【最強の尊厳破壊!】仮面ライダーダークキバ / バットファンガイア【後には何も残らない】

2022年8月31日水曜日

悪のライダー 仮面ライダーキバ 仮面ライダー解説 怪人解説

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 今回解説する仮面ライダーはダークキバです。

「真夜…お前は…俺のものだ…一緒に…地獄へ行こう…」
目次
  • キング(過去編)
    • 概要
    • 性格
    • 過去
    • 戦闘能力
    • 紅一族に全てを奪われた男
  • バットファンガイア
    • スペック
    • 概要
    • 出番
    • 外見
    • 戦闘能力
    • 活躍
    • 備考
  • バットファンガイア・リボーン
    • 概要
    • 戦闘能力
  • 仮面ライダーダークキバ
    • スペック
    • 概要
    • 外見
    • 性能
    • 戦闘能力
    • 負担
    • ◆1986年時点の装着者
    • ◆2008年時点の装着者
    • 装備
      • キバットバットⅡ世
      • ダークキバットベルト
      • フエッスル
    • 必殺技
  • 劇中の活躍
    • 音也との敵対
    • 闇のキバの力
    • 復活
    • 外伝作品の活躍
    • 備考
  • ゲーム作品
    • ガンバライド
    • ガンバライジング

キング(過去編)
「オレに愛などあってはならない」

 『仮面ライダーキバ』の変身者。仮面ライダーダークキバの劇中最初の変身者。バットファンガイアの正体。演じたのは新納慎也。

 概要

 太牙の実の父にして過去編のボス。愛称は「過去キン」。ファンガイアの幹部・チェックメイトフォーの筆頭。すべてのファンガイアの頂点。
 人間社会には迎合せず、偽名・通名の有無は不明。初登場は36話。ビーストクラス、真名は「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」
 外見はロックミュージシャンかV系の様な服装で(そのせいか音也にはパンク野郎と言われた)髪は亜麻色(くせ毛)。一族の絶対者として皇帝の証ザンバットソードを手に権勢を振るっていた。

 性格
 極めて傲慢かつ苛烈な人物。残忍だがキングにふさわしい実力と威厳を持つ。妻の真夜にも役割だから一緒にいるだけという態度を取っていた。独自の恋愛感情で接しているが表立って伝えることは無い。太牙を最高傑作と自負している
 さらにそれを押し付ける傾向が強い為、自身でも気付かぬ内に真夜との距離は離れていた。それがもとで、元々彼に対する恋愛感情が希薄であった真夜は、偶然交流を持った音也と愛し合うようになる。

 戦闘能力
 右手の甲と掌に2つの紋章を持つ。そこから赤いエネルギー波を発することが出来る。人間態でもイクサを圧倒できる程の高い実力を誇る。また、感情の昂りで足跡が燃えると言った奇妙な現象すら起こす。
 当初は魔皇剣ザンバットソードを抜き身で平然と日頃から携行していたが、「持っていればお前を斬ることになり、お前を斬れば愛していることになる」と、ザンバットソードキャッスルドランの内壁に突き立ててしまったためダークキバの装備としては使っていない。

 過去
 レジェンドルガ族に敗れ命を落とした初代キングに代わって二代目キングに着任。完成してから間もないダークキバの鎧を纏うことでレジェンドルガ族の王アークを封印した。
 その際、ウェイクアップ3「キングスワールドエンド」を発動して、ファンガイアに勝利をもたらした。しかし、ファンガイアにも甚大な被害をもたらす結果となったため危険視され、以降は封印されている。

 紅一族に全てを奪われた男
 一部の視聴者からの呼び名。妻とキバットバットⅡ世は音也に、衣装やザンバットソードキャッスルドランアームズモンスターは渡に奪われた。
 実子もファンガイアと人間の共存という方向性にシフトしてしまったので、事実上、息子にさえ離反された事になる。紅一族ではないが、自我も死後、ビショップに奪われた。

バットファンガイア
 スペック

身長:232.0cm
体重:127.0kg
真名:「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」
特色/力:エネルギー発射

