今回解説する仮面ライダーはガオウです。
「そうか…綺麗に消えるより苦しんで死ぬ方が好みなら…面倒見てやるよ」
目次
- 牙王
- 概要
- 目的
- 部下イマジン
- モレクイマジン
- コブライマジン
- ゲッコーイマジン
- ニュートイマジン
- サラマンダーイマジン
- 備考
- 仮面ライダーガオウ
- スペック
- 概要
- 性能
- 頭部
- 胴体
- 四肢
- 戦闘能力
- 装備
- マスターパス
- ガオウベルト
- ガオウガッシャー
- ガオウライナー
- ガオウストライカー
- 必殺技
- 備考
- 劇中の活躍
- ファイナルステージ
牙王
『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』でのラスボス。TV本編25~27話にも登場した。仮面ライダーガオウの変身者。演じたのは渡辺裕之。
概要
多数のイマジンを従え時の列車を狙う強盗集団の首領。山賊のような出で立ちの壮年の男。電王の世界では有名な強盗らしい。
その存在を聞いたハナが驚くほどで、イマジン達からも一目置かれている存在。野性的な面が随所で描かれており、マンガ肉を食べたり戦闘スタイルにも現れている。
性格
豪胆にして狡猾。残酷で冷淡。荒々しく、手づかみで食べ物を食べ、気に入らないことが起こればすぐに暴力を振るって解決しようとする。とにかく「喰らう」ことに貪欲。パイナップルや焼き魚、鳥の丸焼きなど、ことあるごとに何かを食べていた。
一方で相手の性格を見抜く術にも長けており、デンライナーをハイジャックした際には、モモタロス、ウラタロス、キンタロスは特殊な壁に囲い閉じ込めたが、リュウタロスは「良いものを見せる」といって味方側に引き込もうとした。
目的
「時間に飽き飽きしている」という理由で時間すらも喰って消滅させてしまおうと画策。長期間さまざまな時間を彷徨っていたと考えられる。
言及されてはいないが、牙王もまたどこかの時間の「特異点」なのかもしれない。一応は人間ながら、一癖も二癖もある多数のイマジンを配下に加え、彼に忠誠を誓っている者もいるあたり、彼の器の大きさなどが伺える。
全ての時間を支配できるとされる太古の王が作りだしたとされる伝説の神の列車“ガオウライナー”を求める。“ガオウライナー”のチケットを所持するオーナーから奪い取る為に時の列車“デンライナー”をジャックしようと暗躍する。
考察
カイとの関連は不明。しかし、彼と共に2007年の時間軸へとやって来たブラッドサッカーイマジンが彼の元へとやって来ていた。
このことから少なくとも彼の力を利用して目障りな野上良太郎=仮面ライダー電王を排除しようとしていた可能性が推測されるが詳細は不明。
部下イマジン
『劇場版仮面ライダー電王 俺、誕生!』に登場する牙王/仮面ライダーガオウに仕える敵イマジン。
ガオウに合わせたのか、いずれも爬虫類や両生類をモチーフとする個体ばかりである。声優はゲッコー役の鈴村を除き、過去の特撮作品でヒーローを演じた俳優が起用されている。
モレクイマジン
声:徳山秀典(仮面ライダーキックホッパー)
スペック
身長:190.0cm
体重:112.0kg
特色/力:三日月型の刃の剣、伸びる毒の舌
概要
オーストラリアに生息するモロクトカゲがモチーフ。契約者の思い描くケニアの民話「ご先祖様はみんな卵」に登場するトカゲをモチーフに具現化した。
劇場版の前日譚であるTV本編第27話にも登場。宝石強盗犯・加藤浩と契約した。全身が緑と橙のトゲに覆われた装甲を持つ。イマジンの中ではやや顔が大きい。
上半身はジャケット状になっており、首元にはエリマキトカゲのような襟が、左肩には銀の刺々しい肩当がある。
戦闘能力
