【もっと解説!】仮面ライダービルド 東都ベストマッチ&ハザードフォーム紹介!

2021年12月1日水曜日

1号ライダー 仮面ライダービルド 仮面ライダー解説

t f B! P L
 今回は仮面ライダービルドの派生フォームを解説していきます。ビルド&戦兎解説↓

「勝利の法則は決まった!」
目次
  • 東都のベストマッチフォーム
    • ゴリラモンドフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 活躍
      • ゴリラハーフボディ
      • ダイヤモンドハーフボディ
      • 必殺技
    • ホークガトリングフォーム
      • スペック
      • 概要
      • タカハーフボディ
      • ガトリングハーフボディ
      • ホークガトリンガー
      • 必殺技
    • ニンニンコミックフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 忍者ハーフボディ
      • コミックハーフボディ
      • 4コマ忍法刀
      • 必殺技
    • ロケットパンダフォーム
      • スペック
      • 概要
      • パンダハーフボディ
      • ロケットハーフボディ
      • 必殺技
    • ファイヤーヘッジホッグフォーム
      • スペック
      • 概要
      • ハリネズミハーフボディ
      • 消防車ハーフボディ
      • 必殺技
    • ライオンクリーナーフォーム
      • スペック
      • 概要
      • ライオンハーフボディ
      • 掃除機ハーフボディ
      • 必殺技
    • キードラゴンフォーム
      • スペック
      • 概要
      • ドラゴンハーフボディ
      • ロックハーフボディ
      • 必殺技
    • 海賊レッシャーフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 海賊ハーフボディ
      • 電車ハーフボディ
      • カイゾクハッシャー
      • 必殺技
    • オクトパスライトフォーム
      • スペック
      • 概要
      • オクトパスハーフボディ
      • ライトハーフボディ
      • 必殺技
  • ハザードフォーム
    • スペック
    • 概要
    • 外見
    • 戦闘能力
    • 暴走
    • 克服
    • 性能
      • 頭部
      • 全身
      • 四肢
    • オーバーフローモード
    • 装備
      • ハザードトリガー
    • ラビットタンクハザードフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 必殺技
    • スマホウルフハザードフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 活躍
      • 必殺技
    • ホークガトリングハザードフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 活躍
      • 必殺技
    • 海賊レッシャーハザードフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 活躍
      • 必殺技
    • キードラゴンハザードフォーム
      • スペック
      • 概要
      • 活躍

東都のベストマッチフォーム

 ゴリラモンドフォーム

輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド! イエイ!

スペック

身長:189cm
体重:112kg
パンチ力:25.9t(右腕)/15.8t(左腕)
キック力:17.3t(右脚)/16.5t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び32.5m
走力:100mを8.4秒

概要
 ゴリラとダイヤモンドのフルボトルで変身。ゴリラの怪力とダイヤモンドの硬さを持つ攻撃と防御に優れたフォーム。メインカラーは茶色と水色。本編初登場は第2話。「パンチ特化」「防御特化」の組み合わせにより、近接戦闘に特化したベストマッチ。
 低確率とはいえ即死効果も持っており、室内など狭いエリアでの戦闘では殺意の塊とも言える強さを発揮できる。欠点としては機動力が低く、高機動で飛び道具を使う敵などには防戦一方になってしまうこと。

活躍
 『仮面ライダーエグゼイド』で先行登場。仮面ライダーゲンムレベル0との戦闘の中でビルドアップするが、右腕の一撃でゲームオーバーにした。
 『トゥルー・エンディング』ではバグスターと戦うエグゼイドレベルXX達の前に現れる。仮面ライダーパラドクスレベル99と対決し、必殺技で変身解除に追い込んだ。
 ゴリラハーフボディの即死効果等が戦兎との理念と噛み合わないためか、本編での活躍は非常に少ない。代わりに葛城巧が度々変身していることが示唆されており、彼を象徴するフォームと認識している視聴者も少なくない。

ゴリラハーフボディ
 ゴリラフルボトルの力で形成されるハーフボディ。耐衝撃性に優れた装甲は物理攻撃のダメージを半減させる。胸部装甲『タフチェストアーマー』はドラミングでスマッシュを威嚇して追い払える。
 ゴリラの頭部型の複眼『レフトアイゴリラ』は常に周囲を警戒することで敵の気配や攻撃音を速やかに察知できる。頭部の威嚇装置『ナックルフェイスモジュール』は敵の精神に働きかけ、迫り来るゴリラのイメージを利用して威圧感を与えられる。

手足
 右肩装甲『BLDマッスルショルダー』が腕部の動作を最適化。パワーを飛躍的に向上させる。右腕の巨大な拳『サドンデストロイヤー』はパンチ力を2倍に高める。低確率で相手を即死させる。器用にドライバーのハンドルも回せる。
 右拳『BLDマッスルグローブ』は内蔵のパワーシリンダーで敵や鉄骨を握り潰せる。左脚『ゴリラッシュレッグ』は脚部の筋力と関節のパワーを高める強化装置を内蔵。
 強力なパンチを放つための強靭な足腰をつくり上げる。バトルシューズ『ゴリラフットシューズ』は体重を利用した強力な踏みつけ攻撃が得意。

ダイヤモンドハーフボディ
 ダイヤモンドフルボトルの力で形成されるハーフボディ。輝きを放つ滑らかな表面装甲により、敵の攻撃を受け流せる。
 輝く宝石型の複眼『ライトアイダイヤモンド』は光の屈折によって幻影を作り出せる。頭部の発光管理ユニット『トゥインクルフェイスモジュール』が全身各部のダイヤ型パーツをランダムに発光させ、敵の注意を逸らす。

手足
 左肩装甲『BLDプリズムショルダー』はシールド展開機能を搭載。光の防壁で敵のエネルギー攻撃を反射可能。左腕『フローレスガードアーム』、右足『フローレスガードレッグ』はダイヤモンドのように硬く、物理攻撃を受けても傷つかない。
 左拳『BLDプリズムグローブ』に特殊変換装置を内蔵。周囲の物体や弱い敵をダイヤモンドに変えられる。バトルシューズ『ダイヤハードシューズ』はダイヤモンドに変えた敵をキックで砕ける。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 周囲の物体を大量のダイヤモンドに変換し、ゴリラの腕で一斉に弾き飛ばす。飛ばしたダイヤモンドを渦のように回転させ、敵を拘束することも可能。または周囲の物体を変化させた大量のダイヤモンドで相手を拘束し、ライダーパンチを叩きこみ粉砕する。
 はじめての被害者はパラド。ガンバライジングでは敵を巨大なダイヤモンドに閉じ込めて落下した相手をサドンデストロイヤーで粉砕する。

 ホークガトリングフォーム
天空の暴れん坊!ホークガトリング! イエァ!

