今回解説する怪人はストリウスです。
「簡単に食い付いたら駄目じゃないですか。毒があるかもしれませんよ…?フフフフフ……!」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
- 人間態
- 概要
- 描写
- 他の幹部との関係
- カリバーとの関係
- 過去
- 怪人態
- スペック
- 概要
- 特殊能力
- 活躍
- ストリウスアルターライドブック
- 劇中の活躍
- 初登場
- カリバー新たな変身
- 人とメギドの融合
- カリュブディス生成
- 孤独なドラゴン
- ノーザンベース侵攻
- 神を堕とす
人間態
『仮面ライダーセイバー』に登場する怪人。メギドの幹部。演じたのは古屋呂敏。
概要
人間態は長身痩躯の青年。黒いコートを着用し、髪を一房長く垂らしている。名前の由来は恐らく英語で物語を意味する「ストーリー」+Deus(羅:神)だと思われる。
「『物語』には『結末』があるからこそ美しく、『人』は『死ぬ時』が一番美しい」と考える危険な思想の持ち主。現実世界とワンダーワールドを繋ぐ他、本に宿る力、大いなる本の復活を狙っている。
詩人としてのプライドと矜持故か、他者に自身や世界の未来を委ねる事自体にも強い忌諱感を持つ。飛羽真が世界を救う可能性をタッセルから聞かされると「結末を他人に委ねるなんて……愚かだ!」と言い放っている。
描写
常に物腰を崩さない冷静沈着な言動。敬語で話すが、その本性は慇懃無礼。他の幹部の失敗を嫌味ったらしく嘲笑う事もある。
片手をコートのポケットに入れている事が多く、話す際にはもう一方の手指を波打つ様に順々に動かす癖がある。その上に残忍かつ狡猾。人間の姿を利用して神山飛羽真を欺き、隙を作るなど狡猾な策士としての一面も併せ持つ。
他の幹部との関係
『黒い本棚』の実質的なリーダーとして言葉巧みにレジエルとズオスを操作・利用している。使命に忠実なレジエルをよく煽って思うように働かせたりする。
とは言えレジエルには撤退を促したり「禁断の秘術」について忠告する、ズオスには目標を伝えたりと、最低限の仲間意識の様なものはある模様。
カリバーとの関係
独自に動くカリバー(上條大地)の存在に興味を抱き、助力していた。第9章・第10章にて3冊のアルターライドブックとソードオブロゴスの剣士達が所有するワンダーライドブック、カリバーのジャアクドラゴンワンダーライドブックを利用。
キングオブアーサーの力を上回る新たなワンダーライドブック「ジャオウドラゴンワンダーライドブック」を創造した。一方、アヴァロンを目指すカリバーの行動に唯1人疑問を抱いていた。
過去
人間時代は詩人だった。最初にワンダーワールドに渡った「始まりの5人」の内の1人。全知全能の書の力に魅入られた結果、レジエルとズオスの3人と共に全知全能の書を強奪。
アルターライドブックと化した断片をその身に取り込みメギドと化した。レジエルとは違い人間だった頃の記憶がある。現代でビクトールと再会した折には白々しくも「親友」と称した。
動機
2000年前、ビクトールを介して全知全能の書に触れた際に「この世の全ては全知全能の書に記されており、あらゆる物語も技術も人間が自らの手で生み出したものなど一つもないこと」、「世界の終わりすら既に決まっていること」を知る。
自らが世界に触れて吟じた詩も、仲間と共に掲げた理想も、全て『全知全能の書』に与えられたものでしかなかったことを突き付けられて絶望する。
世界のシナリオは英雄の死による終焉と記されており、物語を終焉へ導く者として活動していた。終盤からは無理やりドスを効かせたいかにもラスボス風な声色で喋るようになる。友人たちと語らうときだけは元に戻るため演技と思われる。
中の人
演じる古屋氏は日系アメリカ人の父を持つクォーターであるが、他の幹部を演じた高野海琉氏及び才川コージ氏と異なり、ハーフではない。
第41章の回想シーンにてストリウス達3人がタッセルから『全知全能の書』を強奪するシーンだが、古屋氏の公式Twitterでそのシーンを見た古い友人から「お前、あの本を緑の人から盗んで逃げてる時の顔、小学校の時俺のお菓子食って逃げてた時と同じやぞ」と言われたとの事。
怪人態
「あなた達は何年も何年も、無駄な努力を積み重ね、結局報われない…。本当に、可哀想な存在だ…」
スペック
アルターライドブック:不詳
身長:214.1cm
体重:131.8kg
特色 / 力:物語のメギドを司る
身長:214.1cm
体重:131.8kg