 概要
 すべてのファンガイアの頂点に君臨するファンガイア皇帝の怪人態。『闇のキバ』の鎧を纏わずとも充分に強いキング、そんな彼のファンガイア態はファンガイアの世界では最も強いと伝えられる蝙蝠の意匠を持つ。
 人間態のままでも充分な強さを発揮し、戦闘時には『闇のキバ』を纏う事が多いため、この姿を現すのは稀。故にキングがバットファンガイアとなった姿を見たものは、その瞬間に命を落とす結末を迎えるとされている。

 外見
 デザインモチーフは鳥の骨。翼に鳥の手の骨を模したものが付いている。裏モチーフはモモタロス。これはスパイダーファンガイア(裏モチーフ:仮面ライダー電王ソードフォーム)と同じくデザイナーが「打倒、電王」を銘打って設定したものといわれる。
 単なるモチーフ繋がりではあるがどちらとも互いのモチーフが鬼(赤鬼、吸血鬼)が関係した名前で剣を所持(モモタロスソード、ザンバットソード)している。また、女好きの主要人物(ウラタロス、音也)と仲が悪いなど共通点が存在する。

 戦闘能力
 赤い光弾や、全身から強力な赤い極太のエネルギーを発する能力を持つ。エネルギー波の威力は絶大で何度も音也にこの技で大ダメージを与えた。また、両腕に取り付けられている鉤爪のような物から赤いエネルギー刃を飛ばしブーメランのように相手を攻撃可能。
 音也ダークキバのダークネスヘルクラッシュを受けても問題とせずキバとダークキバの必殺技を同時に受けても耐えきってしまう程の耐久力を持つ。サバト召喚能力も持つ。

 活躍
 紅音也が変身した仮面ライダーイクサをエネルギー波でバラバラに破壊した。
 紅音也の変身した仮面ライダーダークキバ、過去にタイムスリップしてきた紅渡の変身したエンペラーフォームを同時に相手にしても互角以上に戦い、変身解除へ追い込むほどの力を見せた。
 しかし、エンペラーフォームのエンペラームーンブレイクとダークキバのキングスバーストエンドの同時攻撃の前に敗れた。

バットファンガイア・リボーン
 現代編の終盤にて誕生。狂信的な忠誠心を持つチェックメイトフォービショップが再生ファンガイア軍団に集めさせたライフエナジーと自身のライフエナジーを捧げバットファンガイアを復活させた姿。
 頭部の形状が変化しており、生前の理性を失い怪人態のまま暴れまわるだけとなっていた。ビショップのやっている事が結果的に君主から自我を奪い、自分の目的の為に君主を利用しているも同然の行為であるのは皮肉なものである

 戦闘能力
 戦闘能力は過去以上。試練によりパワーアップした渡が変身したエンペラーフォームと太牙の変身したダークキバを追い詰め一度は変身解除に追い込む。
 しかし、再変身した二人の連携により反撃され、最後はダークキバのスネーキングデスブレイクを受けたところにエンペラーフォームのエンペラームーンブレイクによって止めを刺され、消滅した。

「喜べ…!キング自ら貴様を地獄へ送ってやる」

 スペック
身長:205cm
体重:112kg
パンチ力:20t
キック力:35t
ジャンプ力:一飛び250m
走力:100mを1.2秒

 概要
 「黄金のキバの鎧」以前に開発された鎧。ファンガイアの頂点に君臨する「キング」の為に造られた。「闇のキバの鎧」と呼称されている。
 「キバットバットII世」が適格者の腕を噛むことで変身する。装着者であるファンガイアの能力を見極め、その力を最大限まで高める事ができる。
 「素晴らしき青空の会」が認識し、存在を懸念していた「キバの鎧」はこちらの方。渡にとっては父の形見でもあり仇でもあるという因果な鎧。

