【徹底解説】仮面ライダーアマゾン / 山本大介

2021年11月19日金曜日

仮面ライダー解説 昭和ライダー

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーはアマゾンです。
目次
  • 山本大介
    • 概要
    • 性格
    • 文明
    • 描写
    • 能力
    • 名前
    • 中の人
    • 備考
    • 劇中の活躍
  • 仮面ライダーアマゾン
    • スペック
    • 概要
    • 外見
    • 変身
    • 概要
    • 特徴
    • 戦闘能力
    • 装備
      • 腕輪
      • ギギの腕輪
      • ガガの腕輪
      • コンドラー
    • ジャングラー
      • スペック
      • 概要
      • 経緯
      • 能力
      • 備考
    • 主な技
    • 必殺技
  • 客演での活躍
    • 『仮面ライダーストロンガー』
    • 『仮面ライダー(スカイライダー)』
    • その他昭和シリーズ
    • 『仮面ライダーディケイド』
      • オールライダー対大ショッカー
      • その他
    • 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
    • 『MOVIE大戦 MEGAMAX』
    • オリジナルビデオ『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ
    • 『スーパーヒーロー大戦』
    • 『スーパーヒーロー大戦Z
    • 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
    • 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
    • 『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』
  • ゲーム作品
    • データカードダス
    • ライダージェネレーション
    • クライマックスヒーローズ
    • バトライド・ウォー創生
    • シティウォーズ
  • アメトーーク
    • CSM

山本大介
 『仮面ライダーアマゾン』の主人公。仮面ライダーアマゾンの変身者。劇中での呼称はアマゾン。23歳。演じたのは岡崎徹

 概要

 生後まもなく飛行機事故によって南米アマゾンで探検家の両親と共に遭難した日本人。両親は亡くなるが、自身は南米のアマゾン奥地で現地の長老・バゴーに育てられた。
 野生の動物たちに囲まれて過ごしていた。両親共々戸籍上は死亡していると思われる。父の友人である高坂教授によると亡き父親の面影があるとのこと。いつも上半身裸に腰巻きのみ(途中でりつ子がベストをプレゼントしてくれた)という恰好。

 性格
 素朴で純真。底抜けに純粋。活発で感情表現も直接的。子供や動物が大好きで、気に入った相手は「トモダチ」と呼ぶ。
 トモダチを傷つける輩は絶対に許さないが、トモダチであるマサヒコを危険な目にあわせた筈のモグラ獣人を見捨てられず、助け出した。後にモグラ獣人を殺害したキノコ獣人に対する攻撃は壮絶なものであった。

 文明
 文明に慣れていない。周囲の人間との誤解から一時はホームシックにかかり、ゲドンとの戦闘を放棄して南米に戻ろうとしたこともある。
 繊細で傷付きやすいところもあり、無理解な人間達に迫害され落ち込むこともしばしばあった。序盤では警察に捕まったり、「ニンゲン、キライダ!!」と叫びながら東京中を駆け回ることもあった。

 描写
 大自然の中で動物同様に育ったため当初はほとんど言葉を話せなかった。ストーリーが進行するに連れ、さまざまな言葉を覚えていく。第13話以降は、まさひこの特訓を受けたことで流暢な日本語を話せるようになった。
 歴代ライダー初の学歴・職歴一切なしの無職ライダー彼の存在は第5話で新聞報道されて大騒ぎになったが、身元引受人になった立花藤兵衞が色々と手続きをしたものと思われる。

 能力
 ジャングル育ちゆえサバイバル技術が非常に高い。薬草の知識が豊富で草笛が得意。長老バゴーから古代インカの伝統文化を教授されており、現在では解読できない古代語を読み解くいた。
 従来の仮面ライダーと違って変身前でも高い格闘能力を誇る。変身前でも獣人に猛然と襲い掛かって噛み付いたりひっかいたりしており、黒ネコ獣人戦ではコンドラーに仕込まれたナイフで獣人の片目を潰して敗走させた。
 その他素手でライフル銃を飴のように曲げたり、木製バットをへし折ったり、バイクを持ち上げて投げ捨てたり、ジェットコースターのレール裏にしがみ付いたりと完全に人間離れした体力を持っていた。

