今回解説する仮面ライダーはチェイサーです。
「何をしている…『人間を守る』のが、『仮面ライダーの使命』ではないのか!?」
目次
- チェイス
- 概要
- 役割
- 描写
- 過去
- メディックの洗脳後
- 免許証
- ポストカード
- 人間関係
- 泊進ノ介
- 詩島霧子
- 詩島剛
- ハート
- ブレン
- メディック
- 狩野洸一
- 備考
- 登場形態一覧
- プロトゼロ
- 概要
- 外見
- 登場機会
- 仮面ライダープロトドライブ
- スペック
- 概要
- 外見
- 性能
- 装備
- 必殺技
- 備考
- 魔進チェイサー
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- 再登場
- 必殺技
- 超魔進チェイサー
- 概要
- ライノスーパーバイラルコア
- 戦闘能力
- 必殺技
- 玩具事情
- 仮面ライダーチェイサー
- スペック
- 概要
- 変身
- 性能
- ホイーラーダイナミクス
- 戦闘スタイル
- タイヤ交換
- 装備
- 必殺技
- 備考
- プロトゼロ
- 劇中の活躍
- 記憶
- 決戦
- 生存
- 変身
- 共闘
- 記憶復活
- ドライブ死亡
- 最期
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』
- 仮面ライダージオウ
- ゲームのチェイサー
- ガンバライジング
- 魔進チェイサー
- 仮面ライダーチェイサー
- バトライド・ウォー創生
- ガンバライジング
【ライダー初変身】
チェイス
『仮面ライダードライブ』の登場人物。魔進チェイサーや本作の3号ライダー『仮面ライダーチェイサー』に変身する。演じたのは上遠野太洸。
概要
紫のライダースーツとマフラーを身に着けた無口かつ無表情な冷たい印象の青年。仮面ライダードライブを倒すことを自らの宿命としている。漆黒のバイク・ライドチェイサーを駆り、ブレイクガンナーを用いて変身し武器とする。
役割
反逆したロイミュードの粛清を行い「死神」と呼ばれて恐れられている。だが、ドライブとは異なり魂であるコアまでは破壊しない。処刑したロイミュードのコアはすぐさまブレンが回収し、一から人生をやり直す機会が与えられる。
仲間のロイミュードのコアまで完全に破壊し存在を消滅させるドライブを「本当の死神」だと評しており、彼に対して並々ならぬ敵意を表している。ロイミュードに対してはそれなりの仲間意識を持ち、大切に思っている。
人間への見方
軽蔑している。クラッシュ・ロイミュードの事件の際は「人間は知恵を得た事で本質が悪になった」と吐き捨て、進ノ介の心に迷いを生じさせ戦意を大幅に下げた。
一方、人間を絶対に殺さないポリシーを持つ。例え敵として現れても、人間にだけは止めを刺さず退く事もある。
泊進ノ介に対してもドライブに変身する前は基本的に攻撃せず、彼を庇った霧子に対してもわざと攻撃を外した。ドライブに戦闘を仕掛ける際にもわざわざ人が来ない場所に誘導する徹底っぷりも見せる。
描写
秩序を重んじている故か、ドライブを探しに図書館へ足を運んだ際には、驚いて声を上げる進ノ介に「本は静かに読むのが人間のルールではないのか」と咎めた。
『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では099/エンジェルによる羽の効果により、笑顔で接するようになりみんなにドン引きされていた。
基本的に無口かつ無表情。人間の感情に疎く、進ノ介とその父親、霧子と剛の関係を見て家族という存在について考え込んだり、「誰にも聞かれなかったから」という理由で001の能力の詳細について語らないなど天然。
過去
正体はグローバルフリーズの際にロイミュード達から人々を救った『プロトドライブ』。シフトカーと共に世界各地のロイミュードを制圧。ほぼ全てをコアの状態に戻した。
国外のロイミュードを倒しに行った時には、ロードウインターの能力で海を凍らせながら世界中を飛び回っていた。(『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』で判明)
グローバルフリーズ後、復活したハートやブレン達の強襲を受ける。メディックを一時機能停止に追い込むが、ハートとの一騎打ちに敗北。プロトゼロ本体とバイクは大破。ベルトさんは辛うじてシフトカーたちに救出される。
改造
変身者のプロトゼロはチェイスとしてブレンの洗脳を受け、シフトスピード プロトタイプはハートに回収された。そしてロイミュード側の戦士である魔進チェイサーとなった。
ただし、この時の記憶消去は完全に行う事が出来なかったようであり、クリム・スタインベルトと思われる人物から受けた『人間を守れ』という命令が深層心理に残っていた為チェイスは無意識下で人間を犠牲にする事が出来なかった。
本人曰く「殺す価値もない」との事だが、第11話にて停電が起きたら数多くの人々の命が危険にさらされると知るや、心が揺らいでドライブをわざと見逃した。
メディックの洗脳後
ブレンのネタバレによってアイデンティティーの危機に陥る。不良品として処分されそうな所をメディックにより『少々危険な方法』で再洗脳される。
一切感情を見せず、躊躇なくドライブや人間の霧子を攻撃。ドライブと勝負するために詩島霧子を誘拐して人質にした。淡々と幹部の命令に従う有能な殺し屋と化した。
しかし「仮面ライダーは人間の守護者。人間の姿の時に倒してしまっては価値がない」とスタンスは変わらず。一時的に洗脳が弱まった際には人質を取るという卑劣な行為をとった自分に対して戸惑いを見せていた。
プログラム改竄により守るべき対象を「人間」から「ロイミュード」に書き換えられたので番人としての役目を果たせなくなり、代わりにメディック配下の強化ロイミュードが新たな番人を務めている。
ポストカード
テレビでは告知CMとして、39話に前編『チェイスが免許証をとるのはなぜか』、40話に後編『免許証をとったチェイスはどこへ向かうのか』が放送。
そしてYouTubeの東映映画チャンネルでは、別バージョンの『ドライバーズライセンスで何が手に入るのか』が公開されている。劇場版コレクターズパックの特典ディスクにも映像特典としてまとめて収録されている。
入場者プレゼントの「真夏の最強トリプルパック!」中にある「ドライバーズライセンス」を提示すると、キャンペーンを実施している店舗や施設でシールやステッカー、入場料の割引といった特典を受けられる。
メルセデス・ベンツ正規販売店では、特別映像のように受け付けのお姉さんからポストカードを貰えた。ライセンスには進ノ介・剛の物も含め3種類存在するが、作中で印象的な使われ方をしたチェイスの物が特に人気が高い。なお、免許証の有効期限は2015年9月4日。
メルセデス・ベンツ正規販売店では、特別映像のように受け付けのお姉さんからポストカードを貰えた。ライセンスには進ノ介・剛の物も含め3種類存在するが、作中で印象的な使われ方をしたチェイスの物が特に人気が高い。なお、免許証の有効期限は2015年9月4日。
人間関係
元ライバルにして、現在は良きパートナー。ロイミュードをコアごと破壊する宿敵として目の敵にしながらも、彼との戦いの中に本当の自分を見い出そうとする奇妙な関係で結ばれていた。
「奴を見ているとイライラする」と語る一方、彼がブレンの毒によって瀕死に陥りながらも逃走した際は、「奴はいずれ死ぬ」と言うブレンに「分からんぞ、仮にも仮面ライダーだ。」と述べ、敵として決して侮ってはいない。
進ノ介→チェイス
一方の進ノ介は、敵でありながらも、真っ向勝負を仕掛けてくるその姿勢や、決して無関係の市民を巻き添えにしないことをそれなりに評価しており、「嫌いになれない」と語っていた。一方のチェイスは「俺はつまらん軽口ばかり叩くお前が嫌いだ」と一蹴していたが。
新たな死神を名乗るメディックに対して「おまえとチェイスを一緒にするな!」と怒りを露わにした。チェイスの過去を知った後は元に戻るよう懸命に呼びかけており、第22話における決戦の後には「おまえが味方だったら…」と口惜しそうに呟いている。
和解後
いかなる時も冷静で人間を守るという仮面ライダーの使命を貫く姿勢は、時にドライブの後継者である彼を導いている。一方で人間の絆や感情に疎いチェイスは、進ノ介を通じてそれを学ぼうとしている。
40話ラストにて、「進ノ介」と下の名前で呼ぶようになった(それまでは「お前」や「泊進ノ介」としか呼ばなかった)。家族に対してある程度納得できる答えを得た後は「恋愛」に興味を持ち始め、無意識のうちに進ノ介とその周りを強烈に振り回した。
40話ラストにて、「進ノ介」と下の名前で呼ぶようになった(それまでは「お前」や「泊進ノ介」としか呼ばなかった)。家族に対してある程度納得できる答えを得た後は「恋愛」に興味を持ち始め、無意識のうちに進ノ介とその周りを強烈に振り回した。
詩島霧子
ドライブを庇う彼女に対して何故か攻撃を外す。その姿が何度かフラッシュバックしていた。過去にプロトドライブとして霧子を助けた。第16話ではボイスロイミュードの見せた幻覚で「霧子の思い描く理想の男性像」として爽やかな笑顔を披露した。
