【イケメンな吉沢亮!】仮面ライダーメテオ / 朔田流星【5年後の横浜流星 動画・BGMあり】

2022年8月21日日曜日

2号ライダー 仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーはメテオです。

「これは俺一人の戦いだ。誰にも邪魔はさせない」

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 朔田流星
    • 概要
    • 友情
    • 描写
    • 正体
    • 戦闘能力
    • 仮面ライダー部
    • 閉所恐怖症
    • 小ネタ
  • 仮面ライダーメテオ
    • スペック
    • 概要
    • 外見
    • 戦闘能力
    • 装備
      • メテオスイッチ
      • メテオドライバー
      • M-BUS(エムバス)
      • マシンメテオスター
      • メテオギャラクシー
    • 必殺技
    • 備考
  • 仮面ライダーメテオストーム
    • スペック
    • 外見
    • 概要
    • 装備
      • メテオストームスイッチ
      • メテオストームシャフト
    • 必殺技
    • 備考
  • 劇中の活躍
    • 進化する嵐
    • 弦太朗死亡
    • ライダー部正式入部
    • 京都の修学旅行
    • 終盤
    • MOVIE大戦アルティメイタム
  • ガンバライジング
  • バトライド・ウォーシリーズ
  • 余談
【フォーゼvsメテオ】
朔田流星
「お前は我望のためなら命は惜しくないと言った。だが、俺は違う。弦太朗と、この天高で出来た新しい友と一緒に生き抜く。自ら滅びを認める男に負けるわけがない!」

 『仮面ライダーフォーゼ』の登場人物。仮面ライダーメテオの変身者。17歳(2012年時点)。演じたのは吉沢亮

 概要

 交換編入生として山田竜守の代わりに「昴星学園」から天ノ川学園高校の2年B組に3学期から来た。一人称は「僕」で礼儀正しく、大杉忠太に絡まれる如月弦太朗を庇うなど好印象な一面を見せていた。
 歌星賢吾には劣るが成績は優秀(第23話で大杉が運んでいた3学期の期末テストの点数は賢吾の100点に対し99点だった)。鳥居崎ミサや鵜坂律子曰くイケメン。
 交換編入生のため天高の制服ではなく、元々在籍していた昴星高校の制服を着用している。弦太朗よりも小柄であるが、メテオ変身時はフォーゼと同じ位の身長になっている。

 友情
 表面上は人当たりの良い爽やかな好青年だが、素顔はドライかつシビアな価値観の持ち主。特に『友情』に関しては軽々しく扱う事を忌避する傾向がある。逆に言えば友との絆を非常に重んじる人物であり、一度心を許した相手には惜しみない親愛の情を示す。
 ちなみに、心理学的な見地において「友達や家族の為なら自分を平気で犠牲にする」人は、「本人が思っているよりも自己承認欲求が強い」人物であることが多いらしい。

 描写
 ラビットハッチに偶然入り込んだことが縁で仮面ライダー部に仮入部。アストロスイッチの調整技術や、スイッチャーを見つける洞察力など優れた能力を発揮する。
 しかし、その一方で如月弦太朗と歌星賢吾の友情に亀裂を入れるなど、(本人の意識していないところで)トラブルメーカーな一面もある。
 野座間友子との絡みが多く(見捨てて逃げたとしてソフトーニャで冷気を吹きかけられたり、呪いをかけると脅されてプロムに参加させられたり)、流星も友子を「ちゃん」付けで呼んでいた。

 正体
 反ゾディアーツ同盟からの潜入員。天高に来た目的は、ゾディアーツスイッチを使用して意識不明となった同門の友人・井石二郎を救う為に、牡羊座のゾディアーツ・アリエスに覚醒し得るスイッチャーを探す事。
 人当たりの良い性格も全て演技(本来の一人称も「俺」)で、弦太朗達の事も「友情ごっこ」と見下していた。実はスゴく短気。アリエスになりそうなゾディアーツを倒されて、正体を隠さずにブチキレて弦太朗を殴った。

 戦闘能力
 星心大輪拳という格闘術に長けており、ダスタードなら生身でも倒せる実力の持ち主である。メテオであることは隠すように上司のタチバナから指示を受けた。
 そのためゾディアーツが現れると逃げることが多かった。素の状態では滅多に戦わず、周囲には肝心なときに姿を見せない非力な優男と思われていた。

