【自己申告の弱さ!】仮面ライダーシザース / 須藤雅史&ボルキャンサー【ネタは強い 動画・BGMあり】

2021年12月26日日曜日

悪のライダー 仮面ライダー解説 仮面ライダー龍騎

t f B! P L
 今回解説する仮面ライダーシザースです。

「確かにライダーとなって、頂点を極めるのは興味深い……」

【BGM・閲覧のお供に是非】
目次
  • 須藤雅史
    • 概要
    • 描写
    • 変身の経緯
    • 中の人
  • 仮面ライダーシザース
    • スペック
    • 概要
    • 戦闘能力
    • ボルキャンサー
    • 甲召鋏 シザースバイザー
    • 所有カード
      • アドベント
      • ストライクベント:シザースピンチ
      • ガードベント:シェルディフェンス
      • ファイナルベント:シザースアタック
    • 立ち位置
    • ネタ
    • スーツ
  • 本編での活躍
    • 初登場
    • 転落の軌跡
    • 最期
  • 外伝作品での活躍
    • TVSP
    • 漫画版
    • 小説版
    • DRAGON KNIGHT版
    • 『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』
  • 多作品での活躍
    • 『仮面ライダーディケイド』
  • おもちゃ
    • 装着変身
    • フィギュア
    • ライドウォッチ
  • 備考
【初戦闘】
須藤雅史
 『仮面ライダー龍騎』に登場する刑事でありライダー。仮面ライダーシザースの変身者。演じたのは木村剛
 小竹署(TVSPでは警視庁)の刑事。28歳。ただし、ゲームや雑誌、秘密本によっては24歳だったり25歳だったりと年齢がはっきりしない。TV版での最初の脱落者。

 描写
 表向きは連続失踪事件を追っており、真面目で人当たりの良い堅実な人物に見える。だが、その正体は「裏で褒められないような仕事をしている(本人談)」という冷酷非道な悪徳刑事。邪魔者はすべて消せばよいという危険な思想の持ち主。
 戦いを避けようとしていた城戸真司から「俺は、モンスターから人間を守るためだけにライダーになった。でも…アンタのことは、許せないと思う」とまで言われた。

 変身の経緯
 行方不明の加賀とは裏での仕事仲間だった。しかし、報酬の増額を要求されたことで口論となり(須藤曰く調子に乗りすぎた)加賀を殺害してしまう。
 アンティークショップの壁に加賀の死体を埋めていた際、現れた神崎士郎からカードデッキを貰い受け取って仮面ライダーシザースとなる。

 目的
 特別な願いはない。仮面ライダーというモノに興味を抱いた後、ライダーの戦いで頂点を極めるために戦っている。
 真司や蓮がライダーであることを知るや否や事故に見せかけて襲ったり、人質を取るなど、目的のためなら手段を選ばない。
 必要な契約モンスターであるボルキャンサーのパワーアップのために、一般人を襲わせて喰わせたり自身が起こした殺人の被害者の遺体を与えて一石二鳥の隠蔽工作を図る。

 中の人
 須藤雅史を演じた木村剛氏はDVDのインタビューの中で、須藤の退場後に街中で子供達に「あれ?死んだんじゃなかったの?」と聞かれた事に対し「実は本当はあの時、何とか助かって今は改心したんだよ」と返している。
 木村氏はある雑誌のインタビューの中で須藤のキャラを分析している。以下の文は、そのインタビュー文を要約したものである。

「須藤も最初は普通の警察官の姿を追い求めていたと思うんですよ。でも現実は自分の思っているようにはいかなくて……。それで悪事に手を染めてしまったんじゃないかと思いますね。子供のように一度犯した悪事がスリルになってやめられなくてそのまま突っ走ってしまったんだと思います。城戸や蓮の様に何も背負っていない須藤だけど、須藤なりに必死に生きてきたんだと思います。その須藤の暴走が神崎士郎には輝いているように見えたんでしょうね。ワルだったけど、自分なりの理論は守っていたし、それを最後まで貫き通していたんだと思います」

 当時のファンレターの中に「シザースがすごいムカつく」とか「(シザースが)死んじゃえ!」といった手紙が木村氏に届いたようである。
 それに対し木村氏は、この手紙で自分は悪役としての自分を演じられたんだなぁと喜んでいた。中の人は現在俳優を引退済み。その後は不動産屋に勤務したがその後の足取りは不明。

