目次
- 変身者たち
- 海堂直也
- 黒服たち
- 社員(48話)
- ライオトルーパー部隊長
- ライオトルーパー
- スペック
- 概要
- 性能
- 装備
- 余談
- ファンの考察
- テレビの活躍
- 劇場版
- 仮面ライダーディケイド
- ライオトルーパーver.2
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 活躍
- バリエーション
変身者たち
終盤に勇治からライオトルーパー部隊の隊長に選ばれるも、真理と照夫を戦いに巻き込もうとすることを知ったことで反発。詳しくは
ライオトルーパー隊の隊員たちでオルフェノク。スマートブレインの新社長となった木場勇治に選ばれ、彼が花形から受け取った量産型のベルト、スマートバックルを支給されている。
当初は海堂直也を含めた6名で構成され、オルフェノクの王を倒すためにラッキー・クローバーと共同で乾巧らを襲撃した。
後日、隊を抜けた海堂の代わりに社員一名が補充され、海堂と三原修二がベルトを奪おうとした際は6人がかりでふたりを追い詰める。しかし、救援に現れた巧の仮面ライダーファイズに敗れて全滅した。
スマートブレインの社員。社屋から出たところ、待ち構えていた海堂直也と三原修二から「ベルトを返せ」と要求されてライオトルーパーに変身。海堂が変化したスネークオルフェノク、三原が変身した仮面ライダーデルタと戦った。
いったん逃走したのち、ほかのライオトルーパーたちと共同でふたりを追い詰めたが、乾巧が駆けつけると形勢が逆転。仲間たちともども倒されてしまった。
ライオンオルフェノクの人間体。スマートブレインが擁するライオトルーパー部隊の隊長でもあり、以前に部下たちを率いて乾巧や園田真理を襲い、ふたりを離れ離れにした。のちに部下たちとともに人間たちのキャンプを襲撃し、改造したバスで戦う人間解放軍のメンバーを追跡。
菊池啓太郎を車外へ引きずり出したが、駆け付けた草加雅人のサイドバッシャーに跳ね飛ばされた。衝撃でライオトルーパーの変身を解除されてしまったが、その後はライオンオルフェノクに変化して戦線に復帰している。
後日、仮面ライダーサイガがキャンプを襲った際に姿を現し、真理たち人間解放軍の主要メンバーを襲ったが、「変身一発」を飲んだ啓太郎が変身した仮面ライダーカイザの「ゴルドスマッシュ」を受け灰化、消滅した。
ライオトルーパー
スペック
身長:175~195cm
体重:85~120kg(スーツ重量:23kg)
パンチ力:2t
キック力:4t
ジャンプ力:ひと跳び25m
走力:100mを6.5秒
概要
史上初の量産型仮面ライダー。複数体同型が同時登場するという意味では初代のショッカーライダーが初だが、大量生産された正しい意味での「量産型」はライオトルーパーが初。開発コストはファイズの1/50とされる。
デザインモチーフはギリシャ文字の「Ο」(オミクロン)。花形が主にファイズのライダーズギアを参考に独力で設計開発した特殊強化装備ライオットスーツを着用した戦闘員。
戦闘能力
機能やデザインはファイズをベース。スーツは装着者が複数名で戦うことを前提として開発されており、身体能力を向上させるフォトンブラッドやフォトンストリームのような高度な技術は使われていない。
攻撃力よりも耐久性の強化を重視している。個々の戦闘能力は装着者のオルフェノクに準ずるためファイズにすら劣るものの、デルタギアやカイザギアのような副作用もない。数の優位を活かしてフォーメーションを組んで戦う事で敵を圧倒する。
性能
頭部・ソリッドシェルメット
スマートブレインが開発したダイヤモンドに近い硬度を持つ超金属、ソルメタルの硬度をより高めたソルメタル228の重層構造で高い強度を実現したヘルメット。内部には衝撃吸収機構であるアンチショックバッグを備える。目『シングルファインダー』は200倍の望遠ズーム機能を持ち、厚さ2mの鉛板をも透視可能。
