【ダサい女優!】仮面ライダーメイジ / 稲森真由&飯島譲&山本昌宏

2022年12月12日月曜日

3号ライダー 仮面ライダーウィザード 仮面ライダー解説

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 今回解説した仮面ライダーはメイジです。『仮面ライダーウィザード』の登場人物にして、メイジの変身者である三人も解説していきます。
目次
  • 稲森真由
    • 概要
    • 描写
    • 目的
    • 過去
    • 劇中の活躍
      • 再会
      • 覚醒
      • 変身
      • 復讐
      • 最終回
      • 本編以降の動向
    • 備考
  • 島譲
    • 概要
    • 動向
    • 最終回
  • 山本 昌
    • 概要
    • 覚醒
    • 解放後
    • 最終回
    • 備考
  • 仮面ライダーメイジ(テレビ版)
    • スペック
    • 概要
    • 外見
      • 差異部分
    • 変身
    • 戦闘能力
    • 活躍
    • 装備
      • メイジのベルト
      • ウィザーソードガン
      • スクラッチネイル
      • ホワイトガルーダ
      • ライドスクレイパー
      • ウィザードリング
    • 必殺技
    • 備考
    • 扱い
    • デザイン
  • 仮面ライダーメイジ(映画版)
    • 概要
    • 戦闘能力
    • 使用する魔法
  • ファイナルステージ
    • ゲーム作品
      • バトライド・ウォーシリーズ
      • その他

    稲森真由
    「必ず倒してみせる……お姉ちゃんの命を……奪った貴女を!」

     演じたのは中山絵梨奈。涼泉学園高等学校に通う女子高生初登場は第26話。ミサ(メデューサ)の母体となった稲森美紗の双子の妹。
     容姿はメデューサの人間態ミサと瓜二つであり、当初、操真晴人仁藤攻介は「ミサが女子高生に化けて高校に潜伏しているのでは?」という疑惑を抱いたほどだった。

     描写
     髪型は当初ポニーテールだった。後に髪を下ろしてミサと瓜二つとなった。第43話までは制服を着用。第45話以降は夏休みに入ったのか、私服にハイヒールで登場している。
     相手の意志を汲んで身を引いたりと良識的な判断能力を持つ。また、晴人と同じくコヨミに魔力を供給できる。目の前でコヨミが魔力切れになった際には、コヨミの持つプリーズウィザードリングを介して晴人の代わりにコヨミに魔力を供給したこともある。

     目的
     一つ目はメデューサを倒すこと。二つ目は白い魔法使いの指示により魔法使いを増やすこと。白い魔法使いは再びサバトを開きコヨミを蘇生させるため真由に「5人の魔法使いがいれば全てのファントムを消し去る事が出来る」と嘘をついて利用していた。

     過去
     かつては両親や姉と幸せな生活を送っていた。やや引っ込み思案な性格故に「家族と離れるのが不安」と海外留学を躊躇っていたが、美紗は家族を模した人形のキーホルダーを贈り、「始まりも終わりも、決めるのは自分よ」と言って彼女を後押しした。
     しかし留学期間中に美紗はサバトでメデューサになり、父と母も美紗の姿のまま帰還したメデューサに惨殺される。
     そうとも知らず帰国した彼女は、家族が全員『失踪』したと知らされ愕然とする。とりあえず親戚の勧めなどもあり、学生寮のある高校に転入し学生生活を送っていた。

     劇中の活躍

    再会
     ある日突然、自分の通う高校にメデューサが現れる。目的は真由の友人にしてゲートの多香子を絶望させること。当初は姉の変わり果てた姿にショックを受ける。
     だが、メデューサの中にまだ姉の心が残っているのではないかと期待。「自分を元に戻してくれ」というミサの呼び出しに乗ってしまう。だがそれはメデューサの非情な罠だった。真由もゲートだと気づいたメデューサは、彼女の姉の姿で絶望に落とし込もうとする。

