【ギーツ徹底解説】デザイアライダー 全フォーム / アームド紹介

2022年11月26日土曜日

仮面ライダーギーツ 仮面ライダー解説

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 今回は『仮面ライダーギーツ』に登場する数々の形態を解説していきます。
目次
  • エントリーフォーム
    • 概要
    • 性能
      • 頭部『〇〇ヘッド』
      • 全身
    • 共通装備
      • デザイアドライバー
      • IDコア
  • 大型バックルフォーム一覧
    • マグナムフォーム
      • 概要
      • 外見
      • 戦闘能力
      • 性能
      • マグナムバックル
      • マグナムシューター40X
    • ブーストフォーム
      • 概要
      • 外見
      • 性能
      • ブーストバックル
      • ブーストライカー
    • ゾンビフォーム
      • 概要
      • 外見
      • 戦闘能力
      • 性能
      • ゾンビバックル
      • ゾンビブレイカー
    • ニンジャフォーム
      • 概要
      • 外見
      • 性能
      • ニンジャバックル
      • ニンジャデュアラー
    • モンスターフォーム
      • 概要
      • 戦闘能力
      • 性能
      • モンスターバックル
    • ビートフォーム
      • 概要
      • 性能
      • ビートバックル
      • ビートアックス
  • 小型バックルアームド一覧
    • 性能
    • アームドアロー
      • レイズアロー
    • アームドウォーター
      • レイズウォーター
    • アームドハンマー
      • レイズハンマー
    • アームドシールド
      • レイズシールド
    • アームドクロー
      • レイズクロ―
    • アームドチェーンアレイ
      • レイズチェーンアレイ
    • アームドプロペラ
      • レイズプロペラ
    • アームドドリル
      • レイズドリル 

エントリーフォーム
ENTRY

 デザイアドライバーにIDコアを装填して変身する、全ライダー共通の初期形態。各仮面ライダー固有の頭部とドライバー及び胴体のガンメタリックのライン、一部ライダーに存在するパーソナルアクセサリーを除けばほぼ真っ黒な外観
 地味な見た目に違わずスペックも非常に低く、仮面ライダークウガ グローイングフォーム仮面ライダー龍騎 龍騎ブランク体でようやく同等という有様。
 頭部の各ライダーらしさをもたらす部位には独自の機能が存在しており、一部ライダーにはパーソナルアクセサリーによる特殊機能も存在する。

 性能

頭部『〇〇ヘッド』
 ヘッドマウントデバイス『○○クレストギア』がプレイヤーの頭部機能を拡張。軽量でありながら非常に強固な複合装甲によりあらゆるダメージから頭部を保護する。
 また、ビジュアルアイテムとしての一面も持ち、個人識別符号端末「IDコア」のライダーズクレストを象徴した形状により、ライダーの視認性を高めている。
 複眼『○○アイ』から得られた視覚情報を内部のディスプレイを介して伝達することで、ゲーム中に突如起こる爆発などの強烈な光からプレイヤーの眼を保護している。
 検査装置『オーディットシグナル』が仮面ライダーの状態を常時モニタリングすることで稼働効率やダメージ状態などから変身継続性を診断し、必要に応じて変身解除を実行する。
 口腔部『ブランククラッシャー』は大騒音下でもクリアな会話を実現するボイスチャット機能により、協力プレイなどで仮面ライダー間の意思疎通を図る。

全身
 スーツ型ゲーミングデバイス『デザイアベーシック』は「デザイアドライバー」からのエネルギー供給により、プレイヤーの身体能力を底上げして出力する。
 腕部『プログレッシブアーム』が変身者の腕力を増強してジャマトを打倒する力を生み出す。グローブ『エントリーグローブ』をハイセンシに設定することで、素手以上に繊細な作業を行う。
 大腿部『プログレッシブレッグ』がプレイヤーの脚力を増強してゲームの生還率を上昇させている。ブーツ『エントリーブーツ』がジャンプ力を高め、ゲームフィールドでの優れた走破性を誇る。これらは各種レイズバックルを用いて拡張装備を武装することで、様々な機能が付与されてカスタムできる。

 共通装備

デザイアドライバー
 『仮面ライダーギーツ』に登場する変身ベルトデザイアグランプリの参加資格であり、ナビゲーターのツムリからビックリミッションボックス001に入れてライダーコアIDとともに手渡しされる。
 膨大なエネルギー供給と各種装備の展開により、プレイヤーの能力を拡張して仮面ライダーへと変える。セットしたレイズバックルの運用次第でゲーム攻略の切り札ともなりうる基本装備。
 中央部のIDコア専用ソケットパーフェクターコア』に各参加者が持つ個人識別符号端末「IDコア」をセットするとパーソナライズが実行され、仮面ライダーへの変身が完了する。

外見
 非常に簡素。かなりシンプルでニュートラルな見た目で、中央にはライダーコアIDを取り付けるソケットとそれを囲む発光部がある。正面から見て左上には、ドライバーを180度回転させるギミックリボルブオンを行うためのボタンがある。
 変身ベルトの外装パーツそのものを追加装填する形式のベルトであり、このため左右両方に大型バックルを装填した状態は非常に大型となる。
 ベルトの操作の大半がレイズバックルに依存し、装填後は外観がレイズバックルで覆われるため、ベルトそのものを組み替えるような大胆な変化がある。

性能

 本体『ライドルベース』は内蔵の振動発電装置により発生した電力を利用して、バンド部「ライドルライン」から供給される水分を電気分解することで水素を生成する。
 これを中心部に位置する反応炉『トラースリアクター』に供給し、超電導コイルにより形成した円環体の内部で水素を特殊反応させることで、エネルギー効率96%を超える膨大な再生可能エネルギーを発生させる。生成された水から再度水素を生み出して循環利用する。

拡張機能

 ベルト正面左右2か所にある拡張スロット『ホップアップアセンブル』にレイズバックルをセット可能、種類に応じた強化装備などを実装出来る。
 ロック解除スイッチ『リボルブアンロック』を押すとベルトが半回転する。装備転換装置『リボルブシフター』がセットされたレイズバックルの配置を反転させることで、拡張装備の展開部位を転換する「リボルブオン」を行う。
 これにより、拡張装備の展開部位を物理的に上半身と下半身を入れ替えて転換する「リボルブオン」を実行する。

