今回解説する仮面ライダーはマッハです。
「レースは俺の勝ちでいいよね? 仮面ライダードライブ!」
目次
- 詩島剛
- 性格
- ロイミュードへの認識
- 過去
- 人間関係
- 泊進ノ介
- 詩島霧子
- チェイス
- 家族関係
- 蛮野天十郎
- 仮面ライダーマッハ
- マッハ
- スペック
- 変身
- 外見
- 名乗り
- 装備
- 戦闘能力
- シグナル交換
- タイヤ交換
- その他能力
- 排熱
- 欠点
- 必殺技
- デッドヒートマッハ
- スペック
- 概要
- 外見
- 戦闘能力
- バースト
- シグナル交換・タイヤ交換
- 必殺技
- TKシリーズ
- 備考
- チェイサーマッハ
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 活躍
- 小説版
- 備考
- 評価
- 超デッドヒートマッハ
- 概要
- 外見
- 活躍
- マッハチェイサー
- 概要
- 外見
- シフトライドクロッサー
- 備考
- マッハ
- 劇中の活躍
- チェイスの復帰
- 蛮野の影
- 蛮野の計画
- 最終決戦
- 本編外の活躍
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- Vシネ仮面ライダーチェイサー
- 小説版
- 仮面ライダージオウ
【初強化】
詩島剛
『仮面ライダードライブ』の登場人物。本作の2号ライダー『仮面ライダーマッハ』に変身する。「剛」は「つよし」ではなく「ごう」と読む。年齢は19歳。
演じたのは稲葉友。劇中の設定では進ノ介より4~5歳年下だが、中の人は進ノ介の人より1学年上である(生まれ年は同じだが、進ノ介の人より3か月生まれが早く早生まれである)。
概要
職業はフリーカメラマン。詩島霧子の実弟。MOVIE大戦フルスロットルにて先行登場し、本編には第12話で初登場した。自信家かつかなりの目立ちたがり屋。
自意識過剰な面が目立つ。一応自身の性格がトラブルメーカーである自覚はある。両親は既にいないようで、墓石によれば母親は十五年前に亡くなっている。
描写
初登場時はアメリカ帰りという事もあり、英語混じりの口調だったが、物語が進んで行く事にその要素は薄れ、内に秘めた熱い面がクローズアップされるようになった。
表面上は極めて明るく振る舞っているが、時折影で真剣かつ暗い表情を見せる。進ノ介からも「何か深いものを抱えている」と窺われている。
お調子者のように振舞っている理由は過去にロイミュードに襲われた姉に自身のロイミュードへの復讐心、そして父である蛮野が元凶であることを悟られない為に無理矢理に笑顔を作り道化を演じているため。
能力
逆立ちで歩いたりバク転・側転を繰り返す。ギアが入った進ノ介よりも先に事件の全容を説明するなど、身体能力・洞察力・推理力は進ノ介にも引けを取らない。
一般人でカメラマンというフットワークの軽さを生かして、刑事とは違う視点で特状課に捜査協力することも多い。進ノ介に先んじて事件に関する情報や証拠写真を仕入れてくることも多い。
ロイミュードへの認識
人間の敵だと強く憎んでいる。親友を殺害された影響でロイミュード達を一切信用していない。ロイミュードを作ったのは彼の父親・蛮野博士であり、その罪悪感がロイミュードへの憎悪を増幅させている。
一刻も早く全滅させるべきというある意味過激な思想を持っている。劇中でも「ドライブは人を助けるライダー」で「マッハは敵をぶっ倒すライダー」と発言。そのため、ロイミュードとの共存の可能性も視野に入れ始めた進ノ介とはしばしば対立。
しかし第20話でロイミュード072、第22話でチェイスの処遇を進ノ介に任せる等、状況に合わせた柔軟な行動を取る。決定的に対立した事は無く、考えの違いに理解を示している。
だが偶然ニューメキシコ州にてロイミュード017、ロイミュード018と遭遇、殺害される。彼らのアジトを突き止めた際に剛も殺されそうになるが、ハーレー・ヘンドリクソン博士に助けられて仮面ライダーマッハの力を手に入れた。
その後博士の指導の下、仮面ライダーとして戦うための訓練を受けていた。017と018が渡日したこと、ロイミュードを生み出したのが父親でだと知ったため訓練を急遽中断。
最愛の姉が罪悪感で苦しまない様に、彼女が父親の犯した罪を知る前に一刻も早くロイミュードを全滅させるため、いきなり日本に帰国してきた。
アメリカでの描写
訓練を完了せずに飛び出した為に、マッハには装着者への負担が大きい・活動限界時間がある(仮面ライダーとしては完成している為、ロイミュードと戦う事は可能)。
イーサンがかつての親友であり、激しい差別の末に死んでしまったというネイティブアメリカンのブライアンから聞かされた「自然はこんなに優しい。なのに、なんで人間は人間を憎むんだ」という言葉は剛にも受け継がれ、最終回後に本当の意味を理解できた。
人間関係
特状課の刑事にして、仮面ライダードライブに変身する青年。事件を引っ掻き回されたり推理を妨害されるなど散々な扱いを受けるが、剛のブレーキ役として共に戦うことに。
当初は見下したような態度を取っていたが、彼と共闘するうちに和解。以降彼のことを「進兄さん」と呼び慕うようになる。 本気なのか冗談なのか霧子との仲を「いい画」と評し度々からかっている。
彼が「自分のブレーキになる」と決意を自身に伝えてからは、事件の情報を提供する形で事件解決に貢献。戦闘では見事なコンビネーションを発揮する。第27話終盤にて自分がずっと1人で心に抱えてきた事を彼にのみ伝える等、信頼関係は強い。
詩島霧子
特状課の刑事にして、進ノ介の相棒。また実の姉。他人には人を食ったような態度で接する剛だが、彼女に対しては甘い。「たった一人の家族」として非常に大切に思っている。
ガンマンロイミュードとの対決の際に、彼女を電話で呼び出してショー紛いなデビュー戦を披露した。再会していきなり抱きしめたり、全く躊躇なく「(唯一の家族として)愛してる」と言ってのけた。
「どんな手を使ってでも守る」と宣言したりと少々シスコン気味。ただし同居は断ったり進ノ介の仲を積極的に推したりと、分別はついている模様。
描写
霧子の方も剛の事を気に掛けており、第17・18話の様に彼が調子に乗った際には厳しい言葉をかける言葉もあるが、彼が悩みを抱えている時には後述の様に姉として彼が立ち直る切っ掛けを作る等、姉弟の絆は強い。
しかしかつて命を救ってくれた恩人としてロイミュードであるチェイスの肩を持つことに関しては苛立ちや怒りを見せることも。剛が自分たちを裏切った(と思われていた)際は激しく動揺したが、謝りに来た剛から事の真相を告げられ、姉弟は無事に和解したのだった。
チェイス / 魔進チェイサー / 仮面ライダーチェイサー
ロイミュードの番人にして死神である魔進チェイサーに変身するロイミュードの青年。かつてプロトドライブとしてグローバルフリーズを鎮圧して霧子の命を救ったが、剛は敵視している。「所詮109体目に過ぎない」と見ている。
霧子がチェイスのことを気にかけていた時には、彼との関係を「機械人形とのラブロマンス」と呼び皮肉った。後に強化研究用として作られたスペアのマッハドライバー炎を用いて仮面ライダーチェイサーに変身する。
関係性
第33話以降もどこか突き放した態度を取っており、「俺はお前のダチじゃない」と告げている。第42話でチェイスから「俺は霧子を愛しているようだ」と相談された際は動揺して豪快に水を吹き出し壊れていると誤解していた。
ただ共闘を重ねるにつれて徐々に良好な方向に向かって行き、彼が死亡した際には「ダチ」と認めるようになった。
蛮野天十郎 / ゴルドドライブ