 外見
 基本カラーは赤と黒。大半のダークライダーは基本フォームの色違いであるが、ダークキバは最強フォームに似ている。その他に基本フォームではないダークライダーとしてはダークドライブメタルビルドなどがいる。
 素手での攻撃能力であればキングファンガイア態の方が上であるが、圧倒的な防御力と豊富な武装、特殊能力を加味すると総合力ではダークキバの方が上回る。

 戦闘能力
 総合的な戦力自体はエンペラーフォームと互角以上。装着者として想定されているキングがファンガイア最強クラスの個体なのも手伝って劇中でも戦闘力は最強クラス。
 サガやキバエンペラーフォームをはるかに上回る。ほぼ無敵だった。150tのエンペラームーンブレイクを無防備な状態で受けてもほぼノーダメージだった。核爆発の中心にいて無傷なエンペラーの3倍の防御力を誇る。

 性能

上半身
 頭部装甲『キングス・ペルソナ』は装着者と鎧のもつ強大な魔皇力を極限までに引き出す事により、装着者の脳への負担を拡散させるために、両側のコウモリの翼型のアンテナ「ゼノンスタビライザー」なるパワー安定翼を広げている。
 胸部装甲『ダークネスブレスト』は開放された3つの魔皇石が増幅する、あまりにも強大な魔皇力を、抑制剤「ダークネスタール」を塗布してコントロール。暴発を防いでいる。
 中央にはエネルギー流動経路であるサタンベッセルを設け、キバットⅡ世とコネクトする事で、魔皇力の流動量を自在にコントロールしている。

全身
 もう二度と精製できないと言われる奇跡の金属「ブラッディストーン」で作られた全身の紅い甲冑『ブラッディアーマー』そのものが強大な魔皇力を蓄えており、装着者の持つ魔皇力とかけあわせる事で未知数のパワーを発揮できる。
 キバの鎧と同じく、ガオーラドランの革を用いたインナースーツ『サタンメイル』の素材は、ドランの革の中でも滅多に手に入らないと言われる極上品、年齢1200歳のドランの革を用いており、キバの鎧の3倍の防御力を誇る。
 鎧の要所に設けられる黒いライン『スタビライズシャドー』はダークネスタールを塗布した抑制帯で、強力すぎる魔皇力から鎧と装着者を守るために力を「冷却」する。

その他
 ブラッディーストーンを極限まで研磨した鋭い肩アーマー『ブラッディショルダー』は、触れるだけでもカミソリの様に切れる鋭利なブレード。近接戦時の強烈な武器ともなる。
 理論上、この世のありとあらゆる物理兵器の攻撃を無効化する完全なる防御マント『ダークネスベール』を一振りする事で闇を呼ぶ。発せられる闇の刃はあらゆる敵の防御を貫く。
 エンペラーフォームと同じく、宙・水・地の魔皇石を持ち、装着者の持つ魔皇力を数十倍に増幅する。エンペラーフォームの持つ3つの巨石よりも純度が高く、より強力な増幅力を持っている。

 負担
 力が強大すぎる故に、いつ暴発するか解らない。装着者への負担もキバ以上に大きく、ファンガイアは兎も角、普通の人間など資質のない者が変身した場合瞬時に死亡する
 だが音也は三回も使用した。プロトイクサで鍛えられた説やキバットバット二世の絶妙な調整説などがある。

 来歴
 レジェンドルガ族とファンガイアとの戦争の最中、全滅の危機に陥ったファンガイアが最初期に造られた「サガの鎧」で得たノウハウを用いて造り上げた決戦兵器。
 レジェンドルガ族を滅ぼす等の圧倒的な力を見せつけたが、余りにも強大な力をナイト・ポーンの兄弟は危惧。ウェイクアップ3を封印した上でデチューンを施し、安全面に配慮してさらにデチューンされた「黄金のキバの鎧」が造られた。
 闇のキバの鎧に与えられた役割は他種族の殲滅実際に13魔族のうちウルフェン族、マーマン族、フランケン族、レジェンドルガ族はほぼ絶滅の状態にされた。

