【初代メテオの魂!】仮面ライダーケタロス / 大和鉄騎【花道は死亡シーン!】

2023年1月24日火曜日

悪のライダー 映画・Vシネ 仮面ライダーカブト 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーはケタロスです。
我がZECTに栄えあれ……!

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 大和鉄騎
    • 概要
    • 性格
    • 描写
  • 仮面ライダーケタロス
    • スペック
    • 概要
    • 戦闘能力
    • 性能
      • 頭部『ボーンシェルメット』
      • 全身
      • 四肢
      • カブティックゼクター
      • ライダーブレス
    • 必殺
  • 劇中の活躍
    • 決戦
    • 「ウワアアアアアアア!!!我が魂はァァァァ……ZECTと共にありぃぃぃィィィ――――ッ!!!」
  • ネタ要素
    • 備考
      • ゲーム版

      大和鉄騎
       『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』の登場人物。29歳。劇場版オリジナルライダー、仮面ライダーケタロスの変身者。演じたのは虎牙光輝。

       概要

       1999年、地球巨大隕石が衝突。舞台となる7年後、隕石内部に巣食っていた地球外生命体ワームの侵攻により滅亡の危機に瀕した地球の実質的な支配者であるZECTの行動隊長矢車想と共に務める男
       敵対者の始末を目的とする「仮面ライダー部隊」の隊長。見た目は歳不相応に渋いオジサン。非常に真面目な性格でプライドも高い。隊長に相応しいカリスマ性と実力を持つ男。

       性格
       組織に絶対の忠誠を誓っており、組織に刃向かう者や、裏切り者を許さない。ワームとの交戦、『天空の梯子計画』成功、ネオZECTの掃討を指揮し、目的に行動する。三島曰わく「ZECTきっての鬼」。
       「天空の梯子計画」については、人類の未来を決めるものとして全力を注いでいた。密偵としてネオZECTに潜入させていた北斗修羅から織田たちの襲撃予定を知ると、これに合わせて「天空の梯子計画」を前倒しして実行する。

       描写
       織田秀成とは戦友的関係にあり、高く評価していた。彼が裏切ってNEOZECTを立ち上げた為、敵対する立場にある。
       冒頭の戦いでは織田に土下座までしてZECT帰還を頼み込んでいた。組織の利の為ならばプライドやこだわりを捨てる事もある。だが命令されることを嫌がる織田に申し出は断られ、大和の頭を足蹴にする。
       「天空の梯子計画」成功とネオZECTの排除を目的に行動し、その一貫してブレない姿故か加賀美新矢車想からも信頼されている。

      仮面ライダーケタロス
      HEN-SHIN CHANGE BEETLE

      「ならばオレの手で、貴様らの腐った根性叩きのめすしかないな」

       スペック

      身長:196cm
      体重:96kg
      パンチ力:3.7t
      キック力:7t
      ジャンプ力:一跳び36m
      走力:100mを5.4秒(通常時間時)

       概要
       右手首に装着したライダーブレスのジョイント部・セットアップサークルに、カブティックゼクターを合体させた後、ゼクターを捻り、角部を指先側に向けさせて変身するモチーフはケンタウルスオオカブト。基本カラーは銅。
       劇場版に登場した3人のライダーの中では仮面ライダーカブトに最も似た形状。緑眼で頭部や右肩などに差異が見られる。また、マスクドフォームに当たるフォームが存在しない。

       戦闘能力
       専用武器として、ゼクトクナイガンを装備。遠距離から攻撃する銃型のガンモードと、幅広の刃で重い一撃を放つ斧型のアックスモード。
       スピードを重視した戦いを組み立てられる短剣型のクナイモードと、自身のフォームや敵の種類に合わせ、3つの形態を使い分ける。ケタロスはカブト同様、ゼクトクナイガン・クナイモードを好んで使用し、スピード戦を得意とする。
       肩部から伸びる装甲『ショルダーブレード』はカブティックゼクターから発生した超エネルギー、タキオン粒子を先端に波動として変換して送り、ショルダータックルで厚さ500mm の鉄板を突き破ることができるが劇中未使用。