スペック

身長:193cm
体重:107kg
パンチ力:9.7t(右腕)/10t(左腕)
キック力:13.5t(右脚)/14.2t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び41.7m
走力:100mを5.8秒

概要
 タカとガトリングのフルボトルで変身する。初登場は第3話。メインカラーはオレンジと灰色。ガトリングフルボトルは本編開始以前から入手していたようだが、対になるフルボトルが発見できていなかった。
 龍我がその話の前に出来上がったばかりのタカフルボトルを組み合わせたことで、ベストマッチであることが判明する。

戦闘能力
 タカの飛翔能力とガトリングの連射能力によってホークガトリンガーによる射撃戦に適応したフォーム。高い飛行能力を誇り、飛行能力を持っている敵に対してはこのフォームで対処して空中戦を繰り広げることが多い。

タカハーフボディ
 タカフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『ブラストチェストアーマー』は激しく渦巻く空気のシールドで全身を覆い、急降下突撃の威力を引き上げる。
 背中の可変飛行ユニット『ソレスタルウィング』は内蔵エアブースターを稼働させて高速飛行が可能。巨大化した翼で全身を包み、敵の攻撃を防げる。

頭部
 頭部装甲『ブラストヘッドアーマー』表層の空気抵抗を抑える特殊コーティングで飛行速度を引き上げる。タカの横顔型の複眼『レフトアイホーク』が数km先の動体を瞬時に捕捉可能。上空からの索敵が得意。夜間戦闘においても有用。
 頭部の観測装置『ウィングフェイスモジュール』は飛行中の高度や姿勢、対気速度を自動計測。変身者に伝える。大気の状態を観測し、これからの天気を予測可能。

四肢
 右肩装甲『BLDストームショルダー』は内蔵エアスラスターを利用して飛行中に姿勢を制御。右腕『フライハイアーム』、左脚『フライハイレッグ』は高圧エアを利用して運動速度を向上。高速打撃を繰り出せる。
 右拳『BLDストームグローブ』は安定した素早い動作が可能。ホークガトリンガーなどの武器を用いた攻撃が得意。左足『スカイクロ―シューズ』の足先に隠した鋭い爪をキック攻撃時に展開し、敵に痛撃を与える。

ガトリングハーフボディ
 ガトリングフルボトルの力で形成されるハーフボディ。高精度のパーツを隙間なく組み合わせることで、物理攻撃に対する強度が高められている。
 ガトリングの砲身が前に飛び出た形の複眼『ライトアイガトリング』は装備中の武器に搭載されている照準センサーと連携し、攻撃の命中率を飛躍的に上昇させる。まばゆいマズルフラッシュで敵の目を眩ませられる。
 頭部の音響兵器『ガンショットフェイスモジュール』は激しい銃撃戦の音声データを爆音で流し、敵にストレスを与えつつ聴覚センサーを破壊できる。胸部装甲『アームドチェストアーマー』が敵の防御特性に応じた特殊弾を生成。装備中の武器に装填可能。

手足
 左肩装甲『BLDガンナーショルダー』が変身者の射撃動作などを最適化。銃撃と格闘を組み合わせた高度な連続攻撃が可能。
 左腕『ガンメタルアーム』、右脚『ガンメタルレッグ』は防御力に優れた重装甲で覆われており、重い鉄材を叩きつけるような攻撃で敵に衝撃ダメージを与える。
 左拳『BLDガンナーグローブ』、右足『BLDガンナーシューズ』表面を特殊火薬で覆い、爆発を伴う打撃で敵を吹き飛ばせる。

ホークガトリンガー
 主にガトリングハーフボディ時に使用する、片手持ちのガトリングガン型ベストマッチウェポン。変身前でも反動も無く使用できる。
 持ち手『ブレイグリップ』に動作感知システムを搭載。敵の挙動や使用者の癖を記録・分析することで、攻撃時の挙動を最適化する。銃弾をリロードした後引き金『ボルテックトリガー』を引くことで銃撃技が発動。装填された大量の銃弾が高速で発射される。

性能
 中央の回転式リロードユニット『リボルマガジンを回転させることで10発ずつ弾丸を装填可能。最大装填数100発を連射できる。装弾と同時に弾の自動生成が可能。
 照準センサー『サードアイホーク』により最大100体の敵を同時ロックオン可能。銃口『シックスガンマズル』は捉えた敵の位置情報を元に各種微調整した上で、着弾部分を爆発と共に消し去る殲滅光弾「バレットイレイザー」を発射する。

必殺技

ボルテックブレイク
 ホークガトリンガーを用いた必殺技。装填100発時に「ワンハンドレッド!フルバレット!」という音声と共に発動。
 周囲への被害を防ぐために、球状の特殊フィールドを展開してロックオン対象をフィールド内に隔離。敵を球状の特殊なフィールド内に隔離し、籠められた100発全てをフィールド内の敵めがけて撃ち放つ。

ボルテックフィニッシュ

 本編未使用。ガンバライジングでは突風で巻き上げて落下した敵を上空からフルバレットでハチの巣にする。同ゲームではそれぞれのボトルにボルテックフィニッシュ(と〃アタック)が設定されている。
 タカ側は橙色の竜巻を巻き起こしそれに乗せて飛ばした羽手裏剣で相手を切り裂く。ガトリング側はボディーブローから続けて腕からガトリングガンの如く連射する。

忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック! イエイィ!

スペック

身長:194cm
体重:90.5kg
パンチ力:11.1t(右腕)/8.8t(左腕)
キック力:10.1t(右脚)/22.2t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び45.4m
走力:100mを4.2秒

概要
 忍者とコミックのフルボトルで変身する。初登場は第5話。忍者の素早さや身軽さや隠密行動と、コミックの想像力の実体化による奇抜な動きを組み合わせたフォーム。
 素早い身のこなしに加え、4コマ忍法刀による忍術で相手を攻撃する。分身戦法で多数の敵を相手に戦うことも可能。
 データ収集装置「BLDシグナル」には視覚センサーで捉えた解析情報を統合する機能があり、プレススマッシュ戦では戦況を正確に分析し、最も効果的な戦法を導き出した。

発見
 第5話で戦兎はコミックとのベストマッチ模索の時に裏番組繫がりの海賊のフルボトルと合わせようとしていたが、ホークガトリングフォーム同様龍我の第六感でベストマッチであることが判明した。

忍者ハーフボディ
 忍者フルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『シャドウチェストアーマー』は黒い影のような残像を生み出し、敵を惑わせる。内部センサーで敵の殺気を感知。攻撃軌道を予測し、最小の動作で回避できる。
 伸縮性に優れた光学迷彩忍者布『オンミツスカーフ』は全身を覆い隠して周囲の景色と同化させる。自動巻きつき機能を利用して、遠くの敵を捕縛できる。
 手裏剣型の複眼『レフトアイニンニン』は反応速度に優れており、夜間の索敵・戦闘が得意。敵の内部機能を透過スキャンし、稼働状態を把握して弱点を発見可能。
 頭部の手裏剣生成装置『シュリケンフェイスモジュール』が周囲の金属や石などを素材として取り込み、鋭利な手裏剣を作り出す。

手足
 右肩装甲『BLDシノビショルダー』表層は防刃性に優れた「メタルカタビラ」で覆われており、敵の斬撃攻撃によるダメージを防ぐ。伸縮素材が腕部の動作を最適化し、攻撃速度を向上させる。
 右腕『ステルスラッシュアーム』左脚『ステルスラッシュレッグ』は高い隠密性を備え、行動音と気配を消し去る。内部には忍者道具や暗器を収納。
 右拳『BLDシノビグローブ』は器用さと素早さを兼ね備え、4コマ忍法刀を用いた巧みな剣術が得意。左足『カクレイダーシューズ』は身軽な動きが得意。アクロバティックなキック技を繰り出す。踏むと感電・気絶する「スタンマキビシ」を移動経路に自動でばら撒く。

