【刑期666年のクズ!】ダイオウイカ・デッドマン&アノマロカリス・デッドマン / オルテカ【仮面ライダーリバイス・BGMあり】

2022年2月12日土曜日

仮面ライダーリバイス 怪人解説

t f B! P L
 今回解説する怪人はダイオウイカ・デッドマンです。オルテカの変身した仮面ライダーデモンズやアノマロカリスデッドマンについても解説します。

「心に渦巻く感情…悪魔に委ねてはいかがでしょう?」

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • オルテカ
    • 概要
    • 当初の性格
    • 活動
    • アギレラとの関係
    • 過去
    • 真の人物像
    • 備考
  • ダイオウイカ・デッドマン
    • スペック
    • 概要
    • 外見
    • 戦闘能力
    • 活躍
    • ダイオウイカプロトバイスタンプ
  • 仮面ライダーデモンズ
  • 劇中の活躍
    • ギフの復活儀式
    • デッドマンズ壊滅
    • デッドマンズ分裂後
    • フリオとの対峙
    • 確保
    • 分離
    • 変身

オルテカ
 特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場人物。ダイオウイカ・デッドマンに変身する。普段の一人称は「私」だが本性を現した際は「俺」演じたのは関隼汰。

 概要

 悪魔崇拝組織・デッドマンズの幹部の1人。頭首アギレラの右腕。髑髏の意匠が施された鮮やかな緑と赤色の派手な衣装を身に纏い、やや長めの茶髪が目を引く青年。当初は他の幹部であるアギレラ、フリオと比べて地味だった。本名は初芝」で変装時等に用いられる

 当初の性格
 丁寧な物腰で話す冷静沈着な頭脳派。慇懃無礼な人物。常に不敵な笑みを浮かべているが、感情の起伏は少い。声を荒げたり激しい動揺を見せたりする事がほとんどない。
 ギフの生贄集めは積極的に行っており、独自にプロトバイスタンプを渡していたカゲロウや、『共同契約』を発見した灰谷天彦に協力を要請している。
 反面、デッドマンに変身して戦闘に介入する頻度は少ない。また、時折皮肉を吐いたり、カゲロウをリバイスを倒す為だけの駒と見なしていたりと、狡猾さも併せ持つ。他の信者達もギフの復活の為の駒としか思っていない。

 活動
 普段は闇医者として活動。ギフの生贄に相応しい鬱憤や悪意を抱えた人間を探している。生贄候補の基準としては心の奥底に不満や狂気を抱えた人間が多い。
 弁護士やプロゴルファーとそれなりの社会的な地位を持った人物がいるのも特徴。『セイバー』の増刊号では言葉巧みにバイスタンプを使用するように唆したり、デッドマンズへのスカウトを行っている。反面、デッドマンの護衛等で前線に出る事態は少ない。

 アギレラとの関係
 首領格のアギレラとは共に行動する場面が多いが、忠誠心は低い。「ぴえん…」と言って悲しんでいる彼女に「涙が出てませんよ」と揶揄したり、独り言を盗み聞きしたりと度々彼女の癇に障る行動を取っている。
 他にも、ギフのミイラに触ろうとしてアギレラに制止されただけでなく、マジギレされても気にしない。好戦的ながらもアギレラの忠臣であるフリオとは対称的な幹部と言える。
 実は最初からアギレラを利用してギフの復活を目論んでおり、彼女の事はギフの復活の為の「汚れなき悪の器」としか見ていなかった。

 過去
 本人によると、子供の頃は、生まれつきの天才児故に周囲に馴染めず孤立していた。高度な数学を苦も無く理解出来る程の頭脳を持つために、授業を「退屈というか、意味がありません」と吐き捨てた。
 父親からは「こいつは特別なんかじゃない…。化けもんだ!」と罵倒されて暴力を受け、家庭にも居場所がない荒んだ毎日を過ごしていた。その後、デッドマンズの創設者を名乗る人物を通じてギフの棺と出会う。
 『人類を進化させる存在』だとされるギフの力で「世界が俺を理解しないのなら、俺が世界を創り変える」と目論む。ギフの力で愚かな人類を自身の思い描く理想の存在に進化させようと目論むようになり、デットマンズに加入した。