       クロックアップ
       腰部のZECTバックルにあるトレーススイッチを撫でるように触れて発動。カブティックゼクターで生成された超エネルギー、タキオン粒子を解放して全身に行き渡らせ、一定時間ではあるが常人では目視できないほどの超高速移動が可能となる。

       性能

       各部の装甲は超金属・ヒヒイロノカネ製。

      頭部『ボーンシェルメット』
       3層構造になっており、1層目が継ぎ目のない強度に優れた超金属のヒヒイロノカネ、2層目が軽比重で耐衝撃性に優れた特殊ケミカル、3層目が強度と弾性率を持つサインスーツ製。敵のどのような攻撃からも頭部を守る。
       複眼『コンパウンドアイ』は敵が「クロックアップ」を発動したとき、自分が「クロックアップ」を発動していなくても、カブティックゼクターより発生しているタキオン粒子の流れる目で、超高速移動する相手の動きを目視できる。
       額の『Oシグナル』はワームが「クロックアップ」した瞬間、時間軸の乱れを感知して敵を発見する。

      全身
       全身に纏う『サインスーツ』が頭頂部から取り入れられ、変換された高圧縮酸素が、快適な温度と湿度で常に全身を駆け巡ることで、一定の体温を維持。
       さらに、50口径の機関銃の衝撃を吸収でき、5000度の高温、絶対零度の低温などからも身を守る。また、スーツ自体に備わるニューロン細胞をシナプスで繋いで変身者に伝達し、まるで第2の皮膚のような感覚でマスクドライダーシステムを扱う。

      四肢
       『カブティックブレスト』が上半身前部を守る。頑強、軽量で、大爆発の衝撃をも吸収する。軽量、頑強な『ライダーアーマー』は、レスポンスバンドで繋がれており、通常時間時に肉体の反応速度を人造的に0.05秒と、常人より格段に速くする。
       両手、両足の動きを補助強化する三重のリング『インセクトリング』によって、一般人の何倍ものパワーを発揮できる。掌は『ライダーパーム』。
       特殊な足裏部分『ライダーストンパー』が500mの高さから飛び降りても変身者にダメージを与えないように、インセクトリング、ライダーアーマーヘと衝撃を繋いで吸収、緩和する。

       装備

      カブティックゼクター
       ZECTのマスクドライダー、ケタロスヘラクスコーカサスの変身資格者がそれぞれ用いる自律メカ空間を寸断して瞬間移動するジョウントと呼ばれる機能を持つ。
       各ライダーと同じカラーの彩色とモデルとなったカブトムシを模した頭部デザインが特徴だが、それ以外のデザインは共通。玩具では1つの基部に3種類の頭部パーツを付け替えることで3人分の変身玩具として遊べる。

      性能
       角『ゼクターホーン』は厚い鉄板を難なく貫通する強度を誇る。尾部に2門の『イオンエンジン噴射口』があり、時速990kmの速度で飛行できる。脚部『スラスタースリット』は超エネルギーのタキオン粒子を噴射してジョウント移動を可能とする。

      ライダーブレス
       右手首に装着するブレスレット。ZECTのライダー、ザビーが変身に用いるものと基本構造は同じだが色が異なりキャストオフ機能が無い。ベースは黒。
       後ろの側面部の2か所が赤い。ベルトは青みを帯びた灰色。超エネルギーのタキオン粒子が各仮面ライダーの全身に行き渡ると発光する発光部位『ビーハイブダイアル』も赤い。
       ライダーブレスの金色で縁取られたジョイント部『セットアップサークル』に合体させた後、ゼクターが自動で捻られ、ブレスレット部の裏側『アポーツ』によりマスクドライダーシステムが起動。装置特殊な金属で形成された装甲が全身を覆い、変身が完了する。

