【伝説のうわああああ!】仮面ライダーギャレン / 橘朔也【火星で発見された3! 動画・BGMあり】

2021年10月20日水曜日

2号ライダー 仮面ライダー解説 仮面ライダー剣

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーギャレンです。

「俺は全てを失った。信じるべき正義も…組織も…愛する者も…なにもかも。だから最後に残ったものだけは…失いたくない!信じられる……仲間だけは!」

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 橘朔也
    • 概要
    • 性格
    • 描写
  • 仮面ライダーギャレン
    • スペック
    • デザイン
    • 概要
    • ツール
    • 戦闘能力
    • 必殺技
    • 二号?三号?
      • カリス二号派の主張
      • ギャレン二号派の主張
  • ジャックフォーム
    • スペック
    • 概要
    • 戦闘能力
    • ツール
    • 必殺技
  • キングフォーム
    • 概要
    • デザイン
    • ツール
  • 活躍
    • 本編
      • 序盤
      • 伊坂との出会い
      • ギャレン復活
      • 剣崎との対立
      • 和解
      • 最終局面
      • 生存
    • 劇場版
    • 小説
  • その後の活躍
    • 仮面ライダーディケイド
    • 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
  • ゲーム版
    • PS2「仮面ライダー剣」
    • ガンバライド
    • ガンバライジング
    • クライマックスヒーローズ
    • ライダージェネレーション
    • バトライド・ウォー
    • バトルスピリッツ
  • その他
  • 【備考】
活躍シーン】
橘朔也
 『仮面ライダー剣』の登場人物。仮面ライダーギャレンの変身者。年齢25歳。一人称は「俺」(目上には「私」を使用)。演じたのは天野浩成

 概要

 人類基盤史研究所、通称「BOARD」の研究者。サウスハービー大学卒業後、研究員として入所した。しかし、本来のギャレンの装着者であった桐生豪が事故で不具になったため、急遽ギャレンの代理装着者として選ばれた過去を持つ。
 かなり生真面目なしっかりした人物。礼儀正しい。厳しい部分もあるが、優しさや思いやりも兼ね備えており自分の身よりも仲間の身を案じる。しかし不器用で頑固かつ愚直な面もある為、戦うことへの恐怖心に苛まれたり、他人に騙され利用される事などが多い。
 
 性格
 他のライダーに比べて他人の話を聞いたり、他人の意見を無碍にはしない。一人だけ情報集めも熱心に行っていた。その生来の実直な面につけ込まれて利用され、虚偽の情報に翻弄されたりと情けない醜態も多かったが。
 ライダーとして戦うだけでなく、所属を変えながら、BOARDやライダーシステムの謎、バトルファイトの秘密や裏側を深く研究。成果も得ており、それぞれについておおよその真相を掴んで剣崎たちに警告していた。

 不調
 『ライダーシステムは心の奥底にある恐怖心を増幅して肉体に不調を与える』というシステムの欠陥によって、初期は脳裏に走る“破滅のイメージ”と、体の不調に悩まされていた。
 「変身するたびに自身の体がボロボロになっていく」と考えるようになる。戦闘への恐怖心から変身できなくなって情けない悲鳴をあげたことも。なお、先輩に裏切られたり孤軍奮闘したり、剣崎はより環境が悪かったが、こちらは影響なし。
 BOARD所長の烏丸啓により、恐怖心さえ克服すれば症状もなくなると判明。しかし「恐怖心などない」と否定したい橘はアンデッドとの戦いに没入し、苦戦が続く。

 恐怖心の克服
 悩んだ末、敵であるはずの伊坂が提供するシュルトケスナー藻の効果によって一時期は回復。だがそれは長期間使い続けると体を破滅させる劇薬だった。剣崎との関係性も険悪なものになってしまった。
 だが、唯一の心の拠り所だった大学の同級生・深沢小夜子が伊坂によって亡き者にされたことで、ようやく橘は仇討ちに燃えつつも冷静な判断力を取り戻す。
 怒りと悲しみ、そして伝えることのできなかった小夜子への愛を力に変え、橘はピーコックアンデッドを撃破。同時に恐怖心の完全克服にも成功している。

 描写
 大食かつ味音痴らしく、虎太郎が意気消沈して作った不味いスパゲティを美味そうにたいらげ、剣崎達が残した分を「コレクッテモイイカナ」とおかわりしていた
 やけに騙されやすく、すぐ騙されては職務放棄したり剣崎たちに襲いかかる。しかもその癖して第1話において剣崎に「その純粋さを利用されないようにしろ」というお前が言うなとしか思えない苦言を呈していた。

 欠点
 深沢小夜子が大切にしていたパズルのピースを飲み込んだと発言したり、ティーカップを鷲掴みにして飲んだり明らかに失敗作であろうパスタのお代わりを要求したり上城家の外から睦月を監視したりと、度々実直すぎるが故に奇矯な行動を取る。
 他者の思惑に翻弄され、悪い方ばかりに転がってしまう運や間の悪さでダメ人間に見えてしまう面もある。真面目すぎるがゆえか繊細で思い込みの強い一面もある。
 そのせいで第一話にして必死に戦っている新人の剣崎を大胆にそっと見捨てた。その性格をアンデッドに利用されることもたびたびあった。

