今回はコウガネが変身した仮面ライダーマルスと邪武を解説しています。
「やれやれ、お前みたいな奴は全てを護ろうとして、力を求めると思ったんだがなァ! 私こそ真なる黄金の果実……。新世代の神だ!」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- コウガネ
- 概要
- 性格
- 目的
- 邪悪の種
- 仮面ライダーマルス ゴールデンアームズ
- スペック
- 概要
- 変身音声
- 外見
- 戦闘能力
- 装備
- 戦極ドライバー
- 金のリンゴロックシード
- アップルリフレクター
- ソードブリンガー
- 炎の馬
- 必殺技
- ガンバライジング
- 仮面ライダー邪武 ダークネスアームズ
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 装備
- 黒のリンゴロックシード
- ダーク大橙丸
- 無双セイバー
- 必殺技
- 扱い・立ち位置
- 劇中の活躍
- 過去
- 黄金の果実争奪戦
- 最終決戦
- 最終回─変身!そして未来へ─
- 登場
- 神の帰還
- 備考
コウガネ
映画『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』の登場人物。「仮面ライダーマルス」、及び「仮面ライダー邪武」に変身する。演じたのは片岡愛之助。
概要
フェムシンムの科学者が人工的に知恵の実(禁断の果実)を作り出そうとして誕生した人工生命体(ホムンクルス)。人間の姿をしているがこれは仮の姿。正体は巨大な炎に包まれた幻影のような姿をしたリンゴ。それ故に他人に擬態することも可能。
人類の闘争心を煽り、自身=知恵の実である『黄金の果実』を完全体へと成長するために暗躍。最終目標は今現在の世界を破壊し新たな世界を創造し、その世界の新しい神として自身が君臨することである。
性格
冷酷かつ好戦的な性格の持ち主。自らを「究極の存在」「新世代の神」と豪語し、自身以外の人間を下等であると見下している傲慢の塊。
高い知性や凄まじい戦闘能力を兼ね備えている。他者の『闘争心』を糧として成長するため、自身の糧となる闘争心を生む人類を「自身を成長させるための養分」と言い放つ。
邪悪の種
自身を成長させるためのバイパス。イナゴのような端末を相手に埋め込むことで、闘争心を増大・暴走させる能力を持つ。
この種は植え付けた生物が生む闘争心をコウガネに送る役割も担っており、闘争心を吸いつくされた人間は全身が枯れた蔦で覆い尽くされた後黒い塵となって消滅する。
仮面ライダーマルス・ゴールデンアームズ
「お前達に進化する価値など無い。次の世界を創るのは私だぁ!! 私一人がいればいい……。弱き種族は死に絶えろォ!!」ゴールデン! ロックオン! カモン! ゴールデンアームズ!黄金の果実!!
「さあ、そろそろ仕上げだ。お前も黄金の果実の養分となるがいい……!」
スペック
身長:209cm
体重:117kg
パンチ力:18.5t
キック力:19.6t
ジャンプ力:ひと跳び19m
走力:100mを6.8秒
体重:117kg
パンチ力:18.5t
キック力:19.6t
ジャンプ力:ひと跳び19m
走力:100mを6.8秒
コウガネが金のリンゴロックシードを戦極ドライバーにセットして変身するアーマードライダー。『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』で初登場。紘汰からは「黄金のアーマードライダー」と呼称された。
「マルス(Mars)」とはローマ神話に出てくる戦いと農耕の神の名称。ギリシャ神話のアレスに相当する。「Malus」と表記した場合ラテン語(あるいは学名)でリンゴの意味。
変身待機・音声は洋風テイストだが、作中では流れていない。「黄金の果実!」の直後に琴の音色が流れるが、これはバロン系列の変身音声にある「ナイト・オブ・スーピアー!」のメロディのアレンジ。