 真の人物像
 その本質は極めて残忍卑劣外道ギフテッド故に常人とは思考自体が異なっており、加えて異常とも言える過度の悪意を持ち合わせている。
 自身以外の周りの全てを見下す歪んだ性格をしており、他者への共感性が欠片も存在せず、標的にした人物の友人を目の前で殺害する等、卑劣な精神攻撃を嬉々として行う。
 アギレラやフリオと比較すると、まさに悪魔に魂を売った正当性が一切無い我欲の権化で、他者の心を平然と弄ぶ悪辣さを有している。
 デッドマンズの活動に伴い、表立って行動する事が増加。かつて影が薄かったキャラとは思えない程悪事を重ねている。一方、今一つ小物感が拭えていない部分も散見された。

 備考
 3幹部の名前はテキーラの銘柄に由来するが、彼の場合は「オルメカ」から取られたものと推測される。クリーチャーデザインの久正人氏のTwitterによれば、「頭部の角は羊とイッカク、白い衣服はレインコートがモチーフ」との事。
 隠しモチーフは恐らく初代『仮面ライダー』に登場した、ショッカー日本支部二代目大幹部の死神博士/イカデビルイカは英語圏ではかつて、デビルフィッシュと呼ばれていた。

ダイオウイカ・デッドマン
ダイオウイカ!

「人間ども、心から感謝せよ。我が主のお力により、解放されるのだ!」

 スペック

バイスタンプ:ダイオウイカプロトバイスタンプ
身長:222.7cm
体重:119.1kg
特色 / 力:触手 / 剣 / 盾 / 爆弾
クリーチャーデザイン:久正人
スーツアクター:寺本翔悟

 概要
 起動したダイオウイカプロトバイスタンプを胸元に押印すると、契約書が出現。軟体生物が持つ赤紫色の触手を全身に纏わせて変身する。変身解除時には水飛沫と共に金・赤・青の触手が絡みつくように出現する。公式では最初「オルテカ(変身態)」と記載されていた。
 内に宿る悪魔獣「ダイオウイカ・デッドマン」と上級契約を交わし、フェーズ2を超える存在となったギフテクス。任意で人間の姿へと戻れる高位のデッドマンでもある。

 外見

 レインコートのような白いフードを頭から被り、全身からイカのような触手を生やした怪人。頭から伸びた巨大な三本角が目を引く。魔法使いや呪術師のような異形で頭部と首元から計4本の角が生えている。
 首元からダイオウイカのそれを模した赤黒い触手が腕から脚にまで全身に渦巻き、指は鉤爪のように尖っている。また背中には蝙蝠のような羽を生やしている。
 全身にボタンか吸盤のようなものが付いており、本人の落ち着いた佇まいも合わさって宛ら僧侶かクトゥルフ神話クトゥルフを彷彿させる。

 戦闘能力
 ダイオウイカの遺伝子情報を利用した頭脳明晰で沈着冷静な戦闘が得意。伸縮自在の触手を無数に展開する事によりあらゆるものを排除して、標的を自分の得意とする領域へと引き摺り込む。
 この触手はオルテカの思う通りに動くだけでなく、サイズも変えることが出来る。全身の吸盤から吸着能力を秘めた爆弾を放ち、手から波動や触手を放って攻撃する。
 武器は折り畳まれた傘のような形状の「パラネグロ」。持ち手は金色で、剣にも盾にも使える。これを用いた鋭い剣術を使用。体を黒い墨を思わせる液状にして物理的な攻撃を無効化。相手の強力な必殺技を受けても墨状の体液と共に即座に再生可能。

 活躍

 3幹部の中ではTV本編に先んじて短編映画と前作『仮面ライダーセイバー』増刊号にもダイオウイカ・デッドマンとして姿を見せている。
 第1話や短編映画『劇場版 仮面ライダーリバイス』では手から紫色の波動を放ち、触れた相手の肌を黒く変色させて気絶(或いはに至らしめる)技も披露。
 しかし、仮面ライダーデモンズにはウルフ・デッドマンと2人がかりで挑んでも勝てなかった上、ライブとのタイマンでは完全に負けて変身解除されている。
 一方、今まで同格と思われていたウルフ・デッドマンを嘲笑いながら圧倒する描写も現れはじめ今までは攻撃力をセーブしていた可能性がある。

 ダイオウイカプロトバイスタンプ

ダイオウイカ!

