【即死のモブキャラ!】仮面ライダーギンペン / 平孝人&仮面ライダーメリー / 小金屋森魚

2022年11月29日火曜日

その他サブライダー 仮面ライダーギーツ 仮面ライダー解説

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 今回解説する仮面ライダーはギンペンとメリーです。
目次
  • 孝人
    • 概要
    • 願い
    • 初登場
    • 退場
    • その後
  • 仮面ライダーギンペン
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • エントリーフォーム
    • アームドアロー
    • 備考
  • 小金屋森魚
    • 概要
    • 描写
    • 正体
    • 劇中の活躍
      • 初登場
      • 神経衰弱
      • 逆転のブースト
      • 退場
  • 仮面ライダーメリ
    • スペック(エントリー)
    • 概要
    • エントリーフォーム
    • アームドシールド
    • アームドチェーンアレイ

孝人
……人生は戦場です。曖昧な志では、生き残れませんよ?

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーギンペンの変身者。演じたのは長谷川朝晴。

 概要

 IT企業人事部長の男性。第2話からデザイアグランプリに参加する。厳格かつ人生経験が豊富な大人という雰囲気を漂わせている。
 デザイアグランプリで景和に気付いた際には笑顔を見せ、彼の「世界平和」という願いについて「立派な願いだな」と評価するなど、本来の人柄は柔和で寛大。
 部下によると「無断欠勤は一度もなかった」らしく、公私混同をせず、社会人としても人間としても真面目に生きる善良な好人物と言える。

 願い
 デザ神になって叶えたい願いは「息子の直人が健康でいる世界」難病に苦しむ直人を救いたい一心で、命を懸けてゲームを勝ち抜く覚悟を決めている。
 緊急ミッションでは家族の写真を手に取っていた。劇中の描写では手術が出来れば助かる可能性もあるようだが、その費用は並大抵のものではない模様。

 初登場
 第1話で集団面接の面接官を担当し、桜井景和と知り合った。立派だが具体的な目標が定まっていないまま面接に来ていた景和の姿勢を批判した。
 第2話でツムリに仮面ライダーとしてライダーに選ばれ、デザイアグランプリに参加。宝探しゲームで2体の盗賊ジャマトに追われていた景和を救出し、アローバックルを入手する。その後、ジャマト殲滅の緊急ミッションが出され変身して戦いに身を投じる。

 退場
 最初は順調にジャマトを倒していたが、運悪く頭領ジャマトと遭遇。勝利を焦るあまり逃げずに立ち向かうが、標的にされて敗北。景和が駆け寄った時には既に手遅れで、IDコアは破損していた。
 最期は景和に看取られながら、理想の世界を叶えられない無念を抱えて、写真を残して消滅した。平のをもって、これまで逃げ隠れしてばかりで戦闘に消極的だった景和は「戦う事以外に世界を変える選択肢はない」と思い知る。

 その後
 浮世英寿が「名無しのキツネ」名義で多額の寄付金を出したおかげで、直人は手術を受けられるようになった。だが、平は現実世界でも行方不明者として扱われている。
 「家族も心配していて、警察に失踪届と捜索願を出したらしい」と、同じ社員の男性が彼の会社に訪れた景和に伝えた。
 平が使用していたアローバックルは消滅せずにその場に残され、第3話以降は景和が所持している。3話からのオープニング映像では、登場シーンが砂嵐状のシルエットに差し替えられている。

仮面ライダーギンペン
私は……勝たなきゃならないんだ!

 スペック(エントリー)

身長:194.8cm
体重:88.2kg
パンチ力:0.8t
キック力:2.9t
ジャンプ力:3.9m(ひと跳び)
走力:8.7秒(100m)

 概要
 平孝人が仮面ライダーギンペンコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。英語表記は「Ginpen」
 レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。モチーフはペンギンの中でもイワトビペンギンに近い。水中戦に特化したスペック海や水系統のゲームフィールドでの戦闘を得意としており、水辺で輝くアームドウォーターとの相性も良いものと思われる。
 その分他のライダーと比べると地上戦は不向き。キック力・ジャンプ力・走力はワースト2位。パンチ力に至っては、現時点では最下位である。