    覚醒
     第27話にてミサに、自身の心の支えであった人形キーホルダーを壊される。家族全員が既に死亡しており、父と母を殺害したのは自分だと告げられて絶望。ファントムを生み出す寸前まで追い詰められた。
     だが彼女は、生前の美紗の言葉を思い出すことによって、すんでのところでファントムを抑え込む。直後に現れた白い魔法使いに、魔法使いになる資格を得たことを告げられてそれを承諾。自分の手で家族の復讐をする決断をし、彼につき従っていずこへか姿を消した。

    変身
     その後は白い魔法使いの下で修行を重ねた。第40話でメデューサに苦戦するウィザードの前に現れ、仮面ライダーメイジへの変身を果たす
     ゲートの少年・飯島譲を魔法使いへ勧誘するが、譲に断られた事で引き下がり、またファントムを倒しながら新たな魔法使いを探すと言い去って行った(その後譲は洗脳されてメイジとなっている)。

    復讐
     メデューサとは二度交戦するも決着を付けられないでいた。第47話ではさらなる力を得ることを望む。メデューサを倒すことに同感した晴人からインフィニティーウィザードリングを託され、それと引き換えにホーリーウィザードリングを白い魔法使いより渡された。
     その指輪を使い、遂にメデューサを撃破。だが止めを刺したのはワイズマン=白い魔法使いだった。信じていた白い魔法使いがファントムだったことに動揺を隠しきれず、第48話では変身するのを躊躇う。するとメイジに変身した譲に拘束され拉致された。

    最終回
     第49話では晴人たち魔法使いと共にサバトを開くための魔法陣の人柱にされそうになるが、キマイラによってサバトが阻止されたことで解放された。
     もう魔法は使わないと第50話で凛子に告げるが「魔法使いに救われた人もいることを忘れないでほしい」と返された。
     第51話では賢者の石を手に入れたグレムリンが無差別に人間たちを襲っていることを知る。「誰にもらった力であれ、何のためにその力を使うかは自分が決める」と宣言し、再び魔法を使うことを決意。譲や山本昌宏と共に最後の戦いへと向かった。

    本編以降の動向
     戦いが終わった後は、ファントムの捜査を継続する国安0課のサポート者になり、旅立った晴人に代わって協力することになった。また、他二人の魔法使いも0課からの要請を受けて笛木の事件の事後処理やファントム絡みの事件解決の為に奔走していた。
     『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の『仮面ライダーウィザード 約束の場所』では0課の凛子や木崎と共に人造ファントムの殲滅を行っていたが、突如現れたオーガに敗北する。

     備考
     初めてOP映像が流れた第2話の時から、既にOP映像内に登場している。ただし、映し出されているのが一瞬であることや、当時はミサ(の母体となった人物)に双子の妹がいるということは判明していなかったため、この段階では誰も気にとめていなかった。
     メデューサへの復讐が最優先の目的ではあるものの、メデューサとの戦闘にウィザードが乱入してきた時は共闘を受け入れ、他のファントムとの戦いにも進んで協力する。
     復讐キャラにありがちな過剰な拘りや視野狭窄は特に無いと言う珍しいキャラクター。実は映画での特別な変身などを除けば、本編で初めて最後まで生き抜いた女性ライダー

    飯島譲
     演じたのは相馬眞太ファントムシルフィが狙っていたゲート。中学生の少年。3人目の魔法使いになる。第48話ではメイジに変身した。真由と同じく、コヨミにプリーズウィザードリングを介して魔力を供給したこともある。

     自転車

     幼少時代、姉代わりの知人・倉田朱里の自転車に無断で乗っていた時に交通事故に遭い、以降自転車に乗ることがコンプレックスとなっていた。
     しかしシルフィによってグールに襲われた後、仮面ライダービーストマウンテンバイクを使った戦闘を目の当たりにしたことでビースト=仁藤攻介に自転車の特訓を頼む。以降彼を「攻介兄ちゃん」と呼び親しくなる。

