目次
レオ
- レオ
- 概要
- 戦闘能力
- 変身
- オルフェノク体
- 過去
- 備考
- 仮面ライダーサイガ
- スペック
- 概要
- 性能
- 頭部
- フォトンエッジ
- 胴体
- 腕部
- 戦闘能力
- 装備
- サイガドライバー
- サイガフォン
- フライングアタッカー
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 決戦
- 仮面ライダーディケイドの活躍
- 備考
レオ
『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』の登場人物。帝王のベルトの一つ「天のベルト」を持つ仮面ライダーサイガの変身者。演じたのはピーター・ホー(何潤東)。
概要
スマートブレイン社長、村上の用心棒として雇われたオルフェノク。ライオトルーパー部隊の隊長。人間体は軽装の青年。組織に対する忠誠心が高く、首筋にはスマートブレインのタトゥーが入っている。
基本的に英語しか喋らず、まともに話す日本語は「ヘンシン」だけ。しかも日本語字幕無し。『HERO SAGA』では片言の日本語も話していた。
戦闘時の実力はかなりのもの。相手を挑発し、翻弄しながら華麗な身のこなしで相手を追い詰める戦法をとる。実際にオルフェノク3体を纏めてボロボロにしたり、カイザへ変身した草加雅人を圧倒的な力で葬り、人間解放軍のほとんどを殺害していった。
変身する際に携帯を軽く放り投げる。当然NG連発らしく、真似した少年達も地面に携帯を落っこしまくった。そのせいなのか、変身シーンは必ず彼一人の映った別カット。
大量のエキストラの居るクライマックスでは、最初から変身して登場している。一部のトンファーを持ったシーンのサイガにはピーター本人が入っていた。
劇中では人間体とサイガとしての姿しか見せておらずオルフェノクに変身していない。上級オルフェノクらしく人間体でも指先を触手のように伸ばし使徒再生を行うことができる。
『パラダイス・ロスト』に登場したライオンオルフェノクは本来、レオの怪人体として登場する予定でデザインされた。レオと言う名前はその名残。『HERO SAGA』などではレオの怪人態もライオンオルフェノクであるとされている。
小説「HERO SAGA」によると、まだ記憶を失う前の巧と、ローズオルフェノクこと村上峡児は激しい戦闘を繰り広げた。巧はブラスターフォームに、村上はライオトルーパーver2に変身。戦いの結果、村上はファイズに首を切り落とされた。
しかし、その首をレオに拾われて村上は助けられた。その報酬として、レオはサイガギアを渡された。因みに帝王のベルトは、戦死した三原のデルタギアから作られた。
演出担当していたピーター・ホー氏はアメリカ出身の香港系台湾人であり、広東語・中国語・英語三つの言語が流暢に話せる金城武のようなトリリンガルである。
555劇場版の時は日本語の勉強はまだまだで、片言が多くて難航していたらしい。ピーター・ホー氏の身長は185cmで、仮面ライダーサイガの設定上の身長は193cm。
だが、スーツアクターの永瀬尚希氏の身長が175cmであるため、サイガに変身している時よりも身長が高く見える。
仮面ライダーサイガ
「Either you, or me.」
スペック
身長:193cm
体重:98kg、135kg(フライングアタッカー装着時)
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び40m
走力:100m5.5秒で走る
体重:98kg、135kg(フライングアタッカー装着時)
パンチ力:3.5t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び40m
走力:100m5.5秒で走る
レオが『帝王のベルト』の一つであるサイガドライバーで変身した仮面ライダー。変身コードは「315」。ギリシャ文字のΨをモチーフにしたデザインで、555ライダー中唯一白を基調とし胴体部のデザインが左右非対称になっている。
身体強化はオーガに劣るものの非常に高いスペックを持つ。カンフーの達人であるレオがベルトの力を使いこなしており、身軽な格闘やフライングアタッカーを駆使するため脅威。
仮面ライダーカイザを撃破した。ノーマルの状態で複数のオルフェノクに囲まれても圧倒する等、圧倒的な戦闘力をほこる。