 名前
 高坂博士の知人であった立花藤兵衛、高坂博士の甥・まさひこや姪・りつ子からは「アマゾン」と呼ばれる。本人も自分の本名を忘れていたため、その名前を使用。オープニングクレジットでも「アマゾン / 仮面ライダーアマゾン」となっていた。
 山本大介という名前は公式設定であるがそう呼ばれることはほぼない。第1話のナレーションで説明された。ストロンガーSPの立花藤兵衛や仮面ライダーZX客演時の風見志郎は「山本大介」と呼んでいたがいつ知ったのかは明かされていない。

 中の人
 第1話で歯に青のりが付いていたことがよくネタにされる。2017年8月5日放送の『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』で塚地武雅に質問された際、岡崎徹本人は「おそらく昼飯に焼きそばを食べた」と語っている。
 山本大介を演じた岡崎徹氏と、『仮面ライダーディケイド』でアマゾン/山本ダイスケを演じた坂本エンリケ氏の誕生日は同じ12月3日である。

 備考
 石森によるキャラクターデザインでは全身に傷があり、『漫画版仮面ライダー』の本郷猛と同様に改造手術の痕が浮かび上がるという設定だった
 放送開始前の撮影会ではバミューダ状のパンツ姿であった。当初は第7話から普通の洋服を着るという展開が予定されていたが、番組当初のキャラクター性が人気を得たため、そのまま裸に近いままとなった

 劇中の活躍
 仮面ライダーXの活躍によりGOD秘密機関は全滅した。その頃、平和なアマゾンの奥地を襲う悪人・十面鬼。彼は秘密結社ゲドンを率い、古代インカに伝わる超エネルギーを手に、全世界を我が物にせんと企んでいた。
 アマゾンはバゴーの改造手術により改造人間と化す。ギギの腕輪も移植された。直後にバゴーはゴルゴスによって殺害されるが、アマゾンはバゴーの与えた催眠暗示に従い、第1話で高坂に会うため泳いで日本に帰国。
 以降、仮面ライダーアマゾン=アマゾンライダーとしてゲドン、ガランダ―帝国と戦う。最終回でガランダー帝国を壊滅させた後は、白いスーツを着て南米アマゾンへと帰った。

仮面ライダーアマゾン
 スペック

身長:1.75m
体重:62kg
ジャンプ力:垂直跳び80m、幅跳び50m

 概要
 マダラオオトカゲをモチーフとした爬虫類の機能を備えた生体改造人間。インカ超古代文明のオーパーツでアマゾンの強力な特殊能力の源であるギギの腕輪を左腕に付けている。
 機械的人工物は関節部分などの強化機能として僅かに施されたのみで、いわば生体サイボーグである。別名「アマゾンライダー」。
 来日直後の戦いを目撃したマサヒコから「仮面ライダー」の称号を贈られる。単独で悪の組織を二つ壊滅させるという快挙を達成した唯一のライダー。

 外見
 従来の仮面ライダーと異なり、赤い目は複眼パターンが角でなく丸パターン。体色は迷彩色を基調としている。派手な背鰭や額から生えたツノが特徴。ピカピカのブーツなど基本は抑えている。
 初期の胸板はグラデーションのかかったオレンジ色で、後期では濃い朱色となっている。また、全身のまだら模様も後期の物は簡素化されている

 変身
 アマゾンの怒りが頂点に達した時、もがくように腕を動かしながら「アー・マー・ゾーン!」と叫ぶと、目が赤く輝き、光のイリュージョンに包まれ、やがて姿を変える。
 子門真人の「アー・マー・ゾーン!」のエコーの中で変身する。変身に際してこれといったアイテム使用描写も無い。
 ポピー(現バンダイボーイズ・トイ事業部)の変身ベルトコンドラーのCMでは、アマゾンが変身ポーズとともに「アー・マー・ゾーン!!」と叫ぶとコンドラーの赤い目の部分が光り、中央のノコギリ部分が回転して閃光を放って変身していた。

 特徴
 視力は100m先のがくっきりと認識できるほどで、嗅覚は常人の100万倍。額の角はセンサーの役割を果たす。
 劇中聴かれる独特の擬音は腕ビレ、足ビレ、背ビレを開閉し、爪などを擦り合わせた時に生じる擦過音で、威嚇行為である。

