【死亡後は教師!】仮面ライダーフォーゼ / 如月弦太朗【両親は?名言は?BGMあり】

2022年8月19日金曜日

1号ライダー 仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーはフォーゼです。

タイマン張らしてもらうぜ!!」

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 如月弦太朗
    • 概要
    • 友達
    • 性格
    • 描写
    • 髪型
    • 勉強
    • 洞察力・柔軟さ
    • 学生生活
    • 素行
    • 身体能力
    • 家族
    • 賢吾
    • 備考
    • 言語
  • 仮面ライダーフォーゼ
    • 概要
    • 特徴
    • 戦闘能力
    • 装備
      • フォーゼドライバー
      • アストロスイッチ
      • 番外スイッチ
      • マシンマッシグラー
  • 主要形態一覧
    • ベースステイツ
      • スペック
      • 概要
      • 活躍
      • 使用した技
      • 必殺技
      • 合体技
    • コズミックステイツ
      • スペック
      • 概要
      • 外見
      • 戦闘能力
      • バリズンソード
      • 活躍
      • 必殺技
      • 不遇な最終フォーム
  • 劇中の活躍
  • 本編外の活躍
    • 『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』
    • 『ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
    • 『仮面ライダー×スーパー戦隊スーパーヒーロー大戦Z』
    • 魔宝石のフォーゼ
    • 仮面ライダー大戦
    • 『平成ジェネレーションズ FINAL』
    • 仮面ライダージオウ
  • ゲーム作品
    • ガンバライジング
    • バトライド・ウォーシリーズ

如月弦太朗
 仮面ライダーフォーゼ』の主人公。仮面ライダーフォーゼの変身者。フォーゼの味方キャラの名前は昭和ライダーから取っているが、彼の名前の由来は仮面ライダーストロンガー。名前をローマ字に直すと、STORONGERが名前に組み込まれている。KISARAGI GENTARO。演じたのは福士蒼汰。

 概要

 高校二年生。物語冒頭で天ノ川学園高校に転校してきた。2年B組(4月以降は3年B組)所属、学園ヒエラルキーはバッドボーイ(不良の意、第7話にて佐竹剛、第11話にて牧瀬弘樹が発言)。「(物事)は青春の〇〇だ」という風に「青春」というフレーズを好んで使う。
 制服である青いブレザーではなく、黒の短ランとボンタン(冬は上にスカジャン)をずっと着続けている。80年代の不良のような出で立ち。これは「男気」の象徴。学ランの裏襟が実は蛇革。「胸を拳で2回叩いてから、同じ手で力強く前方を指す」決めポーズを持つ。

 友達
 転校初日に全ての生徒と友達(ダチ)になると宣言。友達になった相手とは互いの拳を数回打ち合わせる「友情の証」を交わす。友人を作りたがるのは、両親の存命時に新しい友人を家に連れてくると喜んでもらえたことがキッカケ。
 友情に熱く、初対面の相手ともすぐに「ダチ」になろうとする(ダチの対象は年齢や職業を問わない)。友達になった相手とは互いの拳を数回打ち合わせる「友情の証」を交わす。
 ちなみに結局一つ上の先輩達数人とは友達になったのだが、全員とは友達になれず。友子を「宇宙イクー」で拉致ったりとなかなかムチャクチャな所もあった。

 性格
 極めて直情的。何があろうと友達の事を一番に考える。器が大きく、偏屈極まりないクラスメイトや自分をトラッシュ(ゴミ)と呼んで見下した先輩達、不気味な風貌のオカルト少女や狡賢く打算的な後輩、ついには自分を一時的に殺した交換転入生をも受け入れた。
 さらに彼らを改心させたり心を開かせる等して友達にした。その心の広さにエレキやファイヤーなど強力なアストロスイッチが反応し、真の能力を引き出すことに成功した。行動も思考も至って型破りだが、曲がったことを嫌い、一般常識や礼儀に対して意外と細かい。

 描写
 その気になれば、これまで未経験だった事柄をほんの数分から数時間の練習だけで、基礎程度のレベルにまで達する。ボクシング、釣り、ギターなどを習得した。学習能力は人並み以上に高い。好きなラーメンの味は醤油味(第11話)。
 オカルトチックな事や虫が苦手。友子が首からぶら下げていたセミの抜け殻(が入っていた瓶)にビビっていた賢吾が『使えない』と切って捨てたホッピングモジュールを、特訓によって使いこなすなど努力家の一面もある。

 髪型
 劇中ではほぼ常時リーゼント。髪を下ろすとかなりのイケメン。OP、22話、32話、39・40話で髪下ろし姿が見られる頭を擦り上げる仕草を取ることもあり、これは変身前も同様(変身前だと『キュッ』という音が鳴る)。
 弦太朗=リーゼントと言っても過言ではないほどのイメージがある為、髪を下ろした状態ではファンの子供からは弦太朗と認識されなかったらしい。

 勉強
 学校の勉強はやや苦手。第7~8話で(佐竹の不良嫌いもあって)問題児に行う補習を受けたがあまり効果は無かった。中3レベルの√49さえ解けない。
 第23話で返された学年末テストの地学の試験では4点だった。第37話の宇宙飛行士選抜試験の筆記テストでも得点は合格基準に達せず、ボーナス問題に救われて合格した。
 だが授業態度は至って真面目。相当勉強したのか、本編終了後には教員資格をとって教師になっていた。決して物覚えが悪いというわけではなく単なる勉強嫌いである模様。

 洞察力・柔軟さ
 広く真摯な交友関係に鍛えられた鋭い人物眼の持ち主。リンクス・ゾディアーツのスイッチャーをその細かな癖から特定(第17話)。仮面ライダー部に潜入した朔田流星の笑顔を「愛想はいいが笑っていない」と指摘(第18話)した。
 殴られたら殴り返す猪突猛進な剛毅さを持ちながら、オリオン・ゾディアーツとのリターンマッチでは一切の躊躇無く賢吾にバックアップを頼み背中を預けた。

 学生生活
 クラスメイト達からは少々変わり者と思われながらもムードメーカーとして親しまれている。劇場版やネット版を見るに、番長介のようなワルにも信頼されているようである。
 見た目によらず意外と異性にモテる(ただし本人は無自覚)。基本的に目上の人間に対しては敬う態度を忘れない。
 相手が周囲から鬱陶しがられ、自分に対していちゃもんを付けて絡んでくるメンドくさい先生自分を”不良”として偏見を向け、露骨に理不尽な態度を向ける先生から理不尽な態度を向けられたりしても、教師には面と向かって反抗しない。

 素行
 模範的とは呼べず、恐らく後述の仮面ライダー部の活動で学校から無断で出ることもあるため、一部の教師たちからは問題視されている。担任の園田先生は寛容なのだが、園田先生に好意を寄せているらしい大杉先生とはライダー部顧問になるまで折り合いが悪かった。

 身体能力
 体力面は極めて高く、数mの高さを飛び降りられる。賢吾が操縦練習中のマッシグラーに自転車で追いついたりしている。腕っ節にも自信がある様で、学園の不良共や現役アメフト部員が束になっても敵わない。

 家族
 両親は税理士と弁護士。小学校3年生の時に交通事故に遭って死別。バイクチームのメカニックをしていた祖父の如月吾郎に引き取られる。
 バイク店を開く祖父の都合で全国を転校してきた。仕事についてはかなり専門的な仕事なため祖父同様あまり知らない。

 賢吾との関係
 「自分が闘うから、お前は指示を出してくれ」と頼み込んで協力関係になる。後に「仮面ライダー部」を創立するが、当時まだ他人に心を許していなかった賢吾には認められていなかった。
 先だっての賢吾が月面に取り残された事件の解決を境に、遂に親友となる。仮面ライダー部の中ではムードメーカーであり、部活のほとんどは彼の思いつきからの行動であるが、基本的に弦太朗の人柄に惚れた部員ばかりなので賛同者は多い。