     動向
     MTB特訓に干渉された後、朱里への謝罪を込めてMTBの腕前を見せる本番にて、譲が乗るMTBは強風で朱里にぶつかり彼女は重傷を負う。
     シルフィが種明かしをしたことで絶望してファントムを生み出しそうになるが、仁藤の訴えと彼自身の精神力で持ちこたえて3人目の魔法使いの素質に目覚める。
     その数奇な運命に動揺しながらも、自身の道を見極めるために晴人たちの戦う勇姿を観戦。結果的に魔法使いになることを棄権する道を選択する。仁藤が彼の中のファントムを排除しようとしたところ、白い魔法使いに拉致される。

     最終回
     笛木に従う魔法使いとして精神支配されるが、サバトの人柱から解放された後は正気に戻った。その後、キマイラを解放し魔法使いでなくなった仁藤の代わりに戦おうとして諌められる。
     しかし街で無差別に人を襲うグレムリンを見て「攻介兄ちゃんに無理をさせないため、勝手に人を救う」と宣言。他のメイジ2人と共に人々を守るために戦った。
     グレムリンとの戦いの後は、仁藤と共に土日限定でビーストキマイラの探索に赴くようになる。また、仁藤の影響からか、自分専用のマヨネーズを必ず持参するようになった。

    山本 昌宏
     演じたのは川口真五。初登場は第46話。既婚者。・亜矢との間に設けた新しい命の誕生と父親になる事を心待ちにするごく普通の青年。4人目の魔法使いになる。
     ワイズマンの命を受けたメデューサに最後のゲートとして目を付けられ、劇中で登場する最後の一般怪人であるアラクネその命を狙われる。

     覚醒
     当初は自身が狙われていたが、その道中で肌身離さず持ち歩いていた「妊娠した妻の写真」を見られたことで、彼を絶望させるため妻と彼女が宿している子供が狙われる。
     一時はメデューサの攻撃によって2人が死んだと思い込み絶望しかけるが、ウィザードに変身した晴人のよって2人が助かった事や凛子瞬平の説得によって「家族を守る」という使命感から絶望を乗り越え4人目の魔法使いとしての素質に目覚めた。
     だがそれも笛木の目論見通りだった。笛木の「魔法使いになれ!!」という要求を断ると、強引に連れ去られた後に洗脳された。

     解放後
     晴人の前に立ちはだかり、彼を破って捕らえる。晴人や仁藤の活躍によりサバトが阻止され人柱から解放された後は、笛木の死によって彼の支配から解放された事で正気に戻る。
     魔法使いとしての素質があるが為に厄介事に巻き込まれたと憤慨。「コヨミを生き返らせる為の道具にされた」と、笛木だけでなくコヨミを疫病神扱いし、嫌悪感を抱いていた。その為、彼女の事を心配する駿平達に苛立って助けてくれた仁藤に礼を言わなかった。

     最終回
     「これ以上魔法使いに関わることはない」と宣言するが、己の欲望の為に無差別に人々に襲いかかるグレムリンを目撃した事で、"自分の後ろに家族がいるから、守りたい"という思いを抱く。自身が持つ力を役立てたいという思いも抱き始めた。
     そんなの背中を押してくれる妻の言葉もあって、グレムリンの凶行を止めるべく再び戦いへと赴く事となる。グレムリンとの決戦の後は、無事に生まれた娘と共に幸せな家庭を築いて平穏に暮らしているようだ。

     備考
     演じた川口真五氏は仮面ライダー響鬼轟鬼を演じており、仮面ライダーに変身するのは二度目となる。(ディケイドの響鬼の世界のトドロキを含めれば三度目)
     偶然なのか意識されてのことなのか、轟鬼と同じ雷を使う緑色のライダーで、メインライターも一緒。ゲーム『ライダーレボリューション』ではこれを意識して、白い魔法使いが轟鬼にデジャブを感じるシーンがある。

    仮面ライダーメイジ(テレビ版)
    ドライバー・オン! シャバドゥビタッチヘーンシーン!

    変身…!