 戦闘能力
 生身でも人間離れした筋力を持つが、変身するとスペックが10倍にパワーアップする。高所での安定感も抜群で、立花藤兵衛と共に滝ツボに落下しても容易に救助した。
 敏捷性に優れるスピード型で、全身の斑模様を保護色に生かし、密林での戦闘が最も得意。水中の酸素を確保するためのエラも持っており、爬虫類だけでなく両生類的な特徴も兼ね揃える。
 当初は野獣のように戦い、パンチやキックは使用しなかった。途中からは、回し蹴りも用いた戦い方を見せるようにもなる。

 装備

ギギの腕輪とガガの腕輪
 インカ超古代文明のオーパーツ。インカの守り神であるコンドルの頭部を象っている。合体させることで超古代文明のパワーを発揮することが可能。
 『仮面ライダーアマゾン』では、この二つの腕輪を巡っての攻防が描かれるため、アマゾンがギギの腕輪とガガの腕輪の両方を装着して戦うのは最終回のみ。それ以降の劇場版の出演はギギの腕輪のみを装備している。

ギギの腕輪
 長老バゴーによって左腕に移植された腕輪。『ギギ』は左を意味する。アマゾンの強力な特殊能力の源。
 放映当初は特別なエネルギーなどの設定のない鍵としての腕輪としか語られておらず、アマゾン自身も人間と同じ熱エネルギーで活動していることになっていた。この腕輪を奪われるとアマゾンの命は失われる。
 “腕輪に圧力を受けると手足のひれや背びれが激しく振動しどんなものも突き破る”力で地下1000mでの生き埋め状態から脱出、フクロウ獣人の攻撃による失明状態から腕輪に意識を集中させることで回復などの特殊能力もいくつか披露している。

ガガの腕輪
 十面鬼の腕に装着されていた腕輪。『ガガ』は右を意味する。

コンドラー
 アマゾンが変身前から装備している万能ベルト。他の仮面ライダーのベルトとは違って変身用のアイテムではなく、必要に応じて古代インカ人が使用していた万能ロープノコギリに変形できる。
 薬草を調合する際の薬研としても使用されるなど、サバイバルのための七つ道具であった。ベルトの2つの赤い石は火打ち石として使える。刺突武器としては針状に変形させて黒ネコ獣人の片目を潰した。

ロープ
 アマゾンライダー時ではロープの使用頻度が高い。初期はロープ反動による連続キックなどに使用された。
 後半からは「コンドラー!!」と呼称しながら、主に逃走を図る獣人や黒ジューシャの捕縛、移動用の縄や危険回避などで使用していた

玩具
 放送当時のおもちゃのCMでは「変身ベルト」として紹介されており、ベルトのノコギリが回転しながら二つの赤い石が光るギミックが設けられていた。
 「ガリガリガリ」という超エネルギーの振動音という設定が追加された。そしておもちゃのベルトは、ギギの腕輪とセットで販売されていた。

 ジャングラー
スペック

全高:1700mm
全長:2450mm
重量:400kg
最高出力:800馬力
ジャンプ力:50m
最高時速:300km

概要
 古代インカ帝国に伝わる秘宝「太陽の石」を動力源としたアマゾン専用のバイク。燃料補充は不要で永久に走行可能。
 10万軒の一般家庭が電化製品を20年間使いっぱなしにできるほどのパワーがあるほどのエネルギーを秘めているとされる。カウルはアマゾンの頭部を模しており、昭和ライダーのバイクの中でもデザインの奇抜さでは群を抜く。

経緯
 高坂博士が日本へと持ち帰ったバゴーによる設計図をもとに、立花藤兵衛が製作した。アマゾンは当初バイクという存在を嫌っていた。
 だがまさひこを救うために乗ることを決心。第3話で立花藤兵衞にバイクの動かし方を教わってから野生のカンだけで乗りこなすようになる。

能力
 フロントカウルの口を開いてを発射し、後部ウイングを倒して滑空飛行できる。被膜を開いて空を飛ぶこともでき、石ノ森章太郎による萬画版では一撃でハンミョウ獣人を撃破している。
 他のライダーマシン同様、アマゾンの脳波による無人走行や遠隔操作が可能で、垂直壁や水中を走破可能

備考
 設定上は翼の部分に膜が張られている。実際に設定に忠実なマシンが造られ、それを使用したスチール撮影も行われた。
 しかし、その際に空気抵抗や横風の影響で運転に支障が出て危険であることが判明し、本編の撮影には膜のほとんどを除去した物が使用された。膜が張られたジャングラーの写真は何枚か現存している。

