今回は仮面ライダーダブルのフォームチェンジを解説していきます。左翔太朗&フィリップ&ダブル解説↓
目次
- フォーム一覧
- ヒートジョーカー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 本編の活躍
- 映画の活躍
- マキシマムドライブ
- ルナジョーカー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- マキシマムドライブ
- ヒートメタル
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 活躍
- マキシマムドライブ
- ヒートジョーカー
- サイクロンメタル
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- メモリガジェット
- マキシマムドライブ
- ルナメタル
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- 出番
- 活躍
- マキシマムドライブ
- ルナトリガー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- その他
- マキシマムドライブ
- サイクロントリガー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- マキシマムドライブ
- ヒートトリガー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- マキシマムドライブ
- ファングジョーカー
- スペック
- 概要
- 戦闘能力
- ファングメモリ
- 変身経緯
- マキシマムドライブ
- ゲームの扱い
- 客演
- ファングトリガー
- 概要
- 活躍
- 能力
- マキシマムドライブ
- ファングメタル
- 概要
- 戦闘能力
- マキシマムドライブ
- 特殊形態
- サイクロンアクセルエクストリーム
- 概要
- 勝てたのか?
- 登場機会
- サイクロンスカル
- サイクロンアクセルエクストリーム
- 映画限定形態
- サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
- 概要
- 変身経緯
- スペック
- その他活躍
- 風都探偵
- 必殺技
- 備考
- サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー
- 概要
- 外見
- 必殺技
- 劇中の活躍
- 最終決戦
- 後日談
- ゲーム作品
- ガンバライジング
- バトライド・ウォーシリーズ
フォームチェンジ一覧
ヒートジョーカー
お熱いの、かましてやるか!
スペック
ソウルサイドのフィリップがヒートメモリ、ボディサイドの左翔太郎がジョーカーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。
フォームの異名は熱き切札。闘争本能を高めるヒートメモリと近接格闘に優れるジョーカーメモリの組み合わせで相性は良いが、その分やや制御が難しい。
サイクロンジョーカーでは決定打を与えられない敵や動きの遅い敵に対して主に使用。サイクロンジョーカーが蹴り主体なのに対してヒートジョーカーはパンチ主体で戦う。
右拳に炎をまとったラッシュが得意。しかし、ヒートメモリは素手よりメタルシャフトの方が相性がいいのであまり使いどころがない。
攻撃時に発現する炎のエフェクト、シンプルで力強い戦い方、後述するマキシマムドライブ等からWの亜種フォームでも出番は少ないながらも人気は高い方に入る。
本編の活躍
Wの基本フォームがサイクロンジョーカーなので、序盤はサイクロンメモリと入れ代わる形でよく使われた。
スイーツ・ドーパント戦ではフィニッシャーを決めた。しかし、同じく近接パワータイプの仮面ライダーアクセルにパワー負けしてからは出番が激減した。
映画の活躍
大ショッカーのシャドームーン戦で初披露。サイクロンジョーカーでシャドームーンの動きを封じた上でこのフォームにチェンジ。炎の連打を叩き込んだ上でヒートメタルに繋いだ。
『仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE』では冒頭、W(サイクロンジョーカー)に変身直後、このフォームにチェンジしプテラノドンヤミ-と戦った。