その他機能

 バンド部『ライドルライン』がドライバーのセットと同時に展開。プレイヤーの腰部に固定する役割を持ち、高い柔軟性とせん断強度を備えている。背部ブロックで大気中から水分を採取して、本体へと供給する役割を持つ。
 レイズバックル携行用ホルダー『レイズバックルホルダー』がドライバーの左右に配され、それぞれにレイズバックルを1つセットできる。また、マグナムシューター40Xなどの武装も懸下可能。
 2つのゲージが存在し、自身の体力ゲージが尽きるとライダーコアIDが破壊され、そのプレイヤーは死亡扱いとなり消滅および退場となる。ライダーの耐久値ゲージが尽きると「ARMOR BREAK!!」と表示され強制的に変身解除となる。

玩具
 2022年9月3日に本体とマグナムレイズバックルブーストレイズバックルライダーコアIDハンマーレイズバックルが同梱された「DXデザイアドライバー」と、デザイアドライバー一式に加え、ゾンビレイズバックルレイズバックルホルダーがセットになった「DXデザイアドライバー&ゾンビレイズバックル&レイズバックルホルダー」が発売。
 同梱されているアイテムだけで13フォームに変身でき、さらに同日発売された他のアイテムも加えれば放送開始前からかなり充実したプレイバリューとなる。
 レイズバックル側に刻まれた模様が、バックルの多色発光を透過させることで、レイズバックルの発光パターンが全く違う色や模様に変化して見える。

IDコア

 各仮面ライダーライダーズクレストが刻まれたデザイアグランプリ参加者の個人識別符号端末。デザイアドライバーに装填する事でゲームへの参加登録が行われ、仮面ライダーへの変身が可能となる。
 参加者の行動やスコアなどの情報はライダーズクレストが描かれた「アドクレスト」に保持され、「ドライバルロック」によって激しい戦闘でも外れないとされる。ただし、致命的なダメージを受けるとコアがひび割れ、変身者はレイズバックルを残して消滅してしまう。
 また、IDコアに触れた相手のデザイアグランプリに関する記憶を思い出させる。誰のコアに触れても構わないようで、デザイアグランプリに関わったことがあれば直接の参加者でなくても記憶が戻る。

大型バックルフォーム一覧

 使うことで追加武装や能力の向上が見込める。デザイアドライバーに設けられた拡張スロット「ホップアップアセンブル」の左右どちらかに装填する事により、ロボットのアームのようなホログラムが出現。
 ライダーの上半身もしくは下半身に、装填したレイズバックルに応じた追加装備が装着され、各部位が適切な機能にカスタマイズされる。
 各フォームは「リボルブオン」で機能を別の半身に移す事ができ、それぞれ胸部⇔大腿部、肩部⇔膝部、腕部⇔脛部で対応している。なお、上半身装備の状態では各バックルに応じて複眼と下顎部分に機能が追加される。

 マグナムフォーム
SET MAGNUM READY FIGHT

概要

 マグナムバックルを装填して変身する形態。変身エフェクトは数発の弾丸。アーマーの色は白がメインで、差し色は朱。拡張武装銃型武器マグナムシューター40X
 銃火器の扱いに特化したカスタマイズが施されている。マグナムシューター40Xは腰に懸架し、アーマードガンと同時に発射するといったことも可能。ギーツと相性が良い。

外見
 上半身では胸部装甲の上部には斜めに線の入った縁が三つ付いている。また、複眼は朱色に染まる。マスク部分は口を開けているように見える。
 下半身では膝部より下に白いアーマーが追加されている。重量感があり、エントリーフォームやブーストフォームに比べ、脚部が一回り太く見える。

戦闘能力
 エントリーフォームから順当に性能が上がっているが、最近の主人公ライダーの形態としては比較的抑えめなスペック。劇中ではマグナムシューターを使った戦法を軸に戦っており、ブーストフォームと比べると格闘戦にはあまり向かない。
 だが腕部の固定式短銃「アーマードガン」を用いることである程度の接近戦にも対応しており、劇中でもマグナムシューターとの2丁拳銃で無数のポーンジャマトを撃破していた。

性能

頭部『マグナム〇〇ヘッド』
 強化装備『マグナムヘッドガード』が頭部全体にマグナムバックルの拡張機能を付与して各種攻撃の命中精度を飛躍的に向上させる。
 複眼『レッド〇〇アイ』は視覚情報にオーバーレイ画像を重ねることで、着弾点や予測弾道などを視覚化する。また、オートエイム機能も備えている。口頭部が『マグナムクラッシャー』に変化。

上半身展開
 胸部拡張装備『マグナムチェスター』は射撃に関する膨大なデーターベースをもとに、気象や地理などの諸条件を考慮した弾道計算を処理し、射撃や手技の命中精度を飛躍的に向上させている。
 肩部拡張装備『マグナムガードSA』は防弾性能に優れる複合装甲。その固さを活かして弾丸のように鋭いショルダータックルを繰り出す。
 腕部拡張装備『ガンスリンガーアーム』の前腕部の固定式短銃「アーマードガン」を用いた近接格闘マニューバーを得意とする。拡張武装「マグナムシューター40X」の取り扱いに優れ、ラグをコンマ7桁までに抑えた超高速射撃が可能。

下半身展開
 『マグナムチェスター』が大腿部拡張装備『マグナムサイ』に移行。『ガンスリンガーアーム』が移行した脛部拡張装備『ガンスリンガーレッグ』は速射マニューバーによる高速連撃キックを得意とする。脛部の固定式短銃「アーマードガン」の射撃も可能。
 『マグナムガードSA』が移行した膝部拡張装備『マグナムガードNA』は、その固さを活かして弾丸のように鋭いニーキックを繰り出す。

マグナムバックル
 「デザイアドライバー」などにセットすることでマグナムフォーム装備を実装するレイズバックル。ベースカラーは、縁取りパーツ「マグナムリアクター」は
 リボルバーはクリアホワイト、トリガー部分と弾倉の中心部が赤。発光するクリアパーツは銃身のライフリング(弾丸を発射する時に回転させる機構)を模していると思われる。

性能

 入力装置『ストライクトリガー』の操作によりコマンド入力を行う。『マグナムリアクター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
 安全装置『アプルーバルリアクター』は「ストライクトリガー」の入力前に回転による認証を行うことで、誤入力を防ぐ役割を持つ。

マグナムシューター40X

 銃火器攻撃に優れたマグナムフォームに最適化された武装。砲身を展開・収納することで二つのモードに切り替えられる
 素早い動きからの速射を可能とするハンドガンモードと、ロングバレルによる長距離狙撃を行うライフルモードが存在する。リボルブオンなどで下半身にマグナム装備が移行した際は左腰のホルダーに自動マウントされる。