 コミュニケーション
 プライドの高さ故、他の誰かに自分の弱みを見せたり、借りを作ることを異常に嫌っている。いわば極度の見栄っ張り意地っ張り絶対独りにしてはダメなタイプ。
 なのにすぐに人の話を聞かず独りでどっかに行ってしまう報告・連絡・相談の観点でいえば非常に残念な点が多い。

 頭脳派
 設定通り頭脳明晰元々海外留学を経て研究員として「BOARD」に採用された経緯から情報収集・分析や機械類についての知識や技能を持っており、劇中では設定上「文武両道」とされている剣崎よりも「文武両道」と呼ばれるに相応しい活躍をしていたりもする。
 烏丸所長が炎上した際のトリックを瞬時に見破る、劇場版ではアンデッド再解放に際し、ケルベロスを基に次世代ライダーシステムを制作するといった活躍を見せている。一方、次世代ライダーの人選は大失敗。向き不向きが激しい様。

 私生活
 冷蔵庫パソコンベッドといった最低限の物しか置いていない部屋で一人暮らしを続けている。休日の様子なども一切不明。
 剣崎達は白井農場に居候しており、彼もよく拠点として利用する。基本的には剣崎達とは別行動を取っており、携帯型のアンデッドサーチャー片手にアンデッドを封印している。

 小夜子との関係
 やや孤独癖があり、あまり広範に人付き合いのあるタイプではないが、プライベートでは大学の同期で現在は診療所を経営している深沢小夜子と懇意にしている。
 普段は生真面目だが、小夜子の前ではやや緊張を解いた態度で接する。しかしその反動で診察に来たのにその場で眠る。ちなみに、本人としては結構な派手好みで「太く短く、花火のような生き方がしたい」と過去に小夜子に語っていたらしい。

 後輩ライダーとの関り
 アンデッドと戦うベテランの戦士として剣崎一真や上城睦月の良き先輩でもある。面倒見も良く、後輩である剣崎一真からは尊敬の眼差しで見られ、「やっぱ一流だよなあ」と素直にその手腕を尊敬していた。
 レンゲルの変身者となった上城睦月の指導もしている。ライダーや人生の先輩として彼らを導こうと奮闘したりするなど、自分の立場から来る責任を果たそうとする気持ちは人一倍強い。

 備考
 平成ライダーネタキャラ四天王の一人であり筆頭。なお他の三人は矢車さん、名護さん、黎斗。監督も脚本も中の人も、真面目に頼れる先輩キャラのつもりなのにネタキャラになってしまった、天然ネタキャラ。
 あまりのハマりように「今後仮面ライダーに彼以上の天然ネタキャラは現れないだろう」と言われるほど。 中の人は挿入歌「rebirth」を歌ったが、サビの終わりが「辛味噌!」と聞こえるためネタにされていた。
 中の人によると変身ポーズがうまく決まると腕が痛くなるらしい。さらには剣のDVD内のインタビューや他作品のやり取りでもネタにされている。

「この距離ならバリアは張れないな!」

turn up
 スペック

身長:200cm
体重:104kg
パンチ力:2.6t
キック力:4.5t
ジャンプ力:ひとっ跳び38m
走力:100mを5.4秒

 概要
 BOARDがジョーカーを研究して開発したライダーシステム第1号。橘朔也がギャレンバックルにチェンジスタッグを挿入して変身した姿。
 アンデッドの力を利用して戦うため、アンデッドとの融合能力の高い、選ばれた者でなければ変身できない。装着者を特定していなかったせいか、装着者にぴっちりしていない。

 デザイン
 マスク及びカテゴリーエースのカードは、太く湾曲したオオクワガタの大顎を模したデザインである。だが、放送当時のラウズカード(スタッグビートルアンデッドのカード)には、「ノコギリクワガタの祖たるアンデッド」と記述されていた。
 流石にこの設定では無理があると思われたのか、後のライダー図鑑等では、「ギャレンのモチーフはクワガタムシ」とぼやかされた。

 戦闘能力
 相方のブレイドに比べパワーは劣るがスピードは優れている。醒銃ギャレンラウザーを主武装として、炎のエネルギーを主軸にして戦う。
 本来は指揮官用として距離をとった戦い方を想定されていると思われるが、変身者の戦闘スタイルの関係上、接近戦が多い。第1話以前のブレイド実装以前は単独で複数のアンデッド封印を成し遂げていた。
 上級アンデットの撃破回数は劇中第二位を誇る(剣崎との同時撃破を含めて3回。一位の剣崎は5回)。要所要所で強さを見せつけてくる。
 また、彼の特筆すべき点として「一度負けた相手には絶対に負けない」、「敵が強いほど強くなる」という二点がある。強敵との戦いではとにかく見せ場に事欠かない。

 活躍
 恋人の仇であるピーコックアンデット戦では、回避困難な高速の羽ミサイルを全弾撃ち落とし、逆に相手の剣を奪い取って圧倒。
 かつての先輩である桐生レンゲル戦では、敵の手先を正確に銃撃することでカードのラウズを阻止し、必殺技発動の隙を補っていた。その後の戦いでは剣崎が切り易くする為にバレットでアンデッドを足止め、残った1体を拘束し、剣崎の攻撃が当たる前に自分は離脱した。
 睦月レンゲル戦では槍の振り下ろし攻撃を足で受け止め、腹部に銃撃を与えて一瞬の内に蹴りをつけた。ギラファアンデット戦では突破口がまったく見えないバリアに対し、攻撃を無防備で受けつつも零距離射撃で撃破。