 備考
 企画段階では強面で不良寄りのキャラクターであったが、演じることになった福士蒼汰氏に合わせて笑顔の似合う現在の弦太朗のキャラクターへと変更された。
 名前の由来となった如月(2月)の誕生花はツルニチニチソウで、花言葉は『生涯の友情』。2016年のドラマ『お迎えです。』ではキャラが違うが福士蒼汰が堤円を演じている。しかも宇宙つながりだった。

仮面ライダーフォーゼ
「仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうぜ!」

 概要

 如月弦太朗が変身するライダー。OOOと来て変身に必要とするアイテムが4つになった。フォーゼドライバーにアストロスイッチを4つセットした状態でドライバー本体のスイッチを入れ、「3、2、1」のカウントダウンを待ってから側面のレバーを入れて変身する。
 逆にスイッチをピンピンピンピンッと上げると変身解除する。なお、他の仮面ライダーとは違って変身に特別な資格や飛び抜けたデメリットはない。四肢には○(右腕)・×(右脚)・△(左脚)・□(左腕)の「モジュールベイスメント」を備える。

 特徴
 最初は単に「フォーゼ」と呼ばれていた。野座間友子がその姿を人知れず戦うヒーローの都市伝説「仮面ライダー」に重ねたことで、仮面ライダーフォーゼを名乗るようになった。
 決め台詞は「宇宙、キター!!」と「仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせてもらうぜ!」。カウントダウンと宇宙キター時にはバリエーション豊かな演出が入る。

 戦闘能力
 ドライバーにセットされたスイッチをONにすることで、多彩な武装を展開して戦える。背中にはブースターを装備しており、噴射による浮遊・移動・姿勢制御などが可能。
 バトルスタイルは形振り構わずのケンカ殺法。変身前、変身後ともに頭のボリュームがあるせいかよく頭突きをする。ゾディアーツ相手なら、たとえ女性であれ顔面への攻撃もグーパンチも一切躊躇しない(第4話など)。

 必殺技の呼称
 必殺技の名前はいずれも小難しい単語は使わず『ライダーロケットドリルキック』、『ライダー爆熱シュート』など昭和ライダーを思わせるわかりやすくてシンプルなもの。
 悪く言えば捻りがない。『カタカナ使えば頭いいと思ってんだろ!』というセリフもあるように適当に横文字を並べてもカッコいい技名になるとは限らず、真っ直ぐな弦太郎らしさが現れているのでこれはこれでアリなのかもしれない。

 装備

フォーゼドライバー
 通常はバックル腹部に触れるとベルト部分が伸びて腰に巻きつく。エネルギーを安全に取り出すための供給用ソケットスイッチソケット」が左右対称に存在する。アストロスイッチを4つまで装填できる。
 バックル中央の液晶画面「ステイタスモニター」が各部位の稼働状況や各アストロスイッチのオン、オフの状態など、詳細をグラフィカルに示す。フォーゼのシステム全体を管理できる。
 下のマザーボードユニットには「AXS-4000」というメインコンピューターシステムを内蔵。CPUには「Frontier C3」と呼ばれる4コアチップを採用。動作周波数2.0GHzに抑えられているが、極めて安定性の高い制御用コアチップとなっている。

変身
 ソケットにアストロスイッチを挿入して手前のボタン「トランスイッチ」を押す。するとドライバーとスイッチが接続状態となる。
 4つ全てを右手側から順番に押した後に「3・2・1」のカウントダウンに合わせて右手側のハンドルグリップ『キャプチャーハンドル』を握り、ハンドルレバー「エンターレバー」を引く。
 そうすることで動作が認証され、変身者を変身させる。アストロスイッチの能力を引きだし、宇宙に眠るコズミックエナジーを利用してモジュールを展開する。

性能
 左右2箇所のロック解除ボタン『リリースボタン』を押して着脱する。左右2箇所の放熱プレート『ヒートシンクプレート』はASX-4000から発生した熱を放出する。
 外装『ピットコントロールベース』に制御用ユニットを内蔵。入力デバイスを統合したコントロールインターフェイスとなっている。
 フレキシブルバンド『パワーハーネス』でフォーゼドライバーを装着者の体に固定。体型に合わせて自動的に調整が施されるため、装着者は殆ど意識することがない。
 安全装置『クリッピングブリッジ』が装着者の皮膚表面や神経内部の電気信号を読み取る。アストロスイッチの異常を検知した場合は自動的にドライバーのシステムシャットダウンを実行する。
 『アンビリカルインジェクター』はピットコントロールベースの背面、装着者の腹部に接触する部分に存在するコネクションゲート。フォーゼドライバーからフォーゼのスーツへとエネルギーを直接供給する。

経緯
 製作者は歌星緑郎博士。真に覚醒したコアチャイルドをプレゼンターの元に送り届けるための転送システムとして開発されていたことが終盤で明かされた。本来ならば彼の息子の歌星賢吾が使用するはずだった。
 クラスメイトの如月弦太朗が代わりにフォーゼへの変身及びゾディアーツとの戦闘を担当することとなった。当初は病弱なために使えないと思われていたが、実際にはコアチャイルドとして未熟だったため。
 プレゼンターとして覚醒した賢吾が使った際は(サジタリウスゾディアーツに途中で妨害されたとはいえ)フォーゼ変身時と同じエフェクトは発生していたもののフォーゼには変身しなかった。

玩具版
 2011年9月3日に発売。付属スイッチはロケット、ランチャー、ドリル、レーダーの4つ。発売当初から大人気を博し、とんでもない品薄が続いていた。ピンによるアストロスイッチの識別や中央のフォーゼが多色発光するなどの機能を備えている。使用電池は単4電池三本。
 開発ブログで明かされたところによると、フォーゼドライバーは歴代変身ベルトの中でもドライブドライバーと並んで特にスペックが高いらしい(検出スイッチが25個、LEDが5個搭載)。
 10年前の製造コストで超大量生産をしていた当時ならまだしも、現在の製造コストで放映時のような大量生産が出来ない状態で再販しようとすると値段が一万円を超えるとのこと。
 そのため採算が取れないのか、2021年現在、CSM版やver.20th、スーパーベスト版は発売されていない。

アストロスイッチ
 歌星賢吾の父・歌星緑郎が開発。元々は月面で開発されていたもので、全40種が存在する宇宙空間に存在する未知のエネルギー「コズミックエナジー」を秘めている。
 フォーゼドライバーにセットしてスイッチを入れることでマテリアライズ(物質化)させて、様々な装備(フォーゼモジュール)を四肢に展開できる。スイッチはそのままでは使用できない「ブランク状態」で、分析・調整を行うことで使えるようになる。
 月面基地ラビットハッチには、各種モジュールの使用テストを行う部屋がある。起動時は「(スイッチ名)、オン」と発声され、起動中にフォーゼドライバーのレバーを引くことでモジュールの力を高める「リミットブレイク」が発動する。

=右腕、×=右足、=左足、=左腕

 ロケットモジュールを装備。フォーゼの代名詞的スイッチ。ロケットブースターで急上昇し、約4tの破壊力を生み出す加速パンチ『ライダーロケットパンチ』を繰り出せる。
 ロケットの噴射力によって移動したり、必殺技の補助など活用の幅は広い。単独で大気圏脱出できるほどの推進力はないが、成層圏ぐらいまでは自力で飛行可能。しかし速度はタチバナのジェットパックには及ばない。