ロイミュードの生みの親にして詩島姉弟の父親。 ロイミュードが完成した際に反逆され、「処刑」と称して殺害される。
その後タブレットに意識を移され、長らくブレンに保管・管理され続けた。33話にて剛がタブレットを奪取して以降、彼をサポートし続けた。剛も信頼を寄せて第34話以降は「父さん」と呼んでいた。
だが、実際には自らの復活のために剛達を利用したに過ぎなかった。ハートから蛮野の過去と本性を聞かされ絶望しかけるが、「人間に害をもたらす悪は、例えそれが父親であっても倒す」と決意を改める。
その本性故にクリムは勿論、母も失望して剛と霧子と共に彼の元を去っている。最終的に剛にバンノドライバーを破壊されたことで、この世から消え失せた。
備考
仮面ライダー2号/一文字隼人のオマージュが多数盛り込まれている。名前の由来は一文字隼人を演じた佐々木剛から(佐々木氏は剛と書いて「たけし」だが)- フリーカメラマン設定
- 変身や技の時に発する効果音が1号や2号と同じ
- ライダーズクレストが今作の1号たるドライブと共通。これも立花レーシングマークで共通である1号&2号と同じ
シグナルマッハを装填した際の変身待機音には『レッツゴー!ライダーキック』のイントロのアレンジが使われている。変身ポーズは仮面ライダースーパー1の沖一也と似ており、ヘンリー博士役の大月ウルフもスーパー1に出演していたりする。
仮面ライダーマッハ
「お楽しみは俺からだ!」
概要
マッハドライバーにシグナルバイクやシフトカーを装填して変身する仮面ライダー。『仮面ライダードライブ』の二号ライダー。ドライブが車をモチーフ・乗り物としていたのに対し、こちらはバイクがモチーフ。
動力源は新型のグラビティドライブエンジン『NEX-コア・ドライビア』。ドライブを超えるネクストシステム。開発者はクリム・スタインベルトの恩師であるハーレー・ヘンドリクソン博士。開発当初はアメリカで活動していた。
11話でシルエットのみ登場し、巨大スパイダーロイミュードに襲われていた霧子を救出。第12話からガンマン・ロイミュードたちを追いかけて本格的に登場した。
名乗り
詩島剛が派手な演出を好んでいることもあり、変身後には必ず名乗りを入れる。横槍を入れられるとわざわざ仕切り直す。
第14話の前半では進ノ介のフォローに入ってロイミュード096を追ったが、名乗りの隙を突かれて攻撃されると、改めて名乗り直し、その間に逃げられてしまった(本人曰く「俺に隙は無かった」)。
それ以降の096との戦闘では名乗りを省略している。初登場時にはシフトカーアメイジングサーカスを使ってショーまがいのパフォーマンスをしていた。
欠点
変身者に大きく負担がかかる点から、変身には制限時間が設けられている。ただしその負担は鍛錬次第で軽減可能。剛自身のトレーニングや戦闘経験を経て、変身時間も次第に延びていっている様子。
それでも戦闘中に限界を覚えることはあり、剛本人もその弱点を理解しているようだが、それを悟らせまいと常に大胆なパフォーマンスで敵を翻弄していく。
ドライブがロイミュードを倒した際そのコアごと破壊するのに対し、マッハはロイミュードを撃破して出現したコアをその都度破壊している。
性能
頭部
側頭部と後頭部を覆う装甲『アーマープログレス』と装着者の間には、最新型の衝撃吸収材が挟み込まれており、状況に応じて硬度を変化させることで、あらゆる衝撃ダメージを吸収・無効化。内蔵の広域集音装置は各種センサーと連動して高精度の索敵を行う。
高感度の視覚センサー『マルチゴーグルアイ』は高速戦闘に適応可能。検知した熱源反応や動体反応などの情報は、変身者が一目で分かるようにまとめられ、リアルタイムでメット内部に表示される。
高精度の索敵装置『V-レーダー』が疑似的なレーダードームを頭部に形成。広範囲をカバーする三次元レーダー。
情報集約装置『マッハシンボル』は頭部の各種センサーが読み取ったデータを統合し、最速で敵を撃破する手順を提案する。胸部に装備されたR-エンブレムと連動し、全身各部の出力調整を補助する。
全身
体表を覆う防護スーツ『マッハライディングスーツ』が変身者の身体能力を限界以上に引き出す。凄まじいパワーによる、変身者への反動ダメージを軽減。円形の『R-エンブレム』は身体データをリアルタイムで集約し、全身へのエネルギー配分を自動調整する。
右肩に装備されたタイヤ『シグナコウリン』は内部装置を高速回転させることで、駆動機関が生み出したエネルギーを増幅する。シグナル交換の際は、シグナルバイクの能力をアイコン化したグラフィックが表示される。
肩部に装備された、2枚の柔軟なスタビライザー『ブラストマフラー』は動きに合わせて全体が風になびくようにスイング。全身のバランスを保持する。
充填された液体金属の内部移動によって重心バランスなどを微調整し、高速戦闘や必殺キック発動時における挙動を安定させる。
胴体
胸部に装備された強化プロテクター『ネオライドプロテクター』内部には高出力のシールド展開装置を搭載。全身にシールドを展開することで防御力を格段に上昇させる。
ボディ正面を覆うアーマー『ボディカウルアーマー』表面には、エネルギー攻撃を拡散させる粒子がコーティングされている。硬化合金を高圧縮した素材を使用することで、耐久性と柔軟性を兼ね備えている。
左肩ショルダーアーマー『ディフェンドレフター』内蔵の小型の重力制御装置によって、物理攻撃等による衝撃をほぼ無効化する。
装備
マッハドライバー炎
マッハが使用する変身ベルト。普段はバックルの状態で携帯する。グラビティドライブエンジン『コア・ドライビア-M』が内蔵。生み出されるエネルギーは、主にマッハへの変身と補助頭脳の稼働に使用される。
補助頭脳はドライバーの最深部に格納されており、全身システムを管理している。保護するシールド装甲『ハイメタルマフラー』は軽量かつ頑強な数十種類の圧縮合金パーツが使用。全体を覆う防御シールドを発生させ、あらゆる攻撃ダメージを軽減。
ベルト部
柔軟性に富んだ金属繊維製のベルト『ライバーウェビング』が頑丈さと着け心地の良さを両立。変身者がマッハドライバーを腹部に当てることで出現し、装着される。
安全喚起装置『リアセーフティデバイス』が装着者の負傷状況や活動限界までの時間をモニタリングし、警告を促す。最終的な判断は装着者に委ねられている。
性能
中心部に配置された多目的パネル『シフトランディングパネル』はシグナルバイクやシフトカーの能力や情報を読み取り、その特性をマッハに付加する。
ガードパーツ『フレームウィンガード』が装填されたシグナルバイクやシフトカーを、激しい戦闘から守る。中心部にある円形の窓『アビリティウィンドゥ』に装填したシグナルバイクのアイコンが表示される。
コンディションメーター『エナジーバックファイア』はエネルギー増幅炉の様子を映し出しており、各機能が高稼働状態に入った際は、内部のエネルギーバーナーが炎のように燃え盛る。装填したシグナルバイクによって色が変化する。
限界稼働
上部に設置されたブーストスイッチ『ブーストイグナイター』を押すことでドライバー内に蓄積された圧縮エネルギーを一気に解放。マッハや装備武器を一時的に高稼働状態にする。4回以上連打した際は、各機能が限界稼働状態に移行する。
エネルギー増幅装置『シリンダーアンプリファイア』内部のエネルギー増幅炉を利用して各シグナルバイクが持つ特殊エネルギーを増幅し、マッハやゼンリンシューターに「加速」や「拡散攻撃」などの特殊能力を付加する。
必殺技 シグナルライディングパネルを展開し、ブーストイグナイターを押した後に再び閉じて発動する。「ヒッサツ、フルスロットル!!(シグナルバイク名)!!」の音声が流れる。