 仮面ライダー
 メテオの正体を隠す隠れ蓑かつ、アリエス探しのエサ兼踏み台として、半ば押しかけ気味に入部希望するも、漠然とその本性に勘付いた弦太朗が一旦却下。
 しかしホロスコープスへの進化の兆しがあったリンクスを倒してしまった弦太朗に、演技も忘れて怒り心頭の拳を叩き込んだ結果、その本気を認められライダー部見習いとして結局入部する。
 マグネットスイッチを巡り弦太朗と絶交した賢吾に本気の忠告や助言を送る、部分的ながらフォーゼに協力するなど、段々とライダー部員達に対し評価すべき芯を見出しつつある。
 基本的にフォーゼと共闘はしているものの、ラストワンを超えたスイッチャーが現れたら保護して進化させようとするなど、時に対立することもあった。

 閉所恐怖症
 天高では毎年、宇宙飛行士になるための資質をテストしている。第37話「星・徒・選・抜」では流星もこのテストを受けて予選を突破。次の試験を受けることになる。試験内容は7人で72時間閉鎖された環境のなかで鶴を1万羽折ること。
 初めは皆順調に事を進めていたが、徐々に疲れが現れ始め、終盤に差し掛かるころにはあらゆる面で限界にきていた。
 テスト審査員側があえてパニックに陥れるような環境を作った結果、流星のストレスが爆発。画面中央で手に取った折り紙を引き裂きながら ホワチャァァーーッ! と渾身の叫びを披露。テストには落ち、部のみんなからテストのことを聞かれた時は流石に言えない心境だった。弦太朗達3年生3人や野座間友子は合格。
 ちなみにこのパニック時の演技は吉沢亮のアドリブであり、間近で見た福士蒼汰からは『こいつヤベー奴だな』と思われてしまった。

 備考
 名前を英文字にして組み替えるとSAKUTA RYUSEI→RYUKI(龍騎)もしくはSKY(スカイつまりスカイライダー)となる。これは狙ったものか不明。星心大輪拳については赤心少林拳をもじったものであると思われる。
 奇しくも友人の名前が二郎である為、キカイダーメタルダーを連想させる名前になっている。(メタルダーの主人公の名前は剣流星)
 『ホワチャッ!ホワチャッ!みんな逃げろホーイ!』と言う字幕が書かれた画像が出回っているが、作中でこんなセリフは言っていない。ただし、ホーイ以外の部分は本当に言っている。しかし、あまりに出回りすぎたネタの為か、別作品でパロられる事となった。

仮面ライダーメテオ
「M-BUS、変身認証だ」

Meteor Ready?

「変身!」

「仮面ライダーメテオ。お前の運命(さだめ)は俺が決める。ホォ~~~~~~~…ッワチャァア!!!」
 スペック

身長:210cm
体重:93kg
パンチ力:3.3t
キック力:8.4t
ジャンプ力:ひと跳び25m
走力:100mを5.8秒

 概要
 『仮面ライダーフォーゼ』に登場する2号ライダー。天ノ川学園高校に突如現れた、2人目の仮面ライダー。タチバナが開発した。
 本編第16話から登場。2011年12月10日公開『仮面ライダー×仮面ライダーフォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』にも少しだけ参戦。
 朔田流星が人工衛星M-BUSとリンクしたシステムにより認証を受けて変身、タチバナからのバックアップを受けて戦う(劇場版では衛星兵器内での変身であった為、別の人工衛星に変身ビームを反射させて変身していた)。

 外見
 隕石を思わせるマスクが目立つ左右非対称のデザイン。左側にのみアンテナレーダーが伸びている。顔の上半分は青い半透明のフェイスガードで覆われている。上下に4つ配置された吸気口プラネタリウムの投影機をイメージしたもの
 白いフォーゼとは対照的に、胴体は黒のスーツに星を散りばめた星図に見える。右肩からベルトまで届く青いアーマーは宇宙を駆ける流れ星。
 タチバナより正体秘匿を厳命されており、露見した場合は変身者の資格を剥奪される。メテオに変身時は機密保持のためか掛け声にかなり強いエフェクトがかかっている。