特色 / 力:物語のメギドを司る
概要
「物語」を司る幹部級メギド。幹部の中では実質的なリーダー格である。赤と緑のメイクを施したような白い人面を持ち、樹木を思わせる2本の角を生やした姿の怪人。角には右側に一つ、左側に二つ金色の輪がかかっている。
緑と赤が基本カラーも相まって全体的に植物や、妖精の王・オベロンを思わせるような不気味な姿をしている。第1章の序盤で僅かに登場していたが、第6章で本性を現した。
特殊能力
呪術や超能力を操れる。第6章では黒い本を開く事でセイバーの変身を強制解除させ、更に火炎剣烈火を強固に封印して変身不能の状態に追いやった。
戦闘では先端部が二股に分かれた剣を使用。幻覚を見せて分身を生み出す、頭部の角から黄色く輝くエネルギーを伸ばす、背中から触手を伸ばして殴りつける、瞬間移動を行うなどトリッキーな戦い方を得意とする。
活躍
14章ではスラッシュ・ヘンゼルぶた3と交戦。両者3人に分身して戦闘した末に退ける。しかし、ブレイズ・キングライオン大戦記の「ライオニックバースト」、バスター、剣斬、スラッシュの合体技、ライオンモードに変形したブレイズ・キングライオン大戦記によって吹き飛ばされた。19章では分身を最光に無力化された。
ストリウスアルターライドブック
「ストリウス」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。ジャンルは「物語」で全知全能の書の一部であり、これを手にした者は物語のメギドを司る力を手に入れることが出来る。
第41章にてレジエル、ズオス、オムニフォースのブックと共に登場した。金の表紙にはメギドの紋章が緑で刻まれており、同色の背表紙で構成されている。題名には「STORIOUS」と記されている。
仮面ライダーストリウス グリモワール
グリモワール! WHEN THE HOLY SWORD AND THE BOOK INTERSECT REWRITE THE WORLD OPEN THE GRIMOIRE THE END OF THE STORY! KAMENRIDER STRIUS!
「物語の結末は……私が決める!!」
スペック
身長:214.1cm
体重:144.9kg
パンチ力:68.0t
キック力:116.8t
ジャンプ力:120.8m(ひと跳び)
走力:0.4秒(100m)
概要
ドゥームズドライバーバックルにグリモワールワンダーライドブックを装填したのち、手で起動スイッチを押して変身する。初登場は第44章。
仮面ライダーソロモン同様、聖剣を変身に用いないライダー。グリモワールワンダーライドブックの力を宿す。「『全知全能の書』に限りなく近い」と称される程の絶対的な力を秘めており、カタログスペックは仮面ライダーフィーチャリングセイバーすら凌駕する。
変身
ストリウスの背中に6枚の黒い翼が展開されると同時に、地面にグリモワールバイザーの複眼の光が浮かんだどす黒い液状の物体をぶちまけ、それを纏う事で変身が行われる。
変身完了時、背中の黒い翼が羽根を散らしながらマントへと変化する。変身音声の訳は上から「聖剣と本が交わる時、世界が書き直される」、「グリモワールが開かれ、物語が結末を迎える」。
外見
全体的にストリウスの外見を歪めてライダーの姿に落とし込んだような姿。中でも顔面に装着されたまるでページを開いた本のような仮面が目を引く。首から下はソロモンの色違い、頭部はストリウス怪人態のアレンジとなっている。
ストリウス怪人態の特徴であった2本の大きな角も健在。予告と公式サイトの記述から死者を尖兵として復活させる事が可能と思われる。
戦闘能力
ワンダーライドブック・アルターライドブックの力を秘めたオムニフォースワンダーライドブックで変身するソロモンの力、自身も含めた幹部メギド達のアルターライドブック3冊、タッセルが保管していた『全知全能の書』の欠片、カリュブディスを介してクロスセイバーから収集した十聖剣の力を併せ持つ。
サーベルを武器に戦い、分身を作り出して翻弄したり、頭部から触手を伸ばす等、基本的な戦法は変わらず。さらにピラニアや冷気などの他のジャンル本の能力まで使用できる。分身能力と併用することで、異なる能力の攻撃を四方から同時に行う。
活躍
初登場回では、自分はほぼ手を下さずにそれまで無敗であったクロスセイバーを完封。配下として呼び出した4賢神でさえ、1体でもクロスセイバーを圧倒して追い詰める事が出来る程強い。
更に必殺技ですらないただの巨大なエネルギー弾でクロスセイバーの全力の防御の上から片手間で街ごと吹き飛ばしている。