    チェンジ!ナウ

     スペック

    身長:195cm
    体重:80kg
    パンチ力:推測値2.0t(近衛兵:3.7t、近衛隊長:4t)
    キック力:3.2t(近衛兵:5.8t、近衛隊長:6.2t)
    ジャンプ力:ひと跳び12m(近衛兵:20m、近衛隊長:25m)
    走力:100mを7.0秒(近衛兵:5.8秒、近衛隊長:5.5秒)

     概要
     魔法使いの資格を得た者達が変身する仮面ライダー。TV本編で先行登場し、4、5、6人目の魔法使いである稲森真由、飯島譲、山本昌宏が変身した。後に2013年夏の劇場版にも登場した。
     平成ライダーではファイズのライオトルーパー以来の量産型仮面ライダーになる。大まかな外見は同じだが、TV版と劇場版では装備や外見が若干異なっている他、近衛兵などの一部メイジはスペックも異なる。

     外見
     基本カラーはベージュと黒。マスク部分の「アプレンティスフード」は白い魔法使い同様に原石のような造形とそれを掴む三本の爪のようなパーツが特徴的。
     肩からは巨大な棘、四肢に施された羽のような装飾、「ドッジテイル」と呼ばれる尻尾や左腕の巨大な鉤爪「スクラッチネイル」など、ウィザードビーストに比べて怪物の様な意匠が随所に見られる。
     胸部には制御バランサーの「ラングジェム」があり、六本の爪のようなパーツに掴まれている。腰周りはスカートの様な形状になっている。

    差異部分
     頭部や肩の棘、ドッジテイルなどのカラーは変身者によって異なり、真由と劇場版に登場したメイジは琥珀色、譲は、山本は緑色である。色的に真由が地属性、譲が水属性、山本が風属性と思われる。
     これにウィザードの基本スタイルであるフレイムスタイルを合わせると、火・水・風・土の4属性の色が揃う様になっている

     変身
     変身者によって異なる。真由は1回転してから手を高く掲げてリングをベルトにかざす。すると魔法陣が出現し、各自の体と重なることで「チェンジ、ナ〜ウ」の音声とともに変身が完了する譲と山本は洗脳されていたせいか白い魔法使いと同じポーズで変身する。

     戦闘能力
     量産型故か基本性能はウィザードを下回る。ウィザードやビースト程の際立った特徴も無い。だが代わりに白い魔法使いと同型のベルトを使用することによりテレポートやエクスプロージョンをはじめとした強力な上位魔法を使用できる。
     結果、幹部クラスに当たる上級ファントムにも引けを取らない。使用者が成長すればドラゴン系スタイルと同様にファントムの力を引き出す事が出来る。

     活躍
     魔法衣「メイジローブ」は、魔法攻撃に対する防御力よりも機動性を重視している。これにスクラッチネイルを主軸とした格闘術、ウィザーソードガン・ガンモードを主軸とした射撃術を組み合わせる。
     真由が変身したメイジは、ドラゴンスタイルでも苦戦するメデューサと互角以上に戦い渡り合った。退散されることも多かったが、メデューサを追い詰めた事もあり、地力が高いタイプとなっている。

     装備

    メイジのベルト
     名前表記はテレビ朝日側の公式サイト準拠。変身や魔法の使用に必要となるベルト。白い魔法使いの使用する「白い魔法使いドライバー」と見た目や待機音、使用できる魔法などは同じ。彼の物と全く同じ物かどうかは不明。
     白い魔法使いドライバーは後に「ワイズドライバー」という正式名称が判明しており、こちらも「メイジドライバー」になる可能性もある。

    ウィザーソードガン
     ウィザードが使用する物と同じ物。しかし接近戦ではスクラッチネイルがある為か、専らガンモードのみが使用される。

    スクラッチネイル
     左腕に生成される、指輪と一体化した巨大な鉤爪。これそのものが魔力によって生成されたクリスタルであり、ファントムに対しても高い破壊力を持つ。