 戦闘能力
 流星の得意とする截拳道を振るい、決め台詞時の鼻を擦るような仕草に怪鳥音と、カンフーテイスト満載。朔田流星の格闘センスと、メテオドライバーによって強化されたパワーやスピードが、高い次元で組み合わさることで極めて強大な戦闘能力を発揮。
 持ち前のジークンドーの業前+専用装備メテオギャラクシーによる戦法はフォーゼが苦戦したスコーピオン・ゾディアーツを一対一で圧倒するほど。柔と剛を兼ね備えたファイトスタイルで敵を叩きのめす。

 性能

頭部『スターフェイス
 頭部外殻『メテオライトギアアストリウム合金製の超剛性を持つヘッドギア。装着者の頭部をあらゆる衝撃とダメージをから守る。
 下顎部を覆うフェイスガード『フルカバードマスク』はアストリウム合金製。機密性が極めて高く、外気の吸入などはラングレギュレーターを通じて行われる。
 首周りを覆うリング状のメタルアーマー『リングスケイル』は薄く幅の狭いリングを重ね合わせた形状をとることで、可動範囲を確保しながら高い強度を保っている。
 ケイ素化合物を主成分としたクリスタルにプラズマを封じ込め、シールドしたフェイスガード『プラズマシールダー』はプラズマ波動により音波や電波の伝播を促進するため、感覚が研ぎ澄まされた状態が長時間持続する。
 内部に外気を取り入れるための吸気口『ラングレギュレーター』に大気中に含まれる有害な物質や、特殊な状況下における生命維持を目的とした高性能の特殊フィルターを内蔵。濃縮酸素を貯蔵する小型のタンクが内臓されており、数時間であれば真空中での活動も可能。

感覚器官
 超高感度の視覚器官『トレーシングアイ』は最大視野角は水平方向280度、垂直方向200度に及ぶ。宇宙空間での太陽光線に対する防護機能は持たない。
 聴覚を司る集音センサー部『フォノソニッカー』は極めて広域で、周囲1km内で発せられた音はどんなに微かな音でも検知できる。
 3基のッド型アンテナレーダー『シュプールロッド』がM-BUSとのデータリンクや周囲の環境データを収集し、送信を実行する。
 コンディションを表示するサインシグナル『コアシグナル』はシステムに緊急事態が発生した場合、M-BUSに対して非常用チャンネルを通じてアラートサインを発信する。

胴体
 生体計測センサーユニット『ライフモニタリングコンバーター』が装着者の生体データを計測。生命維持に必要な酸素供給や調整をM-BUSのバックアップシステムと連携しながらリアルタイムでモニタリングを行う。
 胸部を保護する、一体化した外部装甲と金属骨格フレーム『ストラクチュラルトルソー』は生命活動で重要となる胸部と背部にかけての内蔵と骨格、脊椎などを保護する。
 右上半身部を覆うエネルギー供給ダクト兼、外部強化装甲ブロック『メテオインジェクションテイル』が膨大なエネルギーをメテオドライバーからメテオギャラクシーに供給するためのエネルギー移送用ダクトを内蔵。
 またエネルギーの暴発を防ぐクリスタルフレームは外部からの衝撃をも吸収し、メテオの防御性能を高める。

全身
 全身を包む皮膚状の強化外装『エーテルオーバーコート』はドライバーから送られるコズミックエナジーがマテリアライズ(物質化)したもの。
 装着者の身を守るだけでなくコズミックエナジーを波動化し、パワーウェーブの形で全身に供給する。体の表面に浮かぶ星図のような文様は、このパワーウェーブが波紋のようにぶつかることで可視化されたもの。
 両手首、両足首に装着された計4つのエネルギー増幅器『ラングランジング』はドライバーを中心に発生するコズミックエナジーのパワーウェーブを受信・増幅するブースター。
 これによりメテオドライバーからのパワーロスをほぼ0にしたまま、メテオの腕力および脚力を理論上の限界値まで引き上げる。

