【ヒロインはライジングペガサスタイタン!】一条薫&沢渡桜子【仮面ライダークウガの実質2号ライダー】

2021年12月27日月曜日

ヒロイン解説 仮面ライダークウガ

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 今回は『仮面ライダークウガ』に登場した一条薫とヒロインの沢渡桜子を解説します。

「五代、未確認生命体が現れた!!」
目次
  • 一条薫
    • 概要
    • 性格
    • 描写
    • 欠点
    • 特技
    • 活躍
    • 家族
    • 人物関係
      • 五代雄介 / 仮面ライダークウガ
      • 椿秀一
      • 榎田ひかり
      • 夏目実加
      • バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ)
    • 未確認生命体関連事件合同特別捜査本部
      • 杉田守道
      • 桜井剛
      • 笹山望見
      • 松倉貞夫
    • 劇中の活躍
      • 終盤
      • 小説版
    • 人気
    • 女性人気
    • 備考
  • 沢渡桜子
    • 概要
    • 解読
    • 五代雄介との関係
    • その後

一条薫
「君が戦う力を得たと思うのは勝手だ。だが君に戦う義務はない。これは市民を助けるという我々警察官の仕事だ。中途半端に関わるな」

 主人公・五代雄介の頼れる相棒にして、物語のもう一人の主人公な刑事。出身は愛知県名古屋市愛知県立旭丘高校出身。生年月日は1974年4月18日でEP15時点では26歳。血液型はAB型。演じたのは葛山信吾。

 概要
 初登場時は主に害獣に対応する部署である長野県警警備課の捜査員。長野県九郎ヶ岳の遺跡発掘現場で起きた事件を追ううちに未確認生命体に遭遇する。
 広域指定された同種の事件を集中的に扱うために警視庁内に設置された生命体関連事件合同特別捜査本部に派遣された。階級は警部補(長野県警警備課から出向)。キャリアか準キャリアの警察庁採用かと思われる。

 性格
 飄々とした五代とは対照的に冷静沈着で堅いクールな人物。決して非情ではなくかなりの熱血漢。果敢に現場に飛び込む勇敢さを持つ。現実に苦悩しながらも警察官としての「正義」の在り方、理想の為ならば己や私情を犠牲にする事も厭わない。
 その姿は椿に「不器用な男」と評されている。この姿勢は市民を守る為に殉じた警察官である父親から引き継がれた。父の遺した中途半端はするな」という言葉を常に胸にしている。

 描写
 めったに笑わないため、たまに笑みをこぼすと周りから驚かれる。 警視庁に派遣後、独り身でありながら(態度が変わったのか)周囲には「彼女ができた」と誤解された。
 特に杉田守道にはよくからかわれていた(一条も当初は否定こそしていたが、回を重ねるにつれ誤解を解くのを諦めていた節がある)。

 欠点
 事態の大きさゆえ致し方ないとはいえ友人の椿のプライベートを潰して恋人と別れるキッカケを作ってしまい、そこに理解が至らない点で、良くも悪くも仕事第一思考の仕事人間であるのが玉に瑕。
 携帯をマナーモードにすることは苦手。張り込み中に鳴ってしまい、存在が知られてしまったこともある。

 特技
 百発百中の射撃の腕を持つ。対未確認生命体用に支給されたコルトパイソンや改造ライフルと云った扱いが難しい筈の大型銃器をあっさりと使いこなし、あまつさえ元々の正確な射撃すら失わない。
 その他推理や車両の操縦にも長けた完璧超人ぶりを発揮。小説版では9進数で記載された7桁の数字をノータイムで10進数に変換していたことから、暗算も得意である模様。
 また肉体が異常に頑健。グロンギの攻撃を受けて軽々と吹っ飛ばされ、肋骨をへし折られた程度では寝込まない。射撃能力も相まってついたあだ名は「常時ライジングペガサスタイタン」。

