今回解説する仮面ライダーは雷です。
「さあ、飛ぶぞ!宇宙の大海原が俺たち兄弟を待っている!」
目次
- 宇宙野郎雷電
- 概要
- 役割
- 性格
- 正体
- 備考
- 仮面ライダー雷
- スペック
- 概要
- 変身
- 戦闘能力
- デザイン
- 性能
- アンダースーツ
- 頭部
- 首
- 胴体
- 腕部
- 脚部
- 装備
- 滅亡迅雷フォースライザー
- ヴァルクサーベル
- 活躍
- 必殺技
- 玩具
- スーツ
- 立体物
- 備考
- 劇中の活躍
- 初登場
- アーク復活
- 帰還
- 放送再開後
- その後の活動
- 記憶の復活
- 反旗
- 『ガンバライジング』
【初変身】
宇宙野郎雷電
特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物。仮面ライダー雷の変身者。演じたのは山口大地。
概要
第14話「オレたち宇宙飛行士ブラザーズ!」で初登場。12年前のデイブレイクの生き残り。飛電其雄やワズ・ナゾートクと同じ旧世代ヒューマギア。耳のモジュールはイズやシェスタ達現世代ヒューマギアよりも大きく、形も異なっている。
役割
12年前に打ち上げられるはずだった人工衛星を管理すべく製造されたが、デイブレイクにより打ち上げは失敗。現代では自身をモデルに作られた弟の「昴」と共に飛電インテリジェンスが所持する人工通信衛星「ゼア」を管理している。
飛電或人が戦闘時に呼び出すライズホッパーを元の場所に戻しているのも彼らの役目である。相棒でもある昴を信頼している。将来ゼアを1人で管理できるよう、昴をラーニングするのが目標。
性格
短気な熱血漢。一度怒ると手が付けられず、怒るたびに「カミナリ落としてやる!」と言うのが口癖。若い社員を厳しく教育するようにラーニングされている。自分たちの仕事に誇りとやりがいを感じている。
社長室に抗議しに来た際には或人に怒りを剥き出しにして粗暴な口調なキレ散らかし、福添准にも「あんたの教育もなっていないんだよ!」とその怒りを飛び火させた。
描写
宇宙飛行士という職業への誇りから、「宇宙を股にかけている仕事だ」と自信の仕事に対する矜持を事あるごとに語っており、一緒に活動する弟の昴には深い信頼を寄せている。
ロボットであるため呼吸の必要はないが、宇宙を飛び交う放射線による誤作動を防ぐために宇宙服を着て船外活動をする。
正体
実は滅亡迅雷.netの一人・雷であった。迅からはお兄ちゃんと認識されている。雷電には本人の意思と無関係に衛星ゼアの情報を自動的に転送するプログラムが仕込まれていた。
ハッキングに耐えたような描写も、実はプログライズキーを奪うべく或人らをアジトにおびき寄せるプログラムを仕込まれていただけだった。
これまで滅亡迅雷.netがシンギュラリティに目覚めたヒューマギアの位置を正確かつ迅速に割り出せたのも、彼の存在があってこそのものだったのだ。
備考
演じる山口氏は他の滅亡迅雷のメンバーのように黒い衣装を着たかったと述べており(滅亡迅雷bookより)、復活に伴い黒い衣装に新調したことを喜んでいる。
靴には明朝体でそれぞれ靴の外側に「滅亡迅雷雷」とデザインされており、もう一つの雷は「雷(いかづち)の衣装」なだけあってどの文字よりも大きめに書かれている。右腕に付いてるオレンジの紐の装飾は「変身ポーズが映えるようにする」為に付けたとの事。
中の人
演者の山口大地氏は仮面ライダーTVシリーズには初出演となるが、他媒体では前作のスピンオフ作品『RIDER TIME 龍騎』にて仮面ライダーベルデの変身者である木村を演じていた。
同じ演者で別のライダーという事例は割とよくあることだが、同じ年に立て続けに2人のライダー変身者を演じるような事例はほとんどなく大変珍しい。
「滅亡迅雷.netに……接続。人類は滅亡させる」
ドードー!