       必殺技

      ライダービート
       ライダーブレス結合部を軸にカブティックゼクターを180度回転させて発動。ゼクター内部で生成・貯蔵されて倍加したタキオン粒子を噴出、頭部のカブティックホーンを経由してタキオン粒子を全身に駆け巡らせてチャージアップされる。
       右手に保持したゼクトクナイガン クナイモードの威力を大幅に上昇して、アバランチスラッシュを放つ。劇中未使用だが、PS2ゲーム内で披露された。

      劇中の活躍

       決戦
       中盤、ZECTが推し進める『天空の梯子計画』の実行を命じられ、加賀美軌道エレベーターを使って宇宙ステーションへと向かう。しかし、ステーションには計画の阻止とハイパーゼクター奪取が目的の天道総司が待ち構えていた。
       加賀美をクロックアップマシンに先行させて自らはケタロスに変身。カブトとの決闘に移る。ステーションの外壁が崩壊して宇宙空間へ放り出された際には両者クロックアップを発動。無重力空間で壮絶な死闘を繰り広げる。だが徐々に追い詰められて行った。

       「ウワアアアアアアア!!!我が魂はァァァァ……ZECTと共にありぃぃぃィィィ――――ッ!!!」
       一方、大和が戦っている間に加賀美が計画を実行するも、宇宙ステーションが引き寄せた彗星の背後からワームが満載された小惑星が出現する。
       戦いの最中、基地が小惑星によって破壊され、彗星と小惑星が衝突した際に発生した衝撃波で両者は外に放り出される。カブトはカブトエクステンダーによって地球の大気圏内で燃え尽きるのを回避。
       ケタロスにも助けの手を伸ばしたが、彼は情けなど無用!俺の情熱の炎は、この熱さにも負けない!」とこれを拒否。そのまま空気摩擦で炎に包まれながら、地球へと落下した。廃工場のド真ん中に激突し、爆死。

      ネタ要素
       ヤケに力の入った断末魔と、そのネタにしか思えない死に方から、彼はファンから「仮面ライダーメテオ」の称号を与えられた。後に仮面ライダーメテオが誕生してからは、初代メテオとされた。
       なお、カブトが彼を助けようとしたシーンはディレクターズカット版で追加されたもの。劇場公開版では無事にあっさり地上に辿り着いたカブトの姿も相俟って彼の死に方がより悲惨に感じられる。落下直前の地上でのやり取りもシュールである。

      修羅「俺達にはまだ、大和がいる!」
      織田「……それはどうかな?(横を振り向く)」

       現在では2018年作品『仮面ライダービルド』に登場する氷室幻徳がどことなく彼に似ていたため(年の割に渋い髭のイケメン)、幻徳が変身するライダーの名前に因んで『仮面ライダーメテオローグ』という妙にかっこいい称号に進化している。

      備考
       彼が“天空の梯子計画”の真の目的を知らされていたかどうかは不明(知っていたとしても組織の命令ならば迷わず実行しそうではあるが……)だった。
       公式ホームページによると「人類の未来を決めるもの」と考えていたらしく、おそらくは知らないものと思われる。
       TV版最終回にて彼そっくりな人物「ヤマト」が登場しており、相棒のオダ共にネイティブ化ネックレスの光に苦しんでいた。

      ゲーム版
       放送当時発売されたプレイステーション2用の格闘ゲームソフトでは、使用可能キャラの1体として登場する。しかし原作で演じた虎牙光揮が仕事で海外にいた為、声の出演ができず、ザコワーム役の声優をしていた塩野勝美氏が代役。
       設定のみで原作では使用しなかった技「ライダービートを使用した上でのアバランチスラッシュ(技名は「ライダービート」名義)」を必殺技として使用できる。

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       以上です。これで紹介を終えます。

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