マキシマムドライブ
ジョーカーグレネイド
マキシマムスロットにジョーカーメモリを挿入して発動。ヒートのエネルギーを左右の手首のヒートブレスとジョーカーブレスに宿して空中から敵めがけて突っ込み、ジョーカータイプの特徴である分離能力を利用して左右から相手を交互に殴りつける。
発動回数は1回と少ないながらも、それまで基本フォーム限定と思われていたMDを初めて亜種形態で使ったインパクトも相まって人気はそこそこある。
攻撃を回避しつつのカウンターや、左右二発のタイミングをずらした時間差攻撃、異なる二方向への同時攻撃、挟み撃ちにも応用可能。
ジョーカーバックドラフト
風都探偵にて披露した新必殺技。翔太郎が特訓を経て新たに編み出した。ヒートメモリをマキシマムスロットに入れて発動。右腕全体にヒートの炎を纏わせ、渾身の突きを直撃の瞬間ひねりこむように叩き込んで相手を炎上させる。
翔太郎が技の特訓で空手の技術を基にしていたことから「裏当て」の極意も掴んだため、敵ドーパント二人の体を前後に重ねた状態で殴った際、その拳打の衝撃は直接当たった一人目のみならずすぐ背後にいた二人目を貫通してその背中にまで突き抜けていた。
翔太郎「おいフィリップ!お前、勝手にメモリ変えるなよ!」
身長:195cm
体重:75kg
パンチ力:2t
キック力:4.5t
ジャンプ力:ひと跳び50m
走力:100mを4秒
体重:75kg
パンチ力:2t
キック力:4.5t
ジャンプ力:ひと跳び50m
走力:100mを4秒
概要
ソウルサイドのフィリップがルナメモリ、ボディサイドの左翔太郎がジョーカーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。
テレビ本編および風都探偵で初めてハーフチェンジしたフォームであり、初めてサイクロンジョーカー以外からの直接変身を成しえたのもこのフォームだった。
右手足が伸縮自在になる。武器を使わないこともあり動きが読めず、最もトリッキーな形態。変幻自在に遠距離からのパンチやキックを放つ。ナイトメアドーパントにすら「悪夢だ」と言われた。
伸びる手足で人命救助したり、逃げようとする敵をつかんで引き戻したり、伸ばした手足をしならせて敵の攻撃を弾いたり、使用機会が多い。しかし、最もパワーに乏しい形態なので、作業が終わったらしばしばトリガーメモリに換える。
マキシマムドライブ
マキシマムスロットにジョーカーメモリを挿入して発動。身体が二つに分割。更に右半身が5つに分身して予測不能な打撃を繰り出した後、ジョーカー側が突撃し光を纏った腕でとどめの一撃を敵に与える。
『AtoZ/運命のガイアメモリ』ではルナサイドは腕で相手を弾いて動きを封じ、分身はその時点で消滅。ジョーカーサイドのとどめの一撃は手刀。
『風都探偵』ではルナサイドは何度も殴りつけた後腕をからみつかせて拘束、分身はとどめを刺した後消滅。ジョーカーサイドのとどめの一撃はパンチ。
身長:195cm
体重:105kg
パンチ力:6t
キック力:9t
ジャンプ力:ひと跳び25m
走力:100mを11秒
体重:105kg
パンチ力:6t
キック力:9t
ジャンプ力:ひと跳び25m
走力:100mを11秒
概要
ソウルサイドのフィリップがヒートメモリ、ボディサイドの左翔太郎がメタルメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する。高いパワーと鉄壁の防御力を持つ打撃戦形態。ヒートもメタルも同じパワー型なため相性が良い。
ガイアーマーはすべてのボディの中で最も堅牢で、理論上核の爆心地においても耐えうるほどの強度をもつ。その上ヒートメモリの特性により、翔太郎の闘争本能を限界まで高めてくれる。
炎を纏ったメタルシャフトを使って攻撃する。動きが遅いため、ハードボイルダー(ハードタービュラー)に乗り戦うことも多い。
パワーのある敵や体の固い敵などの近接戦闘でよく使用される。初期の9フォームの中でもここぞという時で使用される機会に恵まれている。
また、劇場版ではミュージアムの幹部達三人との戦闘時や、NEVERたちの変身するT2ドーパント三人に囲まれた時などにも変身。
メタルブランディング
メタルシャフトのマキシマムスロットにメタルメモリを差し込んで発動。突撃し、赤熱したメタルシャフトを渾身の力で叩きつける。高熱のみを相手に放出する事も可能。初使用時を始めハードタービュラーに乗って上空から攻撃をかける事もあった。
