今回解説する仮面ライダーはラルクです。
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「何考えてんのよ、素人のくせにアンデッドと戦おうとするなんて」
目次
- 三輪夏美
- 概要
- 描写
- 過去
- 手癖
- 仮面ライダーラルク
- スペック
- 概要
- 変身
- 外見
- 醒銃ラルクラウザー
- 性能
- 頭部
- 胴体
- 腕部
- その他四肢
- 戦闘能力
- バイク
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 4枚のキング
- 最期
- 死後
- 『仮面ライダーディケイド』での活躍
- 概要
- 性格
- 劇中の活躍
- 違い
三輪夏美
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映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』の登場人物。仮面ライダーラルクの変身者。演じたのは三津谷葉子。
概要
志村純一、禍木慎と共に2008年の新世代ライダーとして再解放されたアンデッドと戦うショートヘアの女性。21歳。普段は橘朔也率いる新生BOARDのメンバーとして活動している。
劇場版冒頭の怪しい占い師からは「思っている事を素直に口に出せない」「リーダーシップを取ろうと思っても、いつも二番手に終わるタイプ」「短気で損をするタイプ」と評されている。志村に好意を抱いているようで、占い師に彼との相性を訪ねていた。
描写
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他2名同様に旧世代ライダーの剣崎一真、上城睦月に対抗意識を抱く。強気な性格で剣崎に会うなり平手を喰らわせた。禍木同様に自信過剰で辛辣な態度が目立つ。
橘から改めて自己紹介された際の「宜しく。そしてさよなら」など、生意気な発言を繰り返しては剣崎達を苛立たせていた。ランスが八つ当たり同然でレンゲルに攻撃を仕掛けると、ラルクも便乗して2対1で戦闘に入った。
過去
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BOARD参加前はOLをしていた。プランナーに異動させてくれず、上司にお茶汲みばかりを頼まれる事に憤慨。彼に飛び蹴りと一本背負いをかまし、自ら辞表を叩きつける。退職後明るい将来を想像しながら街を歩いていた。
禍木と共に再解放されたピーコックアンデッドに襲撃された際に志村が変身する仮面ライダーグレイブに命を救われる。
この時に両者とも仮面ライダーとして戦うようスカウトされた。この頃から禍木に助けを求めておきながら、危険が迫ると自分だけが助かろうとする自己中心的な面が見られた。
手癖
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白井虎太郎の引き合わせの下、志村、禍木と共にハカランダを訪れた際には、剣崎が偶然回収していた♠3・BEATのラウズカードを瞬時にくすねている。
仮面ライダーラルク
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Open Up!
「そうそう、大人しく引退してればいいのよ」
スペック
身長：198cm
体重：95kg
パンチ力：270AP(2.７t)
キック力：450AP(4.５t)
ジャンプ力：30m
走力：100mを5.5秒
概要
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橘が開発した新世代ライダーシステム。三輪夏美がラルクバックルにチェンジケルベロスを装填して変身する仮面ライダー。名前の由来はフランス語で「弓」を意味する「L'Arc」から取られている。
メインカラーはメタリックレッドだが、ボディの大半は黒。単眼の色は緑で、各部に『A』の意匠が配されている。リーダー格のグレイブに比べると、ランスと同デザインの簡素なものになっている。
変身
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ラルクバックルのカードスロットにチェンジケルベロス（赤）を装填。腹部にセットすることでラルクバックルから自動的にカードを重ねたようなベルト帯が飛び出し、腰に巻き付き固定される。
その後、ラルクバックルの左部のカバーを外側に展開する操作、オープンアップを行うことで、変身者の前方にオリハルコンエレメントと呼ばれるエネルギースクリーンが出現。
オリハルコンエレメントが自動的に変身者の方に接近していき、潜り抜けることで全身にランスアーマーが装着され、変身が完了する。
戦闘能力