コミックハーフボディ
 コミックフルボトルの力で形成されるハーフボディ。数千枚の原稿用紙を重ね合わせて物理攻撃への強度が向上。左肩『BLDマンガカクショルダー』に自動製本装置が内蔵。完成した原稿を取り込んで印刷・製本する。
 4コマとペン型の複眼『ライトアイコミック』が作画資料用に周囲の風景を自動撮影。物体の3Dスキャンや構造分析を行える。頭部の画力底上げ装置『ペンフェイスモジュール』がイメージどおりの絵が描けるよう技術的にサポート。励ましてやる気と集中力を持続させる。

手足
 左腕『エンターテイナーアーム』、右脚『エンターテイナーレッグ』は笑いを誘う奇抜な動きが得意。不思議な挙動と共に予測不能な攻撃を繰り出す。
 左拳『BLDマンガカクグローブ』が激しい戦闘から左手を保護。電気刺激で手首の筋肉などをほぐし、長時間作業による負担を軽減する。左腕のペン型実体化装置『リアライズペインター』で描いた絵を実体化可能。
 実体化した絵は描き手のイメージどおりの能力や効果を発揮。右足『クイックドロウシューズ』から走りながら特殊インクを噴射し、地面に絵を描ける。先端は非常に鋭く、キックで敵の装甲を穿てる。

4コマ忍法刀
 主に忍者ハーフボディ、コミックハーフボディ時に使用する、忍者刀型ベストマッチウェポン。剣先はペン型になっており、刀身に4コマ漫画が描かれている。
 持ち手『ブレイグリップ』に動作感知システムを搭載。敵の挙動や使用者の癖を記録・分析して攻撃時の挙動を最適化する。引き金『ボルテックトリガー』を引く回数に応じて各種忍法が選択される。

性能
 先端のペン型実体化装置『リアライズペンエッジ』で描いた絵を実体化可能。実体化した絵は描き手のイメージどおりの能力や効果を発揮。非常に鋭く刺突攻撃にも利用できる。
 刃『セイバイエッジ』は形状をノコギリ状の刃や二枚重ねの刃に変化可能。非戦闘時は切断力を持たない安全な形状へと変化するため、素手で触れても問題無い。

必殺技
分身の術

 忍法選択時に4コマ忍法刀のボルテックトリガーを1回引き、再びトリガーを引いて発動。武器使用者の分身が複数体出現し、味方として戦闘に加わる。葛城忍の変身する仮面ライダービルドが合計9人に分身しており、これが劇中における最大人数となっている。

火炎斬り

 忍法選択時に4コマ忍法刀のボルテックトリガーを2回引き、再びトリガーを引くことで火遁の術が発動。全身を炎に包んで跳躍し、落下しつつ敵を斬り裂く。刀身に纏わせた炎を火炎弾や火炎放射として放つことで遠距離攻撃も可能。

竜巻斬り
 忍法選択時に4コマ忍法刀のボルテックトリガーを3回引き、再びトリガーを引くことで風遁の術が発動。疾風の斬撃で敵を切り裂く。強力な竜巻を起こし、周囲の敵を巻き上げて吹き飛ばす。もしくは刀身に竜巻を纏わせたまま直接敵を斬り裂く。

隠れ身の術

 忍法選択時に4コマ忍法刀のボルテックトリガーを4回引き、再びトリガーを引いて発動。刀身から噴出された濃い煙幕が敵の目をくらませ、自身の姿を覆い隠す。

ボルテックフィニッシュ

 劇中未使用。ガンバライジングでは、忍者側の能力として煙幕で油断した敵の背後に回り込み紫色の巨大手裏剣を投げつけ、コミック側の能力としてリアライズペインターで実体化させた漫画の擬音を敵にぶつける。

備考
 変身に使うフルボトルが共に鍋島正弘が変身したスマッシュ(ミラージュスマッシュスクエアスマッシュ)から採取した成分なため「鍋島フォーム」または『鍋島ッチ』と呼ばれる。
 名前に絡めてか葛城忍版ビルドでの印象が強い。ビルドの各ハーフボディは下半身の形状がほぼ共通しているが、ニンニンコミックフォームはラビットタンクフォームと同様に脚部が専用デザインとなっている。

 ロケットパンダフォーム
ぶっ飛びモノトーン!ロケットパンダ! イエェイィ!

スペック

身長:189cm
体重:114kg
パンチ力:18.8t(右腕)/14.5t(左腕)
キック力:16.9t(右脚)/15.4t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び43.6m
走力:100mを8.5秒

概要
 パンダとロケットのフルボトルで変身する。初登場は第7話。パンダの怪力や強靭な爪、ロケットの突進力を組み合わせたフォーム。メインカラーは白と空色。そのスピードを生かして、主に逃走に用いられる。

パンダハーフボディ
 パンダフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『フラッフィチェストアーマー』の表層は硬い毛皮のような防護布で覆われている。非戦闘時はふわふわで柔らかく、触り心地が良い。
 パンダの頭部型の複眼『レフトアイパンダ』は敵のカメラアイをジャミングし、内部モニターの映像をモノクロ化する。特殊な嗅覚センサーで笹や筍を見つけ出す。
 頭部の立体映像投影装置『ラブリーフェイスモジュール』で幼いパンダたちが戯れる様子を映し出し、戦闘に巻き込まれた人々を落ち着かせる。避難方向を指示し、安全な場所に誘導可能。

手足
 右肩装甲『BLDネイチャーショルダー』は戦闘の影響で傷ついた植物などを癒せる。右腕『ジャイアントアーム』、左脚『ジャイアントレッグ』はパワーアシスト装置によって力が高められており、十本の竹をまとめてへし折る。
 右拳のパワークロー『ジャイアントスクラッチャー』の剛腕を活かした攻撃の破壊力は凄まじく、当たり所の悪かった敵は粉砕される。左足『パンダフットシューズ』はカウンター気味のソバットが得意。竹林や草木が生い茂る環境での移動性能が上昇する。

ロケットハーフボディ
 ロケットフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『アストロチェストアーマー』はスペースデブリの衝突にも耐えられる防御性能を持ち、エアタンクなどの生命維持モジュールを内蔵。
 飛行するロケット型の複眼『ライトアイロケット』搭載の三次元レーダーや航行サポートシステムで宇宙飛行時の安全性を高める頭部の制御モジュール『ブースターフェイスモジュール』は左腕から発射された突撃ロケット「コスモビルダー」をコントロールする。

手足
 左肩『BLDロケットショルダー』の大推力の複合エンジンを搭載。宇宙空間などを高速で移動できる。左腕の全ロケットパーツを合体させ、突撃ロケット「コスモビルダー」として運用可能。
 左腕『スペースライドアーム』、右脚『スペースライドレッグ』の姿勢制御用ロケットスラスタにより宇宙空間でも自在に戦える。これを利用した急加速打撃を繰り出す。
 左拳『BLDロケットグローブ』内蔵のレーザー照射装置で周囲のスペースデブリを安全に除去可能。耐衝撃性能の高い右足『エアロシェルシューズ』はキックで敵の内部フレームを歪ませる。大気圏突入時に防護エアロシェルを展開し、全身を高熱から保護。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 楕円形のグラフのような滑走路に沿って飛行。相手の周りを飛び勢いをつけ、急降下と共に、右腕の爪で敵を何度も斬り裂く。
 ガンバライジングでは、パンダ側の能力は爪を巨大化させて敵を打ちのめす攻撃、ロケットの能力は三連コンボを浴びせてアッパーカットで敵を空に打ち上げてトドメを刺す。

備考
 2017年10月10日時点で犬飼貴丈氏の一番のお気に入りフォーム。理由は丸みのあるフォルムが可愛いからとの事。ファンからは共産主義の国思わせるものの組み合わせであるとして、『共産主義フォーム』という危ないあだ名で呼ばれる事も。

 ファイヤーヘッジホッグフォーム

レスキュー剣山!ファイヤーヘッジホッグ! イエェイ!