『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、シャドームーンを数百m先までぶっ飛ばし、城壁にめり込ませた。『MOVIE大戦MEGAMAX』ではハウンド・ゾディアーツに使用。シャフトを振り回さずに突進した。
「えーと、1、2…ああ、面倒くせえ!」
身長:195cm
体重:100kg
パンチ力:3.5t
キック力:7t
ジャンプ力:ひと跳び37m
走力:100mを9.5秒
体重:100kg
パンチ力:3.5t
キック力:7t
ジャンプ力:ひと跳び37m
走力:100mを9.5秒
ソウルサイドのフィリップがサイクロンメモリ、ボディサイドの左翔太郎がメタルメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。このフォームの異名は疾風の闘士。サイクロンメモリがスピード型なので相性が悪い。
メタルシャフトに風をまとわせた棒戦術が得意。「身軽」と「重厚」と真逆のため互いの長所を潰すが、短所を補いあっているとも言える。メタルの身体に風のバリアを纏っている為、高い防御力を持つ。
暴風を纏った棒術で敵の飛び道具や攻撃を弾く際に使われる事が多い。一通り相手の攻撃を防いだらヒートメモリにチェンジすることが多い。
スタッグフォン、スパイダーショック、バットショットの全てを武器に合体させて使用した唯一の形態。バットショットをメタルシャフトに合体させるとソニックシャフトとなり、物体を破壊する超音波を放てるようになる。スパイダーショックを合体させた場合は先端から白いワイヤーを放ち、相手の能力を封じる事が可能。
マキシマムドライブ
メタルシャフトのマキシマムスロットにメタルメモリを差し込んで発動。メタルのエネルギーがメタルシャフトに増幅。
サイクロンサイドの右手でシャフトから起こる暴風と共に回転しながら旋風を纏ったメタルシャフトによる殴打を連続で叩き込む。小説版ではゼブラ・ドーパントを撃破した。
メタルシャフトにスタッグフォンを装着したスタッグシャフトの、マキシマムスロットにメタルメモリを差し込んで発動。
シャフトから風で巨大クローを構成し、相手を挟み潰す。仮面ライダーアクセルトライアルのスピードを遥かに上回る幹部のスミロドン・ドーパント(変身者はミック)を相手に頭脳プレーを絡めて決めた。
翔太郎「どんどん行くぜ!」
身長:195cm
体重:90kg
パンチ力:4t
キック力:5t
ジャンプ力:ひと跳び40m
走力:100mを7.6秒
体重:90kg
パンチ力:4t
キック力:5t
ジャンプ力:ひと跳び40m
走力:100mを7.6秒
概要
ソウルサイドのフィリップがルナメモリ、ボディサイドの左翔太郎がメタルメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。
異名は幻想の闘士。固さを武器とするメタルメモリの特性を、主に体の伸縮をメインとするルナメモリの特性によって打ち消されるため相性が悪い。
メタルシャフトがしなって伸びるため、縛り上げるなどムチのような中距離戦が可能。ロープのように変化させる事で相手を拘束したり、命綱のように使ってぶら下がれる。
吹き飛ばされたり劣勢になった場合は、伸縮自在に変化させたシャフトを使い、遠くの冊などを掴む事で離脱できる。
初登場は4話。マネー・ドーパント戦で初披露。第10話では亜樹子と麻衣を助けるべく使用。第12話では回避目的で使用。第17話にも登場。劇場版『MOVIE大戦2010』、『FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』にも登場している。
できることがルナジョーカーと大差ないため、ほとんどの場合そっちが優先される。あまり使い道がない。鞭の様に動かすのはCGを駆使して演出しているのもあり、最終フォームのサイクロンジョーカーエクストリームが誕生してからはまるで見なくなった。
マキシマムドライブ
メタルイリュージョン
メタルシャフトのマキシマムスロットにメタルメモリを差し込んで発動。メタルシャフトを振り回し、複数の円形カッターを発生させて打ち出す。通称パイナップル。第30話ではナイトメア・ドーパントをメモリブレイクした。
身長:195cm
体重:80kg
パンチ力:3.5t
キック力:4.5t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを8.5秒
体重:80kg
パンチ力:3.5t