 弱い?
 額面上では剣のライダー最弱のスペック。ジャンプ力以外は第2号のブレイドや事実上の第3号レンゲルを下回り、全ての能力でカリスに劣る。頭部にあるスーパーコンピューター「ジェネシス」もブレイドのスパコン「ネクサス」の旧世代機である。
 実際、成長しつつある剣崎や睦月に圧倒される事も多い。劇中では敗北や苦戦描写も多々描かれる。実力の低い敵には妙に苦戦したり手こずりがち。一人でペッカーアンデッドに手間取ったり、初期の剣崎が封印できたディアーアンデッドにボコボコにされた。
 誰が呼んだか「強敵にしか勝てない男」「肝心な時にしか頼りにならない男」「ここ一番でしか活躍できない男」。

 性能

頭部
 クリアシールド『ダイヤモンドシールド』がマスク部を保護口部『キュアレギュレーター』はあらゆる毒素をろ過する。耳『オーガンソナー』は5km先で針の落ちる音を聞き取れる。
 目『オーガンスコープ』は500倍ズーミング機能や透視機能、高感度暗視機能を持つ。ここで捉えた映像は、脳波を通して直接、目に送り込まれる。
 センサー『インフォフィーラーα』で必要な情報をキャッチする。仮面ライダー同士の通信には『インフォフィーラーβ』を使用。
 『ブレーンホーンVer.0』にマイクロスーパーコンピュータ「ネクサス」を搭載。全身の制御を行い、必殺技を放つときは緑に輝く。頭部背面の『クーリングクレスト』がコンピューターを冷却する。中央の『オプチカルビーコン』は光学式の探査信号を打ち出す。

胴体
 超金属糸ミスリルケプラーにより編み込まれたインナースーツ『ミスリルアーマーレザー』は鋼鉄よりも強固だが軽量かつしなやか。どんな状況下でも体温を均一に保つ。
 胸部装甲『オリハルコンブレスト』、肩部装甲ショルダーガードナー』、腕部装甲『アームズシェル』、膝部装甲『ニーアーマー』、脛部装甲『レッグスシェル』、踵部装甲『ストライクスパート』は超金属・オリハルコンプラチナ製。120tの衝撃を吸収し、自己修復機能も備える
 胸の『フォース・クーリング・リバー』は余剰エネルギーを放出し、装甲部分を冷却する。背中の『シャッフルガーター』はオリハルコンブレストを装着者にフィットさせる。

腕部
 二の腕の『グラビティリグレット』は装着部分を保護し、パワーを腕や足先に送る。手首の『ゴールデンバングル』は重力エネルギーを安定させて拳に送る。手甲『ハンマーナックル』がパンチ力を高める

脚部
 足の『ハンマーシェル』は重力エネルギーの利用によりキックの攻撃力を高める。つま先は『トゥストンバー』が保護。強烈なキックを放つ。ジャンプキックを炸裂させる足裏『アタッキングソウル』には、ダイヤの意匠が存在。

 装備

ギャレンバックル
 変身ベルト。『カードスロット』に♦A「CHANGE」のラウズカードを差し込んでから腰に宛がう事で、カードを重ねたような形状のベルトが左サイドから自動で伸びて伸びて腰に装着される。
 「変身」の掛け声と共に『ターンアップハンドル』を引く事で、「Turn Up」の電子音声と共にリーダーが回転。
 ギャレンアーマーを分解した等身大のカード型エネルギーフィールド「オリハルコンエレメント」が装着者の前面に放出され、エレメントを通過する事でギャレンに変身する。
 適合者以外がゲートを通過する事は不可能で、適合者以外が触れたら弾き飛ばされる。その習性を利用することで攻撃にも防御にも応用できる。
 橘の前に適合者として選定されていた桐生豪は、オリハルコンエレメントを通過できず、その際の衝撃で重傷を負い、右手を失うという事故を起こしていた。

醒銃ギャレンラウザー
 銃型カードリーダー。ギャレンの主武装。初期APは5500。重量1.2kg。普段は右腰のラウザーホルスターに収納される。
 グリップにある『フォース・ターミナル』を通じて、ギャレンからエネルギーが供給されて強化光弾が生成される。菱形の銃口『ダイヤモンドマズル』から光弾を放つ。その威力は、零距離で連射し続ければ上級アンデッドも戦闘不能に追い込めるほど。
 戦況に応じてシングルモード(単発)とバーストモード(速射)を切り替えられる。動きの激しい敵や接近戦においては瞬時の判断でこのふたつを切り替えるなど柔軟な対応が必要とされるが、橘は難なくそれをこなしていた。いかなる体勢からでも高い命中率を誇る。

ラウズ
 ラウズカードを12枚(♦2~♦K(プロパーブランクを含む))まで収納可能なオープントレイが内蔵されている。
 トレイを扇状に展開してカードを引き抜き、スラッシュ・リーダーにラウズすることでベスタの効果を発揮することができる。

COMPLETE_SELECTION_MODIFICATION版
 2020年3月CSMGARRENBUCKLE&ROUSEABSORBER&GARRENROUZER(CSMギャレンバックル&ラウズアブゾーバー&ギャレンラウザー)として予約開始。ブレイドと同様にオリハルコン用のプロジェクターが付いている。
 橘朔也役の天野浩成氏がレビューする動画が、期間限定で公開されたが、故意を疑う程にリハーサル不足感の漂うレビュー内容は、上記撮影エピソードを含めてあまりにもめちゃくちゃな内容になっており、色々な意味で話題となった。