「滅びの塔」での一騎打ちではクロスセイバーの攻撃を悉く防ぎ、斬撃をまともに受けてもほぼ無傷。逆にクロスセイバーを只の斬撃一発のみで変身解除させた。
性能
頭部『ストリウスヘッド グリモワール』
操作器『デマイズオーアメント』はグリモワールワンダーライドブックの力により、物語に分類されれるメギドに留まらず、神獣など、あらゆるものを意のままに操れる。
複眼『グリモワールバイザー』は全知全能の書の目次録が直接バイザーとなることで、この世の真理を映し出し、視覚情報として捉える。また、あらゆる情報を随時閲覧可能。
角『ナラティブツリー』は知識の源。数多の物語から現状に則したお話を選び出し規範とする。また、全身の深紅の装甲「グリモワスケイル」と同様の強化が施され、強度が大幅に上昇している。
胴体
全身を甲冑『グリモワールローブ』で包む。メギドの強靭な生命力を糧として全知全能にも等しい力をもたらす。
マント『オブスキュアマント』は異なる二世界の狭間に生じた不安定な物質が織り込まれており、その特性を利用して敵の攻撃を別世界へと受け流し、無効化できる。
胸部外装『ストリウスキュイラス』はグリモワールワンダーライドブックに内包された「ワンダーライドブック」や「アルターライドブック」の力を紡ぐ。
装甲や武具を通して強大な現象を引き起こせる。異なる伝承の力を複雑に組み合わせ、広範囲に計り知れない事象をもたらす。
腕部・ライドミナントアーム
思考に反応する特殊な錬成鋼が外装の主材。外装を通じて各部の動作を強化・制御する。変身者は強く念じるだけで、自身の身体能力を遥かに超えた挙動をとれる。
手部装甲『フェノベガント・ノワール』は真紅の装甲「グリモワスケイル」に蓄積された数多の伝承の力を制御する役割を持ち、それらを獄炎の爆発や空間の断裂といった現象として展開できる。
脚部・ライドミナントレッグ
『ライドミナントアーム』と同等の性能を誇る。足部装甲『フェノメグランダ・ノワール』は真紅の装甲「グリモワスケイル」に蓄積された数多の伝承の力を制御する。気流操作による滞空や超高負荷領域の展開といった能力などを発揮できる。
深紅の装甲『グリモワススケイル』はオムニフォースワンダーライドブックに内包された、数多の伝承の力を蓄積することが可能。異なる力を宿せるよう固有の特性は持たないが、戦闘に耐えられるだけの強度は備えている。
装甲『カーテンドイル』が左脚を包むように展開。闇の属性を持つ幕の外側は、あらゆる攻撃を漆黒の闇に吸収し、光属性を持つ内側で変身者の力を常に活性化させている。
グリモワールワンダーライドブック
始まりの5人(マスターロゴス、タッセル、ズオス、レジエル、そしてストリウス)の持つ「全知全能の書」の一部がカリュブディスの「喰らった者の力を取り込む」能力により融合・復元されたもの。
死者を全盛期以上の力を持たせた上複数人を同時に、かつタイムラグなく復活させられる。見た目はオムニフォースワンダーライドブックを黒くして表紙に物語系メギドの紋章を刻印したリデコ。元のオムニフォースの表紙にあった幻想的な世界が黒く塗り潰された様に見える。
立体物
2021年7月21日から2021年8月31日までプレミアムバンダイ限定で、ドゥームズドライバーバックルおよびオムニフォースワンダーライドブックとセット販売。
備考
ブックのアイコン及び1、4ページ目にオムニフォースワンダーライドブックと共通して大樹が使われているが、恐らくオムニフォースの方をセフィロトの樹、こちらをクリフォトの樹に見立てているものと思われる。
必殺技
ザ・ストーリー・オブ・ディスペア
GRIMOIRE READING! THE STORY OF DESPAIR!
グリモワールワンダーライドブックを一度閉じた後、ドゥームズドライバーバックルのドゥームズライドを1回押す事で発動。劇中未使用だが、設定上は存在しており、プレミアムバンダイ限定のDX玩具版で音声が確認可能。
アルティメット・ディスペア
GRIMOIRE READING! ULTIMATE DESPAIR!
グリモワールワンダーライドブックを一度閉じた後、ドゥームズドライバーバックルのドゥームズライドを2回連続で押す事で発動。劇中未使用だが、プレミアムバンダイ限定のDX玩具版で音声が確認可能。
ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
GRIMOIRE READING! THE END OF THE WORLD!