 主な技

ジャガーショック
 噛みつき技。技名の呼称はされない。第1話のクモ獣人戦では、足を1本引きちぎった。後半では格闘スタイルへと変更したこともあり余り強調されなくなる。
 『仮面ライダーストロンガー』での客演時には大首領戦で久々に使用した。『ディケイド』以降の客演時には、声を担当した関のアドリブで技名の呼称が追加された

モンキーアタック
 爪による引っ掻き技。これも呼称なし。獣人と組み合った時に使用するケースが多い。こちらも後半ではあまり見られなくなる。『ディケイド』以降の客演時には、声を担当した関のアドリブで技名の呼称が追加された

コンドルジャンプ

 ジャンプして敵に体当たりを行う。

 必殺技

大切断
 跳躍してからひれカッターやフットカッターで獣人を一刀両断に斬り裂く。もっとも多用されたアマゾンの必殺技。繰り出す前には背びれが動く。黒ネコ獣人の首を切り飛ばすほどの威力がある。死因は致命傷による出血死。怪人の絵だけを斬り裂く演出もある。
 獣人と組み合ってそのまま切り裂く、ジャンプ後の落下速度を利用して切り裂く、回し蹴りを利用した大切断など数パターンある。ガマ獣人戦に至っては切っただけで大爆発した
 初めのころは技名呼称が一切なかったが、アマゾンが日本語を話せるようになったと同時に技名の呼称も行うようになった。初期では獣人の返り血(体液)を浴びる場面が頻繁に描かれていたが、次第にダイナミックな描写へと変更されていった。

スピンキック
 ガマ獣人対策で生まれた新技。使用もこの回だけである。コマがぶつかり合う様子を見て編み出した。跳躍し空中で高速回転した後に放つキック。ガマ獣人の巨大ガマをはじき返した。

アマゾンキック
 後に習得したライダーキックモモンガー獣人戦でとどめとして使われた。コンドルジャンプからキックを放つ。この時、唯一技名の呼称もしている。
 ゲドン編の獣人カタツムリ戦では、それらしき技を放った。イソギンチャク獣人にもジャンプしてからキックと見せて獣人の腹部を踏みつけ、とどめを刺した。オールライダー対大ショッカー』での客演時には、対ディケイド戦で使用した。

スーパー大切断
 ギギの腕輪とガガの腕輪をひとつにして発動するアマゾンライダー最大の必殺技。第24話で真のゼロ大帝を葬った。『仮面ライダーSPIRITS』ではジャンプ後にジャングラーから撃ち出したガガの腕輪をギギの腕輪と合体させることで発動。
 巨大怪獣と化したトカゲロイドを葬った。アームカッターの刃が曲刀のように長く伸びるなど、通常の大切断との違いが見た目でわかりやすく演出されている。
 『仮面ライダーディケイド』で十面鬼ユム・キミルに対し使用。アームカッターから光の軌跡のようなものが放たれたほか、一瞬だけ緑色の血が噴き出すシーンがある。

ダブル大切断

 他の客演ライダーの切断技とアマゾンの大切断の合体技。『仮面ライダーフォーゼ』のビデオ作品では、フォーゼのシザースモジュールとともに発動。『仮面ライダーSPIRITS』では、仮面ライダーZXの電磁ナイフとともに発動。

 備考
 放送前に行われた第3回撮影会時にはマスクに白い牙がつけられていた(完成版のフィルムではOPでのみ使用)。ヒレの位置やバックルの形状なども異なっていた石森による決定デザイン画では、足にも爪が存在した
 マダラオオトカゲは実在しないが、マダラミズオオトカゲなら存在する。ただしこのマダラミズオオトカゲはアマゾンライダーとは異なり、黒いボディに黄色い斑点を持つフィリピンに生息するオオトカゲの一種。

客演での活躍

 アマゾンに帰還後、新たに出現したブラックサタンの南米支部を撃破。間を置かずに姿を見せたデルザー軍団の磁石団長が日本に向かったため、これを追って第36話で帰国。
 三重県四日市の石油コンビナートでXライダーを援護し、ヨロイ騎士らの破壊活動をXライダーとともに阻止した。第39話ではXライダーとともに、捕らわれていたV3やライダーマンを地下牢から救出。ストロンガーや1号・2号と合流し、デルザーとの最終決戦に臨む。
 TVSP『全員集合!7人の仮面ライダー!!』にも登場。山本大介役の岡崎徹がのちに芸能界を引退したため、素顔での客演は『ストロンガー』とこの作品のみである。