レッドランバス
スペック

全長:2120mm
全幅:790mm
全高:1290mm
最高時速:380km/h
最高出力:355馬力

概要
 BOARDがギャレン専用マシンとして開発したスーパーバイク。基本カラーは赤。ブレイドの駆るブルースペイダーと同時期に開発されており、加速性能で劣る代わりに出力面、特に最高出力はブルースペイダーのそれを上回っている。
 橘朔也は普段からレッドランバスを愛用しており、アンデッドが出現した際はこのマシンに乗って現場へ急行する。またギャレンの脳波操作によって、無人走行を行うことも可能。

性能
 ヘッドライト『クリヤボヤンサー』は強烈な光で120m先をも照らすほか、メインカメラの機能も持つ。後部の『マグネストッパー』は強力な磁力を発するストッパー。装備ボックスを定着させる際に役に立つ。
 先端の『ミスリルフェンダー』は高速走行時に車体に吹きかかる強風を受け流す。タイヤの『クーリングインテクター』は風を取り入れて、内蔵されたリニアモーターを冷却する。
 超小型の原子力エンジンAB27E・アトミックストーム』がマシンの動力源。『ダイヤモンドインジケーター』はマシン使用時に、正常に動作しているかを表示。

機能
 超高速演算が可能なスーパーコンピュータ『SPC-GENESIS』が車体全体を管理・制御。 タンク上には簡易版カードリーダー・〈モビルラウザー〉を搭載。特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させる事が可能。
 ブレイドやカリスと異なり劇中未使用だが、PS2版ゲームでは技の1つとして♦6をラウズした攻撃「ファイアランバス」を見ることができる。

 必殺技(コンボ)

ファイアバレット
 ♦2「アルマジロバレット」と6「フライファイア」をラウズして発動するコンボ。銃撃能力を強化するバレットと攻撃に炎を付加するファイアを併用。
 炎の強化弾丸を発射する。AP消費値は1400AP。伊坂に騙されてブレイドと戦った際に使用し、ブレイドを吹き飛ばした。

ファイアアッパー
 ♦3「フロッグアッパー」と6「フライファイア」をラウズして発動。炎の力を込めた強力なアッパーカットを繰り出す。ゼブラアンデッドを撃破した。AP消費値は1600AP。ピーコックアンデッド戦でも使い、退却に追い込んだ。

バーニングスマッシュ
 ♦5「ホエールドロップ」6「フライファイア」をラウズして発動脚部に炎を纏って大きく跳躍・宙返りしながら、相手の頭上から炎の力を込めた二段つま先蹴りを打ち込む。AP消費値は2000AP。
 1話にてバットアンデッドを撃破。ウルフアンデッド戦ではブレイドのライトニングブラストと同時に放ち、これを撃破した。

バーニングディバイド
 ♦5「ホエールドロップ」6「フライファイア」と9「ゼブラジェミニ」をラウズして発動。分身を作り出し同時にバーニングスマッシュを放つ。AP消費値は3400AP。ピーコックアンデッド、スパイダーアンデッド、ペッカーアンデッドを撃破した。
 初期は分身をかく乱として使用していたが、伊坂=ピーコックアンデッド戦後は分身とともにキックを決めている(通称バーニングザヨ゙ゴォォ)。
 この分身、当初は「片方が本物、もう片方は幻影」であったのだが、パワーアップにより「両方本物で、攻撃を食らった方が幻影扱いで消える」(つまり、両方同時に攻撃しなければ破れない)というひどい後出しジャンケン性能を手に入れた。

 二号?三号?
 主役ライダーを1号とした場合に2号ライダーとなるのか3号ライダーとなるのかについては未だ論争になる。ギャレンが3号の場合、2号は仮面ライダーカリスになる。
 東映はカリスを、バンダイギャレンを二号だと思っている節があるらしい。本ブログでは近年の扱いを見て、ギャレンを二号と見なす。

カリス二号派の主張

• キャストクレジットがギャレンより上
• 終盤の活躍
• 強化フォームが専用アイテム(販促がギャレンより優先されている)
• 二号ライダーはライバルポジションなため

ギャレン二号派の主張

• 序盤の立ち位置
• ライダーシステムが近い事
• ゲームではカリスより優遇されがち
• ディエンドライバーネオに付属するカードはすべて二号ライダーだが、ブレイド枠はギャレン

「最後に残ったものだけは失いたくない。信じられる……仲間だけは!」

absorb queen  fusion jack

 スペック

身長:200cm
体重:114kg
パンチ力:3.3t
キック力:5.2t
ジャンプ力:ひとっ跳び118m
走力:100mを4.2秒
飛行速度:250km/h
飛行高度:6km

 概要
 左腕にラウズアブゾーバーを装着し、♦Qをセットしてから♦Jをラウズすることで変身した姿。全ての能力値が上昇する。
 背中にはクジャクを思わせるマント状の翼「オリハルコンウイング」が増設され飛行能力を得た他、ラウザーに「ディアマンテエッジ」が付き銃剣となった。 