四肢
 フィンガーグローブ『マルチパームグローブ』は金属繊維の表面をエーテルオーバーコートで覆った。左手人差し指部分に装着された指紋データ送信ユニット『フィンガーポイント』はメテオに関する機密保持のための、いわゆるバイオメトリクス(生体)認証の一つ。
 M-BUSに対して特別な暗号通信を行う際に装着者の指紋情報を読み取り、メテオギャラクシーを通じてM-BUSに対して認証シークエンスを実行する。
 甲部分と膝間接部を保護する外部強化装甲『プラネタリーヘイロー』は硬いアストリウム合金製。衝撃から保護するだけでなく、放つ打撃の威力を増幅する。
 足部を覆うブーツ状の外装『クレイトインパクターブーツ』内部にアストリウム合金製の強化フレームが層のように配置され、キック力を強化しながら、衝撃を分散し足部を守る。

 装備

メテオスイッチ
 メテオの変身・必殺技に使うアストロスイッチ。タチバナとの通信機でもある。フォーゼの右腕スイッチとも互換性がある。スイッチは天球儀型のレバーを前方へスライドさせるタイプ。スライドさせることで流星のように見える形状となる。
 スイッチを通じてM-BUS(エムバス)のタチバナと通信することが可能となっており、周囲の映像を自動送信する機能も組み込まれている。

メテオドライバー
 中央に天球儀を納めた様な形の変身ベルト。フォーゼドライバーとは異なる設計思想が採用された。スイッチを挿すソケットが一つ存在。アストロスイッチを差し込む事が出来る。
 メテオスイッチを嵌めてM-BUSから認証を受け、コズミックエナジーを照射されることで変身する。変身時は球体部がミラーボールの如く煌きながら回転し、ディスコ風の待機音が流れる。変身後は青い隕石となって登場する。
 リミットブレイクはスイッチオン→天球儀の回転で発動。エレキで電撃、ファイヤーで炎を纏って攻撃する事が可能。エレキ・ファイヤー・メテオ以外のスイッチには汎用音声の「Switch ON!」の音声しか用意されていない。

変身
 供給用ソケット『スイッチソケット』はメテオスイッチからメテオドライバーへとエネルギーを安全に取り出す
 通信起動トリガー『ウェイティングトリガー』を操作することでM-BUSとの接続回路がオンラインとなり、M-BUSとメテオドライバーのシステムが同期。変身シークエンスが待機モードに入る。
 認証用ハンドルレバー『エンターレバー』を操作することでM-BUSへの変身シークエンスの開始信号が送信され、M-BUSでの認証と変身シークエンスが実行。
 心臓部のコズミックエナジードライブユニット『セレスティアルドライブユニット』が回転して、コズミックエナジーが開放される。M-BUSから照射されたコズミックエナジーは全てドライブユニットに蓄えられる。

性能
 M-BUSとの暗号通信をやり取りする無線通信レシーバー『エナジーレシーバー』はGPSユニットも兼ねており、M-BUSからのコズミックエナジー照射ポイントは、ここを基準に実行される。通信状況は横のインジケーターランプの点滅で表示される。
 アストリウム合金製のでセレスティアルドライブユニットの防御隔壁『アストリウムウォール』は外部の衝撃からドライブユニットを守り、ドライバーを安定させる目的で、極めて堅牢なアストリウム合金が採用されている。
 ドライバーを装着者の体に固定するためのフレキシブルバンド『ラウンドハーネス』は体型に合わせて自動的に調整が施されるため、装着者は殆ど意識することがない。

その他機能
 駆動制御ユニット『マネージメントコア』は膨大な量のコズミックエナジーを蓄えているセレスティアルドライブユニットのエネルギー放出を制御し、余剰エネルギーを安全に外部に放出するサポートを行う。
 『リリースボタン』はドライバーを着脱するためのロック解除ボタン。安全装置『パワーバスブリッジ』はメテオに緊急事態が発生した場合、M-BUSからの信号を受信し強制的に変身を解除する。
 装着者の腹部に接触する部分にあるコネクションゲート『ノードリレイヤー』がセレスティアルドライブユニットから、コズミックエナジーのパワーウェーブを全身に供給する。