 装備

キバットバットⅡ世(演:杉田智和
闇だ……闇の歴史がここから始まる……

 キバットバットⅢ世の父。キバット族の二代目を名乗るコウモリのモンスター。ダークキバの鎧を管理する。基本カラーは黒と赤。口癖は「ありがたく思え!」、決め台詞は「絶滅タイムだ!」。
 ファンガイアのキング、クイーンに仕える家系である為、クイーンの命によって闇のキバの適合者であるキングに付き添って仮面ライダーダークキバに変身させる。紅音也からは「コウモリもどき」と呼ばれている。

描写
 陽気な息子とは違いクールかつ厳格。自分の使命に命を賭ける強いプライドを持っている。他種族のことは見下している。Ⅲ世が渡のアドバイザーでもあるのに対し、こちらは変身者が成熟しているためか変身中は基本的に無言。
 未来から来た息子の存在をあっさり受け入れ最終決戦では共闘するなど、石頭ではなく融通も利く。玩具版では「スイカ食べたい」や「親を敬え」と訴えるなどコミカルな面も見せている。

活躍
 初登場は真夜と一緒にシルエットのような形で登場。その後キングとともにガルルを絶滅させるべくダークキバに変身させた。
 
「俺は誰のしもべでもない」の発言の通りキング、クイーンと主従関係にある訳ではなく、クイーンである真夜とは強い友情で結ばれている。真夜に対して非道な行いをしたキングをあっさり裏切り、紅音也に闇のキバの力を貸した。
 現代編では終盤、真夜といたことが判明。今まで見たことがないほどの悲しみを見せた登太牙を適合者と認め、闇のキバの力を貸した。

ダークキバットベルト
 キバットⅡ世の「止まり木」となるベルト。キバのキバットベルトと同じものだが、こちらは黒がメインカラーになっている。キバットバットⅡ世に噛み付かせることで体内に「アクティブフォース」が注入されて魔皇力が活性化し、腰に出現する。

フエッスル
 ダークキバットベルト両サイドのフエッスロットに装備された召喚・覚醒笛。6種類存在し、キバットII世が吹くことでその種類事に様々な効力を発揮する。

ウェイクアップフエッスル
 ダークキバの必殺技を発動する黒いフエッスル。キバットⅡ世が吹く回数によって、別の必殺技を発動する。吹くごとに「ウェイクアップ・(回数)!」とカウントされる。

シールフエッスル
 キバットⅡ世が「(モンスター名)、封印だ!」という合図と共に、モンスター彫像態へと変え、封印するフエッスル。レジェンドルガの戦争では対レジェンドルガ専用のシールフエッスルが刺さっておりこれで仮面ライダーアークを封印した。

ドランフエッスル
 キバの物と同じもの。劇中未使用。ちなみにDX版ではキバの物はドランの鳴き声が鳴るのに対して、こちらはドランが登場した時のファンファーレが鳴るようになっている。

ブロンフエッスル
 ブロンミサイルを発射する。劇中未使用。1986年からこのフエッスルが存在するということは本来ブロンブースターもキングの所有物だったのか?

玩具
 2008年11月15日に「変身ベルト&フエッスル DXダークキバットベルト」の商品名で発売。基本的には「変身ベルト&フエッスル DXキバットベルト」のリデコであり音声ギミックは同一だが、収録音声は一新されており新要素も追加されている。
 「DXキバットベルト」と同様に「お喋りモード」で遊べる。変身前の遊びとして「フエッスルゲームモード」が追加されている。キバットが特定のフエッスルを挿すことを要求し、実際に挿したフエッスルが指定の物かどうかで音声が変化する。

 必殺技

 キバットII世がウェイクアップフエッスルを吹く回数によって別種の技を発動する。

ダークネスヘルクラッシュ
 「ウェイクアップ・1」で発動。遥か上空に飛び上がった後急降下し、ストレートパンチを繰り出す。破壊力は65t。 バットファンガイアに使用しダメージを与えたが決定的なダメージには至らなかった。