屋外での戦闘ではほぼ無敵であり、上空からの無数の銃撃で人間解放軍達を次々と襲撃した。反面、狭い場所での戦闘は不向き。上からの一撃であっさり破壊されてしまう。
性能
頭部・アイブリーシェルメット
スマートブレインの一部門であるスマートブレイン・マテリアルが開発した超硬金属、ルナメタル製の薄いハードシェルを多層に重ねた強化ヘルメット。内部には対衝撃パックが施されている。
目『スカイハイファインダー』はファイズのアルティメットファインダーの改良版。人工衛星の補助がなくとも4000mの上空から地上の米粒を目視できる。
頭部の左右のアンテナ『グローバルフィーラー』は人工衛星ホークアイおよびイーグルサットとの交信用。中央のアンテナは、スマートブレインのプレジデントルームとダイレクトに交信できる。
フォトンブラッドを全身に供給する『フォトンストリームver2』は青色。ファイズやカイザのものよりも高出力。ボディの要所に設けられた『フォトンターミナルver2』がフォトンブラッドの力を制御する。フォトンブラッド生成量はファイズの2倍以上。
胸の『ψコア』がサイガドライバーによって生成されたフォトンブラッドを蓄積、供給。フライングアタッカーへ強大なエネルギーを送る役割も兼ねるほか、高出力によるサイガドライバーへの負担を軽減し、自壊を防ぐ。
新素材であるルナメタル117製の金属糸で編まれたベーススーツ『ルナフォーム』が全身を覆う。強化プラスチック、シルヴェールによってコーティングされており、ファイズやカイザのベーススーツ、ソルフォームより20%も薄くて軽いうえ、強度も勝っている。
ヘルメットとスーツを結ぶ『ネックシールド』に無数の毛細ケーブルが内部を這う。外部衝撃から守るためにルナフォームの二重構造。
胸部装甲『フルメタルラング』は超硬金属・ルナメタルのなかでも、最も硬いルナメタル114を3重構造で使用した胸当て。内部は液状の衝撃吸収剤で満たされている。
肩装甲『ショルダーシールド』は対衝撃吸収材を内部に組み込む。腕や足の『フレックスべロウズ』は必殺技発動の反動の衝撃を吸収する。
拳『ハンマーグローブ』の高空から繰り出す必殺パンチ「スカイインパクト」は、ファイズの必殺パンチ「グランインパクト」とほぼ同等の破壊力を持つ。
膝装甲『ニーソーサー』は装着者の膝を守り、超高空からのニードロップは恐るべき破壊力を生む。爪先装甲『トゥハンマー』はキック時に強力な打撃武器となる。
踵装甲『ハンマーヒール』から放たれるかかと落としは厚さ2mの鋼鉄板を分断する。これらはルナメタル114製。
足首の『スカイアンクレット』は必殺キック「コバルトスマッシュ」を使用する際、大量のフォトンエネルギーを集束する。その後、フォトンエネルギーは、足裏の「Ψ」のレリーフより放出される。
装備
サイガの変身ベルトである「天のベルト」。外見はファイズドライバーの色違い。使用しない時はオーガドライバーと共にスマートブレイン社に保管されている。
他のベルト同様オルフェノクのみが変身可能だが、変身時に発生するエネルギーがすさまじいため、選ばれた者でなければ変身に耐えられない。
サイガフォン
サイガへの変身に用いられる携帯電話。ミッションメモリーの部分以外はファイズフォンの色違いで、基本的にプッシュ音や電子音声はファイズフォンと一緒。
外装部に装着されているミッションメモリーは、フライングアタッカーに内蔵された棍型の武器「トンファーエッジ」の起動に使用する。
フォンブラスター
コード「103」+「ENTER」の入力で精密射撃に優れた「シングルモード」、コード「106」+「ENTER」の入力で1トリガー3連射の威力に優れた「バーストモード」といった使い分けが可能。劇中ではたった数発で並のオルフェノクを灰にした。
フライングアタッカー
サイガの背中に装備されている飛行ユニット。上昇高度は5000m、最高速度は820km。純粋な速度面では流石にファイズ・アクセルフォームに劣るがそれでも十二分に速く、時間制限なども無く利便性はこちらが優れている。
動力源となるフォトンブラッドがサイガドライバーから供給されているため、サイガドライバーが破壊されない限り飛行時間に限りはない。
他の555ライダーのツールと違って変身と同時に出現・装備されており、アタッカー自体もスーツの一部と見ることが出来る。最初の変身時には装備されていなかったため、任意で出現させられるかもしれない。
通常形態
姿勢制御用の補助バーニア『スラスターバーニア』は全方位に20度ずつ可動するラウンド形状の関節を持つ。通常飛行時に使用される『メインブースター』は最も出力が高い。