鎌とダガーナイフが一体となった武器を使う。舌を長く伸ばし敵を殴打する攻撃が得意。跳躍力に優れており、大勢の相手を次々に踏みつけるキック(演者ネタ)を得意としている。警官隊の上を踏み石のように飛んで翻弄して見せた。
電王ソードフォームとの初戦ではM良太郎が変身する際に両手がガラ空きになった隙を突いて宝石を掠め取る。加藤の元に投げ渡して契約を完了させ2000年へと飛んだ。その後、ソードフォームとの激しい剣戟の果てに俺の必殺技パート1で倒される。
契約者の願い
願い事は「大宝石店『ジュエリーホープ』から宝石を盗みたい」。対応する時間は2000年5月8日。
加藤は相棒の池祥一と共に10万円相当の宝石を盗む窃盗を働いたが、最終的に警察に取り押さえられる。池は逃げ延びたものの加藤は刑務所行きとなり、7年の時を経て釈放された。
活躍
牙王がデンライナーを乗っ取る時に電王を引き付ける囮となった。野良イマジンを加藤の相棒・池に取り付かせて契約させ、ゼロノスと電王の合流を防ぐ作戦を立案。
相棒の池&ブラッドサッカーイマジンがゼロノスを引きつけているのを確認し過去に飛ぶ。その後加藤に憑依して宝石店に白昼堂々殴り込み、宝石を奪い盗ろうするもU良太郎が対峙。
追っていった先でK良太郎のパワーで押し返されR良太郎のダンスで撹乱され、ヘリポートの上に向かうと待ち受けていた素の良太郎と対峙。相手が只者ではないことを理解し飛びかかるもM良太郎に突き飛ばされ、落下した隙に実体化。最期は電王に倒された。
コブライマジン
声:萩野崇(仮面ライダー王蛇)
スペック
身長:195.0cm
体重:118.0kg
特色/力:稲妻のような刃の剣
概要
『クマたいじの勇者』(タイ民話)からコブラをイメージして誕生した。全身が水色と銀の装甲に覆われており、仮面ライダー王蛇や『仮面ライダーTheFirst』に登場するコブラに似ている。
モチーフも話し方も悪い性格も王蛇そっくり。武器は剣と鉤爪、口からの強烈な毒液。モモタロスたちを幽閉したあとは、食堂車で仲間のイマジンとともにトランプ遊びに興じ、戦国時代では忍者のひとりに憑依していた。
活躍
デンライナーに居座った際にナオミの体を触ったり、ニュートイマジンと2人がかりでオーナーに暴行を加えマスターパスを奪ったり、良太郎に手を出すなど、度々粗暴に振舞う。
ガオウ一味が身を寄せる砦に乗り込んできた、モモタロスらが憑けない状態の野上良太郎を始末しようとする。だが、彼に乗り移ったジークの変身した仮面ライダー電王・ウイングフォームと交戦。必殺技・ロイヤルスマッシュで倒された。
備考
萩野崇氏がこのイマジンを演じるきっかけとなったのはスタッフのお遊びではなく、ただの偶然であったという。後にカイの配下として別のコブライマジンが登場した。
映画『さらば電王』にも死郎配下で登場。イマジンは契約者のイメージ通りの姿になるため、再生怪人ではなく別のイマジンがコブラのイメージで顕現した姿なのかもしれない。
ゲッコーイマジン
声:鈴村健一(リュウタロス)
スペック
身長:197.0cm
体重:120.0kg
特色/力:穴のあいた形状の剣
概要
『井守の怪』(『北越奇談』)からヤモリをイメージして誕生した。赤と黒の毒々しい身体が印象的だが、これはデザイナーがイモリの怪人であるニュートイマジンと同時並行して作っていたため、うっかり名前を逆に書いて東映に送っちゃったらしい。
と言うわけで本来はニュートイマジンが(名前はイモリなのに)ヤモリの怪人、ゲッコーイマジンが(名前がヤモリなのに)イモリの怪人とするのが正解である。背中にはほかの武器が収められた筒を背負っている。
活躍