第26話にてソードロイミュードに襲われたところを、かつてのようにチェイスに救ってもらう。そしてマッハドライバー炎とシグナルチェイサーを託し、仮面ライダーとして闘うように訴えた。
失恋
第41話ではメディック及びコピー元の羽鳥美鈴の事件を通して「恋人」の存在を学び、進之介から「恋」とはその人を見ると胸がきゅんとするものだと聞き、霧子に対して胸がきゅんとしたことからそれが恋愛感情の芽生えを自覚することになる。
第43話及び第44話にて、進ノ介と霧子が互いに思いを寄せている事を知ったことで初めて「失恋」を経験し涙を流す。
第43話及び第44話にて、進ノ介と霧子が互いに思いを寄せている事を知ったことで初めて「失恋」を経験し涙を流す。
だが一方で「この痛みがむしろ誇らしい。『人間』に近づけた気がする」と喜びを感じていた。弟である剛に「俺は霧子を愛しているようだ」ともろに発言し、動揺した剛には壊れていると誤解された。
かつてプロトドライブとして姉の命を救ってくれた恩人であるとは言え、「ロイミュードは人間の敵」という考え上、チェイスに対しても敵対心を隠していない。
特状課の面々が彼の戦線復帰を望んでいる中、「面白くねぇ!」とかなり荒れていた。なのでチェイスが再び仮面ライダー、しかも自分と同じくマッハドライバー炎を用いて変身した際には、怒りも入り混じった複雑な感情を抱いていた。
33話にて目的のためとは言え、進ノ介達を裏切り霧子を悲しませてしまったことを悔い、自暴自棄に陥った際には、「お前も…人の為に命を賭けて戦う仮面ライダーだと分かった。自分の信じた事を貫け、剛。」とエールを送り、彼を励ました。
45話にてゴルドドライブの攻撃から剛を庇い深手を負った際に、剛にシグナルチェイサーと運転免許証を託した
特状課の面々が彼の戦線復帰を望んでいる中、「面白くねぇ!」とかなり荒れていた。なのでチェイスが再び仮面ライダー、しかも自分と同じくマッハドライバー炎を用いて変身した際には、怒りも入り混じった複雑な感情を抱いていた。
33話にて目的のためとは言え、進ノ介達を裏切り霧子を悲しませてしまったことを悔い、自暴自棄に陥った際には、「お前も…人の為に命を賭けて戦う仮面ライダーだと分かった。自分の信じた事を貫け、剛。」とエールを送り、彼を励ました。
45話にてゴルドドライブの攻撃から剛を庇い深手を負った際に、剛にシグナルチェイサーと運転免許証を託した
ハート
彼がデッドゾーンに入ったときは自分が止めるという約束を交わしており、そのとおりに身を挺して彼を救うなど、その信頼関係は非常に深い。
正体について詳しく教えられることがなくても「お前を信じる」と告げ、彼の頼み通り戦い続ける。チェイスの生存を知った際には、彼を再びロイミュード側に連れ戻そうとする。
が、自分の信念に苦悩する彼を見て「自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない」と敢えて突き放し、彼に決断を委ねる。
チェイスが仮面ライダーとして戦うという決断をした際には、それを受け入れ、ひとり「友」としての彼に別れを告げる。
が、自分の信念に苦悩する彼を見て「自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない」と敢えて突き放し、彼に決断を委ねる。
チェイスが仮面ライダーとして戦うという決断をした際には、それを受け入れ、ひとり「友」としての彼に別れを告げる。
ブレン
チェイスに「仮面ライダー」と名付け、プロトドライブとしての記憶を抹消した張本人。彼が不安定な行動をするたびにブチ切れ、攻撃すら辞さないなど良く思っていない。
一方、意見に同意を求めたり、重傷を負った後は「寝ていなさい!」と制するなど仲間意識もある。仮面ライダーとして復帰した際には、チェイスを「裏切り者」と罵り再改造を目論んでいた。
ブレンが仁良と手を組み卑劣な作戦で仮面ライダーを追い詰めた際には「お前たちのやり方はあまりにも醜い!」と怒りを露わにし、ブレンもまた「気に喰わないのはお互い様」と返した。
メディック
ブレンのネタバレによって処分されそうな所を救われ、『少々危険な方法』で再洗脳される。プログラム改竄の結果守るべき対象を「人間」から「ロイミュード」に書き換えられ、チェイスが番人としての役目を果たせなくなる。
すると代わりに自身の配下の強化ロイミュードに新たな番人を務めさせている。そのため彼に替わって『新しい死神の長』としてロイミュードの粛清人としての役割を引き継ぐ。
後に紆余曲折を経て、本来の「女神」の性格をある程度取り戻した後でのチェイスの死に際しては「彼にも酷い事をしてきた」と心の中で詫びた。
後に紆余曲折を経て、本来の「女神」の性格をある程度取り戻した後でのチェイスの死に際しては「彼にも酷い事をしてきた」と心の中で詫びた。
狩野洸一
交通機動隊所属の白バイ隊員。チェイスの人間態のコピー元。人間の姿が必要というブレンのアドバイスに従い、非番の日に八百屋で買い物していた彼を後ろからコピーした。
本編最終回にて進ノ介は仲間との別れが受け入れ難く、特状課に顔を出すのを渋っていた。そんな彼と霧子の乗る車を、一人の白バイ警官が停車させる。
進ノ介の自家用車が手配中の盗難車と似ているとして免許証提示を求めた彼の顔を見て、進ノ介と霧子は一瞬驚いた後、敵である筈の警官をコピーしたチェイスに対して笑い出す。
描写
顔もさることながら、警官である進ノ介に対しても「ルールはルールだ」とナンバーを照合する気真面目ぶりがその根拠とされている。後半ロイミュードの事件が公になり特状科のことがテレビで放送されていたが、ドライブであった泊進ノ介を知らなかった。
進ノ介は疑いが晴れた後に「あんた友達いないだろ」と痛いところを突き、「俺が友達になってやる」と宣言した。剛と彼の対面は小説で描かれ、Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/ハート』にも登場した。
備考
メインライターの三条陸氏によれば、新選組の沖田総司あるいは斎藤一がイメージ。仮面ライダーの名をつかない怪人でダークヒーローポジション、シャドームーンとの共通点が多く、元々は主人公の色違いだったが改造され現在の姿になる点など。
主人公にやられて改心した後は正式に仮面ライダーになるストーリーもシャドームーンの没案からである。
『仮面ライダードライブ 超バトルDVD シークレット・ミッション type HIGH SPEED ホンモノの力!タイプハイスピード誕生!』には魔進チェイサーがドライブに敗れていた期間だったため登場せず。
『手裏剣戦隊ニンニンジャ―VS仮面ライダードライブ春休み一時間スペシャル』にも登場せず、チェイス役の上遠野氏は『ニンニンジャ―』が子供のころ好きだった『忍者戦隊カクレンジャー』と同じ忍者がモチーフだったため、是非とも共演したかったと語っている。
形態一覧
プロトゼロ
スペック
身長:195.0cm
体重:95.0kg
特色/力:─
進化後:─
概要
チェイスのロイミュードとしての姿。ロイミュードとしてのナンバーは000。ハートに対し俺は何者なのかと問い詰めた際には「偉大な戦士」であり「0は栄光のナンバー」と返答される。クリムが蛮野に頼まれて制作されたロイミュードの原型となった機械生命体。
兄弟機として彼を元にクリムが自身の器として制作したサイバロイドZZZが存在する。蛮野に提供され、ロイミュードが完成した後に封印されていたようだが、ロイミュードの反乱に際して再び起動されプロトドライブとしてロイミュードと戦う事となる。
登場機会
下級ロイミュードに少し似ているが、筋骨隆々とした外骨格を持つ全身銀色のアンドロイドの姿をしている。冬の劇場版に登場した「サイバロイドZZZ」のボディと酷似している。チェイスが自分から進んでこの姿に変身することはめったにない。
初登場は第11話。第28話にて進ノ介からの依頼で自らこの姿になって警視庁特状課に乗り込み、彼の謹慎処分の解除に貢献した。大袈裟な動きで仁良を脅かせる、という普段のクールな彼からはおよそ想像できない茶番をやってのけた。
仮面ライダープロトドライブ
「名乗る必要はない。これから倒す相手に…」
スペック
身長:194cm
体重:114kg
パンチ力:4.1t
キック力:5.9t
ジャンプ力:ひと跳び28m
走力:100mを6.1秒
加速時の走力:100mを2.1
概要
プロトゼロがシフトブレスにシフトスピード プロトタイプを装填し、ドライブドライバーに信号を伝達することで変身した姿。進ノ介が変身するドライブの原型でもある。
物語から半年前のグローバルフリーズ勃発時、重加速の中で身動きがとれなくなった人々をシフトカーと共にロイミュードの魔の手から救った偉大な漆黒の戦士の俗称。体を「光の繊維」にしてしまうロイミュードから詩島霧子を救った。
外見
タイプスピードとほぼ同じだが相違点も多い。試作型だけにボディカラーは黒でラインは紫。頭部の『テスターメット』に装備されたアンテナが『ヘッドフィンアンテナ』として小型化。中央部のライン『シグナル-D』が大きめで、形状が配線コードに似ている。