角『ライオットフィーラー』はライオトルーパー同士が交信するためのアンテナ。オルフェノクが本来持っている脳波交信能力を数倍増幅させ、あらゆる情報を共有する。口『エクストリームレギュレーター』は毒素分解機能を持ち、水中でも酸素を生成して装着者へと供給する。
胴体
胸部装甲『ブレストシールズ』はスマートブレインが開発したダイヤモンドに近い硬度を持つ超金属、ソルメタルのボードを2枚組み合わせた装甲板。
胸部アーマー部に刻まれた、スマートブレイン社のロゴマーク『社章』は、装着者がスマートブレインの命令に背いた場合、内部の特殊薬が仕込まれた装置が起動し、装着者を瞬時に灰化させる。この機能は装着者となるスマートブレインの社員たちには非公表。
四肢
衝撃吸収材が内部に組み込まれた『ショルダーシールド』が装着者の肩を衝撃から守る。膝をソルメタル228製の装甲板『ニーパッド』が保護。打撃武器としても使用可能。
ソルメタル製の装甲板『レッグパッド』が足首を保護。ソルメタル228製の爪先保護シールド『トゥハンマー』がキックの威力を増加させる。
装備
ライオトルーパーの変身ベルト。ライダーズギアとは異なり、コントロールデバイスとベルトが一体化している。
腹部に装着し、スマートブレインの社章が彫られたバックル部分を横に倒すことで、人工衛星イーグルサットへと変身コード信号が送られ、0.05秒のうちに電送されてきた電子レベルに分解されたライオットスーツが瞬時に組み立てられて実体化して身を覆う。
備考
量産性に優れており、製造にかかるコストや時間はファイズギアの50分の1以下に抑えられている。劇場版でのライオトルーパーは胸に拳を当てるアクションと「変身」という音声コードによって変身しており、バックルは操作しない。
試作品
テレビシリーズにはこのベルトの試験版が登場。適応できずに装着した人間を瞬時にミイラ化してベルトとともに消滅させる。巧はこの未完成のベルトを琢磨逸郎 / センチピードオルフェノクの腰に巻くことで、体に衝撃を与えることに成功している。
SB-RT-H アクセレイガン
ライオトルーパーの専用マルチウエポン。ジャイロアタッカーの左ハンドルにマウントされている。カイザブレイガンとファイズエッジの持つ特徴を併せ持つ武器ともいえる。
ブレードモードとガンモードの使い分けが可能。近接戦用のコンバットナイフ形態。秒間600万回の振動と1000度の高熱を発する刃『ヒートブレード』で敵を切り裂く。
持ち手『ハイグリップバー』は強力なグリップ力を持つ化学合成ゴム、ソルラバー製。『バーエンドハンマー』は振り下ろすことで強力な打撃武器となる。ジャイロアタッカー装着時にはハンドルの振れを防ぐ。ソルメタル228製。
長距離射撃用の光弾銃形態。銃口『フォトンマズル』より濃縮フォトンブラッド弾を発射する。
グリップ上部後方の『シューティングスウィッチャー』を操作することで、秒間70発の連射を10秒間継続できるバーストシューティングモードと、強力で精確な射撃を行うライフルシューティングモードを切り替えられ。
フォトンブラッド
ライオトルーパーは光弾の原料となるフォトンブラッドを自己生成できないので、あらかじめアクセレイガン内部の『フォトンバンク』に蓄えてあるものを使用。
蓄積できるフォトンブラッドの量は、バーストシューティングモードで1200発分、ライフルシューティングモードでは300発分に相当する。
ロングバレル『フォトンバレル』により濃縮フォトンブラッド弾を正確に撃ち出す。内部には特殊加工がなされ、ブラッドエネルギーにより銃身の溶解を防ぐ。
SB-RT-V ジャイロアタッカー
スペック
全高:1260mm
全長:2110mm
全幅:880mm
重量:201kg
エンジン:ブレインズジェネレーターLight
最高出力:320馬力