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ほぼ色違いのランスにはパワーで劣る分、スピードで優っている。全体的にレンゲルを僅かに下回り、方向性の近いギャレンには僅差で優る。
身軽な動きを活かした高速戦法が得意。複数のアンデッドを軽々といなして封印していく。苦戦する描写もあったが、グレイブ、ランスとの連携で多数の戦果を挙げていった。
バックルなど変身システムの基本はレンゲルのデータを参考にしているが、単体のコンセプト自体は同じ射撃戦のギャレンのデータを参考にしているものと思われる。名前は弓なので、カリスも意識しているものと思われる。
性能
頭部
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口部『キュア・レギュレーター』は地球上に存在するあらゆる毒素をろ過し、装着者への新鮮な酸素を供給する。『オキシジェンメーカー』が水中や真空状態でも活動可能な酸素を生成。約10時間分の酸素をストック可能。
単眼のテレスコープカメラ『ダイヤモンドスコープ』は500倍のズーミング機能やマクロ機能、X線を用いての透視機能、高感度暗視機能（スターライトスコープ）を持つ。耳『オーガンソナー』は5km四方の針の落ちる音や超音波も聞き分けられる。
頭部全体を超金属・オリハルコンプラチナ製の多重プレート『バジリスクホーン』が守る。内部には、橘朔也が開発した改良型マイクロスーパーコンピューター「クライシス」が組み込まれている。
胴体
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超金属繊維・アーティシャルケプラーで編まれた強化服『アーティシャルスーツ』は絹よりもしなやかで、鋼鉄よりも強い。
胸部装甲『リブガーター』は120tの衝撃を吸収する超金属・オリハルコンプラチナ製のアーマー。装甲を組み合わせた形状をしており、装着者の動きに合わせてフレキシブルに稼働する。オリハルコンプラチナを高圧縮して作られた厚さ2cmのアーマー『タルタロスフレーム』は頭部に内蔵されたコンピューター「クライシス」に感応し、発光する。
胸の『フォース・クーリング・シグナル』は全身に駆け巡るフォースを冷却するラジエーターポイント。正常であればエネルギー流は緑色。
腕部
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オリハルコンプラチナをチタンコーティングしたリング状のパーツ『グラビティリグレット』を上腕と大腿部に装着。重力エネルギーを発生・増幅する。
手首の『ゴールデンバングル』がそれを安定化して拳に送り込む。オリハルコンプラチナに24金のコーティングが施されて重力エネルギーの吸収伝導率が高められている。
拳『ハンマーナックル』がそれを受け取り、すまじい拳の一撃を繰り出す。特殊繊維・アーティフィシャルファイバーでコーティングされたオリハルコンプラチナ製のガードプレートが3枚装着されている。
その他四肢
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肩部装甲『ショルダーガードナー』、腕部装甲『アームズシェル』、膝部装甲『ニーアーマー』、脛部装甲『レッグスシェル』、踵部装甲『ストライクスパート』も超金属・オリハルコンプラチナ製。120tの衝撃を吸収する。足の『ハンマーシェル』は重力エネルギーの利用によりキックの攻撃力を高める。
醒銃ラルクラウザー
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ラルクの専用武器。初期APは醒銃ギャレンラウザー同様に5500。ボウガン型で強力な光矢を放つ。『アローマズル』がラウズカードから得たフォースを光の矢に変化させて発射する。
弓状のパーツ『バシリクスボウ』を折りたたんだ場合は高周波振動と高熱放射であらゆる物体を切り裂く近接戦闘用の武器としても使える。
このラルクラウザーを上手く使い分け、遠距離射撃と接近戦の両方を熟す戦闘スタイルが特徴。銃身上部にカードをラウズすることで、ベスタの効果を発揮する。
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仮面ライダーとしての専用バイクは持たないが、『MISSING ACE』『ディケイド』で車種は異なるものの、グレイブ・ラルクとお揃いのバイクを所有している。
『MISSING ACE』では黒を基調としたバイクに、『ディケイド』では赤を基調としたバイクにそれぞれ搭乗していた。
『MISSING ACE』では黒を基調としたバイクに、『ディケイド』では赤を基調としたバイクにそれぞれ搭乗していた。
必殺技
レイバレット