『T-ドライビングスーツ』の肩部装甲『P-ディフレクター』と右腕部装甲『モデレイトグローブ』の一部に紫のラインが入る。左半身に施されたタイヤが未完成の『アーキタイプギア』で、内部パーツが剥き出しになっている。
戦闘能力
動力源となるアーキタイプのグラビティドライブエンジン『コア・ドライビア-0』を搭載し、ロイミュードが引き起こす重加速を打ち消す波動を放つ。
タイプスピードと同様に、シフトレバーを動かすことで高速移動が可能。現在のドライブと異なりロイミュードのコアを破壊する能力はない。
バイラルコアをシフトブレスに装填することでコアに蓄積された記憶を復元可能。頭部の『ロービームアイ』から映像データとして投影していた。
活躍
『カウントダウンtoグローバルフリーズ』ではグローバルフリーズ勃発前に行動を開始したロイミュード005に記憶と姿をコピーされた上に命を奪われかけていた犯罪心理学者の西堀光也を救出し、そのまま005との戦闘に突入。
一進一退の攻防を繰り広げるが、シフトカーの加速能力を使って優位に立ち、最後は必殺技で005を撃破した。005の肉体を形成していたバットバイラルコアを入手する。
シフトブレスに装填し記憶データを読み取る事で、ロイミュード達の人類に対する一斉蜂起の情報を計画が実行に移される前に手に入れる。そして自らはシフトカー達と共に出撃。人類の自由と平和を守るため、孤高の戦士は走り出した。
装備
ドライブドライバー、シフトブレス、シフトカーホルダー
いずれも変身や活動に必要な装備品。現行のドライブが用いるものと同じ。シフトカーホルダーにはプロトドライブの時点で、マックスフレア・ファンキースパイク・ミッドナイトシャドーの3つのシフトカーが携帯されていた。
プロトドライブに変身する際に使用するシフトカー。シフトスピードの試作型で、プロトドライブを模したカラーリングが特徴。
試作型ではあるものの、現行のドライブが用いるシフトスピードと同等の性能を誇る。
ハートに奪われるも後に取り戻す。再びプロトドライブに変身することも可能。
Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では、チェイサーに変身できなかったチェイスに対してベルトさんがプロトドライブに変身するように促している。
試作型ではあるものの、現行のドライブが用いるシフトスピードと同等の性能を誇る。
ハートに奪われるも後に取り戻す。再びプロトドライブに変身することも可能。
Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では、チェイサーに変身できなかったチェイスに対してベルトさんがプロトドライブに変身するように促している。
バイク
プロトドライブが使用するスーパービークル。固有名称は不明。シークレット・ミッション第0話で初登場したが、暗がりだったので全体像はよく見えない。
グローバルフリーズ時には、プロトドライブの足として世界各地を激走したが、復活したハート達との死闘の中で大破。後にブレン達の手によって改修された姿がライドチェイサーである。
グローバルフリーズ時には、プロトドライブの足として世界各地を激走したが、復活したハート達との死闘の中で大破。後にブレン達の手によって改修された姿がライドチェイサーである。
必殺技
ライダーパンチ(正式名称不明)
ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを捻り、シフトレバー3回倒し「スピ!スピ!スピード!」の電子音声とともに発動。
高速で相手に急接近し連続でパンチを叩き込む。胸部にあるのが未完成タイヤのパーツなので高速回転しない、接近方法がスライディングではなく走行、パンチ時にメーター状エフェクトが出現しない点がタイプスピードと異なる。
ライダーキック(正式名称不明)
ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを捻り、シフトブレスのイグナイターを起動、シフトレバーを倒し「ヒッサーツ!フルスロットル!スピード!」の電子音声とともに発動。
敵の攻撃を弾くことが可能な、鮮やかな色彩のエネルギーフィールドを身に纏って上空へと跳躍・浮遊し、目標の高度で素早く姿勢を転換後、強力なキックを一直線に叩きこむ。
コアを破壊できるだけの出力はこの頃から有ったようだが「デモレイトグローブ」と「アーリィブーツ」のエネルギーロスが大きく、目標値の7~6割程の攻撃力しか出せていない。
備考
この技で005を撃破した際にベルトさんは「やはりコアは、破壊できない、か…」と呟いているため、この時点に至るまではまだ確証がなく、僅かな可能性に賭けていた部分もあったものと考えられる。
ボディを完全破壊、バイラルコアにも損傷を与えており、先述のとおり活動開始直後の下級ロイミュードを駆逐する分には問題ない威力を有している。
中の人
チェイスを演じる上遠野氏は『MOVIE大戦フルスロットル』の入場者特典『シークレット・ミッション 第0話 カウントダウンtoグローバルフリーズ』にて、プロトドライブの声も担当していた。
その為14話以前から既に一部の視聴者からは「チェイス=プロトドライブではないか」という声があった。なおVシネではプロトゼロ=プロトドライブは別の声優が声を担当した。
「仮面ライダー……か。俺の仲間を殺ったな?」
You break hazard Break up!!
「俺は魔進チェイサー。 ロイミュードの『番人』……同時に、『死神』だ」
スペック
身長:202.5cm
体重:112kg
パンチ力:7.3t
キック力:12.2t
ジャンプ力:ひと跳び24m
走力:100mを6.9秒
概要
死神の異名を持つロイミュードの殺し屋。チェイスが専用銃・ブレイクガンナーで変身する戦士。ドライブの抹殺、ロイミュードの進化の邪魔をする敵を排除する番人。
失敗したり命令に背いて暴走したロイミュードなどを処刑してコアの状態からやり直させる役割を持つ。プロトドライブを解析して造られており、装甲を纏う変身エフェクトはドライブと酷似している。専用のバイクに乗るなどドライブ以上に仮面ライダーらしい。
外見
バイクのエンジンがそのままロイミュードとなったような異形な姿。バイクのパーツがバラバラにくっついたような骸骨のように見える。仮面ライダーのような複眼を持つが、右目は隠れている。
全身を覆う強化スーツの『ナイトハイドウェア』、ミイラ男のごときフルメタル状のマスク『ナイトメアヘルム』から覗く左目『リアクターアイ』や左側に伸びる『ダンバーアンテナ』が特徴。
戦闘能力
強化ロイミュードであり強敵。バイクの運転テクニックは相当のもの。カーチェイスを彼と競えば、振り切るのは困難だと泊進ノ介に言わしめる程。
プロトドライブと同様に『コア・ドライビア-0』を搭載し、掌から重加速を引き起こす紫の波動を放つ。メディックの手で強化改造されてからは重加速をも上回る空間『超重加速』を発生させられる。
この状況になるとドライブはタイプデッドヒートでも動くのが精一杯で、実質的にタイプフォーミュラでしか対抗できない。
この状況になるとドライブはタイプデッドヒートでも動くのが精一杯で、実質的にタイプフォーミュラでしか対抗できない。
再登場
仮面ライダーチェイサーが登場してからは変身機会が激減。それでも45話ではゴルドドライブにマッハドライバー炎が破壊されたためこの姿に変身。
『仮面ライダーチェイサー』においても、諸事情でチェイサー及びプロトドライブに変身出来なかった際に変身している。
『仮面ライダーチェイサー』においても、諸事情でチェイサー及びプロトドライブに変身出来なかった際に変身している。
性能
頭部『ナイトメアヘルム』
顔面を守る多重装甲『マルチプルアーマー』は金属フレームを複雑に重ね合わせた構造は、ダメージ分散に優れており、徹甲弾にも耐えうる。
金属フレーム『スパイラルガード』が高強度の圧縮金属で急所を防護。変身者へのダメージを軽減する。頭部を覆う防御用のエネルギーフィルムを形成し、装甲に覆われていない部分の防御力を高める。
頑強な強化素材製の排熱パイプ『H-ストリーマー』は各機能を安定稼働させるために、余分な熱を排熱装置に送り込む。頭部を守る補助装甲。
排熱装置『HE-デバイス』は各装置から生じた余分な熱を、排熱パイプを通して集め、排出。集められた熱の一部をエネルギーに変換可能。
感覚器官
分析能力に特化した右目の視覚センサー『シャッタードアイ』は高感度かつ高精度。敵の内部メカニズムをも把握し、構造上の弱点を見つけ出す。レンズは感度を極限まで高める目的で薄く作られており、その耐久性を補うために頑強な追加装甲が保護。
左目にあたる視覚センサー『リアクターアイ』は即応性に優れており、動体反応や熱源反応などを一瞬で捕捉し、周囲の状況を瞬時に把握する。戦闘に耐えうる頑丈さを備えるために、内部センサーは分厚い強化レンズに覆われている。