ハンドガンモード

 砲身を畳んだ形態。射撃性能は極めて高く、地上・空中問わず連射してもかなりの命中精度を誇る。主砲身『40Xマズル』はさまざまな特殊エネルギー弾を打ち分ける機構を持つ。最も得意とする連射では1分間に20万発の発射が可能。
 弾倉『40Xリボルバー』は「デザイアドライバー」から供給されるエネルギーを内部の超高速回転により高密度に圧縮して、さまざまな特殊エネルギー弾を生成する。
 狐の尻尾を模した装填装置『バレットチャージャー』を引くことで弾倉「40Xリボルバー」にて作成した特殊エネルギー弾が装填され、発射準備が完了する。入力装置『インプットトリガー』が各種攻撃の起点となる。

ライフルモード

 砲身を展開した形態。展開してロングバレルとなった拡張砲身『40Xシュートマズル』は電磁加速砲へとモードが切り替わる。エネルギー弾を電磁気力により加速して撃ち出す。
 スコープ『オプチカルベル』は仮面ライダーのヘッドマウントデバイスとリンクすることで視覚と直結したスコープとして機能する。超精度狙撃を可能にする。
 拡張スロット『ホップアップアセンブル』に各種レイズバックルをセットすることで、さまざまな特殊射撃が可能となり、威力や性能を引き上げられる。

立体化

 2022年9月3日に「DXマグナムシューター40X」として発売。ウォーターレイズバックルが付属する。劇中同様に、変形や他のレイズバックルとの連動が出来、別売りのレイズバックルホルダーに本体を装填することも可能。
 リボルバー内部は装填したレイズバックルによって発光色を変え、バックルごとの個別認識もあるという近年のライダーウェポンの玩具の中では豪華な作りになっている

 ブーストフォーム
SET BOOST READY FIGHT

概要

 ブーストバックルを装填して変身する形態。身エフェクトはバックルから噴き出る炎。各種能力や拡張武装が飛躍的に強化される。アーマーの色は赤に寄った朱色がメインで、差し色は銀。
 拡張車両はフォームチェンジした各ライダーのモチーフの動物の形に変形するバイクブーストライカー走力の上昇値はライダーごとに多少の差異があるが、パンチ力・キック力・ジャンプ力は総じてエントリーフォームの13倍の値となる。

外見
 下半身では朱色の装甲が追加されているが、マグナムフォームに比べて薄い。大きく大腿横、膝部、足首にアーマーが装備されている。
 足首のアーマーからは青、マゼンタ、黄色、銀のグラデーションが掛かったバイクのマフラーを模したパーツが伸びている。上半身ではマスクの下も赤くなっている。バイクのマフラーを模したパーツは前腕部に搭載。

性能

頭部『ブースト〇〇ヘッド』
 強化装備『ブーストヘッドガード』は一時的に上半身の全能力を10倍以上に高める「ブーストタイム」の発動を可能とする。
 複眼『イエロー○○アイ』は「ブーストタイム」発動時の超加速の中でも通常と同等の安定した視界を確保する超高性能イメージセンサーを備えている。口腔部が『ブーストクラッシャー』に変化。

上半身展開

 胸部拡張装備『レッドゾーンチェスター』が一時的に上半身の各種アビリティを数倍に高める「ブーストタイム」の発動を可能とする。
 肩部拡張装備『ブーストディスチャージャーSA』はデザイアドライバーから供給されるエネルギーを超高密度に圧縮して蓄える機構を持つ。これにより、特殊機能「ブーストタイム」発動時に瞬間的に消費される莫大なエネルギー量をまかなっている。
 腕部拡張装備『ブーストパンチャー』が手にした武装までも強化。自然発火するほどの超高密度エネルギーを放出して、必殺技「ブーストストライク」を繰り出す。変身者本人の意思でも任意に放出は可能で、第1話では左腕から熱を放射してバイクの加速を補助した。

下半身展開
 『レッドゾーンチェスター』が大腿部拡張装備『レッドゾーンレッグ』に移行。「ブーストタイム」では一時的に下半身の各種アビリティを数倍に高める。ブーストディスチャージャーSA』が膝部拡張装備『ブーストディスチャージャーNA』に移行。
 『ブーストパンチャー』が脛部拡張装備『ブーストキッカー』に移行。ダッシュやキックのパワーロスを抑えて確実に対象へと伝達する機構を持つ。自然発火するほどの超高密度エネルギーを放出する。

ブーストバックル

 「デザイアドライバー」などにセットすることでブーストフォーム装備を実装して、各種アビリティを数倍に高める特殊なレイズバックル。しかし、その機能ゆえに発動回数は限定されている。ベースカラーは、縁取りパーツ「ブーストリアクター」

性能

 入力装置『ブーストスロットル』をバイクのスロットルのようにグリップを絞ることで コマンド入力を行う。『ブーストリアクター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
 起動装置『ブレイキングカウル』が「デザイアドライバー」にセット後、入力装置「ブーストスロットル」からの入力を受けて、カウルを左右に開放することで起動する。

ブーストライカー
スペック

全長:2.410m
全幅:1.255m
全高:1.321m
乾燥重量:230kg
馬力:242.0ps(178.0kw)
最高時速:333km/h

概要
 ブーストレイズバックルを使用して変身することにより召喚されるバイク。デザイアドライバーに装填していない状態でブーストレイズバックルを使用すると変身前でも搭乗可能。通常のバイク形態の他、召喚・使役したライダーのモチーフに対応した形態へと変形する。
 ある程度の自立行動が可能で、バイクでは自動で使用者の元へ移動し、変形後はブーストタイムのアシストを行う。特にバイクは英寿が目的地へ急行する際によく使われる。

性能
 カウル『エアロブレイキングカウル』はエアロダイナミクスに優れ、空気抵抗をコントロールしてスピードを極限まで高めつつ車体の安定にも利用している。装甲としての硬度も兼ね備えている。
 空間を滑るような独特の乗り味を持つチューブレス構造のタイヤ『グライド120/180TL』は高い耐久性により戦場での走行も可能。
 『バンバーエグゾースト』のテールユニットチャージした余剰エンジンパワーを一気に放出することで、自然発火するほどの超高密度エネルギーの噴射力を利用した超加速を可能とする。