仮面ライダーシザース
「これで一人減りましたね」

 スペック

身長:190cm
体重:93kg
パンチ力:250AP(約12.5t)
キック力:300AP(約15t)
ジャンプ力:30m
走力:100mを5秒
 概要

 メインカラーはオレンジ。契約モンスターは蟹型モンスターのボルキャンサー。視聴者からの愛称は「蟹」「蟹刑事」平成ライダーシリーズ初の完全悪のライダー。
 それまで、ショッカーライダーやシャドームーンなど、「仮面ライダーと同格の存在である悪役」はいたものの、「仮面ライダー」の称号を持つ悪役はシザースが初。

 戦闘能力
 ボルキャンサーとの連携攻撃が得意。防御力は高いが、それ以外のスペックは並。特殊カードも持たない。他のライダーに能力では劣るが、本編では自分よりスペックが高い龍騎やナイトを相手に互角の戦いを繰り広げた。
 真司と蓮が人間相手の戦いに本気になれないこともあるが、須藤自身の戦闘技術の高さや、悪事の隠蔽の為にボルキャンサーに何人もの人間を捕食させたことで強化されたため。
 TVSPの13RIDERSでは浅倉威を逮捕している。直接的な描写は無いが、脱獄前からデッキを持っていた浅倉を捕まえたため、王蛇を下している可能性もある。

 ボルキャンサー
スペック

身長:224.0cm
体重:165.0kg
特色/力:両腕の巨大なハサミ

概要
 蟹型モンスター。体色はメタリックオレンジ。ずんぐり体型をした2足歩行の蟹。3000AP。契約モンスターの中では最弱のAPだが、人々を捕食していき、徐々に力を増大させていった。
 両腕の巨大なハサミを豪快に振り回し相手をなぎ倒す戦いを好む。身体の装甲、特に背部の防御力はかなり高く、龍騎のドラグセイバーを弾き苦戦させていた。

劇中の活躍
 シザースとの連携でナイトを追い詰めた。だが戦いの最中にシザースのカードデッキが破壊されたことで須藤との契約が解消。
 ボルキャンサーは餌として須藤を喰らい消滅させた。その後、満身創痍のナイトにも襲いかかるが、これは仮面ライダー龍騎が阻止。龍騎の必殺技「ドラゴンライダーキック」を受けて爆発四散した。

客演での活躍
 『仮面ライダーディケイド』では「龍騎の世界」でシザースと共に登場。ベルデに追い詰められたシザースが降参するフリをして召喚し、ベルデを返り討ちにした。何気にアドベント初使用。
 『レッツゴー仮面ライダー』では後半、ショッカー傘下の怪人として登場。復活した龍騎と戦った。仮面ライダージオウ』ではRIDER TIME 龍騎』に一瞬だけ登場。
 本編第47話では世界に起こった異変の影響で出現。恐らくシザースと契約しなかった世界線のボルキャンサーか、別個体のどちらかと思われる。

ファンからの声
 契約切れ直後に真っ先に出た行動や変身者の高スペックからか、どうもファンからはハズレモンスター扱いされがち。
 龍騎のドラグレッダーやナイトのダークウイングが3DCGであるが、ボルキャンサーは着ぐるみ。これにズッコケた視聴者もそれなりにいた。

 甲召鋏 シザースバイザー
 ハサミ型の召喚機。左腕の籠手部分に装備されている。後部の接合部を開き、その中にカードを装填する。
 鋏部分に切断能力があるためバイザー自体も武器となる。小回りが利くため格闘性能に優れる。龍騎ライダーの召喚機としては唯一、契約モンスターの名前が入っていない。

 所有カード

アドベント
 ボルキャンサーを召喚。3000AP。

ストライクベント:シザースピンチ
 ボルキャンサーの腕を模した鋏。1000AP。右手に装着される。設定上は2枚所持しており両手に装備できる。一撃の威力はそれほどでもないが、攻撃するだけではなく敵を挟み込んで動きを止めるという使い方も可能。
 大型の武器故に攻撃が大振りにならざるを得ない。須藤は懐に入り込まれた場合、小回りの利くシザースバイザーで対応するという戦法を取っていた。

