「お嬢様、足引っ張んなよ」
以上です。これで紹介を終えます。
目次
- 我那覇冴
- 概要
- 描写
- 戦う理由
- デザスター疑惑
- 美枠
- 仮面ライダーロポ
- スぺック(エントリー)
- 概要
- エントリーフォーム
- ゾンビフォーム
- スペック
- 概要
- 活躍
- ニンジャフォーム
- スペック
- 概要
- ブーストフォーム
- スペック
- 概要
- 必殺技
- 備考
- 劇中の活躍
- 時限爆弾ゲーム
- 退場
- 劇場版 4人のエースと黒狐
我那覇冴
『仮面ライダーギーツ』の登場キャラクター。仮面ライダーロポの変身者。演じたのは小貫莉奈。
概要
黒髪をシニヨンにまとめた女性。"霊長類最速"と謳われている最強女子アスリート。22歳。かつてデザイアグランプリの決勝戦まで勝ち残った経験があり、浮世英寿、五十鈴大智とも知り合いである。
傲岸不遜でストイック、勝ち気かつクール、男勝りな性格で、上述の二人や桜井景和、鞍馬祢音にもライバルとして対抗心を燃やしている。スコアを稼ぐためには他の参加者を巻き込むラフプレーも辞さない。
描写
英寿や大智と比べると若干見下してる部分もあるとはいえ、ゲームに直接関係のない場面では景和や祢音とババ抜きに興じる、ジャマーボールでは祢音に実践的な訓練を積ませるなど、それなりに付き合いと面倒見は良い。
ジャマトとの戦いには積極的。誰よりも真っ先に特攻を仕掛ける傾向がある。また、生身でも景和を(彼が座っていた椅子ごと)投げ飛ばせるほどのパワーを持つ。大事な試合前には他人が用意した食事には手を付けない。
戦う理由
家族は妹の澪と弟の潤。どちらも冴同様スポーツに励み全国クラスを目指している。しかし父が病気で倒れて実家の沖縄料理屋の経営が回らなくなった。
そのため、自身が家族を養うべくデザイアグランプリに参加した。デザイアカードに書いた願いは「年齢で衰えない身体能力」。これには「自身が家族を養うためにずっと現役でいられるようにする」という意図が含まれている。
デザスター疑惑
名前に「冴(目が冴える)」が入っていることから、彼女が運営側の存在、すなわちデザスターではないかと考察・推測された時期もあった。人狼ゲームがモチーフに含まれているため、狼モチーフの彼女が怪しいという声もある。
第20話で桜井沙羅の救出に成功したデザイアグランプリ参加者一同。サロンに一人残る冴は手にしたカードを見つめていた。そこには『デザスターミッション 他のライダーにジャマト爆弾を命中させろ』と書かれていた。
しかしカードの真相は、チラミがわざと他の参加者に見つかりやすい場所に置いたもので、それをたまたま発見しただけだったのだ。
備考
名字の「我那覇」は沖縄県豊見城市の地名に由来する実在の名字で、沖縄出身者に多い。冴の実家が沖縄料理屋の設定もそれに因むものと思われる。
後に同じくデザグラ決勝まで上り詰めた大智が復活後、仮面ライダーとしての実力も決して侮れない強さを劇中で見せた様子から、彼や英寿を相手に決勝戦まで残った冴本人の能力も再評価されている。
最終回にて神となった英寿を祀った神社に絵馬を残していた。作中では名前以外の部分は隠れていたが、後にTHE仮面ライダー展にて「家族の健康」であると判明した。この願いは家族が危険に晒された経験が、変則的な形で影響しているのだろう。
仮面ライダーロポ
「最速で倒す!」
スペック(エントリー)
身長:204.9cm
体重:68.1kg
パンチ力:1.0t
キック力:3.1t
ジャンプ力:7.2m(ひと跳び)
走力:7.4秒(100m)
体重:68.1kg
パンチ力:1.0t
キック力:3.1t
ジャンプ力:7.2m(ひと跳び)
走力:7.4秒(100m)
概要
我那覇冴が仮面ライダーロポコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。モチーフは水色の狼。
2回跳んだ後、左腕を胸に引き寄せ、右腕で左腕を引き寄せる肩のストレッチをし、少し屈んだ体勢から変身する。変身ポーズが軽い準備体操代わりになっている。
名前の由来はスペイン語で狼を意味する「Lobo」と狼王ロボだと思われる。レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
エントリーフォーム
頭部『ロポヘッド』のヘッドマウントデバイスは『ロポクレストギア』、複眼は『ロポアイ』。耳『ロポイヤー』は聴覚装置としての機能に加え、地形図から目的地までの最短ルートを算出するナビゲート機能を備えている。
変身者が"霊長類最速"と呼ばれていること、狼モチーフのライダーであることから走力とジャンプ力がギーツを超えて1位。高い数値を有する。その分他の能力は控えめだがナーゴより高い。
早期退場ライダーでシローについで高い数値を持つメリーと比べるとパンチ力は同数値、キック力は0.1tながら上回る。
ゾンビフォーム
デザイアドライバーにゾンビレイズバックルをセットして変身する形態。ロポが変身したフォームの中では一番登場回数が多かった。必殺技はゾンビバックルのキーを操作して発動する『ゾンビストライク』だが劇中未使用。
活躍
スペック的に走力は下がってしまうのだが、それでもギーツ・モンスターフォームと同等の水準を維持。変身者が霊長類最速と称されるアスリート選手であるため素早い身のこなしや高い跳躍力を持ってジャマトを一網打尽にした。
チェーンソー型の拡張武装「ゾンビブレイカー」を主力としていたバッファとは異なり、17話では身軽となっていち早く勝利を掴むために、敢えて武器を捨てて肉弾戦に移行する戦術を披露している。