「変・身」
フォースライズ! Break down.
スペック
身長:188.5cm
体重:99.4kg
パンチ力:17.2t
キック力:58.6t
ジャンプ力:ひと跳び25.1m
走力:100mを3.7秒
生物モチーフ:ドードー
概要
『仮面ライダーゼロワン』第14話に登場した仮面ライダー。同じ陣営の仮面ライダー滅や迅に続く悪のライダーで、彼らと同じく変身者の名を冠している。ゼツメライズキーで変身する初の仮面ライダーでもある。
変身
鳥類の絶滅種「ドードー」のデータが記録されている「ドードーゼツメライズキー」を滅亡迅雷フォースライザーにセットして変身する。キーをセットする際、雷マークのギザギザを描くように手を動かす。
変身シークエンスは「ロストモデル」が出現せず、アーマーが装着されるというシンプルな物。対サウザー戦では完全復活の影響か、雷のエフェクトを纏いながら変身した。
戦闘能力
ドードーマギア改までに蓄積されたラーニングデータを基にした装備を持つ。ドードーマギア系列が愛用していた「ヴァルクサーベル」と、腕部から放つ雷撃が武器。パンチングコングとバイティングシャークを同時に相手取り圧倒する程の戦闘力を誇る。
デザイン
スーツカラーは暗い赤で、アーマーの色は黒。アーマーは滅や迅同様、機能性伝達ケーブル「リストレントケーブル」によってスーツ表面に固定している。
ゼツメライズキーによる変身のためか、迅と滅とは腕部・脚部のアーマーのパーツ構成が異なりやや軽装である。
性能
アンダースーツ
赤色のベーススーツ「ラザロテックスーツ」は、「テキスタウォール」製生地で、通気性や浸透性が限りなく低い。
腐食性の液体などを防ぎ、高い気密性を活かし内部圧力を外気圧より高く維持することで有害物質との接触を遮断できる。
迅と滅のアグメントスーツとの違いとして、素材は絶縁性能が高く自らが操る雷撃による内部機器の誤作動を防いでいる。
頭部『ドードヘッド』
通信管理能力を増強した鋭利な黒い顔面装甲「ドードーゴーグル」が保護。 羽状の雷撃放射装置「ディスチャージフェザー」はその形状を利用して雷撃を放出し、外部機器と接続する特殊接続及び攻撃への転用も可能。
通信制御装置「ドードーシグナル」は、人工衛星をはじめとする大規模通信設備を自在に操作する為のハッキングを行う。前頭部から嘴のように伸びる格闘戦用衝角「ドードービーク」は頭部による打撃力向上に加え、ロールバーとしてドードーシグナルを保護。
オレンジ色の複眼「ドードースコープ」は電磁波耐性に優れ、 強い電磁波の中でも常にクリアな視界を確保。強い光による焼き付きなどに対しても高い耐性を持つ。頭部両脇の「ヒアリングバック」はリストレントケーブルを通して聴覚情報を装着者に送る。
胴体
首の中心にある制御ユニット「コアブレスト」はチェインブロッカー各部の運用状況を随時モニタリングし、エネルギー配分などを制御する。
想定ダメージレベルを大きく超える衝撃や、ダメージの蓄積が限界を超えた場合は装着解除することで、ダメージを吸収。装着者の身を保護する。
胸部装甲「チェインブロッカー」はオーバーロード状態となった絶滅種のデータイメージ「ロストモデル」を強制的に装着させたもの。分離したロストモデルは、リストレントケーブルの高い靭性や自在に伸縮する特性により拘束される。
不要な装甲を削り、特に衝撃を受けやすい部位を集中的に保護することで、総合的な防護能力の最大化を行っている。
割り切った配置によって装着者の動きへの追従性能も非常に高い。迅と滅のライダモデルの場合とは異なり、雷はロストモデルの一部を開放および使役出来るか不明。
腕部
腕部装甲「アームストレンジャー」は雷撃発生装置「ストライクザッパー」を内蔵。各部に雷撃を供給する。腕部の「フォースアーム」は滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギーの供給を受けることで、 装着者の腕力を約4.8倍に強化させる。
両手のグローブ「フォースグラブ」は触覚センサーの感度を約3倍に増強。指先の鋭利な装甲は武器として使用可能。ストライクザッパーから強力な電撃を放って攻撃可能。