 活躍
  • ズ・グムン・バを揺れるヘリコプター車内から狙撃し、頭部に命中させる-1話
  • グムンの爪攻撃を寸前でかわす(しかも狭いヘリコプター内)
  • 空を飛ぶズ・ゴオマ・グを狙撃し、総て命中させる-2話 ズ・ゴオマ・グの攻撃で昏倒、肋骨を三本折って病院送りにされる程度で済む-2話
  • 教会で蝋燭の火が自身のコートに燃え移るも火傷した描写が無い-2話
  • ズ・ゴオマ・グラ・バルバ・デの会話を聞く最中、携帯電話でばれてしまい、ゴオマに壁に叩きつけられるも、痛がる程度で済む―3話
  • ズ・バヅー・バが持ち上げた車の下敷きになるも、僅かな空間を利用して逃げる―6話
  • メ・バヂス・バグゼパを狙撃―7話
  • ズ・ザイン・ダをおびき寄せるため大型トラックに乗り込み、首を絞められるも無傷-12話
  • メ・ビラン・ギをおびき寄せるためモーターボートに乗り込み、川に転落するも無傷-14話
  • 狭い路地でメ・ギノガ・デを狙撃-18話
  • メ・ギノガ・デの胞子を浴び、ガスマスクをつける警察官が苦しむ中、ガスマスクが無い状態であるにもかかわらず杉田守道桜井剛と共に無傷-18話
  • ヘリコプターからクウガのいるビルに向かって拳銃を投げる―25話
  • バイクに乗るクウガとすれ違いざまに車中から拳銃を渡す―26話
  • ゴ・ベミウ・ギの鞭を狙撃―28話
  • クウガに羽交い絞めにされたゴ・ガメゴ・レの指にはめられた指輪を全て撃ち落とす。しこの際使用した弾頭は、科学警察研究所が開発し直前に現場に届けられた特殊弾頭であり、「通常のライフルでは使い物にならない」とまで言われていた―30話
  • 時速400km/hで走るバギブソンに乗るゴ・バダー・バを狙撃―32話
  • 瞬間移動するゴ・ジャラジ・ダの気配に桜井剛と共に気付く。―34話
  • ラ・バルバ・デの攻撃で大怪我を負って病院に搬送されるも(椿による点滴と「睡眠剤」の名目で与えられた薬剤があったとはいえ)数時間程度で車を運転可能なほどに回復-38,39話
  • その後ゴオマ究極体のパンチを受けるが痛がり起き上がれない程度で済む―39話
  • 数十メートル離れたゴ・バベル・ダに筋肉弛緩弾を狙撃し命中させる―42話
  • ダグバの気配に気付く―42話
  • 拳銃を持って逃げる立てこもり犯人の拳銃だけを狙撃―43話
  • ラ・ドルド・グバグンダダを狙撃。その際ドルドに反撃され、鉄塔から突き落とされそうになるも、片手一本で命拾いする―45話
  • ゴ・ガドル・バに殴られ階段から落ちている最中に銃で反撃。さらに数m下のスケートリンク場まで突き落とされるが痛がる程度-46話

 家族
 母親は看護師で、名古屋西市民病院に勤務している。時折心配するような言葉を吐くなど親孝行な一面もある。父親は同じく警察官であったが、薫の10歳の誕生日に殉職。
 増水した川に転落した人々を助けるために犠牲となった。父を尊敬する思いから警察官の道を選んだとのこと。そのため誕生日には決してプレゼントを受け取らないようにしており、可能な限り母の元に会いに向かうことにしている。

 人物関係

 本作の主人公にして「みんなの笑顔のために」戦う男。当初は五代を軽薄な男として、また市民を戦いに巻き込みたく無いと云う思いから、彼を認めようとはしなかった。
 第5号(ズ・メビオ・ダ)出現の際に彼の中に自分と似た資質を見出だすと共に、彼の本性を理解。一条が雄介を目覚めさせ、そして認めると共に信頼を寄せる契機になった。
 警視庁の秘密兵器であるトライチェイサーを渡すと共に非公式な協力者として、彼の戦いを支え、また支えられる相棒となる。

苦悩
 戦いの激化の中で雄介の存在は特捜班にも認められる事になるが、一条自身は雄介への贖罪の想いに捉われていた。
 第39話では「あいつが、俺と別れられる日が一日でも早く来ればいいと思ってる。…気ままな冒険が、あいつには一番似合う…」と椿に本心を吐露している。
 五代のことは当初はフルネームで呼んでいたが、物語が進むにつれ(特にメ・ギノガ・デ戦以降は)「五代」と呼ぶことが多くなった。