[2]ランチャー(×)
 ミサイルポッドランチャーであるランチャーモジュールを装備。コズミックエナジーを物質化した5連装ミサイル弾頭を発射する。ミサイルには仮面ライダーフォーゼの顔のような模様が描かれている。レーダーと組み合わせることで命中率がアップ。
 初期は誤射で校舎を破壊することも多々あり、弦太朗大杉先生に(言い掛かりではあったが)ゾディアーツによる事件の関係者と疑われる一因にもなっている。

 ドリルモジュールを装備。オービタルチタン製のドリルビット「ディギービット」を高速回転させ、キックで敵を貫く攻撃が可能。キック力も10tに強化される。足が地面に刺さるためなのか基本的に必殺技用。

[4]レーダー()
 レーダーモジュールを装備。敵に狙いを付ける。
先端の「アストロレドーム」の内部装置によってあらゆるチャンネルや周波数の通信電波を受信。基部にある「マルチフロートタッチパネル」に情報を表示する広域マルチ通信ユニット。
 戦闘では対象物までの距離や方向を測定して他のモジュールにフィードバックし、追尾機能を付与する。主にラビットハッチアストロスイッチカバンと通信して、参謀役の歌星賢吾とのやりとりに用いられる。
 起動していない状態で通信が入った場合はレーダースイッチにある矢印が発光して着信音が鳴り、使用を促すという他のスイッチには見られない機能を持つ。

活躍
 第1話から登場。第2話では「ラストワンのゾディアーツを地上で倒すのは危険」な事。「宇宙で撃破するのでダイザーマシンを使う」と言った超重要な事を伝達。
 指示に従いオリオン・ゾディアーツを宇宙空間に連行し、そのまま「ロケットドリル宇宙キック」で撃破した。以降はこの回で完成した「健吾が立案・弦太朗が実施」という構図に従い、作戦伝達役という重大なウェイトを占めることとなる。

[5]マジックハンド()
 最大10mまで伸びるマジックハンドモジュールを装備。
遠距離のものをキャッチしたり投げたりと自由自在。用途は専ら落下する人の救助。ロール回転可能な3つの関節「ハイピッチジョイント」で器用に稼働し、先端の「エンドエフェクトペンチ」で物体を掴む。
 10mまでの伸ばせるリーチと後から発動して高所から投げ出された人間に追い付くスピード。10nm(=0.00001mm)単位での細かな調節が可能な緻密さに、最大6t(インドゾウマルミミゾウ一頭)の物を持ち上げるパワーを併せ持つ。

活躍
 本編初使用は第4話。カメレオン・ゾディアーツによって高所から突き落とされた風城美羽を救出した。戦闘ではロケットモジュールに交代している。
 第29話では軽快に動き回るムスカ・ゾディアーツ相手にホッピングモジュールと併用して確保を試みたが失敗に終わった。ちなみにホッピングとは「赤系」「カメレオン・ゾディアーツ登場回が初使用」という点で共通する。

[6]カメラ()
 
緻密な画像解析も可能な高性能ビデオカメラ・カメラモジュールを装備。バガミールの起動スイッチとしても使用される。
 モジュールとして使った場合はバガミールより高画質な画像が撮れるため、敵の解析に重宝。ただしモジュールはアルター戦でのみ使用した。

[7]パラシュート()
 パラシュートモジュールを装備。
スイッチをオンにすると基部であるパックコンテナが出現し、高度に応じてトライキャノピー(3つのパラシュートの傘)が自動展開する。宇宙からの帰還時に使う。
 初登場は第2話。ロケットドリル宇宙キックを決めた後、地上へ無事に着地する際に使用された。あまり宇宙で戦わないので空気。コズミック登場後は宇宙でトドメを刺すことも多かったがワープで帰れるのでやはり空気。

[8]チェーンソー(×)
 チェーンソーモジュールを装備。
刃先にアストリウム製の新合金を用いており、チタンプレードも切断できるソーブレードを1分間に15000回転させる2サイクルエンジンを内臓。鋼鉄などを切断するほどの威力を備えている。
 回し蹴りの要領で使用され、爪先の鋸で敵を切り裂く。序盤の主力として活躍したカマキリメダル的ポジション。第1話で初使用。地味に強力なモジュールであり、単独使用ではないが第44話ではリミットブレイクも披露した。

[9]ホッピング()
 ホッピングモジュールを装備。
スプリングコイル「ストリークサスペンション」が高い跳躍力を生み出し、変幻自在な動きを可能にしている。調整を行った歌星賢吾からは、使いずらいため戦闘向きのモジュールではないと判断された。
 だが、如月弦太朗は月面で密かに個人練習を行い、ホッピングモジュールをコントロールすることに成功。実戦では連続ジャンプでカメレオン・ゾディアーツを翻弄し、ホッピングモジュールの有用性を証明した。

[10]エレキ()
 フォーゼを電気属性のエレキステイツにチェンジし、ビリーザロッドを装備。コンセントの差し替えで帯電・放電・電磁網と切り替わる。
 他のスイッチとリミットブレイクすると、電撃の力を付加。メテオドライバーにセットしても同様の効果を得られる。ウィンチとの合わせ技は凶悪。

[11]シザース()

 
大型のハサミ・シザースモジュールを装備。ポテチョキンの起動スイッチでもある。切れ味の鋭い刃「クロッサーブレード」のハサミにより、対象を挟み込んで切断してしまう。刃を閉じた状態で打撃武器として利用することもできる。

[12]ビート(×)
 ビートモジュールを装備。
モジュール正面のスピーカーから強烈な音波を放ち、攻撃や敵の行動を停止させることができる。

 チェーンアレイモジュールを装備。トゲつきの鉄球「ラフスパイカー」をチェーンで振り回し、遠心力を加えた一撃で敵を粉砕する。うっかり自分の股間にぶつけたり、弾き返されたりと活躍は微妙。

[14]スモーク(×)
 スモークモジュールを装備。半径5m範囲に白い煙幕を張る。敵の視界を奪うことができる。

[15]スパイク()
 スパイクモジュールを装備。暗緑色のレッグガード通常時は足にゴーヤがくっついたように見える。腿を含めた膝から足首を覆っている。
 月面基地で開発された超剛性金属・アストリウム合金でできたメタルスパイク「デンスリークラッシャー」がキックの瞬間にのみ伸長して相手を突き刺すメタルスパイクがキックの破壊力を高め、堅い装甲の相手に威力を発揮する
 初使用は第7話。スモークモジュールと併用してハウンド・ゾディアーツを相手に善戦するがスコーピオン・ゾディアーツの乱入で逃げられた。以降は片腕や両腕が飛び道具で固定されるファイヤーステイツマグネットステイツの接近戦を補う目的で使用されている。

[16]ウインチ()
 ウインチモジュールを装備する。
使用時はワイヤー付きフック「ブーストフッカー」を射出し、対象をウインチで牽引。
 移動・拘束、さらにエレキとのコンボではワイヤーを通してビリーザロッドの電気エネルギーを送り込み、フックで捕らえた敵を感電させることもできる。

[17]フラッシュ()
 フラッシュモジュールを装備する。
フラシェキーの起動スイッチでもある。巨大な電球「バルブランプ」から強烈な閃光を放ち、敵を撹乱することができる(OPでは自分が眩んでいた)。劇中では水中でスクリューと合わせて利用していたが戦闘では未使用。

[18]シールド()
 スペースシャトルを模したシールドモジュールを装備。実は基本4種とステイツチェンジのスイッチを除けば使用回数が最も多いスイッチ。
月面基地で開発された超剛性金属「アストリウム合金」で出来ており、フォーゼをあらゆる衝撃から守る。
 物理的に防ぐ事が目的のモジュールはこれしか存在しないため、避難者を守るような攻撃を避けれない状況での運用が適していると思われる。あるいは攻撃を受け止めつつ他の部位で反撃する正面きってのガチンコバトルか。
 初使用は第9話。天ノ川学園高校2年の女生徒「倉持ゆり」がプールの水で起こした水流を防ぐのに使われた。後日、アルター・ゾディアーツとの戦闘で使用。
 だがファイヤーステイツの特徴を生かすためにスイッチオフされた。キャンサー・ゾディアーツの鋏で両断された。