武器はサーベル。壁面や天井に手足を貼り付け、自在に伝い敵に気付かれぬように忍び寄る。ガオウライナーを手に入れるために訪れた戦国時代では忍者のひとりに憑依している。常にニュートイマジンと行動を共にし、デンライナーの車内ではニュート・花札に興じる。
最終決戦ではサラマンダーイマジン、ニュートイマジンと共に電王抹殺を図るも過去から無理矢理呼び出された野上良太郎にウラタロスが憑依した電王ロッドフォームと交戦。デンライダーキックで倒された。
その後
第40話でカイが別個体と契約することでニュートイマジン共々実体化。スネールイマジン(♂)の過去改変を手助けすべく現代の電王の足止めに向かうが、クライマックスフォームの前に敗れ去った。
最終話でもカイがテロ活動に参加させるために召喚している。『さらば電王』では死郎配下の再生怪人軍団の一員として登場。
『仮面ライダーディケイド』第1話に登場。他の魔化魍やイマジンたち共々響鬼にカメンライドしたディケイドに焼き尽くされた。
『仮面ライダーディケイド完結編』や『スーパーヒーロー大戦Z』では数少ないヤモリの怪人としてスーパーショッカーやスペースショッカーの一味として登場した。
ニュートイマジン
声:斎藤ヤスカ(ボウケンブラック)、TVでは遊佐浩二(ウラタロス)
スペック
身長:192.0cm
体重:118.0kg
特色/力:2本の鎌
概要
『井守の怪』(『北越奇談』)からイモリをイメージして誕生した。全身が紫色をしており、橙色のイボが生えている。かなり卑怯な性格をしており、変身しようとした野上良太郎を襲っている。
モモタロスたちを閉じ込めたあとは食堂車で仲間のイマジンとともにトランプ遊びに興じ、神の列車=ガオウライナーを手に入れるために訪れた戦国時代では忍者のひとりに憑依していた。
活躍
武器は両手に持った三日月状の鎌。ゲッコー同様、壁面や天井に手足を貼り付け、自在に伝い敵に気付かれぬように忍び寄る。
コブラと共にオーナーからマスターパスを奪う。車内での花札を始め、常にゲッコーイマジンにくっ付かれているが、本人はあまり気にしていない。クライマックスの戦闘では電王 アックスフォームと戦い、ダイナミックチョップで倒された。
再登場
カイが別個体と契約することによりTV版40話にて再登場。「桜井」を抹殺すべく過去に飛んだスネールイマジン(♂)を追いかけようとする電王たちを邪魔する。
現代で野上良太郎に襲い掛かるものの、ゲッコーイマジン共々クライマックスフォームに返り討ちにされた。『さらば電王』ではコブライマジンやゲッコーイマジン共々、死郎が生き返らせた再生怪人として複数個体登場する。
サラマンダーイマジン
声:内山眞人(仮面ライダーパンチホッパー)
スペック
身長:207.0cm
体重:141.0kg
特色/力:柄の長いハンマー
概要
『死神ショロトルの化身』(アステカ神話)からサンショウウオをイメージして誕生した。性格は傲慢で非常に図々しい。
車内ではナオミをメイド扱いしコーヒーを出すよう命令したり、コブラと同様ナオミに触るなど、行儀が悪く態度も高圧的。モモタロスたちを閉じ込めたあとは、食堂車で仲間のイマジンとともにトランプ遊びに興じている。
活躍
武器は口から吐く猛毒液や硬い皮膚、ハンマー・鉄球。ハンマーを振り回して暴れ回るパワーファイター。
神の列車=ガオウライナーを手に入れるために訪れた戦国時代では忍者のひとりに憑依しており、仕掛けられた大量の火薬に火矢を放って爆発させ、神の路線の封印を解いている。
ニュートイマジン、ゲッコーイマジンと共に電王を抹殺しようとするが、過去から呼び出された野上良太郎に憑依したリュウタロスと交戦。翻弄され、最後はガンフォームのワイルドショットで倒された。スーツは後にスノーマンイマジンに改造された。
