今回解説する仮面ライダーはナッジスパロウです。
「それはこっちのセリフだよ。ま、今回こそ僕が勝つけどね」
目次
五十鈴 大智 - 概要
- 性格
- 描写
- 中の人
- 仮面ライダーナッジスパロウ
- スペック(エントリーフォーム)
- 概要
- 戦闘能力
- エントリーフォーム
- モンスターフォーム
- スペック
- 概要
- 必殺技
- 備考
- 劇中の活躍
- 初登場
- デザスター
- 脱落
- 再登場
特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。年齢24歳。仮面ライダーナッジスパロウの変身者。演じたのは後藤大。
概要
「クイズ王」の異名を持つ、頭脳明晰な男性プレイヤー。眼鏡と後ろで結った茶髪が特徴的で、17話から新たに開催されたデザイアグランプリに参加する。
過去のデザイアグランプリで決勝まで勝ち進み、浮世英寿や我那覇冴とデザ神の座を懸けて激闘を繰り広げた経験がある。そのため2人には対抗心を燃やしている。
休憩時間中は常に1人で本を読み漁る読書家。食事の際には手を合わせて、「いただきます」をする一面もある。
性格
非常に優れた頭脳の持ち主。僅かな言動で相手の願いの内容を言い当てる等、高い推理力を持つ。チーム戦ではブレーンとして貢献している。
「運営と家族になっている」「『ハイライト』という決め台詞を多用していた事から、デザイアグランプリが見世物であると知っていた可能性がある」という根拠を並べて英寿がデザスターであると推測したりするなど、クイズ王の肩書に違わぬ洞察力と分析力を持っている。だが、特にそれを自慢したり、鼻にかけたりといった事はしない。
描写
自分の頭脳に絶対的な自信を持ち、それを自負しているが、当の本人は至って温和。初期の時点では時に突っ放すような態度こそ取るが、露骨に相手を見下したりせず、攻略法を閃いて仲間に共有する等、協調性もそれなりにある。
デザイアカードに書いた願いは「全人類の記憶が欲しい」。「知識こそが最高の財産」という考えを持つ彼ならではの願いである。
中の人
演じた後藤氏は過去に『仮面ライダージオウ』EP39・40にてアナザー電王(2019)に変貌した青年・遠藤タクヤ役で出演していた他、『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』ではチーム『オレンジ・ライド』の一員・パイモンを演じていた。
後藤はほぼ毎年行われている音楽イベント「超英雄祭」への登壇が発表されている。このイベントは例年ではレギュラー、準レギュラーキャラを演じる俳優が登壇しており、彼が今後レギュラーキャラとして定着する可能性も考えられる。
仮面ライダーナッジスパロウ
「返せ。また邪魔する気か?」
スペック(エントリーフォーム)
身長:194.8cm
体重:77.6kg
パンチ力:1.3t
キック力:3.3t
ジャンプ力:4.6m(ひと跳び)
走力:8.5秒(100m)
体重:77.6kg
パンチ力:1.3t
キック力:3.3t
ジャンプ力:4.6m(ひと跳び)
走力:8.5秒(100m)
概要
大智が仮面ライダーナッジスパロウコアIDのセットされたデザイアドライバーで変身する仮面ライダー。英語表記は「Nadge-Sparrow」。モチーフは茶色のスズメ。
腕を縦にクロスさせて眼鏡の弦を一瞬だけ上げて変身する。レイズバックルをセットすることにより装甲を身に纏う。
同じ鳥系ライダーの仮面ライダーギンペン及び仮面ライダーケイロウと異なり、頭部の飾り羽の装飾が無いのでずいぶんスッキリした印象を受けやすい。色や形状、造形を総じて見るとパイロットの飛行帽にも見える。
戦闘能力
変身者自身の高い推理力を活かした頭脳戦を得意とし、過去に最終戦まで生き残った経験があるためジャマトへの対策や立ち回りも熟知している。
第22話では、スペックで大きな差があるはずのGMライダーモンスターフォームをエントリーフォームで一蹴し、モンスターバックルを奪い取る。大智が相当な強豪だと描写されている。
エントリーフォーム
ENTRY
デザイアドライバーに仮面ライダーナッジスパロウIDコアのみを装填して変身した姿。パーソナルアイテムはない。