 深海に潜む軟体生物の王者「ダイオウイカ」の力を宿したバイスタンプ。カラーはダイオウイカの後ろがシアン、ダイオウイカの部分が銀色となっている。

 第21話から第27話まで変身。元々ギフテクスであり、デモンズの悪魔に認められたこともあって、ヒロミが変身した時とは比べ物にならない戦闘力を発揮する。門田ヒロミとは違うのですよ、門田ヒロミとは!と豪語していた。
 初戦ではライブを圧倒し、駆け付けたヒロミをモグラゲノミクスの力で吹っ飛ばし、リバイバイスジャンヌもバッタとスコーピオンのゲノミクスチェンジで撃破して完勝。そのまま悠然と去って行った。

 活躍

 強化フォームであるボルケーノレックスゲノムと互角以上に殴り合うなど基礎的な能力も大幅にパワーアップ。だが第23話では油断を突かれてライブにやや手こずったり、エビルと相討ちになると直ぐ様逃げ出した。
 第24話ではジャックリバイス・ジャンヌと激突。ジャックリバイスの攻撃を「上塗り」してしまう能力は一方的に敗北を喫した。
 その後中枢にいたベイルが覚醒しドライバーから抜け出したことで変身が不可能になっていたが、諸事情で戻って変身が可能となる。

 アノマロカリスゲノミクス
「まあ見てろ、ベイル」

Add… アノマロカリス! Dominate Up! アノマロカリス!ゲノミクス!!
スペック

身長:202.3cm
体重:128.8kg
パンチ力:21.3t
キック力:42.1t
ジャンプ力:42m(ひと跳び)
走力:3.7秒(100m)

概要
 アノマロカリスバイスタンプ(アノマロカリスプロトバイスタンプ)を押印して発動する派生形態。デモンゲノアームの前腕部が、ひれ状のブレードを備えた武装に変化した。
 レジェンドライダーモチーフは「仮面ライダーBLACK」。パワーストライプスを模した、黒一色の装甲表面に描かれた赤・黄2色のラインからそれが読み取れる。
 装甲の隙間から覗く筋線維状のゲノマッスルは、BLACKの特徴たる漆黒の強化皮膚「リプラスフォーム」と、そこから露出した強化筋肉「フィルブローン」を連想させる。

デモンブラディオール
 アノマロカリスの遺伝子情報を反映した前腕部特殊武装左右で武装が異なっている。右腕側に内蔵された前部付属肢を模した触手2本を伸ばして相手を絡め取る。
 そのまま自身の下まで引き寄せてから、左腕側に設置されたカギ爪による一撃を食らわせるという使い方も可能。両前腕の装甲強度を強化したガードを用いた格闘戦を得意とする。

活躍

 本編では事前にバッタとスコーピオンのゲノミクスチェンジも発動させ、更にそこに両腕を丸々覆う本装備まで加えた「フル(クワッド)ゲノミクス」として使用された。
 その結果、もはや怪物に変貌した仮面ライダーだったものとしか言えない異形の姿と化している。しかし、ジャックリバイスとジャンヌのコンビネーションに押された。
 モグラバイスタンプを押印しようとしたところで何故か使えず失敗。その隙を突かれてローリングバイスタンプの属性攻撃とジャンヌの「コブラリベラルスマッシュ」、ジャックリバイスの「ローリングスタンピングフィニッシュ」の連続攻撃を受けて敗北してしまう。
 第27話では覚悟を決めた大二が変身したホーリーライブに大敗。デモンズドライバーからベイルが抜け出してしまった。