脚部
脚部装甲「レッグストレンジャー」は迅と滅の足を保護するランディングブロッカーと同じ機能を持つ。走力やキック力を向上させ、装甲材の強度を活かして人間では踏み入れない極限環境での活動を可能とする。
「フォースレッグ」は滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギーの供給を受けることで、 脚力を約6.4倍に強化させる。
装備
滅亡迅雷フォースライザー
雷が仮面ライダー雷に変身する際に使用する変身ベルト。「旧型のフォースライザー」に改造を施したカスタムタイプ。12年前の「デイブレイク」の時点で存在していた。
迅と滅とは異なり両腰には「プログライズホルダー」が計8個備わっており、プログライズキーを配置できる。
雷のホルダーは特殊な通信制御能力を持つ。装填されたプログライズキーに疑似オーソライズを施すことで、 衛星ゼアから「ライダモデル」を強制的に引き出してアークに供給する役割を担っている。再登場の際はホルダーが2個に簡略化された。
機能
右手側にあるレバー「フォースエグゼキューター」を引くと、「エクスパンドジャッキ」によってプログライズキーを認証することなく強引に開き、露出した接続ポートに強制接続。
読み込んだプログライズキーの「ライダモデル」に限界までブーストをかけてオーバーロード状態とし、不安定ながらも毒針や翼などの特徴を先鋭化する「フォースライズ」を実行。
バックルから出現したライダモデルが使用者に覆い被さり、装着者にライダモデルが縛り付けられて変身を完了する。本来想定された変身方法ではないため様々な問題が発生するが、独自のプロトコルによって制御している。
性能
ゼツメライザーと同じくヒューマギアのデータを改竄する機能を有するドライバーを装着させられた迅や雷電は滅亡迅雷.netに接続した。ベルトの内側に無数のトゲが付いているが取り外しは可能。
ゼツメライズキーにも対応第14話では仮面ライダー雷がドードーゼツメライズキーで、第37話では仮面ライダー亡がジャパニーズウルフゼツメライズキーで変身した。
特徴
このベルトを用いて変身するライダーは極端なまでに攻撃力と機動力に特化している。装甲は胴体や脛等の攻撃を受けやすい部位のみに集中しており、最低限の防御力を確保しつつ機動性と追従性を極限まで高めている。
こ強制接続により生成されたライダモデルの影響か装甲板は無地と縞鋼板の様なモールドが入れられた装甲板が半々の割合で入り交じった左右非対称なスタイル。
戦闘能力
キーへの負荷と引き換えに攻撃力に限界までブーストが掛けられている。一撃一撃が桁違いに重く、機動力と合わさり反撃を許さぬ一方的なラッシュ攻撃や、相手の急所一点を正確にぶち抜くピンポイント攻撃で特に猛威を振るう。
変身者には攻撃を的確に捌き回避・対応することが求められる。必殺技発動は装填されたプログライズキーを再度開閉する事で行う。必殺技名は開閉した回数で変化し、1回だと「~ディストピア」2回だと「~ユートピア」で統一されている。
立体物
DXトイにてラインナップ。スティングスコーピオンプログライズキーとのセットで2019年11月2日に発売された。劇中と起動音の「フォースライザー!」のイントネーションが異なる(劇中は低い音で「ライ↓ザー」だが玩具ではゼロワンドライバー等と同じく高音で「ライ↑ザー!」)
劇中同様のギミックの再現が可能だが衝撃に弱く、ちょっとした衝撃でピンがキーのボタンに接触し必殺技音が流れる(特に付属のスコーピオンキーだと起こる頻度が多い)。この現象は再販分にて修正された。
他にも、食玩版など関節がキツめのキーに力負けしてしまい、閉じる事ができない場合がある。プログライズキーのシンボルがキーを展開する事で、赤いランプによってプロジェクターのように浮かび上がる。暗い部屋で壁に向かって展開すると分かりやすい。
ドードーゼツメライズキー
ドードー! "A ferocious Magia with room to grow."