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Wスートのカード・MIGHTYをラルクラウザーにラウズして発動。貫通力に優れた強力な赤色の光矢を放つ。AP：3100。劇中では、一度の発射で同時に3体ものアンデッドを貫き倒す場面も見られた。
劇中の活躍
4枚のキング
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カテゴリーAの封印に伴い、レンゲル、ブレイドが戦線に復帰。彼らの力を目の当たりにして、不満や苛立ち、焦りを募らせていく。更なる力を求めた結果、カテゴリーK の力を欲するようになっていく。
禍木がタランチュラアンデッドを封印するも、直後に現れたアルビノジョーカーに敗れた。瀕死のまま新生BOARDの基地に帰還後死亡。
夏美は瀕死の禍木から♣K・EVOLUTIONのカードを受け取り、剣崎達と共に彼の死を確認。この時に志村のポケットから残り3枚のカテゴリーKのカードを盗み出した。
最期
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ほどなくして一人で行動していた夏美は、アルビノジョーカーに襲撃される。ラルクに変身して反撃する事も出来ないまま命を落とした。
アルビノジョーカーにより4枚のカテゴリーKを持ち去られる。彼女の死もすぐに剣崎達に確認され、志村は「夏美までが……？そんな！！」と悲嘆に暮れていた。
夏美の手には♠4・TACKLEのカードが握られていた。これは禍木の♣J・FUSIONと共にアルビノジョーカーの正体を示すダイイングメッセージであり、剣崎からこの事を聞いた広瀬栞によって解読され、犯人の正体を暴く事に繋がった。
『仮面ライダーディケイド』の活躍
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「この世界のルールならあたし達が変えてみせる！」
概要
第22話・第23話の『ディエンドの世界』に登場。役者は原典『MISSING ACE』と同一だが、『ディケイド』のヒロイン・光夏海と名前が被るためか、名前が「春香」に変わった。
夏美とは性格や境遇がやや異なるリ・イマジネーションライダーの1人である。『ディケイド』における由来は不明だが、こちらも仮面ライダーラルクに変身する。
夏美とは性格や境遇がやや異なるリ・イマジネーションライダーの1人である。『ディケイド』における由来は不明だが、こちらも仮面ライダーラルクに変身する。
変身時・必殺技発動時のカード読み上げ音声が省略されている他、変身時の効果音がブレイバックルと同様のものに変更されている。
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原典『MISSING ACE』の夏美に比べるとかなり良心的な人物。フォーティーン配下の戦闘集団「ローチ」と戦う門矢士や、過ちを悔いて兄・海東純一を助けようとする海東大樹をすぐに信頼している。その為、彼らが気に食わない禍木とは意見をぶつけ合う事もあった。最終的には禍木への説得に成功している。
初対面の士に対しても見下したり、敵意を示す様な事もなく、自分達の世界のルールを説明したり、逆に大樹を許せずに食ってかかろうとする慎を制止した。
劇中の活躍
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フォーティーンに支配され、仮面ライダーは秩序を乱す悪でしかない世界。フォーティーンの支配から逃れるべく、純一を含めた3人でレジスタンス活動をしていた。
ある日のアジト襲撃に伴い、当時フォーティーンに与していた大樹の罠に嵌った純一がローチに拉致される。やがて洗脳された純一はフォーティーンの側近として働くようになる。
その後は洗脳と情報操作により、社会からは敵として認識されながらも禍木と2人でローチとの戦いを続行。この件が切っ掛けで、大樹を激しく憎んでいた。
その後
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ディケイドの来訪とディエンドの帰還によって状況は一気に進展。士と大樹がフォーティーンと純一を誘い出し、彼らとの決戦ではダークローチ達を蹴散らしていた。
純一の本性までは見抜いていなかったようで、彼の真の思惑を知った際は信じがたい事実を受け入れられず、大声で叫んでいた。
原典『MISSING ACE』と異なり生存しており、純一の真実を知ってショックを受けながらも、禍木と共にフォーティーン亡き後の世界を守っていく。
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以上です。これで紹介を終えます。