キック力:4.5t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを8.5秒
概要
ソウルサイドのフィリップがルナメモリ、ボディサイドの左翔太郎がトリガーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する形態。トリガーをもっとも有効に使える組み合わせ。
変則的なルナメモリと組み合わせることで、アメイジング属性によって、弾道を意のままに操れる。弾丸が誘導弾になることで、トリガーの高い火力を最も余すことなく活用出来る。
物陰に潜んでいる敵を狙い打ったり、縺れ合っている敵味方に対して敵だけを攻撃したりなどが可能。相手の攻撃を撃ち落とすなど防御にも使える。
しかし高いスピードを持つ相手には弾の誘導が追い付かないため不得手。トリガーマグナムにスパイダーショックをセットする事で、ネット弾を撃ち出せる。
ルナジョーカー同様にルナ側の身体を伸ばすことも可能。『仮面ライダーウィザード』で召喚された際にはまるでゴム人間のように体を伸ばしハイドラグーンの軍団を次々に叩き落していた。
マキシマムドライブ
トリガーフルバースト
スペック
トリガーマグナムのマキシマムスロットにトリガーメモリを差し込んで発動。どこまでも相手を追尾する黄色と青の誘導弾を大量一斉発射する。
トリガーシャインフィールド
風都探偵にて登場した新マキシマムドライブ。ルナメモリをベルトのマキシマムスロットに装填して発動。
ルナメモリの力で生成した光の粒子を放出し、Wのセンサーと連動させて、肉眼では見つけにくい標的を探知する。作中では「必殺技」ではなく「裏技」と称されている。
トリガースタッグバースト
トリガーマグナムにスタッグフォンを装着してマキシマムスロットにトリガーメモリを差し込んで発動。二つのビームが相手を挟み込み撃墜する。
翔太郎「よっしゃあ、派手にぶっ放すぜ!」
身長:195cm
体重:91kg
パンチ力:1.7t
キック力:3t
ジャンプ力:ひと跳び46m
走力:100mを7.2秒
体重:91kg
パンチ力:1.7t
キック力:3t
ジャンプ力:ひと跳び46m
走力:100mを7.2秒
ソウルサイドのフィリップがサイクロンメモリ、ボディサイドの左翔太郎がトリガーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。銃撃の威力が落ちるため相性が悪い。
弾丸がサイクロンの能力を帯びたことにより、トリガーマグナムが秒間240発で連射できる。一発一発が風を纏ったことによる広いストッピングパワー、それらを同時に発揮する弾幕による非常に高い面制圧能力を持つ。
拡散型で命中率が下がるが、牽制や雑魚散らしには向く。しかし、連続の速射が求められる場面でルナトリガーが優先されたこともあり、存在価値は薄い。
マキシマムドライブ
トリガーエアロバスター
トリガーマグナムのマキシマムスロットにサイクロンメモリを差し込んで発動。緑色の竜巻を超高速乱射して吹き飛ばす。
トリガーバットシューティング
スコープに変形したバットショットとトリガーマグナムを組み合わせてマキシマムスロットにサイクロンメモリを差し込んで発動。スコープで照準を絞り、敵の急所を正確に撃ち抜く。
トリガーストームボム
風都探偵・第10話で使用。トリガーマグナムのマキシマムスロットにトリガーメモリを差し込んで発動。風の弾丸を打ち込み、着弾点を起点に防風を発生させて相手を巻き込んで吹き飛ばす。実はファイナルステージでも使用していた。
フィリップ「こんな事だろうと思った…。無茶苦茶だ」
スペック
身長:195cm
体重:95kg
パンチ力:3t
キック力:4t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを8秒
体重:95kg
パンチ力:3t
キック力:4t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを8秒
概要
ソウルサイドのフィリップがサイクロンメモリ、ボディサイドの左翔太郎がトリガーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する派生形態。
パワー型であるヒートメモリとは相性は最高で初期の9つのフォームの中では最大の火力を誇る。だが、威力が高まりすぎて制御が難しくなる。バランスは最悪。
火炎放射が可能な高火力型。敵を焼き尽くす。至近距離では自分にまで被害が及ぶ。下手をすればメモリブレイクだけでなく変身した人間にまでダメージが及ぶ。
