【令和のセーラームーン!】仮面ライダーツクヨミ / ツクヨミ【大幡しえりは死んだ? 動画・BGMあり】

2022年10月10日月曜日

4号ライダー ヒロイン解説 仮面ライダージオウ 仮面ライダー解説 女性ライダー

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーツクヨミです。

「私はツクヨミ。わたしの時代は破滅を迎えているの……」
【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • ツクヨミ
    • 概要
    • 容姿
    • 性格
    • 描写
    • 目的
    • 戦力
    • 時間停止能力
    • 正体
    • 備考
    • 中の人
  • 仮面ライダーツクヨミ
    • スペック
    • 概要
    • 容姿
    • 性能
    • 使用アイテム
      • ツクヨミライドウォッチ
      • ファイズフォンX
    • 特殊能力
      • ルミナスフラクター
      • 時間停止能力
    • 必殺技
    • 立体物
    • 補完計画
    • 備考
  • 劇中の活躍
    • ソウゴとの出会い
    • 裏切り
    • 2009年の遭遇
    • 信用回復
    • アギト編
    • カブト編
    • アナザージオウⅡ編
    • 仮面ライダーアクア
    • アナザーワールド
    • ツクヨミ変身
    • 士の作戦
    • 最終決戦
    • 改編された世界で
    • 外伝
【Vシネ戦闘】
ツクヨミ
「私も世界を良くしたい。過去に何があっても、私が本当は誰でも関係ない。だって、私は私だから」

 特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場するキャラクターでヒロイン。2050年生まれの18歳。仮面ライダーツクヨミの変身者。演じたのは大幡しえり

 概要

 オーマジオウによって支配され、荒廃した2068年の未来からやってきた謎の少女。常磐ソウゴ/仮面ライダージオウや明光院ゲイツ仮面ライダーゲイツとは同い年。
 外見は前髪をぱっつんにした黒いロングヘアと、いつも羽織っている白いマントのようなワンピース、黒いタイツが特徴。
 別の衣装に着替えても、このワンピースだけは常に身に着けている。ゲイツ同様に服装を怪しまれる感覚はない。EP03ではゲイツと共にソウゴの通う光ヶ森高校の生徒を装い、現代での活動を開始する。

 性格
 清楚で儚げな雰囲気に反し、聡明さと気丈さを兼ね備える。肝が据わっており、良くも悪くも決断力が強い。普段は比較的落ち着いているが、気に食わない状況には気性が荒くなる。ゲイツと比べると割とソウゴに協力的。
 ソウゴとゲイツが別行動をした時も同じレジスタンスで未来人でもあるゲイツではなく、ソウゴの方に協力している。
 事件を解決していく中で彼に対する信頼が芽生え始めていく。ゲイツがソウゴを倒そうとする際には戸惑う様子も見せるなど、純粋にソウゴを大切な仲間として見ている。

 描写
 ソウゴの人柄を見極めるため、江戸時代にて偶々起きていた喧嘩に強引に巻き込ませる。過度の時間干渉を防ぐため、ソウゴ、戦兎、龍我を立て続けに銃で気絶させるなど、過激な面も目立つ。
 ソウゴと衝突を繰り返すゲイツをなだめたり、ソウゴをオーマジオウとなる歴史に導こうとするウォズを警戒する面も見せる。
 辛い物好きで甘味は苦手。ハイパーバトルビデオではホラーに爆笑し、「本物の幽霊を見てみたい」と言っていた。歴史の人物に関してもあまり詳しくなく、第9話ではソウゴが見せた織田信長の肖像画を見ても「知らない」と発言していた。

 目的
 オーマジオウの支配する歴史を変えるため、明光院ゲイツは「過去のオーマジオウ=若き日の常磐ソウゴ」を抹殺するべく、タイムマジーンで2018年に向かう。
 彼を止めるため、自身もタイムマジーンで2018年に向かう。EP1でゲイツに襲われているソウゴを助けた。以降、ソウゴがオーマジオウにならないように尽力する。