 エントリーフォーム
 デザイアドライバーに仮面ライダーギンペンIDコアのみを装填して変身した姿。頭部『ギンペンヘッド』のペンギンの飾り羽を模した眉『ギンペンプルム』は水中では水流を整え遊泳速度を上昇させる翼として機能。
 海や水系ゲームフィールドにおける優位性を高める。ヘッドマウントデバイスは『ギンペンクレストギア』、複眼は『ギンペンアイ』。

 アームドアロー
 デザイアドライバーにアローバックルを装填して変身した姿。距離を取りながら戦う事も可能だが、勝利に固執する平は矢を撃ちながら近接戦に持ち込もうとしていた。
 頭領ジャマトにはアームドアローでは全く歯が立たず、一方的な攻撃を受け続けていく。そして、頭領ジャマトが投げたから発生した爆炎をもろに受けて敗北した。

 備考

 名前の由来は「ペンギン」のアナグラム。キービジュアルの7人のライダーでは、唯一の鳥類モチーフ。ペンギンモチーフのライダーは今までイラストかゲームでしか存在しなかったため、劇中に登場するのは初。

小金屋森魚
あるから戦ってるんでしょうが!体張って、何だって叶う世界だ。命だって懸けるさ!

 特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。仮面ライダーメリーの変身者。演じたのはあべこうじ。

 概要

 遊び人のようなチャラチャラした男性。第2話からデザイアグランプリに参加する。参加者きってのお調子者で、鞍馬祢音を「子猫ちゃん」と呼んで共闘を持ちかけたり、墨田奏斗にマグナムバックルとシールドバックルのシャークトレードを提案したりしている。
 ピンク色で可愛いのに何だかせこい、ずるい、若干うざい。良く言えばにこやかで接しやすい、悪く言えば軽薄で本音の見えない態度を一貫している。

 性格
 自己中心的な行動が目立つ。祢音がゾンビジャマトに噛まれて感染したと分かるとあっさり見捨てて、縛ろうとした。第4話では不謹慎にも、スコア稼ぎのためにジャマトに襲われている人を嬉々として探した。
 その後逃げ遅れた人々を発見すると敢えて放置してジャマトに襲撃された時に助け出すマッチポンプ染みた行動を取る。
 ミッション終了時には「良かったー!俺が無事で!」と安堵した金銭に執着している事を思わせる発言や効率良くスコアが入る方法を率先して行うなど目先の利益を優先した。

 描写
 桜井景和が吾妻道長に問いただした時は真っ先に語気を強めて反論するなど、普段の態度とは裏腹に理想の世界を叶えるには命を賭けるのも辞さない姿勢で参加している事が伺える。何を願ったのかは不明。
 地味に身体能力が高く、成人男性の景和をあっさり投げ飛ばしたり、小型レイズバックルを使いこなしたりしている。

 正体
 その正体は逃走中の元ディーラー。職場だった違法カジノから売り上げ金を持ち逃げしていた。普段の飄々とした態度は全て演技に過ぎず、その本性は目的の為なら平然と他者を蹴落とす真っ黒な詐欺師。
 警察の捜査が入る事を察知するや否や職場を裏切っており、海外逃亡の可能性を報じるネットニュースの記事に掲載された顔写真でも祢音がドン引きするような相当悪辣な表情を見せている。

 劇中の活躍

初登場
 第2話にて初登場。順調にスコアを稼いで生き残る。助けを求めていた祢音に声を掛け共闘関係になり、彼女から「メリーおじさん」と呼ばれる様になる。第3話のゾンビ狩りのミッションにて、アームドシールドのみでゾンビと奮闘。
 その後、景和に自身と同じくハズレ武器でどうやって戦ったのかを聞き、人命救助でポイントを稼いでいた事を耳にし、自身も景和と同じく人命救助に徹する事となる。