ニンジャフォーム
SET NINJA READY FIGHT
スペック
身長:204.9cm
体重:71.7kg
パンチ力:1.9t
キック力:4.4t
ジャンプ力:21.2m(ひと跳び)
走力:4.8秒(100m)
体重:71.7kg
パンチ力:1.9t
キック力:4.4t
ジャンプ力:21.2m(ひと跳び)
走力:4.8秒(100m)
概要
デザイアドライバーにニンジャバックルを装填して変身した形態。初登場は第19話。元からギーツの上回る程の機動力を持つ事もあり、(突出した性能のブーストは除く)大型バックル単体運用形態の中で4秒台と最高値をマークしている。
拡張装備の「ニンジャデュアラー」は1本の状態から2本の刀に分離して使うことが可能。景和から没収したニンジャバックルを使用した。
必殺技はニンジャバックルのクナイスターターを引いてから押し込み直すことで発動する『ニンジャストライク』だが劇中未使用。
ブーストフォーム
「ここでアンタ達が脱落すれば、私がデザ神になれる!」
SET FEVER GOLDEN FEVER JACK POT HIT GOLDEN FEVER
スペック
身長:204.9cm
体重:74.6kg
パンチ力:13.0t
キック力:40.3t
ジャンプ力:93.6m(ひと跳び)
走力:2.5秒(100m)
体重:74.6kg
パンチ力:13.0t
キック力:40.3t
ジャンプ力:93.6m(ひと跳び)
走力:2.5秒(100m)
概要
デザイアドライバーにフィーバースロットレイズバックルをセットし、スロットで『???』を出すことで変身した形態。劇場版ではブーストレイズバックルで変身している。初使用は第21話。
タイクーンから奪取したフィーバースロットバックルで変身。配達ジャマトを蹴散らしながら爆弾魔ジャマトの討伐に挑んだ。
速さ自慢のロポが下半身にリボルブオンすることで、持ち前のスピードがニンジャフォームのとき以上に極まる。ブーストタイム発動時の走りはブーストライカーに匹敵する素早さを誇る。
必殺技
ゴールデンフィーバービクトリー
GOLDEN FEVER VICTORY
フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動。22話では下半身で使用。クラウチングスタートから凄まじい速度で爆弾魔ジャマトに走り寄り、組みつき、加速の乗った二連続膝蹴りを食らわせた。
備考
ギーツ本編に登場する女性ライダーはナーゴ、レターに次いで3人目である(テレビ本編に3人目の女性専用ライダーが登場するのはシリーズ初)。
同時に登場した仮面ライダーナッジスパロウやレギュラーキャスト以外の人物が変身したライダーとは異なり、マスクは完全新造のものとなる。
冴の脱落後は仮面ライダーブッチー、仮面ライダーグルービーの順に改造された。その後劇場版用に戻された。IDコアのクレストはバールやシバキマルと同じ系統で、初のモブライダーからの流用である。
劇中の活躍
時限爆弾ゲーム
第21話では冴の家族がジャマト達の次なるターゲットに選ばれる。冴と祢音は、冴の家族に仕掛けられたメロン型の時限爆弾を運ぶ配達ジャマトを探すが、ゲームに乱入して来たバッファによりゾンビバックルを奪われてしまう。
その後、爆弾魔ジャマト達の拠点を見つけた冴は、デザスターカードを見せつける。その後、彼女と共に爆弾魔ジャマト達に向かっていき、デザスターだと自称。
タイクーンから奪ったフィーバースロットバックルで変身。ブーストフォームの必殺技で爆弾魔ジャマトを討伐する。冴の家族も、冴と祢音が正解の導線を切ったため無事に助け出された。
退場
デザスターでありながらも、冴の家族を必死に助けようとしてくれた祢音に恩義を感じる。彼女は敢えて自分からデザスターだと名乗る。
デザスター投票の結果、自分で自分に投票し冴に4票が入り、冴の脱落が決定する。祢音に励ましの言葉をかけて、冴は脱落して元の生活へと戻されていく。デザスターである祢音を庇いきった。
第35話では祢音の似顔絵の形で再登場している。脱落者の欄とはいえ景和の次に彼女の紹介が記載されており、今でも祢音にはリスペクトを受けている様子が窺える。
「理想の世界が叶わなくても、本当の愛さえあれば、家族を助けられるって。これからもずっと守っていけるって、祢音ちゃんに教わったから。だから…祢音ちゃんも…絶対に幸せになって」
劇場版 4人のエースと黒狐
丹波一徹/仮面ライダーケイロウ、晴家ウィン/仮面ライダーパンクジャックと並んで参戦。メラの策略で世界が4つに分断された後、運の世界に彼女も転移したらしく、ツムリと運の英寿を追いかけ回していたジャマト達を自作の弓矢で撃退。
「ラッキー」「ハッピー」としか言わない運の英寿に対しては「なんか変だぞ!?」と若干引いていた。この際の服装が演者曰く「ワイルド」だったのもファンの間で話題になっている。
運の英寿が敵の手に落ちた後は他のライダー達と合流。ロポに変身してナーゴと共にジャマト達と対決。だがビショップジャマトには苦戦する。その途中、クロスギーツの必殺技によって一度は世界ごと消滅してしまうが、奇跡が起こり復活した。
事件解決後、『陸上大会で優勝』という記事が雑誌に載っている他、祢音とカフェで談笑するなど、祢音との交友関係も続いている模様。
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以上です。これで紹介を終えます。