 戦力
 楕円形のタブレットを使った、過去と未来の事件に関する情報収集等でソウゴ達をよくサポートする。ファイズフォンⅩを用いてアナザーライダーとも戦う。タイムマジーンの操縦や戦闘も可能。変身は最終盤までお預け。
 EP01では2068年の世界で、オーマジオウに対抗するレジスタンスとしてゲイツと同じような戦闘用装束を纏っていた。EP15ではカッシーンに襲われたゲイツを救うために、生身でスライディング脛蹴りを決めて救出した。

 時間停止能力
 ジオウ初期からタイムジャッカーらの面々に散々使用され、披露されてきた能力。発現当初は無意識に発動していた。能力の存在を自覚してからは恣意的に扱える。タイムジャッカーより大規模かつ強力に、かつ精密に行使できるようになる。
 本来この力を持つのは王家の血筋の者のみ。ウールとオーラはスウォルツの力を分与されることで行使している。『カブト』編では超巨大隕石の落下すら一時的に食い止めた。
 映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』では変身前の状態でバトルマギア軍団に包囲されたところで使用。外に抜け出すと共に銃口を互いに向けさせて同士討ちさせた。

 正体
 実はレジスタンスに属する以前の記憶がない。「ツクヨミ」はあくまでコードネーム。本名はアルピナ正体は違う時間軸の世界に君臨する、時を司る王家の一族。
 その世界で王に選ばれるが、嫉妬した兄のスウォルツによって「逢魔降臨暦」の時間軸に追放される。その後2068年の世界でレジスタンスに拾われた。
 ゲイツを始めとした仲間たちと反抗を続けていた。ところが、部隊長・ウォズの裏切りとオーマジオウの強大な力の前に仲間たちは倒れる。

 備考
 名前の由来は日本神話に登場する同名の神・月読命からだと思われる。本名である「アルピナ」の由来は、スイスの時計メーカー・Alpinaだと思われる。
 アルピナの意味は「高山」であり、日本神話関連に出てくる、萬葉集の一文「高山も 高くもがも 月夜見の…」からの繋がりであろう(また若水信仰に、本名を教えた湊ミハル/仮面ライダーアクアを意識した部分もある)。

 中の人
 演者の大幡しえり氏がジオウ第1話の撮影で体力不足を痛感したために、スタント役の夏未氏にお願いして撮影の合間にトレーニングの指導をしてもらった結果、筋肉が付いてあのふっくらな見た目になった。
 ツクヨミ役の大幡しえり氏は「仮面ライダー」という番組に出演するにあたって、ずっと「変身」を熱望しており、「補完計画」を経て本当に変身することを知った際には「とっても、とっても、とっても、喜んでいました」とのこと。
 担当アクターは第一話からツクヨミのアクション・スタントを担当していた佐野夏未氏であり、こちらが判明した時もとても喜んでいたとのこと。

仮面ライダーツクヨミ
ジクウドライバー! ツクヨミ

「変身!」

ライダータイム! 仮面ライダーツクヨミ! ツ・ク・ヨ・ミ!

「ここで終止符を打つ!」
 スペック

身長:193cm
体重:88.7kg
パンチ力:27.2t
キック力:61.3t
ジャンプ力:ひと跳び72.2m
走力:100mを2秒

 概要
 ツクヨミがジクウドライバーにツクヨミライドウォッチを装填して変身する仮面ライダー。最終回目前の第48話にて登場した。平成最期の女性ライダー。
 ドライバーの待機音はジオウⅡと同じ。変身時に背後に現れる時計は天文時計を象っており、腕時計の機構の一つである「ムーンフェイズ」を取り入れた形になっている。

 容姿
 白のベースカラーに金色のラインが入っている。中心部分にはジオウと同じく銀色のベルト状の部品があるが、ジオウ達とは異なりドライバーに届いていない。
 アンダースーツは黒。アナザーディケイドの悪魔的風貌に対し天使のような神聖な印象を受ける。時計の針型のブレードアンテナは2時を指している。
 『ライダー』の文字のインジケーションアイは三日月を模している。パールピンクの時計盤と短めのベルト状のパーツより、女性用の腕時計をイメージしていると思われる。