通信傍受装置『ダンパーアンテナ』は半径10㎞の範囲に飛び交う、通信データや無線会話などを傍受可能。妨害電波を発して敵の通信機能を麻痺させられる。
高性能複合モジュール『ネメシスモジュール』は敵から受けた攻撃データを元に、最も効果的にダメージを与えられる戦闘パターンを作成。変身者に提案する。稼働状況を把握し、破損部分のシールド出力を上げるなどして速やかにダメージコントロールを実行する。
全身
全身を覆う合金繊維製の強化スーツ『ナイトハイドウェア』は局所的な自動伸縮と変身者への電気刺激を行い、動作の無駄を省き、運動効率を極限まで高めている。激しい動きのみならず、細やかで素早い動作も得意。音を立てずに敵の背後に忍び寄れる。
『G-ジャンクション』が必殺技に使用するエネルギーを供給するパイプ。必殺技の発動には膨大なエネルギーを使用するため、内部機能に影響を与えないよう、装甲外部に配置されている。頑丈かつ柔軟な強化素材を使用しており、激しい戦闘にも耐えうる強度を持つ。
胴体
胴体を覆うシールド発生装置を兼ねた外部装甲『ヴァイオレットガード』は体表を覆う防御用のエネルギーフィルムを形成し、装甲に覆われていない部分の防御力を高める。
肩部の冷却装置『ラジエーターガード』が体内に溜まった熱を排出。駆動機関の異常過熱を防ぐ。接触している物体からエネルギーや熱を奪い取り、分解・放出可能。
左肩のアーマー『デスヘッドショルダー』は突進時に生み出される衝撃エネルギーを一点に集中させ、シールド機能を備えた敵をも、一瞬で粉々に破壊できる。
腕部
右腕のアーマー『アームドエンハンサー』は堅く分厚い金属装甲で構成。物理攻撃によるダメージを大幅に軽減する。駆動機関が生み出したエネルギーを利用し、腕力を瞬間的に増大させる。
左腕のガントレット『アームドインパクター』は堅く分厚い金属装甲で構成。エネルギー攻撃によるダメージを大幅に軽減する。駆動機関が生み出したエネルギーを敵の内部に叩き込み、内部機能に障害を発生させる。
手首の制御ブレス『リボルトブレス』が自身の攻撃の反動で内部ダメージを負わないように、各部のパワーバランスを調整する。変身者の判断でリミッターを解除できる。
拳を覆う強化グローブ『レイドグローブ』の拳に溜めたエネルギーを一瞬で解放することで、強化パンチを繰り出す。指先の爪を利用した鋭い突きは、一撃で厚さ200㎜の鉄板に穴をあける。
脚部
脚力強化アーマー『ストレングスレッド』表面にはシールド膜を形成する特殊粒子がコーティングされている。電磁力を利用した内部装置が運動能力を底上げ。強力なキックと高い俊敏性を生み出す。
膝を覆う特殊鋼で造られた装甲『パッドインパルサー』は指向性の衝撃波を生み出し、膝蹴りで対象の内部システムをダウンさせられる。
強化ブーツ『トレイサーブーツ』の足先に溜めたエネルギーを一瞬で解放することで、強化キックを繰り出せる。路面などに残された追跡対象の痕跡を、足裏に仕込まれた内臓センサーで感知可能。
装備
変身拳銃 ブレイクガンナー
拳銃を模した、チェイスの専用武器兼変身アイテム。掌に銃口にあるスイッチ『ディストラクションマズル』を押し付けることで『Break up!!』の音声が鳴り響く。
ブレイクガンナー内部に圧縮されていたアーマーが展開・装着されて変身する。変身待機音の中の台詞は恐らく『You are Breaking Hazard…』と推測されている。
打撃用スパイク『リベンジャーパイク』が使用者の腕力から生み出されるエネルギーを増幅。3つのスパイクに集中させることで、打撃の破壊力を格段に引き上げる。
性能
銃口を押すたびに響く音声と共に弾丸を発射する『ガンモード』と格闘戦用の『ブレイクモード』に変化する。内部で生成されたエネルギー銃弾の圧縮と加速を行うことで、高出力のピンポイント射撃を可能にする。
重加速以上の空間を作り出す際は力を込めたブレイクガンナーを地面にぶつけ、紫色の衝撃波を発生させる。周囲に存在する軽い物質は一瞬の内に消滅する。
超硬化金属で形成された持ち手『ハードギアグリップ』は魔進チェイサーの最大握力でも破壊できない。超高速の銃弾生成装置を内蔵。使用者の掌から吸収したエネルギーを銃弾へと変換する。
重加速以上の空間を作り出す際は力を込めたブレイクガンナーを地面にぶつけ、紫色の衝撃波を発生させる。周囲に存在する軽い物質は一瞬の内に消滅する。
超硬化金属で形成された持ち手『ハードギアグリップ』は魔進チェイサーの最大握力でも破壊できない。超高速の銃弾生成装置を内蔵。使用者の掌から吸収したエネルギーを銃弾へと変換する。
装填スロット
上部の『バイラルランディングパネル』にバイラルコアやシフトカー、シグナルバイクを装填可能。『ガードウィングル』が装填されたチェイサーバイラルコアやシフトカーを激しい戦闘から守る。
ブレイクガンナーには認証機能を搭載。引き金『デモリッショントリガー』は使用者が登録されていないと引けない。しかしチェイスが瀕死で匿われていた際は霧子がマッドドクターで治療する時に勝手に使われていた。
ブレイクガンナーには認証機能を搭載。引き金『デモリッショントリガー』は使用者が登録されていないと引けない。しかしチェイスが瀕死で匿われていた際は霧子がマッドドクターで治療する時に勝手に使われていた。
チェイサーバイラルコア
チェイス専用の銀色のバイラルコア。コブラ・スパイダー・バットの3種が存在する。音声に「Chaser…」と付くのが特徴。第5話でブレンからチェイスに渡された。通常のバイラルコアと異なり、メインカラーが明るい銀色になっている。
劇中ではシフトカーやシグナルバイクと同様に偵察をする場面もあった。バイラルランディングパネルに装填すると様々な能力を持つ武器を装着した『武装チェイサー』に変身できる。
再登場
チェイスが仮面ライダーに復帰した後は行方不明だった。ところが彼の死後、46話にて剛が変身したチェイサーマッハのもとに駆けつけ加勢。マッハドライバー炎に融合し、強敵であるゴルドドライブに勝利するきっかけとなった。
シフトカー
ブレイクガンナーを通してシフトカーの能力も使用可能。第5話ではマックスフレアを奪い火炎弾を発射。
第21話ではメディックによって洗脳されたタイヤ交換用のシフトカーを使用。バーニングソーラーで太陽エネルギーを射出して、ファンキースパイクで棘を連射して攻撃した。
16話ではこの互換性を逆手に取られ、強制的にデコトラベラーを装填されたことで演歌演出に巻き込まれてしまい、一時的に行動不能になった。23話では、霧子がマッドドクターを装填し、瀕死の重傷を負っていたチェイスを治療するのに使用している。
武装チェイサー
ドライブにおけるタイヤ交換に相当する能力。チェイサーバイラルコアをブレイクガンナーに装填しノズルを押すと「チューン チェイサー○○」の音声と共に武器が装備される。
強化武装した状態はいずれも「武装チェイサー○○」という名称となり、切り替えを行う時は同一の武装が変形してそれぞれの形態に変化する。
背中の『サーキュラーダイナミクス』にある、強化武装を装着するためのコネクター『E-サーキュラー』は彼自身の駆動機関と直結しており、コネクターを通して武装にエネルギーを送っている。ブレイクガンナーのマズルを押し込むと必殺技が発動する。
ファングスパイディー
武装チェイサースパイダーで使用。超硬化金属を削りだして作られた、蜘蛛の形状をした巨大なクロー型武器。チェイサースパイダーバイラルコアをブレイクガンナーに装填することで出現する。クローの先端の爪で敵の装甲を穿ち貫く。
爪にエネルギーをスパークさせて紫色の衝撃波を放つ。刺した敵を内部から破壊も出来る。盾として使えるが、パワーで勝るタイプワイルドダンプの必殺技は防ぎ切れなかった。
必殺技はエグゼキューションスパイダー。ファングスパイディーの先端に蜘蛛状のエネルギーを溜め、それを飛ばす。暴走状態のハートを助ける際はエネルギーを飛ばさず、クローに集中させたまま突撃している。
テイルウィッパー
武装チェイサーコブラで使用。特殊な液体金属によって作られた、コブラの形状をしたムチ型武器。チェイサーコブラバイラルコアをブレイクガンナーに装填することで出現する。
硬度を自在に変化させることができ、中距離からの連続打撃や締め付け・叩きつけなど変則的な戦闘が可能。必殺技はエグゼキューションコブラ。テイルウィッパーが分離し、コブラのように敵に何度も襲いかかる。
ウイングスナイパー
武装チェイサーバットで使用。コウモリの形状をした弓型武器。チェイサーバットバイラルコアをブレイクガンナーに装填することで出現する。
高密度のエネルギーニードルを射出して攻撃する。さらに装備を背中に戻すことでロイミュード(バット型)が持つそれと同型の翼を展開して飛行する事も可能。
必殺技はエグゼキューションバット。ウイングスナイパーで飛行した状態で、加速しながら飛び蹴りを放つ。プロトドライブのライダーキックと見た目が類似している。ブレイクガンナーの玩具CMでは劇中未使用の射撃タイプも披露している。
デッドリベレーション
武装チェイサートリプルチューンで使用。3つの強化武器を同時に顕現させた複合武器。3種のチェイサーバイラルコアを連続で装填することで出現する。発動時はブレイクガンナーからは発声せずチェイサー自身がトリプルチューンの掛け声とともに発動する。