走行性能
 水素タンク『メタネーションタンク』が動力源「メタネーションエンジンBST-XM6000」へと水素を供給する。爆発的に水素を消費する都合上、大量に貯蔵する方式が採用されている。
 動力源『メタネーションエンジンBST-XM6000』は供給される水素と二酸化炭素を反応させ、メタンを合成するメタネーションシステムを搭載。これにより、エンジンの燃焼により発生した二酸化炭素の循環利用が可能となり、排出量を限りなくゼロに近づけている。

立体物
 2022年10月22日に『リボルブチェンジフィギュア』シリーズの「リボルブチェンジフィギュア ブーストライカーエントリーセット」が発売。
 エントリーフォーム用のボディパーツ「エントリーボディ」とのセット販売。劇中同様ギーツモードへの変形遊びを搭載。なお、安価なアクションフィギュアなためマフラー部分のグラデーションは再現されていない。

 ゾンビフォーム
SET ZOMBIE READY FIGHT

概要

 ゾンビバックルを装填して変身する形態。変身エフェクトは毒と思われる液体。アーマーの色は紫がメインで、差し色はオレンジ。
 拡張武装チェーンソー型武器ゾンビブレイカー耐久性の向上と毒による攻撃を主眼に置いた設計となっている。バッファと相性が良い。

戦闘能力
 パワフルな装甲と武器を生かした物理攻撃を中心に戦う。重厚な見た目に違わずエントリーフォームから体重が14kg増え、パワーも上がっている。
 一方でジャンプ力は据え置き、走力に至っては下がってしまっている。後述の機能から考えて相手の攻撃を避けることはあまり視野に入ってないのだろう。
 ゾンビブレイカーさえあればポーンジャマト程度の敵なら楽々倒せるので現時点では毒は用いない。劇中での初変身時には足元に踏みつけたジャマトが毒で溶けてしまう、という場面はあった。

外見
 上半身では紫色の装甲が追加されており、肩部にはオレンジ色の棘が生えたマゼンタと銀のアーマーを装備している。胸部装甲は紫の上にオレンジで肋骨を模したようになっている。腕部にも紫の装甲が付いており、右手には何もないが左手にはオレンジ色の長い鉤爪のようなものが付いている。
 下半身では肋骨風のパーツは二分割され両大腿へ。肩部にあった棘の生えたパーツは膝部に、鉤爪は右足に移動している。上半身より刺々しくなっており、鉤爪の付いている右足の上にはオレンジ色のコアのようなものが付いている。

性能

頭部『ゾンビ〇〇ヘッド』

 強化装備『ゾンビヘッドガード』が頭部全体にゾンビバックルの拡張機能を付与してダメージや毒などへの耐性を高めている。
 複眼『オレンジ○○アイ』は赤外線感知能力の強化により僅かな温度差でも的確に捉えることが可能となり、隠れた獲物を見つけ出す。口腔部が『ゾンビクラッシャー』に変化。

上半身展開

 肋骨を模した胸部拡張装備『アンデッドチェスター』は特殊装甲によりダメージを軽減して、戦闘継続性を大幅に高めている。肩部拡張装備『ゾンビスパイクSA』の肉弾戦に特化した攻防一体の装甲は、刺突の際に毒を注入してゾンビの群れを生み出すことができる。
 腕部拡張装備『ポイズンチェンバーアーム』は毒を生成する機能を備え、筋肉の弛緩と思考の停止により生物をゾンビのように変貌させてしまう作用を持つ毒「poi-zom」を各部位に供給する。この毒は接触した物質を溶かす性質も持つ。
 左手部拡張装備『バーサークロー』の大型の爪はパンチと同時に対象を切り裂き、毒に侵すこともできる。

下半身展開
 『アンデッドチェスター』が大腿部拡張装備『アンデッドサイ』に、『ゾンビスパイクSA』が膝部拡張装備『ゾンビスパイクNA』に、ポイズンチェンバーアーム』が脛部拡張装備ポイズンチェンバーレッグ』に移行。
 右足部拡張装備として移行した『バーサークロー』の大型の爪はキックと同時に対象を切り裂き、毒に侵すこともできる。

ゾンビバックル
 「デザイアドライバー」などにセットすることでゾンビフォーム装備を実装するレイズバックル。ベースカラーは、縁取りパーツはピンク。同配色のバックルは現状出ていない。
 肋骨型の扉を模したカバーパーツが覆いかぶさっており、隣に付いている鍵のパーツ(よく見るとドクロの顔になっている)を捻ることで開き中からゾンビの腕(ゾンビアーム)が飛び出す。ゾンビアームの指と鍵の一部分はオレンジ色となっている。

性能

 入力装置『ウェイキングキー』を鍵をひねるように回すことでコマンド入力を行うことで、制御装置『ボーンドゲート』が開放。休眠状態となっていた起動装置「インベードハンド」を解き放つ。
 起動装置『インベードハンド』が反応炉「トーラスリアクター」に干渉を行い、出力を増強する。『ゾンビリアクター』は「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。

ゾンビブレイカー

 チェーンソー型の近接武器。チェーンソーによる外的破壊と毒による内的破壊を同時に実行して、あらゆるものを破壊する。
 グリップ『ブレイクグリップ』は生成する毒を吸引し、薬液筒「ドックシリンダー」へと送り込む。薬液筒『ドックシリンダー』は特殊構造により、あらゆる毒が貯蔵可能。

性能

 鎖鋸『テリブルチェーン』は高速回転により巨大な岩石も容易く両断する破壊力を発揮する。さらに切削と同時に触れたものを溶解させ、生物をゾンビのように変貌させてしまう作用を持つ毒「poi-zom」を傷口から強制的に注入可能。
 入力装置『インプットトリガー』が各種攻撃の起点となる。フォアグリップ『デッドリーポンプ』はポンプアクションにより高めた圧力を用いて鎖鋸「テリブルチェーン」の回転速度を高め、同時に毒の供給を行う。

玩具

 2022年10月8日に「DXゾンビブレイカー」として発売。トリガーを押している間連続して攻撃音が鳴る他、カバーをスライドさせた後、元の位置に戻るまで音が鳴り続ける。
 劇中のアクションを再現するために振動ギミックが内蔵されており、これは他作品まで見てもキラメイシルバーが使うシャイニーブレイカーくらいにしか搭載されていないレアなギミックである。