 戦闘能力
 基礎スペックはジオウ基本形態の約3倍、ジオウⅡをも若干ながら上回り、それどころか並みの最終フォームすら大きく上回る。更に基本フォームの為、まだまだ強化の余地があるのでチートライダーが多いジオウライダーの例に漏れず、圧倒的な戦闘力を誇る。
 D3スロット(ジクウドライバーの左側)が空いている為その気になればアーマータイムも可能。ウォッチがオーマジオウの力を受けているためか、スウォルツに奪われた時間停止能力を再び発動している。

 特殊能力

ルミナスフラクター
 グローブに生体エナジーを収縮させることで純白のエネルギーブレードを発生させる。設定上は両手を使っての二刀流も可能。
 ゲイツリバイブ剛烈の攻撃すら効かないアナザーディケイドの身体を貫く威力がある。タイムジャッカーのオーラもこれに似た物を生身で使ってウールを殺害していたが、こちらはドス黒い色だった。

 性能

頭部『キャリバーQ』
 顔部装甲『カメンダイアル』は特殊金属「ハイクラスグラフェニウム」を用いた多層構造で、美しい光沢感が特徴。
 フェイス部を囲むフレーム『オーブベゼル』は剛性を維持しつつ柔軟性に富んだ特殊金属「シャントグラフェニウム」によって、しなやかに衝撃を受け流す。視野角270°のセンサーを複眼状に集合させた視覚装置『インジケーションクレッセント』が現在の状態を表示。

感覚器官
 情報統括ユニット『コアリューズ』が戦闘データベースを管理。ルナシグナルで解析した敵の情報等を記録する。情報集約ユニット『ルナシグナル』が各種センサーから寄せられた情報を統合・分析し、最適解を導き出してシステム歩度を調整する。
 データ収集装置『クロックブレードQ』の長針センサー「バリオンハンドM」は主に時間に関する情報を捉え、敵が攻撃・回避を行うタイミングなどを予測。
 短針センサー「メソンハンドH」は主に空間に関する情報を捉え、自身と敵の間合いや射撃攻撃の着弾点などを計測する。

全身
 ボディースーツ『ノーブルアジャストライクスーツ』が攻撃時の動作を最適化するために伸縮・硬化といった部分的な形状変化を実行し、変身者の身体能力を遥かに上回る挙動をも可能にする。
 マント『ルナローブ』は特殊エネルギーフィールドを発生させることであらゆる衝撃を包み込み、変身者を護る盾。体の各所に設置された装甲兼計測装置『ソナカウントパッド』は受けた衝撃や対象物の情報を瞬時に計測し、頭部のルナシグナルに送る。
 身体の各部に配されたバンド型能力制御装置『ソナマチュアバンド』が変身者の能力を制御し、強大な力による体への負担を軽減する。
 
胴体
 胸部装甲『ブライトテクター』の装甲材「アルテミウム」は、超軽量でありながら鋼鉄の800倍の強度を誇る。生体強化装置『ミッドバンドライナー・セレナーデ』がジクウドライバーが生み出すエネルギーを生体エナジーへと変換し、供給する。非常に小型で軽量。

腕部『タイムセレ二ティアーム』
 腕を覆う人工筋肉「リードナノチューブ筋」により、驚異的な腕力としなやかな運動性を変身者に与える。ライドウォッチ用スロット『ライドウォッチホルダー』を両腕に各2個ずつ配置。冷却やバックアップデータの取得など、ウォッチのメンテナンス機能を備える。
 拳を保護するグローブ『ツクヨミリープハンド』の指先や手の甲を覆う特殊金属「シャントグラフェニウム」製プレートアーマーが高い打撃力と防御力を生み出す。全体に生体エナジーを高収束させることで光刃「ルミナスフラクター」を生成可能。