キングスバーストエンド
 「ウェイクアップ・2」で発動。遥か上空から強力な両足蹴りを放つ。ダークキバ版のエンペラームーンブレイク。破壊力は180t。
 その威力はただの一撃で、核兵器にも耐えうるほどの防御力を有するエンペラーフォームを即座に倒し、変身解除させてしまうほど。エンペラーとのダブルライダーキックでバットファンガイアに大きなダメージを与えた。

キングスワールドエンド
 「ウェイクアップ・3」で発動。全身の魔皇力を集中させて放つ捨て身の自爆技。世界を破滅に導く危険性も孕む。劇中未使用だが、先代キングが使用。
 レジェンドルガ族を多数の同胞を巻き添えにする形で全滅させ、同時に戦地一帯を一瞬の内に灰に変え壊滅させたという。
 当然使用した先代キングも大きなダメージを受けたと思われる。その一件からポーンとナイトはこの技が発動できないように厳重に封印を施した。
 余談だが、本来の過去(紅渡が過去に行かなかった場合)では、音也がこの技を使用して過去編キングを倒したのではないかという説がある。
 根拠として音也と渡が彼と戦った湖は何故か現代編では干上がっている。しかもかなり深い。この深さで事故が多発したせいか現代編では立ち入り禁止の柵が設けられている。

キバの紋章(ロイヤルパニッシュメント)
 地面空中に、紋章(「黄金のキバ」の必殺技使用時に出てくるものと同型)を模した緑色の結界(エネルギー場)を足元に作り出す。
 地を這いターゲットに接近させると、強い引力を発生させて相手の動きを封じたり挟み込んで相手を攻撃する。さらにそのまま紋章ごと移動させることもできる。
 バットファンガイアすら対応できない攻撃速度や威力の高さを持ち、再生ファンガイアを巨大な紋章で一掃するなど、使い勝手もよく、非常に強力な技。最終回でダークキバと共に紋章を合体させて発動した事からエンペラーでも使用できると推測される。
 ちなみにクウガオーズと共に、肉弾系の技ではないが武器等のツールも使用しないという、平成ライダーの技としては非常に珍しい部類。

絶滅・ザンバット斬
 『ガンバライド』オリジナル技。名称はエンペラーキバの「ファイナルザンバット斬」を元にしており、武器はザンバットバットがない状態のザンバットソード。
 紋章で相手を拘束後、手元にザンバットソードを召喚。赤い月が出る夜にした後、相手の周囲を回る無数の剣の輪が複数出現。その直後、剣が一斉に動き出し全方位から相手を容赦なく串刺し。最後にザンバットソードで一刀両断する

インペリアルデストラクション
 相手の上下にキバの紋章を出現させ、挟み潰す。第39話でガルル達を一蹴した際の攻撃。なお、ブロンブースターも呼び出せるが、劇中未使用。

 備考
 サガと同じく所謂シャドームーン的ポジションの仮面ライダー。その圧倒的な強さやダークな演出(夜中の豪雨の中での変身)などダークライダーの中でも非常に人気が高い。
 大半のダークライダーは完全な敵であることが多く、最終的には死亡してしまう者が多い中、ダークキバは変身者が変わるとはいえ最終決戦にも参加し、キバ劇中のエンディングにも登場するなどダークライダーの中でも最後まで戦い抜いた数少ないダークライダーである。

劇中の活躍

 音也との敵対
 真夜の浮気をビショップから告げられた彼は激しく激怒。「多くの同胞を倒した罪」を裁くため音也の命を狙い始める。プロトイクサを完膚なきまでに圧倒。
 次狼ラモン3名をも追い込み、音也を倒すよう命令。手を下さずに逃げたラモンと力をシールフエッスルで封印し、さらに音也と対峙した際に残る次狼も封印した。
 その後迷いの森の奥に音也を監禁。キャッスルドランの内部に鎖で繋ぎライフエナジーを吸い上げさせ続けるという拷問を行う。
 さらに真夜からファンガイアの力を奪って追放。「音也と会ったら太牙を殺す」と当時はまだ赤ん坊だった太牙を人質に音也と別れるように迫った。