 初変身
 初登場は30話。チベットにいる烏丸からラウズアブゾーバーが郵送されていたが、カードが足りず変身できないでいた。その後、仮面ライダーカリスサーペントアンデッドを封印。カードを譲り受ける。
 それと、既に持っていたピーコックアンデッドのカードで変身した。サーペントの配下であるトータスアンデッドと闘い、これを封印した。

 戦闘能力
 機動力を中心にすべての能力がパワーアップ。空を自在に飛び回りながら、敵を遠距離から狙い撃つのが主な戦法。強化型ギャレンラウザーにより接近戦も強化された。
 なぜかやたらと圧倒されているシーンが多く「弱フォーム」と呼ばれる羽目に。飛行能力はブレイドに劣っている。そもそも♦J=仇敵である井坂と融合して強くなれるわけがないのだが。

 性能

胴体
 胸部装甲『オリハルコンブレスト』は金色に輝く神秘の超金属・ディアマンテゴールド製に強化。180tまでの衝撃に耐えられる。肩部での体当たりは厚さ3mの鋼鉄すら粉砕する。
 ダイヤをかたどったピーコックの紋章『ハイグレイドシンボル』はピーコックアンデッドの力を取り込んだことで胸部に浮かび上がった。

 神秘の金属・オリハルコンでできた翼オリハルコンウイング・フライト』は時速250kmの速度で飛行でき、高度は6kmにも達する。
 昇降舵と補助翼の役割を果たす翼オリハルコンウイング・エレボン』により、ほぼ垂直方向への方向転換など、空中での大きな軌道変化を可能にする。
 オリハルコンウイングに流れるエネルギーのラジエーターとしても機能する。回転軸『ウイングアクシス』はオリハルコンウイングを保持し、等間隔に展開させる。

 装備

醒銃ギャレンラウザー
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 銃口下部に鋭い刃「ディアマンテエッジ」が追加。ブレイラウザー(強化型)と同等の鋭い切れ味があり、銃剣として使用可能。また、銃口から発射される弾丸の威力が高まる。
 APは7900までに上昇する。当時のアクション監督は「どうやって使ったらいいんだよ」と悩んだとのこと。最終的に「刺して撃てばいいのか」と思い至り、劇場版で披露されている。

ラウズアブゾーバー
 中盤、チベットの烏丸所長から宅急便で送られてきた、ジャックフォームの変身時に左腕に装備するパワーアップアイテム。
 中央部に♦Q「ABSORB」をセットすることでアブゾーバーを起動、さらに♦J「FUSION」を〈スラッシュ・リーダー〉にラウズすることによって、フォームチェンジ(強化変身)させる。変身時の電子音声は「Fusion Jack」となる。
 宅急便で強化装備が送られてきた事がネタにされるが、嶋さんがきちんと前振りしている(カテゴリーQをカリスに封印してもらうのはアレだが)。

 必殺技

バーニングショット
 ♦2+4「ペッカーラピッド」+6のコンボ。上空高く舞い上がり、火炎の弾丸を連射する。トータスアンデッドを撃破したが、ブレイドジャックフォームには通用しなかった。
 もしくはディアマンテエッジで敵を突き刺したまま零距離射撃を叩き込む。こちらは劇場版で使用。スパイダーアンデッドを再封印した。AP消費値は2200AP。

バーニングスマッシュ
 ♦5「ホエールドロップ」+6のコンボ。脚部に炎を纏って天空から急降下し、両足蹴りを放つ。AP消費値は2000AP。 レンゲルに対して使用したが、なぜか通常の薙ぎ払い攻撃で返り討ちに遭い、変身解除に追い込まれた。

キングフォーム

 概要
 『HERO SAGA』の特別編「SPECIAL EDITION」に登場したオリジナル形態(ストーリーは無し)。♦Kをラウズアブゾーバーにラウズすることで変身したギャレン最強の姿。融合係数が剣崎ほど高くないのでギルドラウズカードに進化していない。
 作例ではどこか青空の下に置かれた玉座の前に、ブレイド キングフォームと共に並んでいた。その後、掲載から7年後の2015年にS.I.C.としてバランス調整やアレンジを加えた上で商品化された。武器は「重醒銃キングラウザー」。

 劇中登場
 本編では変身する機会が無かった。物語の終盤に「エボリューションギラファ」を獲得したギャレンだが、同時にライダーシステムを破損したため。
 劇場版では、ライダーシステムも破損せず、ギラファアンデッドも封印されている事から、14との決戦で変身できた筈なのだが、(スーツが作られていないなどの)大人の事情で、登場する事はなかった。

 デザイン
 全身が金色に輝く装甲となり、頭部のツノが大型化。両肩や胸部にクワガタのツノのような鋭いパーツが現れている。
 カテゴリーKのみと融合していることから、胸部の「ハイグレイドシンボル」以外の部位は「アンデッドクレスト」の代わりに♦マークが刻印されている。
 背中には長く伸びた昆虫のはねのようなパーツが背中に装着され、左右に展開して飛行することが可能(作例版では2人とも通常のマントを背中に身につけていた)。 

 装備

重醒銃キングラウザー
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 ギャレンラウザーが進化した武器。APは9500までに上昇する。アレンジ込みなのもあるがライフル銃並に大型化しており、立てると足から胸くらいまである。
 オープントレイが残されており、銃身の上下にはクワガタのツノのような長い刃が装着されている(作例版では銃身が短く、上下はドライバーのような形状だった)。