脚部『タイムセレニティレッグ』
 脚を覆う人工筋肉「リードナノチューブ筋」により、驚異的な脚力としなやかな運動性を変身者に与える。
 ドレス『フェイズドレス』は受けた衝撃の運動エネルギーを相転移により消費させることで軽減する。腰部から大腿部を保護する装甲『ロインクロッサー』は装甲材「アルテミウム」により王家に伝わる伝統的意匠を再現している。
 反重力ソールの作用によりジャンプ力を増大させるシューズ『ツクヨミリープシューズ』先端の金属装甲「アルテミウムバイト」はキック時の破壊力を増大させる。

 装備

ツクヨミライドウォッチ
輝きを放つ三日月マスクの女性ライダーは……ツクヨミだ!

 未来に渡ったソウゴが現代に来る前のツクヨミの懐に入れたブランクウォッチが、オーマジオウが放った力を吸収。現代のツクヨミの手の中で覚醒した。
 立体物はEP48放送終了後の2019年8月19日からプレミアムバンダイ限定で予約が開始されたDXメモリアルライドウォッチセットで発売。
 他のライドウォッチと同様にキャストの音声を収録しているほか、ボタンの長押しでキャスト音声が流れない「通常モード」にすることも可能。本編では使用しなかった、タイムマジーンを召喚する時の音声も入っている。

ジクウドライバー
 『仮面ライダージオウ』に登場するメインの変身ベルトクリアホワイトの胴体部を持つ、巨大な腕時計のようなデザインが特徴。
 裏面にはカタカナで「ベルト」と刻まれている。ライドウォッチをスロットに装填し本体を回転させることで、ライドウォッチから各種装備やライダーアーマーのデータを読み取り、実体化する。
 制作元や背景技術は一切が不明。ただ、劇場版に登場する組織である「クォーツァー」はジクウドライバーを使うライダーを3人も有しており、ウォズは劇場版でその一員であったことが明かされたため、製造元や技術源としての関連性が疑われている。

性能
 メーンユニット『ジクウサーキュラー』全体を回転させることにより、両端のスロットにセットされたライドウォッチのデータを同心円状に展開・ロード。
 ジクウマトリクスへと伝達。回転運動によって生み出されたエネルギーは加速増幅され、変身や必殺攻撃に利用される
 理論具現化装置『ジクウマトリクス』がジクウサーキュラーから伝達されたライドウォッチのデータを実体化し、各種装備やアーマーとして変身者に装着する。
 メーンディスプレイ『ザイトウインドー』がライドウォッチの起点座標の他、モードチェンジ毎に状態を文字にして表示する。

所持
 本編では計4本が登場。ゲイツはEP01から出所不明のドライバーを所持。ソウゴはEP01でウォズから献上されたドライバーを使用していたが、EP16でドライバーが破壊されて以降はゲイツの持っていたドライバーを使用している。
 ゲイツはEP16でソウゴにドライバーを託した後はウォズがソウゴに再献上するべく持ってきた劇中で3本目にあたる別個のドライバーをソウゴから渡され使用している。ツクヨミはウォズから劇中で4本目となるドライバーを渡され変身している。

ファイズフォンX
 ライドガジェットの一種。ツクヨミやゲイツが使用する可変マルチデバイス。ファイズが使用するファイズフォンおよび変形状態のフォンブラスターと同様の機能を多く持つ。
 変身前が使用している武器。映像作品では未使用な一方で、ファイナルステージでは使用。アナザークウガを撃破した。通常形態のフォンライドウォッチから携帯電話型の「フォンモード」、銃型の「ブラスターモード」に変形する。
 メーンモニター『モニタリングウィンドウ』が現在起動している機能を表示する。ブラスターモード時に表示されるヘルプダイアログウィンドウは、内蔵機能と、それに対応するコードナンバーなどを示している。