 闇のキバの力
 のちに時空を越えて紅渡がやってくると、「未来を変えたいなら音也を倒せ」と唆すも失敗。さらに、まだ赤子だった太牙を盾に脅すという行為を、元々クイーンに仕えていたキバットバットⅡ世は気に入らず、見限る。
 過去キンの真夜へのDVなど、前々から嫌気がさしていたらしい。仮面ライダーダークキバとなった音也との戦いに臨む。
 本来の姿で戦うキングは、渡が駆けつけてなお戦いを優位に進めたが、キバ エンペラーフォームのウェイクアップフィーバー、ダークキバのウェイクアップ2の同時攻撃で敗北した。

 愛
 本人は認めようとしなかったものの、内心では真夜を愛していた。紅親子に致命傷を負わされたときは近くに来ていた真夜と太牙に無理心中を迫る。
 衝撃波を放ったが、生まれたばかりの太牙に攻撃を跳ね返されてそれが致命傷になる。新たなキングの誕生とその力を喜び「いつの日か必ず、俺の息子がお前たちを倒す」と太牙が自分の敵を討つことを願いながら死亡した。

 復活
 現代編終盤で反乱を起こしたビショップに復活させられるが、顔面が変わり、理性や生前の記憶を失った強力な力を持つだけの存在に成り果てていた。
 自我の無い再生怪人に堕ち、実質的なラスボスはビショップが担った。不遇さと印象の薄さからキング()と呼ばれたりもしてる。最終的にキバ・エンペラーフォームと大牙ダークキバの前に敗北する。

 外伝作品の活躍
 仮面ライダー4号ではショッカーライダーとして登場。王蛇と共にマッハと戦い、最後は必殺技を繰り出したところをマッハの必殺技で返り討ちにされ爆散した。
 仮面ライダーブレイブのスピンオフ作品『Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!』にも登場。ザンバットソードを武器として使用した。タイガと共にブレイブと対決するも、ブレイブの剣戟を前に二人まとめて倒された。
 ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』ではのダークライダーの1人として登場。仮面ライダーブレンと戦うが、ポイズンハンカチーフを顔面にくらってしまい、アナザーパラドクス共々昏倒した。

ゲーム作品

 ガンバライド
 006弾よりLRで参戦。変身者は過去編のキング。相手を大幅に弱体化するスキルを持つ。普段は素手で、必殺技使用時のみザンバットソードを使用する。その後、02でSR、S3弾でCPで収録されている。

 ガンバライジング
 バッチリカイガン5弾よりLR枠で参戦。表面は1ラウンド毎にコウゲキとAPを伸ばしつつ相手のライダーガッツ発生率を下げ、バースト面では必殺の超強化と共に相手の全タイプのアビリティを封じる。変身者は過去編のキング。今回は常に素手。
 ボトルマッチ4弾では太牙版が「仮面ライダーダークキバ(太牙)」、音也版が「仮面ライダーダークキバ(音也)」として参戦。レアリティはいずれもCP。
 必殺技は同弾のキバCPカード共通の「キバって行くぜ!ブレイク・ザ・チェイン!」。エンペラーフォーム、ライジングイクサ、ダークキバ(太牙)、ダークキバ(音也)、キバ(正夫)の5人で連続攻撃を行う。

その後
 プレミアムバンダイ限定の「仮面ライダーバトル ガンバライジング 10thアニバーサリー 9ポケットバインダーセット」付属のカードでは太牙バージョンがLRで収録。
 同時に収録されたキバエンペラーフォームと共に、最終回を再現したメモリアルタッグフィニッシュ「フィナーレ・キバを継ぐ者」を必殺技に持つ。
 バーストライズ5弾では新機軸「メモリアルバースト」の1枚、仮面ライダーイクサ セーブモード(音也)のバースト面として音也バージョンが初のLR収録。ダークネスヘルクラッシュをバースト必殺技として放つ。尚、パラレルバージョンも存在する。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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