 仮面ライダー図鑑
 エボリューションギラファをラウズアブゾーバーにセットする事でキングフォームに変身する事が可能という設定が公開され、遂に公式側でもギャレンにキングフォームが存在すると明言された。
 また、本編第37話でもブレイドと同じような事が起こるのでは?と虎太郎が推測している。彼はワイルドカリスの存在も示唆しており、虎太郎の指摘は非常に鋭い。

劇中の活躍

 TV本編

序盤
 剣崎の先輩ライダーで優れた戦闘技術を持つ。しかしアンデッドとの戦いにおいて潜在的な恐怖心に苛まれ、体の不調を訴える。
 それをライダーシステムのせいだと考えた橘は、BOARDに不信感を抱き、結果的に剣崎達を裏切る。深沢小夜子の診療所に寝泊りする日々を送っていた。体調はさらに悪化。身体を治すためにアンデッドを封印しようとするも負け続ける。
 その後、帰国した烏丸啓からライダーシステムが恐怖心を増幅して肉体に不調を与える事を知る。生真面目な橘は己を許せず仮面ライダーの資格を返上した橘だが、その直後伊坂に誘拐される。

伊坂との出会い
 シュルトケスナー藻のおかげで完治したように見えたが、麻薬の快楽のような一時的な回復に過ぎない。事実を明かされて伊坂に反抗するも敗北。
 しかし、独自の調査でシュルトケスナー藻の真実を知り、彼を止めようとしていた小夜子を伊坂に殺された怒りにより、恐怖心を克服。
 伊坂との再戦では完封勝利からの封印で勝利した。「バーニングザヨゴ」はここ。こうして劇中初の上級アンデット封印成功者になった彼だったが、小夜子の死により戦いに虚しさを覚え、一時ライダーの資格を返上した。

ギャレン復活
 ギャレンの最初の適合者であり先輩であった桐生豪が仮面ライダーレンゲルとして暴走。彼を止めるため再びギャレンに変身。見事彼を撃破する。
 以後、レンゲルの適合者となった上城睦月の成長をサポート。睦月を育成するために棒術や、剛速球に書かれた数字を当てて動体視力を鍛える実技訓練を課したり、戦いの中でアドバイスを送るなどのアクションを取るが、アドバイスが逆に足を引っ張る事も。

剣崎との対立
 桐生との一件の後、剣崎との関係は良好であり、良き先輩仮面ライダーとして皆を支えつつ多くのアンデッドを封印していた。ところが、相川始=ジョーカーがバトルファイトで勝ち残れば世界が滅びることを知り、始を封印しようと奔走する。
 同時に、キングフォームの力を手にした剣崎がアンデッドになりつつある危険を広瀬義人に知らされ、剣崎を止めようとするが、始の人間らしさに触れ続けたことで封印を拒んだ彼と対立してしまう。

和解
 その後、広瀬の真の目的と自身が騙されていたことを知り、剣崎と和解。アンデッドを封印するため共に戦うことを再び誓う。
 この頃、始はジョーカーを抑制できなくなっていた。対処に悩まされていた剣崎のために、広瀬が保管していたスートハートのカテゴリーキングを持ち出し、彼に譲渡している。
 この時には、始が「人間になろうとしている」という意見に対して、(激情家な性格もあってか)思うことがある様な反応を見せており、警戒はしつつも「可能性」は考慮するといった段階になっている。

最終局面
 劇中終盤、「BOARD」の首魁にしてバトルファイトを開戦させた男、天王路=ケルベロスⅡをライダー全員で協力して撃破。
 始が戦いで傷つき、動けなくなった際は、世界の滅びを回避するため、睦月にリモートテイピアを使用させてヒューマンアンデッドを解放し、残り2体のアンデッドであるジョーカーとギラファアンデッドを封印し、バトルファイトを終わらせようとした。
 だが、負傷した彼が電話越しに栗原天音に優しく話しかける様を目撃したことで思いとどまる。頑なに始を信じる剣崎、必死に人間に溶け込もうとする始の姿を見て、彼らの想いに信じて応えようと決断。
 間違っていると理解しつつも最後の上級アンデットであるギラファアンデッドと交戦。銃弾を通さないバリアに大苦戦するも、バリアを張れない限界まで引きつけてのゼロ距離射撃でギラファアンデッドを撃破。そして両者ともに岸壁から海へ落下するという激闘の末、封印に成功した。

生存
 だが最終回で生存が確認された。実は烏丸によって秘密裏に救助されており、ダークローチに苦戦する剣崎の窮地に駆けつけている。
 烏丸所長から剣崎の真意を聞かされ、彼を止めるためにレッドランバスを走らせて決戦の場に向かうも、既に剣崎はどこかへ去っていた。「剣崎ぃぃぃっ!!」の悲しい叫びが、海にこだましたのだった。その後、剣崎の写真を見ながら彼の行方を案じていた。