グリモワールワンダーライドブックを一度閉じた後、ドゥームズドライバーバックルのドゥームズライドを3回連続で押す事で発動。
頭上に手をかざして地球の上空に展開された魔方陣に力を注ぎ込み、現実世界をワンダーワールドで侵食すると同時に荒廃させる。
世界改変能力
OPEN THE STORY OF THE END!
変身ページが開いた状態から、ドゥームズドライバーバックルのドゥームズライドを2回連続で押す事で発動。死者である四賢神を召喚して使役する。
または、現実世界に謎の巨大剣型のオブジェや「滅びの塔」を顕現させ、それと連動させるかのようにワンダーワールドを荒廃させる。
エネルギー光弾
手を頭上に掲げ、破壊エネルギーを球状に形成して投げつける。単体での最強火力と思われ、クロスセイバーの「刃王クロス星烈斬」による全力の防御を易々と貫通する程の威力を誇る。
備考
「グリモワール」とはフランス語で呪文集を意味する魔導書の呼び方の一つ。ソロモン72柱の解説書として有名な「ゴエティア」やそれを収めた「レメゲトン」、「アルスノトリア」などが有名。首から下は仮面ライダーソロモン オムニフォースとストリウス怪人態の改造品と思われる。
劇中の活躍
初登場
第1章から第5章にかけてアリメギド、キリギリスメギドと「物語」のジャンルのメギド魔人を生成。第6章では隙をついて飛羽真の火炎剣烈火を封印。変身能力を所持していた黒色の本を使って強奪した。
カリバーが留守の間に世界の侵食を加速させるため、カリバーにその本を渡し「アヴァロン」に繋がる扉の一つである「時の狭間」の事を教えた。
第7章では須藤芽依を人質として捕縛。レジエル達と戦う緋道蓮、尾上亮を追い詰めるが、ズオスに芽依の事を任せて離脱した。
カリバー新たな変身
第9章ではセイバーがキングオブアーサーの力を完全に使いこなしたことをカリバーに忠告。セイバーに対抗する為の新たなライドブックの作成に助力。
自身はアルターライドブック作成の装置を使ってブックの執筆を開始、更にセイバー達を誘き寄せる為にアヒルメギドを生み出す。ズオスとレジエルに追及されるも、自信満々な姿勢を崩さずそのままサポートに徹した。
第10章にてジャオウドラゴンのワンダーライドブックが完成。カリバーとセイバー達が交戦している場所へと赴き、カリバーごとセイバー達を襲撃した。
第12章ではズオスと共に飛羽真を襲う。しかし倫太郎が来ると撤退した。第14、15章ではカリバーを大いなる力へと繋がる本へと向かわせ、自身は剣士を足止め。
しかし、ブレイズ・キングライオン大戦記に光の柱を破壊された事で作戦が失敗。レジエル、ズオスと撤退した。
人とメギドの融合
第16章ではレジエルに新型のブランクのライドブックを手渡した。第19章ではジオラマ好きの高校生・来島慎吾を王様メギドに変身させる。敢えて交戦を避けるように行動させる事で順調にアルターブックの作成を進める。
メギドと人間を分離できる最光が参戦すると、分離を阻止すべく交戦。次いでスラッシュとも戦闘。スラッシュに王様メギドが追い込まれると広範囲攻撃を仕掛けて爆風に紛れて逃亡した。
アルターブック完成間近に近づいた頃、駆けつけたセイバーと最光を待ち伏せ襲撃。王様メギド取り込んだアルターブックを作り出すことに成功するも、最光とセイバーに王様メギドが倒されると撤退した。
カリュブディス生成
第21章では伊藤マミにブランクのライドブックを埋め込み、3体のメギド魔人(=ゴーレムメギド・ハンザキメギド・アヒルメギド)を生贄として捧げ、カリュブディスへ変貌・暴れさせる。カリュブディスは最光・エックスソードマンに倒されるが、アルターブックを回収した。
第22章ではマミの妹・伊藤レミを素体にカリュブディスを再生。マミを体内に取り込ませることで最光単独での分離を不可能とし、アルターブックの編纂を進めようとする。飛羽真と最光に倒されるが、カリュブディスのアルターブックが完成した。
孤独なドラゴン
第23章ではレジエルとズオスに剣士達の気を引かせ、サウザンベースに侵入。マスターロゴスと邂逅し、禁書を手に入れる。去ろうとしたとき飛羽真と遭遇。
禁書の力で飛羽真を追い払おうとするが、禁書はストリウスの手を離れ飛羽真の手に渡る。飛羽真は強制的にプリミティブドラゴンに変身。その場に居合わせた剣士たち共々吹き飛ばされた。
