーを減らすことができ、バーストアビリティはコウゲキとひっさつの強化と毎ラウンドAP強化という副次効果が得られる。
 2020年。、ガンバライジングプレバン限定商品第5弾にて再度LR化。今度はブレイブタイプで、銃アイコン持ちで初となるAPボーナス上限アップのアビリティを持つ。ただ、当の本人はテクニカルゲージ一辺倒なので味方のサポートが重要。ボイスや必殺技の変化は無い。

 「ライダージェネレーション」〜「ライダーレボリューション」
「この世界で会った仮面ライダーは…、皆、お前さんのようにイジケちゃいなかったぜ。たとえ、望まぬ形で異形となっても…、人のために戦える、本物の男たちさ。その誇り高き、名前を、勝手に穢しちゃいけねえな!」

 2ではゴウラの企みで異空間に飛ばされて来た形で登場。「仮面ライダーオーディン」の異常性に勘付く等、探偵らしい勘の鋭さも健在。続編ではグレムリンが罪人である事も見抜いていた。セリフも本編以上に推理小説のような洒落た言い回しが多くなっている。
 「ライダーレボリューション」では彼が白色を好む理由は「仕事ができる男が着ることを許される色」=一人前の証拠であるからだと明かされた。
 ユートピア・ドーパント仮面ライダーエターナルとの会話から、財団X等にも名が轟いている。彼自身は"伝説の探偵"等ではなく、1人の"平凡な探偵"のスタンスを自認している。依頼を最後までやり抜くポリシーを徹底している。

掛け合い
 自分達を「半端者」と称する地獄兄弟に「何かを始めなきゃ、何にもなれやしない。何を始めるかは自分次第だ。」とアドバイス。ハート・ロイミュードには、欠点を指摘して興味を持たれる等、敵に対して時に人情を見せる事もある。
 一方で過去の苦い経験から『対象を救えない』と見なせば、一切の手加減なく撃破も辞さない(しかし「相手を休ませる」などと表現する。
 サジタリウス・ゾディアーツに「自分達を嗅ぎ回っているのか?」と問われた際には否定し、あくまでも「ネヴァンを倒す」依頼の基づき、彼らを撃破している。
 初期に活躍したライダー位置づけにある為か、シャドームーンレデュエからは嘗められていた。婿との絡みもあり、普段は冷静な彼も緊張で取り乱していた。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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