データ信号を受信するためのセンサー『シグナルリンクレシーバー』にゼンリンシューターなどから光信号を受け取り、必殺技や特殊攻撃を行うようドライバーに伝達する。
SEは三連ホーンのような音がメインとなる他、所々に仮面ライダー1号を彷彿とさせるあの『キュイーン』と言うサウンドも鳴る。
ゼンリンシューター
マッハの使用する銃。前輪に似た形状で、黒をベースに白いフレームを取り付けたタイヤパーツが付属。タイヤの内側に赤いラインが走る。マッハの意思に応えて手元に出現し装備する。変身前でも使用可能。
高威力のエネルギー射撃や、タイヤパーツを利用した打撃攻撃を繰り出すことができる。マッハはこれを持って右腕を伸ばしたとき腕全体がバイクを模した形になるようデザインされている。
銃撃性能
引き金『フルスロットルトリガー』を引くと同時にシューター内部に蓄えられたエネルギーが解放。超電磁加速装置が内蔵された銃口『ヒットマズル』から圧縮された高威力のエネルギー弾を超高速で射出する。
照準装置『スナイピングストレイター』はロックオンした射撃対象の情報を集約し、各部の攻撃補正装置と連携して射撃精度を高める。
高速冷却装置『ヒートリジェクター』が高速連射などによる銃身の過熱を防ぎ、内部機構が破壊されないよう保護する。
打撃性能
特殊硬質ゴム製の強化タイヤ『ゼンリンストライカー』から高威力の打撃攻撃を繰り出せる。タイヤの高速回転と共に発生する強力なエネルギーの渦・レブストリームは、敵の装甲を削り取り、内部機能にまでダメージを与える。
タイヤパーツを支えるユニット『パワーホイールユニット』に高性能サスペンションが組み込まれており、打撃攻撃時の衝撃反動を軽減し、内部機能を保護する。
持ち手『フレームガングリップ』に銃撃角度の自動補正装置が内蔵。各種センサーと連動して攻撃命中率を格段に引き上げる。内部コンテナに貯蔵した高純度の圧縮エネルギーを利用することで、高威力の射撃や打撃が可能となる
特殊技 マッハドライバー炎にシグナル交換用バイクを装填し、未装填状態のゼンリンシューターのトリガーを引くと、データ信号を送信するためのセンサー『シグナルリンクトランスミッター』がマッハドライバーに光信号を伝達。
各システムを特殊攻撃や必殺攻撃の態勢に移行。各シグナルバイクの固有能力を使用できる。この際、ドライバーのブーストイグナイターを1回押すか連打するかで威力が変化する。
必殺技
ゼンリンシューターの『シグナルランディングパネル』にシグナルバイクをセットし、 シグナル交換用バイクが装填されたマッハドライバー炎と通信することで必殺技が発動する。
通常の射撃と同様に、ブーストイグナイターを押す回数で威力が変化する。強化装甲『シュートプロテクト』が内部機能と、装填されたシグナルバイクを保護。攻撃を受けると同時に装甲表面の金属粒子を剥離・爆発させ、衝撃ダメージを相殺する。
立体物
「車輪回転銃 DXゼンリンシューター」という名前で2014年12月27日発売。シグナルマガール付属。タイヤを回す度に「ゼンリン!」、銃撃する度に「シューター!」と鳴る自己主張の強い玩具。シフトカーやバイラルコアを装填することもできるが個別認識はない。
シグナルバイク
マッハの使用するバイク型のアイテムで、シフトカーのように自我を持っている。
シグナル交換の際にはシグナルライディングパネルに装填することで、右肩のシグナコウリンに能力を表す道路標識『アビリティクレスト』が表示される。
基本的な役割はシフトカーと同様である。性質的にその場で曲がったり止まったりと探索にはあまり向いていないが、シフトカーとの合同捜査ではその役目を果たしていた。
ライドマッハー
シグナル交換の際にはシグナルライディングパネルに装填することで、右肩のシグナコウリンに能力を表す道路標識『アビリティクレスト』が表示される。
基本的な役割はシフトカーと同様である。性質的にその場で曲がったり止まったりと探索にはあまり向いていないが、シフトカーとの合同捜査ではその役目を果たしていた。
ライドマッハー
スペック
全長:3.11m
乾燥重量:275kg
馬力:300ps(220.6kw)
最高時速:460km/h
概要
マッハの搭乗するバイク。詩島剛も普段からこのバイクに乗っている。動力源はコア・ドライビア-R。迅速な追跡と迎撃が得意。 ドライブのトライドロンと同様、重加速下でも問題なく走行可能。頑強な装甲に覆われており、障害物やロイミュードを轢いて吹っ飛ばしても壊れない。チェイスの乗るライドチェイサーと合体することでライドクロッサーになる。
機体後部からは敵からの攻撃を防ぐシールドエネルギーを展開可能。車体前部には砲撃装置『サドゥンイレイザー』を搭載。物体を消滅するビームを発射する。
ヘッドライト『グリントモジュール』と『デイライトゲイザー』で相手の攻撃を捕捉。砲撃角度の修正や敵の内部構造の解析を行う。
備考
ドライブドライバーより出来が良いのではとまで言われる逸品である。中の人の稲葉氏的にはライダーより戦隊派。彼は高校生時代ハンドボール部だったが、その顧問だったのが『魔法戦隊マジレンジャー』のマジシャイン/ヒカル役だった市川洋介氏。
形態一覧
シグナルバイク! ライダー!
「レッツ、変身!」
Mach!
「追跡、撲滅、いずれもマッハ! 仮面ライダーマッハ!!」
スペック
身長:205.5cm
体重:96.6kg
パンチ力:9.7t
キック力:16.7t
ジャンプ力:ひと跳び40.3m
走力:100mを2.4秒
パンチ力:9.7t
キック力:16.7t
ジャンプ力:ひと跳び40.3m
走力:100mを2.4秒
概要
マッハドライバーにシグナルマッハ―を装填して変身する基本形態。白いライダースーツ『マッハライディングスーツ』と長いマフラー、そして右肩に施された標識『シグナコウリン』(もしくはコウリンシグナル)が目を引く。
オーバーフローを回避するために、マスクのバイザーを展開し全身の余剰エネルギーを強制排気することが可能。通常は戦闘後に行われる。
戦闘能力
新型エンジン『NEX-コア・ドライビア』を中心とした新型システム『ネクストシステム』を搭載。これによりドライブを上回る戦闘力を発揮する。ベルトはドライブドライバーのように意志を持たない代わりに、AIによる補助機能が装備されている。
スピーディーでアクロバティックなアクションと、専用武器『ゼンリンシューター』を使用する銃撃戦・接近戦を得意とする。
ゼンリンシューターをグローブ代わりにした強力なパンチを繰り出せる。劇中ではドライブの背中に攻撃を当てて飛ばすという使い方も見せた。
性能
頭部『V-ヘルム』
数種類の圧縮合金板が重ね合う流線型の装甲『エルードストリーム』が頭部を保護。表層になめらかな防御フィールドを形成することで、銃弾やエネルギー攻撃を受け流す。
顔面を守る複合装甲『コンポジットフェイスガード』は榴弾の直撃にも耐えうる新型の圧縮合金を重ね合わせることで、装甲内部の変身者へのダメージを防いでいる。
顔面を保護するバイザー『イノベイトバイザー』には新開発のクリア素材を使用しており、エネルギー攻撃を反射可能。内部エネルギーのオーバーフローを回避するために、バイザーを開いて全身のエネルギーを強制排気できる。
『エアヘッドインテーク』が取り込んだ空気で各種デバイスの冷却を補助。空気中のエネルギーを取り込み、稼動エネルギーとして利用できる。
腕部
腕部の攻撃補正装置『シューターエクスギア』が各種武器と連動。攻撃動作を微調整する。装置内部にチャージされたエネルギーを解放し、防御シールドを展開可能。
手首の制御ブレス『エヴォルブリミッター』が変身者の生体データやダメージ状況を常時モニタリングし、パワーの最大出力や活動限界時間にリミットを設定。システムの改良や、変身者が自身の肉体を鍛えることで、リミットは延長可能。