外見
ライドウェアは四肢が黒い西洋調のデザイン。アームズのメインカラーは赤と金。装甲が飾り切りした林檎(うさぎりんご)のような形状をしている。
スーツはバロンと同系のものを使用している。元々リンゴは斬月のモチーフに取り入れられる予定であったが、諸事情により変更された。ウサギカットの鎧というのは武部Pのお気に入りアイデアだったのだとか。
戦闘能力
戦闘能力
腕力に秀でておりスイカアームズを除いた全アームズ中で1位のパンチ力を誇る。キック力も新世代アーマードライダーに匹敵するレベル。一方スピードに関してはパインアームズやマンゴーアームズを下回るなど若干控え目。
またコウガネ自身の能力により、眷属であるイナゴの群れを操ったり、肉体を夥しい数のイナゴに変化させて攻撃や移動を行う力も備える。
活躍
攻防ともに高い性能を持ち、新世代ライダーである仮面ライダーマリカすらも圧倒する。カチドキアームズとも互角に渡り合ったが、やや圧倒され気味だった。
イナゴの群れを馬に変化させた騎馬戦では機動力の高さを活かして鎧武、バロン、マリカ、龍玄の4人を追い詰める。
ラピスの召喚した馬で対抗してきた極アームズに対して互角の戦いを演じていた。しかし、鎧武の背後を取ろうと飛び上がった隙にソニックアローで狙撃されて落馬した。
装備
戦極ドライバー
本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。戦極凌馬が開発した。入手経緯は不明。コウガネの所有するドライバーは初期型で、帯の色はイエロー。
初めて装着した際にはバックル左側のプレート「ライダーインジケータ」にマルスの横顔が描かれる。使用者認証機能により最初に装着した者しか使うことができない。
変身中にブレードを再び倒すことで、倒す回数に応じて(1回)「スカッシュ」(2回)「オーレ」(3回)「スパーキング」の3段階の必殺技が発動する。
変身
バックル中央の格納ベイ『ドライブベイ』にロックシードをセット。パワーの放出に耐えるだけの強度を持つ。ロックシードと戦極ドライバーの間でエネルギーのやり取りを行う接続用コネクター。
アーム部『ロックオンアーム』でロックシードを固定。力を解放する際に、パワーの暴走を防ぐ。ブレード状のスイッチ『カッティングブレード』を降ろすことで、セットしたロックシードがオープン。力を解放して効果を発揮。変身が実行される。
ベルト部
ベルト部『フォールディングバンド』でドライバーを保持。普段はドライバーのバックル部分に折り畳まれて収納されているが、装着者の体型に合わせて自動的に伸縮する。
収納用ブロック『バンドシェルター』がバンドを格納。上部には装着を解除するための「リフトオフスイッチ」が設けられている。
装着した人物の生体データ登録と認証を行うセンサーユニット『パーミッションユニット』は最初に装着した人物の生体情報が自動的に登録されるため、登録外の人物が装着しても変身出来ない。
金のリンゴロックシード
識別ナンバーは「L.S.-GOLD」。黄金の果実の正体で、邪悪な種によってアーマードライダー達の闘争心を増幅させ養分として吸収しながら完成へと至った。ゴールデンアームズに変身するために使用。
リンゴを模した盾型アームズウェポン。飾り切りしたリンゴを模した装甲「リフレクラスト」の分割構造により、衝撃を分散する。中央部の「マルスサークル」の力で武器の能力を一時的に向上させることも可能。敵に叩き付けて攻撃する事もできる。
片手剣型アームズウェポンで、通常はアップルリフレクターの内部に収納されている。二股に分かれた刀身部の「ソードコア」の先端がエネルギーに覆われることで、切れ味が強化される。金色のエネルギー刃を放つことが可能。
マルスが使役する怪物。炎に包まれた体と5本に分かれた尾っぽを持つ巨大なユニコーンの様な軍馬。口から火炎弾を放つ。