    ホワイトガルーダ
     白い魔法使いの物と同型の物。真由が使用し、主に人捜しや偵察などに用いられた。

    ライドスクレイパー
     劇場版で登場。魔法の箒と槍が一体となった武器。武器として使用するほか、乗って移動手段としても使える。

    ウィザードリング

     白い魔法使いの使用する物と共通した物が多い。
    メイジ:メイジに変身する。音声コールは白い魔法使いと同じ「チェンジ」で、魔方陣はマスクやスクラッチネイル同様変身者によって色が異なる。
    ドライバーオン:他の魔法使い同様、ベルトを出現させる。
    コネクト:魔法陣で空間と空間をつなぎ、ウィザードソードガンを取り出す。ウィザードや白い魔法使いの物と同型。
    テレポート:空間を操り瞬間移動を行う。白い魔法使いの物と同型。
    バリアー:障壁を出現させ敵の攻撃を防ぐ。ウィザードのディフェンドと同じ効果だが強度の差などは不明。ウィザードのディフェンドとは異なりメイジは特性を持たないので6角形状の壁で固定されている。
    ブリザード:冷気を放射する。ウィザード・ウォータードラゴンの物と同種。譲が使用。
    サンダー:雷を放つ。ウィザード・ハリケーンドラゴンや白い魔法使いの物と同種。
    グラビティ:重力を操る。ウィザードや白い魔法使いの物と同種。ランドドラゴンの魔法石から作られた指輪のはずだが、晴人が貸したのか同じ効力を持った指輪が別にあったのかは不明。真由が使用した。
    チェイン:白い鎖で相手を拘束する。ウィザードや白い魔法使いの物と同種。洗脳された譲が使用した。
    ジャイアント:対象を巨大化させる。作中ではスクラッチネイルを巨大化させて攻撃した。ウィザードのビッグと同種。譲が使用。
    エクスプロージョン:小さな亜空間に圧縮した魔力で強力な爆発を起こす。白い魔法使いの物と同種。
    ホーリー:聖なる力を宿した光波で大ダメージを与える。真由が白い魔法使いからインフィニティーリングを奪う代わりに与えられた力。劇中では1回しか使われなかったが、小説版で再び使用。
    スペシャル:ウィザード同様、ファントムの力を現実世界に引き出す。
    ガルーダ:ホワイトガルーダを召喚する。
    コモン:劇場版で登場。様々な効果を発動する。

     必殺技

    スペシャル(名称不明)
     スペシャルリングを使用して発動。真由と山本が使用した。山本メイジはドッジテイルを伸ばして攻撃していた。真由メイジは魔法陣からドラゴンブレスのような火炎を放っていた。

    キックストライク(名称不明)

    イエス!キックストライク!!アンダスタン!?

     劇場版で使用。コモンウィザードリングのキックストライクで発動。跳び蹴りを叩き込んだ後に跳び回し蹴りで追撃する。

     備考
     終盤に変身した二人は洗脳期間が長く、自分の意思で変身したのが最終回の一度だけだった。そのため、大きな変身ポーズを取ったりクルッと回ってダンスしたり決め台詞を言ったりしていない。
     魔法陣には「利益に見合う対価を支払え。さすれば我が力の一端を授けよう」という文字が英訳で刻まれている。

     扱い
     テレビ本編では3人だけしか居ない事や、それぞれカラーリングが専用になっている事、個人の実力などを含めて視聴者達からは量産型としてでは無くそれぞれ1人のライダーとして扱われることがある非常に珍しいパターンのライダーである。
     また、スポーツ報知「仮面ライダー 特別号」の3号ライダーのカテゴライズポスターには真由の変身したメイジが載っていた事もある為、ファンからも真由のメイジは3号ライダーとして扱われる事がある。

     デザイン
     宇都宮孝明プロデューサーによると、終盤は予算の調整が難しいので、劇場版のキャラクターをテレビシリーズでも使用できるよう考慮した上でメイジのデザインを進めたという。
     怪物チックなディテールとなった理由はデザイン段階で誰が変身するのか確定していなかったため。バンダイの西澤清人氏やプレックスの小林大祐氏・阿部統氏の対談によると、一応は商品化を前提にしたデザインにしていたそう。
     色違いが増えたのは東映による指示とのこと。予想以上に活躍したので、先の展開が分かっていたら違うデザインになっていた可能性もあるという。