メテオギャラクシー
 メテオの右下腕を覆うガントレット状の装備。三つのレバースイッチが備わっており、押したレバーに応じてコズミックエナジーを変換させて強力な技を繰り出すトランスレーションユニット。
 コズミックエナジーを変換して放つ必殺拳のプログラムを切り替える3つのレバー、リミットブレイク用のスイッチソケット、指紋認証用のパネル等で構成される。
 メテオギャラクシーを腕部に固定するためのフレキシブルバンド『キャプチャーバングル』はメテオの体表面を覆うエーテルオーバーコートと同一の素材でつくられており、腕部に装着されると同時に一体化が完了する。
 接続端子部分『アドゾープションベイ』が変換されたエネルギーをメテオの腕部へと送り込む。パネルとレバーの間にある赤い「リブートボタン」を押すとレバーが解除される。

性能
 エネルギーチューブ『エネルギーゲート』はスイッチソケットに接続されたメテオスイッチのエネルギーをアドゾープションベイへと送り込む。本体を構成するメタルフレーム『ギャラクシープラッタ』はアストリウム合金製で極めて頑強。
 指紋データ受信センサー『フィンガーマウントパネル』は送信された指紋データを暗号化し、ギャラクシーターミナルへと転送する。
 これに対応して左手人差し指には装着者の指紋を読み込んで送信するフィンガーポインターが付いており、必殺拳やリミットブレイクの使用時に認証を行う。
 コズミックエナジーを変換するためのトランスレーションプログラムを内蔵した小型情報処理ユニット『ギャラクシーターミナル』がM-BUSへの指紋データ転送、およびM-BUSから許可されたトランスレーションプログラムの実行と制御を行う。

M-BUS(エムバス)
 METEOR-BACKUP SATELLITEの略。メテオを支援するため軌道上に浮かぶ人工衛星変身から戦闘に至るまでのサポートとバックアップをしている。中ではタチバナさんがふわふわしてる。
 彼の一存で変身却下や強制離脱を行うなど、MーBUS側の主導権は強い。メテオの変身時にはコズミックエナジー照射用に変形する。コズミックエナジービームで地表への攻撃も可能。タチバナが地上に降りて以降は変身機能はオート設定になった

マシンメテオスター
スペック

型番:MBM3000X
全高:1100mm
全長:2050mm
全幅:800mm
重量:140kg
最高出力:210.5kw
最高速度:511.7km/h

概要
 メテオ専用バイク。隕石風の丸く大きなライトと後部のソーラーパネルが特徴。戦場に駆けつける目的で使用されることは少なく、変身前の朔田流星の姿で乗ることも稀。
 初戦闘時はこれごと青い隕石となって現れた。メテオ本人と比べて造形の評判が良くない。スペック上はマシンマッシグラーと同等の性能を備えている。

性能
 次世代型水平対向6気筒水素燃料エンジン『ドロップボクサーエンジンを搭載。車体後部には太陽光発電用に2枚のソーラーアレイパネルを備える
 戦闘に際してはLED式ヘッドライトメテオフラッシャーからエネルギー弾を発射するほか、車体を発光させて体当たりする戦法を取る
 タチバナが遠隔操作することも可能。第41話で仮面ライダーフォーゼに課した特訓の中で妨害手段として活用した。このときフォーゼは、逆にメテオスターを奪い取って乗りこなしてみせた

 必殺技

マーズブレイカ
Mars Ready? OK Mars!

 一番奥の「マーズレバー」を押し込んで発動。火星を模した赤熱球を右拳に形成する。表面温度800℃の拳で対象を熔断する。火星は太陽系で2番目に小さい惑星なので他二つに比べて非常に小振り(一番小さい惑星は水星)。実際の火星は寒い。

ジュピターハンマー
Jupiter Ready? OK Jupiter!

 真ん中の「ジュピターレバー」を押し込んで発動。木星を模した巨大球を右拳に形成する。本編で最初に使ったプログラム。太陽系惑星で最大質量を誇る木星らしく、巨大な拳で押し潰す。

サターンソーサリー
Saturn Ready? OK Saturn!