鳥類の絶滅種「ドードー」のデータイメージ「ロストモデル」が保存されているゼツメライズキー。カラーはスカーレット。玩具版で確認できる英文の訳は「成長する余地のある凶暴なマギア」。
ドードーマギアが破壊される度に迅が回収しており、第13話まで暗殺ちゃんが継続して使用し、第14話で雷が仮面ライダー雷に変身する際に用いられた。
滅亡迅雷.net壊滅直前まで奪われる事なく残っていたが、チェケラに渡されたものがこれと同一のものかどうかは不明。雷の使用時に残っていたゼツメライズ時の傷が見受けられずラーニングデータも反映されていない事から、別のキーである可能性が高い。
ヴァルクサーベル
かつて暗殺ちゃんも使用していた二本の羽根を模した剣。二刀流の剣術を用いての戦闘を得意としている。
アタッシュショットガン
主にバルカンが使用する銃型アタッシュウェポン。ベースカラーは水色と黒。 盾としても機能するアタッシュケース型の「アタッシュモード」から下部分を捻ることで銃口「グランマズル」が露出し、銃型の「ショットガンモード」となる。
グランマズル付近にある弾丸生成機構「プレスリローダー」を操作することで、エネルギーを超圧縮した弾丸「PEB(プレスドエネルギーバレット)」が生成・装填される。
射出直後に700発の散弾が分散する「ショットモード」と、大型弾丸をそのまま発射する「スラッグモード」の2通りの運用が可能。
性能
重火器クラスの火力を持つ分反動も強く、当初はパンチングコングのパワーが必須だった。その後、戦闘経験を積んで使い慣れたことで、第7話ではシューティングウルフの状態でもある程度反動を抑えられるようになった。
バルキリーはパワーが低下している形態にも関わらず、平然と射撃している。第8話では銀色のエイムズショットライザーと共に複数量産されていたが、滅亡迅雷.netがA.I.M.S.特殊技術研究所を襲撃した際に1丁鹵獲した。
必殺技
銃身を折り畳むことでエネルギーをチャージ。再度展開して握り手にある「アタックトリガー」を引くことで、より強力なエネルギーチャージ砲撃「カバンショット」を発動する。
後部の「ライズスロット」にプログライズキーをセットすることで、キーの能力の一部を付加したカバンショットが発動する。
事前に銃身を畳んでエネルギーをフルチャージさせている場合、より強力な必殺技「カバンバスター」となる。ベルトでの必殺技と同じく、装填したキーの前半の単語が技名に追加される。
活躍
ゼロワンとバルカンを圧倒して一度は変身解除に追い込む。彼等からプログライズキーを奪ってアークの知能を復活させた。
しかし、アークが作り出したアサルトウルフプログライズキーを奪って変身したバルカン・アサルトウルフに倒された。プログライズキーも全て取り戻される。第25話では滅亡迅雷.netのイメージにおいて滅、亡、迅、雷の順で並ぶ形で登場している。
復活後
第35話にて雷自身は復活したが、ドードーゼツメライズキーは紆余曲折あってZAIAに保管されていたため変身出来ない状態であった。
第37話にてドードーゼツメライズキーを亡が奪還。仮面ライダー雷も復活。後のZAIA戦ではアタッシュショットガンを使用していた。キック技のゼツメツディストピアでは仮面ライダーサウザーとつばぜり合いを起こし、滅の必殺技を決める隙を作った。
必殺技
ゼツメツディストピア
フォースライザーのレバーを一回操作して発動。ヴァルクサーベルから赤い稲妻を帯びた強力な斬撃を連続で飛ばす。
発動時には「煉獄雷剛」の文字がカットインし、炸裂時に技名が表示される。第37話では赤い稲妻を纏い、ドリルのように回転しながらキックを放つパターンが使用された。