ナスカ・ドーパントとの初対決では零距離射撃を放って撤退に追い込む。だが、弾丸の強い爆発によって巻き添えを食らい深手を負った。
フィリップが意識を失い、変身を維持できなくなった。本編ではジョーカー系フォームとはまた違う切り口で「切り札」として活躍した。
トリガーエクスプロージョン
トリガーマグナムのマキシマムスロットにトリガーメモリを差し込んで発動。凄まじい炎の奔流を放つ。強いのだろうが演出は地味。火炎放射でバイラス・ドーパントを消毒した。
風都探偵で使用した新たなマキシマムドライブ。エネルギー収束装置を持つ照井竜の「ビートルフォン」を借りてトリガーマグナムに装着。
エネルギーを一点集中させて放つ。通常のマキシマムより反動が大きいらしく、アクセルトライアルが後ろから支える形で発射した
ツインマキシマム
全身が超高温になり、大きな火炎エネルギー弾を発射する。ヒートを腰に差すメモリ2本のMD同時使用。威力は高いが反動が凄まじい。
使えばボディサイドは無事では済まない。使用するとドライバーが「マキシマムドライブマキシマムドライブマキシマムドライブ…」と壊れたレコード状態になる。
フィリップがファングメモリ、左翔太郎がトリガーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身するWの強化形態。風都探偵「闇はoの巣」にて新登場。
かつては変身不可能とされており、「(ファング入手後に)何度か試したが無理だった」と言う翔太郎の発言もあった。
しかい「究極のエクストリームに至り、なおかつ戦闘経験を積んだ今なら、短時間の変身なら可能なはず」というフィリップの進言により実現した。必殺技発動後は身体から火花を発していた上、フィリップと翔太郎の気性もより荒くなる。
活躍
逃走を計ったオウル・ドーパントを仕留めるべく、ファングジョーカーから他のトリガー形態に変身していては間に合わないという事情で使用を決断。
メモリブレイクに成功するも制御に難があり、必殺技を放ってすぐジョーカーに戻した。「dの異端児」編で再変身した際は変身可能な時間が延びており、ある程度の通常戦闘もこなした。
能力
第100話で再変身した際は、右拳の甲(指と掌の付け根甲側関節部)から「フィストニードル」という銛のような針を生やし、高速射出して攻撃。親指以外の四指の関節から同時に生成し、立て続けの連射も可能となっている。
この針はドーパントの体に突き刺さると、相手の能力を一時的に麻痺させる。銛そのものの「返し」がついている為、多少引っ張った程度では抜けにくい。
加えて、Wの生体装甲と同じ材質でできた「有機物」であるため、「全ての『無機物』を透過する」ディープの能力でもすり抜けられずその身に突き立った。
ファングメモリのレバーをレバーを三回倒して発動。アームファングがトリガーサイドに現れ、2つ出すことにより弓の形を取る。左腕のアームファングを弓として、エネルギーの矢を放つ。高速飛行するオウル・ドーパントを射抜くほどの弾速と精度を備えている。
ファングメタル
フィリップ「もう一つの牙を剥く時だ!」
概要
フィリップがファングメモリ、左翔太郎がメタルメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身するWの強化形態。『風都探偵』「異端児d」にて登場した新形態。
ディープ・ドーパントこと出紋大騎の所業に我慢の限界を迎えて剥き出しとなった「もう一つの牙」。ただし長時間の変身維持は難しいようだ。
左半身が銀になったファングジョーカー。左半身がメタルとなっているが、ファングジョーカー同様にパーツが鋭角化している。
戦闘能力
ショルダーファングを両サイドに装備し、更に上腕から手首にかけて左右5枚、計10枚の小型セイバーを装着する。ファングジョーカーと違ってショルダーファングを取り外すことはせず、そのまま斬撃武器として用いる。
ファングとの融合によってメタル特有の硬さが著しく高められており、ディープ・ドーパントの高速振動攻撃をも難なく弾き返すほどの強度を誇る。
また、メタルの欠点である鈍重さもファングの身体能力によって完全に改善されており、高い俊敏性を活かして打撃・斬撃を連続で叩き込む荒々しい接近戦を得意とする。
マキシマムドライブ
ファングスピアバレット