[19]ガトリング()
 6連装のガトリングモジュールを装備する。
毎分2400発もの銃撃を浴びせる反動が大きいため、姿勢制御用の持ち手がついている。
 学校(プール)を壊し、危うく元水泳部のゴス娘に当てかけた。ランチャーとの合わせ技はポピュラーにして高火力。ジャイロモジュールと併用して滞空しながら地上の敵を一掃することもできる。

[20]ファイヤー()
 フォーゼを炎属性のファイヤーステイツにチェンジし、ヒーハックガンを装備。点火と消火の力を持ち、消火弾も撃てる。弦太朗の素質により相手が放つ炎を吸収してチャージする機能が覚醒している。メテオドライバーで使うと炎を付加する。

[21]ステルス(×)
 ステルスモジュールを装備。光学迷彩で姿を消す。ただし消えていられるのは連続5秒間。

[22]ハンマー()
 ハンマーモジュールを装備。
合金の塊である「スマッシャーヘッド」を叩きつけ、敵に凄まじい衝撃を与えることができる。いわゆるトンカチ。

[23]ウォーター()
 ウォーターモジュールを装備。
高圧水流を放出するウォーターノズル。噴出口から強烈な水流を発射し敵を打ちのめす。デザインがまんま蛇口。コズミックエナジーの供給が停止しない限り、ほぼ無限に近い量の水を生成・放出し続けることができる。

[24]メディカル()
 メディカルモジュールを装備。見たままの救急箱で、注射器やら特効薬アンプルなど、
コズミックエナジーにより生成された応急手当用の簡易キットが格納されている。
 大文字隼とJKがスコーピオン・ゾディアーツの毒に冒された際は、「コズミックエナジーを凝縮した解毒剤」によって彼らを救った。
 自身の怪我も治療可能な他、弦太朗が変身できない時は賢吾が特殊なグローブでこのスイッチのコズミックエナジーを抽出して弦太朗を回復させた。

[25]ペン(×)
 ペンモジュールを装備。
瞬時に硬質化する特殊インクを、巨大毛筆で空中や物の表面に塗りたくる。障害物にしたり目潰しにしたりとかなり応用性アリ。実体化させる際の物質の材質や質感・色彩は自在にコントロールすることができる。
 足で一筆奏上、筆で書いたものをその場に固めることができる。放送前はネタ枠と思われていたが、劇中で意外な活躍をする。地味に色替えが可能。

[26]ホイール()
 ホイールモジュールを装備。見た目はセグウェイ。
高速移動を可能にするダッシュホイールは車並みのスピードがあり、狭い建造物内では壁も走れるなど意外と小回りが効く。

[27]スクリュー()
 スクリューモジュールを装備。
水中を自在に泳ぐための潜水ユニット。推進力と安定性に優れたプロペラ「ハイスキュードブレード」が組み込まれている。初使用シーンの後、水から揚がってくるシーンでのモジュールを良く見ると、早くも半分取れてパカパカしている。

[28]ハンド(×)
 ハンドモジュールを装備。自動かつ精密動作が可能な第三の腕が出る。
超高性能マニュピレーターとして機能。
 フォーゼが何かにかかりきりな時、精密かつ正確な動きでそれを補佐してくれる。テスト使用においては、フォーゼが数学の問題(√49の値を求める問題)に悩んでいる数秒のうちに、自転車を分解してしまった。両手が塞がっていてももう一つ手が使えるのがメリット。

[29]スコップ()
 スコップモジュールを装備。ホルワンコフの起動スイッチとしても使用。
固い岩盤をも掘り起こす掘削用バケット。より少ない力で掘削できるようコズミックエナジーで腕力を強化する機能も備えている。

[30]Nマグネット()、[31]Sマグネット()
 割って差す事で、フォーゼをマグネットステイツにチェンジさせる「二つで一つ」なダブルなスイッチ。スイッチ単独では磁力が暴走する。
 その為、制御レバーに変形するNSマグフォンという専用ツールが必要となる(賢吾の父親が考案していたが、偶然にも流星が同じ発想をしていた)。
 変身後は上半身が異様にゴツくなり、頭部が固定される。その為全く動かずに、超電磁砲としても分離可能な両肩のNSマグネットキャノンを使って戦う。

[32]フリーズ(×)
 フリーズモジュールを装備。ソフトーニャの起動スイッチとして使用。モジュールとして使うと周囲を凍結させる強力な冷気を放ち、煙幕代わりにもなる。
 ファイヤーステイツがアクエリアス・ゾディアーツ(複製体)との戦闘で使用。敵の水流攻撃をフリーズモジュールで凍結させ、氷の上をボードモジュールで滑りながら移動した。

[33]クロー()
 クローモジュールを装備。強度と鋭さを兼ね備えた合金製の爪「スレッジボーン」により、あらゆるものを切り裂くことができる。アクエリアス戦というここ一番で大活躍。それ以外の活躍はちょっと微妙。

[34]ボード()
 プカプカ浮かぶボードモジュールを装備。
重力を遮断する塗料でコーティングされたライディングボードであり、加速による揚力で浮遊することもできる。使い方次第ではアクロバティックな動きが可能。

[35]ジャイアントフット(×)
 ジャイアントフットモジュールを装備。
地面を踏み付けると、コズミックエナジーで周囲の重力を何倍にも増加させ、相手を圧し潰すことができる。
 攻撃時に出現する巨大な脚は、大気の屈折が生んだ幻となっている。一歩Giant Stepな遠距離攻撃を繰り出す。

[36]エアロ()
 エアロモジュールを装備。
4基の回転翼「アトモスファン」が取りつけられており、吸い込んだ周囲の空気を圧縮・噴射することができる。強烈な突風を生み出し敵を吹き飛ばす、或いは吸引する。吸引力の変わらないただ一つのモジュール。

[37]ジャイロ()
 ジャイロモジュールを装備。ナゲジャロイカの起動スイッチとしても使用。2枚の
回転翼「ダイナミクスローター」により、ヘリコプターのように飛行・滞空することができる。ロケットでの飛行とはまた違ったホバリング飛行も可能。

[38]ネット(×)
 ネットモジュールを装備。まんま虫取り網。フォーゼの脚の動きに合わせて
エネルギー発振器「アークグリッド」から巨大な電磁ネットを発生させ、敵を捕獲することができる。

[39]スタンパー()
 スタンパーモジュールを装備。
モジュールの底面を押しつけて蹴りつけた敵に仮面ライダー部のマークを模したスタンプを押し、時間差でマークを炸裂させてダメージを与える。爆発までの時間は蹴り込み具合で自由にコントロールすることができる。

[40]コズミック()
 上記1~39の全スイッチの力を取り込み、フォーゼをコズミックステイツへとチェンジさせる。当初はスイッチがドライバーと反発して装着すら不可能だったが、「最後の宇宙の力」=ライダー部との絆が完成した事でステイツチェンジ可能となった。

番外スイッチ

[S-1]ロケットスイッチスーパー1()
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』でなでしこが弦太朗に託したスイッチ。
 通常のロケットスイッチとは違い、押す部分が大きなロケット型となっている。これを使用する事で両腕にロケットモジュールを装備したロケットステイツにチェンジ可能。
 通常のスイッチ比で1.5倍のコズミックエナジーを保有しており、両腕のロケットモジュールは大気圏脱出をも可能にするほどの推進力を発揮する。スイッチの切り替えやレバーを引くために、左腕のロケットは必要に応じて自由に出し入れ出来る。