 『仮面ライダー (スカイライダー)
 第27・28話では7人ライダー揃って日本に帰国し、他のメンバーとともにスカイライダーに特訓を行う。第30話ではオオバクロンの資料を筑波洋(スカイライダー)に送ったという設定で名前のみ登場。
 第54話ではペルーから帰国。映画『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』では他のメンバーに先駆け、ストロンガーとともにスカイライダーの応援に駆けつけた。

 その他昭和シリーズ
 映画『仮面ライダースーパー1』ではドグマ復讐兵団に囲まれたスーパー1を助けるため登場。仮面ライダーZX』のテレビスペシャル10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』にも登場
 仮面ライダーBLACK RX』ではクライシス帝国の地球侵略を阻止するために登場。敵基地潜入の時は他のライダーを誘導した。ジャークミドラに佐原茂とひとみが襲われた時は最初に駆け付けた。

 仮面ライダーディケイド
演:エンリケ(現:ALEXANDER)

 RXの世界の後、第28・29話『アマゾンの世界』のリ・イマジネーションライダーとして登場。変身するのはアマゾンこと山本ダイスケ。大ショッカーに征服された世界でたった1人ゲドンや大ショッカーと戦っていた。
 小野寺ユウスケから「どっちも怪人みたいだな」と言われていた。本家と違い片言気味のデスマス口調で喋る。ギギの腕輪を外してもアマゾンは死なない。ガガの腕輪の形状が違う。一方、この世界のアマゾンにも、マサヒコと呼ばれる友人ができる。
 この世界に登場する怪人はいずれもゲドンの獣人の代役として登場する。ゲドンの首領は原作の十面鬼ゴルゴスをリファインしたオリジナル怪人・十面鬼ユム・キミル。昭和ライダーで唯一、ディケイドの「ファイナルアタックライド」と連携を行った。

オールライダー対大ショッカー
 序盤のライダーバトルで最初にディケイドと対戦。響鬼にカメンライドしたディケイドと互角以上の戦いを繰り広げた。
 ジャガーショックを受け、ディケイドに噛みつきは反則と文句を言われた。最後はアマゾンキックとディメンションキックの激突に敗れてしまい、海東にギギの腕輪を奪われる。
 終盤では大ショッカーからディケイドを助けるために登場。決戦にも参加する。去り際に海東からギギの腕輪を返して貰い、彼を友達と認めた。

その他
 ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』では細山田マサユキ(演 - 奥田達士)という人物が変身する。
 ネット版『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士に登場。十面鬼も登場するが、直接的な対決シーンは無い。

 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
 仮面ライダーの歴史が消され消滅したと思われたが、人々のライダーへの思いによって復活。歴代ライダーと共にショッカー首領へと立ち向かい、岩石大首領戦ではジャングラーに乗りオールライダーブレイクに参加した。
 この時の声もイカデビルやストロンガー、そしてキカイダーと合わせて関智一が務めた。関氏はアニメ版でもキカイダー/ジロー役を演じており、このキャスティングは奇妙なめぐりあわせと言える。

 MOVIE大戦 MEGAMAX
 伝説の7人ライダーとして登場。『幕開け』ではXライダーと共に南アメリカC国で財団Xが送り出したマスカレイド・ドーパントの軍団と交戦。
 『風都 暗躍する陰謀』ではコアメダルにされるも、『MOVIE大戦MEGA MAX』ではオーズの手により復活、スミロドン・ドーパントと戦った。弦太朗の『友達』に反応した。

 オリジナルビデオ『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ
 『仮面ライダーフォーゼ』の超バトルDVD(オリジナルDVD)。仮面ライダーアマゾンと獣人が登場。獣人は、写真と過去の映像のみ。
 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』で「友達」と言ったフォーゼを気に入ったことが明かされ、クリアドリルスイッチをフォーゼに渡すため、日本に行こうとするがサドンダスβに妨害される。
 サドンダスβはアマゾンを倒したと語っていたが、実は倒されておらず、サドンダスを追い日本に上陸。フォーゼとともに放ったダブル大切断でサドンダスを倒す。