椿秀一
 一条の高校時代の同級生にして、関東医科大学病院に勤務する監察医。偏屈な一条にとっては、数少ない友人と思われ、誤解され易い一条の内面を知っていた男でもある。監察医としての立場から未確認生命体事件に関わる。

榎田ひかり
 科学警察研究所の主任研究官。一条とは警視庁時代からの懇意の仲で、未確認生命体事件に於ては当初は未確認生命体の能力分析。後には対未確認生命体の兵器開発の指揮を執る。やはり一条の内面を知る頼れる姐御分。

夏目実加
 九郎ヶ岳遺跡の発掘調査を指揮していた夏目教授の遺児。一条とは第0号の捜査を依頼して以来の顔見知り。
 終盤の『仮面ライダー』としては異質な、彼女のフルート発表会での誘拐事件のエピソードは、一条の帰るべき日常と実加達一般人の住む世界にとっての非日常の違いを対比させた。本編の続編の小説で彼女は重大な秘密を背負うことになる。

バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ)
 額にバラの刻印を持つ謎めいた長身の美女。未確認生命体=グロンギ族の集団を率いる。一条とは初対面以来の腐れ縁で、当初は「イヤな臭いのするヤツ」と煙たがっていたが、後には“リントを狩るリントの戦士”として認めるようになる。
 不屈の熱い信念を持ち戦う姿から、自分達(グロンギ)に近い価値観へと変容しつつある現代のリント(人間)の代表と見なしていた。人類側で直接対話したのは一条のみ。最終的には自らの手で銃弾を打ち込み彼女を倒した

 未確認生命体関連事件合同特別捜査本部

杉田守道
 警視庁捜査一科の刑事で未確認生命体特捜班の同僚で、現場のリーダーを務める先輩刑事。階級は警部補。

桜井剛
 警視庁捜査一科の刑事で未確認生命体特捜班の同僚で、パン好きの熱血漢。階級は警部補。杉田、一条と共に特捜班の中核を担う。

笹山望見
 未確認生命体特捜班の通信係。当初は一条に恋するだけのKYだったが、戦闘の激化に伴い、大人の女に成長する。

松倉貞夫
 警視庁警備部長に就いている、未確認生命体関連事件合同捜査本部を率いる本部長。一条の警視庁時代からの恩師で、一条が独断で雄介=4号(クウガ)を守ろうとする行為を容認。
 雄介の存在が明らかにされる以前より、密かに守って来た。ゴウラムの出現の際は説得されて承諾。警察内でのクウガに関する全責任を委ねていた。

 劇中の活躍
 長野県「九郎ヶ岳遺跡」から未確認生命体が出現。その迎撃に当たる中で五代雄介と運命的な出会いを果たす。
 かつては警視庁に所属していた頃の人脈と未確認生命体と遭遇した経験を買われ、未確認生命体の活動が東京近郊に移った事で設立された未確認生命体特捜班に出向。以後はチームの中核として、未確認生命体との戦いに臨む事になる。

終盤
 ラスボスであるン・ダグバ・ゼバとの最後の戦いに赴こうとする五代に対し「こんな寄り道はさせたくなかった。君には、冒険だけしていて欲しかった」とこれまで抱え込んできた思いを本人の前で初めて打ち明け、五代の最後の変身を見届けた。
 ダグバが倒された後は長野県警に戻っていった。冒険家に戻った五代と、笑顔で再会できる日を待ち望んでいる。

小説版
 クウガがダグバを倒してから13年後を描いた作品。実質的な主人公として登場。本作ではTV版では描かれなかった亡き父とのエピソード、なぜ警察官を目指したかについてより深く描かれており、一条ファンには必見の内容となっている。

 人気
 『クウガ』は初代『仮面ライダー』をオマージュとした設定を多く採用している事から、立ち位置的には「平成の滝」と紹介される事も多かったが、番組の人気とドラマの充実ぶりから市民権を獲得。
 同作を代表するキャラクターとして現在でも絶大な人気を誇る。物語でも雄介とドラマを二分し、その公僕の鑑とも呼ぶべき姿勢と、決してブレる事の無い「正義」への指針は『クウガ』の根幹を支える柱でもある。