コウガネの肉体の一部、若しくは彼が使役するイナゴ怪人(分裂態)の集合体である黒馬が極アームズによって狙撃されて分散。マルスの周囲に再集合する事で誕生した。自身の邪魔となる鎧武を倒す為に生みだされた。
鎧武を踏み潰そうと脚を振り上げた所を懐に潜り込まれ、火縄大橙DJ銃(大剣モード)で腹部を切り裂かれると取り込まれたアーマードライダー(シグルドとデュークを除く)が解放された。
分身体
炎の馬形態の変身解除後に現れた金色に輝く10人の分身体。耐久力はさほど高くはなく、復活したライダー達とサッカー対決を繰り広げ、全員消滅させられた。
なお、巨大なリンゴに似たコアが置かれた本体部分はなぜかゴールポストに変化。そこに仮面ライダー冠が変化したボールを無頼キックで叩き込まれて敗北した。
必殺技
ゴールドチャージクラッシュ
ソードブリンガーを地面に突き刺し、黄金の衝撃波で敵を爆破する。ガンバライジングで使用。
ガンバライジング
6弾にて鎧武・闇、黒影・真と同時に参戦。本人ボイスに加えて最高レアリティのLRで登場となった。ただLRではあるが表の最大APが80、バースト後でも最大APは90。劇中技とは行かなかったが、バースト必殺技の演出は見ごたえあり。
同弾でもマルスのNは存在している。しかしそちらは貧弱なステータスに加え、1ラウンド限定や相手指定のアビリティが問題になり易い。またゲキレツ以外はオール70スロットが目立つので安定スロットだが、裏を返せば70という低い数字が逆に足を引っ張りやすい。
次弾のナイスドライブ1弾にて即SR落ちしたが、アビリティはアタッカータイプ限定で強化された。参戦から約2年後のバッチリカイガン6弾ではSRでジャマータイプとして再登場。ステータスや必殺威力もかつてのLR並である(アビリティ込みだとLRを上回るが)。
舞に似た少女
演じたのは安藤穂乃果。最終回に登場。ビートライダーズのダンスを何度も見に来ており、仲間たちと距離を置こうとする呉島光実のことを心配していた。
ヘルヘイムの脅威が去ってから7ヶ月後、力を取り戻したコウガネは青い小さなイナゴの状態で少女に憑依され、乗っ取られてしまう。コウガネに自分の体を盾として使われたが、葛葉紘汰によって無事に解放された。
仮面ライダー邪武・ダークネスアームズ
ダークネス! ロックオン! ソイヤッ!
「変身…!」
ダークネスアームズ!オぅゴンの果実……!
スペック
身長:209cm
体重:117kg
パンチ力:18.5t
キック力:19.5t
ジャンプ力:ひと跳び22m
走力:100mを6.2秒
体重:117kg
パンチ力:18.5t
キック力:19.5t
ジャンプ力:ひと跳び22m
走力:100mを6.2秒
コウガネが戦極ドライバーに黒のリンゴロックシードを装填して変身したアーマードライダー。本編最終話に登場。劇場版でも使用した試作型ドライバーを流用していると思われる。声は斧アツシ。
7ヶ月かけて復活、完全復活を待たずに少女を依り代にするなど、狡猾さと卑怯さ、執念深さは相当である。青い小さなイナゴの群れやイナゴ怪人を操る。
イナゴ怪人との共闘ではあるが、城乃内の変身した黒影を圧倒し、終盤では鎧武と龍玄を相手にして互角以上に斬り合う。連携銃撃を受けて倒れるもすぐに立ち上がるなど、何だかんだ鎧武最後の敵に相応しい能力を持つ。
外見
ライドウェアは冠や斬月と同じ銀基調の和風タイプ。マスクは「邪」の文字となっているのが特徴。仮面の下は鎧武・冠と同じ顔。アームズのメインカラーは黒とマゼンタ色。
形状はゴールデンアームズやシルバーアームズと同じ(頭の兜はシルバーアームズのものと同形状)。その禍々しい姿や醜悪な執念を剥き出しにした有様は、紘汰の言う「ただの金メッキ」すら剥がれ落ちた。通称腐ったリンゴ。酷く劣悪な存在。
再生したてのため、マルスと比べると弱体化している。「今はこれが精一杯」との事だがマルスより僅かにジャンプ力が低下したのみであり、走力はむしろ上昇。他の数値は据え置きと性能は遜色ないレベル。