拳を覆う強化装甲グローブ『ヘイストグローブ』は高圧縮エネルギーでグローブ全体を覆い、衝撃波を伴う音速パンチを繰り出せる。掌には特殊繊維が使用されており、グローブの接触によるデータ通信や、エネルギーの受け渡しができる。
脚部
膝を覆う強化装甲『スマッシャープレート』は関節強化機能によって膝部分の動作を高速化し、高威力の膝蹴りを繰り出す。
脚力強化アーマー『アドバンスドレッグ』内部の複数の高性能サスペンションが、脚部のパワーと瞬発力を極限まで引き上げ、高威力のキックと高速動作を可能にする。
足先の強化装甲ブーツ『アクティブファストブーツ』は接地性に優れた高性能のグリップパーツを使用しており、一瞬でトップスピードに至る急加速や、安定した高速戦闘を可能。高圧縮エネルギーを足裏に集中し、音速の必殺キックを繰り出せる。
シグナル交換
ドライブのタイヤ交換とほぼ同様の能力。シグナルバイクを入れ替えることで右肩のシグナコウリンに標識をイメージしたシンボルマークアビリティクレストが出現、ゼンリンシューターに特殊能力を付加することができる。
それぞれ名称はコウリンシグナル○○のように変化する。なお、シグナルバイクをセットした時には、仮面ライダー1号の変身時と同じSEが入る。
マガール
シグナルマガールのシグナルバイクでシグナル交換した姿。弾丸の軌道を自在に曲げることができ、物陰に隠れた相手も攻撃可能。
キケーン
シグナルキケーンのシグナルバイクでシグナル交換した姿。サメと弾丸を合わせたような姿の魔獣を呼び出すことができる。敵に噛みつかせることが可能。必殺キック発動時は、自身を弾丸型の「魔獣」と化して敵に突撃する。
トマーレ
シグナルトマーレのシグナルバイクでシグナル交換した姿。ゼンリンシューターから一時停止標識型のエネルギープレートを射出。標的の動きを止めることができる。
ゼンリンシューターのビートマッハーで使用してタイプデッドヒートの暴走を止めた。人間に発射しても問題はなく、第28話ではシーカー・ロイミュードによって暴れていた市民たちの動きを止めた(複数の対象が隣接している場合、1発で纏めて動きを止められる模様)。
カクサーン
シグナルカクサーンのシグナルバイクでシグナル交換した姿。発射した弾丸を任意のタイミングで散弾のように分裂させる。複数方向から敵を攻撃する射撃が拡散するタイミングをドライバー側でコントロールすることも可能。
タイヤ交換
上記シグナル交換以外にも、シフトカーをマッハドライバー炎に装填することでドライブと同様にシフトカーの能力を行使可能。
その際ドライブが対応したタイヤを装着するのに対し、マッハは肩のシグナルが各シフトカーごとにドライブドライバーに表示されるパターンと同じマークに変わる(玩具「TKシリーズ」では実際にドライブのタイヤを肩に装着する形式)。
モエール
マックスフレアでタイヤ交換した姿。ゼンリンシューターから火炎弾を放つことが可能。火炎弾は着弾後にマッハドライバー炎を操作することで急に燃え上がり、攻撃対象を炎で包み大ダメージを与える。ヒットマッハ―でブレンを火だるまにした。
アラブール
ランブルダンプでタイヤ交換した姿。ドライブ同様ドリル型武器「ランブルスマッシャー」を装備可能。 最高速からのドリル突撃で大ダメージを与える。右脚にも装着でき、キック技を繰り出す。
基部の回転制御装置『ディグストレイター』は使用者の状態に関わらず、フルパワーの高速回転を維持し続ける。超硬化合金製のドリルパーツ『ハイメタルビット』表面に施された削岩用の特殊コーティングにより、固い岩盤やロイミュードを迅速に破砕可能。
マゼール
スピンミキサーでタイヤ交換した姿。ゼンリンシューターからコンクリート弾を連射可能。特殊コンクリート弾は着弾と同時に一瞬で変質し、通常のロイミュードでは破壊できない程に硬化する。
ドライバーを連打してコンクリートを固め、敵の攻撃や行動を防ぐ。春休み合体1時間スペシャルで使用し、カメバズーカの砲口を塞いで自爆させた。
その他能力
重加速制御装置NEX-コア・ドライビアがエンジンの回転と振動を利用して、重加速を打ち消す波動を放てる。リミッターを解除することで胸が発光。ロイミュードと同じように重加速現象を引き起こすことが可能。
ガンマンロイミュード戦では背中からエネルギーを噴射する事で短時間であるが飛行していた。加速機能を使用すれば、ファイズアクセルに匹敵するスピードを出すことができる。
必殺技
キックマッハー
マッハドライバーを操作して発動。ライダーキックを繰り出す。劇中ではシグナルマッハとキケーンで使用した他、ランブルダンプを装填した「アラブルキックマッハー」を発動した。
ヒットマッハー
ゼンリンシューターにシグナルマッハを装填して発動。バイクやカーの特性を付与した光の弾を射出する。シグナル交換をしていれば、発射後でもドライバーのスイッチを操作して特殊効果を付与できる。
劇中ではカクサーンとキケーンで使用(玩具CMではマガールも使用)。効果を加えないパターンは『スーパーヒーロー大戦GP』で披露している。
ビートマッハー
ゼンリンシューターにシグナル交換用のシグナルバイクを装填してからゼンリンストライカーを回転させて発動。タイヤの打撃にシグナルバイクやシフトカーの特性を付与する。
ドライバー側を操作せずとも効果が直接発動する。劇中ではトマーレとカクサーンで使用。一度シグナルマッハを装填して発動したことがあるが、進ノ介に呼び止められ不発に終わった。
最終話と『シークレット・ミッション type Lupin ~ルパン、最後の挑戦状~』ではドライバーにシグナルマッハを装填した状態で発動。両者はおそらく装填する対象が異なるのみで技自体は同じと思われる。
ドライバー側を操作せずとも効果が直接発動する。劇中ではトマーレとカクサーンで使用。一度シグナルマッハを装填して発動したことがあるが、進ノ介に呼び止められ不発に終わった。
最終話と『シークレット・ミッション type Lupin ~ルパン、最後の挑戦状~』ではドライバーにシグナルマッハを装填した状態で発動。両者はおそらく装填する対象が異なるのみで技自体は同じと思われる。
マッハマグナム
ガンバライジングオリジナルの必殺技。その場で力を抜きながら軽く跳ね、着地と同時に高速移動。一瞬で間合いを詰めて飛び膝蹴りを放ち、相手を吹き飛ばす。
そして、吹き飛ばされた方向に高速で先回りし相手をさらに弾き飛ばし、そのまま円周しながらパンチ、キックで先回り→吹き飛ばしを続け、最後は腹部に強烈な蹴りを放ちフィニッシュする。
ルート・ザ・マッハ
ガンバライジングオリジナルの必殺技。まずは高速で突進してゼンリンシューターのパンチを食らわせる。その流れで今度は相手の腹部に攻撃を叩き込み、空中に吹っ飛ばす。ガンバライジングオリジナルの必殺技。その場で力を抜きながら軽く跳ね、着地と同時に高速移動。一瞬で間合いを詰めて飛び膝蹴りを放ち、相手を吹き飛ばす。
そして、吹き飛ばされた方向に高速で先回りし相手をさらに弾き飛ばし、そのまま円周しながらパンチ、キックで先回り→吹き飛ばしを続け、最後は腹部に強烈な蹴りを放ちフィニッシュする。
ルート・ザ・マッハ
勢いで自身も宙に舞い、回転しながら銃弾を無数に発射。最後に落下しながらトドメの一撃を放ち、相手の爆発と共に着地。
カクサンリベレーション
ガンバライジングオリジナルの必殺技。ゼンリンシューターから数発の銃弾を放ち、ブーストイグナイターを押して銃弾を大量に拡散させる。相手は銃弾を食らって大爆発。
シグナルバイク・シフトカー! ライダー! Dead heat!!