それぞれの形態の幻影を飛ばす他、最大出力ではビーム攻撃になる。操られたシフトカー達を一緒に突撃させる戦法も見せた。エグゼキューションは劇中未使用。
ライドチェイサー
スペック
全長:2.380m
乾燥重量:265kg
馬力:300ps
最高時速:470km/h
概要
基本カラーは魔進チェイサーと同様、黒・紫。非常に大型で、障害物に突進してそのまま粉砕可能なほどの装甲を持つ。迅速な追跡と強襲を得意としている。
チェイサーの敗北後は警視庁特状課によって回収され、ドライブピットに保管されていたが、本編26話にてチェイスが仮面ライダーチェイサーになって以降は再び彼の元に戻っている。また、彼の新武装であるシンゴウアックスを格納している。
チェイサーの敗北後は警視庁特状課によって回収され、ドライブピットに保管されていたが、本編26話にてチェイスが仮面ライダーチェイサーになって以降は再び彼の元に戻っている。また、彼の新武装であるシンゴウアックスを格納している。
性能
カウルのドクロ「デスヘッドシンボル」は機体のコンディションを保つ管理装置。座席後部にも髑髏の装飾「リアスカルデバイス」が設置され、後方の敵を察知。
搭乗者に危機を知らせる。ハンドルには電子パネルが搭載されており、カーナビの役割を果たす。ヘッドライトの機能はライドマッハーとほぼ同じ。
搭乗者に危機を知らせる。ハンドルには電子パネルが搭載されており、カーナビの役割を果たす。ヘッドライトの機能はライドマッハーとほぼ同じ。
タイヤは通電によって形状が自在に変化する為、悪路も難なく走行できる。ステルス機能を搭載しているが、こちらは劇中では使用されなかった。
ライドクロッサー
スペック
全長:2.6m
乾燥重量:540kg
馬力:2000ps(1471kw)
最高時速:537km/h
概要
仮面ライダーマッハのバイク「ライドマッハー」と魔進チェイサー→仮面ライダーチェイサーのバイク「ライドチェイサー」が合体することで完成する4輪車。
マッハ側からその指示が出るとチェイサーは乗れなくなってしまう。逆に、チェイサーがその指示を送ると、マッハのコントロールを受け付けなくなる。一人乗りとは言えガトリングやらビーム砲やら搭載されている割には無茶苦茶軽い。
初登場
ハーレー・ヘンドリクソン博士がドライブシステムとネクストシステムの融合を目的として開発された。当初は詩島剛も存在を知らず、戦闘中とある偶然が重なり、存在が明らかとなった。基本的にはマッハが乗ることを想定しているが、チェイサーも操縦が可能。
第14話で初登場。2台がバイクチェイス中に偶然並走した事で、ライドマッハー側から自動でシステムが起動。チェイサーが振り落された。
合体
2台のマシンのどちらかを介して合体信号を発することで、2台がオートモード移行。並走したのち、ライドマッハー側から展開したジョイントで連結。
ライドマッハー後部の「クロッシングアーマー」が巨大化して覆いかぶさり、内部に操縦席やエンジンなどの疑似装置が構成されて完成する。合体前とは前後が反対になっている。
第18話ではチェイサーがコントロール権を獲得し、ライドマッハーを奪って合体させた。ただし、2台がある程度近くにいる状態でないと合体は出来ず、第19話では剛がライドマッハーを置いてきたため合体が不発になっている。
車体前部(ジョイント部)のガトリング砲、リアタイア付近(2台のハンドル)の機関砲、車体後部(ライドマッハーの正面)に備えられたビーム砲などが武装。高火力による砲撃戦を得意としている。
クロッシングアーマーからはアンカーを射出でき、付近の建物などに打ち込むことで車体をジャンプさせられる。クローを用いた突撃など、曲芸的な戦闘を可能とする。
クロッシングアーマーからはアンカーを射出でき、付近の建物などに打ち込むことで車体をジャンプさせられる。クローを用いた突撃など、曲芸的な戦闘を可能とする。
超魔進チェイサー
Tune…… Rhino!! Super Break up!!
概要
魔進チェイサーの超進化態に相当する最強形態。Vシネ『仮面ライダーチェイサー』に登場した。2015年11月12日の仮面ライダードライブ公式twitterの更新及び公式動画によってその存在が初めて明かされた。
エンジェル・ロイミュードのフェザーサーキットの効力により仮面ライダーチェイサーに変身できなくなったチェイスがエンジェルがどこからともなく取り出したライノスーパーバイラルコアによって変身した。
描写
ボディのところどころに金の彩色が施されている他、肩パーツが大型化しており、変身音が通常の時より荘厳な物になっている。
超進化態ロイミュードを上回るほどの戦闘力を発揮する。銃撃戦と伸縮自在な先端のブレードを活かした接近戦を得意とする。051を反撃する隙を与えず一方的に撃破。チェイス自身「仮面ライダーより上かもしれない」と豪語した。
2016年2月25日(木)に発売された、仮面ライダー生誕45周年記念ゲーム『バトライド・ウォー創生』では仮面ライダーチェイサーが"超必殺技"で強化変身する形で先行登場した。
ライノスーパーバイラルコア
先端部に刃が付いた金色のサイ型バイラルコア。ブレイクガンナーのバイラルランディングパネルに装填しディストラクションマズルを押すことで変身する。ブレイクガンナーにブレード・ライノストライザーが追加されており、横向きの刃が出現する。
099ことエンジェルによって手渡されたが、最終的に「お前に返す」と彼女に射出しバイラルコアの角部分を切り離した。小説版にてりんなに回収され、後に作成されたシフトバイラルコアのベースとなった。
必殺技
スーパーエグゼキューション
正式名称は不明。敵目掛けて連射しながら接近し、胴体を先端のブレードで刺し貫く。ロイミュード051を撃破した。またはブレードを切り離して撃ち出す。こちらは仮面ライダー時に使用した。
玩具事情
トライドロンキーと全く同じ認識パターンになっている。「DXブレイクガンナー(ドライブサーガver.)」にトライドロンキーを代わりに装填しても超魔進チェイサーに変身できる。
逆にマッハドライバー炎に(手を加えた)ライノスーパーバイラルコアを代わりに装填しても超デッドヒート形態に変身できる。
逆にマッハドライバー炎に(手を加えた)ライノスーパーバイラルコアを代わりに装填しても超デッドヒート形態に変身できる。
「俺はもう一度やり直す!お前が届けてくれた…変身!」
シグナルバイク! ライダー! Chaser!
スペック
身長:199.5cm
体重:114kg
パンチ力:19.7t
キック力:25.8t
ジャンプ力:ひと跳び43.1m
走力:100mを3秒
体重:114kg
パンチ力:19.7t
キック力:25.8t
ジャンプ力:ひと跳び43.1m
走力:100mを3秒
概要
マッハドライバー炎にシグナルチェイサーを装填して変身した基本形態。初登場は第26話。マッハと同じネクストシステムの仮面ライダー。敵サイドの怪人が味方サイドとして仮面ライダーのメイン変身者になるのは極めて珍しい事例である。
シリーズ初となる100%ロボットの仮面ライダー。次回予告ではドライブの「このライダー、ドライバー!」やマッハの「このライダー、ライダー!」に則り、『このライダー、チェイサー!』と紹介された。
外見
基本カラーはシルバーをベースに紫と黒。魔進チェイサーの要素を残しつつも正反対の印象になっている。頭部の施されたV字アンテナが両側になり、複眼がハッキリ見える。
全体的に装甲が多くゴツい印象だった魔進チェイサーの時と比べて装甲が極端に減って、かなりスラっとしている。顔つきも魔進チェイサーにもあったドクロや左右非対称のデザインは残しつつ、より仮面ライダーらしいものへと様変わりした。
変身
チェイスが『マッハドライバー炎』に『シグナルチェイサー』をセットして変身。ボディが装着される際のエフェクトはマッハとほぼ同じ。
初変身の際の変身シークエンスでは、一瞬魔進チェイサーの姿になった後、羽化する様に装甲が剥がれ落ち、仮面ライダーチェイサーの姿になるという演出が施された。
2回目以降の変身ではドライブやマッハ同様、仮面ライダーチェイサーの装甲がそのまま装着される形で変身している。
右肩に一瞬ではあるがマッハの特徴である「シグナコウリン」らしきものが出現した。表示された「アビリティクレスト」は左肩に描かれた骸骨のマーク。
戦闘能力
同じネクストシステムであるマッハと比較すると俊敏さは劣るものの、パワーに優れている。デッドヒートマッハと比較すると全てのスペックで上回っている。
戦闘時はマッハにはないパワーを活かした重々しく力強い格闘戦でドライブやマッハ以上にパワフルな戦闘スタイルを見せる。融合進化態の攻撃すらものともしない。
専用武器『シンゴウアックス』を豪快に振り回して相手を叩きのめす。ブレイクガンナー、ライドチェイサーは今まで通り使用できる。
性能
頭部『リジェネメット』
希少な黒色電磁結晶性の装甲プレート『アーマフロントフェイス』が顔面を保護。表面に電磁シールドを展開することで、各種ダメージを吸収・分散できる。