[S-2]ランチャースイッチスーパー2(×)
 講談社キャラクター文庫『小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~」で登場。仮面ライダーイカロスから漏れ出した大量のコズミックエナジーが結晶化した。
 つまりロケットスイッチS-1と同じ生まれ方のスイッチ。使用したフォーゼを、両肩両足にランチャーモジュールを装備したランチャーステイツにチェンジさせた。

[S-3]ドリルスイッチスーパー3()
 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』で登場したスイッチ。何の前振りもなく賢吾がS-1と一緒に持ってきた。通常のドリルスイッチとは違い、押す部分が大きなドリル型となっている。
 イエローバスターの代わりにゴーバスターオーへ乗り込んだフォーゼが、コクピットでS-1&S-3の2個をドライバーに装填した所、何故かそのモジュールのマテリアライズ反応がゴーバスターオーに及び、結果としてロケットドリルゴーバスターオーへと変化を遂げた。

[EX]フュージョン()
 『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』で登場。地球儀のような形をしている。
 XVⅡから受け取った設計図を元に、No.1~40の全スイッチを40人のスイッチャーの手で一斉にオンにした事で、その膨大なコズミックエナジーを受けて精製された。メテオスイッチと併用する事で、フォーゼをメテオフュージョンステイツへとチェンジさせる。

[n]なでしこ(×)
 『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』で登場。見た目はランチャースイッチの色違い。
 メテオフュージョンステイツにこのスイッチも併用する事で、なでしこの力も加わったメテオなでしこフュージョンステイツへとチェンジさせる。

[3]クリアドリル()
 ハイパーバトルDVDで登場。宇宙から飛来し、落下した南米の熱帯雨林で仮面ライダーアマゾンが発見したスイッチ。クリアパーツである事以外、外見は通常のドリルスイッチと同じ。
 来日したアマゾンからフォーゼに手渡され、使ったフォーゼをロケットドリルステイツにチェンジさせた。スイッチの部位自体は左足だが、ロケットモジュールとドリルモジュールが融合したロケットドリルモジュールを右腕に装備する。

玩具

 主にDX玩具の付属品、食玩、ガチャで発売されている。食玩とガチャのものは数字のシールが玩具版とは異なるが、ホッピングやスモークなどの玩具版で出ない物は玩具版仕様のシールが付くので、パーフェクトハーモニーを求める人も安心。
 オーメダルと同じくガンバライドで使用できるため、当初はガンバライドプレイヤーや転売屋などに買われて枯渇していたが、量産しやすいギミックなため、割とすぐに店頭で普通に買えるようになった。

マシンマッシグラー
 フォーゼが使用するバイク。開発コードは「ORB-40F」だが、如月弦太朗により命名される。最高時速は"506.9km/h"で、燃料には水素を用いる。凄まじい走行性能を持ちながら走行時に排出されるのは「」のみ。
 機体後部には小型ブーストノズルが取り付けられており、タワーモードになったパワーダイザーと連結・連動することで宇宙空間に向けての打ち上げも行える。
 機体後部のウイングは「地上へ帰還する際に用いられ、単独で宇宙から帰還できる。変身前の如月弦太朗の他、歌星賢吾朔田流星が運転したこともある。アストロスイッチカバンから遠隔操作も可能。

 備考
 デザインはスカイゼルに似ており、フォーゼの四つのデフォルト装備(ロケット、ランチャー、レーダー、ドリル)と似た装備をスカイゼルも持っている。
 レーダーは電子アイ、ランチャーはバックルから発射、ロケットは厳密にはロケットパンチかスカイジェットが該当するなど、フォーゼとは異なるのだが、何故か律儀にドリルは足から生える。

主要形態一覧

 ベースステイツ
「うぉっ!?何だか分かんねぇけど、宇宙キター!」

スペック

身長:200cm
体重:95kg
パンチ力:2.1t
キック力:6.3t
ジャンプ力:20m
走力:100mを6.2秒

概要
 フォーゼの基本形態。白いカラーリングが特徴で複眼はオレンジ。ロケットの形をした頭部(額には触角もある)に、宇宙服を思わせる胴体。
 映司には「宇宙飛行士?」と言われていた。基本的に変身時にセットされてるスイッチはロケット、ランチャー、ドリル、レーダーだが必ずこの4つと言う決まりは特にない。
 15話、16話では諸事情によりロケット・ドリルの代用としてマジックハンド・スパイクを、32話では初お披露目となるコズミックをセットして変身している。

 スペックは低いが、素手で5mの隕石を叩き壊せる。エレキステイツファイヤーステイツ等の他ステイツへの変身時は必ずこの形態から変身する。
 ロケットモジュール他右腕のモジュールを柔軟に切り替えられるのは後に登場したコズミックステイツを除くとこのステイツだけなので、他のステイツを手に入れた後も移動速度やパワーが欲しい時や宇宙空間での戦闘の際はこのステイツが活用される。

性能

頭部『フォーゼヘルメット』
 均質な原子配列で結びついた、超硬質のハイパーカーボンプレート『モノリシックカーボナイト』が高感度のセンサーを多数内蔵した頭部を保護。生成が非常に難しい。
 頭部外殻『シェルトップギア』は月面基地で開発された超剛性金属「アストリウム」製。装着者の頭部をあらゆる衝撃から守り、ダメージを低減する。
 頭部と胴体部のハーディングトルソーを接続するためのコネクター部分『アタッチシグナル』は気密性を高めつつ、フォーゼの首の動きを制限しないよう、リング状のオービタルチタンを連結して覆うことで強度を増している。
 情報伝達シグナル『ステラシグナル』が変身システムのコンディションを外部に伝える。装着者の生体反応の変化やスーツの性能の低下を、色や点滅パターンの変化で管制スタッフに報せる。

感覚器官
 積層型複眼レンズを内蔵した視覚センサー『シーバイザー』の最大視野角は水平方向300度、垂直方向220度。通常は望遠鏡でしか観測できない冥王星の光を感知可能。
 強烈な太陽光により装着者の視覚が奪われることのないよう、宇宙空間での活動用に遮光シールドを内蔵。
 広域聴覚センサー部『パルスデコーダー』は周囲で発せられた音を電気信号として受信し、解析とデコードを行う1km先の木の葉が触れ合う音を聞き取り、数十人の人が同時に話した会話内容を全て聞き分ける。
 感覚センサーの一つ『オブザベーションスパイク』は地磁気や周囲の大気の状態といった外部環境を読み取り、ボディ部分のライフポートコンバーターと情報をやり取りする。
 重力及び引力を計測するロッド型アンテナ『グラビトンロッド』は近くの天体や惑星の引力を元に、フォーゼの位置情報を割り出す。いわば宇宙版GPS。地上からの打ち上げ時や宇宙空間の移動中に地球や月の引力を計測し、航行軌道の補正を行う。

全身
 14の層で構成された外装『アセンブリガーメント』内部には気密維持層、中間部の耐熱層、外側のポリアミド樹脂製の微小隕石保護層で構成。戦闘時に敵の攻撃によるダメージを防ぎ、宇宙空間に降り注ぐ有害な紫外線などから装着者を守る。
 全身を覆う冷却用パイプラインの一種『アンビリカルサーキュレーター』は活動中に発生する膨大な熱エネルギーをパイプ内を循環する冷却剤「リキッドクーラント」が除去。体表から発散させる。人工筋肉に近い構造を持ち、装着者の身体能力を大幅に向上させる。
 両腕、両脚部に計4つ配置されたモジュールユニット『モジュールベイスメント』右腕がサークルモジュール、右足がクロスモジュール、左腕がスクエアモジュール、左脚がトライモジュールと呼ばれる。
 両腕、両脚に計4つが存在するシリンダー型の金属フレーム『モビリットテクター』はエネルギーを増幅する金属・ヘリオメタル製。パワーを強化する。モジュールベイスメントを身体にフィットさせ、各モジュールのパワーを最大限に発揮できるよう補助する。