 一番手前の「サターンレバー」を押し込んで発動。土星を模した巨大球を右拳に形成する。所謂「土星の環」にあたるエネルギーリングを飛ばし敵を切り裂く。
 周囲を一掃したり、一人を滅多切りしたりと操作が可能。弾幕並の連続発射も可能。本編に先駆けて映画『MOVIE大戦MEGAMAX』で使った。

スターライトシャワー
 メテオギャラクシーのスイッチソケットにメテオスイッチを装填して発動するリミットブレイク。破壊力15t。初撃で敵を打ち上げ、宙に浮かせたまま連続パンチで撃破する。エナジーを連射することで遠距離にも攻撃可能。

メテオトルネード
 メテオドライバー+メテオスイッチで発動するリミットブレイク。破壊力17t。飛び上がりながら放つ、エネルギーを纏った回し蹴り。広範囲の敵を文字通り一蹴する。劇中では後述のメテオストーム状態でフォーゼからファイヤーを借りて使用された。

メテオストライク
 メテオドライバー+メテオスイッチで発動するリミットブレイク。破壊力32t。青いエネルギーを纏った急降下キック。フォーゼの「ライダーロケットドリルキック」をも跳ね飛ばす威力を持つ。
 エレキ借用時は電撃を帯びていた。借りたNマグネットとフォーゼ側のSマグネットとの磁力を用いれば合体攻撃ライダー超電磁ストライクとなる。

 備考
 宇宙ライダーの先輩であるスーパー1は赤心少林拳の使い手であり、拳法ライダーとしても先輩にあたる。それにあやかってか、流星の流派は星心大輪拳となっている。スーパーヒーロー大戦Zではスーパー1とのダブルライダーキックを披露した。
 弦太朗を一騎討ちで倒したが「2号ライダーが1号ライダーに一騎討ちで勝つ」のは非常に珍しい現象。これを成し遂げたのは深海マコト(仮面ライダースペクター)ぐらい。
 平成2期の2号ライダー変身者の中では唯一、仮面ライダージオウの本編や劇場版、Vシネマなどの媒体に出演していない。

仮面ライダーメテオストーム
「俺の運命(さだめ)は嵐を呼ぶぜ!」

METEOR STOOOM! METEOR on! Ready?

「復活じゃない。進化だ!」
 スペック

身長:210cm
体重:93kg
パンチ力:4.3t
キック力:9.4t
ジャンプ力:ひと跳び21m
走力:100mを5.4秒

 概要
 流星がタチバナから新しく受け取った「メテオストームスイッチ」を使って強化変身するメテオの強化ステイツ。メテオの格闘技、専用武器のメテオストームシャフトを使った棒術を駆使して戦う。
 スーツが青、アーマーが金と見た目も華やかに変化。マスクのアンテナが両側に伸びる。左肩にもアーマーが付いたことで左右対称に近付いた。

 戦闘能力
 スペックではフォーゼの最強フォーム・コズミックステイツをジャンプ力以外全てで上回る。パワーやスピードといった総合的な能力が強化されている。実はスペック自体は通常のメテオからそれ程上昇していない。
 元々フォーゼ系ライダーのスペックが平成ライダーでも低い設定なのも理由の一つ。(特にフォーゼの場合モジュールによる戦闘がメインと考えれば妥当な数値ではある)

 性能
 メテオが抑えた配色だったので、メテオストームは派手な色使いになった。全身を覆う皮膚状の強化外装エーテルハイコートは青色に変化
 上半身の胸部装甲ストームデュアルテイルは両肩に装備され、金色になっている。同じく金色のクリスタル製フェイスガードスターライトホーンは、隕石が地表に激突した際の爆発をイメージしており、左右対称の形状となった

 装備

メテオストームスイッチ
 強化変身用のスイッチ。コズミックエナジーを増強してメテオストームに変身させる。6本の流れ星が渦を巻きながら見る側に向かってくるイメージで造形されている。先端のストームトッパーはまるで扇風機。玩具的にはスイッチオン×3回でマックスパワーとなる。

メテオストームシャフト
 専用武器。メテオストームスイッチから送られるコズミックエナジーを収束して物質化(マテリアライズ)。メテオストームへ変身すると同時に手元に出現する。
 戦闘時は青い「スタックシャフト」から銀色の「エクスブロードシャフト」が伸長する。先端部「エクスビット」はインパクトの瞬間にコズミックエナジーを送り込み、破壊力を増加させる。境目はゴールド。
 ロッドという比較的シンプルな見た目に反して攻撃時は単純にシャフトを振るうだけでも青と金の粒子と気流が舞う派手な様相となる。根元となる青い側のシャフト後端にスイッチソケットを持つ。メテオストームスイッチを装填してリミットブレイクを発動できる。