備考
2007年当時52歳で、最年長ライダーであった。6年後に仮面ライダーソーサラーに塗り替えられる。渡辺裕之氏はリポビタンDのCMや『ウルトラマンガイア』の石室コマンダー役、『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』のフレディ役、『牙狼<GARO>』の冴島大河役などを演じている。
仮面ライダーガオウ
「俺はな、時間に飽き飽きしてんだよ」
スペック
身長:198cm
体重:102kg
パンチ力:7t
キック力:6t
走力:100mを6.2秒
ジャンプ力:ひと跳び25m
体重:102kg
パンチ力:7t
キック力:6t
走力:100mを6.2秒
ジャンプ力:ひと跳び25m
概要
牙王が自身のオーラをフリーエネルギーに変換して変身する。劇場公開版では最初からオーラアーマーを装着していたが、ファイナルカット版では、プラットフォーム(に相当する形態)にオーラアーマーが装着されるように修正された。
基本カラーは銅色。オーラアーマーには緑青の錆が浮いている。身体の至る所にワニの意図が見られる。ワニの頭部が複雑に変形して装着された、大きなV字型の電仮面が特徴的。
戦闘能力
ガオウガッシャー ソードモードを使った、荒々しい戦法が得意。ライダーとしてのスペックの数値自体はソードフォームと大差ない。
しかしイマジンの力を使わずとも戦闘力はかなり高く、電王4大フォームとゼロノス・ベガフォームを「バカの揃い踏みだな」と軽口を叩きながら圧倒した。
性能
『Oシグナル』は2km以内にいるイマジンを察知できる。素体頭部に『電仮面』がリ・バース(装着)される。視覚と聴覚を得る。
「電仮面」の両端に備わったアンテナ『ゲイターホーン』が空気の振動波をキャッチし、電気信号に変換する。40Hz~10万Hzの超音波まで、広範囲の音を聴き取れる。
「電仮面」に備わったワニの口状の目『ゲイタースキャンアイ』が広角度、広範囲をカバー。最大で5km先にいる人間の顔を見分ける。0.05mmの物体を識別可能。ナイトビジョン機能もあり、暗闇の中でも、赤外線照射によって1km先の目標物を識別可能。
実体化したオーラ『オーラスキン』が全身を覆う。防御性に優れ、500万Vの電流や、ダイヤモンド製の刃先によるダメージをも軽減する。そこに鎧『オーラアーマー』を装着。
胸部装甲『ゲイターブレスト』は10tの衝撃さえも緩和。変身者へのダメージをゼロに抑える。胸部を縦に走る、ワニの口に似たレール状のモールド『ガオウレール』は、「電仮面」が移動する際の線路として利用される。
四肢
手首や足首の『リストバングル』『アンクルバングル』がガオウの心身のエネルギー発散効果を高める。アドレナリンの分泌がよくなり、運動能力が高まる。『ガオウガントレット』が前腕部から手の甲までを保護。必殺技発動時などの衝撃にも耐えられる。
『ガオウキュイス』が太ももをガード。『ガオウポレイン』がひざを守る。ひざ蹴りの威力を増大させる。『ガオウグリーブ』があらゆる攻撃からすねを守る。『ガオウサバトン』が足の甲を保護する。
装備
マスターパス
インフィニティのマークが描かれた、金色のパス。“神の路線”に入るためのキーアイテム。変身などに用いる。牙王がオーナーから強奪した。
変身時は手から離れ自動的にベルトにセタッチされる。神の路線は何万年も前の時代に行くことができる。牙王がインフィニティのチケットをなぜ持っていたのかは定かではない。
ガオウベルト
変身ベルト。基本カラーは黒。変身時に炎と共に腰に出現する。変身音はパイプオルガンに似ている。かなり荘厳。