スペック

身長:190cm
体重:103.7kg
パンチ力:13.7t(右腕)/11.9t(左腕)
キック力:14.7t(右脚)/14t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び36.5m
走力:100mを6.4秒

概要
 ハリネズミと消防車のフルボトルで変身する。初登場は第8話。ハリネズミの伸縮自在な無数の棘、消防車の救助能力を組み合わせたフォーム。メインカラーは白と赤。
 戦兎は最初海賊と消防車を組み合わせたがベストマッチにならず、海賊の次にハリネズミを組み合わせたことでベストマッチと判明した。

ハリネズミハーフボディ
 ハリネズミフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『スティングチェストアーマー』は表面の硬く細かなトゲで防御性能が強化。
 ハリネズミの横顔型の複眼『レフトアイヘッジホッグ』は戦闘時の反応速度と索敵精度が高く特殊な嗅覚センサーで地中などに潜む敵を見つけ出す
 頭部の武装強化装『ニードルフェイスモジュール』が全身のトゲ「ヘッジニードル」の形状をコントロール。より硬く鋭く、刺さりやすい状態に強化する。

右腕『スパイクラッシュアーム』
 柔軟性が高く、腕部を大きく振り回して拳を叩きつける、モーニングスターのように攻撃。右肩装甲『BLDスパイクショルダー』は敵の格闘攻撃を受け止める際に、表面のトゲでカウンターダメージを与える。
 右拳『BLDスパインナックル』の頑強な球状グローブは伸縮自在のトゲで覆われており、パンチの衝撃で敵の装甲と内部機能に大ダメージを与える。

左脚『スパイクラッシュレッグ』
 防御力に優れ、表面の細かなトゲで敵の装甲を削り取る。左足『アーチンフットシューズ』は細かいフットワークが得意。敵との距離を素早く縮める。つま先を針のように尖らせ、鋭いキック攻撃を繰り出せる。

消防車ハーフボディ
 消防車フルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『ブレイバーチェストアーマー』は性質の異なる数種類の装甲フィルタで熱や有毒ガスを遮断し、変身者を保護する。内部の空間圧縮コンテナに救助資機材や消火剤タンクなどを格納。
 横から見た消防車型の複眼『ライトアイファイヤー』内蔵の熱画像解析装置で災害現場などにて要救助者の位置を速やかに特定可能。頭部の通信装置『レスキューフェイスモジュール』で然るべき機関に救助要請。災害現場の建物図面・各階平面図等のデータを取得可能。

手足

 左腕『バーニングラッシュアーム』、右脚部『バーニングラッシュレッグ』は内蔵パワーモーターで力が向上。救助を妨げる障害物を破砕可能。暴れる敵をホールドし、内部フレームごと圧し曲げられる。
 右足『ファイヤーダイブシューズ』の足裏にはアンカーパイルの射出装置が搭載。体を地面に固定することで救助活動時の安全性を高める。アンカーパイルを利用したキックで敵の装甲に穴を開け、可燃性の液体を流し込んで内部から燃やせる。

左腕
 左肩『BLDエマージェンシーショルダー』に冷却剤や洗浄液を噴射するための小型放水銃と救助活動用のパワーウインチを搭載。
 左腕の放水銃『マルチデュージガン』は高圧放水や泡状の消火剤を噴射可能。ウォーターカッター機能や伸縮ラダー機構も備える。可燃性の液体を利用して火炎放射攻撃も可能。
 左拳『BLDエマージェンシ―グローブ』に応急手当用品や搬送用の防護フィルムを収納。防護フィルムで敵を拘束し、パンチで大人しくさせる。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 左腕の銃を伸縮させて敵の体内に直接注水し、膨らませた相手の頭上からトゲを鋭くしたグローブの一撃を叩き込む。ガンバライジングでは炎を纏ったトゲ付き球体に変化して体当たりし、消防車の放水で急激に冷やしてトドメを刺す。
 同ゲーム設定のそれぞれのボトルのボルテックフィニッシュだとハリネズミはジャンプ後に空中で高速回転して針状のエネルギー弾を発射。消防車は相手の周りに炎を起こして相手の動きを止め、その隙に突進し左腕のマルチデリュージガンによる突き。

スパイクボルテックス

 仮面ライダーバトルラッシュ限定技。マルチデリュージガンから水を噴射した勢いで空中回転、BLDスパインナックルで敵を連打する。

再登場
 Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』では戦兎からビルドドライバーを奪った新たな敵キルバスが変身。万丈龍我の命を捧げればパンドラボックスが力を取り戻せると告げ、生身の万丈を襲撃した。
 万丈の中のエボルトが反撃を開始、擬態のブラッドスタークの攻撃で怯んだ一瞬の内に万丈達とパンドラボックスをエボルトにかすめ取られて逃走された。葛城一族以外でビルドに変身した数少ない例。

 ライオンクリーナーフォーム
たてがみサイクロン!ライオンクリーナー! イエェア!

スペック

身長:189cm
体重:104.3kg
パンチ力:17.4t(右腕)/7.1t(左腕)
キック力:12t(右脚)/21.3t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び39m
走力:100mを3.6秒

概要
 ライオンと掃除機のフルボトルで変身する。初登場は第9話。ライオンの鋭い爪や咆哮、掃除機の吸引力を組み合わせたフォーム。メインカラーは金と青緑色。
 どちらのフルボトルも物語開始前から所持しており、戦兎も変身前に「ようやくこいつの出番か!」と言っていたため、ベストマッチであることを知っていたようだ。
 『アメトーーク』内の新規撮影映像にも登場。無くした掃除機フルボトルを宮迫博之が投げ渡す事で変身。ショッカー戦闘員達と戦った。

ライオンハーフボディ
 ライオンフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『ライオチェスターアーマー』は武器を用いた物理攻撃をほぼ通さない。傷をつけられるのは自身の爪「レオメタルクロー」のみ。
 ライオンの頭部型の複眼『レフトアイライオン』は格闘戦を重視して反応速度を強化。特殊な嗅覚センサーで敵を追跡可能。マタタビを近づけられると行動に支障をきたす。
 頭部の威嚇装置『タテガミフェイスモジュール』から毛量の多い立派な鬣を勢い良く展開し、敵を驚かせる。

手足
 右腕『ビーストラッシュアーム』、左脚『ビーストラッシュレッグ』は伸縮素材「マスキュラーチューブ」で強化。連続打撃を叩き込まれた敵は衝撃でグロッキーになる。
 右肩装甲『BLDバトライオショルダー』に装着された尻尾は変身者の感情を表すように揺れ動く。尻尾を引っ張り出し、ムチとして使用可能。左足『サバンナフットシューズ』は平原での戦闘が得意。力強い走りで獲物との距離を一気に縮められる。

武装
 右腕の攻撃装置『ゴルドライオガントレット』は全身各部から吸収した稼働エネルギーを利用し、咆哮衝撃波などの特殊攻撃を放てる。ライオン型のエネルギー波を解き放ち、獲物を狩ることもできる。
 右拳『BLDバトライオグローブ』の指先や左足『サバンナフットシューズ』鋭い爪「レオメタルクロー」を収納。展開して鋭い貫手やキックで敵の急所に大ダメージを与える。