頭部『ナッジスパロウヘッド』の複眼『ナッジスパロウアイ』は通常の機能の他、対象の挙動を精密に捉えることができる超高感度センサーを搭載している。ヘッドマウントデバイスは『ナッジスパロウクレストギア』。
モンスターフォーム
SET
「変身!」
MONSTER READY FIGHT
スペック
身長:194.8cm
体重:88.4kg
パンチ力:8.3t
キック力:17.3t
ジャンプ力:5.1m(ひと跳び)
走力:8.3秒(100m)
体重:88.4kg
パンチ力:8.3t
キック力:17.3t
ジャンプ力:5.1m(ひと跳び)
走力:8.3秒(100m)
概要
モンスターバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した姿。手部拡張装備「モンスターグローブ」により打撃の威力は大幅に上がっている。
それを活かすためにジャマト達を公園の砂場に誘導し、地面に拳を叩きつけて砂に沈めるという頭脳プレーも披露している。
必殺技
モンスターストライク
MONSTER STRIKE
モンスターバックルのラウトクラップメットを2回連続叩く事で発動。第19話で使用し、仮面ライダーロポとの連携でジャマトライダー達を一掃した。
備考
頭部のスーツはケイロウの改造。スズメモチーフの仮面ライダーはナッジスパロウが初となる。『ギーツ』放送開始と同年(2022年)にAmazon Prime Videoで配信された『仮面ライダーBLACK SUN』には雀怪人が登場しており、こちらも怪人モチーフでは初。
ナッジスパロウの「ナッジ」は恐らく「膝で続く」あるいは転じて「促す」を意味する英単語“nudge”から取られたと思われる。
劇中の活躍
初登場
1回戦の学園ゲームでは、シークレットミッションの内容を言い当て、ミッションに貢献したとしてオーディエンスから多大な支持(支持率40%)を集めた。参加者の中では一番デザスター探しに熱心だった。
第18話、2回戦のジャマーボールでは、ジャマトへの攻撃を躊躇していた桜井景和を問い詰め、彼からジャマトが過去に退場した参加者の言葉を話していたという情報を聞き出す。
そこから「ジャマトは退場した人達の成れの果てかもしれない」と仮説を立て、他の参加者を動揺させないために景和に口止めをした。
デザスター
適当な奴に票を集中させて確実に脱落させるため、景和をデザスターに仕立て上げようとする。参加者が一堂に会したタイミングを見計らって、景和がデザスターである推理を披露する。
当然景和からは口止めの件もあって反論されたが、「さあ? 何も聞いてないけど……」ととぼけ、「大切な情報を隠していたのはデザスターだから」と結論付けてニンジャバックルを没収した。中間投票では景和に3票が入りった。
第2ウェーブではルークジャマトに攻撃を仕掛けようとしたところ、ジャマトが豪徳寺武の姿に変化した瞬間を目撃していた仮面ライダータイクーンに妨害され、負傷。この一件で景和は完全に孤立し、ミッション後の投票で脱落が決まったも同然と踏む。
脱落
ジャマーボールの延長戦にてギーツが参加者全員の前でジャマトの擬態能力を暴露。これにより景和をたぶらかそうとしていた事がバレた上に、迷いを振り切った景和が奮闘して勝利と信頼を勝ち取った事で、一連の策略は失敗に終わった。
最終的に自分以外の参加者全員に票を入れられ、脱落が決定。やや自棄になって笑いながら、IDコアが消滅し、そのままデザイア神殿から姿を消した。デザスターではなかった。
「これだから人の心ってのは面白い。僕を落として後悔しても知らないよ」
再登場
第21話では、ベロバに参謀役としてスカウトされたことで(記憶を取り戻した状態で)ジャマーガーデンを訪れ、吾妻道長と接触。ナッジスパロウのコアIDも、ベロバ曰く「裏ルート」で既に確保していたため、ナッジスパロウへの変身資格も取り戻している。
第22話ではヴィジョンドライバーを持つチラミをゲーム中に引きずり出すため、最終ゲーム用のジャマトを敢えて送らないようアルキメデルに提案。
それにより、痺れを切らしたチラミが仮面ライダーグレア2となって最終ゲームに参戦したため、再びナッジスパロウに変身。ベロバやバッファと共にゲームに乱入し、チラミを襲撃した。
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以上です。これで紹介を終えます。