マスターパスを取り出すと自動で腰に巻かれる。ベルトのボタンを押してマスターパスを上に放り投げるか、手放すことで自動でセタッチされて変身が完了する。電子音声で「ガオウフォーム」と発声される。玩具ではウイングバックルとコンパチ。
ガオウガッシャー
デンガッシャーに似た武器。ソードモードの刃が黄色い鋸状になっている。他の形態も使用出来るのかは不明。
ガオウライナー
スペック
全長:1号車 26m(展開時)、2号車以降 各25m
全幅:3.9m
全高:1号車 4.49m、2~4号車 各3.65m
全幅:3.9m
全高:1号車 4.49m、2~4号車 各3.65m
概要
電王お馴染の電車型タイムマシンの一つで、劇中では「神の列車」と呼称される。キバと後続車両七両で構成される。1両目のキバのモチーフはワニで基本色は銅。マシンガオウストライカーの格納庫も兼ねていて、ライナー全体の制御車でもある重要な車両。
玩具では先頭車両のキバのみ発売。劇中の再現のためにはもう一つデンライナーを買って後部車両にするしかない。ギミックも口がパクパクするだけ。付属のカード目当て。
フリーエネルギーを電気に変換する集電装置ガオウギャザーとアルゴドライブエンジンを搭載し。フロント部の物質生成照射装置によって神の路線を造り、疾走する。
バトルモードになると巨大なワニを模した外見となり、全てを喰らい尽くし消す。光線を発射したり、上面に並ぶ鰭状の部分をミサイルとして飛ばせる。
過去の時間を「変える」のではなく「消す」ため、過去の影響を受けないはずの特異点にとっても危険な車両。おそらくこのために今まで一度も走ることが無かったのだろう。
入手
時間の支配を目論んだ古代の王によって作られたが、その力を制御しきれなかったため封印されていた。牙王の最大の目的であり、これを手に入れるために彼はデンライナーをジャックした。
結局、その時代には無く戦国時代に封印されていたが、真田幸村の協力(ほぼ脅しも同然だが)を得た牙王が発掘して、手に入れる。ちなみにガオウライナーは劇場版限定ではなく、TVシリーズ25~27話にも登場している。
ガオウストライカー
ガオウライナーの運転システムを担う、バイク型コントローラー。ガオウライナーの運転や戦闘を行った。マシンデンバードに似たフォルムだが、車体前部には牙のようなパーツがあしらわれている。ベース車種はホンダXR250。
必殺技
タイラントクラッシュ
マスターパスをガオウベルトにセタッチして発動。ガオウガッシャー・ソードモードから繰り出す。電王ソードフォームの「俺の必殺技」に似た技。フルチャージによりオーラソードを強化し、本体から分離させて柄で遠隔操作する。
のこぎりのようにギザギザした刃を敵にぶつける。大きくドリルのように回転し、周囲の敵を一掃する。分離した剣先はドリルのように回転し、電王のエクストリームスラッシュを遥かに凌ぐ威力を発揮する。
ライダーキック(名称不明)
マスターパスをベルトに翳さずに使用。右足にエネルギーを集め、ゼロノスを吹っ飛ばした。
備考
渡辺氏はガオウを演じるにあたって、「ガオウはなんで神の列車探してるの?」と疑問に思ったが、誰も教えてくれなかったので、過去に5歳の子供を失って、子供がいた時間に行こうとするもうまくいかず、時間なんて消えてしまえと思い今に至ったと脳内設定作っていたことを舞台挨拶などで語っている。
その濃いキャラクター性とスーツのカッコ良さで再登場を望む声も少なくはないが、ガオウのスーツは『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』に登場する「仮面ライダー幽汽」に改造流用されてしまったため、アトラクション用スーツでもない限り、おそらく実写で今後彼を見ることはもう無いだろう。