ガードベント:シェルディフェンス
 ボルキャンサーの背中を模した盾。2000GP。バイザーの上に覆いかぶせるようにして装着される。硬度はダイヤモンドに匹敵する。
 龍騎のドラグクローファイヤーを弾き返した。TVSPでは王蛇のベノクラッシュを防ぎきれなかった。しかし、ベノクラッシュの連続蹴りで盾を弾かれただけで、シェルディフェンスは無傷だった。

ファイナルベント:シザースアタック
 シザースが真後ろに飛び、両腕のハサミを重ねたボルキャンサーの上に乗る。ボルキャンサーが勢いをつけてシザースを前方回転気味に跳ね上げる。
 体を丸めたシザースが弾丸のように打ち出されて相手に突進する。4000AP。13人ライダーのファイナルベントの中で最も威力が低い。
 本放送当時に発売されたPS版ゲームやクライマックスヒーローズ等では、空中に投げ上げられた後に下に向かって回転しながら攻撃する。
 本編で見られた描写は飛翔斬の対空迎撃のためであり本来の形ではないと推測される。APが仮面ライダーオーディンのソードベントと同数値なのはネタにされがちだが、作中では数値よりも強化されていた可能性は高い。

 ネタ
 本編での登場話数がたったの2話(第5話&第6話)という短さや、卑怯、ストーリー中での扱い、契約していたモンスターに喰われるという死に様、能力面での不遇さなどから、ファンの間で妙な人気を博している。
 最期のデッキが割れる直前の「コレで一人減りましたね」はナイトに向けて言ったつもりが、自分に被さった為によくネタにされる。
 実際に商品化されたり、ファンにサバイブの強化形態のコラが作られたりと人気の高さを表している。TVSP版でも活躍はぱっとせず、初めて勝利シーンが描かれたのは仮面ライダーディケイドで再登場した時と、恐ろしく時間がかかっている。

 スーツ事情
 『龍騎』本放送時は、龍騎ライダー中唯一、モンスターと同じ素材でスーツが制作されていた。出番が元々少ない予定だったからだろう。
 5話・6話・TVSPの計3回しか登場していないにも関わらず、素材の問題でスーツは急速に劣化。第6話の時点で既に尻部分が破けていたり、シザースバイザーにセロテープが貼られていたり、脚部が色落ちしていたり手袋が剥げたりしている。
 TVSPでは更に酷くなっており、バイザーのセロテープが二重になっている。後に『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』で使用する際にスーツが修復。そちらのスーツを利用したDCD時では綺麗な状態で登場出来た。

本編での活躍

 初登場
 アンティーク店を営んでいた加賀友之が行方不明になる。それを調査していた桃井令子に、須藤は正体を隠して襲いかかった。しかし失敗したために、自分が救出したように見せかけて事態をうやむやにした。

 転落の軌跡
 龍騎と交戦後、対話に応じるふりをして大量の重りを入れた金網を頭上に落下させて殺そうとしたり、優衣を誘拐したり卑怯な手を使うが失敗。
 第6話で自身の殺人が露見。自らも警察から追われる。追ってきた刑事をボルキャンサーに捕食させたところに真司、蓮が現れ、ナイトとの一騎討ちに突入する。

 最期
 ナイトに優勢に立ち回るが、一瞬の隙を衝かれてベルトを攻撃される。その後ファイナルベントの撃ち合いに勝利。だが、先ほどヒビが入っていたカードデッキが破壊される。須藤はライダーの力を失い、契約が解除されたボルキャンサーに捕食された。
 その直後、ボルキャンサーは駆けつけてきた龍騎のファイナルベントで撃破された。ドラグレッダーはボルキャンサーのエネルギーを食べようとする。しかし、思うところがあったのか制止させる。
 それに対し、ナイトは「力は力だ」と自分に言い聞かせるように発言した後、ダークウイングにボルキャンサーのエネルギー態を捕食させた。

 立ち位置
 シザースの存在は「ライダーは正義の味方とは限らない」「ライダーでも容赦なく死ぬ」「ライダーとモンスターの危険な契約関係」を印象付けた。
 今作の「仮面ライダー」と言う存在は単に「正義の味方だけではない」ということと、また戦いに敗れたライダーが辿る悲惨な末路を視聴者に示した。