アノマロカリスバイスタンプ

「アノマロカリス!」

 貪欲なる古代の海王アノマロカリスの力と昭和ライダー11人目の主人公「仮面ライダーBLACK」の意匠をモチーフにしたバイスタンプ。カラーはBLACKのマスク部分がブラック、アノマロカリス部分がシルバーとなっている。
 当初はプロトバイスタンプとして使用されており、仮面ライダーのレリーフが彫られていなかった。オルテカの撃破後回収され、第32話で調整後のバイスタンプが映っている。
 第28話では自身に押印した上でギフスタンプをギフの棺に押印することでアノマロカリス・デッドマンへの変身へと使われた。DX版はクワガタバイスタンプと共にプレミアムバンダイでレリーフありのものが「DXバイスタンプセレクション03」として発売。

 必殺技

デモンズレクイエム

 バッタゲノミクスとスコーピオンゲノミクスと併用していた状態では周囲を跳び回りつつ、両脚やデモンライドルスティンガで攻撃。
 トドメは大きく跳躍すると、両脚にデモンライドルスティンガを巻き付けてドロップキックを放つ。さらに着地後にスティンガで一閃。命中すると同時に高圧エネルギーを注入して大ダメージを与える。ジャンヌとリバイ・バイスを変身解除に追い込んだ。

アノマロカリス・デッドマン
「ギフ様と一つになるのはこの俺だ」

アノマロカリス!

「ッフフ。そして私は、ギフ様すらも超えるのだ……!ハハハハハッ……!!」

 スペック

バイスタンプ:アノマロカリスバイスタンプ(アノマロカリスプロトバイスタンプ)
身長:222.7cm
体重:152.6kg
特色 / 力:修復能力 / 触手 / 剣 / 盾 / 爆発物
クリーチャーデザイン:久正人
スーツアクター:寺本翔悟

 概要
 オルテカがアノマロカリスバイスタンプ(アノマロカリスプロトバイスタンプ)を自身の胸元へ押印し、そこからギフの棺にギフスタンプを押印する事により、ギフの棺と融合合体した姿。フェーズ3を超えたフェーズ4に分類される。初登場は第28話「怖れを超えて疾風迅雷!己を信じ一心同体!」。

 外見
 オルテカがかつて変身していたダイオウイカ・デッドマンとシルエットは酷似しているが、黒に近い色をしていた身体は緑色に変化しており、レインコート状の白いローブは排除。甲殻類のような金に縁取られた黒い胸部装甲が追加された
 触手に該当する部分は吸盤が消え、アノマロカリスの食肢に似た薄ピンク色の形状に変化している(よく見ると腕や足回りに吸盤の造形が残っている)。

 戦闘能力
 オルテカが元々持っていた優秀な頭脳と戦闘センス、そしてギフの修復能力が加わった事で戦闘力が飛躍的に上昇。高い自己再生能力を会得しており、生半可な傷は瞬時に再生してしまう厄介な特性を持つ。
 主だった攻撃手段はダイオウイカ・デッドマンと同様。伸縮自在の触手や吸着能力を持つ爆発物を持つ。パラネグロも引き続き得物として装備している。対象を圧殺する戦法を得意としている。その力でホーリーライブとジャンヌを圧倒。易々と変身解除に追い込んだ。

 備考
 スーツは恐らくダイオウイカ・デッドマンの改造。公式サイトには「初めてとなるフェーズ4のデッドマン」と書かれているが、過去にウルフ・デッドマン ライオットが登場しているため、誤植の可能性が高い。
 あるいはアノマロカリス・デッドマンの登場によってフェーズ4の定義が「ギフと一時的に融合して誕生したデッドマン」に改められ、ウルフ・デッドマン ライオットはTYPE-UNIONのような"異なる強化体系"として『特異なフェーズ3』に変更されたか。