第27章ではレジエルをレジエル・フォビドゥンに進化させた。レジエルがセイバー・エレメンタルプリミティブドラゴンに殺されると「貴方の物語はここで終わりです」と冷酷に一蹴して去った。
ノーザンベース侵攻
第31章ではノーザンベースに全知全能の書の一部があることを知る。その後、セイバーとブレイズにやられたズオスを回収。その際、芽依がソフィアから預かっていた鍵を拾った。
第32章ではズオス・プレデターと共にノーザンベースを襲撃。ズオスがブレイズに倒されるが、白い包帯でぐるぐる巻きにされた禁書を入手した。第33章では禁書を用いて、新たな人造人間を精製。
神を堕とす
第35章では儀式を見学。第38章ではソロモンと戦おうとするデザストを止めた。第39章ではイザクと会話中、飛羽真と倫太郎と遭遇。カリュブディスを召喚してソロモンと共闘させるも敗北。イザクを連れて逃げた。
第40章ではソロモンがフィーチャリングセイバーに敗北。洞窟に逃げたイザクを殺し、オムニフォースを奪った。
準備完了
第41章ではファルシオンに変身したデザストに対し、カリュブディスを召喚し交戦・退けた。カリュブディスにワンダーワールドと現実世界を隔てる壁を喰わせて破壊し、ワンダーワールドに行く。
そこでビクトールと再会。第42章では殺害し、持っていた本を奪う。守護者であるタッセルとその本を失った事でワンダーワールドは崩壊し、現世と融合し始める。
聖剣の力で破滅を食い止めた飛羽真のもとに現れ「希望が絶望に変わり、苦悩に満ちた物語の結末を私が紡ぐ!」と言い放ち宣戦布告した。
初変身
第43章ではアジトに飛羽真、神代兄妹が訪問。動じる事なく、アルターブックに変えられた無数の人々、第33章から精製していたもう1人のソフィアをカリュブディスに喰わせる。
カリュブディスが剣士に苦戦すると援護。自らをカリュブディスに食べさせることでグリモワールワンダーライドブックを精製・自身も復活。その場は撤収した。
第44章では賢神を「ロード・オブ・ワイズ」として復活させる。世界の崩壊が進むと、現れた飛羽真、倫太郎、賢人、大秦寺、尾上、ユーリと対峙。自らも仮面ライダーに変身して戦い圧勝した。滅びの塔を作ると去った。
最終決戦
第46章では滅びの塔の最上階でセイバーと対決し圧勝。飛羽真を奈落へ落とし勝利を確信。だが飛羽真はプリミティブドラゴンワンダーライドブックに救われる。
変身したセイバープリミティブドラゴンに苦戦するが、ワンダーワールドの崩壊によりプリミティブドラゴンワンダーライドブックは力を失い変身が解除。
殺そうとするが倫太郎、賢人に止められる。やって来たルナがワンダーワールドとの一体化を決意。ルナの妨害を図るもひとりでに飛来した無銘剣虚無に阻まれる。
決着
6本の聖剣とルナにより新たなる全知全能の書「ワンダーオールマイティワンダーライドブック」が誕生。最期はオールマイティセイバー、ブレイズ、エスパーダに敗北した。
だが「世界の崩壊」はストリウスの意思とは関係なく訪れる。滅びの塔は崩れだし「世界の崩壊」が始まる。黒い粒子となって消滅していくストリウスは苦悶の表情を浮かべていた。
「記述通りに終わってしまう世界への苦しみ」か「予定調和のように記載通りにしか動けなかった自分への悲しみ」か……。
仮面ライダーセイバー 集え!ヒーロー!!爆誕ドラゴンてれびくん
「なんの取り柄もない……役立たずのただのアヒルさんがァァァァァァッ!!ヌワァァァァッ!」「でも飲み込まれたら最後、かりゅびでぃすに吸収されて二度と戻れな(ここから先は表記不可能)」
ハイパーバトルビデオの系譜にもれず盛大にキャラ崩壊。最強と書かれた鉢巻を巻き、赤い鞭を振るう。テンションも本編と比べてかなりおかしく、生み出したアヒルメギドがポンコツだった為、彼を役立たず呼ばわりする。
呼び出したカリュブディスに芽依の原稿を強奪して作り上げた「めぎどくん」なる雑誌から「子連れ狼」や「倫子ママ」など最強のヒーローを召喚してセイバーたちを苦しめた。
だが、最後はドラゴンてれびくんの必殺技で小さくなってしまい、波に攫われてしまった(尚、そのめぎどくんはカリュブディスに一旦食わせてから生成したものであり、唾液でベトベトになったページを嫌そうにめくっていた)。
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以上です。これで紹介を終えます。