掃除機ハーフボディ
 掃除機フルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『クリーンチェストアーマー』表層の特殊コーティングによって耐久性が向上し、汚れが落ちやすい
 掃除機型の複眼『ライトアイクリーナー』は空間スキャンして汚染された箇所を発見。原因である物体や人物を追跡可能。頭部のエアクリーナー『クリーナーフェイスモジュール』は周囲の空気を取り込み、塵や埃、花粉などを除去する。

手足
 左腕の強化掃除機『ロングレンジクリーナー』で周囲のあらゆる物体を吸い込む。敵が放った炎や水などの攻撃も吸い込める。それを左肩『BLDトラッシュコンバーター』はで高速分解して自身の稼働エネルギーに変換する。
 左腕『ステリライズアーム』、右脚『ステリライズレッグ』から殺菌剤を散布して周囲の有害なウイルスなどを死滅させる。右足『ハイジェニックシューズ』でボディスーツ内部の衛生環境を改善。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 左腕の掃除機で敵を吸い寄せて動きを封じ、右腕からライオンを模した金色のエネルギー波を発射して粉砕する。
 ガンバライジングでは掃除機アームで地面を掃除するかのように敵に突進し、落下してきた敵をライオンアームの怪力で地面に何度も叩きつけてズタズタにする

 キードラゴンフォーム
封印のファンタジスタ!キードラゴン! イェエイ!

スペック

身長:196cm
体重:108kg
パンチ力:19.7t(右腕)/16.9t(左腕)
キック力:17.6t(右脚)/24.1t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び47.4m
走力:100mを5.1秒

概要
 ドラゴンとロックのフルボトルで変身する。初登場は第10話。ドラゴンの蒼炎と錠前の封印能力を組み合わせたフォーム。
 メインカラーはネイビーブルーとシャンパンゴールド。ドラゴンフルボトルのパワーは強力であり、それまで互角だったナイトローグを圧倒するほどの力を見せた。

制御
 ドラゴンフルボトルの強大なパワーはロックフルボトルですら制御できない。ベストマッチながらやがては全身が青い電撃や炎に包まれる。
 短時間で強制的に変身解除され、凄まじい反動に襲われてしまう。ハザードレベルが上がって耐えられるようになった際にはキードラゴンハザードフォームで使用している。

ドラゴンハーフボディ
 ドラゴンフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『ブレイズチェストアーマー』がドラゴンフルボトルの成分を蒼い炎に変換。全身各部に展開する。
 蒼炎をまとった部位は強化状態「ブレイズアップモード」へと移行し、攻撃性能が飛躍的に上昇する。右肩部装甲『BLDインファイトショルダー』が腕部の動作を最適化。格闘攻撃の速度と威力を引き上げる。

頭部
 頭部装甲『ブレイズヘッドアーマー』がディフェンス動作を最適化。最小限の動きで敵の攻撃を回避できる。
 頭部の発熱強化装置『ドラゴンフェイスモジュール』が全身の装甲を融解寸前まで加熱し、必殺技の威力を数倍に引き上げる。主に変身者の感情が昂ぶることで作動する。
 ドラゴンの横顔型の複眼『レフトアイドラゴン』が変身者の反応速度を強化。格闘戦における命中率と回避率を引き上げる。耐衝撃性に優れた表層のクリアシールドで激しい戦闘から視覚センサーを保護

手足
 右腕『ドラゴラッシュアーム』は鋭利な白刃「ファングオブレイド」を利用した切断攻撃、左脚『ドラゴラッシュレッグ』はジャンプ力を活かした上空からの急襲ニードロップが得意。蒼炎をまとった打撃で周囲の敵を焼き払える。
 右拳『BLDインファイトグローブ』は強く握ることで硬化。打撃攻撃の破壊力を引き上げ、反動ダメージから拳を保護。変身者の格闘センスに応じて性能が上昇し、一撃必殺のフィニッシュブローも使用可能。
 左足『クイックステップシューズ』はフットワーク最適化機能を備えており、地面を滑るような無駄のない動きで敵を翻弄する。

ロックハーフボディ
 ロックフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『シャッターチェストアーマー』は2重の防護シャッターで保護。致命的威力を持つ攻撃も2度までは防ぎ切る。装甲内部の空間圧縮金庫に機密書類や貴重品を保管できる。
 南京錠型の複眼『ライトアイロック』はロックオン機能で敵の位置と行動を常に把握可能。高速で動き回る敵や、複数の敵を相手にした際に真価を発揮する。
 頭部の安全装置『ロックフェイスモジュール』は全身各部の異常やハーフボディの暴走を察知した際、原因と思われる機能を抑制する。制御不能と判断すると変身を解除する。

手足
 左腕『インターラプターアーム』、右脚『インターラプターレッグ』の表層を覆う金色の防護パーツが敵のエネルギー攻撃を遮断。内部に関節強化ラチェットを搭載。アームロックやヘッドロック、レッグロックなどの格闘技を得意とする。
 左拳『BLDセキュリティグローブ』は変身者が行った施錠・解錠の操作を自動記録し、閉め忘れを防止。敵の武器に組み込まれている安全装置を強制作動させ、無力化可能。右足『ロックアップシューズ』の接触式の妨害装置は、キックした部位の特殊機能を封じる。
 左肩『BLDセキュリティショルダー』が頑強な鎖と錠前を高速生成。左腕の拘束具射出装置『バインドマスターキー』から高速射出し、敵の動きを封じる。ある程度の重さと頑丈さを備えているため、打撃武器としても利用できる。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 左腕から鎖と錠前を射出して敵の動きを封じ、右腕から強力な蒼炎の球を放つ。ガンバライジングではバインドマスターキーの能力で発生させた鍵穴状の異次元ゲートに放り込んだ敵を上空に転移させ、落下してきた敵をカウンターキックで仕留める。

 海賊レッシャーフォーム

定刻の反逆者!海賊レッシャー! イエアァ!

スペック

身長:189cm
体重:95.8kg
パンチ力:12t(右腕)/12.7t(左腕)
キック力:15t(右脚)/13.8t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び39.4m
走力:100mを2.5秒

概要
 海賊と電車のフルボトルで変身する。初登場は第12話。海賊の水上戦闘能力、電車の高い突破力を組み合わせたフォーム。
 メインカラーはマリンブルーと黄緑色。全ベストマッチ中最速のスピードを持ち、専用武器・カイゾクハッシャーによるオールラウンドな戦闘が可能。

経緯
 海賊ボトルは当初から所持しており度々他のフルボトルと組み合わせようとしていたが、ようやくのベストマッチ発見となった。電車ボトルは難波重工総合科学研究所の地下3階の壁にパンドラボックスと一緒に隠されていたのを発見された。
 戦兎は見つけた時に「俺の計算でいくと……」と言いながら海賊と組み合わせたため、珍しく何かしら考えがあったようだ。
 なおこの時の戦兎の所持しているフルボトルで唯一ベストマッチが見つかっていなかったのが海賊ボトルだったため、一部の視聴者からは「計算じゃなくてただの消去法だろ」というツッコミも。

海賊ハーフボディ
 海賊フルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『マリンチェストアーマー』は打撃攻撃を受けると表層が波打つように揺れ動き、衝撃を拡散・吸収して装甲内部へのダメージを低減する。
 髑髏型の複眼『レフトアイ海賊』は優れた反応速度で敵の攻撃を見極め、迅速な回避・反撃が可能。ソナー機能で海中に沈む宝物を見つけ出せる。
 頭部の航行サポート装置『スカルフェイスモジュール』が自身の位置や目的地までの航路、レーダー情報などを示す。変身者の三半規管などを一時的に強化し、船酔いを防ぐ。