 女性人気
 その美しい容姿に加えて囮属性や、甲斐甲斐しく雄介の世話を焼く姿から「真のヒロインは一条さん」との声が根強い。雄介とのやり取りは女性ファンを虜にした。
 EP:2「変身」のラストで二人が寄り添うシーンや、EP:16「信条」のラストにて母親と名古屋弁で会話するシーンは女性ファンを萌え死なせたらしい。
 番組後半に発売された「DXライジングビートゴウラム」のギミックは、付属の携帯電話との通信により、劇中の五代と一条の掛け合いが再現。年長のファンにも配慮した物だった。
 後に発売された小説版では、描写に対して「ホモ臭い」という声が多々上がったが、そもそも原作からしてだいたいそんな感じである

 備考
 演じた葛山氏は、元々は雄介役のオーディションに参加したが、漠然と構想が練られていた一条のイメージにピタリとハマった為に、早々に一条役を打診されたらしい。
 ちなみに雄介役はギリギリまで決まらなかったらしく、スタッフがオダギリジョーを連れて来た時「イメージしてた五代雄介と同じよう奴だな」と思っていたんだとか。
 役者としての方向性に悩んでいた氏だが『西部警察』への憧れもあり、かなり楽しんで一条役を演じた。これが励みになったのか、その後の目覚ましい活躍は周知の通りである。

沢渡桜子
「だから、私も五代くんの笑顔のために頑張ります」

 概要

 城南大学の院生で考古学研究室の研究生九郎ヶ岳遺跡から発掘された古代文字の研究をしている。1976年10月30日生まれの23歳→24歳。血液型はB型。群馬県出身。
 趣味は徹夜で仕事をやりだすと止まらない。コーヒーはブラック派。ポレポレにもよく出入りしており、未確認生命体事件で出掛ける雄介の代わりや、研究の息抜きに店を手伝うこともある。演じたのは村田和美。

 解読
 第0号に襲われた夏目教授の合同研究のメンバーだったことから、リント文字の解読に当たることになる。以降は戦士「クウガ」やゴウラム、凄まじき戦士について記された碑文などを次々に解読していった。
 ただ、リント文字の解読を優先させられるあまり、自身の修士論文(『古代アッシリア文字に関する発生論的考察』)が進められないことが悩みの種。

 五代雄介との関係
 大学時代からの友人。雄介は本編開始前から彼女の研究室によく訪れていた。大抵壁をよじ登って窓から入ってくるため、桜子はその都度注意している(慣れているらしく、第1話時点で驚いた様子すら見せていない)。
 自らを犠牲にして突っ走る雄介を心配し、助けになりたいと思う一方で不安を感じていた。自分の役割を果たすことで彼を最後まで支えようと気丈に努めた。最後の戦いを終え、冒険へと旅立った五代が、再び笑顔を取り戻して帰ってくることを信じている。

わだかまり
 第1話にて雄介の体にアークルが埋まる光景、および彼がズ・グムン・バに投げ飛ばされた先でクウガグローイングフォームとなって戦う姿を目撃。最初にクウガの正体を知った。当初は現実を受け止めきれず、第5話では古代文字の解読を拒むようになる。
 ところが相談したみのりからの「普通にしてればいい」との言葉で吹っ切れる。青のクウガの力を急ピッチで解読し、現場に駆けつけてドラゴンロッドの存在を教えた。以降は改めてクウガをバックアップしていくようになる。

 その後
 23話では御茶ノ水駅から総武線千葉行きの電車に乗っていた事で、メ・ガリマ・バにマーキングされ、命を狙われる。24話でガリマに襲われかけるが、クウガによって乱入、阻止された。
 本編とは全く関係ないメタネタオンパレードの第50話では人間でありながら、脚にマイティアンクレットが出現し、ライジングマイティキックをズ・ザイン・ダ人間体に見舞って爆散させている。漫画版でもメインの登場人物として活躍。

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 以上です。これで紹介を終えます。

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