パンチ力のみなら極アームズより圧倒的に上。黒影トルーパーも貴虎が密かに保管していた一基分しか存在しておらず、対抗戦力自体が限られていたためかなりの驚異だった。
しかし、二人がかりで一度は龍玄一人に追い詰められたり、放った光刃を片手で弾かれたり、ブドウ龍砲や無双セイバーの射撃で普通にダメージを受けた。
そのため出力や防御力は低下している。追い詰められてなお「炎の馬」などを用いなかった事から憑依以外の特殊能力の類は使えないと見える。
装備
識別ナンバーは「L.S.-DARK」。ダークネスアームズに変身するために使用。変身待機・音声は作中流れておらず不明だったが、最終回より1年後の玩具販売により和風と判明。
変身時のメロディも不協和音全開の恐ろしいものに変わっているが、メロディライン自体はゴールデンアームズ同様バロンのもののアレンジ。
ダーク大橙丸
オレンジを模した小刀型アームズウエポン。オレンジアームズのそれとは違い、刀身の「カヒノジン」がマゼンタ色になっている。無双セイバーと合体してナギナタモードとしても使用可能。その際には強力な斬撃を連続で飛ばすことができる。
無双セイバー
基本武装。片刃の直剣。基本的には鎧武や斬月のものと同様。銃撃装置が組み込まれており、状況に合わせてセイバーモードとガンモードを使い分けることが可能。
刀身『ハモンエッジ』は名刀、妖刀と呼ばれる世界中の刀剣の構造を解析し、現代の最先端技術で大幅に改良し切れ味と強度が向上。
グリップ『パワーセルグリップ』内部には大容量のパワーセルが内蔵。エネルギーを供給する。格納ベイ『ドライブランチ』にロックシードを装着することで必殺技を放てる。
ガンモード
鍔は銃になっており、遠距離戦も可能。スライドスイッチ『バレットスライド』を引いて弾丸を装填。引き金『ブライトリガー』を引いて『ムソウマズル』から弾丸を連射する。
エネルギーゲージ『エナジチャンバー』は高出力時に強く発光、またガンモードでの残り弾数を表示する。こまめに再装填しないとすぐに弾切れになる。
パワーセルグリップの下部にアームズウェポン・ダーク大橙丸を接続することで「ナギナタモード」となる。利便性に富んだ様々な戦法を採ることが可能。
必殺技
エネルギー弾(正式名称不明)
ダークネス・スカッシュ!
カッティングブレードを1回倒して発動。毒々しい紫色のリンゴ型光弾をダーク大橙丸・ナギナタモードから大量に放つ。しかし、全部鎧武の念動力に消滅させられてしまったので威力の程は不明。
大型エネルギー弾(正式名称不明)
ダークネス・オーレ!
カッティングブレードを2回倒して発動。紫色の大型リンゴ型光弾をダーク大橙丸・ナギナタモードから敵に射出する。要は筋肉ダルマのオーレと同系統の必殺技。だが、こちらも鎧武・龍玄のWライダーキックに押し返されたので威力は不明。
扱い・立ち位置
仮面ライダーオーディンのようにラスボスとなる仮面ライダーは存在していたが、最終回のみに登場する仮面ライダーは史上初。
一応『仮面ライダー鎧武』のラスボス(鎧武の最終回はエピローグであり。しかし、本筋上のラスボスはロード・バロンなので意見が分かれる。他のシリーズで言えば仮面ライダーWのエナジー・ドーパントに近い立ち位置。
劇中の活躍
過去
当初は「知恵の実を超える存在」として創り出されたが誕生後に暴走。自身を完全なものにする為にフェムシンムの民の闘争心を煽り「選ばれたものたちにのみ力を与え、他の者達は切り捨てる」という選択を取らせた。
自らを選ばれた存在と驕り昂ぶったフェムシンム達の闘争心を刺激させて、フェムシンム達を殺し合わせ、フェムシンムの世界滅亡の切っ掛けを作った。
鎧武本編のオーバーロード達が残虐で攻撃的な性格になった元凶。この事態に心を痛めたフェムシンム・シャムビシェの手で封印され、ヘルヘイムの奥地で眠りに就いていた。