「さあ、後は知らないぞ~?」
スペック
身長:200.5cm
体重:107.1kg
パンチ力:15.3t
キック力:23.7t
ジャンプ力:ひと跳び36.5m
走力:100mを3.2秒
パンチ力:15.3t
キック力:23.7t
ジャンプ力:ひと跳び36.5m
走力:100mを3.2秒
概要
マッハドライバーにシフトデッドヒートを装填して変身する強化形態。シフトデッドヒートはハーレー博士によって完成された。
認識時はシグナルバイクとシフトカー両方の音声が鳴る。ドライブ・タイプスピードと同じく真紅のメタルボディに、左胸に襷のごとく装着されたタイヤが特徴。
外見
ドライブと共有して使う事を前提として開発された為、全体的にタイプスピードとマッハがごちゃ混ぜになった外見をしている。特に下顎にはタイプスピードのガルウイングが上下逆かつ後ろ向きについている。
これはタイプデッドヒートの後頭部についていたマッハの顔が、ガルウイングごと前にスライドしてドライブの顔を覆った為である。
これはタイプデッドヒートの後頭部についていたマッハの顔が、ガルウイングごと前にスライドしてドライブの顔を覆った為である。
戦闘能力
強力なパワーを誇り、シフトカーの能力が加わった事で進化したロイミュードの肉体ごと本体であるコアを破壊可能。体表は常に高熱に覆われている。内部で生成される莫大な稼働エネルギーと熱を利用して、爆風を伴う超高熱の格闘技を繰り出せる。
右肩に備えた『DH-コウリン』は、全身を高速循環する高熱エネルギーの流れを整え、各部機能が均一に強化されるよう調整する。反面スピードでは通常のマッハに劣る。
バースト
長時間戦闘を行っているとDH-コウリンに備えられたメーターがレッドゾーンに達する。タイヤがバーストを起こし、剛にも制御できない暴走状態に陥る。敵味方関係無く周囲の人物に襲い掛かったり動きが鈍くなる。
それまでは暴走前に勝負を終わらせることが出来ていたものの、23話でバーストして制御不能になった隙に攻撃され、ベルトを壊された。
制御
ドライブとロイミュードが強くなる中置いてけぼりになったと感じていた剛だったが、 周りの支えもあり焦りを振り切った。第24話では意図的にタイヤをバーストさせることでシュートロイミュードによって体内に打ち込まれた毒を衝撃で吹き飛ばした。
デッドゾーンに入りタイヤがバーストしても暴走を乗り越え戦闘を行うという、ドライブですらできなかった芸当をやってのけ進ノ介や戦いを監視していたハートを驚かせた。
性能
頭部『M-バーンメット』
流線型の装甲『エルードストリームアーマー』は耐衝撃性に優れた圧縮合金板を重ね合わせている。表層になめらかな防御フィールドを形成することで、銃弾やエネルギー攻撃を受け流す。『コンポジットフェイスガード』が『コンポジットガードパネル』に強化。
自身の状態を把握する、青いライン状のセンサー『シグナル-M』が損害状況や稼動状態を確認し、マッハシンボルに伝達する。
エアロパーツ『フレームヘッドウィング』は全身にダウンフォースを発生させ、動作を加速。全身から生じた余剰熱の流れをコントロールする。吸排気装置『フェイスインテクター』内部の冷却エアフィルターは、取り込んだ空気から不純物と余分な熱を取り除く。
全身
体表を覆う耐熱防護スーツ『ヒートライディングスーツ』が変身者の身体能力を限界以上に引き出す。表面に蓄積した熱を腕部や脚部に集中。超高熱化した格闘攻撃を繰り出す。
右肩に装備されたタイヤ『DH-コウリン』はシフトデッドヒートに蓄えられた過熱活性剤を利用し、莫大な稼働エネルギーと熱を生成。生み出された高出力のエネルギーは、全身各部を高速循環し、全機能を限界寸前まで高めている。
胴体
胸部を覆う、特殊合金製の耐熱装甲『ブラストカウル』は装備したタイヤを回転させる機構を持つ。表層には熱を蓄積する機能が備わっており、熱エネルギーの解放によって、必殺技の爆発力を増すことができる。
変身時に装備される、タイプデッドヒート標準仕様のタイヤ『タイプデッドヒートタイヤ』は全身を高速循環するエネルギーの流れを整え、各部機能が均一に強化されるよう調整する。
四肢
肩部装甲『サーマルディフレクター』は全身から生じた余剰熱の流れをコントロールし、熱攻撃として再利用する。電磁力による運動補助機能を備えており、肩の力を瞬間的に増大させ、高速かつ強力なパンチを生み出せる。
『ヘイストグローブ』から爆風を伴う超高熱パンチを、高圧縮エネルギーを『アクティブファストブーツ』の足裏に集中し、超高熱の必殺キックを繰り出せる。
シグナル交換・タイヤ交換
シグナル交換が可能だが、その際の外見的な変化はDH-コウリンに装填したシグナルバイクのアビリティクレストが一時的に浮かぶのみ。タイヤ交換の場合は、胸に他のタイヤを装備。シフトカーに応じた武器も使用できるようになる。
デッドヒートアラブール
シフトカー! タイヤコウカーン!アラブール!
第28話にて登場。シフトカー・ランブルダンプを使用する。外見的な変化は追加武装であるドリル型武器「ランブルスマッシャー」以外に無し。胸部がタイヤ交換されなかった。高熱をまとったドリル攻撃で敵を穿つ。
左手にランブルスマッシャー・右手にゼンリンシューターと言う戦闘スタイルでシーカー・ロイミュード及び仮面ライダーチェイサーに襲い掛かりチェイサーを変身解除に追い込んだ。チェイスを倒そうと必殺技を繰り出すも、駆け付けたドライブに阻止された。
デッドヒートナオール
シフトカー! タイヤコウカーン!ナオール!
第24話にて登場。シフトカー・マッドドクターを使用する。同話でシュートロイミュードに撃ち込まれた毒を治療するのにこの形態を使用した。
第24話にて登場。シフトカー・マッドドクターを使用する。同話でシュートロイミュードに撃ち込まれた毒を治療するのにこの形態を使用した。
厳密には、毒で身動きが取れなくなったマッハに代わって霧子がドライバーにシフトカーを装填して高速治療の必殺技を発動し、治療完了と同時に変身は解除された。テレビ朝日の公式サイトに掲載されなかったが、ライダー図鑑にて正式に掲載された。
性能
診断・治療を行うための装置『キュアクイッカー』は自身を治療する際は、高速回復の代償として強烈な痛みが伴う。
接続された聴診器型ユニット『ペインスコープ』が治療対象を瞬時にスキャン。手当てが必要な部位を特定する。トリートエナジーを送り込んで治療を施すこともできる。
デッドヒートモエール
シフトカー! タイヤコウカーン!モエール!
第38話にて登場。シフトカー・マックスフレアを使用し、マックスフレアタイヤを装備した姿。全身各部をマックスフレアタイヤの力で急速過熱し、格闘攻撃の爆発力を高めることが可能。ゼンリンシューターを用いた攻撃にも炎を付加することができる。
第38話にて登場。シフトカー・マックスフレアを使用し、マックスフレアタイヤを装備した姿。全身各部をマックスフレアタイヤの力で急速過熱し、格闘攻撃の爆発力を高めることが可能。ゼンリンシューターを用いた攻撃にも炎を付加することができる。
泣き崩れるメディックを倒そうとマックスフレアを借りて必殺技を発動したが、その直後ハンドル剣を手にしたドライブにより防がれた。
性能
放たれる火炎エネルギーの流れを『ヒートフレアパネル』が制御。パネル角度の微調整を自動的に行い、タイヤの回転速度と火炎エネルギーの噴射角度を最適化する。
火炎エネルギーの噴射口『ヒートフレアスラスター』は自身の発する熱の力を利用することで、エネルギー噴射による熱攻撃の威力を飛躍的に高めている。
必殺技
ヒートキックマッハー
マッハドライバーを操作して発動。ライダーキックを繰り出す。キックマッハーの強化版。「アラブルキックマッハー」の強化版とヒートキックマッハーのフレア版も使用した。
ガンバライジングでの名称はマグナムレイジ。ジャンプし空中でスピン。その勢いのまま相手に急降下キックを叩き込む。ベルト操作がなく、エフェクトは控えめ。
ヒートビートマッハー(仮) 初使用はゼンリンシューターにバイクを装填せず、デッドヒートが装填されたドライバーのスイッチを連打するパターン(そのためどちらかと言うと強化技に近い)。
ヒートヒットマッハー(仮)
初使用は春休み合体1時間スペシャル。同じくゼンリンシューターには未装填でドライバーにデッドヒートが装填されているが、こちらはヒッサツで発動した。
クイックストリーム
ガンバライジングオリジナルの必殺技。赤いオーラを纏い地面が抉れるほどのスピードで連続攻撃、最後はふらつく相手を強烈なパンチで吹き飛ばす。ボイス・ロイミュードが率いる下級ロイミュードを一掃した時に使用した技に近い。
クイックストリーム
ガンバライジングオリジナルの必殺技。赤いオーラを纏い地面が抉れるほどのスピードで連続攻撃、最後はふらつく相手を強烈なパンチで吹き飛ばす。ボイス・ロイミュードが率いる下級ロイミュードを一掃した時に使用した技に近い。
TKシリーズ
頭部の変形と変身アイテムの前後入れ替えでタイプデッドヒートとデッドヒートマッハの2形態に変化する。パーツを差し替えしない点が評価されている。
一方、裏の変身アイテムが見えるためディスプレイが角度限定になってしまう。タイプデッドヒート時に後頭部のマッハ顔が見えるのは実物もその仕様なので一応問題はない。
備考
当初はドライブと共用の強化アイテム故に複数の強敵が同時に出現した際にはどちらかがシフトデッドヒートを譲らねばならなかった。
第22話のタイプフォーミュラ登場後はほぼマッハ専用のような扱いとなった。ただし第26話で一度だけハートと対峙したドライブが再びタイプデッドヒートに変身している。
同じくマッハドライバーで変身する仮面ライダーチェイサーもシフトデッドヒートを使用できると思われるが、その場合どのような外見になるかは不明。ちなみに設定上、能力自体はデッドヒートマッハよりもチェイサーの方が上となっている。
チェイサーマッハ
「だがな…一番許せねえのは、俺の…俺のダチの命を奪ったことだッ!! 行くぜチェイス…一緒に戦ってくれ!」
シグナルバイク! ライダー! Chaser!