「剣崎がどこへ行ったのか、それは分からない。やつは人であることを捨てることにより、人を、世界を守った…。だが彼は、今も戦い続けている…。どこかで。運命と…」

 『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE
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 本編の戦闘が終結したパラレルワールドの数年後の世界では、バトルファイトの研究に取り組んでいる。しかし、物語が始まる前、すべてのラウズカードを封印するためにチベットに赴いていたときにアルビノジョーカーに襲撃された。
 烏丸所長が殺害されてアンデッドが解放される。橘は烏丸所長に代わりBOARDを再建し、新世代ライダーを開発。 新世代ライダーたちを率いる指揮官を兼任しつつ自らもギャレンとして戦いを続けていた。彼らからは「チーフ」と呼ばれている。
 ブレイドとレンゲルの変身に必要なチェンジビートルチェンジスパイダーに封印されていたビートルアンデッドスパイダーアンデッドも解放されていたため、剣崎と睦月にはアルビノジョーカーの件を伝えていなかった。
 しかし、戦いのなかでこれらのアンデッドが再封印されると、再びふたりと肩を並べて戦うようになる。因縁のスパイダーアンデッドを倒したが、 やはり騙されていた。
 何かと反発しあう新世代ライダーと剣崎達を見て悩む。ブレイドとレンゲルの力を目の当たりにした志村たちに対して、協力するように呼び掛けている。
 アルビノジョーカーが暗躍する中、ずぶ濡れの状態で超古代のレリーフを見上げ誰もいない狭い通路で天音に「君は超古代の力を得るための鍵なんだよ!」と迫るなど、怪しい行動を繰り返す。フォーティーン打倒後は、仲間たちと一緒に栗原天音の14歳の誕生パーティーに参加した。

 文章媒体

たそがれ
 本編の後日談。睦月や虎太郎たちが寿命で死去する中で(天音の状態から、本編から数十年以上は経過していると思われる)、彼だけは元気に生きていることが発覚。
 これは會川昇曰く、「剣崎を元に戻そうと自分の体を実験台にした影響で、寿命が延びてしまった」とのことである。

小説 仮面ライダーブレイド
 講談社キャラクター文庫から出版された小説。TV本編から300年後という時間経過もあってか流石に没しており、その宿命を受け継いだ青年「サクヤ」が新たな仮面ライダーギャレンに変身している。

MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW-
 後日談として数年後を描いた『HERO SAGA』の一編。ジョーカーになってしまった剣崎を元に戻すための研究の一環としてついうっかりカメレオンアンデッドを解放してしまい大騒ぎになった上、睦月の勘違いに騙されてキングフォームに変身できなかった。
 さらに、特別編の作例では暴走したレンゲル ジャックフォームに足蹴にされボドボドになっていた。「開発時期の違いか」と書かれていたがどう見ても橘さんだからだろう。

その後の活躍

 仮面ライダーディケイド
 第1話の光夏海の夢の中ではジャックフォームで登場。ブレイドの世界」で登場。菱形サクヤが変身する。「BOARD」のエリート社員で、エースチームのリーダー。会社の規則に忠実。なお、滑舌が微妙。

ライダー大戦の世界
 本編終盤で再登場(装着者は不明。菱形サクヤが生死不明なので変わっている可能性もある)。ディケイドと共闘する際にはカメラ目線で自己アピール。
 セリフがひとつも無いにもかかわらず妙な存在感を放っていた。後に世界崩壊に巻き込まれ消滅するが、ディケイドの死に際し生き返った。

 ネット版 仮面ライダーフォーゼ
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 先輩ライダーとフォーゼ=如月弦太朗が「友情のシルシ」を交わすコーナーで登場。野座間友子曰く「悪い人にだまされて酷い目にあった」経緯からフォーゼに敵意をむき出しにする。
 橘と弦太朗達が通う学校の校長・速水公平が瓜二つ(というか演者が同じ天野氏)だった上に「タチバナ」という名前の人物もいたことからフォーゼが大混乱していしまい、「ヒドォオチョグテルトヴットバスゾ!!」というかつて虎太郎に言った名言を叫ぶ。

 フォーゼの混乱はあちらの世界のタチバナが解説したことで収まり、改めてダチになろうとする彼に「こちらは全然すっきりしないが……まぁ、いっか!」と嘘のような軽いノリで答えている。なお、この回はニコニコ動画のネット版フォーゼでのコメント数が最も多い。
 これ以前にも、『スーパーヒーロー大変』で速水校長がギャレンに変身しようとして止められるエピソードがあり、「ギャレン=速水」ネタはネットムービーでは鉄板になりつつある。

 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
 久々に客演。ショッカーに反旗を翻したサブライダーの1人という事前情報が流された。1号・2号の暗殺によってショッカーが支配する世界となった改変世界のライダーとして登場。
 既にショッカーライダーにされてしまったカリス・レンゲルから追われ、敵の手に落ちた剣崎を救うためにレジスタンスライダーである桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス等に協力を求める。

真相
 実は演技だった。レジスタンスライダーたちを一網打尽にしようと試みる。一行の激しい抵抗に遭い、ゼロノスの攻撃を受け敗北。黒井響一郎/仮面ライダー3号の忠告を受け、何とか一命は取り留めた。
 その敗北を機にショッカーの支配に疑念を感じるようになり、ブレイド・カリス・レンゲルと共にショッカーに反旗を翻す。
 全てのショッカーライダーの洗脳が解かれるとブレイドとタッグを組み、ショッカー幹部のマシーン大元帥と強敵ン・ガミオ・ゼダをバーニングドロップで葬り去った。