内部のフィンが上下に可動する『レベルブースター』を直立飛行や滞空などの姿勢制御のため使用。『クーリングラムテーク』が強制的に外気を取り入れ、ユニット内部の熱を強制排出する。熱による性能低下を防ぐ。
ブースターライフルモード
銃火器形態。濃縮したフォトンブラッド光弾を秒間120発まで連射可能な「ライフルモード」と、一撃の威力に特化した「シングルモード」で使い分けできる。ブースターライフルモード時は、飛行しながらでも撃てる。
2本の旋棍型の格闘戦用武器。操縦桿にあたるステアコントローラーにあるソケット部にミッションメモリーを装填すると出現する。トンファーエッジの使用中は飛行できない。
通常は打撃用武器として使用されるが、エクシードチャージを行うことで『エナジーブレード』がフォトンブラッドを放出。その刀身の切れ味はファイズエッジやカイザブレイガンのブレードモードに勝り、敵を切り裂く。
サイガスラッシュ
トンファーエッジにフォトンブラッドをエクシードチャージして発動。青き発光を放つ必殺の斬撃で敵を切り裂く。正確な名前は不明だが、一部の書籍では『サイガスラッシュ』と呼ばれていた。
その他
設定上は『スカイインパクト』というパンチ技と『コバルトスマッシュ』というキック技を持つ。これらはポインターやショット等のアイテムは使わず、フライングアタッカーによる飛行、上昇によって発動する。劇中では一度も使われなかった。
序盤で村上の部下のオルフェノク三人が、村上の意思に反して木場たちを襲おうとする。現れたレオはサイガに変身、瞬時に三人を駆逐し、その強さを見せつけた。
その後、ライオトルーパー部隊と共に人類解放軍のアジトを襲撃。迎撃に現れたカイザと交戦し、サイドバッシャー相手にフライングアタッカーを駆使した戦い方でカイザを圧倒。
変身が解除された草加雅人に対し、自身も変身解除した後、使途再生を行って灰化させ止めを刺した。直後、木馬一行とも交戦。
変身が解除された草加雅人に対し、自身も変身解除した後、使途再生を行って灰化させ止めを刺した。直後、木馬一行とも交戦。
1対3という状況で渡り合うものの徐々に劣勢となり、スネークオルフェノクによるサイドバッシャーの攻撃でフライングアタッカーが損傷した為、一時撤退した。
再度人類解放軍のアジトを襲撃した際には真理を拐い、乾巧をアリーナに来るように仕向ける。アリーナにて、巧が変身したファイズと交戦。
フライングアタッカーによる空中戦を仕掛けるが、ファイズアクセルフォームは壁伝いに天井を走る。そのまま真上からの攻撃を受けてアタッカーは破壊。近接戦に移行。
格闘戦の末、サイガはサイガスラッシュを繰り出し、ファイズはファイズエッジで対抗。つばぜり合いになるがファイズがファイズエッジを僅かに反らした際にサイガの胴体に接触、瞬間発動されたスパークルカットで一刀両断され、サイガはレオに戻ることなく灰になり、戦死した。
ちなみに、オーガ同様TV本編には登場せず番組前のジャンクションでのみ姿を見せている。
第1話冒頭のライダー軍団の中でフライングアタッカーで飛行しながらキャスルドランなどと共に登場。この時周囲のライオトルーパー部隊もアタッカーを装備している。
第17話では『カブトの世界』で仮面ライダーイクサと共にディエンドに召喚された。クロックアップシステムが暴走したカブトのクロックアップシステムを奪うべく行動した。
声優は違ったが、英語話者、挑発的な態度といった特徴は一応踏襲している。この時一緒に召喚されたイクサや『響鬼の世界』で召喚された電王/モモタロスのように厳密に言えば違うが、本人という設定なのかもしれない。
このサイガ、台詞を吐く時は常にノリノリ、弾幕を張って「フッフゥ!」とか言っちゃったりと、妙にテンションが高い。イクサと同じく、クロックアップシステムを見破る事が出来るらしい。
当初のデザイン案ではスカイハイ・ファインダーの色は緑だった。現在のピンクに近い紫になった。
理由は空を飛ぶライダーゆえ合成処理の都合を考慮する必要があったため(フォトンストリームVer. 2を青にした時点で必然的にグリーンバック撮影となり、緑は使用できない)。桜庭一樹による劇場版ノベライズ『555』には構成上、出番がオミットされている。
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以上です。これで紹介を終えます。
以上です。これで紹介を終えます。