劇中の活躍

 ギフの復活儀式
 デッドマンズベースにて、工藤康・灰谷・カメレオン・デッドマンの3人が『選別』をクリアしてギフテクスへと至る。カメレオン・デッドマンからギフスタンプを手に入れ、ギフ復活に近づいた事を喜ぶアギレラフリオ
 あと1体の生贄でギフが復活し、念願のギフの花嫁になる事を喜ぶアギレラにオルテカは「いえ……。もう6人揃いました」と告げ、灰谷天彦工藤康、カメレオン・デッドマンらに取り囲ませる。
 デッドマンズを家族同様と思っていたアギレラは今までの余裕をなくして動揺。騙されていたと知ったアギレラを「珍しく物分かりがいいじゃないですか」と煽る。激昂しながら灰谷と工藤に取り押さえられるフリオを嘲笑すると彼女を拘束する。

 デッドマンズ壊滅
 15話ではアギレラが観念してギフの生贄になる事を覚悟。儀式を行うが、五十嵐三兄妹とフェニックスが突入。ダイオウイカ・デッドマンに変身してライブと交戦する。
 「貴方はカゲロウのままの方が素敵でしたがねぇ?」挑発するも、最終的には「バットジャスティスフィニッシュ」を受けて変身を解除され、リバイ バリッドレックスゲノムがデッドマンズベースが爆散させる様を見届けた。
 第16話ではアギレラへの仕打ちに激怒したフリオから詰め寄られる。カメレオン・デッドマンの介入に応じて逃走。その後、カメレオン・デッドマンからデッドマンズに魂を売った経緯を尋ねられ「世界は俺のもの」と返答。隠していた世界征服への野心を露わにした。

 デッドマンズ分裂後
 第17話以降、新生デッドマンズを結成して本格的にテロ行為を再開。信者の一人である本村香苗を通じて、社会に潜伏した信者をかき集めさせる。アギレラと話す時同様、柔らかい物腰で信者達を陶酔させている。
 第17話では信者の1人をギフテリアンに捕食させて殺害、他の信者も生身で戦闘に参加させた。五十嵐一輝に「一度ギフテリアンにされた人間は絶対に助けられない」という事実を突き付ける。
 同時に「ほらね!所詮あなたの力では誰も助ける事が出来ない」とノリノリで煽る。怒り狂い襲ってきたフリオは圧倒しており、今まで加減をしていた可能性がある。

 フリオとの対峙
 第18話冒頭、ボルケーノバイスタンプの反動により重傷を負った一輝を「これは傑作ですねぇ」と嘲笑。フリオの元に現れると、彼の同級生だった奥田陽介を彼の目の前でギフテリアンに捕食させた。
 絶望するフリオを次はアギレラに押してやろうか? フリオくん煽る。だがこれに激怒しウルフ・デッドマン ライオットへと変貌したフリオの攻撃により、大きなダメージを負わされ恨み言を吐きながら逃走
 その後、リバイスの活躍によりフリオが人間に戻った際に再び現れ、大喜びでトドメを刺そうとするがアギレラに防がれ失敗。煮えきれない様子のまま撤退した。
 第19話では門田ヒロミを狙う。ヒロミの同期である田淵竜彦ギフスタンプを押印しようとしたが一輝とバイスに足止めされる。しかし、事前に誕生させておいたギフテリアンと共に息の合った連携を見せ、一輝達を苦戦させた。

 確保
 第20話ではギフテクスとなった悪魔を分離できる能力を持つボルケーノレックスゲノムを危険視。必殺技を食らわないようにバイスだけを迎撃、回避後に撤退する。
 工場跡地にて、ヒロミの同期でデッドマンズに引き入れていた山桐千草とともにヒロミと対峙。オルテカは千草にギフスタンプを押印し、ギフテリアンを誕生させた。怒りに燃えるヒロミがデモンズに変身。
 ギフジュニアとギフテリアンを使ってデモンズを妨害。怪人態となって追い詰める。しかし、一輝とバイス、さくらが加勢により形勢が逆転。ギフジュニアがジャンヌとリバイスに蹴散らされる。