ファングメモリのレバーをレバーを三回倒して発動。出現させたショルダーファングを更に肥大化させ、事前に蹴り上げた敵に向かって回転しながら突撃する。高速回転する無数の刃で標的をドリルのように削り取る、文字通り「槍の弾丸」となる大技。
特殊フォーム
サイクロンアクセルエクストリーム
概要
照井 竜とフィリップが変身することが想定されていた最強のW。シュラウドがテラー・ドーパント打倒のため構想していた本来の究極のW。
照井が拒否し、フィリップが最終的に翔太郎の弱さも受け入れて彼と究極のWに至ったために、劇中では結局は実現せずに幻のフォームとなった。
その強さの根源は「憎しみ」にあるとされ、「完全な戦闘マシーン」になる。ダブルの力が最大まで引き出される。
他、二人が生まれながら持っている精神干渉攻撃への耐性も相まってテラー・ドーパントに対しては凄まじい力を発揮するとシュラウドからも予想されていた。
園咲琉兵衛は最初からエクストリームの完成も計画に含んでおり、そのために仮面ライダーやシュラウドを泳がせていた為、本当にこのサイクロンアクセルエクストリームの力だけで琉兵衛達に勝てたのかは疑問である。
風都探偵では裏風都のメンバー達がこのことを言及しており、「それだけではミュージアムに勝てたとは思えない」「ダブルは翔太郎とのサイクロンジョーカーが基本形態だからこそ究極を超えた領域まで到達できた」と結論付けている。
また仮にミュージアムは何とかできたとしてもエターナルには到底敵わず、最終的に風都を滅ぼされていた可能性が高い。(彼らの襲来はシュラウドを含めて敵、味方ほぼ全てのキャラにとって完全に想定外だったため仕方がないのだが)
仮面ライダー クライマックスヒーローズオーズでは隠しキャラとして登場。声はフィリップと照井。エンジンブレードとプリズムビッカーの二刀流で、Jの代わりにAを装填している。
超必殺技やフォームチェンジは使えないが、攻撃力・体力共に高めに設定されており、非常に強力なキャラクターに仕上がっている。S.H.FiguartsやS.I.Cなどでも発売された。
サイクロンスカル
本来シュラウドが鳴海 荘吉とフィリップでの変身を想定して作られたのがダブルドライバーであり、その場合の基本形態になるはずだったW。
荘吉が死亡したため実現することはなかったが、『風都探偵』6巻にてデータ上の姿のみ登場。同話にて6本の基本メモリの中からならば荘吉はトリガーを選んだだろうという推察も語られている。
映画限定フォーム
サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
概要
「劇場版 仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリ」で登場した仮面ライダーWの劇場版限定フォーム。本来なら存在しないCJXのパワーアップ形態。
人々の声援と風都の風、又はタジャドルコンボの波動を受けて変化する。クリスタルサーバーが金色になり背中からマフラーのような6本の翼が生えた。
風都タワー頂上における仮面ライダーエターナルとの戦いの最終局面、切り落とされた風車と共に投げ出されたWが、街の人々の声援と共に吹いた一陣の風をエクストリームメモリのエクスタイフーン(≒ベルトの風車)に受けて変身した。Wの変身の中で、唯一ガイアメモリに依らないフォームでもある。
サイクロンメモリの「風を吸収して強化する」能力がジョーカーメモリの「使用者の感情にシンクロして本来の上限を超えた力を引き出す」能力にブーストされてさらにエクストリームにより極限まで高まった結果、誕生した完全に想定外のフォームである。
「カードに記載されている数値は全てオフィシャル設定数値」を謳い文句にしたバンダイの商品「TOP TRUMPS」シリーズでは、なんと「パンチ力∞、キック力∞、ジャンプ力∞」と書かれた。
とはいえ、公式に同じくスペックが一部であるが∞と記載されているライダーも存在するので強ち信憑性が無いとは言えない。これにより、エクストリーム最大の難点であった「スペックが及ばなければいくら弱点を把握しても意味がない」という最大の弱点はなくなったといえる。
MOVIE大戦COREでは仮面ライダーオーズタジャドルコンボの起こす炎を風へと変換してこのフォームに変身。
タジャドルコンボとのタッグキックで仮面ライダーコアを倒した。MOVIE大戦アルティメイタムでは他のライダーの最強フォームと共にアクマイザー3の操る装甲車に攻撃した。
6巻では回想にシルエットのみ登場し、「サイクロンジョーカーが基本形態だったからこそ到達できた最強の領域」として語られ、照井でも荘吉でもなく翔太郎とフィリップだからこその姿であることが判明した。