 必殺技

メテオストームパニッシャー
 メテオストームスイッチをメテオストームシャフトのスイッチソケットに装填して発動するリミットブレイク。破壊力20t。
 ワインダーを引き、エネルギー増幅独楽・ストームトッパーを発射する。独楽は高速スピンすることで周囲のエネルギーを巻き込み、吸収することで破壊力を増す。
 相手のコズミックエナジーを吸収しながら威力を増していく。ストームトッパーは自立制御で独立して攻撃を行うため、メテオストーム本人が別行動で格闘戦を行う事も可能。映画などではテコ入れされることが多く、独楽と一緒に攻撃してみたりすることもあった。

活躍
 初使用時には超新星状態のキャンサー・ゾディアーツの体内にあるエネルギーを吸収。フォーゼのリミットブレイクを無効化するほど頑強な装甲を突き抜けて周囲に被害を与えることなく撃破した。多くの視聴者を落胆させ、すこぶる評判が悪かった。
 以降はMAP兵器として対ダスタード戦に活躍。レオ・ゾディアーツ戦では弾かれてしまった。最終決戦では弾かれた独楽を再キャッチし、マックスパワーを発動して威力倍返しする応用技を披露。決め技のメテオストライクに繋ぐ活躍を見せた。

ファイヤーメテオトルネード
 フォーゼに借りたファイヤースイッチをメテオドライバーに装填して発動するリミットブレイク。回転蹴りを放って周囲に炎の竜巻を発生させる。

メテオストライク
 メテオスイッチをメテオドライバーに装填して発動するリミットブレイク。メテオの時より威力も上昇しており、マグネットステイツをベースステイツに戻すほどのダメージを与えた。レオとの最終決戦では決め技として使用。
 咆哮によるダメージで変身解除するも、お互い生身の状態で立神に命中させ、因縁の対決に終止符を打った。

 備考
 メテオ用音声のなかでこのメテオストームスイッチだけ何故か超カタカナ発音。「メレオゥ」とか「マァァ」とか「ジュッピラー」とか「サトゥァーン」のノリで「メレオスォーム」とか思っていた視聴者はビックリしたであろう。

劇中の活躍

 進化する嵐
 些細な油断からキャンサー・ゾディアーツの鬼島夏児に正体を知られる。タチバナからの変身許可が降りなくなった事でメテオに変身できなくなる。
 その後、タチバナからもう一度チャンスを与えられるが、二郎の容体が急変。弦太朗達が自身の身代わりになった事で彼の見舞いに行けたが、弦太朗達を優先した為タチバナとの約束に遅れてしまう。
 だが、メテオより弦太朗達を優先したことをタチバナが評価し、再びメテオに変身する事が可能となり、新たにメテオストームスイッチも託される。そしてキャンサーゾディアーツを撃破した。

 弦太朗死亡
 第31話では昴星高校で、流星との交換編入生の山田竜守がスイッチャーを発現。彼が覚醒したホロスコープスこそ、長い間捜し求めていたアリエス・ゾディアーツだった。
 アリエスの力で二郎は助かると確信する流星だが、タチバナはアリエスを倒し、スイッチを回収するよう流星に指示する。流星は反論するが渋々その指示を受け入れる。
 しかし、アリエスを倒そうとしたフォーゼに襲い掛かり、弦太朗を心停止させる。この行動がタチバナの怒りを買い、メテオの変身が強制解除される。その場にいた仮面ライダー部全員(大杉を除く)に正体がバレる。

 ライダー部正式入部
 第32話では弦太朗を裏切ったことで、ライダー部やタチバナから非難される。二郎は意識を取り戻したが、意識が回復しても肉体が回復しない。
 弦太朗と友達になりたかったことに気づいた流星は、ライダー部(弦太朗と賢吾を除いた)が処刑される直前に現れ、自分のけじめとして生身でライダー部を護ろうとした。
 その後、復活した弦太朗が現れ、友情のシルシを交わす。弦太朗が許したことで他のメンバーとも和解して仮面ライダー部の正式なメンバーとなった。メテオの秘密はライダー部七人だけの秘密として再び変身できるようになった。