 ニンジャフォーム
SET NINJA READY FIGHT

概要

 ニンジャバックルを装填して変身する形態。変身エフェクトは手裏剣。拡張武装はニンジャデュアラー。上半身・下半身共に、忍術を中心に機動力・俊敏性・隠密性に重点を置いた装備を展開する。俊敏性と忍術を用いた戦闘に適している。タイクーンと相性が良い。
 黄緑と銀を主体とした甲冑鎧を纏う。どこか足軽や歩兵を思わせるような和風の軽装アーマーとなっており、それでいて機動力は損なわれないようになっている。リボルブオンにより下半身に鎧が移行してもそれらしい形状になる。複眼は赤色に変化する。

性能

頭部『ニンジャ〇〇ヘッド』
 強化装備『ニンジャヘッドガード』は頭部全体にニンジャバックルの拡張機能を付与して忍術のプロフェッショナルとする。
 複眼『マゼンタ―〇〇ヘッド』は対象の形状や質感をトレースするなど、視覚情報から忍術に必要な情報を入手することが可能。口腔部が『ニンジャクラッシャー』に変化。

上半身展開
 歯車の意匠が盛り込まれた胸部拡張装備『ニンジュツチェスター』はデザイアドライバーから供給される特殊エネルギーを様々なマテリアルに変換することで、分身や変わり身の術をはじめとした忍術を発動する。
 肩部拡張装備『ニンジャアーマーS』の戦闘スピードを妨げることのない小型・軽量な装甲は、忍術の発動で周囲の景色に溶け込むことができる。
 腕部拡張装備『シュリケンアーム』は優れた俊敏性と静穏性を与える。拡張武装「ニンジャデュアラー」を巧みに操ることで忍術と斬撃を組み合わせた変幻自在の攻撃を放つ。

下半身展開
 『ニンジュツチェスター』が大腿部拡張装備『ニンジュツサイ』に、『ニンジャアーマーS』が膝部拡張装備『ニンジャアーマーN』に移行。
 『シュリケンアーム』が脛部拡張装備。『シュリケンレッグ』に移行。優れた俊敏性と静穏性により音もなく対象に忍びよる。忍術の発動で水面を歩行可能。さらに忍術とキックを組み合わせた必殺技「ニンジャストライク」を繰り出す。

ニンジャバックル
 「デザイアドライバー」などにセットすることでニンジャフォーム装備を実装するレイズバックル。ベースカラーは黄緑。六角形を半分にしたような縁取りの「ニンジャリアクター」ピンク
 クナイ型のレバーを操作すると手裏剣が高速回転する。シュリケンジェネレーターが取り付けられているクリアカバーの中にはピンク色のギアが複数個あり、手裏剣と共に回転する。

性能

 入力装置『クナイスターター』を一度引き出してから再度押し込むことで変身や各種攻撃を発動させる。『ニンジャリアクター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
 特殊エネルギー生成器『シュリケンジェネレーター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」と連動して忍術や必殺技などの発動時に必要となる特殊エネルギーを生成する。

ニンジャデュアラー

 弧を描く大型の刃を持つ「シングルブレード」から2つに分離した「ツインブレード」の2パターンの運用が可能。素早い近接攻撃能力を使用者に与える。
 刃『コゲツブレード』はエネルギーチャージにより切れ味を増す特性を持ち、斬撃を飛ばすことも可能となる。特殊形状部『カウンターカーブ』は攻撃を受けた際に敵刃を絡め捕る役割を持ち、カウンター攻撃のチャンスを生む。

性能

 グリップ『デュアルグリップ』には特殊グリップテープが巻かれており、片手や両手、逆手など、どんな持ち方でも高いグリップ力を発揮する。入力装置『インプットトリガー』は各種攻撃の起点となる。
 手裏剣ディスク型の操作盤『シュリケンラウンダー』を1回転させることで必殺技「タクティカルスラッシュ」が、3回転で超必殺技「タクティカルフィニッシュ」が発動可能となる。

玩具

 2022年10月15日に「DXニンジャデュアラー」として発売。劇中通りにシングルブレード、ツインブレードの2モードに出来、シュリケンラウンダーの回転と必殺技遊びも可能な玩具となっている。
 剣撃音や必殺技はシングル・ツインで音がしっかり違い、玩具オリジナルでシュリケンラウンダー2回転の必殺技音も収録されており計6種の必殺技遊びが出来る。
 欠点はシュリケンラウンダーの感度が高く振っただけで「ROUND1」の音声が鳴ってしまうこと、防ぐには親指でラウンダーを押さえるか、中のラウンダーの出っ張りを削る改造を施すしかない。

 モンスターフォーム
SET MONSTER READY FIGHT

概要

 モンスターバックルを装填して変身する形態。変身エフェクトは巨大な2つの拳。モンスター級の超打撃力による格闘能力に特化している。
 拡張武装はない。外見は青をベースに、金色の星の意匠が各所にちりばめられている。複眼の色も青(ギーツでは初めての寒色系)。パンクジャックと相性が良い。

戦闘能力

 両腕のパンチ攻撃による近接格闘特化型のフォーム。ブーストフォーム程ではないが今までの形態よりスペックが高めになっている。
 実際マグナムフォームニンジャフォームには機動力で劣るものの、同じパワー型のゾンビフォームには全能力で勝っている。

性能

頭部『モンスター〇〇ヘッド』

 強化装備『モンスターヘッドガード』が頭部全体にモンスターバックルの拡張機能を付与して格闘能力を向上させる。
 複眼『ブルー〇〇アイ』は攻撃を放つタイミングを見極めるための優れた動体視力を与え、打撃を最大化する対象のウイークポイントにマーカーを表示する機能を備える。口膣部が『モンスタークラッシャー』に変化。

上半身展開

 星が刻まれた胸部拡張装備『キラボシチェスター』はデザイアドライバーから供給されるエネルギーを星形の打撃力に変換して腕部に供給することで超強力なパンチ力を与える。
 星型の肩部拡張装備『スターアーマー』は腕部の柔軟性を高めて伸縮自在とする。これにより、予想もつかない角度からの打撃で対象をビックリさせることができる。
 手部拡張装備『モンスターグローブ』がグローブごと手の質量を増大し、密度を高めることで一撃必殺のモンスター級特大パンチを繰り出す。

モンスターバックル
 「デザイアドライバー」などにセットすることでモンスターフォーム装備を実装するレイズバックル。ベースカラーは青と蛍光イエロー。
 丸い縁取りのリアクター部分「モンスターリアクター」はオレンジ色青い帽子を被った、猿にも見えるクマのようなポップ調のモンスター型という異色のデザイン。