手足
 右肩『BLDボヤージュショルダー』の6門の砲撃装置から頑強な球体やワイヤー付きの銛を発射できる。多機能マント『マルチセイルマント』は風の力を推進力に変換。
 跳躍中の方向転換や加速、滑空などの空中アクションを可能。形状変化機能が組み込まれているため、海中の敵などを捕らえる投網や防護シートとしても利用できる。
 右腕『キャプテンラッシュアーム』、左脚『キャプテンラッシュレッグ』はフェイントを織り交ぜた連続攻撃が得意。敵の防御を崩すと同時に痛烈な打撃を叩き込む。
 左足『シークルーズシューズ』はバランス制御に優れており、大きく揺れる船やロープの上でも自由に動き回れる。足裏に組み込まれた水上移動ユニットを利用して海上を走れる。

電車ハーフボディ
 電車フルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『ライナーチェストアーマー』は装甲列車と同程度の防御力を持つ。砲弾が飛び交う危険な戦闘エリアも安全に走り抜ける
 レール型の複眼『ライトアイレール』は安全運行を目的とした動体検知システムを搭載。進路上に潜むスマッシュや野生動物を速やかに発見できる。警笛を鳴らして敵の意表を突ける。
 頭部の行動サポート装置『レールフェイスモジュール』が変身者のスケジュールを把握。時間通りに行動できるよう最適な移動経路を提示してくれる。

手足
 左肩『BLDフミキリショルダー』の伸縮自在の遮断バーでスマッシュなどの行く手を阻み、戦闘に巻き込まれた人々の避難をサポート。大音量の警報を鳴らし、たじろいだ敵を遮断バーの高速スイングで打ちつけられる。
 左腕『デンジャラスアーム』、右脚『デンジャラスレッグ』は駆動システムを内蔵。進路上の障害物やスマッシュを押し退けて進める。敵集団に密着され、通勤ラッシュのような状態に陥っても難なく脱出できる。
 右足『レールウェイシューズ』は長距離走行が得意。撤退を目論む敵をどこまでも追い続け、消耗させる。足裏に組み込まれた車輪を高速回転させ、キックで敵の装甲を切り裂ける。

武装
 左腕の特殊強化装置『トレインガントレット』は電磁加速装置で左腕の攻撃速度を4倍に引き上げる。作動の際はパンタグラフ型の充電ユニットを利用し、周囲の架線などから電気エネルギーを吸収する。
 左拳『BLDエクスプレスグローブ』はトレインガントレットの電磁加速装置を高稼働させ、電車型の電気エネルギーをまとった電撃車両パンチを繰り出せる。

カイゾクハッシャー
 主に海賊ハーフボディ時に使用する、弓型のベストマッチウェポン。海賊船と錨を模した形状。持ち手『ブレイグリップ』に動作感知システムを搭載。敵の挙動や使用者の癖を記録・分析することで、攻撃時の挙動を最適化する。
 刃『カトラスアンカーエッジ』の先端は非常に鋭く、刺突や切り裂き攻撃が得意。非戦闘時は透明な防護シェルで包まれており、素手で触れても問題無い。
 斬撃時に引き金『ボルテックトリガー』をタイミング良く操作することで、武器内部のエネルギーが刃の表面に展開され、斬撃の威力が2倍になる。

射撃攻撃
 電車型攻撃ユニット『ビルドアロー号』をトレインホームチャージャーの位置まで引き戻すと、停車時間に応じてチャージレベルが上昇。強力な攻撃を放てる。手を離すと、エネルギー体となったビルドアロー号が敵目がけて射出される。
 「各駅電車」「急行電車」「快速電車」「海賊電車」の順番で流れる音声はエネルギーのチャージレベルを示しており、「海賊電車」がフルチャージ状態となる。フルチャージでは海賊船型攻撃ユニット『ビルドオーシャン号』のエネルギー体も射出される。

必殺技

ボルテックブレイク
 カイゾクハッシャーを用いた必殺技。「海賊電車」までチャージし、電車と海賊船を模したエネルギー状になったビルドアロー号を放ち相手を撃ち抜く。
 第12話ではドリルクラッシャーでも発動。海賊ボトルをセットし、水の刃を飛ばして相手を切り裂く。なお、カイゾクハッシャーの紹介では技名の記載はない。

ボルテックフィニッシュ

 劇中未使用。ガンバライジングでは水上に出現させた線路を滑りながら、カイゾクハッシャーのエネルギーをチャージして海賊電車を放っていた。

 オクトパスライトフォーム
稲妻テクニシャン!オクトパスライト! イェーイィ!

スペック

身長:193.5cm
体重:96.5kg
パンチ力:4.4t(右腕)/4.8t(左腕)
キック力:8.6t(右脚)/8t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び42.1m
走力:100mを6.5秒

概要
 オクトパスとライトのフルボトルで変身する。初登場は第13話。オクトパスの変幻自在な動き、ライトの光や電気を操る力を組み合わせたフォーム。メインカラーはピンクと薄黄色。これにより東都に存在する20本のフルボトルが全て完成した

経緯
 ストレッチスマッシュから抜き取った成分を、マスターに秘密で石動美空に浄化させてオクトパスフルボトルが完成。このフォームへの変身が可能になった。結果ブラッドスタークの正体が露見し、ぶっつけ本番で撃退にも成功した。

オクトパスハーフボディ
 オクトパスフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『モルスクチェストアーマー』はしなやかで動きやすい。体色変化によるカモフラージュ機能を備える。表面を粘膜で覆い、敵の格闘攻撃を受け流せる。
 タコ型の複眼『レフトアイオクトパス』は動体能力に優れ、水中ではさらに反応速度が上昇する。墨のような液体を噴射し、敵の目をくらませられる。頭部の妨害装置『テンタクルフェイスモジュール』ゴム状の強化膜を勢いよく広げ、敵の顔面を覆って視界を奪える。

手足
 右腕『ツイストラッシュアーム』左脚『ツイストラッシュレッグ』は全体を包み込む補助筋肉によって柔軟性とパワーを強化。オクトパスホールドなどの敵に絡みついて各部を痛めつける技が得意。
 左足『カラストンビシューズ』の踵部分から水を高圧噴射し、海中を高速で進むことが可能。足先には、敵を噛み砕く嘴状の粉砕装置が収納されている。

武装
 右肩の自律型攻撃軟体ユニット『フューリーオクトパス』は海中戦のエキスパート。伸縮自在の8本の触腕が武器。ビルドの動きに合わせて締めつけ攻撃や叩きつけ攻撃を繰り出し、極まれに肩から分離して敵に襲い掛かる。
 弾力性のある右拳『BLDカーティレイジグローブ』にフューリーオクトパスの触腕を補助筋肉として右腕全体に巻き付け、パンチ攻撃の威力を8倍にまで引き上げる。
 右腕の『サクションガントレット』に強力な吸盤ユニットを搭載。敵の武器やフルボトルを奪い取れる。自身の体を天井や壁面などに固定し、不用意に近づく敵を奇襲可能。