胴体
 『ライフポートコンバーター』が装着者の生体データを計測。背部にマウントされたバックパックシステムと連携し、生命維持に必要な酸素供給や調整を行う。
 両腕部を除いた上半身を覆う内部金属フレーム『ハーディングトルソー』は首元から胸部に掛けてと背部を覆っており、生命活動で特に重要となる脊椎などの部位を保護。
 背部に組み込まれたジェットパックユニット『スラストマニューバー』は推進剤を噴射し、体勢の制御を補助する。

腕部
 両肩を保護する外装フレーム『タイタニウムフラッパー』は新開発の金属、アストリウムを蒸着させ強度を増している。
 金属繊維を編んだフィンガーグローブ『マルチパームグローブ』は汎用強化グローブとして、内側の手のひらの部分をシリコンラバー層で覆っている。
 マルチパームグローブを覆い、フォーゼの拳を保護する強化装甲『アウターナックル』のパワーアシスト機構から生み出される拳の破壊力は、直径5m程度の隕石であれば一撃で砕く。

脚部
 体側面にめぐらされた放熱板『サーモレジスタイル』は新合金「オービタルチタン」製。アンビリカルサーキュレーターで処理しきれなくなった熱を外部に放出する。
 膝間接部を保護する装甲『ニーレジスタイル』の素材はサーモレジスタイルとほぼ同等。膝蹴りを食らえばヘビー級のボクサーであっても一撃で昏倒する。
 足部を覆う特殊ブーツ『ランだ―ブーツ』は金属繊維を編んだ外装の下には無重力下で身体を固定するための擬似重力発生ユニットを内蔵。堅牢かつ重量があるため、強靭な脚力から放たれるキックは強力な武器となる

使用した技

ライダーロケットパンチ
 ロケットモジュールで加速して繰り出す右腕からのパンチ。

ライダードリルキック
 ドリルモジュールを装備して放つ左足からの跳び蹴り。ガンバライドではパワーダイザーがフォーゼをぶん投げる形でアシストする。

ジャンピング頭突き

 背中のブースターで敵に頭突きを喰らわす。モジュールは使用しない。

大文字バリヤー
 ペンモジュールで「大」の文字を空中に描き、敵の攻撃を防ぐ。大文字バリヤーを手に持って敵を攻撃する大文字斬りも可能

マッシグラーチャージ
 ガンバライド限定。マッシグラーのマフラーからバックファイアを放って敵をぶっ飛ばす。また、トドメにライダーキックを加えたバージョンもある。

必殺技

ライダーロケットドリルキック
 右腕のロケットモジュールで加速して左脚のドリルモジュールで敵を貫く跳び蹴り。第1話ではロケットドリルキックという名前だった。
 第2話における野座間友子の言葉を受けて第3話で改名した。威力は15t。空中で方向転換が可能なのが特徴だが、ロケットの推力が高いため停止が難しいという弱点がある。

ライダーロケットドリル宇宙キック(ロケットドリル宇宙キック)
 パワーダイザーのミサイルポッドで砲撃空中に浮かせる。次にマシンマッシグラーに乗り込んでパワーダイザーで射出、敵をフロントカウルに押し付けてそのまま大気圏突破して宇宙に上がる。
 それから左腕のレーダーモジュールで狙いを定めて放つロケットドリルキック。地球上で放つキックの三倍もの破壊力を持つ。
 第2話で初使用。敵怪人が大量のエネルギーを溜め込んでいて地上で撃破するとその爆発で周囲を巻き込む危険がある、などといった場合に使用する。ただし取り敢えず宇宙で使われればこう呼ばれるらしく、レーダーモジュールなしで放ってもいいようだ(第14話)。

ライダーロケットドリル大宇宙キック
 スコーピオン・ゾディアーツにロケットドリル宇宙キックを防がれた際、再度リミットブレイクして放ったキック。ロケットモジュールとドリルモジュールが二回り程大きくなり、威力が大きくアップしている。威力は45t。
 だがスイッチに負荷が掛かり過ぎる上にスイッチ内のコズミックエナジーを消費しきってしまう為、その後しばらくスイッチの使用自体も出来なくなってしまうと言うデメリットがある(第15話)。

ペン・リミットブレイク
 ペンモジュールを装備して、背面スラスター「スラストマニューバー」を併用した右足からの空中連続回転蹴り。
 硬質化するインクを敵の身体に付着させて敵の動きや能力を封じる(第16話)。正式名称は不明。ペルセウス・ゾディアーツの石化眼光を封じ込めた。

青春銀河大・大・大ドリルキック
 サジタリウスにライダーロケットドリルキックを受け止められたフォーゼが、更に三連続レバーを引いて発動した4段リミットブレイク。
 フォーゼの全身を覆うように銀河の様な光の渦が発生。ライダー超銀河フィニッシュすら防いだサジタリウス・ノヴァを貫く程の威力を発揮する。この一撃を以て、天高は我望の支配を卒業した。

その他

クロー・チェーンソー・スパイク・シザース・リミットブレイク
 4つのモジュールを同時に装備し、側転しながら空中を高速で回転して敵を何回も切り裂く。

チェーンアレイ・チェーンソー・ハンマー・リミットブレイク
 劇場版にて使用。飛び掛かってチェーンソーモジュールを振り下ろした後、チェーンアレイモジュールとハンマーモジュールで連続して殴打、とどめにチェーンソーモジュールによる回し蹴りを放つ。

レジェンドライダーモジュールアタック
 電王モジュールの力でデンライナーゴウカを召喚し、騎乗。オーズモジュールの力で赤黄緑のリングを潜り抜けてパンチを決めて敵をぶっ飛ばし、V3/1号モジュールの力でライダーキックを決める。

合体技

ライダースイングバイ
 マジックハンドモジュールで投げ飛ばした仮面ライダーオーズがトラクローで敵を攻撃する。この時オーズが「はやぶさでもないし~!?」と言いながらすっ飛んでいる。
 これはオーズこと、火野映司を演じた渡部秀氏が「JAXA ぼくらの宇宙大冒険」にて「はやぶさ君」役を演じたことに由来する声優ネタと一緒に引っかけた宇宙ネタでもある。

ライダーダブルロケットパンチ
 仮面ライダーなでしこと共にロケットモジュールで敵を攻撃する。

ライダー友達たくさんアタック
 今までにガンバライドに実装されたライダーを召喚して突撃、トドメはフォーゼが頭突きで空高く吹っ飛ばす。

ロケットでGO!
 ガンバライド限定技。主役ライダー(ZOとJはいない…)達が巨大化したロケットモジュールに乗り込み、敵に激突する。要はミサイルである。

フードロイドスペシャルアタック。
 ガンバライド限定技。フラシェキーの発光で敵を怯ませ、ポテチョキンで敵の尻を攻撃。バガミールが頭突きで止めを刺す。

 コズミックステイツ
コーズミーック・オン

「みんなの絆で! 宇宙を掴む!!!」

スペック

身長:206cm
体重:98kg
パンチ力:3.5t
キック力:7.3t
ジャンプ力:23m
走力:100mを5.8

概要
 40番のコズミックスイッチを使用する事によってステイツチェンジしたフォーゼのテレビ本編における最強形態。
 変身と同時に1~39までのスイッチを吸収し、その能力を使用することが出来る。非常に強力な力を持つステイツだが、変身する弦太朗とライダー部との絆が不可欠。戦闘中であっても絆が揺らぐと変身が解除されてしまう