その濃いキャラクター性とスーツのカッコ良さで再登場を望む声も少なくはないが、ガオウのスーツは『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』に登場する「仮面ライダー幽汽」に改造流用されてしまったため、アトラクション用スーツでもない限り、おそらく実写で今後彼を見ることはもう無いだろう。
劇中での活躍
暗躍
部下を使って野上良太郎を2000年5月8日におびき寄せ、モレクイマジンが戦っているあいだにデンライナーを強奪。 デンライナーのジャック後、オーナーからマスターパスを脅し取り、「神の列車」であるガオウライナーを手に入れる。
持っていたインフィニティチケットを使って神の路線へと入り、追ってきたゼロライナーを蹴散らして江戸時代へ。そこで真田幸村を脅して火薬を調達し、崖を破壊してガオウライナーの封印を解いた。
その後、良太郎を消すために1988年12月26日へとタイムスリップ。その日の時間の消滅を図った。だがそれを止めに来た良太郎の決死の活躍、侑斗の機転で連れてこられた異なる時間軸の良太郎が変身する3人の電王と侑斗自身=ゼロノスの活躍で手下を全て倒される。
最終決戦
電王4フォームとゼロノス ベガフォームをガオウに変身して圧倒。勝利を確信するが、ただ1人起き上がったソードフォーム渾身のダブルフルチャージで繰り出した“俺の必殺技・特別編”を受けて痛手を負い、ガオウライナーに撤退。
そのままデンライナー、ゼロライナーとの巨大戦にもつれ込むがゴウカ、イスルギ、レッコウ、イカヅチ、ゼロライナーが連結して繰り出した攻撃によりガオウライナーは大破。
最後はソードフォームとの一騎打ちに敗れ「時間に喰われるのは……俺の方か……」との言葉とともに砂と化して消滅した。
その他の活躍
バトライド・ウォー創生
タイムサバイバルLv7の最後のステージ「踏み沈める悪魔」にガオウが登場。タイラントクラッシュを喰らうと体力を約九割削られる。体力が半分程度だと間違いなく即死である。
このステージ全体でボスが六人出てくる。三人ずつでなおかつボスは、コーカサス、ガオウ、武神鎧武でひと塊で、アーク、リュウガ、ソーサラーでひと塊で出てくる。
ガオウと武神鎧武の飛ぶ斬撃、コーカサスのハイパークロックアップ、巨体なアーク、ソーサラーの魔法、リュウガのドラグブラッカーによる火球攻撃が強力。ステージも一回目でシャドームーンと戦う場所と同じで狭い。
ロストヒーローズ
ウルトラ・キューブでの第4層で登場し、力を失った電王を苦しめたが、タロスズが電王の変身権を巡って小競り合いになるとクライマックスフォームが解禁されて敗れた(原作では劇場版の後にクライマックスフォームが誕生したので、初の対戦カードとなる)。
その後、ヴェーダ・キューブでアームズ・ドーパントを引き連れてヒーロー達に再挑戦してきたが、ヒーロー達に敗れて強盗団は解散となった(盗賊繋がりの選出なのだろう)。
強盗団のその他のメンバーはマグマ・ドーパント、ピンクラビットイマジン、スイーツ・ドーパント、モールイマジン、スノーマンイマジン、アイスエイジ・ドーパント、マネー・ドーパントと原作とは異なったメンバーとなっている。
その他
『ファイナルステージ』では何者かがマスターパスを拾って変身した2代目が登場しており、声優は家中宏が担当している。
『スーパーヒーロージェネレーション』ではオリジナルキャストで登場。実写作品ではスーツの事情で出番がないものの、ゲーム作品では客演の機会にそこそこ恵まれている。
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以上です。これで紹介を終えます。