フォンモード
 高い剛性を誇る「ソルメタル779」製のボディ外装『ソルメタルケース』や回転軸『トランスブリッジ』はホールド性が非常に高く、手にフィットして安定させる形状
 グリップ『インプットグリップ』にタッチパネル式のモニターを搭載。通話の際や各種モードセレクト時にコード入力を行う。
 エンターキー付近には同様にスマートブレインのロゴが描かれている。外装は「Xシルヴェールラバー」製。ファイズアーマーにギア555を装備させる。時代を超えた通話が可能。作中ではこれにより事態が収束した事例もある。

ブラスターモード
 銃口『マズルプッシュ』から流体エネルギー「フォトンブラッド」を圧縮した弾丸「フォトンバレット」が撃ち出される。
 精密射撃に向く単発の「シングルモード」、破壊力が高く連射可能な「バーストモード」、高威力の光線を照射する「チャージモード」の3種類の形態を使い分ける。
 出力調整した低威力の状態では対象を気絶させられる。第1話でソウゴ達に撃った際には龍我にだけトドメのエフェクト(Φ)が発生している。

 必殺技

タイムジャック
 ジクウドライバーを操作して発動。『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』ではゲイツ&ウォズと共にトリプルライダーキックの形で使用し、滅&迅を撤退に追い込んだ。
 『NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』では単独で使用。周辺が夜となり三日月をバックにライダーキックを放った。
 『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド -7人のジオウ!-』では、負傷した身でありながらインベス(によく似たモンスター)をカウンターという形で撃破してみせた。
 プレミアムバンダイ限定「仮面ライダージオウ DXメモリアルライドウォッチセット」のツクヨミライドウォッチ(メモリアルver.)で技名が判明した。

エネルギー弾
 『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で使用。滅・迅と戦っていたゲイツとウォズの必殺技の余波をグローブに引き寄せて掌握、黄金のエネルギー球を創り出して投げつけた。軌道をコントロールできるらしく、敵だけを複雑な軌道を描いて狙い撃っている。ファンからの愛称はツクヨミボンバー。

 立体物
 食玩【装動ゼロワンAI09】にてラインナップされた。アーマーセットには、PVC素材でできたマントとルミナスフラクター発動モード再現用ハンドパーツ、ファイズフォンⅩが収録される。フィギュアーツは参考出品すらない。

 補完計画
可憐なレジスタンス未来人、ツクヨミは、縦横無尽に舞い踊る!

 TTFCで配信された「仮面ライダージオウ補完計画」EP15.5で登場。本編でベルトを捨てる決意をした常磐ソウゴ。「主役を降りろ」と言うゲイツに「降りたら番組どーなるの!?」と反論するソウゴ。するとゲイツは「新番組 仮面ライダーゲイツ」を提案。
 さらにツクヨミは「仮面ライダーツクヨミ」を提案したのであった。「TSUKU」の文字が描かれたライドウォッチで変身。ドライバーの"TSUKUYOMI"の文字も流れたが、ツクヨミが光に包まれるシーンで終わったため変身後の姿は不明であった。

劇中の活躍

 ソウゴとの出会い
 EP1ではゲイツを追ってタイムマジーンで2018年の時代を訪れ、ゲイツに襲われていたソウゴを助ける。白亜紀の時代に逃げ、ソウゴに「50年後の2068年にオーマジオウとなる」事実を告げた。魔王の力を手に入れないように働きかけた。
 しかしソウゴの人柄は、自分の知っているオーマジオウと全く印象が異なっていた。ソウゴとオーマジオウが同一人物なのか疑問を持つようになる。
 そのため、ソウゴが本当にオーマジオウになるのかを見極めるため、ゲイツ共々ソウゴと常磐順一郎の住むクジゴジ堂に居候することになった。以降ソウゴたちとともに、タイムジャッカーやアナザーライダーが引き起こす事件に立ち向かう。