外見
 メインカラーは水色と銀。今までのステイツでは変わらなかった右足、左足、左腕のモジュールデッカーの色も銀となり、水色のラインが加わっている。青い部分はスーツ自体の色ではなく、コズミックエナジーをバリア状に纏っているため。
 フェイスに走る黄色のラインが特徴で、パッと見悪役に見える額のシグナルはゴールドで、他のステイツにあったアンテナの代わりに頭頂部に「スペリオルスパイク」が存在する。肩部にはウイング状の装甲「スペリオルフラッパー」が、背部にはスラスター「コズモマニューバー」が増設された。

戦闘能力
 防御力に優れ、幹部と言えども生半可な攻撃ではこのステイツに傷一つ与えられない。むしろ、当たる前に弾く
 胸のスイッチングラングのナンバープレートをタッチする事でスイッチを手元に召喚。モジュールに他のスイッチの効果を重ねがけすることができる。ただし、付加できるのは同じ部位のスイッチ同士に限られる。

組み合わせ
  • ロケット(バリズンソード)+エレキ
  • ランチャー+フリーズ:冷却弾を放つ
  • ジャイアントフット+フリーズ:巨大な足を凍らせる
  • ビート+ネット:音波で網を放つ
活躍
 初登場のアリエス・ゾディアーツ戦では快勝。しかし、次の回ではメテオストームとの2vs1にも関わらずレオ・ゾディアーツに敗北。
 ヴァルゴ・ゾディアーツ戦では善戦すらできなかった。最終回付近では初戦で全く歯が立たなかったサジタリウス・ゾディアーツと互角以上に戦闘。トドメはベースステイツに取られたが。
 一方、本編終了後はMOVIE大戦アルティメイタムでアクマイザーの一人のイールを単独で撃破。平成ジェネレーションズFINALではエニグマの破壊・Xガーディアンの殲滅に貢献。最強フォームらしい活躍を見せている。

バリズンソード
 コズミックステイツの専用モジュール。ロケットに柄とレバーがついたような大剣型。槍(ランス)形態のブーストモードと剣形態のスラッシュモードの二種類が使用できる。
 スラッシュモードへの変形時には、レバーを柄側に倒し外装を展開させて刀身を露出させる。刀身も若干延長する。スラッシュモードは攻撃に特化。
 刀身部「トランジションエッジ」にコズミックエナジーを攻撃力に変換する事によってあらゆる物の両断が可能となる。名前の由来はバリッと開いてズンと伸びる剣(ソード)である。

スイッチの効果
 柄にあるスロットには○(右手モジュール)スイッチをセット可能。スイッチの能力をバリズンソードに付加できる。コズミックスイッチ以外はスイッチをオンにした際にコーラス調の音声が流れる。

ロケットスイッチ
 エレキスイッチと併用。(スロットに入れたのはこっち)柄の後ろからロケット噴射をして推進力を発生させる。

エレキスイッチ
 ロケットスイッチと併用。刀身に電撃を纏わせることで、攻撃に電気属性を付加させる。ブーストモードでは穂先に電撃を纏わせて突きを放つか先端から電撃を放出して攻撃する、スラッシュモードでは刀身に電撃を纏わせ、敵を斬り裂く。

ファイヤースイッチ
 刀身にを纏わせることで、攻撃に炎属性を付加させる。劇中では氷漬けにしたアリエス・ゾディアーツに行った。

クロースイッチ
 刀身を3つに分裂させ、3つの刀身で敵を切り裂く。劇中ではアクエリアス・ゾディアーツの回復を封じるために使用。斬撃の範囲が範囲が拡大される。

メテオストームスイッチ
 メテオストームスイッチについている円盤・ストームトッパーを回すことにより攻撃エネルギーを吸収し、バリズンソードにエネルギーを付与。
 パワーに変換し、光の刃を飛ばして攻撃する。ファイヤーステイツを吸収したアレと原理的には一緒。ジェミニ・ゾディアーツ戦で使用。

必殺技

ワープドライブ
 バリズンソード(ブーストモード)にコズミックスイッチを挿す事によって発動するリミットブレイク。主に地上で倒すと爆発の余波で近隣の環境などに被害を及ぼすホロスコープス級のゾディアーツ宇宙で倒すために使用する。
 ワープ先は本人が一度でも行ったことがある場所なら自由に変更可能で、最終回ではサジタリウス・ゾディアーツを天高の体育館へとワープさせた。
 巨大衛星すらワープさせる事が出来るが、それだけの大きさの物をワープさせれば当然反動とコズミックエナジーの消耗も大きい。劇中では使用した後にフォーゼの変身が強制解除された上に1〜40までのアストロスイッチラビットハッチに転送された瞬間に破損した。

ライダー超銀河フィニッシュ
 敵にバリズンソードを突き立てて敵もろとも宇宙空間にワープドライブし、コズミックスイッチを一度抜いて再挿入することで発動するリミットブレイク。
 コズミックエネルギーを纏わせたバリズンソード(スラッシュモード)で敵を両断する。大抵は斬撃波を放つが、すれ違いざまに敵を切り裂くバージョンもある。

ライダーキック
 青い光を放つ右足で繰り出すライダーキック平成では少し珍しいベーシックなタイプのキックであるが、ラスボスのサジタリウス・ノヴァの必殺キックと同等の威力を誇る。他の作品ではライダードリルキックを使う場合もある。

ライダーロケットドリルキック

 『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』で発動。ベースステイツの時と同じように発動し、Xガーディアンの群れを殲滅した。

フォーゼ&メテオスペシャルアタック

 ガンバライド限定技。パワーダイザー、メテオストームと3人でタワーを組み上げて発動。下の二組が交互にジャンプしてフォーゼを空中高く放り上げ、メテオストームパニッシャーで錐揉み回転の力を加えて敵に突撃してW袈裟斬りでトドメを刺す。

不遇な最終フォーム
 総合スペックはザビーラルク等に近く、歴代平成ライダー最強フォームの中でも最弱。実は二号ライダーの強化フォームメテオストームよりも全体的に劣る
 ホロスコープス戦では敵の持つ能力に翻弄されることが多く、初見戦では何らかの形で一方的に攻撃を喰らう事が多かった。
 ネットでは「最強フォームとは言い難いやられっぷり」や「ベースの方が強いんじゃないの?」とか批判的な意見がちらほら書かれている。また、モジュールに他のスイッチの効果を重ねがけ出来る能力も前述の6種類しか使われなかった

劇中の活躍

 テレビ本編
 「この学校の生徒全員と友達になる!」と意気込んでいた。しかし登校初日の朝、クラスメートの歌星賢吾と一悶着起こしていきなりHRに遅刻。賢吾に「俺とキミが友達になる確率は0だ」と冷たく突き放されるが、逆に意地でも友達になるべく奮起した。
 後にゾディアーツに遭遇したところを賢吾が駆るパワーダイザーに助けられた。賢吾とユウキがラビットハッチ(月面基地)へ向かうところを目撃して後を追う。

戦闘
 体の弱い賢吾から無理矢理フォーゼドライバーを受け取り、仮面ライダーフォーゼとして現れたゾディアーツと闘うことになる。3人で人知れずゾディアーツがらみの事件を解決する仮面ライダー部を勝手に結成するのだった。
 戦闘では努力とセンスで40種以上のアストロスイッチを使いこなし、怪人化した生徒たちを救出。友達を増やしながら仲間との絆を深め、最後は理事長・我望光明の野望を阻止し、彼とも友達になった。