流線型の金属装甲『ストリームライトガード』が頭部右側を保護。表層を覆う防御用のエネルギーフィルムにより、衝撃ダメージを軽減し、エネルギー攻撃を受け流す。
多重金属装甲『ストリームレフトガード』が頭部左側を保護。表層は特殊な粒子でコーティングされており、敵のエネルギー攻撃を分散し、衝撃ダメージを受け流す。
多重装甲『マルチプルガードフレーム』が顎を保護。新型の圧縮合金を使用しており、至近距離からのマグナム弾にも耐えうる。衝撃吸収に優れた多重構造により、装甲内部の変身者にダメージが及ばない。
感覚器官
通信傍受装置『クォードアンテナ』は半径20kmの範囲に飛び交う、通信データや無線会話などを傍受可能。妨害電波を発して敵の通信機能を麻痺させられる。
視覚センサー『オープンドアイ』は動体反応や熱源反応などを一瞬で捕捉し、対象の内部構造を分析可能。分厚い強化レンズに覆われており、激しい戦闘に耐えられる。
高性能複合モジュール『ジャスティスモジュール』は現在までの交戦データを元に、最小限の被害で敵を制圧する戦闘パターンを作成し、変身者に提案する。自身の稼働状況を常に把握し、破損部分を応急修復するなどして速やかにダメージコントロールを実行する
情報集約装置『チェイサーシンボル』は各種センサーが読み取ったデータを統合し、一般人の安全を確保しつつ、効率良く敵を撃破できるよう行動をサポートする。
胴体
全身を覆う防護スーツ『ハイドレイドスーツ』は局所的な自動伸縮と変身者への電気刺激によって動作の無駄を省き、身体能力を限界以上に強化。激しい動きのみならず、細やかで素早い動作も得意。音を立てずに敵の背後に忍び寄れる。
全身各部を走る、紫色のエネルギーライン『ヴァイオレットライナー』が駆動機関が生み出したエネルギーを高速循環させ、各部機能の稼動状態を最適化する。
ボディ正面を覆うアーマー『ボディカウルプロテクター』に高出力のシールド発生装置を内蔵。全身を覆うエネルギーシールドを形成することで、防御力を格段に上昇させている。
腕部
ショルダーアーマー『リボーンヘッドショルダー』内蔵の高性能の衝撃吸収装置が、物理攻撃等によるダメージをほぼ無効化する。
アーマー『アームドエクスギア』は圧縮エネルギーを利用した腕力強化や、防御シールドを展開する。エネルギーを敵の内部に叩き込み、各種機能に障害を発生させる。
手首の制御ブレス『エヴォルブレス』が変身者のダメージ状況などを常時モニタリングし、各部のパワーバランスを調整。変身者の判断でリミッターは解除可能。
拳を覆う強化グローブ『レイドヒットグローブ』は拳に溜めた高圧縮エネルギーを一瞬で解放し、衝撃波を伴う強化パンチを繰り出す。
脚部
膝を覆う強化装甲『インパルサープレート』は関節強化によって運動能力を向上。指向性の衝撃波を発生させる膝蹴りで敵の内部システムを破壊可能。
強化ブーツ『パワートレイサーブーツ』足先に溜めた高圧縮エネルギーを一瞬で解放し、高威力の強化キックを繰り出す。路面などに残された追跡対象の痕跡を、足裏に仕込まれた内蔵センサーで感知可能。
ホイーラーダイナミクス
背中に装備されているタイヤ。これを高速回転させる事で敵の攻撃を防ぐ盾として使用出来る。仕様は魔進チェイサーのサーキュラーダイナミクスとほぼ同様。
各種タイヤを装着するためのコネクター。装着した武装などに駆動エネルギーを流し込むことで、その性能を最大限に発揮すできる。チェイサーバイラルコアを装填して武装できるが未使用。
胸部のエンジン「コア・ドライビア-ONE」を高稼働させることで、超重加速を起こせるが未使用。融合進化態ロイミュードから人間を引き剥がす能力も持つ。
タイヤ交換
シフトカーも同様に使用できる。第39話では自身のシフトスピード プロトタイプをドライバーに装填して『チェイサー ハヤーイ』に変身。ホイーラーダイナミクスの回転を強化して高速移動による攻撃を披露した。
交換用シフトカーの場合は魔進チェイサーの時と同じく基本的にブレイクガンナーに装填するようで、43話ではマックスフレアを使用している。
マッハドライバー炎
チェイサーが使用する変身ベルト。普段はバックルの状態で携帯する。グラビティドライブエンジン『コア・ドライビア-M』が内蔵。生み出されるエネルギーは、主にチェイサーへの変身と補助頭脳の稼働に使用される。
元々はりんなが剛からの依頼で研究用として制作したスペアドライバーだった。霧子からの依頼でチェイスが使用することを前提に調整や機能拡張を施した。
補助頭脳はドライバーの最深部に格納されており、全身システムを管理している。保護するシールド装甲『ハイメタルマフラー』は軽量かつ頑強な数十種類の圧縮合金パーツが使用。全体を覆う防御シールドを発生させ、あらゆる攻撃ダメージを軽減。
ベルト部
柔軟性に富んだ金属繊維製のベルト『ライバーウェビング』が頑丈さと着け心地の良さを両立。変身者がマッハドライバーを腹部に当てることで出現し、装着される。
安全喚起装置『リアセーフティデバイス』が装着者の負傷状況や活動限界までの時間をモニタリングし、警告を促す。最終的な判断は装着者に委ねられている。
性能
中心部に配置された多目的パネル『シフトランディングパネル』はシグナルバイクやシフトカーの能力や情報を読み取り、その特性をマッハに付加する。
ガードパーツ『フレームウィンガード』が装填されたシグナルバイクやシフトカーを、激しい戦闘から守る。中心部にある円形の窓『アビリティウィンドゥ』に装填したシグナルバイクのアイコンが表示される。
コンディションメーター『エナジーバックファイア』はエネルギー増幅炉の様子を映し出しており、各機能が高稼働状態に入った際は、内部のエネルギーバーナーが炎のように燃え盛る。装填したシグナルバイクによって色が変化する。
限界稼働
上部に設置されたブーストスイッチ『ブーストイグナイター』を押すことでドライバー内に蓄積された圧縮エネルギーを一気に解放。マッハや装備武器を一時的に高稼働状態にする。4回以上連打した際は、各機能が限界稼働状態に移行する。
エネルギー増幅装置『シリンダーアンプリファイア』内部のエネルギー増幅炉を利用して各シグナルバイクが持つ特殊エネルギーを増幅して特殊能力を付加する。
必殺技 シグナルライディングパネルを展開し、ブーストイグナイターを押した後に再び閉じて発動する。「ヒッサツ、フルスロットル!!(シグナルバイク名)!!」の音声が流れる。
データ信号を受信するためのセンサー『シグナルリンクレシーバー』にシンゴウアックスなどから光信号を受け取り、必殺技や特殊攻撃を行うようドライバーに伝達する。
SEは三連ホーンのような音がメインとなる他、所々に仮面ライダー1号を彷彿とさせるあの『キュイーン』と言うサウンドも鳴る。
活躍
ドライバー入りのケースをくくりつけた無人のライドチェイサーを向かわせる形で、山の川辺にいるチェイスのもとに届けられた。
『サプライズ・フューチャー』では、進ノ介がチェイスのベルトを使いトライドロンキーにより超デッドヒートドライブに変身。各部の形状がチェイス由来のものになっていた。
入力されたトライドロンキーの戦闘データと、ベルトに保存されているチェイスの戦闘データが拡張機能により組み合わさったためと思われる。45話にてゴルドドライブの攻撃を受けたことにより、ドライバーが大破した。
シグナルチェイサー
チェイサーに変身する際に使用する、ライドチェイサーを模したシグナルバイク。魔進チェイサーの生体パーツである装甲の一部を元に、りんなが制作した。
設定上はチェイスのみが使用可能。『サプライズ・フューチャー』で指名手配された進ノ介がチェイスから借り受けたドライバーに装填しようとした際はロックがかかっている。
ブーストイグナイターを押した際の音声は「チェイサー!」「ズーットチェイサー!」。必殺技の音声は「ヒッサツ、フルスロットル!チェイサー!」。45話にて剛に自らの運転免許証と共に託し、チェイサーマッハへの変身に使用された。
ブーストイグナイターを押した際の音声は「チェイサー!」「ズーットチェイサー!」。必殺技の音声は「ヒッサツ、フルスロットル!チェイサー!」。45話にて剛に自らの運転免許証と共に託し、チェイサーマッハへの変身に使用された。
変身拳銃 ブレイクガンナー
仮面ライダーとなったあとでも使用。遠近用の武器として利用されている。マッハで言うところのゼンリンシューターのポジション。シンゴウアックスの待ち時間の隙を埋めるなど状況に応じて使い分ける。
引き続きシフトカーを使用することも可能で、第30話ではシフトスピードプロトタイプを装填して、自身の記憶をビジョンとして映し出した(ちなみにその際の音声は「TUNE!DRIVE-SYSTEM!」)。
シンゴウアックス
押しボタン式の歩行者用信号機をイメージした大斧。りんなが制作した。チェイスの意思に応じて、ライドチェイサーから射出される。
持ち手には押しボタン『シンゴウプッシュボタン』があり、信号の横の『ライダー専用』の文字が刻まれたプレートは放熱板。高速排熱装置『デバイスジェネレーター』が必殺技の連続使用などによるオーバーヒートを防ぎ、内部機構が破壊されないよう保護。