 分離
 逃げようとするオルテカだが、現れたアギレラの変身したクイーンビー・デッドマンに妨害され、リバイスバリットレックスゲノムとの3対1に持ち込まれて苦戦。
 ボルケーノレックスゲノムに苦戦。最後はデモンズに羽交い絞めされた状態でリバイの必殺技を受けて、悪魔と分離された。
 ギフスタンプもアギレラとフリオに奪われ、事実上新生デットマンズは活動不可能に陥る。その後、フェニックスに捕縛、連行されたが、不敵な笑みを浮かべていた。

 変身
 第21話では当初、尋問室に軟禁されていたが、実はフェニックスの赤石英雄長官と内通していた。彼の野望は「人間の体内から悪魔を除去する事で『人類の正しい進化』を促す」こと。
 デモンズドライバー確保のためわざと捕まっていた。アギレラが奪ったギフスタンプも偽物で、本物は長官に渡すために隠し持っていた。赤石に本物のギフスタンプを譲渡する様子を、折しもフェニックスを辞めたばかりのヒロミに目撃される。
 ギフジュニアを召喚し、スカイベースが大混乱に陥った所でデモンズドライバーを奪取して逃走。墜落して行く滑走路の上に悠然と立つ自身の所へ駆け付けた大二に世界は俺の物……と嘯くと、そのままデモンズに変身。五十嵐兄弟を下し、生身で立ち向かったヒロミは崖から転落し行方不明になった。

 デモンズ真の力
 第24話ではデモンズドライバー内の悪魔・ベイルが力を引き出しきれていない事を察知。側近の香苗を生贄に生み出したギフテリアンを囮に、ジョージ・狩崎をデモンズの強化のために誘拐する。
 狩崎を乗せる形でデモンズドライバーを調整させ、真の力を引き出したデモンズの力で追ってきた五十嵐兄妹を返り討ちにしようと目論む。しかし、狩崎を信じて体の主導権を取り戻した一輝が変身するジャックリバイスとジャンヌに敗北する。
 這々の体でアジトに逃げ帰り、ベイルを問い詰める。これまで片言で喋っていたベイルは急に流暢に喋りだし、ドライバーから抜け出してどこかへ去っていってしまった。このベイルはデモンズドライバーの中枢を担っており、デモンズに変身出来なくなった
 その後、ベイルが再びデモンズドライバーに帰ってきた事で再度デモンズに変身可能になったものの、今度はホーリーライブとなった大二に圧倒された事で完全に見限られた。

 最終決戦
 赤石から檄を飛ばされたオルテカは一般市民を複数名拉致し、ギフテリアン及びギフの生贄として捧げる。この事態を受けて駆け付けた大二とさくら。
 煽りも通じぬままギフテリアンを倒され、ホーリーライブから狙いを定められるも、ギフがホーリーライブを攻撃した事で再度彼を煽っていく。
 直後、ギフの影響を受けて完全に暴走したジャックリバイスが兄妹達に襲い掛かる様を見て高みの見物を決め込む中、ギフがアギレラの存在を拒否した事を受けて彼女を『裸の女王様』と罵ると、彼女達の眼前でギフと融合した。

 最期
 オルテカはアノマロカリス・デッドマンへと変貌。ギフ譲りの強大な戦闘能力と自己回復能力を以てホーリーライブ、ジャンヌ、更にジョージ・狩崎が変身したデモンズを追い詰めていく。
 ところが、自身との戦いを乗り越えた五十嵐一輝が目覚め、更にジャックリバイスから仮面ライダーリバイスへとパワーアップすると状況が一変。
 「お前は一線を超えた!許す事は出来ない!」と断じられた挙句、今までの強さが噓のように圧倒された末、止めの「爆爆リバイストライク」の一撃で完全に敗北した。
 オルテカの姿に戻りながらもなんとか立ち上がるが、直後にギフの棺から伸びた腕に捕らえられ、成す術無くズルズルと引きずり込まれてしまう。アギレラ、フリオと3人一緒に過ごした頃の出来事を脳裏に浮かべつつ、ギフの生贄として捕食された。

「あ~あ……世界は……俺のものじゃ、なかった……」

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 以上です。これで紹介を終えます。

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