性能

 入力装置『ラウトクラップメット』を叩くことでコマンド入力を行う。『モンスターリアクター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する
 眼『ナップインジケーター』の闘争心に燃える瞳は一定以上稼働すると閉じてしまい、力を回復するための眠りにつく。これにより、稼働可能状態を示す役割を果たしている

 ビートフォーム

SET BEAT READY FIGHT

概要

 デザイアドライバービートレイズバックルをセットして変身する。拡張武装はビートアックス。ナーゴと相性が良い。変身エフェクトはスピーカー。
 随所にマゼンタシアンカラーのスピーカーやイコライザーと一体化した装甲を纏った、メカニカルかつカラフルな見た目が特徴。
 装甲から放つ音楽で周囲の状況を一気に逆転させる状況を生み出せる強力なバフ掛けに特化した形態音楽を聴いた海賊ジャマト達もノリノリで踊っていた
 数値的にはニンジャフォーム程では無いもののスピード型の性能をしており、特にジャンプ力はエントリーフォームからほぼ倍増している。
 パワーの上昇率は控えめだが、純粋な性能もアームド形態より高く、使い方次第でジャマトライダーに対してもダメージを与えることが可能。

性能

頭部『ビート〇〇ヘッド』

 強化装備『ビートヘッドガード』が頭部全体にビートバックルの拡張機能を付与して 特殊レッスンプログラムによりあらゆる楽器をマスターする。
 複眼『ピンク〇〇アイ』は音をイコライザーや楽譜など様々な形式で視覚化し、初めて聞く楽曲でも容易に演奏可能とする。口腔部が『ビートクラッシャー』に変化。

上半身展開

 胸部拡張装備『ファンダチェスター』には音を増幅して左右に展開したスピーカーより放つ機構を備え、最大出力ではその音圧で物体を吹き飛ばすほどの大音量を誇る。
 肩部拡張装備『アクティブビートA』に周囲の騒音などを逆相違の音波で打ち消すノイズキャンセリング機能を搭載。楽曲の音質を向上することで、その効果を飛躍的に高める。
 腕部拡張装備『スペクトルエフェクター』は楽曲に特殊効果を加えて、対象への鼓舞や鎮静化、思わず踊り出すほどの興奮など様々な影響を及ぼす。さらに拡張武装「ビートアックス」とのアンサンブルにより音の持つ可能性を最大化する。

下半身展開

 『ファンダチェスター』が大腿部拡張装備『ファンダサイ』に移行。膝部拡張装備『アクティブビートA』と脛部拡張装備『スペクトルエフェクター』は名称・機能共に共通。


ビートバックル
 「デザイアドライバー」などにセットすることでビートフォーム装備を実装するレイズバックル。ベースカラーはシアン。縁取りパーツ「ビートリアクター」は青地に金。
 さらにマゼンタのディティールがちらほら。リアクターパーツは他のバックルとは多少形状が異なり、イコライザーのような模様が描かれている。
 入力装置『Dスクラッチャー』のスクラッチ操作により選択装置「セレクトケンバーン」にて選択されたプログラムを実行する。『ビートリアクター』が「デザイアドライバー」の反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。

セレクトケンバーン

 選択装置。キーボード操作によりライブラリーに収められた楽曲や特殊効果などの選択を行う。1回ずつ鳴らすことで、DJフロアのような3種類のBGMを流せる。
 変身前に鳴らせば待機音のアレンジができ、変身後は上記の通りスペクトルエフェクターを通じて流すことで敵味方問わず効果を付与できる。敵は一種の混乱状態になるため、隙ができ攻撃しやすくなる。
 変身時に召喚する拡張武装ビートアックスの特性上、変身後に鳴らせばアックスの機能を拡張させることもできる。

BGM1
 セレクトケンバーンを1度弾いて発動。キーボードが特徴的。変身前に流された。

BGM2
 BGM3の前に少しだけ流された。

BGM3
 ユーロビート調。腰の負担への不安と戦いへの恐怖から上手く戦えない一徹に、祢音が鼓舞のために流した。結果、一徹はリズムに乗ってジャマトの撃破に成功した。この際、3種類共通かこれのみかは不明だがジャマトの頭を叩く度にドレミファ音が鳴った

ビートアックス

 エレキギター型の近接武器。ギターのように持てばギターモード、弦の部分を握ればアックスモードとして運用する。派手な蛍光色のマゼンタシアンの色合いが目を引く。ビートレイズバックル同様イコライザーの意匠がある。
 ピック型の主操作盤『ストラムレバーを掻き鳴らすことで演奏が出来、各装備とのアンサンブルにより楽曲の効果を拡張する。刃『Vエッジ』は様々なエレメントに変換された音を刃全体に纏わせる機能を持ち、楽曲や攻撃を超刺激的に表現可能。

特殊攻撃

 ドラム型調律装置『エレメンタドラム』をビートに乗って叩くことで、各種エレメントのチューニングを行う。
 ドラムを1回叩くと火炎必殺技「ロックファイア」、2回で雷撃必殺技「メタルサンダー」、3回では対象を凍結させる必殺技「ファンクブリザード」の特殊攻撃が発動可能となる。
 入力装置『インプットリガー』は各種攻撃の起点となる。これを押すことで強力な属性必殺技を放つ。

玩具

 2022年11月12日に「DXビートアックス」として発売。劇中通りの遊びが可能で三種三段階の楽曲も収録されている。楽曲の段階によって必殺技の攻撃音も変化するようになっている。

 パワードビルダーフォーム
SET CREATION DEPLOYED POWERED SYSTEM GIGANT ○○ READY FIGHT

概要

 デザイアドライバーパワードビルダーバックルをセットして変身する形態。初登場は仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』。
 バックルの起動に連動し黄色と黒=警告色の鉄骨が地中から生え、建物か足場の骨組みのようなものが自動で建築され、同色の2本のロボットアームが上下装甲を生成し配置。同時に前に「SAFETY-FIRST(安全第一)」とグラフィックが出る。
 続いてエントリーフォーム変身直前の黒い素体になり、ロボットアームが通常のライダーの変身時に現れる半透明のメカメカしい手の代わりに装甲を装着する。