スペック
身長:205.5cm
体重:98.7kg
パンチ力:25.2t
キック力:30.5t
ジャンプ力:ひと跳び44.3m
走力:100mを2.0秒
キック力:30.5t
ジャンプ力:ひと跳び44.3m
走力:100mを2.0秒
概要
チェイスから託されたシグナルチェイサーをマッハドライバーに装填して変身した最強形態。初登場は第46話。マッハとチェイサーのパーツが混ざった外見をしている。
ヘルメットと上半身アーマーと上腕部はマッハ、ボディスーツとレガース、グローブはチェイサー。しかしチェイサーのパーツ部分はマッハに合わせたためかやや細部が異なる。
戦闘能力
天才科学者であった蛮野にも想定外の姿。スペックではデッドヒートマッハ、パワーだけならタイプフォーミュラ、パンチ力においてはタイプトライドロンをも上回る。
マッハのスピーディーなアクションと、チェイサーのパワフルさが合わさったような戦闘スタイル。高速戦闘能力と破壊力から繰り出される絶大な力で邪悪な敵を撲滅する。
ブーストイグナイターを連打することで、マッハ同様限界機動状態となって超高速移動が可能。武器は自身のゼンリンシューターとチェイサーのシンゴウアックスを使用する。
活躍
それまで押され続けていたゴルドドライブに対して互角以上の戦いを演じる。途中、ゼンリンシューターとシンゴウアックスを奪われ、ゴルドドライブの干渉波により動きを封じられピンチに陥る。
ところが、どこからか飛来した魔進チェイサーの3種のチェイサーバイラルコアを取りこむことにより束縛を振り切り形勢逆転。武器を奪い返してゴルドドライブを圧倒。
最後はライダーキックの打ち合いになるが、現れたチェイサーの幻影と共に放ってこれを制する。ゴルドドライブに止めを刺した。
小説版
『小説 仮面ライダードライブ』では005に立ち向かう為、プロトタイプのマッハドライバーを使用して再び変身する。
蛮野との戦いもリベンジャーによって観測されていたが、ロイミュードであるチェイサーが半身であるためフリーズの力が通じないことは彼の計算外であり野望を砕く一因となる。
性能
全身
全身を覆う防護スーツ『メタルハイドスーツ』は局所的な自動伸縮と変身者への電気刺激によって動作の無駄を省き、身体能力を限界以上に強化。細やかで素早い動作も得意。音を立てずに敵の背後に忍び寄れる。
全身各部を走る、紫色のエネルギーライン『ヴァイオレットライナー』は駆動機関が生み出したエネルギーを高速循環させ、各部機能の稼動状態を最適化する。
ボディ正面を覆うアーマー『ボディカウルプロテクター』内蔵の高出力のシールド発生装置から全身を覆うエネルギーシールドを形成することで、防御力を格段に上昇。
腕部
腕力強化アーマー『アームドエクスギア』が圧縮エネルギーを利用した腕力強化や、防御シールドを展開する。エネルギーを敵の内部に叩き込み、各種機能に障害を発生させる。
手首の制御ブレス『エヴォルブレス』が変身者のダメージ状況などを常時モニタリングし、各部のパワーバランスを調整。変身者の判断でリミッターを解除できる。
拳を覆う強化グローブ『レイドヒットグローブ』は拳に溜めた高圧縮エネルギーを一瞬で解放し、衝撃波を伴う強化パンチを繰り出す。
脚部
膝を覆う強化装甲『インパルサープレート』は関節強化によって運動能力を向上させる。指向性の衝撃波を発生させ、膝蹴りで敵の内部システムを破壊可能。
脚力強化アーマー『ストロングレガース』内蔵の電磁式強化装置が、脚部のパワーと瞬発力を極限まで引き上げ、高威力のキックと高速動作を可能にする
備考
本編で1話限りの登場ながら、それまで仲違いしていたチェイスとの友情変身と活躍からか、ドライブの中でも特に人気が高いライダーである。
マッハドライバーには仮面ライダーチェイサーを開発した際に拡張機能が追加されている。スロットに入力された戦闘データとベルト内部に保存された戦闘データを組み合わせることで新たなライダーを試作することができる。
ただし、シグナルチェイサーにはチェイサーしか使用出来ない。この制限を剛が突破出来た事についてはマッハドライバーの機能だけでは説明出来ず、まさしく奇跡の変身である。
ただし、シグナルチェイサーにはチェイサーしか使用出来ない。この制限を剛が突破出来た事についてはマッハドライバーの機能だけでは説明出来ず、まさしく奇跡の変身である。
評価
変身音は仮面ライダーチェイサーと全く同じ(よって玩具のシフトチェイサーでも変身シーンが問題なく再現出来る)。スーツもマッハとチェイサーのニコイチと言う感じの、急造感が強い姿である。
この事から当初の番組予定にはなかった形態である可能性が高い。悪く言えば手抜きとも取れるデザインに関してはダサいと言われがちだが、それが逆に本来あり得なかった奇跡の変身らしくて良いと言う声が多い。
超デッドヒートマッハ
シグナルバイク・シフトカー! ライダー! 超! デッドヒート!!
概要
かつてチェイスがエンジェルから得たライノスーパーバイラルコアを改造した、「シフトバイラルコア」をマッハドライバー炎(プロトタイプ)に装填することで変身した新たな姿。『小説仮面ライダードライブ マッハサーガ』に登場。
剛はこの形態を「マッハとチェイサーが完全に一体化した究極の姿」と捉え、仮面ライダーは人間とロイミュードを一体にさせることで完成するという彼なりの仮面ライダーに対する答えを得た。
外見
頭部はマッハの「V-ヘルム」の奥にチェイサーの複眼「オープンドアイ」(シャッタードアイ)が覗き、身体は白い超魔進チェイサー。
名前共々超デッドヒートドライブと同系統の変身であることが窺える。元となったライノ自体も、Vシネマの特典アイテムがトライドロンキーと同一の認識パターンとなっている。
活躍
事件の犯人であるロイミュード005との決戦で、チェイスの声に導かれるようにして変身。未知の姿に変身したことに動揺した005に連続パンチを見舞う。
最後はライダーキックでトドメを刺した。変身に使用したドライバーは1回の変身が限度で、戦闘開始から5分後に自壊している。
マッハチェイサー
シグナルバイク!シフトカー! ライダー!
「Let’s 変身!」
マッハ!チェイサー!