 裏切り
 ソウゴが仮面ライダージオウⅡに変身。その圧倒的な力と時間遡行能力、未来予知能力を見て心変わりする。ソウゴがオーマジオウだと確信して白ウォズ側に離反する。
 「オーマジオウになれば間違いなく俺が倒す」と言い渡した上で「仲間」としてのスタンスを保つゲイツとは、物語初期での立ち位置が逆転した。
 アナザージオウが現れると、変身者の加古川飛流を調べる。結果、2009年に2人がいちご狩りに向かっていた最中にバス事故に巻き込まれ、両親を亡くしたという共通点を発見。タイムマジーンで2009年に向かった。

 2009年の遭遇
 イチゴ狩りツアーに向かっていたバスに乗り込む道中でスウォルツが登場。「2000年生まれの子供たちの中から、時の王者たる者を選別するため死を賭した試練を与える」と称し、バス内の保護者たちの時間を停止。
 ソウゴを掴み上げる。ツクヨミが発砲するも弾かれる。スウォルツは時間転移を強行して子供たちごと未来へと転移。ツクヨミも運転手の門矢士が発生させたオーロラによってスウォルツの後を追って移動する。

 信用回復
 そこで彼女が見たのはダイマジーンの群れが街を破壊し、多くの人々が命を落とす「オーマの日」の光景であった。スウォルツがソウゴの中の「時の王者」としての力を覚醒させる「魔王誕生」の瞬間を目撃する。
 自分を助けてくれた士の目的が「『ジオウ』の世界を破壊すべきかどうかを見極める」ことであることを知る。その後は、士が発生させたオーロラを通って2019年に帰還する。
 アナザージオウと決着を着けたソウゴとゲイツの前に現れる。いつの間にか和解していた2人に驚きながらも、自分もソウゴと和解。再びクジゴジ堂に帰ってきた。ゲイツと共に「ソウゴは魔王にならないしさせない」と友としての決意を固めた。

 アギト
 アナザーアギトとの戦いの中で、時間停止能力に目覚める。未知の力に怯えるが、同じく記憶喪失かつ突然手に入れた力に戸惑ったことのある津上翔一と彼を受け入れている風谷真魚の話を聞いて「私は私」とそのまま受け入れる。
 ソウゴ達と改めて歩んでいくことを決意する。自分達の下に戻った彼女に、ソウゴは「お帰り、ツクヨミ」と声をかけるのだった。
 そして増殖したアナザーアギトと戦うジオウ達の下に駆け付け、自身の能力で翔一のサポートも行い、共に戦った。アナザーアギトを撃破し戦いを終えた彼らの前には、笑顔で「ただいま」と告げる

 カブト
 ワームとの戦いで絶体絶命の親子を救った際、一瞬家族のビジョンが脳内に浮かぶ。「ツクヨミの家のコック」になっていた門矢士と再び出会う。
 自身が8歳だったときの2058年へ向かう。幼少期の自分と屋敷で出会うが、若いスウォルツが幼いツクヨミと共にその場を去る。
 さらに、ウールからフォーゼギンガのウォッチを奪った現在のスウォルツが現れ、ソウゴ達の危機を伝えるとウォッチを渡して去って行った。
 「隕石落下の阻止にはツクヨミの力が必要」と2019年に送り帰された。その後隕石落下は彼女とジオウトリニティの力で阻止された。「電王編」ではアナザー電王による「デンライナー強奪事件」も解決する。

 アナザージオウⅡ編
 2019年の時代は、加古川飛流が新たな魔王として支配する世界に改変される。歴史を作り替えられ、ソウゴの記憶を失う。ツクヨミはゲイツ共々、アナザーライダーを率いる飛流に反抗するレジスタンスとして戦うことになった。
 歴史改変の影響によってソウゴに関する記憶が全て失われた状態となってしまい、しかもソウゴを「大魔王ジオウ」と呼んで敵視していた。
 しかし、ソウゴの必死な訴えと自分やゲイツのことを知っている様子を見て、彼が嘘をついていないと確信。ソウゴの話を信じ、加古川飛流の打倒と歴史の修復に協力する事を決める。