最高速度:340km/h
概要
ライオトルーパー専用の量産型ビークル。劇場版のみ登場。撮影用車両のベースは、ホンダ・XR250。開発凍結されたオートバジン2をプロトタイプとして再設計・簡略化されたバイクで、量産化のため変形機能はオミットされている。
生産性と機動力を追求。エンジン『ブレインズジェネレーターLight』は装甲に特化。製造コストはオートバジンの80分の1。ライオトルーパー部隊の襲撃を退けた後、さらわれた真理を助けに行こうとした啓太郎も搭乗していた。
走行性能
『スーパーサイレンサー』が走行時に発生する無公害なガスを外部に排出。隠密行動時には、音圧を操作することで排気音量を限りなくゼロに近づける。
『ソルラバータイヤ』は路面状況を感知し、その時々で適切なトレッドパターンを自動生成する。ソルラバー製。
その他性能
フロントとリアの高性能センサー『シグナルセンサー』が側方にある障害物を自動的に感知し、衝突を避ける。高性能ライト『スパークルフラッシャー』は200m先まで照らせる。パッシング操作によって、相手の目をくらます強烈な光を瞬間的に放出可能。
ソルメタル228製の『ソルメタルフレーム』は独自に作られた目の字断面構造により、堅牢なだけでなく、しなやかで優れた衝撃吸収力を併せ持つ。
化学合成ゴム、ソルラバー製の『ハイグリップシート』がライオトルーパーの腰を確実にホールドする。『テールシグナル』で後続の車両へ制動の意思を伝える。
備考
デザインコンセプトは「ファイズの量産型」。巨大な単眼のデザインソースは『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』のスペースクルーや原作版『人造人間キカイダー』の戦闘員。のっぺりとしたデザインは、映りこむものも含めてのデザインである。
花形がオルフェノクが滅ぶべき存在であると認識していた事や、フォトンブラッドが使用されていない事からも、テレビ本編にて登場したライオトルーパーは、本来「オルフェノクではない普通の人間が、オルフェノクに対抗する為に生み出されたギア」である可能性もある。結局はオルフェノク側の戦力として利用されてしまったが。
名前は「RIOT」と「TOROOPER」を組み合わせた造語であり、「RIOT」は「(集団による)暴動・騒乱」を意味するが、形容詞として「暴動を鎮圧するための~」という意味もある。意訳すると「暴徒鎮圧のための騎兵」といったところか。
なお、仮面ライダー図鑑によると実は仮面ライダーじゃないらしい。同様の括りにはゼクトルーパーや黒影トルーパーなども名を連ねている。
スマートブレイン社の地下にある流星塾校舎で元社長の花形が密かに開発していたという設定で、6体が登場。花形が覚醒しようとするオルフェノクの王を抹殺するべく、スマートブレインの新社長になった木場勇治に6本のスマートバックルを譲り、木場から受け取ったスマートバックルで海堂直也とオルフェノク6人の社員が変身。
それぞれに与えられた使命を達成しようとした。仮面ライダーファイズらと戦った。その後、木場の方針に反発した海堂が脱退し、残るライオトルーパーたちは全員ファイズ アクセルフォームの強化スパークルカットでスーツごと灰化された。
地上から人類を駆逐しようとする「ライダー騎兵」の別名をもつスマートブレイン社のSWAT部隊として登場し、その総数は1万人以上におよぶ。SWATに所属するライオンオルフェノク、モールオルフェノク、ムースオルフェノクが変身して戦った。
オルフェノクによって少数となった人類が組織した「人間解放軍」を壊滅すべく暗躍する。人間解放軍を数や質の両面で圧倒し、アジト襲撃時はほぼ一方的に解放軍や市民を蹂躙。だが、解放軍のバズーカ攻撃やドラム缶を利用した攻撃で数体が倒されるか、変身解除されている。
活躍