「追跡、撲滅…いずれもマッハ! 仮面ライダー…マッハチェイサー!」
概要
シフトライドクロッサーをマッハドライバー炎にセットすることで変身する新たな最強フォーム。初登場はVシネマ仮面ライダードライブドライブサーガ第2弾『仮面ライダーマッハ』。ドライバーとシフトカーはドライブピット凍結後に新たに開発されたもの。
マッハのスピードとチェイサーのパワーを、高いレベルで併せ持っており、短時間ならチェイサーマッハを超える戦闘力を発揮できるとされる。
外見
基本的にはチェイサーマッハがベースだが、マッハ部分のカラーリングが白から青系統の色に変わっており、目の色は仮面ライダーチェイサーと共通になっている。上半身から延びるラインも、マッハとチェイサーの両方のラインが描かれている。
シフトライドクロッサー
ライドクロッサーを模した新たなシフトカー。シフトデットヒートの様に『シグナルバイク!シフトカー!』となっているが、シフトデットヒートとは異なり、シグナルバイクと言った後に一旦間があってからシフトカーと音声が流れる。
待機音声はチェイサーで、変身時のBGMはマッハのBGMの前半とチェイサーのBGMの後半が合体している。
必殺技
キックマッハー(名称不明)
マッハドライバーを操作して発動。青い炎と紫色の丸いエネルギーを纏い、跳び蹴りを放つ。かつてゴルドドライブを倒したチェイサーマッハのキックを上回ると思われる。リベンジャーロイミュードのボディを破壊し、その手でロイミュード005のコアを粉砕した。
ヒットマッハー(名称不明)
ゼンリンシューターからライドクロッサー型のエネルギーを発射する。発動の際はゼンリンシューターにシグナルカクサーンを装填した。
備考
DX版の音声の仕組みはシフトトライドロンとほぼ同様である。そのため、マッハドライバー炎からの音声は変身時の場合「シグナルバイク!」と「ライダー!」のみとなる。
ただし変身時の音声を再現しようとしたせいか、すべてのDX玩具で「シフトカー!」の音声が鳴ってしまう他、ドライバーの構造の関係で加速機能は再現されていない。
劇中の活躍
デッドヒートの制御
ドライブタイプフォーミュラ登場後は自身の力不足を憂い、焦りのあまり空回りを繰り返す。第23話ではシュート・ロイミュードの攻撃でマッハドライバー炎を破壊された。
第24話でりんなにマッハドライバー炎を修理してもらった際、マッハのパワーアップを嘆願する。しかしベルトさんには「焦りすぎている」ことを指摘され、自分をもっと信じるよう助言を受ける。
その後、霧子と幼少期を振り返り、彼女の「信じている」という言葉で立ち直る。「俺はすでに強い」と自信を取り戻すことによってデッドヒートを完全に制御することに成功、シュート・ロイミュードを撃破する。
チェイスの加入
チェイスがプロトドライブの記憶と誇りを取り戻し、再び仮面ライダーとなって周囲に歓迎される。ロイミュード殲滅を第一に掲げる剛はチェイスを認められず、劣等感と苛立ちが募っていった。
敵意も剥き出しに攻撃を加えた。第27話冒頭では意見が対立した霧子から平手打ちを受ける(この際、先に剛が霧子の事を力強く押した為、霧子に非があった訳では無い)等、ある程度チェイスやロイミュードに対して寛容な考えを持つ周囲の人間から孤立を深めていく。
そのことをロイミュードにも付け込まれ、チェイスらに向けた憎悪の感情が暴走しかけるも、進ノ介に止められる。
裏切り
第27、28話では強い憎悪の念をシーカー・ロイミュードに利用される。ロイミュードと融合していた人間を分離させることなく撃破=殺害する寸前まで暴走。心身ともに疲弊する。
第29話からはブレンのタブレットPCを強奪するため、人類を裏切ったふりをしてロイミュード側に付く。第29話終盤ではブレンと共に姿を現し、ライダーに襲い掛かった。
第30話では001によってロイミュードへの憎しみをライダーに向けるよう記憶を改ざんされている可能性が提示されるが、特異体質の剛は効いていないためミスリードに終わる。
特状課に「ミスターX」を名乗って真影壮一の行った全国一斉検診のデータを密告しており、特状課を陰から支援していた。
タブレットの詳細
タブレットには電子頭脳になった蛮野がインストールされており、これをロイミュード全滅の鍵と考えていた。「ロイミュードのすべて」を記録したデータベースが存在している。
第33話で剛を救出に来たチェイスが001に追い込まれた瞬間に奪い去った。しかしフリーズロイミュードに進ノ介が倒される。
悲しむ霧子の表情を見てショックを受けて、奪ったタブレットをヤケになって捨て去ろうとする。だがチェイスに止められて諭される。
その後、霧子に土下座しながら経緯を説明して懺悔。その誠意が伝わり、何一つ叱らずに自分を許して信じ続けてくれた姉に「これで姉ちゃんはまた笑顔になれる」とタブレットから得た計算式を書いたメモ帳を見せる。その計算式によって進ノ介が復活した。
蛮野の計画
「今更仲間面して戻れる訳がない」と重い責任を感じ、特状課やドライブピットに姿を見せず、タブレット片手に独自行動。タブレット内の人工知能の研究及び活用法を模索する。
第35話ではシーフ・ロイミュードと交戦する進ノ介、チェイスに加勢。終盤ではタブレットを取り戻しに来たハートと対峙した。第36話で苦戦するが、蛮野博士自身の力によりその場を切り抜ける。
ブレンの毒に侵された唐沢ゆかりを救うため、治療を蛮野に依頼。チェイスと共に様子を見守る。治療が成功した後は元気なゆかりとチェイスと一緒にゆかりを救出!イッテイーヨというコメント付きの動画を撮影して特状課に送信、ゆかりの安否を心配していた進ノ介を安心させた。
終盤、追い詰められた仁良とブレンが正体を表した際に、進ノ介・チェイスと同時に変身。ようやく揃い踏みした三人で敵を撃破した。
共闘
それ以降もしばらくは蛮野と共に単独行動を継続。第38話では蛮野の静止を振り切って他の仮面ライダーとクック・ロイミュードとの戦闘に加勢。
第39話では特状課籠城事件、006ら新しい幹部の登場と前後して再び特状課を訪れるようになり、蛮野がタブレットに魂を移していたことを霧子を含めた皆に明かす。
この頃にはタブレットから得た情報がかなりの成果を挙げていたこともあり、剛はすっかり蛮野博士を味方だと認識していた。霧子を安心させるべく、蛮野が悪人で無いと証明するためトルネード・ロイミュードの事件に取り組む。
父の裏切り
ところが終盤、タブレットの中の蛮野がライドブースターを乗っ取り、ハートと交戦中の進ノ介を森の奥深くに叩き落とした。
第40話では蛮野天十郎の邪悪な本性と自分たちは彼の復活の為だけに利用されていたことをハートに教えられる。しかし進ノ介からの激励を受け、父親から決して逃げずに向き合い、蛮野を含めた人類を脅かす『全ての悪』と戦う覚悟を決めて立ち直る。
終盤でトルネード・ロイミュードに苦戦するドライブの援護に駆けつけた。後から加勢しに来たチェイサーと共にトルネードを撃破する。チェイスとの関係も軟化。彼の相談に乗ったり彼に笑顔を向けたりと、以前では考えられない行動が増える。
来るクライマックス
第41話での事件を「メディックによる卑劣な人体実験か何か」と決め付けたり、第43話にてチェイスに「お前はロイミュードなんだ!ダチになれる訳があるか!」と発言。ロイミュードへの不信感は拭えていない。
その一方で第44話で霧子の見舞いを躊躇する進ノ介を見て、傍らのチェイスに笑顔を向けており、父親の件もあってか変わりつつある。
第44話にてブレンの最期を目の当たりにした際には怒りを爆発。ラストでは蛮野の卑劣な策略から進ノ介やチェイスのみならず敵幹部であるハートやメディックをも庇っている。
しかしその際、肉体に大ダメージを受けてしまっていた。チェイスに戦線離脱を勧められるもそれを拒否。最終決戦の作戦に参加する。
最終決戦