性能
エネルギー結晶を加工して作られた鋭利かつ頑強な刃『ブレイクエッジ』内部に高周波振動発生装置が内蔵。あらゆる物体を一瞬で切断可能。
超硬化金属製の柄『ハイメタルポール』は耐衝撃性に優れたシャフト構造により、あらゆる物理攻撃を受け止める。高濃度のエネルギーが蓄積されている。
超硬化金属製の頑強なグリップ『ハイメタルグリップ』底部は打撃攻撃に利用可能。マッハドライバー炎とのデータリンクを行い、各システムを特殊攻撃や必殺攻撃の態勢に移行させる。
必殺技
頭部分の認識パネル『シグナルランディングパネル』にシグナルバイクを装填した後にグリップ下部のボタン『シンゴウプッシュボタン』を押すことでエネルギーチャージが開始。
圧縮エネルギー生成装置『ハイプレスジェネレーター』が内部に蓄えられたエネルギーを限界まで加圧する。チャージ中は「ヒッサツ!マッテローヨ!」の音声と共に信号機を模した『E-コンディションランプ』の赤信号が発光。
チャージが完了すると「イッテイーヨ!」の音声と共に緑信号が発光し、グリップ下部の『フルスロットルトリガー』を引くことで必殺技が発動。爆発寸前まで圧縮されたエネルギーを刃先に展開し、切断面に圧縮エネルギーを炸裂させて対象を完全に破壊する。
チャージの隙
青になると実在の信号よろしく「誘導音(ピッポー,ピッポー)」が流れる。ハンドル剣やドア銃同様進ノ介が言うところの「りんなさんのセンスが爆発している」武器である。
信号が青になるまでチャージ中(だいたい5秒程度)は必殺技が発動できないため、その間はブレイクガンナーや格闘で時間を稼ぐ。
これには普段クールなチェイスもさすがに戸惑いを隠せなかった。ただし通常攻撃は可能なので、普通に斬った後にトリガーを引いて必殺技を放つ事もあった。
ライドブースターブルー
スペック
全長:2.8m
乾燥重量:175kg
馬力:250ps(283.9kw)
最高時速:370kw/h
乾燥重量:175kg
馬力:250ps(283.9kw)
最高時速:370kw/h
概要
チェイサーが搭乗する飛行能力を備えた青色のカート型マシン。開発者は沢神りんなと思われるが、詳細は不明。高速飛行能力や重加速を無効化。
超高速回転するファン「ヴォルテックスフローター」による突風攻撃や圧縮エネルギー弾での攻撃も可能。自立稼働すらも出来るが搭乗して操縦する事も可能。
活躍
第27話で初登場。トライドロンを含めたドライブの装備が没収される中ライダー達を支えるべく活躍。自立稼働したブルーが、仮面ライダーチェイサーの必殺技にかかる時間を稼ぐ為にロイミュード達に光弾を発射した。
チェイサーを乗せて必殺技の機動性を向上させたりと奮闘した。第39話ではドライブピットに無断で侵入した諸悪の根源によってレッドが奪われて仮面ライダー達を攻撃。無事に第40話で奪取された。超MOVIE大戦ジェネシスに再登場。
ブースターライドクロッサー
第40〜41話の時系列である「サプライズ・フューチャー」にて披露。チェイサーと未来型ロイミュードとの戦いに使用。
マシン両側に取り付けられた飛行ユニット「ヴォルテックスフローター」から暴風の渦を発生させ、敵の動きを封じることができる。アスタコ型破砕兵器のアームを暴風で破壊した。スペックは不明だが推定乾燥重量は890kg。
必殺技
チェイサーエンド
マッハドライバー炎のシグナルライディングパネルを展開し、バックル上部のスイッチ『ブーストイグナイター』を押した後に再び閉じて発動。右足にエネルギーを纏わせて放つ。プロトドライブや魔進チェイサーのキックと同様の飛び蹴り。
第30話で初使用した際はマッハとの一騎打ちでライダーキック同士のぶつかり合いに打ち勝ち、彼を変身解除に追い込んだ。『ガンバライジング』では、ゲーム中でドライブとマッハと共にトリプルライダーキックを繰り出している。
活躍
本編では36話にてタイプトライドロンとデッドヒートマッハとの組み合わせで披露。ブレン超進化態のエネルギー弾を3色のタイヤ状のエフェクトで防ぎ一人ずつキック技を決めた。
45話ではタイプスピードとマッハとの組み合わせで披露。高速移動するトライドロンの中で連続キックを放つドライブのスピードロップにマッハとチェイサーも加わった。
45話ではタイプスピードとマッハとの組み合わせで披露。高速移動するトライドロンの中で連続キックを放つドライブのスピードロップにマッハとチェイサーも加わった。
更に2人はそれぞれライドマッハーとライドチェイサーの反動を利用し、死神軍団の3体を撃破している。
アクロスブレイカー
シンゴウアックスの頭部分の『シグナルランディングパネル』にシグナルチェイサーを装填した後に、シンゴウプッシュボタンを押して発動。
エネルギーのチャージが開始され、刃『ブレイクエッジ』にエネルギーが蓄えられる。重い斬撃を敵に叩き込む。攻撃の際には横断歩道のようなエフェクトが現れる。
直接斬りつける他、第27話ではライドブースターに乗り、遠くの敵に空中から投擲した。生身でも使用でき、46話では剛がバンノドライバーを完全に破壊するために発動した。
劇中の活躍
記憶
第14話にてドライブらと戦闘中のチェイスの前にブレンが現れ、その正体を明らかにし、チェイスを錯乱状態に陥れた。
更にチェイスに「仮面ライダー」と名付け、プロトドライブとしての記憶を抹消した張本人が他ならぬブレン自身であることが判明した。正体を知ったことで錯乱を起こした際にメディックによって再洗脳された。再洗脳されている間は瞳が灰色がかった紫になっている。
暴走
メディックの命を受け、無差別に人間を襲い始める。命を救った詩島霧子にすら躊躇いもなく引き金を引くほどに変貌した。この変貌っぷりには流石に進ノ介もショックだったのか、「本当の死神になりやがって…」と呟いていた)。
遺体の正体はメディックにより生み出されたフェイクであり、殺人事件の被害者を装った彼らに霧子を攫わせて進ノ介を誘い出すための作戦だった。
ブレンの仕込みによって、プログラムが「ロイミュードの命を守れ」から「人間の命を守れ」に戻る。しかし、メディックに再洗脳されると、街中で破壊活動を行うようになる。
決戦
第22話ではドライブと完全に決着をつけるために魔進チェイサーとなって激戦を繰り広げる。重加速以上の空間を展開して翻弄するが、タイプフォーミュラにフォームチェンジしたドライブの渾身の一撃によってついに敗れ散った。
しかしその後、霧子が帰宅途中に瀕死の重傷を負って倒れていたチェイスを発見。廃病院でマッドドクターの治療を受けることになる。ロイミュードであることを知りながら自分を助け出した霧子を前にして、チェイスの心は大きく揺れ動く。
生存
シュート・ロイミュードの事件が片付いた頃に復活。第24話で完全回復。第25話では融合進化態となったソード・ロイミュードを倒す(ロイミュードと融合した人間とを分離させ、ロイミュードのみを撃破する)ために必要な強化ロイミュードの体組織サンプルとして、魔進チェイサーの装甲の一部を剥ぎ取り、霧子に託している。
その後、部屋に飾ってあった花を手に行方をくらます。山の川辺において、チェイスを巡りドライブとハートが戦闘。チェイスはハートに加勢した。ハートはチェイスを連れ去るが、チェイスは生き方に悩んでおり、最終的には突き放した。 変身
第26話で霧子がソードロイミュードに襲われていることを知ると、現れたライドチェイサーに乗って彼女を救出。
負傷した進ノ介や戦闘不能に陥った剛に代わり、霧子から託されたマッハドライバー炎とシグナルチェイサーを使い、仮面ライダーチェイサーへと変身。復活したソード・ロイミュードと戦い、これを撃破する。
だが、それでもなおチェイスは「自分が誰のために闘っているのか」「自分が今更仮面ライダーとなることが許されるのか」を自問自答する等苦悩を続けているようだ。
共闘
単独行動が主になるが、霧子や進ノ介に対しては恩義を感じている様で、彼女らの協力の要請にはかなり素直かつ積極的に応じて協力する場面が多い。
剛がロイミュードと行動を共にしていた際には、マッハに変わる相棒ライダーとして、苦戦するドライブの元に駆け付けてピンチを救ったことも何度かあった。進ノ介が謹慎処分を受けた際は特状課と共に一芝居打ち、プロトゼロの姿で仁良課長を襲うフリをした。
第28話にて剛が家族の記憶を利用され暴走していく様を見たことでその人物に使命を忘れさせる『家族』というキーワードに疑問と興味を抱く。
記憶復活
第29話では家族という存在に心を乱され冷静さを欠いた進ノ介が襲われる市民を放って剛やオープンロイミュードと交戦。そんな彼の様子を見たチェイスは「何をしている……人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか!」と一喝する。
修理されたシフトスピード プロトタイプにより過去の記憶が蘇る。チェイスを改造するロイミュード達の中には、国家防衛局長官「真影壮一」もいた。 ドライブ死亡
第30話では敵に回った剛の事を心配する霧子が心を乱さない様に虚偽の報告をした。第33話で進ノ介が真影=フリーズロイミュードに敗れ殉職。