 京都の修学旅行
 第33話では弦太朗に対して過保護になった。本人曰く「お前には返しきれないほどの恩をもらった。今度は俺が守る」とのことだが、弦太朗への好意が体現されている。性格もノリがよく明るくなった。
 彼に好意を抱く同級生の高村優希奈のアプローチを乱入やまきびし、肩車とありとあらゆる手段で妨害。挙句、ユウキが弱みを握られたことでまんまと弦太朗を連れ去られたときには刀(コスプレ用)を光らせつつ「あの女……出来る!」と忌々しげに呟いた。
 弦太朗に対してはなんだかんだ多少の文句を言いつつも、デレまくりのベッタリである。修学旅行以降は新たなる強敵レオ・ゾディアーツとの因縁も描かれている。

 終盤
 アリエスの一件以降はサポート側に回ることが多かった。第43話ではジェミニ・ゾディアーツとなった闇ユウキを弦太朗と二人で止めにかかる。
 その際、超新星を発動したジェミニの分身から弦太朗を庇って爆発を受ける。最終決戦では幾度となく激戦を繰り広げた敵幹部の立神吼=レオを撃破した。決戦後は堂々と友子とフラグを立て、昴星に帰っていった。

 MOVIE大戦アルティメイタム
 本編から五年後を描く本作では、国際刑事警察機構「インターポール」の捜査官になっている。インガ・ブリンクと共に捜査している。
 作家となった友子との再会に抱き合って喜んでいた。同じ昴星高校の仮面ライダーなでしことようやく対面したが特に反応もなかった。吉沢亮はインタビューで流星の本命は実はなでしこだったのではないかと語っている。

ゲーム作品

 ガンバライド
 03でメテオがLRで参戦。04でメテオストームがLRで参戦。05でバイクカードの1枚として仮面ライダーメテオ・マシンメテオスターがRで参戦。S6弾まで、同一フォーム10弾連続収録を成し遂げた。この記録は全ライダー(フォーム)中トップである。

 ガンバライジン
 2弾からメテオがN、メテオストームがSRで参戦。メテオストームはガンバライドでは実装されなかった劇中技メテオストームパニッシャーが収録された。
 長らく低レアで落ち着いていたが、2年後のBK2弾では表面メテオ/バースト面メテオストームという構成でBK2弾限定の『レジェンドVSセレクション』の枠の高レアで登場した。アビリティは表面で体力が6500以上の時にコウゲキとAPを上げる。
 ガシャットヘンシン1弾では表面バースト面共にメテオのカードがCPで登場し、バースト面がメテオでの初の高レアとなった。その後何度かSRやCPで登場していたが、フォーゼ10周年記念弾となるリリリミックス4弾でついにLRで登場。
 表面バースト面共にメテオで、表必殺技は「ジュピターハンマー」、バースト必殺技は「スターライトシャワー」。また表メテオ/バーストメテオストームでCPも収録。こちらはバースト必殺技が同弾CPのフォーゼ、なでしこと共通の連携技になっている。

 バトライド・ウォーシリーズ
 無印よりプレイアブルキャラクター。拳法による連続攻撃とメテオギャラクシーの三つの攻撃を組み合わせ様々な状況に対応できる。
 特にジュピターハンマーはガードした敵も吹き飛ばす優秀技。ガードの固いリーダー、ボスにダメージを与えつつ距離を取って仕切り治すことができる。

備考
 メテオの攻撃に使われている木星(ジュピター)・土星(サターン)・火星(マーズ)は惑星の一種だがこの惑星という言葉には実力・手腕などは知られていないがどこか有力だと思われる人物という意味もある。
 仮面ライダーメテオの変身音は新規ではないらしく、元は仮面ライダーアギト内で放映された仮面ライダーG3の玩具CMの効果音が使われているようだ。(ただ、この効果音はよく聞き取らないと鳴っているかどうかすらわからない。)

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 以上です。これで紹介を終えます。

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