神経衰弱
 第5話の2人1組で戦う「神経衰弱ゲーム」では、生き残っていたライダーが5人という事で、数合わせのために運営側が用意したパンクジャックと組む。パンクジャックは声出し&顔出しNGである上、味方の指示を一切聞かない超問題児だった。
 チェーンアレイレイズバックルを獲得。欲しそうな様子のパンクジャックにシールドレイズバックルを渡して妥協させた。その後、2人でトランプジャマトと交戦していたが、喋らない上に自分の言う事も聞かないパンクジャックに苛立っていた。
 デザイア神殿にて、「もう、こんな相棒じゃ(勝つのは)無理だよ。もう!」と愚痴った上にどついた為、パンクジャックに即どつき返された。頭を抱えていたところに、ギロリから「デュオ交代チャンス券」の使用を提案されて使う。

逆転のブースト
 第6話ではカードの僅かな凹凸などで絵柄を見抜くディーラー時代に培った技術を活かし、景和と組んでいた道長とデュオを組み直す。パンクジャックは景和に押し付けた。
 その後、景和が浮世英寿からブーストバックルを返却される場面を目撃すると、確実に勝ち残るために彼の荷物からブーストバックルを盗み出し、道長に渡した。
 盗みは道長にバラされたが、彼が提案した「ビーチフラッグ」もとい「ビーチブースト」では先にブーストバックルを掴んだ景和に襲い掛かり力技で強奪するなど、貪欲な面を露わにしていく。
 だがその結果、道長に「残しておくと厄介な排除すべき存在」と認識される。ジャマト出現前に密かにデュオ交代チャンス券を使用し、元のペアに戻される。

退場
 そうとも知らずバッファにブーストバックルを渡した結果、バッファとタイクーンのデュオにスコアが入り、自身とパンクジャックのデュオは0ポイントのままミッション終了。
 勝つために平然と他者を踏みにじる所業が「友人の今井透が他のライダーにレイズバックルを奪われた挙句、命を落とした」過去を持つ道長の癇に障ったのだろう。
 IDコアが消滅し、道長達を睨みつける。自身の所業を棚に挙げて、生き残った参加者達にチンピラ染みた口調の本性を晒け出し脅迫めいた恨み節をぶつける。
 だが「仮面ライダー失格」の烙印を押されて脱落。狼狽した様子を見せつつも、尚も他の参加者達に負け惜しみを吐き捨てようとしたが、その前にジャマーエリアから消滅した。

仮面ライダーメリー
「待て~い! ハッハッ、俺が助──あら、何だ?よっこらしょ……!」

 スペック(エントリー)

身長:194.0cm
体重:90.4kg
パンチ力:1.0t
キック力:3.0t
ジャンプ力:3.7m(ひと跳び)
走力:8.6秒(100m)

 概要

 小金屋森魚が仮面ライダーメリーコアIDのセットされたデザイアドライバー変身する仮面ライダー。英語表記は「Mary」レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。モチーフは羊。頭はピンクのアフロヘア―。
 変身ポーズは仮面ライダー1号のポーズを取った後、拳を握った両手を万歳のように上げ、左足を少し曲げた姿勢で変身する。これは中の人の持ちネタである「ヘコむわ~…とか言ってるそばからソッコー元気~」

 エントリーフォーム

 デザイアドライバーに仮面ライダーメリーIDコアのみを装填して変身した姿。頭部『メリーヘッド』の角『メリーホーン』は周囲にいるものの眠気を誘うような若干の催眠効果が認められている。
 ヘッドマウントデバイスは『メリークレストギア』、複眼は『メリーアイ』。名前の由来はイギリスの童謡マザーグースの一篇「メリーさんのひつじ」。

 アームドシールド
 シールドバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。レイズシールドは他のレイズバックルに比べると攻撃に不向き。ゾンビジャマトを撃破するのに3分も要した。
 それでも第2話、第3話でジャマト相手に善戦しており全く戦えない訳でもない様子。特に第3話ではレイズシールドをゾンビジャマトに叩きつけた上で踏みつけ攻撃をしていた。その後、シールドバックルは5話で仮面ライダーパンクジャックに譲渡した。

 アームドチェーンアレイ
 チェーンアレイバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。初変身は第5話。念願の武器である。レイズチェーンアレイを振り回してのパワフルな叩き付け攻撃を得意とする。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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