すると、彼を失い悲しみに暮れる霧子の為、剛を取り戻しに敵の幹部4名が勢揃いするロイミュードのアジトに単身で乗り込んだ。
人間を守ると言う義務にも似た使命とは別に、人間を思いやる様子も少しずつ見せてきている。剛に記憶改竄の解毒剤を施そうとするが、フリーズに阻止される。だが、ブレンのタブレットを奪った剛に助けられる。
剛とのやり取り
ブレンがマッハをおびき出す為に霧子を襲った際、彼女を守るために現れた。ブレンの毒対策に霧子からマッドドクターを渡されて進ノ介のもとに現れた。
ブレンの毒に侵された唐沢ゆかりを救おうとするなど、仲間のために行動することが多い。蛮野博士が搭載されたタブレットを奪ったために、ロイミュードから狙われることになった剛を気にかけている。
ただし剛はあまり気に入っていないのか「俺はお前のダチじゃねえ」「懐くな!」などと突き放されてい。時に彼の持つ蛮野博士の力を頼ることもある。ロイミュードの元幹部であったためか、海外から招集され剛を襲った006とは面識があるようである。
免許
第39話ではトライドロンの操縦に必要な四輪免許を取得すべく教習所に通い、40話で無事に免許を取得。トライドロンを操縦してドライブとマッハの窮地を救った。
第43話以降、霧子に対して想いを寄せているかのような描写が見られるようになっており、そのことを進ノ介や剛に相談している(当然、剛には反発された)。
結局この件は、第44話で進ノ介と霧子が両想いだと知ったことで、「失恋」として胸に留めることにした。本人は初めての失恋に多少なりのショックを受けた。
だが、その痛みも「人間らしさ」の発露として愛おしく思い、2人の幸を願うためにも戦い続けるという決意を新たにしている。
最終決戦
自らの野望を成就させるため、ゴルドドライブは大規模な侵攻に打って出る。面ライダーたちと特状課の面々は人類を守るための最終決戦の計画を練る。
決行前夜。剛が傷を隠し戦いに赴こうとしていることを見抜く。剛を気遣い戦線離脱を促すが、逆に同じ状況でチェイスが剛に忠告されても聞く気はないだろう、と返され、剛は忠告を聞く気は無かった。
作戦の決行当日。進ノ介、剛と共に蛮野の元へと突入。更にハート、メディックを加えた5人で、ついに蛮野との最終決戦の幕が上がる。
最上階への侵攻を進ノ介、ハート、メディックに任せ、チェイスは自らの手で蛮野を止めようとする剛と共に残る。だが剛は負傷のせいで必殺技を放つことが出来ず、蛮野の必殺技によって地下へと叩き落とされ変身を解除させられる。
最期
剛を守るため果敢に蛮野に挑んでいくも敵わない。「裏切り者の出来損ないが!!」と蛮野に口汚く罵られ、マッハドライバー炎を破壊され、彼もまた変身解除に追い込まれた。チェイスの目の前で、蛮野はシンゴウアックスを拾い上げ、剛を抹殺せんとそれを振り上げた。
チェイスはとっさに魔進チェイサーへと変身し、身を挺して剛を庇い蛮野に一矢報いるも、代わりに攻撃を受けたことで既にその身体は限界を迎えていた。
「何やってんだよ!」と困惑し声を荒げる剛に「霧子が愛する者たちを守れるなら本望だ」と告げる。チェイスは剛に免許証とシグナルチェイサーを手渡す。
そして、限界の身体で最後の力を振り絞り、蛮野へと捨て身の突撃を行う。攻撃をかわし、その身体に組み付くと自爆。爆炎と共に蛮野の叫びが木霊する中、身体を失ったコアは空中で破砕した。
死後
ゴルドドライブの撃破には至らず無駄死に終わる。しかしそれによって闘志を取り戻し、チェイサーマッハに変身した剛によって最終的には倒された。
その死に剛の元に駆けつけた霧子や進ノ介はもちろん、ハートは「敵としても味方としても尊敬できる戦士だった」と評し、かつてチェイスを改造、洗脳したメディックすら「あなたにも酷いことをしてしまった」と心の中で彼に詫びるなど、彼の死を嘆き悲しんだ。
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
終盤に行われた「ライダーグランプリ」に刺客として登場。トライドロンを強襲。ライドチェイサーを駆使してドライブを追い詰めた。
だが、死んだはずの南光太郎が現れ、仮面ライダーBlackRXに変身。ライドロンに割り込まれてトライドロンを逃す。その後、ライドロンのグランチャーに捕まり、壁に叩きつけられて悲鳴をあげながらフェードアウトした。
タイムパラドックスにより復活、マッハ、スペクターと共にロイミュード、眼魔と戦う。過去の世界でゴーストとドライブが敵を倒したため、今度は剛を“ダチ”と認めながら消滅した。
上遠野氏はチェイスは進ノ介や霧子にも別れを告げないで消滅したためできれば他のメンバーとも絡みたかったと語っており、逆に天空時タケル役の西銘氏もチェイスと共演したかったと語っている。
劇場版『仮面ライダージオウ Over Quartzer』
詩島剛の回想において登場。剛は今も彼が復活することを諦めていない(この辺りの経緯は『仮面ライダーブレン』のラストシーンにおいても描かれている)。
そのために必要な知識を持っているクリム・スタインベルトがクォーツァーの歴史介入の影響で一時的に消滅の危機に瀕した際には大変動揺する。どうにかしてクリムの消滅を阻止して欲しいとソウゴとゲイツの両名に必死に頼み込んでいたほどだった。
『仮面ライダージオウ』
「仮面ライダーと一緒にするな。俺は死神。仮面ライダーなど凌駕する!」
ジオウ本編に登場するレジェンドとしては最後。47話に登場。世界の破滅が進む中、ライドウォッチの破損により下級ロイミュード(ナンバーなし)や初級インベス、マスカレイド・ドーパントらを率いて出現。
ソウゴがドライブウォッチを継承していた事により、仮面ライダードライブがいない状態でドライブの歴史が解放されたため、チェイスを始めとするロイミュード達も倒されなかった事になっている。
剛についての記憶はなく、仮面ライダーの存在も知らないが敵視するという矛盾を抱えていた。だが、ゲイツの言葉によって、仮面ライダーチェイサーとしての記憶が蘇る。
戦闘能力
ゲイツ、ウォズと交戦。重加速やデッドリベレーションを披露しながら両者を翻弄し、原典以上の強大な力でゲイツリバイブ疾風とウォズギンガワクセイフォームを変身解除に追い込んだ。
48話では下級ロイミュードからツクヨミを助ける。直後ツクヨミに襲いかかるが、スウォルツがツクヨミを攻撃しようとすると妨害。アナザーディケイドに反抗するが返り討ちにされて消滅した。
ゲーム作品
ガンバライジング
魔進チェイサー
2014年11月6日より、ナイスドライブ1弾のEXバトルの相手として登場。倒すと、ドライブのカードをバーストする時に、ナイスドライブ1弾の時点ではまだ未登場だったドリームベガスにフォームチェンジする。
ナイスドライブ2弾からプレイアブルキャラとして参戦。バースト後はバイラルコアの武装チェイサー。ガンバライジングで「仮面ライダー」の名を冠していないキャラクターがカード化するのはシャドームーンや白い魔法使い以来。
ナイスドライブ5弾では初となるSCR(シークレットレア)枠で登場。バッチリカイガン1弾で2弾越しでSR落ちした。バッチリカイガン2弾では『VSライバルセレクション』の一枚として高レアの続投。
ナイスドライブ5弾では初となるSCR(シークレットレア)枠で登場。バッチリカイガン1弾で2弾越しでSR落ちした。バッチリカイガン2弾では『VSライバルセレクション』の一枚として高レアの続投。
これは相手にドライブがいる場合必殺技の威力を高める他、全国対戦で定番となっているシフトバーストCPドライブやND3弾LR(EX)マッハやND4弾SRデッドヒートマッハのアビリティを完全に封じることができるメタカード。
仮面ライダーチェイサー
ナイスドライブ4弾より参戦。ライダーシップではプロトドライブや魔進チェイサーとは別ライダー扱い。LR枠の一枚で、レーン指定でテクニカルゲージをアップ、バースト面も必殺を超強化しつつAPアップ+ゲキレツアイコンの増加という強力なアビリティ持ち。
ナイスドライブ5弾ではSR落ちしたがブレイカータイプでテクニカルゲージのスピードを下げる。一方、ND5弾新登場のレアリティであるSCRでは魔進チェイサーの何バースト後の姿として登場。
ドライブと組むと『運命の共闘』、ドライブ、マッハと組むと『仮面ライダードライブ!』、プロトドライブ、魔進チェイサーと組むと『No.000』のチームワークボーナスが発生する。
ドライブと組むと『運命の共闘』、ドライブ、マッハと組むと『仮面ライダードライブ!』、プロトドライブ、魔進チェイサーと組むと『No.000』のチームワークボーナスが発生する。
バトライド・ウォー創生
NPCとして参戦、後にDLC専用キャラとして使用できる。原作通りにシンゴウアックスをチャージすることで必殺技が強化される性質を持つ。
ブレイクガンナーによる射撃攻撃を持ち、遠近共に隙の無いキャラ。超必殺技の演出で一瞬だけ超魔進チェイサーへ変身する。
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以上です。これで紹介を終えます。