戦闘能力

 ギガントバックルを併用した際の3種類の拡張武装を使い分ける特殊な形態。複数の拡張武装を保持するために、ボディと左肩の計2箇所にサブアームを有する。
 パンチ力とキック力は高めだがモンスターフォームよりは低い。ジャンプ力と走力も低下し、エントリーフォーム以下。
 自分で戦うフィールドを操作しながらギカントバックルによる攻撃で敵を制圧するという特殊なファイトスタイルを用いる。自在に戦場をコントロールできる能力や様々なギカントバックルを適宜使い分けねばならない複雑さも併せ持つため、変身者の技量に左右される。

性能

頭部『パワードビルダー〇〇ヘッド』

 強化装備『パワードビルダーヘッドガード』が頭部全体にパワードビルダーの拡張機能を付与して衝撃耐性を強化すると共に建築に関する高度な工程管理を可能とする。
 複眼『クリムゾン〇〇アイ』が様々な環境に合わせた視覚補正を行うことで建築作業の誤差を抑える役割を持つ。周辺の危険を速やかに察知して、警報音と共に明滅することでアラートを発する。口腔部が『パワードビルダークラッシャー』に変化。

上半身展開

 胸部拡張装備『チェストビルダー』が建築に関するあらゆるノウハウを備え、複数のアームと専用アームドを巧みに操作して瞬時に構造物を作り上げる。
 右の肩部拡張装備『パワーディストリビューター』はドライバーから供給されるエネルギーを各アームにアクティブに配分することで、各種作業の効率を最大化する。
 左の肩部拡張装備『ショルダージブ』は剛健なクレーン。最長45mの伸縮と最大50tもの重量物を吊り上げることが可能。腕部拡張装備『アームビルダー』が超精密な仕上げ作業を得意とし、すべてのアームのメインマニピュレーターとして機能する。

パワードビルダーバックル
 建設重機のような黄色いバックル。「パワードビルダーリアクター」の縁取りは黄色く、履帯跡のような模様が描かれている。
 拡張スロット『ギガントアセンブル』に対応レイズバックルを重ねてセットすることで専用アームドを召喚し、最大で3つを同時運用可能とする。
 入力装置『パワードヘビーローダー』をを引くことでコマンド入力を行う。『パワードビルダーリアクター』がドライバーの反応炉「トーラスリアクター」の出力を表示する。
 IDコア用安全装置『セーフティロックアーム』は個人識別符号端末「IDコア」を強固に固定して、パワードビルダーバックル使用時の過酷な環境から脱落や破損を防いで安全な運用を可能とする。

ギガントバックル

 ギガントコンテナバックルに装備された超小型レイズバックル。真紅のギガントソードバックル、紺碧のギガントハンマーバックル、白銀のギガントブラスターバックルの3つが該当する。

ギガントソード

 ギガントソードバックルを用いて召喚する、ビルディング工具鋼製の真紅の大剣。近〜中距離を素早い斬撃で攻撃可能。
 ギガントソードを始めとしたギガントウエポン群があまりのビッグサイズのため、ギガントオールマイティやブーストタイム発動による強化時には肩のサブアームで武器を支える。あらゆる物質を建材に変える能力を持つ。

ギガントハンマー

 ギガントハンマーバックルを用いて召喚する、紺碧の巨大ハンマー。ギガトンハンマーではない。アームドハンマーとは比較にならない大きさで、命中さえすればジャマトライダーですら吹き飛ばす程のパワーを持つ。
  さらに、スラスターが搭載されており、打撃力の増強が可能また、地面に打ちつける事で壁や柱を生成可能。

ギガントブラスター

 ギガントブラスターバックルを用いて召喚する、白銀の大型ブラスター。狙撃もできる精度と、エネルギーチャージによる凄まじい破壊力を秘めている。ただし、ギガントウエポンの中でも一番のビッグサイズなので見た目通り取り回しは悪い。
 モデリングマテリアルを出力すればセメントの様な液体を出せ、塗り固めて部屋の構築等も可能。作中では壁を建築してから敵の攻撃を防ぎつつカウンターで相手を撃つという芸当もあった。他にも鉄骨を生成して足場を作ることも。

ウエポンレイズバックル

 19話から使用されるレイズバックル。形状は通常の小型バックルに準拠しているが、大型バックルで召喚される拡張武装を単独で召喚する力を持つ。現状本編に登場しているのはマグナムシューター40Xレイズバックルのみ。

ギガントシューター

 マグナムシューター40Xを装備する。19話にて初使用。マグナムシューター40Xレイズバックルを用いて召喚し、敵を縦横無尽に撃ち抜く。
 劇中では特に前触れもなくこのバックルを入手している。少なくとも使用したのがジャマーボール対決の後半戦のため、これ以前に入手したことは確実である。

 ジャマトフォーム
概要

 デザイアドライバーにジャマトバックルを装填した形態。初登場は第18話。能力とポテンシャルは他の大型バックルの形態と比べても劣らないが、デメリットも多い。
 変身エフェクトはジャマトライダー同様に全身に巻きつく茨の生えた蔓。身体から生えた蔓の先端で装甲が生成され、蔓がサスペンダーのよう身体へ勢いよく引き寄せられ装着される
 生身の状態から直接変身する際はエントリーフォームを経由せず、装甲の装着と同時にスーツが形成される。

性能

 胸部拡張装備『エングレスチェスター』が植物を超活性化する機能を備え、ジャマトの持つポテンシャルを引き上げる。全身各部から伸縮自在の茨「ブロイアームズ」を生やせる。
 伸縮自在の茨『ブロイアームズ』を全身の各部から伸ばし手や足などに巻き付けて、パンチやキックの破壊力を飛躍的に高める。防御や対象の捕縛など幅広い運用が可能。

ジャマトバックル

 植物活性装置『グロウエクスポージャー』はドライバー」の生み出す膨大なエネルギーを植物を急成長させる特殊光線に変換・増幅して照射する。
 特殊装備展開機構『メタモルアイビー』は「グロウエクスポージャー」が照射する特殊光線を感光することで急成長し、使用者を包み込んでジャマトライダー装備を展開する。

小型バックルアームド一覧

 デザイアドライバーの右側若しくは左側にセットする事により、ライダーの片胸若しくは片大腿の側面に固有のマークが入った簡素なアーマーを装備し、対応する武器や防具を召喚する。複眼の色は黄色で統一されている。
 全てにアームドと付き武装するだけでスペックはエントリーフォームから変化しない。ゲーム的に言えばハズレ装備或いはノーマルレアないしコモンであり、作中でも吾妻道長が明確にハズレだと言及している。