    仮面ライダーメイジ(映画版)
     概要

     2013年夏公開の『劇場版 仮面ライダーウィザード inマジックランド』にも登場する。「魔法使いの国」の住民は皆魔法使いであるため、リングさえあれば老若男女問わず誰でも変身可能。変身者によって体格が異なる。
     マスクのカラーリングは、何れも稲森真由が変身した物と同じ琥珀色。主に一般市民の魔法使いが変身し、マヤ大王に仕える親衛隊はマントを羽織り、槍にもなる魔法の箒「ライドスクレイパー」を装備する。
     劇中ではドーナツ屋店長と店員、奈良瞬平大門凛子輪島繁らレギュラーメンバー、本作初登場のシイナなども変身しており、各々に変身ポーズが異なる。

     戦闘力
     ファントムと同等以上に戦える戦闘力があるが、TV本編のように人々が絶望を乗り越えて変身したわけではなく、魔法を使えるという素質の元に変身している為、近衛隊を除いて戦闘力は低めだと思われる(あくまでテレビシリーズのメイジと比較した場合)。
     その後、近衛隊のスーツは『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』のドラル配下のバグスターウイルスのコスチュームの1つになっている。

     使用する魔法
     いずれも劇場版にて、コモンのリングを使い発動させる。なお、TV版と同種、変身前に使用しているものも合わせて記載する。

    ◆コネクト
    別の空間同士を繋ぐ。TV版と同種。

    ◆テレフォン
    電話を行う。

    ◆グリル
    火を熾す。

    ◆スプラッシュ
    水鉄砲のごとく水を噴射する。

    ◆ジャイアント
    TV版と同種。

    ◆ドーナツ
    巨大なリングドーナツで敵を拘束する

    ◆ハンマー
    ハンマーを出現させる。上記とのコンボは何気にエグい。

    ◆チェイン
    TV版と同種。

    ◆キックストライク
    キックストライクを放つ。

    ◆フレキシブル
    腕を自在に伸ばす。ウィザードのエクステンドと同種。

    ◆エクスプロージョン
    TV版と同種。

    ◆フトン
    布団で相手をぐるぐる巻きにして拘束する。

    ◆アロー
    矢型のエネルギー弾を発射する。

    ◆バリアー
    TV版と同種。

    ◆ブラスト
    衝撃波を発生させ相手を吹き飛ばす。

    ファイナルステージ
     劇場版同様に凛子と瞬平が変身しているが、通常カラーのオレンジではなく、瞬平は山本と同じグリーン、凛子は譲と同じブルーのメイジとして登場している。
     戦闘力は今までのメイジと比べてもかなり低く、ファントムにも軽くあしらわれる程だったが、終盤では魔法を活用してグレムリンを倒す大金星を上げる。テレビシリーズに引き続き真由も変身し、魔宝石の世界でダークウィザード一味を相手に活躍した。

    ゲーム作品

     バトライド・ウォーシリーズ
     「」の「仮面ライダーの映画」というテーマを受け敵戦闘員として登場。特に映画というテーマの無い「創生」でも引き続き敵戦闘員として登場する。
     「アロー」による遠距離攻撃、ライドスクレイパーによるラッシュ攻撃など、戦闘員の中でも高い攻撃力を持つ厄介な存在。映画では戦闘員と言ってもTV本編では幹部系ファントムと互角に渡り合う事がある強さを考慮しての事だろうか。

     その他
     「スーパーヒーロージェネレーション」ではウィザードのシナリオの原作再現で登場。終始無言で完全に原作黒幕に操られた敵キャラ扱いであり、仲間にならない上にそのまま全員倒されてしまう。
     「ロストヒーローズ2では、ストーリーは一部省略されているものの、全員概ね原作通りの立ち位置となっている。
     終盤ではストーリー上一部仲間になってもサポートキャラクターとして使用できないキャラがいる中で、(真由のメイジだけだが)サポートキャラクターとして使用できる。

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     以上です。これで紹介を終えます。

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