ゴールデンエクストリーム
両足に黄金のエネルギーを纏い、背中の翼で飛翔しながら強力な両足蹴りを叩き込む。バトルドッジボール3やヒーローズバーサスでもWの必殺技として採用されている。
26本マキシマムドライブを一方的に打ち破り、通常のマキシマムではメモリブレイクできないT2ガイアメモリをまとめてブレイクするほどの破壊力を誇る。
技名は元々ガンバライドオリジナルのものだったのだが、後に公式の名称となった。劇中で斜め上へ向かって放っていたためか、ゲーム作品でも横や斜め上へ放つ場合が多い。MOVIE大戦COREでは場所の関係上、真下に向かって放っている。
風をベルトの風車に受けて変身するという演出は仮面ライダー1号のオマージュ。変身時の効果音も同じく1号の変身時の効果音に近く、同じく昭和ライダーのオマージュが多い仮面ライダージョーカーにも用いられている。
この効果音は仮面ライダーOOOでの仮面ライダー放送1000回記念回でも用いられた。ゲーム作品によって移動方法が違うフォームで、バトライド・ウォーシリーズでは浮遊、シティウォーズでは翅を広げたまま徒歩で移動する。
サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー
概要
ディケイドの『ファイナルフォームライド・W』によって誕生した存在しないはずの形態。サイクロンジョーカーが真っ二つに分断され、二人で二人の仮面ライダーになった。
フィリップと翔太朗の意識をそれぞれ宿している。カードの絵柄には分離後の姿のみが描かれている他、形態名も【KAMEN RIDER W】となっている。
ダブルドライバーの両スロットにサイクロンメモリとジョーカーメモリがそれぞれ装填されており、この点でも特異(ソウル×ソウルとボディ×ボディ)。色はCG着色。仮面ライダージョーカーや仮面ライダーサイクロンとは微妙にデザインが違う。
「ファイナルアタックライド ディケイド」のカードを使用して発動。自身達の両足蹴り・ディケイドのディメンションキックによる三位一体攻撃。
サイクロンサイクロンとジョーカージョーカーはジョーカーエクストリームのエフェクトになっている。破壊力は42t。
ゲーム作品
1弾からサイクロンジョーカーとルナトリガーが参戦。メモリチェンジも再現されている。フォーム数が少なく、劇中の必殺技も「トリガーフルバースト」のみ(「サイクロンブロー」も劇中さながらの風を纏った蹴りではあるが)で少々勢いが控えめだった。
5弾のCPの必殺技にてヒートメタルが登場し、ジョーカーエクストリームも収録された。ナイスドライブ1弾でヒートメタルが正式参戦。「メタルブランディング」も収録。
4弾のN(1番目にカードを出した時テクニカルゲージアップ)が、ナイスドライブ弾での仕様変更(テクニカルバトルの統一化、ガンバライダーの一部アビリティの弱体化)に伴い、一時期、ライダー全国対戦のオンライン対戦にてND1弾CPドライブ(毎ラウンドAP+20)と並び、使用率No.1の非常に強力なカードとしてオンライン対戦の定番デッキとして流行していた。
その後
ナイスドライブ2弾では仮面ライダージョーカーがLRで登場。Wよりも先に高レア化された。ナイスドライブ4弾ではLR&LREX枠でサイクロンジョーカーエクストリーム&ゴールドエクストリームが参戦した。
同弾でのトリプライドキャンペーンの枠でオーズ、フォーゼと共にMOVIE大戦MEGAMAXを再現したトリプルライダーキックが実装された。バッチリカイガン3弾では中間フォームにあたるファングジョーカーがLR枠で参戦。
無印よりプレイアブルキャラとして参戦。基本のフォームチェンジはサイクロンジョーカー、ヒートメタル、ルナトリガーの三つ。
それぞれの形態で必殺技を使用すると右半身(フィリップの担当するメモリ)だけメモリチェンジを行い、その形態でのマキシマムドライブを発動させるという仕様。
メモリチェンジの硬直があるため通常技に組み込みにくいが、一度メモリチェンジを行えばそのフォームでのマキシマムドライブに限り硬直が起こることはない。
通常時でも9つのフォームを持ち、最強状態や究極状態(「Ⅱ」以降)の二つも含めるとゲーム中最多の11フォーム。といっても必殺技でのフォームチェンジによる戦闘モーションや性能の差はほとんどないのだが(ルナトリガーのみ弾丸が変化する)。
─────────────────────
以上です。これで紹介を終えます。