 性能

 頭部『アームド〇〇ヘッド』の複眼『アームドブライトアイ』は通常の視覚機能に加えて、各アームド装備が持つ拡張武装の運用に最適化されている。強固な右肩部装甲『ショルダーシェル』が仮面ライダーの右肩を保護する。
 下半身展開時には左膝部装甲『ニーシェル』に移行。強固な装甲により仮面ライダーの左膝を保護している。

 アームドアロー
SET ARMED ARROW READY FIGHT

 アローバックルを装備して変身する形態。変身エフェクトは無数の矢。拡張武装はレイズアロー。胸部拡張装備『グリーンオーバープレート』はプレイヤーに「レイズアロー」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『グリーンアンダープレート』に移行。レイズアローとの連携による足技を得意とする。

レイズアロー

 黄緑のボウガン型の武器。トリガーを引くことで約90mの有効射程距離を持ったエネルギーアローを射出する。また、鋭利な弓部を利用した近接戦闘も可能。プロットザモナスのボウガンのリデコ。

 アームドウォーター
SET ARMED WATER READY FIGHT

 ウォーターバックルを装備して変身する形態。変身エフェクトは水流。拡張武装はレイズウォーター胸部拡張装備『シアンオーバープレート』はプレイヤーに「レイズウォーター」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『シアンアンダープレート』に移行。レイズウォーターとの連携による足技を得意とする。

レイズウォーター

 消防車のハシゴのような形状をした水鉄砲。無管接続による外部供給を受けて無尽蔵の放水を行い、最大出力で25mプールを約2分で満水にする流量を誇る。
 さらにバレルの伸縮により水圧を調整し、放水の勢いを増す。また、強固なトラス構造を活かして打撃などにも転用可能。
 ただし水が無い所で使うとただの玩具の水鉄砲と同じ水圧。水辺でなければ真価をフルに発揮できないという扱いの難しい武器である。プロットは仮面ライダービルド消防車ハーフボディの「マルチデリュージガン」の改造。

 アームドハンマー
SET ARMED HAMMER READY FIGHT

 ハンマーバックルを装備して変身する形態。変身エフェクトはハンマー。拡張武装はレイズハンマー。胸部拡張装備『マゼンタオーバープレート』はプレイヤーに「レイズハンマー」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『マゼンタアンダープレート』に移行。レイズハンマーとの連携による足技を得意とする。

レイズハンマー

 打撃力を増幅して高い破壊力を生み出すマゼンタ色のハンマー型の武器。小型・軽量でありながら、地面を叩くことで発生させた衝撃波などで対象を攻撃することができる。プロップはライチアームズ専用武器「シャインドンカチ」のリカラー。

 アームドシールド
SET ARMED SHIELD READY FIGHT

 シールドバックルを装備して変身する形態。変身エフェクトは六角形のパネル。拡張武装はレイズシールド。胸部拡張装備『ブルーオーバープレート』はプレイヤーに「レイズシールド」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『ブルーアンダープレート』に移行。レイズシールドとの連携による足技を得意とする。

レイズシールド

 1200℃の高熱にも耐える強固な特殊装甲で覆われている盾型の武器。物理的防御によって、戦闘でのダメージを大幅に軽減する。また、その硬さを活かした投擲武器としても活用することができる。
 純粋な攻撃力を求めるとなると流石に心許ないが、防御面に関しては現在登場している大型バックルらにも引けを取らないといえる。プロット滅壊の盾、更に元を辿ればシールドモジュールのリデコ。

 アームドクロー
SET ARMED CLAW READY FIGHT

 クローバックルを装備して変身する形態。変身エフェクトはひっかき傷。拡張武装はレイズクロー。胸部拡張装備『イエローオーバープレート』はプレイヤーに「レイズクロー」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『イエローアンダープレート』に移行。レイズクローとの連携による足技を得意とする。

レイズクロ―

 互いを研ぐことで切れ味を増す大型の鉤爪。両腕に装備する。リーチを伸ばし、超硬ブレードによりあらゆるものを引き裂く。
 ナーゴがネコモチーフで近接攻撃が得意だったのもあり、彼女が振り回す様は爪をむき出したネコのようにも見える。装備には融通が利くらしく、アームドクローハンマー際は右腕にのみ装備していた。プロットはバルキリージャスティスサーバルのものの改造。

 アームドチェーンアレイ
SET ARMED CHAIN ARRAY READY FIGHT

 チェーンアレイバックルを装備して変身する形態。拡張武装はレイズチェーンアレイ。胸部拡張装備『オレンジオーバープレート』はプレイヤーに「レイズチェーンアレイ」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『オレンジアンダープレート』に移行。レイズチェーンアレイとの連携による足技を得意とする。

レイズチェーンアレイ

 硬質かつ超重量のトゲ付き鎖鉄球型の武器。鉄球を振り回すことで対象を粉砕する。また、至近距離に入られた場合にはグリップ部での打撃も可能。
 プロットはSDワルドの武器「Dボール」のリカラーと思われる。他の小型バックルと違いスーパー戦隊シリーズからの流用である。

 アームドプロペラ
SET ARMED PROPELLER READY FIGHT

 プロペラバックルを装備して変身する形態。拡張武装はレイズプロペラ。胸部拡張装備『グレーオーバープレート』はプレイヤーに「レイズプロペラ」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『グレーアンダープレート』に移行。レイズプロペラとの連携による足技を得意とする。

レイズプロペラ

 4枚羽の巨大ローター。型の武器。手で持ち、プロペラの高速回転により発生した揚力で上昇し、手首の角度調整により推力を調整することでヘリコプターのように飛行可能。
 これにより対象に向けた指向性の突風を発生させることもできる。また、2枚ずつに畳んだポールアーム状にして長いブレードを活かした物理攻撃にも転用可能。プロットは仮面ライダービルドローズコプターフォームの武器「バトローターブレード」のリデコ。

 アームドドリル

SET ARMED DRILL READY FIGHT

 ドリルバックルを装備して変身する形態。拡張武装はレイズドリル。胸部拡張装備『オーカーオーバープレート』はプレイヤーに「レイズドリル」を使用した戦闘術を付与する。
 下半身装備時は大腿部拡張装備『オーカーアンダープレート』に移行。レイズドリルとの連携による足技を得意とする。

レイズドリル

 高い硬度と高速回転によって発生した穿孔力によりパンチ力を高めるドリル型の武器。その穿孔力を活かして地中潜行なども可能とする。プロットは仮面ライダーバースの「ドリルアーム」のリデコ。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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