黄金の果実争奪戦
この出来事を記した碑文を戦極凌馬が発見。「自分の手で黄金の果実を創りたい」という欲望に駆られた彼が碑文を解析したところ、封印が解かれて現世に復活。手始めにその場に居合わせた凌馬を吸収。自身のエネルギーを供給した後、行方を眩ませた。
自身と同じく復活を遂げたシャムビシェの作り出した夢=サッカー世界を滅ぼして神として君臨するべく暗躍する。角居裕也の姿に化けて潜伏。
周囲の人々の目を欺きながら、自身の分身態と思われるイナゴ怪人(分裂態)を使って、夢の世界やその世界に閉じ込められた人物やアーマードライダーの適合者に『邪悪の種』を植え付けていく。闘争心を煽って戦いを誘発させ、彼らを吸収し、着々と力を蓄えていく。
正体発覚
戦極ドライバーを持っていないのにも関わらず、ロックシードを持ち歩いていた事を紘汰に指摘される。「インベスを召喚して護身用に使う為」と弁解するが、劇場版の世界にインベスは存在しない。そして正体が露呈する。
正体がバレた際は金のリンゴロックシードと戦極ドライバーを使ってマルスに変身して紘汰をあっさりと撃破、邪悪の種の力で「鎧武・闇」に変身させ洗脳するなどして、着々と力を蓄えていく。
最終決戦
紘汰が正気を取り戻したことで追い詰められる。復活した他のアーマードライダーと鎧武を、炎の自分の分身で消そうと企む。そしてゴールポストに変化する。
しかし、サッカーボールとなった冠とシグルド&デュークを除く9人のアーマードライダーらによるパスやアシスト、そして放たれた鎧武の必殺シュートを喰らう。
最期は必殺シュートの威力を増すために放たれた無頼キック、冠に蒼銀杖を突きたてられて、本体と共に止めを刺され、断末魔を上げながら爆散した。そのままシャムビシェの世界ごと消滅していたかと思われた。
最終回─変身!そして未来へ─
「私の事を忘れたか? 私だ!コウガネだ!ここまで力を取り戻すのに苦労したぞ!
TV本編最終話にて再登場。擬似黄金の果実のためか、再生能力を有していたらしい。ビートライダーズへの復讐のために現実世界へ進出、少女の肉体に寄生し邪武へと変身する。
しかし、紘汰を除いてシャムビシェの世界の記憶を持つものはおらず、劇場版と本編で同一存在の光実も夢と思っていたようだが。
登場
アーマードライダーたちに自身の存在を忘れ去れており逆上。光実を痛めつけた後、イナゴ怪人と交戦中の貴虎、城乃内、凰蓮の前に姿を現し、駆け付けたザックを圧倒する。
彼らがヘルヘイム事件の末に変身できなくなった事実を知ると嘲笑い、彼らが守ってきた沢芽市を破壊する。さらにフェムシンム同様に人類を滅ぼす事を宣言して、イナゴの群れに紛れて姿を晦ます。
神の帰還
対抗手段である戦極ドライバーが殆ど残っていない中、黒影に変身した城乃内が単身戦いを挑む。だが圧倒的な戦闘力差でこれを容易く撃破した。
再起した龍玄に押される。トドメ寸前まで追い込まれるが、少女の肉体に寄生していることをバラし、逆に光実を武装解除させて嬲り殺そうとする。しかし、コウガネ始末の為に急遽現れた紘汰によって、手駒だったイナゴ怪人が瞬殺される。
紘汰が放った念動力によって少女から肉体を分離される。イナゴの大群を介し直接邪武へと変身するも、紘汰と光実の連携プレイに圧倒される。
最後は鎧武極アームズと龍玄のWライダーキックに対してダークネスオーレによる巨大なリンゴ型光弾で対抗するものの、二人の力ごと押し返されて爆散、爆炎に「邪」の字を描きつつ遂にコウガネという存在は完全に消滅した。
備考
コウガネに関する記憶は、最後まで紘汰以外思い出すことはなかった。貴虎からは「フェムシンムのことを知っていた為、オーバーロードの生き残りではないか?」という当たらずとも遠からずな推測をされた。
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以上です。これで紹介を終えます。