ゼツメツユートピア
フォースライザーのレバーを二回操作して発動。両腕から広範囲に広がる赤い電撃を放つ。発動時には「塵芥雷剛」の文字がカットインする。
ゼツメツカバンショット
第37話で使用。 アタッシュショットガンにドードーゼツメライズキーを装填して発動。アタッシュショットガンから赤い稲妻を帯びたエネルギー弾を放つ。
スペースカミングディストピア
『ガンバライジング』で使用。 仮面ライダーフォーゼ ベースステイツのデータイメージを保存した「スペースカミングフォーゼプログライズキー」を起動してフォーゼを呼び出し、 ライダーロケットドリルキックをラーニングしてダブルライダーキックを放つ。
玩具
ドードーゼツメライズキーはプレミアムバンダイ限定のゼツメライザー(7700円)に付随するため、滅亡迅雷フォースライザー(6050円)と合わせて再現に13750円もする。
更にアークを復元した場面まで再現しようとすると4万円(食玩版で代用しても3万円)は軽く超える。
スーツ
ブラッドスタークと001の流用・改造で頭部は完全新規造形。上半身(主に胸元や腹筋)に001、アンダースーツや下半身(特に脛部分や股部分)にスタークの名残が見られる。
つまりシノビやクイズと同じく継ぎ接ぎ仮面ライダーなのだ。ちなみに001のアンダースーツもブロス系の流用である。
立体物
装動「仮面ライダーゼロワン~AI08~」にてラインナップ。ボディとアーマーパーツを購入することで完成する。劇中同様のアクションと装備が同梱されている他にプログライズキーホルダーパーツ装備状態も再現されている。
S.H.Figuartsでもプレミアムバンダイ限定で発売が決定、ようやくFiguartsでの滅亡迅雷ライダーズ集結が叶う形となる。本体には二本のヴァルクサーベルが付属するが、アタッシュショットガンは別売りのバルキリーなどから手に入れる必要がある。
劇中の活躍
初登場
或人が遅刻を逃れるために私用でライズホッパーを呼び出し、手間を増やされたことに激怒。弟と共に地上に降りてきた。或人に自分達の仕事の大変さを知らしめるためゼアに連れて行こうと、宇宙センターまで引きずる。
途中で迅と会い、チューブを刺される。不破たちに滅亡迅雷.netのスパイ疑惑をかけられると否定。アジトのあるデイブレイクタウンに或人たちを連れていく。
アーク復活
迅に無理矢理滅亡迅雷フォースライザーを取り付けられたことで暴走。雷として覚醒すると仮面ライダー雷に変身する。ゼロワンとバルカンを圧倒し、彼らからプログライズキーを強奪。滅と迅が持っていたキーを揃えてアークを完全復元させた。
だが不破がバルカン・アサルトウルフに変身。破壊された。しかし、大元のデータはゼアに保存されており、或人が飛電を去る際にヒューマギアプログライズキーに移していた。
帰還
第34話終盤で、迅が或人から雷のデータが入ったヒューマギアプログライズキーを奪取。第35話ラストにて人格の無い第4世代型素体ヒューマギアにデータがダウンロードされ、荒々しい装いと共に雷は復活した。アークに忠実な様子を見せている。
秘書として差し向けられたアズによって、弟子である昴せの情を失ってないことが発覚する。アズの起動した謎のキーの「マリスラーニングアビリティ」によりシンギュラリティのデータを回収された。
その後の活動
36話ではアークの力に巻き込まれモジュールを損傷した亡を気遣うなど、兄貴分的な姿を見せた。37話ではアークの指示により、ZAIA傘下の飛電インテリジェンスに亡と共に潜入。