外伝作品での活躍

 TVSP
 本編とは異なり所属は警視庁。浅倉威を捕まえる為にライダーになるが、捕まえた後徐々にライダーの魅力に染まり、TV版同様の悪辣に堕ちた。カットされた描写ではライダーの力に心が呑みこまれる前の葛藤が描かれた。
 作中では高見沢逸郎の誘いにのり、ミラーワールドを閉じようとする城戸真司に協力する振りをして近付く。協力してモンスターを倒して油断させたところで、ライダーたちと共に龍騎に襲いかかる。
 しかしそこへ脱獄した浅倉=王蛇が乱入。見境なく攻撃してくる王蛇に圧倒された末、ガードベントでベノクラッシュを受け止めようとするが、連続蹴りで防御を崩されまともに喰らってしまいそのまま爆散、死亡した。劇場版では既に脱落者となり未登場。

 漫画版
 TVSPの真司と出会うまでの流れは同じ。高見沢によって浅倉との休戦関係が言い渡されていたのか、逆襲を受けることなく終盤まで生き残っている。
 戦いを続ける選択の結末では、描写はカットされるがナイトとなった真司に倒される。戦いを止める結末では不明。浅倉が逮捕されていることから、刑事としての職務を全うしているという推察がある。

 小説版
 冒頭に登場。変身者が須藤だったかは不明。これまでナイトと3度に渡って戦い続けて来たらしく、「素顔は不明だがきっと現実世界で出会っても嫌な奴に違いない」と嫌悪感を抱かれていた。
 シザースバイザーでダークブレードをはさみ壊したが、龍騎に気を取られている隙に、龍騎の背中を蹴って放たれた飛翔斬で胸に風穴を開けられ、爆散した。

 DRAGON KNIGHT版
 名称は仮面ライダーインサイザー。インサイザーとは「挟み込む」と言う意味。金持ちのボンボン、リッチー・プレストンが変身。吹き替えを演じたのは高橋広樹氏。

 『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎
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 第1話から登場。石橋という青年が変身した。芝浦/仮面ライダーガイと戸塚/仮面ライダータイガと手を組んで城戸たちを襲撃する。強い者に付き、罠に嵌めることもいとわない上に生身の真司たちを見て「いいねぇ、生身の奴らをいたぶるのも」と発言。
 狡猾さでは龍騎の蟹刑事やディケイドのひきょうらっきょう好きの青年に劣るものの、負けず劣らずの残忍さを持っていた。王蛇とゾルダが乱入したため、芝浦や協力者になった手塚と共に撤退する。
 第2話にて芝浦や手塚と食事中、胡椒を取ろうとした手塚にナイフで刺されてしまう。さらに芝浦からも続けざまに刺されて消滅した。

多作品での活躍


龍騎の世界
 第6話:『龍騎の世界』のライダー裁判にて仮面ライダーベルデと交戦。旗色が悪くなり降参すると見せかけてアドベントを使い、逆転勝利。初登場から7年越しの初勝利を納めた。
 この時シザースが「卑怯もらっきょうも大好物」と発言。その後、羽黒レンが変身する仮面ライダーナイトと交戦。ボコボコにされる。
 降参するふりをしようとするが、ナイトに『判決には興味がない』言われ、ファイナルベントの飛翔斬で爆散。カード一式をナイトに奪われた。

備考
 この世界ではミラーワールドでは死ぬことはない設定のため、ミラーワールドから弾き出されたと思われる。
 ナイト戦で命乞いをした時、「じゃあ無罪!無罪でいい!」と言っていたため、有罪派だろう。光夏海が編集部を訪れるシーンで、彼に関するインタビュー記事が一瞬だけ映る。
 キャプチャ画像から解読できる限りでは「期待をするな!弱さが売り?の卑怯なライダー!漁夫の利戦士がライダー裁判を挟む!」と散々な言われようである。
 「勝率7%」と書かれているも、参加人数が毎回13人なら、平均勝率は単純計算で7.6%。勝率7%というのは平均よりやや低い程度なので、そこまで笑われるような数字ではない。