 劇場版『みんなで宇宙キターッ!
 OSTO Legacyのジャケットを着用していた。ロケットスイッチスーパーワンとペン、マジックハンド、シールド、ランチャーのワッペンで彩られているのが特徴。背中にはデカデカと友情の文字が刻まれている。
 XVⅡが攻撃された際には血も涙も無い宇宙鉄人に対して本気で怒りを露わにした。メテオフージョンステイツへと変身して、宇宙鉄人を倒した。

本編外の活躍

 『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』
 先行登場。「全ての仮面ライダーと友達になる男」と名乗った。ロケットモジュールから交代して登場し、マジックハンドモジュールを起動。
 タトバオーズを投げて「トラクロー」で攻撃する連携技「ライダースイングバイ」で敵の首謀者・錬金術師ガラにダメージを与えた。

 『MOVIE大戦MEGAMAX』
 先輩ライダー達に対しては総じて、彼なりに敬意を払った態度を向けている。仮面ライダーアマゾンには「トモダチ…」と呟かれており、後に良い関係となる。仮面ライダーストロンガーからは「余計な挨拶はいい」と一蹴された。

 『ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
 5年後の姿が描かれ、天ノ川学園高校の教師になっていた。グレーのスーツ姿を披露した。
 超能力に目覚め暴走する自身の生徒・風田三郎を諭すために、相も変わらず体を張って更生させる。フォーゼドライバーを自ら溶鉱炉に捨てたことにより、フォーゼへの変身が不能となった。
 しかし健吾曰く、「フォーゼドライバーは“弦太朗のダチ”だ。必要な時にはいつでも弦太朗の元にやって来る」との事。アクマイザー一味との決戦では5年前の自分から借りに行った。

 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦Z』
 声のみ本人で登場。彼のおかげで更生し自由の戦士イナズマンとして覚醒した三郎と共にスペースショッカーと戦った。「全てのスーパーヒーローと友達になる男」と名乗った。
 その他平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にも登場した。

 魔宝石のフォーゼ
 仮面ライダーウィザード』第52話に登場。前作品補正ということで、仮面ライダーダブル共々真っ先に呼び出され、「久々にキターッ!!」と鬨の声を挙げている。ダブルと組み、子供達を守るためにダスタードマスカレイド・ドーパント軍団を叩きのめした。
 その後、リングは仮面ライダービーストがこっそり彼の分だけくすねていたためアマダムに捕らえられずに済み、怪人軍団を次々に打ち倒した。巨大怪人戦ではロケットステイツに変身。仮面ライダーブレイドジャックフォームと共にレイドラグーンの群れを撃破した。

 仮面ライダー大戦
 冒頭でスカイライダーを撃破するが、仮面ライダーJのパンチを受けてロックシードに変えられた。その後、バダンとの最終決戦にて復活。変身解除はせず、声はリュウタロスでお馴染みの鈴村健一が担当。
 「キターー!!」「タイマンはらせてもらうぜ!」、果ては「ダチのピンチは俺が守る!」などという台詞を発し、弦太朗本人であることがパンフレットにも書かれていた。

 『平成ジェネレーションズ FINAL』
  5年ぶりにオリキャス出演 。時系列的には『アルティメイタム』の前。本作でも同様のグレーのスーツ姿で登場した。冒頭では宇宙へ飛び立つユウキとそれをサポートする賢吾の2人を見送る為、日本ではなくロシアに滞在していた。
 その後、JKからの連絡で財団Xの暗躍を知って日本に帰国。財団Xの科学者・最上魁星が変身したカイザーリバースの攻撃を受けそうになっていた宝生永夢万丈龍我を救助。
 永夢と龍我を平行世界融合装置エニグマへと向かわせた後、自身はフォーゼに変身。永夢と龍我を足止めしようと立ち塞がったダミーのホロスコープス軍団と相対する。
 ダミーホロスコープス撃退後は他のレジェンドライダー達とも合流し、財団Xが量産したXガーディアン軍団の殲滅に貢献。事件解決後、別れの際にビルドこと桐生戦兎と友情のシルシを交わした。

 仮面ライダージオウ
 アナザーフォーゼの誕生に伴う歴史改変によりフォーゼではなくなっているが、現代(2018年)でも正史通り天ノ川学園の教師、そして仮面ライダー部顧問である。第4話ラストでは、天ノ川学園高校にて彼の後ろ姿らしき姿が映された。
 第5話では2018年の天ノ川学園が舞台となったが、彼自身は同校教師として家出した生徒を探すために学校を空けていた。しかし常磐ソウゴの来訪には備えており、「いつかすっげぇ奴が来るからこれを渡してくれ!」とフォーゼライドウォッチを大杉に預けていた。

登場
 アナザーフォーゼが誕生する前=歴史改変前の2011年ではフォーゼに変身した姿も登場している。今回は後ろ姿のみの登場であり、オリジナルキャストである福士氏は仮面ライダー部室内にあった学生時代(本編放送当時)の写真、及びライブラリ音声での登場となった。
 その後、ジオウ第6話終盤でソウゴがファイズとフォーゼにブランクウォッチを渡しに向かったことから、2011年にてブランクウォッチを受け取った模様。

ゲーム作品

 ガンバライジング
 1弾からベースとエレキが参戦、2弾からファイヤー、マグネット、コズミック、メテオフュージョンも参戦。コズミックはLRとCP、メテオフュージョンはLREX、マグネットはSRで登場した。特にLREXであるメテオフュージョンは「オイウチ効果・発生率が超アップする」という強力な効果を持ち、プレイヤーの中でも使用率が高い。
 必殺技の優遇も凄まじく、劇中のものが収録され、エレキ、マグネット、メテオフュージョンにはそれぞれ劇中技「ライダー100億ボルトブレイク」、「ライダー超電磁ボンバー」、「ライダーフュージョンドリルキック」が収録されている。

 ベースはロケットとスパイクのみだった(とはいってもバースト後のロケットはライダーロケットパンチなので劇中技ではある)が、5弾CPでライダーロケットドリルキックが収録された。宇宙ではないロケットドリルキックの収録もシリーズ初。
 その必殺技「モジュールチェンジ・ライダーロケットドリルキック」は、スパイク→ハンマー→レーダー&ランチャー→ロケットドリルキックの連続攻撃となっている。ナイスドライブ3弾ではマシンライドキャンペーンの一枚で久々に高レアが収録。マシンマッシグラーで繰り出す「ライダーロケット噴射」が実装。

 ナイスドライブ4弾でも引き続きトリプライドキャンペーンの枠で高レアを獲得。W、オーズと共にMOVIE大戦MEGAMAXを再現したトリプルライダーキックが実装された。バッチリカイガン1弾では、ガンバライドではバトルサポーター限定だったメテオなでしこフュージョンステイツが参戦した。
 バーストライズ3弾では必殺技として「青春銀河大大大ドリルキック」を引っさげ登場。発動時には背景が体育館になり、自分チームのライダーが舞台上で宇宙キター!のポーズを取るなど凝った作りになっている。フォーゼのレジェンドライダープログライズキー入手キャンペーンも行われた。

 バトライド・ウォーシリーズ
 無印よりプレイアブルキャラクター。「ベースステイツ」では通常技コンボの最中に必殺技ボタンを押すとそのコンボ段階に対応したアストロスイッチが発動するという仕様。他の特殊技も合わせ、全てとはいかないものの数多くのモジュールが再現されている。
 スイッチを挿入、押すアクションはカットされているためコンボが途切れることはないが、高難易度では敵の攻撃頻度が増すため、通常技コンボを中断されやすい。
 最強状態は「コズミックステイツ」だが「」より「ロケットステイツ」と選択できるようになった。覚醒状態もその二つから「メテオフュージョンステイツ」と「メテオなでしこフュージョンステイツ」に派生する形になっている。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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