ライトハーフボディ
 ライトフルボトルの力で形成されるハーフボディ。胸部装甲『フラッシュチェストアーマー』に電磁防御パルス発生装置を内蔵。敵の武装システムに損傷を与える。装置稼働時は装甲表面が発光する。
 3本の稲妻型の複眼『ライトアイライト』はサーチライトで暗所などにメッセージを投影可能。発光時は何も見えなくなる。頭部の威嚇装置『サンダーフェイスモジュール』は凄まじい雷鳴を轟かせ、敵を追い返す。

手足
 左腕『ブリッツラッシュアーム』、右脚『ブリッツラッシュレッグ』は細やかな電気刺激で筋肉収縮をコントロール。各動作を最適化して攻撃速度を引き上げる。
 左拳『BLDサンダーボルトグローブ』、右足『エレクトロショックシューズ』全身から集めた電気エネルギーを打撃と共に叩き込み、敵の内部システムに過負荷をかけて破壊する。踵にフットライトを搭載。暗い中でも安全に行動できる。

武装
 左肩『BLDライトバルブショルダー』を最大出力で周囲を照らすと、敵味方共に何も見えない真っ白な世界となる。内蔵の発電ユニットで各装備へのエネルギー供給を行っている。
 左腕のスポットライト『シェードブレイカー』はライトフルボトルの成分を利用して破壊透過光の照射を行い、敵の装甲やスーツ内部にダイレクトダメージを与える。照射範囲を絞ると対象を燃やせる。

必殺技

ボルテックフィニッシュ
 肩から放つ墨で敵を包み込み、破壊透過光を纏ったパンチを打ち込み墨ごと爆発させる。

ボルテックフィニッシュ・OL

 ガンバライジング限定技。敵を墨で包み込んでツイストラッシュアームで連続刺突し、BLDライトバルブショルダーから球電を発生させ、雷撃を喰らわせる。正に『稲妻テクニシャン』に相応しい技となっている。

ハザードフォーム

スーパーベストマッチ! アンコントロールスイッチ! ブラックハザード! ヤベーイ!

 スペック

身長:197.5cm
体重:101kg

※身長・体重は全ハザードフォーム共通

 概要
 ビルド強化形態の総称。ハザードトリガーを装着したビルドドライバーベストマッチフルボトル2本を装填して変身する。宇宙船160号の解説によればベストマッチ以外の組み合わせでも変身できるとされるが、本編未登場。
 鋳型のような専用のフレームハザードライドビルダーでプレスされるように変身する。黒と黄色の警戒ラインで変身時からすでに危険を警告している

 外見
  全身がネビュラガスの成分を利用して開発された強化剤によって漆黒に染め上げられている複眼のみがフルボトルに応じて変化する。モチーフは実験に失敗した黒焦げの科学者デザイン初期は複眼も黒くする予定だった。

 戦闘能力
 ネビュラガスの成分を利用して開発された万能強化剤「プログレスヴェイパー」が、戦闘開始と共に変身者の肉体に浸透。基礎攻撃力や防御力を向上している。ラビットタンクスパークリングフォーム以上の圧倒的な戦闘力をもたらす。
 硬い装甲を無効化可能。相手の破壊・抹殺に特化している。登場時点では仮面ライダーローグに唯一有効打を見舞えるフォームであった。

 暴走
 使用すると自我を失い暴走する。戦兎は「使ったら誰かを傷つけてしまいかねない」「でも使わなければ守れない」の二律背反に苦しめられる。暴走すると相手を殺すため殆ど無言かつ最低限の動きで、心臓や首元などの急所を的確に狙っていく。
 敵味方区別なく、生身の人間にさえ襲いかかり目に映る全てを破壊しようとする。視界にいる敵を優先的に倒そうとするが「敵」を認識できないため、第25話ではローグに誘導されてグリスに襲いかかってしまった。

 克服
 止めるにはベルトを攻撃しハザードトリガーを外すしかない。しかし、理性の無いままボトルチェンジもこなすので暴走寸前に外すか、陽動で隙を作らない限り至難の業である。
 代表戦に向けて戦兎が開発した「強制停止装置」も、逆にハザードレベルを急上昇させて戦兎ごと消滅させるというものであった。
 ハザードトリガーの累計使用時間に比例して強化剤への耐性を得ることが出来るものの、暴走のリスクは残る。完全な制御はフルフルラビットタンクボトルの完成まで待たされた。

 性能

頭部
 強化装置『デンジャラスエンハンサー』は脳の特定部位に強化剤を浸透させることで闘争本能を刺激し、攻撃の威力を引き上げる。
 変身者の精神に過大な負荷をかけるため、長時間の戦闘やオーバーフローモードの連続使用により自我を失い、破壊衝動に支配される危険性が高い。強化剤は大脳辺縁系、特に扁桃体に影響を与えるため、変身後は精神に変調をきたす恐れがある。

全身
 耐衝撃ボディスーツ『HZアンリミテッドスーツ』が戦闘ダメージから変身者を保護すると同時に肉体のリミッターを解除し、秘められた身体能力を引き出す。
 胸部装甲『HZフィリオスチェストアーマー』は強化剤によって基礎耐久力が底上げされているため、敵の攻撃を受け止めながら、ゆっくりと距離を縮められる。スマッシュなどにダメージを与える黒い気体を排出し、周囲に潜む敵をあぶり出せる。
 肩部装甲『HZヴァイオレントショルダー』はオーバーフローモードや必殺技発動時に強化剤を噴出し、全身各部の攻撃機能を強化する。強化剤を追加装甲へと変化させ、腕部や脚部を重装化する。

四肢
 腕部『HZグレイヴラッシュアーム』、脚部『HZグレイヴラッシュレッグ』に使用しているフルボトルの能力が反映。鉄塊を叩きつけるような一撃で敵の急所を破壊し、容赦なく葬り去る。
 強化グローブ『HZデッドリーグローブ』バトルシューズ『HZヴァニッシュエンドシューズ』は接触した物体を分解・霧散可能。
 必殺技発動時は攻撃対象の装甲を消滅させ、むき出しになった中枢にエネルギーを叩き込んで破壊する。戦闘が長引くほど変身者の破壊衝動が高まり、攻撃の威力が上昇する。

 オーバーフローモード
マックスハザードオン! オーバーフロー!……ヤベーイ!

 変身後、再びスイッチを押して移行する強化状態。全身から強化剤を噴出し、一時的にハザードレベルが上昇。敵のみならず味方までもが恐怖を感じるほどの戦闘能力を発揮できる。ハザードフィニッシュを使用可能になる。
 基本的に暴走状態に陥ってからこのモードになるため、戦兎自身の意志で使用されたことはなかった。暴走せずにこのモードを使用することは結局不可能だったようで、意識を保ったままの起動はフルフルラビットタンクボトルの登場以降。

 装備

ハザードトリガー
 葛城巧が開発した、ビルドドライバー用の機能拡張デバイス。その危険性から「禁断のアイテム」とも称される。 仮面ライダーグリスにボトルを奪われ、クローズチャージに変身し暴走する万丈龍我を止めることもできない桐生戦兎にブラッドスタークから与えられた。
 上部のカバー「セキュリティクリアカバー」を展開。スイッチ「BLDハザードスイッチ」を押して起動。 ベストマッチとなるフルボトルと共にビルドドライバーに接続することで、ビルドをハザードフォームへと変身させる。

構造
 内部タンク「プログレスタンク」には万能強化剤「プログレスヴェイパー」が充填されている。 フルボトル内部の物質「トランジェルソリッド」と反応して金属状の物質に変化し、ハザードライドビルダーの中にプラスされ、装備が強化される。
 表面のメーター「フォースライドメーター」は強化剤の浸透レベルを示す。メーターの振れ幅が大きいほど戦闘能力が高まる。 メーターが危険域に到達すると変身者は自我を失う。