 歴史の再生
 タイムジャッカーに拉致される。そして屋敷にてスウォルツから真実を聞かされる。スウォルツが2009年の世界でツクヨミと対面した際気付かなかったのは、当人は追放した時点で妹が死んだと思い込んでおり、成長した後の彼女の姿を知らなかったため。
 スウォルツは自身が新たな王になる野望を明かし、ツクヨミから「王家の力」の強奪を図る。ツクヨミを守ろうとウォズが妨害を仕掛けようとするも返り討ちに遭ってしまい、ツクヨミは「王家の力」をスウォルツに奪われてしまう。
 力を全て奪われてしまったツクヨミだったが、その場はウォズと共に脱出。クジゴジ堂に戻り、ソウゴやゲイツに自身の素性を明かすのだった。
 その後、アナザージオウⅡとアナザーライダー軍団がソウゴ達に倒された事で2019年の歴史が修復され、ツクヨミもソウゴのことを思い出した。

 仮面ライダーアクア
 ツクヨミは士から「異なる時間軸からやって来たツクヨミは“世界の歪みそのもの”」であり「この世界に本来は居てはいけない存在」だと告げられる。
 また、湊ミハル/仮面ライダーアクアが初期型タイムマジーンで2019年に来訪。「ゲイツツクヨミが2019年に居続けると、逆にソウゴがオーマジオウになる未来が確定する」ことが発覚。同時に自身の本名が「アルピナ」だと教えられた。
 ミハルから元の時間軸に帰るように諭されるも、帰るべきか苦悩。アクアと大道克己/仮面ライダーエターナルの戦闘中、アクアの放った液体の縄で拘束されたスウォルツの隙を突き、彼の背後から力を徐々に吸い出す。

 アナザーワールド
 スウォルツはアナザーディケイドに変身。拘束を脱し、ツクヨミに襲い掛かる。駆けつけたゲイツはツクヨミを庇ってアナザーワールドに閉じ込められる。
 代わりに消滅したはずの白ウォズが召喚される。白ウォズはソウゴ達を認め和解した後の記憶を保持しており、ゲイツ救出とアナザーワールド破壊のためにソウゴ達に協力。
 ツクヨミはウォズと共に白ウォズの発生させたオーロラを介してアナザーワールドに向かい、そこで「ソウゴと一緒に新しい未来を創りたい」というゲイツの本心を知る。
 最終的にアナザーワールドの破壊によって元の世界に帰還する。しかし、この後のアナザーディケイドとの戦闘でミハルは殺害される。

 ツクヨミ変身
 EP47ではライドウォッチが破損。歴代の怪人達が出現し『ジオウ』の世界の滅亡が進む。ソウゴ、ツクヨミ、士は2058年に行く。
 少年時代のスウォルツから「自分達の世界は間もなく消滅し、防ぐには他のすべての世界を破壊するしかない」そのため、「仮面ライダーの存在する全ての世界を1つに融合させてからまとめて滅ぼす」という算段を知る。
 帰還後、ソウゴは2068年に飛ぶ。当時のツクヨミにブランクウォッチを密かに渡した。それにオーマジオウが力を与えたことでツクヨミウォッチに変化。ウォズからジクウドライバーを受け取り、仮面ライダーに変身した。

 の作戦
 士は世界を救うための作戦を立案していた。そもそも『スウォルツの世界』が消滅する理由は、『仮面ライダーが存在しない』ためであり、新たにツクヨミがライダーになれば『スウォルツの世界』から『ツクヨミの世界』へと変わり世界が安定する。
 その共鳴によって橋を架け、崩壊しつつある『ジオウの世界』から人々を避難させることが可能となる。
 だがこの作戦は、世界を共鳴させるにはそれぞれの世界に仮面ライダーが存在しなければならないため、人々を避難させるにはソウゴが『ジオウの世界』に最後まで残らねばならず犠牲になる。