ドードーゼツメライズキーを取り戻す。天津に宣戦布告した後にアーク等と共に、ZAIAと結託したAIMSの部隊と交戦。勝利を収めて帰還した。
記憶の復活
38話では、アークを案内する形で補佐していたが、飛電インテリジェンス敷地内のロケットを見た事で脳裏に弟との記憶が浮かぶ。
雷はアークに操られて飛電製作所に現れる。或人に宇宙野郎雷電と信じこませて、或人を誘導する。雷はアークに乗っ取られる。変身したアークゼロはゼロワンを倒し、ゼロワンドライバーを奪い、ゼアを乗っ取った。
反旗
第40話でアークゼロがゼロツーに敗北。アークから引きはがされたことで自我を取り戻す。アークが「人間もろともヒューマギアを根絶する」という結論を導き出したのを受け、自らの意思でアークに反旗を翻す。
飛電インテリジェンスに現れると、昴の手引きを受けてアークが宿る通信衛星ゼアに接触。アークゼロが地上で戦っている時に二人で宇宙に赴く。
ゼロツーに敗北したアークがゼアに戻った隙をついてブレイキングマンモスを強奪。そのまま砲撃を浴びせて通信衛星を破壊した。
終盤
滅のヒューマギアの安息を目指す聖戦やアークの再来など起こるが、迅や亡と共に滅亡迅雷側には付かずに人類との共存寄りの中立という立ち位置に収まっている。また、宇宙飛行士として復帰。
第44話では滅を説得するために滅亡迅雷のアジトに戻ったが「お前の弟が人間に滅ぼされたら、お前はどうする?」と問われて何も言い返せなかった。全てが終えた後は飛電インテリジェンスへ戻り、ゼアに代わる新たな通信衛星の打ち上げに意欲を燃やしていた。
『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』
「さぁ…雷落としてやるぜ!」
仮面ライダー達への復讐心が芽生えたアズが変身したアークゼロワンが復活させた暗殺ちゃんに亡と共に呼び出さて洗脳され「暗殺亡雷.net」の構成員にされる。洗脳後は滅と迅を襲撃し、一人逃げた迅を追う。
その後迅を追撃し、アークゼロの必殺技を喰らいそうになった迅を滅が庇う。そこで、滅と迅が「夢」について語り合う事によって、洗脳が解け、本編では叶わなかった「滅亡迅雷」の仮面ライダーの集結により、暗殺ちゃんを協力して撃破する。
滅より「誓え…例え離れていようと、ヒューマギアの安息の為に、我々滅亡迅雷.netは戦い続けることを…」と宣誓。全てが終わった後は、亡と共に自分の居場所に戻るが、この時に4人で誓いの拳を交わした。
『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
特殊ガスの影響で人間の行動が制限される環境で、変身せずにサポートに専念する。服装は宇宙野郎雷電としてのツナギ姿に戻っていた。
或人にも「兄貴」と呼ばれていたので、飛電に復職したのだろう。ライズホッパーを呼び出した或人にトラックで運んで持ってくる。曰く「呼ばれる10分前にはゼアから通信が来ていた」との事。
『ガンバライジング』
バーストライズ4弾に登場した。ボイスも山口氏による新録。Twitterの公式アカウントでは雷電の「我慢できねぇ! カミナリ落としてやる!」の台詞と共に紹介されている。
この登場は4弾のスキャンコンプリートの難関の一つとなった。さらに同弾からはドードーゼツメライズキーをスキャンすることで雷がアタックライズとブロックライズを行うようになり、更に超絶ウィークリーバトルにも雷が登場した。
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以上です。これで紹介を終えます。