バイク部隊は集団攻撃でファイズを倒し、乾巧を記憶喪失に追い込んだ。しかし、中盤で復活したファイズの前にはなす術もなく、10数人で包囲して挑んだものの、その全てが強化クリムゾンスマッシュを受け敗退した。
彼らは基本的にジャイロアタッカーを運用しているが、なかにはサイドバッシャーを操縦する者や、ディレクターズカット版ではジェットスライガーに搭乗する者までいた。
ライダー大戦ではディケイド討伐に何度か登場。仮面ライダーサイガの装備であるフライングアタッカーを使用して飛行する姿も見せた。最終章である完結編でも小野寺ユウスケに率いられていた。
ディエンドが持つライダーカードでは「ライオトルーパーズ」となっている。単独での戦闘能力が低い為か、他のライダーと違って一度のカメンライドで3体or5体同時に呼び出せるという特徴があり、お手軽な戦力増強や時間稼ぎ用として何度も便利に使っていた。
スペック
身長:190cm
体重:93kg
パンチ力:4t
キック力:10t
ジャンプ力:ひと跳び25m以上?
走力:100mを5.5秒
概要
HEROSAGAに登場するライトルーパーのオリジナル形態。村上峡児が“スマートバックル”を用いて変身した姿で、外見はオリジナルと全く変わらないが、デルタの攻撃を受けて頭部のゴーグルと右肩が破損した状態となっており、村上の怪人態であるローズオルフェノクの顔と体が露出している。
戦闘能力
村上の本来の姿であるローズオルフェノクの能力が更に高められており、スペックはファイズ、カイザ、デルタの3大ライダーの能力を大幅に上回る。ファイズフォンなしには起動できない筈のファイズブラスターを容易く使いこなす。アクセレイガンも装備しているが、ブレードモード時の刀身がファイズエッジ並みに長くなっている。
『ロスト・ワールド』では最終的にはファイズとの死闘の末にファイズエッジで首を跳ね飛ばされ敗北するも、首だけの姿となりつつも辛うじて生き延びる。レオによってスマートブレインへと運び込まれ映画へと繋がって行く事となる。
バリエーション
雑誌『宇宙船』の連載企画『妄想戯画』では家庭用に市販されていると言う設定でライオトルーパーのバリエーションが存在している。オルフェノクが支配する世界において事故や災害、人間達の攻撃と言った危険から身を守るための商品らしい。
SBU-001Aネオ・アルパ
ベストセラーであるオミクロンと言うシリーズをベースに開発されたスーツ。最新のフォトンテクノロジーを投入しており、エネルギーコアにはフォトンカートリッジを搭載。リサイクルも可能らしい。
頭部には視界を喪失させるサイトジャマーに対抗する為、ターレット式のファインダーを搭載、用途に応じて通常カメラとX線スキャナとサーモビジョンに切り替えることが可能。
武器はこれの為だけに開発されたアルパライザー(オプション)で通常のパラライザモードに加えてカートリッジ式フォトンダガーとして使用可能。
SBO-750EXシーダ
優れた汎用性と高い試着性を持ったモデル。数多くの治安維持部隊や災害救助隊で正式採用されているオミクロンシリーズとのアッパーコンパチブル仕様でオミクロン用のオプションパーツを使用できる。
SBR-816Sパイロン
スポーツモデルのライオトルーパー。オプションであるジャイロツアラーと言うバイクとの連動性を追求している。ジャイロツアラーのエネルギーコアを利用して疑似的にアクセルモードが再現できるらしい。
オミクロンシリーズ用のオプションパーツに加え、スマートブレインモーターズ製のエアロカスタムパーツが使用可能で安全対策だけでなくスポーツやレジャーシーンで高いポテンシャルを秘めているとか。
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以上です。これで紹介を終えます。
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