召喚
 第24話:『シンケンジャーの世界』にてディエンドが召喚。同じく召喚された仮面ライダーライアと共に、梅盛源太/シンケンゴールドに襲いかかった。
 それなりに善戦はしたが、最期はシンケンゴールド愛用のサカナマルにて切り捌かれてしまう。恐らく海産物コンビとしてのチョイスなので順当といえば順当なヤラレ方ではある。

おもちゃ

 装着変身
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 放送当時のR&Mでは商品化されなかった。放送終了後しばらくして、龍騎と同日に装着変身が発売。なんとナイトよりも先に売られた。オリジナルギミックとして、ボルキャンサーの装甲をシザースに装着できた。通称「ボルテクター」。

 フィギュア
 マックスファクトリーから海外リメイク作品の『DRAGON KNIGHT』のインサイザー名義ではあるがfigmaにてアクションフィギュアが発売された。商品自体は出来がけっこう良く、なかなか評判も良い。
 このことをバンダイが黙って見ている訳もなく、S.H.Figuartsで龍騎シリーズが展開中。造形・ギミック・オプション等、当時としてはこれまでに無いくらい気合が入っている。
 ちなみにフィギュアーツ5周年記念の魂ステージキャンペーン(プレバン用)の応募条件はシザースを予約すること。

 ライドウォッチ
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 平成最後のレジェンドアイテム「ライドウォッチ」において、投票が行われた際には王蛇と肩を並べるように上位20名に食い込んでいる上、プレミアムバンダイでDX版の商品化も決定している。

備考
 後年出版された平成ライダー15周年記念本「語れ! 平成仮面ライダー」では小林靖子女史によって「殺すために登場させた」ライダーであることが明言された。彼の変身するシザース自体バンダイでも商品化予定がなく、制作現場の判断で登場させたという。
 須藤がライダーバトル内で起こした行動は無駄がないものの、行動した後の結果がマイナスを生み出して自身の足を引っ張り、最終的に破滅に至った。特にTV版の彼の犯罪の露呈となった部分は顕著である。

  • 夜中、アンティークショップに一人で取材に来た桃井令子を(加賀の遺体が見つかることを危惧してか)突然襲う
→鏡が割られて失敗、逃走。刑事の立場を利用して隠ぺいするも、加賀の殺害の足が付く原因を作る。

  • 真司を上手く利用し、仮面ライダー龍騎=城戸真司と仮面ライダーナイト=秋山蓮の情報を聞き出し、ライダーバトル外での暗殺を目論む
→どちらも失敗。蓮はトラックによる交通事故で、真司は廃工場に呼び込んで事前に仕掛けた荷物の下敷きにする事で暗殺を目論んだが、真司にはミラーワールドに逃げられてライダーバトルになる。その間に蓮が、アンティークショップの壁に埋められていた加賀の死体を発見する。

  • ライダーの情報と共に神崎士郎の妹である優衣に接触ライダーバトルに情報で優位に立つと考えて拉致を企てる
→アンティークショップで優衣の名前が書かれたメモを蓮に発見される。偶々通りかかった須藤の車の中に優衣がいる事がバレる。カーチェイスの末に追いつめられ自身がシザースの正体だとバレる。
 加賀の死体が発見されたことを期に、アンティークショップでの令子が襲われた事件の被害届が署に出ていないことが同僚の刑事によって発覚。
 令子に呼び出されてその事を問い詰められ、加えて加賀殺しの犯人である事を同僚の刑事に問い詰められ追われる身となる。
 ボルキャンサーの餌として捕食させた際には「してやった」とばかりに狂気の笑みを見せて刑事達を動揺させた。真司に自身の経緯を告白した際には邪魔者を全て始末するだけの事と言い放つ。

  • ナイトとの闘いでは終始実力で圧倒するが、シザースピンチで拘束した際に慢心して勝ち誇る
→その直後にナイトの繰り出した反撃が偶然ライダーベルトに直撃。それが原因となってカードデッキに罅が入り、ファイナルベントのぶつかり合いの衝撃で完全にカードデッキが破損。契約が破棄となり、ボルキャンサーに喰われる。
  • TVSPでは浅倉を逮捕するためにライダーになり、その悲願を達成する
→悲願達成後はライダーの力に呑まれて「ライダーの戦いの頂点を極める」という目的にシフトチェンジした挙句、最終的に脱獄した浅倉に逆襲され倒されてしまう。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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