 最終決戦
 ソウゴの犠牲を受け入れられないツクヨミは変身直後、ソウゴたちを時間停止する。スウォルツに寝返る。どうにか時間停止を解いたジオウらが一時退却するのをスウォルツと共に見届けてから、彼らが立てた作戦の全貌を彼に明かし、そして改めて忠誠を誓う。
 ゲイツの死により、ソウゴがオーマジオウに覚醒。スウォルツはその力を奪う。逆にダメージを負うが、撤退しようとする。ツクヨミは背後からアナザーディケイドをルミナスフラクターで刺して妨害した。

 壮絶な最期
 だが致命傷には至らず、激怒したスウォルツは強引に振りほどきながら彼女に渾身の一撃を叩き込む。その凶悪無比な威力に耐えきれず吹き飛ばされ、壁に叩き付けられ爆散する。それに激昂したオーマジオウによって、スウォルツも倒された。
 消え行く兄と共にソウゴの前に精神体となって現れ「この世界は、もう私の世界よ……兄さん」と、スウォルツにはそう告げて消滅を見届ける。
 大魔王となり世界を救ったソウゴには「二つの世界を、貴方に託す……」と優しく言い残し、自らも安らかな笑みを浮かべながら白い光の粒子となって消えていった。

 改編された世界で
 全てが終わり、改変とリセットが行われた2018年9月の「ジオウの世界」。光ヶ森高校に通う月読有比菜として彼女は存在していた。新しい歴史を歩み始めたソウゴ、ゲイツの同級生として、後輩のウール、オーラと共にツクヨミも笑顔を浮かべて青春を謳歌していた。
 ゲイツに見事な背負い投げを決めるという、武闘派ヒロインぶりは改変後の世界でも変わらないようだ。学籍番号は183G192068。
 新たな世界では平成12年8月18日生まれで光ヶ森高校では生徒会長を勤めている模様。常磐ソウゴ明光院景都のことはそれぞれ「常磐くん」「明光院くん」と呼んでいる。将来の夢は医者

 外伝作品での活躍
 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』ではフィーニスによる歴史改変の影響で本編での記憶と仮面ライダーツクヨミの能力を取り戻す。
 同じく力を取り戻したソウゴらと共に歴史を元に戻すべく活躍した。滅亡迅雷.netの仮面ライダー滅と仮面ライダー迅を圧倒。初の必殺技であるライダーキックを披露するなど大活躍を収めた。

ゲイツ、マジェスティ
 光ヶ森高校の女子生徒として生活していたが、海東大樹が未来ノートでソウゴとツクヨミの変身能力を復活させ、再び仮面ライダーツクヨミとして戦う
 変身時はどこか覚束無い手つきであったが、戦闘力の高さは相変わらず。実質的な初戦闘でありながら、カッシーンの軍団が相手でも全く引けを取らない。これを無傷で撃退している。この時間軸ではウォズとは初対面である為、彼を「ウォズさん」と呼ぶ。

RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!
 光ヶ森高校が異世界に転移した影響で、ソウゴやゲイツとは別行動を取っている。ボランティア活動で学校を休んでいた為、2人とは違うタイミングで異世界に迷い込んだ。
 一人で森の中を彷徨っていた所、初級インベス(の姿をしたモンスター)の大軍に包囲されるも前回の戸惑いっぷりから一転、迷いなく変身。その後迷子の少年を守る為再度変身。珍しく脚を負傷するも反撃で敵を一掃した。

 仮面ライダーリバイスの外伝作品。第3話にて遅れて参戦。亜樹子が召集した仮面ライダーの内の一人。ブラックサタンの野望阻止の為、ジャンヌらと共闘する。遅れた理由は最後まで不明のままである。割と珍しく普段着姿の彼女をお目にかかることができる。
 あまり状況は把握していなかったようだが、(生身で)ファイズフォンXを駆使してブラックサタン戦闘員を叩きのめした後、仮面ライダーに変身してさくら達を援護した。

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 以上です。これで紹介を終えます。

QooQ