備考
 ショッカーに捕らえられた(演技をしている)ブレイドを見て橘さんが「剣崎!!」と言っているのはアドリブ。
 脚本では「ブレイド!」としか書いていなかったのをあえて意図的に変えたらしい。なお、ブレイド役も椿隆之氏本人が演じているので、それに合わせる様に本当に剣崎にした説もある。
 終盤の名セリフ「俺は全てを失った…仲間だけは信じられる」というセリフを発していたり、持っているラウズカードの種類から、ショッカーに入ったのは剣の物語中盤以降で、彼の戦いをサポートしていた仲間達もショッカーまたはアンデッドに殺害されてしまったものと思われる。

ゲーム作品

 PS2仮面ライダー剣
 放送当時発売されたプレイステーション2格闘ゲームでは、使用可能キャラの1人して登場。ストーリーモードではラスボスがピーコックアンデッドであり、このバトルでギャレンは必殺技をバーニングディバイドしか使えなくなる。
 そして使用すると「小夜子ーー!!!」と叫ぶという演出が入る。なおブレイド同様、ジャックフォームは必殺技の演出内にしか登場しない。

 ガンバライド
 公式サイトで行われた「001弾パワーアップ記念アンケート」の結果、仮面ライダー電王超クライマックスフォームと共に参戦が決定。当時は2010年であり、映画が公開されて間もない電王はともかく、ギャレンは放送終了から5年も経った作品、しかもサブライダーである。この結果を見ても彼の人気のほどがわかる。
 003弾にてLR(最高レアリティ)で正式参戦。主役であるブレイドはSR(準最高レアリティ)。一応、SRブレイドと同じ弾のLRでブレイドキングフォームが登場したが。
 EXステージの前衛も担当している。演出ありの必殺技は「バーニングディバイド」。接射の後にバーニングディバイドを放つ必殺フルコース。おまけに『小夜子ォ!』の叫びも入るなど、ファンの要望を考え得る限りに詰め込んだ入魂の演出で絶賛された。(ただし「小夜子ォ!」は技を決めた後に叫ぶ)

 その他、ライダースキルに「シュルトケスナー藻」(攻撃力が上がるが、体力が減る)があったり、LRのカードはステータス3つを合計+450するスキルを持っていたり、一部の低レアカードはステータス合計が3450だったり(345=小夜子にひっかけたものか)と、細かいネタがちょくちょく入っており、スタッフの「わかってる感」が満載であった。
 シャバドゥビ弾でのライダータイプは「火」。主役ライダーと2号ライダーがセットで登場したガンバライド最終弾では登場せず、ガンバライドでは3号ライダー扱いの模様。

 ガンバライジン
 ナイスドライブ5弾よりLR枠で参戦(タイプはブレイカー)。1番目にカードを出すと指定ラウンドのみAPとテクニカルゲージ強化という対オーバーチャージ向けのアビリティ持ちである(但しデメリットとして体力が300削られてしまう)。
 劇中技である『バーニングディバイド』も実装。残念ながら今回は恋人の名前を叫んではくれない。また、バースト前必殺技として劇中技の『ファイアバレット』が収録された。
 ナイスドライブ6弾では順当にSR落ち。こちらはブレイブタイプで1R限定でバーストゲージを超上りやすくし、相手のテクニカルゲージスピードを超アップといった1Rバースト狙いと言わんばかりの構成である。
 その後ライダータイム4弾にて新必殺技を引っさげて再びLR化。(同時に通常のブレイドもこの弾にてLR化)

 クライマックスヒーローズ
 3作目の『オーズ』から参戦。4作目の『フォーゼ』で超必殺技「バーニングディバイド」が追加。使用時に一定確率でボイスが恐怖心を克服した場面のものになると言う隠し要素がある。5作目の『超』でボイスが天野浩成氏となった。

 ライダージェネレーション
 『2』で参戦。CVが天野浩成氏であり、さらに敵としてリブラ・ゾディアーツ(CV天野浩成)が登場しているため、天野浩成VS天野浩成が可能となっている。
 『ライダーレボリューション』では変身前は登場せず、仮面ライダーギャレンの姿で登場。フォーゼ組に速水公平と間違われたり、ホースオルフェノクネクロム秘密を喋る。
 コミカルなものから、本編のように善意から混乱を招いてしまったものまで多種多様な掛け合いが見られる。ホースオルフェノクに話した秘密は「始の正体」、ネクロムに話した秘密は「たこ焼き屋をやっていた件」となっている。
 始の正体に関しては流石の橘でも下手に言いふらしたりはしないだろうが、ホースオルフェノクを人間に近しい怪人だと信用したからこそ正体を話した可能性が考えられる。

 バトライド・ウォー
 1作目から参戦していて、声は天野浩成氏が担当している。バトライド・ウォー2まではNPCであったが、3作目バトライド・ウォー創生でようやくプレイヤー操作可能に。
 超必殺技でジャックフォームに変身してバーニングショットをかます。さらにダイヤの視線というステージでは第1話の剣崎との場面を連想させるアクションがある。
 この距離ならバリアは張れないな!も技として収録。創生ではリブラ・ゾディアーツも登場するが、こちらは代役であった(ただしギャレンの方も新録が出来なかった関係でタッグ技でのブレイドとの特殊な掛け合いがない)

 バトルスピリッツ
 コラボブースター8弾から参戦 たった1枚のカードでありながら病的なまでにネタ再現率が高い。 他のライダーもネタ再現カードが多いが、このカードはぶっちぎりである。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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