 スーパーヒーロー大戦
 伝説の7人ライダーとして登場。冒頭でゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスの襲撃を受ける。レッドワンにチェンジしたゴーカイレッドに1号&2号を消される。
 動揺していた隙にニンジャレッドにチェンジされV3、ライダーマン、Xライダー、ストロンガーともども消された。終盤で他のライダー、スーパー戦隊と共に復活し大ショッカー、大ザンギャックと戦った。

 スーパーヒーロー大戦Z
 スペースショッカーに苦戦する後輩・仮面ライダービーストを助けるため、ゲキレンジャー、響鬼、ライブマン、ギンガマンといった大自然の力で戦う、もしくはモチーフとしたワイルドヒーローたちと共に駆けつけた。

 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
 中盤で昭和ライダー連合軍の一員として登場。平成ライダー連合軍との大混戦の中、仮面ライダースーパー1とともに仮面ライダーバロン マンゴーアームズを倒す。
 だが「ビッグ」の魔法で巨大化した仮面ライダーウィザード(フレイムスタイル)に握り潰され、ロックシードに変えられる。終盤で復活し、地下帝国バダンと交戦。十面鬼ユム・キミルと闘った。

 スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
 ショッカーが1号・2号を殺してしまったため、2015年の改変世界では既にショッカーライダーにされている。
 ショッカーライダーX、ショッカーライダーストロンガーと共にドライブを襲撃する。終盤では歴史改変ビームの煽りを受けて消滅してしまったが、歴史修復と共に生き返った。

 仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦
 テレビゲーム「超スーパーヒーロー大戦」内のゲームキャラとして登場。仮面ライダーストロンガーを撃破した動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウタイガー/アムに乱入する形で襲い掛かる。
 モンキーアタックやジャガーショックを繰り出しジュウオウタイガーを追い詰めるが、手負いの女子を捨て置けずと助太刀に入った獣電戦隊キョウリュウジャーのキョウリュウゴールド/空蝉丸のザンダーサンダーで切り伏せられた。

ゲーム作品

 複数の作品で山田真一氏が声優を担当している。

 データカードダス
 ガンバライドでは第11弾でレジェンドレアで参戦。ガンバライジングでは無印の3弾から参戦。初登場からSRで高レアでの収録となった。その後はバッチリカイガン6弾、ガシャットヘンシン4弾にもSRで収録。

 バトライド・ウォー創生
 プレイアブルキャラクターとして登場。大切断による衝撃波が距離、範囲共非常に大きく、遠距離から複数のボスを一方的に攻撃可能。ジャガーショックはガード不能、アーマー無視、さらには発動中完全無敵という優秀技。
 ボスのガードが固く、横からの攻撃でコンボ中断されがちなこの作品においては重宝する。空中で挙動を終える技、空中発動技も多く、コンドラー(ロープ)を利用した技も絡めトリッキーな攻撃が可能。弱点は体力、防御力共に低めなところ。

 シティウォーズ
 サービス開始時から登場。必殺技は「スーパー大切断」。メインストーリーでは32章にて登場。アマゾンを根絶させるためライダーシティもろとも壊滅させようとしているアマゾンアルファから街のトモダチを守るため、アマゾンニューオメガと共に闘う。

 その他

 『ライダージェネレーション』では1作目から登場。ライダーアビリティは「ジャングルジャンプ」。所謂2段ジャンプで、機動力が高い。強制スクロール面クリアにも役立つ。クライマックスヒーローズ』では4作目『フォーゼ』から参戦。

アメトーーク
 『仮面ライダー芸人』第3弾ドラマパートで登場。田中卓志を攫ったショッカーと戦う仮面ライダービルドの助太刀に参戦するが、ビルドからも怪人と間違えられた。
 スペース蜘蛛男をジャガーショックで倒した後、ビルドとの合体技をスペースイカデビル繰り出すが、スペースイカデビルはボルテックフィニッシュに一撃で倒されてしまった。

 合体技?
 ビルド(ラビットタンクフォーム)がグラフ滑走路を構築してキックを決めた後、アマゾンも滑走路に乗って大切断を決める予定だったが失敗する。
 爆風によって吹き飛ばされてきたアンガールズの田中が第3回本編内で紹介されたガマ獣人のごとく四分割にされて、ペラペラになり飛ばされてしまう。
 しかしナレーションと共に田中は無事復活したのであった(ただし、服はボロボロになり、体には4つに切られた跡が残っていた)。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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