第45話では怪我のせいで実力を発揮できず、ゴルドドライブに追い詰められる。危ないところを庇ったチェイスが致命傷を負う。チェイスは「人間が俺にくれた宝物」である運転免許証とシグナルチェイサーを剛に託すと、蛮野に自爆特攻する。 それでも生きていた蛮野がチェイスの事を「無駄死に」「愚か者」と侮辱するとこれに激昂。再変身して立ち向かうも、やはり返り討ちに遭う。
薄れゆく意識の中で、剛はチェイスとのこれまでの出来事を思い出し、意地を張り続けて今まで気づかなかったチェイスとの友情を自覚する。
ボロボロの身体でありながら、自分や霧子、クリムを利用し、「ダチ」であるチェイスの命を奪った蛮野への更なる怒りの炎を燃え上がらせ、剛は再び立ち上がる。
友情変身
「行くぜチェイス…一緒に戦ってくれ!」
チェイスとの友情を胸に、剛は仮面ライダーチェイサーマッハに変身。戦いを有利に進める。最後はライダーキックで撃破した。戦闘終了後、駆け付けて来た霧子に自らの思いを吐露。チェイスとの友情を認めようとしなかったことを、強く悔いていた。
しかしゴルドドライブは撃破したものの、シグマサーキュラーは「シグマ」として覚醒。全世界規模の重加速を発生させた。蛮野もドライバーの状態でしぶとく生き残っており、その混乱に乗じてデータを再構築、復活しようとしていた。
だが、剛はそれを見過ごさなかった。シンゴウアックスを手に、蛮野の元へ歩み寄る。そしてシグナルチェイサーを装填。情けなく命乞いをするバンノドライバーを叩き割った。
最終回
元々のダメージ、戦闘での疲労が重なり戦線離脱。姉にシフトデッドヒートを託して彼女がシグマの重加速内で動ける様にした後、自身は重加速の影響下で完全に静止した。
戦後、特状課は活動を休止。それぞれが自分の未来へと進んでいく中で、剛はシグナルチェイサーを手に旅に出る。以降はチェイス復活のために行動する。
そんな彼を追って、ハーレー博士がサイドカーでやってくる。彼は自分もまた「剛の家族」と言い、剛も「本当に自分のことを思ってくれる奴が家族」と、戦いを経て父の呪縛を振り切った。ハーレー博士のサイドカーの運転を変わり、彼と共に走り出して行った。
その後はチェイスの魂を探して世界を放浪。行く先々で発表した自然や動物の写真が話題となり、幻のカメラマンとして世界的に有名になっている。
仮面ライダーの多くが「ショッカーの手下として」戦っている設定だが、ショッカーへの従属を免れて人類の自由と平和のために戦い続けていた。
終盤のアッセンブルで死亡。復活せずそのまま映画が終わる。彼の生還については特典及びdビデオスペシャル『仮面ライダー4号』にて語られるが、そこでもループ現象により何度も死を迎えている。
事件捜査において照井竜と捜査権の縄張り争いになる。当初、照井の鉄面皮や「俺に質問をするな」などの取り付く島もない照井節にビビる。
「チェイスが苦境にある」と連絡を受け、その場を辞そうとする進ノ介に「仮面ライダーの仕事なら行って来い。捜査情報は特状課にも回す」と理解ある対応をされる。中盤ではアクセル、ドライブと共闘してビースト・ドーパントを倒した。
その後は「アンタやるじゃ~ん!」と、進ノ介よりもずっと階級の高い照井に超馴れ馴れしいタメ口をきいてしまい、進ノ介とベルトさんに怒られたりしていた。
剛自身は全然懲りておらず、進ノ介に連れて行かれながら「警視庁特状課の、詩島霧子を、よろしくお願いしま~す!」と姉のPRまでやらかしていた。
小説版
チェイスのコピー元である狩野とコンビを組み事件を追う。主犯が西堀光也と見立てられたことから、自身と同じく父親への想いを抱え、かつて自身に辛酸を飲ませた西堀令子と面会を行う。
出会い
令子や狩野との交流の中で自身の過去を振り返り仮面ライダーとロイミュードの在り方を模索していく。 繰り返される面会の中で徐々に令子の心を解き解し、遂には彼女からの協力を得て事件を阻止し、令子と共に光也の元へ向かう。
蛮野と同様にアニマシステムを悪用しネットワークの神となろうとした光也が装置の故障により亡くなる。翌日、令子との会話で黒幕が他にいることを確信。
令子が服毒自殺を試みたと聞かされる。だが、意識不明になった彼女が残したヒントから真犯人の正体へと辿り着く。
最終決戦
剛は、りんなの元に保管されていたプロトタイプのマッハドライバーと、かつてチェイスが使用し破壊したライノスーパーバイラルコアを元にしたシフトバイラルコアを手に、ただ一人戦いに向かった。
リベンジャーロイミュードにはチェイサーマッハでさえ大苦戦する。だが超デッドヒートマッハとなって圧倒した。コアが破壊された状態から復活を遂げた005から、チェイスを復活させることが可能だと思い至る。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』
クリムの祖先・クララ・スタインベルトの抹殺を企むクォーツァーの思惑を食い止めるため、ソウゴとゲイツに協力を依頼。
過去にて突如現れたジョウゲン=仮面ライダーザモナスとの戦闘では仮面ライダーマッハに変身。ジオウ、ゲイツと共闘した。ジオウ達がクララの保護に成功し歴史が守られた事で、ソウゴの人柄を認める。
クリムと共にドライブとマッハのライドウォッチを託すが、ライダーとしての記憶をなくす。その後、クォーツァーのリーダー・常磐SOUGOが平成のリセットを敢行。巻き込まれるがタイムマジーンに乗って現代に密航して来ていた戦国時代の忍・牛三に助けられる。
復活
時空に干渉が起きた影響かこの時点ではライダーとしての記憶を回復。タイムトンネルに吸い込まれないよう牛三を重石代わりにしたままソウゴのもとに駆け付け、救出に成功。
「平成ライダーの歴史を奪ってきた」ことを謝るソウゴに「俺がウォッチを渡したのは、お前が王様だからじゃない。 お前だからだ!」 と発破をかけた。
決戦においてはソウゴがオーマフォームに変身した影響なのか力が戻り、マッハに変身。他の平成ライダーと共にカッシーンの大群を相手取った。
ゲーム作品
ガンバライジング
ナイスドライブ2弾にマクドナルドハッピーセット付属のプロモカード(レアリティはN)で先行登場。3弾から通常形態とデッドヒードマッハが同時に正式参戦した。ND3弾ではLR、LREX、SRと高レアのみ。
ND4弾でもうち3枚はSR、CPと相変わらず高レア尽くしだが、一応低レアも1枚(N)ある。ND5弾では新たなタイプである『ブレイブ』の一枚として登場。
BK1弾では進低レアのみの収録となった。ボトルマッチ3弾では待望のチェイサーマッハが参戦。必殺技のチェイサーマッハエンドは必見である。
ライダー全国対戦
ND3弾LR(EX)の表アビリティがとてつもなく強力。オンライン対戦ではND1弾シフトバーストCPドライブと並び、定番デッキとして猛威を振るっていた。普通のデッキではほぼAPバトルやテクニカルバトルに勝てない。
対策としてはあえてAPバトルを捨て、5弾SRバロンレモンエナジーアームズ、ND2弾のNギルス、ND3弾のCPBLACKのようにAPバトルに負けるとテクニカルゲージを伸ばす。
対策・メタ
相手のテクニカルゲージを加速させるアビ持ちや、オーバーチャージ狙いでND4弾のLR(EX)ドライブフォーミュラやND5弾のLRギャレンのような1ラウンド限定でAPやテクニカルゲージをアップするアビ持ちを入れれば、後半逆転を狙える。
バッチリカイガン弾よりフィニッシャーのバースト効果に『ライダーガッツ率ダウン(チェインの後だと超ダウン)』が加わり、脅威が増した。
バッチリカイガン2弾よりメタカードであるVR(バーサスレア)魔進チェイサー(ドライブとマッハのアビリティ発動の封印)が登場した。
バトライド・ウォー創生
プレイアブルキャラクターとして参戦。原作通りシグナルバイクの交換による多彩な技を持ち、十字キーの追加入力により技を変化させられる。超必殺技でデッドヒートマッハとなり、高速の格闘攻撃が可能になる。
────────────────────
以上です。これで紹介を終えます。