真価
 ハザードトリガーを用いた必殺技はロストフルボトルを浄化させる。エボルトが目指す「ラストパンドラパネルブラックとロストフルボトルによる既存の物理法則を超えた現象(=ワープ)、それによる新世界の創造(=自分だけの宇宙)」に対抗できる。
 龍我がハザードトリガーとパンドラボックスからラストパンドラパネルホワイトを生成。これにより既存の物理法則を超えた現象(=ワームホールを発生させてスカイウォールの存在しない平行世界と融合すること)、それによる新世界の創造(=エボルトもスカイウォールも存在しない新たな世界)が可能になった。なお、エボルト本人は最後までこの効果に気付かず、単にエボルトリガーの模造品としか思ってなかった可能性が高い。

その他
 スマッシュにも使用でき、特殊なカプセルに接続することでカプセル内のスマッシュをハザードスマッシュへと強化させる。 
 物語が進むにつれてジーニアスフォームやクローズマグマも、後述するオーバーフローモードで使用(両者共姿は変わらない)。ハザードトリガーを使用した形態ではトリガー自体に強い衝撃が加わると制御が効かなくなり行動不能となる。

「俺がお前を止める。……この身を賭けても!」

スペック

パンチ力:19.8t(右腕)/34t(左腕)
キック力:47.4t(右脚)/35.6t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び77m
走力:100mを1.4秒

概要
 ハザードトリガーを取り付けたビルドドライバーにラビットフルボトルとタンクフルボトルを装填して変身する強化形態。複眼がラビットタンクと共通で機能も一部同様。
 初登場は第20話。暴走するクローズを止めるために使用。しかし自分が暴走してしまう。ラビットタンクの組み合わせの関係で使用される回数も多く、ハザードフォームの恐ろしさの何たるかを見せつけたフォームでもある。

必殺技

ハザードアタック
 設定上は存在する通常必殺技だが、劇中では戦闘中に自我を喪失し、すぐさま下記のオーバーフローモードに移行してしまう為、未使用。

ハザードフィニッシュ
 オーバーフローモード時限定の技。 全身から噴出した黒い煙を脚部に集め、キックで標的に叩き込む。 オーバーフロー発動と共に攻撃対象の装甲を消滅させ、内部中枢をむき出しにして確実に相手を葬り去る。
 第21話ではスタッグハザードスマッシュの角を掴み、エネルギーを流し込んで動けなくした所に上段蹴りに近いキックを見舞い、彼を消滅させた。第25話では普通のキックで使用。

 スマホウルフハザードフォーム
スペック

パンチ力:33.2t(右腕)/10.4t(左腕)
キック力:20.8t(右脚)/41.6t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び58.2m
走力:100mを2.5秒

概要
 『7つのベストマッチ』で変身したスマホウルフフォームのスーパーベストマッチ。ハザードフォームの戦闘データを取り、ハザードトリガー強制停止装置の開発に役立てるために変身した。
 内海の変身したナイトローグと対決。その途中で暴走状態に陥る。最終的にデータのストロングスマッシュハザードを撃破した隙にナイトローグにハザードトリガーを引き抜かれ、変身解除した。

活躍
 スマホウルフフォームの能力を引き継ぐ。劇中ではスマホアプリのアイコンでナイトローグを囲みアプリを実体化させて攻撃した。
 オーバーフローモードでは全身から噴出する強化剤を拳に纏い、狼のオーラに変化させパンチで敵を貫く技も使用した。ラビットタンク以外では珍しくドリルクラッシャーを召喚・使用している。 

必殺技

ボルテックブレイク

 ドリルクラッシャーで発動。ユニコーンフルボトルをセットし、高速回転するブレードモードで強烈な突きを放つ。

 ホークガトリングハザードフォーム

スペック

パンチ力:19.4t(右腕)/20t(左腕)
キック力:27t(右脚)/28.4t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び58.4m
走力:100mを2.9秒

概要
 第22話で変身したホークガトリングフォームのスーパーベストマッチ。 グリスとの代表戦の最中、暴走したラビットタンクハザードフォームからビルドアップした。
 代表戦で北都の仮面ライダーグリスを制し、東都に勝利をもたらした。決着後も変身解除した一海に襲いかかろうとしたが、制御に成功したクローズチャージと相討ちになる形で変身解除した。

活躍
 ホークガトリングフォームの能力を受け継いでおり、ソレスタルウィングの展開も可能。 オーバーフローモードの存在もあってか、その飛行速度はホークガトリングフォームの比ではない。武器はホークガトリンガーを使用する。
 上空からの射撃でグリスを翻弄した後、圧倒的な加速で間合いに入りそのまま蹴りで打ち上げ、ハザードフィニッシュで勝負を決めた。 

必殺技

ハザードフィニッシュ
 オーバーフローモード時に発動。上空に蹴り飛ばした敵を強化剤の紫色の煙で包み込み、真下からホークガトリンガーの連射を叩き込む。 

 海賊レッシャーハザードフォーム

スペック

パンチ力:24t(右腕)/25.4t(左腕)
キック力:30t(右脚)/27.6t(左脚)
ジャンプ力:ひと跳び55.2m
走力:100mを1.3秒

概要
 第24話で変身した海賊レッシャーフォームのスーパーベストマッチ。ブラッドスタークにボトルを回収されるのを防ぐため、意を決して変身した。海賊レッシャーフォームの能力を受け継いでおり、カイゾクハッシャーを使った戦闘を行う。 

活躍
  多少は自我を保ったものの、すぐに暴走。オーバーフローモードを起動して海賊ハッシャーを投げ捨て、パンチの連打をブラッドスタークに叩き込んだ。乱入したグリスのスクラップフィニッシュで吹き飛ばされ、変身解除した。
 後に第35話でも変身。暴走する事なくカイゾクハッシャーによるボルテックブレイクを使用。その後キードラゴンハザードフォームにチェンジした。

必殺技

ボルテックブレイク
 カイゾクハッシャーによる必殺技。フルチャージ状態「海賊電車」でエネルギー状になったビルドアロー号を発射する。エボルに向けて繰り出されたが、エボルが繰り出した機関砲フィニッシュで相殺された。

 キードラゴンハザードフォーム
スペック

パンチ力:39.4t(右腕)/33.8t(左腕)
キック力:35.2t(右脚)/48.2t(左脚)
ジャンプ力:66.4m
走力:100mを2.5秒

概要
 第35話で変身したキードラゴンフォームのスーパーベストマッチ。 仮面ライダーエボルとの戦闘において、エボルが戦闘中に落としたパンドラボックスのパネルから回収したドラゴンとロックフルボトルを使用。
 海賊レッシャーハザードフォームから続けて変身した。 緊急で変身したためか、変身音がごちゃ混ぜになっており、よく聞くと「MAXハザードオン!」の音声が混ざり込んでいる。

活躍
 キードラゴンフォームの能力を受け継いでおり、ビートクローザーを使った戦闘を行う。他のハザードフォームと比較してもスペックが図抜けている。
 戦兎のハザードレベル上昇に伴って遂に使いこなせるようになったキードラゴンフォームが元から持っている凄まじいパワーも相まって高い戦闘力を誇る。
 強化剤への耐性を得たことである程度意識を保って戦闘出来たが、限界時間が近づいた為、直ぐさまタンクタンクフォームへと変身した。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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